JP7086166B2 - データ取り込みおよび該データへのユーザアクセス促進システムおよび方法 - Google Patents

データ取り込みおよび該データへのユーザアクセス促進システムおよび方法 Download PDF

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Description

本発明は、主に企業の情報管理、特に、企業の情報管理の一部あるいは補助としてのナリッジ(知識)取込および発見システムに関する。
法人やその他の組織を含む、さまざまなタイプの事業主体(ここでは集合的に「企業」という)は、通常、関連する顧客に商品および/あるいは役務を提供するといった特定の目標を達成するために、設立され、組織され、および運営されている。さまざまな規模の企業のいずれにおいても、これらの目標を達成するために、無数のプロセスを導入し、そのようなプロセスを実行する際に、関連する相当な量のデータを入手することが必要とされる。企業が徐々に規模を拡大し、および/または、より困難かつ複雑な目標を達成しようと試みるに従って、たいていの場合、それに伴うプロセスを真に理解し、そのプロセスを適切に管理し、そのプロセスを実行するために必要なリソースを管理することが非常に困難となる。すなわち、消費者インサイトなどを探る際に必要となる調査データが相当な量となる一方で、そのようなデータの量の膨大さ、複雑さ、および流動性により、潜在的なリソースを活用することが困難となっている。
この問題を部分的に解消する、さまざまな技術が存在している。たとえば、データを効率的に保存しアクセスできるようにするために、過去40年間において数多くのデータベース技術が開発されてきているが、いずれにも一長一短がある。さらに、このような技術が存在する場合でも、決定者がデータにアクセスできるようにするためには、特に訓練された技術者、たとえば、ソフトウェア開発および/またはデータベース管理のエキスパートのサポートが必要となる。しかしながら、これにより実質的に費用が発生する一方、データ利用者のニーズが満たされない可能性が十分にある。さらに、保存された調査データから調査レポートを届ける技術が知られているが、消費者インサイトを探り、かつ、データが示すプロセスについて理解することは、いまだ困難な課題である。
したがって、企業データを取り込み、かつ、企業データへのアクセスを容易にして、企業データ管理についての経験が不十分な場合であっても、消費者インサイトを明らかにするという、従前は不可能ではないとしても、非常にコストがかかって困難であったことを可能とするシステムを提供することは有益である。
関連文献の相互参照
本願は、本明細書に参照として組み込まれる、2013年3月15日に出願された米国特許仮出願第61/787,177号(発明の名称:「企業レベルのアプリケーション開発システム」)に基づく優先権の利益を主張する。
本発明は、従来技術によるソリューションの不都合な点を解消する、ナレッジ取込および発見システムに関する。具体的には、該システムは、入力されたすべてのデータがオブジェクトとして保管されるナリッジリポジトリと、オブジェクト間のリレーションシップとからなる。追加的に、前記入力データは、1つ以上の保管フォーマットに従って保管される。該システム内では、少なくとも2つの階層型ユーザインターフェースが、前記入力されたデータを得るための入力メカニズム、前記入力データに関するオブジェクト情報、および前記入力データに関する関係情報を提供することにより、エンドユーザのアプリケーション開発を可能にする。追加的に、コントローラは、前記ナリッジリポジトリおよび前記少なくとも2つの階層型ユーザインターフェースと作動可能に接続され、前記少なくとも2つの階層型ユーザインターフェースから前記入力データ、前記オブジェクト情報、および前記関係情報を受領し、前記オブジェクト情報および前記関係情報に基づいて、前記入力データをオブジェクトとしてナリッジリポジトリに保管する。
図1は、本発明のさまざまな態様を実行するために用いられる典型的な処理装置を示すブロック図である。 図2は、本発明を実行するために用いられる、さまざまなネットワーク化されたハードウェアコンポーネントを示すブロック図である。 図3は、本発明のさまざまな実施態様に基づいたファンクショナルコンポーネントを示すブロック図である。 図4は、RDFデータおよびリレーショナルデータに基づくデータ変換処理の典型的な実行例を示すブロック図である。
本発明は、添付の請求の範囲において具体的に定義される。本発明の特徴は、添付の図面とともに、下記の詳細な説明によって明らかとされる。1つ以上の実施態様が例示としてのみ記載される。添付の図面において、同一の参照符号は同一の要素を示す。
図1は、本発明を実行するために使用される典型的な処理装置100を示す。処理装置100は、たとえば、下記に詳述するシステム200の1つ以上のコンポーネントを作動させるために使用される。たとえば、処理装置100は、ワークステーションコンピュータあるいはサーバコンピュータを備える。あるいは、処理装置100は、ストレージコンポーネント104に連結されたプロセッサ102を備える。ストレージコンポーネント104は、順番に、保存された実行可能命令116およびデータ118を備える。
一実施形態では、プロセッサ102は、1つ以上のマイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、デジタル信号プロセッサ、コプロセッサなど、あるいは、これらの組み合わせを備え、保存された実行可能命令116の実行を可能とし、かつ、保存されたデータ118を操作する。同様に、ストレージコンポーネント104は、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読取専用メモリ(ROM)、その他の非一時的な機械読取可能装置などの、1つ以上の揮発性あるいは不揮発性メモリを備える。さらに、ストレージコンポーネント104は、ハードドライブ、光学ディスクドライブ、フロッピーディスクドライブなどのさまざまな形態を採ることができる。
図1に示したタイプのプロセッサおよびストレージの配置は、当業者には周知である。一実施態様において、本明細書に開示されたプロセッシング技術は、1つ以上の処理装置100のストレージコンポーネント104内において、実行可能命令とデータとの組み合わせとして実行される。
図示のように、処理装置100は、1つ以上のユーザ入力装置106、ディスプレイ108、周辺インターフェース110、その他の出力装置112、およびプロセッサ102と通信するネットワークインターフェース114を備える。プロセッサ102は、図示のように、これらの装置/ディスプレイ/インターフェース106~114と個別かつ直接に接続可能であるが、処理装置100のコンポーネント同士を意図されたように通信させるメカニズムとして、1つ以上のバスサブシステム(図示せず)を用いることも、当業者には周知である。
ユーザ入力装置106は、プロセッサ102にユーザが入力するためのメカニズムを備える。たとえば、ユーザ入力装置106は、装置100のユーザがプロセッサ102にデータを入力するためのキーボード、マウス、タッチスクリーン、マイクロフォン、適切な音声認識アプリケーション、その他の手段を備えることができる。ディスプレイ108は、CRTディスプレイ、フラットパネルディスプレイ、その他の公知のディスプレイを備える。一実施態様においては、ディスプレイ108は、プロセッサ102によって実行される、適切に保存された命令116と関連して、下記のグラフィカルユーザインターフェースを実行するために用いることができる。グラフィカルユーザインターフェースをこのように実行することは、当業者には周知である。
周辺インターフェース110は、本発明に関連して用いられる、磁気ディスクあるいは光学ディスク装置などのメディア装置を含む周辺機器、他の処理装置、あるいは他の入力ソースと通信するために必要とされる、ハードウェア、ファームウェア、および/またはソフトウェアを有する。同様に、その他の出力装置112は、同様なメディアドライブメカニズム、他の処理装置、あるいは、スピーカー、LED、プリンタ、ファクシミリ装置、触覚出力装置など、装置100のユーザに情報を提供するための出力先を任意に備える。
また、ネットワークインターフェース114は、プロセッサ102が、ワイヤネットワークあるいはワイヤレスネットワーク、ローカルネットワークあるいはワイドエリアネットワーク、プライベートネットワークあるいはパブリックネットワークを経由して、他の装置と通信することを可能にする公知のハードウェア、ファームウェア、および/またはソフトウェアを備える。たとえば、そのようなネットワークには、ワールドワイドウェブ、インターネット、あるいは企業内ネットワークなどの公知のネットワークが含まれる。
装置100は、本発明を実行するための技術の一例であって、機能的に同等である他の技術も採用可能である。たとえば、既知ではあるが、1つ以上のプロセッサによって履行された実行可能命令により実行される機能の一部または全部を、ファームウェア、および/または、特定用途向け集積回路(ASIC)、プログラム可能な論理アレイ、ステートマシンなどのハードウェア装置を用いて実行することもできる。さらに、装置100を、図示の実施態様と比較して、より多くのコンポーネントにより、あるいは、より少ないコンポーネントにより構成することもできる。このように、本発明の多くの変形例も使用可能である。さらに、図1には、単一の処理装置100が示されているが、本発明を実施するにあたって、このような処理装置の組み合わせを、公知のネットワーク技術と組み合わせて作動させるように構成することも可能である。処理装置およびネットワークは常に変化し続けるため、図1に図示した処理装置100は、当業者に公知である多数の処理装置についての具体的な一例として示されているにすぎない。
図2は、本発明を実施するために用いられる、複数のハードウェアコンポーネントを含むシステム200を図示する。図示のように、システム200は、1つ以上のサーバコンピュータからなるコントローラ202を備える。コントローラ202は、他のさまざまなコンポーネントと、直接的にあるいは1つ以上のネットワーク204を介して、通信することができる。ネットワーク204は、ローカルネットワークあるいはワイドエリアネットワーク、プライベートネットワークあるいはパブリックネットワーク、ワイヤネットワークあるいはワイヤレスネットワークからの所望の組み合わせを選択して、構成することができる。上述のように、このようなネットワークには、公知のワールドワイドウェブ、インターネット、あるいは企業内ネットワークが含まれる。
ワークステーション206は、デスクトップコンピュータ、ラップトップコンピュータ、あるいはモバイルコンピュータなどの処理装置を備え、ネットワーク204を介して、コントローラ202と通信可能である。一実施態様においては、ワークステーション206は、公知のように、グラフィカルユーザインターフェースを提供可能なウェブブラウザアプリケーションあるいは他のアプリケーションを実行する。このようなアプリケーションを用いて、ワークステーション206は、下記に詳述するように、さまざまな階層型ユーザインターフェース208のうちの1つをさらに実行可能である。さらに、ワークステーション206は、このような階層型ユーザインターフェース208に基づいて開発された1つ以上のエンドユーザアプリケーションを受け入れて、実行することも可能である。
図示のように、1つ以上の階層型ユーザインターフェースサーバ208は、コントローラ202と通信するとともに、ネットワーク204を介して、ワークステーション206と通信することが可能である。公知であるが、1つ以上の階層型ユーザインターフェースサーバ208は、アプリケーションおよびウェブサーバの組み合わせにより構成することができる。この場合、ウェブサーバは、ユーザからの要求により、ウェブサーバと接続しているアプリケーションサーバにより提供されたアプリケーションリソースを用いたアクションを実行する。具体的には、ウェブサーバリレーは、このような要求をアプリケーションサーバに送り、アプリケーションサーバは、特定のアクションを実行し、このアクションの結果をウェブサーバに戻し、さらに、ウェブサーバは、その結果をユーザワークステーション206に送る。このようなウェブサーバは、ハードウェアコンポーネントにより構成されるが、本明細書中に記載されたいずれのサーバと同様に、コンピュータシステム上で作動するソフトウェアモジュールによっても構成可能である。
いずれにせよ、このような技術によれば、階層型ユーザインターフェースサーバ208は、下記に詳述する、少なくとも1つのメジャーデベロッパインターフェースおよび/またはマイナーデベロッパインターフェースを提供する。たとえば、階層型ユーザインターフェースサーバ208は、ワークステーション206上に表示されたウェブページなどを実現することにより、1つ以上の階層型ユーザインターフェースを提供する。これらの階層型インターフェースは、一実施形態において、最終的にアプリケーションメタファイルを開発するために使用される。ここで、アプリケーションメタファイルは、実行可能なソースコードを生成するのに十分な、公知かつ下記に詳述するユーザインターフェースマークアップあるいはファンクショナルマークアップなどの情報からなる。エンドユーザアプリケーションサーバ212は、ウェブサーバおよびアプリケーションサーバを備え、上述したように、要求するユーザに対して、コード生成サーバ210によって生成されたエンドユーザアプリケーションを提供する機能を備える。
図2にさらに図示するように、コントローラ202は、一括してデータベースコンプレックス219を構成する複数のデータベースサーバ214~218と通信する。ここで、データベースは、本明細書中に記載されているデータベースストレージフォーマットを含む、公知のデータベースストレージフォーマットを実行する適切なストレージ装置を備える。たとえば、1つ以上の第1データベースサーバ214は、第1ストレージフォーマットあるいはスキーマを実行し、1つ以上の第2データベースサーバ216は、第2ストレージフォーマットあるいはスキーマを実行し、さらに第N番目までのデータベースサーバを設けることができ、1つ以上の第N番目のデータベースサーバ218は、第N番目のストレージフォーマットあるいはスキーマを実行するよう設けられる。たとえば、一実施形態では、第1データベースサーバ214は、いわゆるトリプルストアデータベースを実装し、第2データベースサーバ216は、リレーショナルデータベースを実装し、第N番目のデータベースサーバ218は、カラム型データベース、グラフデータベース、キーバリュー型データベース、ドキュメントデータベース、およびファイルストレージデータベースなどのさらに他のデータベースストレージフォーマットを実行する。さらに他のデータベースストレージフォーマットの使用が可能であることは、当業者には自明であり、したがって、本発明はデータベースストレージフォーマットの種類によっては限定されることはない。
このような構成により、それぞれのデータベースストレージフォーマットを利用することが可能となるが、下記に詳述するように、コントローラ202は、エンドユーザがそれぞれのデータベースストレージフォーマットの複雑さを習得することを不要とする、抽象化レイヤーとして機能する。一実施形態では、下記に記載するように、コントローラ202は、全体のパフォーマンスを向上させるために、必要に応じて、1つのストレージフォーマットから他のストレージフォーマットへのデータの変換を開始する。別の実施形態では、マルチデータベースストレージフォーマットを備えることにより、ユーザが、データの変換の条件を具体的に定義することが可能となる。たとえば、いわゆるCAP(一貫性、可用性、分断耐性)定理によれば、分散データベースを用いても、3つの属性である、一貫性(すべてのノードは最新かつ同一の情報を有する)、可用性(可用時間/要求受け入れ)、分断耐性(分断状態を扱う)からたった2つの属性のみを有することができる。この帰結に基づき、ユーザは、これら属性のそれぞれあるいは組み合わせを最適化するために、さまざまなデータベース間におけるデータ変換のための要求を指定することができる。
さらに図示されているように、コントローラ202は、ネットワーク204を介して、1つ以上の自然言語処理(NLP)サーバ220および1つ以上のデータマイニングサーバ222と通信する。下記にさらに詳述するように、NLPサーバ220は、データベースコンプレックス219内におけるデータへのアクセス時だけでなく、エンドユーザアプリケーションの開発時においても、自然言語クエリの使用を促進させる。NLPサーバ220とともに働くデータマイニングサーバ222は、原因解明、分類、クラスタリング、結合規則発見、および/または、データベースコンプレックス219に保存されたデータに基づいた回帰分析などのさまざまなデータマイニングタスクを実行する。
