JP2012520152A - 医療用の対話型mriシステムおよび患者の不安軽減ディストラクションシステム - Google Patents

医療用の対話型mriシステムおよび患者の不安軽減ディストラクションシステム Download PDF

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Abstract

患者に映像および音を提供することにより患者の不安を軽減するため、および患者からの応答を受け取るための医療システム。このシステムは、医療機器から発せられる音を抑制するための音抑制回路を含んでいる。1つまたは複数の視覚表示装置が、表示装置間の距離を調節するための、傾き、旋回、および距離を調節する手段を有する。

Description

相互参照
本出願は、全体が参照により本開示に組み入れられる、2009年3月13日に提出された「MRI System」と題する米国仮特許出願第61/160,128号明細書の恩典を主張する、2009年6月18日に提出された「Interactive MRI System」と題する米国特許出願第12/487,573号明細書の一部継続出願である。上記特許出願のそれぞれは、その全体が参照により本明細書に組み入れられる。
多くの医療処置は、処置が行われている場所、および雑音、および他の環境要因に不慣れのために患者をますます不安にさせる。たとえば、磁気共鳴イメージング(magnetic resonance imaging、「MRI」)システムおよび機能的磁気共鳴イメージング(functional magnetic resonance imaging、「fMRI」)システムが、患者の物理的状態を診断するために広く使用されている。MRIシステムおよびfMRIシステムはまた、脳活動について様々な刺激の影響を決定するための研究手段としても使用される。研究目的のためには、MRIを受けている患者に音声および/または映像の刺激を提供できることが望ましい。MRI過程から閉所恐怖症になり得る患者の気分をまぎらすことが望ましい。したがって、さらに日常的なMRIについては、音声および/または視覚の刺激が提供されることが望ましい。そのような刺激を提供することができるMRIシステムが公知である。たとえば、米国特許第5,877,732号明細書を参照されたい。
しかし、刺激を提供することができる既存システムは、1つまたは複数の欠陥、たとえば7テスラで動作するMRIシステムなど高出力MRIシステムで使用することができないことなど、患者に取っての不快感、および患者に入力を提供し患者から出力を受け取るインタフェースシステムの能力が制限されることを欠点として持つ。
さらに、たとえば、整形外科的関節鏡検査処置(すなわち、関節炎組織、骨棘(spur)などを除去する膝関節スコープ)が、全身麻酔薬の代わりに施される局所ブロックおよび軸性ブロックの組合せで患者を覚醒したままにすることがしばしばある。不安を高める部屋の雰囲気に加えて、のこぎり、吸引、および別の手術器具の雑音がある手術室で覚醒していることが、多くの患者に情緒的不安を引き起こし得る。標準的イヤホンおよび視覚表示アイウェアは手術室の雑音の十分な遮断を提供せず、医療処置が行われている間、患者により調節できないことによる患者の不安および恐怖心を増大させ得る。
したがって、既存システムのこれらの欠陥の1つまたは複数を克服するシステムが必要である。
本発明はこの必要性を満たす。本発明は、a)映像入力および音声入力を受け取るため、ならびに患者により生成される音入力および患者により生成される制御入力を受け取るためのマイクロプロセッサを含むインタフェースと、b)映像入力をインタフェースから受け取るため、および視覚画像を患者に表示するための1つまたは複数の視覚表示装置と、c)音抑制信号を生成することにより患者に近接する医療機器から発せられる音を抑制するための、インタフェース内の音抑制回路と、d)インタフェースから音声入力および音抑制信号を受け取る、患者が着用可能な音伝送システムと、e)患者により生成された音入力としてインタフェースに送信するために、患者により生成される音を受け取るためのマイクロホンステムと、f)患者入力をインタフェースに提供するための患者が制御可能な入力機器と、g)患者に関する生理学的情報を受け取るための、インタフェース内の患者モニタ受信機とを含む、患者の気分をまぎらして不安を軽減するための医療用システムである。システムは十分にシールドされるので、医療処置室内で使用できる。
本発明の一実施形態では、本発明は、a)映像入力および音声入力を受け取るため、ならびに患者により生成される音入力および患者により生成される制御信号を受け取るためのマイクロプロセッサを含むインタフェースと、b)インタフェースから映像入力を受け取るため、および患者に視覚画像を表示するための視覚表示装置であって、映像表示装置が左および右の表示装置、ならびに左の表示装置と右の表示装置の間の距離を調節するための第1の調節手段を含み、各表示装置がi)映像入力を受け取り、映像画像を送信するためのOLEDと、ii)OLEDから映像画像を受け取るプリズムと、iii)プリズムとOLEDの間の距離を調節するための第2の調節手段とを含む視覚表示装置と、c)音抑制信号を生成することによりMRI機器から発せられる音を抑制するための、インタフェース内の音抑制回路と、d)インタフェースから音声入力および音抑制信号を受け取る、患者が着用可能な音伝送システムと、e)患者により生成された音入力としてインタフェースに送信するために、患者により生成される音を受け取るためのマイクロホンシステムと、f)患者入力をインタフェースに提供するための患者が制御可能な入力機器と、g)患者に関する生理学的情報を受け取るための、インタフェース内の患者モニタ受信機とを含む、患者に使用されるMRIで使用するためのシステムである。システムは十分にシールドされるので、MRI室内で使用可能である。
本発明のこれらおよび別の特徴、様態、および有利な点が以下の説明、添付の特許請求の範囲、および添付の図面を参照してよりよく理解されるようになるであろう。
本発明の特徴を有するシステムの構成要素を示す構成図である。 図1のシステムで使用するためのインタフェースユニットの構成図である。 図2のインタフェースユニットのトップダウン概略図である。 図2のインタフェースユニットの側面概略図である。 図2のインタフェースユニットの音声/映像インタフェースの構成図である。 図1のシステムと共に使用するための音声/映像表示機器の概略図である。 図1のシステム内で有用な音声/映像表示機器の透視図である。 患者が身に着ける図7の音声映像機器を示す。 音声/映像機器の配線図である。 図1のシステムで使用するための映像表示装置の透視図である。 図10Aの表示装置の側面図である。 図10Aの映像表示装置を概略示す。 図1のシステムで使用するためのスピーカシステムを示す。 図1のシステムで使用するためのマイクロホンを示す。 図1のシステムで使用するための呼出ボタンの概略の平面図である。 図13Aの呼出ボタンの概略の正面図である。 図13Aの呼出ボックスシステムの構成要素を示す。 患者の不安を軽減するために薄型設計を使用するゴーグルベースの音声/映像表示および応答ユニット1400である。 本発明の別の実施形態による、医療用不安軽減ディストラクションシステム1500の図である。 本発明の一実施形態による1つまたは複数の患者の頭の過剰な動きセンサを有する、図14のゴーグルユニットの正面図である。 本発明の一実施形態により個々の視覚表示装置がどのように調節可能であるかの構成図である。 本発明の一実施形態による、患者の眼球運動を追跡するための遠隔眼球追跡カメラの図である。 図15の個々の視覚表示ユニットのクローズアップ図である。 一部の医療処置で使用されるMRIヘッドユニットの図である。 本発明の一実施形態による自動雑音消去センサの図である。
本発明の一実施形態によれば、医療処置中に患者との対話を行うための機器、たとえば磁気共鳴イメージング(MRI)機器または機能的磁気共鳴イメージング(fMRI)機器などが提供される。本発明の別の実施形態によれば、患者に対してMRIまたはfMRIを行うためのシステムが提供される。本発明の別の実施形態によれば、患者に対してMRIまたはfMRIを行うための方法が提供される。一実施形態では、方法は、本発明による機器を提供するステップと、機器を使用して患者に対して磁気共鳴イメージングを行うステップとを含む。
以下の説明では、実施形態の完全な理解を提供するために具体的詳細が示される。しかし、実施形態がこれらの具体的詳細なしに実施可能であることが当業者により理解されよう。実施形態を不明瞭にしないように、周知の回路、構造、および技術が詳細に示されないことがある。たとえば、回路は不必要な詳細で実施形態を不明瞭にしないように構成図で示されることがある。
また、実施形態は、流れ図、フローダイアグラム、構造図、または構成図として描かれる工程として説明されることがあることが留意される。流れ図が連続工程として動作を説明することがあるが、動作の多くが並列にまたは同時に行うことができる。さらに、動作の順序が並べ換えられることがある。工程の動作が完了したとき、工程が終了させられる。工程が方法、関数、手順、サブルーチン、サブプログラムなどに対応することがある。工程が関数に対応する場合、工程の終了は、呼び出している関数またはメイン関数へ関数が戻ることに対応する。
