JP7081656B2 - 第1のユニット、第2のユニット、及び方法 - Google Patents

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Description

本発明は、第1のユニット、第2のユニット、通信装置、端末装置、方法、プログラム及び記録媒体に関する。
3GPP(Third-Generation Partnership Project)のRelease15では、EN-DC(E-UTRA-NR Dual Connectivity)が規定されている(非特許文献1参照)。EN-DCでは、UE(User Equipment)は、マスタノード(MN)として動作する1つのeNB(evolved Node B)と、セカンダリノード(SN)として動作するen-gNBとに接続される。
さらに、EN-DCの一機能として、Secondary RAT Data Usage Report機能が規定されている(非特許文献2参照)。en-gNBは、セカンダリRAT(Radio Access Technology)であるNR(New Radio)を用いてen-gNBとUEとの間で伝達されたユーザデータの量をカウント(測定)し、X2AP:Secondary RAT Data Usage Reportメッセージでこのデータ量(data volume)をMeNB(MNであるeNB)に報告する。
しかし、Secondary RAT Data Usage Report機能の実現手法が規定されていない。より具体的には、SNであるen-gNBがデータ量を取得する手法は規定されていない。
本発明の目的は、デュアルコネクティビティにおいてセカンダリノード(SN)からマスタノード(MN)へのデータ量の報告を可能にする仕組みを提供することにある。
本発明の一形態による第1のユニットは、第1の基地局の中央ユニットの第1のユニットである。上記中央ユニットは、少なくとも上記第1の基地局におけるPDCPレイヤをホストし、上記第1の基地局におけるRLC、MAC、及びPHYレイヤをホストする分散ユニットへ第1のインタフェースを介して接続される。上記第1のユニットは、少なくとも上記中央ユニットがホストする上記PDCPレイヤのユーザプレーンをホストし、少なくとも上記中央ユニットがホストする上記PDCPレイヤの制御プレーンをホストする第2のユニットへ第2のインタフェースを介して接続され、上記第2のユニットへ、上記第1のユニットで処理されたデータボリュームを示す情報を送信する。
本発明の一形態による第2のユニットは、第1の基地局の中央ユニットの第2のユニットである。上記中央ユニットは、少なくとも上記第1の基地局におけるPDCPレイヤをホストし、上記第1の基地局におけるRLC、MAC、及びPHYレイヤをホストする分散ユニットへ第1のインタフェースを介して接続される。上記第2のユニットは、少なくとも上記中央ユニットがホストする上記PDCPレイヤの制御プレーンをホストし、少なくとも上記中央ユニットがホストする上記PDCPレイヤのユーザプレーンをホストする第1のユニットへ第2のインタフェースを介して接続され、上記第1のユニットから、上記第1のユニットで処理されたデータボリュームを示す情報を受信する。
本発明の一形態において、上記第1のユニットの上述した機能を動作させる処理ステップを含む第1の方法、又は上記第2のユニットの上述した機能を動作させる処理ステップを含む第2の方法が提供されてもよい。
本発明の一形態による第1の通信装置は、少なくともNR(New Radio)を用いるデュアルコネクティビティのセカンダリノードとして端末装置のために動作する第1の基地局と上記端末装置との間で伝達されるデータの量を示すデータ量情報を、上記第1の基地局に含まれる中央ユニットへ送信する通信処理部、を備える。
本発明の一形態による第2の通信装置は、少なくともNRを用いるデュアルコネクティビティのセカンダリノードとして端末装置のために動作する第1の基地局と上記端末装置との間で伝達されるデータの量を示すデータ量情報を、上記第1の基地局に含まれるユニットから受信する第1通信処理部と、上記端末装置のために上記デュアルコネクティビティのマスタノードとして動作する第2の基地局へ、上記データ量情報が用いられたメッセージを送信する第2通信処理部と、を備え、上記ユニットは、上記第1の基地局に含まれる分散ユニット、又は、上記第1の基地局に含まれる、ユーザプレーンのための第2の中央ユニットである。
本発明の一形態による端末装置は、少なくともNRを用いるデュアルコネクティビティのセカンダリノードとして上記端末装置のために動作する第1の基地局と通信する第1通信処理部と、上記端末装置のために上記デュアルコネクティビティのマスタノードとして動作する第2の基地局と通信する第2通信処理部と、を備え、上記第1の基地局は、上記第1の基地局と上記端末装置との間で伝達されるデータの量を示すデータ量情報を、上記第1の基地局に含まれる中央ユニットへ送信するユニットを含む。
本発明の一形態による第3の方法は、少なくともNRを用いるデュアルコネクティビティのセカンダリノードとして端末装置のために動作する第1の基地局と上記端末装置との間で伝達されるデータの量を示すデータ量情報を、上記第1の基地局に含まれる中央ユニットへ送信すること、を含む。
本発明の一形態による第4の方法は、少なくともNRを用いるデュアルコネクティビティのセカンダリノードとして端末装置のために動作する第1の基地局と上記端末装置との間で伝達されるデータの量を示すデータ量情報を、上記第1の基地局に含まれるユニットから受信することと、上記端末装置のために上記デュアルコネクティビティのマスタノードとして動作する第2の基地局へ、上記データ量情報が用いられたメッセージを送信することと、を含み、上記ユニットは、上記第1の基地局に含まれる分散ユニット、又は、上記第1の基地局に含まれる、ユーザプレーンのための第2の中央ユニットである。
本発明の一形態による第5の方法は、少なくともNRを用いるデュアルコネクティビティのセカンダリノードとして端末装置のために動作する第1の基地局と通信することと、上記端末装置のために上記デュアルコネクティビティのマスタノードとして動作する第2の基地局と通信することと、を含み、上記第1の基地局は、上記第1の基地局と上記端末装置との間で伝達されるデータの量を示すデータ量情報を、上記第1の基地局に含まれる中央ユニットへ送信するユニットを含む。
本発明の一形態において、上記第1の方法、上記第2の方法、上記第3の方法、上記第4の方法及び上記第5の方法のうちの少なくとも1つをプロセッサに実行させるプログラム、又は当該プログラムを記録したコンピュータに読み取り可能な非一時的記録媒体が提供されてもよい。
本発明の一形態によれば、デュアルコネクティビティにおいてセカンダリノード(SN)からマスタノード(MN)へのデータ量の報告が可能になる。なお、本発明の一形態により、当該効果の代わりに、又は当該効果とともに、他の効果が奏されてもよい。
実施形態に係るシステムの概略的な構成の一例を示す説明図である。 実施形態に係る各無線ベアラのレイヤ処理の例を説明するための説明図である。 実施形態に係る第1の基地局の分割(Split)の例を説明するための説明図である。 第1の実施形態に係る第1の基地局の分割の例を説明するための説明図である。 第1の実施形態に係るMN Terminated bearerについてのデータルートの例を説明するための説明図である。 第1の実施形態に係るCUの概略的な構成の例を示すブロック図である。 第1の実施形態に係るDUの概略的な構成の例を示すブロック図である。 第1の実施形態に係る第2の基地局の概略的な構成の例を示すブロック図である。 第1の実施形態に係る端末装置の概略的な構成の例を示すブロック図である。 第1の実施形態に係るDATA USAGE REPORTメッセージの例を説明するための第1の説明図である。 第1の実施形態に係るDATA USAGE REPORTメッセージの例を説明するための第2の説明図である。 第1の実施形態に係るDATA USAGE REPORTメッセージの例を説明するための第3の説明図である。 第1の実施形態に係るUE CONTEXT SETUP REQUESTメッセージの例を説明するための説明図である。 第1の実施形態に係るUE CONTEXT MODIFICATION REQUESTメッセージの例を説明するための説明図である。 第1の実施形態に係るSECONDARY RAT DATA USAGE REPORTメッセージの例を説明するための第1の説明図である。 第1の実施形態に係るSECONDARY RAT DATA USAGE REPORTメッセージの例を説明するための第2の説明図である。 第1の実施形態に係る処理の概略的な流れの例を説明するためのシーケンス図である。 第1の実施形態の変形例に係るDL DATA DELIVERY STATUSフレームの例を説明するための説明図である。 第1の実施形態の変形例に係る処理の概略的な流れの例を説明するためのシーケンス図である。 第2の実施形態に係る第1の基地局の分割の例を説明するための説明図である。 第2の実施形態に係るCUの概略的な構成の例を示すブロック図である。 第2の実施形態に係るDUの概略的な構成の例を示すブロック図である。 第2の実施形態に係る処理の概略的な流れの例を説明するためのシーケンス図である。 第2の実施形態の変形例に係る処理の概略的な流れの例を説明するためのシーケンス図である。 第3の実施形態に係る第1の基地局の分割(Split)の例を説明するための説明図である。 第3の実施形態に係る第1の基地局の分割(Higher Layer Split)の例を説明するための説明図である。 第3の実施形態に係るCU-CPの概略的な構成の例を示すブロック図である。 第3の実施形態に係るCU-UPの概略的な構成の例を示すブロック図である。 第3の実施形態に係る処理の概略的な流れの第1の例を説明するためのシーケンス図である。 第3の実施形態に係る処理の概略的な流れの第2の例を説明するためのシーケンス図である。 第3の実施形態に係る処理の概略的な流れの第3の例を説明するためのシーケンス図である。 第3の実施形態に係る処理の概略的な流れの第4の例を説明するためのシーケンス図である。 第4の実施形態に係る第1の通信装置の概略的な構成の例を示すブロック図である。 第4の実施形態に係る第2の通信装置の概略的な構成の例を示すブロック図である。 第4の実施形態に係る端末装置の概略的な構成の例を示すブロック図である。
以下、添付の図面を参照して本発明の実施形態(以下、「本実施形態」と呼ぶ)を詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、同様に説明されることが可能な要素については、同一の符号を付することにより重複説明が省略され得る。
説明は、以下の順序で行われる。
1.システムの構成
2.第1の実施形態
2.1.第1の基地局の分割
2.2.各ノードの構成
2.2.1.中央ユニット(CU)の構成
2.2.2.分散ユニット(DU)の構成
2.2.3.第2の基地局の構成
2.2.4.端末装置の構成
2.3.技術的特徴
2.4.変形例
3.第2の実施形態
3.1.第1の基地局の分割
3.2.各ノードの構成
3.2.1.中央ユニット(CU)の構成
3.2.2.分散ユニット(DU)の構成
3.3.技術的特徴
3.4.変形例
4.第3の実施形態
4.1.第1の基地局の分割
4.2.各ノードの構成
4.2.1.CU-CPの構成
4.2.2.CU-UPの構成
4.3.技術的特徴
5.第4の実施形態
5.1.各ノードの構成
5.1.1.第1の通信装置の構成
5.1.2.第2の通信装置の構成
5.1.3.端末装置の構成
5.2.技術的特徴
<<<1.システムの構成>>>
図1を参照して、本実施形態に係るシステム1の構成の例を説明する。図1は、本実施形態に係るシステム1の概略的な構成の一例を示す説明図である。図1を参照すると、システム1は、コアネットワーク10、第1の基地局100、第2の基地局400及び端末装置500を含む。
(1)規格/仕様への準拠
例えば、システム1は、3GPPの規格(standard)又は仕様(specification)に準拠したシステムである。より具体的には、例えば、システム1は、第5世代(5G)若しくはNR(New Radio)の規格又は仕様に準拠する。システム1は、LTE(Long Term Evolution)若しくはSAE(System Architecture Evolution)の規格又は仕様にも準拠し得る。ここでのLTEは、LTE-Advanced又はeLTE(enhanced LTE)であってもよく、(ノーマルの)LTEであってもよく、他の種類のLTEであってもよい。
(2)インタフェース
第1の基地局100は、インタフェース30を介してコアネットワーク10と通信する。第2の基地局400は、インタフェース40を介してコアネットワーク10と通信する。
一例として、コアネットワーク10は、EPC(Evolved Packet Core)(即ち、4G(Fourth-Generation)のコアネットワーク)である。この場合に、例えば、インタフェース30及びインタフェース40は、S1インタフェースである。
別の例として、コアネットワーク10は、5GC(Fifth-Generation Core network)であってもよい。この場合に、インタフェース30及びインタフェース40は、NGインタフェースであってもよい。
第1の基地局100及び第2の基地局400は、インタフェース50を介して互いに通信する。
(3)デュアルコネクティビティ
第1の基地局100は、端末装置500と無線で通信する。また、第2の基地局400も、端末装置500と無線で通信する。端末装置500は、デュアルコネクティビティをサポートし、例えば、第1の基地局100及び第2の基地局400と同時に接続される。とりわけ本実施形態では、第1の基地局100は、端末装置500のために、デュアルコネクティビティのセカンダリノード(SN)として動作し、第2の基地局400は、端末装置500のために、デュアルコネクティビティのマスタノード(MN)として動作する。
本実施形態では、上記デュアルコネクティビティは、RAT(Radio Access Technology)として少なくともNR(New Radio)を用いる。即ち、マスタノード(第2の基地局400)及びセカンダリノード(第1の基地局100)の少なくとも一方は、NRを用いて端末装置500と通信する。なお、上記NRは、3GPPの5G(Fifth-Generation)のRATであり、New RAT(NR)又は5G NR(New Radio/RAT)等と呼ばれ得る。
-NR+LTE
例えば、上記デュアルコネクティビティは、NR及びLTEを用いるデュアルコネクティビティである。即ち、マスタノード(第2の基地局400)及びセカンダリノード(第1の基地局100)の一方が、NRを用いて端末装置500と通信し、他方が、LTEを用いて端末装置500と通信する。上述したように、ここでのLTEは、LTE-Advanced又はeLTE(enhanced LTE)であってもよく、(ノーマルの)LTEであってもよく、他の種類のLTEであってもよい。
--EN-DC
一例として、上記デュアルコネクティビティは、EN-DCであり、第1の基地局100は、en-gNBであり、上記第2の基地局400は、MeNB(Master eNB)である。即ち、マスタノード(MN)である第2の基地局400(MeNB)は、RATとしてLTEを用いて端末装置500と通信し、セカンダリノード(SN)である第1の基地局100(en-gNB)は、RATとしてNRを用いて端末装置500と通信する。この場合に、コアネットワーク10は、EPCであり、第1の基地局100と第2の基地局400との間のインタフェース50は、X2インタフェースである。
