JP7082460B2 - 携帯端末 - Google Patents

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Description

この発明は、手に持って使用する携帯端末に関する。
例えば、携帯端末においては、特許文献1に記載されているように、ユーザが機器ケースを握った状態で、機器ケースの側面に設けられた側面スイッチを操作することができる構造のものが知られている。
特開2004-128574号公報
このような携帯端末では、ユーザが機器ケースを掌に載せて機器ケースを保持した状態で、側面スイッチを操作する際に、ユーザの保持手の指が側面スイッチに対応する位置に配置されるとは限らない。このため、ユーザの保持手の指で側面スイッチを操作する際には、側面スイッチを保持手の指で探し出さなければならないため、側面スイッチの操作性が悪いという不都合がある。
この発明が解決しようとする課題は、ユーザが手でグリップ部を握った状態で良好にスイッチ操作ができる携帯端末を提供することである。
上記目的を達成するため、本発明に係る携帯端末は、第1の面に表示部と上面スイッチ部とが設けられた携帯端末であって、一端部にグリップ部が設けられた端末本体と、前記端末本体の基準面である前記第1の面の側方に位置する側面に第1の被押圧部が露出して設けられた、第1の方向に延伸する側面スイッチ部と、前記基準面の裏面に位置する第2の面に第2の被押圧部が露出して設けられた下面スイッチ部と、を備え、前記第1の被押圧部は、前記基準面に対する距離が、前記グリップ部から離れるに従って次第に長くなる傾斜した状態で配置されており、前記第2の被押圧部は、前記基準面に対する距離が、前記グリップ部から離れるに従って次第に短くなる傾斜した状態で配置されている傾斜部分を有し、前記基準面の法線と前記傾斜部分の被押圧面の法線のなす角度よりも、前記基準面の前記法線と前記第1の方向に沿った線のなす角度のほうが大きく、前記側面スイッチ部は、ユーザが一方の手の母指を前記端末本体の前記第1の面に被せ前記端末本体の脇側から延ばした他の指で前記第1の面の裏面に位置する第2の面を支えるような把握態様で、前記一方の手により前記グリップ部を把握した際に、前記ユーザが把握した手の示指を伸ばしたときに前記第1の被押圧部が操作可能に配置され、前記下面スイッチ部は、ユーザが一方の手の母指を前記端末本体の前記第1の面に被せ前記端末本体の脇側から延ばした他の指で前記第1の面の裏面に位置する第2の面を支えるような把握態様で、前記一方の手により前記グリップ部を把握した際に、前記ユーザが把握した手の示指を屈曲させたときに前記第2の被押圧部の前記傾斜部分が操作可能に配置されていることを特徴とする。
この発明によれば、ユーザが手でグリップ部を握った状態で良好にスイッチ操作をすることができる。
この発明を携帯端末に適用した一実施形態を示した正面図である。 図1に示された携帯端末の裏面図である。 図1に示された携帯端末を裏面側から見た斜視図である。 図2に示された携帯端末を左側から見た側面図であり、図1に示された携帯端末を右側から見た側面図である。 図4に示された携帯端末を標準的な第1の握り方で握った状態で、その握った手の示指で第1側面トリガーキーを操作する状態を示した側面図である。 図2に示された携帯端末を右側から見た側面図であり、図1に示された携帯端末を左側から見た側面図である。 図1に示された携帯端末のグリップ部の表面にユーザが手の掌を被せて握る第2の握り方で握った状態を示した斜視図である。 図7に示された携帯端末を右側から見た側面図であり、図1に示された携帯端末を右側から見た側面図である。 図7に示された携帯端末を左側から見た側面図であり、図1に示された携帯端末を左側から見た側面図である。
以下、図1~図9を参照して、この発明を適用した携帯端末の一実施形態について説明する。
この携帯端末は、図1~図6に示すように、端末本体である機器ケース1を備えている。この機器ケース1は、縦方向(図1では上下方向)に長い縦長のほぼ長方形状に形成されている。
この機器ケース1は、図1~図6に示すように、上辺側のほぼ半分が幅広部1aに形成され、下辺側のほぼ半分が幅狭部1bに形成され、全体がほぼ羽子板形状に形成されている。すなわち、上辺側の幅広部1aは、その縦方向と直交する横方向(図1では左右方向)の長さ(幅)が、下辺側の幅狭部1bの横方向(図1では左右方向)の長さ(幅)よりも長く(広く)形成されている。
また、この機器ケース1は、図1~図6に示すように、上部ケース2と下部ケース3とを有し、これらの内部にモジュール(図示せず)が組み込まれるように構成されている。上部ケース2は、図1および図3に示すように、機器ケース1と同様、上辺側の幅広部と下辺側の幅狭部とを有するほぼ羽子板形状に形成され、その外周の側面部が下部ケース3に取り付けられるように構成されている。
この場合、上部ケース2の上面である表面における上辺側の幅広部には、図1および図7に示すように、そのほぼ全域に亘って表示部4が設けられている。また、上部ケース2の表面における下辺側の幅狭部には、そのほぼ全域に亘ってキー操作部5が設けられている。表示部4は、液晶表示パネルやEL(エレクトロ・ルミネッセンス)表示パネルなどの平面型の表示パネルであり、ほぼ長方形状に形成されている。
この表示部4は、図1および図7に示すように、上部ケース2の表面に設けられた表示窓部4aに対応した状態で上部ケース2内に配置され、表示された情報が表示窓部4aを通して上部ケース2の上方から見えるように構成されている。キー操作部5は、テンキー、カーソルキー、ファンクションキーなどの携帯端末に必要な各種のキーを備えている。この場合、キー操作部5は、その上辺の中間部に上面トリガーキー5aが配置されている。
下部ケース3は、図2~図6に示すように、上部ケース2と同様、上辺側の幅広部と下辺側の幅狭部とを有するほぼ羽子板形状に形成され、その外周の側面部が上部ケース2に取り付けられるように構成されている。この下部ケース3の上辺部側に位置する幅広部の下面である裏面には、光学読取部6が設けられている。
この光学読取部6は、図2~図6に示すように、レーザ読取部と撮像部(いずれも図示せず)とを備え、これらが下部ケース3の幅広部における上辺部側に位置する裏面に箱型形状に突出して設けられた読取突起部6a内に格納されている。この場合、読取突起部6aには、レーザ読取部に対応する第1窓部6bと、撮像部に対応する第2窓部6cと、が設けられている。
これにより、光学読取部6は、図2~図6に示すように、レーザ読取部がレーザ光線を読取突起部6aの第1窓部6bから機器ケース1の外部に出射させ、そのレーザ光線の反射光を受光することにより、物品のバーコードなどを読み取るように構成されている。また、この光学読取部6は、撮像部が第2窓部6cを通してレーザ読取部で読み取る物品の画像を撮影するように構成されている。
また、機器ケース1の縦方向(長手方向)におけるほぼ中間部、つまり幅広部1aと幅狭部1bとの境界部側に位置する幅広部1aの両側部には、図1~図6に示すように、後述する第1、第2側面トリガーキー8、9がそれぞれ設けられている。これら第1、第2側面トリガーキー8およびキー操作部5の上面トリガーキー5aは、光学読取部6による読取動作を実行させるためのものである。
さらに、この機器ケース1の下辺部側に位置する幅狭部1bの裏面には、図2~図6に示すように、電池蓋10がキー操作部5に対応して設けられている。この電池蓋10は、第1、第2側面トリガーキー8、9の近傍に位置する下部ケース3の裏面に設けられた一対の取付レバー13によって、下部ケース3の裏面に着脱可能に取り付けられている。
ところで、機器ケース1の下辺部側に位置する幅狭部1bには、図1~図4に示すように、機器ケース1の第1の面である表面と、その反対側に位置する第2の面である裏面とに跨ってユーザの一方の手により把握可能なグリップ部14が設けられている。このグリップ部14は、ユーザの一方の手の母指F1を機器ケース1の表面に被せ機器ケース1の脇側から延ばした他の指F2~F5で機器ケース1の裏面を支えるような標準的な把握態様で、ユーザの一方の手により把握可能に構成されている。
すなわち、このグリップ部14は、図1~図4に示すように、機器ケース1の幅狭部1bである上部ケース2の幅狭部と、下部ケース3の幅狭部と、下部ケース3の電池蓋10と、で構成されている。この場合、グリップ部14における上部ケース2の幅狭部と下部ケース3の幅狭部との各側面部は、ユーザがグリップ部14を上述した把握態様で把握する手を自然に湾曲させる円弧状の湾曲面に形成されている。また、下部ケース3の電池蓋10は、下部ケース3の両側部から裏面側に向けて緩やかに湾曲して突出する湾曲形状に形成されている。
これにより、グリップ部14は、図1~図4に示すように、ユーザがキー操作部5を母指F1で操作すべく、機器ケース1の表面にユーザが母指F1を被せ機器ケース1の脇側から延ばした他の指F2~F5で機器ケース1の裏面を支えるような標準的な把握態様のときに、ユーザの他の指F2~F5が機器ケース1の裏面に自然に曲がって巻き付くような形状に形成されている。
このため、グリップ部14は、図1~図4に示すように、ユーザがキー操作部5を母指F1で操作すべく、機器ケース1の表面にユーザが母指F1を被せ機器ケース1の脇側から延ばした他の指F2~F5で機器ケース1の裏面を支えるような標準的な把握態様で、ユーザが一方の手で機器ケース1を保持した際に、ユーザの把握手がフィットすることにより、ユーザの手の大きさに係わらず、ユーザが片手で握り易い形状に形成されている。
また、このグリップ部14のうち、裏面に位置する電池蓋10には、図2~図6に示すように、ユーザが母指F1を機器ケース1の表面に被せ機器ケース1の脇側から延ばした他の指F2~F5で機器ケース1の裏面を支えるような把握態様でユーザが一方の手で機器ケース1を保持した際に、ユーザが把握する手の示指F2と中指F3との間に盛り上がる盛上り部15が設けられている。
この盛上り部15は、図2~図6に示すように、ユーザがキー操作部5を母指F1で操作すべく、ユーザが母指F1を機器ケース1の脇側から延ばした他の指F2~F5で機器ケース1の裏面を支えるような把握態様で、ユーザが一方の手でグリップ部14を保持した際に、ユーザが把握する手の示指F2と中指F3との間に位置する山形状の頭頂部15aを有している。この頭頂部15aは、ユーザが把握する手の示指F2と中指F3との間に位置して、示指F2と中指F3との屈曲形状に沿って湾曲状に連続するように形成されている。
すなわち、この頭頂部15aは、図2~図6に示すように、機器ケース1の長手方向と直交する横方向に示指F2と中指F3との屈曲形状に沿って湾曲状に連続すると共に、その連続する横方向における中間部が機器ケース1の裏面側に向けて最も大きく突出し、横方向の中間部から横方向の両側に向かうに従って次第に突出長さが小さくなるように形成されている。また、この盛上り部15は、頭頂部15aを境にして、一方側の裾野である第1の指掛領域17と、他方側の裾野である第2の指掛領域18と、を備えている。
第1の指掛領域17は、図2~図6に示すように、ユーザが上述した把握態様でグリップ部14を把握した際に、示指F2が押し当てられる斜面であり、電池蓋10の上辺部側から頭頂部15aに向けて急な傾斜面に形成されている。第2の指掛領域18は、ユーザが上述した把握態様でグリップ部14を把握した際に、中指F3~小指F5が押し当てられる斜面であり、頭頂部15aから電池蓋10の下辺側に向けて緩やかに傾斜する傾斜面に形成されている。
すなわち、第1の指掛領域17は、図2~図6に示すように、ユーザがキー操作部5を母指F1で操作すべく、ユーザが母指F1をキー操作部5に被せ機器ケース1の脇側から延ばした他の指F2~F5で機器ケース1の裏面を支えるような把握態様のときに、ユーザが把握する手の示指F2の腹が、電池蓋10の縦方向(長手方向)における下辺部側つまりユーザが把握する手側に向けて押し当てられて配置されるような傾斜面に形成されている。
この第1の指掛領域17は、図2~図6に示すように、電池蓋10の上辺側に位置する上辺部から頭頂部15aに向けて急な角度で立ち上る傾斜面に形成されている。また、この第1の指掛領域17は、機器ケース1の縦方向(長手方向)と直交する横方向に連続する頭頂部15aに沿って示指F2の屈曲状態に対応する円弧状に湾曲して形成されている。
このため、この盛上り部15は、図2~図6に示すように、ユーザが母指F1をキー操作部5に被せ機器ケース1の脇側から延ばした他の指F2~F5で機器ケース1の裏面を支えるような把握態様で、ユーザがグリップ部14を握った際に、ユーザの示指F2が第1の指掛領域17の湾曲に沿って屈曲した形状で、その示指F2の腹が第1の指掛領域17に押し当てられ、この状態で第1の指掛領域17を機器ケース1の縦方向における下辺部側、つまりユーザが把握する手側に向けて引き寄せるように構成されている。
一方、第2の指掛領域18は、図2~図6に示すように、ユーザがキー操作部5を母指F1で操作すべく、ユーザが母指F1をキー操作部5に被せ機器ケース1の脇側から延ばした他の指F2~F5で機器ケース1の裏面を支えるような把握態様で、ユーザがグリップ部14を把握するときに、ユーザが把握する手の他の指F3~F5の各腹がグリップ部14の電池蓋10を機器ケース1に向けて押し当てられて、ユーザの中指F3~小指F5が並んだ状態で自然に曲がるような湾曲面に形成されている。
すなわち、この第2の指掛領域18は、図2~図6に示すように、頭頂部15aから電池蓋10の下辺側に向けて緩やかに傾斜する湾曲面に形成されている。これにより、この第2の指掛領域18は、ユーザが母指F1をキー操作部5に被せ機器ケース1の脇側から延ばした他の指F2~F5で機器ケース1の裏面を支えるような把握態様で、ユーザがグリップ部14を把握するときに、示指F2以外の指F3~F5が並んで自然な状態で曲がるように、電池蓋10の裏面側に向けて凸となる緩やかな湾曲形状に形成されている。
また、電池蓋10の上辺部に設けられた盛上り部15の第1の指掛領域17には、図2に示すように、グリップ部14における下部ケース3内に設けられた下面トリガーキー20が第1の指掛領域17に対応して設けられている。この下面トリガーキー20は、キー操作部5の上面トリガーキー5aおよび側面トリガーキー8と同様、光学読取部6による読取動作を実行させるためのものである。
すなわち、この下面トリガーキー20は、図2に示すように、操作釦20aが電池蓋10の第1の指掛領域17に設けられた釦挿入孔21内に配置されている。これにより、下面トリガーキー20は、操作釦20aが機器ケース1の外部から押圧操作された際に、オン動作するように構成されている。この場合、操作釦20aは、機器ケース1の外部に突出しない状態で第1の指掛領域17の釦挿入孔21内に配置されている。
このため、下面トリガーキー20は、図2~図4に示すように、ユーザが機器ケース1のグリップ部14を片手で握った際に、ユーザが把握する手の示指F2が屈曲した形状で示指F2の腹が第1の指掛領域17にその湾曲に沿って押し当てられ、この状態で盛上り部15を機器ケース1の下辺部側つまりユーザが把握する手側に向けて引き寄せても、操作釦20aが示指F2の腹で押し込まれることがなく、スイッチ本体(図示せず)がオン動作しないように構成されている。
また、この下面トリガーキー20は、図2~図4に示すように、ユーザが機器ケース1のグリップ部14を片手で握り、ユーザが把握する手の示指F2が屈曲した形状で、その示指F2の腹が第1の指掛領域17にその湾曲に沿って押し当てられた状態で、示指F2の腹が盛上り部15を機器ケース1の下辺部側つまりユーザが把握する手側に向けて引き寄せられて、示指F2の腹が釦挿入孔21に強く押し込まれると、操作釦20aが示指F2の腹によって押し込まれてスイッチ本体がオン動作するように構成されている。
ところで、機器ケース1の左右の両側面に設けられた第1、第2側面トリガーキー8、9のうち、第1側面トリガーキー8は、図4に示すように、機器ケース1の左側の側面に設けられている。この第1側面トリガーキー8は、グリップ部14の近傍に位置する機器ケース1の幅広部1aの左側面に第1釦部8aが露出して設けられている。すなわち、この第1側面トリガーキー8は、図1に示すように、機器ケース1の幅広部1aにおける上面である表面に設けられた表示部4の下辺部側の左側方に配置されている。
この場合、第1釦部8aは、図4に示すように、機器ケース1の長手方向に沿って長いほぼ長方形状に形成されている。この第1釦部8aは、機器ケース1の表面を基準面として、この基準面に対する機器ケース1の厚み方向の距離が、グリップ部14側から離れるに従って次第に長くなるように傾斜した状態で配置されている。
すなわち、この第1釦部8aは、図4に示すように、グリップ部14側に位置する一端部における機器ケース1の基準面までの距離が、グリップ部14と反対側に位置する光学読取部6側の他端部における機器ケース1の基準面までの距離よりも短くなるように、傾斜した状態で配置されている。このため、第1釦部8aは、その長手方向に沿う中心線S1が機器ケース1の基準面である表面に対して所定の傾斜角度θで傾斜して設けられている。
これにより、第1側面トリガーキー8は、図4および図5に示すように、ユーザが母指F1をキー操作部5に被せ機器ケース1の脇側から延ばした他の指F2~F5で機器ケース1の裏面を支えるような把握態様で、ユーザがグリップ部14を標準的な第1の握り方で握り、ユーザの示指F2を第1の指掛領域17に押し当てた状態で、この押し当てた示指F2を第1の指掛領域17から離して伸ばした際に、示指F2が第1釦部8aに配置されるように構成されている。
また、この第1側面トリガーキー8は、図7および図8に示すように、グリップ部14の上面である表面に設けられたキー操作部5をユーザが右手の掌で被せるように、ユーザが母指F1をグリップ部14の右側の側面に配置させ、他の指F2~F5をグリップ部14の右側の脇からグリップ部14の裏面に巻き付けるように配置させた第2の握り方でグリップ部14を握った際に、機器ケース1の右側の側面に配置されたユーザの示指F2が第1釦部8aに傾きをもって配置されるように構成されている。
この場合、第1側面トリガーキー8は、図8に示すように、グリップ部14のキー操作部5をユーザが右手の掌で被せるように、ユーザが母指F1をグリップ部14の左側の側面に配置させ、他の指F2~F5をグリップ部14の右側の脇からグリップ部14の裏面に巻き付けるように配置させた第2の握り方でグリップ部14を握った際に、第1釦部8aに配置されたユーザの示指F2の長手方向に沿う中心線S2が第1釦部8aの中心線S1に対して少し傾いて交差する状態で、示指F2が第1釦部8aに配置されるように構成されている。
これにより、第1側面トリガーキー8の第1釦部8aは、図7および図8に示すように、グリップ部14の上面である表面に設けられたキー操作部5をユーザが右手の掌で被せるように、ユーザが母指F1をグリップ部14の左側の側面に配置させ、他の指F2~F5をグリップ部14の右側の脇からグリップ部14の裏面に巻き付けるように配置させた第2の握り方でグリップ部14を握った際に、機器ケース1の右側の側面に配置されたユーザの示指F2が自然な状態で第1釦部8aに配置されるように構成されている。
一方、第2側面トリガーキー9は、図3および図6に示すように、機器ケース1の右側の側面に設けられている。この第2側面トリガーキー9は、グリップ部14の近傍に位置する機器ケース1の幅広部1aの右側面に第2釦部9aが露出して設けられている。すなわち、この第2側面トリガーキー9は、機器ケース1の幅広部1aにおける上面である表面に設けられた表示部4の下辺部側の右側に配置されている。
この場合、第2釦部9aは、図6に示すように、機器ケース1の長手方向に沿って長いほぼ長方形状に形成されている。この第2釦部9aは、第1側面トリガーキー8の第1釦部8aと同様、機器ケース1の表面を基準面として、この基準面に対する機器ケース1の厚み方向の距離が、グリップ部14側から離れるに従って次第に長くなるように傾斜した状態で配置されている。
すなわち、この第2釦部9aは、図6に示すように、グリップ部14側に位置する一端部における機器ケース1の基準面までの距離が、グリップ部14と反対側に位置する光学読取部6側の他端部における機器ケース1の基準面までの距離よりも短くなるように、傾斜した状態で配置されている。このため、第2釦部9aは、第1側面トリガーキー8の第1釦部8aと同様、その長手方向に沿う中心線S1が機器ケース1の基準面である表面に対して所定の傾斜角度θで傾斜して設けられている。
これにより、第2側面トリガーキー9は、図1~図4、図6に示すように、ユーザが母指F1をキー操作部5に被せ機器ケース1の脇側から延ばした他の指F2~F5で機器ケース1の裏面を支えるような把握態様で、ユーザがグリップ部14を標準的な第1の握り方で握った状態で、母指F1を機器ケース1の側面に移動させた際に、その移動した母指F1が第2釦部9aに配置されるように構成されている。
また、この第2側面トリガーキー9は、図7および図9に示すように、グリップ部14のキー操作部5をユーザが右手の掌で被せるように、ユーザが母指F1をグリップ部14の左側の側面に配置させ、他の指F2~F5をグリップ部14の右側の脇からグリップ部14の裏面に巻き付けるように配置させた第2の握り方でグリップ部14を握った際に、第2釦部9aに配置されたユーザの母指F1の長手方向に沿う中心線S3が第2釦部9aの中心線S1に対して少し傾いて交差する状態で、母指F1が第2釦部9aに配置されるように構成されている。
これにより、第2側面トリガーキー9は、図7および図9に示すように、グリップ部14の上面である表面に設けられたキー操作部5をユーザが右手の掌で被せるように、ユーザが母指F1をグリップ部14の左側の側面に配置させ、他の指F2~F5をグリップ部14の右側の脇からグリップ部14の裏面に巻き付けるように配置された第2の握り方でグリップ部14を握った際に、機器ケース1の左側の側面に配置されたユーザの母指F1が自然な状態で第2釦部9a上に配置されるように構成されている。
さらに、この機器ケース1は、図1~図5に示すように、グリップ部14が機器ケース1の横方向における中心位置を軸にして左右対称な形状で形成され、かつ第1、第2側面トリガーキー8、9も機器ケース1の横方向における中心位置を軸にして左右対称な位置に配置されている。これにより、この機器ケース1は、ユーザがグリップ部14を握る際に、ユーザが右手でも、また左手でも、同じように握れるように構成されている。
次に、このような携帯端末の作用について説明する。
この携帯端末を使用する場合には、電池蓋10が位置する箇所のグリップ部14をユーザが一方の手、例えば右手で握って機器ケース1を保持する。すなわち、ユーザがキー操作部5を母指F1で操作すべく、機器ケース1の表面にユーザの母指F1を被せ機器ケース1の脇側から延ばした他の指F2~F5で機器ケース1を支えるような把握態様で、ユーザがグリップ部14を標準的な第1の握り方で把握する。
このときには、母指F1が機器ケース1の表面のキー操作部5上に配置され、ユーザが把握する手の示指F2と中指F3との間に盛上り部15の頭頂部15aが配置され、この状態で示指F2の腹が機器ケース1の裏面側に位置する電池蓋10の盛上り部15における第1の指掛領域17に押し当てられ、他の指F3~F5の各腹が盛上り部15の第2の指掛領域18上に配置される。
この状態では、ユーザがキー操作部5を母指F1で操作すべく、ユーザが母指F1をキー操作部5に被せ機器ケース1の脇側から延ばした他の指F2~F5で機器ケース1の裏面を支えるような把握態様で、ユーザが把握する手の示指F2の腹を電池蓋10の盛上り部15における第1の指掛領域17の傾斜面に押し当て、この状態で第1の指掛領域17を盛上り部15の下辺部側つまりユーザが把握する手側に向けて、その把握手の示指F2を引き寄せる。
この場合、示指F2の腹が電池蓋10の盛上り部15における第1の指掛領域17の傾斜面に押し当てられ、機器ケース1の下辺部側つまりユーザが把握する手側に向けて引き寄せられると、示指F2が第1の指掛領域17にその湾曲に沿って自然な状態で屈曲して押し当てられる。
このときには、ユーザが把握する手の示指F2が第1の指掛領域17にその湾曲に沿って屈曲した形状で押し当てられても、示指F2の腹が第1の指掛領域17の釦挿入孔21に深く食い込むことがない。このため、操作釦20aが示指F2の腹によって押し込まれることがないので、スイッチ本体(図示せず)がオン動作することがない。
また、このときには、ユーザがキー操作部5を母指F1で操作すべく、ユーザが母指F1をキー操作部5に被せ機器ケース1の脇側から延ばした他の指F2~F5で機器ケース1の裏面を支えるような把握態様で、ユーザが把握する手の他の指F3~F5の各腹が盛上り部15の第2の指掛領域18上に押し当てられる。この状態では、指F3~F5が第2の指掛領域18の湾曲面に沿って自然に曲がった状態で並んで配置される。
これにより、ユーザが把握する手の示指F2と中指F3との間に、盛上り部15の頭頂部15aが配置された状態で、中指F3~小指F5が盛上り部15の第2の指掛領域18を包み込むように自然に曲がった状態で第2の指掛領域18に並んで配置される。このため、指F3~F5が第2の指掛領域18にその湾曲面に沿って安定した状態で良好に配置される。これによって、ユーザが片手で機器ケース1のグリップ部14を確実にかつ良好に把握することができる。
このように、ユーザが機器ケース1のグリップ部14を握った際には、グリップ部14が機器ケース1の幅狭部1bに設けられ、かつグリップ部14の両側部から裏面側に向けて緩やかに湾曲して突出する湾曲形状に形成されていることにより、ユーザが把握する手で機器ケース1のグリップ部14を確実にかつ良好に握ることができると共に、ユーザが把握する手をグリップ部14にフィットさせることができる。
また、ユーザが機器ケース1のグリップ部14を片手で握る際には、グリップ部14が機器ケース1の横方向における中心位置を軸にして左右対称な形状に形成されていることにより、ユーザが右手でも、また左手でも、機器ケース1のグリップ部14を確実にかつ良好に握ることができる。この場合にも、グリップ部14の下面側が緩やかに湾曲して突出する湾曲形状に形成されていることにより、機器ケース1のグリップ部14を片手で握った際に、ユーザの把握手がグリップ部14にフィットする。
このようにユーザが機器ケース1のグリップ部14を握った際には、母指F1が表示部4を遮ることなくキー操作部5上に配置されるので、表示部4に表示された情報を見ながら、母指F1をキー操作部5上において自由に移動させて、キー操作部5を良好にキー操作することができる。
また、ユーザが機器ケース1のグリップ部14を握った際には、示指F2が盛上り部15の第1の指掛領域17の傾斜面に配置されるので、この傾斜面である第1の指掛領域17に設けられた釦挿入孔21に挿入された下面トリガーキー20の操作釦20aを示指F2で容易に操作することができる。
すなわち、ユーザが機器ケース1のグリップ部14を片手で握った際には、ユーザが把握する手の示指F2が屈曲した形状で、その示指F2の腹が第1の指掛領域17にその湾曲に沿って押し当てられて、第1の指掛領域17を機器ケース1の下辺部側つまりユーザが把握する手側に向けて引き寄せた状態で、示指F2の腹を釦挿入孔21に強く押し込むと、下面トリガーキー20の操作釦20aが示指F2の腹によって押し込まれて、下面トリガーキー20のスイッチ本体(図示せず)をオン動作させる。
このように、下面トリガーキー20がオン動作すると、機器ケース1の幅広部1aの裏面に設けられた光学読取部6が駆動されて、レーザ読取部がレーザ光線を読取突起部6aの第1窓部6bから機器ケース1の外部に出射させ、そのレーザ光線の反射光を受光することにより、物品のバーコードなどを読み取る。また、このときには、光学読取部6の撮像部が第2窓部6cを通してレーザ読取部で読み取る物品の画像を撮影する。
また、このように、ユーザがグリップ部14を標準的な第1の握り方で握った状態で、例えば、盛上り部15の第1の指掛領域17に押し当てられたユーザの示指F2を第1の指掛領域17から離して伸ばすと、この伸ばした示指F2が第1側面トリガーキー8の第1釦部8aに配置される。このため、この示指F2で第1側面トリガーキー8の第1釦部8aを押すと、第1側面トリガーキー8がオン動作する。これにより、下面トリガーキー20のオン動作のときと同様に、光学読取部6が駆動されて、物品のバーコードなどを読み取ると共に、物品の画像を撮影する。
また、このように、ユーザがグリップ部14を標準的な第1の握り方で握った状態で、例えば、機器ケース1の上面に配置されている母指F1を機器ケース1の側面に移動させると、この移動した母指F1が第2側面トリガーキー9の第2釦部9aに配置される。このため、この母指F1で第2側面トリガーキー9の第2釦部9aを押すと、第2側面トリガーキー9がオン動作する。これにより、下面トリガーキー20のオン動作のときと同様に、光学読取部6が駆動されて、物品のバーコードなどを読み取ると共に、物品の画像を撮影する。
ところで、図7に示すように、ユーザが右手の掌でグリップ部14のキー操作部5を被せるように、母指F1をグリップ部14の左側の側面に配置させ、他の指F2~F5をグリップ部14の右側の脇からグリップ部14の裏面に巻き付けるように配置させた第2の握り方でグリップ部14を握った際には、機器ケース1の右側の側面に配置された示指F2が自然な状態で第1側面トリガーキー8の第1釦部8a上に配置されると共に、機器ケース1の左側の側面に配置された母指F1が自然な状態で第2側面トリガーキー9の第2釦部9a上に配置される。
このため、ユーザが右手でグリップ部14を第2の握り方で握った際には、ユーザが把握した手の示指F2で第1側面トリガーキー8の第1釦部8aを押して第1側面トリガーキー8をオン動作させることができ、またユーザが把握した手の母指F1で第2側面トリガーキー9の第2釦部9aを押して第2側面トリガーキー9をオン動作させることができる。このため、下面トリガーキー20のオン動作のときと同様に、光学読取部6が駆動されて、物品のバーコードなどを読み取ると共に、物品の画像を撮影する。
このように、この携帯端末によれば、一端部にグリップ部14が設けられた機器ケース1と、この機器ケース1の基準面である表面の両側面で、かつグリップ部14から機器ケース1の反対側に位置する他端部に向けて離れた位置の機器ケース1の両側面に第1、第2の釦部8a、9aが露出して設けられた第1、第2側面トリガーキー8、9と、を備え、これら第1、第2の釦部8a、9aは、機器ケース1の基準面に対する距離が、グリップ部14から離れるに従って次第に長くなるように傾斜した状態で配置されていることにより、ユーザが手でグリップ部14を握った状態で良好にスイッチ操作をすることができる。
すなわち、この携帯端末では、グリップ部14から機器ケース1の反対側に位置する他端部に向けて離れた位置の機器ケース1の両側面に第1、第2側面トリガーキー8、9の第1、第2の釦部8a、9aが配置されているので、ユーザが手でグリップ部14を握った際に、ユーザが握った手の母指F1と示指F2とを第1、第2の釦部8a、9aに対応させて配置させることができ、これによりユーザが手でグリップ部14を握った状態で良好にスイッチ操作をすることができる。
この場合、第1、第2の釦部8a、9aは、機器ケース1の基準面に対する距離が、グリップ部14から離れるに従って次第に長くなるように傾斜した状態で配置されているので、ユーザの手の大きさに、および指F1~F5の長さに係わらず、ユーザが握った手の母指F1と示指F2とを第1、第2の釦部8a、9aに確実に対応させて配置させることができる。このため、ユーザが把握した手の母指F1および示指F2で第1、第2側面トリガーキー8、9を探す必要がなく、容易にスイッチ操作することができる。
また、機器ケース1は、グリップ部14が設けられた一端部と反対側に位置する他端部が、一端部と他端部との連続方向と直交する方向の幅がグリップ部14よりも広い幅広部1aに形成されていることにより、グリップ部14の近傍に位置する幅広部1aの両側面に第1、第2側面トリガーキー8、9の第1、第2の釦部8a、9aを設けることができる。このため、ユーザが一方の手でグリップ部14を握り易くすることができると共に、ユーザが一方の手でグリップ部14を握った際に、ユーザが握った手の母指F1と示指F2とを第1、第2の釦部8a、9aに配置させ易くすることができる。
また、第1、第2側面トリガーキー8、9は、ユーザが一方の手の掌でグリップ部14を基準面である表面から被せ母指F1と示指F2とを機器ケース1の両側から掴むように第2の握り方でグリップ部14を把握した際に、ユーザが把握した手の母指F1および示指F2によって第1、第2の釦部8a、9aが操作可能に配置されることにより、ユーザが把握した手の母指F1および示指F2で第1、第2側面トリガーキー8、9を探す必要がなく、容易にかつ確実にスイッチ操作することができる。
また、第1、第2側面トリガーキー8、9は、ユーザが一方の手の母指F1をグリップ部14の基準面である表面に被せ機器ケース1の脇側から延ばした他の指で機器ケース1の裏面を支えるような把握態様で、一方の手によりグリップ部14を標準的な第1の握り方で把握した際に、ユーザが把握した手の母指F1または示指F2によって第1、第2の釦部8a、9aが操作可能に配置されていることにより、ユーザが把握した手の母指F1または示指F2で第1、第2側面トリガーキー8、9を容易にかつ良好にスイッチ操作することができる。
すなわち、この携帯端末では、ユーザが一方の手の母指F1をグリップ部14の基準面である表面に被せ機器ケース1の脇側から延ばした他の指で機器ケース1の裏面を支えるような把握態様で、一方の手によりグリップ部14を標準的な第1の握り方で把握した状態で、ユーザが母指F1を機器ケース1の側面に移動させて第2側面トリガーキー9の第2釦部9aに配置させることができ、またユーザの示指F2を機器ケース1の側面に移動させて第1側面トリガーキー8の第1釦部8aに配置させることができる。
また、この携帯端末では、グリップ部14の表面に複数のキーを有するキー操作部5が設けられていることにより、ユーザが一方の手の母指F1をグリップ部14の基準面である表面に被せ機器ケース1の脇側から延ばした他の指で機器ケース1の裏面を支えるような把握態様で、一方の手によりグリップ部14を標準的な第1の握り方で把握した際に、ユーザが把握した手の母指F1をキー操作部5に配置させて移動させることにより、キー操作部5を良好にキー操作することができる。
また、この携帯端末では、機器ケース1の幅広部1aにおける基準面である表面に情報を表示する表示部4が設けられていることにより、ユーザがグリップ部14を如何なる把握態様、例えば標準的な第1の握り方、またはユーザが一方の手の掌でグリップ部14の表面を覆って握る第2の握り方で握っても、グリップ部14を握った手によって表示部4が遮られることなく、表示部4に表示された情報を見ることができる。
さらに、この携帯端末では、機器ケース1の幅広部1aにおける裏面に情報を光学的に読み取る光学読取部6が設けられていることにより、ユーザがグリップ部14を如何なる把握態様、例えば標準的な第1の握り方、またはユーザが一方の手の掌でグリップ部14の表面を覆って握る第2の握り方で握っても、グリップ部14を握った手の母指F1または示指F2による第1、第2側面トリガーキー8、9のいずれかのスイッチ操作によって、光学読取部6を駆動させて、物品のバーコードなどを読み取ることができると共に、物品の画像を撮影することができる。
なお、上述した実施形態では、機器ケース1の表面に表示部4とキー操作部5とを設けた場合について述べたが、この発明はこれに限らず、例えばキー操作部を透明なタッチパネルで形成して表示パネルを積層させた入力表示部であっても良い。
以上、この発明の一実施形態について説明したが、この発明は、これに限られるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲を含むものである。
以下に、本願の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
(付記)
請求項1に記載の発明は、一端部にグリップ部が設けられた端末本体と、前記端末本体の基準面である第1の面の側方に位置する側面で、かつ前記グリップ部から前記端末本体の反対側に位置する他端部に向けて離れた位置の前記端末本体の側面に釦部が露出して設けられた側面スイッチ部と、を備え、前記側面スイッチ部の前記釦部は、前記端末本体の前記基準面に対する距離が、前記グリップ部から離れるに従って次第に長くなる傾斜した状態で配置されていることを特徴とする携帯端末である。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の携帯端末において、前記側面スイッチ部は、前記端末本体の前記基準面である前記第1の面の両側に位置する両側面に設けられていることを特徴とする携帯端末である。
請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の携帯端末において、前記端末本体は、前記グリップ部が設けられた前記一端部と反対側に位置する他端部が、前記一端部と前記他端部との連続方向と直交する方向の幅が前記グリップ部よりも広い幅広部に形成されており、前記側面スイッチ部は、前記グリップ部の近傍に位置する前記幅広部の両側に設けられていることを特徴とする携帯端末である。
請求項4に記載の発明は、請求項1~請求項3のいずれかに記載の携帯端末において、前記側面スイッチ部は、ユーザが一方の手の掌で前記グリップ部を前記基準面である前記第1の面から被せ母指と他の指とを前記端末本体の両側から掴むように前記グリップ部を把握した際に、前記ユーザが把握した手の前記母指または前記示指によって前記釦部が操作可能に配置されることを特徴とする携帯端末である。
請求項5に記載の発明は、請求項1~請求項3のいずれかに記載の携帯端末において、前記側面スイッチ部は、ユーザが一方の手の母指を前記端末本体の前記第1の面に被せ前記端末本体の脇側から延ばした他の指で前記第1の面の裏面に位置する第2の面を支えるような把握態様で、前記一方の手により前記グリップ部を把握した際に、前記ユーザが把握した手の前記母指または前記示指によって前記釦部が操作可能に配置されていることを特徴とする携帯端末である。
請求項6に記載の発明は、請求項1~請求項5のいずれかに記載の携帯端末において、前記グリップ部の前記基準面である前記第1の面には、複数のキーを有するキースイッチ部が設けられていることを特徴とする携帯端末である。
請求項7に記載の発明は、請求項1~請求項6のいずれかに記載の携帯端末において、前記端末本体の前記幅広部における前記基準面である前記第1の面には、情報を表示する表示部が設けられていることを特徴とする携帯端末である。
請求項8に記載の発明は、請求項1~請求項7のいずれかに記載の携帯端末において、前記端末本体の前記幅広部における前記基準面である前記第1の面の裏面に位置する第2の面には、情報を光学的に読み取る読取部が設けられていることを特徴とする携帯端末である。
1 機器ケース
2 上部ケース
3 下部ケース
4 表示部
5 キー操作部
6 光学読取部
8 第1側面トリガーキー
8a 第1釦部
9 第2側面トリガーキー
9a 第2釦部
10 電池蓋
14 グリップ部
15 盛上り部
15a 頭頂部
17 第1の指掛領域
18 第2の指掛領域
20 下面トリガーキー
20a 操作釦
21 釦挿入孔

Claims (5)

  1. 第1の面に表示部と上面スイッチ部とが設けられた携帯端末であって、
    一端部にグリップ部が設けられた端末本体と、
    前記端末本体の基準面である前記第1の面の側方に位置する側面に第1の被押圧部が露出して設けられた、第1の方向に延伸する側面スイッチ部と、
    前記基準面の裏面に位置する第2の面に第2の被押圧部が露出して設けられた下面スイッチ部と、
    を備え、
    前記第1の被押圧部は、前記基準面に対する距離が、前記グリップ部から離れるに従って次第に長くなる傾斜した状態で配置されており、
    前記第2の被押圧部は、前記基準面に対する距離が、前記グリップ部から離れるに従って次第に短くなる傾斜した状態で配置されている傾斜部分を有し
    前記基準面の法線と前記傾斜部分の被押圧面の法線のなす角度よりも、前記基準面の前記法線と前記第1の方向に沿った線のなす角度のほうが大きく、
    前記側面スイッチ部は、ユーザが一方の手の母指を前記端末本体の前記第1の面に被せ前記端末本体の脇側から延ばした他の指で前記第1の面の裏面に位置する第2の面を支えるような把握態様で、前記一方の手により前記グリップ部を把握した際に、前記ユーザが把握した手の示指を伸ばしたときに前記第1の被押圧部が操作可能に配置され、
    前記下面スイッチ部は、ユーザが一方の手の母指を前記端末本体の前記第1の面に被せ前記端末本体の脇側から延ばした他の指で前記第1の面の裏面に位置する第2の面を支えるような把握態様で、前記一方の手により前記グリップ部を把握した際に、前記ユーザが把握した手の示指を屈曲させたときに前記第2の被押圧部の前記傾斜部分が操作可能に配置されていることを特徴とする携帯端末。
  2. 請求項1に記載の携帯端末において、前記側面スイッチ部は、前記端末本体の前記基準面である前記第1の面の両側に位置する両側面に設けられていることを特徴とする携帯端末。
  3. 請求項1または2に記載の携帯端末において、前記端末本体は、前記グリップ部が設けられた前記一端部と反対側に位置する他端部が、前記側面と直交する方向の幅が前記グリップ部よりも広い幅広部に形成されており、前記側面スイッチ部は、前記グリップ部の近傍に位置する前記幅広部の両側に設けられていることを特徴とする携帯端末。
  4. 請求項1~請求項のいずれかに記載の携帯端末において、前記側面スイッチ部は、ユーザが一方の手の掌で前記グリップ部を前記基準面である前記第1の面から被せ母指と他の指とを前記端末本体の両側から掴むように前記グリップ部を把握した際に、前記ユーザが把握した手の前記母指または示指によって前記第1の被押圧部が操作可能に配置されることを特徴とする携帯端末。
  5. 請求項1~請求項のいずれかに記載の携帯端末において、前記第1の被押圧部は長丸形状であり、前記第1の方向は前記第1の被押圧部の長手方向であることを特徴とする携帯端末。
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