JP7099396B2 - 情報処理装置、情報処理方法およびプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法およびプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP7099396B2
JP7099396B2 JP2019076439A JP2019076439A JP7099396B2 JP 7099396 B2 JP7099396 B2 JP 7099396B2 JP 2019076439 A JP2019076439 A JP 2019076439A JP 2019076439 A JP2019076439 A JP 2019076439A JP 7099396 B2 JP7099396 B2 JP 7099396B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
collection
delivery
user
delivery route
boarding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019076439A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2020173713A (ja
Inventor
功一 鈴木
暢 西谷
潤 宇佐見
みなみ 依田
健介 小池
剛史 小川
洋平 谷川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2019076439A priority Critical patent/JP7099396B2/ja
Priority to CN202010253804.8A priority patent/CN111815218A/zh
Priority to US16/844,273 priority patent/US20200327460A1/en
Publication of JP2020173713A publication Critical patent/JP2020173713A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7099396B2 publication Critical patent/JP7099396B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q10/00Administration; Management
    • G06Q10/08Logistics, e.g. warehousing, loading or distribution; Inventory or stock management
    • G06Q10/083Shipping
    • G06Q10/0833Tracking
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q10/00Administration; Management
    • G06Q10/08Logistics, e.g. warehousing, loading or distribution; Inventory or stock management
    • G06Q10/083Shipping
    • G06Q10/0835Relationships between shipper or supplier and carriers
    • G06Q10/08355Routing methods
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q10/00Administration; Management
    • G06Q10/02Reservations, e.g. for tickets, services or events
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q10/00Administration; Management
    • G06Q10/08Logistics, e.g. warehousing, loading or distribution; Inventory or stock management
    • G06Q10/083Shipping
    • G06Q10/0832Special goods or special handling procedures, e.g. handling of hazardous or fragile goods
    • G06Q50/40
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W4/00Services specially adapted for wireless communication networks; Facilities therefor
    • H04W4/02Services making use of location information
    • H04W4/021Services related to particular areas, e.g. point of interest [POI] services, venue services or geofences
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W4/00Services specially adapted for wireless communication networks; Facilities therefor
    • H04W4/02Services making use of location information
    • H04W4/024Guidance services
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W4/00Services specially adapted for wireless communication networks; Facilities therefor
    • H04W4/02Services making use of location information
    • H04W4/029Location-based management or tracking services
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W4/00Services specially adapted for wireless communication networks; Facilities therefor
    • H04W4/30Services specially adapted for particular environments, situations or purposes
    • H04W4/40Services specially adapted for particular environments, situations or purposes for vehicles, e.g. vehicle-to-pedestrians [V2P]

