JP7081840B2 - 診断支援プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、テーピング療法や鍼灸療法のための診断支援プログラムに関する。
東洋医学では、被検者(患者)の身体の痛み、張り等の症状を被検者の自然治癒力で直すという考え方である。テーピング療法や鍼灸療法では、施術者は、東洋医学の知識を基礎に個々の施術者の経験側等に基づいて、被検者に対して、問診、触診、脈診、聴診等の診察を行い、症状の原発部位を特定し、その被検者の身体の所定部位に、テーピング処置や鍼灸の処置を行う。
特開2016-221223号公報
被検者の状態や施術者の熟練度等によっては、被検者における触診、脈診、聴診等の診察結果が迅速に得られず、処置部位の特定に時間を要することがある。このように、被検者の診断に多大な時間を要することとなれば、被検者に負担を強いることとなり、好ましいことではない。
本発明は、以上の事情に鑑みてなされたものであり、被検者に負担をかけず、被検者の症状の診断を迅速に且つ正確に行うことを可能とする診断支援プログラムを提供することを目的とする。
本発明者は、人の身体状態を知る方法として、脈診や触診等と同様に、身体の所定部位の体温によって知ることができることを見出し、本発明を完成させた。
すなわち、本発明に係る診断支援プログラムは、
テーピング療法や鍼灸療法のための診断支援プログラムであって、
コンピュータに、被検者の所定部位の体温に基づいて、基本測定プロセスと、原発部位提示プロセスとを実行させ、
前記基本測定プロセスは、
被検者の左右足の下腿部三頭筋の部位の体温の測定結果を比較して、体温の測定値の小さい方が、右足下腿部の場合を左方系、左足下腿部の場合を右方系として被検者の系を判定する系判定ステップと、
被検者の左右手の母指球の部位の体温の測定結果を比較して、体温の測定値の小さい方が、左手母指球の場合を左回旋制限、右手母指球の場合を右回旋制限とし、被検者の頸の回旋制限を判定するステップと、
右回旋制限の被検者では中▲かん▼と陽池、左回旋制限の被検者では気海と照海の各部位で測定した体温値を取得させる体温値取得ステップと、
被検者の三焦である上焦、中焦及び下焦の各部位で測定した体温値を取得させる三焦体温値取得ステップと、
被検者の体幹六部として、右上焦、左上焦、右中焦、左中焦、右下焦及び左下焦の各部位で測定した体温値を取得させる体幹六部体温値取得ステップと、
被検者の右第3頸椎、左第3頸椎の各部位で測定した体温値を取得させる第3頸椎体温値取得ステップと、を含み、
前記原発部位提示プロセスは、
前記基本測定プロセスの結果より、左方系の被検者では三焦体温値取得ステップで上焦が最小値であり且つ体幹六部体温値取得ステップで右下焦が最小値である場合、また、右方系の被検者では体幹六部体温値取得ステップで右下焦が最大値である場合は、原発部位として中枢性を提示させ、
前記中枢性を提示する条件以外であり、且つ、三焦体温値取得ステップにおいて、左方系の被検者では最小値となる部位が上焦の場合、また、右方系の被検者では最大値となる部位が上焦の場合は、原発部位として上焦を提示させ、
前記中枢性を提示する条件以外であり、且つ、三焦体温値取得ステップにおいて、左方系の被検者では最小値となる部位が中焦の場合、また、右方系の被検者では最大値となる部位が中焦の場合は、原発部位として中焦を提示させ、
前記中枢性を提示する条件以外であり、且つ、三焦体温値取得ステップにおいて、左方系の被検者では最小値となる部位が下焦の場合、また、右方系の被検者では最大値となる部位が下焦の場合は、原発部位として下焦を提示させるものである。
本発明に係る診断支援プログラムによれば、被検者の所定部位の体温に基づいて症状の原発部位を提示させるので、施術者の熟練度等にかかわらず、被検者に負担をかけず、被検者の症状の診断を迅速に且つ正確に行うことができる。従って、テーピング療法や鍼灸療法の際、施術者は、被検者の症状の原発部位を迅速に且つ正確に把握して必要なテーピング処置、鍼灸処置等を施すことができる。
実施形態の診断支援プログラムによる各プロセスを示す概要図である。 実施形態の診断支援プログラムの動作を実行させる測定装置のブロック構成を示す模式図である。 身体の所定部位を示す人体模式図である。 身体の体幹六部、体幹と四肢との関係を示す人体模式図である。
以下に、本発明の実施形態について説明する。
実施形態の診断支援プログラムは、テーピング療法を行う際に必要な診断方法を支援するテーピング療法の診断支援プログラムである。図1に示すように、この診断支援プログラムは、コンピュータに、患者等の被検者における身体の所定部位の体温に基づいて、基本測定プロセス、原発部位提示プロセス、処置部位提示プロセスの各処理を実行させる。これにより、施術者は、被検者の所定部位の体温を測定して入力することで、処置部位提示プロセスの実行の結果、その被検者の症状に応じて必要な処置部位が提示される。施術者は、提示された処置部位に基づいて、その被検者に対してテーピング処置を施す(テーピング療法)ことができる。従って、被検者に負担をかけず、被検者の症状の診断を迅速に且つ正確に行うことができる。なお、本発明は、テーピング療法に限らず、処置部位提示プロセスで提示された処置部位に基づいて鍼又は灸を施す鍼灸療法のための診断支援プログラムとしても使用可能である。
図2には、前記テーピング療法を実現するための測定装置の例のブロック図を示す。図2に示すように、被検者Mの所定部位の体温を温度計測器2で測定して、この温度計測器2から無線通信で測定装置1へ送信する。測定装置1は、本実施形態の診断支援プログラムがインストールされており、このプログラムによるコンピュータ処理により、被検者Mの所定部位の体温の測定値に基づいてその被検者Mの身体の痛み、張り、違和感等の症状に適したテーピング処置部位を導き出すものである。なお、被検者Mの体温の測定は、前記温度計測器2に限らず、非接触式又は接触式に体温を測定できる手段であれば様々な手段を使用することができる。
温度計測器2は、非接触式に人間等の物体の温度を測定するものであり、主な構成として、物体の赤外線エネルギーを検出する検出部21、検出した赤外線エネルギーを温度に換算する換算部22、通信機能部23を備えている。通信機能部23は、測定した温度を、Bluetooth(登録商標)、Wi-Fi(登録商標)等その他の無線通信方式で測定装置1に無線送信することができる。
