JP7099228B2 - 無線タグリーダ - Google Patents
無線タグリーダ Download PDFInfo
- Publication number
- JP7099228B2 JP7099228B2 JP2018180223A JP2018180223A JP7099228B2 JP 7099228 B2 JP7099228 B2 JP 7099228B2 JP 2018180223 A JP2018180223 A JP 2018180223A JP 2018180223 A JP2018180223 A JP 2018180223A JP 7099228 B2 JP7099228 B2 JP 7099228B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tag
- phase
- moving
- wireless tag
- movement
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Radar Systems Or Details Thereof (AREA)
Description
移動している移動タグ(30a)と停止している停止タグ(30b)とを無線タグからの応答波の位相値に基づき検出する無線タグリーダ10であって、
位相値を検出する全角度範囲(0°~180°もしくは0゜~360゜)で位相値の取れた総数(N)を求める総数算出手段(S402)と、
位相値を検出する前記全角度範囲内の所定角度範囲(90゜もしくは全角度範囲の半値)毎に、各角度毎の位相値の取れた数の総和数(ni)を求めることで、最も多い総和数を求める総和数算出手段(S406、S408、S410、S412、S414)と、
前記総数と前記最も多い総和数との比較で、前記最も多い総和数の前記所定角度範囲内に位相値が偏っているかを算出する位相の偏り算出手段(S416)と、
前記位相の偏りの低いタグを移動タグと選別し、前記位相の偏りの高いタグを停止タグと選別する選別手段(S108)と、
無線タグからの応答波の位相に基づき、前回の位相と今回の位相との差を累積加算して無線タグの移動状態の指標となる位相変化量を求める位相変化量算出手段と、を有し
前記選別手段が、前記位相の偏り及び前記位相変化量を用いて確実に停止タグとする第1の閾値と確実に移動タグとする第2の閾値を設定し、確実に移動タグであるタグと、確実に停止タグであるタグとを選別し、
確実に移動タグであるとされた1以上のタグの位相変化量、速度もしくは加速度、距離もしくは角度情報、最初の読み取りから最後の読み取りまでの時間、受信強度の少なくとも1つを用いて第3の閾値を算出し、前記確実に移動タグ、前記確実に停止タグであると選別された以外のタグが移動タグか停止タグかを前記第3の閾値に基づき決定する決定手段を備えることを特徴とする。
なお、上記各括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
請求項1では、位相の偏り及び位相変化量を用いて確実に停止タグとする第1の閾値と確実に移動タグとする第2の閾値を設定し、確実に移動タグであるタグと、確実に停止タグであるタグとを選別するため、迅速・的確に移動タグと停止タグとを選別することができる。そして、移動タグか停止タグかの判断が難しいタグに対して、確実に移動タグであるとされた1以上のタグの位相変化量、速度もしくは加速度、距離もしくは角度情報、最初の読み取りから最後の読み取りまでの時間、受信強度の少なくとも1つを用いて算出した第3の閾値に基づき、移動タグか停止タグかを判断するため、適切に判断することができる。先ず、移動タグを特定して第3の閾値を求めることで、移動タグ、停止タグの特定を短時間で行うことができる。
以下、本発明の第1実施形態に係る無線タグリーダを備える搬送管理システムについて、図面を参照して説明する。
図1に示す搬送管理システム1は、製品等の搬送品Pに付されたRFタグ等の無線タグ30の移動状態を、無線タグリーダ10により検知することで、その無線タグ30が付された搬送品Pの移動状態等を管理するシステムとして構成されている。この搬送管理システム1は、図1に示すように、無線タグ30が付された搬送品Pが搬送される搬送経路中に配置されて無線タグ30を読み取る無線タグリーダ10と、この無線タグリーダ10による読み取り結果等を利用して搬送品Pに関する管理を行う管理装置20とを備えている。
図3に示すように、無線タグ30は、アンテナ31,電源回路32,復調回路33,制御回路34,メモリ35,変調回路36などによって構成されている。電源回路32は、アンテナ31を介して受信した無線タグリーダ10からの送信信号(キャリア信号)を整流、平滑して動作用電源を生成するものであり、その動作用電源を、制御回路34をはじめとする各構成要素に供給している。
管理装置20は、無線タグリーダ10から取得した各無線タグ30の読み取り結果や外部から取得した情報を利用して搬送品Pの搬送状態などを管理する装置として機能するものである。この管理装置20は、例えばコンピュータとして構成され、図4に示すように、CPU等からなる制御部21、液晶モニタ等として構成される表示部22、ROM、RAM、HDD等からなる記憶部23、マウスやキーボード等として構成される操作部24、無線タグリーダ10や上位機器等の外部機器との間でのデータ通信を行うための通信インタフェースとして構成される通信部25などを備えている。