図3は、システム300と、システム300に設けられたさまざまな機能を図示している。図3に示されたそれぞれのコンポーネントは、上述したように、図示した機能を実行する1つ以上の処理装置を用いて実行される。システム300内では、コントローラ302は、図示の例においては、リレーショナルデータベース304、カラム型データベース306、およびトリプルストアデータベース308を含む複数のデータベース304~308と通信する。公知であるが、それぞれのデータベース304~308は、通常、やりとりを促進するためのそれぞれのデータベース管理システム(DBMS)を備える。図示のように、コントローラ302は、対応するDBMSによって実行されるアプリケーション・プログラミング・インターフェース(API)304a~308aを通じて、これらのデータベース304~308と通信する。このようなAPIは、メーカー独自のドライバあるいは独自のREST(レプリゼンテーショナル・ステート・トランスファー)インターフェースによって実施される。
一実施態様においては、システム200および300によって扱われるすべてのデータは、オブジェクトとして扱われる。したがって、それぞれのデータには、オブジェクトを一意的に識別するオブジェクトID、オブジェクトの現在の状況を示す状態インジケータ、オブジェクトの訂正の順序に関する訂正の現在の状態を示すリビジョン番号、および、ある特定の訂正がいつ行われたかを示すタイムスタンプが付される。オブジェクトは、システム内において決して物理的に削除されることはない。ユーザによってオブジェクトが修正あるいは「削除」された場合には、システムはオブジェクトの訂正を行い、この訂正をオブジェクトの現在の状況に反映させる。従前の訂正は履歴として保存される。オブジェクトの例として、いくつかのネームバリューペアに基づいて記述された、周知のジェイソン(JSON)フォーマットを使用した、グラフィカルユーザインターフェースで見られるタイプの送信ボタンを表1に示す。
Figure 0007086166000001
本例では、オブジェクトは「ウィジェット」タイプであり、より具体的には、「送信(submit)」のタイトルが付されたウィジェットの「ボタン(button)」タイプである。このオブジェクトは、現在「アクティブ(active)」であり、訂正12回目のものである。このオブジェクトは、さらに、「シングルクリック(single click)」の場合にどのような「アクション(action)」を採るかという行動定義を含む。公知であるが、JSONは、人間にとって理解可能であるだけでなく、機械による解析も可能である。当業者には自明であるが、多種多様なオブジェクトタイプおよびサブタイプが、いかなるデータをも実質的にオブジェクトとして取り扱うために、使用可能である。たとえば、システム200および300に備えられた自然言語クエリは、一続きの「ワード」オブジェクトとしてみなされ、クエリ自体は、そのような「ワード」オブジェクトの集合体からなるオブジェクトとして扱われる。別の例においては、ソフトウェアソースコードのセグメントは、いくつかの「ステートメント」、「オペレータ」、「変数」、「変数名」などのオブジェクトからなる第1オブジェクトとして扱われる。
システム内のすべてのデータをオブジェクトとして扱うことの利点は、本明細書中においては、オブジェクト間の関係についてステートメントが作成される「トリプル」データ表現コンセプトに対応していることである。たとえば、いわゆるリソースデータフレームワーク(RDF)スペシフィケーション(仕様)は、ウェブリソースなどの「リソース」に関するステートメントを作成するために、主語-述語-目的語の表現(トリプル)を確立する。なお、本明細書においては、コンセプトは、オブジェクトに容易に適用可能であるものを意味する。簡単な例として、上述の例を元にした、トリプルに従って記述可能であるウェブホームで使用されるボタンウィジェットの例を表2に示す。
Figure 0007086166000002
この例では、主語「ボタン(button)」は、目的語「フォーム(form)」に、関係を表す述語「is_in」によって、関係づけられる。公知であるが、RDFにおいては、接頭辞x、y、zは、本例では「button」、「form」、「is_in」からなる、一意的なネーミングエンティティの情報を提供するユニフォーム・リソース・アイデンティファイア(URI)の一般的な簡略表記である。好ましい実施形態においては、このトリプルフォームは、コンテクストに追加的な(接頭辞cを有する)フィールドを提供する、いわゆる「nquad」フォーマットに拡張される。したがって、表2の例では、このコンテクストフィールドは、オブジェクトデータ同士をリンクするユニバーサル・ユニーク・アイデンティファイア(UUID)値を有するように使用される。すなわち、本実施形態においては、コンテクスト・クワド・フィールドは、さまざまなデータ同士を単一のオブジェクトにおいてつなぎ、実際には、多数のトリプル/クワド値を含み得る。下記に詳述するように、RDFのような規格は、情報を体系づけることによって知識表現を提供するために用いられる構造的なフレームワークを記述した情報などのオントロジー情報を伝達するステートメントも提供する。なお、オントロジー情報は、1つのストレージフォーマットから他のストレージフォーマットへのデータの変換をアシストするために使用される。
一実施態様においては、コントローラ302を介して、すべてのデータが、データベース304~308に追加され、データベース304~308において変更され、データベース304~308から読み取られあるいは削除される。上述したように、これにより、すべてのデータベース固有プロトコルを終了させて、コントローラ302のユーザには、単一のインターフェースのみ示される。具体的には、前記単一のインターフェースは、いかなるデータベースストレージフォーマットにも依存しない1つのフォーマットで表される共有操作をサポートする。たとえば、コントローラ302は、JSONベースのシークェル(SQL)のようなAPIを使用するデータを管理するためにエンドユーザに統一されたAPIを提供する。SQLのようなAPIは、システム300の外部および内部ユーザとの通信を促進する。これにより、特に、厳格な関係データベース要求を、比較的自由かつ柔軟なNoSQLデータベース要求に橋渡しができるので、従来からの開発者が、高度な学習をすることなく、NoSQLデータベースあるいはマルチデータベースの利点を享受することを可能にしている。完全を期するために、場合によっては、エンドユーザに、SQLのような統一されたAPIに加えて、それぞれのデータベース304~308のDBMSへのアクセスを提供することが望ましい。ただし、基礎となるAPIデータベースへのそのようなアクセスは、APIに特有の知識を有しないエンドユーザにとっては好ましくない。いずれにせよ、この実施形態においては、SQLのような統一されたAPI手段は、すべてのデータベース管理システムにより一般的には提供される、生成、読み取り、更新、および削除といったクラッド(CRUD)操作を含む。このような生成、読み取り、更新、削除の操作についてのJSONの例を、表3~表6にそれぞれ示す。
Figure 0007086166000003
Figure 0007086166000004
Figure 0007086166000005
Figure 0007086166000006
表3~表6が、SQLのような統一されたAPIの例であるということは、当業者には自明であり、かつ、同様のSQLのような統一されたAPIは、XML(エクステンシブル・マークアップ・ランゲージ)のような他のフォーマットにおいて実行可能であることも自明である。そのような操作要求に基づき、コントローラ302は、上記の例においては、JSON要求を必要なデータベース固有のクエリフォーマットに変換する。たとえば、上述の操作を元に、ユーザは、表4に示すように、読み取り要求をコントローラ302へ送る。トリプルストアデータベース308に対するクエリを実行する際に、コントローラ302は、表7に示したタイプのスパークル(SPARQL)クエリを生成する。
Figure 0007086166000007
本例においては、マッピングルールは、“collection”: “X” => FROM X; “select”: “X” => SELECT?x; “relation”: {...} =>WHERE {?x ?y ?z WHERE {?y...}}などである。このタイプのさらなるマッピングは、当業者であれば容易に導き出すことが可能である。
データ(上述のように、あるオブジェクトに関するデータ)が追加されると、まず、コントローラ302は、上述のトリプルの形式にデータを追加する。すなわち、データは、トリプルストアデータベース308において生成され、このようなデータに対するクエリは、少なくとも最初にトリプルストアデータベース308に適用される。一実施態様においては、トリプルストアデータベース308は、トリプルに第4の要素が追加された、いわゆるnquadフォーマットにされる。この場合、第4の要素は、上述のように、オブジェクトアイデンティファイアである。
ユーザがデータに問い合わせると、クエリパーサ、あるいはコントローラ302において実行される監視(monitory)は、クエリを監視し、データパターンを生ずる。このようなクエリパーサは、たとえば、ゾーホー社(Zoho CorporationPvt. Ltd.)のアプリケーションズマネージャ(http://www.manageengine.com/products/applications_manager/database-query-monitoring.htmlにおいて入手可能)にあるように、公知である。たとえば、すべてのクエリは、どのオブジェクトがアクセスされているか、データが書き込まれているのか読み取られているのか、当該データのサイズ、クエリの頻度(ロギングデータからの推定)、あるいはどの特定のタイプのレポート/SELECTステートメントが実行されているかなどの、特定のキー・パフォーマンス・インジケータに関して監視される。
結果として、前記クエリパーサは、既存のクエリパターンを、あらかじめ定義済みのデータ媒体変換トリガ規則にマッチさせることが可能である。その例を下記に挙げる。これらの規則は、データパターンが与えられた規則の条件を満たすと、1つのストレージフォーマットから他のストレージフォーマットへのデータ変換の必要性が、部分的あるいは全体的に、検出される。すなわち、あらかじめ定義された変換規則により、コントローラ302は、ある特定のデータを変換できるかについて決定し、変換できるのであれば、コントローラ302は、オリジナルのデータ(たとえば、第1データストレージフォーマットに保存されたデータ)を順に処理する変換プロセスを開始し、目的とするフォーマット、たとえば第2データストレージフォーマットで、新たなデータを作成する。同時に、オリジナルのデータはそのまま残されるため、ユーザは、前記変換処理の間でも、データに対して問合せを行うことは可能である。データが変換されると、前記クエリパーサは変換プロセスを通知され、前記クエリパーサは、この部分のデータに対する将来のクエリを解析する方法を変更することが可能となる。たとえば、一実施態様においては、前記クエリパーサは、前記SQLのような統一されたAPIオペレーションを、特定の基礎的なデータベースのAPIに置き換えて、将来のクエリが適切に扱われ、正しい回答が戻るようにする。
与えられた部分のデータにとって最適なデータベースストレージフォーマットが不明である状況が生じる場合がある。そのような場合には、利用可能なそれぞれのデータベースストレージフォーマットにオブジェクトを変換させ、模擬ロードテストを行うことが望ましい。このようなロードテストは、収集したログデータに基づいて、現実世界のユーザのアクションをまねることが可能である。そのようなロードテストを行う際には、さまざまなアクティビティのパフォーマンスが監視され、望ましい基準に対してどのデータベースストレージフォーマットが最も良好なパフォーマンスを示したかにということに基づいて、最適なデータベースストレージフォーマットが選択される。たとえば、もしその結果が顕著なパフォーマンスの向上を示した場合には、追加的な規則が作成され、データクエリにより関連するタイプのデータが関連付けられるようになる。代替的な実施形態においては、そのような新たな規則を推断するために、公知の機械学習技術が用いられる。たとえば、機械学習アルゴリズムは、既知の規則を用いて統計上のモデルを整えることができ、さらに、未知の規則を新たに推断することが可能である。このようにして、未知のデータに対するパフォーマンステスト(時間のかかるプロセスである)を省くことができ、代わりに、未知のデータは即座に推断された規則に基づいて直接変換される。その後は、必要に応じて、かつ、利用可能なリソースの存在を前提として、より正確な模擬ロードテストによって、推断された規則をさらに確証することが可能である。
上述したように、コントローラ302がいつデータ媒体交換を開始するかを決定するために、規則が利用される。一実施態様においては、そのような規則を確立するためにさまざまな要因が、どの要因が一般的にデータ要因あるいはデータ特徴、および使用要因あるいは使用特徴として分類されるかといった観点から、検討される。データ特徴は、最適なデータベースストレージフォーマットの決定に影響する基礎的なデータの特定の属性に関し、データサイズ、要求されるデータの鮮度、あるいは要求されるデータの保持時間などを含む。使用特徴は、データがどのように使用されたかということの属性に関し、データ書き込み頻度、データ更新頻度、データ読み取り頻度、データ読み取り要求タイプ、およびユーザの同時実行性などを含む。
データ特徴に関しては、データは、比較的短く、数バイトという簡単なテキストであったり、メガバイトのグラフィックであったり、あるいは、ギガバイトという動画であったりする。公知であるが、それぞれのグラフィックのサイズにより、保存のためにどのタイプのデータベースが最適であるかが決定される。その他の関連するデータ特徴は、データに要求される「新鮮さ」である。たとえば、公知であるが、データベース304~308のそれぞれは、何らかの形でデータのキャッシュを実行する。レポートデータの一時的なキャッシュは、大幅なデータの改善を可能にするが、これは、データがアクセスされるごとに、レポート中のデータが変化しない場合に限り実行可能なオプションである。さらなるその他の関連するデータ特徴は、要求されるデータの保存である。データは、通常、所定期間ごとにのみ直接的に使用される。たとえば、秒刻みの生産ラインデータは、通常、その後の数週間あるいは数ヶ月間にわたって直接的に有用になることはない。このように、どのデータを、高価であるが高速のデータベースストレージメカニズムから、より遅いが低コストのストレージメカニズムに整理するかについて最適に選択をすることが望まれる。
使用特徴としては、データ読み取り、書き込み、および/または更新の頻度が採用される。たとえば、データには、年次報告書の作成に伴うデータのように、年に一度しか書き込まれないタイプのデータもあれば、生産ラインなどにおいて1秒間に複数回書き込まれるタイプのデータもある。また、一度書き込まれると二度と変更されないデータもあれば、頻繁に変更されるデータもある。もし低頻度のデータが複数のエリアで複製されると、これらのデータをつないで一続きにするために、その更新にかかる時間が次第に長くなる。さらに、多数のシステムにおいて、データ読み取りとデータ書き込みとの間にトレードオフが生ずる。すなわち、1つの操作が他の操作よりもリソースを消費する。さらに、公知であるが、データ読み取りが高い頻度で行われる場合であっても、与えられたレポートが同一のインデックス基準を用いているかによって大きな差が生じる。たとえば、競争的なトーナメントの高得点のリストを見る場合には、毎秒読み取りが行われる。しかしながら、トーナメントの高得点から特定の区分の高得点への変化は決して変わらないか、非常にまれである。レポートのシナリオについては、ユーザの同時実行性が最適なストレージフォーマットの決定について多大な影響を与える。たとえば、1人のユーザが、レポートを実行した後、レポートをキャッシュすると、メモリに常駐することになり、多大なパフォーマンスの向上は見込まれない。しかしながら、もし100人が同一のレポートを毎秒要求したとすると、基本となるデータのキャッシュは多大なパフォーマンスの向上をもたらすことになる。
これらの特徴に基づいて、さまざまな規則が開発される。データに基づいたパフォーマンスは、データベース間での変換あるいは同一のデータベース内におけるデータ管理によって向上することが可能である。たとえば、もしデータの書き込み(更新)が頻繁に行われれば、いわゆるビッグデータワイド・カラムデータベースを使用するのが好ましい。この場合、カラムベースのデータに対するクエリは監視される。もし、非インデックスカラムに繰り返しクエリが実行されると、第2のインデックスが作成される必要が生じる。あるいは、もし、一定の時間が経過後、クエリが特定のインデックスを使用しないのであれば、そのインデックスは削除されうる。