Description

本発明は、情報処理装置、この情報処理装置が実行する情報処理方法、およびプログラムに関する。
従来、荷物を各家庭などに配送する宅配サービスが普及している。その宅配サービスの効率を高めるべく、例えば宅配ボックスを活用することも提案されている(例えば特許文献1参照)。
特許第6164599号公報
従来の技術では、荷物の配送時に受取人が不在であることによる非効率、あるいは、配送される荷物の数の増加に伴う人手不足等、宅配サービス提供者側での課題が認識されているものの、宅配サービスの提供を受ける需要者の利便性や、需要者以外第三者の利便性に対する配慮が十分ではない。そこで、本発明の目的は、荷物の配送を含む集配サービスに関して、サービスの需要者あるいは第三者の利便性を高めることにある。
本発明の一側面は、制御部を備える情報処理装置によって例示される。本制御部は、荷物の集配の予定時刻の所定時間前に、集配ルート及び該集配ルートの通過予定時刻を該集配に係る第1ユーザの端末に通知することと、前記第1ユーザからの前記集配ルート上の又は該集配ルートから第1所定範囲内の第1の場所での乗車要求を前記端末から受け付けることと、前記第1ユーザを前記第1の場所から集配先まで輸送する指令を前記集配において運行する移動体に送信することとを実行する。本発明の他の側面は、上記情報処理装置等の少なくとも1つのコンピュータが実行する情報処理方法によっても例示される。さらにまた、本発明の他の側面は、上記情報処理装置等の少なくとも1つのコンピュータに実行させるためのプログラムによっても例示される。
本情報処理装置によれば、荷物の集配サービスに関してユーザの利便性を高めることが可能になる。
本発明の第1実施形態に係るシステムの運用の概念図である。 図1のシステムにおける、その構成を概略的に示したブロック図であり、特に自律走行車両の構成を示した図である。 図1のシステムにおける、その構成を概略的に示したブロック図であり、特にサーバ装置の構成を示した図である。 図1のシステムにおける、その構成を概略的に示したブロック図であり、特にユーザ装置の構成を示した図である。 図4のユーザ装置の表示部の表示例を示す図である。 図1のシステムにおける、サーバ装置の処理のフローチャートである。 図4のユーザ装置の表示部の表示例を示す図であり、図5の場合と異なるタイミングでの図である。 図1のシステムにおける、自律走行車両の処理のフローチャートである。 本発明の第2実施形態に係るシステムにおける、その構成を概略的に示したブロック図であり、特にサーバ装置の構成を示した図である。 第2実施形態に係るシステムの運用の概念図である。 第2実施形態に係るシステムにおける、サーバ装置の特定の機能モジュールでの処理のフローチャートである。 第2実施形態に係るシステムにおける、サーバ装置の別の特定の機能モジュールでの処理のフローチャートである。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態に係る情報処理装置、その情報処理装置での情報処理方法、およびプログラムについて説明する。まず、第1実施形態について説明する。
図1に、本発明の第1実施形態に係る集配システムSを概念的に示す。集配システムSは、自律走行車両100と、サーバ装置200とを備える。自律走行車両100は荷物の集配を行う移動体の一例である。サーバ装置200は、情報処理装置であり、ネットワークN上のコンピュータである。サーバ装置200は、ネットワークNを介して、自律走行車両100の各々と通信可能に構成されていて、自律走行車両100の情報処理装置とネットワークNを介して連携する。なお、図1では、複数の自律走行車両100(100A、100B、100C、・・・)のうち自律走行車両100Aのみを例示するが、これは自律走行車両100の数等を限定するものではなく、それは幾つであってもよい。
図1では、集配センタCに、自律走行車両100Aが待機している状態を表す。自律走行車両100は、それぞれ、荷物を集めたり配ったりするために、集配先に走行することができる。集配システムSでは、荷物を集配するとき、集配の移動体である自律走行車両100は集荷先に向かって荷物を受け取り、そこからそれの最寄りの集配センタCに荷物を一旦集める。そして、同じ又は異なる自律走行車両100は、その集配センタCから配送先の最寄りの別の集配センタCに荷物を運ぶ。更に、同じ又は異なる自律走行車両100は、その別の集配センタCから配達先まで荷物を運ぶ。なお、集配先とは、集荷先及び配達先を含む。
サーバ装置200は、集配センタC外に設けられている。サーバ装置200は、集配センタCに設けられてもよいが、ここでは集配センタC外に設けられている。サーバ装置200は、他のサーバ装置等ともネットワークNを介して通信可能である。サーバ装置200は、自律走行車両100の各々と通信可能に構成されていることに加えて、ネットワークNを介して、ユーザ装置300とも通信可能に構成されている。
ユーザ装置300はネットワークNを介してサーバ装置200と通信可能に構成されている。図1では、複数のユーザ装置300(300A、300B、300C、・・・)のうちのユーザ装置300Aのみを例示しているが、これはユーザ装置の数等を限定するものではなく、それは幾つであってもよい。
自律走行車両100は、Electric Vehicle(EV)パレットとも呼ばれる。自律走行車両100は、自動運転及び無人運転可能な移動体であり、様々な寸法のものが存在する。例えば、少量の荷物の積載と1人の乗車のみが可能な小型のものから、大型のものまで、様々なサイズの自律走行車両100が利用可能である。特に、本実施形態では、自律走行車両100は、貨客混載を可能にする車両であり、荷物の輸送のみならず、人間の輸送つまり乗車をも可能にする。
自律走行車両100は、それ自体の制御のための制御機能及び通信機能を有している。自律走行車両100は、ネットワーク上のサーバ装置と連携して、自律走行車両100単独で実行可能な処理に加えて、ネットワーク上のサーバ装置によって付加される機能及びサービスをユーザに提供することができる。なお、自律走行車両100は、必ずしも無人車両である必要はない。例えば、営業要員や接客要員、保安要員などが搭乗していてもよい。また、自律走行車両100は、必ずしも完全なる自律走行が可能な車両でなくてもよい。例えば、状況に応じて人が運転ないし運転の補助を行う車両であってもよい。
さらに、自律走行車両100は、ユーザ装置300(300A、・・・)ともネットワークNを介して通信可能に構成されている。ユーザ装置300は、ユーザからの入力及びそれに準じる操作を受け付け、サーバ装置200に対してのみならず、ネットワークNを介して自律走行車両100とも通信することができる。なお、ユーザ装置300は、自律走行車両100との間で直接的に送受信してもよい。
サーバ装置200は、自律走行車両100に対して運行を指令する装置である。例えば、サーバ装置200は、どういった荷物を集配先に届けたりそこから集めたりするのか、また、それはいつなのか、つまり集配についての運行指令を、自律走行車両100に送信する。
図1の集配システムSにおける各構成要素について、以下、詳しく説明する。図2は、自律走行車両100、サーバ装置200、及び、ユーザ装置300を含む集配システムSの構成を概略的に示したブロック図であり、特に自律走行車両100Aの構成を示した図である。なお、図2では、自律走行車両100の一例として自律走行車両100Aの構成を示す。他の自律走行車両100B、100C等は、自律走行車両100Aと同様の構成を備える。
図2の自律走行車両100Aは、情報処理装置102を備え、その機能を実質的に担う制御部104を有する。自律走行車両100Aは、サーバ装置200から取得した運行指令に従って走行などをすることができる。具体的には、自律走行車両100Aは、ネットワークNを介して取得した運行指令に基づいて、車両の周辺をセンシングしながら適切な方法で走行する。そして、この走行に際し、自律走行車両100Aは、運行指令に基づいて、荷物の集配と、各種ユーザの乗降に関する処理を実行する。
自律走行車両100Aは、さらに、センサ106、位置情報取得部108、駆動部110、通信部112、記憶部114を含んで構成される。自律走行車両100Aは、バッテリから供給される電力で動作する。
センサ106は、車両周辺のセンシングを行う手段であり、典型的にはステレオカメラ、レーザスキャナ、Light Detection and Ranging、Laser Imaging Detection and Ranging(LIDAR)、レーダなどを含む。センサ106が取得した情報は、制御部104に送信される。センサ106は、自車両が自律走行を行うためのセンサを含む。センサ106は、自律走行車両100Aの車体に設けられたカメラを含んでもよい。例えば、センサ106は、Charged-Coupled Devices(CCD)、Metal-Oxide-Semiconductor(MOS)あるいはComplementary Metal-Oxide-Semiconductor(CMOS)等のイメージセンサを
用いた撮影装置を含むことができる。車体の複数の箇所に複数のカメラが設けられていてもよい。例えば、車体の前方、後方、左右側方にそれぞれカメラが設置されていてもよい。
位置情報取得部108は、車両の現在位置を取得する手段であり、典型的にはGlobal P
ositioning System(GPS)受信器などを含む。位置情報取得部108が取得した情報
は、制御部104に送信される。衛星信号受信器としてのGPS受信器は、複数のGPS衛星からの信号を受信する。各GPS衛星は、地球の周囲を周回する人工衛星である。衛星測位システムつまりNavigation Satellite System(NSS)はGPSに限られない。
種々の衛星測位システムからの信号に基づいて、位置情報が検出されてもよい。NSSは、全地球航法衛星システムに限定されず、準天頂衛星システム(Quasi-Zenith Satellite
System)を含み得、例えば、欧州の“ガリレオ”や、GPSと一体運用される日本国の
“みちびき”を含み得る。
