JP7097128B2 - 容器蓋クランプエッジの加工金型 - Google Patents
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Description
さらに、前記雄型はベースと可動スライドブロックを含む。
さらに、前記弾性材料は雄型の可動スライドブロックとベースとの間に固定設置される。
さらに、雌型上には凹溝がリング状に設置され、雌型上には可動押し板が設置される。
可動スライドブロックは、前記雌型の押付け動作及び開放動作の方向にスライド可能であり、
凹溝が設置されている位置は、弾性材料が可動スライドブロックの作用で膨張したときに、膨張によって容器蓋を押し込んで、容器蓋にクランプエッジを形成させる位置である。
前記弾性材料の厚さは凹溝の厚さより大きい。
前記弾性材料は蓋板と雌型との間に固定設置される。
雄型のベース上には凹溝がリング状に設置される。
蓋板は、雄型と雌型とがマッチングして雌型の押し付けによる圧力を加えられたときに、当該圧力を弾性材料に加える方向に移動可能である。
凹溝が設置されている位置は、弾性材料が蓋板と雌型とから圧力を受けて膨張したときに、膨張によって容器蓋の外壁を押し付けてクランプエッジを形成させる位置である。
弾性材料の設置高さはベースの凹溝に対応し、厚さは凹溝の厚さより大きい。
高温に耐える弾性材料を使って、パルプモールディング完成品に対する熱間定型を行うとと同時に、ワンストップでクランプエッジ付き完成品を製作することは、以下長所がある。その一は、弾性材料で作られたクランプエッジは構造的強さが高く、繊維に損傷を来さない。その二は、二回加工の必要がないため、時間が節約でき、原価が節減でき、金型1セットをも節約でき、単独にクランプエッジを再製作する金型を無くすことができる。弾性材料を使って、再び容器蓋に対してクランプエッジを圧出する場合、容器蓋内壁に対する力の伝達が均一に加えるので、容器蓋が受ける力が均一であり、成形が均質に行なわれ、繊維が受ける損傷が小さく、自体の強さが下がらないため、製品の密閉性を保証すると同時に、耐用期間を延ばす目的を達成することもでき、弾性加工容器蓋の開閉回数は30回にも達することができ、生活上の実際需要を十分満足することができる。弾性材料は加工が簡単であり、設置が易しく、圧力を調節するだけでストロークの調節が簡単且つ便利に行なわれるので、製造原価や日常メンテナンスの面から言って、いずれも機械式スライドブロックに比べてはるかに低い。
1-雌型a、2-凹溝a、3-弾性材料a、4-可動スライドブロック、5-容器蓋a、6-ベースa、7-可動押し板、8-雌型b、9-凹溝b、10-弾性材料b、11-ベースb、12-可動エジェクタ機構、13-蓋板、14-容器蓋b、15-加熱板。
以下図面と実施例に結合して、容器蓋クランプエッジの加工金型および方法について詳しく説明するものとする。
容器蓋のクランプエッジの加工金型であって、雌型a(1)と、雄型と、全体加工金型内に設置される弾性材料a(3)と、容器蓋a(5)とを含み、前記容器蓋a(5)は雄型の上部に置かれ、雄型上には雄型の形状と良くマッチングし合う雌型(1)が設置される。
さらに、前記弾性材料a(3)は雄型の可動スライドブロック(4)とベースa(6)との間に固定設置される。
容器蓋a(5)を雄型の可動スライドブロック(4)上にスリーブ設置し、雌型a(1)を下向きに押付け、先ず可動スライドブロック(4)と接触させ、且つ共に下向きに押付け、弾性材料a(3)に作用し、弾性材料a(3)は力を受けて膨張し、パルプ容器壁を雌型a(1)の凹溝(2)内に押し込んで、クランプエッジを形成させ、その後、雌型a(1)を持ち挙げるが、雌型a(1)の圧力が消えるにつれ、弾性材料a(3)の弾性も撤回され、容器蓋a(5)は、雌型a(1)と共に上昇し、この時、可動押し板(7)が容器蓋a(5)を押し開き、容器蓋a(5)が雌型a(1)を離れて、雄型の可動スライドブロック(4)上に落とされるが、それを取って、新しい蓋を入れることによって、次の加工プロセスに入る。
容器蓋のクランプエッジの加工金型であって、雌型b(8)と、雄型と、全体加工金型内に設置される弾性材料b(10)と、容器蓋b(14)とを含み、前記容器蓋b(14)は雄型の上部に置かれ、雄型上には雄型の形状と良くマッチングし合う雌型b(8)が設置される。
雄型のベースb(11)上には凹溝b(9)がリング状に設置される。
弾性材料(10)の設置高さはベースの凹溝に対応し、厚さは凹溝の厚さより大きい。