測定装置1は、パーソナルコンピュータやタブレット装置等で構成することができ、主な構成として、通信部11、操作部12、表示部13、記憶部14、制御部15を備える。通信部11は、Bluetooth(登録商標)、Wi-Fi(登録商標)等その他の無線通信方式で温度計測器2やインターネット等と通信接続する機能を有する。操作部12は、タッチパネル、マウス、キーボード等の入力デバイスであり、使用者(施術者)からの操作入力を受け付ける。表示部13は、測定装置1の表示画面を構成するものであり、例えば、タッチパネル画面で構成される。この表示部13には、本実施形態のテーピング療法診断支援プログラムの起動によって、例えば、図3に示す基本測定画面131を表示させる。記憶部14は、ROM,RAM等のメモリで構成され、アプリケーションプログラム、制御及び通信のプログラム、データ等が格納されている。診断支援プログラムは、この記憶部14に記憶される。制御部15は、CPU等の演算装置で構成され、測定装置1の動作を制御し、記憶部14に格納するプログラムを実行可能とするコンピュータを構成する。
次に、診断支援プログラムによる動作を説明する。
診断支援プログラムは、基本測定プロセスと、原発部位提示プロセスと、処置部位提示プロセスとを、制御部15(コンピュータ)の処理により実行させる。なお、図3、図4には、人体の部位等を示している。
◎基本測定プロセス(基本測定)
基本測定プロセスでは、系の判定(系判定ステップ)、回旋制限(回旋制限判定ステップ)、体温値(体幹四肢体温値取得ステップ)、三焦の判定(三焦体温値取得ステップ)、第3頸椎(第3頸椎体温値取得ステップ)の各項目のステップをコンピュータに実行させる。
1.系の判定(系判定ステップ)
この系の判定は、東洋医学における経絡に関して膀胱系は五臓六腑すべてを統括する経であり、これの左右差を判定するのに、経の流注に気血が滞った状態が左右どちらであるかを系の判定として見極めるものである。経絡には経が左右に存在し、右下肢から左上肢へと至る経絡と、左下肢から右上肢へと至る経絡とが存在する。本発明者は、右下肢からの経絡を基準にこれを左方系とし、左下肢からの経絡を右方系とする。筋肉の緊張が強い場合は血液循環が悪い為、その部分の体温が低下し、温度差により低い方が主に悪影響を与えると考える。
系判定ステップは、被検者Mが左方系か右方系かを判定するステップである。この系判定ステップでは、まず、温度計測器2で、被検者Mの左右の足の下腿三頭筋中央よりやや内側の部位の体温を左右それぞれ測定する。この時、右足から左足の順番に測定することをルールとする。温度計測器2で、まず被検者Mの右足の下腿部三頭筋の中央より内側の体温を測定して測定装置1へ送信し、次に左足の下腿部三頭筋の中央より内側の体温を測定して測定装置1へ送信する。測定装置1は、診断支援プログラムにより、前記体温の測定値の小さい方が、右足側の下腿部の場合を左方系と判定し、左足側の下腿部の場合を右方系と判定する。左方系の被検者は、体温の測定値の治療法や部位の判定の時に対する比較において小さい方を判定基準とする。右方系の被検者は、体温の測定値の比較において大きい方を判定基準とする。
2.回旋制限(回旋制限判定ステップ)
この回旋制限は、頸の回旋運動の制限が右回旋側か左回旋側かを判断することで、疾患原発部位又は治療点を横隔膜より上に求めるか下に求めるかを見極めるものである。すなわち、右回旋運動に制限(右回旋制限)があれば、横隔膜より上に広義又は狭義(患部より上に)の治療点を求め、左回旋運動に制限(左回旋制限)があれば、横隔膜より下に広義又は狭義(患部より下に)の治療点を求める。従って、右回旋制限の被検者では、横隔膜より上で血液循環が悪くその部位の温度も低下することから、体幹部と四肢部(手)の部位の温度差を比較することで、被検者の今の身体状態を判定できると考える。左回旋制限の被検者では、横隔膜より下で血液循環が悪くその部位の温度も低下することから、体幹部と足の部位の温度差を比較することで、被検者の今の身体状態を判定できると考える。
回旋制限判定ステップは、被検者Mの頸の回旋制限が左回旋にあるのか右回旋にあるのかを判定するステップである。この回旋制限判定ステップでは、まず、温度計測器2で、被検者Mの左右の手の母指球(魚際)の部位の体温を左右それぞれ測定する。この時、右手から左手の順番に測定することをルールとする。温度計測器2で、まず被検者Mの右手の母指球(右魚際)の体温を測定して測定装置1へ送信し、次に左手の母指球(左魚際)の体温を測定して測定装置1へ送信する。測定装置1は、診断支援プログラムにより、体温の測定値の小さい方が、左手母指球の場合を左回旋制限であると判定し、右手母指球の場合を右回旋制限であると判定する。
3.体温値(体幹四肢体温値取得ステップ)
この体温値は、体幹部と四肢部との体温により、熱が中心であるか寒が中心であるかを見極めるものである。体幹四肢体温値取得ステップは、被検者Mの体幹部と四肢部との体温値を取得するステップである。この体温値取得ステップでは、温度計測器2で被検者Mの体幹部と四肢部との体温を測定して測定装置1へ送信する。この時、温度計測器2により、左回旋制限の被検者Mでは、気海(体幹部)と右照海(四肢部)との体温を測定し、右回旋制限の被検者Mでは、中▲かん▼(体幹部)と左陽池(四肢部)との体温を測定する。具体的に、左右の系で左回旋制限の被検者では、気海と右照海とをこの順番で測定する。左右の系で右回旋制限の被検者では、中▲かん▼と左陽池とをこの順番で測定する。ここでは、測定装置1は、診断支援プログラムにより、温度計測器2から受信した前記の体格部と四肢部との各体温値を記憶部14に記憶させる。
4.三焦の判定(三焦体温値取得ステップ)
この三焦の判定は、三焦の体温により、症状が三焦のどの部位から生じる主訴かを見極めるものである。三焦体温値取得ステップは、被検者Mの三焦(上焦、中焦、下焦)の体温値を取得するステップである。この三焦体温値取得ステップでは、温度計測器2で被検者Mの上焦、中焦、下焦の体温を測定して測定装置1へ送信する。この時、温度計測器2で、被検者Mの上焦、中焦、下焦の体温をこの順番で測定する。ここで、上焦は▲だん▼中(左右乳頭線上と正中の交点)、中焦は中▲かん▼(胸骨下から臍との中間部)、下焦は関元(臍から指4本分下部)の体温を測定する。測定装置1は、診断支援プログラムにより、温度計測器2から受信した三焦の各体温値を記憶部14に記憶させる。
