JP7086400B2 - 掃除機用ノズル - Google Patents

掃除機用ノズル Download PDF

Info

Publication number
JP7086400B2
JP7086400B2 JP2019126066A JP2019126066A JP7086400B2 JP 7086400 B2 JP7086400 B2 JP 7086400B2 JP 2019126066 A JP2019126066 A JP 2019126066A JP 2019126066 A JP2019126066 A JP 2019126066A JP 7086400 B2 JP7086400 B2 JP 7086400B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
brush
suction port
nozzle
vacuum cleaner
nozzle body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019126066A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2021010551A (ja
Inventor
隆人 勝川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mameita Co Ltd
Original Assignee
Mameita Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mameita Co Ltd filed Critical Mameita Co Ltd
Priority to JP2019126066A priority Critical patent/JP7086400B2/ja
Publication of JP2021010551A publication Critical patent/JP2021010551A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7086400B2 publication Critical patent/JP7086400B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Nozzles For Electric Vacuum Cleaners (AREA)

Description

この発明は、清掃作業において吸引性を向上させるために用いられる掃除機用アタッチメントとしての掃除機用ノズルに関する。
従来、清掃作業において、吸引性の向上を図るために掃除機に取り付けられるアタッチメントとして、ノズル本体と、その吸引口に取り付けられたブラシとを備えた掃除機用ノズルが周知である。
例えば下記特許文献1に示す掃除機用ノズルは、掃除機の吸引ホースの端部等に着脱自在に取り付けられるノズル本体と、そのノズル本体を覆うように取り付けられるカバーと、ノズル本体に下方突出状に取り付けられたブラシ毛(毛材)とを備えている。そして清掃時には清掃面に付着した小さいチリやホコリ等の塵埃をブラシ毛で払い取って、ノズル吸引口から吸引回収するようにしている。
また特許文献2に示す掃除機用ノズルは、下端に前後方向に長い吸引口を有するノズル本体と、ノズル本体の内部に固定されたブラシとを備え、ブラシのブラシ毛が吸引口を介して下方に突出するように配置されている。そして清掃時には清掃面に付着した塵埃をブラシ毛で払い取って、吸引口から吸引回収するようにしている。
このようなブラシ付きの掃除機用ノズルは、ブラシ毛によって塵埃を清掃面から掃き取りながら吸引するものであるため、装飾品等の小物類が多数陳列された棚や、敷居やサッシの溝、床面上における家具や壁面との入隅部等の入り組んだ清掃面に積もった塵埃を効率良く吸引できて、清掃者にとって高い利便性を得ることができる。
特開2017-158995号 特許第6214682号
しかしながら、上記特許文献1,2に示すようなブラシ付きの掃除機用ノズルにおいては、吸引性や利便性を向上させるために、日々進化し続けている。このため掃除機用ノズルの技術分野においては、例えば敷居やサッシの溝、床面上における家具や壁面との入隅部等の入り組んだ箇所に積もった塵埃を、現行以上に、簡単かつスムーズに清掃除去できるような掃除機用ノズルの開発が可及的に求められている。
