JP7097154B2 - 試験測定装置にトリガをかける方法 - Google Patents

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Description

本発明は、複数の入力チャンネルを有する試験測定装置にトリガをかける方法に関する。
オシロスコープのような試験測定装置は、一般に入力信号中の時間的な特定ポイントにマークを付け、その装置のアクイジション・システムにその入力信号データを取り込むようにするためにトリガを利用し、それによって、その装置のメモリに蓄積されることになるであろう入力信号の特定部分を定める。トリガは、その装置の水平掃引を同期する機能を果たし、装置が表示装置上でその入力信号の安定した描写を示すのを可能にする。試験測定装置は、スクリーン上に示される同じ入力信号に対してトリガをかけても良いし、又は、別の入力信号、外部トリガ信号若しくは更に交流電源電圧信号のような異なるトリガ・ソース信号に対してトリガをかけても良い。従来の試験測定装置は、トリガ・ソース信号中に存在することのある多種多様な条件に対してトリガをかけることができる(例えば、非特許文献1)。例えば、最近のオシロスコープの全てには、エッジ・トリガ・モードがあり、これは、トリガ・ソース信号がエッジ遷移を経験すると、トリガを生成する。
多くの最近の試験測定装置には、ロジック・トリガ・モードもある。このロジック・トリガ・モードは、デジタル・ロジック回路の検証とトラブルシューティングに特に有用である。ロジック・トリガ・モードでは、入力信号中の複数のブール・ワードの論理的な組み合わせ(例えば、NOT、AND、OR、NAND、NOR)に対してトリガをかける。例えば、2つの入力チャンネル(例えば、CH1、CH2)を有するオシロスコープにおいて、ロジック・トリガ・モード中のシロスコープは、ブール論理に従って、CH1が論理的にHI(高)であるか、又は(OR)、CH2が論理的にHIである場合に、トリガするよう設定できる。いつ入力信号が論理的にHI又はLO(低)であるかを判断するのに装置が利用する特定の電圧レベルは、通常、装置において選択可能である。多くの装置は、特定のロジック・ファミリー(例えば、TTL、ECL、COMS)に対応して、プリセット・レベルを保有している。
特開2009-236765号公報 特許第4943274号公報
「Pinpoint Triggers」の項, Tektronix, Inc., MSO/DPO70000DX, MSO/DPO70000C, DPO7000C, and MSO/DPO5000B Series User Manual、pp.68 - 73、[online]、[2017年1月13日検索]、インターネット<URL: http://www2.tek.com/cmswpt/mafinder.lotr?va=1> トランジスタ技術SPECIAL編集部編、「ディジタル・オシロスコープ活用ノート」、「5-2 トリガ回路のしくみ」、第85~87頁、図2(回路ブロック図)がアナログの入力信号を受けるトリガ回路を開示、トランジスタ技術SPECIAL for フレッシャーズ No.99、CQ出版株式会社、2007年7月1日発行
上述の従来のロジック・トリガ回路、特に、論理的ORトリガ・モードの動作は、ブール論理に従った正しいものであるが、それにもかかわらず、どのような形式の入力信号の遷移を認識できるかの点で制約があり、いくらかの試験測定装置ユーザにとっては、満足できないものである。本発明の実施形態は、従来技術のこれら及び他の制約を解決しようとするものである。
試験測定装置にトリガをかける方法は、複数の特定トリガ・イベントのいずれかが発生する度にトリガ信号を生成するステップを含む。第1特定トリガ・イベントは、試験測定装置の複数の入力信号中の少なくとも第1入力信号において発生し、第2特定トリガ・イベントは、少なくとも第2入力信号において発生する。トリガ・イベント仕様は、複数の入力信号及び選択アクティビティ形式から選択された少なくとも1つ入力信号を含んでも良い。いくつかの方法では、複数のイベント・アクティビティ検出回路のそれぞれが、トリガ・イベント仕様を満たすイベントが発生する度に論理信号を生成するよう構成される。いくつかの方法においては、イベント・アクティビティ検出回路が、複数の論理信号中にパルスを生成し、これら論理信号は、論理的OR回路で組み合わされてトリガ信号を生成する。これら方法を実行するよう構成されるトリガ回路についても開示する。