第1実施形態に係る無線タグリーダ10は、低速で移動している無線タグ30であってもその無線タグ30の移動状態を正確に検知するため、無線タグ30からの応答波の位相差を利用して無線タグ30の移動状態を検知する。具体的には、制御部11にてなされる測定処理により、通信処理部13を利用して、所定時間、測定した無線タグ30からの応答波の位相を、その測定時刻(受信時刻)に関連付けて記憶部12に記憶する。そして、制御部11にてなされるタグ検知処理では、記憶部12に記憶されている応答波の位相及びその測定時刻を読み出し、これらの位相に基づいて算出した位相差を累積加算した位相加算値に基づいて無線タグ30までの距離を測定する。なお、このように位相加算値に基づいて無線タグ30までの距離を測定する方法としては、例えば、特願2017-189510の明細書等に記載される方法を採用することができる。
停止タグ30cの位相変化量は大きく、停止タグ30dは位相変化量が中くらいで、散発的に読取が行われている。停止タグ30cの位相変化量が大きくなっている原因は、無線タグリーダ10(アンテナ14)の前をフォークリフト等の移動体Mが移動すると、この移動体Mによる電波の反射の影響により、停止タグ30bからの応答波が受信されてしまうためである。このような場合、移動体Mが移動するために停止タグ30c、停止タグ30dからの応答波の位相が変化するように測定されてしまうと、測定される距離が時間とともに変化してしまい、停止タグ30cが移動していると誤検知されてしまう可能性がある。また、周囲環境の影響等に起因して、停止タグ30cからの応答波を一時的に受信できない状態(ヌル状態)が生じる場合もあり、この状態も誤検知の一因となる可能性がある。
先ず、図10に示す読取のフローチャートで、読取が開始され、無線タグが読み取られ、該無線タグの情報が取得される(S92)。ここでは、各無線タグID、位相、受信電力、読取時間等の情報が取得される。そして、タグ読取が終了したか判断される(S94)。タグ読取が終了するまで(S94:No)、タグの読取が繰り返される(S92)。
図17は、位相変化量計算の説明図である。
I.移動加算値を各時間毎に記録しておく(図17(A)参照)。
II.位相変化量計算に必要な3つの変曲点と終点を見つける(図17(C)参照)。
(a),(b),(c)
III.下記計算をする
(1)=|始点 -b|
(2)=|b-a|
(3)=|a-c|
(4)=|c-終点|
位相変化量=(1)+(2)+(3)+(4)
位相変動情報が取得され位相変化量が計算される(S202:図17(A))。そのグラフが平滑化処理される(S204:図17(B))。平滑化処理の目的は、ブレによる無駄な変曲点を消去するためである。即ち、おおまかに変曲点を取るために行われる。グラフの変曲点を位相変化の傾きの変化により求める(S206:図17(C))。始点、終点、各変曲点の間のそれぞれの位相変化量が取得される(S208)。
(1)=|始点-b|
(2)=|b-a|
(3)=|a-c|
(4)=|c-終点|
位相変化量=(1)+(2)+(3)+(4)
として位相変化量が求められる(S210)。
S210の加算処理では、閾値以上の位相変動値を全て加算することが行われる。ここで、閾値以下を除外するのは、閾値以下の位相変動は反射による位相変動と区別するために除外する。位相加算値の要点は位相が大きく連続で変動したという情報を捉えることにある。ここで、閾値の例としては、例えば、90[deg]、180[deg]、位相取得可能範囲の半値等である。
(1)|a-b|=40[deg]
(2)|b-c|=340[deg]
(3)|c-d|=500[deg]
(4)|d-e|=600[deg]
(5)|e-f|=250[deg]
の場合、(1)の値は閾値以下のため除外され、
(2)+(3)+(4)+(5)=1690[deg]
として、位相変化量が算出される。
なお、位相加算量の取得は、特願2017-189510の明細書等に記載される方法を採用することができる。
図13は、位相偏り計算のサブルーチンを示す。
各タグに対して、図7(A)、図7(C)中に示された位相値に対して、図7(B)、図7(D)に示されたような位相値(θ)と頻度のヒストグラムが作成される(S400)。頻度総和(位相値を検出する全角度範囲(0-180°)で位相値の取れた総数)がNとされる(S402)。位相値iが0に初期化される(S404)。そして、位相値iが90°以上か判断される(S406)。ここでは、位相値iが0であるため(S406:No)、S408で、i≦θ<i+90°、ここでは、0≦θ<90°を満たす位相値θの頻度総和(所定角度範囲(90°)内、即ち、0-90°の各角度毎の位相値の取れた数の総和数)がni(0)とされる。図8(A)に示される位相0°から位相90°までの頻度の総和がni(0)とされる。そして、i(0)に1が加えられる(S412)。i=180°、即ち、全角度の位相について演算が終了したかが判断される(S414)。ここでは、S414の判断がNoとなり、S406に戻り、S408で、i≦θ<i+90°、ここでは、1°≦θ<91°を満たす位相値θの頻度総和をni(1)とされる。図8(B)に示される位相1°から位相91°までの頻度の総和がni(1)とされる。この処理が位相91°まで繰り返され、S406での判断がYesとなり、S410で、i≦θ<180°もしくは0≦θ<i-90°、ここでは、91°≦θ<180°、0≦θ<1を満たす位相値θの頻度総和がni(91)とされる。図8(C)に示される位相91°~180、及び、位相0°~位相1°までの頻度の総和がni(91)とされる。図8(D)に示される180°までの頻度の総和がni(180)が求められると(S414:Yes)、ni(1)~ni(180)中の最大値/N(頻度総和)が位相偏り[%]として求められる。即ち、総数(N)と最も多い総和数(ni)との比較で、最も多い総和数の所定角度範囲(90°)内に位相値が偏っているかが算出される。なお、図7(B)では、-90°~90°中で、-45°~45°の位相偏りが無い場合は、50%になった。図8に示す例では、0°~180°中で、(90°の範囲で)の位相偏りが無い場合は、同様に50%となる。上述した例では、0゜~180゜中で、(90゜の範囲で)の位相偏りを求めたが、0゜~360゜中で、(180゜の範囲(全角度範囲の半値)で)の位相偏りを求めることも好適である。