この発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、凹部等の入り組んだ箇所に積もった塵埃等も簡単かつスムーズに清掃除去できて、吸引性および利便性に優れた掃除機用ノズルを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は、以下の手段を備えるものである。
[1]後部が掃除機の吸引部に着脱自在なパイプ状のノズル本体と、前記ノズル本体に設けられたブラシとを備えた掃除機用ノズルであって、
前記ノズル本体の前部は、横方向が縦方向に比べて小さく設定された狭幅前部として構成され、前記狭幅前部に、前方に向けて斜め下向きに開口する狭幅吸引口が設けられ、
前記ブラシは、前記ノズル本体の内部に設けられた植毛台を備え、その植毛台に植設されたブラシ毛が前記狭幅吸引口を介して外部に配置され、
前記ブラシ毛が、前記狭幅吸引口の上端部においては前方に向けて突出し、かつ下端部においては下方に向けて突出するように、前記狭幅吸引口の上端部から下端部にかけて前記ブラシ毛の突出方向が前方から次第に下方に向かうように配置されていることを特徴とする掃除機用ノズル。
[2]前記植毛台が前記ノズル本体の下壁に支持されている前項1に記載の掃除機用ノズル。
[3]前記ブラシが前記ノズル本体に対し脱着可能に取り付けられている前項1または2に記載の掃除機用ノズル。
[4]前記狭幅前部が切っ先状に形成されて、その湾曲部が前記狭幅吸引口の開口縁部として構成されている前項1~3のいずれか1項に記載の掃除機用ノズル。
[5]前記ブラシ毛の毛先が、前記狭幅吸引口の上端部から下端部にかけて側面視で湾曲線状に沿って配置されている前項1~4のいずれか1項に記載の掃除機用ノズル。
[6]前記ブラシ毛における前記狭幅吸引口からの突出長さが、前記狭幅吸引口の上端部から下端部にかけてほぼ均一に形成されている前項1~5のいずれか1項に記載の掃除機用ノズル。
[7]前記ブラシ毛における前記狭幅吸引口からの突出長さが、10mm~30mmに設定されている前項1~6のいずれか1項に記載の掃除機用ノズル。
発明[1]の掃除機用ノズルによれば、ブラシ毛が狭幅吸引口において前方から下方にむけて広範囲で突出しているため、ノズルを前後に操作しつつ清掃する際に、ノズルのブラシ毛が溝や入隅部等の清掃箇所に確実に当接し、清掃箇所に塵埃の掃き残りが存在することがなく塵埃の吸引除去を確実に行うことができ、吸引性および利便性を向上させることができる。さらに本発明においては、ブラシ毛をノズル本体の狭幅吸引口に挿通させて外部に配置しているため、ブラシ毛によって掃き取られた塵埃を確実に狭幅吸引口から吸引することができ、吸引性を一層向上させることができる。また本発明においては、狭幅吸引口のほぼ全域からブラシ毛が突出しているため、清掃面の形状や、ノズルの清掃面に対する傾斜角度にかかわらず、ブラシ毛を清掃面に確実に当接することができ、塵埃を効率良く掃き取ってより確実に吸引除去することができる。
発明[2]の掃除機用ノズルによれば、ブラシをノズル本体の下壁に支持しているため、ノズル本体内におけるブラシの上側および左右両側に十分な大きさの吸引路を確保できる。このため狭幅吸引口からノズル本体内への吸引力を十分に確保でき、塵埃をより一層確実に吸引除去することができる。
発明[3]の掃除機用ノズルによれば、ブラシをノズル本体に対し脱着可能に取り付けられているため、必要に応じてブラシを取り外してノズル本体のみで清掃作業を行うこともでき、利便性をさらに向上させることができる。
発明[4]の掃除機用ノズルによれば、狭幅吸引口をその開口縁部が湾曲するように形成されているため、ノズルの清掃面に対する傾斜角度にかかわらず、狭幅吸引口を清掃面に対し適確に対向させることができ、清掃面上の塵埃を確実に狭幅吸引口から吸引することができ、吸引性をより向上させることができる。
発明[5]~[7]の掃除機用ノズルによれば、ノズルの清掃面に対する傾斜角度にかかわらず、ブラシ毛を清掃面に均等に安定した状態で当接することができ、吸引性をより一層向上させることができる。