図1Aは、従来の論理的ORトリガ回路の概略図である。 図1Bは、図1Aの回路の動作のタイミング図である。 図2Aは、本発明の実施形態を実行するよう構成されたトリガ回路の動作のタイミング図の例である。 図2Bは、本発明の実施形態を実行するよう構成されたトリガ回路の動作のタイミング図の別の例である。 図2Cは、本発明の実施形態を実行するよう構成されたトリガ回路の動作のタイミング図の更に別の例である。 図3は、本発明の実施形態を実行するよう構成されたトリガ回路の動作のタイミング図の例である。 図4は、本発明の実施形態による方法のフロー・チャートである。 図5は、本発明の実施形態によるトリガ回路の概略図である。 図6は、本発明の実施形態を実行するよう構成されたトリガ回路の動作のタイミング図の例である。 図7は、本発明の実施形態によるトリガ回路の概略図である。
図1A及び1Bは、従来の論理的ORトリガ機能を実行する従来のトリガ回路の構造と動作を示す。図1Aは、例えば、4つの入力チャンネル101、102、103及び104を有するオシロスコープのような試験測定装置のためのトリガ回路100を示す。回路100には、OR論理ゲート110、120及び130があり、これらは、論理的に入力チャンネル101~104を組み合わせ、OR出力信号105を生成する。OR出力信号105は、その時点で、試験測定装置におけるトリガ信号として、直接利用しても良い。これに代えて、回路100が、オプションで、Dフリップ・フロップ140のようなフリップ・フロップを有し、ホールド・オフ信号106をD入力端子とR(リセット)入力端子の両方に供給し、OR出力信号105をDフリップ・フロップ140のクロック入力信号として利用し、ホールド・オフ後トリガ信号107を生成することによって、トリガ・ホールド・オフ機能を実行するようにしても良い。
図1Bは、回路100の動作を示すタイミング図である。この例に関して、全ての入力チャンネル101~104は、論理的LOで開始し、第3及び第4入力チャンネル(CH3及びCH4)103及び104は、論理的LOのままと仮定する。時点t1において、第2チャンネル(CH2)102に正の遷移151が生じると、回路100は、HIへの正の遷移152も生じるようにOR出力信号105を生じさせるように動作し、これによって、時点t1においてトリガ・イベントが生じたことを示す。しかし、時点t2において、第1チャンネル(CH1)101に正の遷移153が生じても、OR出力信号105は、第2チャンネル102が未だ論理的HIであるので、単にHIのままである。同様に、時点t3において、第2チャンネル102がHI(高)154になっても、OR出力信号105は、第1チャンネル102が未だ論理的HIであるので、単にHIのままである。従って、OR出力信号105は、時点t2又はt3のいずれでも、トリガ・イベントが生じたことは示さない。言い換えると、もし回路100への複数の入力信号のいずれか1つが論理的HIであるなら、残りの入力信号のいずれかの論理状態の変化、特に、正の遷移は、OR出力信号中に何等の変化も生じさせず、トリガとして認識されないことになる。
上述の従来の論理的ORトリガ・モードの動作は、ブール論理に従った正しいものであるが、試験測定装置ユーザの中には、異なる動作を要求するものがいる。特に、複数の入力信号のいずれかが論理的HIへ遷移したら、残りの入力信号の状態に関係なく、トリガ信号を生成するトリガ回路のニーズがある。試験測定装置にトリガをかける分野において、この上述のニーズを満たすと共に、いくつかの他の新しい能力を可能にするために、本発明の実施形態としては、トリガ処理の新しい方法と、この新しい方法を実行するよう構成された新しいトリガ回路とがある。
いくつかの実施形態によれば、複数の入力信号を受ける試験測定装置にトリガをかける方法には、複数の特定トリガ・イベントのいずれかが生じる毎に応答して、トリガ信号を生成するステップがあり、このとき、複数の特定トリガ・イベントの中の第1トリガ・イベントは、複数の入力信号の中の少なくとも第1入力信号で生じ、そして、複数の特定トリガ・イベントの中の第2トリガ・イベントは、複数の入力信号の中の少なくとも第2入力信号で生じる。いくつかの実施形態では、トリガ信号は、時間的に連続して(つまり、ステート・マシーンに基づく動作ではなく、非同期に)生成される。
例えば、上述の従来と異なる独特で望ましい論理的ORトリガ回路を生み出すため、複数の特定トリガ・イベントとしては、第1入力信号の論理的HIへの遷移の場合に生じるという条件の第1トリガ・イベントと、第2入力信号の論理的HIへの遷移の場合に生じるという条件の第2トリガ・イベントとがある。こうした実施形態では、この方法は、第1及び第2の定義したトリガ・イベントのいずれか又は両方が生じる毎に応じて、トリガ信号を生成する。即ち、この方法は、第1入力信号が論理的HIへ遷移する毎に加えて、第2入力信号が論理的HIへ遷移する毎に、トリガ信号を生成する。