制御部104は、センサ106、位置情報取得部108等から取得した情報に基づいて、自律走行車両100Aの制御を行うコンピュータである。制御部104は、サーバ装置200からの運行指令を受けて、移動体である自律走行車両100Aの走行や、荷物の集配業務や、各種ユーザの乗降作業を制御する制御手段の一例である。
制御部104は、CPUと、主記憶部とを有し、プログラムにより情報処理を実行する。CPUはプロセッサともいう。制御部104の主記憶部は主記憶装置の一例である。制御部104におけるCPUは、その主記憶部に実行可能に展開されたコンピュータプログラムを実行し、各種機能を提供する。制御部104における主記憶部は、CPUが実行するコンピュータプログラムやデータ等を記憶する。制御部104における主記憶部は、Dynamic Random Access Memory(DRAM)、Static Random Access Memory(SRAM)
、Read Only Memory(ROM)等である。
制御部104は、記憶部114と接続されている。記憶部114は、所謂外部記憶部であり、制御部104の主記憶部を補助する記憶領域として使用され、制御部104のCPUが実行するコンピュータプログラムやデータ等を記憶する。記憶部114は、ハードディスクドライブ、Solid State Drive(SSD)等である。
制御部104は、機能モジュールとして、情報取得部1041、計画生成部1042、環境検出部1043、タスク制御部1044を有している。各機能モジュールは、主記憶部や記憶部114に記憶されたプログラムを制御部104つまりそのうちのCPUによって実行することで実現される。
情報取得部1041は、サーバ装置200から運行指令の情報を取得する。運行指令は、集配情報と、それに関連付けられた乗車情報とを含む。集配情報は、集配に係る荷物の寸法、集配先、荷物の集配の予定時刻、集配ルート、及び/又はその集配ルートの通過予定時刻についての情報を含み得る。乗車情報は、ユーザの情報(例えばユーザID)、乗車場所及び/又は降車場所についての情報を含み得る。なお、情報取得部1041は、定期的に又は不定期に、自車両の情報を取得し、例えば積載する荷物の情報を取得し、記憶部114の自車両情報データベース1141に記憶させる。
計画生成部1042は、サーバ装置200から取得した運行指令の情報に基づいて、自車両の運行計画を生成する。なお、計画生成部1042が生成した運行計画は、後述するタスク制御部1044へ送信される。本実施形態において、運行計画とは、自律走行車両100Aが走行するルートと、ルートの一部または全部において自律走行車両100Aが行うべき処理を規定したデータである。運行計画に含まれるデータの例として、例えば、以下のようなものが挙げられる。
(1)自車両が走行するルートを道路リンクの集合によって表したデータ
自車両が走行するルートは、例えば、記憶部114に記憶された地図データを参照し、運行指令に含まれる集配ルート情報をベースにしつつ、与えられた出発地と目的地に基づ
いて自動的に生成してもよい。また、上記経路は、外部のサービスを利用して生成してもよい。
(2)経路上の地点において自車両が行うべき処理を表したデータ
経路上において自車両が行うべき処理には、例えば、「荷物の受け取り」、「荷物の受け渡し」、「ユーザの乗車」、「ユーザの降車」、「受領証や預り証を収受する」といったものがあるが、これらに限られない。
環境検出部1043は、センサ106が取得したデータに基づいて、車両周辺の環境を検出する。検出の対象は、例えば、車線の数や位置、自車両の周辺に存在する車両の数や位置、自車両の周辺に存在する障害物(例えば歩行者、自転車、構造物、建築物など)の数や位置、道路の構造、道路標識などであるが、これらに限られない。自律的な走行を行うために必要なものであれば、検出の対象はどのようなものであってもよい。また、環境検出部1043は、検出した物体をトラッキングしてもよい。例えば、1ステップ前に検出した物体の座標と、現在の物体の座標との差分から、当該物体の相対速度を求めてもよい。環境検出部1043が検出した、環境に関するデータ(以下、環境データ)は、後述するタスク制御部1044へ送信される。
タスク制御部1044は、計画生成部1042が生成した運行計画と、環境検出部1043が生成した環境データ、ならびに、位置情報取得部108が取得した自車両の位置情報に基づいて、移動体である自車両の運行つまり走行を制御する。例えば、所定のルートに沿って走行し、かつ、自車両を中心とする所定の安全領域内に障害物が進入しないように自車両を走行させる。車両を自律走行させる方法については、公知の方法を採用することができる。この自律走行車両100Aの走行の制御の実行は、上記集配情報に基づいて行われる。また、タスク制御部1044は、計画生成部1042が生成した運行計画に基づいて、走行以外のタスクも実行する。タスクとしては、ユーザの乗降、受領証や預り証の発行等を例示できる。
駆動部110は、タスク制御部1044が生成した指令に基づいて、自律走行車両100Aを走行させる手段である。駆動部110は、例えば、車輪を駆動するためのモータやインバータ、ブレーキ、ステアリング機構、二次電池等を含んで構成される。
通信部112は、自律走行車両100AをネットワークNに接続するための通信手段を有する。本実施形態では、自律走行車両100Aは、ネットワークN経由で他の装置、例えばサーバ装置200やユーザ装置300と通信を行うことができる。なお、通信部112は、自車両である自律走行車両100Aが他の自律走行車両100(100B、・・・)と車々間通信を行うための通信手段をさらに有していてもよい。
次に、サーバ装置200について説明する。サーバ装置200は、ユーザ装置300(300A、・・・)から荷物の集配要求を取得し、それに基づいて自律走行車両100(100A、・・・)に対する運行指令を生成して送信する装置である。また、サーバ装置200は、ユーザ装置300から乗車要求を取得し、それに基づいて自律走行車両100に対する運行指令を生成して送信する装置である。
サーバ装置200は、情報処理装置であり、図3に示すように、通信部202、制御部204、記憶部206を有して構成される。通信部202は、通信部112と同様であり、サーバ装置200をネットワークNに接続するための通信機能を有する。そして、サーバ装置200の通信部202は、ネットワークN経由で自律走行車両100及びユーザ装置300と通信を行うための通信インタフェースである。制御部204は、制御部104と同様にCPUと主記憶部とを有し、プログラムにより情報処理を実行する。もちろん、
このCPUもプロセッサであり、制御部204の主記憶部も主記憶装置の一例である。制御部204におけるCPUは、その主記憶部に実行可能に展開されたコンピュータプログラムを実行し、各種機能を提供する。制御部204における主記憶部は、CPUが実行するコンピュータプログラムやデータ等を記憶する。制御部204における主記憶部は、DRAM、SRAM、ROM等である。
制御部204は、記憶部206と接続されている。記憶部206は、外部記憶部であり、制御部204の主記憶部を補助する記憶領域として使用され、制御部204のCPUが実行するコンピュータプログラムやデータ等を記憶する。記憶部206は、ハードディスクドライブ、SSD等である。
制御部204は、サーバ装置200の制御を司る手段である。制御部204は、図3に示すように、機能モジュールとして、情報取得部2041、車両管理部2042、集配管理部2043、乗降管理部2044、情報提供部2045を有している。また、集配管理部2043は、予定生成部1a及び指令生成部1bを有している。更に、乗降管理部2044は、予定通知部2a、要求処理部2b及び関連付け部2cを有している。これらの各機能モジュールは、主記憶部や記憶部206に記憶されたプログラムを制御部204のCPUによって実行することで実現される。
情報取得部2041は、自律走行車両100やユーザ装置300から各種情報、例えばユーザ装置300から集配要求、乗車要求を取得する。そして、取得した情報を、集配管理部2043、乗降管理部2044に送信する。また、情報取得部2041は、自律走行車両100から位置情報や、自車両情報データベース1141の情報などを定期的に取得し、車両管理部2042に送信する。
車両管理部2042は、管理下にある複数の自律走行車両100の情報を管理する。具体的には、所定の周期ごとに、複数の自律走行車両100から、自律走行車両100に関するデータ等の情報を情報取得部2041を介して受信し、記憶部206の車両情報データベース2061に記憶させる。自律走行車両100に関する情報として、位置情報と車両情報を用いる。車両情報は、例えば、自律走行車両100の識別子、用途・種別、待機地点(車庫や営業所)に関する情報、扉タイプ、車体サイズ、荷室サイズ、積載量、満充電時における走行可能距離、現時点における走行可能距離、現在のステータスなどであるが、これ以外であってもよい。
集配管理部2043は、情報取得部2041が取得した情報に基づいて集配の予定を生成して前述の集配情報を含む運行指令を生成する。この予定の生成は、集配ルートやその通過予定時刻といった集配の予定情報の作成を含む。この集配ルートなどの生成のために、予定生成部1aは記憶部206の地図情報データベース2062を参照する。さらに、その予定の生成は、荷物の集配に適した車両を決定することを含む。例えば、集配に係る荷物の大きさ、集配先の所在地、集配日時に基づいて、車両が決定されるとよい。この決定に際して、予定生成部1aは、車両情報データベース2061を検索する。また、乗降管理部2044が関連付けたユーザの前述の乗車情報と共に集配情報を含む運行指令を指令生成部1bは生成する。
乗降管理部2044は、集配管理部2043の予定生成部1aが生成した予定を、集配に係るユーザ(以下、第1ユーザ)のユーザ装置300に通知し、第1ユーザからの乗車要求があるときにそれを集配の予定に関連付ける。予定通知部2aは、第1ユーザの端末への通知に際しては、記憶部206のユーザ情報データベース2063のユーザ情報、例えば関連付けられたユーザID及びユーザ連絡先を用いることができる。要求処理部2bは、第1ユーザのユーザ装置300からの第1ユーザの乗車要求が対応可能な要求である
