JP7080248B2 - 管継手 - Google Patents

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Description

本発明は、請求項1のプリアンブルに記載の管継手に関する。
管継手は、2つの管端の液密な接続のために、多種多様な用途で使用される。これらは大量に製造されるが、その理由は、産業分野における、例えば造船または産業プラントにおける、それらの使用に応じて、複数の管継手が組み付けられるからである。管継手はこの場合、対応する規格および厳格な機械的要件を満たさねばならない。
独国特許第69131402T2号(欧州特許第0667476B1号)から、内側ケーシングパイプと外側ケーシングパイプとを備え締め付け手段を有する管継手であって、2つのケーシングパイプは一方が他方のすぐ内側に配置されている、管継手、が知られている。2つのケーシングパイプの軸線方向の端縁部は内向きに曲がっており、それぞれが側部フランジを形成している。外側ケーシングパイプの側部フランジは、内側ケーシングパイプの軸線方向の移動を制限し、内側ケーシングパイプの側部フランジは、その中に配置されたガスケットの軸線方向の移動を制限する。
この知られている解決法の欠点は、クランプバンドを備える外側ケーシングパイプおよび内側ハウジングを備える内側ケーシングパイプが、複雑な製造を必要とすることである。この管継手では、内側ケーシングパイプが外側ケーシングパイプ内に嵌合するように製造工程を調整しなければならない。加えて、この管継手の組立ては非常に複雑でかつ時間がかかる。
欧州特許第1767842B1号から、互に離間した部品から成るハウジングを有し、ハウジングの内部に配置された弾性リングを有し、締め付けユニットによって引き締められる引き締めバンドを有する管継手が知られている。弾性リングは、ハウジング部品の対応する位置決め穴の中に係合するいくつかの把持突出部を有する。個々のハウジング部品の外側シェル表面は、引き締めバンドを案内するための案内部位を有する。
知られている解決法の欠点は、内側ハウジングが、互に離間したいくつかの個々の部品から成ることである。管継手の組立てという元々複雑な工程が大きく妨げられるが、その理由は、弾性リング上のハウジング部品は個々に配置され、後から締め付けバンドで包囲しなければならないからである。個々のハウジング部品を締め付ける工程中、封止インサートの役割を果たす弾性リングが所望の程度を超えて変形され、ハウジング部品間で押し潰されるという危険が存在する。このことは不可避的に弾性リングの損傷をもたらし、管継手に漏れを生じさせ交換を余儀なくさせることになる。
国際特許出願公開第2013/118079A1号は、締め付け機構を有する2重層クランプバンドを備える管継手であって、クランプバンドの外側バンドの2つの自由端はリベットによってクランプバンドの内側バンドと接続される、管継手、を示している。
英国特許出願公開第2470276A号は、外面および内面を有するクランプバンドであって、その周縁の大部分を包囲するクランプバンドを有し、このクランプバンドの端部領域は、クランプの内面の周囲に曲げられた自由端を有するループとして設計されており、ループの重なり合う領域がそれぞれの接続部位においてクランプバンドと接続される、クランプバンド、を示している。
独国実用新案第20209784U1号は、クランプケーシング上の締め付け機構を有し、繋留リングとしてクランプケーシングの内側に固着された金属ストリップを有する、2つの管端を接続するためのパイプクランプを示している。クランプケーシングは1つの層から成り、金属ストリップとはめ込み接続される。この目的のために、クランプケーシングはいくつかのブラケットを有し、その中に金属ストリップのそれぞれの端部が延在する。
この知られている解決法の欠点は、金属ストリップがクランプバンドの内面上に固定され、この結果、パイプクランプを組み立てている間、それぞれの管端においてクランプバンドを望むように位置付けることができないことである。
独国特許第69131402号明細書 欧州特許第1767842号明細書 国際公開第2013/118079号 英国特許出願公開第2470276号明細書 独国実用新案第20209784号明細書
本発明の目的は、上述した欠点を有さず、特に、困難な条件下での適用中に容易かつ迅速に組立て可能な管継手およびクランプバンドを作り出すことである。
