JP7100587B2 - 口腔ヘルスケアデバイスのユーザの動きを検出してフィードバックを提供するシステム及び方法 - Google Patents

口腔ヘルスケアデバイスのユーザの動きを検出してフィードバックを提供するシステム及び方法 Download PDF

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Description

本開示は、概して、口腔ヘルスケアデバイス(oral health care device)の使用中のユーザの動きを検出して、ユーザの動きが閾値に達しているか或いは閾値を超えているときにユーザにフィードバックを提供する、システム及び方法に関する。
ユーザの口内の口腔ヘルスケアデバイスの場所を追跡する様々な従来的な形態が知られている。口腔ヘルスケアデバイスの場所を追跡することは、ユーザの口腔衛生活動に関してユーザへの効果的なフィードバックを可能にする。例えば、ブラシヘッドの場所がユーザの口内で追跡されるならば、未だ洗浄されていない一群の歯の部分、特定の歯、又は歯肉区画が特定されることがあるので、ユーザはそれらの領域に集中することができる。更に、この従来技術を実施することに基づいて、ユーザの技法、例えば、口の特定の区画で強く歯磨きし過ぎること、優しく歯磨きし過ぎること、又は十分に長く歯磨きしないことに関する適切なフィードバックを提供することができる。
しかしながら、従来的な追跡及びフィードバック技術は、ユーザの口内の口腔ヘルスケアデバイスの場所に対する及び/又はユーザの口内の口腔ヘルスケアデバイスの場所から離れた別個の、ユーザの頭の場所及び動きを含む、ユーザの場所及び動きを追跡しない。実際に、従来的な技術は、例えば、ユーザの頭は真っ直ぐであり、水平であり、静止的であるという、特定の仮定を前提としている。従来的な技術のこれらの制約は、従来的な技術からユーザへの、不正確な又は理想的とは言えないフィードバック及び/又は指示/示唆をもたらし得る。ユーザがそのようなフィードバックを遵守することは、好ましいとは言えない口腔衛生結果をもたらし得る。
従って、当該技術分野には、口腔ヘルスケアデバイスの使用中のユーザの動きを検出して、ユーザの遵守を高め且つユーザの歯磨き挙動及び/又は口腔衛生を向上させる有用なフィードバックを提供する、システム及び方法についての必要がある。
本開示は、口腔ヘルスケアデバイスの使用中のユーザの動きを検出して、ユーザの動きが閾値に達しているか或いは閾値を超えているときにユーザにフィードバックを提供する、発明的なシステム及び方法に向けられている。本明細書中の様々な実施形態及び実施は、口腔ヘルスケアデバイスの使用中のユーザの動きを検出するように構成されることができる或いはプログラムされることができる、場所、位置、及び/又は動きコンプライアンスセンサを含む、システムに向けられている。センサは、コントローラに(無線又は非無線)接続されることができ、コントローラは、感知する動きの量(amount)(量(quantity)又は質(quality))を動きの閾値/量(量又は質)と比較することによってコンプライアンスチェックを実行して、感知する動きの量が閾値/量に達しているか或いは閾値/量を超えているか否かを決定するようにプログラムされることができる、プログラムコードを格納する非一時的な記憶媒体及びプロセッサを含む。コントローラは、(例えば、任意のコンピューティングデバイス又はスマートミラー上を含む、口腔ヘルスケアデバイスに配置されることができる或いは口腔ヘルスケアデバイスとは別個であることができる)ユーザインターフェースを通常の状態から変更/修正することによって、或いは特定の視覚的表示をユーザに他の方法で提供することによって、ユーザの動きが閾値/量に達してるか或いは閾値/量を超えている事態においてユーザに通知するように更にプログラムされることができる。代替的に、表示は可聴的又は振動的であることができる。
幾つかの実施形態において、センサは、口腔ヘルスケアデバイスの外側に配置されることができ、デジタル媒体に埋め込まれることができる。例えば、そのようなセンサは、(この開示の検討に併せて当業者によって認識され且つ理解されるべきであるような)スマートフォン又はタブレットのような、プログラムコードを格納する非一時的記憶媒体及びプロセッサを含む、モバイル又は他のコンピューティングデバイスに埋め込まれることができ、或いはモバイル又は他のコンピューティングデバイスに他の方法で通信的に接続されることができる。更に、そのようなセンサは、ユーザの動きを検出し或いは他の方法で取り込むように構成され且つ/或いはプログラムされる、デジタルカメラ、又は2D、3D、可視、IR、UV又は(この開示の検討に併せて当業者によって認識され且つ理解されるべきであるような)他の画像センサを含むことができる。他の実施形態によれば、センサは、口腔ヘルスケアデバイス内に埋め込まれることができる。そのようなセンサは、加速度計、ジャイロスコープ、GPS又は(この開示の検討に併せて当業者によって認識され且つ理解されるべきであるような)他の場所、位置決め及び/又は運動センサを含むことができる。
一般的には、1つの態様において、口腔ヘルスケアデバイスのユーザの注意散漫(distraction)を減少させる方法は、口腔ヘルスケアデバイスの使用中のユーザの動きを検出するステップと、動きの量が、動きをユーザに通知するための閾値に達しているか或いは動きをユーザに通知するための閾値を超えているか否かを決定するステップと、動きが閾値に達しているか或いは閾値を超えている事態において、ユーザインターフェースを通常の状態から変更することによって、ユーザに動きを通知するステップとを含む。
ある実施態様によれば、ユーザの動きを検出するステップは、2D又は3D画像を取り込むことを含む。
ある実施態様によれば、ユーザの動きを検出するステップは、口腔ヘルスケアデバイス内に位置付けられる加速度計又はジャイロスコープを使用することを含む。
ある実施態様によれば、ユーザの動きを検出するステップは、カメラを使用してユーザの画像を取り込むことを含む。
ある実施態様によれば、動きの量が閾値に達しているか或いは閾値を超えているか否かを決定するステップは、取り込む画像からユーザの顔構成要素の位置を含む視覚的特徴のセットを抽出すること、視覚的特徴のセットの間の差を計算すること、及び差を予め定められた値と比較することを含む。
ある実施態様によれば、動きの量が閾値に達しているか或いは閾値を超えているか否かを決定するステップは、取り込む画像から線形又は非線形特徴のセットを抽出すること、線形又は非線形特徴のセットの間の差を計算すること、及び差を予め定められた値と比較することを含む。
ある実施態様によれば、動きの量が閾値に達しているか或いは閾値を超えているか否かを決定するステップは、差と対応する予め定められた値との間の重み付けられた距離を計算することを含む。