のか否かの判定や、集配の予定との矛盾が無いのか否かの判定などを行い、第1ユーザの乗車要求を処理して、受け付ける。そして、要求処理部2bで第1ユーザの乗車要求が受け付けされたとき、関連付け部2cは、この乗車要求を集配管理部2043の指令生成部1bに送り、集配情報に関連付ける。乗車要求には、第1ユーザの乗車希望場所、降車希望場所を含む。なお、第1ユーザは、集配に係るユーザである。
情報提供部2045は、集配管理部2043の指令生成部1bが生成した運行指令の情報を、予定生成部1aが決めた自律走行車両100に提供する。この運行指令の情報は、前述の集配情報、前述の乗車情報を含む。
次に、ユーザ装置300について説明する。ユーザ装置300は、例えば、携帯端末、スマートフォン、パーソナルコンピュータ等である。一例としての図4のユーザ装置300Aは、通信部302と、制御部304と、記憶部306とを有する。ユーザ装置300Aの通信部302及び記憶部306は、サーバ装置200の通信部202及び記憶部206のそれぞれと同様である。さらに、ユーザ装置300Aは、表示部308と、操作部310とを有する。表示部308は、例えば、液晶ディスプレイ、エレクトロルミネッセンスパネル等である。操作部310は、例えば、キーボード、ポインティングデバイス等であってもよい。より具体的には、本実施形態では、操作部310はタッチパネルを含み、実質的に表示部308と一体化されている。
制御部304は、サーバ装置200の制御部204と同様に、CPUと主記憶部とを有する。制御部304のCPUは、記憶部306に記憶されたアプリケーションプログラム(以下、アプリケーション)3061を実行する。アプリケーション3061は、ウェブブラウザあるいはサーバ装置200から配信される情報にアクセスするためのアプリケーションプログラムである。アプリケーション3061は、GUIを有し、ユーザによる入力、例えば、アクセスを受け付け、ネットワークNを介してサーバ装置200に送信する。ユーザ装置300を介して、第1ユーザは、集配要求や乗車要求を入力し、サーバ装置200に送ることができる。例えば、集配情報は、第1ユーザの乗車希望についての情報を含み得る。
なお、図2、図3及び図4では、自律走行車両100とサーバ装置200とユーザ装置300が同一のネットワークNで接続されている。ただし、この接続は複数のネットワークで実現されてもよい。例えば、自律走行車両100とサーバ装置200とを接続するネットワークと、サーバ装置200とユーザ装置300とを接続するネットワークとが異なるネットワークであってもよい。
上記構成を有する集配システムSにおける処理について、図5から図7に基づいて説明する。まず、図5に基づいて、ユーザ装置300における集配要求の入力について説明する。なお、以下では、ユーザUが第1ユーザであり、その端末装置がユーザ装置300Aであり、このユーザUの荷物の集配のために用いられる自律走行車両100は自律走行車両100Aである。
図5は、アプリケーション3061の実行によるユーザ装置300Aの表示部308の画面の一例である。この表示部308は、タッチパネルとしての操作部310にも相当する。ユーザUは、荷物の集配として、ここでは「集荷」を希望しているので、表示部308の集配ボタン3101に触れて、「集荷」と「配送」のうち、「集荷」を選択する。図5では、「集荷」が選択されている。集配ボタン3101での「集荷」の選択に伴い、集配要求欄3102で、集配の希望が入力される。集配の希望は、日時、集配先、荷物のサイズ及び個数、乗車希望の有無の情報を含む。「集荷」の選択、及び、集配の希望の入力の後、送信ボタン3104が押されると、集配要求としての「集荷」要求の情報がサーバ
装置200に送られる。この情報には、集配先としてユーザUの登録先である「ユーザ1登録」の情報が含まれ、ユーザ装置300Aの端末IDつまりユーザIDといったユーザ情報が含まれる。ただし、集配先はユーザUの登録先以外の場所であってもよい。なお、このとき、乗車要求欄3103、ルート情報欄3107は実質的に空欄であり、集配表示
3105及び乗車表示3106は両方ともに未確定となっている。
サーバ装置200での処理を、図6のフローチャートに基づいて説明する。ユーザ装置300Aからの集配要求の情報は、サーバ装置200の情報取得部2041で取得される(ステップS601で肯定判定)。そして、この取得された情報は集配管理部2043に送られる。集配管理部2043の予定生成部1aは、集配先の情報に基づいて、記憶部206の地図情報データベース2062を参照する。そして、予定生成部1aは、集配要求の集配の希望日時、集配先、集配の荷物のサイズ及び個数の情報に基づいて、集配ルートを生成する。さらに、予定生成部1aは、生成した集配ルートの所定数(あるいは所定移動距離間隔、所定の移動時間間隔等)のポイントを通過する通過予定時刻についての予定情報を生成する(ステップS603)。集配先にユーザ装置300Aがある場合の一例としての集配ルートRを図1に示す。集配ルートRは、所定のプログラムに従って生成され、ここでは、センタCから集配先までのルートとして、図1に実線で示すように、定められる。なお、集配ルートRから少しずれたところには、特に集配ルートRを中心にそこから所定範囲(以下、第1所定範囲)内には、ユーザUが日常的に利用するABC駅STがある。そして、予定情報の生成ができたか否か、つまり、集配を確定できるか否かが判定される(ステップS605)。予定情報が生成できないとき、例えば、集配に適した自律走行車両を決めることができないとき、集配を確定できず(ステップS605で否定判定)、集配の受け付けは「不可」との通知が、ユーザ装置300Aに送られる(ステップS607)。このとき、ユーザ装置300Aの表示部308における集配表示3105が「不可」に相当する表示となる。一方、集配を確定できるとき(ステップS605で肯定判定)、集配の受け付けは「確定」との通知が、ユーザ装置300Aに送られる(ステップS609)。このとき、ユーザ装置300Aの表示部308における集配表示3105が「確定」に相当する表示となる。なお、集配の受け付けが不可又は確定との通知をユーザ装置300Aに送信するとき、サーバ装置200の集配管理部2043の予定生成部1aは、その通知に相当する情報を情報提供部2045に送る。情報提供部2045は、その情報に含まれるユーザ情報に基づいて記憶部206のユーザ情報データベース2063を参照してユーザ装置300Aの連絡先を取得して、ユーザ装置300Aへの送信を実行する。
集配の受け付けが確定後(ステップS609の後)、集配管理部2043の予定生成部1aは、集配確定以後の処理の通知を、集配管理部2043の指令生成部1b及び制御部204の乗降管理部2044に行う。乗降管理部2044は、荷物の集配の予定時刻の所定時間前になっているか否かを判定する(ステップS611)。なお、荷物の集配の予定時刻は、ユーザ装置300Aからサーバ装置200に送信された集配に関する情報に含まれる希望時間そのものであってもよいが、ある程度の幅を有してもよい。また、所定時間は任意に設定可能であるが、ここでは、半日前(12時間前)に設定されている。荷物の集配の予定時刻の所定時間前になると、この判定では肯定判定される(ステップS611で肯定判定)。ただし、集配の受け付けの確定が集配の予定時刻の所定時間前よりも後の場合、荷物の集配の予定時刻の所定時間前に既になっているとして肯定判定される。
荷物の集配の予定時刻の所定時間前になったとき(ステップS611で肯定判定)、制御部204の乗降管理部2044の予定通知部2aは、集配に係る前述の予定情報を、ユーザ装置300Aに通知する(ステップS613)。これにより、図7に示すように、ユーザ装置300Aの表示部308に、予定情報が表示される。図7では、ルート情報欄3107に、図1に示す集配ルートRと、この集配ルートRの各地点(Point1、Po
int2、Point3、Point4)での通過予定時刻(H1:M1、H2:M2、H3:M3、H4:M4)が表示されている。なお、図7のポイント4(Point4)は配送先に相当し、日時「M4:H4」は、集配要求欄3102の日時の時間つまり集配の予定時刻と同じである。
図5に示すユーザ装置300AではユーザUが乗車を希望していたこともあり、図7に示すユーザ装置300Aでも、ユーザUは乗車希望であり、ここでは乗車ポイントとしてABC駅STを選択している。この乗車ポイントは、第1の場所であり、集配ルートR上の又はそこから第1所定範囲内にあることが必要である。そして、降車ポイントとしては、「集荷」であるので、集配先である「ユーザ1登録」のままとなっている。この状態で送信ボタン3104が押されると、乗車要求の情報がサーバ装置200に送られる。
サーバ装置200の乗降管理部2044の要求処理部2bは、情報取得部2041を介して、ユーザUの乗車要求の情報を受信し(ステップS615で肯定判定)、乗車要求に対して所定の処理を行う(ステップS617)。所定の処理としては、前述の予定情報の所定の自律走行車両100AにユーザUの乗車スペースがあるか否かの確認処理や、ユーザUを乗車ポイントで乗車させるルート修正又は変更が時間的に又は他の集配との関係で可能か否かを判定する処理がある。そして、この所定の処理の結果、ユーザUの乗車が可能と判定されなかったとき、乗車の受け付けが確定せず(ステップS619で否定判定)、サーバ装置200には乗車の受け付けを「不可」とする通知が送信される(ステップS621)。これにより、図7の画面の乗車表示3106は「不可」に相当する表示となる。なお、本実施形態では、乗車が不可となったとき、図6に示すようにこのまま次のステップに進む。しかし、乗車が不可となっとき、サーバ装置200の制御部204は、ユーザUが乗車要求の乗車条件を変更して再入力可能にしてもよい。このとき、再度、ステップS615の判定が行われ得る。