さらに、記憶装置が、読出専用メモリ(ROM)、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)、磁気ディスク記憶媒体、光学的記憶媒体、フラッシュ・メモリ・デバイス、および/または情報を記憶するための別の機械読出可能媒体を含む、データを記憶するための1つまたは複数の機器を表すことがある。
さらに、実施形態がハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、またはそれらの組合せにより実装されることがある。ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、またはマイクロコードで実装されるとき、必要なタスクを実行するためのプログラムコードまたはコードセグメントが機械読出可能媒体たとえば記憶媒体または1つまたは複数の別の記憶装置内に記憶されることがある。プロセッサが必要なタスクを実行することができる。コードセグメントが手順、関数、サブプログラム、プログラム、ルーチン、サブルーチン、モジュール、ソフトウェアパッケージ、クラス、あるいは命令、データ構造、またはプログラム文の組合せを表すことがある。コードセグメントが、情報、データ、引数、パラメータ、またはメモリ内容を渡すおよび/または受け取ることにより、別のコードセグメントまたはハードウェア回路に結合可能である。情報、引数、パラメータ、データなどが、記憶空間共有、メッセージパッシング、トークンパッシング、ネットワーク伝送などを含む適切な手段を通して渡される、転送される、または送信される。
以下の説明では、本発明の1つまたは複数の実施形態の特定の特徴を説明するために特定の用語が使用される。
本明細書で使用されるように、状況が別のやり方で要求する場合を除いて、用語「含む(comprise)」、およびその用語の変化形、たとえば「comprising」、「comprises」、および「comprised」は、別の付加物、構成要素、完全体(integer)、またはステップを排除するように意図されるものではない。したがって、本明細書全体で、状況が別のやり方で要求しなければ、用語「comprise」、「comprising」、および同種のものは、排他的意味ではなく包括的意味で、すなわち「含むが限定されない」という意味で解釈されるものである。
本明細書で使用されるように、用語fMRI適合およびMRI適合は、それぞれfMRIおよびMRIの手順の間に使用するために意図される機器を指し、その結果、機器により記録されるデータも、手順により記録されるデータも、実際にfMRIまたはMRIの共同使用により不利益に影響を及ぼされると合理的に考えられない。
本明細書で使用されるように、用語有機発光ダイオード(OLED)は、電極の少なくとも一方が透明である2つの電極間に形成される有機化合物の薄膜からなる放射性エレクトロルミネセント層を含む発光ダイオードの、透明な、可撓性のある、固体状のなどを含むすべての変形形態を指す。
MRI適合機器がfMRI適合性を保証しない。機器をfMRI適合にする方法の例が、機器とMRIスキャナの超伝導磁石の間の引力を低減するための非強磁性材料、たとえばプラスチックの使用、およびデータ測定機器を害し、データの信号対雑音比またはコントラスト対雑音比を損なう可能性がある電磁妨害(electromagnetic interference)を低減するためのシールディングの使用を含むがそれに限定されるものではない。
図で描かれているように、本開示で指定されるすべての寸法が例だけのためであり、限定していると意図されない。さらに、これらの図で示される比率は必ずしもスケール適合しない。本開示を参照して当業者により理解されるように、本開示で開示される任意の機器または機器の部分の実際の寸法は、任意の機器または機器の部分の意図される用途により決定される。
システムの概観
ここで図1を参照すると、本発明の特徴を有するシステム100が示されている。システム100は制御室102およびMRI室104を含み、MRI室は磁石ボア(magnet bore)106を含む。用語「MRI室」はまた、fMRIのために使用される部屋を含む。
制御室102は、システム100を制御するためのタッチ・ディスプレイ・スクリーン110を介して任意選択で動作させられるコンピュータ・ワーク・ステーション108、電源112、映像入力を提供する映像フィード114、および音声入力を提供する音声フィード116を含む。映像フィード114および音声フィード116は、コンピュータ・ワーク・ステーション108に、あるいは映像または音声の出力を利用できる任意の別の機器たとえばDVDプレーヤ(示されていない)に、任意選択で接続可能である。MRI室104はインタフェースユニット118を含む。
磁石ボア106内部には患者インタフェース機器たとえばポータブル音声視覚システム120、呼出ボタン122、応答機器124、および手動コントローラたとえばジョイスティック126があり、それらすべてがインタフェースユニット118に接続される。
制御室構成要素
コンピュータ・ワーク・ステーション108は、任意の一般的コンピュータたとえばDell(登録商標)、Hewlett−Packard(登録商標)、および別の会社により提供されるコンピュータとすることができる。コンピュータ・ワーク・ステーション108は典型的にはコンピュータメモリ、USBポート、プリンタ、モニタ、キーボード、およびマウスを含む。任意選択で、モニタはタッチ・ディスプレイ・スクリーン110の形態とすることができる。ディスプレイ・タッチ・スクリーン110は標準的USBコネクタ127を通してPCワークステーション108に接続可能である。ワークステーション108は光通信回線128を通してインタフェースユニット118と通信する。電源112は外部電力を電力線130に、インタフェース118に、およびインタフェースユニット118を通して磁石ボア構成要素に提供する。電力は直流12ボルトとすることができる。光接続回線128は、制御信号および別の入力をインタフェースユニット118に提供するため、ならびにワークステーション108、制御室への患者から得られる入力を受け取るために使用される。好ましくは、電力および制御信号をMRI室に送信するため、ならびに患者からの入力を制御室102に送信するために単一ケーブルが使用される。
映像フィード114および音声フィード116は、それぞれSVGA光ファイバ回線132および134を通してインタフェース118に送信される。
インタフェースユニット
図1および図4を参照すると、インタフェースユニット118は、電源112に接続される変成器202と、変成器220に接続されるインタフェースコンピュータ204と、インタフェースコンピュータ204を囲む磁気シールディングハウジング206と、インタフェースコンピュータ204に電子的に接続され光信号を使用して光イーサネット接続128を介してコンピュータ・ワーク・ステーション108に接続されるネットワークインタフェース208と、インタフェースコンピュータ204に電子的に接続されるデータ記憶装置212と、インタフェースコンピュータ204に電子的に接続される補助インタフェース214と、インタフェースコンピュータ204に電子的に接続される音声/映像ゴーグルインタフェース216とを含み、インタフェースユニット118は、磁気シールディングハウジング206により十分にシールドされるので、MRI磁場に持ち出されるMRI室104内で使用可能である。インタフェースユニット118はインタフェースコンピュータ204に接続される映像取込カード218と、映像取込カード218に電子的に接続される任意選択の眼球追跡インタフェース220と、インタフェースコンピュータ204に電子的に接続されるデータ取得ユニット222と、データ取得ユニット222に電子的に接続される任意選択の患者モニタ受信機224とを任意選択で含む。
インタフェースコンピュータ204は、回路基板226およびシングル・ボード・コンピュータ(SBC)228を含む。好ましい実施形態では、回路基板226はプリント回路基板であり、SBC228はmini−ITXマザーボード、たとえば8F、No.94、Sec.1、Shin Tai Wu Rd.、Hsin Chin、Taipei Hsien、TaiwanのTaiwan Commate Computer、Inc.から入手できるCommell(商標)LV−679である。一実施形態では、インタフェースコンピュータ204は、アクティブ雑音消去(active noise cancellation、ANC)ソフトウェア、ANCハードウェア、またはANCソフトウェアとANCハードウェアの両方を含む。好ましい実施形態では、インタフェースコンピュータ204は、ANCハードウェア、たとえばAustria Microsystems社のAS3501フィードフォワードANCデバイスまたはAS3500フィードバックANCデバイスなどを含む。特に好ましい実施形態では、インタフェースコンピュータ204は、たとえば米国特許第5,427,102号明細書または米国特許第5,440,641号明細書に記載されているANCソフトウェアをロードされる。ソフトウェアはインタフェースコンピュータの中へのバックグラウンド音声入力、出力音がバックグラウンド音声入力を打ち消すようにバックグラウンド音声入力からの180°位相シフト音である出力音を生成するためのソフトウェア、および出力音を送り出すための音声出力を可能にする。この方法では、患者は周囲の典型的MRI雑音を有しないことにより利益を得る。患者は動き回る可能性があまりないので、管理者はよりよい研究結果を通して利益を得る。別の好ましい実施形態では、SBC228は映像画像をコンピュータ・ワーク・ステーション108に出力するためのDVIモニタ出力229をさらに含む。