図14は、各タグの判定のサブルーチンを示す。
まず、タグ読取回数がn、位相変化量がx、位相偏りがyとされる(S300)。図18(A)は、各タグを位相偏りと位相変化量で規定した表であり、位相変化量と位相偏りから第1閾値と第2閾値とで、確実に停止タグであるものと、確実に移動タグであるもとが選別される。x≧500かが判断される(S302)。図18(A)中の第1閾値の1-1の判断が成される。y-0.7<0.9-0.7/1000-500(x-500)かが判断される(S304)。図18(A)中の第1閾値の1-2の判断が成される。y-0.9<1.0-0.9/1500-1000(x-1000)かが判断される(S306)。図18(A)中の第1閾値の1-3の判断が成される。即ち、図18(A)中で第1閾値よりも左の◆のタグは、各タグ判定終了トリガ、又は、タグ反転終了トリガがオンになった時点で(S308:Yes)、確実に停止タグであるとの判定が成される(S310)。
先ず、距離判断の対象とする移動タグを特定する(S512)。ここでは、図18(A)に示される●の確実な移動タグが特定される。そして、距離判断の対象とする移動タグの平均受信電力(RSSI)値が算出される(S514)。算出された平均受信電力(RSSI)値が規定値よりも高いかが判断される(S516)。平均受信電力(RSSI)値が規定値よりも高い場合(S516:Yes)、移動タグがアンテナ近くを通過していると判断される(S518)。移動タグがアンテナ近くを通過していると判断されると、タグからの受信電力が高いため、図11のS114の処理で後述する第3閾値が高くされる。反対に、平均受信電力(RSSI)値が規定値よりも低い場合(S516:No)、移動タグがアンテナ近くを通過していないと判断される(S520)。移動タグがアンテナ近くを通過していないと判断されると、タグからの受信電力が低いため、図11のS114の処理で第3閾値が低く補正される。
先ず、速度判断の対象とする移動タグを特定する(S552)。ここでは、図18(A)に示される●の確実な移動タグが特定される。そして、速度判断の対象とする移動タグの平均のタグ読取時間(対象コードのファインダーパターンの認識からデコード完了までの時間:移動速度が遅ければタグの読取時間も長くなる)I値が算出される(S554)。算出されたタグ読取時間値が規定値よりも長いかが判断される(S556)。タグ読取時間が規定値よりも長い場合(S556:Yes)、移動タグの速度が遅いいと判断される(S558)。移動タグの速度が遅いと判断されると、図11のS114の処理で後述する第3閾値が低く補正される。反対に、読取時間が規定値よりも短い場合(S556:No)、移動タグが速いと判断される(S570)。移動タグの速度が速いと判断されると、図11のS114の処理で第3閾値が高く補正される。
上述されたS114で算出された第3閾値が取得される(S612)。例えば、第2閾値を超えた確実に移動タグであるとされた物の受信電力(RSSI)の平均値(例えば-60db)よりも6db低い値(-66db)が第3閾値として取得される。図18(A)中の第1閾値、第2閾値で挟まれた■の移動タグが、図18(C)に示されるように、第3閾値(-66db)以上であるとして(S614:Yes)、移動タグであると判別される(S616)。図18(A)中の第1閾値、第2閾値で挟まれた▲の停止タグが、図18(C)に示されるように、第3閾値(-66db)未満であるとして(S614:No)、停止タグであると判別される(S618)。全てのタグについて判断が終了すると(S620:Yes)、処理が終了する。
図9は、第1実施形態の改変例に係る停止タグ、移動タグ判別の説明図である。図9に示されるように位相偏りのみで、停止タグ◆、移動タグ●が別れる場合、第1実施形態の改変例の無線タグリーダは、位相偏りが70%以上を停止タグとし、70%未満を移動タグと判別する。
図19は、第2実施形態に係るPOSレジで用いられる無線タグリーダ110を示している。
無線タグリーダ110は、ベルトコンベア112上に乗せられた買い物籠CS内の商品に貼られた無線タグを読み取る。ベルトコンベア112に載せられた買い物籠CSは、図示しない無線タグリーダのアンテナまでの距離が変動するので、無線タグリーダは、その際の位相変化量、位相偏りに基づき買い物籠CS内の確定できる無線タグを見つける(ステップ1)。
14…アンテナ
30…無線タグ
30a…移動タグ
30b…停止タグ
110…無線タグリーダ
112…ベルトコンベア
M…フォークリフト
P…搬送品
Claims (16)
- 移動している移動タグと停止している停止タグとを無線タグからの応答波の位相値に基づき検出する無線タグリーダであって、