一方、乗車の受け付けが確定したとき(ステップS619で肯定判定)、サーバ装置200の制御部204の乗降管理部2044の関連付け部2cは、ユーザUの乗車情報を前述の指令生成部1bに送り、前述の予定生成部1aが生成した予定情報に関連付ける(ステップS623)。この結果、乗車情報と関連付けられている予定情報に基づいて、集配管理部2043の指令生成部1bは、運行指令の情報を生成する(ステップS625)。そして、制御部204の情報提供部2045は、運行指令の情報を、自律走行車両100Aに提供するつまり送信する(ステップS627)。この運行指令の情報の送信が、ユーザUを第1の場所であるABC駅から集配先まで輸送する指令の集配の移動体である自律走行車両100Aへの送信に相当する。なお、予定情報は集配要求に基づいていて、運行指令の情報は、前述の集配情報と、それに関連付けられた前述の乗車情報とを含む。
予定情報をユーザ装置300Aに通知したが(ステップS613)、所定時間内に乗車要求の情報を受け付けできないとき(ステップS615で否定判定)、予定情報のみに基づいて、集配情報を含む運行指令は生成される(ステップS625)。また、乗車要求があったが(ステップS615で肯定判定)、乗車の受け付けが確定しなかったときも(ステップS619で否定判定)、予定情報のみに基づいて運行指令は生成される(ステップS625)。なお、このようなとき、ユーザUは乗車できないので、集配先に集配の予定時刻にいることができない場合もある。そこで、このようなとき、ユーザUはユーザ装置300Aのキャンセルボタン3108を押すことで、集配そのものを取り止めることも可能である。ただし、本実施形態では、集荷要求に、図5及び図7に示すように、乗車を「希望する」との要求も含まれているので、サーバ装置200は自律走行車両100AにユーザUが乗車するスペースがないことを理由に乗車を確定できないときはない。
運行指令を受けた自律走行車両100Aの処理について、図8のフローチャートに基づ
いて説明する。自律走行車両100Aの制御部104の情報取得部1041は、サーバ装置200からの運行指令の情報を取得する(ステップS801)。そして、制御部104の計画生成部1042は、運行指令の集荷情報つまり予定情報と乗車情報とに基づいて運行計画を生成する(ステップS803)。計画生成部1042は、基本的には、予定情報と乗車情報とに基づいて運行計画を生成するが、当日の道路の状況、例えば通行止め情報などを考慮して運行計画を生成する。そして、通過予定時刻に配慮しつつ、自律走行車両100Aの制御部104のタスク制御部1044は運行計画に基づいて運行する(ステップS805)。なお、この運行により、自律走行車両100Aは、第1ユーザであるユーザUを乗車させ、集配先まで送り届けるつまり輸送する。そして、自律走行車両100Aは、集配先でユーザUから荷物を集荷することができる。
なお、荷物の集荷の場合を例に説明したが、荷物の配達の場合も同様である。荷物の配達の場合、ユーザUは荷物を受け取るユーザになる。このときも、自律走行車両100Aは集配先に移動する間に、ユーザUをその途中で乗車させて、集配先に輸送することができる。
また、ユーザUは荷物の集配に係るユーザであるので、荷物の集配料金のみでユーザUを乗車させてもよい。しかし、ユーザUの乗車に際して、ユーザUから乗車料金を徴収してもよい。
以上説明したように、集配システムSでは、サーバ装置200つまり情報処理装置の制御部204は、ユーザUからの集配要求を受け付けると、集配のルートなどの予定情報を生成し、ユーザUのユーザ装置300Aに通知する。そのユーザUからの乗車要求がある場合には、サーバ装置200の制御部204は、それを受け付けて、集配の指令と共にユーザUの集配先までの輸送の指令を自律走行車両100Aに送信する。したがって、荷物の集配サービスにおいて、サービスの需要者であるユーザUの利便性を高めることができる。また、これにより、集配の予定時刻に、集配先にユーザUが不在との問題も防ぐことができ、集配システムS側の集配の効率も高めることができる。
次に、本発明の第2実施形態を説明する。以下では、本第2実施形態に係る集配システムにおける、上記第1実施形態に係るシステムSとの相違点について、主として説明する。既に説明した構成要素に対応する構成要素には、同様に同じ符号を付して、重複説明を省略する。
上記第1実施形態の集配システムSでは、集配に係るユーザUを集配先に行く途中で乗車させ、集配先まで輸送した。更に、本第2実施形態では、集配に特段関係しないユーザにも集配ルートなどを通知し又は公開し、そのようなユーザが希望する場合には、集配に無関係であっても集配に係る移動体に乗せる。以下では、この集配に特段関係しないユーザに対する乗車処理について図9から図12に基づいて説明する。なお、以下の集配に特段関係しないユーザに対する乗車処理は、上記第1実施形態での集配に係るユーザUの乗車処理と組み合わされるものである。
まず、本第2実施形態に係る集配システムにおけるサーバ装置200の構成について、図9に基づいて説明する。情報処理装置であるサーバ装置200は、第1実施形態のサーバ装置200と比べて、制御部204の構成の点で相違する。制御部204は、図9に示すように、機能モジュールとして、前述の情報取得部2041、車両管理部2042、集配管理部2043、乗降管理部2044及び情報提供部2045に加えて、第2乗降管理部2046及び第3乗降管理部2047を有している。第2乗降管理部2046は、第2予定通知部3a、第2要求処理部3b及び第2関連付け部3cを有している。また、第3乗降管理部2047は、第3予定公開部4a、第3要求処理部4b及び第3関連付け部4
cを有している。これらの各機能モジュールは、主記憶部や記憶部206に記憶されたプログラムを制御部204のCPUによって実行することで実現される。
本第2実施形態でも、第1実施形態で説明したように、サーバ装置200の制御部は、集配に係るユーザUのユーザ装置300Aに、集配ルートR及びその通過予定時刻を含む予定情報を通知し、ユーザUが希望する場合、集配ルートR又はそこから第1所定範囲内の第1の場所から集配先までの乗車要求を受け付け、集配に際してユーザUもその第1の場所から集配先まで輸送する指令を自律走行車両100Aに送る。このユーザUの乗車を管理するのが、制御部204の乗降管理部2044である。以下では、この乗降管理部2044を、第2乗降管理部2046や第3乗降管理部2047との区別を容易にするべく第1乗降管理部と称する。また、第1乗降管理部2044の予定通知部2a、要求処理部2b、関連付け部2cをそれぞれ第1予定通知部、第1要求処理部、第1関連付け部と称する。これは図9でも同じである。
第2乗降管理部2046は、第1ユーザである集配に係る上記ユーザU以外のユーザの乗降を管理する。より具体的には、集配先の所定範囲(以下、第2所定範囲)内を登録先としているユーザXの、集配に係る自律走行車両100Aへの乗降を管理する。なお、ユーザXは1人でも複数でもよい。記憶部206のユーザ情報データベース2063は、複数のユーザのユーザID等だけでなく、各ユーザの登録する乗降希望範囲を含む。第2予定通知部3aは、集配先の第2所定範囲内を登録先としているユーザをユーザXとして抽出して、ユーザXの端末であるユーザ装置300に、集配ルートR及びその通過予定時刻を通知する。なお、ユーザXは第2ユーザに相当する。そして、第2要求処理部3bは、ユーザXから、集配ルートR上の又は集配ルートRから所定範囲(以下、第3所定範囲)内の場所(以下、第2の場所)での乗車要求をユーザXのユーザ装置300から受け付けて、ユーザUのときのように所定の処理を実行する。そして、ユーザXの乗車の受け付けが可能なときつまり確定した時、第2関連付け部3cは、ユーザXの乗車情報を集配管理部2043の前述の指令生成部1bに送り、前述の予定生成部1aが生成した予定情報に関連付ける。これにより、ユーザXの乗車情報を含む運行指令が生成されて、それが自律走行車両100Aに送信される。
ユーザXの登録先としての集配先の第2所定範囲は、集配先を含む地域(例えば行政区画)であってもよい。あるいは、第2所定範囲は、集配先から所定距離以内の範囲としてもよい。また、第2の場所を含む第3所定範囲は、集配ルートRから大きく逸れない範囲がよく、ここでは図10に示すようにルートRに沿って延びてそこから所定距離範囲の境界B1、B2に挟まれた範囲とされる。第2の場所は、集配ルートR上に限定されてもよい。ユーザUの集配の効率を損なわずに、ユーザXの乗車を、好ましくはその降車も、行うことが好ましいからである。ユーザXの端末としてのユーザ装置300として、図10にユーザ装置300Xを表す。
第3乗降管理部2047は、第2乗降管理部2046と同様に、第1ユーザである集配に係る上記ユーザU以外のユーザの乗降を管理する。ただし、第3乗降管理部2047は、第2乗降管理部2046とは異なり、所定のサイトに予定情報を公開し、その所定のサイトからのユーザの乗車要求を受け付けて、そのユーザの乗降を管理する。第3予定公開部4aは、所定のサイトに、集配ルートR及びその通過予定時刻を公開する。そして、第3要求処理部4bは、その所定のサイトにアクセスしたユーザYからの、集配ルートR上の又は集配ルートRから所定範囲(以下、第4所定範囲)内の場所(以下、第4の場所)での乗車要求を受け付けて、前述の所定の処理を実行する。なお、ユーザYは第3ユーザに相当する。そして、ユーザYの乗車の受け付けが可能なとき、第3関連付け部4cは、ユーザYの乗車情報を集配管理部2043の前述の指令生成部1bに送り、前述の予定生成部1aが生成した予定情報に関連付ける。これにより、ユーザYの乗車情報を含む運行
指令が生成されて、それが自律走行車両100Aに送信される。
第4の場所を含む第4所定範囲は、上記第3所定範囲と同様に、集配ルートRから大きく逸れない範囲がよく、ここでは境界B1、B2に挟まれた範囲とされる。なお、第4所定範囲は、第3所定範囲と異なってもよい。また、第4の場所は、集配ルートR上に限定されてもよい。ユーザUの集配の効率を損なわずに、ユーザYの乗車を、好ましくはその降車も、行うことが好ましいからである。所定のサイトにアクセスするユーザYの端末として、図10にユーザ装置300Yを表す。