別の例においては、基礎的なデータモデルがキーバリューペアのセットに基づいている場合には、ドキュメントストレージエンジンが使用されるべきである。たとえば、アレイの中のアレイに見えるデータ構造を検索するために規則が作成される。関連して、写真や動画など特定のバイナリデータは、ファイルベースのデータシステムに保存されることが最適である。キーバリューストアを使用したシナリオと同様に、コントローラ302は、別のインターフェースに保存された関係データにもリンクされたネイティブバイナリーデータインターフェースを見えるようにすることもできる。たとえば、動画についてオブジェクトタイプがある。上述したオブジェクト例にあるように、そのような動画のそれぞれは、ファイルベースのデータベースに保存されたバイナリーオブジェクトファイルにリンクした独自のキー識別子を有するが、他のメタデータは関係データベースに保存される。
データがいわゆるACID(不可分性、一貫性、独立性、永続性)プロパティを厳格に要求する場合には、制約付き関係データベースが最も適する。しかし、このシナリオの場合においても、ベストフィットを決定するために特定のトレードオフを分析するべきである。たとえば、高い同時性および膨大な量のトランザクションにより、銀行のATMからのデータは、ACIDの代わりに、ワイドカラムデータベースを用いてより良好に実行されるBASE(基本的な可用性、ソフトステート、結果整合性)モデルに基づいている。
基礎となるデータモデルが、ネットワーク、グラフ、オブジェクト間の接続などを記述するデータについては、グラフデータベースへの保存が最適である。この場合、非常に時間のかかる関係データベースにおける多元接続操作を含む、外部キー関係などの多くの関係を意味するクエリパターンを検索するために規則が確立される。
さらに別の例においては、たとえば、得られたレポートクエリに高い反復性がある場合には、基礎となるデータベースストレージフォーマットに関わらず、キャッシュを使用することが有益である。公知であるが、キャッシュの規則は、キャッシュにおけるデータがどのくらいの頻度で変更されているかを判断し、キャッシュ無効は時間ベースで行われるか、および/または、ソースデータに変化が生じた際に無効とする能力を有する。この場合、キャッシュされたデータは、それ自身の別のオブジェクトとして保存される。たとえば、キャッシュオブジェクトのソースデータは、ワイドカラムデータベースストレージフォーマットに存在するが、実際にキャッシュされたデータは、変換後、キャッシュメモリ内のキーバリューストレージフォーマットに保存される。
上述したように、すべてのデータは、トリプルストアデータベース308に最初に保存され、コントローラ302は、トリプルストアフォーマットから別のフォーマットへの変換がいつ必要になるか、あるいはその逆も変換がいつ必要になるかを判断する。一実施態様においては、実際に第1データベースストレージフォーマットから第2データベースストレージフォーマットへデータを変換するプロセスは、少なくとも最初はトリプルストアデータフォーマットに、すべてのデータが保存されるためのトリプルストアデータベース308の機能性に含まれる。したがって、別のデータベースストレージフォーマットからトリプルストアデータベースストレージフォーマットへの変換だけでなく、トリプルストアデータベースストレージフォーマットから別のデータベースストレージフォーマットへの変換も必要とされる。必然的に、与えられた変換に利用される特定の技術は、第1(ソース)データベースストレージフォーマットおよび第2(ターゲット)データベースストレージフォーマットの性質に依存する。
一般的には、トリプルストアデータベースストレージフォーマットへの変換は、ソースデータベースストレージフォーマットにおける最も基本的かつ根本的なデータ構造を識別すること、およびこれらのデータ構造をトリプルにマッピングすることに基づいて行われる。たとえば、キーバリューストレージフォーマットをトリプルストアストレージフォーマットに変換する場合は、RDFなどに基づいた変換プロセスは、それぞれのキーバリューを通じて繰り返し行われ、対応するトリプルを作成する。ワイドカラムストレージフォーマットからトリプルストアストレージフォーマットへ変換する場合は、変換プロセスはそれぞれのキースペース、カラムファミリー、カラムおよびロー形成トリプルを通じて繰り返し行われる。ドキュメントストレージフォーマットからトリプルストアストレージフォーマットへ変換する場合は、変換プロセスはそれぞれのコレクション、ドキュメントおよびキーバリュー形成トリプルと通じて繰り返し行われる。グラフデータベースストレージフォーマットから変換する場合は、変換プロセスは、ノード間における次の接続と形成トリプルによって、データ内のすべてのノードを通じて繰り返し行われる。関係データベースストレージフォーマットから変換する場合は、変換プロセスは、初めはそれぞれのテーブルを通じて繰り返し行われ、たとえば、述部が「is a table of」に固定されたトリプルを確立する。また、外部のキー関係その他のインデックスあるいはプロパティは、いずれもそれぞれのテーブルにおいて識別され、トリプルなどのフォームに含めまれる。(たとえば、”x:table1.column1 y:is_foreign_key_toz:table2.column2”)。それぞれのテーブル内においては、変換プロセスはそれぞれのカラムを通じても繰り返し行われる。それぞれのカラムは、最初に、カラム名であり、かつ、与えられたセル内に含まれた実際のデータバリューである、トリプルサブジェクトを伴った「is a column of」の固定されたトリプルの述部に基づいて、トリプルフォーマットにおいて定義される。同様にして、変換プロセスは、それぞれセルを伴い、それぞれトリプルになる、それぞれのローを通じて繰り返し行われる。
同様に、トリプルストアデータベースストレージフォーマットから別のデータベースストレージフォーマットへの変換は、基本的にトリプルに基づく。ここで、上述したように、トリプルストアデータベースストレージフォーマットは、nquadフォームであるため、オブジェクト識別を備える第4の要素を含み、このオブジェクト識別は、トリプルデータのコンテクストの変換を確立するために利用される。したがって、トリプルストアストレージフォーマットからキーバリューストレージフォーマットへ変換する場合は、それぞれのトリプルはキーバリューに変換される。トリプルストアストレージフォーマットからワイドカラムストレージフォーマットへ変換する場合には、変換プロセスは、まず、トリプルデータにおけるすべての明確な述部を識別し、それぞれについてカラムファミリーを作成する。その後、変換プロセスは、それぞれのトリプルを通じて繰り返し行われ、それぞれについてローを形成する。コントローラ302におけるクエリパーサなどによりもたらされる従前のクエリ情報に基づいて、変換されているデータへのインデックススキームが、データ従前の使用に基づいて得られる。そのようなインデックススキームを得る技術は、たとえば「Oracle Database Performance Tuning Guide (11g Release1(11.1):Automatic SQL Tuning(http://docs.oracle.com/cd/B28359_01/server.111/b28274/sql_tune.htm#PFGRF028にて入手可能)」で教示されたように、公知である。その後、第2のインデックスは、必要に応じて、得られたインデックススキームに基づいて作成される。トリプルストアストレージフォーマットからドキュメントストレージフォーマットへ変換する場合は、トリプルデータにおいて変換されているすべてのトリプルは、まず、ドキュメントに対応する述部(たとえば、「is_contained_in」)を特定するために分析される。その後、変換プロセスはそれぞれのトリプルを通じて繰り返し行われ、それぞれのトリプルに基づいてキーバリューエントリーを作成する。キーバリューエントリーはその後、対応するドキュメントにリンクされる。トリプルストアストレージフォーマットをグラフストレージフォーマットへ変換する場合は、変換プロセスはトリプルを通じて繰り返し行うことができ、頂点と辺を構築する。
上述したコントローラにより開始される変換のほかにも、相当量のデータが、既存のRDFデータベースに保存されている。これら既存のデータベースを利用するためには、そのような既存のRDFデータを関係データに変換する能力が、トリプルストアデータベース308に与えられる。説明のために、トリプルデータはRDFフォーマットに基づくことを前提とするが、他のトリプルフォーマットも使用することは可能である。特に、外部RDFデータの変換は、2つのデフォルトカラム(1から始まる連続整数を備える、テーブルの主キーとして機能する、識別カラムと、一般的にはRDF用語のよるリソース名を示すストリングを含むリソース名カラム)を有するテーブルの作成から開始される。この基本的なテーブルから、トリプルデータ内のほぼすべてのプロパティ(述部)が特定され、テーブル内においてカラムに変換される。いくつかのプロパティ(ここではメタプロパティと称す)は、意味データ自体ではなくデータの基本的なオントロジー構造に関する情報を提供するため、すべてのRDFプロパティがこのように利用されるわけではない。オントロジー情報は、変換されるトリプルデータの関係データベース表現をさらに発展させるために利用される。テーブルを拡大するためにRDFプロパティを利用することについては、簡単な例によってさらに説明する。
表8は、複数のRDFステートメントを示す。
Figure 0007086166000008
追加的なテーブルカラムを特定するためのプロパティの使用に関して上述した変換原理に従って、表8におけるRDFステートメントは、表9に示す関係表示に変換することができる。
Figure 0007086166000009
本例が示すように、RDFの関係データへの変換は、データ構造あるいはメタデータの変換であり、データ自体の変換ではない。変換プロセスをさらに発展させるために、RDFメタプロパティにおいて発見されたメタプロパティを利用することは有益である。
RDFと関係ストレージフォーマットとは、どちらもクラス(型)およびインスタンス(実体)の観点に依存するという点で、データと類似した観点を有している。一方では、RDFにおいては、クラスおよびインスタンスは明確に定義され、rdf:class、rdf:type、rdfs:domain、rdfs:rangeなど、指定のメタプロパティにサポートされている。その一方で、関係フォーマットにおいては、クラス/インスタンスの観点は、明確に定義されていないものの、「テーブルおよびタプル」と呼ばれる他のフォームにおいて効果的に実行される。テーブルは、クラスとみなされる一方、カラムは、クラスプロパティおよびタプル(ロー/レコード)としてインスタンスとしてみなされる。したがって、一実施態様においては、RDF形式のデータを関係形式のデータに変換するためのアプローチは、RDFクラスを関係テーブルに、RDFインスタンスを関係タプルに変換することにより行われる。このため、RDFにおけるそれぞれのリソースのクラスを決定することは必須となる。このタスクは、RDFにおける利用可能なメタプロパティの利用により容易化される。
したがって、外部RDFデータが提示されると、変換プロセス(変換プロセスの例は、図4に関連して下記に詳述する)は、分類を示すメタプロパティの発生を特定するために、まずはリソースをスキャンすることにより、その中のリソースの分類を試みる。これら公知のメタプロパティについては、下記に個別に記載する。
第1のRDFメタプロパティは、rdf:typeである。正式には以下のように定義される。「rdf:typeは、リソースはクラスのインスタンスであると述べるために使用される
rdf:Propertyのインスタンスである。
フォームはトリプルである:
R rdf:type Cは、Cがrdfs:Classのインスタンスであり、RはCのインスタンスであることを述べている。」
したがって、変換プロセスが与えられたリソースについてこのメタプロパティを発見すると、そのリソースのクラスを明確に把握する。
第2のRDFメタプロパティは、rdfs:domainである。正式には以下のように定義される。
「rdfs:domainは、与えられたプロパティを有するすべてのリソースは、1つ以上のクラスのインスタンスであることを述べるために使用されるrdf:Propertyのインスタンスである。
フォームはトリプルである:
P rdfs:domain Cは、Pはクラスrdf:Propertyのインスタンスであり、Cはクラスrdfs:Classのインスタンスであり、述部がPであるトリプルのサブジェクトによって表示されたリソースはクラスCのインスタンスであることを述べている。
プロパティPが1つ以上のrdfs:domainプロパティを有する場合には、述部がOであるトリプルのサブジェクトによって表示されたリソースは、rdfs:domainプロパティによって述べられたすべてのクラスのインスタンスである。」
換言すれば、このメタデータは、rdfs:domainトリプルのサブジェクトが、オブジェクトのプロパティであることを示すとともに、その述部としてプロパティを有するその他のトリプルのサブジェクトは必然的にそのクラスに属するということを示す。表10に示すRDFステートメントを検討する。
Figure 0007086166000010
これらのステートメントより、「著者(author)」は、クラス「本(book)」のプロパティであることがわかる。「author」プロパティが「ロードオブザリング(lord of the rings)」のサブジェクトの述部として使用されている場合は、「lord of the rings」が「book」のクラスに属することが推断できる。公知であるが、このような推断は、RDFS(RDFスキーマ)推測エンジンを用いて特定することができる。
第3のRDFメタプロパティは、rdfs:rangeである。rdfs:rangeは、結果として生じる推断がトリプルステートメントにおいて、サブジェクトではなく、オブジェクトに適用される点を除き、実質的にはrdfs:domainに類似する。表11に示したRDFステートメントを検討する。
Figure 0007086166000011
これらのステートメントより、「食べる(eat)」はクラス「食べ物(food)」のプロパティであることがわかる。プロパティ「eat」がオブジェクト「野菜(vegetables)」の述部として使用されている場合は、「vegetables」がクラス「food」に属することが推断される。公知であるが、このような推断は、RDFS推測エンジンを用いて特定することができる。
第4のRDFメタプロパティは、rdfs:subClassOfである。<A> <rdfs:subClassOf><B>というフォームのステートメントがあるとすると、「A」はクラスであり、「A」はクラス「B」のすべてのプロパティを共有するということがわかる。
さらに、クラスのプロパティに関する既存の知識も利用される。すなわち、頻繁に生じうることであるが、与えられたリソースがそのクラスを示すオントロジー情報を一切有していない場合には、変換プロセスは、利用可能なプロパティを特定し、既存のクラス/テーブルとこれらのプロパティを比較し、可能であればこれらを一致させるよう試みる。
上述したメタプロパティに依存した変換プロセスを、図4にさらに示す。特に、図4は、トリプルストアデータベース308および関係データベース304のコンポーネントを示し、特にデータ変換に関わるコンポーネントを詳細に示す。図示のように、RDFデータは、RDF DBMS402によって維持され、同様に、関係データは、DBMS404によって維持される。一実施態様においては、外部RDFデータストア406からのRDFデータは、公知のRDFローダー408を介して、RDF DBMS404にインポートされる。外部RDFデータから関係データへの変換を完遂するために、トリプルストアデータベース308は、変換ブリッジ412および推測エンジン414を含む。集合的には、変換ブリッジ412および推測エンジン414は、RDFデータ410を関係データ416に実際に変換するRDFSコンバータを構成する。すなわち、下記に詳述するが、変換ブリッジ412は、メタプロパティを特定するためにRDFデータ410を点検し、必要に応じて推測エンジン414の補助を受けながら、リレーショナル(関係)データベースストレージフォーマットに基づいて構成された関係データ416を拡大するために使用されるプロパティを決定する。
