本願は、伝送方法およびネットワークデバイスを提供する。第2のネットワークノードはダウンリンクアドレスを割り当て、これにより、第3のネットワークノードまたはコアネットワークノードは、第2のネットワークノードにデータを直接伝送することができる。
第1の態様によると、伝送方法が提供される。伝送方法は、第1のネットワークノードが、第4のインタフェースによって第3の表示情報を送信する段階と、第1のネットワークノードが、第2のネットワークノードから第11のメッセージを受信する段階とを備え、第3の表示情報は、第2のネットワークノードが第5のインタフェースのダウンリンクトンネルエンドポイント及び/又は第6のインタフェースのダウンリンクトンネルエンドポイントを割り当てることをトリガするのに用いられ、第5のインタフェースは、第2のネットワークノードと第3のネットワークノードとの間のインタフェースであり、第6のインタフェースは、第2のネットワークノードとコアネットワークノードとの間のインタフェースであり、第4のインタフェース、第5のインタフェースおよび第6のインタフェースは異なるインタフェースであり、第11のメッセージは、第5のインタフェースのダウンリンクトンネルエンドポイント及び/又は第6のインタフェースのダウンリンクトンネルエンドポイントを含む。
いくつかの実現可能な実装例において、第1のネットワークノードは、第4のインタフェースによって第3の表示情報を第2のネットワークノードに送信し、第3の表示情報は、第2のネットワークノードが、第1のベアラのダウンリンクトンネルエンドポイントを第5のインタフェースに対して割り当てること、及び/又は、第2のベアラのダウンリンクトンネルエンドポイントを第6のインタフェースに対して割り当てることをトリガするのに用いられる。
いくつかの実現可能な実装例において、第1のベアラは、マスタセルグループ分割ベアラ(MCG分割ベアラ)である。
いくつかの実現可能な実装例において、第2のベアラは、セカンダリセルグループベアラ(SCGベアラ)である。
本願の本実施形態における伝送方法によれば、第2のネットワークノードは、ダウンリンクアドレスを割り当て、これにより、第3のネットワークノードまたはコアネットワークノードは、第2のネットワークノードにデータを直接伝送することができる。
いくつかの実現可能な実装例において、第3の表示情報は、第5のインタフェースのアップリンクトンネルエンドポイント及び/又は第6のインタフェースのアップリンクトンネルエンドポイントを含み、または、第3の表示情報は、第1のベアラと第5のインタフェースとの間のマッピング関係、及び/又は、第2のベアラと第6のインタフェースとの間のマッピング関係を示すのに用いられる。
本願の本実施形態における伝送方法によれば、第1のネットワークノードは、明示的に又は暗示的に、第2のネットワークノードに対して、ダウンリンクトンネルエンドポイントを割り当てるよう命令し、これにより、第3のネットワークノードまたはコアネットワークノードは、第2のネットワークノードにデータを直接伝送することができる。
第1の態様を参照すると、第1の態様のいくつかの実現可能な実装例において、第1のネットワークノードは、無線リソース制御プロトコル層の機能、サービスデータアダプテーションプロトコル層の機能、および、パケットデータ収束プロトコル層の機能のうちの少なくとも1つを含み、及び/又は、第2のネットワークノードは、パケットデータ収束プロトコル層の機能、無線リンク制御プロトコル層の機能、媒体アクセス制御層の機能、および、物理層の機能のうちの少なくとも1つを含む。
いくつかの実現可能な実装例において、第1のネットワークノードのプロトコルスタックアーキテクチャは、無線リソース制御プロトコル層、サービスデータアダプテーションプロトコル層、および、パケットデータ収束プロトコル層の機能のうちの少なくとも1つであり、及び/又は、第2のネットワークノードのプロトコルスタックアーキテクチャは、パケットデータ収束プロトコル層、無線リンク制御プロトコル層、媒体アクセス制御層、および、物理層の機能のうちの少なくとも1つである。
第2の態様によると、伝送方法が提供される。伝送方法は、第2のネットワークノードが、第4のインタフェースによって第1のネットワークノードから第3の表示情報を受信する段階と、第2のネットワークノードが、第11のメッセージを送信する段階とを備え、第3の表示情報は、第2のネットワークノードが、第5のインタフェースのダウンリンクトンネルエンドポイント及び/又は第6のインタフェースのダウンリンクトンネルエンドポイントを割り当てることをトリガするのに用いられ、第5のインタフェースは、第2のネットワークノードと第3のネットワークノードとの間のインタフェースであり、第6のインタフェースは、第2のネットワークノードとコアネットワークノードとの間のインタフェースであり、第4のインタフェース、第5のインタフェースおよび第6のインタフェースは異なるインタフェースであり、第11のメッセージは、第5のインタフェースのダウンリンクトンネルエンドポイント及び/又は第6のインタフェースのダウンリンクトンネルエンドポイントを含む。
いくつかの実現可能な実装例において、第2のネットワークノードは、第11のメッセージを第1のネットワークノードに送信する。
いくつかの実現可能な実装例において、第1のネットワークノードは、第4のインタフェースによって第3の表示情報を送信し、第3の表示情報は、第2のネットワークノードが、第1のベアラのダウンリンクトンネルエンドポイントを第5のインタフェースに対して割り当てること、及び/又は、第2のベアラのダウンリンクトンネルエンドポイントを第6のインタフェースに対して割り当てることをトリガするのに用いられる。
いくつかの実現可能な実装例において、第1のベアラはマスタセル分割ベアラ(MCG分割ベアラ)である。
いくつかの実現可能な実装例において、第2のベアラは、セカンダリセルベアラ(SCGベアラ)である。
本願の本実施形態における伝送方法によれば、第2のネットワークノードは、ダウンリンクアドレスを割り当て、これにより、第3のネットワークノードまたはコアネットワークノードは、第2のネットワークノードにデータを直接伝送することができる。
いくつかの実現可能な実装例において、第3の表示情報は、第5のインタフェースのアップリンクトンネルエンドポイント及び/又は第6のインタフェースのアップリンクトンネルエンドポイントを含み、または、第3の表示情報は、第1のベアラと第5のインタフェースとの間のマッピング関係、及び/又は、第2のベアラと第6のインタフェースとの間のマッピング関係を示すのに用いられる。
本願の本実施形態における伝送方法によれば、第1のネットワークノードは、明示的に又は暗示的に、第2のネットワークノードに対して、ダウンリンクトンネルエンドポイントを割り当てるよう命令し、これにより、第3のネットワークノードまたはコアネットワークノードは、第2のネットワークノードにデータを直接伝送することができる。
第2の態様を参照すると、第2の態様のいくつかの実現可能な実装例において、第1のネットワークノードは、無線リソース制御プロトコル層の機能、サービスデータアダプテーションプロトコル層の機能、および、パケットデータ収束プロトコル層の機能のうちの少なくとも1つを含み、及び/又は、第2のネットワークノードは、パケットデータ収束プロトコル層の機能、無線リンク制御プロトコル層の機能、媒体アクセス制御層の機能、および、物理層の機能のうちの少なくとも1つを含む。
いくつかの実現可能な実装例において、第1のネットワークノードのプロトコルスタックアーキテクチャは、無線リソース制御プロトコル層、サービスデータアダプテーションプロトコル層、および、パケットデータ収束プロトコル層の機能のうちの少なくとも1つであり、及び/又は、第2のネットワークノードのプロトコルスタックアーキテクチャは、パケットデータ収束プロトコル層、無線リンク制御プロトコル層、媒体アクセス制御層、および、物理層の機能のうちの少なくとも1つである。
第3の態様によると、伝送方法が提供される。伝送方法は、第3のネットワークノードが、第1のネットワークノードから第1の要求確認メッセージを受信する段階を備え、第1の要求確認メッセージは、第5のインタフェースのダウンリンクトンネルエンドポイント及び/又は第6のインタフェースのダウンリンクトンネルエンドポイントを含み、第5のインタフェースは、第2のネットワークノードと第3のネットワークノードとの間のインタフェースであり、第6のインタフェースは、第2のネットワークノードとコアネットワークノードとの間のインタフェースであり、第5のインタフェースおよび第6のインタフェースは異なるインタフェースである。第1のネットワークノードは、無線リソース制御プロトコル層の機能、サービスデータアダプテーションプロトコル層の機能、および、パケットデータ収束プロトコル層の機能のうちの少なくとも1つを含み、及び/又は、第2のネットワークノードは、パケットデータ収束プロトコル層の機能、無線リンク制御プロトコル層の機能、媒体アクセス制御層の機能、および、物理層の機能のうちの少なくとも1つを含む。
第3の態様を参照すると、第3の態様のいくつかの実現可能な実装例において、方法は更に、第3のネットワークノードが、要求メッセージを第1のネットワークノードに送信する段階を備え、要求メッセージは、第5のインタフェースのダウンリンクトンネルエンドポイント及び/又は第6のインタフェースのダウンリンクトンネルエンドポイントを含み、要求メッセージは、第1のネットワークノードに対して、無線リソースを第1のベアラ及び/又は第2のベアラに割り当てることを要求するのに用いられる。
いくつかの実現可能な実装例において、第1のベアラはMCG分割ベアラである。
いくつかの実現可能な実装例において、第2のベアラはSCGベアラである。
第3の態様を参照すると、第3の態様のいくつかの実現可能な実装例において、方法は更に、第3のネットワークノードが、第2の要求確認メッセージをコアネットワークノードに送信する段階を備え、第2の要求確認メッセージは、第6のインタフェースのダウンリンクトンネルエンドポイントを含む。
いくつかの実現可能な実装例において、第3のネットワークノードは、無線リソース制御プロトコル層、サービスデータアダプテーションプロトコル層の機能、パケットデータ収束プロトコル層の機能、無線リンク制御プロトコル層の機能、媒体アクセス制御層の機能、および、物理層の機能のうちの少なくとも1つを含む。
第4の態様によると、伝送方法が提供される。伝送方法は、制御プレーンノードが、ユーザプレーンノードから第1のメッセージを受信する段階と、制御プレーンノードが、第2のメッセージを送信する段階と、制御プレーンノードが、第3のメッセージを送信する段階とを備え、第1のメッセージは、第1のインタフェースのアップリンクトンネルエンドポイント、第2のインタフェースのアップリンクトンネルエンドポイント、および、第3のインタフェースのダウンリンクトンネルエンドポイントを含み、第1のインタフェースは、ユーザプレーンノードと第2のネットワークノードとの間のインタフェースであり、第2のインタフェースは、ユーザプレーンノードと第3のネットワークノードとの間のインタフェースであり、第3のインタフェースは、ユーザプレーンノードとコアネットワークノードとの間のインタフェースであり、第1のインタフェース、第2のインタフェースおよび第3のインタフェースは異なるインタフェースであり、第2のメッセージは、第1のインタフェースのアップリンクトンネルエンドポイントを含み、第3のメッセージは、第2のインタフェースのアップリンクトンネルエンドポイントおよび第3のインタフェースのダウンリンクトンネルエンドポイントを含む。
いくつかの実現可能な実装例において、制御プレーンノードは第2のメッセージを第2のネットワークノードに送信し、第3のメッセージを第3のネットワークノードに送信する。
いくつかの実現可能な実装例において、制御プレーンノードおよびユーザプレーンノードは第1のシステムに属し、第1のシステムは、無線リソース制御プロトコル層の機能、サービスデータアダプテーションプロトコル層の機能、および、パケットデータ収束プロトコル層の機能のうちの少なくとも1つを含む。
いくつかの実現可能な実装例において、第1のインタフェースのアップリンクトンネルエンドポイント、第2のインタフェースのアップリンクトンネルエンドポイント、および、第3のインタフェースのダウンリンクトンネルエンドポイントは異なる。
いくつかの実現可能な実装例において、第1のメッセージは表示情報を含み、表示情報は、第1のインタフェースのアップリンクトンネルエンドポイントが第1のインタフェースのために用いられることを示すのに用いられ、及び/又は、制御プレーンノードに対して、第2のインタフェースのアップリンクトンネルエンドポイントが第2のインタフェースのために用いられることを示すのに用いられ、及び/又は、制御プレーンノードに対して、第3のインタフェースのダウンリンクトンネルエンドポイントが第3のインタフェースのために用いられることを示すのに用いられる。
本願の本実施形態における伝送方法によれば、ユーザプレーンノードは、異なるトンネルエンドポイントを判断し、これにより、複数のインタフェースの複数のネットワークセグメントに一貫性がない場合に、ユーザプレーンに対する、アップリンクトンネルおよびダウンリンクトンネルの割り当ておよび表示の課題を解決することを助けることになる。
第4の態様を参照すると、第4の態様のいくつかの実現可能な実装例において、方法は更に、制御プレーンノードが第1の表示情報を送信する段階を備え、第1の表示情報は、制御プレーンノードによって要求されたベアラタイプがセカンダリセル分割ベアラであることを示すのに用いられ、または、第1の表示情報は、ユーザプレーンノードが、第1のインタフェースのアップリンクトンネルエンドポイント、第2のインタフェースのアップリンクトンネルエンドポイント、および、第3のインタフェースのダウンリンクトンネルエンドポイントを割り当てることをトリガするのに用いられ、または、第1の表示情報は、第1のインタフェースのダウンリンクトンネルエンドポイント、第2のインタフェースのダウンリンクトンネルエンドポイント、および、第3のインタフェースのアップリンクトンネルエンドポイントのうちの少なくとも1つを含み、または、第1の表示情報は、以下の複数のこと、すなわち、ユーザプレーンノードがパケットデータ収束プロトコル層の機能を有することを必要とされること、ユーザプレーンノードがマスタセルリソース構成を有することを必要とされること、または、ユーザプレーンノードがセカンダリセルリソース構成を有することを必要とされること、のうちの少なくとも1つを示すのに用いられる。
第4の態様を参照すると、第4の態様のいくつかの実現可能な実装例において、方法は更に、制御プレーンノードが、第2のネットワークノードから第4のメッセージを受信する段階と、制御プレーンノードが、第5のメッセージを送信する段階とを備え、第4のメッセージは、第1のインタフェースのダウンリンクトンネルエンドポイントを含み、第5のメッセージは、第1のインタフェースのダウンリンクトンネルエンドポイント、第2のインタフェースのダウンリンクトンネルエンドポイント、および、第3のインタフェースのアップリンクトンネルエンドポイントのうちの少なくとも1つを含む。
いくつかの実現可能な実装例において、方法は更に、制御プレーンノードが、第3のネットワークノードによって送信される第2の要求メッセージを受信する段階を備え、第2の要求メッセージは、制御プレーンノードに対して、無線リソースを第2のベアラに割り当てることを要求するのに用いられる。
いくつかの実現可能な実装例において、第2のベアラのタイプは、セカンダリセル分割ベアラ(SCG分割ベアラ)である。
いくつかの実現可能な実装例において、第2の要求メッセージは、第2のインタフェースのダウンリンクトンネルエンドポイント及び/又は第3のインタフェースのアップリンクトンネルエンドポイントを含む。
いくつかの実現可能な実装例において、第2の要求メッセージは、ベアラ及び/又はセッション構成パラメータを含み、例えば、ベアラ識別子(ERAB IDまたはDRB ID)、ベアラレベルQoSパラメータ、データパケットセッション識別子、QoSフローインジケータ(QoS flow indicator、QFI)、ベアラとQFIとの間のマッピング関係、および、QFIレベルQoSパラメータのうちの少なくとも1つを含む。
いくつかの実現可能な実装例において、第2の要求メッセージは、データ転送命令を含み、例えば、特定のベアラのデータ転送命令(例えばDL転送)を含む。
第4の態様を参照すると、第4の態様のいくつかの実現可能な実装例において、方法は更に、制御プレーンノードが、データ転送命令をユーザプレーンノードに送信する段階を備え、データ転送命令は、ユーザプレーンノードに対して、データ転送のためにアップリンクデータ転送アドレスおよびダウンリンクデータ転送アドレスを割り当てるよう命令するのに用いられる。
第4の態様を参照すると、第4の態様のいくつかの実現可能な実装例において、方法は更に、制御プレーンノードが、ユーザプレーンノードによって送信されるアップリンクデータ転送アドレスおよびダウンリンクデータ転送アドレスを受信する段階を備える。
第4の態様を参照すると、第4の態様のいくつかの実現可能な実装例において、方法は更に、制御プレーンノードが、データ転送のためにアップリンクデータ転送アドレスおよびダウンリンクデータ転送アドレスを割り当て、且つ、アップリンクデータ転送アドレスおよびダウンリンクデータ転送アドレスをユーザプレーンノードに送信する段階を備える。
第4の態様を参照すると、第4の態様のいくつかの実現可能な実装例において、アップリンクデータ転送アドレスおよびダウンリンクデータ転送アドレスは特定のベアラのためであり、または、アップリンクデータ転送アドレスおよびダウンリンクデータ転送アドレスは特定のQoSフローのためである。
第4の態様を参照すると、第4の態様のいくつかの実現可能な実装例において、制御プレーンノードは、無線リソース制御プロトコル層の機能、サービスデータアダプテーションプロトコル層の機能、および、パケットデータ収束プロトコル層の機能のうちの少なくとも1つを含み、及び/又は、第2のネットワークノードは、無線リンク制御プロトコル層の機能、媒体アクセス制御層の機能、および、物理層の機能のうちの少なくとも1つを含む。
いくつかの実現可能な実装例において、制御プレーンノードのプロトコルスタックアーキテクチャは、無線リソース制御プロトコル層、サービスデータアダプテーションプロトコル層、および、パケットデータ収束プロトコル層の機能のうちの少なくとも1つであり、及び/又は、第2のネットワークノードのプロトコルスタックアーキテクチャは、パケットデータ収束プロトコル層、無線リンク制御プロトコル層、媒体アクセス制御層、および、物理層の機能のうちの少なくとも1つである。
いくつかの実現可能な実装例において、第3のネットワークノードは、無線リソース制御プロトコル層の機能、サービスデータアダプテーションプロトコル層の機能、パケットデータ収束プロトコル層の機能、無線リンク制御プロトコル層の機能、媒体アクセス制御層の機能、および、物理層の機能のうちの少なくとも1つを含む。
第5の態様によると、伝送方法が提供される。伝送方法は、ユーザプレーンノードが、第1のインタフェースのアップリンクトンネルエンドポイント、第2のインタフェースのアップリンクトンネルエンドポイント、および、第3のインタフェースのダウンリンクトンネルエンドポイントを判断する段階と、ユーザプレーンノードが、第1のメッセージを送信する段階とを備え、第1のインタフェースは、ユーザプレーンノードと第2のネットワークノードとの間のインタフェースであり、第2のインタフェースは、ユーザプレーンノードと第3のネットワークノードとの間のインタフェースであり、第3のインタフェースは、ユーザプレーンノードとコアネットワークノードとの間のインタフェースであり、第1のインタフェース、第2のインタフェースおよび第3のインタフェースは異なるインタフェースであり、第1のメッセージは、第1のインタフェースのアップリンクトンネルエンドポイント、第2のインタフェースのアップリンクトンネルエンドポイント、および、第3のインタフェースのダウンリンクトンネルエンドポイントを含む。
いくつかの実現可能な実装例において、ユーザプレーンノードは、第1のメッセージを制御プレーンノードに送信する。
いくつかの実現可能な実装例において、制御プレーンノードおよびユーザプレーンノードは、第1のシステムに属し、第1のシステムは、無線リソース制御プロトコル層の機能、サービスデータアダプテーションプロトコル層の機能、および、パケットデータ収束プロトコル層の機能のうちの少なくとも1つを含む。
いくつかの実現可能な実装例において、第1のインタフェースのアップリンクトンネルエンドポイント、第2のインタフェースのアップリンクトンネルエンドポイント、および、第3のインタフェースのダウンリンクトンネルエンドポイントは異なる。
いくつかの実現可能な実装例において、第1のメッセージは表示情報を含み、表示情報は、第1のインタフェースのアップリンクトンネルエンドポイントが第1のインタフェースのために用いられることを示すのに用いられ、及び/又は、制御プレーンノードに対して、第2のインタフェースのアップリンクトンネルエンドポイントが第2のインタフェースのために用いられることを示すのに用いられ、及び/又は、制御プレーンノードに対して、第3のインタフェースのダウンリンクトンネルエンドポイントが第3のインタフェースのために用いられることを示すのに用いられる。
本願の本実施形態における伝送方法によれば、ユーザプレーンノードは、異なるトンネルエンドポイントを判断し、これにより、複数のインタフェースの複数のネットワークセグメントに一貫性がない場合に、ユーザプレーンに対する、アップリンクトンネルおよびダウンリンクトンネルの割り当ておよび表示の課題を解決することを助けることになる。
第5の態様を参照すると、第5の態様のいくつかの実現可能な実装例において、方法は更に、ユーザプレーンノードが制御プレーンノードから第1の表示情報を受信する段階を備え、第1の表示情報は、制御プレーンノードによって要求されたベアラタイプがセカンダリセル分割ベアラであることを示すのに用いられ、または、第1の表示情報は、ユーザプレーンノードが、第1のインタフェースのアップリンクトンネルエンドポイント、第2のインタフェースのアップリンクトンネルエンドポイント、および、第3のインタフェースのダウンリンクトンネルエンドポイントを割り当てることをトリガするのに用いられ、または、第1の表示情報は、第1のインタフェースのダウンリンクトンネルエンドポイント、第2のインタフェースのダウンリンクトンネルエンドポイント、および、第3のインタフェースのアップリンクトンネルエンドポイントのうちの少なくとも1つを含み、または、第1の表示情報は、以下の複数のこと、すなわち、ユーザプレーンノードがパケットデータ収束プロトコル層の機能を有することを必要とされること、ユーザプレーンノードがマスタセルリソース構成を有することを必要とされること、または、ユーザプレーンノードがセカンダリセルリソース構成を有することを必要とされること、のうちの少なくとも1つを示すのに用いられる。
第5の態様を参照すると、第5の態様のいくつかの実現可能な実装例において、方法は更に、ユーザプレーンノードが、制御プレーンノードから第5のメッセージを受信する段階を備え、第5のメッセージは、第1のインタフェースのダウンリンクトンネルエンドポイント、第2のインタフェースのダウンリンクトンネルエンドポイント、および、第3のインタフェースのアップリンクトンネルエンドポイントのうちの少なくとも1つを含む。
第5の態様を参照すると、第5の態様のいくつかの実現可能な実装例において、方法は更に、ユーザプレーンノードが、制御プレーンノードによって送信されるデータ転送命令を受信する段階を備え、データ転送命令は、ユーザプレーンノードに対して、データ転送のために、アップリンクデータ転送アドレスおよびダウンリンクデータ転送アドレスを割り当てるよう命令するのに用いられる。
第5の態様を参照すると、第5の態様のいくつかの実現可能な実装例において、方法は更に、ユーザプレーンノードが、アップリンクデータ転送アドレスおよびダウンリンクデータ転送アドレスを制御プレーンノードに送信する段階を備える。
第5の態様を参照すると、第5の態様のいくつかの実現可能な実装例において、方法は更に、ユーザプレーンノードが、制御プレーンノードによって送信されるアップリンクデータ転送アドレスおよびダウンリンクデータ転送アドレスを受信する段階を備える。
第5の態様を参照すると、第5の態様のいくつかの実現可能な実装例において、アップリンクデータ転送アドレスおよびダウンリンクデータ転送アドレスは特定のベアラのためであり、または、アップリンクデータ転送アドレスおよびダウンリンクデータ転送アドレスは特定のQoSフローのためである。
第5の態様を参照すると、第5の態様のいくつかの実現可能な実装例において、ユーザプレーンノードは、無線リソース制御プロトコル層の機能、サービスデータアダプテーションプロトコル層の機能、および、パケットデータ収束プロトコル層の機能のうちの少なくとも1つを含み、及び/又は、第2のネットワークノードは、無線リンク制御プロトコル層の機能、媒体アクセス制御層の機能、および、物理層の機能のうちの少なくとも1つを含む。
いくつかの実現可能な実装例において、ユーザプレーンノードのプロトコルスタックアーキテクチャは、無線リソース制御プロトコル層、サービスデータアダプテーションプロトコル層、および、パケットデータ収束プロトコル層の機能のうちの少なくとも1つであり、及び/又は、第2のネットワークノードのプロトコルスタックアーキテクチャは、パケットデータ収束プロトコル層、無線リンク制御プロトコル層、媒体アクセス制御層、および、物理層の機能のうちの少なくとも1つである。
いくつかの実現可能な実装例において、第3のネットワークノードは、無線リソース制御プロトコル層の機能、サービスデータアダプテーションプロトコル層の機能、パケットデータ収束プロトコル層の機能、無線リンク制御プロトコル層の機能、媒体アクセス制御層の機能、および、物理層の機能のうちの少なくとも1つを含む。
第6の態様によると、伝送方法が提供される。伝送方法は、第3のネットワークノードが、制御プレーンノードから第3のメッセージを受信する段階を備え、第3のメッセージは、第2のインタフェースのアップリンクトンネルエンドポイントおよび第3のインタフェースのダウンリンクトンネルエンドポイントを含み、第2のインタフェースは、ユーザプレーンノードと第3のネットワークノードとの間のインタフェースであり、第3のインタフェースは、ユーザプレーンノードとコアネットワークノードとの間のインタフェースであり、第2のインタフェースおよび第3のインタフェースは異なるインタフェースである。制御プレーンノードは、無線リソース制御プロトコル層の機能、サービスデータアダプテーションプロトコル層の機能、および、パケットデータ収束プロトコル層の機能のうちの少なくとも1つを含む。
いくつかの実現可能な実装例において、制御プレーンノードのプロトコルスタックアーキテクチャは、無線リソース制御プロトコル層、サービスデータアダプテーションプロトコル層、および、パケットデータ収束プロトコル層の機能のうちの少なくとも1つである。
第6の態様を参照すると、第6の態様のいくつかの実現可能な実装例において、方法は更に、第3のネットワークノードが、第6のメッセージを制御プレーンノードに送信する段階を備え、第6のメッセージは、第2のインタフェースのダウンリンクトンネルエンドポイントおよび第3のインタフェースのアップリンクトンネルエンドポイントを含む。