この目的は、独立請求項の特徴によって達成される。有利な更なる発展形態が、図に、および従属請求項に記載されている。
本発明によれば、2つの管端を接続するための管継手は、クランプバンドと、その中に少なくとも局所的に配置された少なくとも1つの内側ハウジングとを備え、クランプバンドは、長手スロットおよびクランプバンドの内径を小さくするための締め付け機構を有する。クランプバンドは平らな一体品として更に設計されており、かつ少なくとも1つの第1の外側バンド部分と少なくとも1つの第1の内側バンド部分とを有し、これらは少なくとも1つの接続手段を介して接続される。少なくとも1つの第1の接続部位と少なくとも1つの第2の接続部位とから成り、少なくとも1つの内側ハウジングをクランプバンド内に固止するための接続構造が更に提供され、少なくとも1つの第1の接続部位は少なくとも1つの第2の接続部位の中へと延び、接続構造の接続部位のうちの少なくとも1つは、クランプバンドの少なくとも1つの第1の外側バンド部分を少なくとも1つの第1の内側バンド部分に接続するための少なくとも1つの接続手段として設計されている。
これにより、管継手のクランプバンド内での少なくとも1つの内側ハウジングの規定された配置が保証される。組立工程中、例えば、管継手の少なくとも1つの内側ハウジングは、接続されるべき2つの管端の領域内に配置されており、その後クランプバンドは、接続構造によって少なくとも1つの内側ハウジング上に位置付けられ、このことにより管継手の簡単な組立てが可能になり、例えば、少なくとも1つの内側ハウジングとクランプバンドとの間の領域内の汚染が防止される。この場合、高い軸線方向の負荷に耐えることもできる堅牢かつ緊密な管接続部が作り出される。
少なくとも1つの接続手段は、有利にはクランプバンド上に配置される。この手法により、この管継手を数ステップで高い費用効果で製造することが可能になる。
接続部位のうちの少なくとも1つは、好ましくは凹部を有する。陥入部として設計することもできるこの凹部は、接続構造の一方の接続部位が他方の接続部位の中に係合するのをより容易にし、管継手の素早い組立てが可能になる。
接続部位のうちの少なくとも1つは優先的には開口部として設計されており、この結果として、追加の接続部位は接続構造の他方の接続部位の中に完全に係合し、接続部位内での混入物、例えば液体(雨水、海水、化学物質、等)の蓄積が防止される。
接続部位のうちの少なくとも1つは好ましくは丸い穴として設計されており、この結果として、組立中に少なくとも1つの内側ハウジングのクランプバンドに対する位置付けを容易に行うことができる。
別法として、接続部位のうちの少なくとも1つは細長い穴として設計されており、この結果として、特に組立て状況を容易に考慮できるように、組立工程中に、クランプバンドおよび少なくとも1つの内側ハウジングの位置を、細長い穴によって規定された方向に沿って互いに対して再調整することができる。例えば、少なくとも1つの内側ハウジングを最初に配置すること、最初に一方の管端に配置すること、または接続されるべき2つの管端に直接配置することができ、クランプバンドを細長い穴に基づいて位置合わせすることが可能であり、この結果、管継手の位置合わせされたしたがって簡単な組立てが可能になる。結果として、この管継手は、様々な用途のために柔軟に使用することができる。例えば、少なくとも1つの細長い穴は、少なくとも1つの内側ハウジングまたはクランプバンドのシェル表面に沿って、またはこれに対して傾斜して延びており、このことにより、クランプバンドまたは少なくとも1つの内側ハウジングを変位させることまたはねじることが可能になる。このことにより、管継手に関して複数の用途が生み出される。例えば、少なくとも1つの細長い穴は、少なくとも1つの内側ハウジングのシェル表面またはクランプバンド上の曲面に沿って延びており、この結果、接続されるべき管端の互いに対する様々な角度形成が可能になり、引き合わされる2つの管端の長手軸線の位置合わせ不良が補償される。
別法として、接続部位のうちの少なくとも1つは丸い穴として設計されており、また接続部位のうちの少なくとも1つは細長い穴として設計されている。例えば、少なくとも1つの内側ハウジングはクランプバンドに対して細長い穴に沿って調整可能となり、丸い穴は支点の役割を果たす。この追加の調整オプションにより、管継手における望まれない緊締を低減することができる。この結果、一方で、組立て中のクランプバンドに対する少なくとも1つの内側ハウジングの位置付けが簡単になり、他方で、接続部位の領域内の汚染の可能性を容易に除去することができる。
