JP7086599B2 - 自動改札機および交通システム - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、自動改札機および交通システムに関する。
従来、自動改札機に設けられた通信モジュールが正常に動作するかどうかを検査する技術が知られている。通信モジュールは、自動改札機に翳されたICカードと無線通信することで、ICカードから情報を読み取る。しかしながら、従来の技術では、自動改札機が設置された後の運用環境において、自動改札機が正常に動作するかどうかを確認する作業を、簡易に行うことができなかった。
特開2008-186259号公報
本発明が解決しようとする課題は、運用環境において動作確認を簡易に行うことができる自動改札機および交通システムを提供することである。
実施形態の自動改札機は、リーダライタと、判定部と、モード制御部と、リードライト制御部と、表示部と、表示制御部とを持つ。リーダライタは、媒体と無線通信を行うことで前記媒体から情報を読み取る。判定部は、リーダライタによる読取結果に基づいて、利用者の通過可否を判定する。モード制御部は、動作モードを第1モードまたは第2モードに切り替える。リードライト制御部は、動作モードが第1モードである場合に、判定部により利用者の通過が許可されたと判定された場合、媒体に情報を書き込む処理をリーダライタに行わせる。また、リードライト制御部は、動作モードが第2モードである場合に、媒体に情報を書き込む処理をリーダライタに行わせない。表示制御部は、表示部を制御する。表示制御部は、更に、動作モードが第1モードである場合に、判定部による判定結果に応じた表示態様で表示部を表示させ、動作モードが第2モードである場合に、リーダライタに翳された媒体の数に応じた表示態様で表示部を表示させる。
実施形態における交通システム1の構成の一例を示す図。 実施形態における自動改札機100を上方から見た図。 実施形態における自動改札機100のリーダライタ111を上方から見た図。 実施形態の自動改札機100の主機110を通路側から見た図。 実施形態における自動改札機100の機能構成の一例を示す図。 実施形態における監視盤200の機能構成の一例を示す図。 動作モードが運用モードである場合の自動改札機100による処理の流れの一例を示すフローチャート。 動作モードが保守モードである場合の自動改札機100による処理の流れの一例を示すフローチャート。 テスト画面の一例を示す図。 メニュー選択画面の一例を示す図。 図10のメニュー選択画面において保守メニューが選択された場合に表示される画面の一例を示す図。 動作テスト画面の一例を示す図。 リーダライタテスト用画面の一例を示す図。 正常に乗車券TIXが読み取れた場合の自動改札機100の一例を示す図。 正常に乗車券TIXが読み取れない場合の自動改札機100の一例を示す図。 各既定枚数に対応したタッチ面表示部117、137の表示態様の一例を示す図。 監視盤側表示部204に表示されるテスト結果の一例を示す図。
以下、実施形態の自動改札機および交通システムを、図面を参照して説明する。本実施形態の交通システムは、例えば、鉄道の駅における入出場の管理を行うシステムであるものとして説明するが、この他に、例えば、バスやフェリーといった乗り物の乗車(乗船)や降車(降船)を管理するシステムであってもよいし、飛行機等の搭乗や降機を管理するシステムであってもよい。
[全体構成]
図1は、実施形態における交通システム1の構成の一例を示す図である。本実施形態の交通システム1は、例えば、鉄道の駅における入出場を管理するために用いられる。以下、これを前提として説明する。交通システム1は、例えば、複数の自動改札機100と、監視盤200とを備える。監視盤200は、「監視装置」の一例である。
自動改札機100は、例えば、駅の改札口に設けられる。自動改札機100は、図示しない券売機等により発行された乗車券TIXから情報を読み取ることによって、利用者の通過を許可または禁止する。乗車券TIXは、例えば、ICチップなどの電子部品が埋設された交通系ICカードである。ICカードには、例えば、有効期間、入場駅(発駅)の識別情報、利用区間、乗車券のそれぞれを識別する乗車券識別情報、乗車時刻、駅構内からの出場、或いは駅構内への入場を示す入出場コード、電子マネーの残高等を含む効力情報が記憶される。なお、乗車券TIXは、券の表面あるいは裏面に磁気記録面を有する磁気券や、QRコード(登録商標)等の二次元コードが印刷された紙券であってもよい。
監視盤200は、例えば駅ごとに設けられ、LAN(Local Area Network)等のネットワークNWを介して、上述した自動改札機100と通信を行い、自動改札機100の動作を監視する。また、監視盤200は、LANやWAN(Wide Area Network)等を含むネットワークNWを介して、センターサーバ装置(不図示)などに送信してもよい。
以下、上述した自動改札機100および監視盤200について説明する。
[自動改札機]