いくつかの実現可能な実装例において、方法は更に、第3のネットワークノードが、第2の要求メッセージを制御プレーンノードに送信する段階を備え、第2の要求メッセージは、制御プレーンノードに対して、無線リソースを第2のベアラに割り当てることを要求するのに用いられる。
いくつかの実現可能な実装例において、第2のベアラタイプは、セカンダリセル分割ベアラ(SCG分割ベアラ)である。
いくつかの実現可能な実装例において、第2の要求メッセージは、第2のインタフェースのダウンリンクトンネルエンドポイント及び/又は第3のインタフェースのアップリンクトンネルエンドポイントを含む。
いくつかの実現可能な実装例において、第2の要求メッセージは、ベアラ及び/又はセッション構成パラメータを含み、例えば、ベアラ識別子(ERAB IDまたはDRB ID)、ベアラレベルQoSパラメータ、データパケットセッション識別子、QoSフローインジケータ(QoS flow indicator、QFI)、ベアラとQFIとの間のマッピング関係、および、QFIレベルQoSパラメータのうちの少なくとも1つを含む。
いくつかの実現可能な実装例において、第3のネットワークノードは、無線リソース制御プロトコル層の機能、サービスデータアダプテーションプロトコル層の機能、パケットデータ収束プロトコル層の機能、無線リンク制御プロトコル層の機能、媒体アクセス制御層の機能、および、物理層の機能のうちの少なくとも1つを含む。
第7の態様によると、伝送方法が提供される。伝送方法は、第2のネットワークノードが、制御プレーンノードから第2のメッセージを受信する段階を備え、第2のメッセージは、第1のインタフェースのアップリンクトンネルエンドポイントを含む。制御プレーンノードは、無線リソース制御プロトコル層の機能、サービスデータアダプテーションプロトコル層の機能、および、パケットデータ収束プロトコル層の機能のうちの少なくとも1つを含み、及び/又は、第2のネットワークノードは、無線リンク制御プロトコル層の機能、媒体アクセス制御層の機能、および、物理層の機能のうちの少なくとも1つを含む。
いくつかの実現可能な実装例において、制御プレーンノードのプロトコルスタックアーキテクチャは、無線リソース制御プロトコル層、サービスデータアダプテーションプロトコル層、および、パケットデータ収束プロトコル層の機能のうちの少なくとも1つである。
第7の態様を参照すると、第7の態様のいくつかの実現可能な実装例において、伝送方法は更に、第2のネットワークノードが、第4のメッセージを制御プレーンノードに送信する段階を備え、第4のメッセージは、第1のインタフェースのダウンリンクトンネルエンドポイントを含む。
第8の態様によると、伝送方法が提供される。伝送方法は、制御プレーンノードが、第1のインタフェースのアップリンクトンネルエンドポイント、第2のインタフェースのアップリンクトンネルエンドポイント、および、第3のインタフェースのダウンリンクトンネルエンドポイントを判断する段階と、制御プレーンノードが、第2のメッセージを第2のネットワークノードに送信する段階と、制御プレーンノードが、第3のメッセージを第3のネットワークノードに送信する段階とを備え、第1のインタフェースは、ユーザプレーンノードと第2のネットワークノードとの間のインタフェースであり、第2のインタフェースは、ユーザプレーンノードと第3のネットワークノードとの間のインタフェースであり、第3のインタフェースは、ユーザプレーンノードとコアネットワークノードとの間のインタフェースであり、第1のインタフェース、第2のインタフェースおよび第3のインタフェースは異なるインタフェースであり、第2のメッセージは、第1のインタフェースのアップリンクトンネルエンドポイントを含み、第3のメッセージは、第2のインタフェースのアップリンクトンネルエンドポイントおよび第3のインタフェースのダウンリンクトンネルエンドポイントを含む。
いくつかの実現可能な実装例において、第1のインタフェースのアップリンクトンネルエンドポイント、第2のインタフェースのアップリンクトンネルエンドポイント、および、第3のインタフェースのダウンリンクトンネルエンドポイントは、第2のベアラのトンネルエンドポイントである。
いくつかの実現可能な実装例において、第2のベアラはセカンダリセル分割ベアラ(SCG分割ベアラ)である。
いくつかの実現可能な実装例において、第1のインタフェースのアップリンクトンネルエンドポイント、第2のインタフェースのアップリンクトンネルエンドポイント、および、第3のインタフェースのダウンリンクトンネルエンドポイントは異なる。
いくつかの実現可能な実装例において、第3のメッセージは、表示情報を含み、表示情報は、制御プレーンノードに対して、第2のインタフェースのアップリンクトンネルエンドポイントが、第2のインタフェースのために用いられることを示すのに用いられ、及び/又は、制御プレーンノードに対して、第3のインタフェースのダウンリンクトンネルエンドポイントが第3のインタフェースのために用いられることを示すのに用いられる。
本願の本実施形態における伝送方法によれば、制御プレーンノードは、異なるトンネルエンドポイントを判断し、これにより、複数のインタフェースの複数のネットワークセグメントに一貫性がない場合に、ユーザプレーンに対する、アップリンクトンネルおよびダウンリンクトンネルの割り当ておよび表示の課題を解決することを助けることになる。
第8の態様を参照すると、第8の態様のいくつかの実現可能な実装例において、方法は更に、制御プレーンノードが、第3のネットワークノードによって送信される第3の要求メッセージを受信する段階を備え、第3の要求メッセージは、制御プレーンノードに対して、無線リソースを第2のベアラに割り当てることを要求するのに用いられる。
いくつかの実現可能な実装例において、第2のベアラはセカンダリセル分割ベアラ(SCG分割ベアラ)である。
いくつかの実現可能な実装例において、第2のベアラの特性は、第3の要求メッセージにおいて指定され、ベアラタイプに対応するTNLアドレスおよびベアラパラメータを含む。
いくつかの実現可能な実装例において、第3のネットワークノードは、最新の測定結果を第3の要求メッセージに追加する。
いくつかの実現可能な実装例において、第3の要求メッセージは、第2のインタフェースのダウンリンクトンネルエンドポイント及び/又は第3のインタフェースのアップリンクトンネルエンドポイントを含む。
第8の態様を参照すると、第8の態様のいくつかの実現可能な実装例において、方法は更に、制御プレーンノードが、第2のネットワークノードによって送信される第4のメッセージを受信する段階と、制御プレーンノードが、第5のメッセージをユーザプレーンノードに送信する段階とを備え、第4のメッセージは、第1のインタフェースのダウンリンクトンネルエンドポイントを含み、第5のメッセージは、第1のインタフェースのアップリンクトンネルエンドポイント、第1のインタフェースのダウンリンクトンネルエンドポイント、第2のインタフェースのアップリンクトンネルエンドポイント、第2のインタフェースのダウンリンクトンネルエンドポイント、第3のインタフェースのアップリンクトンネルエンドポイント、および、第3のインタフェースのダウンリンクトンネルエンドポイントのうちの少なくとも1つを含む。
本願の本実施形態における伝送方法によれば、制御プレーンノードによってユーザプレーンノードに送信されるメッセージは、アップリンクトンネルおよびダウンリンクトンネルのトンネルエンドポイントを保持し、これにより、ユーザプレーンノードは、データがユーザプレーンノードに向けて送信されるかどうかを識別することができる。
第8の態様を参照すると、第8の態様のいくつかの実現可能な実装例において、制御プレーンノードは、無線リソース制御プロトコル層の機能、サービスデータアダプテーションプロトコル層の機能、および、パケットデータ収束プロトコル層の機能のうちの少なくとも1つを含み、及び/又は、第2のネットワークノードは、無線リンク制御プロトコル層の機能、媒体アクセス制御層の機能、および、物理層の機能のうちの少なくとも1つを含む。
いくつかの実現可能な実装例において、制御プレーンノードのプロトコルスタックアーキテクチャは、無線リソース制御プロトコル層、サービスデータアダプテーションプロトコル層、および、パケットデータ収束プロトコル層の機能のうちの少なくとも1つであり、及び/又は、第2のネットワークノードのプロトコルスタックアーキテクチャは、パケットデータ収束プロトコル層、無線リンク制御プロトコル層、媒体アクセス制御層、および、物理層の機能のうちの少なくとも1つである。
第9の態様によると、伝送方法が提供される。伝送方法は、ユーザプレーンノードが、制御プレーンノードから第5のメッセージを受信する段階を備え、第5のメッセージは、第1のインタフェースのアップリンクトンネルエンドポイント、第1のインタフェースのダウンリンクトンネルエンドポイント、第2のインタフェースのアップリンクトンネルエンドポイント、第2のインタフェースのダウンリンクトンネルエンドポイント、第3のインタフェースのアップリンクトンネルエンドポイント、および、第3のインタフェースのダウンリンクトンネルエンドポイントのうちの少なくとも1つを含む。制御プレーンノードは、無線リソース制御プロトコル層の機能、サービスデータアダプテーションプロトコル層の機能、および、パケットデータ収束プロトコル層の機能のうちの少なくとも1つを含む。
いくつかの実現可能な実装例において、制御プレーンノードのプロトコルスタックアーキテクチャは、無線リソース制御プロトコル層、サービスデータアダプテーションプロトコル層、および、パケットデータ収束プロトコル層の機能のうちの少なくとも1つである。
第10の態様によると、伝送方法が提供される。伝送方法は、第2のネットワークノードが、制御プレーンノードによって送信される第2のメッセージを受信する段階を備え、第2のメッセージは、第1のインタフェースのアップリンクトンネルエンドポイントを含み、第1のインタフェースは、ユーザプレーンノードと第2のネットワークノードとの間のインタフェースである。制御プレーンノードは、無線リソース制御プロトコル層の機能、サービスデータアダプテーションプロトコル層の機能、および、パケットデータ収束プロトコル層の機能のうちの少なくとも1つを含み、及び/又は、第2のネットワークノードは、無線リンク制御プロトコル層の機能、媒体アクセス制御層の機能、および、物理層の機能のうちの少なくとも1つを含む。
第10の態様を参照すると、第10の態様のいくつかの実現可能な実装例において、方法は更に、第2のネットワークノードが、第4のメッセージを制御プレーンノードに送信する段階を備え、第4のメッセージは、第1のインタフェースのダウンリンクトンネルエンドポイントを含む。
いくつかの実現可能な実装例において、制御プレーンノードのプロトコルスタックアーキテクチャは、無線リソース制御プロトコル層、サービスデータアダプテーションプロトコル層、および、パケットデータ収束プロトコル層の機能のうちの少なくとも1つであり、及び/又は、第2のネットワークノードのプロトコルスタックアーキテクチャは、パケットデータ収束プロトコル層、無線リンク制御プロトコル層、媒体アクセス制御層、および、物理層の機能のうちの少なくとも1つである。
第11の態様によると、伝送方法が提供される。伝送方法は、第3のネットワークノードが、制御プレーンノードから第3のメッセージを受信する段階を備え、第3のメッセージは、第2のインタフェースのアップリンクトンネルエンドポイントおよび第3のインタフェースのダウンリンクトンネルエンドポイントを含む。制御プレーンノードは、無線リソース制御プロトコル層の機能、サービスデータアダプテーションプロトコル層の機能、および、パケットデータ収束プロトコル層の機能のうちの少なくとも1つを含む。
いくつかの実現可能な実装例において、第3のネットワークノードは、無線リソース制御プロトコル層の機能、サービスデータアダプテーションプロトコル層の機能、パケットデータ収束プロトコル層の機能、無線リンク制御プロトコル層の機能、媒体アクセス制御層の機能、および、物理層の機能のうちの少なくとも1つを含む。
第11の態様を参照すると、第11の態様のいくつかの実現可能な実装例において、方法は更に、第3のネットワークノードが、要求メッセージを制御プレーンノードに送信する段階を備え、要求メッセージは、第2のインタフェースのダウンリンクトンネルエンドポイント及び/又は第3のインタフェースのアップリンクトンネルエンドポイントを含む。
第12の態様によると、伝送方法が提供される。伝送方法は、第1のネットワークノードが、第2のネットワークノードから第7のメッセージを受信する段階と、第1のネットワークノードが、第8のメッセージを送信する段階とを備え、第7のメッセージは、第2のネットワークノードによって伝送されるデータトラフィック情報を含み、第8のメッセージは、データトラフィック情報を含む。第1のネットワークノードのプロトコルスタックアーキテクチャは、無線リソース制御プロトコル層の機能、サービスデータアダプテーションプロトコル層の機能、および、パケットデータ収束プロトコル層の機能のうちの少なくとも1つであり、及び/又は、第2のネットワークノードのプロトコルスタックアーキテクチャは、無線リンク制御プロトコル層の機能、媒体アクセス制御層の機能、および、物理層の機能のうちの少なくとも1つである。
本願の本実施形態における伝送方法によれば、セカンダリ基地局がCU-DUアーキテクチャをサポートしているマルチリンクシナリオにおいて、マスタ基地局がセカンダリ基地局のDUへのユーザプレーンデータ伝送を直接実行する場合に、セカンダリ基地局のトラフィック統計収集の課題が解決される。
第12の態様を参照すると、第12の態様のいくつかの実現可能な実装例において、方法は更に、第1のネットワークノードが、第2の表示情報を送信する段階を備え、第2の表示情報は、第2のネットワークノードに対して、第2のネットワークノードによって伝送されるデータトラフィック情報を報告するよう命令するのに用いられる。
いくつかの実現可能な実装例において、第2の表示情報は、第2のネットワークノードに対して、伝送されるデータトラフィック情報を報告するよう命令するのに用いられ、及び/又は、第2のネットワークノードに対して、特定のベアラのトラフィック情報、トラフィック統計収集の開始時間及び終了時間、特定のベアラのトラフィックについての統計を収集する開始時間及び終了時間、アップリンクおよびダウンリンクトラフィック統計、または、特定のベアラのアップリンクおよびダウンリンクトラフィック統計を報告するよう命令するのに用いられ、及び/又は、第2のネットワークノードに対して、データトラフィック情報の報告期間を報告するよう命令するのに用いられる。
第12の態様を参照すると、第12の態様のいくつかの実現可能な実装例において、第2のネットワークノードによって伝送されるデータトラフィック情報は、第2のネットワークノードによって伝送されるアップリンクデータトラフィック、第2のネットワークノードによって伝送されるダウンリンクデータトラフィック、並びに、第2のネットワークノードによって伝送されるデータトラフィックについての統計を収集する統計収集の開始時間および終了時間のうちの少なくとも1つを含む。
第13の態様によると、伝送方法が提供される。伝送方法は、第2のネットワークノードが、第7のメッセージを送信する段階を備え、第7のメッセージは、第2のネットワークノードによって伝送されるデータトラフィック情報を含む。第2のネットワークノードのプロトコルスタックアーキテクチャは、無線リンク制御プロトコル層、媒体アクセス制御層、および、物理層の機能のうちの少なくとも1つである。
本願の本実施形態における伝送方法によれば、セカンダリ基地局がCU-DUアーキテクチャをサポートしているマルチリンクシナリオにおいて、マスタ基地局がセカンダリ基地局のDUへのユーザプレーンデータ伝送を直接実行する場合に、セカンダリ基地局のトラフィック統計の課題が解決される。
第13の態様を参照すると、第13の態様のいくつかの実現可能な実装例において、方法は更に、第2のネットワークノードが、第1のネットワークノードによって送信される第2の表示情報を受信する段階を備え、第2の表示情報は、第2のネットワークノードに対して、第2のネットワークノードによって伝送されるデータトラフィック情報を報告するよう命令するのに用いられる。第1のネットワークノードのプロトコルスタックアーキテクチャは、無線リソース制御プロトコル層、サービスデータアダプテーションプロトコル層、および、パケットデータ収束プロトコル層のうちの少なくとも1つであり、及び/又は、第2のネットワークノードのプロトコルスタックアーキテクチャは、無線リンク制御プロトコル層、媒体アクセス制御層、および、物理層の機能のうちの少なくとも1つである。
第13の態様を参照すると、第13の態様のいくつかの実現可能な実装例において、第2のネットワークノードによって伝送されるデータトラフィック情報は、第2のネットワークノードによって伝送されるアップリンクデータトラフィック、第2のネットワークノードによって伝送されるダウンリンクデータトラフィック、並びに、第2のネットワークノードによって伝送されるデータトラフィックについての統計を収集する統計収集の開始時間および終了時間のうちの少なくとも1つを含む。
第14の態様によると伝送方法が提供される。伝送方法は、第1のネットワークノードが、第9のメッセージを送信する段階を備え、第9のメッセージは、第2のネットワークノードの電力構成パラメータを含み、電力構成パラメータは、マスタセルグループで端末デバイスが用いることができる最大伝送電力である。第1のネットワークノードは、無線リソース制御プロトコル層の機能、サービスデータアダプテーションプロトコル層の機能、および、パケットデータ収束プロトコル層の機能のうちの少なくとも1つを含み、及び/又は、第2のネットワークノードは、無線リンク制御プロトコル層の機能、媒体アクセス制御層の機能、および、物理層の機能のうちの少なくとも1つを含む。
第15の態様によると、伝送方法が提供される。伝送方法は、第2のネットワークノードが、第1のネットワークノードから第9のメッセージを受信する段階を備え、第9のメッセージは、第2のネットワークノードの電力構成パラメータを含み、電力構成パラメータは、マスタセルグループで端末デバイスが用いることができる最大伝送電力である。第1のネットワークノードは、無線リソース制御プロトコル層の機能、サービスデータアダプテーションプロトコル層の機能、および、パケットデータ収束プロトコル層の機能のうちの少なくとも1つを含み、及び/又は、第2のネットワークノードは、無線リンク制御プロトコル層の機能、媒体アクセス制御層の機能、および、物理層の機能のうちの少なくとも1つを含む。
第16の態様によると、伝送方法が提供される。伝送方法は、第2のネットワークノードが、第10のメッセージを第1のネットワークノードに送信する段階を備え、第10のメッセージは、第2のネットワークノードの電力構成パラメータを含み、電力構成パラメータは、セカンダリセルグループで端末デバイスが用いることができる最大伝送電力である。第1のネットワークノードは、無線リソース制御プロトコル層の機能、サービスデータアダプテーションプロトコル層の機能、および、パケットデータ収束プロトコル層の機能のうちの少なくとも1つを含み、及び/又は、第2のネットワークノードは、無線リンク制御プロトコル層の機能、媒体アクセス制御層の機能、および、物理層の機能のうちの少なくとも1つを含む。
第17の態様によると、伝送方法が提供される。伝送方法は、第1のネットワークノードが、第2のネットワークノードから第10のメッセージを受信する段階を備え、第10のメッセージは、第2のネットワークノードの電力構成パラメータを含み、電力構成パラメータは、セカンダリセルグループで端末デバイスが用いることができる最大伝送電力である。第1のネットワークノードは、無線リソース制御プロトコル層の機能、サービスデータアダプテーションプロトコル層の機能、および、パケットデータ収束プロトコル層の機能のうちの少なくとも1つを含み、及び/又は、第2のネットワークノードは、無線リンク制御プロトコル層の機能、媒体アクセス制御層の機能、および、物理層の機能のうちの少なくとも1つを含む。
第18の態様によると、伝送方法が提供される。伝送方法は、第1のネットワークノードが、第12のメッセージを第2のネットワークノードに送信する段階を備え、第12のメッセージは、第2のネットワークノードのセルグループ識別子を含む。第1のネットワークノードは、無線リソース制御プロトコル層の機能、サービスデータアダプテーションプロトコル層の機能、および、パケットデータ収束プロトコル層の機能のうちの少なくとも1つを含み、及び/又は、第2のネットワークノードは、無線リンク制御プロトコル層の機能、媒体アクセス制御層の機能、および、物理層の機能のうちの少なくとも1つを含む。
第19の態様によると、伝送方法が提供される。伝送方法は、第2のネットワークノードが、第1のネットワークノードから第12のメッセージを受信する段階を備え、第12のメッセージは、第2のネットワークノードのセルグループ識別子を含む。第1のネットワークノードは、無線リソース制御プロトコル層の機能、サービスデータアダプテーションプロトコル層の機能、および、パケットデータ収束プロトコル層の機能のうちの少なくとも1つを含み、及び/又は、第2のネットワークノードは、無線リンク制御プロトコル層の機能、媒体アクセス制御層の機能、および、物理層の機能のうちの少なくとも1つを含む。
第20の態様によると、ネットワークデバイスが提供される。ネットワークデバイスは、前述の複数の態様の任意の実現可能な実装例による方法を実行するように構成される。具体的にはネットワークデバイスは、前述の複数の態様の任意の実現可能な実装例による方法を実行するように構成されるモジュールを含む。
第21の態様によると、ネットワークデバイスが提供される。ネットワークデバイスは、トランシーバ、少なくとも1つのプロセッサ、および、メモリを備える。メモリは、プログラム命令を含み、少なくとも1つのプロセッサは、前述の複数の態様の任意の実現可能な実装例による方法における、第1のネットワークノード、第2のネットワークノード、第3のネットワークノード、制御プレーンノード、または、ユーザプレーンノードによって実行される処理操作を実装するためのプログラム命令を実行する。トランシーバは、前述の複数の態様の任意の実現可能な実装例による方法における、第1のネットワークノード、第2のネットワークノード、第3のネットワークノード、制御プレーンノード、または、ユーザプレーンノードによって実行されるメッセージ送信/受信操作を実行するように構成される。
第22の態様によると、チップシステムが提供される。チップシステムは、第21の態様において提供されるネットワークデバイスに適用されてもよい。チップシステムは、少なくとも1つのプロセッサ、少なくとも1つのメモリ、および、インタフェース回路を備える。インタフェース回路は、チップシステムと外部との間の情報交換を担う。少なくとも1つのメモリ、インタフェース回路および少なくとも1つのプロセッサは、通信線を用いることによって、互いに接続される。少なくとも1つのメモリは命令を格納し、当該命令は、少なくとも1つのプロセッサによって実行されると、前述の複数の態様による方法における、第1のネットワークノード、第2のネットワークノード、第3のネットワークノード、制御プレーンノードまたはユーザプレーンノードの操作を実行させる。
第23の態様によると、通信システムが提供される。通信システムは、ネットワークデバイス及び/又は端末デバイスを備える。ネットワークデバイスは、前述の複数の態様による新しいネットワークデバイスである。代替的に、通信システムは、第21の態様において提供されるネットワークデバイスを備える。
第24の態様によると、コンピュータプログラム製品が提供される。コンピュータプログラム製品は、第21の態様において提供されるネットワークデバイスに適用され得、または、第22の態様において提供されるチップシステムに適用され得る。コンピュータプログラム製品は、一連の命令を含む。命令が実行されると、前述の複数の態様による方法における、第1のネットワークノード、第2のネットワークノード、第3のネットワークノード、制御プレーンノード、または、ユーザプレーンノードの操作を実行させる。
第25の態様によると、コンピュータ可読記憶媒体が提供される。コンピュータ可読記憶媒体は、命令を格納する。命令がコンピュータで実行された場合、コンピュータは、前述の複数の態様による方法を実行することが可能である。
第26の態様によると、伝送方法が提供される。伝送方法は、第1のネットワークノードが、電力更新情報を第2のネットワークノードに送信する段階を備え、電力更新情報は、第1のネットワークノードの更新された第3の電力構成パラメータを含み、第3の電力構成パラメータは、セカンダリセルグループで端末デバイスが用いることができる最大伝送電力である。第1のネットワークノードのプロトコル層の機能は、無線リンク制御プロトコル層の機能、媒体アクセス制御層の機能、および、物理層の機能のうちの少なくとも1つであり、及び/又は、第2のネットワークノードのプロトコル層の機能は、無線リソース制御プロトコル層の機能、サービスデータアダプテーションプロトコル層の機能、および、パケットデータ収束プロトコル層の機能のうちの少なくとも1つである。
以下では、添付図面を参照しながら本願の技術的解決手段を説明する。
本願の実施形態は、ネットワークデバイスのいくつかの機能が分離される様々な形態のシステムに適用可能である。図1は、本願の実施形態による技術的解決手段の応用シナリオの概略図である。図1に示されるように、ネットワークデバイスのいくつかの機能は、第1のネットワークノードおよび第2のネットワークノードへと分離される。
具体的には、図2は、本願の実施形態による技術的解決手段の別の適用シナリオの概略図である。図2に示されるように、CRANアーキテクチャにおいてCU-DU分離が導入される。CUは、図1における第1のネットワークノードに対応してもよく、DUは、図1における第2のネットワークノードに対応してもよい。
第1のネットワークノードおよび第2のネットワークノードは、ネットワークアーキテクチャ全体において、2つの物理的に又は論理的に別個のモジュールであってもよく、または、2つの完全に独立な論理ネットワーク要素であってもよいことが理解されるべきである。
第1のネットワークノードのユーザプレーンおよび第1のネットワークノードの制御プレーンを形成するべく、制御プレーンおよびユーザプレーンの分離が第1のネットワークノードのために実行されてもよいことが更に理解されるべきである。
CUは、無線リソース制御(Radio Resource Control、RRC)機能またはいくつかのRRC制御機能を有し、且つ、既存の基地局の全ての又はいくつかのプロトコル層の機能を含み、例えば、RRC機能のみ又はRRC機能のいくつかを含み、若しくは、RRC機能、または、サービスデータアダプテーションプロトコル(Service Data Adaptation Protocol、 SDAP)層の機能を含み、若しくは、RRC機能/パケットデータ収束プロトコル(Packet Data Convergence Protocol、PDCP)層の機能を含み、若しくは、RRC機能/PDCP層の機能及びいくつかの無線リンク制御(Radio Link Control、RLC)プロトコル層の機能を含み、若しくは、RRC機能/PDCP/媒体アクセス制御(Media Access Control、MAC)層の機能及びいくつか又は全ての物理層PHY機能でさえも含む。任意の他の可能性もあり得る。