接続構造の組み立てられた状態では、少なくとも1つの接続部位は優先的には、少なくとも1つの第2の接続部位の中へと精確に係合する。例えば、少なくとも1つの第2の接続部位として丸い穴を設ける場合、少なくとも1つの第1の接続部位としてはカムまたは突出部が有利には使用される。少なくとも1つの第2の接続部位として細長い穴を設ける場合、少なくとも1つの第1の接続部位としては、カムまたは突出部の代替として、ウェブを使用することもできる。このタイプの手法により管継手の締め付け力が改善されるが、その理由は、管継手の締め付け機構を緊締することにより、少なくとも1つの内側ハウジングの内径が小さくなり遊びがほとんど無くなるからである。加えて、少なくとも1つの内側ハウジングにより高い締め付け力を伝達することができ、この結果、伝達中に生じる力を担持するのを少なくとも1つの内側ハウジングが助けるので、より薄いクランプバンド材料を同時に使用できるようになる。材料要件が低いことにより管継手の製造コストを下げることが可能になり、このことにより、管継手のような量産品において大きな利点がもたらされる。
接続構造の接合された状態では、少なくとも1つの接続部位は好ましくは、少なくとも1つの第2の接続部位を覆うように延在し、この場合、突出した区域は、管継手の更なる部位または管継手上に配置されるべき部位を所定位置に固定する役割を果たすことができる。例えば、半径方向内向きに延びる区域では、これは少なくとも1つの内側ハウジング内に配置された封止インサートを所定位置に固定する役割を果たすことができる。例えば、半径方向外向きに延びる区域では、これはケーシング、例えば耐火性ケーシング(防火材)を、管継手上の所定位置に固定する役割を果たす。
優先的には、少なくとも1つの第1の接続部位はクランプバンド上に、および少なくとも1つの第2の接続部位は少なくとも1つの内側ハウジング上に配置され、このことにより、少なくとも1つの内側ハウジングをクランプバンドに対して固止するのが容易になり、組立工程が加速される。少なくとも1つの第1の接続部位はこの場合、有利には突出部として設計されており、有利には陥入部または開口部としてとして設計されている、少なくとも1つの第2の接続部位内へと延びる。
別法として、クランプバンド上の少なくとも1つの第1の接続部位は、陥入部としてまたは開口部として設計されており、その中へと、突出部として設計されている少なくとも1つの内側ハウジングの少なくとも1つの第2の接続部位が延びる。この手法により、少なくとも1つの内側ハウジングに対するクランプバンドの規定された位置付けを、外部からチェックすることが可能になる。
別法として、クランプバンドおよび少なくとも1つの内側ハウジングはそれぞれ、少なくとも1つの第1の接続部位および少なくとも1つの第2の接続部位の両方を有する。この手法では、例えば管継手の組み立てられた状態において特定の構成が提供されるので、管継手の組立てが簡単になる。少なくとも1つの第1の接続部位はこの場合、有利には、少なくとも1つの第2の接続部位と相補の関係で設計される。
別法として、少なくとも1つの接続手段は、少なくとも1つの内側ハウジング上に配置されて、少なくとも1つの内側ハウジングをクランプバンドと調整可能に接続することを可能にし、このことにより、少なくとも1つの内側ハウジングとクランプバンドとの間の望まれない緊締が少なくとも低減される。例えば、クランプバンドの外面上に配置された取り外し可能な接続手段の駆動手段は、少なくとも1つの内側ハウジングとクランプバンドとの間の緊締を解除するために使用される。
接続部位のうちの少なくとも1つは優先的には、取り外し可能な設計となっており、このことにより、少なくとも1つの内側ハウジングをクランプバンドに対して一時的にかつ/または調整可能に固止することが可能になる。少なくとも1つの内側ハウジングをクランプバンドに対して一時的に固止することにより、締め付け工程中の管継手の組立てが簡単になる。これらの接続部位のうちの少なくとも1つを取り外す結果、管継手における望まれない緊締が低減される。接続部位のうちの少なくとも1つの取り外し可能な実施形態により、更に、少なくとも1つの内側ハウジングに対して、規定された枠組内でクランプバンドを変位させることが可能になる。