ある実施態様によれば、視覚的特徴のセットの間の差は、画像間(from image to image)のユーザの顔構成要素の位置の間の距離であり、対応する予め定められた値は、各顔構成要素についての容認可能な移動距離である。
ある実施態様によれば、ユーザインターフェースは、視覚的画像を含み、ユーザインターフェースを通常の状態から変更することは、画像をぼかすこと(blurring)を含む。
他の態様によれば、口腔ヘルスケアデバイスのユーザの注意散漫を減少させるシステムは、口腔ヘルスケアデバイスの使用中のユーザの位置を決定するように構成される位置センサと、位置センサと通信するプロセッサであって、決定する位置の間の差を計算して、差がユーザに通知するための閾値に達しているか或いはユーザに通知するための閾値を超えているか否かを決定するように構成される、プロセッサと、プロセッサと通信するユーザインターフェースであって、決定する位置がユーザに通知するための閾値に達しているか或いはユーザに通知するための閾値を超えている事態において、通常状態から変わるように構成される、ユーザインターフェースとを含む。
ある実施形態によれば、位置センサは、ユーザの動きを取り込むカメラを含む。
ある実施形態によれば、プロセッサは、取り込む画像からユーザの顔構成要素の位置を含む視覚的特徴のセットを抽出し、視覚的特徴のセットの間の差を計算し、差を予め定められた値と比較する、ように構成される。
ある実施形態によれば、プロセッサは、取り込むセンサデータから線形又は非線形特徴のセットを抽出し、線形又は非線形特徴のセットの間の差を計算し、差を予め定められた差と比較する、ように構成される。
ある実施形態によれば、位置センサは、口腔ヘルスケアデバイス内に位置付けられる加速度計又はジャイロスコープである。
ある実施形態によれば、プロセッサは、差と対応する予め定められた値との間の重み付けられた距離を計算するように構成される。
ある実施形態によれば、視覚的特徴のセットの間の差は、画像間のユーザの顔構成要素の位置の間の距離であり、対応する予め定められた値は、各顔構成要素のための認容可能な移動距離である。
ある実施形態によれば、ユーザインターフェースは、視覚的画像を含み、プロセッサは、決定される位置の間の差が閾値を超える事態において画像をぼかすように構成される。
本開示の目的のために本明細書で使用されるとき、「コントローラ(controller)」という用語は、一般的に、ストリームプローブ装置、システム、又は方法の動作に関する様々な装置を記載するために使用される。コントローラは、本明細書で議論する様々な機能を実行するために、(専用ハードウェアを用いることのような)多数の方法で実施されることができる。「プロセッサ(processor)」は、本明細書で議論する様々な機能を実行するためにソフトウェア(例えば、マイクロコード)を使用してプログラムされることがある1以上(1つ又はそれよりも多く)のマイクロプロセッサを使用するコントローラの一例である。コントローラは、プロセッサを使用して或いは使用しないで実施されてよく、幾つかの機能を実行する専用ハードウェアと他の機能を実行するプロセッサ(例えば、1以上のプログラムされたマイクロプロセッサ及び関連する回路構成)との組み合わせとして実施されてもよい。本開示の様々な実施形態において使用されてよいコントローラコンポーネントの例は、従来的なマイクロプロセッサ、特定用途向け集積回路(ASICS)、及びフィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)を含むが、これらに限定されない。
様々な実施において、プロセッサ又はコントローラは、(本明細書では概して「メモリ」、例えば、揮発性及び不揮発性コンピュータメモリと呼ぶ)1以上の記憶媒体と関連付けられてよい。幾つかの実施において、記憶媒体は、1以上のプロセッサ及び/又はコントローラで実行されるときに、本明細書で議論する機能の少なくとも一部を実行する、1以上のプログラムで符号化されてよい。様々な記憶媒体は、プロセッサ又はコントローラ内に固定されてよく、或いは本明細書で議論する本開示の様々な態様を実施するために、記憶媒体上に格納される1以上のプログラムをプロセッサ又はコントローラにロードすることができるよう、輸送可能であってよい。「プログラム(program)」又は「コンピュータプログラム(computer program)」という用語は、本明細書において、1以上のプロセッサ又はコントローラをプログラムするために利用することができる任意の種類のコンピュータコード(例えば、ソフトウェア又はマイクロコード)を指す一般的な意味において使用される。
本明細書で使用されるとき、「ユーザインターフェース(user interface)」という用語は、人間のユーザ又はオペレータと、ユーザと(複数の)デバイスとの間の通信を可能にする1以上のデバイスとの間のインタフェースを指す。本開示の様々な実施形態において利用されてよいユーザインターフェースの例は、スイッチ、ポテンショメータ、ボタン、ダイヤル、スライダ、トラックボール、ディスプレイスクリーン、様々な種類のグラフィカルユーザインターフェース(GUI)、タッチスクリーン、マイクロホン、及び何らかの形態の人間によって生成される刺激を受信し且つそれに応答して信号を生成する他の種類のセンサを含むが、これらに限定されない。
前述の着想及び以下により詳細に議論する追加的な着想の全ての組み合わせは、(そのような着想が相互に矛盾しないならば)本明細書に開示する発明的な主題の部分であると想定されることが理解されるべきである。特に、この開示の最後に現れる請求項の主題の全ての組み合わせは、本明細書で開示する発明的な主題の部分であると想定される。
本発明のこれらの態様及び他の態様は、以下に記載する(複数の)実施形態から明らかであり、それらを参照して解明されるであろう。
図面において、同等の参照符号は、概して、異なる図を通じて同じ部分を指している。また、図面は必ずしも縮尺通りでなく、その代わりに、概して、本発明の原理を例示することに重点が置かれている。
ある実施形態に従った、口腔ヘルスケアデバイスの使用中のユーザの動きを検出し、ユーザの動きが閾値に達するか或いは閾値を超えるときにユーザにフィードバックを提供する、システムの概略図である。
ある実施形態に従った図1及び図4のシステムの基本的な制御コンポーネントの概略図である。
ある実施形態に従った、閾値及び観察される動き/位置表示を備える口腔ヘルスケアデバイスの使用中のユーザの頭の概略図である。
代替的な実施形態に従った、口腔ヘルスケアデバイスの使用中のユーザの動きを検出し、ユーザの動きが閾値に達するか或いは閾値を超えるときにユーザにフィードバックを提供する、システムの概略図である。
