JP7097050B2 - 効率的な人工多能性幹細胞の樹立方法 - Google Patents
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Description
次いで、ESRGの遺伝子座にレポーター遺伝子を導入して、ESRGを発現する細胞を生きたまま識別できる系を作製した。ESRG-レポーター線維芽細胞にOSKMを導入したところ、導入後3日目において数%のレポーター陽性細胞が確認された。フローサイトメトリーを用いた継時的な解析により、ESRG-レポーター陽性細胞のみからTRA-1-60陽性細胞が出現してくることが分かった。OSKM導入から3日目に出現したESRG-レポーター陽性及び陰性細胞をそれぞれ純化し、各細胞集団からiPS細胞の樹立を行った結果、ESRG-レポーター陽性細胞から有意に多くのiPS細胞が樹立されることを見出した。
以上のように、本発明者らは、ESRG-レポーターは最初期のリプログラミングされた細胞を検出することができ、該レポーター陽性細胞を選別することでiPS細胞の樹立効率を顕著に改善し得ることを実証して、本発明を完成するに至った。
[1]以下の工程を含むiPS細胞の製造方法:
(i) 初期化因子が導入された体細胞集団を培養する工程;
(ii) 該培養された細胞集団からESRG遺伝子を発現する細胞を選別する工程;及び
(iii) 該選別された細胞を培養し、iPS細胞を得る工程。
[2]工程(i)の前に、体細胞に初期化因子を導入する工程を含む、[1]に記載の方法。
[3]工程(ii)を初期化因子の導入後3~11日の間に行う、[1]又は[2]に記載の方法。
[4]体細胞が、内因性ESRG遺伝子のプロモーターの制御下にレポータータンパク質をコードする核酸を含み、工程(ii)が該レポータータンパク質の発現を指標に行われる、[1]~[3]のいずれかに記載の方法。
[5]レポータータンパク質が蛍光タンパク質である、[4]に記載の方法。
[6]初期化因子が、Octファミリーメンバー又はそれをコードする核酸、Soxファミリーメンバー又はそれをコードする核酸、Klfファミリーメンバー又はそれをコードする核酸、Mycファミリーメンバー又はそれをコードする核酸、Lin28ファミリーメンバー又はそれをコードする核酸、及びNanog又はそれをコードする核酸からなる群より選択される1種以上を含む、[1]~[5]のいずれかに記載の方法。
[7]iPS細胞の樹立効率を改善する方法であって、初期化因子が導入された体細胞集団からESRG遺伝子を発現する細胞を選別することを含む、方法。
[8]該選別を初期化因子の導入後3~11日の間に行う、[7]に記載の方法。
[9]内因性ESRG遺伝子のプロモーターの制御下にレポータータンパク質をコードする核酸を含む、哺乳動物由来の細胞。
[10]レポータータンパク質が蛍光タンパク質である、[9]に記載の細胞。
[11]多能性幹細胞である、[9]又は[10]に記載の細胞。
[12]iPS細胞から分化誘導した分化細胞集団から、ESRG遺伝子を発現する細胞を除去することを含む、分化細胞の純化方法。
[13]iPS細胞クローンの分化抵抗性の評価方法であって、被検iPS細胞クローンから分化誘導した分化細胞集団におけるESRG遺伝子の発現レベルを指標とすることを特徴とする、方法。
(i) 初期化因子が導入された体細胞集団を培養する工程
(ii) 該培養された細胞集団からESRG遺伝子を発現する細胞を選別する工程
(iii) 該選別された細胞を培養し、iPS細胞を得る工程
「人工多能性幹(iPS)細胞」は、特定の初期化因子を、核酸(DNAもしくはRNA)またはタンパク質の形態で体細胞に導入することによって製造することができる、ES細胞とほぼ同等の特性、例えば分化多能性と自己複製による増殖能、を有する体細胞由来の人工の幹細胞である(Takahashi, K.及びS. Yamanaka (2006) Cell, 126: 663-676; Takahashi, K. et al. (2007) Cell, 131: 861-872; Yu, J. et al. (2007) Science, 318: 1917-1920; Nakagawa, M.et al. (2008) Nat. Biotechnol. 26: 101-106; WO2007/069666)。
(マイクロアレイによる遺伝子発現解析)
細胞をTrizol試薬 (Thermo Fisher Scientific) を用いて溶解し、全RNAをmiReasy Mini Kit (QIAGEN) を用いて精製した。全RNA 50 ngをシアニン3-CTPでラベルし、SuperPrint G3 Human GE 8x60K (G4851A, Agilent Technologies) を用いてワンカラープロトコルによりハイブリダゼーションを行った。Microarray Scanner System (G2565BA, Agilent Technologies) を用いてアレイをスキャンし、GeneSpring version 12.6 (Agilent Technologies) を用いて、抽出されたシグナルを解析した。
(プラスミド)
ESRG遺伝子座に挿入するレポーター遺伝子を作製すべく、以下の手順で蛍光遺伝子を含むターゲッティングベクターを構築した。pCXLE由来のウッドチャック肝炎ウイルス転写後調節エレメント(WPRE)-ウサギβ-グロビンポリAシグナル配列(RbgpA)フラグメントを、プライマーセット(WPRE-EcoR1-BamH1-IF-S/RbgpA-Hind3-IF-AS)を用いてPCR増幅し、In-Fusion HD Cloning Kit(639648; Clontech)を用いてpBS-PMAのEcoRI/HindIIIサイトに挿入し、pBS-WPRE-RbgpAを得た。FRTでフランキングしたPGK-Neo-pAカセット(PNF, Gene Bridges) をプライマーセット(PNF-IF-S2/PNF-Hind3-IF-AS2) を用いてPCR増幅し、In-Fusion HD Cloning Kitを用いてpBS-WPRE-RbgpAのHindIIIサイトに挿入し、pBS-WPRE-RbgpA-PNFを得た。pcDNA3-Clover (Addgene #40259) 由来のCloverフラグメントをプライマーセット (Clover-IF-BstX1-S3/Clover-IF-Not1-AS4) を用いてPCR増幅し、In-Fusion HD Cloning Kitを用いてpIRES2-ZsGreen1 (Clontech) のBstXI/NotIサイトにサブクローニングし、pIRES2-Cloverを得た。pIRES2-CloverのBamHIフラグメントをpBS-WPRE-RbgpA-PNFのBamHIサイトに挿入し、pBS-IRES-Clover-WPRE-RbgpA-PNFを得た。Rosa26 TVベクターのスプライシングアクセプター配列 (SA) をプライマーセット(Ad-SA-IF-Mfe1-S/Ad-SA-IF-Mfe1-AS) を用いてPCR増幅し、In-Fusion HD Cloning Kitを用いてpBS-IRES-Clover-WPRE-RbgpA-PNFのMfeIサイトにサブクローニングし、pBS-SA-IRES-Clover-WPRE-RbgpA-PNFを得た。最後に、5’及び3’ホモロガスアームをプライマーセット (ESRG-5HA-Pac1 -S/ESRG-5HA-Pac1-AS及びESRG-3HA-Asc1-S/ESRG-3HA-Asc1-AS) を用いてPCR増幅し、In-Fusion HD Cloning Kitを用いてpBS-SA-IRES-Clover-WPRE-RbgpA-PNF のPacIサイト及びAscIサイトにそれぞれ挿入した。
CRIPR/Cas9による遺伝子編集のために、ESRGの第4エクソンに対するガイドRNA (gRNA-ESRG-Ex4-1) を設計した。gRNAオリゴとユニバーサルプライマー (gRNA-universal-rev) とを用いてプライマー伸長法を実施した。得られたフラグメントをIn-Fusion HD Cloning Kitを用いてpHL-H1-ccdB-EF1a-RiHのBamHI/EcoRIにサブクローニングした。EcoRI及びNotI認識配列でフランキングしたESRG配列 (NR_027122.1) をLife Technologiesにより合成し、pMXのEcoRI/NotIサイトに挿入した。RT-PCRで増幅するか、DNAFORMから入手した他の遺伝子は、既報のとおりpMXにクローニングした。
FLPoのORFを、pPGKFLPobpA (Addgene #13793) から、プライマーセット (FLPo-S/FLPo-AS) を用いてPCR増幅し、pENTR-D-TOPO (Thermo Fisher Scientific; K240020) にサブクローニングした。次いで、該フラグメントをGateway LR反応を用いてpPyCAG-gw-IP (Mitsui et al., 2003) に移し、pPyCAG-FLPo-IPを得た。
Cas9をコードするプラスミド (pHL-EF1a-SphcCas9-iC-A; Addgene #60599)、gRNAベクター及びターゲッティングベクター各5 μgを、NEPA21 electroporator (NEPAGENE) を用いたエレクトロポーレーションにより975E4 iPS細胞に導入した。その後、4 ng/ml bFGF及び10 μM Y-27632 (Wako) を添加した霊長類ES細胞培地中のマイトマイシンC処理したSNLフィーダー上に細胞を播種した。3日後に、250 μg/ml ジェネティシン (Life Technologies) を用いて細胞を選択した。次いで、単離したiPSCクローンに、エレクトロポーレーションによりpPyCAG-FLPo-IPを導入し、PNFカセットを除去した。翌日、細胞を1 μg/ml ピューロマイシン (Life Technologies) により2日間選択した。細胞を回収し、マイトマイシンC処理したSNLフィーダー上に再播種し、コロニーを形成するまで維持した。サンガーシーケンシングにより、CRISPRの標的部位の周辺領域に予期せぬ挿入・欠失がないことを確認し、PCRとサザンブロッティングにより相同組換えとカセット除去が正しく行われていることを確認した。
細胞を細胞溶解液 (QIAGEN 158906) で溶解し、DNeasy blood and tissue kit (QIAGEN 69504) を用い、製造者のプロトコルに従ってゲノムDNAを精製した。ゲノムDNA 10 μgをBamHI-HF (New England Biolabs) 又はEcoRV-HF (New England Biolabs) で一晩消化し、0.8% アガロースゲル電気泳動により分離し、ナイロンメンブレン (Amersham) に転写した。メンブレンをDIG Easy Hyb buffer (Roche) 中でジゴキシゲニン (DIG) 標識したDNAプローブと、常時回転させながら42℃で一晩インキュベートした。洗浄後、アルカリホスファターゼをコンジュゲートした抗DIG抗体 (1:10,000, Roche) をメンブレンに添加した。CDP-star reagent (Roche) でシグナルを生成させ、LAS3000イメージングシステム (FUJI FILM) を用いて検出した。相同組換えの確認のための外部プローブをプライマーセット (ESRG-southern-probe-S/ESRG-southern-probe-AS) を用いてPCRにより作製した。予期せぬランダムインテグレーションがないことを確認するための内部プローブをプライマーセット (Clover-BamH1-S/Clover-AS) を用いてPCR増幅した。
(初期リプログラミングマーカーとしてのESRGの同定)
TRA-1-60陽性細胞へと変化する過程を捉えるためには、将来TRA-1-60陽性細胞へと変化する細胞をあらかじめ予測することが重要である。そこで、TRA-1-60よりもさらに早い時期に発現するマーカー遺伝子の同定を試みた。5種類のヒト体細胞(皮膚線維芽細胞(HDF;中胚葉系列)、脂肪由来間葉系肝細胞(HAdMSC;中胚葉系列)、アストロサイト(HA;外胚葉系列)、気管支上皮細胞(HBEC;内胚葉系列)、前立腺上皮細胞(HPrEC;内胚葉系列))に、OSKMの4因子を導入し、導入前と導入7日後とで、それらの体細胞における遺伝子発現をマイクロアレイを用いて網羅的に解析した。すべての細胞種で5倍以上発現が変動していた遺伝子(false discovery rate (FDR)<0.05)を抽出した結果、発現が上昇する遺伝子として194遺伝子、発現が低下する遺伝子として74遺伝子が抽出された(図1A)。上方制御された遺伝子の中には、L1TD1、SALL4、NANOG等の早期リプログラミングマーカー遺伝子が含まれていたことから、これらの上方制御された遺伝子の中に、TRA-1-60遺伝子より早期に発現するリプログラミングマーカー遺伝子が存在する可能性が示唆された。
そこで、(1) 体細胞で発現が検出できない、(2) リプログラミング因子導入後3日目の細胞集団で不均一に発現する、及び(3) 導入後7日目の全てのTRA-1-60陽性細胞で発現している、との条件で、上記194遺伝子を選別した。シングルセルRNAシーケンシング(RNA-Seq)を用い、親のHDF、導入後3日目のOSKM発現細胞、並びに導入後7~28日目のTRA-1-60陽性細胞について調べた。その結果、ヒト内在性レトロウイルスH型(HERV-H)駆動性の長鎖非コーディングRNA(lncRNA)を産物とするESRG遺伝子のみが、上記の3条件を満たすことを見出した(図1A、B)。