接続構造は好ましくは、クランプバンドの少なくとも第1の外側バンド部分を少なくとも第1の内側バンド部分と接続するための少なくとも1つの接続手段を有し、管継手の簡単かつコストを削減できる生産を実現できる。この実施形態では、例えば、接続構造は、少なくとも1つの第1の接続部位と共に少なくとも1つの第2の接続部位としてそれぞれの開口部を有し、更に、有利には管継手上で半径方向外向きに配置されている、少なくとも1つの接続手段(ボルト、ねじ、リベット、等)を有する。接続構造はこのことにより、クランプバンドの外側バンドと内側バンドの両方を接続し、同時に、少なくとも1つの内側ハウジングを望まれない空間的位置付けが生じないようにあらゆる側に関して固止する。
優先的には、接続構造の少なくとも1つの第1の接続部位はクランプバンド上に、および接続構造の少なくとも1つの第2の接続部位は少なくとも1つの内側ハウジング上に、開口部として形成され、クランプバンドを少なくとも1つの内側ハウジングと取り外し可能に接続するための少なくとも1つの接続手段は、それぞれの開口部を通って延びる。このことにより、管継手における望まれない緊締の防止が可能になる。
少なくとも1つの接続手段は有利には、少なくとも1つの内側ハウジングに対して当接する停止部を有する。少なくとも1つの接続手段は、有利には更に2つの開口部を通って、および、有利には更に2つの開口部を介してクランプバンドの長手軸線に向かう方向とは反対の半径方向外向きに延びる。少なくとも1つの接続手段は、少なくとも1つの内側ハウジングをクランプバンドと取り外し可能に接続するための駆動手段を有し、これにより、少なくとも1つの内側ハウジングとクランプバンドとの間のどのような緊締も解除することができるようになっている。
接続構造は優先的にはクランプバンドの長手スロットの反対側の領域内に配置され、このことにより、有利な力伝達を行うクランプバンドの簡単かつ対称的な製造が可能になる。
クランプバンドの2つの端部は優先的には当接するように配置され、この結果として、クランプバンドはその周縁の大部分にわたって2層式である。この手法により、少ない材料負担でクランプバンドのほぼ全周に沿って作用する高い締め付け効果が生まれ、堅牢な管継手の生産が可能になる。
別法として、クランプバンドの2つの端部は当接するように配置されており、接続構造はクランプバンドの長手スロットの反対側の領域内に配置されている。この手法により、クランプバンドのほぼ全周に沿って作用する高い締め付け効果が生まれ、更にクランプバンドの周縁に沿って一定の締め付け効果が及ぼされる。
2つの端部は好ましくは、2層式クランプバンドの内側バンド部分上で当接するように外側に配置され、このことにより、量が多い場合であってさえ簡単な製造が可能になり、組み立てられた状態において管継手に損傷が無いかチェックするのが容易になる。
別法として、クランプバンドの2つの端部は、2層式クランプバンドの外側バンド部分上で当接するように内側に配置され、このことにより、外側バンドはクランプバンドの2つの端部を均一に押圧するので、クランプバンドの締め付け効果が改善される。
接続構造は優先的にははめ込み接続部(formschluessige Verbindung)として設計されており、このことにより、接続に関して高いレベルの安全性を確保しながら、コストを削減できる製造が可能になる。
別法として、接続構造は、摩擦接続部(kraftschluessige Verbindung)として設計されており、少なくとも第1の接続部位を少なくとも第2の接続部位に対して調整可能に緊締することが可能となっている。
別法として、接続構造は、はめ込み接続部および摩擦接続部の両方として設計される。この手法により、取り外し可能な接続部位および容易に製造可能な接続部位を、組み合わせ可能かつそれぞれの用途に合わせて最適化可能にする、特別な実施形態を実現することが可能になる。この結果、特に汎用性が高くかつ大きい負荷を受けられる管継手が提供される。
管継手を緊締している間少なくとも1つの内側ハウジングの内径を小さくすることができるように、少なくとも1つの内側ハウジングは好ましくは長手スロットを有し、少なくとも1つの内側ハウジングまたは管継手の締め付け効果が追加されるように設定できる。