まず、自動改札機100の説明を行う。図2は、実施形態における自動改札機100を上方から見た図である。自動改札機100は、例えば、通路を挟んで対向配置される主機110と従機130とを備える。主機110は、例えば、リーダライタ111と、上面表示部112と、正面表示部113と、扉部114および115と、改札機側制御部150とを備える。また、従機130は、リーダライタ131と、上面表示部132と、正面表示部133と、扉部134および135とを備える。
主機110のリーダライタ111は、図2に示すa方向に通過しようとする利用者によって翳された乗車券TIXと通信することで効力情報を読み取り、読み取った効力情報を改札機側制御部150に送信する。
上面表示部112は、リーダライタ111に対して乗車券TIXが翳された場合に、改札機側制御部150によって処理された結果に基づく画像を表示する。正面表示部113は、図2に示すa方向に通過可能であるか否かを示すマークや図形、文字等を表示する。正面表示部113の表示内容または表示の有無は、改札機側制御部150によって決定される。
一方、従機130のリーダライタ131は、図2に示すb方向に通過しようとする利用者によって翳された乗車券TIXと通信することで効力情報を読み取り、読み取った効力情報を改札機側制御部150に送信する。上面表示部132は、リーダライタ131に対して乗車券TIXが翳された場合に、改札機側制御部150によって処理された結果に基づく画像を表示する。正面表示部133は、図2に示すb方向に通過可能であるか否かを示すマークや図形、文字等を表示する。正面表示部133の表示内容または表示の有無は、改札機側制御部150によって決定される。
改札機側制御部150は、図2に示すa方向への利用者の通過を許可する動作モードに自動改札機100が設定されている場合、扉部115および135を開放状態に維持すると共に、扉部114および134を開放状態または閉止状態に制御することで、a方向の利用者の通過を許可または禁止する。また、改札機側制御部150は、図2に示すb方向への利用者の通過を許可する動作モードに自動改札機100が設定されている場合、扉部114および134を開放状態に維持すると共に、扉部115および135を開放状態または閉止状態に制御することで、b方向の利用者の通過を許可または禁止する。
また、自動改札機100の動作モードには、図2に示すa方向の通過とb方向の通過との双方を許可する動作モードが含まれていてもよい。この場合、改札機側制御部150は、例えば、利用者が通過中でなければ正面表示部113と正面表示部133の双方に通過を許可することを示すマークや図形、文字等を表示させる制御を行う。また、改札機側制御部150は、例えば、利用者がa方向およびb方向のいずれかの側から進入し、リーダライタ111とリーダライタ131とのいずれか一方に乗車券TIXが翳されると、他方のリーダライタを無効化すると共に、利用者が進入してきていない側の表示部(正面表示部113または正面表示部133)に、通過を禁止することを示すマークや図形、文字等を表示させる制御を行う。
なお、自動改札機100は、上述したように利用者が双方向に通過可能なものに限らず、主機と補機(従機)により構成される、利用者が一方向にのみ通過可能なものであってもよい。
図3は、実施形態における自動改札機100のリーダライタ111を上方から見た図である。リーダライタ111は、例えば、アンテナ116およびタッチ面表示部117を備える。アンテナ116は、通信対象である乗車券TIXの無線通信規格に応じた電波を発信する。例えば、アンテナ116は、13.56[MHz]や900[MHz]などの周波数帯の電波を発信する。そして、アンテナ116は、乗車券TIXにより発信された電波を受信し、受信した電波の信号から効力情報を取得する。
タッチ面表示部117は、例えば、LED(Light Emitting Diode)ランプや、LCD(Liquid Crystal Display)、有機EL(Electroluminescence)ディスプレイなどであり、上方から見てアンテナ116の前面に配置される。例えば、タッチ面表示部117は、アンテナ116により送信される電波に干渉しないものであると好適である。
なお、図3に示すリーダライタ111の構成は、従機130のリーダライタ131にも同様に適用してもよい。すなわち、従機130のリーダライタ131は、アンテナ136およびタッチ面表示部137を備える構成であってよい。
図4は、実施形態の自動改札機100の主機110を通路側から見た図である。主機110は、上述したリーダライタ111、扉部114および115、改札機側制御部150を備え、これらのうち、リーダライタ111や改札機側制御部150などの保護すべき電子機器(以下、被保護機器と称する)がカバー部材118に収容される。また、主機110は、被保護機器がカバー部材118の内部に収容された状態かまたは露出された状態かを検出する検出部122と、モード変更ボタン124とを備える。
例えば、検出部122は、カバー部材118に備え付けられた駆動機構の駆動に応じて所定の電子回路が通電した場合に、被保護機器が収容された状態であることを検知したり、カバー部材118の内部の照度が閾値以下となった場合に、被保護機器が収容された状態であることを検知したりする。検出部122は、いずれかの状態を示す検出信号を改札機側制御部150に出力する。
