JP7083771B2 - 摩擦撹拌接合用工具 - Google Patents

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Description

本発明は、先端面及び外周面を有するプローブを備え、前記プローブの回転軸を中心に前記プローブを回転させた状態でワーク内に埋設させることにより前記ワークを接合する摩擦撹拌接合用工具に関する。
特許文献1の図9には、プローブの外周面にプローブの回転軸に沿って延在した外周凹部を形成した摩擦撹拌接合用工具が開示されている。この外周凹部は、その全長に亘って一定幅に形成されている。
特開2008-307606号公報(図9、[0007])
上述した摩擦撹拌接合用工具では、プローブの摩擦熱によって軟化した材料をプローブの側方から外周凹部内に取り込みプローブの先端側に塑性流動させることができる。しかしながら、外周凹部がその全長に亘って一定幅に形成されているため、外周凹部に取り込める材料の体積が比較的少ない。そのため、プローブによって軟化材料を十分に撹拌することができず、良好な接合品質を得ることができないおそれがある。
本発明は、このような課題を考慮してなされたものであり、良好な接合品質を得ることができる摩擦撹拌接合用工具を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様は、先端面及び外周面を有するプローブを備え、前記外周面には、前記プローブの回転軸に沿って前記先端面まで延在した外周凹部が形成され、前記回転軸を中心に前記プローブを回転させた状態でワーク内に埋設させることにより前記ワークを接合する摩擦撹拌接合用工具であって、前記外周面には、前記外周凹部における前記プローブの回転方向前方の縁部を形成する第1外周エッジと、前記外周凹部における前記プローブの回転方向後方の縁部を形成する第2外周エッジと、前記第1外周エッジの基端と前記第2外周エッジの基端とを互いに連結するとともに前記プローブの基端方向に凸状に湾曲した第3外周エッジと、が設けられ、前記第1外周エッジは、前記第3外周エッジの一端から前記先端面まで直線状に延在し、前記第2外周エッジは、前記第3外周エッジの他端から前記先端面まで直線状に延在し、前記第1外周エッジと前記第2外周エッジとの間隔は、前記プローブの先端方向に向かって広くなり、前記第1外周エッジ及び前記第2外周エッジの一方は、前記回転軸に沿って延在し、前記第1外周エッジ及び前記第2外周エッジの他方は、前記プローブの先端方向に向かって前記プローブの前記回転方向前方又は前記回転方向後方に傾斜するように延在している、摩擦撹拌接合用工具である。
本発明の第2の態様は、先端面及び外周面を有するプローブを備え、前記外周面には、前記プローブの回転軸に沿って前記先端面まで延在した外周凹部が形成され、前記回転軸を中心に前記プローブを回転させた状態でワーク内に埋設させることにより前記ワークを接合する摩擦撹拌接合用工具であって、前記外周面には、前記外周凹部における前記プローブの回転方向前方の縁部を形成する第1外周エッジと、前記外周凹部における前記プローブの回転方向後方の縁部を形成する第2外周エッジと、が設けられ、前記第1外周エッジは、前記プローブの先端方向に向かって前記プローブの前記回転方向前方に傾斜するように延在し、前記第2外周エッジは、前記回転軸に沿って延在している、摩擦撹拌接合用工具である。
本発明の第3の態様は、先端面及び外周面を有するプローブを備え、前記外周面には、前記プローブの回転軸に沿って前記先端面まで延在した外周凹部が形成され、前記回転軸を中心に前記プローブを回転させた状態でワーク内に埋設させることにより前記ワークを接合する摩擦撹拌接合用工具であって、前記外周面には、前記外周凹部における前記プローブの回転方向前方の縁部を形成する第1外周エッジと、前記外周凹部における前記プローブの回転方向後方の縁部を形成する第2外周エッジと、前記第1外周エッジの基端と前記第2外周エッジの基端とを互いに連結するとともに前記プローブの基端方向に凸状に湾曲した第3外周エッジと、が設けられ、前記第1外周エッジは、前記第3外周エッジの一端から前記先端面まで直線状に延在し、前記第2外周エッジは、前記第3外周エッジの他端から前記先端面まで直線状に延在し、前記第1外周エッジと前記第2外周エッジとの間隔は、前記プローブの先端方向に向かって広くなり、前記第1外周エッジは、前記プローブの先端方向に向かって前記プローブの前記回転方向前方に傾斜するように延在し、前記第2外周エッジは、前記プローブの先端方向に向かって前記プローブの前記回転方向後方に傾斜するように延在している、摩擦撹拌接合用工具である。