図2Aは、これら実施形態によって、可能になった新しい動作を更に示したタイミング図である。図2Aに示すように、時点t1において、入力信号2が論理的HI201へ遷移すると、トリガ信号が生成される。図1Bに示した動作と異なり、入力信号1が時点t2で論理的HI202へ遷移すると、入力信号2が未だ論理的にHIであるにも関わらず、トリガ信号が生成される。入力信号2が時点t3で論理的HI203へ遷移すると、入力信号1が未だ論理的にHIであるにも関わらず、トリガ信号が生成される。このように、これら実施形態では、他の入力信号の状態に関係なく、いずれかの入力信号における正の遷移の「全ての発生」に応答して、トリガ信号が生成される。対照的に、従来の回路100は、他の入力信号の全てが既に論理的にHIでない場合にのみ、入力信号の正の遷移に応答して、トリガ信号を生成する。
正の遷移又は立ち上がりエッジの全ての発生についてトリガを生成するのでなく、別の実施形態としては、立ち下がりエッジ204及び205に応じて時点t1及びt2においてトリガが生成される図2Bのタイミング図に示すように、2つ以上の入力信号で生じる全ての負の遷移又は立ち下がりエッジに応答してトリガを生成するようにトリガ回路を構成するものがある。更に別の実施形態としては、エッジ201~205に応じて時点t1、t2、t3、t4及びt5において生成されるトリガを有する図2Cのタイミング図に示されるように、複数の入力信号のいずれかで生じる任意のエッジ(立ち上がり又は立ち上がりエッジ)の全ての発生に応じて、トリガを生成するものがある。こうしたトリガ機能は、従来のトリガ方法を利用する従来のオシロスコープでは不可能である。
本発明において、トリガ「イベント」とは、試験測定装置の1つ以上の特定の入力信号における特定種類の信号のアクティビティ(activity:動作)である。この際、そもそも、「イベント」は、試験測定装置によって検出可能なものでなければならない。即ち、イベントに応じてトリガ信号を生成する方法のために、イベントは、装置の測定可能な帯域幅内になければならない。加えて、2つのイベントは、両方のイベントが検出可能であるために、ある最小時間(典型的には、装置のトリガ回路中に使用される特定のコンポーネントの電気的特性によって定まる)だけ離れていなければならない。更には、もし装置のトリガ回路でトリガ・ホールド・オフ機能が実装されているなら、ホールド・オフ期間中に生じるイベントは、トリガを発生する目的のためには、検出可能ではない。
複数の「特定トリガ・イベント」(これらに応答してトリガ信号が生成される)には、種々の異なる形式の入力信号のアクティビティ(activity:動作)が有り得る。いくつかの実施形態において、トリガ信号を生成するステップには、第1トリガ・イベント仕様を受ける処理と、第2トリガ・イベント仕様を受ける処理とがある。第1及び第2トリガ・イベント仕様の夫々には、少なくとも、試験測定装置の複数の入力信号から選択された1つの入力信号と、選択されたアクティビティ形式とがある。第1及び第2トリガ・イベント仕様は、異なるアクティビティ形式を有していても良い。トリガ・イベント仕様は、ユーザ・インタフェースからか、又は、試験測定装置のプログラマチック・インタフェースから受けるようにしても良い。
「特定トリガ・イベント」は、入力チャンネル(入力信号)におけるエッジ・アクティビティ(edge activity)としても良い。これら実施形態では、試験測定装置の複数の入力信号の1つが、選択した入力信号として特定され、仕様のアクティビティ形式は、入力信号中に生じる立ち上がりエッジ、立ち下がりエッジ又はいずれかのエッジとして選択される。例えば、既に上述のように、そして、図2Aに示すように、第1トリガ・イベント仕様は、「入力信号1」を選択入力信号として、そして、「立ち上がりエッジ」を選択アクティビティ形式として含んでいても良い。第2トリガ・イベント仕様は、「入力信号2」を選択入力信号として、そして、「立ち上がりエッジ」を選択アクティビティ形式として含んでいても良い。これら2つの特定トリガ・イベント仕様によれば、図2Aに示したようにトリガ信号が生成されるという結果になる。
別の「特定トリガ・イベント」は、セットアップ・ホールド違反(violation)としても良い。これら実施形態では、トリガ・イベント仕様の1つが、アクティビティ形式として「セットアップ・ホールド」を含む。トリガ・イベント仕様は、試験測定装置の複数の入力信号から選択された入力信号を1つ以上含むことができるので、アクティビティ形式がセットアップ・ホールドである場合、1つの入力信号は、クロック・ソース(信号源)として選択されても良く、もう1つの入力信号は、データ・ソースとして選択されても良い。これら実施形態において、特定トリガ・イベントは、クロック・ソースの選択エッジ(立ち上がり又は立ち上がりエッジ)と、選択されたセットアップ・ホールド・タイミング・ウィンドウとを含むこともできる。この方法は、他の特定トリガ・イベントの発生毎に応じてトリガ信号を生成するのに加えて、セットアップ・ホールド違反が生じる(即ち、選択されたデータ・ソース入力信号の遷移が、選択されたクロック・ソースの選択エッジ付近の時間である選択されたセットアップ・ホールド・タイミング・ウィンドウ内に生じる場合)毎に応じてトリガ信号を生成する。