特に、変換ブリッジ412は、RDFデータ40内のトリプルを処理して、それぞれのトリプルのサブジェクトおよびオブジェクトの両方に関するメタプロパティを検索する。したがって、メタプロパティ「rdf:type」が発見されたそれぞれのステートメントについては、変換ブリッジ412は、まずオブジェクトを抽出し、リソースのクラスを特定する。その後、変換ブリッジ412は、抽出されたクラス名と同一のテーブル名を有するテーブルを特定するため、すべてのテーブルを検索する。そのようなテーブルが発見されると、変換ブリッジ412は、既存のテーブルのプロパティ(カラムの定義など)と新規リソースのプロパティとを比較する。これらが一致しなければ、変換ブリッジ412は、テーブルカラムの定義に新規リソースのプロパティを追加する。つまり、新規リソースのプロパティを含むためにテーブルカラムの定義を拡大する。そのようなテーブルが発見されなかった場合には、変換ブリッジ412は、クラスの属性を判定するために、RDFデータにおけるリソースのクラスに関する「rdfs:domain」および「rdfs:range」メタプロパティを検索する。さらに、変換ブリッジ412は、クラスのオブジェクトのプロパティを検索する。これらの追加的な作業を行ったにもかかわらず、そのようなプロパティあるいは属性が発見されない場合には、新規リソース名からテーブル名を採用し、「_UNKNOWN_CLASS」のストリングをテーブル名に続けた新規テーブルを作成する。
メタプロパティ「rdfs:subClassOf」が発見された場合には、変換ブリッジ412は、このリソースがクラスであり、このリソースはテーブルとして表されるべきと認識する。この現在のクラスとその親クラスの両方について、変換ブリッジ412は、いずれかのクラスがそれに関するプロパティをまだ有するかを判断するために検索する。「rdf:type」を伴うリソースおよびオブジェクトとしてのいずれかのクラスが発見されると、リソースに関連するすべてのプロパティが他のクラスのプロパティとして抽出される。メタプロパティ「rdfs:domain」あるいはプロパティとしての「rdfs:range」、およびオブジェクトとしていずれかの1クラスとともにプロパティが発見されると、そのプロパティは、推測エンジン414を用いて、対応するクラスのプロパティとして抽出される。「rdfs:subClassOf」プロパティとともに現在のクラスあるいは親クラスのいずれか1つが発見された場合には、これらサブ/親クラスに基づいてこれらのステップが反復される。さらに、現在のクラスについては、変換ブリッジ412は、現在のクラスの名前として同一のテーブル名を有するテーブルを特定するためにすべてのテーブルを検索する。そのようなテーブルが発見されると、変換ブリッジ412は、カラム定義のような既存のテーブルのプロパティと新規リソースのプロパティとを比較する。これらが一致しない場合には、変換ブリッジ412は、テーブルのカラム提起に新規リソースのプロパティを追加するが、そのようなテーブルが発見されない場合には、現在のクラス名に基づいて新規テーブルが作成され、現在のクラスのために以前集められたプロパティはカラム定義として利用される。より多くの「rdfs:subClassOf」ステートメントが発見された場合には、新規の現在のクラスおよび親クラスに基づいて、以前のステップが反復される。
RDFデータ410を処理するに際して、変換ブリッジ412は、与えられたリソースがオントロジー情報(上述したメタプロパティにより提供されたもの)を有していないことを判定する。この場合、変換ブリッジ412は、リソースの既知のプロパティの比較に基づいてリソースの分類を試みようとする。特に、変換ブリッジ412には、信頼レベルc(0≦c≦1)が提供される。たとえば、信頼レベルは、ワークステーション206のユーザや、アドミニストレータなどにより提供される。信頼レベルのソースにかかわらず、変換ブリッジ412は、現在のユーザがすでにアクセスした、すべての利用可能なテーブルを検索し、それぞれのテーブルについて、カラムの数をカウントし、そのカラム計数値とプロパティの未分類リソースの数であるプロパティ計数値とを比較する。カラム計数値およびプロパティ計数値の大きい方をn、小さい方をmとすると、これら2つの共通プロパティの数pがカウントされる。p≧m*cである場合、テーブルのカラムおよびリソースのプロパティの類似性が十分に高いことを示すので、変換ブリッジ412は、そのテーブル名をリストに一時的に記録する。このようにしてすべてのテーブルが処理された後、前記リストが検索され、このリストが空の場合、すなわち、十分に類似するテーブルが特定されなかったことを示した場合には、未分類リソースを、既知の情報によって分類することは不可能である。この場合、変換ブリッジ412は、この未分類リソースを新規クラスとして扱い、この未分類リソース名のあとに「_UNKNOWN_CLASS」のストリングを付した新規テーブルを作成し、このリソースを新規テーブルに挿入する。一方で、リストが空でなかった場合には、pの最大値を有するテーブルが特定される。すると、変換ブリッジ412は、特定されたテーブルはリソースのクラスであると推測して、上述したようにプロパティを比較し、必要に応じてテーブルカラム定義を拡大する。その後、前記リソースはテーブルに挿入される。この方法では、RDFデータ410がオントロジー情報(メタプロパティ)を有さず、すべてのリソースが完全に異なるプロパティを共有している場合に、最悪のケースのシナリオが生じる。最悪のケースのシナリオにおいては、変換ブリッジ412は、それぞれのテーブルに1つのレコードが付された潜在的に多数のテーブルを生成することになる。このような問題を回避するため、信頼レベルを0に設定することで、すべての未分類リソースが同一のクラスとして扱われ、同一のテーブルに挿入されるが、これも望ましい結果ではない。したがって、信頼レベルは、作成されたテーブル数と分類の正確さとのバランスを図る。
RDFデータ410から関係データ416への変換が完了すると、RDFデータ416は、関係DBMS404に追加される。RDFローダー408と同様に、関係DBMS404は、公知であるが、関係データをRDFデータ420に直接エクスポートすることができるRDFエクスポーター418と通信する。
図4は、RDF DBMS402および関係DBMS404とともに使用される追加的なコンポーネントを示す。たとえば、公知であるが、それぞれのユーザが有する特定の権利(ユーザの権限)、有効なユーザ(User)の識別、および特定のユーザロール(Roles)の識別を図示したように管理するために、アドミニストレーションコンポーネント422が設けられる。さらに図示したように、ユーザがRDFと関係データにアクセスするためのさまざまな方法を提供するために、多数のクエリインターフェースが設けられる。たとえば、公知のSPARQLエンドポイント424は、いわゆるSPARQL RDFクエリプロトコル426をサポートする。このようにして、ユーザは、SPARQLクエリ428を使用して、RDF DBMS404に直接アクセスする。代替的に、上述の統一API430は、RDF DBMS402にアクセスするためのSPARQLクエリ428およびSQLのようなクエリ432をサポートするだけでなく、関係DBMS402にアクセスするためのSQLクエリ433の使用もサポートする。
図3について再度言及すると、上述したタイプのオブジェクト310は、コントローラ302によって採用されるオブジェクト中心のアプローチを強調するために、コントローラ302内の中央に示されている。さらに、コントローラ302は、オブジェクトの使用に起因する多数の機能を提供する。表1に示したように、オブジェクトは、オブジェクトの性質によって、異なる状態を反映するために複数の値を採りうる1つ以上の状態インジケータを含む。状態管理コンポーネント312は、システム300内におけるすべてのオブジェクトに関するそのような状態情報を追跡する。たとえば、下記に詳述するが、個別のオブジェクトは、互いに幅広い関係を有することが可能であり、そのような関係は状態インジケータに反映される。たとえば、特定のデータを代表するオブジェクトは、そのオブジェクトが他のデータオブジェクトを駆動するか(たとえば、「単位価格」のデータオブジェクトが「購入累計金額」のデータオブジェクトを駆動するか)、あるいは他のデータオブジェクトによって駆動されるか(「購入累計金額」のデータオブジェクトは「単位価格」のデータオブジェクトによって駆動されるか)というインジケータを含む。あるいは、ウィジェットは、本明細書中で使用されているように、互いにさまざまな関係を有する他のオブジェクト(あるいはウィジェット)の集合体となり得るオブジェクトを参照する。これらの構成オブジェクト(および/または他のウィジェット)間の関係は、「contains(有する)」、「has child(子供がある)」、「has parent(親がいる)」などの複数の状態値に反映される。さらに、状態データは、オブジェクトの一時的な使用状態、たとえば「can be used(使用可能)」、「is used(使用中)」、あるいは「has been used(使用済み)」などの状態値に反映される。さらに、状態インジケータは、バイナリーの性質、すなわち、「hidden(見えない)」に対する「visible(見える)」の状態値、あるいは「enabled(できる)」に対する「disabled(できない)」の状態値の場合のような性質を有する。上述した例に示されるとおり、無数の使用状態インジケータおよび値が採用され得る。
履歴管理コンポーネント314は、それぞれのオブジェクトへの修正に関する情報を維持し、どの修正が最新かをトラッキングする。上述した状態インジケータと同様に、修正状態は、「current(現在の)」、「archived(記録された)」、「deleted(削除された)」、あるいは「historic(過去の)」を含み、これらのすべては、データベース304~308内におけるそれぞれのオブジェクトのために履歴管理コンポーネント314により追跡される。
切断コンポーネント316は、所定のオブジェクトがコントローラ302との接続が失われた場合に生じうるコンフリクト状態を管理するために設けられる。下記に詳述するように、コントローラ302に追跡されたオブジェクト、特に、ソフトウェアウィジェットあるいは他の離散機能コンポーネントに関するオブジェクトは、エンドユーザアプリケーションを構成するために使用される。このため、アプリケーションが特定のオブジェクトに基づいて構築されることから、アプリケーションの作者は、切断時においても利用可能な一定のオブジェクトを示すよう問い合わせを受けるが、この情報は切断コンポーネント316により追跡される。その後、アプリケーションは、エンドユーザアプリケーションサーバを介して、エンドユーザに利用可能となる。エンドユーザが、このエンドユーザアプリケーションサーバ上のアプリケーションにアクセスすると、このエンドユーザアプリケーションサーバは、切断時の機能のためにどれくらいのローカルストレージを割り当てることが可能か判断するために、クライアント処理装置、たとえば、デスクトップコンピュータ、ラップトップコンピュータ、モバイルワイヤレスデバイスなどとかけあう。ローカルストレージの所望量は、切断時にも利用可能なように必要とされる特定のオブジェクトにある程度依存する。クライアント処理装置とのかけあいプロセスは、同一のアプリケーションを使用する複数の他のエンドユーザ処理装置のために繰り返されるため、それぞれのクライアント処理装置は、指定されたオブジェクトのための同一のローカルストレージを含む。
エンドユーザのクライアント処理装置との間で切断が生じると、コントローラ302は、公知の技術を用いてこの状態を検出し、他のエンドユーザクライアント装置には、切断コンポーネント316によってこの事実が通知される。追加的に、切断されたエンドユーザクライアント装置は、指定されたオブジェクトの操作を維持するために、ローカルストレージを使用するモードに切り替わる。たとえば、指定されたオブジェクトが購入注文を追跡するウィジェットである場合、たとえば「会社Aから会社Bに、1000部分の発注書(P.O.)を送る」というウィジェットの使用が、データの作成、読み取り、更新、削除が引き続き可能とするという意味でローカルストレージのみにおいて維持される。一方で、他のエンドユーザクライアント装置は、同一の指定されたオブジェクトを切断されたクライアント装置とコンフリクトしかねない方法で使用すること(たとえば、会社Aから会社Bに、2000部分の発注書を送る)を含め、通常通り作動し続けることができる。このような場合には、切断コンポーネント316は、他のエンドユーザクライアントによる指定されたコンポーネントの使用を追跡する。切断されたクライアント装置がコントローラ302との接続を再開すると、ローカルストレージに保存されたデータは、コントローラ302にアップロードされ、切断コンポーネント316はコンフリクトの発生を検出する。要するに、切断コンポーネント316は、切断中に切断されたエンドユーザクライアントによって使用された、すべての指定されたコンポーネントに関するすべてのデータを「隔離」する。
コンフリクトを検出すると、切断コンポーネント316は、さまざまな方法でコンフリクトを解消することが可能である。一実施態様においては、切断コンポーネント316はさまざまなエンドユーザクライアント装置の階層に関する規則を有する。たとえば、どのエンドユーザクライアントが他のエンドユーザクライアントに優先すべきかを判断するために、企業内あるいは同様に階層的に組織された組織内において、特定のエンドユーザクライアントは、肩書き、地位、その他の優先性を示すインジケータに関連づけられることにより、より高い優先度を有するエンドユーザクライアントによって提供されるデータに基づいて、コンフリクトが自動的に解消される。そのような自動的な解決が不可能な場合には、コントローラ302は、コンフリクトを起こしているデータを、コンフリクトを解消するための要求とともに、コンフリクトを起こしているエンドユーザクライアント装置に送ることが可能である。その後、コンフリクトを起こしているクライアントがコンフリクトを解消できると仮定して、どのようにコンフリクトを解消することが可能か(つまり、どのデータを保存するか)を示しながら、データは切断コンポーネント316に戻される。
状態管理コンポーネント312により維持された状態情報に基づいて、それぞれのオブジェクトについてソーシャルネットワークが構築される。すなわち、それぞれのオブジェクトについて維持された関係情報を用いると、オブジェクトおよびオブジェクト同士の関係のネットワーク表示を作成することが可能となる。たとえば、「従業員のファーストネーム」オブジェクトと「従業員のラストネーム」オブジェクトは、それぞれ、「従業員の名前」に関連する「belongs to(所属する)」状態を反映し、他のオブジェクトなどへ独自の接続を有する。そのようなネットワークは、公知のネットワーク発見技術を用いたネットワークコンポーネント318により得られる。たとえば、下記の自動データマイニングコンポーネント332を実行するために使用される、データマイニングサーバ222によって、公知のデータマイニング技術、たとえば、根本原因解析、分類、クラスタリング、結合規則発見、および/または回帰分析を利用することができる。
さらに、図示のように、根本原因解析コンポーネント320(オブジェクトソーシャルネットワークを生産するためのネットワークコンポーネント318により用いられる根本原因解析とは異なるもの)が設けられる。ニューラルネットワーク解析や回帰分析などの公知の技術を用いて、オブジェクトソーシャルネットワーク内において、ネットワークコンポーネント318によって提供された根本原因は、特定のオブジェクトに関連して特定される。より正確には、ソーシャルネットワークは、根本原因を常に直接特定することは不可能であるが、時には潜在的な因果関係である相関関係が特定される。つまり、比較的簡素で明瞭なソーシャルネットワークについては、根本原因は確実性を伴って特定される。しかしながら、複雑かつ/または不明瞭なソーシャルネットワークについては、人間による追加的な解析を条件に特定することが可能である。たとえば、「従業員の能率」オブジェクトに関する複数のオブジェクトには、「従業員の年齢」、「従業員のスキルレベル」、「曜日」、「工場の気温」などが含まれる。ニューラルネットワーク解析の場合には、これらのオブジェクトの基礎となるデータは、「従業員の能率」オブジェクトの値を予測するにあたり最も重要となる要素を効果的に明らかにするネットワーク機能を明らかにするために、公知の技術を用いて解析される。そのような根本原因の識別は、これまでに存在しなかったオブジェクト間の関係を作るために利用されるか、あるいは従前に定義された関係を更新あるいは削除するために利用される。