本発明によれば、外周凹部がプローブの先端方向に向かって幅広に形成されているため、外周凹部を一定幅で形成した場合と比較して、外周凹部内に取り込める軟化材料の量(体積)を増加させることができる。これにより、軟化材料の撹拌効率を向上させることができるため、良好な接合品質を得ることができる。
本発明の一実施形態に係る摩擦撹拌接合用工具を備えた摩擦撹拌接合システムの概略全体構成図である。 摩擦撹拌接合用工具の部分斜視図である。 図3Aは、図2の摩擦撹拌接合用工具の側面図であり、図3Bは、図2の摩擦撹拌接合用工具を先端方向から見た図である。 図2に示す摩擦撹拌接合用工具を用いた重ね接合の斜視説明図である。 図4の重ね接合の断面説明図である。 図6Aは、第1変形例に係るプローブを備えた摩擦撹拌接合用工具の側面図であり、図6Bは、図6Aの摩擦撹拌接合用工具を用いた重ね接合の断面説明図である。 図7Aは、第2変形例に係るプローブを備えた摩擦撹拌接合用工具の側面図であり、図7Bは、図7Aの摩擦撹拌接合用工具を用いた重ね接合の断面説明図である。
以下、本発明に係る摩擦撹拌接合用工具について、摩擦撹拌接合システムとの関係において好適な実施形態を挙げ、添付の図面を参照しながら説明する。
図1に示すように、摩擦撹拌接合システム12は、摩擦撹拌接合用工具10(以下、「接合用工具10」ということがある。)を回転させながらワークWに押し付けることにより、ワークWに対して摩擦撹拌接合(FSW:Friction Stir Welding)を行うものである。
ワークWは、例えば、板状の第1部材100と板状の第2部材102とを有する。ワークWは、第1部材100と第2部材102とが互いに重ねられた状態で固定台13に固定される。
第1部材100及び第2部材102のそれぞれは、例えば、アルミニウム、マグネシウム、銅、鉄、チタン、又はこれらの合金等の金属材料により構成される。第1部材100及び第2部材102は、互いに同一の材料で構成されてもよいし、互いに異なる材料で構成されてもよい。なお、第1部材100及び第2部材102の少なくともいずれかは、樹脂材料により構成されてもよい。第1部材100及び第2部材102の大きさ及び形状は適宜設定される。
摩擦撹拌接合システム12は、産業用の多関節型のロボット14と、ロボット14のロボットアーム14aの先端に接続部16を介して設けられた接合装置本体18と、接合装置本体18に着脱可能な接合用工具10と、システム全体を統括的に制御する制御部20とを備える。
ロボット14は、ワークWに対する接合装置本体18の位置及び姿勢を調整することにより、接合用工具10をワークWに対して相対的に移動させる。具体的に、ワークWに対して線接合を行う場合、ロボット14は、接合用工具10がワークWに対して接合方向(図4の矢印F方向)に移動するように接合装置本体18の位置及び姿勢を調整する。つまり、ロボット14は、接合用工具10の移動手段及び傾動手段として機能する。
接合装置本体18は、C字状の支持アーム22と、支持アーム22の一端部に設けられた駆動ユニット24と、駆動ユニット24に設けられて接合用工具10をクランプするチャック部26と、支持アーム22の他端部に設けられた受け部材27とを含む。
駆動ユニット24は、チャック部26に装着された接合用工具10を所定の回転方向(図2の矢印R方向)に回転させるための回転用モータ28と、接合用工具10を回転軸Ax方向(図2の矢印B方向)に進退させるためのアクチュエータ30とを有する。受け部材27は、ワークWに対して摩擦撹拌接合を行う際に、チャック部26(接合用工具10)のワークWを挟んだ反対側に位置する。受け部材27は、接合用工具10からワークWに作用する押圧力(加圧力)を受ける。
接合用工具10は、概略円筒状のホルダ32と、ホルダ32に着脱可能なツール34とを備える。ホルダ32の基端部は、チャック部26にクランプされる。ホルダ32の先端部には、ツール34がホルダ32と同軸に取り付け可能である。ツール34は、消耗品であって、摩擦撹拌接合を行うことによって摩耗した際に新品に交換される。