「特定トリガ・イベント」は、また、信号レベル・ウィンドウ違反(violation)であっても良い。これら実施形態において、試験測定装置の複数の入力信号の1つが、選択入力信号として特定され、仕様のアクティビティ形式が「ウィンドウ」として選択される。これら実施形態において、特定トリガ・イベントは、また、アナログ信号レベルの選択されたウィンドウ、即ち、最大しきい値及び最小しきい値を含んでいても良い。この方法は、他の特定トリガ・イベントの発生毎に応じてトリガ信号を生成するのに加えて、ウィンドウ違反(即ち、選択した入力信号のアナログ値が選択したウィンドウの外に行く場合)が発生する毎に応じてトリガ信号を生成する。
「特定トリガ・イベント」は、また、パルス幅であっても良い。これら実施形態において、試験測定装置の複数の入力信号の1つが、選択入力信号として特定され、仕様のアクティビティ形式が「パルス幅」として選択される。これら実施形態において、特定トリガ・イベントは、また、選択された遷移極性及び選択されたパルス幅ウィンドウ、即ち、最大パルス幅及び最小パルス幅を含んでいても良い。この方法は、他の特定トリガ・イベントの発生毎に応じてトリガ信号を生成するのに加えて、選択入力信号中のパルス幅が条件を満たす状態(即ち、選択入力信号中に生じた選択した極性のパルス幅が、選択したパルス幅ウィンドウ内にある場合)が発生する毎に応じてトリガ信号を生成する。
「特定トリガ・イベント」は、また、入力信号中で生じるグリッチ、ラント、タイムアウト、遷移時間若しくはスルー・レート、ロジック・パターン、ロジック状態、周波数/周期若しくはインターバル、エンベロープ(包絡線)、データ・バス・パターン、シリアル・データ・パターン又は他の検出可能なイベントとしても良い。ラント・トリガは、第1しきい値とは交差するものの、第1しきい値に再度交差する前に、第2しきい値と交差するのに失敗するというパルス振幅に関するトリガである(非特許文献1参照)。
よって、大まかに言えば、本発明の実施形態は、複数の特定トリガ・イベント仕様(Specification)を利用可能にし、この方法は、これら特定トリガ・イベントのいずれかの検出可能な全ての発生に応じてトリガ信号を生成する。言い換えると、もしトリガ・イベントA、B及びCが特定されると、「イベントAの発生 OR イベントBの発生 OR イベントCの発生」に応じてトリガ信号が生成される。例えば、図3のタイミング図に示されるように、イベントAが入力信号1の立ち上がりエッジとして特定され、イベントBが入力信号2のいずれかのエッジとして特定され、そして、イベントCがクロック信号として定義される入力信号3とデータ信号として定義される入力信号4にかかるセットアップ・ホールド違反として特定される。この方法は、イベントA、B及びCのいずれかが発生する度にトリガを生成する。従って、以下の複数のトリガ信号が生成される。即ち、入力信号1に発生する立ち上がりエッジ301に応じたトリガ1;入力信号2に発生する立ち上がりエッジ302に応じたトリガ2;入力信号3に発生するクロック・エッジ305の周りに定義されたセットアップ及びホールド・ウィンドウ304a、304b内において入力信号4に発生するセットアップ及びホールド違反(遷移303)に応じたトリガ3;入力信号2に発生する立ち下がりエッジ306に応じたトリガ4;そして、入力信号1に発生する立ち上がりエッジ307に応じたトリガ5。このように、この方法の実施形態は、試験測定装置において、非常に柔軟に設定可能なトリガ処理の動作を可能にする。この発明の実施形態としては、この方法を実行するよう構成されるトリガ回路を有する試験測定装置も含む。
この方法のいくつかの実施形態では、トリガ信号を生成するステップがイベント・アクティビティ検出回路を設定する処理を有することによって、こうした非常に柔軟なトリガ動作が達成される。図4は、これらの実施形態のいくつかによる方法400のステップを示す。方法400は、第1トリガ・イベント仕様を受けるステップ410と、第2トリガ・イベント仕様を受けるステップ420とを含む。第1及び第2トリガ・イベント仕様は、上述したとおりである。方法400は、また、第1トリガ・アクティビティ検出回路を設定して、第1トリガ・イベント仕様を満たす全てのイベントの発生に応答して第1論理信号を生成するステップ430と、第2トリガ・アクティビティ検出回路を設定して、第2トリガ・イベント仕様を満たす全てのイベントの発生に応答して第2論理信号を生成するステップ440とを含む。最後に、方法400は、論理OR回路において、第1及び第2論理信号を組み合わせて、トリガ信号を生成するステップ450を含む。