磁気シールディングハウジング206は、インタフェースユニット118と、インタフェースコンピュータ204、およびヒートシンク236を有するデータ記憶装置212に熱的に接続される冷却器232とを含むコンピュータハウジング230を含むことができる。好ましい実施形態では、冷却器232は熱を周囲の空気中に伝導するための高表面積格子を含む。特に好ましい実施形態では、高表面積格子はアルミニウムからなり、寸法が12.25インチ(31.115cm)×2.3インチ(5.842cm)×12インチ(30.48cm)ある。好ましい実施形態では、冷却器232は熱伝導性ギャップフィルタ、たとえば寸法が6.7インチ(17.018cm)×6.7インチ×0.2インチ(0.508cm)ある、Chanhassen、MNのThe Berquist Company社から入手できるBerquist(商標)GP2500S20を用いて回路基板226に熱的に結合される。好ましい実施形態では、インタフェースコンピュータ204は空気をさらに含み、冷却器232は回路基板226、インタフェースコンピュータ204の内側の空気、およびヒートシンク236と熱接触するCPU冷却器234をさらに含む。この設計では、MRIまたはfMRIを妨害する可能性がある可動部品を少し使ってかなりの冷却がある。
ネットワークインタフェース204は、インタフェースコンピュータ204内で使用するために光信号を標準的電子信号に変換することができる変換器ボックスである。好ましい実施形態では、ネットワークインタフェース204はSFP(Small Form−factor Pluggables)ファン・レス・システムへの銅線ギガビットイーサネット(Copper Gigabit Ethernet)であり、1000−BaseTイーサネット接続を使ってインタフェースコンピュータ204に、および1000−Base SXギガビット光イーサネットコードによりコンピュータ・ワーク・ステーション108に接続される。SFPファン・レス・システムへの銅線ギガビットイーサネットは、19800 North Creek Parkway、Bothell WAのAllied Telesis社から入手できるAllied Telesis(登録商標)AT−MC1008/SP 1000Tとすることができる。1000−Base SXギガビット光イーサネットコードは、330 Richmond St.、Chatham、Ontario、Canadaから入手できるOptics North America(登録商標)CAB−DVIFO−30MMとすることができる。
好ましい実施形態では、データ記憶装置212は可動部分のないソリッド・ステート・ハード・ドライブであり、ヒートシンク236に接続される。ソリッド・ステート・ハード・ドライブは、2200 Mission College Blvd、Santa Clara、CAのIntel Corporation社から入手できるIntel(登録商標)SSD 80GB記憶装置とすることができる。データ記憶装置212は、シリアルATA(SATA)接続によりインタフェースコンピュータ204に接続される。別の好ましい実施形態では複数のデータ記憶装置があり、それぞれインタフェースコンピュータ204に、およびヒートシンク236に接続される。ソリッド・ステート・ハード・ドライブは可動部分がないためにMRI室内で使用するのによりよい。典型的ハードディスクには、MRIおよびfMRIを妨害する可能性がある電気モータがある。
好ましい実施形態では、補助インタフェース214は、標準的双方向電子通信手段を通して、たとえばUSBケーブルを通してまたは無線でインタフェースコンピュータ204に接続される。補助インタフェース214は、電気信号と光信号の間を変換するための回路、および光ファイバケーブルを通して光信号を送受信するための通信手段を含む。通信手段の一例が、フォトダイオード回路、発光ダイオード(LED)、または光検出器、たとえば電気信号を光信号に変換するためのIndustrial Fiber Optics(登録商標)IF−E96、および光信号を電気信号に変換するためのIndustrial Fiber Optics(登録商標)IF−D95であり、両方とも1725 West 1st Street、Tempe、AZのIndustrial Fiber Optics、Inc.社から入手できる。
インタフェースユニット118は、図5に示される音声/映像ゴーグルインタフェース216を含む。音声/映像ゴーグルインタフェース216はSBC228に接続される非磁性オス電気コネクタ302と、制御室102に接続されるDVI(Digital Visual Interface)コネクタ304と、制御室102に接続される前面パネル(FP)音声コネクタ306と、DVIコネクタ304に、FP音声コネクタ306に、および非磁性オス電気コネクタ302に接続されるインタフェースシステム308と、インタフェースシステム308に電気的に接続される非磁性メス電気コネクタ310と、インタフェースシステム308に電気的に接続されるファイバコネクタ312とを含む。好ましい実施形態では、非磁性オス電気コネクタ302および非磁性メス電気コネクタ310は、5288 Valley Industrial Blvd S、Shakopee、MNのITT Interconnect Solutions社から入手できるITT Cannon(登録商標)D−Subminiature非磁性コネクタである。
DVIコネクタ304は映像フィード114から映像情報を受け取るように構成されるが、FP音声コネクタ306は音声フィード116から音声情報を受け取るように構成される。非磁性オス電気コネクタ302はSBC映像信号接続314、SBC通信信号接続316、SBC音声信号接続318、マイクロホンSBC接続320、および電力接続322を含む、SBCとの複数の電気接続を有するように構成される。
インタフェースシステム308は、DVIケーブル305を通してDVIコネクタ304に接続されるSVGA(Super Video Graphics Array)変換器324へのDVIと、SVGAケーブルを通してSVGA変換器324へのDVIに接続され、SVGA、色、同期映像の情報を伝達するケーブルを通してSBC映像信号接続314に接続される映像セレクタ326と、双方向接続ケーブル、たとえばUSBケーブルによりSBC通信信号接続316に接続されるインタフェースコントローラ328と、インタフェースコントローラ328に接続される制御倫理回路330と、インタフェースたとえば2線インタフェース(two−wire interface、TWI)またはシリアル周辺インタフェース(SPI)を使って制御論理回路330に接続されるDA変換器(DAC)332と、光ケーブルによりFP音声コネクタ306に接続され、光音声信号を電気信号に変換するように構成されるファイバ受信機DAC334と、ファイバ受信機DAC334に、およびSBC音声信号接続318に接続され、2つの音声信号を1つの電気信号に結合するように構成される音声ミキサ336と、音声ミキサ336に接続されるスピーカ増幅器338と、マイクロホンSBC接続320に接続される通信マイクロホンライン増幅器340と、電力接続322に接続されるレギュレータ342と、制御論理回路330に接続され、電気信号を光信号に変換するように構成される第1の電気−光変換器344と、制御論理回路330に接続され、光信号を電気信号に変換するように構成される第2の電気−光変換器346とを含む。好ましい実施形態では、第1の電気−光変換器344はIndustrial Fiber Optics(登録商標)IF−E96であり、第2の電気−光変換器346はIndustrial Fiber Optics(登録商標)IF−D95であり、両方とも1725 West 1st Street、Tempe、AZのIndustrial Fiber Optics、Inc.社から入手できる。
非磁性メス電気コネクタ310は、音声/映像ゴーグルインタフェース216との複数の電気接続、たとえば映像ケーブルを通して映像セレクタ326に接続される表示装置ドライブ348たとえば映像信号を伝達するためのSVGAと、制御論理回路330に接続される表示装置制御350と、DAC332に接続される電圧出力352と、スピーカ増幅器338に接続されるスピーカ接続354と、通信ラインマイクロホン増幅器340に接続されるマイクロホン接続356と、レギュレータ342に接続されるゴーグル電力接続358とを有するように構成される。ファイバコネクタ312は、第1の電気−光変換器344および第2の電気−光変換器346に接続される呼出ボタンコネクタ360を含む。