位相値を検出する全角度範囲で位相値の取れた総数を求める総数算出手段と、
位相値を検出する前記全角度範囲内の所定角度範囲毎に、各角度毎の位相値の取れた数の総和数を求めることで、最も多い総和数を求める総和数算出手段と、
前記総数と前記最も多い総和数との比較で、前記最も多い総和数の前記所定角度範囲内に位相値が偏っているかを算出する位相の偏り算出手段と、
前記位相の偏りの低いタグを移動タグと選別し、前記位相の偏りの高いタグを停止タグと選別する選別手段と、
無線タグからの応答波の位相に基づき、前回の位相と今回の位相との差を累積加算して無線タグの移動状態の指標となる位相変化量を求める位相変化量算出手段と、を有し
前記選別手段が、前記位相の偏り及び前記位相変化量を用いて確実に停止タグとする第1の閾値と確実に移動タグとする第2の閾値を設定し、確実に移動タグであるタグと、確実に停止タグであるタグとを選別し、
確実に移動タグであるとされた1以上のタグの位相変化量、速度もしくは加速度、距離もしくは角度情報、最初の読み取りから最後の読み取りまでの時間、受信強度の少なくとも1つを用いて第3の閾値を算出し、前記確実に移動タグ、前記確実に停止タグであると選別された以外のタグが移動タグか停止タグかを前記第3の閾値に基づき決定する決定手段を備えることを特徴とする無線タグリーダ。 - 請求項1の無線タグリーダであって、前記位相変化量算出手段は、前記累積加算した位相加算のグラフを平滑処理した後に変曲点を傾きの変化により取得し、始点と終点を含めた各変曲点間の位相変化量の和を元に前記位相変化量を算出する。
- 請求項1の無線タグリーダであって、
前記移動タグの移動速度を推定し、前記位相変化量の補正を行うことを特徴とする無線タグリーダ。 - 請求項1の無線タグリーダであって、
前記移動タグの移動速度を推定し、前記第3の閾値の補正を行うことを特徴とする無線タグリーダ。 - 請求項1の無線タグリーダであって、
アンテナから移動タグまでの距離を推定し、前記第3の閾値の補正を行うことを特徴とする無線タグリーダ。 - 請求項3または請求項4の無線タグリーダであって、
前記移動タグの移動速度の推定を、前記確実に移動タグであるタグのタグ読取時間情報に基づき行うことを特徴とする無線タグリーダ。 - 請求項6の無線タグリーダであって、
前記移動タグの移動速度の推定を、前記確実に移動タグであるタグの内で位相変化量が最大であるタグのタグ読取時間情報に基づき行うことを特徴とする無線タグリーダ。 - 請求項3または請求項4の無線タグリーダであって、
前記移動タグの移動速度の推定を、前記確実に移動タグであるタグの内で位相変化量が上位所定枚数の推定移動速度の平均値を推定速度とすることを特徴とする無線タグリーダ。 - 請求項3または請求項4の無線タグリーダであって、
前記移動タグの移動速度の推定を、前記第2の閾値を超えるのが速い上位所定枚数の推定移動速度の平均値を推定速度とすることを特徴とする無線タグリーダ。 - 請求項5の無線タグリーダであって、
アンテナから移動タグまでの距離を推定する際に、確実に移動タグであると選別されたタグの情報を用いることを特徴とする無線タグリーダ。 - 請求項10の無線タグリーダであって、
前記アンテナから移動タグまでの距離の推定を、前記確実に移動タグであるタグの受信強度に基づき行うことを特徴とする無線タグリーダ。 - 請求項10の無線タグリーダであって、
前記アンテナから移動タグまでの距離の推定を、前記確実に移動タグであるタグの内で位相変化量が最大であるタグの受信強度に基づき行うことを特徴とする無線タグリーダ。 - 請求項10の無線タグリーダであって、
前記アンテナから移動タグまでの距離の推定を、前記確実に移動タグであるタグの内で位相変化量が上位所定枚数の推定距離の平均値を推定距離とすることを特徴とする無線タグリーダ。 - 請求項10の無線タグリーダであって、
前記アンテナから移動タグまでの距離の推定を、前記第2の閾値を超えるのが速い上位所定枚数の推定距離速度の平均値を推定距離とすることを特徴とする無線タグリーダ。 - 請求項1の無線タグリーダであって、
前記第1の閾値、前記第2の閾値が、前記位相の偏りが大きい場合に、前記位相変化量の判断基準値が大きくなることを特徴とする無線タグリーダ。 - 請求項1の無線タグリーダであって、
前記選別手段は、前記位相の偏りの低いタグを直接波が受信された移動タグと選別し、前記位相の偏りの高いタグを直接波及び反射波が受信された停止タグと選別すると、を有することを特徴とする無線タグリーダ。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018180223A JP7099228B2 (ja) | 2018-09-26 | 2018-09-26 | 無線タグリーダ |
CN201910189129.4A CN110276422B (zh) | 2018-03-13 | 2019-03-13 | 标签移动检测装置及无线标签读取器 |
US16/352,408 US11030424B2 (en) | 2018-03-13 | 2019-03-13 | Apparatus for detecting tag movements and wireless tag reader |
