JP7101270B2 - 電動ブレーキ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば自動車等の車両に制動力を付与する電動ブレーキ装置に関する。
特許文献1には、ディスクロータに押圧されるブレーキパッドを移動させるピストンに電動モータの駆動により発生する推力を伝達させる電動キャリパと、制御情報に基づき電動キャリパの制御をする制御装置とを有する電動ブレーキ装置が開示されている。
特開2003-194115号公報
特許文献1に記載された電動ブレーキ装置では、制御装置は、例えば電動モータの特性のような各種の制御情報を用いて電動キャリパを制御する。このとき、制御情報は、電動キャリパ毎に異なる情報である。このため、電動ブレーキ装置の制御装置が電動ブレーキ装置本体(電動キャリパ)と別体になる場合、制御装置と本体との組み合わせが変更されると、制動制御の精度が低下する虞れがある。
本発明は、制御装置と電動キャリパとの組み合わせが変更されても、制動制御の精度を維持することができる電動ブレーキ装置を提供することにある。
本発明の一実施形態に係る電動ブレーキ装置は、電動キャリパと、制御情報に基づき前記電動キャリパの制御をする制御装置とを有し、前記制御装置は、前記電動キャリパの識別情報と該識別情報に対応する前記制御情報とを記憶する記憶部を有し、接続されている前記電動キャリパの識別情報を起動時に取得し、取得した前記識別情報と前記制御装置が記憶している識別情報とが異なる場合、前記電動キャリパの制御情報を取得することを特徴としている。
本発明の一実施形態によれば、制御装置と電動キャリパとの組み合わせが変更されても、制動制御の精度を維持することができる。
本発明の第1の実施形態による電動ブレーキ装置を適用した車両のシステム構成を示す図である。 図1中の電動ブレーキ装置を示す概略図である。 メインECUが制御情報を取得する処理を示す流れ図である。 本発明の第2の実施形態による電動ブレーキ装置を適用した車両のシステム構成を示す図である。 本発明の第3の実施形態による電動ブレーキ装置を適用した車両のシステム構成を示す図である。
以下、実施形態による電動ブレーキ装置を、四輪自動車に適用した場合を例に挙げ、添付図面を参照して説明する。
図1は、実施形態による電動ブレーキ装置20を適用した車両1のシステム構成を示す図である。車両1に搭載されたブレーキ装置2は、左側の前輪3Lおよび右側の前輪3Rに対応して設けられた液圧式ブレーキ4(フロント制動機構)と、左側の後輪5Lおよび右側の後輪5Rに対応して設けられた電動キャリパとしての電動ブレーキ21(リア制動機構)とを備えている。また、運転者のブレーキペダル6の操作量を計測する液圧センサ7およびペダルストロークセンサ8には、メインECU9が接続されている。メインECU9は、マイクロコンピュータを含んで構成されている。メインECU9は、液圧センサ7およびペダルストロークセンサ8からの信号の入力を受けて、予め定められた制御プログラムにより各輪(4輪)に対しての目標制動力の演算を行う。メインECU9は、算出した制動力に基づいて、フロント2輪それぞれに対しての制動指令をフロント液圧装置用ECU10へCAN12(Controller area network)を介して送信する。メインECU9は、算出した制動力に基づいて、リア2輪それぞれに対しての制動指令をリア電動ブレーキ用ECU11へCAN12を介して送信する。また、メインECU9は、前輪3L,3Rおよび後輪5L,5Rのそれぞれの近傍に設けられている、車輪速度センサ13と接続され各輪の車輪速度を検出することができる。メインECU9は、制御情報に基づき電動ブレーキ21の制御をする制御装置を構成している。電動ブレーキ21およびメインECU9は、電動ブレーキ装置20を構成している。
次に、電動ブレーキ21の具体的に構成について、図1および図2を参照して説明する。
電動ブレーキ21は、制動要求に基づき、ディスクロータD(被制動部材)に押圧されるブレーキパッド22F(制動部材)を移動させるピストン22Eに電動モータ22Bの駆動により発生する推力を伝達するブレーキ機構22と、電動モータ22Bの駆動を制御するリア電動ブレーキ用ECU11と、を備えている。これに加え、電動ブレーキ21は、パーキング機構23を備えている。この場合、電動ブレーキ21は、位置制御および推力制御を実施するために、回転角センサ24と、推力検出手段としての推力センサ25と、電流センサ26(いずれも図2参照)とを備えている。
ブレーキ機構22は、車両1の左右の車輪、即ち、左後輪5L側と右後輪5R側とのそれぞれに設けられている。ブレーキ機構22は、電動ブレーキ機構として構成されている。ブレーキ機構22は、例えば、図2に示すように、シリンダ(ホイルシリンダ)としてのキャリパ22Aと、電動アクチュエータとしての電動モータ22Bと、減速機構22Cと、回転直動変換機構22Dと、押圧部材としてのピストン22Eと、被制動部材(パッド)としてのブレーキパッド22Fと、図示しないリターンスプリング(戻しばね)とを備えている。電動モータ22Bは、電力の供給により駆動(回転)し、ピストン22Eを推進する。電動モータ22Bは、メインECU9およびリア電動ブレーキ用ECU11により制御される。減速機構22Cは、電動モータ22Bの回転を減速して回転直動変換機構22Dに伝達する。
回転直動変換機構22Dは、減速機構22Cを介して伝達される電動モータ22Bの回転をピストン22Eの軸方向の変位(直動変位)に変換する。ピストン22Eは、電動モータ22Bの駆動により推進される。ブレーキパッド22Fは、ピストン22Eにより被制動部材(ディスク)としてのディスクロータDに押圧される。ディスクロータDは、車輪(後輪5L,5R)と共に回転する。リターンスプリングは、制動付与時に、回転直動変換機構22Dの回転部材に対して制動解除方向の回転力を付与する。ブレーキ機構22は、電動モータ22Bの駆動によりディスクロータDにブレーキパッド22Fを押圧すべくピストン22Eが推進される。
パーキング機構23は、ブレーキ機構22に設けられている。パーキング機構23は、ブレーキ機構22のピストン22Eの推進状態を保持する。
回転角センサ24は、電動モータ22Bの回転軸の回転角度(モータ回転角)を検出する。回転角センサ24は、電動モータ22Bの回転位置を検出する回転位置検出手段を構成している。推力センサ25は、ピストン22Eからブレーキパッド22Fへの推力(押圧力)に対する反力を検出する。推力センサ25は、ブレーキ機構22に設けられており、ピストン22Eに作用する推力(ピストン推力)を検出する推力検出手段を構成している。電流センサ26は、電動モータ22Bに供給される電流(モータ電流)を検出する。回転角センサ24、推力センサ25、および、電流センサ26は、リア電動ブレーキ用ECU11に接続されている。
リア電動ブレーキ用ECU11は、ブレーキ機構22に対応して設けられている。リア電動ブレーキ用ECU11は、マイクロコンピュータを含んで構成されている。リア電動ブレーキ用ECU11は、メインECU9からの指令に基づいてブレーキ機構22(電動モータ22B)とパーキング機構23を制御する。即ち、リア電動ブレーキ用ECU11は、メインECU9と共に、電動モータ22Bを制御する。
リア電動ブレーキ用ECU11(および、このリア電動ブレーキ用ECU11とCAN12を介して接続されたメインECU9)は、回転角センサ24からの信号に基づいて電動モータ22Bの回転角度を取得することができる。リア電動ブレーキ用ECU21(およびメインECU9)は、推力センサ25からの信号に基づいてピストン22Eに作用する推力を取得することができる。リア電動ブレーキ用ECU11(およびメインECU9)は、電流センサ26からの信号に基づいて電動モータ22Bに供給されるモータ電流を取得することができる。
次に、電動ブレーキ21による走行中の制動付与および制動解除の動作について説明する。なお、以下の説明では、運転者がブレーキペダル6を操作したときの動作を例に挙げて説明するが、自動ブレーキの場合についても、例えば、制動要求となる自動ブレーキの指令が自動ブレーキ用ECU(図示せず)またはメインECU9からリア電動ブレーキ用ECU11に出力される点で相違する以外、ほぼ同様である。
例えば、車両1の走行中に運転者がブレーキペダル6を踏込み操作すると、メインECU9は、ペダルストロークセンサ8から入力される検出信号に基づいて、ブレーキペダル6の踏込み操作に応じた指令(制動付与指令)をリア電動ブレーキ用ECU11に出力する。リア電動ブレーキ用ECU11は、メインECU9からの制動要求となる指令に基づいて、電動モータ22Bを正方向、即ち、制動付与方向(アプライ方向)に駆動(回転)する。電動モータ22Bの回転は、減速機構22Cを介して回転直動変換機構22Dに伝達され、ピストン22Eがブレーキパッド22Fに向けて前進する。
これにより、ブレーキパッド22FがディスクロータDに押し付けられ、制動力が付与される。このとき、ペダルストロークセンサ8、回転角センサ24、推力センサ25等からの検出信号により、電動モータ22Bの駆動が制御されることにより、制動状態が確立される。
一方、メインECU9は、ブレーキペダル6が踏込み解除側に操作されると、この操作に応じた指令(制動解除指令)をリア電動ブレーキ用ECU11に出力する。リア電動ブレーキ用ECU11は、メインECU9からの指令に基づいて、電動モータ22Bを逆方向、即ち、制動解除方向(リリース方向)に駆動(回転)する。電動モータ22Bの回転は、減速機構22Cを介して回転直動変換機構22Dに伝達され、ピストン22Eがブレーキパッド22Fから離れる方向に後退する。そして、ブレーキペダル6の踏込みが完全に解除されると、ブレーキパッド22FがディスクロータDから離間し、制動力が解除される。
ところで、電動ブレーキ21は、メインECU9によって位置制御および制動力制御を実施するため、電動モータ22Bの回転位置を検出できる回転角センサ24(モータ回転位置センサ)と、ピストン推力を検出できる推力センサ25とを備えている。リア電動ブレーキ用ECU11は、回転角センサ24および推力センサ25からの検出信号をメインECU9に送信している。また、リア電動ブレーキ用ECU11は、メインECU9と通信可能な記憶部11Aを備えている。なお、記憶部11Aは、ECU基板上に実装されている記憶素子や記憶回路でもよく、回転角センサ24や推力センサ25の内部に設けられるものでもよい。メインECU9は、電動ブレーキ21(電動キャリパ)側に実装されている記憶素子または記憶回路から、電動ブレーキ21の識別情報を取得する。
例えば、回転角センサ24として、モータ軸(回転軸)上の磁石の作る磁界の向きを検出する仕組みを用いる場合、メインECU9で扱う制御情報として、モータ回転位置ゼロの基準となるゼロ位置、およびモータ軸一回転分の磁界の向きに対するモータ回転位置の特性が必要である。例えば、モータ軸上の磁石に予め着磁されたものを用いず、電動ブレーキ21の組立工程の中で着磁する場合、ゼロ位置および磁界の向きに対するモータ回転位置の特性が決定されるのは組立後である。このため、ゼロ位置および特性データの計測は、電動ブレーキ組立工程の中、または電動ブレーキ組立の完了後に行う必要がある。
また、推力センサ25として、電動ブレーキ21の内部の歪みを計測する仕組みを用いる場合、メインECU9で扱う制御情報として、推力ゼロの基準となるゼロ点、および計測される歪みに対する、制動力となる推力の特性が必要である。内部の歪みには、電動ブレーキ21の剛性が含まれて検出されるが、この剛性には個体差がある。従って、ゼロ点および特性データの計測は、電動ブレーキ21の組立完了後に行う必要がある。
電動ブレーキ21とメインECU9は別の部品として構成されており、組み合わせは固有ではない。即ち、異なる特性を持つ同様の構成の電動ブレーキ21と、任意に差し替えられる。差し替えられた場合、メインECU9が差し替え後の電動ブレーキ21を精度よく制御するためには、制御情報として差し替え後の電動ブレーキ21の特性を取得する必要がある。
このため、メインECU9は、電動ブレーキ21から制御情報を取得する。そこで、メインECU9が制御情報を取得する制御情報の取得処理について、図3を参照して説明する。なお、図3に示す流れ図のステップは、それぞれ「S」という表記を用い、例えばステップ1を「S1」として示す。
S1では、メインECU9は、電動ブレーキ21の記憶部11Aとの通信によって、まず電動ブレーキ21の個体毎に付与される個体識別番号からなる識別番号を取得する。S2では、電動ブレーキ21から取得した識別番号と、メインECU9の内部の記憶部9Aに記憶された識別番号とを照合する。電動ブレーキ21から取得した識別番号と、記憶部9Aに保存された識別番号とが一致する場合には、S2で「YES」と判定し、S5に移行する。このとき、記憶部9Aには、識別番号と一緒に識別番号に対応した制御情報が記憶されている。このため、S5では、記憶部9Aに記憶された制御情報を用いて電動ブレーキ21を制御する。
一方、電動ブレーキ21から取得した識別番号と、記憶部9Aに保存された識別番号とが異なる場合には、S2で「NO」と判定し、S3に移行する。例えばシステムが最初に起動した場合には、記憶部9Aに電動ブレーキ21の識別番号が記憶されておらず、電動ブレーキ21から取得した識別番号と、記憶部9Aに保存された識別番号とは一致しない。また、電動ブレーキ21が交換された場合も、電動ブレーキ21から取得した識別番号と、記憶部9Aに保存された識別番号とは一致しない。このため、S3では、メインECU9は、電動ブレーキ21に搭載された記憶部11Aと通信し、固有の識別番号および制御情報を取得する。続くS4では、取得した識別番号および制御情報をメインECU9の内部の記憶部9Aに記憶し、S5に移行する。
本実施形態による電動ブレーキ装置20は、上述の如き構成を有する。次に、メインECU9が電動ブレーキ21の制御情報を取得する手順について述べる。
電動ブレーキ21の組立後、回転角センサ24のゼロ位置、および磁界の向きに対するモータ回転位置の特性、ならびに推力センサ25のゼロ点、および歪みに対する推力の特性を、制御情報として計測する。計測した制御情報は、電動ブレーキ21に内蔵された記憶部11Aに、その個体に固有の識別番号と共に記憶する。
車両1の組立後、初回にシステムが起動した際には、メインECU9は電動ブレーキ21固有の制御情報を持たない。このため、電動ブレーキ21に搭載された記憶部11Aと通信し、固有の識別番号および制御情報を取得する。メインECU9は、取得した制御情報に基づいて電動ブレーキ21を制御する。これにより、精度よく電動ブレーキ21を制御することができる。また、取得した識別番号および制御情報は、メインECU9の内部の記憶部9Aに記憶される。
2回目以降にシステムが起動した際には、メインECU9は、電動ブレーキ21の記憶部11Aとの通信によって、まず識別番号のみを取得し、取得した識別番号をメインECU9の内部の記憶部9Aに保存した識別番号と照合する。電動ブレーキ21が初回にシステムを起動したときと同じものである場合、電動ブレーキ21から取得した識別番号と、記憶部9Aに記憶された識別番号とが一致する。この場合、制御情報は固有の識別番号に対応するため、必要な制御情報が取得済み(記憶部9Aに記憶済み)であることが確認される。このため、メインECU9は、記憶部9Aに記憶された制御情報に基づいて電動ブレーキ21を制御する。これにより、精度よく電動ブレーキ21を制御することができる。
例えば、故障等の理由で、電動ブレーキ21は、異なる特性を持つ別の電動ブレーキ21に交換されることがある。この場合も、システムが起動した際に、メインECU9は、電動ブレーキ21の記憶部11Aとの通信によって、識別番号のみを取得し、取得した識別番号をメインECU9の内部の記憶部9Aに保存した識別番号と照合する。このとき、電動ブレーキ21が初回にシステムを起動したときと異なっているため、電動ブレーキ21から取得した識別番号と、記憶部9Aに記憶された識別番号とは一致しない。このため、メインECU9は、起動時の識別番号の照合によって、新たな制御情報を取得する必要があることが判別することができる。そこで、メインECU9は、改めて交換後の電動ブレーキ21から制御情報を取得し、識別番号と共に内部の記憶部9Aに記憶する。
かくして、第1の実施形態では、メインECU9(制御装置)は、電動ブレーキ21(電動キャリパ)の識別番号(識別情報)と該識別番号に対応する制御情報とを記憶する記憶部9Aを有し、接続される電動ブレーキ21の識別番号を取得し、取得した識別番号とメインECU9が記憶している識別番号とが異なる場合、電動ブレーキ21の制御情報を取得する。
ここで、メインECU9は、初回にシステムが起動した際に、電動ブレーキ21から識別番号と制御情報とを取得し、記憶部9Aに記憶している。このため、メインECU9と電動ブレーキ21との組み合わせが変更されていない場合には、電動ブレーキ21から取得した識別番号と、メインECU9が記憶している識別情報とが一致する。この場合、メインECU9は、記憶部9Aに記憶された制御情報を用いて、電動ブレーキ21を制御する。これにより、電動ブレーキ装置20は、所望の制動制御の精度を得ることができる。
一方、例えば電動ブレーキ21の交換によってメインECU9と電動ブレーキ21との組み合わせが変更された場合には、交換後の電動ブレーキ21から取得した識別番号と、メインECU9が記憶している識別情報とが一致しなくなる。このため、メインECU9は、交換後の電動ブレーキ21から制御情報を新たに取得することができる。これにより、メインECU9は、交換後の電動ブレーキ21から取得した制御情報を用いて、交換後の電動ブレーキ21を制御する。これにより、電動ブレーキ装置20は、交換前と同様に、所望の制動制御の精度を維持することができる。
また、メインECU9は、電動ブレーキ21の識別番号を記憶していない場合、接続される電動ブレーキ21の制御情報を取得する。このため、例えば初回にシステムを起動したときのように、電動ブレーキ21の識別番号を記憶していない場合に、電動ブレーキ21から制御情報を取得することができる。これにより、メインECU9は、電動ブレーキ21から取得した制御情報を用いて、電動ブレーキ21を制御することができる。
さらに、メインECU9は、接続されている電動ブレーキ21の識別番号を起動時に取得する。このため、メインECU9は、起動時に取得した識別番号と、記憶部9Aに記憶された識別番号とを照会することによって、電動ブレーキ21が交換されたか否かを判断することができる。この結果、電動ブレーキ21が交換された場合には、メインECU9は、交換後の電動ブレーキ21から制御情報を新たに取得して、電動ブレーキ21を制御することができる。従って、メインECU9は、異なる電動ブレーキ21の制御情報を用いて、電動ブレーキ21を制御することがなく、所望の制動制御の精度を得ることができる。
また、電動ブレーキ21の識別情報は、電動ブレーキ21の個体毎に付与される個体識別番号になっている。このため、メインECU9は、個体識別番号からなる識別番号を、記憶部9Aに記憶された識別番号と一致するか否かを確認することによって、電動ブレーキ21が交換されたか否かを判断することができる。
なお、電動ブレーキ21の識別情報は、個体識別番号(識別番号)に限らない。電動ブレーキ21の識別情報は、電動ブレーキ21の個体毎の情報として、例えばキャリブレーション情報をコード化したものでもよい。また、電動ブレーキ21の識別情報は、個体識別番号に加えて、メーカ情報、個体の種類情報を含むものでもよい。
また、第1の実施形態では、電動ブレーキ21の全体を交換した場合を例示して説明した。本発明はこれに限らず、例えばブレーキパッド22Fのように、電動ブレーキ21の一部(部品)を交換した場合にも適用可能である。この場合、部品の交換後に新たな制御情報を取得し、新たな識別番号と一緒に電動ブレーキ21の記憶部11Aに記憶する。このとき、識別番号は、交換前と異なる識別番号になる。これにより、メインECU9は、記憶部11Aに記憶された識別番号によって、電動ブレーキ21の制御情報が更新されたこと把握することができる。
次に、図4は第2の実施形態を示している。第2の実施形態の特徴は、メインECUが、識別情報と制御情報とが格納されているデータベースから、電動ブレーキの制御情報を取得することにある。なお、第2の実施形態では、上述した第1の実施形態と同一の構成要素に同一の符号を付し、その説明を省略するものとする。
第2の実施形態による電動ブレーキ装置30は、第1の実施形態と同様に、電動ブレーキ21およびメインECU9を備えている。但し、メインECU9は、通信ツール31を介して外部のデータベース32に接続可能になっている。通信ツール31は、各種の通信装置によって構成され、例えばCAN、無線LAN等を介して、メインECU9に接続されている。また、通信ツール31は、例えば外部ネットワークを介して、データベース32に接続可能になっている。データベース32は、例えばサーバコンピュータ等によって構成され、電動ブレーキ21の識別番号と制御情報とが、電動ブレーキ21の個体毎に格納されている。データベース32は、メインECU9からの要求に応じて、メインECU9に対して電動ブレーキ21の制御情報を出力する。
第2の実施形態では、電動ブレーキ21の記憶部11Aは、電動ブレーキ21の識別番号だけ記憶されている。メインECU9は、起動時に電動ブレーキ21から識別番号を取得し、取得した識別番号を内部の記憶部9Aに記憶された識別番号と照会する。電動ブレーキ21から取得した識別番号と記憶部9Aに記憶された識別番号とが一致した場合には、メインECU9は、記憶部9Aに記憶された制御情報を用いて、電動ブレーキ21を制御する。


一方、電動ブレーキ21から取得した識別番号と記憶部9Aに記憶された識別番号とが一致しない場合には、メインECU9は、データベース32から電動ブレーキ21から取得した識別番号に対応した制御情報を取得し、識別番号と一緒に制御情報を記憶部9Aに記憶する。これにより、メインECU9は、記憶部9Aに記憶された制御情報を用いることによって、メインECU9に接続された電動ブレーキ21に応じた制御を行うことができる。
かくして、第2の実施形態でも、第1の実施形態とほぼ同様の作用効果を得ることができる。また、第2の実施形態では、メインECU9は、外部のデータベース32から制御情報を取得するから、電動ブレーキ21の記憶部11Aには識別番号だけを記憶すればよい。このため、記憶部11Aの容量を小さくすることができる。
次に、図5は第3の実施形態を示している。第3の実施形態の特徴は、電動ブレーキの識別番号は、2次元コードとして電動ブレーキに印字されていることにある。なお、第2の実施形態では、上述した第1の実施形態と同一の構成要素に同一の符号を付し、その説明を省略するものとする。
第3の実施形態による電動ブレーキ装置40は、第1の実施形態と同様に、電動ブレーキ21およびメインECU9を備えている。但し、電動ブレーキ21には、2次元コード41にて識別番号が印字されている。メインECU9には、2次元コード41を読み取るコードリーダ42が接続可能になっている。メインECU9は、通信ツール43を介して外部のデータベース44に接続可能になっている。通信ツール43は、各種の通信装置によって構成され、例えばCAN、無線LAN等を介して、メインECU9に接続されている。また、通信ツール43は、例えば外部ネットワークを介して、データベース44に接続可能になっている。データベース44は、例えばサーバコンピュータ等によって構成され、電動ブレーキ21の識別番号と制御情報とが、電動ブレーキ21の個体毎に格納されている。データベース44は、メインECU9からの要求に応じて、メインECU9に対して電動ブレーキ21の制御情報を出力する。
例えば、車両1の組立後、または電動ブレーキ21の交換後に、メインECU9には、コードリーダ42が接続される。このとき、コードリーダ42は、電動ブレーキ21の2次元コード41を読み取り、2次元コード41から取得した識別番号をメインECU9に出力する。メインECU9は、コードリーダ42から取得した電動ブレーキ21の識別番号と、内部の記憶部9Aに記憶された識別番号とを照会する。コードリーダ42から取得した識別番号と記憶部9Aに記憶された識別番号とが一致した場合には、メインECU9は、記憶部9Aに記憶された制御情報を用いて、電動ブレーキ21を制御する。
一方、電動ブレーキ21から取得した識別番号と記憶部9Aに記憶された識別番号とが一致しない場合には、メインECU9は、データベース44から電動ブレーキ21から取得した識別番号に対応した制御情報を取得し、識別番号と一緒に制御情報を記憶部9Aに記憶する。これにより、メインECU9は、記憶部9Aに記憶された制御情報を用いることによって、メインECU9に接続された電動ブレーキ21に応じた制御を行うことができる。
かくして、第3の実施形態でも、第1の実施形態とほぼ同様の作用効果を得ることができる。また、第3の実施形態では、電動ブレーキ21の識別番号は、2次元コード41として電動ブレーキ21に印字されている。このため、電動ブレーキ21は、識別番号を記憶するための記憶部を備える必要がなくなる。
なお、前記各実施形態では、後輪5L,5Rに電動ブレーキ21を適用するものとしたが、前輪3L,3Rに電動ブレーキ21を適用してもよく、4輪全てに電動ブレーキ21を適用してもよい。
前記各実施形態では、4輪自動車に用いる電動ブレーキ装置20,30,40を例に挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限るものではなく、例えば2輪、3輪自動車、または作業車両、運搬車両であるトラック、バス等にも適用できるものである。
前記各実施の形態は例示であり、異なる実施の形態で示した構成の部分的な置換または組み合わせが可能であることは言うまでもない。
以上説明した実施態様に基づく電動ブレーキ装置として、例えば以下に述べる態様のものが考えられる。
第1の態様としては、電動キャリパと、制御情報に基づき前記電動キャリパの制御をする制御装置とを有する電動ブレーキ装置であって、前記制御装置は、前記電動キャリパの識別情報と該識別情報に対応する前記制御情報とを記憶する記憶部を有し、接続される前記電動キャリパの識別情報を取得し、取得した前記識別情報と前記制御装置が記憶している識別情報とが異なる場合、前記電動キャリパの制御情報を取得することを特徴としている。