方法400のいくつかの実施形態では、第1及び第2イベント・アクティビティ検出回路は、第1及び第2トリガ・イベント仕様のそれぞれを満たすイベントがそれぞれ発生するのに応じて、第1及び第2論理信号のそれぞれにパルスを生成するようにそれぞれ構成される。したがって、これらの第1及び第2論理信号のパルスが、ステップ450において論理OR回路に組み合わされると、得られるトリガ信号中のパルスがトリガを示す。イベントの検出可能性を高めるために、イベント・アクティビティ検出回路によって生成されたパルスは、可能な限り最小のパルス幅で生成されることが好ましい。いくつかの実施形態では、パルスは時間的に重なり合わないように生成される。したがって、生成され得る最小パルス幅は、トリガ可能なイベント・タイミング分解能の最小値を決定する。
図5は、方法400のこれらの実施形態を実行するように構成されたトリガ回路500を示す。トリガ回路500は、第1イベント・アクティビティ検出回路510と第2イベント・アクティビティ検出回路520を含む。第1イベント・アクティビティ検出回路510は、第1入力信号501を受け、第2イベント・アクティビティ検出回路は、第2入力信号502を受ける。オプションで、いくつかの実施形態では、第1イベント・アクティビティ検出回路510が、別の入力信号502’を受けてもよく、第2イベント・アクティビティ検出回路520が、別の入力信号501’を受けてもよい。第1イベント・アクティビティ検出回路510は、少なくとも第1入力信号501に生じる第1選択アクティビティ形式512が発生する度に第1論理信号511にパルスを生成するように構成されている。第2イベント・アクティビティ検出回路520は、少なくとも第2入力信号502に生じる第2選択アクティビティ形式522が発生する度に第2論理信号521にパルスを生成するように構成されている。トリガ回路500は、また、論理的OR回路530を含む。論理的OR回路530は、第1及び第2論理信号511、521を組み合わせて、トリガ信号503を生成する。従って、トリガ信号503は、第1又は第2イベント・アクティビティ検出回路510、520のいずれかがパルスを生成する度に、トリガを示すことになる。いくつかの実施形態では、追加のイベント・アクティビティ検出回路があっても良く、これらの出力信号も、論理的OR回路530への入力信号となる。
第1及び第2選択アクティビティ形式512、522は、立ち上がりエッジ、立ち下がりエッジ、どちらかのエッジ、セットアップ・ホールド違反、ウィンドウ違反、パルス幅、グリッチ、ラント、タイムアウト、遷移時間又はスルー・レート、論理パターン、論理状態、周波数/周期又はインターバル、エンベロープ、バス・データ・パターン、シリアル・データ・パターン、又は、入力信号中に生じる検出可能な他の形式のアクティビティとしても良い。多くの選択アクティビティ形式について、イベント・アクティビティ検出回路510、520は、1つの入力信号(即ち、入力信号501、502のそれぞれ)中に生じるアクティビティを検出する必要があるだけである。しかし、いくつかの選択アクティビティ形式については、セットアップ・ホールド違反のように、イベント・アクティビティ検出回路510、520が、2つ以上の入力信号(例えば、イベント・アクティビティ検出回路510に関する入力信号501、502’と、イベント・アクティビティ検出回路520に関する入力信号502、501’)に生じるアクティビティを検出する必要がある。また、いくつかの選択アクティビティ形式については、イベント・アクティビティ検出回路510、520が、追加のイベント仕様を受ける必要もあろう。例えば、もし選択アクティビティ形式がパルス幅なら、イベント・アクティビティ検出回路510、520は、極性並びに最小及び最大パルス幅を受ける必要があろう。
回路500は、Dフリップ・フロップ540のようなフリップ・フロップのクロック入力にトリガ信号503を出力することによって、トリガ信号出力503にホールド・オフ機能をオプションで含めることができる。ホールド・オフ信号504は、フリップ・フロップ540のD入力端子およびリセット入力端子の両方に接続しても良い。すると、このフリップ・フロップ540のQ出力信号は、ホールド・オフ後トリガ信号505となる。