図2は、本実施形態に係る各無線ベアラのレイヤ処理の例を説明するための説明図である。図2を参照すると、セカンダリノード(SN)である第1の基地局100(en-gNB)、及びマスタノード(MN)である第2の基地局400(MeNB)と、各無線ベアラとが示されている。無線ベアラとして、MNにて終端する(即ちPDCPがMNに位置する)MN Terminated bearerと、SNにて終端する(即ちPDCPがSNに位置する)SN Terminated bearerとがある。さらに、MN Terminated bearerとして、MCG(Master Cell Group) bearer、SCG(Secondary Cell Group) bearer及びSplit bearerがある。また、SN Terminated bearerとして、同様に、MCG bearer、SCG bearer及びSplit bearerがある。MCG bearerは、MCGにのみRLCベアラをもつ無線ベアラであり、MCG bearerについてのRLCレイヤ、MACレイヤ及び物理レイヤの処理は、MN(第2の基地局400)において行われる。SCG bearerは、SCGにのみRLCベアラをもつ無線ベアラであり、SCG bearerについてのRLCレイヤ、MACレイヤ及び物理レイヤの処理は、SN(第1の基地局100)において行われる。Split bearerは、MCG及びSCGの両方にRLCベアラをもつ無線ベアラであり、Split bearerについてのRLCレイヤ、MACレイヤ及び物理レイヤの処理は、MN(第2の基地局400)及びSN(第1の基地局100)の両方において行われる。
なお、上記デュアルコネクティビティがEN-DCである例を説明したが、本実施形態はこの例に限定されない。
--NGEN-DC
一例として、上記デュアルコネクティビティは、NGEN-DC(NG-RAN E-UTRA-NR Dual Connectivity)であってもよく、第1の基地局100は、SNとして動作するgNBであってもよく、上記第2の基地局400は、MNとして動作するng-eNBであってもよい。この場合に、コアネットワーク10は、5GCであってもよく、第1の基地局100と第2の基地局400との間のインタフェース50は、Xnインタフェースであってもよい。
--NE-DC
別の例として、上記デュアルコネクティビティは、NE-DC(NR-E-UTRA Dual Connectivity)であってもよく、第1の基地局100は、SNとして動作するng-eNBであってもよく、上記第2の基地局400は、MNとして動作するgNBであってもよい。この場合に、コアネットワーク10は、5GCであってもよく、第1の基地局100と第2の基地局400との間のインタフェース50は、Xnインタフェースであってもよい。
-NRのみ
あるいは、上記デュアルコネクティビティは、(LTEを用いずに)NRを用いるデュアルコネクティビティであってもよい。即ち、マスタノード(第2の基地局400)及びセカンダリノード(第1の基地局100)の両方が、NRを用いて端末装置500と通信してもよい。第1の基地局100は、SNとして動作するgNBであってもよく、上記第2の基地局400は、MNとして動作するgNBであってもよい。この場合に、コアネットワーク10は、5GCであってもよく、第1の基地局100と第2の基地局400との間のインタフェース50は、Xnインタフェースであってもよい。
なお、第1の基地局100は、第1のオペレータの基地局であってもよく、第2の基地局400は、当該第1のオペレータとは異なる第2のオペレータの基地局であってもよい。即ち、上記デュアルコネクティビティは、オペレータ間でのデュアルコネクティビティであってもよい。
(4)第1の基地局の分割(Split)
例えば、第1の基地局100は、中央ユニット(CU:Central Unit)及び1つ以上の分散ユニット(DU:Distributed Unit)を含む。
図3は、本実施形態に係る第1の基地局100の分割(Split)の例を説明するための説明図である。図3を参照すると、第1の基地局100に含まれる中央ユニット(CU)200及び分散ユニット(DU)300が示されている。CU200及び各DU300は、インタフェース60を介して互いに通信する。この例では、2つのDU300が示されているが、第1の基地局100は、3つ以上のDU300を含んでもよく、1つのDU300のみを含んでもよい。
例えば、基地局の分割として、Higher Layer SplitとLower Layer Splitとがある。後述の第1の実施形態は、Higher Layer Splitの実施形態であり、後述の第2の実施形態は、Lower Layer Splitの実施形態である。
さらに、中央ユニット(CU)200は、制御プレーンのための第1の中央ユニットと、ユーザプレーンのための第2の中央ユニットとを含んでもよい。上記第1の中央ユニットは、CU-CPと呼ばれてもよく、上記第2の中央ユニットは、CU-UPと呼ばれてもよい。後述の第3の実施形態は、このようにCU200が分割されるケースに特に着目した実施形態である。
あるいは、CU200は、制御プレーンのための第1の中央ユニット(CU-CP)、又は、ユーザプレーンのための第2の中央ユニット(CU-UP)であってもよい。
<<<2.第1の実施形態>>>
続いて、図4~図19を参照して、本発明の第1の実施形態を説明する。
<<2.1.第1の基地局の分割>>
まず、図4及び図5を参照して、第1の実施形態に係る第1の基地局100の分割を説明する。
第1の実施形態では、第1の基地局100は、中央ユニット200と、RLCレイヤ及びMACレイヤの処理を実行する分散ユニットとを含む。即ち、第1の実施形態では、第1の基地局100は、Higher Layer Splitにより分割(Split)される。
図4は、第1の実施形態に係る第1の基地局100の分割の例を説明するための説明図である。図4を参照すると、第1の基地局100に含まれるCU200及びDU300が示されている。PDCPレイヤは、CU200に位置し、RLCレイヤ、MACレイヤ及び物理(PHY)レイヤは、DU300に位置する。即ち、CU200は、PDCPレイヤの処理を実行し、DU300は、RLCレイヤ、MACレイヤ及びPHYレイヤの処理を実行する。この場合に、インタフェース60は、F1インタフェースである。
図4を参照して、CU200にPDCPレイヤが位置する例を説明したが、特にNGEN-DCやNE-DCの場合には、CU200にSDAP(Service Data Adaptation Protocol)レイヤが位置していてもよい。
このようなHigher Layer Splitの場合に、MN Terminated bearerを通じてSN(第1の基地局100)と端末装置500との間で伝達されるデータは、SNのCU200を経由して、MN(第2の基地局400)とSNのDU300との間で伝達されてもよい(第1の例)。あるいは、当該データは、SNのCU200を経由せずに、MN(第2の基地局400)とSNのDU300との間で直接的に伝達されてもよい(第2の例)。
図5は、第1の実施形態に係るMN Terminated bearerについてのデータルートの例を説明するための説明図である。図5を参照すると、第1の基地局100に含まれるCU200及びDU300と、第2の基地局400とが示されている。第1の例として、MN Terminated bearerを通じてSN(第1の基地局100)と端末装置500との間で伝達されるデータは、CU200を経由して、MN(第2の基地局400)とSNのDU300との間で伝達されてもよい。即ち、当該データは、インタフェース50(例えばX2-U)及びインタフェース60(例えばF1-U)を介してルート70で伝達されてもよい。第2の例として、上記データは、CU200を経由せずに、MN(第2の基地局400)とSNのDU300との間で直接的に伝達されてもよい。即ち、上記データは、ルート80で伝達されてもよい。
なお、第1の基地局100の分割の例を説明したが、第2の基地局400も第1の基地局100と同様に分割されてもよい。あるいは、第2の基地局400には、第1の基地局100の分割(Higher Layer Split)とは異なる分割(例えばLower Layer Split)が適用されてもよい。
第1の実施形態において、例えば、CU200は、制御プレーン(CP)及びユーザプレーン(UP)の両方のための中央ユニットである。この場合に、CU200は、単一のユニットであってもよい。あるいは、CU200は、制御プレーンのための第1の中央ユニットであるCU-CPと、ユーザプレーンのための第2の中央ユニットであるCU-UPとを含んでもよい。
あるいは、第1の実施形態において、CU200は、制御プレーンのための第1の中央ユニットであるCU-CPであってもよい。この場合に、第1の基地局100は、CU-CP(CU200)の他に、ユーザプレーンのための第2の中央ユニットであるCU-UPを含んでもよい。
<<2.2.各ノードの構成>>
次に、図6~図9を参照して、各ノードの構成を説明する。
<2.2.1.中央ユニット(CU)の構成>
図6は、第1の実施形態に係るCU200の概略的な構成の例を示すブロック図である。図6を参照すると、CU200は、第1ネットワーク通信部210、第2ネットワーク通信部220、記憶部230及び処理部240を備える。
(1)第1ネットワーク通信部210
第1ネットワーク通信部210は、DU300からの信号を受信し、DU300への信号を送信する。
(2)第2ネットワーク通信部220
第2ネットワーク通信部220は、第2の基地局400からの信号を受信し、第2の基地局400への信号を送信する。
第2ネットワーク通信部220は、コアネットワーク10からの信号を受信してもよく、コアネットワーク10への信号を送信してもよい。
(3)記憶部230
記憶部230は、CU200の動作のためのプログラム(命令)及びパラメータ、並びに様々なデータを、一時的に又は恒久的に記憶する。当該プログラムは、CU200の動作のための1つ以上の命令を含む。
(4)処理部240
処理部240は、CU200の様々な機能を提供する。処理部240は、第1通信処理部241及び第2通信処理部243を含む。なお、処理部240は、これらの構成要素以外の他の構成要素をさらに含み得る。即ち、処理部240は、これらの構成要素の動作以外の動作も行い得る。
例えば、処理部240(第1通信処理部241)は、第1ネットワーク通信部210を介してDU300と通信する。例えば、処理部240(第2通信処理部243)は、第2ネットワーク通信部220を介して第2の基地局400(又はコアネットワーク10)と通信する。
(5)実装例
第1ネットワーク通信部210及び第2ネットワーク通信部220の各々は、ネットワークアダプタ並びに/又はネットワークインタフェースカード等により実装されてもよい。記憶部230は、メモリ(例えば、不揮発性メモリ及び/若しくは揮発性メモリ)並びに/又はハードディスク等により実装されてもよい。処理部240は、ベースバンド(Baseband:BB)プロセッサ及び/又は他の種類のプロセッサ等の1つ以上のプロセッサにより実装されてもよい。第1通信処理部241及び第2通信処理部243は、同一のプロセッサにより実装されてもよく、別々に異なるプロセッサにより実装されてもよい。上記メモリ(記憶部230)は、上記1つ以上のプロセッサ内に含まれていてもよく、又は、上記1つ以上のプロセッサ外にあってもよい。
CU200は、プログラム(命令)を記憶するメモリと、当該プログラム(命令)を実行可能な1つ以上のプロセッサとを含んでもよい。当該1つ以上のプロセッサは、上記プログラムを実行して、処理部240の動作(第1通信処理部241及び/又は第2通信処理部243の動作)を行ってもよい。上記プログラムは、処理部240の動作(第1通信処理部241及び/又は第2通信処理部243の動作)をプロセッサに実行させるためのプログラムであってもよい。
なお、CU200は、仮想化されていてもよい。即ち、CU200は、仮想マシンとして実装されてもよい。この場合に、CU200(仮想マシン)は、プロセッサ及びメモリ等を含む物理マシン(ハードウェア)及びハイパーバイザ上で仮想マシンとして動作してもよい。
<2.2.2.分散ユニット(DU)の構成>
図7は、第1の実施形態に係るDU300の概略的な構成の例を示すブロック図である。図7を参照すると、DU300は、無線通信部310、ネットワーク通信部320、記憶部330及び処理部340を備える。
(1)無線通信部310
無線通信部310は、信号を無線で送受信する。例えば、無線通信部310は、端末装置500からの信号を受信し、端末装置500への信号を送信する。
(2)ネットワーク通信部320
ネットワーク通信部320は、CU200からの信号を受信し、CU200への信号を送信する。ネットワーク通信部320は、他のノード(例えば第2の基地局400)からの信号を受信してもよく、当該他のノードへの信号を送信してもよい。
(3)記憶部330
記憶部330は、DU300の動作のためのプログラム(命令)及びパラメータ、並びに様々なデータを、一時的に又は恒久的に記憶する。当該プログラムは、DU300の動作のための1つ以上の命令を含む。
(4)処理部340
処理部340は、DU300の様々な機能を提供する。処理部340は、第1通信処理部341、第2通信処理部343及びカウント部345を含む。カウント部345は、測定部345と呼ばれてもよい。なお、処理部340は、これらの構成要素以外の他の構成要素をさらに含み得る。即ち、処理部340は、これらの構成要素の動作以外の動作も行い得る。
例えば、処理部340(第1通信処理部341)は、無線通信部310を介して端末装置500と通信する。例えば、処理部340(第2通信処理部343)は、ネットワーク通信部320を介してCU200(又は第2の基地局400)と通信する。
(5)実装例
無線通信部310は、アンテナ及び高周波(Radio Frequency:RF)回路等により実装されてもよく、当該アンテナは、指向性アンテナであってもよい。ネットワーク通信部320は、ネットワークアダプタ並びに/又はネットワークインタフェースカード等により実装されてもよい。記憶部330は、メモリ(例えば、不揮発性メモリ及び/若しくは揮発性メモリ)並びに/又はハードディスク等により実装されてもよい。処理部340は、ベースバンド(BB)プロセッサ及び/又は他の種類のプロセッサ等の1つ以上のプロセッサにより実装されてもよい。第1通信処理部341、第2通信処理部343及びカウント部345は、同一のプロセッサにより実装されてもよく、別々に異なるプロセッサにより実装されてもよい。上記メモリ(記憶部330)は、上記1つ以上のプロセッサ内に含まれていてもよく、又は、上記1つ以上のプロセッサ外にあってもよい。
DU300は、プログラム(命令)を記憶するメモリと、当該プログラム(命令)を実行可能な1つ以上のプロセッサとを含んでもよい。当該1つ以上のプロセッサは、上記プログラムを実行して、処理部340の動作(第1通信処理部341、第2通信処理部343及び/又はカウント部345の動作)を行ってもよい。上記プログラムは、処理部340の動作(第1通信処理部341、第2通信処理部343及び/又はカウント部345の動作)をプロセッサに実行させるためのプログラムであってもよい。