図1はこの発明の実施形態である掃除機用ノズルの斜視図である。 図2は実施形態の掃除機用ノズルの側面図である。 図3は実施形態の掃除機用ノズルの下面図である。 図4は図3のA-A線断面図である。 図5(a)は実施形態の掃除機用ノズルの正面図、図5(b)は実施形態の掃除機用ノズルの背面図である。
図1はこの発明の実施形態である掃除機用ノズルを示す斜視図、図2~図4は実施形態の掃除機用ノズルを示す側面図、下面図および断面図、図5は実施形態の掃除機用ノズルを示す正面図(前面図)および背面図(後面図)である。なお本実施形態においては、発明の理解を容易にするため、図2の紙面に向かって左側を「前側」または「先端側」、右側を「後側」または基端側」とし、図5(a)の紙面に向かって上下方向を「縦方向」または「上下方向」、左右方向を「横方向」または「幅方向」として説明する。
これらの図に示すように本実施形態の掃除機用ノズルは、ノズル本体1と、ブラシ5とを基本的な構成要素として備えている。
ノズル本体1は、略パイプ状の形状を有しており、前半部は横方向の寸法が縦方向の寸法よりも小さい縦長狭幅の狭幅前部2として構成されるとともに、後半部は円形の断面を有する装着部3として構成されている。狭幅前部2は、装着部3に対し、横方向寸法は小さい形成されているものの、縦方向寸法は等しく設定されている。換言すると、狭幅前部2と装着部3とは互いの上端縁および下端縁が同一線上に配置されている。
このノズル本体1における装着部3の後端は開口31を介して後方に開放されており、その後端開口31は装着部3と同じ断面形状の円形に形成されている。そしてその後端開口31を介して装着部3内に掃除機の吸引部が嵌め込まれて、ノズル本体1を掃除機に対し着脱自在に装着できるように構成されている。
またノズル本体1における狭幅前部2の前縁部は、複数種類の円弧や直線等が組み合わされた湾曲状に切り欠かれるよう形成されており、その切欠縁部の位置に狭幅吸引口21が形成されている。換言すると、狭幅前部2は、切っ先状に形成されて、その湾曲部(ふくら部)が狭幅吸引口21の開口縁部22として構成されている。この狭幅吸引口21は、狭幅前部2と同様に横方向寸法が縦方向寸法よりも小さい縦長狭幅の狭幅吸引口21の形状を有し、この狭幅吸引口21を介してノズル本体1の内部が前方に開放されている。
狭幅吸引口21は、上端部から下端部にかけて次第に後方に位置するように配置されており、少なくとも上下方向の中間部は、前方に向かって斜め下向き開口されている。詳細に説明すると、狭幅吸引口21の開口縁部22の形状である狭幅前部2の前端縁の形状は、図2の側面視において、前部(上部)は、斜め後方に延び、かつ曲率半径が比較的小さい円弧状に形成され、後部(下部)は、斜め後方に延び、かつ曲率半径が比較的大きい円弧状ないし直線状に形成されている。これにより狭幅吸引口21は、上端部においてはほぼ前方に向けて開口し、上端部から下端部に向かうに従って次第に下向きとなるように開口し、下端部においてはほぼ下方に向けて開口するように配置されている。このように本実施形態においては、狭幅吸引口21は、その開口方向が前方から下方にかけてのほぼ90°の範囲にわたって配置されるように形成されている。
また図4および図5に示すように、ノズル本体2の内部には、ブラシ5を着脱自在に支持するためのブラシ支持部4が設けられている。
ブラシ支持部4は、小径パイプ状の連結パイプ41と、連結パイプ41をノズル本体2の内部に支持するための複数の脚部45とを備えている。
連結パイプ41は、その軸心がノズル本体2の軸心に対し平行となるように配置されており、ノズル本体2の軸心よりも下方に配置されている。
連結パイプ41を支持する脚部45は、ノズル本体2の内周面における下壁に取り付けられており、換言すると、脚部45を介して連結パイプ41は、ノズル本体2の下壁に支持されており、脚部45以外の部分では支持されていない。このように連結パイプ41を支持する脚部45が下方に配置されているため、連結パイプ41の下側を除いて上側および左右両側、特に上側に十分に大きな空隙を形成することができる。従ってその空隙によってノズル本体2の内部に通路断面が大きい通気路(吸引路)を確保でき、十分な吸引力を確保することができる。
また連結パイプ41の後端下壁は、後方に延びる弾性係合片42として構成されており、この弾性係合片42によって、後述するブラシ5の抜け止めを確実に図ることができるようになっている。
