JP7098957B2 - 画像処理装置、画像形成装置、及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、画像処理装置、画像形成装置、及びプログラムに関する。
特許文献1には、多値画像データを出力装置用の画像データに変換する画像処理装置であって、前記多値画像データを画素単位に入力する入力手段と、入力した画素データを着目画素データとし、当該着目画素データをディザ処理するディザ処理手段と、前記着目画素データを誤差拡散法に従って処理する誤差拡散処理手段と、前記着目画素データを含み、前記着目画素から予め設定された距離内に位置する画素群の空間における周波数に基づき、前記ディザ処理手段、前記誤差拡散処理手段の混合比率を決定する混合比率決定手段と、該混合比率決定手段で決定した混合比率に従って、前記着目画素データに対する、前記ディザ処理手段で得られた画素値と、前記誤差拡散処理手段で得られた画素値とを混合し、出力する混合処理手段とを備えることを特徴とする画像処理装置が開示されている。
特開2010-272987号公報
本発明の目的は、第1解像度の二値の第1画像データを第1解像度より大きい第2解像度の第2画像データに変換する際に、第1画像データの有色画素に割り当てられた第2画像データの複数のドットを全部有色ドットに変換する場合に比べて、粒状性がよい出力画像を得ることができる、画像処理装置、画像形成装置、及びプログラムを提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、誤差拡散処理で得られた第1解像度の第1画像データであって、白画素と有色画素とを含む複数の画素で構成される第1画像データを取得する取得手段と、前記第1画像データの前記複数の画素各々に白ドットと有色ドットの少なくとも一方を含む複数のドットを割り当て、前記第1画像データを前記第1解像度より大きい第2解像度の第2画像データに変換する解像度変換手段であって、前記第1画像データの注目する有色画素を含む予め定めた領域(即ち、注目する有色画素の8近傍の領域)に占める有色画素の割合に応じて、前記注目する有色画素に割り当てる白ドットに対する有色ドットの比率を変更する解像度変換手段と、を備えた画像処理装置である。
請求項2に記載の発明は、前記解像度変換手段は、前記予め定めた領域に占める有色画素の割合が低いほど、前記注目する有色画素に割り当てる白ドットに対する有色ドットの比率を小さくする、請求項1に記載の画像処理装置である。
請求項3に記載の発明は、前記比率を段階的に小さくする、請求項2に記載の画像処理装置である。
請求項4に記載の発明は、前記解像度変換手段は、前記予め定めた領域に占める有色画素の割合と前記有色ドットの数との予め定めた関係を用いて、前記注目する有色画素に割り当てる白ドットに対する有色ドットの比率を変更する、請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の画像処理装置である。
請求項5に記載の発明は、前記解像度変換手段は、前記予め定めた領域に占める有色画素の割合と前記有色ドットによる描画パターンとの予め定めた関係を用いて、前記注目する有色画素に割り当てる白ドットに対する有色ドットの比率を変更する、請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の画像処理装置である。
請求項6に記載の発明は、前記予め定めた領域に占める有色画素の割合を検知する検知手段をさらに備え、請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載の画像処理装置である。
請求項7に記載の発明は、前記検知手段は、前記予め定めた領域の大きさのウインドウを1画素ずつ移動させて、前記予め定めた領域に占める有色画素の割合を検知する、
請求項6に記載の画像処理装置である。
請求項8に記載の発明は、前記解像度変換手段は、前記第1画像データの解像度が出力装置の解像度より低い場合に、前記第1画像データを前記第2画像データに変換する、請求項1から請求項7までのいずれか1項に記載の画像処理装置である。
請求項9に記載の発明は、コンピュータを、請求項1から請求項8までのいずれか1項に記載の画像処理装置の各手段として機能させるためのプログラムである。
請求項10に記載の発明は、請求項1から請求項8までのいずれか1項に記載の画像処理装置と、前記画像処理装置から取得した画像データに基づいて画像を出力する画像出力部と、を備えた画像形成装置である。
請求項1、9、10に記載の発明によれば、第1解像度の二値の第1画像データを第1解像度より大きい第2解像度の第2画像データに変換する際に、第1画像データの有色画素に割り当てられた第2画像データの複数のドットを全部有色ドットに変換する場合に比べて、粒状性がよい出力画像を得ることができる。