また、回路500は、入力信号501、502のそれぞれについて、通過(pass-through)信号パスをオプションで含んでも良く、これは、これらの入力信号がイベント・アクティビティ検出回路510、520をバイパスして、論理OR回路530に直接入力するのを可能にする。イベント・アクティブ検出回路510、520をバイパスすることにより、回路500は、単に、上述の従来の「論理OR」トリガ動作を実行する。
図6は、方法400の実施形態に従って構成され、3つのイベントA、B及びCのいずれかの発生ごとにトリガを生成する、回路500などの回路の動作の一例を示すタイミング図である。イベントAは、入力信号1の立ち上りエッジと定義される。イベントBは、入力信号2のいずれかのエッジとして定義される。イベントCは、クロックである入力信号3とデータ・ソースである入力信号4とに関するセットアップ・ホールド違反として定義される。従って、第1イベント・アクティビティ検出回路は、立ち上りエッジ601、607にそれぞれ応答して、論理信号610中にパルス611、612を生成するように構成される。第2イベント・アクティビティ検出回路は、エッジ602、606にそれぞれ応答して、論理信号620中にパルス621、622を生成するように構成される。第3イベント・アクティビティ検出回路は、クロック・エッジ605の周りのウィンドウ604a、604b内で発生するエッジ603に応答して、論理信号630中にパルス631を生成するように構成される。論理信号610、620、630は、論理的OR回路で組み合わされ、トリガ信号640を生成する。従って、トリガ信号640は、時点t1、t2、t3、t4及びt5で発生するパルスを有し、それぞれ、トリガ・イベントの発生を示す。
図4に示す方法400に戻ると、方法400の別の実施形態では、複数のイベント・アクティビティ検出回路は、イベントに応答して、それぞれ出力する論理信号に、パルスを生成するのではなく、アクティブ状態を生成するよう構成される。方法400のこれら実施形態では、第1及び第2論理信号を、論理的OR回路で直接には組み合わせない。そうではなくて、中間のステップにおいて、第1及び第2論理信号は、第1及び第2フリップ・フロップそれぞれへのクロック入力信号としてそれぞれ供給される。ホールド・オフ信号は、2つのフリップ・フロップのリセット入力信号として供給される。2つのフリップ・フロップの出力信号は、続いて、論理的OR回路で組み合わされて、トリガ信号を生成する。これら実施形態において、トリガ信号は、ホールド・オフ信号によって調節される。即ち、トリガ信号は、ホールド・オフ信号がフリップ・フロップをリセット状態に保持していない限り、生成されない。
図7は、方法400のこれら別の実施形態を実行するよう構成される回路700の例を示す。回路700には、少なくとも第1入力信号701と、オプションで入力信号702’とを受ける第1イベント・アクティビティ検出回路710がある。回路700には、また、少なくとも第2入力信号702と、オプションで入力信号701’とを受ける第2イベント・アクティビティ検出回路720もある。第1イベント・アクティビティ検出回路710は、少なくとも第1入力信号701中に生じる第1選択アクティビティ形式712が発生する度に第1論理信号711中にアクティブ状態を生成するように構成されている。同様に、第2イベント・アクティビティ検出回路720は、少なくとも第1入力信号702中に生じる第2選択アクティビティ形式722が発生する度に第2論理信号721中にアクティブ状態を生成するように構成されている。回路700には、第1及び第2フリップ・フロップ730、740もある。第1フリップ・フロップ730は、第1論理信号711をそのクロック入力信号として受け、また、第2フリップ・フロップ740は、第2論理信号721をそのクロック入力信号として受ける。2つの第1及び第2フリップ・フロップ730、740は、ホールド・オフ信号703を、それらのリセット入力信号として受ける。第1及び第2フリップ・フロップ730、740の出力信号731、741は、論理的OR回路750の入力信号となる。論理的OR回路は、出力信号731、741を組み合わせて、トリガ信号704を生成する。従って、トリガ信号704は、ホールド・オフ信号703によって調節される。即ち、ホールド・オフ信号703がアクティブ状態にあるときには、トリガが生成されない。
回路700のような実施形態は、一般に、図5の回路500のようにイベント・アクティビティ検出回路がパルスを生成するように構成された実施形態よりも、高速に動作することができる。好ましい実施形態では、第1及び第2フリップ・フロップ730、740は、Dフリップ・フロップであり、これらは、図7に示すように、それらのD入力端子がホールド・オフ信号703に結合され、アクティブ・ロー(active-low)のリセット入力端子がある。
