JP7092216B2 - 情報処理プログラム、情報処理方法及び情報処理システム - Google Patents

情報処理プログラム、情報処理方法及び情報処理システム Download PDF

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Description

本発明は、情報処理プログラム、情報処理方法及び情報処理システムに関する。
例えば脳卒中などにより倒れた患者には歩行障害が現れることがある。このような患者は、目的の運動の不全を補助するため、別の部位が代わりとなって目的の運動を果たす動作(代償動作)を行うことがある。脳卒中などの患者には腕屈曲や内反といった症状が出るため、歩行の際には、代償動作として脚を分回す動作(分回し歩行)を行うことが多い。
従来、分回し歩行を防止する装置や、分回し歩行を測定する装置が知られている(例えば特許文献1、2等参照)。
特開2004-195109号公報 特開2016-43092号公報
しかしながら、従来の技術では、左右方向への脚の振り出しを測定することはできるものの、歩行周期のどの段階で振り出しが行われているかまでは測定できないため、測定結果から正確な歩行分析を行うことはできない。したがって、このような測定結果を、実際の臨床現場において患者の経過観察や治療等に役立てるのは難しい。
1つの側面では、本発明は、分回し歩行の分析を精度よく行うための指標を算出することが可能な情報処理プログラム、情報処理方法及び情報処理システムを提供することを目的とする。
一つの態様では、情報処理プログラムは、人の足首に装着したセンサにより検出された歩行時の足首の角速度の情報を取得し、取得した前記角速度の情報のうち、前記人の左右方向に伸びる第1軸回りの角速度の時間変化に基づいて、足が地面から浮いている時間である遊脚相を検出し、前記遊脚相の先頭から所定時間を着目時間として特定し、取得した前記角速度の情報のうち、鉛直方向に伸びる第2軸回りの角速度の前記着目時間内における時間変化に基づいて、前記人が分回し歩行を行っているか否かの判定に用いる指標を算出す処理をコンピュータに実行させるプログラムである。
分回し歩行の分析を精度よく行うための指標を算出することができる。
一実施形態に係る情報処理システムの構成を概略的に示す図である。 図2(a)は、理学療法士用端末及び医師用端末のハードウェア構成を示す図であり、図2(b)は、サーバのハードウェア構成を示す図である。 分回し歩行について説明するための図である。 ランチョ・ロス・アミーゴ方式について説明するための図である。 サーバの機能ブロック図である。 センシング機器に設定されているX軸とZ軸について示す図である。 図7(a)はX軸回りの角速度の時間変化のデータを示す図であり、図7(b)はZ軸回りの角速度の時間変化のデータを示す図である。 特徴量の算出方法を説明するための図である。 センシング機器による事前処理を示すフローチャートである。 サーバによるデータ分析処理を示すフローチャートである。 図11(a)、図11(b)は、図10の処理を説明するための図である。 図12(a)は、被験者Aの出力用特徴量の変化を示すグラフであり、図12(b)は、被験者Bの出力用特徴量の変化を示すグラフである。 変形例にかかるサーバの機能ブロック図である。 変形例にかかるサーバの処理を説明するための図である。 変形例にかかる横移動量の計測原理を説明するための図である。
以下、情報処理システムの一実施形態について、図1~図12(b)に基づいて詳細に説明する。図1には、一実施形態に係る情報処理システム100の構成が概略的に示されている。
図1に示すように、情報処理システム100は、センサとしてのセンシング機器50と、理学療法士用端末60と、医師用端末70と、サーバ10と、を備える。サーバ10と、理学療法士用端末60と、医師用端末70は、インターネットなどのネットワーク80に接続されている。
センシング機器50は、角速度センサや、角速度センサの検出を制御する制御部、角速度センサの検出結果を記憶するメモリなどを有する。センシング機器50は、理学療法士の指示の下、患者が運動機能テストの一つである歩行テストを行う際に、患者の両足首に設けられ、角速度の時間変化を検出する。センシング機器50には、計測開始や終了を入力するための入力ボタンも設けられているものとする。
理学療法士用端末60は、理学療法士が利用するPC(Personal Computer)やタブレット型端末などの端末である。理学療法士用端末60は、センシング機器50と接続することにより、センシング機器50の検出結果(角速度の時間変化を示すデータ)を取得する。また、理学療法士用端末60は、取得した角速度の時間変化を示すデータを、ネットワーク80を介してサーバ10に送信する。
ここで、図2(a)には、理学療法士用端末60のハードウェア構成が示されている。図2(a)に示すように、理学療法士用端末60は、CPU(Central Processing Unit)190、ROM(Read Only Memory)192、RAM(Random Access Memory)194、記憶部(ここではHDD(Hard Disk Drive))196、ネットワークインタフェース197、表示部193、入力部195、及び可搬型記憶媒体191に記憶されているデータの読み取りが可能な可搬型記憶媒体用ドライブ199等を備えている。表示部193は、液晶ディスプレイ等を含み、入力部195は、キーボードやマウス、タッチパネル等を含む。これら理学療法士用端末60の構成各部は、バス198に接続されている。また、理学療法士用端末60は、センシング機器50と無線通信又は有線通信する通信部を有している。
図1に戻り、医師用端末70は、医師が利用するPC等の端末である。医師用端末70は、サーバ10から送信されてくる情報を表示して、医師に提示する端末であり、図2(a)に示すように、理学療法士用端末60と同様のハードウェア構成を有している。医師は、医師用端末70に表示される情報を参照して、患者の分回し歩行の状態を確認し、治療方針を検討したり、投薬の効果を確認したりする。ここで、分回し歩行とは、脳卒中の患者等が歩行の際に行う代償動作であり、図3に示すように脚を左右方向に投げ出すように動かしながら、前方に歩行することをいう。
サーバ10は、理学療法士用端末60から取得した角速度の時間変化を示すデータに基づいて、患者の分回し歩行に関する特徴量(出力用特徴量)を算出する。また、サーバ10は、算出した出力用特徴量を医師用端末70に対して出力する。
ここで、本実施形態のサーバ10は、分回し歩行に関する出力用特徴量を算出する際に、現状の臨床現場で使用される歩行周期に則した指標を算出することとしている。臨床現場で最も使用される歩行周期は、図4に示すような「ランチョ・ロス・アミーゴ方式」と呼ばれる歩行周期であり、ランチョ・ロス・アミーゴ・国立リハビリテーションセンターでドイツの理学療法士であるキルステンゲッツ・ノイマンが開発したものである。ランチョ・ロス・アミーゴ方式においては、歩行周期が8相に分けられている。歩行周期は、脚が地面に着いてから、同じ脚が再び地面に着くまでを意味する。また、歩行周期の8相は、IR(初期接地)、LR(荷重反応期)、Mst(立脚中期)、Tst(立脚終期)、Psw(遊脚前期)、Isw(遊脚初期)、Msw(遊脚中期)、Tsw(遊脚終期)である。これらのうち、IR~Pswの時間は立脚相と呼ばれ、Isw~Tswの時間は遊脚相と呼ばれている。立脚相においては、対象の脚(図4では右脚)が床(地面)に着いた状態になっており、遊脚相においては、対象の脚が床(地面)から離れた状態になっている。本実施形態においては、歩行周期の遊脚相に着目して、分回し歩行に関する出力用特徴量を算出する。
図2(b)には、サーバ10のハードウェア構成が示されている。サーバ10は、CPU90、ROM92、RAM94、記憶部(ここではHDD)96、ネットワークインタフェース97、及び可搬型記憶媒体用ドライブ99等を備えている。これらサーバ10の構成各部は、バス98に接続されている。サーバ10では、ROM92あるいはHDD96に格納されているプログラム(情報処理プログラムを含む)、或いは可搬型記憶媒体用ドライブ99が可搬型記憶媒体91から読み取ったプログラム(情報処理プログラムを含む)をCPU90が実行することにより、図5に示す、各部の機能が実現されている。なお、図5の各部の機能は、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現されてもよい。
図5には、サーバ10の機能ブロック図が示されている。サーバ10においては、CPU90がプログラムを実行することにより、取得部としてのセンシング結果取得部20、検出部としての遊脚相特定部22、X最大角速度算出部26、着目時間特定部28、Z角速度幅算出部30、特徴量算出部32、出力部34、としての機能が実現されている。
センシング結果取得部20は、理学療法士用端末60から、センシング機器50が検出した角速度の時間変化のデータを取得する。ここで、センシング機器50は、図6において矢印にて示す、患者の左右方向に延びる第1軸(X軸)回りの角速度と、鉛直方向に延びる第2軸(Z軸)回りの角速度を検出する。なお、1回の歩行テストにおいて取得されるX軸回りの角速度の時間変化のデータは、例えば、図7(a)に示すようなデータであり、Z軸回りの角速度の時間変化のデータは、例えば、図7(b)に示すようなデータである。
遊脚相特定部22は、X軸回りの角速度の時間変化のデータに基づいて、足が床(地面)から離れたタイミング(足指離地)を検出する。この足指離地のタイミングは、図4のPsw(遊脚前期)と、Isw(遊脚初期)の切り替えタイミングである。図8は、図7(a)、図7(b)に示す角速度の時間変化のデータの一部を取り出して、同一座標系上に重ねて表示したものである。遊脚相特定部22は、足指離地のタイミングとして、X軸回りの角速度の値が大きく上昇する直前において極小値を示しているタイミングを検出する。なお、遊脚相特定部22は、X軸回りの角速度の時間変化のデータを微分するなどして、足指離地のタイミングを検出する。
また、遊脚相特定部22は、角速度の時間変化のデータに基づいて、床(地面)から浮いた状態の足が床(地面)に着くタイミング(初期接地)を検出する。図8の例では、遊脚相特定部22は、初期接地のタイミングとして、X軸回りの角速度の値が大きく上昇した後に極小値を示しているタイミングを検出する。なお、遊脚相特定部22は、X軸回りの角速度の時間変化のデータを微分するなどして、初期接地のタイミングを検出する。
更に、遊脚相特定部22は、足指離地のタイミングと初期接地のタイミングとの間の時間を遊脚相と特定する。
X最大角速度算出部26は、遊脚相特定部22が特定した遊脚相の時間内においてX軸回りの角速度が最大値となったタイミング及び最大値(図8のM参照)を算出する。
着目時間特定部28は、遊脚相特定部22が検出した足指離地のタイミングと、X最大角速度算出部26が算出したX軸回りの角速度が最大値を示したタイミングとの間の時間を着目時間として特定する。なお、本実施形態では、着目時間として、図4のIsw(遊脚初期)の時間を特定していると言える。
Z角速度幅算出部30は、着目時間特定部28が特定した着目時間内におけるZ軸回りの角速度の変化を参照して、Z軸回りの角速度の最小値と最大値の差分(幅)を算出する(図8のW参照)。この幅Wは、遊脚初期(Isw)における分回し歩行の度合い(横方向への脚の振り出しの度合い)を意味している。
特徴量算出部32は、Z角速度幅算出部30が算出した幅Wと、X最大角速度算出部26が算出したX軸回りの角速度の最大値Mとに基づいて、患者が分回し歩行を行っているか否かを判定するための特徴量を算出する。ここで、特徴量算出部32は、一例として、特徴量Cを次式(1)に基づいて算出する。
C=W/M …(1)
本実施形態では、幅Wを最大値Mで割った値を特徴量とすることで、正規化を行っている。ただし、これに限らず、特徴量は、幅Wそのものであってもよい。
なお、図7(a)、図7(b)に示す1回の歩行テストのデータからは複数の着目時間が特定されるため、特徴量算出部32は、1回の歩行テストのデータから各着目時間に対応する複数の特徴量を算出する。
図5に戻り、出力部34は、特徴量算出部32が算出した複数の特徴量の平均値を求め、求めた値を出力用特徴量とする。また、出力部34は、出力用特徴量を医師用端末70に対して出力する。
次に、図9、図10のフローチャートに沿って、センシング機器50による事前処理と、サーバ10によるデータ分析処理の流れについて、説明する。
(センシング機器50による事前処理について)
図9には、センシング機器50による事前処理がフローチャートにて示されている。この事前処理においては、理学療法士による指示の下、患者が歩行テストを行っている間に、センシング機器50が角速度の時間変化のデータを取得する処理である。図9の処理の前提として、患者は、両足首にセンシング機器50を装着しており、歩行テストの準備が済んでいるものとする。歩行テストは、例えば、10mの距離で行われ、患者が10mの距離を直進歩行している間に、センシング機器50で両脚の角速度を検出する。
図9の処理では、まず、ステップS10において、センシング機器50の制御部が、計測開始の指示が入力されるまで待機する。例えば、理学療法士等により、センシング機器50に設けられている計測開始を入力するための入力ボタンが押された場合に、制御部は、ステップS12に移行する。
ステップS12に移行すると、制御部は、所定時間が経過するまで待機する。ここでの所定時間は、計測間隔を意味し、数ms~数十ms程度であるものとする。
所定時間が経過し、ステップS14に移行すると、制御部は、角速度センサを用いてX軸回りの角速度とZ軸回りの角速度を検出し、時刻情報とともにメモリに記憶する。
次いで、ステップS16では、制御部が、計測終了か否かを判断する。例えば、理学療法士等により、計測終了を入力するための入力ボタンが押された場合には、ステップS16の判断は肯定されるが、入力ボタンが押されていなければ、ステップS12に戻る。その後は、ステップS16の判断が肯定されるまで、制御部は、ステップS12~S16の処理・判断を繰り返し実行する。そして、ステップS16の判断が肯定されると、図9の全処理を終了する。
以上のようにして、図9の処理が行われることにより、患者が歩行テストを行っている間における脚のX軸回りの角速度の時間変化のデータ、及びZ軸回りの角速度の時間変化のデータ(例えば、図7(a)、図7(b)のデータ)をメモリに格納することができる。なお、歩行テストの際には、センシング機器50を両足首に設けているため、歩行テスト完了後には、図7(a)、図7(b)のデータが両脚分取得されることになる。
なお、図9の処理により、メモリに格納されたデータは、センシング機器50が理学療法士用端末60に接続されたときに、理学療法士用端末60に送信されるようになっている。理学療法士は、理学療法士用端末60上で、各データと患者を紐づけた後、サーバ10に対してデータを送信するものとする。
(サーバ10によるデータ分析処理について)
次に、サーバ10によるデータ分析処理について、図10に基づいて詳細に説明する。図10の処理は、一例として、理学療法士用端末60からある患者(対象患者)の角速度の時間変化のデータが送信されたタイミングで開始される処理であるものとする。
図10の処理では、まず、ステップS30において、センシング結果取得部20が、対象患者のX軸回りの角速度、Z軸回りの角速度の時間変化のデータを取得する。ここでは、センシング結果取得部20は、対象患者の片脚のデータとして、図7(a)、図7(b)のデータを取得したものとする。
次いで、ステップS32では、遊脚相特定部22が、X軸回りの角速度の変化から足指離地を検出する。図7(a)のデータからは、図11(a)に示すように、複数の足指離地が検出される。
次いで、ステップS34では、遊脚相特定部22が、X軸回りの角速度の変化から初期接地を検出する。図7(a)のデータからは、図11(a)に示すように、複数の初期接地が検出される。
次いで、ステップS36では、遊脚相特定部22が、遊脚相を特定する。この場合、遊脚相特定部22は、図11(a)において実線両矢印にて示す、足指離地と初期接地の間の時間それぞれを遊脚相として特定する。
なお、遊脚相特定部22は、ステップS32、S34において足指離地と初期接地を1つずつ検出し、ステップS36において1つの遊脚相を特定するようにしてもよい。この場合、遊脚相特定部22は、ステップS32~S36を繰り返すことにより、複数の遊脚相を特定するようにすればよい。
次いで、ステップS40では、X最大角速度算出部26が、1つの遊脚相を選択し、選択された遊脚相の時間内におけるX軸回りの角速度が最大値M(図11(a)において破線両矢印で示す値)及び最大値Mとなったタイミングを特定する。また、着目時間特定部28が、特定したタイミングと足指離地のタイミングの間を着目時間として設定する。図11(a)の例では、図11(a)の左端の遊脚相を選択して着目時間を設定した状態が示されている。
次いで、ステップS42では、Z角速度幅算出部30が、着目時間内におけるZ軸回りの角速度の最大値と最小値の幅を算出する。この場合、Z角速度幅算出部30は、図11(b)に示す幅Wを算出する。
次いで、ステップS44では、特徴量算出部32が、ステップS42において算出された幅Wを、ステップS40で特定したX軸回りの角速度の最大値Mで割った値を特徴量とする(上式(1)参照)。
次いで、ステップS46では、特徴量算出部32が、全ての遊脚相についての処理が完了したか否かを判断する。このステップS46の判断が否定された場合には、ステップS40に戻り、ステップS46の判断が肯定されるまでステップS40~S46の処理・判断を繰り返す。そして、ステップS46の判断が肯定されると、出力部34がステップS48の処理を実行する。
ステップS48では、出力部34が、全特徴量の平均値を算出し、対象患者の出力用特徴量とする。すなわち、図11(a)、図11(b)の例では、7つの着目時間それぞれにおいて、7つの特徴量が得られるため、出力部34は、これら7つの特徴量の平均値を対象患者の出力用特徴量とする。
次いで、ステップS50では、出力部34が、ステップS48において算出した対象患者の出力用特徴量を医師用端末70に出力する。以上により、図10の全処理が終了する。
図12(a)、図12(b)は、健常者2名を被験者A、Bとし、被験者A,Bが歩行テストを実行したときに出力された出力用特徴量を示すグラフである。この歩行テストでは、分回し歩行(小、中、大)を行う際の脚の左右方向への振り出し量の目安を床に設けておき、センシング機器50を両足首に装着した2名の被験者A,Bに通常歩行、分回し歩行(小)、分回し歩行(中)、分回し歩行(大)を行わせることとした。そして、歩行テスト中のセンシング機器50の検出結果に基づいて出力用特徴量を算出するようにした。なお、図12(a)、図12(b)の出力用特徴量は、振り出した側の脚の足首に装着したセンシング機器50から得られたデータに基づいて算出した出力用特徴量である。
図12(a)、図12(b)に示すように、特徴量の値の大きさには個人差があるものの、同一被験者であれば、分回し歩行(大)、分回し歩行(中)、分回し歩行(小)、通常歩行の順に出力用特徴量の値が小さくなることがわかる。
したがって、医師は、患者ごとに出力用特徴量の変化を観察することにより、患者の分回し歩行が改善しているかどうかを確認することができる。これにより、医師は、患者がリハビリを行っている場合の経過観察や、薬の効果の確認を適切に行うことが可能となる。また、経過観察や薬の効果の確認を適切に行うことができるため、医師は、リハビリ計画や薬の投与計画の立案、治験などを適切に行うことが可能である。また、医師は、対象患者の出力用特徴量の変化が他の患者と似ている場合には、当該他の患者に対して実行した処置データを参考にして、リハビリ計画や薬の投与計画の立案などを行うことができる。
これまでの説明からわかるように、本実施形態では、X最大角速度算出部26と、着目時間特定部28とにより、遊脚相の先頭から所定時間を着目時間として特定する特定部としての機能が実現されている。また、本実施形態では、Z角速度幅算出部30と、特徴量算出部32と、出力部34とにより、Z軸回りの角速度の着目時間内における時間変化に基づいて、人が分回し歩行を行っているか否かの判定に用いる指標(出力用特徴量)を算出する算出部としての機能が実現されている。
以上詳細に説明したように、本実施形態によると、センシング結果取得部20は、患者の足首に装着したセンシング機器50により検出された歩行時の足首の角速度の時間変化のデータを取得する。また、遊脚相特定部22は、角速度の時間変化のデータのうち、患者の左右方向に伸びるX軸回りの角速度の時間変化に基づいて遊脚相の時間を特定する。また、着目時間特定部28は、遊脚相の先頭のタイミングから、X最大角速度算出部26が算出した遊脚相においてX軸回りの角速度が最大になるタイミングまでの時間を着目時間として特定する。そして、特徴量算出部32は、Z角速度幅算出部30が算出した、着目時間内における鉛直方向に伸びるZ軸回りの角速度の幅Wに基づいて、患者が分回し歩行を行っているか否かの判定に用いる指標(特徴量)を算出する。これにより、本実施形態では、臨床現場で使用される歩行周期(ランチョ・ロス・アミーゴ方式)に則して分回し歩行を検出するための特徴量を算出するので、医師は、患者が分回し歩行を行っているか否かを精度よく判定(分析)することが可能である。また、本実施形態では、歩行テストの際にセンシング機器50を患者の足首に装着するため、大腿部にセンシング機器50を取り付ける場合のように筋肉や太い血管が圧迫されることがない。これにより、患者の負担を軽減することができる。
また、本実施形態では、着目時間を、遊脚相の先頭から、遊脚相の時間内においてX軸回りの角速度が最大になる時刻までの時間としているため、着目時間として、遊脚初期(Isw)の時間を設定することができる。
また、本実施形態では、特徴量を上式(1)に基づいて算出する。このように、本実施形態では、特徴量として、着目時間内におけるZ軸回りの角速度の最大値と最小値の幅Wを、遊脚相におけるX軸回りの角速度の最大値で除した値を採用するので、患者の歩行の速さを考慮して正規化した値を特徴量とすることができる。これにより、特徴量として適切な値を医師に提供することが可能である。
なお、上記実施形態では、着目時間特定部28が、着目時間として遊脚初期(Isw)の時間を特定する場合について説明したが、これに限られるものではない。例えば、着目時間は、遊脚初期(Isw)及び遊脚前期(Psw)の時間であってもよい。なお、遊脚前期(Psw)は一般的に足指離地の前の所定時間(例えば250ms)である。
なお、上記実施形態では、着目時間特定部28は、着目時間として遊脚初期(Isw)の時間を特定することとし、足指離地のタイミングと、X軸回りの角速度が最大値を示したタイミングとの間の時間を遊脚初期とする場合について説明した。しかしながら、これに限られるものではなく、足指離地(遊脚相の先頭)のタイミングから予め定めた時間(例えば250ms)が経過するまでを遊脚初期(Isw)としてもよい。
なお、上記実施形態では、特徴量を上式(1)から求める場合について説明したが、これに限られるものではない。例えば、着目時間内におけるZ軸回りの角速度の最小値と最大値の差分(幅W)に代えて、着目時間内におけるZ軸回りの角速度の最大値を用いてもよいし、着目時間内におけるZ軸回りの角速度のグラフを時間積分した面積などを用いてもよい。また、遊脚相におけるX軸回りの角速度の最大値Mに代えて、遊脚相におけるX軸回りの角速度の最大値と最小値の幅や、遊脚相におけるX軸回りの角速度のグラフを時間積分した面積、患者の進行方向に関する移動速度などを用いてもよい。
(変形例)
以下、変形例について説明する。本変形例では、患者が分回し歩行を行った場合における脚の左右方向への振り出し量(横移動量)を特徴量とし、特徴量の最大値を出力用特徴量とする。
図13には、本変形例におけるサーバ10の機能ブロック図が示されている。サーバ10においてCPU90がプログラムを実行することにより、図13に示すような機能が実現されている。なお、図13と図5とを比較するとわかるように、本変形例のサーバ10は、上記実施形態(図5)のX最大角速度算出部26、着目時間特定部28、Z角速度幅算出部30の機能に代えて、横移動量算出部24としての機能を有する。
横移動量算出部24は、遊脚相特定部22が上記実施形態と同様にして特定した遊脚相を取得する。そして、横移動量算出部24は、遊脚相の時間そのものを着目時間とし、着目時間内の最初の極小値から次の極大値までの間のグラフを時間積分した面積S(図14のハッチング部分参照)を算出する。この面積Sは、図15に示す脚の左右方向への開き角θに相当する。
したがって、横移動量算出部24は、患者の脚の長さの情報を格納する患者DB25(図13参照)から、患者の脚の長さrを取得し、rとθから、次式(2)に基づいて、脚の横移動量aを算出する。
a=r×sinθ …(2)
横移動量算出部24は、算出した横移動量aを特徴量算出部32に送信する。特徴量算出部32は、1回の歩行テストのデータから得られた複数の横移動量aを特徴量とする。
出力部34は、複数の特徴量(横移動量a)のうちの最大値を患者の分回し歩行に関する出力用特徴量とする。そして、出力部34は、出力用特徴量を医師用端末70に送信する。
なお、本変形例では、横移動量算出部24と、特徴量算出部32と、出力部34とにより、患者が分回し歩行を行っているか否かの判定に用いる指標(出力用特徴量)を算出する算出部としての機能が実現されている。
以上のように、本変形例の場合にも、臨床現場で使用される歩行周期(ランチョ・ロス・アミーゴ方式)に則して分回し歩行に関する出力用特徴量を算出するので、医師は、患者が分回し歩行を行っているか否かを適切に判定することが可能である。なお、脚の横移動量aは上記のようにZ軸回りの角速度から求めなくてもよい。例えば、加速度センサや速度センサの検出結果に基づいて、横移動量aを算出してもよい。
なお、上記変形例においては、特徴量算出部32が、患者の脚の長さrと開き角θとを用いて脚の横移動量aを算出し、特徴量とする場合について説明したが、これに限られるものではない。例えば、特徴量は開き角θそのものであってもよい。このようにしても、医師は、特徴量の変化を観察することで、症状の改善や、治療の効果などを確認することができる。
なお、上記実施形態及び変形例では、図10の処理をサーバ10が実行する場合について説明したが、これに限られるものではない。例えば、図10の処理の一部又は全部を理学療法士用端末60や医師用端末70が実行することとしてもよい。すなわち、図10の処理は、情報処理システム100内の1又は複数の装置により実現されていればよい。
なお、上記実施形態及び変形例では、センシング機器50を理学療法士用端末60に接続する場合について説明したが、これに限らず、センシング機器50を医師用端末70に接続することとしてもよい。この場合、医師用端末70が、上記実施形態の理学療法士用端末60と同様の処理を行うようにすればよい。
なお、上記実施形態及び変形例では、出力部34が、特徴量を医師用端末70に対して出力する場合について説明したが、これに限らず、出力部34は、その他の端末に対して特徴量を出力してもよい。例えば、出力部34は、理学療法士用端末60や、治験を実施する製薬会社の端末に対して特徴量を出力することとしてもよい。
なお、上記の処理機能は、コンピュータによって実現することができる。その場合、処理装置が有すべき機能の処理内容を記述したプログラムが提供される。そのプログラムをコンピュータで実行することにより、上記処理機能がコンピュータ上で実現される。処理内容を記述したプログラムは、コンピュータで読み取り可能な記憶媒体(ただし、搬送波は除く)に記録しておくことができる。
プログラムを流通させる場合には、例えば、そのプログラムが記録されたDVD(Digital Versatile Disc)、CD-ROM(Compact Disc Read Only Memory)などの可搬型記憶媒体の形態で販売される。また、プログラムをサーバコンピュータの記憶装置に格納しておき、ネットワークを介して、サーバコンピュータから他のコンピュータにそのプログラムを転送することもできる。
プログラムを実行するコンピュータは、例えば、可搬型記憶媒体に記録されたプログラムもしくはサーバコンピュータから転送されたプログラムを、自己の記憶装置に格納する。そして、コンピュータは、自己の記憶装置からプログラムを読み取り、プログラムに従った処理を実行する。なお、コンピュータは、可搬型記憶媒体から直接プログラムを読み取り、そのプログラムに従った処理を実行することもできる。また、コンピュータは、サーバコンピュータからプログラムが転送されるごとに、逐次、受け取ったプログラムに従った処理を実行することもできる。
上述した実施形態は本発明の好適な実施の例である。但し、これに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変形実施可能である。
20 センシング結果取得部(取得部)
22 遊脚相特定部(検出部)
26 X最大角速度算出部(特定部の一部)
28 着目時間特定部(特定部の一部)
30 Z角速度幅算出部(算出部の一部)
32 特徴量算出部(算出部の一部)
34 出力部(算出部の一部)
50 センシング機器(センサ)
100 情報処理システム(100)

Claims (7)

  1. 人の足首に装着したセンサにより検出された歩行時の足首の角速度の情報を取得し、
    取得した前記角速度の情報のうち、前記人の左右方向に伸びる第1軸回りの角速度の時間変化に基づいて、足が地面から浮いている時間である遊脚相を検出し、
    前記遊脚相の先頭から所定時間を着目時間として特定し、
    取得した前記角速度の情報のうち、鉛直方向に伸びる第2軸回りの角速度の前記着目時間内における時間変化に基づいて、前記人が分回し歩行を行っているか否かの判定に用いる指標を算出す処理をコンピュータに実行させ情報処理プログラム。
  2. 前記着目時間は、前記遊脚相の先頭から、前記遊脚相の時間内において前記第1軸回りの角速度が最大になる時刻までの時間であことを特徴とする請求項1に記載の情報処理プログラム。
  3. 前記指標は、前記着目時間内における前記第2軸回りの角速度の最大値と最小値の差分に基づく値であることを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理プログラム。
  4. 前記指標は、前記着目時間内における前記第2軸回りの角速度の最大値と最小値の差分を、前記遊脚相における前記第1軸回りの角速度の最大値で除した値であることを特徴とする請求項3に記載の情報処理プログラム。
  5. 前記算出する処理では、前記第2軸回りの角速度の前記着目時間内における時間変化と、前記人の脚の長さと、から前記人の脚が左右方向に移動した移動量を算出し、算出した前記移動量を前記指標とすことを特徴とする請求項1に記載の情報処理プログラム。
  6. 人の足首に装着したセンサにより検出された歩行時の足首の角速度の情報を取得し、
    取得した前記角速度の情報のうち、前記人の左右方向に伸びる第1軸回りの角速度の時間変化に基づいて、足が地面から浮いている時間である遊脚相を検出し、
    前記遊脚相の先頭から所定時間を着目時間として特定し、
    取得した前記角速度の情報のうち、鉛直方向に伸びる第2軸回りの角速度の前記着目時間内における時間変化に基づいて、前記人が分回し歩行を行っているか否かの判定に用いる指標を算出す処理をコンピュータが実行することを特徴とする情報処理方法。
  7. 人の足首に装着したセンサにより検出された歩行時の足首の角速度の情報を取得する取得部と、
    取得した前記角速度の情報のうち、前記人の左右方向に伸びる第1軸回りの角速度の時間変化に基づいて、足が地面から浮いている時間である遊脚相を検出する検出部と、
    前記遊脚相の先頭から所定時間を着目時間として特定する特定部と、
    取得した前記角速度の情報のうち、鉛直方向に伸びる第2軸回りの角速度の前記着目時間内における時間変化に基づいて、前記人が分回し歩行を行っているか否かの判定に用いる指標を算出する算出部を備える情報処理システム。
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