ある実施形態に従った、口腔ヘルスケアデバイスの使用中のユーザの動きを検出し、ユーザの動きが閾値に達するか或いは閾値を超えるときにユーザにフィードバックを提供する、方法のフローチャートである。
本開示は、口腔ヘルスケアデバイスの使用中にユーザの動きを検出し、ユーザの動きが閾値に達するか或いは閾値を超えるときにユーザにフィードバックを提供する、発明的なシステム及び方法に向けられている。より一般的には、出願人は、より正確なフィードバックをユーザに提供するために、口腔ヘルスケアデバイスとは別に又は口腔ヘルスケアデバイスに加えて、ユーザの動きを追跡することが有益であることを認識し且つ理解した。本明細書中の様々な実施形態及び実施は、口腔保健機器の使用中にユーザの動きを検出するように構成されることができる或いはプログラムされることができる場所、位置、及び/又は動作コンプライアンスセンサ(compliance sensor)を含む、システムに向けられている。センサを口腔ヘルスケアデバイスの外側に配置することができ、デジタル媒体に埋め込むことができる。代替的に、センサを口腔医療機器自体に埋め込むことができる。センサをコントローラに(無線又は非無線)接続することができ、コントローラは、感知した動きの量(量又は質)を動きの閾値/量(量又は質)と比較することによりコンプライアンスチェックを行って、検出した動きの量が閾値/量に達しているか或いは閾値/量を超えているか否かを決定するようにプログラムされることができる、プログラムコードを格納する非一時的記憶媒体及びプロセッサを含む。コントローラは、通常状態から(口腔ヘルスケアデバイス上に配置し得る或いは口腔ヘルスケアデバイスとは別個であり得る)ユーザインターフェースを変更/修正することによって或いは特定の表示(例えば、視覚的表示)をユーザに提供することによって、ユーザの動きが閾値/量に達しているか或いは閾値/量を超えている事態においてユーザに通知するように、更にプログラムされることができる。
本明細書中の実施形態及び実施の利用の具体的な非限定的な目的は、動力歯ブラシ(power toothbrush)、例えば、(Koninklijke Philips Electronics, N.V.によって製造される)Philips Sonicare(TM)歯ブラシのユーザに特定のフィードバックを提供することである。そのような情報は、例えば、動力歯ブラシのより良い使用をもたらすために、所定の閾値を超えるユーザの身体(又は具体的に頭)の動きに関連する警報(アラート)、指示、表示又は知覚結果メッセージに関連することができる。
他の実施形態及び実施によれば、例えば、(この開示の検討と併せて当業者によって理解されるべきであるような)本明細書に記載される構成及び機能性を組み込むことができ且つそれらから利益を享受することができる、任意の(手持ち式の及び非手持ち式の)動力医療、歯科、シェービング、グルーミング、母子ケアデバイス又は他のパーソナルケアデバイスのユーザに、関連する警報/情報/表示/メッセージを提供することができる。
図1を参照すると、1つの実施形態において、ユーザの動きが閾値に達するか或いは閾値を超えるか否かを決定して、ユーザの動きが閾値に達するか或いは閾値を超えるときにユーザにフィードバックを提供するよう、遠位先端又はヘッド部分104を有する、歯ブラシ、口腔洗浄器、又は他の歯若しくは歯茎洗浄デバイスのような、口腔ヘルスケアデバイス102の使用中にセンサ領域A内のユーザ10の動きを検出するように構成され且つ/或いはプログラムされる、システム100の概略図がある。システム100は、1以上(1つ又はそれよりも多く)のセンサ112と、ユーザインターフェース114とを備える、コンピューティングデバイス110を含んでよい。1以上のセンサ112及びユーザインターフェース114は、それぞれ、コンピューティングデバイス110内に埋め込まれてよく、或いはコンピューティングデバイス110とは別個であり、コンピューティングデバイス110に通信的及び動作的に接続されてよい。
ある実施形態によれば、コンピューティングデバイス110は、汎用コンピュータ、モバイルデバイス、スマートフォン、タブレット、カスタム専用コンピューティングデバイス、又は本明細書に記載する(複数の)アルゴリズム/(複数の)プログラムを格納し且つ実行することができる任意の他のコンピューティングデバイスであってよい。コンピューティングデバイス110は、この開示の検討に併せて当業者によって認識され且つ理解されるべきであるような、顔追跡アルゴリズム/プログラムで構成されてよく且つ/或いはプログラムされてよい。コンピューティングデバイス110によって作動させられるプログラムは、口腔ヘルスケアデバイス102の使用中のユーザの動きに関するセンサ112入力に基づくプログラムを実施するコントローラ142(図2を参照)によって行われる分析及び決定に基づいて、ユーザインターフェース114上でフィードバック表示をユーザに表示するように構成されてもよい、モバイル又は他のアプリケーションであってよい。コンピューティングデバイス110が、特定のアプリケーションを実行する他のコンピューティングデバイスから物理的に分離され且つそのような他のコンピューティングデバイスに通信的に接続されるデバイスである実施形態において、コンピューティングデバイス110は、そのような分析、決定、及び表示のために、特定のアプリケーションを実行する別個のコンピューティングデバイスと協働してよい。更に、コンピューティングデバイス110は、フィードバック表示をユーザ10に表示するために、コンピューティングデバイス110から物理的に分離されたユーザインターフェース114と関連付けられてよい。例えば、コンピューティングデバイス110は、ユーザが口腔ヘルスケアデバイス102を使用している間に自分の顔を見ることができる「スマートミラー(smart mirror)」のようなミラーと関連付けられてよい。ある実施形態によれば、スマートミラーは、半透明ミラーの背後にディスプレイ(又は代替的なユーザインターフェース114)を含んでよい。