上述したように、システム200および300に保存されたデータとともに使用されるアプリケーションは、複数の階層型ユーザインターフェースを使用して開発される。図示の例においては、階層型ユーザインターフェースは、第1メジャーデベロッパインターフェース322、第2メジャーデベロッパインターフェース324、およびマイナーデベロッパインターフェース326を備える。すべてのデベロッパインターフェース322~326はオプションであり、これらのいかなる組み合わせも利用可能である。一般的には、それぞれのデベロッパインターフェース322~326は、2つの使用パターンあるいはロールを有する。具体的には、異なるユーザにより異なる目的のために個別に用いられる独立プラットフォームと、一元的なシステムとして機能するために他のプラットフォームと協働するプラットフォームである。一実施態様においては、第1メジャーデベロッパインターフェース322、第2メジャーデベロッパインターフェース324、およびマイナーデベロッパインターフェース326は、ソフトウェア開発において、連続したより高次の抽象化レイヤーとして機能する。抽象化のレベルが高次元になるほど、多くのプログラミングの詳細が漸次的に隠されていくことになるため、アプリケーションの開発用としては使用しやすくなる。
したがって、一実施態様においては、第1メジャーデベロッパインターフェース322は、Apache Eclipseのような公知の統合開発環境(IDE)である。第1メジャーデベロッパインターフェース322を用いると、比較的熟練したプログラマーであれば、いかなるタイプのソフトウェアでも開発することができる。第2メジャーデベロッパインターフェース324は、GUIアプリケーションビルダー(完全に機能的なGUIアプリケーションを中程度の抽象化レベルで構築するために用いることができ、第1メジャーデベロッパインターフェース322を実行するために用いられる同一のアプリケーションを含む)を用いて実行することができる。マイナーデベロッパインターフェース326は、公知であるが、ソフトウェア開発スキルをほとんど有しない個人に、高次のファンクショナルビルディングブロックに基づいてアプリケーションソンを構築することを可能にする、ゾーホークリエータ(Zoho Creator)などの複数のグラフィカルウェブアプリケーションビルダーを備える。したがって、第1メジャーデベロッパインターフェース322による低次の抽象化は、特定のプログラミング言語特徴を扱うユーザにのみ利用可能であるが、第2メジャーデベロッパインターフェース324で用いられる機能は、プログラミング言語に依存しておらず、さらに、マイナーデベロッパインターフェース326においては、プログラミングに特有な用語あるいは特徴はまったく必要とされない。
操作中において、公知であるが、第1メジャーデベロッパインターフェース322は、第1メジャーデベロッパインターフェース322のユーザにソフトウェアコードの生成および修正を許可する複数のモードを提供する。たとえば、いくつかのIDEは、定義され、選択可能なタスクを備える。与えられたタスクを選択するにあたり、コードテンプレートも選択されるため、IDEは、選択されたテンプレートに基づいて自動的にコードを生成する。あるいは、ユーザは、一連のドロップダウンメニューから操作を定義することができる。このドロップダウンメニューは、利用可能な操作を示すために常に更新され続ける。ユーザがさまざまな操作を選択すると、コードが自動的に生成される。さらに別の実施形態においては、中間コマンドを提供するためにユーザにより提供された自然言語テキストを解析するため、自然言語処理エンジンが使用される。この中間コマンドは、その後、自動的に生成されるコードを提供するために解析される。いずれの実施形態においても、自動的に生成されたコードは、最終的な所望のコードを提供するために、ユーザによって希望通りに修正される。
第2メジャーデベロッパインターフェース324は、さまざまなユーザインターフェースコントロールがツールボックス内に備えられている、公知の「ドラッグアンドドロップ」式のグラフィカルユーザインターフェースを提供する。利用可能なさまざまなユーザインターフェースコントロールは、選択されたコントロールのインスタンスを作成するために、デザインエリアにドラッグされる。このインスタンスは、その後選択され、一定のビヘイビアを示すよう構成される。同様にして、所望のイベント定義、フローコントロールあるいはアクションはいずれも、選択されたコントロールインスタンスに追加される。このようなコントロールを結合させることにより、ウィジェットあるいはより完全なアプリケーションが作成されて、ユーザインターフェースの所望の機能性が実装される。これが完全に構成されると、結果として得られたウィジェットあるいはアプリケーションが発行される。
なお、第1および第2メジャーデベロッパインターフェース322、324により作成されたコードおよび/あるいはウィジェットは、すべてコントローラ302によりオブジェクトとして保存される。
第2メジャーデベロッパインターフェース324と同様に、マイナーデベロッパインターフェース326も「ドラッグアンドドロップ」式のGUIに基づいている。しかしながら、マイナーデベロッパインターフェース326用に設けられたツールボックスは、デザインエリアにおいて選択され結合される、発行済みのウィジェットあるいはアプリケーションを含む。完全なアプリケーションが定義されると、公知の技術を利用した第2メジャーデベロッパインターフェース324は、たとえばユーザインターフェースマークアップ言語(Qtメタ言語(QML)など)および/またはファンクショナルマークアップ言語(ビヘイビアマークアップ言語(BML)など)を用いて、個別のウィジェットの操作およびこれらそれぞれの互いの関係を示すアプリケーションメタファイルを生成する。結果として得られたアプリケーションメタファイルは、その後、ソースおよび実行可能なコードを生成するコードジェネレータ328に送られる。このようなコードジェネレータの例としては、エクリプスファウンデーション(Eclipse Foundation)から発売されているAcceleoオープンソースコードジェネレータがある。結果として得られたソースコードおよび実行可能なコードな、コントローラ302によりオブジェクトとして保存され、実行可能なコード330は、適切なアプリケーションサーバなどを介して、エンドユーザに利用可能となる。
上述したように、インターフェース322~326は、協働的に用いることができる。たとえば、第1メジャーデベロッパインターフェース322は、互換性のある特定のプログラミング言語を用いて、開発中のコンストラクトに集中するために用いることも可能である。つまり、第2メジャーデベロッパツール324による使用のためのプログラミング言語エンティティおよびロジックラッパを構築することが可能である。たとえば、第1メジャーデベロッパインターフェース322を用いると、開発者は、Java GUIコンポーネント(たとえば、テキスト入力ボックス)を特定のオブジェクトにラップすることができ、コントローラ302を通して、そのオブジェクトを第2メジャーデベロッパインターフェース324において利用可能とすることによって、第2メジャーデベロッパインターフェース324は、このオブジェクトを今後の使用のためにツールボックスに追加することが可能となる。このようにして、第1メジャーデベロッパインターフェース322は、第2メジャーデベロッパインターフェース324にとっては「プラグイン」であるとみなすことができ、このような機能によって第2メジャーデベロッパインターフェースの機能が拡張される。
一方、第2メジャーデベロッパインターフェース324は、第2メジャーデベロッパインターフェース324が開発することができるアプリケーションのタイプに集中すること、すなわち、マイナーデベロッパインターフェース326が使用するためのGUIコンポーネントおよびロジックラッパを構築することに関して、協働的に使用することが可能である。たとえば、第2メジャーデベロッパインターフェース324を用いて、開発者は、「サブミット(Submit)」ボタンをラップして、このボタンへのシングルクリックにより、すべてのデータを現在のスクリーン上に集めたり、データベース304~306に送ったり、このオブジェクトをマイナーデベロッパインターフェース326に付与したり、マイナーデベロッパインターフェース326がこのオブジェクトを後に使用できるようにするため、マイナーデベロッパインターフェース326にそのツールボックスへのオブジェクトの追加を許可したりすることを可能とするロジックを持たせることができる。この場合、第2メジャーデベロッパインターフェース324は、マイナーデベロッパインターフェース326にとっては「プラグイン」であるとみなすことができ、このような機能によってマイナーデベロッパインターフェースの機能が拡張される。
図3に示すように、システム300は、保存されたデータをユーザが扱う能力を高めるさまざまな機能を備える。一実施形態では、自動データマイニングコンポーネント332は、データベース304~306に保存されたデータについて適用される、公知のさまざまなデータマイニングアルゴリズムを、コントローラ302を介して、実行する。具体的には、自動データマイニングコンポーネント332は、与えられたデータマイニングタスクのための処理前データを最良にし、かつ、このデータマイニングタスクのために最良のデータマイニングアルゴリズムを選択する。
公知ではあるが、データマイニングでは、解析されるデータに前処理が行われた場合に、最良の結果がもたらされる。しかしながら、そのような前処理は、解析されるデータの性質に強く依存する。自動データマイニングコンポーネント332は、最良のデータ前処理を自動的に選択するためにトレーニングをすることができる。このため、サンプルのデータセットがまず集められ、その統計上の特徴が抽出される。そのような統計上の特徴は、たとえば、平均値、中央値、値域、および標準偏差などの数学的特徴を含む。さらに、属性数やそれぞれの属性のタイプ(たとえば、名目上あるいは数値上)、データセットのサイズなどの単なる事実も含む。このようにしてデータセットが特徴づけられると、N個の公知のデータ処理前アルゴリズムが、データセットに対して実行され、それぞれの処理前アルゴリズムについて結果として生じた処理前データを個別に保存する。その後、M個の公知のデータマイニングアルゴリズムは、それぞれの処理前データセットにおいて実行されることにより、N×M個のデータマイニング結果セットを生じる。それぞれのデータマイニング結果セットは、その後、関係する処理前およびデータマイニングアルゴリズムの組み合わせの精度および正確性を評価するため、公知の技術を用いて評価される。可能な場合は、それぞれのデータ処理前アルゴリズムのパラメータは、処理前アルゴリズムおよびパラメータの最良の組み合わせ、およびデータマイニングアルゴリズムを特定するために変動する。特定されると、処理前アルゴリズム/パラメータ/データマイニングアルゴリズムの最良の組み合わせがクラス属性として指定され、前記データセットの統計学的特徴が入力属性として指定される。これらのクラス/入力属性は、その後、処理前選択学習モデルを増加させるために用いられ、実質的に合致する統計学的特徴を有するその後のデータセットも同様の方法で前処理される。
さらに、与えられたデータマイニングタスクに対しては、特定のデータマイニングアルゴリズムが他のデータマイニングアルゴリズムより優れている場合がある。最良の処理前アルゴリズムを選択するためのトレーニングについて上述したのと同様に、自動データマイニングコンポーネント332も、実行されるべき特定のデータマイニングタスクに基づいて自動的に最良のデータマイニング技術を選択するために、トレーニングをすることができる。このため、サンプルのデータセットが再度集められ、その統計学的特徴が抽出される。このように特徴づけられると、N個の公知のデータ処理前アルゴリズムが、前記データセットに対して実行されるため、それぞれのデータマイニングアルゴリズムについて、結果として得られたデータセットが個別に保存される。データマイニング結果セットのそれぞれは、その後、それぞれのデータマイニングアルゴリズムの精度および正確性を評価するため、公知の技術を用いて評価される。可能な場合は、それぞれのデータマイニングアルゴリズムのパラメータも、データマイニングアルゴリズムおよびパラメータの最良の組み合わせを特定するために変動させる。特定されると、データマイニングアルゴリズムおよびパラメータの最良の組み合わせがクラス属性として指定され、データセットの統計学的特徴が入力属性として指定される。これらのクラス/入力属性は、その後、データマイニング選択学習モデルの増加に用いられ、与えられたデータマイニングタスクを受けるために使用され、かつ、実質的に合致する統計学的特徴を有するその後のデータセットも同様の方法で前処理される。
一実施態様においては、最良の処理前および/またはデータマイニングアルゴリズムの利点は、さらなる処理によって得られる。この処理においては、前処理されるデータセットあるいは与えられたデータマイニングタスクを受けるデータセットは、上述したように、再度統計学的に特徴づけられる。結果として生じる統計学的特徴に基づき、最良の処理前あるいはデータマイニングアルゴリズムkは、上述したように、前記データセットおよび入力属性の統計学的特徴間の類似性に基づいて選択される。同時に、前記入力データベースは、公知であるが、データの削減を受けて、すべての利用可能な処理前あるいはデータマイニングアルゴリズムが、削減された入力データセットに対して適用され、最良の処理前あるいはデータマイニングアルゴリズムnが選択される。さらに同時平行して、最良の処理前あるいはデータマイニングアルゴリズムmを特定するために機械学習モデルが使用される。その後、最良の処理前あるいはデータマイニングアルゴリズムhを選択するために、異なる処理前あるいはデータマイニングアルゴリズムk、mおよびnの結果が比較される。これら処理前あるいはデータマイニングアルゴリズムhは、その後、前記入力データセットに対して実行され、結果が平均化される。結果として生じた平均出力は、その後、可能性のある最良の処理前あるいはデータマイニングアルゴリズムの組み合わせを示す。
別のデータマイニングの実施形態においては、自然言語処理エンジン336とともに任意に作動する質問駆動型データマイニングコンポーネント334が設けられている。質問駆動型データマイニングコンポーネント334は、データマイニングの経験がほとんどないかまったくないユーザに、データマイニングタスクを行えるメカニズムを提供する。エンドユーザが、コントローラ302にデータマイニング要求を与えると、コントローラ302は、その要求を質問駆動型データマイニングコンポーネント334に直接送るか、要求が自然言語テキストで表されている場合には、必要なデータセットの解析のために質問駆動型データマイニングコンポーネント334が使用可能な命令に変換するためのNLPエンジン336を通じて、質問駆動型データマイニングコンポーネント334に送られる。
より具体的には、質問駆動型データマイニングコンポーネント334は、たとえば、その特定の目的のためのユーザインターフェースを介して、自然言語で表されたユーザの質問を受領する。これらの複雑な質問、たとえば、「なぜ」や「どのように」といった形式で表現された質問が受領されると、質問駆動型データマイニングコンポーネント334は、後述するように、NLPエンジンコンポーネント336による処理を行う。NLPエンジンコンポーネント336が質問の複雑な形式を扱えない場合には、NLPエンジンコンポーネント336は、その質問を解析し、自動データマイニングコンポーネント332によって実行されるデータマイニングタスクの形に解析する。NLPエンジンコンポーネント336は、質問駆動型データマイニングコンポーネント334に、データマイニング操作の必要性を伝え、これにより、質問駆動型データマイニングコンポーネント334は、前記データマイニングタスクを開始するために必要なパラメータ(たとえば、本明細書の付属資料に基づいて表現された要求の形式)を生成する。これらのパラメータは、自動データマイニングコンポーネント332におけるとの同様に、データマイニングタスクを開始するために、質問駆動型データマイニングコンポーネント334に戻された結果とともに使用される。ユーザに結果を提供するために、質問駆動型データマイニングコンポーネント334は、その後、前記結果を、NLPエンジンコンポーネント336に送る。
一実施態様においては、上述したように、利用可能なデータマイニング操作を提供するために、自動データマイニングコンポーネント332は、特定のタイプのデータマイニング操作の実行を要求するHTTP(ハイパーテキストトランスファープロトコル)POST要求のフォーマットにて外部要求を受領するよう、APIメソッドを提示する。要求に対して、APIは、要求された操作を他のHTTP POSTのフォーマットで完了するための時間の見積を回答することができる。公知であり、また、上述したように、根本原因解析、分類、クラスタリング、結合規則、発見、回帰分析などのさまざまな異なるタイプのデータマイニングタスクが提供される。