好ましい実施形態では、音声/映像ゴーグルインタフェース216は、非磁性メス電気コネクタ310内の雑音消去接続362、ならびにインタフェースシステム308内に位置し、インタフェースコンピュータ204からのアクティブ雑音消去のためにバックグラウンド雑音を音声出力内に送り出すような方法で雑音消去接続362に、制御論理回路330に、および音声ミキサ336に接続される雑音消去マイクロホンインタフェース364をさらに含む。
好ましい実施形態では、映像取込カード218は、8F、No.94、Sec.1、Shin Tai Wu Rd.、Hsin Chin、Taipei Hsien、TaiwanのTaiwan Commate Computer、Inc.社から入手できるCommell(登録商標)mini−PCIであり、NTSCビデオケーブルを通して眼球追跡インタフェース220に接続される。
眼球追跡インタフェース220は光ファイバケーブルから映像画像を受け取り、光ファイバケーブルからの信号を電気信号に変換することができる。
好ましい実施形態では、データ取得ユニット222は、11500 N Mopac Expwy.、Austin、TXのNational Instruments Corp.社から入手できる16チャネルのNational Instruments(登録商標)DAQ NI PCIe−6259であり、PCIエクスプレス(Peripheral Component Interconnect Express、PCIe)接続を通してインタフェースコンピュータ204に接続される。好ましい実施形態では、データ取得ユニット222は、患者モニタ受信機224からデジタルとアナログの電気信号の両方を受け取るように構成される。
好ましい実施形態では、患者モニタ受信機224は、当技術分野で公知の方法に従って、たとえば米国特許第6,731,976号明細書および米国特許第6,533,733号明細書に従って、患者の心拍数、呼吸、体温、酸素レベル、および脳の電気活動に関する患者からの信号を受け取ることができる。
磁石ボア構成要素
ここで図6から図9を参照すると、磁石ボア106内の項目を見ることができる。
音声/映像ゴーグルシステム120は、アース接続503を備える第2の非磁性オスコネクタ502を有する電子ケーブルを通して音声/映像ゴーグルインタフェース216に接続され、視覚表示装置504、音声ケーブル507を通して第2の非磁性オスコネクタ502に接続される音伝送システム506、およびマイクロホンシステム508を含む。第2の非磁性オスコネクタ502は非磁性メスコネクタ310に接続する。視覚表示装置504は映像情報を伝達するケーブル509を通して音声/映像ゴーグルインタフェース216に接続され、左の表示装置510と、右の表示装置512と、論理ケーブル515を通して第2の非磁性オスコネクタ502に、左の表示装置510に、および右の表示装置512に接続される表示論理回路514と、電圧ケーブル517を通して第2の非磁性オスコネクタ502に、左の表示装置510に、および右の表示装置512に接続される複数の電圧コントローラ516とを含む。音声/映像ゴーグルシステム120は、任意選択の眼球追跡インタフェース220に接続される眼球追跡システム518を任意選択でさらに含む。マイクロホンシステム508は、マイクロホンケーブル519を通して第2の非磁性オスコネクタ502に接続される。
好ましい実施形態では、左の表示装置510および右の表示装置512はそれぞれ、映像画像を送受信するための有機発光ダイオード(OLED)システムまたは別のLEDシステム520と、OLEDシステムまたはLEDシステム520から映像画像を受け取るためのプリズムまたは鏡のシステム522と、プリズムまたは鏡のシステム522とOLEDシステムまたはLEDシステム520との間の距離を調節するためのジオプタ(diopter)調節機構524とをさらに含む。ジオプタ調節機構524は、手動式、たとえばねじ棒(threaded rod)とすることができる、または非磁性モータ、たとえば小型圧電性マイクロモータ、たとえばSquiggle(登録商標)モータを含むことができる。プリズムまたは鏡のシステム522は、OLEDシステムまたはLEDシステム520から映像信号を受け取り、映像信号をレンズの必要なしに患者に送信する。使用されるOLEDシステムまたはLEDシステム520、およびプリズムまたは鏡のシステム522は、10500 NE 8th Street、Bellevue、WAのeMagin Corporation社から入手できるアクティブマトリクスOLED−on−Siliconマイクロディスプレイを含むeMagin(登録商標)WF05光学系モジュールとすることができる。このモジュールの表示装置は少なくとも7テスラまでの磁場内で劣化しないので、このモジュールは好ましい表示機構である。
音伝送システム506は、図11に特に見ることができる。使用される音伝送システム506は、4411 South High School Road、Indianapolis、INのMallory Sonalert Products、Inc.社から入手できるMallory Sonalert Products(登録商標)PT−2060WQの修正版であり、電気信号を音響の音声信号に変換する圧電性スピーカ526と、音声信号を受け取り圧電性スピーカ526に取り付けられる音響導波路528と、音響導波路528に取り付けられ患者の耳に近接して配置されるイヤホン530とを含む。音声チェーンは、音出力レベルが周波数で相当上昇する圧電性セラミックスピーカの一様でない周波数応答を補償するための周波数等化回路を含む。この特性は、補償されなければ、知覚される音の品質の損失の要因、およびアクティブ雑音消去システムの動作の品質の損失の要因となる。周波数等化システムはまた、スピーカとイヤホンの間の管により引き起こされる周波数依存性損失を補償する。Mallory Sonalert Products(登録商標)PT−2060WQは、ワイヤストリッピング、および磁気シールディングできる材料、たとえばマイラ(mylar)または銅の編組(braiding)で磁気的にシールドすることにより修正される。音伝送システム506はまた、セラミクスピーカをさらに含むことができる。好ましい実施形態では、音伝送システム506はMRIバックグラウンド雑音を拾い上げる雑音消去マイクロホン532をさらに含む。これらの雑音消去マイクロホン532は、図9に示される雑音消去ケーブル533を通して音声信号を音声/映像ゴーグルインタフェース216に送り出す。
マイクロホンシステム508が図12に特に見ることができる。使用されるマイクロホンシステム508は、言葉の伝達を受け取るために患者の口の近くに開口部を有するように構成される音響導波管536を通してマイクロプロセッサに接続される非磁性微小電気機械システム(microelectromechanical system、MEMS)マイクロホン534である。好ましい実施形態では、MEMSマイクロホン534は、一体化された変換器および関連する回路が一体のシリコン上にあるアナログ出力単一チップMEMSマイクロホン、たとえば2835 East Carson Street、Suite 301、Pittsburg、PAのAkustica、Inc.から入手できるAkustica(登録商標)AKU1126であり、ワイヤストリッピング、および磁気シールディングできる材料、たとえばマイラまたは銅の編組で磁気的にシールドすることにより修正される。
好ましい実施形態では、視覚表示装置504、音伝送システム506、およびマイクロホンシステム508は、一般的形状の双眼鏡ゴーグルを有する一体ユニットであり、音声/映像ゴーグルシステム120は瞳孔間調節機構をさらに含む。瞳孔間調節機構は手動式、たとえばねじ棒とすることができる、または非磁性モータを含むことができる。音声/映像ゴーグルシステム120は、生体適合性非磁性材料、たとえば可撓性のあるプラスチック、シリコン、またはポリウレタンから作られるフェースモジュール(face module)に搭載される。別の好ましい実施形態では、音声/映像ゴーグルシステム120は、一体ユニットと患者の間の一体ユニット上に配置するための取り外し可能なシールド538をさらに含む。好ましい実施形態では、音声/映像ゴーグルシステム120は、音声/映像ゴーグルシステム120を患者に固定するストラップをさらに含む。別の好ましい実施形態では、音声/映像ゴーグルシステム120は、図9に示されるように単一の37ピンケーブルを通して音声/映像ゴーグルインタフェース216に接続される。単一ケーブルはまた、当技術分野で公知の、MRIまたはfMRIへの妨害を最小にするという有利な点を有する編組シールディングを通して磁気的にシールドすることができる。