図2~図3Bに示すように、ツール34は、概略円柱状のショルダ36と、ショルダ36の先端面36aに設けられた小径のプローブ38とを有する。接合用工具10は、回転軸Axを中心に矢印R方向に回転させた状態でプローブ38をワークW内に埋設させることによりワークWを接合する。
ツール34は、円柱状の金属材料に対して切削加工を施すことにより製造される。ただし、ツール34は、切削加工以外の方法(例えば、鋳造法、積層法等)により製造されてもよい。ツール34の構成材料としては、ワークWよりも硬度が高く、且つ、耐熱性及び耐摩耗性に優れた工具鋼が好適に用いられる。ただし、ツール34の構成材料は、工具鋼に限定されず、適宜設定可能である。
ショルダ36の基端部(矢印B2方向の端部)は、ホルダ32(図1参照)に対して着脱可能に形成されている。ショルダ36の先端面36a(矢印B1方向の端面)は、平坦に形成されている(図2及び図3A参照)。
プローブ38は、ショルダ36の先端面36aから先端方向(矢印B1方向)に突出している(図2及び図3A参照)。プローブ38は、ショルダ36に対して同軸に設けられている。プローブ38の外径及び突出長は、接合対象であるワークWの形状、大きさ、材質等に応じて適宜設定される。
プローブ38は、円柱状に形成され、先端面38a及び外周面38bを有する。プローブ38の先端面38aは、平坦に形成されている。ただし、プローブ38の先端面38aには、基端方向(矢印B2方向)に窪んだ凹部が形成されてもよい。
プローブ38の外周面38bには、プローブ38の回転軸Axに沿って先端面38aまで延在した複数(図示例では3つ)の外周凹部40(側面溝)が形成されている。複数の外周凹部40は、プローブ38の周方向に等角度間隔(図示例では、120°間隔)に配置されている(図2及び図3B参照)。各外周凹部40は、プローブ38の外周面38bから先端面38aに向かって幅広に形成されている。各外周凹部40の基端は、プローブ38の基端近傍に位置している。
プローブ38は、プローブ38の周方向に隣り合う外周凹部40の間に爪部42を有する。換言すれば、プローブ38は、外周凹部40の数に対応した数の爪部42を有する。各爪部42は、プローブ38の周方向に沿った幅寸法が基端から先端に向かって小さく形成されている(図2参照)。
図2及び図3Aにおいて、プローブ38の外周面38bには、第1外周エッジ44、第2外周エッジ46、第3外周エッジ48が形成されている。第1外周エッジ44は、各外周凹部40におけるプローブ38の回転方向前方(矢印R方向)の縁部を形成する。第1外周エッジ44は、プローブ38の回転軸Axに対して平行に延在している。第1外周エッジ44の基端(一端、矢印B2方向の端)は、プローブ38の矢印B方向の中央よりも基端側に位置する。第1外周エッジ44の先端(他端、矢印B1方向の端)は、プローブ38の先端面38aに位置する。
第2外周エッジ46は、各外周凹部40におけるプローブ38の回転方向後方(矢印R方向とは反対方向)の縁部を形成する。第2外周エッジ46は、プローブ38の先端方向に向かって回転方向後方に傾斜するように延在している。第2外周エッジ46は、直線状に延在している。第2外周エッジ46の基端(一端、矢印B2方向の端)は、プローブ38の矢印B方向の中央よりも基端側に位置する。第2外周エッジ46の先端(他端、矢印B1方向の端)は、プローブ38の先端面38aに位置する。
プローブ38の回転軸Axと直交する方向(プローブ38の側方)から見て、プローブ38の回転軸Axに対する第2外周エッジ46の傾斜角度θ1は、適宜設定可能である。なお、第2外周エッジ46とプローブ38の先端面38aとのなす角度θ2は、鈍角である。
第3外周エッジ48は、各外周凹部40におけるプローブ38の基端方向(矢印B2方向)の縁部を形成する。第3外周エッジ48は、第1外周エッジ44の基端と第2外周エッジ46の基端とを互いに連結する。第3外周エッジ48は、矢印B2方向に凸となるように湾曲している。換言すれば、第3外周エッジ48は、プローブ38の回転軸Axから直交する方向(プローブ38の側方)から見て逆U字状に形成されている。