なお、DU300は、仮想化されていてもよい。即ち、DU300は、仮想マシンとして実装されてもよい。この場合に、DU300(仮想マシン)は、プロセッサ及びメモリ等を含む物理マシン(ハードウェア)及びハイパーバイザ上で仮想マシンとして動作してもよい。
<2.2.3.第2の基地局の構成>
図8は、第1の実施形態に係る第2の基地局400の概略的な構成の例を示すブロック図である。図8を参照すると、第2の基地局400は、無線通信部410、ネットワーク通信部420、記憶部430及び処理部440を備える。
(1)無線通信部410
無線通信部410は、信号を無線で送受信する。例えば、無線通信部410は、端末装置500からの信号を受信し、端末装置500への信号を送信する。
(2)ネットワーク通信部420
ネットワーク通信部420は、第1の基地局100又はコアネットワーク10からの信号を受信し、第1の基地局100又はコアネットワーク10への信号を送信する。
(3)記憶部430
記憶部430は、第2の基地局400の動作のためのプログラム(命令)及びパラメータ、並びに様々なデータを、一時的に又は恒久的に記憶する。当該プログラムは、第2の基地局400の動作のための1つ以上の命令を含む。
(4)処理部440
処理部440は、第2の基地局400の様々な機能を提供する。処理部440は、第1通信処理部441及び第2通信処理部443を含む。なお、処理部440は、これらの構成要素以外の他の構成要素をさらに含み得る。即ち、処理部440は、これらの構成要素の動作以外の動作も行い得る。
例えば、処理部440(第1通信処理部441)は、無線通信部410を介して端末装置500と通信する。例えば、処理部440(第2通信処理部443)は、ネットワーク通信部420を介して第1の基地局100又はコアネットワーク10と通信する。
(5)実装例
無線通信部410は、アンテナ及び高周波(RF)回路等により実装されてもよく、当該アンテナは、指向性アンテナであってもよい。ネットワーク通信部420は、ネットワークアダプタ並びに/又はネットワークインタフェースカード等により実装されてもよい。記憶部430は、メモリ(例えば、不揮発性メモリ及び/若しくは揮発性メモリ)並びに/又はハードディスク等により実装されてもよい。処理部440は、ベースバンド(BB)プロセッサ及び/又は他の種類のプロセッサ等の1つ以上のプロセッサにより実装されてもよい。第1通信処理部441及び第2通信処理部443は、同一のプロセッサにより実装されてもよく、別々に異なるプロセッサにより実装されてもよい。上記メモリ(記憶部430)は、上記1つ以上のプロセッサ内に含まれていてもよく、又は、上記1つ以上のプロセッサ外にあってもよい。
第2の基地局400は、プログラム(命令)を記憶するメモリと、当該プログラム(命令)を実行可能な1つ以上のプロセッサとを含んでもよい。当該1つ以上のプロセッサは、上記プログラムを実行して、処理部440の動作(第1通信処理部441及び/又は第2通信処理部443の動作)を行ってもよい。上記プログラムは、処理部440の動作(第1通信処理部441及び/又は第2通信処理部443の動作)をプロセッサに実行させるためのプログラムであってもよい。
第2の基地局400は、中央ユニット(CU)及び分散ユニット(DU)を含んでもよい。当該CUが、ネットワーク通信部420及び第2通信処理部443を含んでもよく、当該DUが、無線通信部410及び第1通信処理部441を含んでもよい。
なお、第2の基地局400(又は第2の基地局400の一部であるCU若しくはDU)は、仮想化されていてもよい。即ち、第2の基地局400(又は第2の基地局400の一部であるCU若しくはDU)は、仮想マシンとして実装されてもよい。この場合に、第2の基地局400(又は第2の基地局400の一部であるCU若しくはDU)(仮想マシン)は、プロセッサ及びメモリ等を含む物理マシン(ハードウェア)及びハイパーバイザ上で仮想マシンとして動作してもよい。
<2.2.4.端末装置の構成>
図9は、第1の実施形態に係る端末装置500の概略的な構成の例を示すブロック図である。図9を参照すると、端末装置500は、第1無線通信部510、第2無線通信部520、記憶部530及び処理部540を備える。
(1)第1無線通信部510
第1無線通信部510は、信号を無線で送受信する。例えば、第1無線通信部510は、第1の基地局100からの信号を受信し、第1の基地局100への信号を送信する。
(2)第2無線通信部520
第2無線通信部520は、信号を無線で送受信する。例えば、第2無線通信部520は、第2の基地局400からの信号を受信し、第2の基地局400への信号を送信する。
(3)記憶部530
記憶部530は、端末装置500の動作のためのプログラム(命令)及びパラメータ、並びに様々なデータを、一時的に又は恒久的に記憶する。当該プログラムは、端末装置500の動作のための1つ以上の命令を含む。
(4)処理部540
処理部540は、端末装置500の様々な機能を提供する。処理部540は、第1通信処理部541及び第2通信処理部543を含む。なお、処理部540は、これらの構成要素以外の他の構成要素をさらに含み得る。即ち、処理部540は、これらの構成要素の動作以外の動作も行い得る。
例えば、処理部540(第1通信処理部541)は、第1無線通信部510を介して第1の基地局100と通信する。例えば、処理部540(第2通信処理部543)は、第2無線通信部520を介して第2の基地局400と通信する。
(5)実装例
第1無線通信部510及び第2無線通信部520の各々は、アンテナ及び高周波(RF)回路等により実装されてもよい。記憶部530は、メモリ(例えば、不揮発性メモリ及び/若しくは揮発性メモリ)並びに/又はハードディスク等により実装されてもよい。処理部540は、ベースバンド(BB)プロセッサ及び/又は他の種類のプロセッサ等の1つ以上のプロセッサにより実装されてもよい。第1通信処理部541及び第2通信処理部543は、同一のプロセッサにより実装されてもよく、別々に異なるプロセッサにより実装されてもよい。上記メモリ(記憶部530)は、上記1つ以上のプロセッサ内に含まれていてもよく、又は、上記1つ以上のプロセッサ外にあってもよい。一例として、処理部540は、SoC(System on Chip)内で実装されてもよい。
端末装置500は、プログラム(命令)を記憶するメモリと、当該プログラム(命令)を実行可能な1つ以上のプロセッサとを含んでもよい。当該1つ以上のプロセッサは、上記プログラムを実行して、処理部540の動作(第1通信処理部541及び/又は第2通信処理部543の動作)を行ってもよい。上記プログラムは、処理部540の動作(第1通信処理部541及び/又は第2通信処理部543の動作)をプロセッサに実行させるためのプログラムであってもよい。
<<2.3.技術的特徴>>
次に、図10~図17を参照して、第1の実施形態に係る技術的特徴の例を説明する。
(1)データ量のカウント
例えば、第1の基地局100は、少なくともNRを用いるデュアルコネクティビティのセカンダリノード(SN)として端末装置500のために動作する。この場合に、第1の基地局100は、第1の基地局100と端末装置500との間で伝達されるデータの量を、RLCレイヤ又はMACレイヤにおいてカウントする。
とりわけ第1の実施形態では、上述したように、DU300(カウント部345)が、RLCレイヤ及びMACレイヤの処理を実行するので、DU300(カウント部345)が、RLCレイヤ又はMACレイヤにおいて上記データ量をカウントする。
なお、「カウントする」という文言は、「測定する」という文言と置き換えられてもよい。
-RLC/MAC
具体的には、例えば、DU300は、RLC又はMACのパケットのデータ量をカウントする。例えば、当該パケットは、RLC又はMACのサービスデータユニット(SDU)であってもよい。あるいは、上記パケットは、RLC又はMACのプロトコルデータユニット(PDU)であってもよい。
-カウントされるデータ
例えば、カウントされる上記データは、上記デュアルコネクティビティの上記セカンダリノード(SN)(即ち第1の基地局100)で終端する少なくとも1つの無線ベアラを通じて第1の基地局100と端末装置500との間で伝達される第1のデータを含む。また、例えば、カウントされる上記データは、上記デュアルコネクティビティのマスタノード(MN)(即ち第2の基地局400)で終端する少なくとも1つの無線ベアラを通じて第1の基地局100と端末装置500との間で伝達される第2のデータをさらに含む。
例えば、上記SN(第1の基地局100)で終端する上記少なくとも1つの無線ベアラは、SN Terminated bearerを含み、上記MN(第2の基地局400)で終端する上記少なくとも1つの無線ベアラは、MN Terminated bearerを含む。より具体的には、例えば、上記第1のデータは、上記SN Terminated bearerのうちのSplit bearer及びSCG bearerを通じて第1の基地局100と端末装置500との間で伝達されるデータである。また、上記第2のデータは、上記MN Terminated bearerのうちのSplit bearer及びSCG bearerを通じて第1の基地局100と端末装置500との間で伝達されるデータである。
-ベアラ/QoSフロー
例えば、データ量のカウントは、ベアラごとに行われる。ここでのベアラは、無線ベアラ(RB)(例えば、データ無線ベアラ(DRB))であってもよく、無線アクセスベアラ(RAB)であってもよい。あるいは、データ量のカウントは、QoSフローごとに行われてもよい。
これにより、例えば、様々な無線ベアラに起因してデータの処理ルートが複雑であったとしても、SNはベアラによらずデータ量をカウントすることが可能になる。そのため、SNは、データ量をMNに報告することができる。
(2)DUによるデータ量情報の送信
例えば、DU300(第2通信処理部343)は、(カウントされた)上記データの上記量を示すデータ量情報を送信する。
-送信手法
例えば、DU300(第2通信処理部343)は、上記データ量情報を含むシグナリングメッセージをCU200へ送信する。例えば、DU300(第2通信処理部343)は、インタフェース60(F1インタフェース)を介して上記シグナリングメッセージをCU200へ送信する。
例えば、上記シグナリングメッセージは、DATA USAGE REPORTメッセージである。第1の実施形態では、DATA USAGE REPORTメッセージは、Elementary Procedureにおいて送信されてもよい。Elementary Procedureとは、gNB-CUとgNB-DUとの間の相互作用を表す単位である。
例えば、上記データ量情報は、Usage count IE(Information Element)であり、より具体的には、Usage count UL IE及びUsage count DL IEである。Usage count UL及びUsage count DLは、それぞれData Usage UL及びData Usage DLと呼ばれてもよい。上記データ量情報は、data usage volumeであってもよい。
図10、図11及び図12は、第1の実施形態に係るDATA USAGE REPORTメッセージの例を説明するための説明図である。図10には、DATA USAGE REPORTメッセージの内容が示されており、DATA USAGE REPORTメッセージは、Data Usage Report list(即ち、少なくともNRを用いるデュアルコネクティビティにおいて使用されたリソースに関する情報を提供するIE)を含む。図11には、Data Usage Report listの内容が示されており、Data Usage Report listは、Usage count UL IE及びUsage count DL IE(即ちカウントされたデータ量)を含む。なお、図12は、図11のための補足情報である。
これにより、例えば、DU300においてデータ量がカウントされても、当該データ量をCU200が知ることが可能になる。
図11にも示されるように、例えば、上記データ量情報は、ベアラごとの情報(ベアラごとのデータの量を示す情報)を含む。ここでのベアラは、無線ベアラ(RB)(例えば、データ無線ベアラ(DRB))であってもよく、無線アクセスベアラ(RAB)であってもよい。あるいは、上記データ量情報は、QoSフローごとの情報(QoSフローごとのデータの量を示す情報)を含んでもよい。
-CUからの指示に応じた送信
例えば、DU300(第2通信処理部343)は、CU200からの指示に応じて、上記データ量情報を送信する。
具体的には、例えば、CU200(第1通信処理部241)は、上記データ量情報の送信の指示を含むシグナリングメッセージをDU300へ送信する。そして、DU300(第2通信処理部343)は、当該シグナリングメッセージに応じて、上記データ量情報を送信する。
例えば、上記シグナリングメッセージは、UE CONTEXT SETUP REQUESTメッセージ、又はUE CONTEXT MODIFICATION REQUESTメッセージである。例えば、上記指示は、Data Usage report Indication IEである。
図13は、第1の実施形態に係るUE CONTEXT SETUP REQUESTメッセージの例を説明するための説明図であり、図14は、第1の実施形態に係るUE CONTEXT MODIFICATION REQUESTメッセージの例を説明するための説明図である。図13及び図14を参照すると、UE CONTEXT SETUP REQUESTメッセージ及びUE CONTEXT MODIFICATION REQUESTメッセージの各々(即ちシグナリングメッセージ)は、Data Usage report Indication IE(データ量情報の送信の指示)を含む。Data Usage report Indication IE(データ量情報の送信の指示)は、Boolean値であり、例えばTRUEであれば、データ量情報を含むシグナリングメッセージが求められていることを示す。
これにより、例えば、CU200においてDU300によるデータ量情報の報告の制御が可能になる。
なお、DU300(第2通信処理部343)は、CU200からの指示(データ量情報の送信の指示)を受信しなくてもよく、CU200からの当該指示なしに上記データ量情報を送信してもよい。この場合に、上記データ量情報の送信(即ち、データ量の報告)を行うか否か、及び、上記データ量情報の送信(即ち、データ量の報告)のタイミング等が、OAM(Operations, Administration and Maintenance)によって設定されてもよい。
(3)CUによるデータ量情報の送信
例えば、CU200(第1通信処理部241)は、上記データ量情報をDU300から受信する。具体的には、CU200(第1通信処理部241)は、上記データ量情報を含む上記シグナリングメッセージをDU300から受信する。
例えば、CU200(第2通信処理部243)は、上記データ量情報が用いられたメッセージを第2の基地局400へ送信する。
例えば、上記メッセージは、上記データ量情報を含む。あるいは、上記メッセージは、受信される上記データ量情報に基づいて(CU200により)生成された別のデータ量情報(例えば集約(aggregate)されたデータ量情報)を含んでもよい。
例えば、上記デュアルコネクティビティは、EN-DCであり、第1の基地局100と第2の基地局400との間のインタフェース50は、X2インタフェースであり、上記メッセージは、X2メッセージである。より具体的には、例えば、上記メッセージは、Secondary RAT Data Usage Reportメッセージである。