請求項2に記載の発明によれば、第1画像データを第2画像データに変換する際に、第1画像データの有色画素の周囲の濃度に応じて、第1画像データの有色画素に対応する出力画素の濃度やサイズを低下させることができる。
請求項3に記載の発明によれば、第1画像データを第2画像データに変換する際に、第1画像データの有色画素の周囲の濃度に応じて、第2画像データの有色画素に対応する部分に階調を付与することができる。
請求項4に記載の発明によれば、有色ドット数で階調を表すことができる。
請求項5に記載の発明によれば、白ドットと有色ドットによる描画パターンで階調を表すことができる。
請求項6、7に記載の発明によれば、第1画像データの有色画素毎に、第2画像データの有色画素に対応する部分に階調を付与することができる。
請求項8に記載の発明によれば、出力装置の解像度に応じて画像データの解像度を変更することができる。
本発明の第1の実施の形態に係る画像形成装置の構成の一例を示すブロック図である。 誤差拡散処理を説明するための模式図である。 出力画像の粒状性を説明する図である。 (A)は第1画像データの1画素に割り当てられた複数のドットの配列の一例を示す模式図である。(B)及び(C)は従来の描画パターンを示す模式図である。 解像度変換部の処理の流れの一例を示すフローチャートである。 解像度変換処理の流れの一例を示すフローチャートである。 ウインドウによる注目画素の選択状態の一例を示す模式図である。 描画パターンの一例を示す模式図である。 (A)から(C)は有色画素の割合の一例を示す模式図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態の一例を詳細に説明する。
<画像形成装置>
まず、画像形成装置の構成について説明する。
図1は本発明の第1の実施の形態に係る画像形成装置の構成の一例を示すブロック図である。図1に示すように、画像形成装置10は、原稿の画像を読み取る画像読取部20と、画像読取部20で取得された画像データに対し画像処理を行う画像処理部30と、画像処理後の画像データに基づいて用紙(記録媒体の一例)上に画像を出力する画像出力部40とを備えている。
画像処理部30は、色変換部32、誤差拡散部34、及び解像度変換部36を備えている。色変換部32は、画像読取部20で取得されたRGBデータを、CMYK色空間で各画素の色指定を行うCMYKデータに変換する。誤差拡散部34は、CMYK各色データを、誤差拡散処理により二値の各色データに変換する。
二値の各色データは、濃度がゼロの白画素と予め定めた濃度の有色画素とで表される二値の画像データである。例えば、K色(黒色)データは、白画素と黒画素とで表される二値の画像データである。
ここで二値化に用いる「誤差拡散処理」について説明する。
誤差拡散処理は、出力画像においてモアレが発生しない点では、ディザ処理よりも優れた中間調処理の方法である。図2は誤差拡散処理を説明するための模式図である。図示した例では、点線の矢印で示すように、処理対象となる画像データの左上隅から処理を開始し、左から右、上から下へと処理を行うものとする。次に処理する画素Gには斜線が付されている。画素Gの画素値fが閾値より大きい場合は、画素Gを白画素とし、画素Gの画素値fが閾値以下である場合は、画素Gを有色画素とする。
画素Gを白画素または有色画素とすると、元の画素値と処理後の画素値との間に誤差が発生する。例えば、有色画素の画素値を255、白画素の画素値を0、閾値を127とする。この場合、画素Gを有色画素とすると誤差e=(f-255)であり、画素Gを白画素とすると誤差e=fである。この誤差eを、処理前の周囲の画素GからGに拡散させる。例えば、次に処理される画素Gの画素値fには、誤差eの一部が加算される。
解像度変換部36は、画像読取部20で取得された第1解像度の画像データを、画像出力部40の解像度に応じた第2解像度の画像データに変換する。例えば、画像読取部20の第1解像度が、画像出力部40の第2解像度より低い場合に、第1解像度の画像データを、第2解像度の画像データに変換する。
以下では、第1解像度の二値の画像データを「第1画像データ」といい、第2解像度の二値の画像データを「第2画像データ」という。第2画像データは、濃度がゼロの白ドットと、予め定めた濃度の有色ドットとで表される二値の画像データである。第1画像データの各画素には、第2画像データの複数のドットが割り当てられる。
画像出力部40は、第2画像データに基づいて用紙上に画像を出力する。例えば、電子写真方式では、露光装置は、帯電された感光体ドラム上を「第2画像データ」に応じた光で露光して静電潜像を形成する。現像装置は、静電潜像をトナーにより現像する。転写装置は、トナー像を用紙上に転写する。定着装置は、転写されたトナー像を加熱により定着する。