図2~図3Bにおいて、プローブ38の先端面38aには、先端エッジ50が形成されている。先端エッジ50は、外周凹部40の先端縁部を形成する。先端エッジ50は、第1外周エッジ44の先端と第2外周エッジ46の先端とを互いに連結する。先端エッジ50は、プローブ38の回転軸Ax(内方)に向かって凸となるように湾曲している。先端エッジ50の曲率は、適宜設定可能である。先端エッジ50は、第1外周エッジ44の先端から第2外周エッジ46の先端まで直線状に延在してもよい。
次に、上述した接合用工具10を用いてワークWの第1部材100(例えば、鉄板)と第2部材102(アルミニウム合金板)とを重ね接合する例について説明する。
この場合、図1において、ワークWは、第1部材100と第2部材102とが互いに重ねられた状態で固定台13に固定される。具体的に、図4及び図5に示すように、第1部材100の一方の面(第1外面100a)は、ショルダ36側に位置する。第1部材100の他方の面(第1内面100b)は、第2部材102の一方の面(第2内面102b)に接触している。第2部材102の他方の面(第2外面102a)は、受け部材27に接触する。
そして、制御部20は、駆動ユニット24の駆動を制御することにより、接合用工具10を回転させながらワークWに向かって(矢印B1方向)に移動させ、プローブ38の先端面38aを第1部材100の第1外面100aに押し付ける。
そうすると、図5に示すように、プローブ38は、第1部材100を切削しながら第1部材100内に挿入される。この際、プローブ38と第1部材100との間に摩擦熱が発生するため、第1部材100のうちプローブ38の周囲が軟化する。
続いて、プローブ38の先端面38aが第2部材102の第2内面102bに到達すると、プローブ38は、第2部材102を切削しながら第2部材102内に挿入される。この際、プローブ38と第2部材102との間に摩擦熱が発生するとともに第1部材100で発生した摩擦熱が第2部材102に伝達するため、第2部材102のうちプローブ38の周囲が軟化する。そして、プローブ38が完全にワークW内に埋設し、ショルダ36の先端面36aが第1部材100の第1外面100aに接触した状態となる。
第1部材100の軟化した部分(第1軟化材料104)と第2部材102の軟化した部分(第2軟化材料106)とは、プローブ38の回転に引きずられて塑性流動して互いに撹拌される(混ざり合う)。
具体的に、プローブ38が回転すると、プローブ38の側方に存在する第1軟化材料104が外周凹部40内に取り込まれる。この際、第2部材102には、プローブ38の先端エッジ50及び第2外周エッジ46によって切削されることにより接合界面(新生面)が形成される。そして、外周凹部40内に取り込まれた第1軟化材料104は、プローブ38の回転力によって第2外周エッジ46の傾斜に沿ってプローブ38の先端方向(矢印B1方向)に塑性流動する。すなわち、外周凹部40内の第1軟化材料104は、外周凹部40内に入り込んだ第2軟化材料106を排出しながら第2部材102の接合界面に導かれる。これにより、プローブ38の先端方向の接合界面において、第1軟化材料104と第2軟化材料106とが互いに撹拌される。
そして、図4に示すように、接合用工具10の回転と加圧を維持しながら、接合用工具10を接合方向(矢印F方向)に移動させることで、第1部材100と第2部材102とが互いに摩擦撹拌接合されて一体化される。これにより、ワークWに接合部108(接合ビード)が形成される。
この場合、本実施形態に係る接合用工具10は、以下の効果を奏する。
外周凹部40は、プローブ38の先端方向に向かって幅広に形成されている。
このような構成によれば、外周凹部40を一定幅で形成した場合と比較して、外周凹部40内に取り込める第1軟化材料104の量(体積)を増加させることができる。これにより、第1軟化材料104と第2軟化材料106との撹拌効率を向上させることができるため、良好な接合品質を得ることができる。
プローブ38には、外周凹部40におけるプローブ38の回転方向前方の縁部を形成する第1外周エッジ44と、外周凹部40におけるプローブ38の回転方向後方の縁部を形成する第2外周エッジ46とが設けられている。第1外周エッジ44は、回転軸Axに沿って延在し、第2外周エッジ46は、プローブ38の先端方向に向かってプローブ38の回転方向後方に傾斜するように延在している。