5.体幹六部(体幹六部体温値取得ステップ)
この体幹六部は、体幹六部の体温により、体幹六部上における五臓六腑に対する働きの良好・不良を見極めるものである。体幹六部体温値取得ステップは、被検者Mの体幹六部の体温値を取得するステップである。この体幹六部体温値取得ステップでは、温度計測器2で被検者の体幹六部の体温を測定して測定装置1へ送信する。この時、温度計測器2で、被検者Mの右上焦(烏口突起と右乳頭の中心部)、左上焦(烏口突起と左乳頭の中心部)、右中焦(右腹の第9肋軟骨から指三本分下部)、左中焦(左腹の第9肋軟骨から指三本分下部)、右下焦(右下腹部の上前腸骨棘と恥骨結合部の中間部)、左下焦(左下腹部の上前腸骨棘と恥骨結合部の中間部)の体温をこの順番で測定する。測定装置1は、診断支援プログラムにより、温度計測器2から受信した体幹六部の各体温値を記憶部14に記憶させる。
6.第3頸椎(第3頸椎体温値取得ステップ)
この第3頸椎は、第3頸椎の体温により、脊椎の力学的反応点及び中殿筋左右の判定を見極めるものである。第3頸椎体温値取得ステップは、被検者の第3頸椎の体温値を取得するステップである。この第3頸椎体温値取得ステップでは、温度計測器2で被検者の左右第3頸椎の体温を測定して測定装置1へ送信する。この時、温度計測器2で、被検者Mの右第3頸椎、左第3頸椎の体温をこの順番で測定する。測定装置1は、診断支援プログラムにより、温度計測器2から受信した第3頸椎の各体温値を記憶部14に記憶させる。
◎原発部位提示プロセス
原発部位提示プロセスでは、基本測定プロセスの結果、又は基本測定プロセスの結果と追加の体温の測定値とから、被検者の痛み等の症状を起こしている原発部位を提示するようにコンピュータに実行させる。この原発部位として、I.「中枢性」、IIあ.「上焦」、IIい.「中焦」、IIう.「下焦」、の各項目が提示される。
I.「中枢性」
コンピュータの処理により、基本測定の結果から、左方系の被検者では、三焦の体温値のうち上焦が最小値であり且つ体幹六部の体温値のうち右下焦が最小値である場合、また、右方系の被検者では、体幹六部の体温値のうち右下焦が最大値である場合は、症状の原発部位として、中枢性が提示される。この中枢性の提示は、中枢部(頭)からの影響による歩行障害、体調不良等に対する処置法を誘導するものである。なお、コンピュータは、以下の「上焦」、「中焦」、「下焦」を原発部位として提示する場合は、前記中枢性を提示する条件が成立する場合を除くように処理する。
IIあ.「上焦」
コンピュータの処理により、基本測定の結果から、左方系の被検者では、三焦の体温値のうち上焦が最小値である場合、また、右方系の被検者では、三焦の体温値のうち上焦が最大値である場合は、症状の原発部位として、上焦を提示される。この上焦の提示は、身体の上焦部に存在する臓器、骨格筋に対する処置法を誘導するものである。
IIい.「中焦」
コンピュータの処理により、基本測定の結果から、左方系の被検者では、三焦の体温値のうち中焦が最小値である場合、また、右方系の被検者では、三焦の体温値のうち中焦が最大値である場合は、症状の原発部位として、中焦が提示される。この中焦の提示は、身体の中焦部に存在する臓器、骨格筋に対する処置法を誘導するものである。
IIう.「下焦」
コンピュータの処理により、基本測定の結果から、左方系の被検者では、三焦の体温値のうち下焦が最小値である場合、また、右方系の被検者では、三焦の体温値のうち下焦が最大値である場合は、症状の原発部位として、下焦が提示される。この下焦の提示は、身体の下焦部に存在する臓器、骨格筋に対する処置法を誘導するものである。
◎処置部位提示プロセス
処置部位提示プロセスでは、コンピュータの処理により、各原発部位における治療項目が提示される。具体的には以下のとおりである。
原発部位が「中枢性」の場合は、(1)脳、(2)精神作用、(3)感情、(4)体幹六部、(5)免疫療法、の各治療項目が提示される。
原発部位が「上焦」の場合は、(1)体幹六部、(2)水毒・お血、(3)外胚葉、(4)体幹と四肢の相関関係、(5)伸筋・屈筋の調整法、(6)免疫療法、の各治療項目が提示される。
原発部位が「中焦」の場合は、(1)積聚証、(2)内胚葉、(3)バランス療法、(4)体幹と四肢の相関関係、(5)屈筋・伸筋の調整法、(6)免疫療法、の各治療項目が提示される。
原発部位が「下焦」の場合は、(1)中胚葉、(2)関節、(3)ホルモン、(4)奇経療法、(5)体幹と四肢の相関関係、(6)免疫療法、の各治療項目が提示される。
次に、前記各治療項目において、コンピュータの処理により、基本測定プロセスの結果、又は基本測定プロセスの結果と追加の体温の測定値とから、処置部位判定を行い、テーピング処置を施す処置部位が提示される。以下に、前記各治療項目について、説明する。
I.中枢性の治療項目
(1)脳
脳の治療法は、脳から生体に対する歩行パターンや筋肉に及ぼす影響の改善を目的とする。
脳の治療項目では、大脳(百会穴)、小脳(矢状線の延長上の後頭隆起部)、間脳(乳様突起下縁より上方へ指2本分の部分を右・左それぞれ)の各部位の体温の測定値を比較して、処置部位の判定が行われる。
処置部位判定は、体温の比較において、左方系の被検者では最小値、右方系の被検者では最大値を、判定基準とする。
処置部位判定の結果が、大脳であった場合は、左右の手の第3指爪根部の体温の測定結果を比較し、その最小値側の手の第2指爪根部と第4指爪根部の各部位の体温の測定結果を更に比較する。そして、この第2指爪根部と第4指爪根部の体温値のうち最小値側の指の爪根部が、テーピング処置部位として提示される。
処置部位判定の結果が、小脳であった場合は、右手の第1指爪根部と左手の第5指爪根部の体温の測定結果を比較し、その最小値側の指の爪根部が、テーピング処置部位として提示される。
処置部位判定の結果が、左右の間脳のどちらかであった場合は、その右又は左の間脳の部位が、テーピング処置部位として提示される。
(2)精神作用
精神作用の治療法は、精神的作用が肉体に及ぼす、疼痛・苦痛・異常姿勢の改善を目的とする。