露光装置としては、発光素子(例えば、LED)が用紙の幅方向に複数配列されたプリントヘッドを用いてもよい。このタイプの露光装置では、1つの発光素子に1つのドットが対応付けられている。例えば、電子写真方式により画像を出力する場合、第2画像データの各ドットは、発光素子の点消灯情報を表している。
「白ドット」は発光素子を消灯するドットであり、「有色ドット」は発光素子を点灯するドットである。有色ドットに応じて発光素子を点灯することにより、1ドット分が露光されて、1ドット分の静電潜像が形成される。用紙上には、トナーにより有色ドットが形成される。
画像処理部30の各部の機能は、専用のハードウェアにより実現してもよく、ソフトウェアにより実現してもよい。ソフトウェアにより実現する場合は、CPU、ROM、RAMを備えたコンピュータ等の情報処理装置により各部の機能を実行するプログラムとする。CPUは、プログラムを取得し、RAMをワークエリアとしてプログラムを実行する。プログラムは、ROM等の記憶装置に記憶されていてもよく、CD-ROM等の記録媒体に記録されていてもよい。また、プログラムは、通信を介して取得されてもよい。
<有色画素の再現性>
ここで、有色画素の再現性について説明する。
本実施の形態では、第1画像データの解像度(第1解像度)を「600dpi×600dpi」とし、第2画像データの解像度(第2解像度)を「1200dpi×2400dpi」とする。ここで「dpi」とは、1インチ当たりの画素数またはドット数である。この場合は、第1画像データの各画素には、第2画像データの8個のドットが割り当てられる。
図4(A)は第1画像データの1画素に割り当てられた複数のドットの配列の一例を示す模式図である。ここでは、1画素に割り当てられるドットの個数は8個である。8個のドットは、2行4列で配列されている。8個のドットの各々には、0番から7番までの番号が付与されている。
図4(B)及び図4(C)は従来の描画パターンを示す模式図である。ここで「描画パターン」とは、第2画像データで1画素に割り当てられた複数のドットにおける、白ドットと有色ドットの配置パターンである。従来、図4(B)に示すように、第1画像データの「有色画素」に対しては、複数のドットの全部を「有色ドット」に変換していた。また、従来、図4(C)に示すように、第1画像データの「白画素」に対しては、複数のドットの全部を「白ドット」に変換していた。
図3は出力画像の粒状性を説明する図である。上記の通り、有色画素の周囲の状況に拘らず、有色画素に割り当てられた複数のドットの全部を有色ドットに変換するため、出力画像において、画像濃度が薄いハイライト部では有色画素が目立つように再現されてしまう。この通り、有色画素のベタな再現が、ハイライト部で出力画像の粒状性を悪化させていた。
本実施の形態では、第1画像データの画素が「有色画素」の場合に、注目する有色画素を含む予め定めた領域に占める有色画素の割合に応じて、注目する有色画素に割り当てられる白ドットに対する有色ドットの比率を変更する。予め定めた領域は、例えば、注目する有色画素の8近傍等である。有色ドットの比率を増減することにより、第2画像データの「有色画素」に対応する部分に階調が付与される。
予め定めた領域に占める有色画素の割合が少ないほど、有色ドットの比率を減らす。有色ドットの比率を減らすと、有色画素に対応する出力画素(例えば、用紙上の色材が載る領域)の濃度やサイズが低下する。周囲の有色画素の割合が少ないほど有色ドットの比率を減らすことで、複数のドットを全部有色ドットに変換する場合(図4(B)参照)に比べて、ハイライト部での出力画像の粒状性が向上する。誤差拡散処理とディザ処理とを併用する場合に比べて、処理方法を切り替える際の境界ディフェクトも発生しない。
<解像度変換処理>
次に、解像度変換部の機能について説明する。
図5は解像度変換部の処理の流れの一例を示すフローチャートである。
まず、ステップ100で、画像読取部の解像度(第1解像度)と、画像出力部の解像度(第2解像度)とを取得する。次に、ステップ102で、第1解像度が第2解像度よりも低いか否かを判断する。第1解像度が第2解像度よりも低い場合は、ステップ104に進む。第1解像度が第2解像度以上の場合は、ルーチンを終了する。なお、第1解像度が第2解像度より大きい場合は想定していない。
次に、ステップ104で、解像度を変更するか否かを判断する。例えば、利用者に受付画面を表示して、利用者から解像度を変更する指示を受け付けた場合に、解像度を変更すると判断してもよい。また、解像度を変更するように予め設定されている場合に、解像度を変更すると判断してもよい。解像度を変更する場合は、ステップ106に進み、解像度を変更しない場合は、ルーチンを終了する。次に、ステップ106で、「解像度変換処理」を実行する。「解像度変換処理」では、第1解像度の画像データを、第2解像度の画像データに変換する。