要約すると、APIによる処理は、以下のように表される。
1.APIメソッドは、HTTP POST要求を受領する。
2.APIメソッドは、要求データを抽出し、データを分析する。
3.APIメソッドは、要求データを確認する。要求が受け入れ可能である場合には、ステップ5へと処理を進める。
4.要求が受け入れ不能である場合には、APIメソッドは、エラー情報を含むHTTP POST応答を返し、処理は終了する。
5.要求が受け入れ可能である場合には、APIメソッドは、必要となる時間の見積を計算する時間概算モジュールに対し、選択されたデータに基づいて要求を実行するよう命令する。
6.APIメソッドは、時間の見積を含んだHTTP POST応答を返す。
7.要求における情報に基づき、APIメソッドは、関係するオブジェクトをコントローラを介して特定し、それによって要求されたデータを特定し、自動的にデータ処理ステップを適用し、上述したように最良のアルゴリズムを選択し、データマイニング処理を実行する。
8.処理が完了すると、APIメソッドは、要求者に対して結果を返す。
本発明の好ましい実施形態においては、HTTPに基づいたインターフェースを介して送られたメッセージは、JSONスタンダードフォーマットを使用する。APIメソッドに関するさらなる詳細は、本明細書の付属資料に記載されている。
このように、自動データマイニングコンポーネント332によって提示されたAPIは、POST応答で返されたエラーメッセージとともに、要求されたヘッダおよび本明細書の付属資料に記載されたJSONスキーマに対するそれぞれのPOST要求を確認する。一実施態様においては、自動データマイニングコンポーネント332は、csvやarffファイルフォーマットなどの予め定義されたフォーマットにて、データセットアップロードを受け入れ、アップロードされたそれぞれのデータセットに独自の識別が付されるべきである。さらに、自動データマイニングコンポーネント332は、公知であるが、エンドユーザが既存のデータベースから受け入れ可能なフォーマットにデータをエクスポートすることを補助するために、1つ以上のデータセットエクスポーターヘルパーツールを提供することができる。
自動データマイニングコンポーネント332に関して上述したように、質問駆動型データマイニングコンポーネント334は、自動的に最良の処理前および/またはデータマイニングアルゴリズムを選択することも可能である。要求されたデータマイニングタスクについて時間の見積を提供するために、質問駆動型データマイニングコンポーネント334は、自動データマイニングコンポーネント332により提示されたAPIを介して時間の見積を入手することができる。そのような見積は、サイズ、選択されたデータ準備方法、選択されたトレーニングスキームなどを含む前記入力データの特徴に基づいて計算され、コンピューティングリソースは、このタスクに割り当てられる。これは、最初に、十分なサイズを有し、一般的なデータマイニングタスク特徴を最も良く反映するデータ特徴において十分に多様である、学習ベースデータセットに対して、機械学習アルゴリズムを用いて行われる。このデータセットについて学習を終えたあと、質問駆動型データマイニングコンポーネント334は、時間の見積に使用することができるモデルを開発する。この時間見積学習モデルへの改良は、初期トレーニングおよび開発に続き、すべてのユーザ入力の収集を通じてもたらされ、定期的に前記機械学習アルゴリズムを再度実行することによって、この時間見積学習モデルの精度は絶えず向上する。
上述したように、質問駆動型データマイニングコンポーネント334は、自然言語で表された要求を受け入れ、この要求はNLPエンジン336によってさらに処理される。下記に詳述するように、NLPエンジン336は、自然言語インターフェーストューデータベース(NLIDB)および自然言語アプリケーションジェネレーション(NLAG)の2つの主要な機能を提供する。
NLIDB機能は、人間に理解可能な自然言語でエンドユーザがクエリを依頼することを可能にする。たとえば、そのようなクエリは、「何(what)」、「誰(who)」、「どのように(how)」などの表現を含むことが多い。たとえば、「われわれの商品が最も売れている州はどこか?」や、「昨年1万ドル以上を稼いだ人は誰か?」などである。NLPエンジン336におけるNLIDBモジュールは、前記自然言語による質問を分析し、SQLなどのより技術的なクエリ言語に翻訳するか、好ましくは、上述したようにSQLのような統一されたAPIに翻訳し、次に、基本的なデータエンジンのネイティブクエリAPIに翻訳されることが好ましい。
NLIDBモジュールは、自然言語の質問を分析するために、逆のアプローチをとる。つまり、統計学的パーサを用いたユーザの質問の分析は行われない。このような技術は、しばしば不正確な結果を導くからである。むしろ、NLIDBモジュールシステムは、いくつかの処理後、すべてのサポートされた質問および対応する回答を含む、あらかじめ定義された質問/回答テーブル(O&Aテーブル)において利用可能な質問に対して、ユーザの入力を簡単にマッピングする。実行される際には、このQ&Aテーブルに含まれる回答は、関連する質問に回答するデータを入手するために使用されるクエリである。前記Q&Aテーブルは、利用可能なスキーマおよびデータベースに保存されたデータに基づいて生成される。自然言語の文法規則を適用することによって、NLIDBモジュールは、同一の質問の異なるフォームを含む明確な回答を有する、すべてのあり得る質問を生成する。このストラテジは、分析の精度およびリアルタイムのパフォーマンスを得るために、この巨大なリストを保存するために必要とされる、比較的安価なストレージキャパシティを犠牲にする。この分析はストリングマッチングと同程度に単純であるため、そのパフォーマンスは非常に速く、かつリアルタイムの反応を達成する。
サポートされた質問のいずれにもユーザの入力が合致しなかった場合には、回答の探索に最善を尽くすために、公知の統計学的分析(SP)プロセスが用いられる。このSPプロセスは、まず質問からストップワードを削除し、キーワードのみを残す。SPプロセスは、その後、前記データベースにおいてテキストサーチを行い、関係するデータオブジェクトを戻すが、このプロセスでは正しい回答が発見されることは保証されない。質問に対する正しいあるいは関係する回答を得るように最善を尽くすが、まったく関係ない回答や、フォーマットされておらず理解が困難なデータを戻す場合がある。SPプロセスが行われた後、ユーザには、潜在的な回答のリストと、アクティブ学習のために、回答にグレードをつける要求が与えられる。返された結果の中にユーザが正しい回答を発見した場合には、その回答に対しては、「いいね(サムアップ)」のような単純なスタイルで高いグレードを付与することが、ユーザに要求される。ユーザがどの回答にも満足しない場合には、「悪いね(サムダウン)」のような単純なスタイルで低いグレードを付与することが、ユーザに要求される。ユーザが回答にグレードをつけなかった場合には、そのグレードはニュートラルであるとみなされる。すべてのユーザ入力はそれぞれ記録される。サポートされた質問に合致せずにSPによって処理された質問はついては、対応する記録を保存するよう設計されたレポジトリがある。エキスパートチームはこれらの記録を分析することができ、最も一般的に誤って処理された入力については、サポートされた質問にその質問を追加し、前記Q&Aテーブルを更新する。
上述したように、1つ以上のデータベースに保存されたデータに基づいたすべての回答可能な質問は、基礎となるデータベーススキーマのナリッジ(知識)を通じて特定される。次に、スキーマのフィールドがエンドユーザにより定義される。スキーマフィールドは、通常は意味のある単語で定義されるが、数字、コードあるいは意味を有しない文字などの非自然言語の単語やシンボルが使用されないという保証はない。非自然言語のシンボルが用いられたスキーマフィールドについては、まず、NLIDBモジュールが、データタイプからこのスキーマフィールドの意味論的意味を定義するよう試みる。データタイプが利用可能でなかったり、必要性を満たさなかったりした場合には、NLIDBモジュールは、前記スキーマフィールドの意味論的意味を定義するようユーザに要求する。このことは、上述したように、たとえば、マイナーデベロッパインターフェース326を介して行われる。
解釈可能なスキーマフィールド名については、NLIDBモジュールは、オントロジー上の定義、すなわち、基礎となるオントロジーにおいて用いられる構造の記述において、その単語を調べる。意味が特定されると、NLIDBモジュールは、ユーザのクエリにおける単語に代替するものとして、別名のリストの拡張を開始する。この拡張は、複数の異なる方法で行うことが可能である。1つの方法によれば、高レベルのオントロジー上の定義が別名として用いられる。たとえば、「従業員」は「人」と同じ意味である。他の方法によれば、公知の類義語を特定するためにシソーラスが用いられる。逆に、他の方法によれば、反意語の辞書を用いることにより、与えられた単語について反意語を特定することが可能である。動詞は、欠如概念およびその反意語の組み合わせとして使用することができる(たとえば、「故障した」と「機能していない」は同一の意味をなす)ため、この方法は特に動詞に対して有用である。これらの方法を組み合わせて使用することにより、NLIDBモジュールは、前記スキーマにおける特定の単語について別名のリストを作成することが可能となる。さらに、上述した技術を用いて、別名を特定することに利用することができる単語の数を拡大するために、略語の意味を解明することが望ましい。たとえば、「P.O.」はさまざまな意味を有するが、購買課のアプリケーションにおいては、「発注書」を意味するから、このコンテクストを含む略語の定義のリストにおいて、そのように定義される。このようなコンテクストが十分でない場合には、利用可能なオプションのリストをユーザに提示することにより、意味を明確化させることも可能である。
スキーマの単語およびこれら単語の別名が発見された後、NLIDBモジュールは、スキーマの単語およびこれら単語の関係に基づいて、可能性のある質問を組み立てる。このため、NLIDBモジュールは、オントロジー情報および自然言語シンタックスの両方を使用する。ある単語のオントロジー情報は、質問語に直接マッピングされる。たとえば、「DOB」など、あるスキーマの単語が「時間」のタイプである場合は、「いつ・・・?」という質問が生成される。スキーマフィールド同士の関係は、質問を生成する上でもう一つの重要な基礎となる。たとえば、従業員のデータオブジェクトが「名前」フィールドと「DOB」フィールドを含む場合には、「ジョン・ドウの生年月日は?」あるいは「ジョン・ドウはいつ生まれたか?」という質問が生成される。さらに、フィールド名を質問の単語に置き換えることに加え、NLIDBモジュールは、フィールド名を「提示せよ」や「~を知る必要がある」、「与えよ」などの命令の単語への置き換えも行う。このマッピングは、質問の単語から始まらない質問を生成する。
質問が生成されると、それに伴って質問に対応するクエリが生成される。たとえば、「ジョン・ドウの生年月日は?」の質問は、対応するSQLクエリである「SELECT DOB FROM Employee WHERE Name = ‘JohnDoe’」を有する。このクエリは質問として機能し、自然言語の質問とともに前記Q&Aテーブルに保存される。
使用に際しては、NLPエンジン336は、たとえば、テキストボックスを通じてエンドユーザが質問を入力することができるようにする。どの質問が利用可能であるかを提示するために、オートコンプリーションが用いられる。以前入力された、前記Q&Aテーブルにおいて利用可能な質問のいずれにも合致しない単語とともにユーザが単語を入力した場合、このオートコンプリーションは、サポートされていない可能性のある質問が入力されたことをユーザに警告するため、空のリストを提示する。ユーザは、スペルチェックサービスを用いた単語により、単語を入力する。誤記を含む単語が特定された場合には、たとえば、色を付けるなどして強調される。ユーザは、提示された単語の1つを用いてこれを訂正することも、そのまま放置しておくことも可能である。たとえば、英文法などの正式な自然言語構文法に従わない質問をユーザが入力した場合には、ユーザが入力を止めると、ユーザには、入力された質問に類似するが、構文的には正しい質問の提案リストが提示される。
ユーザの入力した質問が利用可能な質問に合致しない場合には、NLIDBモジュールは、その質問を前記Q&Aテーブルにおいて検索し、データベースクエリのフォームで保存された回答を発見し、データベースに対してクエリを実行し、エンドユーザに結果を返す。ユーザの入力した質問が利用可能な質問に合致しない場合には、上述したように、統計学的処理が行われる。
NLAGファンクションについては、スキーマフィールドはアプリケーションモジュールキーワードに置き換えられ、質問はファンクション説明ステートメントに置き換えられる点を除いて、NLIDBファンクションに関して上述した方法論と同じ方法論が用いられる。つまり、NLAGファンクションは、たとえばマイナーデベロッパインターフェースのユーザなどのユーザが自然言語の説明に基づいてアプリケーションを生成することを手助けする。アプリケーションは、それぞれのモジュールがサブ機能を果たす機能モジュールあるいはコンポーネントにより組み立てられる。このアプリケーションの記述は、このアプリケーションに期待される機能あるいはアプリケーションが何を達成するかについて説明すべきである。例としては、「従業員を管理するプログラムが必要」や、より具体的なものとしては、「従業員の情報を追加、編集、更新、削除することができ、発注書を受け入れ、組み立てラインの状態を見ることができるアプリケーションが欲しい」などを含む。これらの記述は、高いレベルあるいは階層型の機能要求のいずれかを現す。
オントロジーの辞書を使用することにより、NLPエンジン336内のNLAGモジュールは、異なるレベルの要求を認識する。この機能をサポートするために、たとえば、上述したように、ウィジェットなどのアプリケーションモジュールの作者は、動詞-名詞パターンのフォーマットにてモジュールの機能の説明を提供しなければならない。たとえば、従業員管理モジュールは、「従業員管理」の説明を有することができ、組み立てラインダッシュボードモジュールは、「組み立てラインの状態を提示せよ」との記述を含むことができる。これらの動詞-名詞ペアは、その後、オントロジーの辞書にて検索され、別名の拡張、質問(この場合には、ステートメントである)の生成、およびクエリ(この場合には、モジュールアセンブリである)の生成を含め、NLIDBファンクションについて上述した処理と同一の処理がなされる。前記質問(ステートメント)構文解析の段階は、オートコンプリーションによりユーザ入力を制限することと、合致しなかった入力の統計学的処理に関しても同様である。ユーザ入力の解析が無事に行われ、モジュールのリストが返されると、たとえば、マイナーデベロッパインターフェース326などのアプリケーション開発ツールは、上述したように、ユーザがモジュールを統一されたアプリケーションに組み立てることを可能にする。
最後に、レポートエンジンコンポーネント340が設けられる。一実施態様においては、レポートエンジンコンポーネント340は、マイナーデベロッパインターフェース326のサブコンポーネントである。特に、レポートエンジンコンポーネント340は、システム内におけるすべての(選択された)データを含むグランドテーブルをまず生成することにより、ユーザがレポートを構築することを可能にするGUIレポートビルダーである。ユーザは、このグランドテーブルからカラムを削除し、合計(sum)や平均(average)などの集計関数をカラムに追加し、あるいは新規テーブルに結果として生じる既存のカラムについての計算に基づいた新規カラムを追加することができる。この処理は、最終的な所望のテーブルが得られるまで繰り返される。このテーブルがセットアップされると、ユーザは、すべてのテーブルを1つのスクリーンで見ることができ、レポートエンジンコンポーネント340は、テーブルカラム間の関係をビジュアル化する。さらに、ユーザは、レポート更新頻度を設定することができるため、レポートエンジンコンポーネント340は、構成データ要素が更新される度に更新を行う必要はない。
好ましい実施形態を図示して説明したが、当業者であれば、本発明の内容からから離れることなく、さまざまな変更を施すことが可能である。したがって、上述した本発明の改良および変更、さらいはその均等物は、本発明の技術的範囲に含まれ、添付の請求の範囲に含まれると理解される。
[付属資料]
1.データアップロード用API
URL
https://www.beulahworks.com/dm/v1/data_upload