精神作用の治療項目では、基本測定より、体幹六部(右上焦、左上焦、右中焦、左中焦、右下焦、左下焦)の各部位の体温の測定結果を比較して、処置部位の判定が行われる。
処置部位判定は、体温の比較において、左方系の被検者では、主が最小値、従が第2最小値とし、右方系の被検者では、主が最大値、従が第2最大値とし、これを判定基準とする。
この場合、処置部位判定の結果は、例えば、主が右上焦の場合では、従が左上焦、右中焦、左中焦、右下焦、左下焦のいずれか1つが選出されるため、主・従の関係から全30通りのパターンとなる。例えば、処置部位判定の結果として、主が右上焦(肺)で従が左上焦(心)の場合は、「右上焦(募穴)、右尺沢、左曲池、右肺兪、左大腸兪、左心兪、右小腸兪、左少海、右小海」の全部位が、テーピング処置部位として提示される。
(3)感情
感情の治療法は、感情が五臓六腑に影響を及ぼす痛み・苦痛・異常姿勢の改善を目的とする。
感情の治療項目では、基本測定より、体幹六部(右上焦、左上焦、右中焦、左中焦、右下焦、左下焦)の各部位の体温の測定結果を比較して、処置部位の判定が行われる。
処置部位判定は、体温の比較において、左方系の被検者では、主が最小値、従が最大値とし、右方系の被検者では、主が最大値、従が最小値とし、これを判定基準とする。
この場合、処置部位判定の結果は、例えば、主が右上焦の場合、従が左上焦、右中焦、左中焦、右下焦、左下焦のいずれか1つが選出されるため、主・従の関係から全30通りのパターンとなる。例えば、処置部位判定の結果として、主が右上焦(肺)で従が左中焦(肝)の場合は、「右上焦(募穴)、右尺沢、左曲池、右肺兪、左大腸兪、左曲泉、右陽陵泉、左肝兪、右胆兪」の全部位が、テーピング処置部位として提示される。
(4)体幹六部
体幹六部の治療法は、五臓一臓がもたらす肉体の疼痛・苦痛・異常姿勢の改善を目的とする。
体幹六部の治療項目では、基本測定より、体幹六部(右上焦、左上焦、右中焦、左中焦、右下焦、左下焦)の各部位の体温の測定結果を比較して、処置部位の判定が行われる。
処置部位判定は、体温の比較において、左方系の被検者では最小値、右方系の被検者では最大値を、判定基準とする。
この場合、処置部位判定の結果は、体幹六部の各部位に対応して全6通りのパターンとなる。例えば、処置部位判定の結果が、右上焦(肺)の場合は、「右上焦(募穴)、右尺沢、左曲池、左大腸兪」の全部位が、テーピング処置部位として提示される。
(5)免疫療法
免疫療法の治療法は、原因不明の疾患が免疫力の低下による事と捉えて改善させることを目的とする。
免疫療法の提示は、左方系の被検者では、基本測定より、三焦の体温値のうち上焦が最小値であり且つ体幹六部の体温値のうち右下焦が最小値である場合に実行され、また、右方系の被検者では、基本測定より、体幹六部の体温値のうち右下焦が最大値である場合に実行される。
この免疫療法の治療項目では、植物性感覚と動物性感覚との判定が行われる。
A.植物性感覚
植物性感覚では、左右の足の第1指(F1)と左右の手の第1指(H1)との4か所の体温の測定結果を比較し、この4か所の体温で最小値を示す指側とは反対側の足の第1指と手の第5指の体温の測定結果を更に比較する。つまり、前記4か所の体温の最小値が右足第1指(F1)のときは、左足の第1指と左手の第5指の体温の測定結果を比較し、以下同様の対応関係で、前記最小値が左足第1指(F1)のときは、右足の第1指と右手の第5指の体温の測定結果を比較し、前記最小値が右手第1指(H1)のときは、左足の第1指と左手の第5指の体温の測定結果を比較し、前記最小値が左手第1指(H1)のときは、右足の第1指と右手の第5指の体温の測定結果を比較する。
そして、処置部位判定は、足の第1指と手の第5指との体温の比較において、左方系の被検者では最小値、右方系の被検者では最大値を、判定基準とする。
処置部位判定の結果が、例えば、左手の第5指の場合及び右手の第5指の場合は、「関元、小沢、小腸兪」の部位が、テーピング処置部位として提示される。
B.動物性感覚
動物性感覚では、左右の足の第2指(F2)と左右の手の第3指(H3)の4か所の体温の測定結果を比較する。そして、
「B1」前記4か所の最小値が手の第3指(H3)の場合は、同側の手の第2指と第4指の体温の測定結果を比較する。
「B2」前記4か所の最小値が足の第2指(F2)の場合は、「P」右足の第4指と左足の第5指との体温の測定結果を比較し、また、「D」右足の第5指と左足の第4指との体温の測定結果を比較する。
そして、処置部位判定は、前記「B1」「B2」での体温の比較において、左方系の被検者では最小値、右方系の被検者では最大値を、判定基準とする。
処置部位判定の結果において、前記「B1」の場合、例えば、手の第2指のとき、「商陽、大腸兪、天枢」の部位が、テーピング処置部位として提示される。
前記「B2」の場合、前記「P」で、例えば、右足の第4指のとき、「竅陰(胆)、日月(胆)、胆兪(胆)」の部位が、テーピング所定部位として提示される。
前記「B2」の場合、前記「D」で、例えば、右足の第5指のとき、「内至陰(腎)、京門(腎)、腎兪(腎)」の部位が、テーピング処置部位として提示される。
IIあ.上焦の治療項目
(1)体幹六部
体幹六部の治療法は、五臓六腑からの反応が体に悪い影響として現れることの改善を目的とする。
体幹六部の治療項目では、基本測定より、体幹六部(右上焦、左上焦、右中焦、左中焦、右下焦、左下焦)の各部位の体温の測定結果を比較して、処置部位の判定が行われる。
処置部位判定は、体温の比較において、左方系の被検者では、主が最小値、従が第2最小値とし、右方系の被検者では、主が最大値、従が第2最大値とし、これを判定基準とする。
この場合、処置部位判定の結果は、例えば、主が右上焦の場合では、従が左上焦、右中焦、左中焦、右下焦、左下焦のいずれか1つが選出されるため、主・従の関係から全30通りのパターンとなる。例えば、処置部位判定の結果として、主が右胸部(肺)で従が左胸部(心)の場合は、「右上焦(募穴)、右尺沢、左曲池、左大腸兪、左心兪、」の全部位が、テーピング処置部位として提示される。
(2)水毒・お血
水毒・お血の治療法は、水分代謝異常(水毒)・血液循環の滞り異常(お血)の調整の改善を目的とする。
水毒・お血の治療項目では、基本測定より、第3頸椎の左右部位の各部位の体温の測定値を比較して、処置部位の判定が行われる。