モード変更ボタン124は、例えば、被保護機器とは別にカバー部材118の外部に設けられる。例えば、モード変更ボタン124は、駅利用者が視認できない位置、或いは操作できない位置に設けられると好適である。モード変更ボタン124は、駅務員やメンテナンス担当者などにより押下されると、所定の信号を改札機側制御部150に出力する。
また、主機110は、複数の透過型光電センサStおよび反射型光電センサSrを備える。透過型光電センサStは、例えば、主機110の筐体面のうち、通路側の筐体面に等間隔に複数個(図4の例の場合は26個)設けられる。本実施形態では、投光器として機能する透過型光電センサStと、受光器として機能する透過型光電センサStとを一対として用いる。
例えば、主機110に設けられる透過型光電センサStが投光器である場合、従機130側に設けられる透過型光電センサStは、受光器として機能する。後述する改札機側制御部150は、この複数の透過型光電センサStの検出信号と、透過型光電センサStの配置位置とに基づいて、利用者が通路内のどの位置にいるのかを特定する。また、反射型光電センサSrは、透過型光電センサStと同様に、例えば、主機110の筐体から上方に突出する仕切部の通路側の面に、等間隔に複数個(図4の例の場合は3個)設けられる。反射型光電センサSrは、所定の方向に光を投射する。反射型光電センサSrは、光を投射した後、投射した方向から反射された光を受光する。反射型光電センサSrは、受光した光の強度に基づいて、光を反射する物体として、通路に利用者が存在しているか否かを検出する。反射型光電センサSrは、主に、通路に存在している利用者の身長を特定するために用いられる。なお、上述した反射型光電センサSrは、主機110に設けられるものとして説明したがこれに限られず、従機130に設けられてもよいし、主機110および従機130の双方に設けられてもよい。
図5は、実施形態における自動改札機100の機能構成の一例を示す図である。自動改札機100は、図2および図4に示す構成の他、例えば、監視盤200などの外部装置と通信を行う改札機側通信部145と、改札機側制御部150により出力される情報に従って音声を出力するスピーカ140と、種々の情報を格納する改札機側記憶部170とを更に備える。
改札機側通信部145は、例えば、ネットワークインタフェースコントローラなどの通信用のハードウェアである。
改札機側制御部150は、例えば、通信制御部152と、リードライト制御部154と、モード制御部156と、通過可否判定部158と、利用者通過制御部160とを備える。通過可否判定部158は、「判定部」の一例であり、利用者通過制御部160は、「表示制御部」の一例である。
改札機側制御部150の構成要素の一部または全部は、CPU(Central Processing Unit)等のプロセッサが改札機側記憶部170に記憶されたプログラムを実行することにより実現されてよい。また、改札機側制御部150の構成要素の一部または全部は、LSI(Large Scale Integration)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)等のハードウェアによって実現されてもよいし、ソフトウェアとハードウェアの協働によって実現されてもよい。
改札機側記憶部170は、例えばROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ、HDD(Hard Disk Drive)、SDカード等によって実現される。改札機側記憶部170は、プロセッサが実行するプログラムを格納する他、自機が設置された駅の識別情報や、各種表示部に表示させる画像データまたはテキストデータ、スピーカ140に出力させる音声データ、運賃テーブル172等を格納する。運賃テーブル172は、例えば、利用区間に対して運賃が対応付けられた情報である。
通信制御部152は、改札機側通信部145を用いて、後述する通過可否判定部158による判定結果などを、監視盤200に送信する。また、通信制御部152は、改札機側通信部145を用いて、監視盤200により送信された情報を受信する。
リードライト制御部154は、例えば、リーダライタ111、131に乗車券TIXが翳されたか否かを判定し、乗車券TIXが翳された場合に、各リーダライタのアンテナに電波を発信させる。例えば、リードライト制御部154は、アンテナ116、136に常時または所定周期で電力供給のための電波を発信させる(ポーリングを行う)。このとき、電波の有効通信範囲R内に乗車券TIXが存在すると、乗車券TIXには電力が供給される。そして、乗車券TIXは、電力供給を受けて起動し、応答として電波を発信する。これをアンテナ116、136が受信した場合、リードライト制御部154は、リーダライタ111、131に乗車券TIXが翳されたと判定する。そして、リードライト制御部154は、乗車券TIXから効力情報を読み出すための電波(コマンド)をアンテナ116、136に発信させる。この電波を受けると乗車券TIXは、効力情報を電波として発信する。これによって、リーダライタ111、131により効力情報が取得される。