図15及び図16は、第1の実施形態に係るSECONDARY RAT DATA USAGE REPORTメッセージの例を説明するための説明図である。図15には、SECONDARY RAT DATA USAGE REPORTメッセージの内容が示されており、SECONDARY RAT DATA USAGE REPORTメッセージは、Secondary RAT Usage Report listを含む。図16には、Secondary RAT Usage Report listの内容が示されており、Secondary RAT Usage Report listは、Usage count UL IE及びUsage count DL IE(即ちカウントされたデータ量)を含む。
(4)第2の基地局によるデータ量情報の送信
例えば、第2の基地局400(第1通信処理部441)は、上記データ量情報が用いられた上記メッセージ(例えば上記データ量情報を含む上記メッセージ)を第1の基地局100(CU200)から受信する。
例えば、第2の基地局400(第2通信処理部443)は、さらに、上記データ量情報が用いられたメッセージをコアネットワーク10へ送信する。
例えば、コアネットワーク10へ送信される上記メッセージは、上記データ量情報を含む。あるいは、コアネットワーク10へ送信される上記メッセージは、上記データ量情報に基づいて(CU200及び/又は第2の基地局400により)生成された別のデータ量情報(例えば集約(aggregate)されたデータ量情報)を含んでもよい。
例えば、上記デュアルコネクティビティは、EN-DCであり、第2の基地局400とコアネットワーク10との間のインタフェース40は、S1インタフェースであり、上記メッセージは、S1メッセージである。より具体的には、例えば、上記メッセージは、SECONDARY RAT REPORTメッセージであり、Usage count UL IE及びUsage count DL IE(即ちカウントされたデータ量)を含む。
(5)処理の流れ
図17は、第1の実施形態に係る処理の概略的な流れの例を説明するためのシーケンス図である。
CU200は、Data Usage report Indication IE(データ量情報の送信の指示)を含むUE CONTEXT SETUP REQUESTメッセージ又はUE CONTEXT MODIFICATION REQUESTメッセージをDU300へ送信する(S601)。
DU300は、第1の基地局100(SN)と端末装置500との間で伝達されるデータの量を、RLCレイヤ又はMACレイヤにおいてカウントする(S603)。
DU300は、カウントされた上記データの上記量を示すデータ量情報(Usage count UL IE及びUsage count DL IE)を含むDATA USAGE REPORTメッセージをCU200へ送信する(S605)。
CU200は、上記データ量情報を用いたSECONDARY RAT DATA USAGE REPORTメッセージ(Usage count UL IE及びUsage count DL IEを含むSECONDARY RAT DATA USAGE REPORTメッセージ)を第2の基地局400へ送信する(S607)。
なお、第2の基地局400は、さらに、上記データ量情報を用いたSECONDARY RAT REPORTメッセージ(Usage count UL IE及びUsage count DL IEを含むSECONDARY RAT REPORTメッセージ)をコアネットワーク10へ送信し得る。
上述した処理のステップのうち、ステップS601は省略されてもよい。即ち、上述したように、DU300は、CU200からの指示(データ量情報の送信の指示)(Data Usage report Indication IE)を受信しなくてもよく、CU200からの当該指示なしに上記データ量情報を送信してもよい。
<<2.4.変形例>>
次に、図18及び図19を参照して、第1の実施形態の変形例を説明する。以下では第1の実施形態の上述した例と当該変形例との相違点を説明する。
(1)DUによるデータ量情報の送信
-送信手法
第1の実施形態の上述した例では、DU300(第2通信処理部343)は、上記データ量情報を含むシグナリングメッセージをCU200へ送信する。しかし、第1の実施形態はこの例に限定されない。
とりわけ第1の実施形態の変形例では、DU300(第2通信処理部343)は、上記データ量情報を含むユーザプレーンフレームを送信する。
具体的には、例えば、DU300(第2通信処理部343)は、上記デュアルコネクティビティのセカンダリノード(SN)(第1の基地局100)で終端する少なくとも1つの無線ベアラを通じて第1の基地局100と端末装置500との間で伝達される第1のデータの量を示す第1のデータ量情報を含むユーザプレーンフレームを、CU200へ送信する。例えば、上記SN(第1の基地局100)で終端する上記少なくとも1つの無線ベアラは、SN Terminated bearerを含む。例えば、上記第1のデータは、上記SN Terminated bearerのうちのSplit bearer及びSCG bearerを通じて第1の基地局100と端末装置500との間で伝達されるデータである。
さらに、例えば、DU300(第2通信処理部343)は、上記デュアルコネクティビティのマスタノード(MN)(第2の基地局400)で終端する少なくとも1つの無線ベアラを通じて第1の基地局100と端末装置500との間で伝達される第2のデータの量を示す第2のデータ量情報を含むユーザプレーンフレームを、第2の基地局400へ送信する。DU300(第2通信処理部343)は、当該第2のデータ量情報を含む当該ユーザプレーンフレームを、CU200経由で第2の基地局400へ送信してもよく、CU200を経由せずに第2の基地局400へ直接送信してもよい。例えば、上記MN(第2の基地局400)で終端する上記少なくとも1つの無線ベアラは、MN Terminated bearerを含む。例えば、上記第2のデータは、上記MN Terminated bearerのうちのSplit bearer及びSCG bearerを通じて第1の基地局100と端末装置500との間で伝達されるデータである。
例えば、上記ユーザプレーンフレームは、GTP-U(GPRS Tunneling Protocol User Plane)のフレームである。具体的には、例えば、上記ユーザプレーンフレームは、DL DATA DELIVERY STATUSフレームである。
図18は、第1の実施形態の変形例に係るDL DATA DELIVERY STATUSフレームの例を説明するための説明図である。図18を参照すると、DL DATA DELIVERY STATUSフレームは、Data Usage UL及びData Usage DL(Usage count UL及びUsage count DLとして言及されてもよい)を含む。
DL DATA DELIVERY STATUSフレームに対応するそれぞれのNR ユーザプレーンフレームに、Data Usage UL及びData Usage DLが含まれるか否かは、例えば、Data Usage Report IEの“0”又は“1”という値で示されてもよい。当該フレームにData Usage UL及びData Usage DLが含まれない場合にはこの値が“0”、Data Usage UL及びData Usage DLが含まれる場合にはこの値が“1”であってもよい。
また、PDU Typeとしては、図18に示すDL DATA DELIVERY STATUSフレームのPDU Typeの他に、例えば新たにPDU Typeが定義されてもよい。
(2)CUによるデータ量情報の送信
例えば、CU200(第1通信処理部241)は、上記第1のデータ量情報をDU300から受信する。具体的には、CU200(第1通信処理部241)は、上記第1のデータ量情報を含む上記ユーザプレーンフレームをDU300から受信する。
例えば、CU200(第2通信処理部243)は、上記第1のデータ量情報が用いられたメッセージ(例えば、上記第1のデータ量情報を含むメッセージ)を第2の基地局400へ送信する。
このように、第1の実施形態の変形例では、上記第1のデータ量情報がDU300からCU200へ送信されるので、上記第1のデータ量情報は、CU200が第2の基地局400へ送信するメッセージに用いられる。一方、上記第2のデータ量情報はDU300からCU200ではなく第2の基地局400へ送信されるので、上記第2のデータ量情報は、CU200が第2の基地局400へ送信する上記メッセージに用いられない。
これにより、例えば、SNからMNへ報告を必要十分な範囲に限定することが可能になる。
(3)第2の基地局によるデータ量情報の送信
例えば、第2の基地局400(第1通信処理部441)は、上記第1のデータ量情報が用いられたメッセージ(例えば、上記第1のデータ量情報を含むメッセージ)を第1の基地局100(CU200)から受信する。また、第2の基地局400(第1通信処理部441)は、上記第2のデータ量情報を含むユーザプレーンフレームを第1の基地局100(DU300)から受信する。
例えば、第2の基地局400(第2通信処理部443)は、さらに、上記第1のデータ量情報及び上記第2のデータ量情報が用いられたメッセージをコアネットワーク10へ送信する。
例えば、コアネットワーク10へ送信される上記メッセージは、上記第1のデータ量情報及び上記第2のデータ量情報を含む。あるいは、コアネットワーク10へ送信される上記メッセージは、上記第1のデータ量情報及び上記第2のデータ量情報に基づいて(第2の基地局400により)生成された別のデータ量情報(例えば集約(aggregate)されたデータ量情報)を含んでもよい。
(4)処理の流れ
図19は、第1の実施形態の変形例に係る処理の概略的な流れの例を説明するためのシーケンス図である。
CU200は、Data Usage report Indication IE(データ量情報の送信の指示)を含むUE CONTEXT SETUP REQUESTメッセージ又はUE CONTEXT MODIFICATION REQUESTメッセージをDU300へ送信する(S621)。
DU300は、第1の基地局100(SN)と端末装置500との間で伝達されるデータの量を、RLCレイヤ又はMACレイヤにおいてカウントする(S623)。より具体的には、DU300は、SN Terminated bearerを通じて第1の基地局100(SN)と端末装置500との間で伝達される第1のデータの量をカウントし、MN Terminated bearerを通じて第1の基地局100(SN)と端末装置500との間で伝達される第2のデータの量をカウントする。
DU300は、カウントされた上記第2のデータの上記量を示す第2のデータ量情報(Usage count UL及びUsage count DL)を含むDL DATA DELIVERY STATUSフレームを第2の基地局400へ送信する(S625)。また、DU300は、カウントされた上記第1のデータの上記量を示す第1のデータ量情報(Usage count UL及びUsage count DL)を含むDL DATA DELIVERY STATUSフレームをCU200へ送信する(S627)。
CU200は、上記第1のデータ量情報を用いたSECONDARY RAT DATA USAGE REPORTメッセージ(Usage count UL IE及びUsage count DL IEを含むSECONDARY RAT DATA USAGE REPORTメッセージ)を第2の基地局400へ送信する(S629)。
なお、第2の基地局400は、さらに、上記第1のデータ量情報及び上記第2のデータ量情報が用いられたSECONDARY RAT REPORTメッセージ(Usage count UL IE及びUsage count DL IEを含むSECONDARY RAT REPORTメッセージ)をコアネットワーク10へ送信し得る。
上述した処理のステップのうち、ステップS621は省略されてもよい。即ち、上述したように、DU300は、CU200からの指示(データ量情報の送信の指示)(Data Usage report Indication IE)を受信しなくてもよく、CU200からの当該指示なしに上記データ量情報を送信してもよい。
<<<3.第2の実施形態>>>
続いて、図20~図24を参照して、本発明の第2の実施形態を説明する。
<<3.1.第1の基地局の分割>>
まず、図20を参照して、第2の実施形態に係る第1の基地局100の分割を説明する。
第2の実施形態では、第1の基地局100は、RLCレイヤ及びMACレイヤの処理を実行する中央ユニット200と、分散ユニットとを含む。即ち、第2の実施形態では、第1の基地局100は、Lower Layer Splitにより分割(Split)される。
図20は、第2の実施形態に係る第1の基地局100の分割の例を説明するための説明図である。図20を参照すると、第1の基地局100に含まれるCU200及びDU300が示されている。PDCPレイヤ、RLCレイヤ、MACレイヤ、及び物理(PHY)レイヤ(上位部分)は、CU200に位置し、PHYレイヤ(下位部分)は、DU300に位置する。即ち、CU200は、PDCPレイヤ、RLCレイヤ、MACレイヤ及びPHYレイヤ(上位部分)の処理を実行し、DU300は、PHYレイヤ(下位部分)の処理を実行する。
なお、第1の基地局100の分割の例を説明したが、第2の基地局400も第1の基地局100と同様に分割されてもよい。あるいは、第2の基地局400には、第1の基地局100の分割(Lower Layer Split)とは異なる分割(例えばHigher Layer Split)が適用されてもよい。
<<3.2.各ノードの構成>>
次に、図21及び図22を参照して、各ノードの構成を説明する。
なお、第2の実施形態に係る第2の基地局400の構成は、例えば、第1の実施形態に係る第2の基地局400の構成と同じである。また、第2の実施形態に係る端末装置500の構成も、例えば、第1の実施形態に係る端末装置500の構成と同じである。よって、ここでは重複する説明を省略する。
<3.2.1.中央ユニット(CU)の構成>
図21は、第2の実施形態に係るCU200の概略的な構成の例を示すブロック図である。図21を参照すると、CU200は、第1ネットワーク通信部210、第2ネットワーク通信部220、記憶部230及び処理部250を備える。
第1ネットワーク通信部210、第2ネットワーク通信部220及び記憶部230の説明については、第1の実施形態と第2の実施形態との間で差異ない。よって、ここでは重複する説明を省略する。
(1)処理部250
処理部250は、CU200の様々な機能を提供する。処理部250は、第1通信処理部251、第2通信処理部253及びカウント部255を含む。カウント部255は、測定部255と呼ばれてもよい。なお、処理部250は、これらの構成要素以外の他の構成要素をさらに含み得る。即ち、処理部250は、これらの構成要素の動作以外の動作も行い得る。
例えば、処理部250(第1通信処理部251)は、第1ネットワーク通信部210を介してDU300と通信する。例えば、処理部250(第2通信処理部253)は、第2ネットワーク通信部220を介して第2の基地局400(又はコアネットワーク10)と通信する。
(2)実装例