呼出ボタン122は、図13A〜図13Cに特に見ることができる。呼出ボタン122は、制御室102よりも患者に近い第1の末端、および向かい合った第2の末端を有する第1の光ファイバケーブル602と、制御室102よりも患者に近い第1の末端、および向かい合った第2の末端を有する第2の光ファイバケーブル604と、2つの光ファイバケーブル間に光路が存在するように基盤607およびファイバ支持物608を使用して、第1の光ファイバケーブル602の第1の末端および第2の光ファイバケーブル604の第1の末端を互いに近接させるような方法で第1の光ファイバケーブル602の第1の末端および第2の光ファイバケーブル604の第1の末端を保持するハウジング606と、第1の光ファイバケーブルの第1の末端と第2の光ファイバケーブルの第1の末端の間に届くように構成される、ハウジング606内部の光遮断機構610たとえば鏡またはプリズムと、光遮断機構610に取り付けられ、ハウジング606の外側に配置される、患者がディスクを押し下げることにより光路を遮断するような方法で構成されるディスク612と、患者がディスクを押し下げたとき、ばね614がディスクを戻して押し上げて光路を再び開く力を加えるようなばね614とを含む。第1の光ファイバケーブル602および第2の光ファイバケーブル604は、音声/映像ゴーグルインタフェース216の呼出ボタンコネクタ360に接続される。第1の光ファイバケーブル602は音声/映像ゴーグルインタフェース216から光入力を受け取り、光入力を第2の光ファイバケーブル604に送信する。
応答機器124は少なくとも1つの入力ボタンを含む。各ボタンは呼出ボタン122と類似の方法で構築され、制御室102よりも患者に近い第1の末端、および向かい合った第2の末端を有する第1の光ファイバケーブルと、制御室102よりも患者に近い第1の末端、および向かい合った第2の末端を有する第2の光ファイバケーブルと、2つの光ファイバケーブルの間に光路が存在するように基盤およびファイバ支持物を使用して、第1の光ファイバケーブルの第1の末端および第2の光ファイバケーブルの第1の末端を互いに近接させるような方法で第1の光ファイバケーブルの第1の末端および第2の光ファイバケーブルの第1の末端を保持するハウジングと、第1の光ファイバケーブルの第1の末端と第2の光ファイバケーブルの第1の末端の間に届くように構成される、ハウジング内部の光遮断機構たとえば鏡またはプリズムと、光遮断機構に取り付けられ、ハウジングの外側に配置される、患者がディスクを押し下げることにより光路を遮断するような方法で構成されるディスクと、患者がディスクを押し下げたとき、ばねがディスクを戻して押し上げて光路を再び開く力を加えるようなばねとを含む。第1の光ファイバケーブルおよび第2の光ファイバケーブルは補助インタフェース214に接続される。別の実施形態では、複数の患者入力ボタンがある。
手動コントローラまたはジョイスティック126は、呼出ボタン122と類似の方法で構築され、制御室102よりも患者に近い第1の末端、および向かい合った第2の末端を有する第1の光ファイバケーブルと、制御室102よりも患者に近い第1の末端、および向かい合った第2の末端を有する第2の光ファイバケーブルと、2つの光ファイバケーブルの間に光路が存在するように基盤およびファイバ支持物を使用して、第1の光ファイバケーブルの第1の末端および第2の光ファイバケーブルの第1の末端を互いに近接させるような方法で第1の光ファイバケーブルの第1の末端および第2の光ファイバケーブルの第1の末端を保持するハウジングと、増分手段で第1の光ファイバケーブルの第1の末端と第2の光ファイバケーブルの第1の末端の間に届くように構成される、ハウジング内部の光遮断機構たとえば鏡またはプリズムと、光遮断機構に取り付けられ、ハウジングの外側に配置される、患者がある方向に制御スティックを動かすことにより光路を部分的に遮断するような方法で構成されるハンドヘルド制御スティックと、患者が制御スティックを動かすとき、ばねが制御スティックをその元の位置に押し戻して光路を再び開く力を加えるようなばねとを含む。患者が光路を部分的に遮断するとき、補助インタフェース214にアナログ信号が送信される。第1の光ファイバケーブルおよび第2の光ファイバケーブルは補助インタフェース214に接続される。
別の実施形態では、ジョイスティック126は、第1の複数の光ファイバケーブルであって、第1の複数の光ファイバケーブルの各光ファイバケーブルが第1の末端および向かい合った第2の末端を有し、光ファイバケーブルのそれぞれの第1の末端が制御室102よりも患者に近い第1の複数の光ファイバケーブルと、第2の複数の光ファイバケーブルであって、第2の複数の各光ファイバケーブルが第1の複数の対応する光ファイバケーブルを有し、対を形成し、第2の複数の光ファイバケーブルの各光ファイバケーブルが第1の末端および向かい合った第2の末端を有し、光ファイバケーブルのそれぞれの第1の末端が制御室102よりも患者に近い第2の複数の光ファイバケーブルと、複数の光路を形成する光ファイバケーブルの各対の間に光路が存在するように基盤およびファイバ支持物を使用して、第2の複数の各光ファイバケーブルの第1の末端を第1の複数のそれぞれの対応する光ファイバケーブルの第1の末端に近接させるような方法で光ファイバケーブルのそれぞれの第1の末端を保持するハウジングと、1つまたは複数の光ファイバケーブル対の間の光路を遮断するように構成される、ハウジング内部の光遮断機構たとえば鏡またはプリズムと、光遮断機構に取り付けられ、ハウジングの外側に配置される、患者が制御スティックをある方向に動かすことにより1つまたは複数の光路を遮断するような方法で構成されるハンドヘルド制御スティックと、患者が制御スティックを動かすとき、ばねが制御スティックをその元の位置に押し戻して光路を再び開く力を加えるようなばねとを含む。第1の複数の光ファイバケーブルおよび第2の複数の光ファイバケーブルは補助インタフェース214に接続される。
別の実施形態では、第1の複数の光ファイバケーブルであって、第1の複数の光ファイバケーブルの各光ファイバケーブルが第1の末端および向かい合った第2の末端を有し、光ファイバケーブルのそれぞれの第1の末端が制御室102よりも患者に近い第1の複数の光ファイバケーブルと、第2の複数の光ファイバケーブルであって、第2の複数の各光ファイバケーブルが第1の複数の対応する光ファイバケーブルを有し、対を形成し、第2の複数の光ファイバケーブルの各光ファイバケーブルが第1の末端および向かい合った第2の末端を有し、光ファイバケーブルのそれぞれの第1の末端が制御室102よりも患者に近い第2の複数の光ファイバケーブルと、複数の光路を形成する光ファイバケーブルの各対の間に光路が存在するように基盤およびファイバ支持物を使用して、第2の複数の各光ファイバケーブルの第1の末端を第1の複数のそれぞれの対応する光ファイバケーブルの第1の末端に近接させるような方法で光ファイバケーブルのそれぞれの第1の末端を保持するハウジングと、1つまたは複数の光ファイバケーブル対の間の光路を遮断するように構成される、ハウジング内部の光遮断機構たとえば鏡またはプリズムと、光遮断機構に取り付けられ、ハウジングの外側に取り付けられる、患者がつまみをある方向に動かすことにより1つまたは複数の光路を遮断するような方法で構成されるつまみと、患者がつまみを動かすとき、ばねがつまみをその元の位置に押し戻して光路を再び開く力を加えるようなばねとを含む音声調節機構がある。第1の複数の光ファイバケーブルおよび第2の複数の光ファイバケーブルは補助インタフェース214に接続される。音声調節機構は、イヤホン530内の音声信号の音声特性を調節するような方法で構成される。
有利な点
本発明のこれまで説明された実施形態には、最小の磁気感受性構成要素を備える音声/映像システム、およびより余裕のないヘッドコイルの中に合わせるためのコンパクト設計を含む、多くの有利な点がある。以下に説明される追加の実施形態が、別の要件を有する別の医療処置に適用される。たとえば、整形外科的関節鏡検査処置(すなわち、関節炎組織、骨棘などを除去する膝関節スコープ)では、患者は全身麻酔薬の代わりに施される局所ブロックおよび軸性ブロックの組合せを使ってしばしば覚醒したままにされる。不安を高める部屋の雰囲気に加えて、のこぎり、吸引、および別の手術器具の雑音を伴う手術室で覚醒していることは、多くの患者にとって情緒的不安を引き起こす可能性がある。本発明は、たとえば処置中に映画を再生するなど、患者にとってのディストラクション機構の役割を果たすことができ、本発明は患者の目の近くに合うので、雑音消去、および周囲の雰囲気からの不安が低減される音声を提供する。本発明は、医学的に安全であり、厳格なFDAおよびULの規格を満たし、清掃可能であり、部分的非無菌区域(semi−non−sterile area)内の麻酔カート近くに配置可能である。本発明から利益を得る医療処置の別の例が以下である。
1.インターベンショナルラジオロジ(interventional radiology)およびインターベンショナルカーディオロジ(interventional cardiology)(たとえばステント留置、色素コントラストイメージング、硬膜外麻酔他)。