POSTRequest Required Fields
POST/dm/v1/data_uploadHTTP/1.1

Content-Type:text/csv
Content-Length:3876502
Charset:utf-8
Accept-Charset:utf-8
Host:www.beulahworks.com:1234 (configurable)
Filename:“abc.arff”
{DataFile}

コンテンツタイプのフィールドは、CSVおよびARFFを含む、MIMEタイプのすべ
てのサポートされたデータファイルフォーマットを有するべきである。
CSV:text/csv
ARFF:application/vnd.arff (Custom MIMEtype;can be set in web server)

データのサイズは無制限であり、ウェブサーバの構成ファイルにおいて設定することが可
能である。

POSTResponse Required Fields
HTTP/1.1200 OK
Content-Type:application/json;charset=utf-8

{ResponseJSON}

ResponseJSON Schema
{
"type":"object",
"$schema":"http://json-schema.org/draft-03/schema",
"required": true,
"properties": {
"statusCode": {
"type":"string",
"required": true
},
"statusDescription": {
"type": "string",
"required": true
},
"status": {
"type": "string",
"required": true,
"enum": [
"success",
"failure"
]
},
"transactionId": {
"type": "string",
"required": true
},
"transactionTime": {
"type": "string",
"required": true
},
"datasetId": {
"type": "string",
"required": true
}
}
}

ResponseJSON Example
{
"status":"success",
"statusCode":"0",
"statusDescription":"Success",
"transactionTime":"2013-12-10T03:08:23:63Z",
"transactionId":"241b9632-ebfb-4be2-9d6d-64910f995182",
"datasetId":"FBADDC8E-4007-4901-9CBF-328318E83DC5",
}
「datasetId 」は、以下のAPIメソッドにおいて使用される。
2.トレーニングAPI
A.分類トレーニング
URL
https://www.beulahworks.com/dm/v1/classification_train

POSTRequest Required Fields
Sameas https://www.beulahworks.com/dm/v1/classification_train.

RequestJSON Schema
{
"type":"object",
"$schema":"http://json-schema.org/draft-03/schema",
"id":"http://jsonschema.net",
"required":false,
"properties":{
"algorithm":{
"type":"array",
"id":"http://jsonschema.net/algorithm",
"required":false,
"items":
{
"type":"object",
"id":"http://jsonschema.net/algorithm/0",
"required":false,
"properties":{
"name":{
"type":"string",
"id":"http://jsonschema.net/algorithm/
0/name",
"required":false
},
"options":{
"type":"object",
"id":"http://jsonschema.net/algorithm/
0/options",
"required":false,
"properties":{
"prune":{
"type":"boolean",
"id":"http://jsonschema.ne
t/algorithm/0/options/prune",
"required":false
}
}
}
}
}


},
"classAttributeName": {
"type":"string",
"id":"http://jsonschema.net/classAttributeName",
"required":false
},
"datasetId": {
"type":"string",
"id":"http://jsonschema.net/datasetId",
"required":true
},
"modelName": {
"type":"string",
"id":"http://jsonschema.net/modelName",
"required":true
},
"preprocessor":{
"type":"array",
"id":"http://jsonschema.net/preprocessor",
"required":false,
"items":
{
"type":"object",
"id":"http://jsonschema.net/preprocessor/0",
"required":false,
"properties":{
"name":{
"type":"string",
"id":"http://jsonschema.net/preprocess
or/0/name",
"required":false
},
"options":{
"type":"object",
"id":"http://jsonschema.net/preprocess
or/0/options",
"required":false,
"properties":{
"removeAttriIndex": {
"type":"number",
"id":"http://jsonschema.ne
t/preprocessor/0/options/removeAttriIndex",
"required":false
}
}
},
"type":{
"type":"string",
"id":"http://jsonschema.net/preprocess
or/0/type",
"required":false
}
}
}


}
}
}

RequestJSON Example
{
"datasetId":"FBADDC8E-4007-4901-9CBF-328318E83DC5",
"preprocessor": [
{
"name": "Remove",
"type": "filter",
"options": {
"removeAttriIndex": 2
}
}
],
"algorithm": [
{
"name": "J48",
"options": {
"prune": false
}
}
],
"classAttributeName":"Gender",
"modelName":"GenderPredictor"
}
「classAttributeName」は、データセットがARFFファイルとしてアップロードされた場合には必要とされず、「algorithm」と「preprocessor」は、自動データマイニングには必要とされず、「algorithm」と「preprocessor」はアレイのタイプである(つまり、APIは、マルチプリプロセッサおよびアルゴリズムをサポートする)。マルチプリプロセッサが特定された場合には、これらのすべてがデータセットに適用される。マルチアルゴリズムが特定された場合には、そのアルゴリズムは別々にデータセットに適用され、平均化された結果が報告される。

POSTResponse Required Fields
HTTP/1.1200 OK
Content-Type: application/json;charset=utf-8

{Response JSON}

Response JSON Schema
{
"type":"object",
"$schema":"http://json-schema.org/draft-03/schema",
"required": true,
"properties": {
"statusCode": {
"type": "string",
"required": true
},
"statusDescription": {
"type": "string",
"required": true
},
"status": {
"type": "string",
"required": true,
"enum": [
"success",
"failure"
]
},
"transactionId": {
"type": "string",
"required": true
},
"transactionTime": {
"type": "string",
"required": true
},
"jobId": {
"type": "string",
"required":true
}
}
}


ResponseJSON Example
{
"status":"success",
"statusCode":"0",
"statusDescription":"Success",
"transactionTime":"2013-12-10T03:08:23:63Z",
"transactionId":"241b9632-ebfb-4be2-9d6d-64910f995182",
"jobId":"FBADDC8E-4007-4901-9CBF-328318E83DC5"
}
「statusCode 」と「statusDescription 」が予め定義された標準サクセス/エラーメッセージのセットである場合、「transaction Time」は、APIメソッドが応答を発行する時間であるUTC時間であり、「transactionID」は、ロギングおよびパーティション分割の目的に使用されるUUIDであり、「jobId」は、特定のジョブの時間見積を確認するために他のAPIメソッドによって使用される。
B.クラスタリングトレーニング
URL
https://www.beulahworks.com/dm/v1/clustering_train

POSTRequest Required Fields
Sameas https://www.beulahworks.com/dm/v1/classification_train.

RequestJSON Schema
{
"type":"object",
"$schema":"http://json-schema.org/draft-03/schema",
"id":"http://jsonschema.net",
"required":false,
"properties":{
"algorithm":{
"type":"array",
"id":"http://jsonschema.net/algorithm",
"required":false,
"items":
{
"type":"object",
"id":"http://jsonschema.net/algorithm/0",
"required":false,
"properties":{
"name":{
"type":"string",
"id":"http://jsonschema.net/algorithm/
0/name",
"required":false
},
"options":{
"type":"object",
"id":"http://jsonschema.net/algorithm/
0/options",
"required":false,
"properties":{
"numClusters": {
"type":"number",
"id":"http://jsonschema.ne
t/algorithm/0/options/numClusters",
"required":false
}
}
}
}
}


},
"datasetId": {
"type":"string",
"id":"http://jsonschema.net/datasetId",
"required":true
},
"preprocessor":{
"type":"array",
"id":"http://jsonschema.net/preprocessor",
"required":false,
"items":
{
"type":"object",
"id":"http://jsonschema.net/preprocessor/0",
"required":false,
"properties":{
"name":{
"type":"string",
"id":"http://jsonschema.net/preprocess
or/0/name",
"required":false
},
"options":{
"type":"object",
"id":"http://jsonschema.net/preprocess
or/0/options",
"required":false,
"properties":{
"removeAttriIndex": {
"type":"number",
"id":"http://jsonschema.ne
t/preprocessor/0/options/removeAttriIndex",
"required":false
}
}
},
"type":{
"type":"string",
"id":"http://jsonschema.net/preprocess
or/0/type",
"required":false
}
}
}


}
}
}

RequestJSON Example
{
"datasetId":"FBADDC8E-4007-4901-9CBF-328318E83DC5",
"preprocessor": [
{
"name": "Remove",
"type": "filter",
"options": {
"removeAttriIndex": 2
}
}
],
"algorithm":[
{
"name": "K-Means",
"options": {
"numClusters": 5
}
}
]
}

ResponsePOST Required Fields
Sameas https://www.beulahworks.com/dm/v1/classification_train.

ResponseJSON Schema
Sameas https://www.beulahworks.com/dm/v1/classification_train.

ResponseJSON Example
Sameas https://www.beulahworks.com/dm/v1/classification_train.
C.結合規則発見トレーニング
URL
https://www.beulahworks.com/dm/v1/association_rule_train

POSTRequest Required Fields
Sameas https://www.beulahworks.com/dm/v1/classification_train.

RequestJSON Schema
{
"type":"object",
"$schema":"http://json-schema.org/draft-03/schema",
"id":"http://jsonschema.net",
"required":false,
"properties":{
"algorithm":{
"type":"array",
"id":"http://jsonschema.net/algorithm",
"required":false,
"items":
{
"type":"object",
"id":"http://jsonschema.net/algorithm/0",
"required":false,
"properties":{
"name":{
"type":"string",
"id":"http://jsonschema.net/algorithm/
0/name",
"required":false
},
"options":{
"type":"object",
"id":"http://jsonschema.net/algorithm/
0/options",
"required":false,
"properties":{
"numRules": {
"type":"number",
"id":"http://jsonschema.ne
t/algorithm/0/options/numRules",
"required":false
}
}
}
}
}


},
"datasetId": {
"type":"string",
"id":"http://jsonschema.net/datasetId",
"required":true
},
"preprocessor":{
"type":"array",
"id":"http://jsonschema.net/preprocessor",
"required":false,
"items":
{
"type":"object",
"id":"http://jsonschema.net/preprocessor/0",
"required":false,
"properties":{
"name":{
"type":"string",
"id":"http://jsonschema.net/preprocess
or/0/name",
"required":false
},
"options":{
"type":"object",
"id":"http://jsonschema.net/preprocess
or/0/options",
"required":false,
"properties":{
"removeAttriIndex": {
"type":"number",
"id":"http://jsonschema.ne
t/preprocessor/0/options/removeAttriIndex",
"required":false
}
}
},
"type":{
"type":"string",
"id":"http://jsonschema.net/preprocess
or/0/type",
"required":false
}
}
}


}
}
}

RequestJSON Example
{
"datasetId":"FBADDC8E-4007-4901-9CBF-328318E83DC5",
"preprocessor": [
{
"name": "Remove",
"type": "filter",
"options": {
"removeAttriIndex": 2
}
}
],
"algorithm": [
{
"name": "Apriori",
"options": {
"numRules": 10
}
}
]
}

ResponsePOST Required Fields
Sameas https://www.beulahworks.com/dm/v1/classification_train.