更なる実施形態によれば、1以上のセンサ112は、(例えば、従来的なデジタル2D画像又は3D画像などを取り込むことによって)ユーザの動きを検出し或いは他の方法で取り込むように構成され且つ/或いはプログラムされる、(この開示の検討に併せて当業者によって認識され且つ理解されるべきであるような)2D、3D、可視、赤外(IR)、紫外(UV)若しくは他の画像センサ、又はその組み合わせを含むことができる。例えば、センサ112は、標準的なCMOSカメラであってよく、或いはモバイルデバイスに埋め込まれたカメラであってよい。センサ112は、複数の光センサを含んでもよい。例えば、1つの光センサは、赤外光又はUV光を受光するように構成されてよいのに対し、他の光センサは、ユーザの顔の2D又は3D画像を視認して取り込むように構成される。1つよりも多くのセンサ112を備える実施形態において、複数のセンサは、(この開示の検討に併せて当業者によって理解されるべきであるような所与の環境及びセンサ領域A内のユーザ形状、サイズ及び位置にとって適切であることがあるような)センサ領域Aの周りの様々な位置に配置させられることができ、そのようなセンサ領域A内のユーザに集束させられることができる。1つよりも多くのセンサ112が想定され且つ使用されるならば、それぞれの利用されるセンサからのセンサ入力を別個に分析することができ、或いはコンピューティングデバイス110による組み合わせ入力として分析することができる。そのような組み合わせ入力は、平均化させられることができ、且つ/或いは、特定のセンサ112からの入力は、(ユーザ10に対するセンサ112の位置付け及び角度に依存することができる)特定のセンサ112の読取値(reading)の重要性に依存して重み付けされることができる。
図2を参照すると、ある実施形態によれば、システム100(及び以下に記載するシステム200)の基本的な制御コンポーネントの概略図が提供されている。本明細書で記載するとき、システム100は、遠位先端又はヘッド104で有する口腔ヘルスケアデバイス102の使用中にセンサ領域A内のユーザ10の動きを検出して、ユーザの動きが閾値に達するか或いは閾値を超えるときにユーザにフィードバックを提供するようにプログラム且つ/或いは構成されることができる。ある実施形態によれば、特定の制御コンポーネントをコンピューティングデバイス110に埋め込むことができ、特定の制御コンポーネントは、(この開示の検討に併せて当業者によって認識され且つ理解されるべきであるような本明細書に記載する機能及び方法を実行するに適切であるような外部コンポーネント/デバイス又はコンピューティングデバイス110の他のそれぞれのコンポーネントの各々から/各々に、情報、データ及び命令(制御信号)を送信/受信し、情報/データを分析するようにプログラムされる且つ/或いは構成される、コントローラ142を含むことができる。本明細書で更に議論するように、本明細書に記載する機能及び方法を実行するためにコントローラ142によって分析し且つ/或いは使用することができる情報/データは、1以上のセンサ112によって検出されることができ、且つ1以上のセンサ112から受信されることができる。要するに、コントローラ142は、(i)口腔ヘルスケアデバイス102の使用中のセンサ領域A内のユーザ10の動きのセンサ112による検出、(ii)検出したユーザの動きの分析、(iii)ユーザの動きが閾値に達しているか或いは閾値を超えているか否かの決定、及び(iv)ユーザの動きが閾値に達しているか或いは閾値を超えているときにユーザインターフェース114でユーザにフィードバックを提供することを達成するようにプログラムされることができ且つ/或いは構成されることができる。
図2に示すような更なる実施形態によれば、センサ112、ユーザインターフェース114、及びコントローラ142に加えて、システム100の制御コンポーネントは、例えば、電源144や、プロセッサ150及び(プロセッサ150に本明細書に記載する様々な実施形態に従ったアルゴリズム/プログラムを実行させる)プログラムコードを含む非一時的記憶媒体や、メモリ132や、クロック152や、無線通信器148も含むことができる(それらの各々はコントローラ142の部分であることができる)。センサ112は、本明細書に記載する或いは本明細書において他の方法で想定されるセンサのうちのいずれかであることができ、歯磨きセッション中のユーザの動き(例えば、頭の動き)の1以上の態様に関するセンサデータを取得するようにプログラム且つ/或いは構成されることができる。コントローラ142は、センサ112からセンサデータをリアルタイムに又は定期的に受信することができる。例えば、センサ112は、記憶及び/又は分析のためにコントローラ142にセンサデータの一定のストリームを送信してよく、或いはそれをコントローラ142に送信する前に、データを一時的に格納及び集計又は分析してよい。コントローラ142によってひとたび受信されると、歯磨きセッションからのセンサデータはプロセッサ150によって処理されることができる。ある実施形態によれば、処理は、一般的に、以下のステップ、即ち、(i)更なる分析のためにセンサデータを正規化するか或いは他の方法で処理するステップ、(ii)(この開示の検討に併せて当業者によって理解されるべきであるようなコンピューティングデバイス110に入力されることができる)メモリ132から格納されている事前プログラムされた或いはユーザ定義されたユーザ動作標準/閾値を検索するステップ、(iii)センサデータを検索した標準/閾値と比較するステップ、(iv)検索した標準に適合する或いは検索した標準から(予め定められた閾値を超えて)十分に異なるセンサデータがあるか否かを決定するステップ、(v)格納した基準に基づいてセンサデータがユーザへの出力を引き起こすか(triggers)否かを決定するステップ、及び(vi)トリガ(triggering)センサデータに関するユーザインターフェース114上の表示においてユーザにデータを出力するステップのうちの1以上を含むことができる。換言すれば、センサデータを事前にプログラムされた標準/閾値と比較して、ユーザインターフェース114上の特定の表示のディスプレイ(例えば、僅かに左に傾けることによって頭を真っすぐにする)が正当化されるか否かを決定することができる。加えて、ユーザインターフェース114上の特定の表示のディスプレイのタイミングは、適切である場合があるときにクロック152を参照してリアルタイム又は定期的であることができる。
無線通信器148は、センサデータを無線送受信器(図示せず)に送信するように構成され且つ/或いはプログラムされることができる。例えば、無線通信器148は、インターネット又はイントラネットを通じてWi-Fi接続を介してセンサデータを歯科専門家、データベース、又は他の場所に送信してよい。代替的に、無線通信器148は、ブルートゥース(登録商標)又は他の無線接続を介してセンサ又はフィードバックデータをローカルデバイス(例えば、別個のコンピューティングデバイス)、データベース、又は他の送受信器に送信してよい。例えば、無線通信器148は、他の用途の中でも、長期間の格納のために保存されるよう、更なる分析のためにセンサデータを送信するよう、ユーザフィードバックを別個のユーザインターフェース114に送信するよう、或いは歯科専門家とデータを共有するよう、ユーザがセンサデータを別個のデータベースに送信することを可能にする。無線通信器148は、(この開示の検討に併せて当業者によって理解されるべきであるような)上記で言及した標準を含むユーザ入力情報を受信することができる、送受信器であってもよい。本明細書において記載する他の通信信号及び制御信号は、ハードワイヤ接続(非無線)接続によって又は無線接続と非無線接続との組み合わせによって達成されることができる。