処置部位判定は、体温の比較において、左方系の被検者では最小値、右方系の被検者では最大値を、判定基準とする。
処置部位判定の結果が、右第3頸椎(水毒)の場合は、右第4肋骨「右大巨、水突、天泉、水分、水泉、膀胱兪、左痞根、右天宗」の全部位が、テーピング処置部位として提示される。左第3頸椎(お血)の場合は、左第5肋骨「左大巨、三陰交、血海、膈兪、右痞根、左天宗」の全部位が、テーピング処置部位として提示される。
(3)外胚葉
外胚葉の治療法は、組織学的分類を目安に、経絡の持つ影響力により体調を改善させることを目的とする。
外胚葉の治療項目では、基本測定より、体幹六部のうち左上焦と右上焦の体温の測定値を比較して、処置部位の判定が行われる。
処置部位判定は、体温の比較において、左方系の被検者では最小値とし、右方系の被検者では最大値を、判定基準とする。
また、基本測定より、被検者の回旋制限に基づく体幹四肢体温値にて陰陽判定を行う。なお、陰陽判定で、以下に示す記号「○>○」や「○<○」は、左の「○」が体幹側の体温値、右側の「○」が四肢側の体温値を示すものとする。すなわち、右回旋制限では、中▲かん▼の体温値が左の「○」、陽池の体温値が右の「○」を示し、左回旋制限では、気海の体温値が左の「○」、照海の体温値が右の「○」を示す。
処置部位判定の結果において、例えば、体幹六部が左上焦であり、陰陽判定が○>○(陰が主流)の場合は、左上焦と右下焦がテーピング処理部位の主流として提示される。この場合、体の前面部は「左上焦部(心)、右下焦部(心包)」がテーピング処置部位として提示され、体の後面部は「左心兪、右厥陰兪」がテーピング処置部位として提示され、要穴として「右労宮穴、左少府穴」がテーピング処置部位として提示される。
処置部位判定の結果において、例えば、体幹六部が右上焦であり、陰陽判定が○<○(陽が主流)の場合は、右上焦と左下焦がテーピング処理部位の主流として提示される。この場合、体の前面部は「右上焦部(大腸)、左下焦部(膀胱)」がテーピング処置部位として提示され、体の後面部は「右大腸兪、左膀胱兪」がテーピング処置部位として提示され、要穴として「右商陽穴、左通谷穴」がテーピング処置部位として提示される。
(4)体幹と四肢の相関関係
体幹と四肢の相関関係の治療法は、体幹六部の五臓六腑からの影響によりアンバランスとなる体幹と四肢の部位への影響の改善を目的とする。
体幹と四肢の相関関係の治療項目では、基本測定より、三焦の各部位(▲だん▼中、中▲かん▼、関元)の体温の測定値を比較して、処置部位の判定が行われる。
処置部位判定は、体温の比較において、左方系の被検者では最小値、右方系の被検者では最大値を、判定基準とする。
この体幹と四肢の相関関係は、処置部位判定の結果が、上焦である場合に実行される。
次に、基本測定より、被検者の回旋制限に基づく体幹四肢体温値にて、体の前面左右側と後面左右側の主従を判定する。なお、主従判定で、以下に示す記号「○>○」や「○<○」は、右回旋制限では、中▲かん▼の体温値が左の「○」、陽池の体温値が右の「○」を示し、左回旋制限では、気海の体温値が左の「○」、照海の体温値が右の「○」を示す。
処置部位判定の結果において、体幹六部が上焦であり、主従判定が○>○の場合は、体の右側は前面が主となり、体の左側は後面が従となる。この場合、体の右側は、「右上焦(肺)、右上腕掌側上1/3部、右大腿前面上1/3部」が反応部であり、これら反応部がテーピング処置部位として提示される。体の左側は、「左背部(肩部から肩甲骨下縁の間)、左上腕背側上1/3部、左大腿後面上1/3部」が反応部であり、これら反応部がテーピング処置部位として提示される。
処置部位判定の結果において、体幹六部が上焦であり、主従判定が○<○の場合は、体の左側は前面が主となり、体の右側は後面が従となる。この場合、体の左側は、「左上焦(心)、左上腕掌側上1/3部、左大腿前面上1/3部」が反応部であり、これら反応部がテーピング処置部位として提示される。体の右側は、「右背部(肩部から肩甲骨下縁の間)、右上腕背側上1/3部、右大腿後面上1/3部」が反応部であり、これら反応部がテーピング処置部位として提示される。
(5)伸筋・屈筋の調整法
伸筋・屈筋の調整法の治療法は、伸展する筋(伸筋)と屈曲する筋(屈筋)とのアンバランスを調整することを目的とする。
伸筋・屈筋の調整法の治療項目では、基本測定より、三焦の各部位(▲だん▼中、中▲かん▼、関元)の体温の測定値を比較して、処置部位の判定が行われる。
処置部位判定は、体温の比較において、左方系の被検者では最小値、右方系の被検者では最大値を、判定基準とする。
この伸筋・屈筋の調整法は、処置部位判定の結果が、上焦又は中焦である場合に実行される。
次に、基本測定より、被検者の回旋制限に基づく体幹四肢体温値にて、体の左右側の主従を判定する。なお、主従判定で、以下に示す記号「○>○」や「○<○」は、右回旋制限では、中▲かん▼の体温値が左の「○」、陽池の体温値が右の「○」を示し、左回旋制限では、気海の体温値が左の「○」、照海の体温値が右の「○」を示す。
処置部位判定の結果において、主従判定が○>○の場合は体の右側が主流となり、三焦の部位の判定結果が上焦であった場合は、右上焦が主、左中焦が従となり、「右上焦(肺)、左中焦(肝)」の部位がテーピング処置部位として提示される。また、主従判定が○>○の場合は体の右側が主流となり、三焦の部位の判定結果が中焦であった場合は、右中焦が主、左上焦が従となり、「右中焦(脾)、左上焦(心)」の部位がテーピング処置部位として提示される。
一方、主従判定が○<○の場合は体の左側が主流となり、三焦の部位の判定結果が上焦であった場合は、左上焦が主、右中焦が従となり、「左上焦(心)、右中焦(脾)」の部位がテーピング処置部位として提示される。また、主従判定が○<○の場合は体の左側が主流となり、三焦の部位の判定結果が中焦であった場合は、左中焦が主、右上焦が従となり、「左中焦(肝)、右上焦(肺)」の部位がテーピング処置部位として提示される。
(6)免疫療法は、
この免疫療法の治療法は、「中枢性の治療項目」における「免疫療法」と同じである。
IIい.中焦の治療項目
(1)積聚証
積聚証の治療法は、腹部で臓腑の異常を改善することを目的とする。