処理部250は、ベースバンド(BB)プロセッサ及び/又は他の種類のプロセッサ等の1つ以上のプロセッサにより実装されてもよい。第1通信処理部251、第2通信処理部253及びカウント部255は、同一のプロセッサにより実装されてもよく、別々に異なるプロセッサにより実装されてもよい。メモリ(記憶部230)は、上記1つ以上のプロセッサ内に含まれていてもよく、又は、上記1つ以上のプロセッサ外にあってもよい。
CU200は、プログラム(命令)を記憶するメモリと、当該プログラム(命令)を実行可能な1つ以上のプロセッサとを含んでもよい。当該1つ以上のプロセッサは、上記プログラムを実行して、処理部250の動作(第1通信処理部251、第2通信処理部253及び/又はカウント部255の動作)を行ってもよい。上記プログラムは、処理部250の動作(第1通信処理部251、第2通信処理部253及び/又はカウント部255の動作)をプロセッサに実行させるためのプログラムであってもよい。
なお、CU200は、仮想化されていてもよい。即ち、CU200は、仮想マシンとして実装されてもよい。この場合に、CU200(仮想マシン)は、プロセッサ及びメモリ等を含む物理マシン(ハードウェア)及びハイパーバイザ上で仮想マシンとして動作してもよい。
<3.2.2.分散ユニット(DU)の構成>
図22は、第2の実施形態に係るDU300の概略的な構成の例を示すブロック図である。図22を参照すると、DU300は、無線通信部310、ネットワーク通信部320、記憶部330及び処理部350を備える。
無線通信部310、ネットワーク通信部320及び記憶部330の説明については、第1の実施形態と第2の実施形態との間で差異ない。よって、ここでは重複する説明を省略する。
(1)処理部350
処理部350は、DU300の様々な機能を提供する。処理部350は、第1通信処理部351及び第2通信処理部353を含む。なお、処理部350は、これらの構成要素以外の他の構成要素をさらに含み得る。即ち、処理部350は、これらの構成要素の動作以外の動作も行い得る。
例えば、処理部350(第1通信処理部351)は、無線通信部310を介して端末装置500と通信する。例えば、処理部350(第2通信処理部353)は、ネットワーク通信部320を介してCU200(又は第2の基地局400)と通信する。
(2)実装例
処理部350は、ベースバンド(BB)プロセッサ及び/又は他の種類のプロセッサ等の1つ以上のプロセッサにより実装されてもよい。第1通信処理部351及び第2通信処理部353は、同一のプロセッサにより実装されてもよく、別々に異なるプロセッサにより実装されてもよい。メモリ(記憶部330)は、上記1つ以上のプロセッサ内に含まれていてもよく、又は、上記1つ以上のプロセッサ外にあってもよい。
DU300は、プログラム(命令)を記憶するメモリと、当該プログラム(命令)を実行可能な1つ以上のプロセッサとを含んでもよい。当該1つ以上のプロセッサは、上記プログラムを実行して、処理部350の動作(第1通信処理部351及び/又は第2通信処理部353の動作)を行ってもよい。上記プログラムは、処理部350の動作(第1通信処理部351及び/又は第2通信処理部353の動作)をプロセッサに実行させるためのプログラムであってもよい。
なお、DU300は、仮想化されていてもよい。即ち、DU300は、仮想マシンとして実装されてもよい。この場合に、DU300(仮想マシン)は、プロセッサ及びメモリ等を含む物理マシン(ハードウェア)及びハイパーバイザ上で仮想マシンとして動作してもよい。
<<3.3.技術的特徴>>
次に、図23を参照して、第2の実施形態に係る技術的特徴の例を説明する。
(1)データ量のカウント
例えば、第1の基地局100は、少なくともNRを用いるデュアルコネクティビティのセカンダリノード(SN)として端末装置500のために動作する。この場合に、第1の基地局100は、第1の基地局100と端末装置500との間で伝達されるデータの量を、RLCレイヤ又はMACレイヤにおいてカウントする。
とりわけ第2の実施形態では、上述したように、CU200が、RLCレイヤ及びMACレイヤの処理を実行するので、CU200(カウント部255)が、RLCレイヤ又はMACレイヤにおいて上記データ量をカウントする。
なお、「カウントする」という文言は、「測定する」という文言と置き換えられてもよい。
-RLC/MAC
具体的には、例えば、CU200(カウント部255)は、RLC又はMACのパケットのデータ量をカウントする。例えば、当該パケットは、RLC又はMACのサービスデータユニット(SDU)であってもよい。あるいは、上記パケットは、RLC又はMACのプロトコルデータユニット(PDU)であってもよい。
-カウントされるデータ
例えば、カウントされる上記データの説明については、第1の実施形態と第2の実施形態との間で差異ない。よって、ここでは重複する説明を省略する。
-ベアラ/QoSフロー
例えば、データ量のカウントは、ベアラごとに行われる。ここでのベアラは、無線ベアラ(RB)(例えば、データ無線ベアラ(DRB))であってもよく、無線アクセスベアラ(RAB)であってもよい。あるいは、データ量のカウントは、QoSフローごとに行われてもよい。
これにより、例えば、様々な無線ベアラに起因してデータの処理ルートが複雑であったとしても、SNはベアラによらずデータ量をカウントすることが可能になる。そのため、SNは、データ量をMNに報告することができる。
(2)CUによるデータ量情報の送信
例えば、CU200(第2通信処理部253)は、(カウントされた)上記データの上記量を示すデータ量情報を第2の基地局400(MN)へ送信する。
例えば、CU200(第2通信処理部243)は、上記データ量情報を含むメッセージを第2の基地局400(MN)へ送信する。
例えば、上記デュアルコネクティビティは、EN-DCであり、第1の基地局100と第2の基地局400との間のインタフェース50は、X2インタフェースであり、上記メッセージは、X2メッセージである。より具体的には、例えば、上記メッセージは、Secondary RAT Data Usage Reportメッセージである。
例えば、上記SECONDARY RAT DATA USAGE REPORTメッセージの内容の説明(図15及び図16)については、第1の実施形態と第2の実施形態との間で差異ない。よって、ここでは重複する説明を省略する。
図16にも示されるように、例えば、上記データ量情報は、ベアラごとの情報(ベアラごとのデータの量を示す情報)を含む。ここでのベアラは、無線ベアラ(RB)(例えば、データ無線ベアラ(DRB))であってもよく、無線アクセスベアラ(RAB)(例えば、E-RAB)であってもよい。あるいは、上記データ量情報は、QoSフローごとの情報(QoSフローごとのデータの量を示す情報)を含んでもよい。
(3)第2の基地局によるデータ量情報の送信
例えば、第2の基地局400(第1通信処理部441)は、上記データ量情報を含む上記メッセージを第1の基地局100(CU200)から受信する。
例えば、第2の基地局400(第2通信処理部443)は、さらに、上記データ量情報が用いられたメッセージをコアネットワーク10へ送信する。
例えば、コアネットワーク10へ送信される上記メッセージは、上記データ量情報を含む。あるいは、コアネットワーク10へ送信される上記メッセージは、上記データ量情報に基づいて(第2の基地局400により)生成された別のデータ量情報(例えば集約(aggregate)されたデータ量情報)を含んでもよい。
例えば、上記デュアルコネクティビティは、EN-DCであり、第2の基地局400とコアネットワーク10との間のインタフェース40は、S1インタフェースであり、上記メッセージは、S1メッセージである。より具体的には、例えば、上記メッセージは、SECONDARY RAT REPORTメッセージであり、Usage count UL IE及びUsage count DL IE(即ちカウントされたデータ量)を含む。
(4)処理の流れ
図23は、第2の実施形態に係る処理の概略的な流れの例を説明するためのシーケンス図である。
CU200は、第1の基地局100(SN)と端末装置500との間で伝達されるデータの量を、RLCレイヤ又はMACレイヤにおいてカウントする(S641)。
CU200は、カウントされた上記データの上記量を示すデータ量情報(Usage count UL IE及びUsage count DL IE)を含むSECONDARY RAT DATA USAGE REPORTメッセージを第2の基地局400へ送信する(S643)。
なお、第2の基地局400は、さらに、上記データ量情報を用いたSECONDARY RAT REPORTメッセージ(Usage count UL IE及びUsage count DL IEを含むSECONDARY RAT REPORTメッセージ)をコアネットワーク10へ送信し得る。
<<3.4.変形例>>
次に、図24を参照して、第2の実施形態の変形例を説明する。以下では第2の実施形態の上述した例と当該変形例との相違点を説明する。
(1)CUによるデータ量情報の送信
第2の実施形態の上述した例では、CU200(第2通信処理部243)は、上記データ量情報を含むメッセージ(制御プレーンのメッセージ)を第2の基地局400(MN)へ送信する。しかし、第2の実施形態はこの例に限定されない。
とりわけ第2の実施形態の変形例では、CU200(第2通信処理部243)は、データ量情報を含むユーザプレーンフレームを第2の基地局400(MN)へ送信する。
具体的には、例えば、CU200(第2通信処理部243)は、上記デュアルコネクティビティのセカンダリノード(SN)(第1の基地局100)で終端する少なくとも1つの無線ベアラを通じて第1の基地局100と端末装置500との間で伝達される第1のデータの量を示す第1のデータ量情報を含むユーザプレーンフレームを、第2の基地局400(MN)へ送信する。例えば、上記SN(第1の基地局100)で終端する上記少なくとも1つの無線ベアラは、SN Terminated bearerを含む。例えば、上記第1のデータは、上記SN Terminated bearerのうちのSplit bearer及びSCG bearerを通じて第1の基地局100と端末装置500との間で伝達されるデータである。
さらに、例えば、CU200(第2通信処理部243)は、上記デュアルコネクティビティのマスタノード(MN)(第2の基地局400)で終端する少なくとも1つの無線ベアラを通じて第1の基地局100と端末装置500との間で伝達される第2のデータの量を示す第2のデータ量情報を含むユーザプレーンフレームを、第2の基地局400(MN)へ送信する。例えば、上記MN(第2の基地局400)で終端する上記少なくとも1つの無線ベアラは、MN Terminated bearerを含む。例えば、上記第2のデータは、上記MN Terminated bearerのうちのSplit bearer及びSCG bearerを通じて第1の基地局100と端末装置500との間で伝達されるデータである。
例えば、上記ユーザプレーンフレームは、GTP-Uのフレームである。具体的には、例えば、上記ユーザプレーンフレームは、DL DATA DELIVERY STATUSフレームである。
例えば、上記DL DATA DELIVERY STATUSフレームの内容の説明(図18)については、第1の実施形態と第2の実施形態との間で差異ない。よって、ここでは重複する説明を省略する。
(2)第2の基地局によるデータ量情報の送信
例えば、第2の基地局400(第1通信処理部441)は、上記第1のデータ量情報を含む上記メッセージを第1の基地局100(CU200)から受信する。また、第2の基地局400(第1通信処理部441)は、上記第2のデータ量情報を含むユーザプレーンフレームを第1の基地局100(CU200)から受信する。
例えば、第2の基地局400(第2通信処理部443)は、さらに、上記第1のデータ量情報及び上記第2のデータ量情報が用いられたメッセージをコアネットワーク10へ送信する。
例えば、コアネットワーク10へ送信される上記メッセージは、上記第1のデータ量情報及び上記第2のデータ量情報を含む。あるいは、コアネットワーク10へ送信される上記メッセージは、上記第1のデータ量情報及び上記第2のデータ量情報に基づいて(第2の基地局400により)生成された別のデータ量情報(例えば集約(aggregate)されたデータ量情報)を含んでもよい。
(3)処理の流れ
図24は、第2の実施形態の変形例に係る処理の概略的な流れの例を説明するためのシーケンス図である。
CU200は、第1の基地局100(SN)と端末装置500との間で伝達されるデータの量を、RLCレイヤ又はMACレイヤにおいてカウントする(S661)。より具体的には、CU200は、SN Terminated bearerを通じて第1の基地局100(SN)と端末装置500との間で伝達される第1のデータの量をカウントし、MN Terminated bearerを通じて第1の基地局100(SN)と端末装置500との間で伝達される第2のデータの量をカウントする。
CU200は、カウントされた上記第2のデータの上記量を示す第2のデータ量情報(Usage count UL及びUsage count DL)を含むDL DATA DELIVERY STATUSフレームを第2の基地局400へ送信する(S663)。
CU200は、カウントされた上記第1のデータの上記量を示す第1のデータ量情報(Usage count UL IE及びUsage count DL IE)を含むSECONDARY RAT DATA USAGE REPORTメッセージを第2の基地局400へ送信する(S665)。
なお、第2の基地局400は、さらに、上記第1のデータ量情報及び上記第2のデータ量情報が用いられたSECONDARY RAT REPORTメッセージ(Usage count UL IE及びUsage count DL IEを含むSECONDARY RAT REPORTメッセージ)をコアネットワーク10へ送信し得る。
<<<4.第3の実施形態>>>
続いて、図25~図32を参照して、本発明の第3の実施形態を説明する。
<<4.1.第1の基地局の分割>>
まず、図25及び図26を参照して、第3の実施形態に係る第1の基地局100の分割を説明する。
図25は、第3の実施形態に係る第1の基地局100の分割(Split)の例を説明するための説明図である。図25を参照すると、第1の基地局100は、中央ユニット(CU)200及び分散ユニット(DU)300を含む。さらに、第3の実施形態では、CU200は、制御プレーンのための第1の中央ユニットであるCU-CP201と、ユーザプレーンのための第2の中央ユニットであるCU-UPとを含む。1つのCU-CP201に対して、複数のCU-UP203が存在してもよい。各DU300は、インタフェース61を介してCU-CP201と通信し、インタフェース63を介してCU-UP203と通信する。
例えば、CU200は、PDCPレイヤの処理を実行し、DU300は、RLCレイヤ及びMACレイヤの処理を実行する。即ち、第1の基地局100は、Higher Layer Splitにより分割(Split)される。
図26は、第3の実施形態に係る第1の基地局100の分割(Higher Layer Split)の例を説明するための説明図である。図26を参照すると、第1の基地局100に含まれるCU200及びDU300が示されている。PDCPレイヤは、CU200に位置し、RLCレイヤ、MACレイヤ及び物理(PHY)レイヤは、DU300に位置する。即ち、CU200は、PDCPレイヤの処理を実行し、DU300は、RLCレイヤ、MACレイヤ及びPHYレイヤの処理を実行する。さらに、PDCPレイヤのうちの制御プレーンは、CU-CP201に位置し、PDCPレイヤのうちのユーザプレーンは、CU-UP203に位置する。この場合に、インタフェース61は、F1-Cインタフェースであり、インタフェース63は、F1-Uインタフェースである。