ある実施形態によれば、履歴的に集められたデータは、センサ112によって感知されてよく、メモリ132内に集められて格納されてよい。例えば、所定の閾値にある、所定の閾値より上の、又は所定の閾値より下のユーザの動きの日毎、週毎、月毎などの平均値が、クロック152を参照して格納されることができる。具体的な表示をユーザインターフェース114に表示して、彼/彼女の動きが時間の経過と共に向上したか或いは悪化したかを示すことができる。
(上記で簡潔に詳述し且つ図1及び図2に示し、そして、以下に記載し且つ図3に示すような)実施形態の利点は、図3を参照する以下の例示的な使用記述によって例示される。しかしながら、この明細書に列挙する特定のコンポーネント、用途、機能性及び量、並びに他の条件及び詳細は、当該技術分野において広義に適用されるものと解釈されるべきであり、本発明を如何様にも過度に制限又は制約するものと解釈されてならない。
図3を参照すると、1つの実施形態において、ユーザ10の頭の概略図が示されており、ユーザ10の頭を通じてX軸、Y軸、及びZ軸が位置付けられている。メモリ132に格納して、必要に応じてプロセッサ150によって検索することができる、所定の予め定められた/事前にプログラムされた標準/閾値(「T」)が、特定の軸(即ち、Y軸及びX軸)に沿って或いはそれに対して示されており、以下のこと、即ち、(i)YT1-ユーザの頭を正のX軸の方向にユーザの左に傾けることができる、Y軸からの第1の閾値距離を示すこと、(ii)YT2-ユーザの頭を負のX軸の方向にユーザの右に傾けることができる、Y軸からの第2の閾値距離を示すこと、(iii)XT3-ユーザの頭を正のX軸に沿ってユーザの左に移動させることができる、第3の閾値距離を示すこと、及び(iv)XT4-ユーザの頭を負のX軸に沿ってユーザの右に移動させることができる、第4の閾値距離を示すことを含むことができる。図3は複数の閾値を示しているが、任意の所与の歯磨きセッションについて実施することができる1つの閾値又は1つよりも多くの閾値があることができる。
ある実施形態によれば、図3に示す標準/閾値の各々は、第1の時点、即ち、ユーザの頭が存在する時点、及び特定の時点でユーザの頭を通じて位置付けられる3つの軸から測定/プロット/計算されることができ(頭は完全に真っ直ぐでないことがあるが、それにも拘わらず空間内の頭のこの点は時間0での基準点であり得る)、その基準点からある時間期間に亘って観察される動きが測定されることができる。別の言い方をすれば、この基準点は、センサがその最初の読取値を取得する第1の時点であることができる。ユーザの観察される動き(3つの軸のうちの1以上を基準としてのこの基準点0からの場所の変化/デルタ)が、この時点から測定されることができ、ユーザの動きが任意の閾値に達しているか或いはそれを超えているか否かについての並びにユーザに対する表示がユーザインターフェース114上で表示される必要があるか否かについての分析及び決定が行われることができる。
システム100のセンサ112は、ある時間期間に亘る基準点0からのユーザの動きを検出するために使用されることができ、システム100のセンサ112は、このデータをコントローラ142に伝達することができる。コントローラ142は、このデータをプロセッサ150に伝達することができ、プロセッサ150は、(複数の)顔追跡アルゴリズム/プログラムを含む本明細書に記載する様々な(複数の)アルゴリズム/プログラムを実行するようにプログラムされることができる。(複数の)顔追跡アルゴリズム/プログラムは、センサ112によって提供されるデータから特定の特徴(features)を抽出するサブコンポーネント(例えば、顔検出器サブコンポーネント、及びユーザの顔の動きをある時間期間に亘って2D又は3Dで特徴付けるサブコンポーネント)、これらの特徴を予め定められた標準/閾値と比較するサブコンポーネント(例えば、観察した動きを予め定めた標準/閾値と比較するサブコンポーネント)、及び予め定められた標準/閾値を満たしている或いは超えているときにユーザインターフェース114上に表示(indication)を表示する(displaying)或いはユーザインターフェース114を既存の状態から他の方法で変更するサブコンポーネント(観察した特徴と予め定められた標準/閾値との間の距離に基づくコンプライアンスレベルを提供するサブコンポーネント)を含む、(複数の)アルゴリズムモジュールを含むことができる。その距離は、例えば、センサ112によって取り込まれる2つの別個のデジタル画像に示されるような2つの特徴ベクトルの間の距離として定義され、例えば、(この開示の検討に伴って当業者によって理解されるべきであるような)各デジタル画像のそれぞれの画素値に対応することができる。これは、例えば、基準点0及び時刻0でのユーザの鼻の先端の特徴ベクトルと時刻N’での空間内の点Nでのユーザの鼻の先端の特徴ベクトルとの間の距離を含むことができる。代替的に、その距離は、時間0の後の特定の時間期間の間の及び基準点0からユーザの鼻の先端の特徴ベクトルの測定距離の最大値の間の距離として定義されることができる。代替的に、そのような距離は、特定の特徴の重要性(例えば、Y軸から離れる方向の動きは、Y軸に沿う動きよりも望ましくない)に基づいて重み付けされることができる。顔追跡アルゴリズムは、ユーザの顔の輪郭、ユーザの目、唇などの場所のような、ユーザの顔の他の特徴を特定してよく、それらの各々は特徴ベクトルによって表われることができる。然る後、コンピューティングデバイス110は、時間0の後の特定の時間でのユーザの場所を特定するためにセンサ112によって受信される信号を処理して、基準点0を超えるユーザの動きを評価してよい。
図3に戻ると、センサ112は、ある時間期間に亘って幾つかの実際に観測された動き/位置付け(「OM」)を検出し、上記に示したような更なる分析のためにこれらの観察された動き/位置付けをコントローラ142に伝達する。プロセッサ150は、観測された動きが、以下の動き、即ち、(i)OM1-ユーザの頭が正のX軸の方向にある距離だけユーザの左に傾けられて、時刻1で第1の閾値距離YT1を超えた、第1の観察された動きを示すこと、(ii)OM2-ユーザの頭が負のX軸の方向にある距離だけユーザの右に傾けられて、時刻2で第2の閾値距離YT2に達しなかったか或いは超えなかった、第2の観察された動きを示すこと、(iii)OM3-ユーザの頭が正のX軸に沿ってある距離だけ移動させられて、時刻3で第3の閾値距離XT3に達しなかったか或いは超えなかった、第3の観察された動きを示すこと、及び(iv)OM4-ユーザの頭が負のX軸に沿ってある距離だけ移動させられて、時刻4で第4の閾値距離XT4を超えた、第4の観察された動きを示すことを含むことを決定するように、プログラムされる。
ある実施形態によれば、プロセッサ150は、これらの結果に照らして、ユーザインターフェース114に制御信号を送信して、ユーザが時刻1で第1の閾値距離YT1を超えるときに、ユーザに表示(例えば、頭を真っ直ぐにすること、頭を動かすことを停止すること、頭を基準点0に戻すこと、又はユーザが頭の好ましい位置又は頭の動きの制限に従うまでユーザインターフェースをぼかす(blur)こと)を提供することができる。代替的に、プロセッサ150は、ユーザインターフェース114に制御信号を送信して、ユーザが第1の閾値距離YT1及び第4の閾値距離XT4を超えるときに又は特定の時間期間に亘って第4の閾値距離XT4だけを超えるときに、ユーザに指示を提供することができる。追加的に、プロセッサ150は、ユーザインターフェース114に制御信号を送信して、ユーザが特定の時間期間に亘って1以上の閾値距離に複数回達するか或いは超えるときに、ユーザに表示を提供することができる。特定の実施形態によれば、時間期間リミッタは想定されていない。当業者は、プロセッサ150が、ユーザインターフェースに制御信号を提供して、任意の数の可能な予め定められた閾値とのコンプライアンスの特定の欠如の観点からユーザに特定の表示を提供するよう、任意の数の方法でプログラムされることができることを、この開示の検討と併せて理解するはずである。
(上記に簡潔的に詳説し且つ図2に示し、そして、以下に記載し且つ図4に示すような)実施形態の利点は、図4を参照して以下の例示的な使用記述によって例示される。しかしながら、この明細書に列挙する特定のコンポーネント、用途、機能性及び量、並びに他の条件及び詳細は、当該技術分野において広義に適用されるものと解釈されるべきであり、本発明を如何様にも過度に制限又は制約するものと解釈されるべきでない。
図4を参照すると、代替的な実施形態によれば、口腔ヘルスケアデバイス102の使用中にユーザ10の動きを検出し、ユーザの動きが閾値に達したか或いは閾値を超えたか否かを決定し、ユーザの動きが閾値に達したか或いは閾値を超えたときにユーザにフィードバックを提供する、ように構成され且つ/或いはプログラムされた、システム200の概略図が示されている。図1に示すセンサ112の実施形態とは対照的に、センサ112’を口腔ヘルスケアデバイス102に埋め込むことができる。そのようなセンサ112’は、以下のもの、即ち、(この開示の検討に併せて当業者によって認識され且つ理解されるべきであるような)、加速度計、ジャイロスコープ、GPS又は他の場所、位置決め、及び/又は動作/運動センサのうちの1以上を含むことができる。口腔ケアデバイスのセンサ112’は、同様にコントローラ142に通信的に接続されることができ、図2に示すようなコンポーネントの各々は、プロセッサ150、メモリ132、クロック152、電源144、無線通信器148、及びユーザインターフェース114を含み(それらの対応する開示の全文は、この実施例に適用されるよう本明細書中に参照として援用される)、それらは口腔ヘルスケアデバイス102に埋め込まれることができ、或いは口腔ヘルスケアデバイス102とは別個に埋め込まれることができる。センサ112’は、ユーザが口腔ヘルスケアデバイス102を持ち上げ或いはクレードルから取り外して、口腔ヘルスケアデバイス102を使用しようとしている(即ち、使用のために位置付けられている)ことを検出するように構成されることができる。例えば、センサ112’は、様々な異なる運動検出センサを使用して動きを検出してよく、この開示に従って歯磨き事象中に適切であることがある場合に、ユーザが歯ブラシを持ち上げたこと及び適切な表示をユーザインターフェース114に投射することができるという信号をプロセッサ150に送信することができる。
図4に更に示すように、X軸、Y軸、及びZ軸が、図3に示すのと類似の方法において、ユーザ10の頭を通じて位置付けられる。図3を参照して上記で議論したように、特定の予め定められた/事前にプログラムされた標準/閾値(「T」)をメモリ132に格納し、必要に応じてプロセッサ150によって検索することができる。例えば、以下の予め定められた/事前にプログラムされた標準/閾値、即ち、ユーザの頭を正のX軸の方向にユーザの左に傾けることができるY軸からの第1の閾値距離を示す-YT1が示されている。1つの閾値が図4に示されているとしても、任意の所与の歯磨きセッションのために実施することができる1よりも多くの閾値があることができる。加えて、以下の口セグメント、即ち、左上(「UL」)、左下(「LL」)、右上(「UR」)及び右下(「LR」)が、図4に例示されている。
ある実施形態によれば、図3に関して議論したように、図4に示す標準/閾値は、第1の時点、即ち、ユーザの頭が存在する時点、及び特定の時点でユーザの頭を通じて位置付けられる3つの軸(頭は完全に真っ直ぐでないが、それにも拘わらず空間内の頭のこの点は時間0での基準点であることができる)から測定/プロット/計算されることができ、その基準点からのある時間期間に亘る観察された動きが測定されることができる。別の言い方をすれば、この基準点はセンサがその最初の読取値を取得する第1の時点であることができ、ユーザの観察された動き(3つの軸のうちの1以上を基準とするこの基準点0からの場所の変化/デルタ)はこの点から測定されることができ、ユーザの動きが任意の閾値に達しているか或いは閾値を超えているか否かについての及びユーザインターフェース114上でユーザに表示が表示される必要があるか否かについての分析及び判定が行われることができる。
センサ112’は、ある時間期間に亘る基準点0からのユーザの動きを検出するために使用されることができ、センサ112’は、このデータをコントローラ142に伝達することができる。コントローラ142は、このデータをプロセッサ150に伝達することができ、プロセッサ150は、様々な(複数の)アルゴリズム/(複数の)プログラムを実行するようにプログラムされることができる。(複数の)アルゴリズム/(複数の)プログラムは、センサ112’によって提供されるデータから特定の特徴を抽出するサブコンポーネント(例えば、センサ入力に基づいて口セグメント内の口腔ヘルスケアデバイス102の場所を決定するサブコンポーネント)、これらの特徴を予め定められた標準/閾値と比較するコンポーネント(例えば、観察した場所を予め定めた標準/閾値と比較するサブコンポーネント)、及び予め定めた標準/閾値のうちの1以上を満足する或いは超えるときにユーザインターフェース114上で表示を表示する或いはユーザインターフェース114を既存の状態から他の方法で変更するサブコンポーネント(例えば、観察した特徴/場所と予め定められた標準/閾値との間の距離に基づいてコンプライアンスレベルを提供するサブコンポーネント)を含む、(複数の)アルゴリズムモジュールを含むことができる。