サーバ装置200の制御部204の第2乗降管理部2046による処理について、図11のフローチャートに基づいて説明する。ユーザUの荷物の集配において、集配の予定時刻の所定時間前になったとき(図6のステップS611で肯定判定)、制御部204の第1乗降管理部2044の予定通知部2aは、集配に係る前述の予定情報を、ユーザUのユーザ装置300Aに通知する(ステップS613)。これに連動するように、第2乗降管理部2046の第2予定通知部3aは、ユーザUの集配予定を受け(ステップS1101で肯定判定)、自律走行車両100Aの空きスペースを算出する。更に、第2予定通知部3aは、自律走行車両100Aのその集配前後の荷物の積載状態及びその荷物のサイズなどから自律走行車両100Aの空きスペースを算出する(ステップS1103)。そして、空きスペースに応じて、自律走行車両100Aに乗車可能な人数を設定する(ステップS1105)。こうして、予定通知部3aは、登録ユーザであるユーザXのユーザ装置300Xに、集配ルートR及びその通過予定時刻を含む予定情報と共に、乗車可能人数を通知する(ステップS1107)。なお、このときに通知される乗車可能人数は、集配に係るユーザUを差し引いた人数であるとよく、算出した乗車可能人数よりも少なくとも1名少ないとよい。ユーザXのユーザ装置300Xに通知される乗車可能人数は、ユーザU以外に乗車可能な定員ということもできる。
これにより、ユーザXのユーザ装置300Xには、図5の画面の項目に加えて、乗車可能人数も表示される。この乗車可能人数を見ることで、ユーザXは、自律走行車両Xの混雑状況などを推測することができる。そして、ユーザ装置300Xから、ユーザXの乗車要求があるとき(ステップS1109で肯定判定)、第2要求処理部3bは、乗車要求の所定の処理を実行する(ステップS1111)。ユーザXの乗車要求の乗車ポイントつまり第2の場所が、第3所定範囲つまり境界B1、B2で挟まれた範囲であるとき、例えば図10のルートR沿いのバス停BS1、BS2のうちの一方のバス停BS2であるとき、乗車要求の乗車条件は満たされる。また、ユーザXの乗車条件の降車ポイントつまり第3の場所も、ここでは、第3所定範囲つまり境界B1、B2で挟まれた範囲とされている。例えば、ユーザXは集配先を降車ポイントにすることができる。これらのとき、乗車位置及び降車位置は可能範囲内であるので乗車の受け付けが確定し(ステップS1113で肯定判定)、サーバ装置200の制御部204の第2乗降管理部2046の第2関連付け部3cは、ユーザXの乗車情報を前述の指令生成部1bに送り、前述の予定生成部1cが生成した予定情報に関連付ける(ステップS1115)。この結果、乗車情報と関連付けられている予定情報に基づいて、集配管理部2043の指令生成部1bは、運行指令の情報を生成する(ステップS625)。そして、制御部204の情報提供部2045は、運行指令の情報を、自律走行車両100Aに提供するつまり送信する(ステップS627)。この運行指令の情報の送信が、第2ユーザを第2の場所から集配先までの間の第3の場所まで輸送する指令の自律走行車両100Aへの送信に相当する。
一方、例えば、ユーザXの乗車要求の乗車ポイント又は降車ポイントが境界B1、B2外の公園P(図10参照)であるとき、乗車要求の条件は満たされない。このとき、乗車の受け付けは確定せず(ステップS1113で否定判定)、乗車の受け付けは「不可」とする通知がユーザXのユーザ装置300Xに送信される(ステップS1117)。なお、
このとき、ユーザ装置300Xでは、乗車要求が再度入力可能にされてもよい。
サーバ装置200の制御部204の第3乗降管理部2047による処理について、図12のフローチャートに基づいて説明する。ユーザUの荷物の集配において、集配の予定時刻の所定時間前になったとき(図6のステップS611で肯定判定)、制御部204の第1乗降管理部2044の第1予定通知部2aは、集配に係る前述の予定情報を、ユーザ装置300Aに通知する(ステップS613)。これに連動するように、第3乗降管理部2047の第3予定公開部4aは、集配予定を受け(ステップS1201で肯定判定)、自律走行車両100Aの空きスペースを算出する。自律走行車両100Aのその集配前後の荷物の積載状態及びその荷物のサイズなどから自律走行車両100Aの空きスペースを算出する(ステップS1203)。なお、この空きスペースの算出は、上記ステップS1103での算出値を読み込むことも含み得る。そして、空きスペースに応じて自律走行車両100Aに乗車可能な人数を設定する(ステップS1205)。こうして、第3予定公開部4aは、所定のウェブサイトに、集配ルートR及びその通過予定時刻を含む予定情報と共に、乗車可能人数を公開する(ステップS1207)。なお、このときに公開される乗車可能人数は、集配に係るユーザUを差し引いた人数であるとよく、算出した乗車可能人数よりも少なくとも1名少ないとよい。
そして、ユーザYがユーザ装置300Yから所定のウェブサイトにアクセスして乗車要求を入力したとき(ステップS1209で肯定判定)、第3要求処理部4bは、乗車要求の所定の処理を実行する(ステップS1211)。ユーザYの乗車要求の乗車ポイントつまり第4の場所が、第4所定範囲内つまり境界B1、B2で挟まれた範囲内にあるとき、乗車要求の乗車条件は満たされる。また、ユーザYの乗車条件の降車ポイントつまり第5の場所も、ここでは、第4所定範囲内つまり境界B1、B2で挟まれた範囲内とされている。例えば、ユーザYは集配先を降車ポイントにすることができる。これらのとき、乗車位置及び降車位置は可能範囲内であるので乗車の受け付けが確定し(ステップS1213で肯定判定)、サーバ装置200の制御部204の第2乗降管理部2046の第3関連付け部4cは、ユーザYの乗車情報を前述の指令生成部1bに送り、前述の予定生成部1aが生成した予定情報に関連付ける(ステップS1215)。この結果、乗車情報と関連付けられている予定情報に基づいて、集配管理部2043の指令生成部1bは、運行指令の情報を生成する(ステップS625)。そして、制御部204の情報提供部2045は、運行指令の情報を、自律走行車両100Aに提供するつまり送信する(ステップS627)。この運行指令の情報の送信が、第3ユーザを第4の場所から集配先までの間の第5の場所まで輸送する指令の自律走行車両100Aへの送信に相当する。
一方、例えば、ユーザYの乗車要求の乗車ポイント又は降車ポイントが境界B1、B2外にあるとき、乗車要求の条件は満たされない。このとき、乗車は確定せず(ステップS1213で否定判定)、乗車の受け付けは「不可」とする通知がユーザYのユーザ装置300Yに送信される(ステップS1217)。なお、このとき、ユーザ装置300Yでアクセスしている所定のサイトでは、乗車要求が再度入力可能にされてもよい。
このように、本第2実施形態では、集配に係るユーザU以外のユーザX、Yをも、集配に際して、自律走行車両100Aに乗車させて、集配先までの間の場所まで輸送することができる。したがって、集配サービスの提供に際して、そのサービスの需要者(例えばユーザU)以外の第三者の利便性をも高めることが可能になる。
上記実施形態では、集配に係る移動体である自律走行車両100Aに、集配に係るユーザUのみならず、ユーザX及びユーザYも乗車可能にした。しかし、ユーザX及びユーザYのいずれか一方のみを、ユーザUと共に乗車可能にしてもよい。そして、これらユーザX、Yの乗車及び降車の場所は、ユーザUの集配を最優先して、上記の如く、集配ルート
上のみとすることが可能である。このようにすることで、集配の効率を更に高めることが可能になり、また、集配サービスの需要者つまりユーザUの利便性を更に高めることが可能になる。
なお、ユーザX、Yは荷物の集配に係らないユーザであるので、乗車料金を徴収するとよい。この場合、乗車料金は、定額としても、乗車距離により変動としてもよい。
上記の実施形態はあくまでも一例であって、本発明はその要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して実施しうる。本開示において説明した処理や手段は、技術的な矛盾が生じない限りにおいて、自由に組み合わせて実施することができる。
また、1つの装置が行うものとして説明した処理が、複数の装置によって分担して実行されてもよい。例えば、情報処理装置であるサーバ装置200や自律走行車両100の情報処理装置102は1つのコンピュータである必要はなく、複数のコンピュータを備えるシステムとして構成されてもよい。あるいは、異なる装置が行うものとして説明した処理が、1つの装置によって実行されても構わない。コンピュータシステムにおいて、各機能をどのようなハードウェア構成(サーバ構成)によって実現するかは柔軟に変更可能である。
本発明は、上記の実施形態で説明した機能を実装したコンピュータプログラムをコンピュータに供給し、当該コンピュータが有する1つ以上のプロセッサがプログラムを読み出して実行することによっても実現可能である。このようなコンピュータプログラムは、コンピュータのシステムバスに接続可能な非一時的なコンピュータ可読記憶媒体によってコンピュータに提供されてもよいし、ネットワークを介してコンピュータに提供されてもよい。非一時的なコンピュータ可読記憶媒体は、例えば、磁気ディスク(フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスクドライブ(HDD)等)、光ディスク(CD-ROM、DVDディスク、ブルーレイディスク等)など任意のタイプのディスク、読み込み専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、EPROM、EEPROM、磁気カード、フラッシュメモリ、光学式カード、電子的命令を格納するために適した任意のタイプの媒体を含む。
S 集配システム
100、100A 自律走行車両
102 情報処理装置
104 制御部
106 センサ
108 位置情報取得部
110 駆動部
112 通信部
114 記憶部
200 サーバ装置
202 通信部
204 制御部
206 記憶部
2041 情報取得部
2042 車両管理部
2043 集配管理部
2044 乗降管理部、第1乗降管理部
2045 情報提供部
2046 第2乗降管理部
2047 第3乗降管理部
300、300A、300X、300Y ユーザ装置
302 通信部
304 制御部
306 記憶部