EP19162417.0A EP3540629B1 (en) | 2018-03-13 | 2019-03-13 | Apparatus for detecting tag movements and wireless tag reader |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018180223A JP7099228B2 (ja) | 2018-09-26 | 2018-09-26 | 無線タグリーダ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020052623A JP2020052623A (ja) | 2020-04-02 |
JP7099228B2 true JP7099228B2 (ja) | 2022-07-12 |
Family
ID=69997150
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018180223A Active JP7099228B2 (ja) | 2018-03-13 | 2018-09-26 | 無線タグリーダ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7099228B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7306730B2 (ja) * | 2021-03-12 | 2023-07-11 | Necプラットフォームズ株式会社 | 情報処理装置、読取システム、情報処理方法、及びプログラム |
Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006260062A (ja) | 2005-03-16 | 2006-09-28 | Omron Corp | 情報処理装置、管理システム、情報処理装置の制御プログラム、および情報処理装置の制御プログラムを記録した記録媒体 |
US20060220861A1 (en) | 2005-02-28 | 2006-10-05 | Anatoli Stobbe | Method for locating a detection microchip |
US20100156651A1 (en) | 2008-12-19 | 2010-06-24 | Dirk A Broer | RFID Tag Movement Determination |
JP2013037663A (ja) | 2011-07-12 | 2013-02-21 | Mighty Card Kk | Rfidタグ移動識別方法及びrfidタグ移動識別プログラム |
WO2013105359A1 (ja) | 2012-01-10 | 2013-07-18 | 三菱電機株式会社 | 移動距離計測装置 |
US8994504B1 (en) | 2008-02-14 | 2015-03-31 | Intermec Ip Corp. | Utilization of motion and spatial identification in mobile RFID interrogator |
US20180004991A1 (en) | 2015-01-14 | 2018-01-04 | Lyngsoe Systems A/S | A method of identification of an item using phase data for movement detection |
-
2018
- 2018-09-26 JP JP2018180223A patent/JP7099228B2/ja active Active
Patent Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20060220861A1 (en) | 2005-02-28 | 2006-10-05 | Anatoli Stobbe | Method for locating a detection microchip |
JP2006260062A (ja) | 2005-03-16 | 2006-09-28 | Omron Corp | 情報処理装置、管理システム、情報処理装置の制御プログラム、および情報処理装置の制御プログラムを記録した記録媒体 |
US8994504B1 (en) | 2008-02-14 | 2015-03-31 | Intermec Ip Corp. | Utilization of motion and spatial identification in mobile RFID interrogator |
US20100156651A1 (en) | 2008-12-19 | 2010-06-24 | Dirk A Broer | RFID Tag Movement Determination |
JP2013037663A (ja) | 2011-07-12 | 2013-02-21 | Mighty Card Kk | Rfidタグ移動識別方法及びrfidタグ移動識別プログラム |
US20140167920A1 (en) | 2011-07-12 | 2014-06-19 | Mighty Card Corporation | Rfid tag movement distinguishing method and rfid tag movement distinguishing program |
WO2013105359A1 (ja) | 2012-01-10 | 2013-07-18 | 三菱電機株式会社 | 移動距離計測装置 |