説明のために、本発明の特定の実施形態を図示し説明してきたが、本発明の精神及び範囲から逸脱することなく様々な変更を行うことができる。例えば、本発明は、以下のように記述することができる。
本発明の概念1は、複数の入力信号を受ける試験測定装置にトリガをかける方法であって、この方法は、
複数の特定トリガ・イベントのいずれかが発生する度にトリガ信号を生成するステップを具え、
このとき、複数の特定トリガ・イベントの第1のものは、複数の入力信号の少なくとも第1のものに発生し、複数の特定トリガ・イベントの第2のものは、複数の入力信号の少なくとも第2のものに発生する。
本発明の概念2は、上記概念1による方法であって、このとき、上記トリガ信号は、時間的に連続して生成される。
本発明の概念3は、上記概念1による方法であって、このとき、上記トリガ信号を生成するステップが、
第1トリガ・イベント仕様を受ける処理と、
第2トリガ・イベント仕様を受ける処理と
を有し、このとき、上記第1及び第2トリガ・イベント仕様のそれぞれが、複数の上記入力信号から選択された少なくとも1つの入力信号と選択アクティビティ形式とを含んでいる。
本発明の概念4は、上記概念3による方法であって、このとき、上記選択アクティビティ形式の1つは、立ち上がりエッジ、立ち下がりエッジ、どちらかのエッジ、セットアップ・ホールド、ウィンドウ、パルス幅、グリッチ、ラント(runt)、タイムアウト(timeout)、遷移時間、パターン、周波数、周期、バス(bus)、エンベロープ及びシリアル(serial)から構成されるグループから選択される。
本発明の概念5は、上記概念3による方法であって、
上記第1トリガ・イベント仕様を満たすイベントが発生する度に第1論理信号を生成するよう第1イベント・アクティビティ検出回路を設定する処理と、
上記第2トリガ・イベント仕様を満たすイベントが発生する度に第2論理信号を生成するよう第2イベント・アクティビティ検出回路を設定する処理と
を更に具えている。
本発明の概念6は、上記概念5による方法であって、
論理的OR回路において上記第1及び第2論理信号を組み合わせて、上記トリガ信号を生成する処理を更に具え、
上記第1及び第2イベント・アクティビティ検出回路のそれぞれが、上記第1及び第2論理信号のそれぞれにおいてパルスを生成するよう設定される。
本発明の概念7は、上記概念6による方法であって、このとき、上記第1及び第2論理信号におけるパルスは、上記パルスが時間的に重なることがないように生成される。
本発明の概念8は、上記概念5による方法であって、このとき、
上記第1論理信号を第1フリップ・フロップのクロック入力信号として供給する処理と、
上記第2論理信号を第2フリップ・フロップのクロック入力信号として供給する処理と、
ホールド・オフ信号を上記第1及び第2フリップ・フロップの両方のリセット入力信号として供給する処理と、
論理的OR回路において上記第1及び第2フリップ・フロップの出力信号を組み合わせてトリガ信号を生成する処理と
を更に具え、このとき、上記トリガ信号は、上記ホールド・オフ信号によって調節される。
本発明の概念9は、試験測定装置であって、
上記概念1の方法を実行するよう構成されるトリガ回路を具えている。
本発明の概念10は、上記概念9による試験測定装置であって、このとき、上記トリガ回路は、時間的に連続して動作する。
本発明の概念11は、上記概念9による試験測定装置であって、このとき、上記トリガ回路は、
第1入力信号を受けて、少なくとも上記第1入力信号中に生じる第1選択アクティビティ形式が発生する度に第1論理信号中にパルスを生成するよう構成される第1イベント・アクティビティ検出回路と、
第2入力信号を受けて、少なくとも上記第2入力信号中に生じる第2選択アクティビティ形式が発生する度に第2論理信号中にパルスを生成するよう構成される第2イベント・アクティビティ検出回路と、
上記第1及び第2論理信号を入力信号として受けて、上記トリガ信号を出力信号として生成する論理的OR回路と
を有する。
本発明の概念12は、上記概念11による試験測定装置であって、このとき、上記第1及び第2選択アクティビティ形式のそれぞれは、立ち上がりエッジ、立ち下がりエッジ、どちらかのエッジ、セットアップ・ホールド、ウィンドウ、パルス幅、グリッチ、ラント(runt)、タイムアウト(timeout)、遷移時間、パターン、周波数、周期、バス(bus)、エンベロープ及びシリアル(serial)から構成されるグループから選択される。
本発明の概念13は、上記概念9による試験測定装置であって、このとき、上記トリガ回路は、