ブラシ5は、ノズル本体1の内部に配置されるブラシ柄6と、ノズル本体1の狭幅吸引口21を介して外部に配置され、かつ毛材を構成するブラシ毛7とを備えている。
ブラシ柄6の前端部には、植毛台65が設けられるとともに、後端部には、上記連結パイプ41に連結可能な棒状の連結軸61が後方に延びるように設けられている。
連結軸61は、その外径形状が、ノズル本体1の上記ブラシ支持部4における連結パイプ41の内径形状に対応して形成されており、連結軸61を連結パイプ41内に適合状態に挿入して連結できるようになっている。この挿入連結状態においては、ブラシ柄6(ブラシ5)が、後端の連結軸61を除いて、ノズル本体1の内部に内周面から離間した状態で保持されるように構成されている。
また連結軸61の後部下面側には、上記ブラシ支持部4の弾性係合片42に対応して係合凹部62に形成されており、連結軸61を連結パイプ41に挿入して連結した際には、弾性係合片42が係合凹部62に弾性係合することにより、ブラシ柄6が連結パイプ41から前方に抜け出すのが防止されるようになっている。
なお本実施形態において、ブラシ柄6はノズル本体1に対し固定されており、簡単に取り外すことは困難であるが、本発明においては、弾性係合片42の係合凹部62に対する係合を解除する手段を設けることによって、必要に応じてブラシ柄6(ブラシ5)をノズル本体1から取り外すことができるように構成することもできる。例えば弾性係合片42の柔軟性を高く設定しておいたり、弾性係合片42の係合凹部62に対する係合量を少なく設定しておいて、比較的強い力でブラシ5を前方に引っ張ることによって、弾性係合片42の係合凹部62への係合を解除できるように構成することができる。このように弾性係合片42の係合凹部62に対する係合を解除できるように構成することによって、ブラシ5をノズル本体1に対し着脱自在に取り付けることができ、必要に応じてブラシ5を取り外すことができるようになる。
ブラシ5の植毛台65は、狭幅吸引口21の開口縁部22の形状に倣って湾曲状に形成されており、植毛台65の植毛面66が、狭幅吸引口21の開口縁部22沿ってその開口縁部22のやや内側に配置されている。
植毛面66に対し垂直な方向である植毛面66の向きは、上端部においては前方となり、上端部から下端部に向かうに従って次第に下向きとなり、下端部においては下方となる。従って植毛面66の向きは、狭幅吸引口21の開口方向と同様、前方から下方にかけてのほぼ90°の範囲にわたって設定されている。
植毛面66の上端部から下端部にかけてのほぼ全域には、ブラシ毛7が多数本の高密な束単位で上下に並んで植設されている。ブラシ毛7は、植毛面66に対し直角に植毛されており、これにより、ブラシ毛7は、狭幅吸引口21の上端部においてはほぼ前方に向けて突出し、上端部から下端部に向かうに従って次第に下方に向くように突出し、下端部においては下方に向けて突出するように配置されている。このようにブラシ毛7は、その突出方向が前方から下方にむけてのほぼ90°の範囲にわたって設定されている。
またブラシ毛7は、その基端部(根元部)のみがノズル本体1における狭幅吸引口21よりも内側に配置されており、基端部を除く先端側の部分が狭幅吸引口21を介してノズル本体1の外側に配置されている。
さらに全てのブラシ毛7は、ほぼ同じ長さに設定されており、ブラシ毛7の毛先が、植毛台65の植毛面66および狭幅吸引口21の開口縁部22の形状に倣って湾曲線状に沿って配置されている。
ここで本実施形態においては、ブラシ毛7の狭幅吸引口21からの外方への突出量(突出長さ)は、10mm~30mmに設定するのが良く、より好ましくは15mm~20mmに設定するのが良い。すなわちブラシ毛7の突出長さが短過ぎる場合には、清掃箇所としての入隅部や溝等の凹部の深さが深いと、凹部内に積もった塵埃にブラシ毛7の毛先が届かず、塵埃をスムーズに除去することができないおそれがある。逆にブラシ毛7の突出長さが長過ぎる場合には、ブラシ毛7の毛先から狭幅吸引口21までの距離が長くなり、ブラシ7の毛先に付着した塵埃を、狭幅吸引口21から確実に吸い込むことができないおそれがある。従って、ブラシ毛7の突出長さを上記の範囲に特定することによって、塵埃の吸引除去を効率良くスムーズに行うことができる。