少なくとも1つの内側ハウジングは優先的には少なくとも1つの側部フランジを有し、このことにより、少なくとも1つの内側ハウジング内に、インサート用、例えば封止インサート用の、受け入れ空間が作り出される。この結果、インサートを少なくとも1つの内側ハウジング内に容易に位置付けることができる。
別法として、少なくとも1つの内側ハウジングは少なくとも1つの長手スロットおよび少なくとも1つの側部フランジを有し、この結果、上述した利点の組み合わせが得られる。
少なくとも1つの内側ハウジングは好ましくは、その長手軸線に沿ってクランプバンドのクランプバンド幅よりも小さい内側ハウジング幅を有し、この結果、管継手の緊締された状態におけるクランプバンドが少なくとも1つの内側ハウジングに及ぼす締め付け力が向上し、特に幅広い産業用途のための堅牢な管継手が実現される。
別法として、少なくとも1つの内側ハウジングは、その長手軸線に沿ったクランプバンドのクランプバンド幅よりも小さい内側ハウジング幅を有するとともに、長手スロットを有し、この結果として、これらと関連付けられた利点が組み合わされた様式で存在する。
長手スロットに対する追加または代替として、少なくとも1つの内側ハウジングは、その長手軸線に沿ったクランプバンドのクランプバンド幅よりも小さい内側ハウジング幅を有するとともに、少なくとも1つの側部フランジを有し、この結果として、これらと関連付けられた利点が組み合わされた様式で存在する。
管継手の代替の実施形態では、クランプバンドは、有利には開口部または陥入部として設計されている、少なくとも1つの接続部位と、半径方向内向きにクランプバンドの長手軸線の方向へと突出している突出部として有利には設計されている、少なくとも1つの追加の第1の接続部位と、を有する。この代替の実施形態では、少なくとも1つの内側ハウジングは、有利には突出部として設計され外向きに突出している少なくとも1つの第2の接続部位を有し、加えて、陥入部としてまたは開口部として設計されている少なくとも1つの追加の第2の接続部位を更に有する。少なくとも1つの内側ハウジングの少なくとも1つの第2の接続部位はこの場合、クランプバンドの少なくとも第1の接続部位内へと係合するような様式で設計されている。クランプバンドの少なくとも1つの追加の第1の接続部位は、少なくとも1つの内側ハウジングの少なくとも1つの追加の第2の接続部位内へと係合するように更に設計されている。少なくとも1つの内側ハウジングをクランプバンドと相互に固止することにより、少なくとも1つの内側ハウジングをクランプバンドとより良好に支持すること、および管端を確実に接続する堅牢な管継手を製造することが可能になる。
別の代替の実施形態では、接続構造は、いくつかの第1の接続部位といくつかの第2の接続部位とを備え、このことにより、クランプバンドに対する少なくとも1つの内側ハウジングの改善された位置付けが可能になる。
クランプバンドにおける第1の接続部位のうちの少なくとも1つは優先的には、少なくとも1つの内側ハウジングの材料厚さ方向に突出しており、弾性であるのが有利な封止インサート内へと係合し、この結果として、この封止インサートを、少なくとも1つの接続部位によって所定位置に固定することができる。
管継手の代替の実施形態では、管継手は、クランプバンドおよびその中に少なくとも局所的に配置された少なくとも1つの内側ハウジングのほかに、少なくとも1つの追加の内側ハウジングを有し、少なくとも1つの追加の内側ハウジングは同様に、クランプバンド内に少なくとも局所的に配置される。結果として、接続されるべきそれぞれの管はそれぞれ、少なくとも1つの内側ハウジングによって包囲され、管継手によって簡単に保持される。加えて、このことにより、接続された状態にある管継手内の2つの管の角度形成を大きくすることができる。
少なくとも1つの追加の内側ハウジングは有利には、接続構造の少なくとも1つの第1の接続部位または接続構造の少なくとも1つの第2の接続部位を有し、これは少なくとも1つの対応して設計された第2の接続部位または第1の接続部位内へと延びる。この結果、接続構造によって1つの追加の内側ハウジングも固止することができ、接続構造の融通性のある構造設計が可能になる。
