JP7100844B2 - 共振装置、電力伝送装置、及び電力伝送方法 - Google Patents
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Description
誘電体基板と、
前記誘電体基板内において閉曲線線路の一部が開放された構造を呈するように形成され、自身と対向して配された自身と相似形の他の共振器との間で、電磁結合を利用して非接触で高周波の電力又は信号の授受を行う共振器と、
前記誘電体基板と対向するように配設された回路基板と、
前記回路基板内において前記共振器と対向する位置に形成され、前記共振器との間で前記電力又は信号の授受を行う入出力線路と、
を備え、
前記誘電体基板は、前記入出力線路と前記共振器との間の位置関係又は前記入出力線路と前記共振器との間に形成される容量を調整可能に、前記回路基板に取り付けられている
共振装置である。
第1及び第2の共振装置を有し、当該第1及び第2の共振装置それぞれが有する共振器の間で、非接触で電力又は信号の授受を行う電力伝送装置であって、
前記第1及び第2の共振装置は、それぞれ、
誘電体基板と、
前記誘電体基板内において閉曲線線路の一部が開放された構造を呈するように形成され、自身と対向して配された自身と相似形の他の共振器との間で、電磁結合を利用して非接触で前記電力又は信号の授受を行う共振器と、
前記誘電体基板と対向するように配設された回路基板と、
前記回路基板内において前記共振器と対向する位置に形成され、前記共振器との間で前記電力又は信号の授受を行う入出力線路と、
を備え、
前記誘電体基板が、前記入出力線路と前記共振器との間の位置関係又は前記入出力線路と前記共振器との間に形成される容量を調整可能に、前記回路基板に取り付けられている
電力伝送装置である。
上記の電力伝送装置を用いた電力伝送方法である。
[電力伝送装置の全体構成]
以下、図1~図4を参照して、本実施形態に係る電力伝送装置の構成の一例について説明する。本実施形態に係る電力伝送装置は、電気負荷に対する電力伝送に適用されている。
次に、図4~図6Cを参照して、本実施形態に係る共振装置1における誘電体基板11と回路基板13の取り付け状態について説明する。
点線:接続角度θ1を16°と設定した態様
実線:接続角度θ1を22°と設定した態様
一点鎖線:接続角度θ1を28°と設定した態様
以上のように、本実施形態に係る共振装置1は、誘電体基板11と、誘電体基板11内において閉曲線線路の一部が開放された構造を呈するように形成され、自身と対向して配された自身と相似形の他の共振器22との間で、電磁結合を利用して非接触で高周波の電力又は信号の授受を行う共振器12と、誘電体基板11と対向するように配設された回路基板13と、回路基板13内において共振器12と対向する位置にパターン形成され、共振器12との間で電力又は信号の授受を行う入出力線路14と、を備え、誘電体基板11は、入出力線路14と共振器12との間の位置関係を、調整可能に回路基板13に取り付けられている。
次に、図7~図14Bを参照して、第2の実施形態に係る共振装置1、2の構成の一例について説明する。
点線:容量C1を0.75pFと設定した態様
実線:容量C1を0.85pFと設定した態様
一点鎖線:容量C1を0.95pFと設定した態様
点線:接続角度θ1を20.5°と設定した態様
実線:接続角度θ1を25.5°と設定した態様
一点鎖線:接続角度θ1を30.5°と設定した態様
実線:電極間距離Lを1.5mm、接続角度θ1を145°と設定した態様
点線:電極間距離Lを1mm、接続角度θ1を145°と設定した態様
一点鎖線:電極間距離Lを2mm、接続角度θ1を145°と設定した態様
二点鎖線:電極間距離Lを1.5mm、接続角度θ1を85°と設定した態様
実線:接続角度θ1を16°、共振器間距離tを30mmと設定した態様
点線:接続角度θ1を22°、共振器間距離tを25mmと設定した態様
一点鎖線:接続角度θ1を22°、共振器間距離tを30mmと設定した態様
実線:電極間距離Lを2mm、接続角度θ1を145°、共振器間距離tを30mmと設定した態様
点線:電極間距離Lを1.5mm、接続角度θ1を85°、共振器間距離tを30mmと設定した態様
一点鎖線:電極間距離Lを1.5mm、接続角度θ1を145°、共振器間距離tを30mmと設定した態様
次に、図15~図16を参照して、第3の実施形態に係る共振装置1、2の構成の一例について説明する。