本実施形態の掃除機用ノズルは以上のように構成されており、この掃除機用ノズルを用いて清掃作業を行う場合には、掃除機用ノズルをその装着部3を掃除機の吸引部に装着する。使用される掃除機は特に限定されるものではなく、例えばキャニスター式掃除機、ハンディ型掃除機、スティック型掃除機等のどのようなタイプの掃除機にも装着することができる。
そして掃除機を駆動して、掃除機用ノズル内を負圧に設定して、狭幅吸引口21に吸引力を作用させる。その状態で、ブラシ5のブラシ毛7で清掃面上の塵埃を掃き取って、その塵埃を狭幅吸引口21から吸引し、本実施形態の掃除機用ノズルを介して掃除機内に吸い込ませる。これにより清掃作業が行われるものである。
以上の構成における本実施形態の掃除機用ノズルにおいては、ノズル前端に設けられたブラシ毛7が前方から下方にかけてのほぼ90°の範囲内で突出しているため、ノズルを前後に操作しつつ清掃する際に、ノズルのブラシ毛7が溝や入隅部等の清掃箇所に確実に当接する。このため清掃箇所に塵埃の掃き残りが存在することがなく塵埃の吸引除去を確実に行うことができ、優れた吸引性能を得ることができる。
さらに本実施形態の掃除機用ノズルにおいては、狭幅吸引口21が前方から下方にかけてのほぼ90°の範囲内に向けて開口しているため、ノズル本体1を清掃面に対しどのような角度に設定しても、狭幅吸引口21のいずれかの部分を清掃面に適確に対向させることができ、清掃面上の塵埃を確実に狭幅吸引口21から吸引することができ、清掃作業をスムーズに行うことができる。
さらに本実施形態の掃除機用ノズルは、ブラシ毛7をノズル本体1の狭幅吸引口21に挿通させて外部に配置しているため、ブラシ毛7によって掃き取られた塵埃をより確実に狭幅吸引口21から吸引することができ、清掃作業をよりスムーズに行うことができる。
また本実施形態の掃除機用ノズルは、ブラシ5をノズル本体1の下壁内面に支持しているため、ノズル本体1内におけるブラシ5の上側および左右両側に設けられる吸引路の流路断面を大きく形成することができる。このため狭幅吸引口21からノズル本体1内への吸引力を十分に強くでき、塵埃を確実に吸引除去できて、清掃作業を一層スムーズに行うことができる。
また本実施形態においては、ブラシ毛7における狭幅吸引口21からの突出長さが、狭幅吸引口21の上端部から下端部にかけて均一に形成されているため、ノズル本体1を清掃面に対しどのような角度に設定しても、ブラシ毛7を清掃面に均等に安定した状態で当接することができ、塵埃を効率良く掃き取ることができ、清掃作業をより一層スムーズに行うことができる。
さらに本実施形態においては、ブラシ毛7の突出長さを上記の範囲に特定しているため、既述した通り、敷居やサッシの溝、床面上における壁面や家具との入隅部等の凹部に積もった塵埃に対し、確実にブラシ毛7の毛先を当接することができ、その塵埃を効率良く吸引除去できて、良好な吸引性を得ることができる。その上さらに、ブラシ毛7が長過ぎないため、毛先に付着した塵埃を確実に吸引除去でき、この点においても、吸引性を一段と向上させることができる。
また本実施形態の掃除機用ノズルにおいては、ブラシ5をノズル本体1から取り外すことができるように構成した場合、必要に応じて、ブラシ5を取り外してノズル本体1のみで清掃作業を行うこともできる。このように清掃状況に応じて、様々な形態で使用でき、汎用性および利便性を一層向上させることができる。さらにブラシ5が損傷した際には、ブラシ5のみを交換してノズル本体1はそのまま使用し続けることができ、廃棄ロス等の問題に対しても有効に対処することができる。
なお上記実施形態においては、狭幅吸引口21の開口縁部22を湾曲状(ふくら部状)に形成する場合を例に挙げて説明したが、それだけに限られず、本発明においては、狭幅吸引口21の開口縁部22を直線状(斜線状)や多角状(多直線状)に形成しても良く、これらと円弧状とを組み合わせた形状に形成するようにしても良い。要は、狭幅吸引口21の少なくとも一部が前方に向けて斜め下向きに開口する形状であれば、狭幅吸引口21としてどのような形状のものでも採用することができる。
この発明の掃除機用ノズルは、例えば一般家庭等で用いられる掃除機のアタッチメントとして好適に用いることができる。
1:ノズル本体
2:狭幅前部
21:狭幅吸引口
22:開口縁部
5:ブラシ
6:ブラシ柄
65:植毛台
7:ブラシ毛