また、リードライト制御部154は、通過可否判定部158の判定結果に応じて、乗車券TIXが翳されたリーダライタのアンテナに電波を発信させることで、乗車券TIXに記憶された効力情報を書き換えたり、乗車券TIXに新たな情報を書き込んだりする。
モード制御部156は、例えば、モード変更ボタン124の操作に応じて、自動改札機100の動作モードを「運用モード」または「保守モード」のいずれかに切り替える。運用モードは、「第1モード」の一例であり、保守モードは、「第2モード」の一例である。
「運用モード」は、上述した改札外側から改札内側への通過を許可し、改札内側から改札外側への通過を禁止する動作モード、または、改札内側から改札外側への通過を許可し、改札外側から改札内側への通過を禁止する動作モードである。また、運用モードは、リードライト制御部154による乗車券TIXへの情報の書き込み処理を伴うモードである。
「保守モード」は、運用モードとは異なり、リードライト制御部154による乗車券TIXへの情報の書き込み処理を伴わないモードである。また、「保守モード」は、書き込み処理に加え、更に、乗車券TIXの効力情報を基にした利用者の通過可否の判定処理を伴わないモードであってもよい。なお、「保守モード」において、乗車券TIXの効力情報を基にした利用者の通過可否の判定処理が行われる場合、上述した利用者の通過を許可または禁止する処理が行われてもよいし、行われなくてもよい。より詳細な「保守モード」の説明については後述する。
通過可否判定部158は、リーダライタ111、131による効力情報の読取結果に基づいて、利用者の通過可否を判定する。
利用者通過制御部160は、通過可否判定部158による判定結果に基づいて、利用者の通過を許可、あるいは禁止する制御を行う。例えば、利用者通過制御部160は、通過の許可または禁止の判定に応じて、扉部114、115、134、135、スピーカ140、上面表示部112、132、正面表示部113、133、タッチ面表示部117、137、またはこれらを組み合わせたものを制御する。以下、これらをまとめて制御対象と称して説明する。
[監視盤]
次に、監視盤200の説明を行う。図6は、実施形態における監視盤200の機能構成の一例を示す図である。監視盤200は、例えば、監視盤側通信部202と、監視盤側表示部204と、監視盤側制御部210と、監視盤側記憶部230とを備える。
監視盤側通信部202は、例えば、ネットワークインタフェースコントローラなどの通信用のハードウェアである。
監視盤側表示部204は、例えば、LCDや有機ELディスプレイである。監視盤側制御部210により出力される情報に従って画像を表示する。
監視盤側制御部210は、CPU等のプロセッサが監視盤側記憶部230に記憶されたプログラムを実行することにより実現される。また、監視盤側制御部210は、LSI、ASIC、FPGA等のハードウェアによって実現されてもよいし、ソフトウェアとハードウェアの協働によって実現されてもよい。
監視盤側制御部210は、例えば、監視盤側通信部202を制御して、各自動改札機100から通過可否の判定結果を示す情報や現在設定されている動作モードを示す情報を受信し、受信した情報に基づく画像を監視盤側表示部204に表示させる。
監視盤側記憶部230は、例えば、ROM、RAM、フラッシュメモリ、HDD、SDカード等によって実現される。監視盤側記憶部230は、プロセッサが実行するプログラムを格納する他、各種処理結果を記憶する。
[運用モードでの処理フロー]
図7は、動作モードが運用モードである場合の自動改札機100による処理の流れの一例を示すフローチャートである。本フローチャートの処理は、例えば、所定の周期で繰り返し行われてよい。
まず、通過可否判定部158は、透過型光電センサStにより検出された検出信号に基づいて、利用者が通路内の所定位置まで進行したか否かを判定する(ステップS100)。所定位置とは、例えば、利用者の進行方向から見た通路の中間付近である。
例えば、主機110の筐体面に設けられた複数の透過型光電センサStのうち、所定位置周辺に設けられた透過型光電センサStによって利用者が検出されると、通過可否判定部158は、利用者が通路内の所定位置まで進行したと判定する。
利用者が通路内の所定位置まで進行した場合、利用者通過制御部160は、上面表示部112(132)、正面表示部113(133)および/またはスピーカ140に、通過できないことを表す情報を出力させ、扉部114(115)および134(135)を閉止状態に制御して利用者の通過を阻止する(ステップS102)。
一方、通過可否判定部158により、利用者が通路内の所定位置まで進行していないと判定された場合、リードライト制御部154は、ポーリングを行いながら、リーダライタ111、131に乗車券TIXが翳されたか否かを判定する(ステップS104)。リーダライタ111、131に乗車券TIXが翳されない場合、リードライト制御部154は、S100に処理を戻す。