DUは、既存の基地局の全て又はいくつかのプロトコル層の機能を有し、すなわち、いくつかのRRC/SDAP/PDCP/RLC/MAC/PHY プロトコル層の機能ユニットを有し、例えば、いくつかのRRC機能及びPDCP/RLC/MAC/PHY プロトコル層の機能を含み、若しくは、PDCP/RLC/MAC/PHY プロトコル層の機能を含み、若しくは、RLC/MAC/PHYプロトコル層の機能を含み、若しくは、いくつかのRLC/MAC/PHY機能を含み、若しくは、全て又はいくつかのPHY機能のみを含む。本明細書で言及されるプロトコル層の機能は変わることが有り得、全ての変更は、本願の保護範囲内に属することに留意すべきである。
本願の本実施形態において、異なるプロトコル層は、第1のネットワークノードおよび第2のネットワークノード上で別々に展開され得ることが理解されるべきである。実現可能な実装例は、第1のネットワークノード上で少なくとも第1のプロトコル層および第2のプロトコル層を展開すること、および、第2のネットワークノード上で少なくとも第3のプロトコル層、第4のプロトコル層並びに第5のプロトコル層を展開することである。
例えば、第1のプロトコル層はRRC層であってもよく、第2のプロトコル層はPDCP層であってもよく、第3のプロトコル層はRLC層であってもよく、第4のプロトコル層はMAC層であってもよく、第5のプロトコル層はPHY層であってもよい。
上記で例示された第1のプロトコル層、第2のプロトコル層、第3のプロトコル層、第4のプロトコル層、および、第5のプロトコル層は、単に、例示的な説明のためだけに用いられ、本願に対する何らかの限定も構成しないものと理解されるべきである。第1のプロトコル層および第2のプロトコル層は代替的に、既存のプロトコル(例えば、LTEプロトコル)または将来のプロトコルにおいて定義される他のプロトコル層であってもよい。これは、本願において具体的には限定されない。
別の例について、5Gネットワークでは、新しい技術的進行もまた、新しい中継ノードのために実現される。例えば、層2(例えば、無線リンク制御(radio link control、RLC)層およびMAC層を含む)および層1(例えば、PHY層を含む)のみを含むプロトコルスタックアーキテクチャが中継ノード上に展開され、層2の上方にはプロトコルスタック機能の1つも展開されず、例えば、RRC層の機能の1つも展開されない。したがって、ドナー基地局によって生成されるデータ又はシグナリングは、中継ノードによって、端末デバイスへと転送される必要がある。
本願の本実施形態における第1のネットワークノードは、CU-DUアーキテクチャにおけるDUに対応してもよく、または、中継ノードに対応してもよいことが理解されるべきである。第2のネットワークノードは、CU-DUアーキテクチャにおけるCUに対応してもよく、または、ドナー基地局に対応してもよい。代替的に、CUおよびDUは、ドナー基地局に対応し、DUおよびUEの間の伝送は、1つ又は複数の中継ノードを用いることによって実行される。UEの前のホップ中継ノードは、第1のネットワークノードに対応する。
図3は、本願の実施形態による技術的解決手段の更に別の適用シナリオの概略図である。図3に示されるように、マスタセル分割ベアラ(Master Cell Group Split Bearer、MCG Split Bearer)またはいくつかの他のベアラについて、マスタ基地局(Master Evolutional Node B、M-eNB)は、セカンダリ基地局のDU(S-gNB-DU)と直接通信することを可能にされる。すなわち、マスタ基地局及びセカンダリ基地局は、ユーザプレーンインタフェースを有し、ユーザプレーンデータ伝送を実行してもよい。
図3におけるマスタ基地局は、LTEにおける進化型NodeB eNB(master eNB、M-eNB)であってもよく、または、NRにおけるgNB(master gNB、M-gNB)であってもよいことが理解されるべきである。マスタ基地局がM-eNBであって、セカンダリ基地局がS-gNBであるならば、マスタ基地局及びセカンダリ基地局の間のインタフェースはX2インタフェースである。マスタ基地局がM-gNBであって、セカンダリ基地局はS-gNBであるならば、マスタ基地局及びセカンダリ基地局の間のインタフェースはXnインタフェースである。インタフェースは、別の名称を有していてもよい。これは、本願において限定されるものではない。
マスタ基地局がM-eNBであり、セカンダリ基地局がS-gNBであり、セカンダリ基地局が集中型ユニット(central Unit、CU)-分散型ユニット(Distributed Unit、DU)分離アーキテクチャをサポートしているならば、マスタ基地局がLTE eNBであってセカンダリ基地局がNR gNBまたはLTE eNBである場合、若しくは、マスタ基地局がNR gNBであってセカンダリ基地局がLTE eNBである場合には、マスタ基地局とセカンダリ基地局のCU(gNB-CU)との間のインタフェースはX2制御プレーン(X2-C)インタフェースであり、マスタ基地局とセカンダリ基地局のDU(gNB-DU)との間のインタフェースはX2ユーザプレーン(X2-U)インタフェースであることが、更に理解されるべきである。マスタ基地局がNR gNBであり、セカンダリ基地局もまたNR gNBである場合、マスタ基地局とセカンダリ基地局のCU(gNB-CU)との間のインタフェースは、Xn制御プレーン(Xn-C)インタフェースであり、マスタ基地局とセカンダリ基地局のDU(gNB-DU)との間のインタフェースは、Xnユーザプレーン(Xn-U)インタフェースである。
図3におけるセカンダリ基地局はNRにおけるgNodeBgNB(secondary gNB、S-gNB)であってもよいことが更に理解されるべきである。これに対応して、セカンダリ基地局がCU-DUアーキテクチャをサポートしている場合、対応するS-gNB-DUとS-gNB-CUとの間のインタフェースはF1インタフェースである。セカンダリ基地局は、LTEにおける進化型NodeB eNB(secondary eNB、S-eNB)であってもよい。これに対応して、セカンダリ基地局がCU-DUアーキテクチャをサポートしている場合、対応するS-eNB-DUとS-eNB-CUとの間のインタフェースはV1インタフェースである。
コアネットワークは、モビリティ管理エンティティ(Mobility Management Entity、MME)およびサービングゲートウェイ(Serving Gateway、SGW)を含む、LTEコアネットワーク(Evolved Packet Core、EPC)であってもよく、または、ユーザプレーン機能(User Plane Function、UPF)エンティティおよびアクセス並びにモビリティ管理(Access and Mobility Management Function、AMF)エンティティを含む、NRコアネットワーク(5GC、5G core)であってもよいことが更に理解されるべきである。LTEコアネットワークとセカンダリ基地局のDUとの間のインタフェースは、S1ユーザプレーン(S1-U)インタフェースであり、NRコアネットワークとセカンダリ基地局のDUとの間のインタフェースはNGユーザプレーン(NG-U)インタフェースである。
図4は、本願の実施形態による技術的解決手段の更に別の適用シナリオの概略図である。図4に示されるように、セカンダリ基地局がCUのユーザプレーン(User Plane、UP)と制御プレーン(Control Plane、CP)との間の分離をサポートしているアーキテクチャにおいて、セカンダリ基地局がNR gNBである場合、セカンダリ基地局のS-gNB-CUは、S-gNB-CPおよびS-gNB-UPへ分離されてもよい。S-gNB-CPとS-gNB-UPとの間のインタフェースはE1インタフェースであり、S-gNB-CU-CPとS-gNB-DUとの間のインタフェースはF1制御パネル(F1-C)インタフェースであり、S-gNB-CU-UPとS-gNB-DUとの間のインタフェースはF1ユーザプレーン(F1-U)インタフェースである。セカンダリ基地局がLTE eNBである場合、セカンダリ基地局のS-eNB-CUは、S-eNB-CPおよびS-eNB-UPへ分離されてもよい。S-eNB-CPとS-eNB-UPとの間のインタフェースはE1インタフェースであり、S-eNB-CU-CPとS-eNB-DUとの間のインタフェースはV1制御パネル(V1-C)インタフェースであり、S-eNB-CU-UPとS-eNB-DUとの間のインタフェースはV1ユーザプレーン(V1-U)インタフェースである。
前述のインタフェース名称またはノード名称は他の名称であってもよいことが更に理解されるべきである。これは、本願において限定されるものではない。
図5は、本願の実施形態による技術的解決手段の更に別の適用シナリオの概略図である。図5に示されるように、マスタ基地局はCU-DUアーキテクチャシステムのシステムをサポートしており、セカンダリ基地局もまたCU-DUアーキテクチャシステムをサポートしている。
図6は、本願の実施形態による技術的解決手段の更に別の適用シナリオの概略図である。図6に示されるように、マスタ基地局及びセカンダリ基地局は、1つのCUと複数のDUのアーキテクチャシステムをサポートしている。
図7は、本願の実施形態による技術的解決手段の更に別の適用シナリオの概略図である。図7に示されるように、セカンダリ基地局はCP-UPアーキテクチャをサポートしている。マスタ基地局、すなわち、図7におけるMN(マスタノード)は、LTEにおけるeNBまたはNRにおけるgNBであってもよく、セカンダリ基地局、すなわち、図7におけるSN(セカンダリノード)は、LTEにおけるCU-UPまたはNRにおけるCU-UPであってもよい。これに対応して、CPとUPとの間のインタフェースはE1インタフェースであり、マスタ基地局及びセカンダリ基地局の間のインタフェースはX2インタフェース又はXnインタフェースであってもよく、UPF(User Plane Function、UPF)はコアネットワーク内にある。コアネットワークは代替的に、LTEコアネットワークであってもよいことが更に理解されるべきである。
図8は、本願の実施形態による技術的解決手段の更に別の適用シナリオの概略図である。図8に示されるように、本願の本実施形態における技術的解決手段は、NR CU-DUアーキテクチャシステムに適用可能である。NR CU-DUシステムアーキテクチャにおいて、CUおよびDUの間のインタフェースはF1インタフェースであり、gNodeB1(gNB1)とgNodeB2(gNB2)との間のインタフェースはXnインタフェースであり、gNodeBとコアネットワーク(5GC)との間のインタフェースはNGインタフェースである。
図9および図10は、本願の実施形態による技術的解決手段の更に別の適用シナリオの概略図である。図9および図10に示されるように、本願の本実施形態における技術的解決手段は、LTE CU-DUアーキテクチャシステムに適用可能である。CUおよびDUの間のインタフェースがV1インタフェースであるという点で違いが存在し、V1インタフェースはF1インタフェースと同様である。複数の進化型NodeB(eNB)の間のインタフェースはX2インタフェースである。CUは、進化型パケットコアEPCに接続されてもよく、NRコアネットワーク5GCに接続されてもよい。
第3世代パートナーシッププロジェクト(3rd Generation Partnership Project、3GPP)は現在、CUおよびDUの間のインタフェースをF1と名付けていることが理解されるべきである。F1インタフェースは、制御プレーン(Control Plane、CP)インタフェースおよびユーザプレーン(User Plane、UP)インタフェースを含む。制御プレーンのトランスポート層プロトコルは、ストリーム制御伝送プロトコル(Stream Control Transmission Protocol、SCTP)であり、伝送されるアプリケーション層メッセージはF1AP(Application Protocol)メッセージである。ユーザプレーンのトランスポート層プロトコルはGPRSトンネリングプロトコルユーザプレーン(GPRS Tunneling Protocol-User plane、GTP-U)である。
本願の実施形態における技術的解決手段は、モバイル通信用グローバルシステム(Global System of Mobile Communications、GSM(登録商標))、符号分割多重アクセス(Code Division Multiple Access、CDMA)システム、広帯域符号分割多重接続(Wideband Code Division Multiple Access、WCDMA(登録商標))システム、ロングタームエボリューション(Long Term Evolution、LTE)システム、LTE周波数分割複信(Frequency Division Duplex、FDD)システム、LTE時分割複信(Time Division Duplex、TDD)システム、ユニバーサルモバイル通信システム(Universal Mobile Telecommunication System、UMTS)、将来の第5世代(5th-Generation、5G)通信システム、および、CRAN通信システムなどの、様々な通信システムに適用されてもよいことが理解されるべきである。
本願の実施形態におけるネットワークデバイスは、端末デバイスと通信するように構成されたデバイスであってもよいことが更に理解されるべきである。例えば、ネットワークデバイスは、GSM(登録商標)システムまたはCDMAシステムにおける基地トランシーバ局(Base Transceiver Station、BTS)と基地局コントローラ(Base Station Controller、BSC)との組み合わせであってもよく、WCDMA(登録商標)システムにおけるNodeB(NodeB、NB)と無線ネットワークコントローラ(Radio Network Controller、RNC)との組み合わせであってもよく、LTEシステムにおける進化型NodeB(Evolutional NodeB、eNBまたはeNodeB)であってもよい。代替的に、ネットワークデバイスは、将来の進化型地上波公共移動通信ネットワーク(Public Land Mobile Network、PLMN)における次世代基地局またはアクセスネットワークデバイスのような、将来の5Gネットワークにおけるアクセスネットワークデバイス、中継局、アクセスポイント、車載デバイス、および、ウェアラブルデバイスであってもよい。
具体的には、第3世代モバイル通信技術(3rd-Generation、3G)でのUMTシステムにおいて、無線ネットワーク制御ノードが基地局から分離されるシナリオが存在する。LTEシステムにおいて、ベースバンドモジュールが無線周波数モジュールから分離されるシナリオ、すなわち、リモート無線シナリオと、2つの異なるネットワークの間の相互接続が必要とされるデータセンタ(Data Center、DC)シナリオと、マクロセルとスモールセルとの間の相互接続のためのインタフェースが存在するマクロ/スモールセルシナリオと、端末デバイスが2つ以上の基地局にデータを伝送し得るデュアルコネクティビティ(Dual Connectivity)シナリオと、LTEおよびWi-Fiアグリゲーション(LTE-Wi-Fi aggregation、LWA)シナリオと、が存在する。5Gシステムにおいて、1つの制御ノードが全てのセルに接続される、又は複数の伝送ノードが1つのセルに接続される、様々な非セル(non-cell)シナリオ(複数のセルの間を介して端末がランダムにハンドオーバされ得、且つ、複数のセルの間に明示的な境界が1つもない)と、BBU分割シナリオを含むCRANシナリオと、BBUのいくつかの機能が中央に展開されて仮想化され、他の機能が別々に展開され、物理的に2つのパートが別々に展開され得るCRAN仮想化シナリオと、が存在する。異なるシステム/基準が共存しているシナリオは、本願の適用可能な範囲内に属していることが理解されるべきである。
本願は、端末デバイスを参照して、複数の実施形態を説明する。端末デバイスはまた、ユーザ機器(User Equipment、UE)、アクセス端末、加入者ユニット、加入者局、移動局、移動コンソール、リモート局、リモート端末、移動デバイス、ユーザ端末、端末、無線通信デバイス、ユーザエージェント、または、ユーザ装置と称されてもよい。アクセス端末は、携帯電話、コードレス電話、セッション確立プロトコル(Session Initiation Protocol、SIP)電話、無線ローカルループ(Wireless Local LoopWLL)局、パーソナルデジタルアシスタント(Personal Digital Assistant、PDA)、無線通信機能を有するハンドヘルドデバイス、コンピューティングデバイス、無線モデムに接続されている別の処理デバイス、車載デバイス、ウェアラブルデバイス、将来の5Gネットワークにおける端末デバイス、PLMNにおける端末デバイス、等であってもよい。
本願の実施形態が説明される前に、本願の実施形態に関連付けられるいくつかの概念が、最初に簡潔に説明される。
トンネルエンドポイント:トンネルはGTP(GPRS tunneling protocol)トンネルである。GTPトンネルは、GTPプロトコルに基づいて2つのネットワークノードの間の通信をサポートする、すなわち、2つのネットワークノードの間のデータ伝送をサポートするのに用いられる。この場合、トンネルエンドポイントは、トンネルが属しているユーザを識別するのに用いられる。トンネルエンドポイントは、ネットワークノードによって割り当てられる。複数のネットワークデバイス(例えば基地局)の間で交換される各アドレスは、トンネルエンドポイント(GPRS Tunnel Protocol Tunnel Endpoint、GTP tunnel endpoint)であり、トンネルエンドポイントは、表1に示される2つの情報要素(Information Element、IE)を含む。
表1 トンネルエンドポイントにおける2つの情報要素
本願の実施形態におけるGTPトンネルエンドポイントは次の通り説明される。
X2/Xn UL GTPトンネルエンドポイント:ネットワークデバイスによってX2/Xn伝送ベアラに割り当てられ、アップリンクデータ(プロトコルデータユニットPDUを含む)を伝送するのに用いられ、且つ、X2/Xnインタフェース上でアップリンクデータ伝送の宛先アドレスを示すのに用いられる、トンネルエンドポイント。
X2/Xn DL GTPトンネルエンドポイント:ネットワークデバイスによってX2/Xn伝送ベアラに割り当てられ、ダウンリンクデータ(PDUを含む)を伝送するのに用いられ、且つ、X2/Xnインタフェース上でダウンリンクデータ伝送の宛先アドレスを示すのに用いられる、トンネルエンドポイント。
S1/NG UL GTPトンネルエンドポイント:コアネットワークによってS1/NG伝送ベアラに割り当てられ、アップリンクデータ(PDUを含む)を伝送するのに用いられ、且つ、S1/NGインタフェース上でアップリンクデータ伝送の宛先アドレスを示すのに用いられる、トンネルエンドポイント。
S1/NG DL GTPトンネルエンドポイント:S1/NG伝送ベアラのためのネットワークデバイスのトンネルエンドポイントであって、ダウンリンクデータ(PDUを含む)を伝送するのに用いられ、且つ、S1/NGインタフェース上でダウンリンクデータ伝送の宛先アドレスを示すのに用いられる。
F1 UL GTPトンネルエンドポイント:F1伝送ベアラのためのネットワークデバイスのトンネルエンドポイントであって、アップリンクデータ(PDUを含む)を伝送するのに用いられ、且つ、F1インタフェース上でアップリンクデータ伝送の宛先アドレスを示すのに用いられる。
F1 DL GTPトンネルエンドポイント:F1伝送ベアラのためのネットワークデバイスのトンネルエンドポイントであって、ダウンリンクデータ(PDUを含む)を伝送するのに用いられ、且つ、F1インタフェース上でダウンリンクデータ伝送の宛先アドレスを示すのに用いられる。
前述の複数のトンネルエンドポイントは、複数のベアラと1対1の対応関係にあってもよく、又は複数のセッションと1対1の対応関係にあってもよく、又は複数のサービス品質(quality of service、QoS)フローと1対1の対応関係にあってもよく、又は1つの特定のベアラに割り当てられる複数のトンネルエンドポイントであってもよく、又は1つの特定のセッションに割り当てられる複数のトンネルエンドポイントであってもよく、または、1つの特定のQoSフローに割り当てられる複数のトンネルエンドポイントであってもよいことに留意すべきである。これは、本願において限定されるものではない。
本願の実施形態は主に、セカンダリ基地局がCU-DUシステムアーキテクチャおよびCP-UPシステムアーキテクチャをサポートしている場合における、様々なベアラタイプのトラフィックチャージング、電力配分等に特化したものであるが、LTEおよびNRに限定されるものではないことが理解されるべきである。
本願の実施形態における技術的解決手段は、マルチホップ中継シナリオ、すなわち、DUが中継ノードであり得るシナリオへと更に拡張されてもよく、または、中継デバイスを用いることによって伝送がDUと端末デバイスとの間で実行されるシナリオへと更に拡張されてもよいことが更に理解されるべきである。
図11は、本願の実施形態による伝送方法100の概略フローチャートである。図10に示されるように、伝送方法100における第1のネットワークノードは、図1における第1のネットワークノードであってもよく、図2におけるCUであってもよく、または、図3におけるS-gNB-CUであってもよく、伝送方法100における第2のネットワークノードは、図1における第2のネットワークノードであってもよく、図2におけるCUであってもよく、または、図3におけるS-gNB-DUであってもよい。伝送方法100は、以下のステップを備える。
S110.第1のネットワークノードは、第4のインタフェースによって、第3の表示情報を第2のネットワークノードに送信し、第2のネットワークノードは、第1のネットワークノードによって送信される第3の表示情報を、第4のインタフェースによって受信し、第3の表示情報は、第2のネットワークノードが第5のインタフェースのダウンリンクトンネルエンドポイント及び/又は第6のインタフェースのダウンリンクトンネルエンドポイントを割り当てることをトリガするよう命令するのに用いられ、第5のインタフェースは、第2のネットワークノードと第3のネットワークノードとの間のインタフェースであり、第6のインタフェースは、第2のネットワークノードとコアネットワークノードとの間のインタフェースであり、第4のインタフェース、第5のインタフェースおよび第6のインタフェースは異なるインタフェースである。
具体的には、第5のインタフェースのネットワークセグメントが第6のインタフェースのネットワークセグメントと異なると判断する場合、第1のネットワークノードは、第3の表示情報を第2のネットワークノードに送信してもよく、第3の表示情報は、第2のネットワークノードが第5のインタフェースのダウンリンクトンネルエンドポイント及び/又は第6のインタフェースのダウンリンクトンネルエンドポイントを割り当てることをトリガするのに用いられ、第5のインタフェースは、第2のネットワークノードと第3のネットワークノードとの間のインタフェースであり、第6のインタフェースは、第2のネットワークノードとコアネットワークノードとの間のインタフェースであり、第4のインタフェース、第5のインタフェースおよび第6のインタフェースは異なるインタフェースである。
任意選択で、第3の表示情報は、第2のネットワークノードが、特定のベアラ、特定のセッション、及び/又は、特定のQoSフローに関する、第5のインタフェースのダウンリンクトンネルエンドポイント及び/又は第6のインタフェースのダウンリンクトンネルエンドポイントを割り当てることをトリガするよう命令するのに用いられる。
第3の表示情報は、F1 APメッセージ(例えば、UEコンテキストセットアップ要求、UEコンテキスト修正要求、別の既存F1 APメッセージ、または、新しいメッセージ)に保持されてもよく、且つ、第4のインタフェース(例えば、F1インタフェース)によって、第1のネットワークノードが第2のネットワークノードへと送信してもよいことが理解されるべきである。
任意選択で、トンネルエンドポイントは、ユーザプレーン上で伝送されるIPアドレス、ユーザプレーン上で伝送されるトンネルアドレス(GTP TEID)のうちの少なくとも1つを含む。
例えば、図3に示されるように、第1のネットワークノードはS-gNB-CUであり、第2のネットワークノードはS-gNB-DUであり、第3のネットワークノードはM-eNBであり、第4のインタフェースはF1インタフェースであり、第5のインタフェースはX2-Uインタフェースであり、第6のインタフェースはS1‐Uインタフェースである。S-gNB-CUは、UEコンテキストセットアップ要求メッセージをS-gNB-DUに送信し、UEコンテキストセットアップ要求メッセージは、第3の表示情報を含み、第3の表示情報は、S-gNB-DUに対して、X2 DL GTPトンネルエンドポイント及び/又はS1 DL GTPトンネルエンドポイントを割り当てるよう命令するのに用いられる。具体的には、S-gNB-CUが、F1インタフェースのネットワークセグメントはX2インタフェースのネットワークセグメントと一貫性がない又は別の態様であると判断した場合に、S-gNB-CUはメッセージを送信してもよい。これは、本願において限定されるものではない。
第3の表示情報は、F1 APメッセージ(例えば、UEコンテキストセットアップ要求メッセージ、UEコンテキスト修正要求メッセージ、別の既存F1 APメッセージ、または、新しいメッセージであって、本願において限定されるものではない)に保持されてもよく、且つ、第1のネットワークノードが第2のネットワークノードへと送信してもよいことが理解されるべきである。
任意選択で、第3の表示情報は、第5のインタフェースのアップリンクトンネルエンドポイント及び/又は第6のインタフェースのアップリンクトンネルエンドポイントを含む。
具体的には、第3の表示情報は、第5のインタフェースのアップリンクトンネルエンドポイント及び/又は第6のインタフェースのアップリンクトンネルエンドポイントを保持してもよく、第5のインタフェースのアップリンクトンネルエンドポイント及び/又は第6のインタフェースのアップリンクトンネルエンドポイントは暗示的に、第2のネットワークノードに対して、第5のインタフェースのダウンリンクトンネルエンドポイント及び/又は第6のインタフェースのダウンリンクトンネルエンドポイントを割り当てるよう命令するのに用いられてもよい。
例えば、図3に示されるように、S-gNB-CUは、X2 UL GTPトンネルエンドポイント及び/又はS1 UL GTPトンネルエンドポイントを、UEコンテキストセットアップ要求メッセージのようなF1 APメッセージに追加する。UEコンテキストセットアップ要求メッセージを受信した後、S-gNB-DUは、X2 DL GTPトンネルエンドポイント及び/又はS1 DL GTPトンネルエンドポイントを、S-gNB-CUへと送信されるUEコンテキストセットアップ応答メッセージのようなF1 APメッセージに追加する。F1 APメッセージは代替的に、UEコンテキスト修正要求メッセージまたは別の既存のメッセージであってもよい。これは、本願において限定されるものではない。
任意選択で、第3の表示情報は、第1のベアラと第5のインタフェースとの間のマッピング関係、及び/又は、第2のベアラと第6のインタフェースとの間のマッピング関係を含む。