US20180004991A1 (en) | 2015-01-14 | 2018-01-04 | Lyngsoe Systems A/S | A method of identification of an item using phase data for movement detection |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2020052623A (ja) | 2020-04-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US9013308B2 (en) | Three dimensional RF signatures | |
CN110276422B (zh) | 标签移动检测装置及无线标签读取器 | |
CN106407854B (zh) | 中间件装置、读取器的驱动方法和标签误识别确定方法 | |
US20090091428A1 (en) | Method and System to Determine Physical Parameters as Between an RFID Tag and a Reader | |
US7656297B2 (en) | RFID tag reading rate | |
US20140197991A1 (en) | Spatial recognition of rfid tag placement using antenna multiplexing | |
US20140347165A1 (en) | Rfid tag range control | |
US11315128B2 (en) | Charging system, charging method, and program | |
JP7095325B2 (ja) | 無線タグリーダ | |
JP7099228B2 (ja) | 無線タグリーダ | |
US20100127830A1 (en) | Portable card with an rfid coil | |
US20170316231A1 (en) | Interrogation device, system including interrogation device, and program | |
JP5611511B2 (ja) | リーダライタ、及び物品仕分システム | |
WO2009055839A1 (en) | Object singulation process | |
US11693079B2 (en) | Device for determining a position of a transmitter and corresponding method | |
US20190180062A1 (en) | Wireless tag reading apparatus and wireless tag reading method | |
EP2233942B1 (en) | Apparatus, method and program for detecting direction of noncontact ic medium and computer-readable recording medium having the program recorded thereon | |
US9064140B2 (en) | Method for testing transponders | |
CN107968673B (zh) | 基于柔性电路板的通信装置 | |
US20110006883A1 (en) | Method and system for managing virtual space | |
JP5212003B2 (ja) | Rfidタグリーダライタシステム、rfidタグリーダライタ装置、及び、rfidタグ | |
JP2023001222A (ja) | 情報処理装置、読取システム、情報処理方法、及びプログラム | |
JP7205429B2 (ja) | 無線タグリーダ | |
US8362902B2 (en) | RFID reader and method for identifying RFID tag thereof and apparatus for analyzing reception power pattern | |
JP7155549B2 (ja) | 無線タグ移動検知装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20210303 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20220117 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220201 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220330 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20220531 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20220613 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7099228 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |