JP7089265B2 - ヘアドライヤ保持具 - Google Patents

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Description

本発明は、ヘアドライヤを保持するヘアドライヤ保持具に関する。
従来、ヘアドライヤを保持するヘアドライヤ保持具として、ヘアドライヤを支持する支持部と、例えば、被取付部に取り付けられる取付部とを備えるヘアドライヤ保持具が、知られている(例えば、特許文献1)。斯かるヘアドライヤ保持具においては、取付部が粘着テープやネジにより被取付部に固定されるため、ヘアドライヤを使用しない場合に、ヘアドライヤ保持具が邪魔になる場合がある。
登録実用新案第3003983号公報
そこで、課題は、被取付部に対して取り付け及び取り外しを容易に行えるヘアドライヤ保持具を提供することである。
ヘアドライヤ保持具は、本体部から突出するハンドル部を有するヘアドライヤを保持するヘアドライヤ保持具であって、前記ハンドル部の周りに配置されて前記ヘアドライヤを支持する支持部と、被取付部の上部に引っ掛けられる引掛部と、を備える。
また、ヘアドライヤ保持具は、面部と離れて対面し且つ前記面部に沿って延びる棒状の前記被取付部に対して、前記引掛部よりも下方に配置されて前記面部に当たる当接部と、前記引掛部と前記当接部とを接続する接続部と、をさらに備える、という構成でもよい。
また、ヘアドライヤ保持具は、前記支持部の位置に対する前記当接部の位置を変更可能な位置変更部を、さらに備える、という構成でもよい。
また、ヘアドライヤ保持具においては、前記支持部は、前記ハンドル部を挟むように配置される直線状の挟み部を一対備え、前記引掛部は、前記挟み部の端部から曲がるように延びて形成される、という構成でもよい。
また、ヘアドライヤ保持具は、前記支持部を有する第1部材と、前記当接部を有する第2部材と、を備え、前記位置変更部は、前記第1部材と前記第2部材とを回転可能に接続する、という構成でもよい。
以上の如く、ヘアドライヤ保持具は、被取付部に対して取り付け及び取り外しを容易に行える、という優れた効果を奏する。
図1は、一実施形態に係るヘアドライヤ保持具がヘアドライヤを保持する状態を示す側面図である。 図2は、同実施形態に係るヘアドライヤ保持具がヘアドライヤを保持する状態を示す斜視図である。 図3は、同実施形態に係るヘアドライヤ保持具の全体斜視図である。 図4は、同実施形態に係るヘアドライヤ保持具がヘアドライヤを保持する状態を示す側面図である。 図5は、同実施形態に係るヘアドライヤ保持具がヘアドライヤを保持する状態を示す側面図である。 図6は、同実施形態の一変形例に係るヘアドライヤ保持具の全体斜視図である。 図7は、同変形例に係るヘアドライヤ保持具がヘアドライヤを保持する状態を示す側面図である。 図8は、同実施形態の他の変形例に係るヘアドライヤ保持具の全体斜視図である。 図9は、同変形例に係るヘアドライヤ保持具がヘアドライヤを保持する状態を示す側面図である。 図10は、同実施形態のさらに他の変形例に係るヘアドライヤ保持具の全体斜視図である。 図11は、同変形例に係るヘアドライヤ保持具がヘアドライヤを保持する状態を示す側面図である。 図12は、他の実施形態に係るヘアドライヤ保持具の全体平面図である。 図13は、同実施形態に係るヘアドライヤ保持具の全体正面図である。 図14は、同実施形態に係るヘアドライヤ保持具の全体側面図である。 図15は、同実施形態に係るヘアドライヤ保持具がヘアドライヤを保持する状態を示す側面図である。 図16は、同実施形態に係るヘアドライヤ保持具の全体正面図であって、折り畳まれた状態を示す図である。 図17は、同実施形態に係るヘアドライヤ保持具の全体側面図であって、折り畳まれた状態を示す図である。 図18は、同実施形態に係るヘアドライヤ保持具が異なる方法でヘアドライヤを保持する際の状態を示す側面図である。 図19は、同実施形態に係るヘアドライヤ保持具が異なる方法でヘアドライヤを保持する際の状態を示す正面図である。 図20は、同実施形態の変形例に係るヘアドライヤ保持具がヘアドライヤを保持する状態を示す側面図である。 図21は、同変形例に係るヘアドライヤ保持具の全体正面図であって、折り畳まれた状態を示す図である。 図22は、さらに他の実施形態に係るヘアドライヤ保持具の全体斜視図である。 図23は、同実施形態に係るヘアドライヤ保持具の全体側面図である。 図24は、同実施形態に係るヘアドライヤ保持具がヘアドライヤを保持する状態を示す側面図である。 図25は、同実施形態に係るヘアドライヤ保持具がヘアドライヤを保持する状態を示す側面図である。 図26は、さらに他の実施形態に係るヘアドライヤ保持具の全体斜視図である。 図27は、同実施形態に係るヘアドライヤ保持具がヘアドライヤを保持する状態を示す側面図である。
<第1実施形態>
以下、ヘアドライヤ保持具における第1の実施形態について、図1~図11を参照しながら説明する。なお、各図(図12~図27も同様)において、図面の寸法比と実際の寸法比とは、必ずしも一致しておらず、また、各図面の間での寸法比も、必ずしも一致していない。
図1及び図2に示すように、ヘアドライヤ保持具(以下、単に「保持具」ともいう)1は、被取付部6に取り付けられ、ヘアドライヤ(以下、単に「ドライヤ」ともいう)5を保持している。ここで、保持具1の各構成を説明するのに先立って、ドライヤ5及び被取付部6等について説明する。
なお、各図、及び、以下の説明において、各方向D1~D3は、保持具1がドライヤ5を保持している状態を基準として、定められている。第1方向D1は、前後方向D1ともいい、第1方向D1のうち、図における矢印方向を前方とし、図における矢印方向と反対方向を後方とする。そして、第1方向D1と直交する第2方向D2は、横方向(左右方向)D2ともいい、第2方向D2のうち、図における矢印方向を左方とし、図における矢印方向と反対方向を右方とする。
また、第1方向D1及び第2方向D2とそれぞれ直交する第3方向D3は、上下方向D3ともいい、第3方向D3のうち、図における矢印方向は、上方とし、図における矢印方向と反対方向を下方とする。なお、前後、左右、及び上下については、説明の便宜上で用いるためであって、保持具1がドライヤ5を保持していない状態において、前後が反対になったり、左右が反対になったり、そして、上下が反対になったりしてもよいことは勿論である。
ドライヤ5は、風が吹き出される吹出口51aを有する本体部51と、本体部51から突出して、把持されるハンドル部52とを備えている。また、ドライヤ5は、ハンドル部52の端部52aから延びる電源コード53を備えている。なお、図示していないが、本体部51は、内部に、ヒータ及び送風ファン等を備えている。
ハンドル部52は、本体部51に連結される基部52bを備えている。そして、端部52aは、基部52bと回転可能に接続されている。これにより、ハンドル部52の端部52aは、折り畳められることで、本体部51に沿って位置することもできる。また、ハンドル部52は、操作される操作部(スライドスイッチ)52cを備えている。なお、ハンドル部52は、ドライヤ5が保持具1に保持されている状態においては、本体部51から下方に向けて突出している。
被取付部6は、所定の厚みを有している。具体的には、被取付部6は、棒状に形成されている。そして、被取付部6は、直線状に延びており、横方向D2に沿って配置されている。また、被取付部6の断面形状は、円形状である。なお、被取付部6の断面形状は、例えば、三角形状、矩形状、又は多角形状である、という構成でもよい。
被取付部6は、面部7と離れて対面するように、面部7の前方に配置されている。なお、棒状の被取付部6は、面部7に沿って延びている。そして、被取付部6の端部は、それぞれ固定部8,8により、面部7に固定されている。本実施形態においては、被取付部6は、タオル掛けであり、面部7は、壁である。なお、被取付部6と面部7との間の距離は、特に限定されない。
図1~図3に示すように、保持具1は、ドライヤ5を支持する支持部11と、被取付部6に引っ掛けられる引掛部12,12とを備えている。また、保持具1は、面部7に当たる当接部13,13と、引掛部12と当接部13とを接続する接続部14,14とを備えている。
支持部11は、ハンドル部52を挟むように配置される一対の挟み部11a,11bと、一対の挟み部11a,11bの前方の端部を連結する連結部11cとを備えている。即ち、支持部11は、後方の一部が開放された環状に、形成されている。
挟み部11a,11bは、直線状に形成されており、連結部11cは、曲線状(具体的には、湾曲状)に形成されている。そして、連結部11cは、可撓性を有しており、変形可能である。これにより、連結部11cが変形することで、挟み部11a,11b間の距離が変更できるため、ハンドル部52の色々なサイズに対応することができる。
支持部11は、ハンドル部52の周りに配置されている。具体的には、支持部11は、ハンドル部52の上端の周りに配置されている。そして、支持部11は、本体部51を下方から支持することで、ドライヤ5を支持している。
引掛部12は、曲線状に形成されている。具体的には、引掛部12は、湾曲状に形成されている。そして、引掛部12は、支持部11の挟み部11a,11bの後方の端部からそれぞれ曲がるように延びて形成されている。なお、挟み部11a,11b及び引掛部12は、それぞれ棒状に形成されている。また、引掛部12は、被取付部6の上部に引っ掛かっている。具体的には、引掛部12は、被取付部6の上部で且つ面部7側(後方側)に引っ掛かっている。
当接部13は、引掛部12よりも下方に配置されている。そして、接続部14の全体は、被取付部6と面部7とが対面する方向(前後方向D1)において、被取付部6と面部7との間に配置されている。なお、接続部14は、直線状に形成されている。また、接続部14は、棒状に形成されている。
図1に係る保持具1の状態においては、引掛部12が被取付部6の上部に引っ掛かると共に、当接部13が面部7に当たることで、保持具1が被取付部6に対して安定して取り付けられている。そして、支持部11がドライヤ5を支持しているため、ドライヤ5は、保持具1により保持されている。なお、図1に係る保持具1の状態においては、ドライヤ5は、被取付部6に接している一方で、面部7から離れている。
したがって、例えば、ドライヤ5を手で持つことなく、髪をドライヤ5で乾かすことができる。これにより、両手が自由となるため、例えば、クシ、ヘアアイロン、整髪剤等を持ちながら、髪をドライヤ5で乾かすことができる。そして、ドライヤ5の使用が終わった後には、引掛部12を被取付部6から取り外すだけで、保持具1を容易に片付けることができる。
ところで、引掛部12は、可撓性を有しており、変形可能である。例えば、引掛部12は、曲率半径を変えるように、変形可能である。これにより、引掛部12は、支持部11の位置に対する当接部13の位置を変更可能な位置変更部15としても機能する。例えば、図4に係る保持具1の状態においては、図1に係る保持具1の状態と比較して、引掛部12(位置変更部15)の曲率半径が小さくなっているため、当接部13が支持部11に対して近くなっている。
これにより、被取付部6に対する支持部11の位置や向きを変更することができる。例えば、図4に係る保持具1の状態においては、図1に係る保持具1の状態と比較して、ドライヤ5の吹出口51aが、下方側に向いている。
なお、図4に係る保持具1の状態においては、引掛部12が被取付部6の上部に引っ掛かることで、保持具1が被取付部6に取り付けられている。そして、ドライヤ5の電源コード53が面部7に当たると共に、支持部11がドライヤ5を支持しているため、ドライヤ5は、保持具1により保持されている。なお、図4に係る保持具1の状態においては、当接部13は、面部7から離れている。
また、保持具1を形成する材質は、特に限定されないが、少なくとも支持部11の連結部11c及び位置変更部15は、可撓性を有する材質で形成されている。例えば、保持具1は、可撓性を有する心線材と、心線材を被覆する被覆材とで、構成されていてもよい。そして、例えば、心線材の材質は、金属(例えば、アルミ)であってもよく、また、例えば、被覆材の材質は、合成樹脂(例えばPVC)であってもよい。
このように、支持部11の連結部11c及び位置変更部15は、他の部分と同じ材料で形成されている。但し、連結部11c及び位置変更部15は、湾曲して曲線状であるため、直線状の挟み部11a,11b及び接続部14と比較して、変形し易くなっている。即ち、挟み部11a,11b及び接続部14も、変形可能ではあるものの、挟み部11a,11b及び接続部14を変形させるために必要な力は、連結部11c及び位置変更部15を変形させるために必要な力よりも、大きくなる。
また、当接部13は、被覆材を覆うキャップを備えている。例えば、キャップの材質は、被覆材よりも柔らかい樹脂(例えばゴム)が好ましい。これにより、当接部13が面部7に当たる際に、面部7に傷がつくことを抑制している。なお、キャップが備えられておらず、被覆材が露出している、という構成でもよい。
以上より、本実施形態に係るヘアドライヤ保持具1は、本体部51から突出するハンドル部52を有するヘアドライヤ5を保持するヘアドライヤ保持具1であって、前記ハンドル部52の周りに配置されて前記ヘアドライヤ5を支持する支持部11と、被取付部6の上部に引っ掛けられる引掛部12と、を備える。
斯かる構成によれば、支持部11は、ハンドル部52の周りに配置され、ヘアドライヤ5を支持している。そして、引掛部12が被取付部6の上部に引っ掛けられることで、ヘアドライヤ保持具1が被取付部6に取り付けられるため、ヘアドライヤ5を保持することができる。また、引掛部12が被取付部6の上部に引っ掛けられているだけなので、引掛部12を被取付部6から容易に取り外すことができる。したがって、被取付部6に対してヘアドライヤ保持具1の取り付け及び取り外しを容易に行える。
また、本実施形態に係るヘアドライヤ保持具1は、面部7と離れて対面し且つ前記面部7に沿って延びる棒状の前記被取付部6に対して、前記引掛部12よりも下方に配置されて前記面部7に当たる当接部13と、前記引掛部12と前記当接部13とを接続する接続部14と、をさらに備える、という構成である。
斯かる構成によれば、被取付部6は、面部7と離れて対面し、面部7に沿って棒状に延びている。それに対して、当接部13は、引掛部12よりも下方に配置され、また、接続部14は、引掛部12と当接部13とを接続している。そして、引掛部12が被取付部6の上部に引っ掛かると共に、当接部13が面部7に当たっているため、ヘアドライヤ保持具1が被取付部6に対して安定して取り付けられる。
また、本実施形態に係るヘアドライヤ保持具1は、前記支持部11の位置に対する前記当接部13の位置を変更可能な位置変更部15を、さらに備える、という構成である。
斯かる構成によれば、位置変更部15は、支持部11の位置に対する当接部13の位置を変更することができるため、例えば、被取付部6に対する支持部11の位置や向き等を変更することができる。これにより、例えば、ヘアドライヤ保持具1に保持されたヘアドライヤ5の位置や向き等を変更することができる。
また、本実施形態に係るヘアドライヤ保持具1においては、前記支持部11は、前記ハンドル部52を挟むように配置される直線状の挟み部11a,11bを一対備え、前記引掛部12は、前記挟み部11bの端部から曲がるように延びて形成される、という構成である。
斯かる構成によれば、支持部11は、ハンドル部52を挟むように配置される直線状の挟み部11a,11bを一対備えている。そして、引掛部12は、挟み部11a,11bの端部からそれぞれ曲がるように延びて形成されている。これにより、例えば、ヘアドライヤ保持具1を簡素な構成にすることができる。
なお、ヘアドライヤ保持具1は、上記した第1実施形態に係るヘアドライヤ保持具1の構成及び作用に限定されるものではない。例えば、上記した第1実施形態に係るヘアドライヤ保持具1に対して、以下のような変更が行われてもよい。
(1)図1~図4に係るヘアドライヤ保持具1は、面部7に沿って棒状に延びる被取付部6に取り付けられる、という構成である。しかしながら、ヘアドライヤ保持具1は、斯かる構成に限られない。例えば、図5に示すように、ヘアドライヤ保持具1は、板状に形成される被取付部6に取り付けられる、という構成でもよい。
図5に係る保持具1の状態においては、引掛部12が被取付部6の上部に引っ掛かることで、保持具1が被取付部6に取り付けられている。そして、ドライヤ5のハンドル部52が被取付部6の表面に当たると共に、支持部11がドライヤ5を支持しているため、ドライヤ5は、保持具1により保持されている。なお、図5に係る保持具1の状態においては、当接部13は、被取付部6から離れている。例えば、図5に係る被取付部6は、扉、仕切り板、鏡台等である。
(2)また、上記第1実施形態に係るヘアドライヤ保持具1においては、支持部11の連結部11c及び位置変更部15は、他の部分と同じ材料で形成されている、という構成である。しかしながら、ヘアドライヤ保持具1は、斯かる構成に限られない。例えば、図6及び図7に示すように、ヘアドライヤ保持具1の一部(可撓部)1aは、変形し易いように、他部(剛性部)1bよりも、可撓性(柔軟性)を有する材質で形成されている、という構成でもよい。
(2-1)図6及び図7に係る保持具1においては、可撓部1aは、変形し易いように、可撓性を有する材質で形成されており、剛性部1bは、変形することを防止するように、剛性を有する材質で形成されている。可撓部1a及び剛性部1bを形成する材質は、特に限定されないが、例えば、可撓部1aは、可撓性を有する心線材と、心線材を被覆する被覆材とで、構成されていてもよく、また、例えば、剛性部1bは、剛性を有する硬質樹脂で構成されていてもよい。
なお、可撓部1aは、保持具1の前方部であって、支持部11を構成しており、剛性部1bは、保持具1の後方部であって、引掛部12、当接部13、及び接続部14を構成している。これにより、支持部11が変形することで、ハンドル部52の色々なサイズに対応することができる一方で、引掛部12が変形しないため、即ち、位置変更部が設けられていないため、支持部11の位置に対する当接部13の位置は、一定(不変)となる。
(2-2)また、例えば、支持部11の連結部11c及び位置変更部15は、変形し易いように、支持部11の挟み部11a,11b及び接続部14よりも、可撓性(柔軟性)を有する材質で形成されている、という構成でもよい。斯かる構成によれば、連結部11c及び位置変更部15を容易に変形させることができる。
(3)また、上記第1実施形態に係るヘアドライヤ保持具1においては、支持部11は、後方の一部が開放された環状に、形成されている、という構成である。しかしながら、ヘアドライヤ保持具1は、斯かる構成に限られない。例えば、支持部11は、図8~図11に示すように、支持部11は、前方の一部が開放された環状に、形成されている、という構成でもよい。
斯かる構成によれば、図9及び図11に示すように、ハンドル部52が基部(上端部)52bに操作部52dを備えているドライヤ5に対して、保持具1がドライヤ5を保持している状態で、当該操作部52dを操作することができる。当該操作部52dは、例えば、押しボタンであったり、スライドスイッチであったりする。
(3-1)図8及び図9に係る保持具1においては、支持部11は、ハンドル部52を挟むように配置される直線状の挟み部11a,11bを一対備えている。そして、引掛部12は、支持部11の挟み部11a,11bの後方の端部からそれぞれ曲がるように延びて形成されている。また、接続部14は、引掛部12の後方の端部から直線状に延びて形成されており、当接部13は、接続部14の後方の端部同士を連結するように、曲線状(具体的には、湾曲状)に形成されている。
なお、保持具1は、可撓性を有する心線材と、心線材を被覆する被覆材とで、構成されている。なお、挟み部11a,11bの前方の端部は、被覆材を覆うキャップで構成されている。そして、挟み部11a,11bが変形されることで、挟み部11a,11b間の距離が変更できるため、ハンドル部52の色々なサイズに対応することができる。
また、引掛部12は、可撓性を有しており、変形可能である。これにより、引掛部12は、支持部11の位置に対する当接部13の位置を変更可能な位置変更部15としても機能する。例えば、図8及び図9に係る保持具1は、図1~図5に係る保持部1の状態に対して、前後方向D1を(具体的には、左右方向D2及び上下方向D3も)反対にし、引掛部12で、被取付部6の上部に引っ掛けられている、という構成でもよい。
(3-2)図10及び図11に係る保持具1は、変形し易いように、可撓性を有する材質で形成される可撓部1aと、変形することを防止するように、剛性を有する材質で形成される剛性部1bとを備えている。なお、可撓部1aは、保持具1の前方部であって、支持部11を構成しており、剛性部1bは、保持具1の後方部であって、引掛部12、当接部13、及び接続部14を構成している。
そして、挟み部11a,11bが変形されることで、挟み部11a,11b間の距離が変更できるため、ハンドル部52の色々なサイズに対応することができる。一方で、引掛部12が変形しないため、即ち、位置変更部が設けられていないため、支持部11の位置に対する当接部13の位置は、一定(不変)となる。
<第2実施形態>
次に、ヘアドライヤ保持具における第2の実施形態について、図12~図21を参照しながら説明する。なお、図12~図21において、図1~図11の符号と同一の符号を付した部分は、第1実施形態と略同様の構成又は略同様の機能(作用)を有する要素を表し、その説明は、繰り返さない。
図12~図15に示すように、保持具2は、ドライヤ5を支持する支持部21と、被取付部6に引っ掛けられる引掛部22と、面部7に当たる当接部23と、引掛部22と当接部23とを接続する接続部24,24とを備えている。なお、保持具2は、先方側(前方側)に支持部21を有する第1部材2aと、先方側(下方側)に当接部23を有する第2部材2bとを備えている。
保持具2は、支持部21の位置に対する当接部23の位置を変更可能な位置変更部25を備えている。そして、位置変更部25は、第1部材2aの基端部(後端部)と第2部材2bの基端部(上端部)とを回転可能に接続しており、第2部材2bに対する第1部材2aの位置を保持できる。即ち、位置変更部25は、ヒンジ機構であって、力が付与された際に、第2部材2bに対する第1部材2aの位置を変更でき、力が付与されていない際に、第2部材2bに対する第1部材2aの位置を保持する。
支持部21は、ハンドル部52を挟むように配置される一対の挟み部21a,21bと、一対の挟み部21a,21bの後方の端部を連結する連結部21cとを備えている。即ち、支持部21は、前方の一部が開放された環状に、形成されている。
挟み部21a,21bは、弾性を有している。これにより、挟み部21a,21bは、ハンドル部52を挟み込むことにより、ドライヤ5を支持している。具体的には、挟み部21a,21bは、互いに離れる方向に弾性変形することにより互いに近づく方向への復元力が働くため、ハンドル部52に加圧接触している。このように、挟み部21a,12bが弾性変形することによって、挟み部21a,21b間の距離が変更できるため、ハンドル部52の色々なサイズに対応することができる。
保持具2を形成する材質は、特に限定されないが、少なくとも支持部21の挟み部21a,21bは、弾性を有する材質で形成されている。本実施形態においては、支持部21は、ハンドル部52と接触する接触部21dと、接触部21dを支持する本体部21eとを備えている。
接触部21dは、支持部21の内周部に配置されており、本体部21eは、支持部21eの外周部に配置されている。そして、接触部21dの弾性率は、支持部21eの弾性率よりも、小さくなっている。例えば、接触部21dは、エラストマー樹脂やゴムで形成されていてもよく、また、例えば、支持部21eは、硬質樹脂で形成されていてもよい。
これにより、接触部21dが弾性変形することで、ドライヤ5を保持することができる。なお、ハンドル部52のサイズによっては、本体部21eも、弾性変形することができる。また、接触部21dは、柔らかいため、ヘアドライヤ5と接触する際に、ヘアドライヤ5に傷がつくことを抑制することができる。
引掛部22は、第1部材2aの基方側(後方側)と第2部材2bの基方側(上方側)とで構成されている。そして、引掛部22は、被取付部6の上部に引っ掛かっている。具体的には、引掛部22は被取付部6の上部で且つ面部7側(後方側)に引っ掛かっている。また、接続部24は、第2部材2bの中間部で構成されている。
なお、保持具2が使用されない場合には、図16及び図17に示すように、第1部材2aは、第2部材2bに対して回転して折り畳められることで、第2部材2bに収容される。このとき、第1部材2a及び第2部材2bは、位置変更部25の軸方向(横方向)D2において、重なり合っている。これにより、不使用時に、保持具2を小型化することができるため、例えば、保持具2を持ち運びすることが容易となったり、また、例えば、保持具2を収容するための空間を小さくしたりすることができる。
以上より、本実施形態に係るヘアドライヤ保持具2は、本体部51から突出するハンドル部52を有するヘアドライヤ5を保持するヘアドライヤ保持具2であって、前記ハンドル部52の周りに配置されて前記ヘアドライヤ5を支持する支持部21と、被取付部6の上部に引っ掛けられる引掛部22と、を備える。
斯かる構成によれば、支持部21は、ハンドル部52の周りに配置され、ヘアドライヤ5を支持している。そして、引掛部22が被取付部6の上部に引っ掛けられることで、ヘアドライヤ保持具2が被取付部6に取り付けられるため、ヘアドライヤ5を保持することができる。また、引掛部22が被取付部6の上部に引っ掛けられているだけなので、引掛部22を被取付部6から容易に取り外すことができる。したがって、被取付部6に対してヘアドライヤ保持具2の取り付け及び取り外しを容易に行える。
また、本実施形態に係るヘアドライヤ保持具2は、面部7と離れて対面し且つ前記面部7に沿って延びる棒状の前記被取付部6に対して、前記引掛部22よりも下方に配置されて前記面部7に当たる当接部23と、前記引掛部22と前記当接部23とを接続する接続部24と、をさらに備える、という構成である。
斯かる構成によれば、被取付部6は、面部7と離れて対面し、面部7に沿って棒状に延びている。それに対して、当接部23は、引掛部22よりも下方に配置され、また、接続部24は、引掛部22と当接部23とを接続している。そして、引掛部22が被取付部6の上部に引っ掛かると共に、当接部23が面部7に当たっているため、ヘアドライヤ保持具2が被取付部6に対して安定して取り付けられる。
また、本実施形態に係るヘアドライヤ保持具2は、前記支持部21の位置に対する前記当接部23の位置を変更可能な位置変更部25を、さらに備える、という構成である。
斯かる構成によれば、位置変更部25は、支持部21の位置に対する当接部23の位置を変更することができるため、例えば、被取付部6に対する支持部21の位置や向き等を変更することができる。これにより、例えば、ヘアドライヤ保持具2に保持されたヘアドライヤ5の位置や向き等を変更することができる。
また、本実施形態に係るヘアドライヤ保持具2は、前記支持部21を有する第1部材2aと、前記当接部23を有する第2部材2bと、を備え、前記位置変更部25は、前記第1部材2aと前記第2部材2bとを回転可能に接続する、という構成である。
斯かる構成によれば、位置変更部25は、第1部材2aと第2部材2bとを回転可能に接続している。これにより、第1部材2aが第2部材2bに対して回転することで、支持部21の位置に対する当接部23の位置を変更することができる。
なお、ヘアドライヤ保持具2は、上記した第2実施形態に係るヘアドライヤ保持具2の構成及び作用に限定されるものではない。例えば、上記した第2実施形態に係るヘアドライヤ保持具2に対して、以下のような変更が行われてもよい。
(1)図15に係るヘアドライヤ保持具2は、面部7に沿って延びる棒状の被取付部6に取り付けられる、という構成である。しかしながら、ヘアドライヤ保持具2は、斯かる構成に限られない。例えば、図18及び図19に示すように、ヘアドライヤ保持具2は、面部7から突出する被取付部6(例えば、フックやネジ)に取り付けられる、という構成でもよい。
図18及び図19に係る保持具2の状態は、図15に係る保持部2の状態に対して、上下方向D3を(具体的には、前後方向D1及び左右方向D2も)反対にする、又は、第2部材2bを第1部材2aに対して約180°回転させている。そして、保持具2は、第2部材2bの先方側(上方側)に配置される引掛部22で、被取付部6の上部に引っ掛けられている。
引掛部22は、第2部材2bの先端部(図15の状態においては、当接部23)の内周側に、凹状(一部が開放された凹部)に形成されている。なお、引掛部22は、凹状に形成されている、という構成に限られない。例えば、引掛部22は、被取付部6に挿入されるように、貫通孔(閉塞された凹部)である、という構成でもよい。
(2)また、上記第2実施形態に係るヘアドライヤ保持具2においては、位置変更部25は、一つ備えられている、という構成である。しかしながら、ヘアドライヤ保持具2は、斯かる構成に限られない。例えば、図20及び図21に示すように、位置変更部25,26は、複数備えられている、という構成でもよい。なお、位置変更部25,26は、三つ以上備えられていてもよい。
図20に係る保持具2は、先方側(前方側)に支持部21を有する第1部材2aと、先方側(後方側)に当接部23を有する第2部材2bとを備えている。また、保持具2は、第1部材2aと第2部材2bとを接続する第3部材2cを備えている。
保持具2は、支持部21の位置に対する当接部23の位置を変更可能な第1及び第2位置変更部25,26を備えている。そして、第1位置変更部25は、第1部材2aの基端部(後端部)と第3部材2cの第1端部(上端部)とを回転可能に接続しており、第2位置変更部26は、第3部材2cの第2端部(下端部)と第2部材2bの基端部(前端部)とを回転可能に接続している。
引掛部22は、第1部材2aの基方側(後方側)と第3部材2cの第1端部側(上端部側)とで構成されている。そして、引掛部22は、被取付部6の上部に引っ掛けられている。また、接続部24は、第3部材2cの第2端部側(下端部側)と第2部材2bの基方側(前方側)とで構成されている。
なお、保持具2が使用されない場合には、図21に示すように、第1部材2a及び第3部材2cは、第2部材2bに対して回転して折り畳められることで、各部材2a~2cは、位置変更部25,26の軸方向(横方向)D2において、重なり合っている。これにより、不使用時に、保持具2を小型化することができるため、例えば、保持具2を持ち運びすることが容易となったり、また、例えば、保持具2を収容するための空間を小さくしたりすることができる。
(3)また、上記第2実施形態に係るヘアドライヤ保持具2においては、支持部21は、接触部21dと、接触部21dと異なる材質で形成される本体部21eとを備えている、という構成である。しかしながら、ヘアドライヤ保持具2は、斯かる構成に限られない。例えば、支持部21は、一つの材質(例えば、硬質樹脂)で形成されている、という構成でもよい。
<第3実施形態>
次に、ヘアドライヤ保持具における第3の実施形態について、図22~図25を参照しながら説明する。なお、図22~図25において、図1~図11の符号と同一の符号を付した部分は、第1実施形態と略同様の構成又は略同様の機能(作用)を有する要素を表し、その説明は、繰り返さない。
図22~図24に示すように、保持具3は、ドライヤ5を支持する支持部31と、被取付部6に引っ掛けられる引掛部32と、支持部31と引掛部32とを接続する第1接続部33とを備えている。また、保持具3は、面部7に当たる当接部34,34と、引掛部32と当接部34とを接続する第2接続部35,35とを備えている。
支持部31は、ハンドル部52を挟むように配置される一対の挟み部31a,31bと、一対の挟み部31a,31bを連結する連結部31cとを備えている。なお、連結部31cは、可撓性を有しており、変形可能である。これにより、連結部31cが変形することで、挟み部31a,31b間の距離が変更できる。そして、支持部31は、ハンドル部52の周りに配置され、本体部51を下方から支持することで、ドライヤ5を支持している。
引掛部32は、湾曲状に形成される凹部32aを備えている。そして、引掛部32は、被取付部6の上部に引っ掛かっている。このとき、引掛部32の凹部32aは、被取付部6の上部と接している。
第1接続部33は、引掛部32に挿入されている接続本体部33aを備えている。また、第1接続部33は、接続本体部33aが引掛部32から抜けることを防止するために、引掛部32に係止される係止部33bを備えている。
接続本体部33aは、軸状に形成されている。そして、接続本体部33aの一端部は、支持部31の連結部31cに固定されており、また、接続本体部33aの他端部は、係止部33bに固定されている。なお、係止部33bは、接続本体部33aよりも大径となるように、形成されている。
接続本体部33aは、引掛部32に対して軸周り(図22の1点鎖線矢印方向)に回転することができる。これにより、第1接続部33は、引掛部32に対する支持部31の向きを変更することができる。また、接続本体部33aは、引掛部32に対して軸方向(図22及び図23の破線矢印方向)に移動することができる。これにより、第1接続部33は、引掛部32に対する支持部31の位置、具体的には、引掛部32と支持部31との間の距離を変更することができる。
当接部34は、引掛部32よりも下方に配置されている。そして、第2接続部35の全体は、被取付部6と面部7とが対面する方向において、被取付部6と面部7との間に配置されている。
図24に係る保持具3の状態においては、引掛部32が被取付部6の上部に引っ掛かると共に、当接部34が面部7に当たることで、保持具3が被取付部6に対して安定して取り付けられている。そして、支持部31がドライヤ5を支持しているため、ドライヤ5は、保持具3により保持されている。
ところで、第2接続部35は、支持部31の位置に対する当接部33の位置を変更可能とすべく、可撓性を有して変形可能である位置変更部35aを備えている。例えば、図24に係る保持具3の状態においては、位置変更部35aは、直線状であるのに対して、図25に係る保持具3の状態においては、位置変更部35aは、曲線状(具体的には、湾曲状)である。
これにより、被取付部6に対する支持部31の位置や向きを変更することができる。例えば、図25に係る保持具3の状態においては、図24に係る保持具3の状態と比較して、ドライヤ5の吹出口51aが、上方側に向いている。また、図25に係る保持具3の状態においては、図24に係る保持具3の状態と比較して、支持部31は、引掛部32に対して、より上方側に位置している。
以上より、本実施形態に係るヘアドライヤ保持具3は、本体部51から突出するハンドル部52を有するヘアドライヤ5を保持するヘアドライヤ保持具3であって、前記ハンドル部52の周りに配置されて前記ヘアドライヤ5を支持する支持部31と、被取付部6の上部に引っ掛けられる引掛部32と、を備える。
斯かる構成によれば、支持部31は、ハンドル部52の周りに配置され、ヘアドライヤ5を支持している。そして、引掛部32が被取付部6の上部に引っ掛けられることで、ヘアドライヤ保持具3が被取付部6に取り付けられるため、ヘアドライヤ5を保持することができる。また、引掛部32が被取付部6の上部に引っ掛けられているだけなので、引掛部32を被取付部6から容易に取り外すことができる。したがって、被取付部6に対してヘアドライヤ保持具3の取り付け及び取り外しを容易に行える。
また、本実施形態に係るヘアドライヤ保持具3は、面部7と離れて対面し且つ前記面部7に沿って延びる棒状の前記被取付部6に対して、前記引掛部32よりも下方に配置されて前記面部7に当たる当接部34と、前記引掛部32と前記当接部34とを接続する接続部35と、をさらに備える、という構成である。
斯かる構成によれば、被取付部6は、面部7と離れて対面している。それに対して、当接部34は、引掛部32よりも下方に配置され、また、接続部35は、引掛部32と当接部34とを接続している。そして、引掛部32が被取付部6の上部に引っ掛かると共に、当接部34が面部7に当たっているため、ヘアドライヤ保持具3が被取付部6に対して安定して取り付けられる。
また、本実施形態に係るヘアドライヤ保持具3は、前記支持部31の位置に対する前記当接部34の位置を変更可能な位置変更部35aを、さらに備える、という構成である。
斯かる構成によれば、位置変更部35aは、支持部31の位置に対する当接部34の位置を変更することができるため、例えば、被取付部6に対する支持部31の位置や向き等を変更することができる。これにより、例えば、ヘアドライヤ保持具3に保持されたヘアドライヤ5の位置や向き等を変更することができる。
なお、ヘアドライヤ保持具3は、上記した第3実施形態に係るヘアドライヤ保持具3の構成及び作用に限定されるものではない。例えば、上記した第3実施形態に係るヘアドライヤ保持具3に対して、以下のような変更が行われてもよい。
(1)上記第3実施形態に係るヘアドライヤ保持具3においては、接続本体部33aは、引掛部32に対して軸周りに回転することができる、という構成である。しかしながら、ヘアドライヤ保持具3は、斯かる構成に限られない。例えば、接続本体部33aは、引掛部32に対して回転不能に固定されている、という構成でもよい。
(2)また、上記第3実施形態に係るヘアドライヤ保持具3においては、接続本体部33aは、引掛部32に対して軸方向に移動することができる、という構成である。しかしながら、ヘアドライヤ保持具3は、斯かる構成に限られない。例えば、接続本体部33aは、引掛部32に対して軸方向に移動不能に固定されている、という構成でもよい。
なお、ヘアドライヤ保持具は、上記した実施形態の構成に限定されるものではなく、また、上記した作用効果に限定されるものではない。また、ヘアドライヤ保持具は、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。例えば、上記した複数の実施形態の各構成や各方法等を任意に採用して組み合わせてもよく(1つの実施形態に係る各構成や各方法等を他の実施形態に係る構成や方法等に適用してもよく)、さらに、下記する各種の変更例に係る構成や方法等を任意に一つ又は複数選択して、上記した実施形態に係る構成や方法等に採用してもよいことは勿論である。
(1)上記各実施形態に係るヘアドライヤ保持具1~3は、面部7に当たる当接部13,23,34を備えている、という構成である。しかしながら、ヘアドライヤ保持具は、斯かる構成に限られない。例えば、図26及び図27に示すように、ヘアドライヤ保持具4は、面部7に当たる当接部を備えていない、という構成でもよい。
(2)また、例えば、図26及び図27に示すように、ヘアドライヤ保持具4においては、引掛部42は、支持部41よりも上方に配置されている、という構成でもよい。ここで、図26及び図27に係るヘアドライヤ保持具4について、以下説明する。
図26及び図27に係る保持具4は、ドライヤ5を支持する支持部41と、被取付部6に引っ掛けられる引掛部42と、支持部41と引掛部42とを接続する接続部43とを備えている。そして、引掛部42は、鉤状に形成されており、また、引掛部42及び接続部43は、板部材で一体的に形成されている。
図27に係る保持具4の状態においては、引掛部42が被取付部6の上部に引っ掛かると共に、接続部43が被取付部6の表面に当たることで、保持具4が被取付部6に対して安定して取り付けられている。そして、支持部41がドライヤ5を支持しているため、ドライヤ5は、保持具4により保持されている。
(3)また、上記各実施形態に係るヘアドライヤ保持具1~3は、支持部11,21,31の位置に対する当接部13,23,34の位置を変更可能な位置変更部15,25,35aを備えている、という構成である。しかしながら、ヘアドライヤ保持具は、斯かる構成に限られない。例えば、ヘアドライヤ保持具は、位置変更部を備えておらず、支持部11,21,31の位置に対する当接部13,23,34の位置は、一定(不変)である、という構成でもよい。
(4)また、上記各実施形態に係るヘアドライヤ保持具1~3においては、支持部11,21,31は、一部が開放された環状に形成されている、という構成である。しかしながら、ヘアドライヤ保持具は、斯かる構成に限られない。例えば、支持部は、閉塞された無端状の環状に形成されている、という構成でもよい。
(5)また、上記各実施形態に係るヘアドライヤ保持具1~3においては、接続部14,24,35の全体が、被取付部6と面部7とが対面する方向において、被取付部6と面部7との間に配置されている、という構成である。しかしながら、ヘアドライヤ保持具は、斯かる構成に限られない。例えば、接続部の一部が、被取付部6と面部7とが対面する方向において、被取付部6と面部7との間に配置されている、という構成でもよい。
(6)また、ヘアドライヤ保持具においては、当接部が面部7に当たり且つドライヤ5(例えば、ハンドル部52や電源コード53)が面部7に当たる状態で、ドライヤ5が保持具1により支持されてもよい。もちろん、当接部が面部7に当たり且つドライヤ5が面部7から離れる状態(例えば、図1参照)で、ドライヤ5が保持具1により保持されていてもよく、ドライヤ5が面部7に当たり且つ当接部が面部7から離れる状態(例えば、図4参照)で、ドライヤ5が保持具1により保持されていてもよい。
(7)また、ヘアドライヤ保持具は、面部7に沿って直線状に延びた棒状の被取付部6に取り付けられるだけでなく、例えば、面部7に沿って環状に延びた棒状の被取付部(例えば、環状に形成されたタオル掛け)に取り付けられる、という構成でもよい。また、ヘアドライヤ保持具は、被取付部6に掛けられたタオルの上から、被取付部6に取り付けられる、という構成でもよい。
1…ヘアドライヤ保持具、1a…可撓部、1b…剛性部、2…ヘアドライヤ保持具、2a…第1部材、2b…第2部材、2c…第3部材、3…ヘアドライヤ保持具、4…ヘアドライヤ保持具、5…ヘアドライヤ、6…被取付部、7…面部、8…固定部、11…支持部、11a…挟み部、11b…挟み部、11c…連結部、12…引掛部、13…当接部、14…接続部、15…位置変更部、21…支持部、21a…挟み部、21b…挟み部、21c…連結部、21d…接触部、21e…本体部、22…引掛部、23…当接部、24…接続部、25…位置変更部、26…位置変更部、31…支持部、31a…挟み部、31b…挟み部、31c…連結部、32…引掛部、32a…凹部、33…第1接続部、33a…接続本体部、33b…係止部、34…当接部、35…第2接続部、35a…位置変更部、41…支持部、42…引掛部、43…接続部、51…本体部、51a…吹出口、52…ハンドル部、52a…端部、52b…基部、52c…操作部、52d…操作部、53…電源コード

Claims (5)

  1. 面部と離れて対面し且つ前記面部に沿って延びる棒状の被取付部に対して、本体部から突出するハンドル部を有するヘアドライヤを保持するヘアドライヤ保持具であって、
    前記ハンドル部の周りに配置されて前記ヘアドライヤを支持する支持部と、
    前記被取付部の上部に引っ掛けられる引掛部と、
    前記引掛部よりも下方に配置されて前記面部に当たる当接部と、
    前記引掛部と前記当接部とを接続する接続部と、を備え
    前記ヘアドライヤ保持具は、
    前記支持部を有する第1部材と、
    ヒンジ機構によって前記第1部材に軸方向を中心に回転可能に接続される第2部材と、を備え、
    前記引掛部は、前記第1部材及び前記第2部材によって構成され、
    前記第1部材が前記第2部材に対して回転して折り畳められることによって、前記第1部材は、前記第2部材の内部に収容され、且つ、前記第1部材の全体は、前記軸方向視において前記第2部材と重なり合う、ヘアドライヤ保持具。
  2. 前記第1部材は、前記ヒンジ機構によって、前記第2部材に対する位置を保持される一方で、力が付与されることによって、前記ヒンジ機構の保持に反して前記第2部材に対して回転可能である、請求項1に記載のヘアドライヤ保持具。
  3. 前記当接部は、前記第2部材に備えられる、請求項1又は2に記載のヘアドライヤ保持具。
  4. 前記第2部材に回転可能に接続される第3部材を備え、
    前記当接部は、前記第3部材に備えられる、請求項1又は2に記載のヘアドライヤ保持具。
  5. 面部と離れて対面し且つ前記面部に沿って延びる棒状の被取付部に対して、本体部から突出するハンドル部を有するヘアドライヤを保持するヘアドライヤ保持具であって、
    前記ハンドル部の周りに配置されて前記ヘアドライヤを支持する支持部と、
    前記被取付部の上部に引っ掛けられる引掛部と、
    前記引掛部よりも下方に配置されて前記面部に当たる当接部と、
    前記引掛部と前記当接部とを接続する接続部と、を備え、
    前記支持部は、前記ハンドル部を挟むように配置される直線状且つ棒状の挟み部を一対備え、
    前記引掛部は、一対の前記挟み部のそれぞれの端部から曲がるように棒状に延びて形成され
    前記ヘアドライヤ保持具は、前記支持部の位置に対する前記当接部の位置を変更可能な位置変更部を、さらに備え、
    前記引掛部は、前記位置変更部を構成するために、変形可能に可撓性を有す、ヘアドライヤ保持具。
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