図6は解像度変換処理の流れの一例を示すフローチャートである。
まず、ステップ200で、注目画素を選択する。本実施の形態では、ウインドウの移動により、第1画像データの各画素が順に注目画素として選択される。
図7はウインドウによる注目画素の選択状態の一例を示す模式図である。図7に示すように、誤差拡散処理により取得された第1画像データ50に対し、各画素が順に注目画素となるように、3画素×3画素のウインドウ52を1画素ずつ移動させる。例えば、第1画像データ50の左上隅の画素から選択を開始し、左から右、上から下へとウインドウを移動させる。
1つの画素が注目画素54に重なるように、第1画像データ50上にウインドウ52を配置する。この例では、ウインドウ52の中心画素が、注目画素54に重なる。また、ウインドウ52内には、注目画素54と注目画素54に隣接する8近傍画素56とが含まれる。ウインドウ52のサイズは、3画素×3画素に限定されない。例えば、9画素×5画素等、ウインドウ52のサイズを変更してもよい。
次に、ステップ202で、注目画素が有色画素か否かを判断する。注目画素が有色画素である場合は、ステップ204に進む。そして、ステップ204で、ウインドウ内の有色画素の個数を検知する。
図8(A)から図8(C)は有色画素の割合の一例を示す模式図である。図示した例では、注目画素54と8近傍画素56の総数は9個である。総数(9個)は一定であるため、有色画素の個数で「有色画素の割合」を示す。有色画素には注目画素54も含まれる。図8(A)では有色画素の個数は1個(即ち、注目画素54のみ)、図8(B)では有色画素の個数は4個、図8(C)では有色画素の個数は8個である。
次に、ステップ206で、ウインドウ内の有色画素の個数に応じて、注目する有色画素を置換する描画パターンを取得する。例えば、有色画素の個数と描画パターンとの関係を予め定めておいて、検知された有色画素の個数に応じた描画パターンを取得すればよい。続いて、ステップ208で、有色画素の位置と描画パターンとを記憶して、ステップ210に進む。
図9は描画パターンの一例を示す模式図である。ここで例示する描画パターンは、図4(A)に示す8個のドットにおける、白ドットと有色ドットの配置パターンである。図9には16種類の描画パターンが例示されている。1番では、図4(C)と同様に、複数のドットの全部が白ドットである。白ドットに対する有色ドットの比率は、0/8である。16番では、図4(B)と同様に、複数のドットの全部が「有色ドット」である。白ドットに対する有色ドットの比率は、8/0である。2番から15番では、白ドットに対する有色ドットの比率が、1/7から7/1まで変化する。
2番、3番では、有色ドットの数が1個であり、白ドットに対する有色ドットの比率は1/7である。4番、5番では、有色ドットの数が2個であり、白ドットに対する有色ドットの比率は2/6である。6番、7番では、有色ドットの数が3個であり、白ドットに対する有色ドットの比率は3/5である。8番、9番では、有色ドットの数が4個であり、白ドットに対する有色ドットの比率は4/4である。10番、11番では、有色ドットの数が5個であり、白ドットに対する有色ドットの比率は5/3である。12番、13番では、有色ドットの数が6個であり、白ドットに対する有色ドットの比率は6/2である。14番、15番では、有色ドットの数が7個であり、白ドットに対する有色ドットの比率は7/1である。
例えば、有色画素の個数が第1閾値未満の場合は「8番の描画パターン(有色ドットの比率は4/4)」、有色画素の個数が第1閾値以上で第2閾値未満の場合は「12番の描画パターン(有色ドットの比率は6/2)」、有色画素の個数が第1閾値以上の場合は「16番の描画パターン(有色ドットの比率は8/0)」というように、有色画素の個数と描画パターンとの関係を予め定めておいて、検知された有色画素の個数に応じた描画パターンを取得すればよい。閾値は1以上の整数である。ウインドウ内の有色画素の個数が少ないほど、有色ドットの比率を低くする。
上記の通り、複数の閾値を設けることで、有色ドットの比率が段階的に変化する。有色ドットの比率が段階的に変化することで、第1画像データの有色画素に対応する出力画素の濃度やサイズが段階的に変化する。
一方、ステップ202で注目画素が白画素の場合は、ステップ214に進む。そして、ステップ214で、白画素に応じた描画パターンを取得する。即ち、従来通り、複数のドットの全部が白ドットである1番の描画パターンを取得する。続いて、ステップ216で、白画素の位置と描画パターンとを記憶して、ステップ210に進む。
次に、ステップ210で、次の注目画素があるか否かを判断する。次の注目画素が無い場合は、ステップ212に進む。一方、次の注目画素がある場合は、ステップ200に戻って、次の注目画素を選択し、ステップ200からステップ210までの手順を繰り返し行う。次に、ステップ212で、第1画像データの各画素を、対応する描画パターンで置換して第2画像データに変換して、ルーチンを終了する。
例えば、第1閾値を「2」、第2閾値を「6」と仮定すると、図8(A)に示す有色画素の個数が1個の場合は、8番の描画パターンとなる。注目画素(有色画素)は、有色ドットを4個含む8番の描画パターンで置換される。また、図8(B)に示す有色画素の個数が4個の場合は、注目画素は、有色ドットを6個含む12番の描画パターンで置換される。また、図8(C)に示す有色画素の個数が8個の場合は、注目画素は、有色ドットを8個含む16番の描画パターンで置換される。
なお、上記では、有色画素の個数から描画パターンを取得したが、有色画素の個数と有色ドットの個数との関係から、検知された有色画素の個数に応じた有色ドットの個数を取得してもよい。例えば、図8(A)に示す有色画素の個数が1個の場合は、有色ドットの個数を4個とする。注目画素(有色画素)は、有色ドットを4個含む描画パターンで置換される。
<変形例>
なお、上記実施の形態で説明した画像処理装置、画像形成装置及びプログラムの構成は一例であり、本発明の主旨を逸脱しない範囲内においてその構成を変更してもよいことは言うまでもない。
例えば、露光装置の各発光素子を予め定めたタイミングで点灯駆動する制御情報等、第2画像データから画像形成装置を制御する制御情報を生成してもよい。
10 画像形成装置
20 画像読取部
30 画像処理部
32 色変換部
34 誤差拡散部
36 解像度変換部
40 画像出力部
50 画像データ
52 ウインドウ
54 注目画素
56 近傍画素
G 画素

Claims (10)

  1. 誤差拡散処理で得られた第1解像度の第1画像データであって、白画素と有色画素とを含む複数の画素で構成される第1画像データを取得する取得手段と、
    前記第1画像データの前記複数の画素各々に白ドットと有色ドットの少なくとも一方を含む複数のドットを割り当て、前記第1画像データを前記第1解像度より大きい第2解像度の第2画像データに変換する解像度変換手段であって、前記第1画像データの注目する有色画素及び当該有色画素の周囲に隣接する8画素の領域に占める有色画素の割合に応じて、前記注目する有色画素に割り当てる白ドットに対する有色ドットの比率を変更する解像度変換手段と、
    を備えた画像処理装置。
  2. 前記解像度変換手段は、前記8画素の領域に占める有色画素の割合が低いほど、前記注目する有色画素に割り当てる白ドットに対する有色ドットの比率を小さくする、
    請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記比率を段階的に小さくする、
    請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 前記解像度変換手段は、前記8画素の領域に占める有色画素の割合と前記有色ドットの数との予め定めた関係を用いて、前記注目する有色画素に割り当てる白ドットに対する有色ドットの比率を変更する、請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の画像処理装置。
  5. 前記解像度変換手段は、前記8画素の領域に占める有色画素の割合と前記有色ドットによる描画パターンとの予め定めた関係を用いて、前記注目する有色画素に割り当てる白ドットに対する有色ドットの比率を変更する、請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の画像処理装置。
  6. 前記8画素の領域に占める有色画素の割合を検知する検知手段をさらに備え、
    請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載の画像処理装置。
  7. 前記検知手段は、前記8画素の領域の大きさのウインドウを1画素ずつ移動させて、前記8画素の領域に占める有色画素の割合を検知する、
    請求項6に記載の画像処理装置。
  8. 前記解像度変換手段は、前記第1画像データの解像度が出力装置の解像度より低い場合に、前記第1画像データを前記第2画像データに変換する、
    請求項1から請求項7までのいずれか1項に記載の画像処理装置。
  9. コンピュータを、請求項1から請求項8までのいずれか1項に記載の画像処理装置の各手段として機能させるためのプログラム。
  10. 請求項1から請求項8までのいずれか1項に記載の画像処理装置と、
    前記画像処理装置から取得した画像データに基づいて画像を出力する画像出力部と、
    を備えた画像形成装置。
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