次に、図17、図18を参照して、第4の実施形態に係る共振装置1、2の構成の一例について説明する。上記各実施形態では、共振装置1と共振装置2とが同一な構成を有する態様を示したが、共振装置1と共振装置2とで異なる構成とされてもよい。
上記各実施形態では、共振装置1、2を電力伝送に適用する態様を示したが、信号伝送に適用されてもよい。
本発明は、上記実施形態に限らず、種々に変形態様が考えられる。
1 共振装置
2 共振装置
11、21 誘電体基板
12、22 共振器
12a、22a 開放部
13、23 回路基板
14、24 入出力線路
14a、24a 電極部
15、25 固定部材
100 送電装置
100a 電源
100b 発振器
200 受電装置
200a 整流回路
200b 電気負荷
Claims (12)
- 誘電体基板と、
前記誘電体基板内において閉曲線線路の一部が開放された構造を呈するように形成され、自身と対向して配された自身と相似形の他の共振器との間で、電磁結合を利用して非接触で高周波の電力又は信号の授受を行う共振器と、
前記誘電体基板と対向するように配設された回路基板と、
前記回路基板内において前記共振器と対向する位置に形成され、前記共振器との間で前記電力又は信号の授受を行う入出力線路と、
を備え、
前記誘電体基板は、前記入出力線路と前記共振器との間の位置関係又は前記入出力線路と前記共振器との間に形成される容量を調整可能に、前記回路基板に取り付けられている
共振装置。 - 前記入出力線路は、平面視で、前記共振器の外側から前記共振器の側部まで延在し、前記共振器の前記側部において、前記共振器と電気的に接続するように形成されている
請求項1に記載の共振装置。 - 前記誘電体基板は、平面視における、前記共振器と前記入出力線路との電気的な接続位置と、前記共振器の開放端との位置関係を調整可能に、前記回路基板に取り付けられている
請求項2に記載の共振装置。 - 前記入出力線路は、前記共振器と非接触状態で配設され、容量結合により、前記共振器との間で前記電力又は信号の授受を行う
請求項1乃至3のいずれか一項に記載の共振装置。 - 前記誘電体基板は、前記共振器と前記入出力線路とが誘電体材料を介して対向するように、前記回路基板に取り付けられている
請求項4に記載の共振装置。 - 前記誘電体基板は、前記共振器と前記入出力線路とが対向する方向における前記共振器と前記入出力線路との間の距離を調整可能に、前記回路基板に取り付けられている
請求項4又は5に記載の共振装置。 - 前記誘電体基板は、前記共振器と前記入出力線路との間の比誘電率を調整可能に、前記回路基板に取り付けられている
請求項4乃至6のいずれか一項に記載の共振装置。 - 前記入出力線路は、平面視で前記共振器と重なる電極部を有し、当該電極部を介して、前記共振器との間で前記電力又は信号の授受を行う
請求項4乃至7のいずれか一項に記載の共振装置。 - 前記誘電体基板と前記回路基板とは、平面視における、前記共振器の開放端と前記電極部の開放端との位置関係を調整可能に取り付けられている
請求項8に記載の共振装置。 - 前記共振器と前記他の共振器とは、平面視で、前記共振器の中心点と前記他の共振器の中心点とが重なるように配され、且つ、前記共振器における前記中心点と開放端とを結ぶ線と、前記他の共振器における前記中心点と開放端とを結ぶ線との間のなす角度が90°以上の角度を有するように配される
請求項1乃至9のいずれか一項に記載の共振装置。 - 第1及び第2の共振装置を有し、当該第1及び第2の共振装置それぞれが有する共振器の間で、非接触で電力又は信号の授受を行う電力伝送装置であって、
前記第1及び第2の共振装置は、それぞれ、
誘電体基板と、
前記誘電体基板内において閉曲線線路の一部が開放された構造を呈するように形成され、自身と対向して配された自身と相似形の他の共振器との間で、電磁結合を利用して非接触で前記電力又は信号の授受を行う共振器と、
前記誘電体基板と対向するように配設された回路基板と、
前記回路基板内において前記共振器と対向する位置に形成され、前記共振器との間で前記電力又は信号の授受を行う入出力線路と、
を備え、
前記誘電体基板が、前記入出力線路と前記共振器との間の位置関係又は前記入出力線路と前記共振器との間に形成される容量を調整可能に、前記回路基板に取り付けられている
電力伝送装置。 - 請求項11に記載の電力伝送装置を用いた電力伝送方法。
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2018
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