あるいは、第3の実施形態において、CU200は、PDCPレイヤの処理、RLCレイヤ及びMACレイヤの処理を実行してもよい。即ち、第1の基地局100は、Lower Layer Splitにより分割(Split)されてもよい。
<<4.2.各ノードの構成>>
次に、図27及び図28を参照して、各ノードの構成を説明する。
なお、第3の実施形態に係るDU300の構成は、例えば、第1の実施形態又は第2の実施形態に係るDU300の構成と同じである。また、第3の実施形態に係る第2の基地局400及び端末装置500の構成も、例えば、第1の実施形態(又は第2の実施形態)に係る第2の基地局400及び端末装置500の構成と同じである。よって、ここでは重複する説明を省略する。
<4.2.1.CU-CPの構成>
図27は、第3の実施形態に係るCU-CP201の概略的な構成の例を示すブロック図である。図27を参照すると、CU-CP201は、第1ネットワーク通信部211、第2ネットワーク通信部221、記憶部231及び処理部260を備える。
(1)第1ネットワーク通信部211
第1ネットワーク通信部211は、CU-UP203からの信号を受信し、CU-UP203への信号を送信する。
第1ネットワーク通信部211は、DU300からの信号を受信してもよく、DU300への信号を送信してもよい。
(2)第2ネットワーク通信部221
第2ネットワーク通信部221は、第2の基地局400からの信号を受信し、第2の基地局400への信号を送信する。
第2ネットワーク通信部221は、コアネットワーク10からの信号を受信してもよく、コアネットワーク10への信号を送信してもよい。
(3)記憶部231
記憶部231は、CU-CP201の動作のためのプログラム(命令)及びパラメータ、並びに様々なデータを、一時的に又は恒久的に記憶する。当該プログラムは、CU-CP201の動作のための1つ以上の命令を含む。
(4)処理部260
処理部260は、CU-CP201の様々な機能を提供する。処理部260は、第1通信処理部261及び第2通信処理部263を含む。なお、処理部260は、これらの構成要素以外の他の構成要素をさらに含み得る。即ち、処理部260は、これらの構成要素の動作以外の動作も行い得る。
例えば、処理部260(第1通信処理部261)は、第1ネットワーク通信部211を介してCU-UP203(又はDU300)と通信する。例えば、処理部240(第2通信処理部263)は、第2ネットワーク通信部221を介して第2の基地局400(又はコアネットワーク10)と通信する。
(5)実装例
第1ネットワーク通信部211及び第2ネットワーク通信部221の各々は、ネットワークアダプタ並びに/又はネットワークインタフェースカード等により実装されてもよい。記憶部231は、メモリ(例えば、不揮発性メモリ及び/若しくは揮発性メモリ)並びに/又はハードディスク等により実装されてもよい。処理部260は、ベースバンド(BB)プロセッサ及び/又は他の種類のプロセッサ等の1つ以上のプロセッサにより実装されてもよい。第1通信処理部261及び第2通信処理部263は、同一のプロセッサにより実装されてもよく、別々に異なるプロセッサにより実装されてもよい。上記メモリ(記憶部231)は、上記1つ以上のプロセッサ内に含まれていてもよく、又は、上記1つ以上のプロセッサ外にあってもよい。
CU-CP201は、プログラム(命令)を記憶するメモリと、当該プログラム(命令)を実行可能な1つ以上のプロセッサとを含んでもよい。当該1つ以上のプロセッサは、上記プログラムを実行して、処理部260の動作(第1通信処理部261及び/又は第2通信処理部263の動作)を行ってもよい。上記プログラムは、処理部260の動作(第1通信処理部261及び/又は第2通信処理部263の動作)をプロセッサに実行させるためのプログラムであってもよい。
なお、CU-CP201は、仮想化されていてもよい。即ち、CU-CP201は、仮想マシンとして実装されてもよい。この場合に、CU-CP201(仮想マシン)は、プロセッサ及びメモリ等を含む物理マシン(ハードウェア)及びハイパーバイザ上で仮想マシンとして動作してもよい。
<4.2.2.CU-UPの構成>
図28は、第3の実施形態に係るCU-UP203の概略的な構成の例を示すブロック図である。図28を参照すると、CU-UP203は、第1ネットワーク通信部213、第2ネットワーク通信部223、記憶部233及び処理部270を備える。
(1)第1ネットワーク通信部213
第1ネットワーク通信部213は、CU-CP201からの信号を受信し、CU-CP201への信号を送信する。
第1ネットワーク通信部213は、DU300からの信号を受信してもよく、DU300への信号を送信してもよい。
(2)第2ネットワーク通信部223
第2ネットワーク通信部223は、第2の基地局400からの信号を受信し、第2の基地局400への信号を送信する。
第2ネットワーク通信部223は、コアネットワーク10からの信号を受信してもよく、コアネットワーク10への信号を送信してもよい。
(3)記憶部233
記憶部233は、CU-UP203の動作のためのプログラム(命令)及びパラメータ、並びに様々なデータを、一時的に又は恒久的に記憶する。当該プログラムは、CU-UP203の動作のための1つ以上の命令を含む。
(4)処理部270
処理部270は、CU-UP203の様々な機能を提供する。処理部270は、第1通信処理部271及び第2通信処理部273を含む。なお、処理部270は、これらの構成要素以外の他の構成要素をさらに含み得る。即ち、処理部270は、これらの構成要素の動作以外の動作も行い得る。
例えば、処理部270(第1通信処理部271)は、第1ネットワーク通信部213を介してCU-CP201(又はDU300)と通信する。例えば、処理部270(第2通信処理部273)は、第2ネットワーク通信部223を介して第2の基地局400(又はコアネットワーク10)と通信する。
(5)実装例
第1ネットワーク通信部213及び第2ネットワーク通信部223の各々は、ネットワークアダプタ並びに/又はネットワークインタフェースカード等により実装されてもよい。記憶部233は、メモリ(例えば、不揮発性メモリ及び/若しくは揮発性メモリ)並びに/又はハードディスク等により実装されてもよい。処理部270は、ベースバンド(BB)プロセッサ及び/又は他の種類のプロセッサ等の1つ以上のプロセッサにより実装されてもよい。第1通信処理部271及び第2通信処理部273は、同一のプロセッサにより実装されてもよく、別々に異なるプロセッサにより実装されてもよい。上記メモリ(記憶部233)は、上記1つ以上のプロセッサ内に含まれていてもよく、又は、上記1つ以上のプロセッサ外にあってもよい。
CU-UP203は、プログラム(命令)を記憶するメモリと、当該プログラム(命令)を実行可能な1つ以上のプロセッサとを含んでもよい。当該1つ以上のプロセッサは、上記プログラムを実行して、処理部270の動作(第1通信処理部271及び/又は第2通信処理部273の動作)を行ってもよい。上記プログラムは、処理部270の動作(第1通信処理部271及び/又は第2通信処理部273の動作)をプロセッサに実行させるためのプログラムであってもよい。
なお、CU-UP203は、仮想化されていてもよい。即ち、CU-UP203は、仮想マシンとして実装されてもよい。この場合に、CU-UP203(仮想マシン)は、プロセッサ及びメモリ等を含む物理マシン(ハードウェア)及びハイパーバイザ上で仮想マシンとして動作してもよい。
<<4.3.技術的特徴>>
次に、図29~図32を参照して、第3の実施形態に係る技術的特徴の例を説明する。
第3の実施形態では、第1の実施形態及び第2の実施形態における説明が適宜適用され得る。以下では、具体的な処理の流れを説明する。
(1)処理の流れ(第1の例)
図29は、第3の実施形態に係る処理の概略的な流れの第1の例を説明するためのシーケンス図である。
CU-CP201(第1通信処理部261)は、Data Usage report Indication IE(データ量情報の送信の指示)を含むUE CONTEXT SETUP REQUESTメッセージ又はUE CONTEXT MODIFICATION REQUESTメッセージをDU300へ送信する(S701)。
DU300(カウント部345)は、第1の基地局100(SN)と端末装置500との間で伝達されるデータの量をカウントする(S703)。例えば、DU300は、RLCレイヤ又はMACレイヤにおいて、当該データの当該量をカウントする。例えば、DU300(カウント部345)は、SN Terminated Bearerを通じて伝達される第1のデータの量と、MN Terminated Bearerを通じて伝達される第2のデータの量とをカウントする。
DU300(第2通信処理部343)は、カウントされたデータの量を示すデータ量情報をCU-UP203へ送信する(S705)。例えば、DU300は、当該データ量情報を含むユーザプレーンフレームをCU-UP203へ送信する。
CU-UP203(第1通信処理部271)は、上記データ量情報をCU-CP201へ送信する(S707)。
CU-CP201(第2通信処理部263)は、上記データ量情報を用いたSECONDARY RAT DATA USAGE REPORTメッセージ(Usage count UL IE及びUsage count DL IEを含むSECONDARY RAT DATA USAGE REPORTメッセージ)を第2の基地局400へ送信する(S709)。
なお、第2の基地局400は、さらに、上記データ量情報を用いたSECONDARY RAT REPORTメッセージ(Usage count UL IE及びUsage count DL IEを含むSECONDARY RAT REPORTメッセージ)をコアネットワーク10へ送信し得る。
上述した処理のステップのうち、ステップS701は省略されてもよい。即ち、上述したように、DU300は、CU200からの指示(データ量情報の送信の指示)(Data Usage report Indication IE)を受信しなくてもよく、CU200からの当該指示なしに上記データ量情報を送信してもよい。(第1の実施形態及び第2の実施形態を参照)
(2)処理の流れ(第2の例)
図30は、第3の実施形態に係る処理の概略的な流れの第2の例を説明するためのシーケンス図である。
CU-CP201(第1通信処理部261)は、Data Usage report Indication IE(データ量情報の送信の指示)を含むUE CONTEXT SETUP REQUESTメッセージ又はUE CONTEXT MODIFICATION REQUESTメッセージをDU300へ送信する(S721)。
DU300(カウント部345)は、第1の基地局100(SN)と端末装置500との間で伝達されるデータの量をカウントする(S723)。例えば、DU300は、RLCレイヤ又はMACレイヤにおいて、当該データの当該量をカウントする。例えば、DU300(カウント部345)は、SN Terminated Bearerを通じて伝達される第1のデータの量と、MN Terminated Bearerを通じて伝達される第2のデータの量とをカウントする。
DU300(第2通信処理部343)は、カウントされた上記第2のデータの量を示す第2のデータ量情報を第2の基地局400(MN)へ送信する(S725)。例えば、DU300は、当該第2のデータ量情報を含むユーザプレーンフレームを第2の基地局400へ送信する。
DU300(第2通信処理部343)は、カウントされた上記第1のデータの量を示す第1のデータ量情報をCU-UP203へ送信する(S727)。例えば、DU300は、当該第1のデータ量情報を含むユーザプレーンフレームをCU-UP203へ送信する。
CU-UP203(第1通信処理部271)は、上記第1のデータ量情報をCU-CP201へ送信する(S729)。
CU-CP201(第2通信処理部263)は、上記第1のデータ量情報を用いたSECONDARY RAT DATA USAGE REPORTメッセージ(Usage count UL IE及びUsage count DL IEを含むSECONDARY RAT DATA USAGE REPORTメッセージ)を第2の基地局400へ送信する(S731)。
なお、第2の基地局400は、さらに、上記1のデータ量情報及び上記第2のデータ量情報を用いたSECONDARY RAT REPORTメッセージ(Usage count UL IE及びUsage count DL IEを含むSECONDARY RAT REPORTメッセージ)をコアネットワーク10へ送信し得る。
上述した処理のステップのうち、ステップS721は省略されてもよい。即ち、上述したように、DU300は、CU200からの指示(データ量情報の送信の指示)(Data Usage report Indication IE)を受信しなくてもよく、CU200からの当該指示なしに上記データ量情報を送信してもよい。(第1の実施形態及び第2の実施形態を参照)。
(3)処理の流れ(第3の例)
図31は、第3の実施形態に係る処理の概略的な流れの第3の例を説明するためのシーケンス図である。
この例では、CU-UP203の処理部270は、カウント部275(測定部275)をさらに含む。
CU-UP203(カウント部275)は、第1の基地局100(SN)と端末装置500との間で伝達されるデータの量をカウントする(S741)。例えば、CU-UP203(カウント部275)は、SN Terminated Bearerを通じて伝達される第1のデータの量をカウントする。CU-UP203(カウント部275)は、MN Terminated Bearerを通じて伝達される第2のデータの量もカウントしてもよい。例えば、CU-UP203(カウント部275)は、PDCPレイヤとRLCレイヤとの間で、上記第1のデータの上記量(及び上記第2のデータの上記量)をカウントする。あるいは、CU-UP203(カウント部275)は、RLCレイヤ又はMACにおいて、上記第1のデータの上記量(及び上記第2のデータの上記量)をカウントしてもよい(Lower Layer Splitのケース)。
CU-UP203(第1通信処理部271)は、カウントされたデータの量を示すデータ量情報をCU-CP201へ送信する(S743)。
CU-CP201(第2通信処理部263)は、上記データ量情報を用いたSECONDARY RAT DATA USAGE REPORTメッセージ(Usage count UL IE及びUsage count DL IEを含むSECONDARY RAT DATA USAGE REPORTメッセージ)を第2の基地局400へ送信する(S745)。
なお、第2の基地局400は、さらに、上記データ量情報を用いたSECONDARY RAT REPORTメッセージ(Usage count UL IE及びUsage count DL IEを含むSECONDARY RAT REPORTメッセージ)をコアネットワーク10へ送信し得る。
CU-UP203は、CU-CP201からの指示(データ量情報の送信の指示)に応じて、上記データ量情報をCU-CP201へ送信してもよい。あるいは、CU-UP203は、CU-CP201からの指示なしに、上記データ量情報をCU-CP201へ送信してもよい。この場合に、上記データ量情報の送信(即ち、データ量の報告)を行うか否か、及び、上記データ量情報の送信(即ち、データ量の報告)のタイミング等が、OAMによって設定されてもよい。