Claims (7)

  1. 後部が掃除機の吸引部に着脱自在なパイプ状のノズル本体と、前記ノズル本体に設けられたブラシとを備えた掃除機用ノズルであって、
    前記ノズル本体の前部は、横方向が縦方向に比べて小さく設定された狭幅前部として構成され、前記狭幅前部に、前方に向けて斜め下向きに開口する狭幅吸引口が設けられ、
    前記ブラシは、前記ノズル本体の内部に配置されるブラシ柄と、前記ノズル本体の内部における前記ブラシ柄の前端部に設けられた植毛台と、前記ブラシ柄の後端部に設けられた連結軸とを備え、前記植毛台に植設されたブラシ毛が前記狭幅吸引口を介して外部に配置され、
    前記ブラシ毛が、前記狭幅吸引口の上端部においては前方に向けて突出し、かつ下端部においては下方に向けて突出するように、前記狭幅吸引口の上端部から下端部にかけて前記ブラシ毛の突出方向が前方から次第に下方に向かうように配置され、
    前記ブラシ柄の連結軸が、前記ノズル本体の下壁における前記狭幅吸引口よりも後方に支持されるとともに、前記連結軸を除いて、前記ブラシは前記ノズル本体の内部から離間した状態に保持されていることを特徴とする掃除機用ノズル。
  2. 前記ブラシを前記ノズル本体に支持するためのブラシ支持部は、連結パイプを備え、その連結パイプは、軸心が前記ノズル本体の軸心に平行となるように配置され、
    前記ブラシの連結軸が前記ブラシ支持部の連結パイプに挿入されて連結されている請求項1に記載の掃除機用ノズル。
  3. 前記ブラシが前記ノズル本体に対し脱着可能に取り付けられている請求項1または2に記載の掃除機用ノズル。
  4. 前記狭幅前部が切っ先状に形成されて、その湾曲部が前記狭幅吸引口の開口縁部として構成されている請求項1~3のいずれか1項に記載の掃除機用ノズル。
  5. 前記ブラシ毛の毛先が、前記狭幅吸引口の上端部から下端部にかけて側面視で湾曲線状に沿って配置されている請求項1~4のいずれか1項に記載の掃除機用ノズル。
  6. 前記ブラシ毛における前記狭幅吸引口からの突出長さが、前記狭幅吸引口の上端部から下端部にかけてほぼ均一に形成されている請求項1~5のいずれか1項に記載の掃除機用ノズル。
  7. 前記ブラシ毛における前記狭幅吸引口からの突出長さが、10mm~30mmに設定されている請求項1~6のいずれか1項に記載の掃除機用ノズル。
JP2019126066A 2019-07-05 2019-07-05 掃除機用ノズル Active JP7086400B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019126066A JP7086400B2 (ja) 2019-07-05 2019-07-05 掃除機用ノズル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019126066A JP7086400B2 (ja) 2019-07-05 2019-07-05 掃除機用ノズル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021010551A JP2021010551A (ja) 2021-02-04
JP7086400B2 true JP7086400B2 (ja) 2022-06-20