具体的には、第3の表示情報は、ベアラとインタフェースとの間のマッピング関係を保持する。第3の表示情報を受信した後、第2のネットワークノードは、ベアラとインタフェースとの間のマッピング関係に基づいて、第1のベアラ用の第5のインタフェースのダウンリンクトンネルエンドポイント、及び/又は、第2のベアラ用の第6のインタフェースのアップリンクトンネルエンドポイントを、第1のネットワークノードにフィードバックされるメッセージへと追加してもよい。フィードバックされるメッセージは、UEコンテキストセットアップ応答メッセージ、UEコンテキスト修正応答メッセージ、別の既存のF1 APメッセージ、または、新しいメッセージであってもよい。これは、本願において限定されるものではない。
例えば、図3に示されるように、S-gNB-CUは、X2インタフェースと第1のベアラ(例えば、DRB1)との間のマッピング関係、及び/又は、S1インタフェースと第1のベアラ(例えば、DRB2)との間のマッピング関係を、UEコンテキストセットアップ要求メッセージのようなF1 APメッセージに追加し、S-gNB-DUは、X2 DL GTPトンネルエンドポイント及び/又はS1 DL GTPトンネルエンドポイントを、例えば、UEコンテキストセットアップ応答メッセージといった、S-gNB-CUに送信されるF1 APメッセージに追加する。
任意選択で、第3の表示情報は、第1のベアラのタイプ情報を含む。例えば、第1のベアラがマスタセル分割ベアラ(MCG分割ベアラ)であるならば、第3の表示情報は、第2のネットワークノードが第5のインタフェースのダウンリンクトンネルエンドポイントを割り当てることをトリガするよう命令するのに用いられる。別の例について、第1のベアラがセカンダリセルベアラ(SCGベアラ)であるならば、第3の表示情報は、第2のネットワークノードが第6のインタフェースのダウンリンクトンネルエンドポイントを割り当てることをトリガするよう命令するのに用いられる。上記で説明された第3の表示情報の内容は、単に例に過ぎず、本願はこれに限定されるものではないことが理解されるべきである。例えば、第3の表示情報は代替的に、ビット0またはビット1であってもよい。例えば、第3の表示情報がビット0であるならば、第2のネットワークノードは、第3の表示情報を受信した後に、第5のインタフェースのダウンリンクトンネルアドレスを割り当てる。別の例について、第3の表示情報がビット1であるならば、第2のネットワークノードは、第3の表示情報を受信した後に、第6のインタフェースのダウンリンクトンネルアドレスを割り当てる。
第3の表示情報は、第1のベアラの構成情報を更に含むことが更に理解されるべきである。例えば、第1のベアラの構成情報は、第1のベアラのベアラ識別子、および、第1のベアラのレベルのサービス品質(quality of service、QoS)パラメータを含む。代替的に、第1のベアラの構成情報は、第1のベアラに対応するセッション識別子、QoSフローインジケータ(QoS flow indicator、QFI)、第1ベアラとQFIとの間のマッピング関係、QFIレベルQoSパラメータ、および、第1のベアラのレベルのQoSパラメータ、のうちの少なくとも1つを含む。
任意選択で、第1のネットワークノードは、無線リソース制御プロトコル層の機能、サービスデータアダプテーションプロトコル層の機能、および、パケットデータ収束プロトコル層の機能のうちの少なくとも1つを含み、及び/又は、第2のネットワークノードは、パケットデータ収束プロトコル層の機能、無線リンク制御プロトコル層の機能、媒体アクセス制御層の機能、および、物理層の機能のうちの少なくとも1つを含み、及び/又は、第3のネットワークノードは、無線リソース制御プロトコル層の機能、サービスデータアダプテーションプロトコル層の機能、パケットデータ収束プロトコル層の機能、無線リンク制御プロトコル層の機能、媒体アクセス制御層の機能、および、物理層の機能、のうちの少なくとも1つを含む。
任意選択で、第1のネットワークノードのプロトコルスタックアーキテクチャは、無線リソース制御プロトコル層、サービスデータアダプテーションプロトコル層、および、パケットデータ収束プロトコル層の機能のうちの少なくとも1つであり、及び/又は、第2のネットワークノードのプロトコルスタックアーキテクチャは、パケットデータ収束プロトコル層、無線リンク制御プロトコル層、媒体アクセス制御層、および、物理層の機能のうちの少なくとも1つである。
SCGベアラについて、第1のネットワークノード(CU)のいくつかのパケットデータ収束プロトコル層(PDCP)機能は、第2のネットワークノード(DU)へと動かされる必要があることが理解されるべきである。PDCP機能は、暗号化機能であってもよい。第2のネットワークノードの鍵導出処理は、既存の処理と同様であってもよい。より具体的には、鍵を取得した後、最初に、第3のネットワークノード(M-eNB)は、第5のインタフェース(X2)によって鍵を第1のネットワークノードに送信し、次に、第1のネットワークノードは、第4のインタフェース(F1)メッセージを用いることによって、鍵を第2のネットワークノードに送信する。具体的には、F1メッセージは、UEコンテキストセットアップ要求メッセージ、UEコンテキストセットアップ応答メッセージ、別の既存のメッセージ、または、新しいメッセージであってもよい。これは、本願において限定されるものではない。
任意選択で、第1のネットワークノードが第4のインタフェースによって第3の表示情報を第2のネットワークノードに送信するS110の前に、伝送方法100は以下のステップを更に備える。
S101.第3のネットワークノードは、第1の要求メッセージを第1のネットワークノードに送信し、第1のネットワークノードは、第3のネットワークノードによって送信される第1の要求メッセージを受信し、第1の要求メッセージは、無線リソースを第1のベアラに割り当てることを要求するのに用いられる。
第1の要求メッセージは、S-gNB追加要求メッセージ、S-gNB修正確認メッセージ、S-gNB修正要求メッセージ、別の既存のX2 APメッセージ、または、新しいメッセージであってもよいことが理解されるべきである。これは、本願において限定されるものではない。
具体的には、第3のネットワークノードは、第1のベアラの無線リソースを第1のネットワークノードから要求すると判断する。第1の要求メッセージは、ベアラ及び/又はセッションパラメータ(例えば、ERAB ID、無線ベアラ識別子、ベアラレベルQoSパラメータ、データパケットセッション識別子(PDUセッションID)、QoSフローインジケータ(QoS flow indicator、QFI)、ベアラとQFIとの間のマッピング関係、または、QFIレベルQoSパラメータ、のうちの少なくとも1つ)を含む第1のベアラの特性、および、ベアラタイプに対応するトランスポートネットワーク層(Transport Network Layer、TNL)アドレス情報を有してもよい。
任意選択で、第3のネットワークノードは、最新の測定結果を第1のネットワークノードに提供してもよい。
任意選択で、第1のベアラはMCG分割ベアラであり、第1の要求メッセージは、第5のインタフェースのアップリンクトンネルエンドポイントを保持する。
例えば、図3に示されるように、MCG分割ベアラについて、M-eNBは、S-gNB追加要求メッセージをS-gNB-CUに送信してもよく、S-gNB追加要求メッセージにおけるTNLアドレスはX2 UL GTPトンネルエンドポイントであり、TNLアドレスは、アップリンクデータ伝送の宛先アドレスを示すのに用いられる。
任意選択で、第1のベアラはSCGベアラであり、第1の要求メッセージは第6のインタフェースのアップリンクトンネルエンドポイントを保持する。
例えば、図3に示されるように、SCGベアラについて、M-eNBは、S-gNB追加要求メッセージをS-gNB-CUに送信してもよく、S-gNB追加要求メッセージにおけるTNLアドレスはS1 UL GTPトンネルエンドポイントであり、TNLアドレスは、アップリンクデータ伝送の宛先アドレスを示すのに用いられる。
任意選択で、第1のネットワークノードは、第1のベアラのタイプに基づいて、第3の表示情報を第2のネットワークノードに送信してもよい。
例えば、第1のベアラがMCG分割ベアラであるならば、第3の表示情報は、第2のネットワークノードが第5のインタフェースのダウンリンクトンネルエンドポイントを割り当てることをトリガするよう命令するのに用いられる。
別の例について、第1のベアラがSCGベアラであるならば、第3の表示情報は、第2のネットワークノードが第6のインタフェースのダウンリンクトンネルエンドポイントを割り当てることをトリガするよう命令するのに用いられる。
S120.第2のネットワークノードは、第12のメッセージを第1のネットワークノードに送信し、第1のネットワークノードは、第2のネットワークノードによって送信される第12のメッセージを受信し、第12のメッセージは第5のインタフェースのダウンリンクトンネルエンドポイント、及び/又は、第6のインタフェースのダウンリンクトンネルエンドポイントを含む。
任意選択で、第12のメッセージは、第1のネットワークノードによって要求される特定のベアラ上で、第5のインタフェースのダウンリンクトンネルエンドポイント、及び/又は、第6のインタフェースのトンネルエンドポイントを含む。
具体的には、MCG分割ベアラについて、S110の第3の表示情報が、第2のネットワークノードに対して、第5のインタフェースのダウンリンクトンネルエンドポイントを割り当てるよう命令するのに用いられるならば、第2のネットワークノードは、第5のインタフェースのダウンリンクトンネルアドレスを割り当て、または、S110の第3の表示情報が、第2のネットワークノードに対して、ダウンリンクトンネルエンドポイントを第5のインタフェースの特定のベアラに割り当てるよう命令するのに用いられるならば、第2のネットワークノードは、ダウンリンクトンネルアドレスを、第5のインタフェースの特定のベアラに割り当てる。SCGベアラについて、S110の第3の表示情報が、第2のネットワークノードに対して、第6のインタフェースのダウンリンクトンネルエンドポイントを割り当てるよう命令するのに用いられるならば、第2のネットワークノードは、第6のインタフェースのダウンリンクトンネルアドレスを割り当て、または、S110の第3の表示情報が、第2のネットワークノードに対して、第6のインタフェースのダウンリンクトンネルエンドポイントを特定のベアラに割り当てるよう命令するのに用いられるならば、第2のネットワークノードは、第6のインタフェースのダウンリンクトンネルアドレスを、特定のベアラに割り当てる。
第12のメッセージは、UEコンテキストセットアップ応答メッセージ、UEコンテキスト修正メッセージ、別の既存のF1 APメッセージ、または、新しいメッセージであってもよいことが理解されるべきである。これは、本願において限定されるものではない。
例えば、図3に示されるように、S-gNB-DUは、UEコンテキストセットアップ応答メッセージをS-gNB-CUに送信し、UEコンテキストセットアップ応答メッセージは、X2 DL GTPトンネルエンドポイント及び/又はS1 DL GTPトンネルエンドポイントを保持する。
第1のネットワークノードが、第1の要求メッセージにおいて、無線リソースをMCG分割ベアラおよびSCGベアラに割り当てることを要求し得るならば、第3の表示情報は、第2のネットワークノードに対して、第5のインタフェースのダウンリンクトンネルエンドポイント、及び/又は、第6のインタフェースのトンネルエンドポイントを割り当てるよう命令するのに用いられることが理解されるべきである。
S130.第1のネットワークノードは、第1の要求確認メッセージを第3のネットワークノードに送信し、第3のネットワークノードは、第1のネットワークノードによって送信される第1の要求確認メッセージを受信し、第1の要求確認メッセージは、第5のインタフェースのダウンリンクトンネルエンドポイント、及び/又は、第6のインタフェースのダウンリンクトンネルエンドポイントを含む。
第1の要求確認メッセージは、S-gNB追加要求確認メッセージ、S-gNB修正必要メッセージ、S-gNB修正要求確認メッセージ、別の既存のX2 APメッセージ、または、新しいメッセージであってもよいことが理解されるべきである。これは、本願において限定されるものではない。
具体的には、第2のネットワークノードによって送信される第12のメッセージを受信した後、第1のネットワークノードは、第1の要求確認メッセージを第3のネットワークノードに送信する。第1の要求確認メッセージは、第5のインタフェースのダウンリンクトンネルエンドポイント、及び/又は、第6のインタフェースのトンネルエンドポイントを含む。
例えば、図3に示されるように、S-gNB-CUは、S-gNB追加要求確認メッセージをM-eNBに送信し、S-gNB追加要求確認メッセージは、X2 DL GTPトンネルエンドポイント及び/又はS1 DL GTPトンネルエンドポイントを保持する。
S-gNB追加要求確認メッセージがS1 DL GTPトンネルエンドポイントを保持するならば、S-gNB追加要求確認メッセージを受信した後、M-eNBは更に、メッセージをコアネットワークに送信することを必要とし、当該メッセージは、S1 DL GTPトンネルエンドポイントを保持し、これにより、コアネットワークはダウンリンクデータをS-gNB-DUに送信することが理解されるべきである。トンネルエンドポイントは、ベアラと1対1の対応関係にあってもよいことに留意すべきである。詳細については、既存のLTEおよびNR技術を参照されたい。簡潔さのため、詳細は本明細書において説明しない。
本願の本実施形態における伝送方法によれば、第2のネットワークノードは、第5のインタフェースのダウンリンクトンネルアドレス、及び/又は、第6のインタフェースのダウンリンクトンネルアドレスを割り当て、これにより、マスタ基地局は、データをセカンダリ基地局DUに直接伝送し、または、コアネットワークは、データをセカンダリ基地局DUに直接伝送する。
図12は、本願の実施形態による伝送方法200の概略フローチャートである。図12に示されるように、方法200におけるユーザプレーンノードは、図7におけるSN-UPであってもよく、制御プレーンノードは、図7におけるSN-CPであってもよく、第2のネットワークノードは、図7におけるDUであってもよく、第3のネットワークノードは、図7におけるMNであってもよく、コアネットワークノードは、図7におけるUPFであってもよい。伝送方法200は、以下のステップを備える。
S210.ユーザプレーンノードが、第1のインタフェースのアップリンクトンネルエンドポイント、第2のインタフェースのアップリンクトンネルエンドポイント、および、第3のインタフェースのダウンリンクトンネルエンドポイントを判断し、第1のインタフェースは、ユーザプレーンノードと第2のネットワークノードとの間のインタフェースであり、第2のインタフェースは、ユーザプレーンノードと第3のネットワークノードとの間のインタフェースであり、第3のインタフェースは、ユーザプレーンノードとコアネットワークノードとの間のインタフェースである。
S220.ユーザプレーンノードは、第1のメッセージを制御プレーンノードに送信し、制御プレーンノードは、ユーザプレーンノードによって送信される第1のメッセージを受信し、第1のメッセージは、第1のインタフェースのアップリンクトンネルエンドポイント、第2のインタフェースのアップリンクトンネルエンドポイント、および、第3のインタフェースのダウンリンクトンネルエンドポイントを含む。
S230.制御プレーンノードは、第2のメッセージを第2のネットワークノードに送信し、第2のネットワークノードは、制御プレーンノードによって送信される第2のメッセージを受信し、第2のメッセージは、第1のインタフェースのアップリンクトンネルエンドポイントを含む。
S240.制御プレーンノードは、第3のメッセージを第3のネットワークノードに送信し、第3のネットワークノードは、制御プレーンノードによって送信される第3のメッセージを受信し、第3のメッセージは、第2のインタフェースのアップリンクトンネルエンドポイント、および、第3のインタフェースのダウンリンクトンネルエンドポイントを含む。
S230とS240との間には、実際のシーケンスは1つもないことが理解されるべきである。
第1のメッセージは、UEベアラセットアップ応答メッセージ、UEベアラ修正応答メッセージ、UEベアラ修正必要メッセージ、別の既存のE1 APメッセージ、または、新しいメッセージのようなE1 APメッセージであってもよいことが理解されるべきである。これは、本願において限定されるものではない。
第2のメッセージは、UEコンテキストセットアップ要求メッセージ、UEコンテキスト修正要求メッセージ、UEコンテキスト修正確認メッセージ、別の既存のF1 APメッセージ、または、新しいメッセージのようなF1 APメッセージであってもよいことが理解されるべきである。これは、本願において限定されるものではない。
第3のメッセージは、S-gNB追加要求確認メッセージ、S-gNB修正要求確認メッセージ、S-gNB修正必要メッセージ、別の既存のX2 APメッセージ、または、新しいメッセージのようなX2 APメッセージであってもよいことが理解されるべきである。これは、本願において限定されるものではない。
任意選択で、S210からS240におけるトンネルエンドポイントは、特定のベアラ、特定のセッション、及び/又は、特定のQoSフロー、のトンネルエンドポイントである。具体的には、ユーザプレーンノードは、特定のベアラ、特定のセッション、及び/又は、特定のQoSフロー、に関する、第1のインタフェースのアップリンクトンネルエンドポイント、第2のインタフェースのアップリンクトンネルエンドポイント、および、第3のインタフェースのダウンリンクトンネルエンドポイントを判断する。任意選択で、ユーザプレーンノードは、無線リソース制御プロトコル層の機能、サービスデータアダプテーションプロトコル層の機能、および、パケットデータ収束プロトコル層の機能のうちの少なくとも1つを含み、及び/又は、第2のネットワークノードは、パケットデータ収束プロトコル層の機能、無線リンク制御プロトコル層の機能、媒体アクセス制御層の機能、および、物理層の機能のうちの少なくとも1つを含み、及び/又は、第3のネットワークノードは、無線リソース制御プロトコル層の機能、サービスデータアダプテーションプロトコル層の機能、パケットデータ収束プロトコル層の機能、無線リンク制御プロトコル層の機能、媒体アクセス制御層の機能、および、物理層の機能、のうちの少なくとも1つを含む。
制御プレーンノードおよびユーザプレーンノードのプロトコルスタックアーキテクチャは同じであることが理解されるべきである。すなわち、ユーザプレーンノードおよび制御プレーンノードはそれぞれ、無線リソース制御プロトコル層の機能、サービスデータアダプテーションプロトコル層の機能、および、パケットデータ収束プロトコル層の機能、のうちの少なくとも1つを含み、無線リソース制御プロトコル層、サービスデータアダプテーション層、および、パケットデータ収束プロトコル層はそれぞれ、ユーザプレーンおよび制御プレーンを有する。
制御プレーンノードおよびユーザプレーンノードは、同じシステムまたは異なるシステムに属してもよいことが理解されるべきである。例えば、ユーザプレーンノードおよび制御プレーンノードが第1のシステムに属するならば、制御プレーンノードは、第1のシステムの制御プレーンノードであり、ユーザプレーンノードは第1のシステムのユーザプレーンノードであり、第1のシステムは、図1における第1のネットワークノードまたは図2におけるCUであってもよい。
具体的には、ユーザプレーンノードは、第1のインタフェースのアップリンクトンネルエンドポイント、第2のインタフェースのアップリンクトンネルエンドポイント、および、第3のインタフェースのダウンリンクトンネルエンドポイントを割り当て、第1のインタフェースのアップリンクトンネルエンドポイント、第2のインタフェースのアップリンクトンネルエンドポイント、および、第3のインタフェースのダウンリンクトンネルエンドポイントを、制御プレーンノードに送信されることになる第1のメッセージに追加する。第1のメッセージを受信した後、制御プレーンノードは、第2のメッセージを第2のネットワークノードに送信し、第3のメッセージを第3のネットワークノードに送信し、第2のメッセージは、第1のインタフェースのアップリンクトンネルエンドポイントを含み、第3のメッセージは、第2のインタフェースのアップリンクトンネルエンドポイント、および、第3のインタフェースのダウンリンクトンネルエンドポイントを含む。
任意選択で、第1のインタフェースのアップリンクトンネルエンドポイント、第2のインタフェースのアップリンクトンネルエンドポイント、および、第3のインタフェースのダウンリンクトンネルエンドポイントは異なる。
任意選択で、第1のインタフェースのアップリンクトンネルエンドポイント、第2のインタフェースのアップリンクトンネルエンドポイント、および、第3のインタフェースのダウンリンクトンネルエンドポイントの少なくともいくつかは、同じである。
第1のインタフェース、第2のインタフェース、および、第3のインタフェースのネットワークセグメントは、一貫性がなくてもよい(例えば、いくつかは内部ネットワークであり、いくつかは外部ネットワークである)ことが理解されるべきである。この場合、第1のインタフェースのアップリンクトンネルエンドポイント、第2のインタフェースのアップリンクトンネルエンドポイント、および、第3のインタフェースのダウンリンクトンネルエンドポイントは異なる。
第1のインタフェース、第2のインタフェース、および、第3のインタフェースのネットワークセグメントが一致するならば、第1のインタフェースのアップリンクトンネルエンドポイント、第2のインタフェースのアップリンクトンネルエンドポイント、および、第3のインタフェースのダウンリンクトンネルエンドポイントは同じであることが更に理解されるべきである。
例えば、図7に示されるように、第1のインタフェースはF1インタフェースであり、第2のインタフェースはX2インタフェースであり(又はXnインタフェースであり、X2インタフェースは、以下の説明のための例として用いられる)、第3のインタフェースはS1インタフェースである。
別の例について、図7に示されるように、第1のインタフェースのアップリンクトンネルエンドポイントはF1 UL GTPトンネルエンドポイントであり、第1のインタフェースのダウンリンクトンネルエンドポイントはF1 DL GTPトンネルエンドポイントであり、第2のインタフェースのアップリンクトンネルエンドポイントはX2 UL GTPトンネルエンドポイントであり、第2のインタフェースのダウンリンクトンネルエンドポイントはX2 DL GTPトンネルエンドポイントであり、第3のインタフェースのアップリンクトンネルアドレスはS1 UL GTPトンネルエンドポイントであり、第3のインタフェースのダウンリンクトンネルアドレスはS1 DL GTPトンネルエンドポイントである。トンネルエンドポイントは、ベアラ、セッション及び/又はQoSフローと1対1の対応関係にあってもよいことが理解されるべきである。
別の例について、図7に示されるように、SN-UPは最初に、F1 UL GTPトンネルエンドポイント、X2 UL GTPトンネルエンドポイントおよびS1 DL GTPトンネルエンドポイントを割り当てる。SN-UPによってSN-CPに送信されるE1 APメッセージ(例えばUEベアラセットアップ応答メッセージ)は、F1 UL GTPトンネルエンドポイント、X2 UL GTPトンネルエンドポイント、および、S1 DL GTPトンネルエンドポイントを保持する。UEベアラセットアップ応答メッセージを受信した後、SN-CPは、F1 APメッセージ(例えばUEコンテキストセットアップ要求メッセージ)をDUに送信し、UEコンテキストセットアップ要求メッセージは、F1 UL GTPトンネルエンドポイントを保持する。SN-CPは、X2 APメッセージ(例えばSgNB追加要求確認メッセージ)をMNに送信し、SgNB追加要求確認メッセージは、X2 UL GTPトンネルエンドポイントおよびS1 DL GTPトンネルエンドポイントを保持する。トンネルエンドポイントは、ベアラ、セッション及び/又はQoSフローと1対1の対応関係にあってもよいことが理解されるべきである。
任意選択で、第1のメッセージは更に表示情報を保持してもよく、表示情報は、トンネルエンドポイントとインタフェースとの間の対応関係を示すのに用いられ、例えば、制御プレーンノードに対して、第1のインタフェースのアップリンクトンネルエンドポイントが第1のインタフェースのために用いられることを示すのに用いられ、及び/又は、制御プレーンノードに対して、第2のインタフェースのアップリンクトンネルエンドポイントが第2のインタフェースのために用いられることを示すのに用いられ、及び/又は、制御プレーンノードに対して、第3のインタフェースのダウンリンクトンネルエンドポイントが第3のインタフェースのために用いられることを示すのに用いられる。
任意選択で、第3のメッセージは更に表示情報を保持し、表示情報は、トンネルエンドポイントとインタフェースとの間の対応関係を示すのに用いられ、例えば、第3のネットワークノードに対して、第2のインタフェースのアップリンクトンネルエンドポイントが第2のインタフェースのために用いられることを示すのに用いられ、及び/又は、第3のネットワークノードに対して、第3のインタフェースのダウンリンクトンネルエンドポイントが、第3のネットワークノードのために用いられることを示すのに用いられる。
任意選択で、データ転送がサポートされているならば、第3のメッセージは更に、X2インタフェースのデータ転送(data forwarding)アドレスを保持し、第2のメッセージは更に、F1インタフェースのデータ転送アドレスを保持する。アドレスは、制御プレーンノードまたはユーザプレーンノードによって割り当てられてもよい。同様に、アドレスがユーザプレーンノードによって割り当てられるならば、アドレスは、S220またはS233において、制御プレーンノードに送信されてもよい。
具体的には、X2インタフェースのデータ転送アドレスは、ダウンリンクデータ転送アドレスおよびアップリンクデータ転送アドレス(例えば、X2伝送ベアラがダウンリンクデータパケットPDUを転送するのに用いられることを示すDL転送X2 GTPトンネルエンドポイント、および、X2伝送ベアラがアップリンクデータパケットPDUを転送するのに用いられることを示すUL転送X2 GTPトンネルエンドポイント)を含む。F1インタフェースのデータ転送アドレスは、ダウンリンクデータ転送アドレスおよびアップリンクデータ転送アドレス(例えば、F1伝送ベアラがダウンリンクデータパケットPDUを転送するのに用いられることを示すDL転送F1 GTPトンネルエンドポイント、および、F1伝送ベアラがアップリンクデータパケットPDUを転送するのに用いられることを示すUL転送F1 GTPトンネルエンドポイント)を含む。転送アドレスはGTPトンネルエンドポイント(伝送IPアドレスおよびTEIDを含む)である。X2インタフェースのデータ転送アドレスおよびF1インタフェースのデータ転送アドレスは複数のベアラと1対1の対応関係にあってもよいことに留意すべきである。
任意選択で、データ転送がサポートされているならば、データ転送アドレスは制御プレーンノードによって割り当てられ、代替的に、X2インタフェースのデータ転送アドレスは、E1 APメッセージにおいて保持されて且つ制御プレーンノードによってユーザプレーンノードに送信されてもよく、F1インタフェースのデータ転送アドレスは、E1 APメッセージに保持されて且つ制御プレーンノードによってユーザプレーンノードに送信されてもよい。任意選択で、データ転送がサポートされているならば、データ転送アドレスは、制御プレーンノードによって割り当てられ、制御プレーンノードによってユーザプレーンノードに送信されるE1 APメッセージは表示情報を保持し、表示情報は、データ転送アドレスとインタフェースとの間の対応関係を示すのに用いられる。