積聚証の治療項目では、心積(巨闕穴)、脾積(臍より上 5 横指部)、肺積(臍より 5 横指右外側部)、肝積(臍より 5 横指左外側部)、腎積(臍より下 5 横指部)、の体温の測定値を比較して、処置部位の判定が行われる。
処置部位判定は、体温の比較において、左方系の被検者では最小値、右方系の被検者では最大値を、判定基準とする。
処置部位判定の結果として、テーピング処置部位は、以下のように提示される。
・判定結果:心積
処置部位:巨闕穴、兪穴(心兪・小腸兪・腎兪・膀胱兪)、要穴(少海・小海・陰谷・委中)
・判定結果:脾積
処置部位:臍より上 5 横指部、兪穴(脾兪・胃兪・肺兪・大腸兪)、要穴(陰稜泉・三里・尺沢・曲池)
・判定結果:肺積
処置部位:臍より 5 横指右外側部、兪穴(肺兪・大腸兪・脾兪・胃兪)、要穴(尺沢・曲池・陰陵泉・三里)
・判定結果:肝積
処置部位:臍より 5 横指左外側部、兪穴(肝兪・胆兪・厥陰兪・三焦兪)、要穴(曲泉・陽陵泉・曲沢・天井)
・判定結果:腎積
処置部位:臍より下 5 横指部、兪穴(腎兪・膀胱兪・心兪・小腸兪)、要穴(陰谷・委中・少海・小海)
(2)内胚葉
内胚葉の治療法は、組織学的分類を目安に、経絡の持つ影響力により体調を改善させることを目的とする。
内胚葉の治療項目では、基本測定より、体幹六部のうち右上焦(肺)、右中焦(脾)、左中焦(肝)の体温の測定値を比較して、処置部の判定が行われる。
処理部位判定は、体温の比較において、左方系の被検者では最小値とし、右方系の被検者では最大値を、判定基準とする。
また、基本測定より、被検者の回旋制限に基づく体幹四肢体温値にて陰陽判定を行う。なお、陰陽判定で、以下に示す記号「○>○」や「○<○」は、左の「○」が体幹側の体温値、右側の「○」が四肢側の体温値を示すものとする。すなわち、右回旋制限では、中▲かん▼の体温値が左の「○」、陽池の体温値が右の「○」を示し、左回旋制限では、気海の体温値が左の「○」、照海の体温値が右の「○」を示す。
処置部位判定の結果において、陰陽判定の場合に分けて、テーピング処置部位は、以下のように提示される。
・陰陽判定:O>O 陰経の場合
処理部位判定の結果が、右上焦(肺)の場合は、「五行の金肺経の金で経渠穴、脾経の商丘穴、肝経の中封穴」の部位が、テーピング処置部位として提示される。
処理部位判定の結果が、右中焦(脾)の場合、「五行の土にあたるので脾経の大白穴、肺経の太渕穴、肝経の太衝穴」の部位が、テーピング処置部位として提示される。
処理部位判定の結果が、左中焦(肝)の場合、「五行の木にあたるので、肝経の大敦穴、脾経の隠白穴、肺経の少商穴」の部位が、テーピング処置部位として提示される。
・陰陽判定:O<O 陽経の場合
この場合は、「▲だん▼中、中▲かん▼、中極、厥陰兪、胆兪、胃兪、三焦兪、大腸兪、膀胱兪、間使、支溝、三里、委中」の部位が、テーピング処置部位として提示される。
(3)バランス療法
バランス療法の治療法は、体の筋肉の緊張・弛緩度を調整して体調を改善させることを目的とする。
バランス療法の治療項目では、基本測定より、第3頸椎の左右部位の各部位の体温の測定値を比較して、処置部位の判定が行われる。
処置部位の判定は、体温の比較において、左方系の被検者では最小値とし、右方系の被検者では最大値を、判定基準とする。
また、基本測定より、被検者の回旋制限に基づく体幹四肢体温値にて陰陽判定を行う。なお、陰陽判定で、以下に示す記号「○>○」や「○<○」は、左の「○」が体幹側の体温値、右側の「○」が四肢側の体温値を示すものとする。すなわち、右回旋制限では、中▲かん▼の体温値が左の「○」、陽池の体温値が右の「○」を示し、左回旋制限では、気海の体温値が左の「○」、照海の体温値が右の「○」を示す。
処置部位判定の結果において、以下の場合に、テーピング処置部位が提示される。
すなわち、左方系の被検者では、陰陽判定が「○>○」であり且つ第3頸椎の判定結果が「右」の場合と、陰陽判定が「○<○」であり且つ第3頸椎の判定結果が「左」の場合とにおいて、テーピング処置部位が提示される。一方、右方系の被検者では、陰陽判定が「○>○」であり且つ第3頸椎の判定結果が「左」の場合と、陰陽判定が「○<○」であり且つ第3頸椎の判定結果が「右」の場合とにおいて、テーピング処置部位が提示される。
例えば、左方系の被検者において、陰陽判定が「○>○」であり且つ第3頸椎が「右」の場合は、「右列缺→右中府→中▲かん▼→左府舎→左梁丘→左復溜→左丘墟→左陥谷→右臨泣→右中封→右崑崙→右血海→右帯脈→右尺沢→右浮▲げき▼→右曲泉→右飛陽→左陰谷→左陽陵泉→左築賓→左外関→右小海」の順に、テーピング処置を施すように、提示される。
(4)体幹と四肢の相関関係
体幹と四肢の相関関係の治療法は、体幹六部の五臓六腑からの影響によりアンバランスとなる体幹と四肢の部位への影響の改善を目的とする。
体幹と四肢の相関関係の治療項目では、基本測定より、三焦の各部位(▲だん▼中、中▲かん▼、関元)の体温の測定値を比較して、処置部位の判定が行われる。
処置部位の判定は、体温の比較において、左方系の被検者では最小値、右方系の被検者では最大値を、判定基準とする。
この体幹と四肢の相関関係は、処置部位判定の結果が、中焦である場合に実行される。
次に、基本測定より、被検者の回旋制限に基づく体幹四肢体温値にて、体の前面左右側と後面左右側の主従を判定する。なお、主従判定で、以下に示す記号「○>○」や「○<○」は、右回旋制限では、中▲かん▼の体温値が左の「○」、陽池の体温値が右の「○」を示し、左回旋制限では、気海の体温値が左の「○」、照海の体温値が右の「○」を示す。
処置部位判定の結果において、主従判定が○>○の場合は、体の右側は前面が主となり、体の左側は後面が従となる。この場合、体の右側は、「右中焦(脾)、右肘関節掌側部、右膝関節前面部」が反応部であり、これら反応部がテーピング処置部位として提示される。体の左側は、「左背部(肩甲骨下縁から第 12 肋骨下縁まで)、左肘関節後面部、左膝関節後面部」が反応部であり、これら反応部がテーピング処置部位として提示される。
一方、主従判定が○<○の場合は、体の左側は前面が主となり、体の右側は後面が従となる。この場合、体の左側は、「左中焦(肝)、左肘関節掌側部、左膝関節前面部」が反応部であり、これら反応部がテーピング処置部位として提示される。体の右側は、「右背部(肩甲骨下縁から第 12 肋骨下縁まで)、右肘関節後面部、右膝関節後面部」が反応部であり、これら反応部がテーピング処置部位として提示される。
(5)屈筋・伸筋の調整法
この屈筋・伸筋の調整法は、「上焦の治療法」における「伸筋・屈筋の調整法」の場合と同じである。
(6)免疫療法
この免疫療法の治療法は、「中枢性の治療法」における「免疫療法」と同じである。
IIう.下焦の治療項目
(1)中胚葉
中胚葉の治療法は、組織学的分類を目安に、経絡の持つ影響力により体調を改善させることを目的とする。
中胚葉の治療項目では、基本測定より、体幹六部のうち左上焦(心)、右中焦(脾)、左下焦(腎)の体温の測定値を比較して、処置部位の判定が行われる。
処置部位判定は、体温の比較において、左方系の被検者では最小値、右方系の被検者では最大値を、判定基準とする。
また、基本測定より、被検者の回旋制限に基づく体幹四肢体温値にて陰陽判定を行う。なお、陰陽判定で、以下に示す記号「○>○」や「○<○」は、左の「○」が体幹側の体温値、右側の「○」が四肢側の体温値を示すものとする。すなわち、右回旋制限では、中▲かん▼の体温値が左の「○」、陽池の体温値が右の「○」を示し、左回旋制限では、気海の体温値が左の「○」、照海の体温値が右の「○」を示す。
処置部位判定の結果において、陰陽判定が○>○(陰が主流)の場合、陰経として「募穴、兪穴(心兪、脾兪、腎兪)」の部位がテーピング処置部位として提示され、また、要穴は、体幹六部における左上焦(心)、右中焦(脾)、左下焦(腎)の判定結果に応じて、以下の部位が、テーピング処置部位として提示される。
すなわち、要穴については、体幹六部の体温の判定結果が、左上焦(心)の場合は「火の心経(少府)、脾経(大都)、腎経(然谷)」がテーピング処置部位として提示され、右中焦(脾)の場合は「土の心経(神門)、脾経(太白)、腎経(太渓)」がテーピング処置部位として提示され、左下焦(腎)の場合は「水の心経(少海)、脾経(陰稜泉)、腎経(陰谷)」がテーピング処置部位として提示される。
一方、陰陽判定が○<○(陽が主流)の場合は、体幹前面は「▲だん▼中、中▲かん▼、下▲かん▼、中極」がテーピング処置部位として提示され、体幹後面は「右厥陰兪、膈兪、右胃兪、左膀胱兪」がテーピング処置部位として提示され、要穴として「右内関、右足三里、左委中」がテーピング処置部位として提示される。
(2)関節
関節の治療法は、関節中心に体の悪い影響となる原因部位を調整することで体調を改善させることを目的とする。
関節の治療項目では、右左大転子部の隆起部と右左遠位脛腓関節部中央の体温の測定値を比較して、処置部位の判定が行われる。この場合、右左大転子部の隆起部の体温値合計と右左遠位脛腓関節部中央の体温値合計を比較する。
処置部位判定は、体温値合計の比較において、左方系の被検者では最小値、右方系の被検者では最大値を、判定基準とする。
処置部位判定の結果が大転子部の場合は、股関節の開排制限の有無を確認する。また遠位脛腓関節部の場合は、足関節の背屈制限の有無を確認する。
そして、処置部位判定の結果が、大転子部であり、右股関節開排制限がある場合は、「右第1 趾MP関節、右足関節部、右股関節部、頚部、左肩部」に、テーピング処置を施すように提示される。また左股関節開排制限がある場合は、「左第 2・3 趾MP関節部、左リスフラン関節、左膝関節部、腰部、右肩関節部」に、テーピング処置を施すように提示される。
一方、処置部位判定の結果が、遠位脛腓関節部であり、足関節背屈制限の存在する側に対して、「足関節外果部、膝関節前面部、腹部臍の傍側、腰部の第 2・3・4・5 腰椎部傍側」に、テーピング処置を施すように提示され、また、足関節背屈制限の存在しない側に対して、「足関節遠位脛腓関節部、膝関節後面部、後上腸骨棘」に、テーピング処置を施すように提示される。
(3)ホルモン
ホルモンの治療法は、ホルモンからの影響により体調を整えることで体調を改善させることを目的とする。
ホルモンの治療項目は、基本測定より、左方系の被検者では、三焦の体温値のうち下焦(中極穴)が最小値である場合に実行され、また、右方系の被検者では、三焦の体温値のうち下焦(中極穴)が最大値である場合に実行される。
次に、基本測定より、被検者の回旋制限に基づく体幹四肢体温値にて陰陽判定を行う。なお、陰陽判定で、以下に示す記号「○>○」や「○<○」は、左の「○」が体幹側の体温値、右側の「○」が四肢側の体温値を示すものとする。すなわち、右回旋制限では、中▲かん▼の体温値が左の「○」、陽池の体温値が右の「○」を示し、左回旋制限では、気海の体温値が左の「○」、照海の体温値が右の「○」を示す。
処置部位判定の結果において、陰陽判定が○>○(陰が主流)の場合は「右踵骨部内側、左踵骨部外側」の部位がテーピング処置部位として提示される。陰陽判定が○<○(陽が主流)の場合は「左踵骨部内側、右踵骨部外側」の部位がテーピング処置部位として提示される。
さらに、左方系の被検者には、「中極穴、右側後上腸骨棘」の部位がテーピング処置部位として提示され、また、右方系の被検者には、「中極穴、左側後上腸骨棘」の部位がテーピング処置部位として提示される。
(4)奇経療法
奇経療法の治療法は、経絡の奇穴を使用して、体の調整をすることで体調を改善することを目的とする。
奇経療法の治療項目では、体幹六部の奇経八脈として、右上焦(任脈)、左上焦(督脈)、右中焦(衝脈)、左中焦(帯脈)、右下焦(陰維脈、陽維脈)、左下焦(陰▲きょう▼脈、陽▲きょう▼脈)の体温の測定値を比較して、処置部位の判定が行われる。
処置部位判定は、体温の比較において、左方系の被検者では最小値、右方系の被検者では最大値を、判定基準とする。
処置部位判定の結果において、右上焦(任脈)の場合は「列缺、照海」の部位が、左上焦(督脈)の場合は「後谿、申脈」の部位が、右中焦(衝脈)の場合は「公孫、内関」の部位が、左中焦(帯脈)の場合は「臨泣、外関」の部位が、右下焦(陰維脈)の場合は「内関、公孫」の部位が、左下焦(陰▲きょう▼脈)の場合は「照海、列缺」の部位が、右下焦(陽維脈)の場合は「外関、臨泣」の部位が、左下焦(陽▲きょう▼脈)の場合は「申脈、後谿」の部位が、それぞれテーピング処置部位として提示される。
(5)体幹と四肢の相関関係
体幹と四肢の相関関係の治療法は、体幹六部の五臓六腑からの影響によりアンバランスとなる体幹と四肢の部位への影響の改善を目的とする。
体幹と四肢の相関関係の治療項目では、基本測定より、三焦の各部位(▲だん▼中、中▲かん▼、関元)の体温の測定値を比較して、処理部位の判定が行われる。
処置部位判定は、体温の比較において、左方系の被検者では最小値、右方系の被検者では最大値を、判定基準とする。この体幹と四肢の相関関係は、処置部位判定の結果が、中焦である場合に実行される。
次に、基本測定より、被検者の回旋制限に基づく体幹四肢体温値にて、体の前面左右側と後面左右側の主従を判定する。なお、主従判定で、以下に示す記号「○>○」や「○<○」は、右回旋制限では、中▲かん▼の体温値が左の「○」、陽池の体温値が右の「○」を示し、左回旋制限では、気海の体温値が左の「○」、照海の体温値が右の「○」を示す。
処置部位判定の結果において、主従判定が○>○の場合は、体の右側は前面が主となり、体の左側は後面が従となる。この場合、体の右側は、右下焦と右前腕掌側下1/3 部と右下腿部前面下 1/3 部が同様の反応部であり、これら反応部がテーピング処置部位として提示される。体の左側は、左腰部(第 12 肋骨下縁から腸骨稜まで)と左前腕部背側下 1/3 部と左下腿後面下 1/3 部が同様の反応部であり、これら反応部がテーピング処置部位として提示される。
一方、主従判定が○<○の場合は、体の左側は前面が主となり、体の右側は後面が従となる。この場合、体の左側は、左下焦と左前腕掌側下 1/3 部と左下腿部前面下 1/3 部が同様の反応部であり、これら反応部がテーピング処置部位として提示される。体の右側は、右腰部(第 12 肋骨下縁から腸骨稜まで)と右前腕部背側下 1/3 部と右下腿後面下 1/3 部が同様の反応部であり、これら反応部がテーピング処置部位として提示される。
(6)免疫療法
この免疫療法の治療法は、「中枢性の治療法」における「免疫療法」と同じである。
なお、本発明は、以上の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲内で様々な変更を施すことが可能である。
1 測定装置
2 温度計測器
11 通信部
12 操作部
13 表示部
14 記憶部
15 制御部
21 検出部
22 換算部
23 通信機能部
131 基本測定画面
M 被検者

Claims (5)

  1. テーピング療法や鍼灸療法のための診断支援プログラムであって、
    コンピュータに、被検者の所定部位の体温に基づいて、基本測定プロセスと、原発部位提示プロセスとを実行させ、
    前記基本測定プロセスは、
    被検者の左右足の下腿部三頭筋の部位の体温の測定結果を比較して、体温の測定値の小さい方が、右足下腿部の場合を左方系、左足下腿部の場合を右方系として被検者の系を判定する系判定ステップと、
    被検者の左右手の母指球の部位の体温の測定結果を比較して、体温の測定値の小さい方が、左手母指球の場合を左回旋制限、右手母指球の場合を右回旋制限とし、被検者の頸の回旋制限を判定する回旋制限判定ステップと、
    右回旋制限の被検者では中▲かん▼と陽池、左回旋制限の被検者では気海と照海の各部位で測定した体温値を取得させる体温値取得ステップと、
    被検者の三焦である上焦、中焦及び下焦の各部位で測定した体温値を取得させる三焦体温値取得ステップと、
    被検者の体幹六部として、右上焦、左上焦、右中焦、左中焦、右下焦及び左下焦の各部位で測定した体温値を取得させる体幹六部体温値取得ステップと、
    被検者の右第3頸椎、左第3頸椎の各部位で測定した体温値を取得させる第3頸椎体温値取得ステップと、を含み、
    前記原発部位提示プロセスは、
    前記基本測定プロセスの結果より、左方系の被検者では三焦体温値取得ステップで上焦が最小値であり且つ体幹六部体温値取得ステップで右下焦が最小値である場合、また、右方系の被検者では体幹六部体温値取得ステップで右下焦が最大値である場合は、原発部位として中枢性を提示させ、
    前記中枢性を提示する条件以外であり、且つ、三焦体温値取得ステップにおいて、左方系の被検者では最小値となる部位が上焦の場合、また、右方系の被検者では最大値となる部位が上焦の場合は、原発部位として上焦を提示させ、
    前記中枢性を提示する条件以外であり、且つ、三焦体温値取得ステップにおいて、左方系の被検者では最小値となる部位が中焦の場合、また、右方系の被検者では最大値となる部位が中焦の場合は、原発部位として中焦を提示させ、
    前記中枢性を提示する条件以外であり、且つ、三焦体温値取得ステップにおいて、左方系の被検者では最小値となる部位が下焦の場合、また、右方系の被検者では最大値となる部位が下焦の場合は、原発部位として下焦を提示させる、
    診断支援プログラム。
  2. 処置部位提示プロセスを更に含み、
    前記処置部位提示プロセスは、前記原発部位提示プロセスが中枢性の場合は、(1)脳、(2)精神作用、(3)感情、(4)体幹六部、(5)免疫療法、の各治療項目を提示させる、
    請求項1に記載の診断支援プログラム。
  3. 処置部位提示プロセスを更に含み、
    前記処置部位提示プロセスは、前記原発部位提示プロセスが上焦の場合は、(1)体幹六部、(2)水毒・お血、(3)外胚葉、(4)体幹と四肢の相関関係、(5)伸筋・屈筋の調整法、(6)免疫療法、の各治療項目を提示させる、
    請求項1又は2に記載の診断支援プログラム。
  4. 処置部位提示プロセスを更に含み、
    前記処置部位提示プロセスは、前記原発部位提示プロセスが中焦の場合は、(1)積聚証、(2)内胚葉、(3)バランス療法、(4)体幹と四肢の相関関係、(5)屈筋・伸筋の調整法、(6)免疫療法、の各治療項目を提示させる、
    請求項1~3のいずれか1項に記載の診断支援プログラム。
  5. 処置部位提示プロセスを更に含み、
    前記処置部位提示プロセスは、前記原発部位提示プロセスが下焦の場合は、(1)中胚葉、(2)関節、(3)ホルモン、(4)奇経療法、(5)体幹と四肢の相関関係、(6)免疫療法、の各治療項目を提示させる、
    請求項1~4のいずれか1項に記載の診断支援プログラム。
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