次に、上記5種の体細胞からiPS細胞樹立の過程でのESRGの発現を調べたところ、すべての細胞種で類似の発現パターンを示すことが確認された(図1C)。これらの結果は、ESRGが、出発材料となる体細胞の種類に関係なくリプログラミングの初期マーカー遺伝子として機能することを示している。
ESRGの発現を指標としたリプログラミング機構の解析を行うために、CRISPR/Cas9システムを用いた相同組換えにより、iPS細胞にESRG遺伝子座に緑色蛍光遺伝子Cloverを導入し、ESRGが発現する細胞を生きたまま識別できる系を作製した (図2A~E)。得られたESRG-Clover iPS細胞はすべての細胞で均一にCloverを発現していた (図2F~H)。一方で、既報の方法(Park et al., Nature, 451: 141-146 (2008);図3)に従い、試験管内分化誘導により線維芽細胞へと分化させると、Cloverの発現は完全に消失した (図2F~H)。
ESRG-Clover iPS細胞由来の線維芽細胞に、既報のとおりOSK又はOSKMをレトロウイルスを用いて導入し(Tanabe, K. et al., Proc. Natl. Acad. Sci. USA, 110(30):12172-12179 (2013)、Takahashi, K. et al., Nat. Commun., 5: 3678 (2014))、ESRG-Clover及びTRA-1-60の発現を調べた。初期化因子導入前の線維芽細胞はESRG及びTRA-1-60のいずれも発現していなかった(図1D、図2F~H)。導入後3日目に、OSK導入では2.39±0.56%、OSKM導入では2.13±0.54%のESRG-Clover陽性細胞がそれぞれ検出されたが、TRA-1-60陽性細胞は検出されなかった(図1D)。このことは、ESRGがリプログラミングのプロセスにおいてTRA-1-60よりも早期に活性化されることを示している。導入後4日目には少数のESRG陽性/TRA-1-60陽性細胞が出現した(図1D)。一方で、ESRG陽性細胞の割合は増加しなかった。導入後3日目に出現したESRG-Clover陽性細胞と陰性細胞とを選別し、それぞれを再播種してiPS細胞を誘導したところ、ESRG-Clover陽性細胞からは多くのiPS細胞クローンが得られたのに対し、陰性細胞からは極めて少数のiPS細胞クローンしか生成しなかった(図1E)。これらのデータは、ESRG-Clover陽性細胞のみからTRA-1-60陽性細胞が出現してくることを示している。
Claims (6)
- 以下の工程を含むiPS細胞の製造方法:
(i) 初期化因子が導入された体細胞集団を培養する工程;
(ii) 初期化因子の導入後3~11日の間に、該培養された細胞集団からESRG遺伝子を発現する細胞を選別する工程;及び
(iii) 該選別された細胞を培養し、iPS細胞を得る工程。 - 工程(i)の前に、体細胞に初期化因子を導入する工程を含む、請求項1に記載の方法。
- 体細胞が、内因性ESRG遺伝子のプロモーターの制御下にレポータータンパク質をコードする核酸を含み、工程(ii)が該レポータータンパク質の発現を指標に行われる、請求項1又は2に記載の方法。
- レポータータンパク質が蛍光タンパク質である、請求項3に記載の方法。
- 初期化因子が、Octファミリーメンバー又はそれをコードする核酸、Soxファミリーメンバー又はそれをコードする核酸、Klfファミリーメンバー又はそれをコードする核酸、Mycファミリーメンバー又はそれをコードする核酸、Lin28ファミリーメンバー又はそれをコードする核酸、及びNanog又はそれをコードする核酸からなる群より選択される1種以上を含む、請求項1~4のいずれか一項に記載の方法。
- iPS細胞の樹立効率を改善する方法であって、初期化因子の導入後3~11日の間に、初期化因子が導入された体細胞集団からESRG遺伝子を発現する細胞を選別することを含む、方法。
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Nucleic Acids Research,2017年11月13日,Vol. 46, No. 3, e14,pp. 1-16, Supplementary data,<DOI: 10.1093/nar/gkx1113> |
PLOS ONE,2014年10月27日,Vol. 9, No. 10, e110496,pp. 1-11, Supporting information,<DOI: 10.1371/journal.pone.0110496> |
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