Claims (17)

  1. 荷物の集配の予定時刻の所定時間前に、集配ルート及び該集配ルートの通過予定時刻を該集配に係る第1ユーザの端末に通知することと、
    前記第1ユーザからの前記集配ルート上の又は該集配ルートから第1所定範囲内の第1の場所での乗車要求を前記端末から受け付けることと、
    前記第1ユーザを前記第1の場所から集配先まで輸送する指令を前記集配において運行する移動体に送信することと
    を実行する制御部を備える、情報処理装置。
  2. 前記制御部は前記荷物の集配要求を受信しており、前記集配要求は、前記第1ユーザの乗車希望についての情報を含む、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記制御部は、
    前記集配ルート及び該集配ルートの前記通過予定時刻を前記集配先の第2所定範囲内を登録先としている第2ユーザの端末に通知することと、
    前記第2ユーザからの前記集配ルート上の又は該集配ルートから第3所定範囲内の第2の場所での乗車要求を前記第2ユーザの前記端末から受け付けることと、
    前記第2ユーザを前記第2の場所から前記集配先までの間の第3の場所まで輸送する指令を前記移動体に送信することと
    を更に実行する、
    請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 前記第2の場所での前記乗車要求は、前記第3の場所の情報を含み、
    前記制御部は、前記第3の場所が前記集配ルート上にあるか又は該集配ルートから前記第3所定範囲内にあるとき、前記第2ユーザからの前記乗車要求を受け付ける、
    請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記制御部は、前記移動体の空きスペースに応じた乗車可能人数を設定することを更に実行し、
    前記第2ユーザの前記端末に通知することは、前記第1ユーザ以外に前記移動体に乗車可能な定員を通知することを含む、
    請求項3又は4に記載の情報処理装置。
  6. 前記制御部は、
    前記集配ルート及び該集配ルートの前記通過予定時刻を所定のサイトに公開することと、
    前記所定のサイトからの第3ユーザの前記集配ルート上の又は該集配ルートから第4所定範囲内の第4の場所での乗車要求を受け付けることと、
    前記第3ユーザを前記第4の場所から前記集配先までの間の第5の場所まで輸送する指令を前記移動体に送信することと
    を更に実行する、
    請求項1から5のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  7. 前記第4の場所での前記乗車要求は、前記第5の場所の情報を含み、
    前記制御部は、前記第5の場所が前記集配ルート上の又は該集配ルートから前記第4所定範囲内のとき、前記第3ユーザからの前記乗車要求を受け付ける、
    請求項6に記載の情報処理装置。
  8. 前記制御部は、前記移動体の空きスペースに応じた乗車可能人数を設定することを更に実行し、
    前記所定のサイトに公開することは、前記第1ユーザ以外に前記移動体に乗車可能な定員を公開することを含む、
    請求項6又は7に記載の情報処理装置。
  9. 少なくとも1つのコンピュータが、
    荷物の集配の予定時刻の所定時間前に、集配ルート及び該集配ルートの通過予定時刻を該集配に係る第1ユーザの端末に通知することと、
    前記第1ユーザからの前記集配ルート上の又は該集配ルートから第1所定範囲内の第1の場所での乗車要求を前記端末から受け付けることと、
    前記第1ユーザを前記第1の場所から集配先まで輸送する指令を前記集配において運行する移動体に送信することと
    を実行する、情報処理方法。
  10. 前記少なくとも1つのコンピュータは前記荷物の集配要求を受信しており、前記集配要求は、前記第1ユーザの乗車希望についての情報を含む、
    請求項9に記載の情報処理方法。
  11. 前記少なくとも1つのコンピュータが、
    前記集配ルート及び該集配ルートの前記通過予定時刻を前記集配先の第2所定範囲内を登録先としている第2ユーザの端末に通知することと、
    前記第2ユーザからの前記集配ルート上の又は該集配ルートから第3所定範囲内の第2の場所での乗車要求を前記第2ユーザの前記端末から受け付けることと、
    前記第2ユーザを前記第2の場所から前記集配先までの間の第3の場所まで輸送する指令を前記移動体に送信することと
    を更に実行する、
    請求項9又は10に記載の情報処理方法。
  12. 前記第2の場所での前記乗車要求は、前記第3の場所の情報を含み、
    前記少なくとも1つのコンピュータは、前記第3の場所が前記集配ルート上にあるか又は該集配ルートから前記第3所定範囲内にあるとき、前記第2ユーザからの前記乗車要求を受け付ける、
    請求項11に記載の情報処理方法。
  13. 前記少なくとも1つのコンピュータは、前記移動体の空きスペースに応じた乗車可能人数を設定することを更に実行し、
    前記第2ユーザの前記端末に通知することは、前記第1ユーザ以外に前記移動体に乗車可能な定員を通知することを含む、
    請求項11又は12に記載の情報処理方法。
  14. 前記少なくとも1つのコンピュータが、
    前記集配ルート及び該集配ルートの前記通過予定時刻を所定のサイトに公開することと、
    前記所定のサイトからの第3ユーザの前記集配ルート上の又は該集配ルートから第4所定範囲内の第4の場所での乗車要求を受け付けることと、
    前記第3ユーザを前記第4の場所から前記集配先までの間の第5の場所まで輸送する指令を前記移動体に送信することと
    を更に実行する、
    請求項9から13のいずれか一項に記載の情報処理方法。
  15. 前記第4の場所での前記乗車要求は、前記第5の場所の情報を含み、
    前記少なくとも1つのコンピュータは、前記第5の場所が前記集配ルート上の又は該集配ルートから前記第4所定範囲内のとき、前記第3ユーザからの前記乗車要求を受け付ける、
    請求項14に記載の情報処理方法。
  16. 前記少なくとも1つのコンピュータは、前記移動体の空きスペースに応じた乗車可能人数を設定することを更に実行し、
    前記所定のサイトに公開することは、前記第1ユーザ以外に前記移動体に乗車可能な定員を公開することを含む、
    請求項14又は15に記載の情報処理方法。
  17. 少なくとも1つのコンピュータに、
    荷物の集配の予定時刻の所定時間前に、集配ルート及び該集配ルートの通過予定時刻を該集配に係る第1ユーザの端末に通知することと、
    前記第1ユーザからの前記集配ルート上の又は該集配ルートから第1所定範囲内の第1の場所での乗車要求を前記端末から受け付けることと、
    前記第1ユーザを前記第1の場所から集配先まで輸送する指令を前記集配において運行する移動体に送信することと
    を実行させるための
    プログラム。
JP2019076439A 2019-04-12 2019-04-12 情報処理装置、情報処理方法およびプログラム Active JP7099396B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019076439A JP7099396B2 (ja) 2019-04-12 2019-04-12 情報処理装置、情報処理方法およびプログラム
CN202010253804.8A CN111815218A (zh) 2019-04-12 2020-04-02 信息处理装置、信息处理方法和程序
US16/844,273 US20200327460A1 (en) 2019-04-12 2020-04-09 Information processing apparatus, information processing method and program