第1入力信号を受けて、少なくとも上記第1入力信号中に生じる第1選択アクティビティ形式が発生する度に第1論理信号中にアクティブ状態を生成するよう構成される第1イベント・アクティビティ検出回路と、
第2入力信号を受けて、少なくとも上記第2入力信号中に生じる第2選択アクティビティ形式が発生する度に第2論理信号中にアクティブ状態を生成するよう構成される第2イベント・アクティビティ検出回路と、
上記第1論理信号をクロック入力信号として、ホールド・オフ信号をリセット入力信号として受ける第1フリップ・フロップと、
上記第2論理信号をクロック入力信号として、上記ホールド・オフ信号をリセット入力信号として受ける第2フリップ・フロップと、
上記第1及び第2フリップ・フロップの出力信号を入力信号として受けて、上記トリガ信号を出力信号として生成する論理的OR回路と
を有し、このとき、上記トリガ信号は、ホールド・オフ期間によって調節される。
本発明の概念14は、上記概念13による試験測定装置であって、このとき、上記第1及び第2選択アクティビティ形式は、立ち上がりエッジ、立ち下がりエッジ、どちらかのエッジ、セットアップ・ホールド、ウィンドウ、パルス幅、グリッチ、ラント(runt)、タイムアウト(timeout)、遷移時間、パターン、周波数、周期、バス(bus)、エンベロープ及びシリアル(serial)から構成されるグループから選択される。
本発明の概念15は、複数の入力信号を受ける試験測定装置におけるトリガ回路であって、上記回路は、
OR論理ゲートを具え、
このとき、その改善点としては、第1入力信号中に生じる第1特定トリガ・イベント又は第2入力信号中に生じる第2特定トリガ・イベントのいずれかが生じる度に上記OR論理ゲートの出力信号がトリガを示すように、複数の上記入力信号が上記OR論理ゲートに供給されることを含む。
500 トリガ回路
501 第1入力信号
502 第2入力信号
503 トリガ信号
504 ホールド・オフ信号
505 ホールド・オフ信号後のトリガ
510 第1イベント・アクティビティ検出回路
511 第1論理信号
512 第1選択アクティビティ形式
520 第2イベント・アクティビティ検出回路
521 第2論理信号
522 第2選択アクティビティ形式
530 論理OR回路
540 Dフリップ・フロップ
700 トリガ回路
701 第1入力信号
702 第2入力信号
703 ホールド・オフ信号
704 ホールド・オフ信号後のトリガ
705 ホールド・オフ信号後のトリガ
710 第1イベント・アクティビティ検出回路
711 第1論理信号
712 第1選択アクティビティ形式
720 第2イベント・アクティビティ検出回路
721 第2論理信号
722 第2選択アクティビティ形式
730 第1Dフリップ・フロップ
731 第1Dフリップ・フロップの出力信号
740 第2Dフリップ・フロップ
741 第2Dフリップ・フロップの出力信号
750 論理OR回路

Claims (3)

  1. デジタル・ロジック回路から複数の入力信号を受ける試験測定装置にトリガをかける方法であって、
    複数の上記入力信号の論理和が真であるときに、複数の上記入力信号のいずれかに特定トリガ・イベントが発生する度にトリガ信号を生成するステップを具え、
    複数の上記特定トリガ・イベントの中の第1特定トリガ・イベントは、複数の上記入力信号の中の少なくとも第1入力信号に発生し、複数の上記特定トリガ・イベントの中の第2特定トリガ・イベントは、複数の上記入力信号の中の少なくとも第2入力信号に発生し、
    上記特定トリガ・イベントが、上記第1入力信号又は上記第2入力信号の偽から真への遷移及び真から偽への遷移の両方又は一方であり、
    上記トリガ信号のパルス幅は、上記デジタル・ロジック回路のクロック信号のパルス幅よりも小さく、且つ、上記トリガ信号は上記クロック信号と非同期である試験測定装置にトリガをかける方法。
  2. 上記第1特定トリガ・イベントが発生する度に第1パルスを生成するよう第1イベント・アクティビティ検出回路を設定する処理と、
    上記第2特定トリガ・イベントが発生する度に第2パルスを生成するよう第2イベント・アクティビティ検出回路を設定する処理と、
    論理的OR回路において上記第1及び第2パルスを組み合わせて、上記トリガ信号を生成する処理と
    を更に具える請求項1による試験測定装置にトリガをかける方法。
  3. フリップ・フロップが上記トリガ信号をクロック入力信号として受けると共に、ホールド・オフ信号を入力信号及びリセット信号として受けて、ホールド・オフ後トリガ信号を生成する処理を更に具える請求項2による試験測定装置にトリガをかける方法。
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