第2の態様としては、第1の態様において、前記制御装置は、前記電動キャリパの識別情報を記憶していない場合、接続される電動キャリパの制御情報を取得することを特徴としている。
第3の態様としては、第1または第2の態様において、前記制御装置は、接続されている前記電動キャリパの識別情報を起動時に取得することを特徴としている。
第4の態様としては、第1ないし第3のいずれかの態様において、前記電動キャリパの識別情報は、前記電動キャリパの個体毎に付与される個体識別番号であることを特徴としている。
第5の態様としては、第1ないし第4のいずれかの態様において、前記制御装置は、前記電動キャリパ側に実装されている記憶素子または記憶回路から、前記電動キャリパの識別情報を取得することを特徴としている。
第6の態様としては、第1ないし第3のいずれかの態様において、前記制御装置は、前記識別情報と前記制御情報とが格納されているデータベースから、前記電動キャリパの制御情報を取得することを特徴としている。
第7の態様としては、第1ないし第3のいずれかの態様において、前記電動キャリパの識別情報は、2次元コードとして前記電動キャリパに印字されていることを特徴としている。
尚、本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施形態は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施形態の構成の一部を他の実施形態の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施形態の構成に他の実施形態の構成を加えることも可能である。また、各実施形態の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
本願は、2019年1月29日付出願の日本国特許出願第2019-013055号に基づく優先権を主張する。2019年1月29日付出願の日本国特許出願第2019-013055号の明細書、特許請求の範囲、図面、及び要約書を含む全開示内容は、参照により本願に全体として組み込まれる。
9 メインECU(制御装置) 9A,11A 記憶部 11 リア電動ブレーキ用ECU 20,30,40 電動ブレーキ装置 21 電動ブレーキ(電動キャリパ) 31,43 通信ツール 32,44 データベース 41 2次元コード 42 コードリーダ

Claims (6)

  1. 電動ブレーキ装置であって、
    前記電動ブレーキ装置は、電動キャリパと、制御情報に基づき前記電動キャリパの制御をする制御装置とを有しており、
    前記制御装置は、前記電動キャリパの識別情報と該識別情報に対応する前記制御情報とを記憶する記憶部を有し、接続されている前記電動キャリパの識別情報を起動時に取得し、取得した前記識別情報と前記制御装置が記憶している識別情報とが異なる場合、前記電動キャリパの制御情報を取得することを特徴とする電動ブレーキ装置。
  2. 請求項1に記載の電動ブレーキ装置において、
    前記制御装置は、前記電動キャリパの識別情報を記憶していない場合、接続される電動キャリパの制御情報を取得することを特徴とする電動ブレーキ装置。
  3. 請求項1または2に記載の電動ブレーキ装置において、
    前記電動キャリパの識別情報は、前記電動キャリパの個体毎に付与される個体識別番号であることを特徴とする電動ブレーキ装置。
  4. 請求項1ないしのいずれか1項に記載の電動ブレーキ装置において、
    前記制御装置は、前記電動キャリパ側に実装されている記憶素子または記憶回路から、前記電動キャリパの識別情報を取得することを特徴とする電動ブレーキ装置。
  5. 請求項1または2に記載の電動ブレーキ装置において、
    前記制御装置は、前記識別情報と前記制御情報とが格納されているデータベースから、前記電動キャリパの制御情報を取得することを特徴とする電動ブレーキ装置。
  6. 請求項1または2に記載の電動ブレーキ装置において、
    前記電動キャリパの識別情報は、2次元コードとして前記電動キャリパに印字されていることを特徴とする電動ブレーキ装置。
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