一方、リーダライタ111、131に乗車券TIXが翳された場合、リードライト制御部154は、効力情報を読み出すための電波をアンテナ116、136に発信させることで、乗車券TIXが翳されたリーダライタに乗車券TIXの効力情報を読み取らせる(ステップS106)。
次に、通過可否判定部158は、リーダライタ111、131により読み取られた効力情報に基づいて、乗車券TIXを翳した利用者の通過を許可するかどうかを判定する(ステップS108)。
例えば、通過可否判定部158は、効力情報に含まれる有効期間、入場駅(発駅)、利用区間等の情報と運賃テーブル172とを参照することにより、自動改札機100が設置された駅が利用区間内か否か、乗車券TIXがリーダライタ111(131)に翳された時刻が有効期間内であるか否か、自駅が利用区間内でなければ、入場駅においては一駅区間分の運賃以上の電子マネーが乗車券TIXにチャージされているか否か、出場駅においては利用者の乗車区間の運賃以上の電子マネーが乗車券TIXにチャージされているか否か、また出場駅においては効力情報に入場コードが含まれているか否か、といった各種条件のうち一部または全部について判定し、全ての判定条件を満たす場合に利用者の通過を許可し、いずれか1つ以上の判定条件を満たさない場合に利用者の通過を禁止する。
通過可否判定部158により利用者の通過を禁止すると判定された場合、利用者通過制御部160は、S102に処理を移し、利用者の通過を阻止する。
一方、通過可否判定部158により利用者の通過を許可すると判定された場合、リードライト制御部154は、乗車券TIXが翳された側のリーダライタのアンテナに電波を発信させることで、乗車券TIXに情報を書き込む(ステップS110)。
例えば、自駅が入場駅である場合、リードライト制御部154は、効力情報の一部情報として、入場コードや入場時刻などを書き込む。また、自駅が出場駅である場合、リードライト制御部154は、電子マネーの残高を書き換えたり、出場コードや入場時刻などを書き込んだりする。
次に、利用者通過制御部160は、上面表示部112(132)、正面表示部113(133)および/またはスピーカ140に、通過できることを表す情報を出力させ、扉部114(115)および134(135)を開放状態に制御して利用者の通過させる(ステップS112)。これによって、本フローチャートの処理が終了する。
[保守モードでの処理フロー]
図8は、動作モードが保守モードである場合の自動改札機100による処理の流れの一例を示すフローチャートである。本フローチャートの処理は、例えば、図7のフローチャートの処理の過程のいずれかのタイミングでモード変更ボタン124が操作され、動作モードが運用モードから保守モードへと変更された場合に行われる。本フローチャートの処理も、図7のフローチャートの処理と同様に、所定の周期で繰り返し行われてよい。
まず、モード制御部156は、上面表示部112、132等にテスト画面を表示させる(ステップS200)。
図9は、テスト画面の一例を示す図である。図示の例のように、自動改札機100の各種表示装置には、テスト画面として、パスワードの入力画面が表示される。例えば、駅務員やメンテナンス担当者が備え付けのコントローラやキーボードなどの入力インターフェースを用いてパスワードを入力した場合、モード制御部156は、入力されたパスワードと予め改札機側記憶部170に記憶されたパスワードとが合致するか否かを判定し、パスワードが合致すれば上面表示部112、132等にメニュー(項目)選択画面を表示させる。なお、上面表示部112、132等がタッチパネルであれば、これらの表示装置はタッチ操作によりパスワードの入力を受け付けてもよい。
図10は、メニュー選択画面の一例を示す図である。図示の例のように、メニュー選択画面には、保守メニューや設定メニューなどの種々のメニューの選択肢が表示される。例えば、保守メニューは、自動改札機100の保守を行う際に選択されるメニューであり、設定メニューは、自動改札機100の各種処理に参照されるパラメータ(現在時刻や設置駅のIDなど)を設定する際に選択されるメニューである。
図11は、図10のメニュー選択画面において保守メニューが選択された場合に表示される画面の一例を示す図である。図示の画面例のように、保守メニューとして、動作テストや機器情報の表示といったメニューが表示される。動作テストが選択された場合、モード制御部156は、上面表示部112、132等に動作テスト画面を表示させる。
図12は、動作テスト画面の一例を示す図である。図示の例のように、動作テスト画面には、リーダライタ111、131の動作確認を行うためのリーダライタテスト(図中R/Wテスト)や、監視盤200等との通信が正常に行われるのかを確認するためのネットワークテストなどが選択肢として表示される。動作テスト画面においてリーダライタテストが選択された場合、モード制御部156は、上面表示部112、132等にリーダライタテスト用画面を表示させる。
図13は、リーダライタテスト用画面の一例を示す図である。図示の例のように、動作テスト画面には、リーダライタ111、131の読取対象である乗車券TIXの枚数の指定する項目や、2つのリーダライタのうちテスト対象とするリーダライタを指定する項目などが表示される。図示の例では、乗車券TIXの枚数は1枚に設定され、テスト対象とするリーダライタが改札側のリーダライタに設定されている。なお、読取対象である乗車券TIXの枚数は2枚や3枚のように複数枚に設定されもよいし、テスト対象とするリーダライタとして、リーダライタ111および131の双方が選択されてもよい。そして、実行ボタンB1が選択された場合、動作テストが開始される。また、キャンセルボタンB2が選択された場合、設定された項目がデフォルトに戻ってよい。
図8のフローチャートの説明に戻る。モード制御部156は、上述したように、リーダライタ111、131の動作確認を行うために動作テスト画面においてリーダライタテストが選択され、引き続き表示されたリーダライタテスト用画面において各設定がなされた後に実行ボタンB1が操作されたか否かを判定する(ステップS202)。実行ボタンB1が操作された場合、モード制御部156は、リーダライタテスト用画面において設定された設定事項に従ってリーダライタテストを開始する(ステップS204)。
次に、リードライト制御部154は、ポーリングを行いながら、乗車券TIXが翳されたか否かを判定する(ステップS206)。次に、リードライト制御部154は、翳された乗車券TIXの枚数が、リーダライタテスト用画面において設定された既定枚数に所定時間内に達したか否かを判定する(ステップS208)。例えば、ポーリング時に複数枚の乗車券TIXが一度に翳された場合、リードライト制御部154は、各乗車券TIXからの応答電波を基に、一度に翳された乗車券TIXの枚数をカウントする。所定時間は、タイムアウトするまでの時間であり、例えば、リーダライタテスト用画面での操作により設定されてもよいし、予め決められていてもよい。
所定時間内に既定枚数の乗車券TIXがリーダライタ111、131に翳された場合、利用者通過制御部160は、少なくともタッチ面表示部117、137を所定の色彩(例えば青色等)で点灯させて(ステップS210)、乗車券TIXの読み取り処理が正常に行われたことをメンテナンス担当者などに報知する。「正常」とは、所定時間内に既定枚数の乗車券TIXが翳されたと判定された状態である。このとき、利用者通過制御部160は、乗車券TIXの読み取り処理が正常に行われたことを表す情報を、上面表示部112、132、正面表示部113、133、スピーカ140に出力させてもよいし、扉部114、115および134、135を開放状態に制御することで乗車券TIXの読み取り処理が正常に行われたことを報知してもよい。また、リードライト制御部154は、所定時間内に既定枚数の乗車券TIXが翳されたと判定した場合、乗車券TIXが翳された側のリーダライタに書き込み処理を行わせない。また、通過可否判定部158は、リードライト制御部154により、所定時間内に既定枚数の乗車券TIXが翳されたと判定された場合、翳された乗車券TIXの効力情報を基にした通過可否の判定処理を行わない。なお、書き込み処理および通過可否の判定処理のうちいずれか一方の処理は行われてもよい。
図14は、正常に乗車券TIXが読み取れた場合の自動改札機100の一例を示す図である。例えば、既定枚数の乗車券TIXが所定時間内に翳された場合、図示のように、利用者通過制御部160は、タッチ面表示部117、137を所定の色彩で点灯させると共に、乗車券TIXの読み取り処理が正常に行われたことを表す情報を上面表示部112、132に出力させる。これによって、メンテナンス担当者などは、正常に乗車券TIXが自動改札機100により読み取られたことを認識することができる。また、この時、リードライト制御部154は、乗車券TIXが翳された側のリーダライタに書き込み処理を行わせない。これにより、乗車券TIXに入場コードなどの情報が書き込まれないため、テスト時に何度も繰り返し同じ乗車券TIXを使用することができる。また、この時、通過可否判定部158は、翳された乗車券TIXの効力情報を基にした通過可否の判定処理を行わない。これにより、効力情報が記憶されておらず、単にリーダライタ111、131との無線通信が可能な簡易な媒体をテスト用の乗車券TIXとして使用することができる。これにより、乗車券TIXの効力情報が正しいものなのかどうかというテストを必ずしも行う必要はなく、自動改札機100が乗車券TIXと無線通信可能なのかどうかという必要最小限のテストを行うことができる。
一方、所定時間が経過せずに既定枚数の乗車券TIXがリーダライタ111、131に翳されない場合、利用者通過制御部160は、モード変更ボタン124が再度操作(押下)されたか、或いは検出部122により被保護機器が露出された状態であることが検知されたか否かを判定する(ステップS212)。S212の処理で否定的な判定結果を得た場合(モード変更ボタン124が操作されない場合、またはカバー部材118に被保護機器が収容された状態である場合)、利用者通過制御部160は、処理をS206に移す。
一方、所定時間内に既定枚数の乗車券TIXがリーダライタ111、131に翳されない場合、モード変更ボタン124が操作された場合、または被保護機器が露出された状態である場合に、利用者通過制御部160は、少なくともタッチ面表示部117、137を消灯させて(ステップS214)、乗車券TIXの読み取り処理に異常が生じていることをメンテナンス担当者などに報知する。このとき、利用者通過制御部160は、乗車券TIXの読み取り処理に異常が生じていることを表す情報を、上面表示部112、132、正面表示部113、133、スピーカ140に出力させてもよいし、扉部114、115および134、135を閉止状態に制御することで乗車券TIXの読み取り処理に異常が生じていることを報知してもよい。
図15は、正常に乗車券TIXが読み取れない場合の自動改札機100の一例を示す図である。例えば、既定枚数の乗車券TIXが所定時間内に翳されない場合、図示のように、利用者通過制御部160は、タッチ面表示部117、137を消灯させた状態に維持すると共に、上面表示部112、132に正常に乗車券TIXが読み取れなかったことを表す情報を出力させる。これによって、メンテナンス担当者などは、正常に乗車券TIXが自動改札機100により読み取られなかったことを認識することができる。
図16は、各既定枚数に対応したタッチ面表示部117、137の表示態様の一例を示す図である。例えば、利用者通過制御部160は、リーダライタテスト用画面において既定枚数が1枚に設定された場合に、1枚も乗車券TIXが翳されなかった場合(図中捕捉なし)、タッチ面表示部117、137を消灯させ、乗車券TIXが1枚翳された場合(図中1枚捕捉あり)、タッチ面表示部117、137を青色で点灯させる。また、例えば、利用者通過制御部160は、リーダライタテスト用画面において既定枚数が2枚に設定された場合に、1枚も乗車券TIXが翳されなかった場合(図中捕捉なし)、タッチ面表示部117、137を消灯させ、乗車券TIXが1枚翳された場合(図中1枚捕捉あり)、タッチ面表示部117、137を赤色で点灯させ、乗車券TIXが2枚翳された場合(図中2枚捕捉あり)、タッチ面表示部117、137を青色で点灯させる。このように、利用者通過制御部160は、リーダライタテスト用画面において設定された既定枚数のうち、どの程度の枚数が所定期間内に翳されたのかに応じて、タッチ面表示部117、137の表示態様を変更する。これによって、メンテナンス担当者などは、感覚的に自動改札機100による読み取り処理が正常に行われたのか否かを認識することができる。
次に、通信制御部152は、改札機側通信部145を用いて、所定時間に既定枚数のうち何枚の乗車券TIXが読み取られたか否かといったテスト結果を監視盤200に送信する(ステップS216)。これを受けて、監視盤200の監視盤側制御部210は、監視盤側表示部204にテスト結果を表示する。これによって、本フローチャートの処理が終了する。
図17は、監視盤側表示部204に表示されるテスト結果の一例を示す図である。例えば、監視盤側表示部204には、テスト結果として、自動改札機100の識別情報(図中改札機番号)ごとに、設定されている動作モードが表示される。また、監視盤側表示部204には、動作モードが保守モードの自動改札機100ごとに、既定枚数のうち何枚の乗車券TIXが翳されたのかが割合などで表示される。これにより、メンテナンス担当者などは、自動改札機100ごとに、乗車券TIXを翳した全試行回数に対して、どの程度の割合で異常が生じたのかを把握することができる。
以上説明した少なくとも一つの実施形態によれば、自動改札機100が、動作モードが運用モード(第1モードの一例)である場合に、通過可否判定部158により利用者の通過が許可されたと判定された場合、乗車券TIX(媒体の一例)に情報を書き込む処理をリーダライタ111、131に行わせ、動作モードが保守モード(第2モードの一例)である場合に、乗車券TIXに情報を書き込む処理をリーダライタ111、131に行わせないことにより、運用環境において動作確認を簡易に行うことができる。
上記実施形態は、以下のように表現することができる。
媒体と無線通信を行うことで前記媒体から情報を読み取るリーダライタと、
記憶部と、
前記記憶部に記憶されたプログラムを実行するハードウェアプロセッサと、を備え、
前記記憶部には、前記ハードウェアプロセッサに、
前記リーダライタによる読取結果に基づいて、利用者の通過可否を判定させる処理と、
動作モードを第1モードまたは第2モードに切り替える処理と、
前記動作モードが前記第1モードである場合に、前記利用者の通過を許可したと判定した場合、前記媒体に情報を書き込む処理を前記リーダライタに行わせ、前記動作モードが前記第2モードである場合に、前記媒体に情報を書き込む処理を前記リーダライタに行わせない処理と、
を実行させる前記プログラムが格納されている、
自動改札機。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1…交通システム、100…自動改札機、111、131…リーダライタ、122…検出部、124…モード変更ボタン、145…改札機側通信部、150…改札機側制御部、152…通信制御部、154…リードライト制御部、156…モード制御部、158…通過可否判定部、160…利用者通過制御部、170…改札機側記憶部、200…監視盤、202…監視盤側通信部、204…監視盤側表示部、210…監視盤側制御部、230…監視盤側記憶部、TIX…乗車券