(4)処理の流れ(第4の例)
図32は、第3の実施形態に係る処理の概略的な流れの第4の例を説明するためのシーケンス図である。
この例では、CU-UP203の処理部270は、カウント部275(測定部275)をさらに含む。
CU-UP203(カウント部275)は、第1の基地局100(SN)と端末装置500との間で伝達されるデータの量をカウントする(S761)。例えば、CU-UP203(カウント部275)は、SN Terminated Bearerを通じて伝達される第1のデータの量と、MN Terminated Bearerを通じて伝達される第2のデータの量とをカウントする。例えば、CU-UP203(カウント部275)は、PDCPレイヤとRLCレイヤとの間で、上記第1のデータの上記量及び上記第2のデータの上記量をカウントする。あるいは、CU-UP203(カウント部275)は、RLCレイヤ又はMACにおいて、上記第1のデータの上記量及び上記第2のデータの上記量をカウントしてもよい(Lower Layer Splitのケース)。
CU-UP203(第2通信処理部273)は、カウントされた上記第2のデータの量を示す第2のデータ量情報を第2の基地局400(MN)へ送信する(S763)。例えば、CU-UP203は、当該第2のデータ量情報を含むユーザプレーンフレームを第2の基地局400へ送信する。
CU-UP203(第1通信処理部271)は、カウントされた上記第1のデータの量を示す第1のデータ量情報をCU-CP201へ送信する(S765)。
CU-CP201(第2通信処理部263)は、上記第1のデータ量情報を用いたSECONDARY RAT DATA USAGE REPORTメッセージ(Usage count UL IE及びUsage count DL IEを含むSECONDARY RAT DATA USAGE REPORTメッセージ)を第2の基地局400へ送信する(S767)。
なお、第2の基地局400は、さらに、上記1のデータ量情報及び上記第2のデータ量情報を用いたSECONDARY RAT REPORTメッセージ(Usage count UL IE及びUsage count DL IEを含むSECONDARY RAT REPORTメッセージ)をコアネットワーク10へ送信し得る。
CU-UP203は、CU-CP201からの指示(データ量情報の送信の指示)に応じて、データ量情報を送信してもよい。あるいは、CU-UP203は、CU-CP201からの指示なしに、データ量情報を送信してもよい。この場合に、データ量情報の送信(即ち、データ量の報告)を行うか否か、及び、データ量情報の送信(即ち、データ量の報告)のタイミング等が、OAMによって設定されてもよい。
<<<5.第4の実施形態>>>
続いて、図33~図35を参照して、本発明の第4の実施形態を説明する。上述した第1の実施形態、第2の実施形態及び第3の実施形態は、具体的な実施形態であるが、第4の実施形態は、より一般化された実施形態である。
<<5.1.各ノードの構成>>
まず、図33~図35を参照して、各ノードの構成を説明する。
<5.1.1.第1の通信装置の構成>
図33は、第4の実施形態に係る第1の通信装置1100の概略的な構成の例を示すブロック図である。図33を参照すると、第1の通信装置1100は、通信処理部1110を備える。通信処理部1110の具体的な動作は後に説明する。
通信処理部1110は、ベースバンド(BB)プロセッサ及び/又は他の種類のプロセッサ等の1つ以上のプロセッサと、メモリ(例えば、不揮発性メモリ及び/若しくは揮発性メモリ)並びに/又はハードディスクとにより実装されてもよい。上記メモリは、上記1つ以上のプロセッサ内に含まれていてもよく、又は、上記1つ以上のプロセッサ外にあってもよい。
第1の通信装置1100は、プログラム(命令)を記憶するメモリと、当該プログラム(命令)を実行可能な1つ以上のプロセッサとを含んでもよい。当該1つ以上のプロセッサは、上記プログラムを実行して、通信処理部1110の動作を行ってもよい。上記プログラムは、通信処理部1110の動作をプロセッサに実行させるためのプログラムであってもよい。
なお、第1の通信装置1100は、仮想化されていてもよい。即ち、第1の通信装置1100は、仮想マシンとして実装されてもよい。この場合に、第1の通信装置1100(仮想マシン)は、プロセッサ及びメモリ等を含む物理マシン(ハードウェア)及びハイパーバイザ上で仮想マシンとして動作してもよい。
<5.1.2.第2の通信装置の構成>
図34は、第4の実施形態に係る第2の通信装置1200の概略的な構成の例を示すブロック図である。図34を参照すると、第2の通信装置1200は、第1通信処理部1210及び第2通信処理部1220を備える。第1通信処理部1210及び第2通信処理部1220の具体的な動作は後に説明する。
第1通信処理部1210及び第2通信処理部1220は、ベースバンド(BB)プロセッサ及び/又は他の種類のプロセッサ等の1つ以上のプロセッサと、メモリ(例えば、不揮発性メモリ及び/若しくは揮発性メモリ)並びに/又はハードディスクとにより実装されてもよい。上記メモリは、上記1つ以上のプロセッサ内に含まれていてもよく、又は、上記1つ以上のプロセッサ外にあってもよい。
第2の通信装置1200は、プログラム(命令)を記憶するメモリと、当該プログラム(命令)を実行可能な1つ以上のプロセッサとを含んでもよい。当該1つ以上のプロセッサは、上記プログラムを実行して、第1通信処理部1210及び/又は第2通信処理部1220の動作を行ってもよい。上記プログラムは、第1通信処理部1210及び/又は第2通信処理部1220の動作をプロセッサに実行させるためのプログラムであってもよい。
なお、第2の通信装置1200は、仮想化されていてもよい。即ち、第2の通信装置1200は、仮想マシンとして実装されてもよい。この場合に、第2の通信装置1200(仮想マシン)は、プロセッサ及びメモリ等を含む物理マシン(ハードウェア)及びハイパーバイザ上で仮想マシンとして動作してもよい。
<5.1.3.端末装置の構成>
図35は、第4の実施形態に係る端末装置1300の概略的な構成の例を示すブロック図である。図35を参照すると、端末装置1300は、第1通信処理部1310及び第2通信処理部1320を備える。第1通信処理部1310及び第2通信処理部1320の具体的な動作は後に説明する。
第1通信処理部1310及び第2通信処理部1320は、ベースバンド(BB)プロセッサ及び/又は他の種類のプロセッサ等の1つ以上のプロセッサと、メモリ(例えば、不揮発性メモリ及び/若しくは揮発性メモリ)並びに/又はハードディスクとにより実装されてもよい。上記メモリは、上記1つ以上のプロセッサ内に含まれていてもよく、又は、上記1つ以上のプロセッサ外にあってもよい。
端末装置1300は、プログラム(命令)を記憶するメモリと、当該プログラム(命令)を実行可能な1つ以上のプロセッサとを含んでもよい。当該1つ以上のプロセッサは、上記プログラムを実行して、第1通信処理部1310及び/又は第2通信処理部1320の動作を行ってもよい。上記プログラムは、第1通信処理部1310及び/又は第2通信処理部1320の動作をプロセッサに実行させるためのプログラムであってもよい。
<<5.2.技術的特徴>>
次に、第4の実施形態に係る技術的特徴の例を説明する。
(1)第1の通信装置1100
第1の通信装置1100(通信処理部1110)は、少なくともNRを用いるデュアルコネクティビティのセカンダリノードとして端末装置のために動作する第1の基地局と当該端末装置との間で伝達されるデータの量を示すデータ量情報を、上記第1の基地局に含まれる中央ユニットへ送信する。
第1の例として、上記第1の基地局は、上記中央ユニットと分散ユニットとを含み、第1の通信装置1100は、当該分散ユニットである。具体的には、例えば、第1の通信装置1100は、第1の実施形態のDU300であり、通信処理部1110は、第1の実施形態のDU300の第2通信処理部343である。
第2の例として、上記中央ユニットは、上記第1の基地局に含まれるCU-CP(制御プレーンのための第1の中央ユニット)であってもよく、第1の通信装置1100は、上記第1の基地局に含まれるCU-UP(ユーザプレーンのための第2の中央ユニット)であってもよい。具体的には、例えば、上記中央ユニットは、第3の実施形態のCU-CP201であってもよく、第1の通信装置1100は、第3の実施形態のCU-UP203であってもよく、通信処理部1110は、第3の実施形態のCU-UP203の第1通信処理部271であってもよい。
第3の例として、第1の通信装置1100は、上記第1の基地局であってもよい。具体的には、例えば、第1の通信装置1100は、第1の実施形態の第1の基地局100であってもよく、通信処理部1110は、第1の実施形態の第1の基地局100に含まれるDU300の第2通信処理部343であってもよい。あるいは、第1の通信装置1100は、第3の実施形態の第1の基地局100であってもよく、通信処理部1110は、第3の実施形態のCU-UP203の第1通信処理部271であってもよい。
これにより、例えば、SN(中央ユニット)は、データ量をMNに報告することができる。
(2)第2の通信装置1200
第2の通信装置1200(第1通信処理部1210)は、上記データ量情報を、上記第1の基地局に含まれるユニットから受信する。第2の通信装置1200(第2通信処理部1220)は、上記デュアルコネクティビティのマスタノードとして動作する第2の基地局へ、上記データ量情報が用いられたメッセージを送信する。
第1の例として、上記ユニットは、上記第1の基地局に含まれる分散ユニットであり、第2の通信装置1200は、上記第1の基地局に含まれる中央ユニットである。具体的には、例えば、上記ユニットは、第1の実施形態のDU300であり、第2の通信装置1200は、第1の実施形態のCU200であり、第1通信処理部1210及び第2通信処理部1220は、第1の実施形態のCU200の第1通信処理部241及び第2通信処理部243である。
第2の例として、上記ユニットは、上記第1の基地局に含まれるCU-UP(ユーザプレーンのための第2の中央ユニット)であってもよく、第2の通信装置1200は、上記第1の基地局に含まれるCU-CP(制御プレーンのための第1の中央ユニット)であってもよい。具体的には、例えば、上記ユニットは、第3の実施形態のCU-UP203であってもよく、第2の通信装置1200は、第3の実施形態のCU-CP201であってもよく、第1通信処理部1210及び第2通信処理部1220は、第3の実施形態のCU-CP201の第1通信処理部261及び第2通信処理部263であってもよい。
第3の例として、第2の通信装置1200は、上記第1の基地局であってもよい。具体的には、例えば、第2の通信装置1200は、第1の実施形態の第1の基地局100であってもよく、第1通信処理部1210及び第2通信処理部1220は、第1の実施形態の第1の基地局100に含まれるCU200の第1通信処理部241及び第2通信処理部243であってもよい。あるいは、第2の通信装置1200は、第3の実施形態の第1の基地局100であってもよく、第1通信処理部1210及び第2通信処理部1220は、第3の実施形態の第1の基地局100に含まれるCU-CP201の第1通信処理部261及び第2通信処理部263であってもよい。
(3)端末装置1300
端末装置1300(第1通信処理部1310)は、上記第1の基地局と通信する。端末装置1300(第2通信処理部1320)は、上記第2の基地局と通信する。
例えば、端末装置1300は、第1の実施形態、第2の実施形態又は第3の実施形態の端末装置500であり、第1通信処理部1310及び第2通信処理部1320は、端末装置500の第1通信処理部541及び第2通信処理部543である。
なお、第4の実施形態は上述した例に限定されない。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されるものではない。これらの実施形態は例示にすぎないということ、及び、本発明のスコープ及び精神から逸脱することなく様々な変形が可能であるということは、当業者に理解されるであろう。
例えば、本明細書に記載されている処理におけるステップは、必ずしもシーケンス図に記載された順序に沿って時系列に実行されなくてよい。例えば、処理におけるステップは、シーケンス図として記載した順序と異なる順序で実行されても、並列的に実行されてもよい。また、処理におけるステップの一部が削除されてもよく、さらなるステップが処理に追加されてもよい。
また、本明細書において説明したノード(第1の基地局、CU、DU、第2の基地局又は端末装置)の構成要素(例えば、通信処理部及び/又はカウント部)を備える装置(ノードを構成する複数の部分装置のうちの1つ、又は、ノード若しくは部分装置のためのモジュール)が提供されてもよい。また、上記構成要素の処理を含む方法が提供されてもよく、上記構成要素の処理をプロセッサに実行させるためのプログラムが提供されてもよい。また、当該プログラムを記録したコンピュータに読み取り可能な非一時的記録媒体(Non-transitory computer readable medium)が提供されてもよい。当然ながら、このような部分装置、モジュール、方法、プログラム、及びコンピュータに読み取り可能な非一時的記録媒体も本発明に含まれる。
上記実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載され得るが、以下には限られない。
(付記1)
少なくともNR(New Radio)を用いるデュアルコネクティビティのセカンダリノードとして端末装置のために動作する第1の基地局と前記端末装置との間で伝達されるデータの量を示すデータ量情報を、前記第1の基地局に含まれる中央ユニットへ送信する通信処理部、
を備える通信装置。
(付記2)
前記データは、前記セカンダリノードで終端する少なくとも1つの無線ベアラを通じて前記第1の基地局と前記端末装置との間で伝達される第1のデータを含む、付記1に記載の通信装置。
(付記3)
前記セカンダリノードで終端する前記少なくとも1つの無線ベアラは、SN Terminated bearerを含み、
前記第1のデータは、前記SN Terminated bearerのうちのSplit bearer及びSCG bearerを通じて前記第1の基地局と前記端末装置との間で伝達されるデータである、
付記2に記載の通信装置。
(付記4)
前記データは、前記デュアルコネクティビティのマスタノードで終端する少なくとも1つの無線ベアラを通じて前記第1の基地局と前記端末装置との間で伝達される第2のデータをさらに含む、付記2又は3に記載の通信装置。
(付記5)
前記マスタノードで終端する前記少なくとも1つの無線ベアラは、MN Terminated bearerを含み、
前記第2のデータは、前記MN Terminated bearerのうちのSplit bearer及びSCG bearerを通じて前記第1の基地局と前記端末装置との間で伝達されるデータである、
付記4に記載の通信装置。
(付記6)
前記通信処理部は、前記データ量情報を含むシグナリングメッセージを前記中央ユニットへ送信する、付記1~5のいずれか1項に記載の通信装置。
(付記7)
前記通信処理部は、F1インタフェースを介して前記シグナリングメッセージを前記中央ユニットへ送信する、付記6に記載の通信装置。
(付記8)
前記データ量情報は、Usage count IEを含む、付記6又は7に記載の通信装置。
(付記9)
前記シグナリングメッセージは、DATA USAGE REPORTメッセージである、付記6~8のいずれか1項に記載の通信装置。