図4に戻ると、センサ112’は、LLセグメント内のユーザ10の口内の口腔ヘルスケアデバイス、及び(例えば、それらの各々がセンサ112’の部分であることができる、長手軸108に沿う方向における口腔ヘルスケアデバイスの加速度を特徴付ける加速度計、剛毛が下方に面していることを示すジャイロスコープ、及び/又は口腔ヘルスケアデバイス102がLLセグメント内にあることを示すGPS位置センサ若しくは他の場所センサによって検出されるような)時刻0での基準点0で剛毛が左下の歯に向かって下方に面した状態で口腔ヘルスケアデバイス102の長手軸108の方向に左下のセットの歯を歯磨きしているユーザを検出する。上記図1~図3で示し且つ記載したようなコンピューティングデバイス110は、ユーザの顔などの場所の感知を助けるために、図4に関して示し且つ説明した実施形態と共に使用されることができる。
センサ112は、ある時間期間に亘る基準点0からの2~3つの実際に観測された動き(「OM」)(例えば、ユーザが上述のように口セグメントLL内の左底のセットの歯を歯磨きし続けるときにジャイロスコープによって決定されることができるような並びに部分的に加速度計及び/又は他の場所センサによって決定されることができるような、ユーザの頭が正のX軸に向かって傾斜していること)を検出し、これらの観察された動きを上述のように更なる分析のためにコントローラ142に伝達する。プロセッサ150は、観察された動きが、以下のこと、即ち、(i)OM1-ユーザの頭が正のX軸の方向にある距離だけユーザの左に傾けられて、時刻1で第1の閾値距離YT1に達しなかった或いは超えなかった、第1の観察された動きを示すこと、及び(ii)OM2-ユーザの頭が正のX軸の方向にある距離だけユーザの左に傾けられて、時刻2で第1の閾値距離YT1を超えた、第2の観察された動きを示すことを含むことを決定するように、プログラムされる。
ある実施形態によれば、これらの結果に照らして並びに図3及び対応する記述と同様に、プロセッサ150は、ユーザインターフェース114に制御信号を送信して、ユーザが時刻2で第1の閾値距離YT1を超えるときに、ユーザに表示(例えば、頭を真っ直ぐにすること、頭を動かすことを停止すること、頭を基準点0に戻すこと、又はユーザが頭の好ましい位置又は頭の動きの制限に従うまでユーザインターフェースをぼかすこと)を提供することができる。当業者は、プロセッサ150が、ユーザインターフェースに制御信号を提供して、任意の数の可能な予め定められた閾値とのコンプライアンスの特定の欠如の観点からユーザに特定の表示を提供するよう、任意の数の方法でプログラムされることができることを、この開示の検討と併せて理解するはずである。
図5を参照すると、口腔ヘルスケアデバイスの使用中にユーザの動きを検出して、ユーザの動きが閾値に達するか或いは閾値を超えるときにユーザにフィードバックを提供する方法500を例示するフローチャートが開示されている。この方法は、例えば、上述のような、口腔ヘルスケアデバイス102の外側に配置される或いは口腔ヘルスケアデバイス102内に埋め込まれる実施形態に関するセンサ112又は112’によって(或いは組み合わせの実施形態によって)実行されることができる。ステップ510において、口腔ヘルスケアデバイスのユーザの動きをセンサ112/112’によって検出し、この情報をコントローラ142に送信する。ステップ520において、ユーザに動きを通知するために、コントローラ142/プロセッサ150によってユーザの動きの量を少なくとも1つの予め定められた閾値と比較する。ステップ530において、ユーザの動きの量が少なくとも1つの予め定められた閾値に達したか或いは予め定められた閾値を超えたか否かについての決定をコントローラ142/プロセッサ150によって行う。このステップは、(本明細書で議論されるような並びにこの開示の検討と併せて当業者によって理解されるはずであるような任意のカメラ又は非カメラセンサ内の)コントローラ142/プロセッサ150によって、取り込んだ画像又は他の取得したセンサデータからユーザの顔構成要素(顔コンポーネント)の位置を含む視覚的特徴のセットを抽出するステップと、視覚的特徴のセットの間の差を計算するステップと、それらの差を予め定められた/閾値と比較するステップとを含むことができる。視覚的特徴のセットの間の差は、画像間のユーザの顔構成要素の位置の間の距離であることができ、対応する予め定められた値は、各顔構成要素の容認可能な移動距離であることができる。より一般的には、このステップは、コントローラ142/プロセッサ150によって、取得したセンサデータから線形又は非線形特徴のセットを抽出するステップと、線形又は非線形特徴のセットの間の差をコントローラ142/プロセッサ150によって計算するステップと、その差を予め定められた値と比較するステップとを含むことができる。このステップは、それらの差と対応する予め定められた値との間の重み付き距離を計算するステップを含むこともできる。ステップ540において、コントローラ142/プロセッサ150は、ユーザインターフェース114に信号を送信して、ユーザインターフェースを通常の状態から変更することによって、少なくとも1つの予め定められた閾値に達するか或いは少なくとも1つの予め定められた閾値を超える動きをユーザに通知する。ユーザインターフェースを通常の状態から変更することは、視覚的画像をぼかすことを含むことができる。
本明細書において定義され且つ使用される全ての定義は、辞書定義、参照により援用する文献中の定義、及び/又は定義される用語の通常の意味を支配すると理解されるべきである。
本明細書及び請求項において使用される単数形の表現は、明らかに反対のことが示されない限り、「少なくとも1つ」を意味すると理解されるべきである。
本明細書及び請求項において使用される「及び/又は」という句は、そのように結合される要素、即ち、幾つかの場合には結合的に存在し、他の場合には分離的に存在する要素の「一方又は両方」を意味するものと理解されるべきである。「及び/又は」と共に列挙される複数の要素は、同じように、即ち、そのように結合される要素の「1以上」と解釈されるべきである。具体的に特定される要素と関連するかどうかに拘わらず、「及び/又は」句によって具体的に特定される要素以外の他の要素が任意に存在してよい。
本明細書及び請求項において使用されるとき、「又は」は、上で定義した「及び/又は」と同じ意味を有すると理解されるべきである。例えば、リスト中の項目を分離するとき、「又は」又は「及び/又は」は包括的である、即ち、多数の要素又は要素のリストのうちの少なくとも1つを含むが、それらの1よりも多くを含み、任意的に、追加的なリストにない項目を含むものと解釈されるべきである。「~のうちの1つだけ」又は「~のうちの正に1つ」のような、逆のことが明確に示される用語のみ、又は請求項において使用されるときの「~からなる」という用語が、多数の要素又は要素のリストのうちの正に1つの要素を含むことを意味する。一般的に、本明細書において使用されるとき、「又は」という用語は、「いずれか」、「~のうちの1つ」、「~のうちの1つのみ」、又は「~のうちの正に1つ」のような、排他的な用語によって先行される場合ときに、排他的な代替(即ち、一方又は他方であるが両方でない)とだけ理解されなければならない。