2.腫瘍学――化学療法剤投与――>化学療法剤が投与されている間、患者のためのディストラクション機器として。
3.覚醒手術(たとえば整形外科的スコープ処置、歯または別の口腔顎顔面処置)。
4.PET(positron emission tomography)スキャンニング(たとえばスキャン中の気晴らしのため、閉所恐怖症を最小にするため、および患者が静止したままでいるよう励ますため)。また、組合せPET−CTまたはPET−MRIとして使用可能である。
5.CT(computed tomography)スキャンニング(たとえば大きい雑音および閉所恐怖症からのディストラクション機器として)。
6.MEG(magnetoencephalography)スキャンニング(EMIおよびRFの懸念が非常に高く、超高感度SQUIDセンサのせいでMEGでのスキャンニング成功のためにきわめて最小量の金属のほぼゼロのRF放出が許されることが必要とされるという点でMRIに類似する)。
7.透析(透析を受ける患者のためのディストラクション機器として)。
8.プロジェクタベースのシステムの必要がない機能的MEGおよび通常のMEG。また、スキャン中に何人もの患者を静止したままに保つのに役立つ)。
理解されるように、本発明には上記で提供された例以外の多くのより有用な応用があり、本発明は言及されたそれらの手順だけに限定されない。
ここで図14に戻ると、患者の不安を軽減するために薄型設計を使用するゴーグルベースの音声/視覚表示装置および応答ユニット1400が示されている。見てわかるように、ゴーグルユニット1400は、患者が着用可能な単一ゴーグルユニット1400内に1つまたは複数の視覚表示装置1402、音伝送システム1404および1406、ならびにマイクロホンシステム1408および1410を含む。1つまたは複数の視覚表示装置1402、音伝送システム1404、およびマイクロホンシステム1406は、患者の頭の両側の単一ケーブル1412および1414によりインタフェースユニット118に個々に接続される。この配置は、2つの単一ケーブル1412および1414が患者の頭の両側に等しい重さを提供し、患者の頭の片側だけを引く単一ケーブルよりも快適であることが示されたよりよいバランスを提供するので、単一ケーブルを使用してゴーグルユニット1400をインタフェースユニット118に接続するよりも好ましい。しかし、任意選択で、使用されている医療機器に単一ケーブルに対する特別な要件がある場合、1つまたは複数の視覚表示装置1402、音伝送システム1404および1406、ならびにマイクロホンシステム1408を、単一ケーブルによりインタフェースユニット118に接続することができる。ゴーグルユニット1400はまた、アクティブ・ヘッド・モーション検出器1416、パッシブ・ヘッド・モーション検出器1418および1420、またはアクティブ・ヘッド・モーション検出器1416とパッシブ・ヘッド・モーション検出器の両方を有することができる(図16に示されている)。アクティブ・ヘッド・モーション検出器1416およびパッシブ・ヘッド・モーション検出器は、過剰な動きが、行われている検査の結果を歪める医療機器内で、適切な頭の位置を患者が維持する手助けをするのに有用である。患者は制御ユニット1418を使用して1つまたは複数の視覚表示装置1402、音伝送システム1404、およびマイクロホンシステム1406を制御することができる。制御ユニット1418にはゴーグルユニット1400を制御するために有用なボリューム、輝度コントラスト、および別の制御がある。
ここで図15を参照すると、本発明の別の実施形態による、医療用不安軽減ディストラクションシステム1500の図が示されている。見てわかるように、この実施形態は一対のメガネに類似するユニット1500を提供する。ユニットは、患者が自分の頭の上に配置するフレーム1502からなる。マイクロホン1504を、フレーム1502の片側または複数の側に取り付けることができる。1つまたは複数の視覚表示ユニット1506を、フレーム1502に取り付けることができ、1つまたは複数の視覚表示ユニット1506のそれぞれに対して単一ケーブルがインタフェースユニット118に接続される。1つまたは複数の視覚表示ユニット1506のそれぞれは、機能を一致させることができるか、または任意選択で、行われている医療処置または研究に応じて1つまたは複数の視覚表示ユニット1506が異なる機能を提供することができる。任意選択で、行われている医療処置に応じて1つまたは複数の視覚表示ユニット1506の一方だけを、フレーム1502に取り付けることができる。1つまたは複数の視覚表示ユニット1506の瞳孔間距離を制御するためにモータ1508が提供される。モータ1508は、最適な快適さを求めて1つまたは複数の視覚表示ユニット1506を別個にまたは組み合わせて傾け、旋回させて患者が見ることにより1つまたは複数の視覚表示ユニット1506のそれぞれを調節することができる。任意選択で、1つまたは複数の視覚表示ユニット1506のそれぞれは、患者による最適な快適さおよび視野を求めて1つまたは複数の視覚表示ユニット1506を傾けるまたは旋回させるために、本開示を参照して当業者により理解されるような手動手段1510により調節することができる。
患者に対して本発明を使用することについて強調されたが、本発明はまた、搭載されたモニタを見る代わりに、処置を行う外科医または内科医が使用することができる。たとえば、外科医は図14のゴーグルシステムまたは図15のメガネスタイルのシステムを身に着けて、ステント留置または整形外科的関節鏡検査処置をモニタすることができる。外科医は、モニタを見ようと懸命になる必要なく本発明を使用して、さらに同時に患者を見ながらスコープを導くことができる。さらに、本発明は、独立した制御およびフィードを備える2つの独立した映像表示装置を有するおかげで3次元立体画像を表示するのに最適である。
頭の過剰な動き
ここで図16を参照すると、本発明の一実施形態による1つまたは複数の患者の頭の過剰な動きセンサ1602および1604を有するゴーグルユニット1400の正面図1600が示されている。多くの医療処置、たとえばMRIスキャンニングなどに伴う大きな問題が患者の過剰な動きであり、スキャナ内にある間に患者の頭を静止したままに保つことが困難となり得る。1つまたは複数の患者の頭の過剰な動きセンサ1602および1604が、患者が医療処置中に動き過ぎのときにリアルタイムで患者に警告する。1つまたは複数の患者の頭の過剰な動きセンサ1602および1604は、アクティブ、パッシブ、またはアクティブとパッシブの両方とすることができる。好ましい実施形態では、1つまたは複数の患者の頭の過剰な動きセンサ1602および1604は、1つまたは複数の表示モジュール1606の両側に配置することが可能な1つまたは複数の着色された細片を含む。あるいは、1つまたは複数の患者の頭の過剰な動きセンサ1602および1604は、選択される材料が、患者に対して検査を行っている1つまたは複数の視覚表示モジュール1606または医療装置を妨害しないという条件で、位置LED、ホログラムなどとすることができる。患者があまりにも動き回る場合、1つまたは複数の患者の頭の過剰な動きセンサ1602および1604は反射率が変わる、またはLED光が動きを示す、たとえば緑色=頭の最小の動き、赤色=頭が動きすぎるなど。反射率の変化は、患者が頭を動かしすぎているというリアルタイムの警告を患者に提供する。あるいは、1つまたは複数の患者の頭の過剰な動きセンサ1602および1604を、インタフェースユニット118に取り付けることができ、患者に静止したままでいるように言葉で告げるようオペレータまたは専門技術者に警告することができる。オペレータまたは専門技術者に、患者に警告させていることが何らかの状況で有用であり得るが、警告はリアルタイムでなくなる。
ここで図17を参照すると、本発明の一実施形態により個々の視覚表示装置をどのように調節することができるかの構成図1700が示されている。患者の適切な快適さを提供し、音声および視覚の表示の効果を最大にするためには、適切な瞳孔間距離が提供されなければならない。一実施形態では、左の視覚表示装置1702および右の視覚表示装置1704が上げられる/下げられる1706。さらに、左の視覚表示装置1702と右の視覚表示装置1704の間の水平距離1708を、最適な焦点1710に到達するように調節することが可能である。
ここで図18を参照すると、本発明の一実施形態による、患者の眼球運動を追跡するための遠隔眼球追跡カメラの図1800が示されている。通常、カメラは医療処置中、患者にとって非常に気を散らすことになり得る。しかし、患者の眼球運動が医療処置中または医療処置が完了した後の解析のために役立ち得る多くの例がある。好ましい実施形態では、カメラ1802は医療処置を受けている患者から遠隔に配置される。1つまたは複数の光ファイバを含む光ファイバ束1804を、1つまたは複数の視覚表示装置1806に取り付けることができる。眼球追跡は、1つまたは複数の視覚表示装置1806に取り付けられる光ファイバ束1804の非常に小さなサイズにより患者にとって侵襲性が最小となる。カメラ1802は、現在使用されている別のより一般的なカメラの配置よりも患者から遠く離れた距離に配置することができる。また、多くの医療処置、たとえばMRIなどは、現在使用されているカメラの動作またはカメラを混乱させる可能性がある高出力磁場を使用し、カメラの接続が医療処置を妨害して誤った結果に導く可能性がある。