別法として、この1つの追加の内側ハウジングは、接続構造の少なくとも1つの第1の接続部位を、および接続構造の少なくとも1つの第2の接続部位もまた有し、この結果、接続構造は、少なくとも1つの追加の内側ハウジングをより良好に固止することができる。少なくとも1つの追加の内側ハウジングをクランプバンドと相互に固止することにより、少なくとも1つの内側ハウジングをクランプバンドとより良好に緊締すること、および、堅牢な管継手をより容易かつ経済的に製造することが可能になる。
接続構造の接続部位のうちの1つは好ましくは細長い穴として設計されており、これは管継手の長手軸線に沿って整列される。この結果、クランプバンドのおよび/または少なくとも1つの内側ハウジングの位置を、少なくとも1つの追加の内側ハウジングに対して調整することができる。必要であれば、この場合、細長い穴によって規定された方向に沿ってクランプバンドを再調整することができる。細長い穴により、接続されるべきパイプの軸線方向の移動のバランスを柔軟に調整することが可能になる。例えば、少なくとも1つの細長い穴はクランプバンドのシェル表面上の曲面に沿って延びており、このことにより、管継手内の2つの連続したパイプの角度形成領域を大きくすることが可能になる。
ランプバンドは特に先立って記載される管継手において使用される場合、長手スロットを有し、このクランプバンドは平らな一体品として設計される。クランプバンドは更に少なくとも1つの第1の外側バンド部分と少なくとも1つの第1の内側バンド部分とを有し、これらは少なくとも1つの接続手段によって接続される。加えて、クランプバンドは、クランプバンド上に、クランプバンド内に少なくとも1つの内側ハウジングを固止するための、接続構造の少なくとも1つの第1の接続部位を有し、接続構造は少なくとも1つの第1の接続部位のほかに少なくとも1つの第2の接続部位を備え、接続構造の少なくとも1つの第1の接続部位は少なくとも1つの接続手段によって形成されている。この結果、特に請求項1に記載の管端を接続するための管継手において使用される場合に、必要に応じて様々な内側ハウジング設計(例えば、管状または多角形)を確保することができる。
接続構造は好ましくは、少なくとも1つの外側バンド部分を少なくとも1つの内側バンド部分と接続するための少なくとも1つの接続手段を有し、この結果、締め付けバンドの簡単かつコストを削減できる製造が実現可能となる。
接続手段は優先的にははめ込み接続部として設計されており、これにより、接続に関して高いレベルの安全性を確保しながらコストを削減できる製造が、量が大きい場合でさえも可能になる。
別法として、接続手段は、摩擦接続部として設計されており、少なくとも1つの第1の外側バンド部分を少なくとも1つの第1の内側バンド部分に対して調整可能に緊締することが可能となっている。
別法として、接続手段は、はめ込み接続部として、およびまた摩擦接続部としても設計される。この手法により、取り外し可能な接続手段および容易に製造可能な接続手段を、組み合わせ可能かつそれぞれの用途に合わせて最適化可能にする、特別な実施形態を実現することが可能になる。この結果、使用の汎用性が特に高いクランプバンドが得られる。
クランプバンドの2つの端部は好ましくは当接するように配置され、この結果として、クランプバンドはその周縁の大部分にわたって2層式である。この手法により、結果的に少ない材料負担での高い締め付け力の吸収がもたらされ、クランプバンドのほぼ全周に沿って作用する高い締め付け効果が保証され、堅牢なクランプバンドの費用効果の高い生産が可能になる。
2つの端部は優先的には、2層式クランプバンドの内側バンド部分上で当接するように外側に配置され、このことにより、量が多い場合であってさえ簡単な製造が可能になり、組み立てられた状態において管継手に損傷が無いかチェックするのが容易になる。
別法として、クランプバンドの2つの端部は、2層式クランプバンドの外側バンド部分上で当接するように内側に配置される。この内部構成の結果として、クランプバンドの2つの端部はクランプバンドの外面とクランプバンドの内部との間に配置され、このことによりクランプバンドの締め付け力が改善される。
以下の説明から本発明の追加の利点、特徴、および詳細を得ることができ、この説明では、本発明の例示的な実施形態が図面を参照して記載されている。
符号の説明、および特許請求の範囲および図の技術内容は、本開示の一部である。図は首尾一貫して包括的に記載されている。同じ参照符号は同じ構成要素を表し、一方、添え字の異なる参照符号は、機能的に同一または類似の構成要素を示す。