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019076439A JP7099396B2 (ja) 2019-04-12 2019-04-12 情報処理装置、情報処理方法およびプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020173713A JP2020173713A (ja) 2020-10-22
JP7099396B2 true JP7099396B2 (ja) 2022-07-12

Family

ID=72747957

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019076439A Active JP7099396B2 (ja) 2019-04-12 2019-04-12 情報処理装置、情報処理方法およびプログラム

Country Status (3)

Country Link
US (1) US20200327460A1 (ja)
JP (1) JP7099396B2 (ja)
CN (1) CN111815218A (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20180053142A1 (en) 2016-08-19 2018-02-22 Stitch Fix, Inc. Systems and methods for improving recommendation systems
JP2018097444A (ja) 2016-12-09 2018-06-21 アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 荷物配達システムおよび荷物配達プログラム
WO2018230461A1 (ja) 2017-06-16 2018-12-20 本田技研工業株式会社 車両制御システム、車両制御方法、及びプログラム

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005041665A (ja) * 2003-07-24 2005-02-17 Nec Corp 郵便ポスト番号を利用した集荷サービスシステムと方法、管理サーバ、集配局端末、及びプログラム
JP2006221360A (ja) * 2005-02-09 2006-08-24 Nec Corp 集配支援システム、集配支援方法、集配支援サーバ、及び集配支援プログラム
JP2008097206A (ja) * 2006-10-10 2008-04-24 Chugoku Electric Power Co Inc:The ユーザ端末管理方法、情報処理サーバ及びプログラム
JP5515064B2 (ja) * 2010-08-31 2014-06-11 株式会社 聖亘トランスネットワーク 物流管理システム、物流管理サーバ、物流管理方法、および物流管理のためのプログラム
US10192189B2 (en) * 2014-02-13 2019-01-29 Amazon Technologies, Inc. Mobile pickup locations
JP5923691B2 (ja) * 2014-03-07 2016-05-25 株式会社 聖亘トランスネットワーク 物流クラウドシステムおよびプログラム
US20190266522A1 (en) * 2018-02-23 2019-08-29 Chian Chiu Li Vehicle-Based Services
CN112005263A (zh) * 2018-04-16 2020-11-27 福特全球技术公司 乘客的物品装运
EP3806063A4 (en) * 2018-06-08 2021-06-23 Nissan Motor Co., Ltd. VEHICLE MANAGEMENT SYSTEM, VEHICLE MANAGEMENT DEVICE, AND VEHICLE MANAGEMENT PROCEDURE, AND PROCEDURE AND VEHICLE MANAGEMENT DEVICE

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20180053142A1 (en) 2016-08-19 2018-02-22 Stitch Fix, Inc. Systems and methods for improving recommendation systems
JP2018097444A (ja) 2016-12-09 2018-06-21 アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 荷物配達システムおよび荷物配達プログラム
WO2018230461A1 (ja) 2017-06-16 2018-12-20 本田技研工業株式会社 車両制御システム、車両制御方法、及びプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2020173713A (ja) 2020-10-22
CN111815218A (zh) 2020-10-23
US20200327460A1 (en) 2020-10-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11441912B2 (en) Systems and methods for multi-modality autonomous vehicle transport
WO2018230676A1 (ja) ライドシェア管理装置、ライドシェア管理方法、およびプログラム
JP7192606B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラム
JP2019139264A (ja) 情報処理装置、集配システム、集配方法およびプログラム
WO2018230692A1 (ja) ライドシェア管理システム、ライドシェア管理方法、およびプログラム
CN108805387A (zh) 共乘管理装置、共乘管理方法及存储介质
JP2019079425A (ja) 荷物集配システム
JPWO2018230684A1 (ja) 情報処理システム、情報処理方法、およびプログラム
JP7294122B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法、及び、プログラム
US11643114B2 (en) Information processing device, information processing method and information processing program
JP7099396B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法およびプログラム
US20220366369A1 (en) Delivery fleet management
JP7450420B2 (ja) 管理装置、管理方法、およびプログラム
JP7180535B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法およびプログラム
JP7075626B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法およびプログラム
US11610216B2 (en) Information processing apparatus, information processing method, and program
JP7318526B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
US11934988B1 (en) Dispatch and local delivery interface for autonomous vehicles
JP7384652B2 (ja) 移動体、情報処理方法、及び、プログラム
CN115713190A (zh) 多模式个人运输和递送装置以及使用方法
JP2023153683A (ja) 配車管理装置、配車システム、および配車方法
JP2021096499A (ja) 自律走行ユニット、情報処理方法及びプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210729

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220511

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220531

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220613

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 7099396

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151