ここで図19を参照すると、図15の個々の視覚表示ユニット1900のクローズアップ図が示されている。見てわかるように、シールドされたケーブル1902が個々の視覚表示ユニット1900をインタフェースユニット118に取り付ける。個々の視覚表示ユニット1900はまた、視覚表示ユニット1900を上げる、下げる、傾ける、旋回させるための第2の調節手段1902、第3の調節手段1904、および第4の調節手段1906を有する。第2の調節手段1902、第3の調節手段1904、および第4の調節手段1906は第1の調節手段(図17に示される)と共に、適切な瞳孔間距離を達成して患者に最適な視野角を提供するために組み合わせて使用される。
ここで図20を参照すると、一部の医療処置で使用されるMRIヘッドユニット2000の図が示されている。見てわかるように、ヘッドユニット2000には眼球開口部2002および2004がある。眼球開口部2002および2004は、従来技術を本発明と適合させるために、視覚表示ユニット(図19に示される)の1つまたは複数に取り付けることができる。このことは、医療および研究の設備が、購入された装置を使用し続けることができるようにするが、より多くの研究を行う、または患者によりリラックスさせる環境を提供するための融通性のあるアップグレードの道を提供する。
雑音消去
ここで図21を参照すると、本発明の一実施形態による自動雑音消去(ANC)センサ2100の図が示されている。消去センサ2102はケーブル2104によりインタフェースユニット118に接続される。ケーブル2104は、ANCセンサ2100が配置される医療環境に応じて光ファイバまたは金属製とすることができる。ANCセンサ2100は、様々な医療処置、たとえばMRIシーケンスなどのための音のプロファイルを提供するために使用することができ、このとき、この情報をインタフェースユニット118内に記憶することができる。医療処置が開始される前に、どのシーケンスが雑音消去信号を音伝送システム1404および1406にどの長さまでおよびどのくらいの間適用すべきかをベースモジュールが「知る」ことができるようにするあらかじめ記憶されたシーケンスリストが、対応するスキャンタイムと共に制御室のコンピュータ102内でプログラムされる。任意選択で、消去センサ2102は、患者が話す場合、患者の言うことがオペレータまたは専門技術者により明瞭に聞こえるように、ANCセンサ2100が周囲雑音を消去することができるように、患者の口の最も近くに、またはマイクロホン1408および1410内に配置することができる。
たとえば、各MRIパルスシーケンスおよびスキャナには特徴的雑音パターン/特性があり、たとえば、エコープラナ(echo planar、EP)シーケンスの音の特徴が反転回復シーケンスと異なるなどである。MRIまたは別の医療処置を受けている間、上記患者または患者により聞かれる音発生装置/スピーカに、デジタル・シグナル・プロセッサ(DSP)が、消去されたスキャナ雑音およびフィルタリングされた音声信号を渡した。
雑音を減衰させ、患者の快適さを改善し、一部の例で所望の音声フィードの忠実度を維持することは、医療処置にとってきわめて重要である。まず、ANCセンサ2100は、MRIにおける現在の呼出ボタン、または患者がボタンを押すことなく制御室と言葉で通信できるようにする別の医療処置を置き換える。このことは、動けない患者、すなわち不全麻痺または完全麻痺、およびボタンを作動させることができない別の運動障害を有する患者にとって特に有用となり得る。さらに、ANCセンサ2100は、fMRIを受けている(実際のパルスシーケンス中の)患者からリアルタイムの音声フィードバックを可能にするために使用することができる。ANCセンサは制御室のコンピュータ102と組み合わせて、患者の音声を維持している間にスキャナ雑音を消去する。機能的MRI(fMRI)はしばしば患者のフィードバックに基づかないので、このタイプのシステムが必要である。現在、触覚性(tactile)、モータ、および思いつきがすべて使用されているが、圧倒するようなスキャナの周囲雑音のために、記録された音声フィードバックが利用できない。(上記で説明されたような)ANCセンサ/制御室のコンピュータ102の組合せが、臨床家または研究者が患者の応答をfMRIパラダイムに記録することができるようにする。
本発明がある種の好ましい実施形態を参照してかなり詳細に議論されたが、別の実施形態が可能である。したがって、添付の特許請求の範囲は、本開示に含まれる好ましい実施形態の説明に限定されるものではない。

Claims (36)

  1. 患者に使用されるMRI機器で使用するためのシステムであって、
    a)映像入力および音声入力を受け取るため、および患者により生成される音入力および患者により生成される制御入力を受け取るためのマイクロプロセッサを含むインタフェースと、
    b)前記インタフェースから前記映像入力を受け取るため、および前記患者に視覚画像を表示するための視覚表示装置であって、映像表示装置が、左および右の表示装置、ならびに前記左の表示装置と前記右の表示装置の間の距離を調節するための第1の調節手段を含み、各表示装置が、
    i)前記映像入力を受け取り、映像画像を送信するためのOLEDと、
    ii)前記映像画像を前記OLEDから受け取るプリズムと、
    iii)前記プリズムと前記OLEDの間の距離を調節するための第2の調節手段とを含む視覚表示装置と、
    c)音抑制信号を生成することにより前記MRI機器から発せられる音を抑制するための、前記インタフェース内の音抑制回路と、
    d)前記音声入力および前記音抑制信号を前記インタフェースから受け取る、前記患者が着用可能な音伝送システムと、
    e)患者により生成された音入力として前記インタフェースに伝送するために、患者により生成される音を受け取るためのマイクロホンシステムと、
    f)前記インタフェースに患者入力を提供するための、患者が制御可能な入力機器と、
    g)患者に関する生理学的情報を受け取るための、前記インタフェース内の患者モニタ受信機と
    を備え、MRI室内で使用されるのに十分シールドされているシステム。
  2. 前記視覚表示装置、前記音伝送システム、および前記マイクロホンシステムが、一般的形状の双眼鏡ゴーグルを有する、患者が着用可能な単一のユニットである、請求項1に記載のシステム。
  3. 前記患者が着用可能なユニットと前記患者の間に、保護用の取り外し可能なシールドを含んでいる、請求項1に記載のシステム。
  4. 前記第1の調節可能手段がモータを含んでいる、請求項1に記載のシステム。
  5. 前記第2の調節可能手段がモータを含んでいる、請求項1に記載のシステム。
  6. 前記患者が制御可能な入力機器が、ボタンと、光入力導波路と、光出力導波路と、前記光入力導波路からの入力光を前記光出力導波路に反射する鏡とを含んでいる、請求項1に記載のシステム。
  7. 前記音伝送システムが、前記視覚表示装置に近接する1対のセラミックスピーカと、各スピーカからそれぞれの小型イヤホンへの音伝送可撓管とを含んでいる、請求項2に記載のシステム。
  8. 前記マイクロホンシステムが、前記視覚表示装置に近接するマイクロホンと、患者の口に近接するために十分長い可撓管とを含む、請求項2に記載のシステム。
  9. 患者にMRIを施すためのMRIシステムであって、
    a)MRI室内で使用するためのMRI機器と、
    b)前記MRI室の外側の制御室と、
    c)前記制御室から制御信号、ならびに音声および映像の入力、ならびに電力を受け取るため、および患者から前記制御室に入力を送信するための、前記MRI室内のインタフェースと、
    d)前記電力および前記制御信号を前記MRI室に送信するため、および患者からの入力を前記制御室に送信するための単一ケーブルと
    を備えたMRIシステム。
  10. MRIで患者により使用される視覚表示装置であって、映像表示装置が、左および右の表示装置、ならびに前記左の表示装置と前記右の表示装置の間の距離を調節するための距離調節手段を含み、各表示装置が、
    a)前記映像入力を受け取り、映像画像を送信するためのOLEDと、
    b)前記OLEDから前記映像画像を受け取るプリズムと
    を含んでいる視覚表示装置。
  11. 前記調節手段がモータを含んでいる、請求項10に記載のシステム。
  12. 患者にMRIを施すためのMRIシステムであって、
    a)MRI室内で使用するためのMRI機器と、
    b)前記MRI室の外部の制御室と、
    c)前記制御室から映像入力および音声入力と、制御信号とを受け取るため、ならびに患者により生成される音入力および患者により生成される制御入力を受け取るための、前記MRI室内のシールドされたインタフェースユニットと、