Claims (7)

  1. 媒体と無線通信を行うことで前記媒体から情報を読み取るリーダライタと、
    前記リーダライタによる読取結果に基づいて、利用者の通過可否を判定する判定部と、
    動作モードを第1モードまたは第2モードに切り替えるモード制御部と、
    前記動作モードが前記第1モードである場合に、前記判定部により前記利用者の通過が許可されたと判定された場合、前記媒体に情報を書き込む処理を前記リーダライタに行わせ、前記動作モードが前記第2モードである場合に、前記媒体に情報を書き込む処理を前記リーダライタに行わせないリードライト制御部と、
    表示部と、
    前記表示部を制御する表示制御部と、を備え、
    前記表示制御部は、
    前記動作モードが前記第1モードである場合に、前記判定部による判定結果に応じた表示態様で前記表示部を表示させ、
    前記動作モードが前記第2モードである場合に、前記リーダライタに翳された媒体の数に応じた表示態様で前記表示部を表示させる、
    動改札機。
  2. 前記判定部は、前記動作モードが前記第2モードである場合に、前記利用者の通過可否の判定処理を行わない、
    請求項1に記載の自動改札機。
  3. 前記リーダライタ、前記判定部、前記モード制御部、および前記リードライト制御部を含む被保護機器を収容するカバー部材と、
    前記被保護機器が前記カバー部材内部に収容された状態かまたは露出された状態かを検出する検出部と、
    モード変更ボタンと、を更に備え、
    前記モード制御部は、前記動作モードが前記第2モードであり、且つ、前記検出部により前記被保護機器が露出された状態であることが検出され又は前記モード変更ボタンが操作された場合、前記動作モードを前記第2モードから前記第1モードに切り替える、
    請求項1または2に記載の自動改札機。
  4. 外部装置と通信を行う通信部と、
    前記通信部を制御する通信制御部と、を更に備え、
    前記通信制御部は、前記動作モードが前記第2モードである場合に、前記通信部に、前記リーダライタに翳された媒体の数に基づく情報を前記外部装置に送信させる、
    請求項1からのうちいずれか1項に記載の自動改札機。
  5. 媒体と無線通信を行うことで前記媒体から情報を読み取るリーダライタと、
    前記リーダライタによる読取結果に基づいて、利用者の通過可否を判定する判定部と、
    動作モードを第1モードまたは第2モードに切り替えるモード制御部と、
    前記動作モードが前記第1モードである場合に、前記判定部により前記利用者の通過が許可されたと判定された場合、前記媒体に情報を書き込む処理を前記リーダライタに行わせ、前記動作モードが前記第2モードである場合に、前記媒体に情報を書き込む処理を前記リーダライタに行わせないリードライト制御部と、
    前記リーダライタ、前記判定部、前記モード制御部、および前記リードライト制御部を含む被保護機器を収容するカバー部材と、
    前記被保護機器が前記カバー部材内部に収容された状態かまたは露出された状態かを検出する検出部と、
    モード変更ボタンと、を備え、
    前記モード制御部は、前記動作モードが前記第2モードであり、且つ、前記検出部により前記被保護機器が露出された状態であることが検出され又は前記モード変更ボタンが操作された場合、前記動作モードを前記第2モードから前記第1モードに切り替える、
    自動改札機。
  6. 媒体と無線通信を行うことで前記媒体から情報を読み取るリーダライタと、
    前記リーダライタによる読取結果に基づいて、利用者の通過可否を判定する判定部と、
    動作モードを第1モードまたは第2モードに切り替えるモード制御部と、
    前記動作モードが前記第1モードである場合に、前記判定部により前記利用者の通過が許可されたと判定された場合、前記媒体に情報を書き込む処理を前記リーダライタに行わせ、前記動作モードが前記第2モードである場合に、前記媒体に情報を書き込む処理を前記リーダライタに行わせないリードライト制御部と、
    外部装置と通信を行う通信部と、
    前記通信部を制御する通信制御部と、を備え、
    前記通信制御部は、前記動作モードが前記第2モードである場合に、前記通信部に、前記リーダライタに翳された媒体の数に基づく情報を前記外部装置に送信させる、
    自動改札機。
  7. 請求項4または6に記載の自動改札機と、
    前記自動改札機と通信を行う監視装置とを備え、
    前記自動改札機は、前記動作モードが前記第2モードである場合に、前記リーダライタに翳された媒体の数に基づく情報を、前記監視装置に送信し、
    前記監視装置は、前記自動改札機により送信された情報に基づく画像を表示する、
    交通システム。
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