任意選択で、データ転送がサポートされているならば、データ転送アドレスは、ユーザプレーンノードによって割り当てられ、ユーザプレーンノードによって制御プレーンノードに送信されるE1 APメッセージは表示情報を保持し、表示情報は、データ転送アドレスとインタフェースとの間の対応関係を示すのに用いられる。
任意選択で、データ転送がサポートされているならば、データ転送アドレスは制御プレーンノードによって割り当てられ、代替的に、F1インタフェースのデータ転送アドレスは、F1 APメッセージにおいて保持されて且つ制御プレーンノードによって第2のネットワークノードに送信されてもよく、または、F1インタフェースのデータ転送アドレスは、E1 APメッセージに保持されて且つ制御プレーンノードによってユーザプレーンノードに送信されてもよい。
任意選択で、データ転送がサポートされていて、且つ、データ転送アドレスがユーザプレーンノードによって割り当てられるならば、制御プレーンノードがデータ転送アドレスを受信する前に、制御プレーンノードは、データ転送命令をユーザプレーンノードに送信し、データ転送命令は、ユーザプレーンノードに対して、ダウンリンクデータパケットを転送するよう命令するのに用いられ、すなわち、ユーザプレーンノードに対して、データ転送用にデータ転送アドレス(例えば、X2インタフェースのデータ転送アドレスおよびF1インタフェースのデータ転送アドレス)を割り当てるよう命令するのに用いられる。更に代替的に、データ転送命令は、ユーザプレーンノードに対して、特定のベアラのダウンリンクデータパケットを転送するよう命令するのに用いられてもよく、すなわち、ユーザプレーンノードに対して、特定のベアラのデータ転送用の特定のベアラのデータ転送アドレス(例えば、特定のベアラ用のX2インタフェースのデータ転送アドレスおよび特定のベアラ用のF1インタフェースのデータ転送アドレス)を割り当てるよう命令するのに用いられてもよい。
伝送方法200は、マスタ基地局がLTE eNB(M-eNB、Master eNB)であって、セカンダリ基地局がNRにおけるgNB-CU-CPである例を用いることによって説明されることが理解されるべきである。マスタ基地局がNR gNBであってセカンダリ基地局がLTE CP-UPであるアーキテクチャ、マスタ基地局がNR gNBであってセカンダリ基地局がNR CP-UPであるアーキテクチャ、または、マスタ基地局がLTE eNBであってセカンダリ基地局がLTE CP-UPであるアーキテクチャに対してもまた、方法は適用可能である。
任意選択で、方法200は更に、以下のステップを備える。
S201.第3のネットワークノードは、第2の要求メッセージを制御プレーンノードに送信し、制御プレーンノードは、第3のネットワークノードによって送信される第2の要求メッセージを受信し、第2の要求メッセージは、制御プレーンノードに対して、無線リソースを第2のベアラに割り当てることを要求するのに用いられる。
任意選択で、第2のベアラのタイプは、セカンダリセル分割ベアラ(SCG分割ベアラ)である。
任意選択で、第2の要求メッセージは、第2のインタフェースのダウンリンクトンネルエンドポイント、及び/又は、第3のインタフェースのアップリンクトンネルエンドポイントを含む。
任意選択で、第2の要求メッセージは、ベアラパラメータ及び/又はセッションパラメータを含み、ベアラパラメータは、ベアラ識別子ERAB IDおよびベアラレベルQoSパラメータのうちの少なくとも1つを含み、セッションパラメータは、セッション識別子、QoSフローインジケータ(QoS flow indicator、QFI)、ベアラ識別子、ベアラとQFIとの間のマッピング関係、QFIレベルQoSパラメータ、および、ベアラレベルQoSパラメータのうちの少なくとも1つを含む。
任意選択で、第2の要求メッセージは、データ転送命令を含み、例えば、特定のベアラ用のデータ転送命令(例えばDL転送)、特定のQoSフロー(QoS flow)用のデータ転送命令、または、特定のセッション用のデータ転送命令を含む。
任意選択で、第2の要求メッセージは、第3のネットワークノードの最新の測定結果を保持する。
任意選択で、第2の要求メッセージは、セカンダリ基地局追加要求メッセージ(例えばSgNB追加要求メッセージ)またはセカンダリ基地局修正要求メッセージ(例えばSgNB修正要求メッセージ)のようなメッセージであってもよく、若しくは、別の既存のX2 APメッセージまたは新しいメッセージであってもよい。これは、本願において限定されるものではない。
例えば、図7に示されるように、SN-CPが第1の表示情報をSN-UPに送信する前に、MNはX2 APメッセージ(例えばSgNB追加要求メッセージ)をSN-CPに送信し、SgNB追加要求メッセージは、X2 DL GTPトンネルエンドポイントと、S1 UL GTPトンネルエンドポイントと、ERAB ID、ERAB-レベルQoSパラメータ、データパケットセッション識別子(PDUセッションID)、QoSフローインジケータ(QoS flow indicator、QFI)、(ERAB IDおよびDRBIDのような)ベアラとQFIとの間のマッピング関係、QFIレベルQoSパラメータ、および、ベアラレベルQoSパラメータのうちの少なくとも1つとを保持する。
S202.制御プレーンノードは、第1の表示情報をユーザプレーンノードに送信し、ユーザプレーンノードは、制御プレーンノードから第1の表示情報を受信する。
第1の表示情報は、制御プレーンノードによって要求されるベアラタイプがセカンダリセル分割ベアラであることを示すのに用いられ、または、第1の表示情報は、ユーザプレーンノードに対して、第1のインタフェースのアップリンクトンネルエンドポイント、第2のインタフェースのアップリンクトンネルエンドポイント、および、第3のインタフェースのダウンリンクトンネルエンドポイントを割り当てるよう命令するのに用いられ、または、第1の表示情報は、第1のインタフェースのダウンリンクトンネルエンドポイント、第2のインタフェースのダウンリンクトンネルエンドポイント、および、第3のインタフェースのアップリンクトンネルエンドポイントのうちの少なくとも1つを含み、または、第1の表示情報は、以下の複数のこと、すなわち、ユーザプレーンノードがパケットデータ収束プロトコル層の機能を有することを必要とされること、ユーザプレーンノードがマスタセルリソース構成を有することを必要とされること、または、ユーザプレーンノードがセカンダリセルリソース構成を有することを必要とされること、のうちの少なくとも1つを示すのに用いられる。
第1の表示情報は、PDCP機能が存在するかどうかを示してもよく、MCG構成が存在するかどうかを示してもよく、または、SCG構成が存在するかどうかを示してもよく、例えば、PDCP機能が存在する(例えば、CU-UPのリソース構成におけるPDCP機能用の値が「present」または「not present」に設定され、CU-CPのリソース構成におけるMCG構成用の値が「present」または「not present」に設定され、CU-UPのリソース構成におけるSCG構成用の値が「present」または「not present」に設定される)かどうかを示してもよいことが理解されるべきである。
具体的には、ユーザプレーンノードが、第1のインタフェースのアップリンクトンネルエンドポイント、第2のインタフェースのアップリンクトンネルエンドポイント、および、第3のインタフェースのダウンリンクトンネルエンドポイントを割り当てる前に、制御プレーンノードは、第1の表示情報をユーザプレーンノードに送信してもよく、第1の表示情報は、明示的に又は暗示的に、ユーザプレーンノードに対して、第1のインタフェースのアップリンクトンネルエンドポイント、第2のインタフェースのアップリンクトンネルエンドポイント、および、第3のインタフェースのダウンリンクトンネルエンドポイントを割り当てるよう命令するのに用いられてもよい。
任意選択で、第1の表示情報は、E1 APメッセージ(例えば、UEベアラセットアップ要求メッセージまたはUEベアラ修正要求メッセージ)、別の既存のE1 APメッセージ、または、新しいメッセージにおいて保持される。これは、本願において限定されるものではない。
任意選択で、E1 APメッセージ(例えばUEベアラセットアップ要求メッセージ)は、第2のインタフェースのダウンリンクトンネルエンドポイント、及び/又は、第3のインタフェースのアップリンクトンネルエンドポイントを含む。
任意選択で、E1 APメッセージは、データ転送命令(例えばDL転送)、または、特定のベアラ用のデータ転送命令を含む。
任意選択で、E1 APメッセージは、セキュリティ構成、SDAP構成およびPDCP構成のうちの少なくとも1つを含む。
任意選択で、E1 APメッセージは、ベアラ及び/又はセッションパラメータを含み、例えば、データパケットセッション識別子(PDUセッションID)、QoSフローインジケータ(QoS flow indicator、QFI)、ベアラ識別子(ERAB ID、DRBID等)、ベアラとQFIとの間のマッピング関係、QFIレベルQoSパラメータ、および、ベアラレベルQoSパラメータのうちの少なくとも1つを含む。
任意選択で、E1 APメッセージは、QFIレベルQoSパラメータ、及び/又は、ベアラレベルQoS(サービス品質、Quality of service)パラメータを含む。具体的には、第1の表示情報が、制御プレーンノードによって必要とされるベアラタイプがセカンダリセル分割ベアラであることを示すのに用いられるシナリオにおいて、QoSパラメータはベアラレベルQoSパラメータを含み、第1の表示情報が、以下のこと:ユーザプレーンノードがパケットデータ収束プロトコル層の機能を有するために必要とされること、ユーザプレーンノードがマスタセルリソース構成を有するために必要とされること、または、ユーザプレーンノードがセカンダリセルリソース構成を有するために必要とされること、のうちの少なくとも1つを示すのに用いられるシナリオにおいて、QoSパラメータは、ベアラレベルQoSパラメータ、MCGによって保持されることができる最大ベアラレベルQoSパラメータ、および、SCGによって保持されることができる最大ベアラレベルQoSパラメータのうちの少なくとも1つを含む。具体的には、QoSパラメータは具体的には、QCI(QoSクラス識別子、QoS class identifier)、割り当て及び保持プライオリティ(allocation and retention priority)、および、保証ビットレートQoS情報(GBR QoS情報)、のうちの少なくとも1つを含む。
例えば、図7に示されるように、SN-CPは、E1 APメッセージ(例えばUEベアラセットアップ要求メッセージ)をSN-UPに送信し、UEベアラセットアップ要求メッセージは、第1の表示情報を保持してもよい。
任意選択で、方法200は更に、以下のステップを備える。
S231.第2のネットワークノードは、第4のメッセージを制御プレーンノードに送信し、制御プレーンノードは、第2のネットワークノードによって送信される第4のメッセージを受信し、第4のメッセージは、第1のインタフェースのダウンリンクトンネルエンドポイントを含む。
第4のメッセージはF1 APメッセージであってもよく、例えば、UEコンテキストセットアップ要求メッセージ、UEコンテキスト修正要求メッセージ、既存のF1 APメッセージ、または、新しいF1 APメッセージであってもよいことが理解されるべきである。これは、本願において限定されるものではない。
例えば、図7に示されるように、DUは、SN-CPによって送信されるUEコンテキストセットアップ要求メッセージを受信し、DUは、F1 APメッセージ(例えばUEコンテキストセットアップ応答メッセージ)をSN-CPに返送し、UEコンテキストセットアップ応答メッセージはF1 DL GTPトンネルエンドポイントを保持する。
S232.制御プレーンノードは、第5のメッセージをユーザプレーンノードに送信し、ユーザプレーンノードは、制御プレーンノードによって送信される第5のメッセージを受信し、第5のメッセージは、第1のインタフェースのダウンリンクトンネルエンドポイント、第2のインタフェースのダウンリンクトンネルエンドポイント、および、第3のインタフェースのアップリンクトンネルエンドポイントのうちの少なくとも1つを含む。
第5のメッセージはE1 APメッセージであってもよく、例えば、UEベアラセットアップ要求メッセージ、UEベアラ修正要求メッセージ、既存のE1 APメッセージ、または、新しいE1 APメッセージであってもよいことが理解されるべきである。これは、本願において限定されるものではない。
ユーザプレーンノードがトンネルエンドポイントを割り当てる前に、制御プレーンノードは、第5のメッセージをユーザプレーンノードに送信してもよく、第5のメッセージは、第1の表示情報を含んでもよく、第5のメッセージは更に、第2のインタフェースのダウンリンクトンネルエンドポイント、及び/又は、第3のインタフェースのアップリンクトンネルエンドポイントを含んでもよいことが理解されるべきである。
第2のネットワークノードによって送信される第4のメッセージを受信した後に、制御プレーンノードは、第5のメッセージをユーザプレーンノードに送信してもよく、第5のメッセージは、第1のインタフェースのダウンリンクトンネルエンドポイントを含むことが更に理解されるべきである。
例えば、図7に示されるように、第5のメッセージは、UEベアラセットアップ要求メッセージであってもよく、UEベアラセットアップ要求メッセージは、X2 DL GTPトンネルエンドポイント及び/又はS1 UL GTPトンネルエンドポイントを保持する。
別の例について、図7に示されるように、第5のメッセージはUEベアラ修正要求メッセージであってもよく、UEベアラ修正要求メッセージは、F1 DL GTPトンネルエンドポイントを保持する。
S233.ユーザプレーンノードは、要求応答メッセージを制御プレーンノードに送信し、制御プレーンノードは、ユーザプレーンノードによって送信される要求応答メッセージを受信する。
例えば、図7に示されるように、SN-UPは、UEベアラ修正応答メッセージをSN-CPに送信する。
本願の本実施形態の伝送方法によれば、第2のベアラのユーザプレーントンネルをセットアップする処理が提供され、ユーザプレーンノードは、異なるトンネルエンドポイントを判断し、これにより、特に複数のインタフェースの複数のネットワークセグメントに一貫性がない場合に、ユーザプレーンに対する、アップリンクトンネルおよびダウンリンクトンネルの割り当ておよび表示の課題を解決することを助けることになる。
本願の本実施形態における伝送方法200は、図12を参照して詳細に上記で説明された。方法200において、ユーザプレーンノードによって実行されるトンネルエンドポイント割り当てが説明された。以下では、図13を参照して、本願の実施形態における方法300を詳細に説明する。方法300において、制御プレーンノードがどのようにトンネルエンドポイントを割り当てるか、が説明される。
表2、表3および表4は、表2、表3および表4において示される通り、伝送方法200におけるネットワークノードによって提供される複数のアドレスを示す。
表2 CU-CPおよびCU-UPによって提供されるアドレス
表3 CU-UPおよびM-eNBによって提供されるアドレス
表4 CU-UPおよびDUによって提供されるアドレス
図13は、本願の実施形態による伝送方法300の概略フローチャートである。図13に示されるように、方法300において、ユーザプレーンノードは、図7におけるSN-UPであってもよく、制御プレーンノードは、図7におけるSN-CPであってもよく、第2のネットワークノードは、図7におけるDUであってもよく、第3のネットワークノードは、図7におけるMNであってもよく、コアネットワークノードは、図7におけるUPFであってもよい。伝送方法300は、以下のステップを備える。
S310.制御プレーンノードが、第1のインタフェースのアップリンクトンネルエンドポイント、第2のインタフェースのアップリンクトンネルエンドポイント、および、第3のインタフェースのダウンリンクトンネルエンドポイントを判断し、第1のインタフェースは、ユーザプレーンノードと第2のネットワークノードとの間のインタフェースであり、第2のインタフェースは、ユーザプレーンノードと第3のネットワークノードとの間のインタフェースであり、第3のインタフェースは、ユーザプレーンノードとコアネットワークノードとの間のインタフェースであり、第1のインタフェース、第2のインタフェースおよび第3のインタフェースは異なるインタフェースである。
S320.制御プレーンノードは、第2のメッセージを第2のネットワークノードに送信し、第2のネットワークノードは、制御プレーンノードによって送信される第2のメッセージを受信し、第2のメッセージは、第1のインタフェースのアップリンクトンネルエンドポイントを含む。
S330.制御プレーンノードは、第3のメッセージを第3のネットワークノードに送信し、第3のネットワークノードは、制御プレーンノードによって送信される第3のメッセージを受信し、第3のメッセージは、第2のインタフェースのアップリンクトンネルエンドポイント、および、第3のインタフェースのダウンリンクトンネルエンドポイントを含む。
S320とS330との間には、実際のシーケンスは1つもないことが理解されるべきである。
第2のメッセージは、UEコンテキストセットアップ要求メッセージまたはUEコンテキスト修正要求メッセージ、別の既存のF1 APメッセージ、若しくは、新しいメッセージのようなF1 APメッセージであってもよいことが理解されるべきである。これは、本願において限定されるものではない。
第3のメッセージは、S-gNB追加要求確認メッセージまたはS-gNB修正要求確認メッセージ、別の既存のX2 APメッセージ、若しくは、新しいメッセージのようなX2 APメッセージであってもよいことが理解されるべきである。これは、本願において限定されるものではない。
任意選択で、S310からS330におけるトンネルエンドポイントは、特定のベアラ、特定のセッション、及び/又は、特定のQoSフロー、のトンネルエンドポイントである。具体的には、ユーザプレーンノードは、特定のベアラ、特定のセッション、及び/又は、特定のQoSフロー、に関する、第1のインタフェースのアップリンクトンネルエンドポイント、第2のインタフェースのアップリンクトンネルエンドポイント、および、第3のインタフェースのダウンリンクトンネルエンドポイントを判断する。
任意選択で、第1のインタフェースのアップリンクトンネルエンドポイント、第2のインタフェースのアップリンクトンネルエンドポイント、および、第3のインタフェースのダウンリンクトンネルエンドポイントは、E1 APメッセージにおいて保持され、制御プレーンノードによってユーザプレーンノードに送信され、E1 APメッセージは、UEベアラセットアップ要求メッセージまたはUEベアラ修正要求メッセージ、別の既存のE1 APメッセージ、または、新しいメッセージであってもよい。これは、本願において限定されるものではない。
任意選択で、制御プレーンノードは、ユーザプレーンノードの事前構成されたアドレスプールに基づいてトンネルエンドポイントを割り当てる。ユーザプレーンノードのアドレスプールは、E1 APインタフェースをセットアップする処理において交換されてもよく、または、ネットワーク管理システム(OAM、operation and maintenance management system)によって事前構成されてもよい。これは、本願において限定されるものではない。
任意選択で、ユーザプレーンノードは、無線リソース制御プロトコル層の機能、サービスデータアダプテーションプロトコル層の機能、および、パケットデータ収束プロトコル層の機能のうちの少なくとも1つを含み、及び/又は、第2のネットワークノードは、パケットデータ収束プロトコル層の機能、無線リンク制御プロトコル層の機能、媒体アクセス制御層の機能、および、物理層の機能のうちの少なくとも1つを含み、及び/又は、第3のネットワークノードは、無線リソース制御プロトコル層の機能、サービスデータアダプテーションプロトコル層の機能、パケットデータ収束プロトコル層の機能、無線リンク制御プロトコル層の機能、媒体アクセス制御層の機能、および、物理層の機能、のうちの少なくとも1つを含む。
具体的には、制御プレーンノードは、第1のインタフェースのアップリンクトンネルエンドポイント、第2のインタフェースのアップリンクトンネルエンドポイント、および、第3のインタフェースのダウンリンクトンネルエンドポイントを割り当てる。制御プレーンノードは、第2のメッセージを第2のネットワークノードに送信し、第3のメッセージを第3のネットワークノードに送信し、第2のメッセージは、第1のインタフェースのアップリンクトンネルエンドポイントを含み、第3のメッセージは、第2のインタフェースのアップリンクトンネルエンドポイント、および、第3のインタフェースのダウンリンクトンネルエンドポイントを含む。
第1のインタフェース、第2のインタフェース、および、第3のインタフェースのネットワークセグメントは、一貫性がない(例えば、いくつかは内部ネットワークであり、いくつかは外部ネットワークである)ことが理解されるべきである。この場合、第1のインタフェースのアップリンクトンネルエンドポイント、第2のインタフェースのアップリンクトンネルエンドポイント、および、第3のインタフェースのダウンリンクトンネルエンドポイントは異なる。
第1のインタフェース、第2のインタフェース、および、第3のインタフェースのネットワークセグメントが一致するならば、第1のインタフェースのアップリンクトンネルエンドポイント、第2のインタフェースのアップリンクトンネルエンドポイント、および、第3のインタフェースのダウンリンクトンネルエンドポイントは同じであることが更に理解されるべきである。
例えば、図7に示されるように、第1のインタフェースはF1インタフェースであり、第2のインタフェースはX2インタフェースであり(又はXnインタフェースであり、X2インタフェースは、以下の説明のための例として用いられる)、第3のインタフェースはS1インタフェースである。
別の例について、図7に示されるように、第1のインタフェースのアップリンクトンネルエンドポイントはF1 UL GTPトンネルエンドポイントであり、第1のインタフェースのダウンリンクトンネルアドレスはF1 DL GTPトンネルエンドポイントであり、第2のインタフェースのアップリンクトンネルエンドポイントはX2 UL GTPトンネルエンドポイントであり、第2のインタフェースのダウンリンクトンネルエンドポイントはX2 DL GTPトンネルエンドポイントであり、第3のインタフェースのアップリンクトンネルアドレスはS1 UL GTPトンネルエンドポイントであり、第3のインタフェースのダウンリンクトンネルアドレスはS1 DL GTPトンネルエンドポイントである。トンネルエンドポイントは、ベアラ、セッション及び/又はQoSフローと1対1の対応関係にあってもよいことが理解されるべきである。
別の例について、図7に示されるように、SN-CPは最初に、F1 UL TPトンネルエンドポイント、X2 UL GTPトンネルエンドポイントおよびS1 DL GTPトンネルエンドポイントを割り当てる。SN-CPは、F1 APメッセージ(例えばUEコンテキストセットアップ要求メッセージ)をDUに送信し、UEコンテキストセットアップ要求メッセージは、F1 UL GTPトンネルエンドポイントを保持する。SN-CPは、X2 APメッセージ(例えばSgNB追加要求確認メッセージ)をMNに送信し、SgNB追加要求確認メッセージは、X2 UL GTPトンネルエンドポイントおよびS1 DL GTPトンネルエンドポイントを保持する。トンネルエンドポイントは、ベアラ、セッション及び/又はQoSフローと1対1の対応関係にあってもよいことが理解されるべきである。
任意選択で、データ転送がサポートされているならば、第3のメッセージは更に、X2インタフェースのデータ転送(data forwarding)アドレスを保持し、第2のメッセージは更に、F1インタフェースのデータ転送アドレスを保持する。アドレスは、制御プレーンノードまたはユーザプレーンノードによって割り当てられてもよい。同様に、アドレスがユーザプレーンノードによって割り当てられるならば、アドレスは、ユーザプレーンノードによって制御プレーンノードに送信されてもよい。 具体的には、X2インタフェースのデータ転送アドレスは、ダウンリンクデータ転送アドレスおよびアップリンクデータ転送アドレス(例えば、X2伝送ベアラがダウンリンクデータパケットPDUを転送するのに用いられることを示すDL転送X2 GTPトンネルエンドポイント、および、X2伝送ベアラがアップリンクデータパケットPDUを転送するのに用いられることを示すUL転送X2 GTPトンネルエンドポイント)を含む。F1インタフェースのデータ転送アドレスは、ダウンリンクデータ転送アドレスおよびアップリンクデータ転送アドレス(例えば、F1伝送ベアラがダウンリンクデータパケットPDUを転送するのに用いられることを示すDL転送F1 GTPトンネルエンドポイント、および、F1伝送ベアラがアップリンクデータパケットPDUを転送するのに用いられることを示すUL転送F1 GTPトンネルエンドポイント)を含む。転送アドレスはGTPトンネルエンドポイント(伝送IPアドレスおよびTEIDを含む)である。X2インタフェースのデータ転送アドレスおよびF1インタフェースのデータ転送アドレスは複数のベアラと1対1の対応関係にあってもよいことに留意すべきである。任意選択で、データ転送がサポートされているならば、データ転送アドレスは制御プレーンノードによって割り当てられ、代替的に、X2インタフェースのデータ転送アドレスは、E1 APメッセージにおいて保持されて且つ制御プレーンノードによってユーザプレーンノードに送信されてもよい。
任意選択で、制御プレーンノードによってユーザプレーンノードに送信されるE1 APメッセージは表示情報を保持し、表示情報は、データ転送アドレスとインタフェースとの間の対応関係を示すのに用いられる。
任意選択で、データ転送がサポートされているならば、データ転送アドレスは制御プレーンノードによって割り当てられ、代替的に、F1インタフェースのデータ転送アドレスは、F1 APメッセージにおいて保持されて且つ制御プレーンノードによって第2のネットワークノードに送信されてもよく、または、F1インタフェースのデータ転送アドレスは、E1 APメッセージに保持されて且つ制御プレーンノードによってユーザプレーンノードに送信されてもよい。
任意選択で、データ転送がサポートされていて、且つ、データ転送アドレスがユーザプレーンノードによって割り当てられるならば、制御プレーンノードがデータ転送アドレスを受信する前に、制御プレーンノードは、データ転送命令をユーザプレーンノードに送信し、データ転送命令は、ユーザプレーンノードに対して、ダウンリンクデータを転送するよう命令するのに用いられる。更に、代替的に、データ転送命令は、ユーザプレーンノードに対して、特定のベアラ、特定のセッション及び/又は特定のQoSフローのダウンリンクデータを転送するよう命令するのに用いられてもよい。
任意選択で、方法300は更に、以下のステップを備える。
S301.第3のネットワークノードは、第3の要求メッセージを制御プレーンノードに送信し、制御プレーンノードは、第3のネットワークノードによって送信される第3の要求メッセージを受信し、第3の要求メッセージは、制御プレーンノードに対して、無線リソースを第2のベアラに割り当てることを要求するのに用いられる。