本明細書及び請求項において使用されるとき、1以上の要素のリストを参照する「少なくとも1つ」という句は、要素のリスト中の要素の任意の1以上から選択される少なくとも1つの要素を意味するがと理解されるべきであるが、必ずしも要素のリスト中に特別に列挙されるありとあらゆる要素のうちの少なくとも1つを含まず、要素のリスト中の要素の任意の組み合わせを排除しない。この定義は、特別に特定される要素に関係しようが関係しまいが、「少なくとも1つ」という句が指す要素のリスト内で具体的に特定される要素以外の要素が任意に存在することも可能にする。
逆のことが明確に示されていない限り、1よりも多くのステップ又は行為(動作)を含む本明細書で請求される任意の方法において、方法のステップ又は行為の順序は、必ずしも以方法のステップ又は行為が列挙される順序に限定されないことも理解されるべきである。
請求項において並びに上記明細書において、「含む(comprising)」、「含む(including)」、「有する(carrying)」、「有する(having)」、「含む(containing)」、「含む(involving)」、「保持する(holding)」、「~なる(comprised of)」、及び同等表現のような、全ての移行句は、開放端である、即ち、含むことを意味するがそれに限定されないことを意味するものと理解されるべきである。「~なる」及び「~本質的になる」という移行句のみが、それぞれ、閉塞移行句又は半閉塞閉鎖移行句である。
幾つかの発明的な実施形態を本明細書に記載し且つ例示したが、当業者は、本明細書に記載する機能を実行し、且つ/或いは結果及び/又は利点のうちの1以上を取得するための様々な他の手段及び/又は構造を容易に想像し、そのような変形及び/又は修正の各々は、本明細書に記載する発明的な実施形態の範囲内にあるとみなされる。より一般的には、当業者は、本明細書に記載する全てのパラメータ、寸法、材料、及び構成が例示的であることを意図すること、並びに実際のパラメータ、寸法、材料、及び/又は構成が、発明的な教示を使用する具体的な用途又は複数の用途に依存することを容易に理解するであろう。当業者は、本明細書に記載する特定の発明的な実施形態に対する多くの均等物を認識し、或いは日常的に過ぎない実験を用いて確認することができる。従って、前述の実施形態は一例として提示されており、添付の請求項及びその均等物の範囲内で、発明的な実施形態は、具体的に記載し且つ請求する以外の方法で実施されてよいことが理解されるべきである。本開示の発明的な実施形態は、本明細書に記載する個々の構成、システム、物品、材料、キット、及び/又は方法に向けられている。加えて、そのような構成、システム、物品、材料、キット、及び/又は方法が相互に矛盾しないならば、そのような構成、システム、物品、材料、キット、及び/又は方法の2以上の任意の組み合わせは、本開示の発明の範囲内に含められる。

Claims (11)

  1. 口腔ヘルスケアデバイスのユーザにフィードバックを提供する方法であって、
    前記口腔ヘルスケアデバイスの使用中の前記ユーザの頭の動きを検出するステップと、
    前記頭の動きの量が閾値に達しているか或いは閾値を超えているか否かを決定するステップと、
    前記頭の動きが前記閾値に達しているか或いは前記閾値を超えている事態において、前記ユーザに視覚的表示を提供するために前記口腔ヘルスケアデバイスと関連付けられるユーザインターフェースを変更することによって前記ユーザに前記頭の動きを通知するステップとを含む、
    方法。
  2. 前記ユーザの頭の動きを検出するステップは、2D又は3D画像を取り込むことを含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記ユーザの頭の動きを検出するステップは、カメラを使用して前記ユーザの画像を取り込むことを含む、請求項1に記載の方法。
  4. 前記頭の動きの量が前記閾値に達しているか或いは前記閾値を超えているか否かを決定するステップは、前記取り込む画像から前記ユーザの顔構成要素の位置を含む視覚的特徴のセットを抽出すること、該視覚的特徴のセットの間の差を計算すること、及び前記差を閾値と比較することを含む、請求項3に記載の方法。
  5. 前記動きの量が前記閾値に達しているか或いは前記閾値を超えているか否かを決定するステップは、前記差と対応する閾値との間の重み付けられた距離を計算することを含む、請求項4に記載の方法。
  6. 前記視覚的特徴のセットの間の差は、画像間の前記ユーザの顔構成要素の位置の間の距離であり、前記対応する閾値は、各顔構成要素についての容認可能な移動距離である、請求項に記載の方法。
  7. 前記ユーザインターフェースを変更することは、前記視覚的表示をぼかすことを含む、請求項1に記載の方法。
  8. 口腔ヘルスケアデバイスのユーザにフィードバックを提供するシステムであって、
    前記口腔ヘルスケアデバイスの使用中の前記ユーザの頭の位置を決定するように構成される位置センサと、
    該位置センサと通信するプロセッサであって、前記決定する頭の位置の間の差を計算して、該差が前記ユーザに通知するための閾値に達しているか或いは前記ユーザに通知するための閾値を超えているか否かを決定するように構成される、プロセッサと、
    該プロセッサと通信するユーザインターフェースであって、前記決定する頭の位置の間の前記差が前記閾値に達しているか或いは前記閾値を超えている事態において、前記ユーザに視覚的表示を提供するように構成される、ユーザインターフェースとを含む、
    システム。
  9. 前記位置センサは、前記ユーザの画像を取り込むカメラを含み、前記プロセッサは、前記取り込む画像からユーザの顔構成要素の位置を含む視覚的特徴のセットを抽出し、該視覚的特徴のセットの間の差を計算し、該差を閾値と比較する、ように構成される、請求項に記載のシステム。
  10. 前記プロセッサは、前記差と対応する閾値との間の重み付けられた距離を計算するように構成され、前記視覚的特徴のセットの間の差は、画像間の前記ユーザの前記顔構成要素の位置の間の距離であり、前記対応する閾値は、各顔構成要素のための認容可能な移動距離である、請求項に記載のシステム。
  11. 記プロセッサは、前記決定される頭の位置の間の差が前記閾値を超える事態において、前記視覚的表示をぼかすように構成される、請求項に記載のシステム。
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