    d)前記インタフェースユニットから前記映像入力を受け取るため、および前記MRI室内の前記患者に視覚画像を表示するための視覚表示装置と、
    e)音抑制信号を生成することにより前記MRI機器から発せられる音を抑制するための、前記インタフェースユニット内の音抑制回路と、
    f)前記インタフェースユニットから前記音声入力および前記音抑制信号を受け取る、前記MRI室内の前記患者に音を提供するための音伝送システムと、
    g)患者により生成された音入力として前記インタフェースユニットに送信するために、患者により生成される音を受け取るための、前記MRI室内のマイクロホンシステムと、
    h)患者入力を前記インタフェースユニットに提供するための、前記MRI室内の患者が制御可能な入力機器と、
    i)患者に関する生理学的情報を受け取るための、前記インタフェースユニット内の患者モニタ受信機と
    を備えたMRIシステム。
  13. MRIで患者により使用される視覚表示装置であって、映像表示装置が左および右の表示装置、ならびに前記左の表示装置と前記右の表示装置の間の距離を調節するための距離調節手段を備えており、各表示装置が
    a)前記映像入力を受け取り、映像画像を送信するためのOLEDと、
    b)前記OLEDから前記映像画像を受け取るプリズムと
    を含んでいる視覚表示装置。
  14. 患者にMRIを施すためのMRIシステムであって、
    a)MRI室内で使用するためのMRI機器と、
    b)前記MRI室の外側の制御室と、
    c)前記制御室から映像入力および音声入力と、制御信号とを受け取るため、ならびに患者により生成される音入力および患者により生成される制御入力を受け取るための、前記MRI室内のシールドされたインタフェースユニットと、
    d)前記インタフェースユニットから前記映像入力を受け取るため、および前記MRI室内の前記患者に視覚画像を表示するための視覚表示装置と、
    e)音抑制信号を生成することにより前記MRI機器から発せられる音を抑制するための、前記インタフェースユニット内の音抑制回路と、
    f)前記インタフェースユニットから前記音声入力および前記音抑制信号を受け取る、前記MRI室内の前記患者に音を提供するための音伝送システムと、
    g)患者により生成された音入力として前記インタフェースユニットに送信するために、患者により生成される音を受け取るための、前記MRI室内のマイクロホンシステムと、
    h)患者入力を前記インタフェースユニットに提供するための、前記MRI室内の患者が制御可能な入力機器と、
    i)患者に関する生理学的情報を受け取るための、前記インタフェースユニット内の患者モニタ受信機と
    を含むMRIシステム。
  15. 患者の気分を紛らして不安を軽減するための医療用システムであって、
    a)映像入力および音声入力を受け取るため、ならびに患者により生成される音入力および患者により生成される制御入力を受け取るためのマイクロプロセッサを含むインタフェースと、
    b)前記映像入力を前記インタフェースから受け取るため、および前記患者に視覚画像を表示するための1つまたは複数の視覚表示装置と、
    c)音抑制信号を生成することにより前記患者に近接する医療機器から発せられる音を抑制するための、前記インタフェース内の音抑制回路と、
    d)前記インタフェースから前記音声入力および前記音抑制信号を受け取る、前記患者が着用可能な音伝送システムと、
    e)患者により生成された音入力として前記インタフェースに送信するために、患者により生成される音を受け取るためのマイクロホンシステムと、
    f)前記インタフェースに患者入力を提供するための患者が制御可能な入力機器と、
    g)患者に関する生理学的情報を受け取るための、前記インタフェース内の患者モニタ受信機と
    を備え、医療処置室内で使用されるのに十分シールドされているシステム。
  16. 前記医療機器が作動しているときだけ、前記インタフェース内の前記音抑制回路が音抑制を提供するために前記医療機器に連結される、請求項15に記載のシステム。
  17. 前記1つまたは複数の視覚表示装置が、
    a)前記映像入力を受け取り、映像画像を送信するためのOLEDと、
    b)前記OLEDから前記映像画像を受け取るプリズムと、
    c)前記1つまたは複数の視覚表示装置の間の距離を調節するための第1の調節手段と、
    d)前記プリズムと前記OLEDの間の距離を調節するための第2の調節手段と、
    e)前記1つまたは複数の視覚表示装置を傾けるための第3の調節手段と、
    f)前記患者の瞳孔と一致する中心線軸を中心に前記1つまたは複数の視覚表示装置を旋回させるための第4の調節手段と
    を含んでいる、請求項15に記載のシステム。
  18. 前記第1の調節手段、前記第2の調節手段、前記第3の調節手段、および前記第4の調節手段が、モータ調節、手動調節、またはモータ調節と手動調節の両方を含んでいる、請求項17に記載のシステム。
  19. 前記1つまたは複数の視覚表示装置、前記音伝送システム、および前記マイクロホンシステムが、一般的形状の双眼鏡ゴーグルを有する、患者が着用可能な単一ユニットである、請求項15に記載のシステム。
  20. 前記1つまたは複数の視覚表示装置、前記音伝送システム、および前記マイクロホンシステムが、単一ケーブルにより前記インタフェースに接続されている、請求項19に記載のシステム。
  21. 前記1つまたは複数の視覚表示装置、前記音伝送システム、および前記マイクロホンシステムがそれぞれ、単一ケーブルにより前記インタフェースに個々に接続されている、請求項19に記載のシステム。
  22. アクティブ・ヘッド・モーション検出器、パッシブ・ヘッド・モーション検出器、またはアクティブ・ヘッド・モーション検出器とパッシブ・ヘッド・モーション検出器の両方をさらに含んでいる、請求項19に記載のシステム。
  23. 前記1つまたは複数の視覚表示装置、前記音伝送システム、および前記マイクロホンシステムが、前記一般的形状のメガネフレームを有する、患者が着用可能な単一ユニットに取り付け可能な個々のユニットである、請求項15に記載のシステム。
  24. 前記1つまたは複数の視覚表示装置、前記音伝送システム、および前記マイクロホンシステムが、単一ケーブルにより前記インタフェースに接続されている、請求項23に記載のシステム。
  25. 前記1つまたは複数の視覚表示装置、前記音伝送システム、および前記マイクロホンシステムがそれぞれ、単一ケーブルにより前記インタフェースに個々に接続されている、請求項23に記載のシステム。
  26. アクティブ・ヘッド・モーション検出器、パッシブ・ヘッド・モーション検出器、またはアクティブ・ヘッド・モーション検出器とパッシブ・ヘッド・モーション検出器の両方をさらに含んでいる、請求項23に記載のシステム。
  27. 前記1つまたは複数の視覚表示装置、前記音伝送システム、および前記マイクロホンシステムが、前記一般的形状の双眼鏡ゴーグルを有する複数の大きさのフレーム上に搭載可能な別個のユニットである、請求項15に記載のシステム。
  28. 前記1つまたは複数の視覚表示装置、前記音伝送システム、および前記マイクロホンシステムが、単一ケーブルにより前記インタフェースに接続されている、請求項27に記載のシステム。
  29. 前記1つまたは複数の視覚表示装置、前記音伝送システム、および前記マイクロホンシステムがそれぞれ、単一ケーブルにより前記インタフェースに個々に接続されている、請求項27に記載のシステム。
  30. アクティブ・ヘッド・モーション検出器、パッシブ・ヘッド・モーション検出器、またはアクティブ・ヘッド・モーション検出器とパッシブ・ヘッド・モーション検出器の両方をさらに含んでいる、請求項27に記載のシステム。
  31. 患者の眼球運動を追跡するための手段をさらに含んでいる、請求項15に記載のシステム。
  32. 患者の眼球運動を追跡するための前記手段が、前記1つまたは複数の視覚表示装置の1つまたは複数の中心に取り付けられ、前記患者の瞳孔を横断して配置される光ファイバ束である、請求項31に記載のシステム。
  33. 前記患者が着用可能なユニットと前記患者の間に保護用の取り外し可能なシールドをさらに含んでいる、請求項15に記載のシステム。
  34. 前記患者が制御可能な入力機器が、ボタン、光入力導波路、光出力導波路、および前記光入力導波路からの入力光を前記光出力導波路に反射する鏡を含んでいる、請求項33に記載のシステム。
  35. 前記音伝送システムが、前記1つまたは複数の視覚表示装置に近接する1対のセラミックスピーカと、各スピーカからそれぞれの小型イヤホンへの音伝送可撓管とを含んでいる、請求項15に記載のシステム。
  36. 前記マイクロホンシステムが、前記1つまたは複数の視覚表示装置に近接するマイクロホン、および患者の口に近接するために十分長い可撓管を含んでいる、請求項15に記載のシステム。
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