任意選択で、第2のベアラはセカンダリセル分割ベアラ(SCG分割ベアラ)である。
任意選択で、第2のベアラの特性は、第3の要求メッセージにおいて指定され、ベアラタイプに対応するTNLアドレスおよびベアラパラメータを含む。
任意選択で、第3のネットワークノードは最新の測定結果を第3の要求メッセージに追加する。
任意選択で、第3の要求メッセージは、第2のインタフェースのダウンリンクトンネルエンドポイント、及び/又は、第3のインタフェースのアップリンクトンネルエンドポイントを含む。
任意選択で、第3の要求メッセージは、ベアラ及び/又はセッション構成パラメータを含み、例えば、ベアラ識別子(ERAB IDまたはDRB ID)、ベアラレベルQoSパラメータ、データパケットセッション識別子、QoSフローインジケータ(QoS flow indicator、QFI)、ベアラとQFIとの間のマッピング関係、および、QFIレベルQoSパラメータのうちの少なくとも1つを含む。
任意選択で、第3の要求メッセージは、データ転送命令を含み、例えば、特定のベアラのデータ転送命令(例えばDL転送)を含む。
具体的には、制御プレーンノードがトンネルエンドポイントを割り当てる前に、第3のネットワークノードは、第3の要求メッセージを制御プレーンノードに送信し、第3の要求メッセージは、制御プレーンノードに対して、無線リソースを第2のベアラに割り当てることを要求するのに用いられる。
例えば、図7に示されるように、MNはX2 APメッセージ(例えばSgNB追加要求メッセージ)をSN-CPに送信し、SgNB追加要求メッセージは、X2 DL GTPトンネルエンドポイントと、S1 UL GTPトンネルエンドポイントと、ベアラ及び/又はセッション構成情報(例えば、ベアラ識別子ERAB ID、ベアラレベルQoSパラメータ、データパケットセッション識別子、QoSフローインジケータ(QoS flow indicator、QFI)、ベアラとQFIとの間のマッピング関係、QFIレベルQoSパラメータ、および、ベアラレベルQoSパラメータのうちの少なくとも1つ)と、を保持する。
任意選択で、方法300は更に、以下のステップを備える。
S321.第2のネットワークノードは、第4のメッセージを制御プレーンノードに送信し、制御プレーンノードは、第2のネットワークノードによって送信される第4のメッセージを受信し、第4のメッセージは、第1のインタフェースのダウンリンクトンネルエンドポイントを含む。
例えば、図7に示されるように、DUは、SN-CPによって送信されるUEコンテキストセットアップ要求メッセージを受信し、DUは、F1 APメッセージ(例えばUEコンテキストセットアップ応答メッセージ)をSN-CPに返送し、UEコンテキストセットアップ応答メッセージはF1 DL GTPトンネルエンドポイントを保持する。
S322.制御プレーンノードは、第5のメッセージをユーザプレーンノードに送信し、ユーザプレーンノードは、制御プレーンノードによって送信される第5のメッセージを受信し、第5のメッセージは、第1のインタフェースのアップリンクトンネルエンドポイント、第1のインタフェースのダウンリンクトンネルエンドポイント、第2のインタフェースのアップリンクトンネルエンドポイント、第2のインタフェースのダウンリンクトンネルエンドポイント、第3のインタフェースのアップリンクトンネルエンドポイント、および、第3のインタフェースのダウンリンクトンネルエンドポイント、のうちの少なくとも1つを含む。
第5のメッセージはE1 APメッセージであり、例えば、UEベアラセットアップ要求メッセージ、UEベアラ修正要求メッセージ、別の既存のE1 APメッセージ、または、新しいメッセージであることが理解されるべきである。これは、本願において限定されるものではない。
本願の本実施形態における伝送方法によれば、制御プレーンノードによってユーザプレーンノードに送信されるメッセージは、アップリンクトンネルおよびダウンリンクトンネルのトンネルエンドポイントを保持し、これにより、ユーザプレーンノードは、データがユーザプレーンノードに向けて送信されるかどうかを識別することができる。
任意選択で、第5のメッセージは更に表示情報を含み、表示情報は、トンネルエンドポイントとインタフェースとの間の対応関係を示すのに用いられる。例えば、表示情報は、ユーザプレーンノードに対して、第1のインタフェースのアップリンクトンネルエンドポイントが第1のインタフェースのために用いられること、第2のインタフェースのアップリンクトンネルエンドポイントが第2のインタフェースのために用いられること、及び/又は、第3のインタフェースのダウンリンクトンネルエンドポイントが第3のインタフェースのために用いられることを示す。
例えば、SN-CPは、E1 APメッセージ(例えば、UEベアラセットアップ要求メッセージ)をSN-UPに送信し、UEベアラセットアップ要求メッセージは、F1 UL GTPトンネルエンドポイント、F1 DL GTPトンネルエンドポイント、X2 UL GTPトンネルエンドポイント、X2 DL GTPトンネルエンドポイント、S1 UL GTPトンネルエンドポイント、および、S1 DL GTPトンネルエンドポイントのうちの少なくとも1つを保持する。
S323.ユーザプレーンノードは、要求応答メッセージを制御プレーンノードに送信し、制御プレーンノードは、ユーザプレーンノードによって送信される要求応答メッセージを受信する。
例えば、図7に示されるように、SN-UPは、UEベアラセットアップ応答メッセージをSN-CPに送信する。
第3のインタフェースのダウンリンクトンネルエンドポイントは代替的に、ユーザプレーンノードによって割り当てられてもよく、したがって、要求応答メッセージは、第3のインタフェースのダウンリンクトンネルエンドポイントを保持することが理解されるべきである。更に、要求応答メッセージは更に、第3のインタフェースのダウンリンクトンネルエンドポイントが第3のインタフェースのために用いられることを示すのに用いられる表示情報を保持してもよい。
本願の本実施形態の伝送方法によれば、第2のベアラのユーザプレーントンネルをセットアップする処理が提供され、制御プレーンノードは、異なるトンネルエンドポイントを判断し、これにより、特に複数のインタフェースの複数のネットワークセグメントに一貫性がない場合に、ユーザプレーンに対する、アップリンクトンネルおよびダウンリンクトンネルの割り当ておよび表示の課題を解決することを助けることになる。
表5、表6および表7は、表5、表6および表7において示される通り、伝送方法300におけるネットワークノードによって提供される複数のアドレスを示す。
表5 CU-CPおよびCU-UPによって提供されるアドレス
表6 CU-UPおよびM-eNBによって提供されるアドレス
表7 CU-UPおよびDUによって提供されるアドレス
伝送方法200および伝送方法300において、複数のトンネルエンドポイント(第1のインタフェースのアップリンクトンネルエンドポイント、第2のインタフェースのアップリンクトンネルエンドポイント、および、第3のインタフェースのダウンリンクトンネルエンドポイント)がユーザプレーンノードおよび制御プレーンノードによって割り当てられる処理のみが説明され、複数のトンネルエンドポイントは代替的に、制御プレーンノードおよびユーザプレーンノードの間の協働によって割り当てられてもよいことが理解されるべきである。例えば、ユーザプレーンノードは、第1のインタフェースのアップリンクトンネルエンドポイント、および、第2のインタフェースのアップリンクトンネルエンドポイントを割り当て、制御プレーンノードは、第3のインタフェースのダウンリンクトンネルエンドポイントを割り当てる。別の例について、制御プレーンノードは、第1のインタフェースのアップリンクトンネルエンドポイントおよび第2のインタフェースのアップリンクトンネルエンドポイントを割り当て、ユーザプレーンノードは、第3のインタフェースのダウンリンクトンネルエンドポイントを割り当てる。割り当ては、任意の組み合わせで実行されてもよく、本願は、これに限定されるものではない。
前述のものは、方法100から方法300を用いることによって、ユーザプレーンアップリンクおよびダウンリンクトンネルエンドポイントを割り当てて示す処理を詳細に説明した。以下では、方法400から方法700を参照して詳細に、トラフィック統計、電力配分、および、セル識別子追加処理を説明する。
図14は、本願の実施形態による伝送方法400の概略フローチャートである。図14に示されるように、方法400において、第1のネットワークノードは、図1における第1のネットワークノードであってもよく、図2におけるCUであってもよく、図3におけるS-gNB-CUであってもよく、または、図4におけるSgNB-CPであってもよく、第2のネットワークノードは、図1における第2のネットワークノードであってもよく、図2におけるDUであってもよく、図3におけるS-gNB-DUであってもよく、または、図4におけるS-gNB-DUであってもよく、第3のネットワークノードは、図3におけるM-eNBまたは図4におけるM-eNBであってもよい。伝送方法400は、以下のステップを備える。
S410.第2のネットワークノードは、第7のメッセージを第1のネットワークノードに送信し、第1のネットワークノードは、第2のネットワークノードから第7のメッセージを受信し、第7のメッセージは、第2のネットワークノードによって伝送されるデータトラフィック情報を含む。
第7のメッセージは、UEコンテキストセットアップ応答メッセージ、UEコンテキスト修正応答メッセージ、UEコンテキスト修正必要メッセージ、別の既存のF1 APメッセージ、または、新しいメッセージのようなF1 APメッセージであってもよいことが理解されるべきである。これは、本願において限定されるものではない。
第1のネットワークノードは、無線リソース制御プロトコル層の機能、サービスデータアダプテーションプロトコル層の機能、および、パケットデータ収束プロトコル層の機能のうちの少なくとも1つを含み、及び/又は、第2のネットワークノードは、無線リンク制御プロトコル層の機能、媒体アクセス制御層の機能、および、物理層の機能のうちの少なくとも1つを含み、及び/又は、第3のネットワークノードは、無線リソース制御プロトコル層の機能、サービスデータアダプテーションプロトコル層の機能、パケットデータ収束プロトコル層の機能、無線リンク制御プロトコル層の機能、媒体アクセス制御層の機能、および、物理層の機能、のうちの少なくとも1つを含む。
任意選択で、第1のネットワークノードは、無線リソース制御プロトコル層の機能、サービスデータアダプテーションプロトコル層の機能、および、パケットデータ収束プロトコル層の機能のうちの少なくとも1つを含み、及び/又は、第2のネットワークノードは、無線リンク制御プロトコル層の機能、媒体アクセス制御層の機能、および、物理層の機能のうちの少なくとも1つを含む。
任意選択で、第2のネットワークノードによって伝送されるデータトラフィック情報は、第2のネットワークノードによって伝送されるアップリンクデータトラフィック、第2のネットワークノードによって伝送されるダウンリンクデータトラフィック、並びに、第2のネットワークノードによって伝送されるデータトラフィックについての統計を収集する統計収集の開始時間および終了時間のうちの少なくとも1つを含む。
任意選択で、第2のネットワークノードのデータトラフィック情報は、MCG分割ベアラ、SCGベアラおよびSCG分割ベアラのようないくつかのベアラのトラフィック情報を含む。
任意選択で、第2のネットワークノードのデータトラフィック情報は、ERAB ID1、ERAB ID2、セッションID1およびQFI1のような、特定のベアラ、特定のセッション及び/又は特定のQoSフローのトラフィック情報を含む。
本明細書におけるデータトラフィック情報は、セカンダリ基地局によって伝送されるデータトラフィック情報であってもよい、すなわち、セカンダリ基地局のエアインタフェースによって端末デバイスに伝送されるデータトラフィックであってもよいことが理解されるべきである。
例えば、図3に示されるように、S-gNB-DUは、S-gNB-CUに対して、S-gNB-DUのデータトラフィック情報を頻繁に報告してもよい。S-gNB-DUは、データトラフィック情報をF1 APメッセージ(例えば、UEコンテキストセットアップ要求メッセージ、UEコンテキスト修正要求メッセージ、または、UEコンテキスト修正必要メッセージ)に追加してもよい。代替的に、F1 APメッセージは、別の既存のメッセージまたは新しいメッセージである。本願はこれに限定されるものではない。
別の例について、図4に示されるように、S-gNB-DUは、S-gNB-CPに対して、S-gNB-DUのデータトラフィック情報を頻繁に報告してもよい。S-gNB-DUは、データトラフィック情報をF1 APメッセージ(例えば、UEコンテキストセットアップ要求メッセージ、UEコンテキスト修正要求メッセージ、または、UEコンテキスト修正必要メッセージ)に追加してもよい。代替的に、F1 APメッセージは、別の既存のメッセージまたは新しいメッセージである。本願はこれに限定されるものではない。
データトラフィック情報は、ベアラ識別子(ERAB ID)、セッション識別子(PDUセッションID)、QoSフローインジケータ(QoS flow indicator、QFI)、トラフィックについての統計が収集され始める時点のタイムスタンプ(開始タイムスタンプ)、トラフィックについての統計の収集が終了する時点のタイムスタンプ(終了タイムスタンプ)、アップリンクデータトラフィック情報(使用カウントUL)、または、ダウンリンクデータトラフィック情報(使用カウントDL)のうちの少なくとも1つを含んでもよいことが理解されるべきである。
任意選択で、方法400は更に、以下のステップを備える。
S401.第1のネットワークノードは、第2の表示情報を第2のネットワークノードに送信し、第2のネットワークノードは、第1のネットワークノードによって送信される第2の表示情報を受信し、第2の表示情報は、第2のネットワークノードに対して、第2のネットワークノードによって伝送されるデータトラフィック情報を報告するよう命令するのに用いられる。
セカンダリ基地局がCU-DUアーキテクチャをサポートしている、または、セカンダリ基地局がCP-UPアーキテクチャをサポートしているならば、マスタ基地局からセカンダリ基地局のDUにデータが送信される場合に、セカンダリ基地局のDUは、セカンダリ基地局のCUによって送信される第2の表示情報に基づいて、伝送されるデータトラフィックについての統計を収集することが理解されるべきである。第2の表示情報は、CUおよびDUの間で、UEコンテキストセットアップ要求メッセージ、UEコンテキスト修正要求メッセージ、または、UEコンテキスト修正確認メッセージのようなF1 APメッセージを用いることによって送信され、または、別の既存のメッセージまたは新しいメッセージを用いることによって送信されてもよい。これは、本願において限定されるものではない。
このステップの前に、複数のリンクはセットアップされる必要があり、複数のリンクをセットアップする処理は、先行技術における当該処理と同様であることが更に理解されるべきである。簡潔さのために、本明細書において詳細は説明しない。
このステップは任意選択のものであることが更に理解されるべきである。すなわち、セカンダリ基地局のDUは、伝送されるデータのトラフィックについての統計を頻繁に収集して報告してもよい。
任意選択で、第2の表示情報は、以下のものの1つ又は複数を含むが、これに限定されるものではない。
(1)第2のネットワークノードに対して、トラフィック情報を報告するよう明示的に命令し、トラフィック情報についての統計が収集される。
(2)第2のネットワークノードに対して、特定のベアラ(特定のベアラ、特定のセッションおよび特定のQoSフローのうちの少なくとも1つを含む)、トラフィック統計収集の開始時間及び終了時間、特定のベアラのトラフィックについての統計を収集する開始時間及び終了時間、アップリンクおよびダウンリンクトラフィック統計、特定のベアラのアップリンクおよびダウンリンクトラフィック統計、等のトラフィック情報を報告するよう命令する。例えば、第2の表示情報は、ベアラ識別子(ERAB ID)、トラフィック統計収集が開始する時点のタイムスタンプ(開始タイムスタンプ)、トラフィック統計収集が終了する時点のタイムスタンプ(終了タイムスタンプ)、特定のベアラのトラフィック統計の収集が開始する時点のタイムスタンプ、特定のベアラのトラフィック統計の収集が終了する時点のタイムスタンプ、特定のベアラのアップリンクデータトラフィックの統計情報、特定のベアラのダウンリンクデータトラフィックの統計情報、アップリンクデータトラフィック情報(使用カウントUL)、または、ダウンリンクデータトラフィック情報(使用カウントDL)のうちの少なくとも1つを含む。
(3)データトラフィック情報の報告期間を報告するよう命令する。
任意選択で、方法400は更に、以下のステップを備える。
S420.第1のネットワークノードは、第2のネットワークノードのデータトラフィック情報を第3のネットワークノードに送信し、第3のネットワークノードは、第1のネットワークノードからデータトラフィック情報を受信する。
具体的には、第2のネットワークノードによって送信されるデータトラフィック情報を受信した後、第1のネットワークノードは、データトラフィック情報を第3のネットワークノードに送信してもよい。
例えば、図3に示されるように、S-gNB-CUは、セカンダリRATデータ使用報告をM-eNBに送信し、セカンダリRATデータ使用報告メッセージは、S-gNB-DUのデータトラフィック情報を保持する。
別の例について、図4に示されるように、S-gNB-CPは、セカンダリRATデータ使用報告をM-eNBに送信し、セカンダリRATデータ使用報告メッセージは、S-gNB-DUのデータトラフィック情報を保持する。
任意選択で、データトラフィック情報は、ベアラ識別子(ERAB ID)、トラフィック統計収集が開始する時点のタイムスタンプ(開始タイムスタンプ)、トラフィック統計収集が終了する時点のタイムスタンプ(終了タイムスタンプ)、アップリンクデータトラフィック情報(使用カウントUL)、または、ダウンリンクデータトラフィック情報(使用カウントDL)のうちの少なくとも1つを含む。
任意選択で、データトラフィック情報は更に、セカンダリ基地局タイプ(Secondary Rat Type)情報を含み、セカンダリRATタイプ情報は、セカンダリ基地局のCUが、セカンダリ基地局のDUによって送信されるデータトラフィック情報を受信した後に、トラフィック統計報告(Secondary Rat Data Usage Report)に追加されてマスタ基地局に送信されてもよい。代替的に、セカンダリRATタイプ情報は、セカンダリ基地局のDUによってトラフィック統計情報に追加され、セカンダリ基地局のCUに送信されてもよい。トラフィック統計情報を受信した後、セカンダリ基地局のCUは、トラフィック統計情報をマスタ基地局に送信する。この場合、セカンダリ基地局のCUは、セカンダリRATタイプを修正してもよく、修正しなくてもよい。
本願の本実施形態における伝送方法400は、独立した実施形態であってもよく、または、別の実施形態と組み合わされてもよいことが理解されるべきである。例えば、伝送方法400は、伝送方法100に基づいてもよい。本願は、これに限定されるものではない。
本願の本実施形態におけるデータトラフィック情報は、具体的には、データPDU、データパケットにおけるIPヘッダまたは伝送制御プロトコル(Transmission Control Protocol、TCP)/ユーザデータグラムプロトコル(user datagram protocol、UDP)ヘッダ、TCP制御パケット(例えばACK)、若しくは、再伝送データパケットのうちの1つ又は複数を含んでもよいことが更に理解されるべきである。
本願の本実施形態における伝送方法によれば、セカンダリ基地局がCU-DUアーキテクチャをサポートしているマルチリンクシナリオにおいて、マスタ基地局がセカンダリ基地局のDUへのユーザプレーンデータ伝送を直接実行する場合に、セカンダリ基地局のトラフィック統計の課題が解決される。
以下では、本願の実施形態による伝送方法500を説明する。伝送方法500は主に、マスタ基地局及びセカンダリ基地局の両方がCU-DUアーキテクチャをサポートしている場合に適用可能である。
図15は、本願の実施形態による伝送方法500の概略フローチャートである。図15に示されるように、第1のネットワークノードは、図5におけるM-gNB-CUであってもよく、第2のネットワークノードは、図5におけるM-gNB-DUであってもよい。伝送方法500は、以下のステップを備える。
S510.第1のネットワークノードは、第9のメッセージを第2のネットワークノードに送信し、第2のネットワークノードは、第1のネットワークノードによって送信される第9のメッセージを受信し、第9のメッセージは、第2のネットワークノードの第1の電力構成パラメータを含み、第1の電力構成パラメータは、マスタセルグループで端末デバイスが用いることができる最大伝送電力である。
具体的には、第2のネットワークノードの電力構成パラメータは、第1のネットワークノードによって判断されてもよく、第1のネットワークノードは、第9のメッセージを第2のネットワークノードに送信し、第9のメッセージは、第2のネットワークノードの第1の電力構成パラメータを含む。
例えば、図5に示されるように、M-gNB-DUの電力構成パラメータ(例えばP-max MCGであり、特定の名称は本願において限定されるものではない)の特定の値は、M-gNB-CUによって判断される。F1インタフェースメッセージは、UEコンテキストセットアップ要求メッセージまたはUEコンテキスト修正要求メッセージのようなメッセージであってもよい。
任意選択で、第1のネットワークノードは、第1の電力構成パラメータを第4のネットワークノードに送信する。
任意選択で、方法500は更に、以下のステップを備える。
S520.第2のネットワークノードは、要求応答メッセージを第1のネットワークノードに送信する。
例えば、図5に示されるように、M-gNB-DUは、UEコンテキストセットアップ応答メッセージまたはUEコンテキスト修正応答メッセージのようなメッセージをM-gNB-CUに送信する。
任意選択で、方法500は更に、第2のネットワークノードが、第10のメッセージを第1のネットワークノードに送信する段階を備え、第10のメッセージは、第2のネットワークノードの第2の電力構成パラメータを含み、第2の電力構成パラメータは、マスタセルグループで端末デバイスが用いることができる最大伝送電力である。
第2のネットワークノードの電力構成パラメータが更新されている場合、第10のメッセージは、第1のネットワークノードに送信されてもよいことが理解されるべきである。
任意選択で、方法500は更に、以下のステップを備える。
S501.第4のネットワークノードは、電力更新情報を第5のネットワークノードに送信し、電力更新情報は、第4のネットワークノードの更新された第3の電力構成パラメータを含み、第3の電力構成パラメータは、セカンダリセルグループで端末デバイスが用いることができる最大伝送電力である。
第4のネットワークノードは、図5におけるS-gNB-DUであってもよく、第5のネットワークノードは、図5におけるS-gNB-CUであってもよいことが理解されるべきである。
任意選択で、電力更新情報は、第4のネットワークノードによって第5のネットワークノードに送信される既存の情報要素CellGroupConfigにあってもよい。CellGroupConfigを受信した後、第5のネットワークノードは、CellGroupConfigを解析して、CellGroupConfigから電力更新情報を読み出し、これにより、電力が更新されているかどうかを判断することを必要とすることが理解されるべきである。
任意選択で、電力更新情報は、明示的な情報要素(例えばP-max SCG)として用いられ、第4のネットワークノードによって第5のネットワークノードに送信されるF1 APメッセージに保持されてもよい。電力更新情報を受信した後、第5のネットワークノードは、電力更新情報を直接読み出し、次に、電力が更新されているかどうかを判断することが理解されるべきである。この選択可能な項目において、電力更新情報は、CellGroupConfigにおいて設定されてもよく、または、設定されなくてもよい。
任意選択で、第5のネットワークノードが、電力が更新されていると判断した後、更新された電力は、第5のネットワークノードによって第1のネットワークノードに送信されるX2インタフェースメッセージに保持される(任意選択で、X2インタフェースメッセージは更に、第1のネットワークノードに対して、マスタセルグループの電力パラメータを更新するよう命令するための電力更新命令を保持してもよい)。X2インタフェースメッセージは、SgNB修正必要メッセージ、SgNB追加要求確認メッセージ、SgNB修正要求確認メッセージ、別の既存のX2 APメッセージ、または、新しいメッセージであってもよいことが理解されるべきである。これは、本願において限定されるものではない。
任意選択で、第5のネットワークノードが、電力が更新されていると判断した後、更新された電力は、第5のネットワークノードによって第1のネットワークノードに送信されるX2インタフェースメッセージに保持される。具体的には、更新された電力は、情報要素CellGroupConfigに保持される。X2インタフェースメッセージを受信し、情報要素CellGroupConfigを解析し、更新された電力を取得した後、第1のネットワークノードは、マスタセルグループの電力パラメータが更新されることを必要としているかどうかを判断する。X2インタフェースメッセージは、SgNB修正必要メッセージ、SgNB追加要求確認メッセージ、SgNB修正要求確認メッセージ、別の既存のX2 APメッセージ、または、新しいメッセージであってもよいことが理解されるべきである。これは、本願において限定されるものではない。
任意選択で、X2インタフェースメッセージを受信した後、第1のネットワークノードは、構成を受け入れるかどうかを判断する。具体的には、第1のネットワークノードは、電力更新情報を受け入れるかどうかを判断し、フィードバックメッセージを第5のネットワークノードに送信してもよく、フィードバックメッセージは、直接、拒否メッセージを含んでもよく、または、新しい電力情報等を含んでもよい(例えば、フィードバックメッセージは、SgNB修正確認メッセージ、SgNB修正拒否メッセージ、SgNB修正要求メッセージ、または、新しいX2 APメッセージのような既存のメッセージに保持されてもよく、これは本願において限定されるものではない)。
具体的には、第4のネットワークノードのいくつかの構成は、例えば電力構成(例えばP-max SCG)は、更新されることを必要とする。電力構成パラメータは、セカンダリセルグループで端末デバイスが用いることができる最大伝送電力である。第4のネットワークノードは、アップリンク伝送用のスケジューラを制御するので、第4のネットワークノードは、セカンダリセルグループで端末デバイスが用いることができる最大伝送電力を修正する権限を有し、第4のネットワークノードの電力構成パラメータは、電力更新情報を用いることによって第5のネットワークノードに送信される。
任意選択で、S501は、第4のネットワークノードの構成を修正する処理であり、第5のネットワークノードは、第4のネットワークノードの更新された電力構成パラメータを判断してもよい。