このような構成によれば、外周凹部40内に取り込まれた第1軟化材料104をプローブ38の回転力によって第2外周エッジ46に沿ってプローブ38の先端方向に塑性流動させることができる。これにより、撹拌効率を一層向上させることができる。また、プローブ38のワークWへの押し付け力(加圧力)を低減することができるため、接合用工具10の耐久性を向上させることができる。さらに、第2外周エッジ46とプローブ38の先端面38aとのなす角度θ2を鈍角にすることができるため、第2外周エッジ46の先端角部の剛性(強度)を効果的に高めることができる。よって、プローブ38の耐久性を一層向上させることができる。
プローブ38には、第1外周エッジ44の基端と第2外周エッジ46の基端とを互いに連結するとともにプローブ38の基端方向に凸状に湾曲した第3外周エッジ48が設けられている。
このような構成によれば、プローブ38の側方に存在する材料を外周凹部40内に円滑に流入させることができる。
外周凹部40は、プローブ38の周方向に複数設けられている。
このような構成によれば、プローブ38の側方に存在する材料を外周凹部40内に一層円滑に流入させることができる。
(第1変形例)
次に、第1変形例に係るプローブ38Aについて説明する。なお、プローブ38Aの説明において、上述したプローブ38と同一の構成については、同一の参照符号を付し、その説明を省略する。また、プローブ38Aにおいて、プローブ38と同様の構成については、同様の作用効果を奏する。後述する第2変形例のプローブ38Bについても同様である。
図6Aに示すように、プローブ38Aは、外周凹部40に代えて外周凹部40aを有する。外周凹部40aは、プローブ38Aの先端方向に向かって幅広に形成されている。プローブ38Aには、第1外周エッジ44a、第2外周エッジ46a、第3外周エッジ48及び先端エッジ50が設けられている。
第1外周エッジ44aは、外周凹部40aにおけるプローブ38Aの回転方向前方(矢印R方向)の縁部を形成する。第1外周エッジ44aは、プローブ38Aの先端方向に向かってプローブ38Aの回転方向前方に傾斜するように延在している。第1外周エッジ44aは、直線状に延在している。プローブ38Aの側方から見て、プローブ38Aの回転軸Axに対する第1外周エッジ44aの傾斜角度θ3は、上述したプローブ38の傾斜角度θ1と同様に設定される。
第2外周エッジ46aは、外周凹部40aにおけるプローブ38Aの回転方向後方(矢印R方向とは反対方向)の縁部を形成する。第2外周エッジ46aは、プローブ38Aの回転軸Axに沿って延在している。
第1変形例では、プローブ38Aには、外周凹部40aにおけるプローブ38Aの回転方向前方の縁部を形成する第1外周エッジ44aと、外周凹部40aにおけるプローブ38Aの回転方向後方の縁部を形成する第2外周エッジ46aとが設けられている。第1外周エッジ44aは、プローブ38Aの先端方向に向かってプローブ38Aの回転方向前方に傾斜するように延在し、第2外周エッジ46aは、プローブ38Aの回転軸Axに沿って延在している。
このような構成によれば、図6Bに示すように、外周凹部40a内に取り込まれた第1軟化材料104をプローブ38Aの回転力によって第1外周エッジ44aに沿ってプローブ38Aの先端方向に塑性流動させることができる。これにより、第1軟化材料104と第2軟化材料106との撹拌効率を向上させることができる。
(第2変形例)
次に、第2変形例に係るプローブ38Bについて説明する。図7Aに示すように、プローブ38Bは、外周凹部40に代えて外周凹部40bを有する。外周凹部40bは、プローブ38Bの先端方向に向かって幅広に形成されている。プローブ38Bには、第1外周エッジ44b、第2外周エッジ46、第3外周エッジ48及び先端エッジ50が設けられている。
第1外周エッジ44bは、外周凹部40bにおけるプローブ38Bの回転方向前方の縁部を形成する。第1外周エッジ44bは、プローブ38Bの先端方向に向かってプローブ38Bの回転方向前方に傾斜するように延在している。第1外周エッジ44bは、直線状に延在している。プローブ38Bの側方から見て、プローブ38Bの回転軸Axに対する第1外周エッジ44bの傾斜角度θ4は、傾斜角度θ1と同様に設定される。