ResponseJSON Schema
Sameas https://www.beulahworks.com/dm/v1/classification_train.

ResponseJSON Example
Sameas https://www.beulahworks.com/dm/v1/classification_train.
E.回帰(予測)トレーニング
URL
https://www.beulahworks.com/dm/v1/regression_train

POSTRequest Required Fields
Sameas https://www.beulahworks.com/dm/v1/classification_train..

RequestJSON Schema
Sameas https://www.beulahworks.com/dm/v1/classification_train.

RequestJSON Example
Sameas https://www.beulahworks.com/dm/v1/classification_train.

ResponsePOST Required Fields
Sameas https://www.beulahworks.com/dm/v1/classification_train.

ResponseJSON Schema
Sameas https://www.beulahworks.com/dm/v1/classification_train.

ResponseJSON Example
Sameas https://www.beulahworks.com/dm/v1/classification_train.
F.予測時間
URL
https://www.beulahworks.com/dm/v1/estimate_time

POSTRequest Required Fields
Sameas https://www.beulahworks.com/dm/v1/classification_train.

RequestJSON Schema
{
"type":"object",
"$schema":"http://json-schema.org/draft-03/schema",
"required":true,
"properties":{
"jobId": {
"type":"string",
"required":true
}
}
}

RequestJSON Example
{
"jobId":"FBADDC8E-4007-4901-9CBF-328318E83DC5"
}

ResponsePOST Required Fields
Sameas https://www.beulahworks.com/dm/v1/classification_train.

ResponseJSON Schema
{
"type":"object",
"$schema":"http://json-schema.org/draft-03/schema",
"id":"http://jsonschema.net",
"required": true,
"properties": {
"estimatedFinishDate": {
"type": "string",
"id": "http://jsonschema.net/estimatedFinishDate",
"required":true
},
"estimatedTime": {
"type":"string",
"id": "http://jsonschema.net/estimatedTime",
"required": true
},
"jobId": {
"type": "string",
"id": "http://jsonschema.net/jobId",
"required": true
},
"statusCode": {
"type": "string",
"id": "http://jsonschema.net/statusCode",
"required": true
},
"statusDescription": {
"type": "string",
"id": "http://jsonschema.net/statusDescription",
"required": true
},
"status": {
"type": "string",
"id": "http://jsonschema.net/status",
"required": true,
"enum": [
"success",
"failure"
]
},
"transactionID": {
"type": "string",
"id": "http://jsonschema.net/transactionID",
"required": true
},
"transactionTime": {
"type": "string",
"id": "http://jsonschema.net/transactionTime",
"required": true
}
}
}

ResponseJSON Example
{
"status":"success",
"statusCode":"0",
"statusDescription":"Success",
"jobId":"FBADDC8E-4007-4901-9CBF-328318E83DC5",
"estimatedTime":"1 hour 30 minutes",
"estimatedFinishDate":"2013-12-10T04:38:23:63Z",
"transactionTime": "2013-12-10T03: 08: 23:63Z",
"transactionID":"241b9632-ebfb-4be2-9d6d-64910f995182"
}

https://www.beulahworks.com/dm/v1/classification_train.sにおける同一のフィールドの他にも、エラーが発生しなかった場合には、「jobId」は、見積もられたジョブのコンファメーションであり、「estimatedTime」は、選択されたジョブにかかる時間の見積を示し、「estimatedFinishDate」は、選択されたジョブが完了するデータおよび時間の見積を示す。
G.コールバックPOST
URL
https://www.beulahworks.com/dm/v1/callback

POSTRequest Required Fields
POSTcallback_url(configurable) HTTP/1.1

Content-Type: application/json
Charset: utf-8
Accept-Charset:utf-8
Host:callback_host (configurable)
{RequestJSON}

RequestJSON Schema
{
"type":"object",
"$schema":"http://json-schema.org/draft-03/schema",
"required": true,
"properties": {
"dataPreparationInfo": {
"type": "object",
"required": false,
"properties": {
"mode": {
"type": "string",
"required": true
},
"schemes": {
"type": "object",
"required": true,
"properties": {
"nullDataHandling": {
"type": "string",
"required": true
},
"outlierRemoval": {
"type": "string",
"required": true
}
}
}
}
},
"jobId": {
"type": "string",
"required": true
},
"modelName": {
"type": "string",
"required": true
},
"statusCode": {
"type": "string",
"required": true
},
"statusDescription": {
"type": "string",
"required":true
},
"status": {
"type": "string",
"required": true,
"enum": [
"success",
"failure"
]
},
"trainingInfo": {
"type": "object",
"required": true,
"properties": {
"attributeNum": {
"type":"string",
"required": true
},
"attributes": {
"type": "array",
"required": true,
"items": {
"type": "string",
"required": false
}
},
"correctlyClassifiedInstancePercentage":{
"type": "string",
"required": true
},
"correctlyClassifiedInstancesNum": {
"type": "number",
"required": true
},
"folds": {
"type": "number",
"required": false
},
"incorrectlyClassifiedInstanceNum":{
"type": "number",
"required": true
},
"incorrectlyClassifiedInstancePercentage":{
"type": "string",
"required":true
},
"instanceNum": {
"type": "string",
"required": true
},
"scheme": {
"type": "string",
"required":true
},
"testMode": {
"type": "string",
"required": true
}
}
}
}
}

RequestJSON Example
{
"jobId":"FBADDC8E-4007-4901-9CBF-328318E83DC5",
"status":"success",
"statusCode":"0",
"statusDescription":"Success.",
"modelName":"activeCustomer_classification",
"dataPreparationInfo":{
"mode": "automatic",
"schemes": {
"outlierRemoval": "Gaussiandistribution",
"nullDataHandling": "Arithmatic mean"
}
},
"trainingInfo":{
"scheme": "weka.classifiers.rules.ZeroR",
"instanceNum":"300",
"attributeNum": "3",
"attributes": [
"764e2634",
"852d7435",
"279h0236"
],
"testMode": "crossvalidation",
"folds": 10,
"correctlyClassifiedInstancesNum":250,
"correctlyClassifiedInstancePercentage":"83.3333%",
"incorrectlyClassifiedInstanceNum":50,
"incorrectlyClassifiedInstancePercentage":"16.6667%"
}
}

ResponsePOST Required Fields
Sameas https://www.beulahworks.com/dm/v1/classification_train.

ResponseJSON Schema
{
"type":"object",
"$schema":"http://json-schema.org/draft-03/schema",
"required": true,
"properties": {
"statusCode": {
"type": "string",
"required": true
},
"statusDescription": {
"type": "string",
"required":true
},
"status": {
"type": "string",
"required": true,
"enum": [
"success",
"failure"
]
},
"transactionID": {
"type": "string",
"required": true
},
"transactionTime": {
"type":"string",
"required": true
},
"jobId": {
"type": "string",
"required": false
}
}
}

ResponseJSON Example
{
"status":"success",
"statusCode":"0",
"statusDescription":"Success",
"transactionTime":"2013-12-10T03:08:23:63Z",
"transactionID":"241b9632-ebfb-4be2-9d6d-64910f995182",
"jobId":"FBADDC8E-4007-4901-9CBF-328318E83DC5"
}
3.使用API
使用APIは、以下の点を除き、トレーニングAPIと同一である。
1.URLが異なる。「train」は「use」に置き換えられ、たとえば、「https://www.beulahworks.com/dm/v1/classification_train」は、「https://www.beulahworks.com/dm/v1/classification_use」となる。他の使用APIについても同様である。
2.「モデル」フィールドは任意である。「モデル」が提供されない場合には、システムは、タスクを実行するためにグランド機械学習モデルを使用する。

Claims (18)

  1. 少なくとも1つの処理装置により実行され、すべての入力データがオブジェクトおよびオブジェクト間の関係として保存されるナリッジリポジトリであって、それぞれのオブジェクトは、1つ以上のプロパティの少なくとも1つのコンテナに相当しており、および、前記入力データを1つ以上のストレージフォーマットに基づいて保存することが可能である、ナリッジリポジトリと、
    前記少なくとも1つの処理装置により実行され、前記入力データ、前記プロパティの1つ以上を定義するオブジェクト情報、および、前記関係の1つ以上を定義する関係情報を取得するための入力メカニズムを提供する、ユーザインターフェースと、
    前記少なくとも1つの処理装置により実行され、前記ナリッジリポジトリおよび前記ユーザインターフェースに接続されたコントローラであって、前記ユーザインターフェースから前記入力データ、前記オブジェクト情報、および前記関係情報を受領し、前記オブジェクト情報および前記関係情報に基づく少なくとも1つのオブジェクトとして、前記入力データを前記ナリッジリポジトリに保存させるように構成されている、コントローラと、
    を備える、システム。
  2. 前記ナリッジリポジトリは、第1ストレージフォーマットを有する第1データベースに前記入力データのすべてを保存し、前記入力データの少なくとも一部を選択的に第1ストレージフォーマットから少なくとも1つの第2ストレージフォーマットへ変換させ、該少なくとも1つの第2ストレージフォーマットを実行する少なくとも1つの第2データベースに保存させるように構成されている、請求項1に記載のシステム。
  3. 第2データベースは、関係データベース、カラム型データベース、グラフデータベース、キーバリューデータベース、ドキュメントデータベース、およびファイルストレージデータベースのうち1つ以上を備える、請求項2に記載のシステム。
  4. 前記コントローラは、前記ナリッジリポジトリに対して、前記入力データの少なくとも1つのデータの特徴に基づき、前記入力データの一部を第1ストレージフォーマットから第2ストレージフォーマットに変換するよう指示するように構成されている、請求項2に記載のシステム。
  5. 前記入力データの少なくとも1つのデータの特徴は、データサイズおよびデータスキーマのうち1つ以上を備える、請求項4に記載のシステム。
  6. 前記入力データの少なくとも1つのデータの特徴は、要求されるデータの鮮度および要求されデータの保持時間の1つ以上を備える、請求項4に記載のシステム。
  7. 前記コントローラは、前記入力データの少なくとも1つの使用特徴に基づき、前記入力データの一部分を第1ストレージフォーマットから第2ストレージフォーマットへ変換させるよう前記ナリッジリポジトリに指示するように構成されている、請求項2に記載のシステム。
  8. 前記入力データ少なくとも1つの使用特徴は、データ書き込み頻度、データ更新頻度、データ読み取り頻度、データ読み取り要求タイプ、およびユーザの同時実行性のうち1つ以上を備える、請求項7に記載のシステム。
  9. 前記ユーザインターフェースは、階層型ユーザインターフェースのセットのうちの、1つの階層型ユーザインターフェースである、請求項1に記載のシステム。
  10. 前記階層型ユーザインターフェースのセットは、少なくとも1つのメジャーデベロッパインターフェースおよび該メジャーデベロッパインターフェースより抽象化レベルがより高次であるマイナーデベロッパインターフェースを備える、請求項9に記載のシステム。
  11. 前記少なくとも1つのメジャーデベロッパインターフェースは、ソフトウェアコンポーネントの開発をサポートする統合開発環境を備える第1メジャーデベロッパインターフェースを含む、請求項10に記載のシステム。
  12. 前記少なくとも1つのメジャーデベロッパインターフェースは、グラフィカルユーザインターフェース(GUI)アプリケーションおよびソフトウェアウィジェットの1つ以上の開発をサポートする、GUIベースのプラットフォームを備える第2メジャーデベロッパインターフェースを含む、請求項10に記載のシステム。
  13. 前記マイナーデベロッパインターフェースは、前記ソフトウェアウィジェットに基づいてアプリケーションメタファイルを構成するグラフィカルユーザインターフェースを備える、請求項12に記載のシステム。
  14. 前記コントローラおよび前記マイナーデベロッパインターフェースに接続されたコードジェネレータをさらに備え、該コードジェネレータは、前記アプリケーションメタファイルに基づいて実行可能なアプリケーションを生成するように構成されている、請求項13に記載のシステム。
  15. 前記コントローラは、
    人間に読み取り可能なユーザデータクエリに基づいて、機械に読み取り可能なユーザデータクエリを生成し、および、
    人間に読み取り可能なアプリケーション仕様に基づいてアプリケーションメタデータを生成する、
    ように構成されている、
    請求項1に記載のシステム。
  16. 前記コントローラは、機械に読み取り可能なユーザデータクエリに基づいて、前記ナリッジリポジトリから保存データを回収するように構成されている、データマイニングコンポーネントをさらに備える、請求項1に記載のシステム。
  17. 少なくとも1つの処理装置により実行されるコントローラを備えるシステムであって、
    前記コントローラは、
    階層型ユーザインターフェースから受領した入力データを、ナリッジリポジトリの少なくとも1つの第1データベースに、第1ストレージフォーマットで、それぞれが1つ以上のプロパティの少なくとも1つのコンテナに相当するオブジェクトおよびオブジェクト間の関係として保存し、
    第1データベースに保存された前記入力データの少なくとも一部を、第1ストレージフォーマットとは異なる少なくとも1つの第2ストレージフォーマットに変換し、該入力データを、前記ナリッジリポジトリの第2データベースに保存し、および、
    前記階層型ユーザインターフェースから、前記入力データ、前記プロパティの1つ以上を定義するオブジェクト情報、および、前記関係の1つ以上を定義する関係情報へのアクセスを可能にするためのクエリを受領する、
    ように構成されていることを特徴とする、
    システム。
  18. 前記コントローラが、前記オブジェクト間の前記関係を分析し、前記オブジェクトおよび前記オブジェクト間の前記関係のネットワーク表示を作成するように構成されている、請求項17に記載のシステム。
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