容器蓋のクランプエッジの加工金型であって、雌型a(1)と、雄型と、全体加工金型内に設置される弾性材料a(3)と、容器蓋a(5)とを含み、前記容器蓋a(5)は雄型の上部に置かれ、雄型上には雄型の形状と良くマッチングし合う雌型(1)が設置される。
さらに、前記弾性材料a(3)は雄型の可動スライドブロック(4)とベースa(6)との間に固定設置される。
さらに、雌型a(1)の上部とベースa(6)の下部にはそれぞれ加熱板(15)が設置される。
容器蓋のクランプエッジの加工金型であって、雌型b(8)と、雄型と、全体加工金型内に設置される弾性材料b(10)と、容器蓋b(14)とを含み、前記容器蓋b(14)は雄型の上部に置かれ、雄型上には雄型の形状と良くマッチングし合う雌型b(8)が設置される。
前記弾性材料b(10)は蓋板(13)と雌型b(8)との間に固定設置される。
雄型のベースb(11)上には凹溝b(9)がリング状に設置される。
弾性材料(10)の設置高さはベースの凹溝に対応し、厚さは凹溝の厚さより大きい。
さらに、雌型b(8)の上部とベースb(11)にはそれぞれ加熱板(15)が設置される。
同じく4gの直径が90mmである容器蓋を取り、95℃のお湯を入れたカップ口上に被せる。2分後、それぞれ10回ずつ開閉し、その後、同じくスタディック(静的)平面圧縮崩壊試験を行なったが、その結果は以下表のとおりである。
以下は機械加工による容器蓋と弾性材料によって加工された容器蓋との開閉回数を比較した試験であり、その基準は複数回開閉した後、依然としてコーヒーを一杯入れたカップを持ち挙げられることである。
Claims (7)
- パルプモールディング製品を圧縮して容器蓋のクランプエッジを形成する加工金型であって、
雌型と、雄型と、全体加工金型内に設置される弾性材料と、容器蓋とを含み、雄型と雌型の形状は良くマッチングし合い、前記雄型はベースと可動スライドブロックを含み、弾性材料は雄型の可動スライドブロックとベースとの間に固定設置され、雌型上には凹溝がリング状に設置され、雌型上には可動押し板が設置され、
前記可動スライドブロックは、前記雌型の押付け動作及び開放動作の方向にスライド可能であり、
前記凹溝が設置されている位置は、前記弾性材料が前記可動スライドブロックの作用で膨張したときに、膨張した前記弾性材料が前記容器蓋を押し込んでクランプエッジを形成させる位置である、
ことを特徴とする容器蓋のクランプエッジの加工金型。 - 前記弾性材料の設置高さはベースの凹溝に対応し、前記弾性材料の厚さは凹溝の厚さより大きい、ことを特徴とする請求項1に記載の容器蓋のクランプエッジの加工金型。
- パルプモールディング製品を圧縮して容器蓋のクランプエッジを形成する加工金型であって、
雌型と、雄型と、全体加工金型内に設置される弾性材料と、容器蓋とを含み、雄型と雌型の形状は良くマッチングし合い、前記雄型はベースとエジェクタ機構を含み、雌型内にはさらに蓋板が設置され、前記弾性材料は蓋板と雌型との間に固定設置され、
前記雄型のベース上には凹溝がリング状に設置され、
前記蓋板は、前記雄型と前記雌型とがマッチングして雌型の押し付けによる圧力を加えられたときに、当該圧力を前記弾性材料に加える方向に移動可能であり、
前記凹溝が設置されている位置は、弾性材料が前記蓋板と前記雌型とから圧力を受けて膨張したときに、膨張した前記弾性材料が前記容器蓋の外壁を押し付けてクランプエッジを形成させる位置である、
ことを特徴とする容器蓋のクランプエッジの加工金型。 - 前記弾性材料の設置高さはベースの凹溝に対応し、厚さは凹溝の厚さより大きい、ことを特徴とする請求項3に記載の容器蓋のクランプエッジの加工金型。
- 前記金型は常温の方式で直接使用するか、或いは加熱板方式で加熱して使用する、ことを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の容器蓋のクランプエッジの加工金型。
- 前記金型を加熱して使用する場合、前記弾性材料は高温に耐えるシリカゲールまたは ペルフルオロポリエーテルゴムを使用する、ことを特徴とする請求項5に記載の容器蓋のクランプエッジの加工金型。
- 金型を加熱板で加熱して、濡れた状態の容器蓋を加工する場合、常温の下ですでに熱間成形後の容器蓋を直接加工する、ことを特徴とする請求項5に記載の容器蓋のクランプエッジの加工金型。
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