本発明に係る管継手の第1の実施形態の斜視図である。 図1に係る管継手の縮小断面図である。 図1に係る管継手のクランプバンドの斜視図である。 図1に係る管継手の内側ハウジングの斜視図である。 図1に係る管継手の接続構造の拡大詳細断面図である。 本発明に係る管継手の別の実施形態の縮尺を小さくして描いた斜視図である。 図6に係る管継手の縮尺を小さくして描いた断面図である。 図6に係る管継手の接続構造の拡大詳細図である。 本発明に係る管継手の別の実施形態の縮尺を小さくして描いた斜視図である。 図9に係る管継手の縮尺を小さくして描いた断面図である。 本発明に係る管継手の別の実施形態の断面図である。 図11に係る管継手の接続構造の拡大詳細図である。 本発明に係る管継手の別の実施形態の縮尺を小さくして描いた斜視図である。 図13に係る管継手の縮尺を小さくして描いた斜視図である。 図13に係る管継手の2つの内側ハウジングの分離した斜視図である。 管継手構造の斜視図である。 先行する図1から16に係る管継手用の代替の接続構造の、拡大詳細断面図である。
図1から5に示す2つの管端を接続するための管継手10はクランプバンド20を備え、これは平らな金属ストリップから作製されている。一体品のクランプバンド20は、2つのループ24および27を有し、これらはそれぞれ、対応する他方のループ24および27に面する領域を有する。ループ24および27は互いに離間しており、これらの間にクランプバンド20の長手スロット22が形成されている。クランプバンド20は、ループ24および27の領域内を除いて2層式の設計である。クランプバンド20の端部31および33は、接触部29として、クランプバンド20の長手スロット22の反対側の内側に配置されている。クランプバンド20は、長手スロット22の反対側に、軸線方向においてクランプバンド20の範囲に配置された内側ハウジング40を固止するための接続構造30を更に有する。管継手10は締め付け機構12を備えるが、これは管継手の実施形態に応じて設計が様々であり得る。ここで描かれている締め付け機構12は、クランプバンド20の2つのループ24および27の中にそれぞれ個々に配置される2つの締め付け受け金13および14と、2つの締め付け手段15および16とを備える。締め付け手段15および16は、第1の締め付け受け金13と接続される。例えば、雄ねじが設けられた締め付け手段15および16の自由端は、締め付け受け金13上に形成された雌ねじの中に係合する。締め付け受け金14は、締め付け手段15用のおよび締め付け手段16用の、それぞれの通路を有する。締め付け手段15および16の駆動手段を作動させることにより、締め付け受け金13および14が互いに対して移動し、このことにより管継手10が緊締される。管継手10は、長手スロット22を架橋するためのブリッジ要素18と、内部封止インサート19とを更に備える。
接続構造30は、第1の接続部位32と第2の接続部位34とを備え、第1の接続部位32は第2の接続部位34内へと係合する(特に図2および5を参照)。この実施形態では、第1の接続部位32はクランプバンド20上に設けられており、第2の接続部位34は内側ハウジング40上に設けられている。第1の接続部位32は、第2の接続部位34内へと遊びの無い状態で係合する。この結果、内側ハウジング40はクランプバンド20内にあらゆる側に関して固止され、望まれない位置付けが防止される。内側ハウジング40の材料厚さはこの場合、クランプバンド20の1つの層の材料厚さよりも大きい。
クランプバンド20のいくつかの第1の接続部位32はそれぞれ、半径方向内向きにクランプバンド20の長手軸線23に向けて突出する突出部(図3を参照)として設計されている。クランプバンド20はこれらの領域において2層式の設計であり、外側バンド部分28はそれぞれの接続手段26によって内側バンド部分25と接続されている。示されている実施形態では、接続手段26ははめ込み接続のつぶし接続部として設計されており、クランプバンド20の2つの端部31および33は、当接してクランプバンド20の内面上に配置される。