(付記10)
前記データ量情報は、前記端末装置のために前記デュアルコネクティビティのマスタノードとして動作する第2の基地局へ前記中央ユニットが送信するメッセージに用いられる情報である、付記6~9のいずれか1項に記載の通信装置。
(付記11)
前記通信処理部は、前記データ量情報を含むユーザプレーンフレームを前記中央ユニットへ送信する、付記1~3のいずれか1項に記載の通信装置。
(付記12)
前記データは、前記セカンダリノードで終端する無線ベアラを通じて前記第1の基地局と前記端末装置との間で伝達される第1のデータであり、
前記データ量情報は、前記第1のデータの量を示す第1のデータ量情報である、
付記11に記載の通信装置。
(付記13)
前記通信処理部は、前記デュアルコネクティビティのマスタノードで終端する無線ベアラを通じて前記第1の基地局と前記端末装置との間で伝達される第2のデータの量を示す第2のデータ量情報を含むユーザプレーンフレームを、前記端末装置のために前記マスタノードとして動作する第2の基地局へ送信する、付記12に記載の通信装置。
(付記14)
前記第1のデータ量情報は、前記中央ユニットが前記第2の基地局へ送信するメッセージに用いられる情報であり、
前記第2のデータ量情報は、前記メッセージに用いられない情報である、
付記13に記載の通信装置。
(付記15)
前記ユーザプレーンフレームは、GTP-U(GPRS Tunneling Protocol User Plane)のフレームである、付記11~14のいずれか1項に記載の通信装置。
(付記16)
前記ユーザプレーンフレームは、DL DATA DELIVERY STATUSフレームである、付記15に記載の通信装置。
(付記17)
前記通信処理部は、前記中央ユニットからの指示に応じて、前記データ量情報を送信する、付記1~16のいずれか1項に記載の通信装置。
(付記18)
前記指示は、Data Usage report Indication IE(Information Element)である、付記17に記載の通信装置。
(付記19)
前記通信処理部は、前記指示を含むシグナリングメッセージに応じて、前記データ量情報を送信し、
前記シグナリングメッセージは、UE CONTEXT SETUP REQUESTメッセージ、又はUE CONTEXT MODIFICATION REQUESTメッセージである、
付記17又は18に記載の通信装置。
(付記20)
前記中央ユニットが前記第2の基地局へ送信する前記メッセージは、SECONDARY RAT DATA USAGE REPORTメッセージである、付記10又は14に記載の通信装置。
(付記21)
前記データの前記量をカウントするカウント部をさらに備える、付記1~20のいずれか1項に記載の通信装置。
(付記22)
前記カウント部は、RLC(Radio Link Control)レイヤ又はMAC(Medium Access Control)レイヤにおいて、前記データの前記量をカウントする、付記21に記載の通信装置。
(付記23)
前記通信装置は、前記第1の基地局に含まれる分散ユニットである、付記1~22のいずれか1項に記載の通信装置。
(付記24)
前記通信装置は、前記第1の基地局である、付記1~22のいずれか1項に記載の通信装置。
(付記25)
前記中央ユニットは、前記第1の基地局に含まれる、制御プレーンのための第1の中央ユニットであり、
前記通信装置は、前記第1の基地局に含まれる、ユーザプレーンのための第2の中央ユニットである、
付記1~22のいずれか1項に記載の通信装置。
(付記26)
前記第1の基地局は、前記中央ユニットと分散ユニットとを含み、
前記中央ユニットは、PDCP(Packet Data Convergence Protocol)レイヤの処理を実行するユニットであり、
前記分散ユニットは、RLCレイヤ及びMACレイヤの処理を実行するユニットである、
付記1~25のいずれか1項に記載の通信装置。
(付記27)
前記デュアルコネクティビティは、NR及びLTE(Long Term Evolution)を用いるデュアルコネクティビティである、付記1~26のいずれか1項に記載の通信装置。
(付記28)
前記デュアルコネクティビティは、EN-DC(E-UTRA-NR Dual Connectivity)であり、
前記第1の基地局は、en-gNBである、
付記27に記載の通信装置。
(付記29)
少なくともNRを用いるデュアルコネクティビティのセカンダリノードとして端末装置のために動作する第1の基地局と前記端末装置との間で伝達されるデータの量を示すデータ量情報を、前記第1の基地局に含まれるユニットから受信する第1通信処理部と、
前記端末装置のために前記デュアルコネクティビティのマスタノードとして動作する第2の基地局へ、前記データ量情報が用いられたメッセージを送信する第2通信処理部と、
を備え、
前記ユニットは、前記第1の基地局に含まれる分散ユニット、又は、前記第1の基地局に含まれる、ユーザプレーンのための第2の中央ユニットである、
通信装置。
(付記30)
前記ユニットは、前記分散ユニットであり、
前記通信装置は、前記第1の基地局に含まれる中央ユニットである、
付記29に記載の通信装置。
(付記31)
前記ユニットは、前記第2の中央ユニットであり、
前記通信装置は、前記第1の基地局に含まれる、制御プレーンのための第1の中央ユニットである、
付記29に記載の通信装置。
(付記32)
前記第1通信処理部は、前記データ量情報の送信の指示を含むシグナリングメッセージを前記ユニットへ送信する、付記29~31のいずれか1項に記載の通信装置。
(付記33)
端末装置であって、
少なくともNRを用いるデュアルコネクティビティのセカンダリノードとして前記端末装置のために動作する第1の基地局と通信する第1通信処理部と、
前記端末装置のために前記デュアルコネクティビティのマスタノードとして動作する第2の基地局と通信する第2通信処理部と、
を備え、
前記第1の基地局は、前記第1の基地局と前記端末装置との間で伝達されるデータの量を示すデータ量情報を、前記第1の基地局に含まれる中央ユニットへ送信するユニットを含む、
端末装置。
(付記34)
少なくともNRを用いるデュアルコネクティビティのセカンダリノードとして端末装置のために動作する第1の基地局と前記端末装置との間で伝達されるデータの量を示すデータ量情報を、前記第1の基地局に含まれる中央ユニットへ送信すること、
を含む方法。
(付記35)
少なくともNRを用いるデュアルコネクティビティのセカンダリノードとして端末装置のために動作する第1の基地局と前記端末装置との間で伝達されるデータの量を示すデータ量情報を、前記第1の基地局に含まれる中央ユニットへ送信すること、
をプロセッサに実行させるプログラム。
(付記36)
少なくともNRを用いるデュアルコネクティビティのセカンダリノードとして端末装置のために動作する第1の基地局と前記端末装置との間で伝達されるデータの量を示すデータ量情報を、前記第1の基地局に含まれる中央ユニットへ送信すること、
をプロセッサに実行させるプログラムを記録したコンピュータに読み取り可能な非一時的記録媒体。
(付記37)
少なくともNRを用いるデュアルコネクティビティのセカンダリノードとして端末装置のために動作する第1の基地局と前記端末装置との間で伝達されるデータの量を示すデータ量情報を、前記第1の基地局に含まれるユニットから受信することと、
前記端末装置のために前記デュアルコネクティビティのマスタノードとして動作する第2の基地局へ、前記データ量情報が用いられたメッセージを送信することと、
を含み、
前記ユニットは、前記第1の基地局に含まれる分散ユニット、又は、前記第1の基地局に含まれる、ユーザプレーンのための第2の中央ユニットである、
方法。
(付記38)
少なくともNRを用いるデュアルコネクティビティのセカンダリノードとして端末装置のために動作する第1の基地局と前記端末装置との間で伝達されるデータの量を示すデータ量情報を、前記第1の基地局に含まれるユニットから受信することと、
前記端末装置のために前記デュアルコネクティビティのマスタノードとして動作する第2の基地局へ、前記データ量情報が用いられたメッセージを送信することと、
をプロセッサに実行させるプログラムであって、
前記ユニットは、前記第1の基地局に含まれる分散ユニット、又は、前記第1の基地局に含まれる、ユーザプレーンのための第2の中央ユニットである、
プログラム。
(付記39)
少なくともNRを用いるデュアルコネクティビティのセカンダリノードとして端末装置のために動作する第1の基地局と前記端末装置との間で伝達されるデータの量を示すデータ量情報を、前記第1の基地局に含まれるユニットから受信することと、
前記端末装置のために前記デュアルコネクティビティのマスタノードとして動作する第2の基地局へ、前記データ量情報が用いられたメッセージを送信することと、
をプロセッサに実行させるプログラムを記録したコンピュータに読み取り可能な非一時的記録媒体であって、
前記ユニットは、前記第1の基地局に含まれる分散ユニット、又は、前記第1の基地局に含まれる、ユーザプレーンのための第2の中央ユニットである、
コンピュータに読み取り可能な非一時的記録媒体。
(付記40)
少なくともNRを用いるデュアルコネクティビティのセカンダリノードとして端末装置のために動作する第1の基地局と通信することと、
前記端末装置のために前記デュアルコネクティビティのマスタノードとして動作する第2の基地局と通信することと、
を含み、
前記第1の基地局は、前記第1の基地局と前記端末装置との間で伝達されるデータの量を示すデータ量情報を、前記第1の基地局に含まれる中央ユニットへ送信するユニットを含む、
方法。
(付記41)
少なくともNRを用いるデュアルコネクティビティのセカンダリノードとして端末装置のために動作する第1の基地局と通信することと、
前記端末装置のために前記デュアルコネクティビティのマスタノードとして動作する第2の基地局と通信することと、
をプロセッサに実行させるプログラムであり、
前記第1の基地局は、前記第1の基地局と前記端末装置との間で伝達されるデータの量を示すデータ量情報を、前記第1の基地局に含まれる中央ユニットへ送信するユニットを含む、
プログラム。
(付記42)
少なくともNRを用いるデュアルコネクティビティのセカンダリノードとして端末装置のために動作する第1の基地局と通信することと、
前記端末装置のために前記デュアルコネクティビティのマスタノードとして動作する第2の基地局と通信することと、
をプロセッサに実行させるプログラムを記録したコンピュータに読み取り可能な非一時的記録媒体であり、
前記第1の基地局は、前記第1の基地局と前記端末装置との間で伝達されるデータの量を示すデータ量情報を、前記第1の基地局に含まれる中央ユニットへ送信するユニットを含む、
コンピュータに読み取り可能な非一時的記録媒体。
この出願は、2018年2月13日に出願された日本出願特願第2018-023331号を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
移動体通信システムにて、デュアルコネクティビティにおいてセカンダリノード(SN)がマスタノード(MN)へデータ量を報告することができる。
1 システム
100 第1の基地局
200 中央ユニット(CU)
241、251 第1通信処理部
243、253 第2通信処理部
255 カウント部
300 分散ユニット(DU)
341、351 第1通信処理部
343、353 第2通信処理部
345 カウント部
400 第2の基地局
441 第1通信処理部
443 第2通信処理部
500 端末装置
541 第1通信処理部
543 第2通信処理部
700 通信装置
710 カウント部

Claims (10)

  1. 第1の基地局の中央ユニットの第1のユニットであって、
    前記中央ユニットは、
    少なくとも前記第1の基地局におけるPDCPレイヤをホストし、
    前記第1の基地局におけるRLC、MAC、及びPHYレイヤをホストする分散ユニットへ第1のインタフェースを介して接続され、
    前記第1のユニットは、
    少なくとも前記中央ユニットがホストする前記PDCPレイヤのユーザプレーンをホストし、
    少なくとも前記中央ユニットがホストする前記PDCPレイヤの制御プレーンをホストする第2のユニットへ第2のインタフェースを介して接続され、前記第2のユニットへ、データボリュームを示す情報を送信する通信処理部を備える、第1のユニット。
  2. 前記データボリュームは、端末装置が使用したデータ量である、請求項1に記載の第1のユニット。
  3. 前記第1の基地局は、gNBである、請求項1又は2に記載の第1のユニット。
  4. 前記第1の基地局は、en-gNBである、請求項1又は2に記載の第1のユニット。
  5. 前記第1の基地局は、E-UTRA-NR Dual Connectivityにおけるセカンダリノードである、請求項4に記載の第1のユニット。
  6. 前記第1のユニットは、前記第2のユニットへ、前記第1のユニットで受信されたデータボリュームを示す情報を送信する、請求項1~5のいずれか1項に記載の第1のユニット。
  7. 前記第1のユニットは、前記第2のユニットへ、前記第1のユニットで処理されたデータボリュームを示す情報を送信する、請求項1~6のいずれか1項に記載の第1のユニット。
  8. 第1の基地局の中央ユニットの第2のユニットであって、
    前記中央ユニットは、
    少なくとも前記第1の基地局におけるPDCPレイヤをホストし、
    前記第1の基地局におけるRLC、MAC、及びPHYレイヤをホストする分散ユニットへ第1のインタフェースを介して接続され、
    前記第2のユニットは、
    少なくとも前記中央ユニットがホストする前記PDCPレイヤの制御プレーンをホストし、
    少なくとも前記中央ユニットがホストする前記PDCPレイヤのユーザプレーンをホストする第1のユニットへ第2のインタフェースを介して接続され、前記第1のユニットから、データボリュームを示す情報を受信する通信処理部を備える、第2のユニット。
  9. 少なくとも中央ユニットがホストするPDCPレイヤのユーザプレーンをホストする第1のユニットが実施する方法であって、
    少なくとも前記中央ユニットがホストする前記PDCPレイヤの制御プレーンをホストする第2のユニットへ第2のインタフェースを介して接続し、
    前記第2のユニットへ、データボリュームを示す情報を送信する、ことを含み、
    前記中央ユニットは、
    少なくとも第1の基地局におけるPDCPレイヤをホストし、
    前記第1の基地局におけるRLC、MAC、及びPHYレイヤをホストする分散ユニットへ第1のインタフェースを介して接続される、方法。
  10. 少なくとも中央ユニットがホストするPDCPレイヤの制御プレーンをホストする第2のユニットが実施する方法であって、
    少なくとも前記中央ユニットがホストする前記PDCPレイヤのユーザプレーンをホストする第1のユニットへ第2のインタフェースを介して接続され、
    前記第1のユニットから、データボリュームを示す情報を受信する、ことを含み、
    前記中央ユニットは、少なくとも第1の基地局におけるPDCPレイヤをホストし、
    前記第1の基地局におけるRLC、MAC、及びPHYレイヤをホストする分散ユニットへ第1のインタフェースを介して接続される、方法。
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