例えば、図5に示されるように、S-gNB-DUの電力構成パラメータは、F1インタフェースメッセージを用いることによって、S-gNB-DUからS-gNB-CUに伝送されてもよい。具体的には、F1 APメッセージは、例えば、UEコンテキストセットアップ応答メッセージ、UEコンテキスト修正必要/応答メッセージ、または、新しいメッセージである。これは、本願において限定されるものではない。
S502.第1のネットワークノードは、マルチリンクデータ伝送用のノードとして第5のネットワークノードを追加する(セカンダリノード追加)。
具体的には、S502は、既存のマルチリンクセットアップ処理と同様であり、簡潔さのため、詳細は本明細書において説明しない。
任意選択で、S502において、第4のネットワークノードの電力構成パラメータは、第1のネットワークノードによって判断され、第5のネットワークノードを用いることによって第4のネットワークノードに送信される。
例えば、UEコンテキストセットアップ要求メッセージまたはUEコンテキスト修正要求メッセージのようなメッセージが、S-gNB-DUコンテキストセットアップ要求処理において、または、S-gNB-DUコンテキスト修正処理において、送信されてもよく、若しくは、新しいF1 APメッセージが送信されてもよい。本願は、これに限定されるものではない。
本願の本実施形態における伝送方法500は、独立した実施形態であってもよく、または、別の実施形態と組み合わされてもよいことが理解されるべきである。例えば、伝送方法500は、伝送方法200および伝送方法300と組み合わされてもよい。より具体的には、伝送方法200および伝送方法300における第3のネットワークノード(例えば、図7におけるMN)がCU-DUアーキテクチャをサポートしている場合、第3のネットワークノードのCUは、第3のネットワークノードのDUの電力構成パラメータを第3のネットワークノードのDUに送信してもよく、または、第2のネットワークノードは、電力更新情報を制御プレーンノードに送信してもよい。
本願の本実施形態における伝送方法によれば、マスタ基地局及びセカンダリ基地局がCU-DUアーキテクチャに関する場合、マルチリンクシナリオにおける電力配分が実装され、これにより、端末デバイスの合計伝送電力が、頻繁に、端末デバイスの最大伝送電力を超過することを回避するのを助けることができる。
前述のものは、伝送方法500を用いることによって電力配分処理を説明した。方法500において、マスタ基地局及びセカンダリ基地局の両方は、CU-DUアーキテクチャに関する。以下では、伝送方法600を用いることによって、別の電力配分処理を説明する。方法500におけるものと異なり、マスタ基地局及びセカンダリ基地局は、1つのCUと複数のDUのアーキテクチャに関する。
図16は、本願の実施形態による伝送方法600の概略フローチャートである。図16に示されるように、第1のネットワークノードは、図6におけるgNB-CUであってもよく、第2のネットワークノードは、図6におけるM-gNB-DUであってもよい。伝送方法600は、以下のステップを備える。
S610.第1のネットワークノードは、第9のメッセージを第2のネットワークノードに送信し、第2のネットワークノードは、第1のネットワークノードによって送信される第9のメッセージを受信し、第9のメッセージは、第2のネットワークノードの第1の電力構成パラメータを含み、第1の電力構成パラメータは、マスタセルグループで端末デバイスが用いることができる最大伝送電力である。
具体的には、第2のネットワークノードの第1の電力構成パラメータは、第1のネットワークノードによって判断されてもよく、第1のネットワークノードは、第9のメッセージを第2のネットワークノードに送信し、第9のメッセージは、第2のネットワークノードの第1の電力構成パラメータを含む。
例えば、図6に示されるように、M-gNB-DUの電力構成パラメータ(P-max MCGであり、特定の名称は本願において限定されるものではない)の特定の値は、gNB-CUによって判断され、F1インタフェースメッセージは、UEコンテキストセットアップ要求メッセージまたはUEコンテキスト修正要求メッセージのようなメッセージであってもよい。
第1のネットワークノードは更に、第2のネットワークノードの第1の電力構成パラメータを第4のネットワークノードに送信してもよいことが理解されるべきである。
任意選択で、伝送方法600は更に、以下のステップを備える。
S620.第2のネットワークノードは、要求応答メッセージを第1のネットワークノードに送信する。
例えば、図6に示されるように、M-gNB-DUは、UEコンテキストセットアップ応答メッセージまたはUEコンテキスト修正応答メッセージのようなメッセージをgNB-CUに送信する。
任意選択で、伝送方法600は更に、第2のネットワークノードが、第10のメッセージを第1のネットワークノードに送信する段階を備え、第10のメッセージは、第2のネットワークノードの第2の電力構成パラメータを含み、第2の電力構成パラメータは、マスタセルグループで端末デバイスが用いることができる最大伝送電力である。
第2のネットワークノードの電力構成パラメータが更新されている場合、第10のメッセージは、第1のネットワークノードに送信されてもよいことが理解されるべきである。
任意選択で、伝送方法600は更に、以下のステップを備える。
S601.第4のネットワークノードは、電力更新情報を第1のネットワークノードに送信し、電力更新情報は、第4のネットワークノードによって更新された第3の電力構成パラメータを含み、第3の電力構成パラメータは、セカンダリセルグループで端末デバイスが用いることができる最大伝送電力である。
S601は、S501と同様であることが理解されるべきである。簡潔さのために、詳細は本明細書において再度説明しない。
例えば、図6に示されるように、S-gNB-DUの電力構成パラメータは、F1インタフェースメッセージを用いることによって、S-gNB-DUからgNB-CUに伝送されてもよい。具体的には、F1 APメッセージは、例えば、UEコンテキストセットアップ応答、UEコンテキスト修正必要/応答メッセージ、または、新しいメッセージである。これは、本願において限定されるものではない。例えば、電力構成パラメータは、メッセージにおける、情報要素DU to CU情報において保持されてもよい。
S602.第1のネットワークノードは、マルチリンクデータ伝送用のノードとして第4のネットワークノードを追加し(セカンダリノード追加)、または、第1のネットワークノードは、マルチリンク構成を修正する(セカンダリノード修正)。
具体的には、S602は、既存のマルチリンクセットアップ処理と同様であり、簡潔さのために、詳細は本明細書において再度説明しない。
例えば、UEコンテキストセットアップ要求メッセージまたはUEコンテキスト修正要求メッセージのようなメッセージが、S-gNB-DU追加要求処理において、または、S-gNB-DU修正処理において、送信されてもよく、若しくは、新しいF1 APメッセージが送信されてもよい。本願は、これに限定されるものではない。
本願の本実施形態における伝送方法600は、独立した実施形態であってもよく、または、別の実施形態と組み合わされてもよいことが理解されるべきである。
本願の本実施形態における伝送方法によれば、マスタ基地局及びセカンダリ基地局が1つのCUと複数のDUのアーキテクチャに関するものであり、マルチリンクシナリオにおける電力配分が実装され、これにより、端末デバイスの合計伝送電力が、頻繁に、端末デバイスの最大伝送電力を超過することを回避するのを助けることができる。
伝送方法500および伝送方法600において、第1のネットワークノードは、専用のシグナリング(例えばRRCメッセージ)を用いることによって、第1の電力構成パラメータおよび第2の電力構成パラメータを端末デバイスに送信することに留意すべきである。第1のネットワークノードは、RRCメッセージを用いることによって、端末デバイスに、マスタセルグループで端末デバイスが用いることができる最大伝送電力と、セカンダリセルグループで用いることができる最大伝送電力とを送信することが理解されるべきである。
図17は、本願の実施形態による伝送方法700の概略フローチャートである。図17に示されるように、第1のネットワークノードは、図1における第1のネットワークノードまたは図2におけるCUであってもよく、第2のネットワークノードは、図2における第2のネットワークノードまたは図2におけるDUであってもよい。伝送方法700は、以下のステップを備える。
S710.第1のネットワークノードは、第12のメッセージを第2のネットワークノードに送信し、第12のメッセージは、第2のネットワークノードのセルグループ識別子を含む。
S720.第2のネットワークノードは、第13のメッセージを第1のネットワークノードに送信し、第1のネットワークノードは、第2のネットワークノードによって送信される第13のメッセージを受信し、第13のメッセージは、第2のネットワークノードのセルグループ識別子を含む。
第1のネットワークノードは、無線リソース制御プロトコル層の機能、サービスデータアダプテーションプロトコル層の機能、および、パケットデータ収束プロトコル層の機能のうちの少なくとも1つを含み、及び/又は、第2のネットワークノードは、無線リンク制御プロトコル層の機能、媒体アクセス制御層の機能、および、物理層の機能のうちの少なくとも1つを含む。
任意選択で、第1のネットワークノードが第12のメッセージを第2のネットワークノードに送信する前に、第1のネットワークノードは、第2のネットワークノードのセルグループ識別子を第2のネットワークノードに割り当てる。
第2のネットワークノードは、特定の端末デバイスのリンク(デュアルコネクティビティまたはマルチコネクティビティ)にある複数のネットワークノードの1つであることが理解されるべきである。
具体的には、デュアルコネクティビティまたはマルチコネクティビティシナリオにおいて、DUは、CUによってDUに送信されるRRC構成参照情報(CU-to-DU RRC情報)がセカンダリセルグループ構成情報(SCG-ConfigInfo)を含むかどうかに基づいて、DUが端末デバイスのセカンダリセルグループであるかどうかを判断してもよい。デュアルコネクティビティについて、DUは、CellGroupIdが1であると判断してもよく、マルチコネクティビティについて、DUは、SCGのCellGroupIdをどのように正確に設定するのかを認識できない。この場合、DUのCellGroupIdは、CUによってDUに送信されるRRC構成参照情報に追加され、DUは、CUにフィードバックされるセルグループ構成においてSCGのCellGroupIdをどのように設定するのかを認識し得る。
例えば、図2に示されるように、CUは、DUのセルグループ識別子をDUに割り当て、CUは、例えばセルグループ識別子をUEコンテキストセットアップ/修正要求に追加することによって、DUにセルグループ識別子CellGroupIdを通知する。DUがセルグループ構成(例えば、UEコンテキストセットアップ/修正応答)をCUにフィードバックする場合、セルグループ構成は、CUによって提供されるCellGroupIdを含む。
ステップS710は任意選択のものであり、ステップS720は、第2のネットワークノードのセルグループ識別子を含んでもよく、例えば、デフォルト値が設定され、または、第2のネットワークノードのセルグループ識別子を含まなくてもよく、セルグループ識別子が第1のネットワークノードによって設定されることが更に理解されるべきである。
ステップS720が第2のネットワークノードのセルグループ識別子を含む場合、第2のネットワークノードによって設定されるセルグループ識別子はデフォルト値であることが更に理解されるべきである。例えば、DUがセルグループ構成CellGroupConfigをCUにフィードバックする場合、CellGroupIdは含まれず、または、CellGroupIdは、デフォルト値、例えば0又は1に設定される。CellGroupConfigを受信した後、CUは、CellGroupConfigを解析し、CellGroupConfigにおけるCellGroupIdを追加または修正することを必要とする。CUは、実装の間に、CellGroupIdを追加または修正してもよいことが理解されるべきである。
本願の本実施形態における伝送方法700は、独立した実施形態であってもよく、または、別の実施形態と組み合わされてもよいことが更に理解されるべきである。例えば、伝送方法700は、伝送方法200、伝送方法300または伝送方法500と組み合わされてもよい。
本願の本実施形態における伝送方法によれば、マルチコネクティビティデータ伝送をサポートしているシナリオにおいて、複数のセカンダリDUが存在する場合にセルグループ識別子をどのように割り当てるか、という課題が解決される。
前述のものは、図1から図17を参照して本願の実施形態における伝送方法を詳細に説明した。以下では、図18から図28を参照して本願の実施形態におけるネットワークデバイスを詳細に説明する。
図18は、本願の実施形態によるネットワークデバイス800の概略ブロック図である。図18に示されるように、ネットワークデバイス800は、第3の表示情報を生成するように構成された処理モジュール810を備える。
処理モジュール810は、トランシーバモジュール820を制御して、第4のインタフェースによって第3の表示情報を送信させるよう構成され、第3の表示情報は、第2のネットワークノードが、第5のインタフェースのダウンリンクトンネルエンドポイント及び/又は第6のインタフェースのダウンリンクトンネルエンドポイントを割り当てることをトリガするのに用いられ、第5のインタフェースは、第2のネットワークノードと第3のネットワークノードとの間のインタフェースであり、第6のインタフェースは、第2のネットワークノードとコアネットワークノードとの間のインタフェースであり、第4のインタフェース、第5のインタフェースおよび第6のインタフェースは異なるインタフェースである。
トランシーバモジュール820は更に、第2のネットワークノードから第11のメッセージを受信するように構成され、第11のメッセージは、第5のインタフェースのダウンリンクトンネルエンドポイント及び/又は第6のインタフェースのダウンリンクトンネルエンドポイントを含む。
任意選択で、ネットワークデバイス800は、無線リソース制御プロトコル層の機能、サービスデータアダプテーションプロトコル層の機能、および、パケットデータ収束プロトコル層の機能のうちの少なくとも1つを含み、及び/又は、第2のネットワークノードは、パケットデータ収束プロトコル層の機能、無線リンク制御プロトコル層の機能、媒体アクセス制御層の機能、および、物理層の機能のうちの少なくとも1つを含む。
図19は、本願の実施形態によるネットワークデバイス900の概略ブロック図である。図19に示されるように、ネットワークデバイス900は、トランシーバモジュール920を制御して、第4のインタフェースによって第1のネットワークノードから第3の表示情報を受信させるように構成された処理モジュール910を備え、第3の表示情報は、ネットワークデバイス900が、第5のインタフェースのダウンリンクトンネルエンドポイント及び/又は第6のインタフェースのダウンリンクトンネルエンドポイントを割り当てることをトリガするよう命令するのに用いられ、第5のインタフェースは、ネットワークデバイス900と第3のネットワークノードとの間のインタフェースであり、第6のインタフェースは、ネットワークデバイス900とコアネットワークノードとの間のインタフェースであり、第4のインタフェース、第5のインタフェースおよび第6のインタフェースは異なるインタフェースである。
処理モジュール910は更に、トランシーバモジュール920を制御して、第11のメッセージを送信させるように構成され、第11のメッセージは、第5のインタフェースのダウンリンクトンネルエンドポイント及び/又は第6のインタフェースのダウンリンクトンネルエンドポイントを含む。
任意選択で、第1のネットワークノードは、無線リソース制御プロトコル層の機能、サービスデータアダプテーションプロトコル層の機能、および、パケットデータ収束プロトコル層の機能のうちの少なくとも1つを含み、及び/又は、ネットワークデバイス900は、パケットデータ収束プロトコル層の機能、無線リンク制御プロトコル層の機能、媒体アクセス制御層の機能、および、物理層の機能のうちの少なくとも1つを含む。
図20は、本願の実施形態によるネットワークデバイス1000の概略ブロック図である。図20に示されるように、ネットワークデバイス1000は、トランシーバモジュール1020を制御して、ユーザプレーンノードから第1のメッセージを受信させるように構成された処理モジュール1010を備え、第1のメッセージは、第1のインタフェースのアップリンクトンネルエンドポイント、第2のインタフェースのアップリンクトンネルエンドポイント、および、第3のインタフェースのダウンリンクトンネルエンドポイントを含み、第1のインタフェースは、ユーザプレーンノードと第2のネットワークノードとの間のインタフェースであり、第2のインタフェースは、ユーザプレーンノードと第3のネットワークノードとの間のインタフェースであり、第3のインタフェースは、ユーザプレーンノードとコアネットワークノードとの間のインタフェースであり、第1のインタフェース、第2のインタフェースおよび第3のインタフェースは異なるインタフェースである。
処理モジュール1010は更に、トランシーバモジュール1020を制御して、第2のメッセージを送信させるように構成され、第2のメッセージは、第1のインタフェースのアップリンクトンネルエンドポイントを含む。
処理モジュール1010は更に、トランシーバモジュール1020を制御して、第3のメッセージを送信させるように構成され、第3のメッセージは、第2のインタフェースのアップリンクトンネルエンドポイントおよび第3のインタフェースのダウンリンクトンネルエンドポイントを含む。
任意選択で、処理モジュール1010は更に、トランシーバモジュール1020を制御して第1の表示情報を送信させるように構成される。
第1の表示情報は、制御プレーンノードによって要求されるベアラタイプがセカンダリセル分割ベアラであることを示すのに用いられ、または、第1の表示情報は、ユーザプレーンノードが、第1のインタフェースのアップリンクトンネルエンドポイント、第2のインタフェースのアップリンクトンネルエンドポイント、および、第3のインタフェースのダウンリンクトンネルエンドポイントを割り当てることをトリガするのに用いられ、または、第1の表示情報は、第1のインタフェースのダウンリンクトンネルエンドポイント、第2のインタフェースのダウンリンクトンネルエンドポイント、および、第3のインタフェースのアップリンクトンネルエンドポイントのうちの少なくとも1つを含み、または、第1の表示情報は、以下の複数のこと、すなわち、ユーザプレーンノードがパケットデータ収束プロトコル層の機能を有することを必要とされること、ユーザプレーンノードがマスタセルリソース構成を有することを必要とされること、または、ユーザプレーンノードがセカンダリセルリソース構成を有することを必要とされること、のうちの少なくとも1つを示すのに用いられる。
任意選択で、処理モジュール1010は更に、トランシーバモジュール1020を制御して、第2のネットワークノードから第4のメッセージを受信させるように構成され、第4のメッセージは、第1のインタフェースのダウンリンクトンネルエンドポイントを含む。
処理モジュール1010は更に、トランシーバモジュール1020を制御して、第5のメッセージを送信させるように構成され、第5のメッセージは、第1のインタフェースのダウンリンクトンネルエンドポイント、第2のインタフェースのダウンリンクトンネルエンドポイント、および、第3のインタフェースのアップリンクトンネルエンドポイントのうちの少なくとも1つを含む。
任意選択で、ユーザプレーンノードは、無線リソース制御プロトコル層の機能、サービスデータアダプテーションプロトコル層の機能、および、パケットデータ収束プロトコル層の機能のうちの少なくとも1つを含み、及び/又は、第2のネットワークノードは、無線リンク制御プロトコル層の機能、媒体アクセス制御層の機能、および、物理層の機能のうちの少なくとも1つを含む。
図21は、本願の実施形態によるネットワークデバイス1100の概略ブロック図である。図21に示されるように、ネットワークデバイス1100は、第1のインタフェースのアップリンクトンネルエンドポイント、第2のインタフェースのアップリンクトンネルエンドポイント、および、第3のインタフェースのダウンリンクトンネルエンドポイントを判断するための処理モジュール1110を備え、第1のインタフェースはネットワークデバイス1100と第2のネットワークノードとの間のインタフェースであり、第2のインタフェースはネットワークデバイス1100と第3のネットワークノードとの間のインタフェースであり、第3のインタフェースはネットワークデバイス1100とコアネットワークノードとの間のインタフェースであり、第1のインタフェース、第2のインタフェースおよび第3のインタフェースは異なるインタフェースである。
処理モジュール1110は更に、トランシーバモジュール1120を制御して、第1のメッセージを送信させるように構成され、第1のメッセージは、第1のインタフェースのアップリンクトンネルエンドポイント、第2のインタフェースのアップリンクトンネルエンドポイント、および、第3のインタフェースのダウンリンクトンネルエンドポイントを含む。
任意選択で、処理モジュール1110は更に、トランシーバモジュール1120を制御して、制御プレーンノードから第1の表示情報を受信させるように構成される。
第1の表示情報は、制御プレーンノードによって要求されるベアラタイプがセカンダリセル分割ベアラであることを示すのに用いられ、または、第1の表示情報は、ユーザプレーンノードに対して、第1のインタフェースのアップリンクトンネルエンドポイント、第2のインタフェースのアップリンクトンネルエンドポイント、および、第3のインタフェースのダウンリンクトンネルエンドポイントを割り当てるよう命令するのに用いられ、または、第1の表示情報は、第1のインタフェースのダウンリンクトンネルエンドポイント、第2のインタフェースのダウンリンクトンネルエンドポイント、および、第3のインタフェースのアップリンクトンネルエンドポイントのうちの少なくとも1つを含み、または、第1の表示情報は、以下の複数のこと、すなわち、ユーザプレーンノードがパケットデータ収束プロトコル層の機能を有することを必要とされること、ユーザプレーンノードがマスタセルリソース構成を有することを必要とされること、または、ユーザプレーンノードがセカンダリセルリソース構成を有することを必要とされること、のうちの少なくとも1つを示すのに用いられる。
任意選択で、処理モジュール1110は更に、トランシーバモジュール1120を制御して、制御プレーンノードから第5のメッセージを受信させるように構成され、第5のメッセージは、第1のインタフェースのダウンリンクトンネルエンドポイント、第2のインタフェースのダウンリンクトンネルエンドポイント、および、第3のインタフェースのアップリンクトンネルエンドポイントのうちの少なくとも1つを含む。
任意選択で、ネットワークデバイス1100は、無線リソース制御プロトコル層の機能、サービスデータアダプテーションプロトコル層の機能、および、パケットデータ収束プロトコル層の機能のうちの少なくとも1つを含み、及び/又は、第2のネットワークノードは、無線リンク制御プロトコル層の機能、媒体アクセス制御層の機能、および、物理層の機能のうちの少なくとも1つを含む。
図22は、本願の実施形態によるネットワークデバイス1200の概略ブロック図である。図22に示されるように、ネットワークデバイス1200は、トランシーバモジュール1220を制御して、制御プレーンノードから第3のメッセージを受信させるように構成された処理モジュール1210を備え、第3のメッセージは、第2のインタフェースのアップリンクトンネルエンドポイントおよび第3のインタフェースのダウンリンクトンネルエンドポイントを含み、第2のインタフェースは、ユーザプレーンノードとネットワークデバイス1200との間のインタフェースであり、第3のインタフェースは、ユーザプレーンノードとコアネットワークノードとの間のインタフェースであり、第2のインタフェースおよび第3のインタフェースは異なるインタフェースである。
制御プレーンノードは、無線リソース制御プロトコル層の機能、サービスデータアダプテーションプロトコル層の機能、および、パケットデータ収束プロトコル層の機能のうちの少なくとも1つを含む。
任意選択で、処理モジュール1210は更に、トランシーバモジュール1220を制御して、第6のメッセージを制御プレーンノードに送信させるように構成され、第6のメッセージは、第2のインタフェースのダウンリンクトンネルエンドポイントおよび第3のインタフェースのアップリンクトンネルエンドポイントを含む。
図23は、本願の実施形態によるネットワークデバイス1300の概略ブロック図である。図23に示されるように、ネットワークデバイス1300は、トランシーバモジュール1320を制御して、第2のネットワークノードから第7のメッセージを受信させるように構成された処理モジュール1310を備え、第7のメッセージは、第2のネットワークノードによって伝送されるデータトラフィック情報を含む。
処理モジュール1310は更に、トランシーバモジュール1320を制御して、第8のメッセージを送信させるように構成され、第8のメッセージはデータトラフィック情報を含む。
ネットワークデバイス1300のプロトコルスタックアーキテクチャは、無線リソース制御プロトコル層、サービスデータアダプテーションプロトコル層、および、パケットデータ収束プロトコル層の機能のうちの少なくとも1つであり、及び/又は、第2のネットワークノードのプロトコルスタックアーキテクチャは、無線リンク制御プロトコル層、媒体アクセス制御層、および、物理層の機能のうちの少なくとも1つである。
任意選択で、処理モジュール1310は更に、トランシーバモジュール1320を制御して、第2の表示情報を送信させるように構成され、第2の表示情報は、第2のネットワークノードに対して、第2のネットワークノードによって伝送されるデータトラフィック情報を報告するよう命令するのに用いられる。
任意選択で、第2のネットワークノードによって伝送されるデータトラフィック情報は、第2のネットワークノードによって伝送されるアップリンクデータトラフィック、第2のネットワークノードによって伝送されるダウンリンクデータトラフィック、並びに、第2のネットワークノードによって伝送されるデータトラフィックについての統計を収集する統計収集の開始時間および終了時間のうちの少なくとも1つを含む。
図24は、本願の実施形態によるネットワークデバイス1400の概略ブロック図である。図24に示されるように、ネットワークデバイス1400は、第7のメッセージを生成するように構成された処理モジュール1410を備える。
処理モジュール1410は更に、トランシーバモジュール1420を制御して、第7のメッセージを送信させるように構成され、第7のメッセージは、ネットワークデバイス1400によって伝送されるデータトラフィック情報を含む。
第2のネットワークノードのプロトコルスタックアーキテクチャは、無線リンク制御プロトコル層、媒体アクセス制御層および物理層の機能のうちの少なくとも1つである。
任意選択で、処理モジュール1410は更に、トランシーバモジュール1420を制御して、第1のネットワークノードによって送信される第2の表示情報を受信させるように構成され、第2の表示情報は、第2のネットワークノードに対して、第2のネットワークノードによって伝送されるデータトラフィック情報を報告するよう命令するのに用いられる。