第2変形例では、プローブ38Bには、外周凹部40bにおけるプローブ38Bの回転方向前方の縁部を形成する第1外周エッジ44bと、外周凹部40bのプローブ38Bの回転方向後方の縁部を形成する第2外周エッジ46とが設けられている。第1外周エッジ44bは、プローブ38Bの先端方向に向かってプローブ38Bの回転方向前方に傾斜するように延在し、第2外周エッジ46は、プローブ38Bの先端方向に向かってプローブ38Bの回転方向後方に傾斜するように延在している。
このような構成によれば、図7Bに示すように、外周凹部40b内に取り込まれた第1軟化材料104をプローブ38Bの回転力によって第1外周エッジ44bと第2外周エッジ46との両方に沿ってプローブ38Bの先端方向に流動させることができる。これにより、第1軟化材料104と第2軟化材料106との撹拌効率を向上させることができる。
本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々の改変が可能である。
接合用工具10は、3枚以上の板材が重ねられたワークWを重ね接合するものであってもよい。接合用工具10は、2枚の板材の端面を互いに突き合わせた状態でその突合せ部分を摩擦撹拌接合する突合せ接合に用いることもできる。外周凹部40、40a、40bは、プローブ38、38A、38Bに1つ、2つ、又は4つ以上設けられてもよい。
以上の実施形態をまとめると、以下のようになる。
上記実施形態は、先端面(38a)及び外周面(38b)を有するプローブ(38、38A、38B)を備え、前記外周面(38b)には、前記プローブ(38、38A、38B)の回転軸(Ax)に沿って前記先端面(38a)まで延在した外周凹部(40、40a、40b)が形成され、前記回転軸(Ax)を中心に前記プローブ(38、38A、38B)を回転させた状態でワーク(W)内に埋設させることにより前記ワーク(W)を接合する摩擦撹拌接合用工具(10)であって、前記外周凹部(40、40a、40b)は、前記プローブ(38、38A、38B)の先端方向に向かって幅広に形成されている、摩擦撹拌接合用工具(10)を開示している。
上記の摩擦撹拌接合用工具(10)において、前記外周面(38b)には、前記外周凹部(40)における前記プローブ(38)の回転方向前方の縁部を形成する第1外周エッジ(44)と、前記外周凹部(40)における前記プローブ(38)の回転方向後方の縁部を形成する第2外周エッジ(46)と、が設けられ、前記第1外周エッジ(44)は、前記回転軸(Ax)に沿って延在し、前記第2外周エッジ(46)は、前記プローブ(38)の先端方向に向かって前記プローブ(38)の前記回転方向後方に傾斜するように延在してもよい。
上記の摩擦撹拌接合用工具(10)において、前記外周面(38b)には、前記外周凹部(40a)における前記プローブ(38A)の回転方向前方の縁部を形成する第1外周エッジ(44a)と、前記外周凹部(40a)における前記プローブ(38A)の回転方向後方の縁部を形成する第2外周エッジ(46a)と、が設けられ、前記第1外周エッジ(44a)は、前記プローブ(38A)の先端方向に向かって前記プローブ(38A)の前記回転方向前方に傾斜するように延在し、前記第2外周エッジ(46a)は、前記回転軸(Ax)に沿って延在してもよい。
上記の摩擦撹拌接合用工具(10)において、前記外周面(38b)には、前記外周凹部(40b)における前記プローブ(38B)の回転方向前方の縁部を形成する第1外周エッジ(44b)と、前記外周凹部(40b)における前記プローブ(38B)の回転方向後方の縁部を形成する第2外周エッジ(46)と、が設けられ、前記第1外周エッジ(44b)は、前記プローブ(38B)の先端方向に向かって前記プローブ(38B)の前記回転方向前方に傾斜するように延在し、前記第2外周エッジ(46)は、前記プローブ(38B)の先端方向に向かって前記プローブ(38B)の前記回転方向後方に傾斜するように延在してもよい。
上記の摩擦撹拌接合用工具(10)において、前記外周面(38b)には、前記第1外周エッジ(44、44a、44b)の基端と前記第2外周エッジ(46、46a)の基端とを互いに連結するとともに前記プローブ(38、38A、38B)の基端方向に凸状に湾曲した第3外周エッジ(48)が設けられてもよい。
上記の摩擦撹拌接合用工具(10)において、前記外周凹部(40、40a、40b)は、前記プローブ(38、38A、38B)の周方向に複数設けられてもよい。
10…摩擦撹拌接合用工具 38、38A、38B…プローブ