Family

ID=74227015

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019126066A Active JP7086400B2 (ja) 2019-07-05 2019-07-05 掃除機用ノズル

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7086400B2 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3001242U (ja) 1994-02-18 1994-08-23 康展 松浦 細部塵吸い刷毛
JP2001224536A (ja) 2000-02-18 2001-08-21 Koowa:Kk 電気掃除機用吸込具
JP2017213390A (ja) 2013-02-19 2017-12-07 ダイソン・テクノロジー・リミテッド 真空掃除機用具

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11113817A (ja) * 1997-10-14 1999-04-27 Akada Hake Kogyo Kk 電気掃除機の吸込具

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3001242U (ja) 1994-02-18 1994-08-23 康展 松浦 細部塵吸い刷毛
JP2001224536A (ja) 2000-02-18 2001-08-21 Koowa:Kk 電気掃除機用吸込具
JP2017213390A (ja) 2013-02-19 2017-12-07 ダイソン・テクノロジー・リミテッド 真空掃除機用具

Also Published As

Publication number Publication date
JP2021010551A (ja) 2021-02-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20230240492A1 (en) Cleaning apparatus with combing unit for removing debris from cleaning roller
US8918947B2 (en) Crevice tool for vacuum cleaners
JP5165027B2 (ja) 表面処理電気器具のためのツール
EP2225991B1 (en) A floor tool
US8261407B2 (en) Vacuum cleaner accessory tool
US20100236019A1 (en) Nozzle for a floor cleaning device
EP2289383A2 (en) Vacuum accessory tool
US5826301A (en) Multipurpose auxiliary brush for a vacuum cleaner
JP7086400B2 (ja) 掃除機用ノズル
EP3429450A1 (en) Vacuum cleaner power nozzle having selectively introduced secondary airflow for operation on carpeted surfaces
US5832559A (en) Multipurpose auxiliary brush for a vacuum cleaner
KR102013859B1 (ko) 청소기의 노즐 및 진공 청소기
CN104490346A (zh) 一种地面清洁器
CN113509089B (zh) 表面清洁地刷以及真空吸尘器
JP6703377B2 (ja) 吸込口体および電気掃除機
CN204445699U (zh) 一种地面清洁器
JP2008036189A (ja) 電気掃除機
JPWO2018078725A1 (ja) 吸込具及び電気掃除機
JP2012071008A (ja) 付属ブラシを備えた電気掃除機
JPH0725159Y2 (ja) 小型電気掃除機の吸込ノズル
JP2016214834A (ja) 掃除用グリップ、及びアタッチメントを備えた掃除用具
JP2004243209A (ja) 粉塵類の回収機能を備えた手持ち式清掃機
JP2002034883A (ja) 床用掃除具
JP2017018413A (ja) 電気掃除機
JP2001340270A (ja) 電気掃除機用ワイパー付き吸込口装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210317

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220127

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220208

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220407

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220510

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220601

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7086400

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R3D02