第1のネットワークノードのプロトコルスタックアーキテクチャは、無線リソース制御プロトコル層、サービスデータアダプテーション層およびパケットデータ収束プロトコル層のうちの少なくとも1つである。
任意選択で、第2のネットワークノードによって伝送されるデータトラフィック情報は、第2のネットワークノードによって伝送されるアップリンクデータトラフィック、第2のネットワークノードによって伝送されるダウンリンクデータトラフィック、並びに、第2のネットワークノードによって伝送されるデータトラフィックについての統計を収集する統計収集の開始時間および終了時間のうちの少なくとも1つを含む。
図25は、本願の実施形態によるネットワークデバイス1500の概略ブロック図である。図25に示されるように、ネットワークデバイス1500は、第9のメッセージを生成するように構成された処理モジュール1510を備える。
処理モジュール1510は更に、トランシーバモジュール1520を制御して、第9のメッセージを送信させるように構成され、第9のメッセージは、第2のネットワークノードの電力構成パラメータを含み、電力構成パラメータは、マスタセルグループで端末デバイスが用いることができる最大伝送電力である。
第1のネットワークノードは、無線リソース制御プロトコル層の機能、サービスデータアダプテーションプロトコル層の機能、および、パケットデータ収束プロトコル層の機能のうちの少なくとも1つを含み、及び/又は、第2のネットワークノードは、無線リンク制御プロトコル層の機能、媒体アクセス制御層の機能、および、物理層の機能のうちの少なくとも1つを含む。
図26は、本願の実施形態によるネットワークデバイス1600の概略ブロック図である。図26に示されるように、ネットワークデバイス1600は、第11のメッセージを生成するように構成された処理モジュール1610を備える。
処理モジュール1610は更に、トランシーバモジュール1620を制御して、第11のメッセージを送信させるように構成され、第11のメッセージは、第2のネットワークノードの電力構成パラメータを含み、電力構成パラメータは、セカンダリセルグループで端末デバイスが用いることができる最大伝送電力である。
第1のネットワークノードは、無線リソース制御プロトコル層の機能、サービスデータアダプテーションプロトコル層の機能、および、パケットデータ収束プロトコル層の機能のうちの少なくとも1つを含み、及び/又は、第2のネットワークノードは、無線リンク制御プロトコル層の機能、媒体アクセス制御層の機能、および、物理層の機能のうちの少なくとも1つを含む。
図27は、本願の実施形態によるネットワークデバイス1700の概略ブロック図である。図27に示されるように、ネットワークデバイス1700は、第12のメッセージを生成するように構成された処理モジュール1710を備える。
処理モジュール1710は更に、トランシーバモジュール1720を制御して、第12のメッセージを送信させるように構成され、第12のメッセージは、第2のネットワークノードのセルグループ識別子を含む。
第1のネットワークノードは、無線リソース制御プロトコル層の機能、サービスデータアダプテーションプロトコル層の機能、および、パケットデータ収束プロトコル層の機能のうちの少なくとも1つを含み、及び/又は、第2のネットワークノードは、無線リンク制御プロトコル層の機能、媒体アクセス制御層の機能、および、物理層の機能のうちの少なくとも1つを含む。
前述の実施形態において、操作/様々な任意選択の設計は連続して付番されていることが理解され得る。しかしながら、連続番号は、単に説明しやすくするためだけであって、連続番号に基づいて操作が連続して実行される必要があることを意味するものではないことが理解され得る。
前述の実施形態における第1のネットワークノード、第2のネットワークノード、第3のネットワークノード、ユーザプレーンノード、または、制御プレーンノードについて、若しくは、前述の実施形態におけるCU(例えば、S-eNB-CU、S-gNB-CU、M-eNB-CUまたはM-gNB-CU)、DU(例えば、S-eNB-DU、S-gNB-DU、M-eNB-DUまたはM-gNB-DU)、MN(例えば、M-eNBまたはM-gNB)、CP(例えば、SN-CP、S-eNB-CPまたはS-gNB-CP)、または、UP(例えば、SN-UP、S-eNB-UPまたはS-gNB-UP)について、本願の前述の実施形態における任意の設計でのこれらの機能は、プロセッサおよび通信インタフェースを有するハードウェアプラットフォームによってプログラム命令を実行することにより、別々に実装されてもよいことが理解され得る。これに基づいて、図28に示されるように、本願の実施形態は、通信デバイス1800の概略ブロック図を提供する。通信デバイス1800は、少なくとも1つのプロセッサ1801を備え、任意選択で、通信インタフェース1802およびメモリ1803を備え、通信インタフェースは、通信デバイス1800と別のデバイスとの間の通信インタラクションをサポートするように構成され、メモリ1803はプログラム命令を含み、少なくとも1つのプロセッサ1801は当該プログラム命令を実行し、これにより、本願の前述の実施形態の任意の設計における以下のデバイス:第1のネットワークノード、第2のネットワークノード、第3のネットワークノード、ユーザプレーンノード、制御プレーンノード、若しくは、前述の実施形態におけるCU(例えば、S-eNB-CU、S-gNB-CU、M-eNB-CU、または、M-gNB-CU)、DU(例えば、S-eNB-DU、S-gNB-DU、M-eNB-DUまたはM-gNB-DU)、MN(例えば、M-eNBまたはM-gNB)、CP(例えば、SN-CP、S-eNB-CPまたはS-gNB-CP)、または、UP(例えば、SN-UP、S-eNB-UPまたはS-gNB-UP)、のうちのいずれか1つの機能が実装される。任意選択の設計において、メモリ1803は、前述のデバイスの機能を実装するために必要とされる、プログラム命令またはプログラム実行処理において生成される中間データを格納するように構成されてもよい。任意選択で、通信デバイス1800は更に、少なくとも1つのプロセッサ1801、通信インタフェース1802およびメモリ1803の間の通信インタラクションを実装するべく、内部の相互接続通信線を含んでもよい。少なくとも1つのプロセッサ1801は、専用の処理チップ、処理回路、プロセッサまたは汎用チップを用いることによって実装されてもよい。例えば、実施形態における分散型ユニットDUでの全て又はいくつかのPHY機能、若しくは、実施形態におけるF1インタフェースまたはE1インタフェースの全て又はいくつかのプロトコル通信機能の処理は、少なくとも1つのプロセッサに専用の回路/チップを配置することによって実装されてもよく、または、少なくとも1つのプロセッサ1801に配置される汎用プロセッサが、PHY機能若しくはF1インタフェースまたはE1インタフェース通信機能に関連するプログラム命令を実行することによって実装されてもよい。別の例について、任意選択で、少なくとも1つのプロセッサ1801は、通信処理チップを有してもよく、本願の実施形態におけるデバイスのMAC層、RLC層、PDCP層、SDAP層およびRRC層の関連機能のプログラム命令を実行することによって、MAC層、RLC層、PDCP層、SDAP層およびRRC層の関連機能の全て又はいくつかを処理してもよい。本願の実施形態において説明される設計での、方法、手順、操作またはステップは、コンピュータソフトウェア、電子ハードウェア、またはコンピュータソフトウェアおよび電子ハードウェアの組み合わせを用いることによって、1対1の対応関係の態様で実装されることができることが理解され得る。これらの機能が、ハードウェアまたはソフトウェアを用いることによって実行されるかどうかは、技術的解決手段の特定のアプリケーションおよび設計制約で決まる。例えば、高い汎用性、低コスト、ソフトウェアとハードウェアとの分離等を考慮すると、これらの機能は、プログラム命令を実行することによって実装されてもよい。別の例について、システム性能、信頼性等を考慮すると、これらの機能は、専用回路を用いることによって実装されてもよい。当業者であれば、特定の用途ごとに異なる方法を用いることによって、説明した機能を実装し得る。これは、本明細書において限定されるものではない。
通信インタフェース1802はまた、トランシーバとも称され得、通常、2つの通信ピアエンドの間で情報をやり取りする機能を有する。複数の通信ピアエンドが有線の形態で情報を交換する場合、通信インタフェースは、複数の通信ピアエンドの間の有線通信インタラクションをサポートするべく、インタフェース回路として、または、インタフェース回路を含むハードウェアモジュールとして設計されてもよい。例えば、この形態におけるインタフェース設計は、本願における、DUおよびCUの間のF1インタフェースと、CPおよびUPの間のE1インタフェースの通信機能のために用いられてもよい。複数の通信ピアエンドが無線の形態で情報を交換する場合、通信インタフェースは、無線周波数送信及び受信機能を有するインタフェース回路であってもよく、または、無線周波数送信及び受信機能を有するインタフェース回路を備えるハードウェアシステムであってもよい。例えば、DUおよびUEの間で無線通信が実行される場合、この設計は、DUおよびUEの間の通信インタフェースのために用いられてもよい。
本願の実施形態は更に、チップシステムを提供する。チップシステムは、前述の通信デバイスに適用されてもよい。チップシステムは、少なくとも1つのプロセッサと、少なくとも1つのメモリと、インタフェース回路とを有する。インタフェース回路は、チップシステムと外部との間の情報交換を担う。少なくとも1つのメモリ、インタフェース回路および少なくとも1つのプロセッサは、内部通信線を用いることによって互いに接続されてもよい。少なくとも1つのメモリは命令を格納し、当該命令は、少なくとも1つのプロセッサによって実行されると、前述の複数の態様による方法における、第1のネットワークノード、第2のネットワークノード、第3のネットワークノード、制御プレーンノードまたはユーザプレーンノードの操作を実行させる。
本願の実施形態は更に、ネットワークデバイス及び/又は端末デバイスを有する、通信システムを提供する。ネットワークデバイスは、前述の複数の態様による新しいネットワークデバイスである。
本願の実施形態は更に、ネットワークデバイスに適用される、コンピュータプログラム製品を提供する。コンピュータプログラム製品は、一連の命令を有し、命令が実行された場合、前述の複数の態様による方法における、第1のネットワークノード、第2のネットワークノードおよび第3のネットワークノード、制御プレーンノード、または、ユーザプレーンノード、の操作が実行される。
本願の実施形態において、本願の実施形態における方法の実施形態は、プロセッサに適用されてもよく、または、プロセッサによって実装されてもよいことに留意すべきである。プロセッサは、集積回路チップであってもよく、信号処理機能を有する。実装処理において、前述の方法の実施形態におけるステップは、プロセッサにおけるハードウェア集積論理回路を用いることによって、または、ソフトウェアの形態の命令を用いることによって、実装されることができる。プロセッサは、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(Digital Signal Processor、DSP)、特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit、ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(Field Programmable Gate Array、FPGA)、若しくは、別のプログラマブル論理デバイス、ディスクリートゲート又はトランジスタ論理デバイス、または、ディスクリートハードウェアコンポーネントであってもよい。プロセッサは、本願の実施形態において開示される、方法、ステップ、および、論理ブロック図を実装または実行してもよい。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサであってもよく、プロセッサは、任意の従来のプロセッサ等であってもよい。本願の実施形態を参照して開示される方法のステップは、ハードウェア復号プロセッサによって直接的に実行及び実現されてもよく、復号プロセッサにおけるハードウェア及びソフトウェアモジュールの組み合わせによって実行および実現されてもよい。ソフトウェアモジュールは、ランダムアクセスメモリ、フラッシュメモリ、リードオンリメモリ、プログラマブルリードオンリメモリ、電気的消去可能プログラマブルメモリ、またはレジスタなど、当該分野における成熟した記憶媒体に配置されてもよい。記憶媒体はメモリ内に配置され、プロセッサはメモリ内の情報を読み出し、プロセッサのハードウェアと組み合わせて、前述の方法におけるステップを完了する。
本願の実施形態におけるメモリは、揮発性メモリまたは不揮発性メモリであり得ること、または、揮発性メモリおよび不揮発性メモリを含み得ることが理解され得る。不揮発性メモリは、リードオンリメモリ(Read-Only Memory、ROM)、プログラマブルリードオンリメモリ(Programmable ROM、PROM)、消去可能プログラマブルリードオンリメモリ(Erasable PROM、EPROM)、電気的消去可能プログラマブルリードオンリメモリ(Electrically EPROM、EEPROM)、またはフラッシュメモリであってもよい。揮発性メモリは、外部キャッシュとして用いられるランダムアクセスメモリ(Random Access Memory、RAM)であってもよい。例示的ではあるが限定的ではない説明によって、多くの形態のRAMが用いられてもよく、例えば、スタティックランダムアクセスメモリ(Static RAM、SRAM)、ダイナミックランダムアクセスメモリ(Dynamic RAM、DRAM)、シンクロナスダイナミックランダムアクセスメモリ(Synchronous DRAM、SDRAM)、ダブルデータレートシンクロナスダイナミックランダムアクセスメモリ(Double Data Rate SDRAM、DDR SDRAM)、エンハンスドシンクロナスダイナミックランダムアクセスメモリ(Enhanced SDRAM、ESDRAM)、シンクリンクダイナミックランダムアクセスメモリ(Synchlink DRAM、SLDRAM)、および、ダイレクトランバスランダムアクセスメモリ(Direct Rambus RAM、DR RAM)に用いられてよい。本明細書で説明されるシステムおよび方法におけるメモリは、これらのメモリと、任意の他の適当なタイプのメモリとを含むが、これらに限定されるものではないことに留意すべきである。
明細書において言及される「1つの実施形態」または「実施形態」とは、当該実施形態に関連する特定の特徴、構造または特性が、本願の少なくとも1つの実施形態に含まれることを意味していることが理解されるべきである。したがって、明細書全体を通じて出現する「1つの実施形態において」または「実施形態において」とは、必ずしも同じ実施形態でなくてもよい。追加して、これらの特定の特徴、構造または特性は、任意の適切な態様で、1つ又は複数の実施形態に組み合わされてもよい。本願の様々な実施形態において、前述の処理の連続番号は実行シーケンスを意味するものではないことが理解されるべきである。処理の実行シーケンスは、処理の機能および内部論理に基づいて判断されるべきであり、本願の実施形態の実装処理に対する何らかの限定として解釈されるべきではない。
追加して、「システム」および「ネットワーク」との用語は、本明細書において、同じ意味で用いられてもよい。本明細書における「及び/又は」との用語は、複数の関連する対象を説明するための対応関係のみを説明しており、3つの関係が存在してもよいことを表わしている。例えば、A及び/又はBは、以下の3つの場合:Aのみが存在する、AおよびBの両方が存在する、Bのみが存在する、ことを表わしてもよい。追加して、本明細書における「/」との記号は概して、複数の関連する対象の間における、「又は」の関係を示している。
本願の実施形態において、「Aに対応するB」とは、BがAと関連していることを示していること、および、BはAに基づいて判断されてもよいことが理解されるべきである。しかしながら、Aに基づいてBを判断することは、BがAのみに基づいて判断されることを意味するものではなく、すなわち、Bはまた、A及び/又は他の情報に基づいて判断されてもよいことが更に理解されるべきである。
本願において出現する「第1」、「第2」等の用語は、単に、異なる対象の間を区別することを意図されているだけであって、「第1」および「第2」は、「第1」および「第2」によって修正される、実際のシーケンスまたは対象の機能を限定するものではない。本願における「例」、「例えば」、「のような」、「任意選択の設計」、および、「設計」のような表現は、単に、例、インスタンス、または説明を表わすのに用いられるだけである。本願において、「例」、「例えば」、「のような」、「任意選択の設計」、または、「設計」として説明される任意の実施形態または設計スキームは、別の実施形態または設計スキームよりも、より好ましい又はより有利なものとして解釈されるべきではない。具体的には、これらの言葉を用いることは、特定の態様における関連する概念を提示することを意図されている。
本願における「アップリンク」および「ダウンリンク」との用語は、特定のシナリオにおけるデータ/情報伝送方向を説明するために用いられる。例えば、「アップリンク」方向は通常、データ/情報が端末デバイスからネットワーク側に伝送される方向であり、または、データ/情報が分散型ユニットから集中型ユニットに伝送される方向であり、「ダウンリンク」方向は通常、データ/情報がネットワーク側から端末デバイスに伝送される方向であり、または、データ/情報が集中型ユニットから分散型ユニットに伝送される方向である。「アップリンク」および「ダウンリンク」は、データ/情報の伝送方向を説明するのに用いられるだけであることが理解され得る。データ/情報伝送がそこから開始する特定のデバイスも、データ/情報伝送がそこで止まる特定のデバイスもないことに限定されるわけではない。
特に指定しない限り、本願において、「項目は以下:A、B、およびCのうちの少なくとも1つを含む」と同様の表現の意味は通常、項目は以下:A;B;C;AおよびB;AおよびC;BおよびC;A、B、およびC;AおよびA;A、AおよびA;A、AおよびB;A、AおよびC;A、BおよびB;A、CおよびC;BおよびB;B、BおよびB;B、BおよびC;CおよびC;C、CおよびC;A、B、およびCの他の組み合わせ、のうちのいずれか1つであってもよいことを意味する。前述のものは、例として3つの要素A、B、およびCを用いて、項目の任意選択のエントリを説明している。表現が、「項目は、以下:A、B、…、および、X、のうちの少なくとも1つを含む」である場合、換言すると、表現により多くの要素が含まれる場合、項目が適用可能となるエントリはまた、前述のルールに従って取得されてもよい。
名称は、様々なメッセージ/情報/デバイス/ネットワーク要素/システム/装置/アクション/操作/手順/概念のような、本願に関与し得る様々な対象に割り当てられてもよい。これらの特定の名称は、関連する対象に対する限定を構成しないこと、および、割り当てられる名称は、シナリオ、コンテキストまたは用いられる習慣のような要素で変わり得ることが理解され得る。本願における技術的用語の技術的な意味は、主に、技術的用語に関する、且つ、技術的解決手段において反映/実行される、機能および技術的効果に基づいて、理解され且つ判断されるべきである。
本願の実施形態において、CUおよびDUのアーキテクチャは、5G NR gNBに限定されるものではなく、LTE eNBがCUおよびDUへと分割されるシナリオに、更に適用されてもよい。CUは、CPおよびUPといった2つのパートへと更に分割されてもよい。任意選択で、基地局がLTE eNBである場合、プロトコル層はSDAP層を含まない。
明細書において言及される「1つの実施形態」または「実施形態」とは、当該実施形態に関連する特定の特徴、構造または特性が、本願の少なくとも1つの実施形態に含まれることを意味していることが理解されるべきである。したがって、明細書全体を通じて出現する「1つの実施形態において」または「実施形態において」とは、必ずしも同じ実施形態でなくてもよい。追加して、これらの特定の特徴、構造または特性は、任意の適切な態様で、1つ又は複数の実施形態に組み合わされてもよい。本願の様々な実施形態において、前述の処理の連続番号は実行シーケンスを意味するものではないことが理解されるべきである。処理の実行シーケンスは、処理の機能および内部論理に基づいて判断されるべきであり、本願の実施形態の実装処理に対する何らかの限定として解釈されるべきではない。
追加して、「システム」および「ネットワーク」との用語は、本明細書において、同じ意味で用いられてもよい。本明細書における「及び/又は」との用語は、複数の関連する対象を説明するための対応関係のみを説明しており、3つの関係が存在してもよいことを表わしている。例えば、A及び/又はBは、以下の3つの場合:Aのみが存在する、AおよびBの両方が存在する、Bのみが存在する、ことを表わしてもよい。追加して、本明細書における「/」との記号は概して、複数の関連する対象の間における、「又は」の関係を示している。
本願の実施形態において、「Aに対応するB」とは、BがAと関連していることを示していること、および、BはAに基づいて判断されてもよいことが理解されるべきである。しかしながら、Aに基づいてBを判断することは、BがAのみに基づいて判断されることを意味するものではなく、すなわち、Bはまた、A及び/又は他の情報に基づいて判断されてもよいことが更に理解されるべきである。
本願の実施形態で説明されるネットワークアーキテクチャおよびサービスシナリオは、読者に、本願の実施形態における技術的解決手段をより明確に理解させることを意図されており、本願の実施形態で提供される技術的解決手段に対する限定を構成しない。当業者であれば、ネットワークアーキテクチャの進化および新しいサービスシナリオの出現と共に、本願の実施形態で提供される技術的解決手段もまた、同様の技術的課題に適用可能であることを認識し得る。
前述の実施形態の全て又はいくつかは、ソフトウェア、ハードウェア、ファームウェアまたはそれらの任意の組み合わせによって実装されてもよい。実施形態を実装するのにソフトウェアが用いられる場合、実施形態は、コンピュータプログラム製品の形態で完全に又は部分的に実装されてもよい。コンピュータプログラム製品は、1つ又は複数のコンピュータ命令を含んでもよい。コンピュータで当該コンピュータプログラム命令がロードされて実行される場合、本願の実施形態による手順または機能は、全て又は部分的に生成される。コンピュータは、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、コンピュータネットワーク、または、他のプログラマブル装置であってもよい。コンピュータ命令は、コンピュータ可読記憶媒体に格納されてもよく、または、コンピュータ可読記憶媒体から別のコンピュータ可読記憶媒体に伝送されてもよい。例えば、コンピュータ命令は、ウェブサイト、コンピュータ、サーバ、または、データセンタから、別のウェブサイト、コンピュータ、サーバまたはデータセンタへ、有線(例えば、同軸ケーブル、光ファイバ、又はデジタル加入者線(DSL))方式、又は無線(例えば、赤外線、電波、又はマイクロ波等)方式で伝送されてよい。コンピュータ可読記憶媒体は、コンピュータによってアクセス可能な任意の使用可能な媒体、または、1つ又は複数の使用可能な媒体を統合する、サーバまたはデータセンタなどのデータ記憶デバイスであってよい。使用可能な媒体は、磁気媒体(例えば、フロッピ(登録商標)ディスク、ハードディスク、又は磁気テープ)、光媒体(例えば、DVD)、半導体媒体(例えば、ソリッドステートドライブ(Solid State Disk、SSD))等であってよい。
当業者であれば、本明細書において開示された実施形態で説明された例と組み合わせて、ユニットおよびアルゴリズムステップが、電子ハードウェアにより、または、コンピュータソフトウェアおよび電子ハードウェアの組み合わせにより、実装され得ることを認識し得る。これらの機能がハードウェアおよびソフトウェアのどちらで実行されるかは、技術的解決手段の特定の用途および設計制約で決まる。当業者であれば、異なる方法を用いて、説明した機能を特定の用途ごとに実装し得るが、こうした実装が本願の範囲を超えるものとみなされるべきではない。
当業者であれば、簡便且つ簡潔な説明のために、前述のシステム、装置およびユニットの詳細な作動プロセスについて、前述の方法の実施形態における対応する処理を参照し、詳細は本明細書において再度説明しないことが明確に理解され得る。
本願で提供されるいくつかの実施形態において、開示されるシステム、装置および方法は、他の態様で実装されてもよいことが理解されるべきである。例えば、説明される装置の実施形態は、単に例に過ぎない。例えば、ユニット分割は、単に論理機能の分割に過ぎず、実際の実装では他の分割であってもよい。例えば、複数のユニットまたはコンポーネントは、別のシステムへと組み合わされてもよく又は統合されてもよく、若しくは、いくつかの特徴は無視されてもよく又は実行されなくてもよい。追加して、表示又は説明される相互連結又は直接連結又は通信接続は、いくつかのインタフェースを用いることによって実装されてもよい。複数の装置の間又は複数のユニットの間における間接連結又は通信接続は、電子的な形態、機械的な形態、または他の形態で実装されてもよい。
別個の部分として説明されるユニットは、物理的に別個であっても別個でなくてもよく、ユニットとして表示される部分は、物理ユニットであってもなくてもよく、1つの位置に配置されてもよく、又は、複数のネットワークユニット上に分散されていてもよい。ユニットのいくつか又は全ては、実施形態の解決策の目的を実現するべく、実際の要件に基づいて選択されてもよい。
追加して、本願の実施形態における複数の機能ユニットは、1つの処理ユニットへと統合されてもよく、又は複数のユニットの各々は物理的に単独で存在してもよく、または、2つ以上のユニットは1つのユニットへ統合されてもよい。
これらの機能がソフトウェア機能ユニットの形態で実装されて、且つ、独立の製品として販売又は用いられる場合、これらの機能はコンピュータ可読記憶媒体に格納されてもよい。そのような理解に基づいて、本願の技術的解決手段は基本的に、または先行技術に対して貢献している一部は、または技術的解決手段のいくつかは、ソフトウェア製品の形態で実装されてもよい。ソフトウェア製品は、記憶媒体に格納され、コンピュータデバイス(パーソナルコンピュータ、サーバまたはネットワークデバイスであってもよい)に対して、本願の実施形態で説明される方法のステップの全て又はいくつかを実行させるよう命令するための、いくつかの命令を有する。前述の記憶媒体は、USBフラッシュドライブ、リムーバブルハードディスク、リードオンリメモリ、ランダムアクセスメモリ、磁気ディスクまたは光ディスクのような、プログラムコードを格納できる任意の媒体を含む。
前述の説明は、単に本願の特定の実装例に過ぎないが、本願の保護範囲を限定することを意図されていない。当業者によって、本願で開示される技術的範囲内で容易に考案される任意の変形又は置き換えは、本願の保護範囲内に属するものとする。したがって、本願の保護範囲は、特許請求の範囲の保護範囲の対象になるものとする。