38a…先端面 38b…外周面
40、40a、40b…外周凹部 44、44a、44b…第1外周エッジ
46、46a…第2外周エッジ 48…第3外周エッジ
Ax…回転軸 W…ワーク

Claims (5)

  1. 先端面及び外周面を有するプローブを備え、前記外周面には、前記プローブの回転軸に沿って前記先端面まで延在した外周凹部が形成され、前記回転軸を中心に前記プローブを回転させた状態でワーク内に埋設させることにより前記ワークを接合する摩擦撹拌接合用工具であって、
    前記外周面には、
    前記外周凹部における前記プローブの回転方向前方の縁部を形成する第1外周エッジと、
    前記外周凹部における前記プローブの回転方向後方の縁部を形成する第2外周エッジと、
    前記第1外周エッジの基端と前記第2外周エッジの基端とを互いに連結するとともに前記プローブの基端方向に凸状に湾曲した第3外周エッジと、が設けられ、
    前記第1外周エッジは、前記第3外周エッジの一端から前記先端面まで直線状に延在し、
    前記第2外周エッジは、前記第3外周エッジの他端から前記先端面まで直線状に延在し、
    前記第1外周エッジと前記第2外周エッジとの間隔は、前記プローブの先端方向に向かって広くなり、
    前記第1外周エッジ及び前記第2外周エッジの一方は、前記回転軸に沿って延在し、
    前記第1外周エッジ及び前記第2外周エッジの他方は、前記プローブの先端方向に向かって前記プローブの前記回転方向前方又は前記回転方向後方に傾斜するように延在している、摩擦撹拌接合用工具。
  2. 請求項1記載の摩擦撹拌接合用工具であって
    記第1外周エッジは、前記回転軸に沿って延在し、
    前記第2外周エッジは、前記プローブの先端方向に向かって前記プローブの前記回転方向後方に傾斜するように延在している、摩擦撹拌接合用工具。
  3. 先端面及び外周面を有するプローブを備え、前記外周面には、前記プローブの回転軸に沿って前記先端面まで延在した外周凹部が形成され、前記回転軸を中心に前記プローブを回転させた状態でワーク内に埋設させることにより前記ワークを接合する摩擦撹拌接合用工具であって、
    前記外周面には、
    前記外周凹部における前記プローブの回転方向前方の縁部を形成する第1外周エッジと、
    前記外周凹部における前記プローブの回転方向後方の縁部を形成する第2外周エッジと、が設けられ、
    前記第1外周エッジは、前記プローブの先端方向に向かって前記プローブの前記回転方向前方に傾斜するように延在し、
    前記第2外周エッジは、前記回転軸に沿って延在している、摩擦撹拌接合用工具。
  4. 先端面及び外周面を有するプローブを備え、前記外周面には、前記プローブの回転軸に沿って前記先端面まで延在した外周凹部が形成され、前記回転軸を中心に前記プローブを回転させた状態でワーク内に埋設させることにより前記ワークを接合する摩擦撹拌接合用工具であって、
    前記外周面には、
    前記外周凹部における前記プローブの回転方向前方の縁部を形成する第1外周エッジと、
    前記外周凹部における前記プローブの回転方向後方の縁部を形成する第2外周エッジと、
    前記第1外周エッジの基端と前記第2外周エッジの基端とを互いに連結するとともに前記プローブの基端方向に凸状に湾曲した第3外周エッジと、が設けられ、
    前記第1外周エッジは、前記第3外周エッジの一端から前記先端面まで直線状に延在し、
    前記第2外周エッジは、前記第3外周エッジの他端から前記先端面まで直線状に延在し、
    前記第1外周エッジと前記第2外周エッジとの間隔は、前記プローブの先端方向に向かって広くなり、
    前記第1外周エッジは、前記プローブの先端方向に向かって前記プローブの前記回転方向前方に傾斜するように延在し、
    前記第2外周エッジは、前記プローブの先端方向に向かって前記プローブの前記回転方向後方に傾斜するように延在している、摩擦撹拌接合用工具。
  5. 請求項1~のいずれか1項に記載の摩擦撹拌接合用工具であって、
    前記外周凹部は、前記プローブの周方向に複数設けられている、摩擦撹拌接合用工具。
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