管状内側ハウジング40はその軸線方向の端部で曲がっている(図4を参照)。この結果得られる側部フランジ42、43は、封止インサート19を管継手10の内側ハウジング40内に固止する役割を果たす。内側ハウジング40は、ここでは丸い穴として設計されているいくつかの第2の接続部位34を有する。いくつかの第2の接続部位34は、内側ハウジング40の長手スロット45の反対側に配置されている。内側ハウジング40は、その長手軸線47に沿って、クランプバンド20のクランプバンド幅SBBよりも小さい内側ハウジング幅IGBを有する。
管継手10の接続構造30は、クランプバンド20上に突出部として設計されている第1の接続部位32を有し、かつ内側ハウジング40上に丸い穴として設計されている第2の接続部位34を有し、これらは互いに対して係合し、このことにより、内側ハウジング40は、特にクランプバンド20に対して内側ハウジング40が軸線方向に変位しないように、あらゆる側で固止される(図5)。内側ハウジング40はこの場合、管継手10を緊締している間担持されているが、その理由は、内側ハウジング40のケーシング周縁部に沿って導かれる締め付け力Fが、第1の接続部位32に作用し、当接部29から離れる方へ移動するそれぞれの方向に導かれるからである。内側ハウジング40は更に、第1の接続部位32の突出部の設計が精確であれば、第2の接続部位34の丸い穴に対して遊びの無い状態で固止される。
突出部または開口部の代替として、摩擦接続またははめ込み接続用の追加の接続部位を使用することもできる。それぞれの内側バンド部分25をクランプバンド20の外側バンド部分28と接続する接続手段26は、同時に第1の接続部位32として設計されている。
図6から8は、クランプバンド20と設計が類似しているが代替として構成された内側ハウジング140を有するクランプバンド120を有する管継手110を示している。接続構造130は同様に、いくつかの第1の接続部位132といくつかの第2の接続部位134とから成る。第1の接続部位132はクランプバンド120上の突出部として設計されており、第2の接続部位134は内側ハウジング140上の細長い穴として各々設計されており、細長い穴の長辺は管状の内側ハウジング140の周縁に沿って延びている。細長い穴の長辺は、内側ハウジング140のシェル表面に沿って平行に延びている。細長い穴は、互いに幅方向に離間し、かつ互いに同じように特に平行に延びる2辺を有する穴として理解され、その両端部は半円で終端し、この半円の直径は細長い穴の幅に相当する。接続構造130は、管継手10の長手軸線に沿って遊びが無いように設計されている。いくつかの第2の接続部位134は、内側ハウジング140の長手スロット145の反対側に配置されている。
主として2層式であるクランプバンド120は、長手スロット122によって離間されている2つのループ124および127を形成しており、それぞれが締め付け受け金113、114を収容する。締め付け機構112はこの場合、図1から5に描かれている実施形態と同様に設計される。
接続構造130は、突出部として設計されている第1の接続部位132をクランプバンド120上に有し、また細長い穴として設計されている第2の接続部位134を内側ハウジング140上に有し、第1の接続部位132と第2の接続部位134が互いに係合し、このことにより内側ハウジング140を固止する(図8)。第1の接続部位132はこの場合第2の接続部位134の中へと延び、第1の接続部位132は、当接部129によって分けられた、第2の接続部位134の面に対して当接する。締め付け手段115および116を緊締している間、第1の接続部位132は、第1の接続部位132を当接部129から離れた第2の接続部位134のそれぞれの面に対して押圧する締め付け力Fに曝される。この結果、内側ハウジング140は、クランプバンド120を緊締している間担持される。
図9および10は、代替として設計されたクランプバンド220と、上記した内側ハウジング40または140に対応する構成を有する、クランプバンド220内に配置されている内側ハウジング240と、を有する管継手210を示している。クランプバンド220は単一層の設計であり、外側バンド部分228は、ループ224または227のそれぞれの領域内で、接続手段226を介して内側バンド部分225と接続されている。クランプバンド220は、第1の接続部位232としての突出部を有し、これは開口部として設計されている内側ハウジング240の第2の接続部位234内へと延びている。
図11および12は、クランプバンド320および内側ハウジング240、ならびに、いくつかの接続部位332および334を有する接続構造330を有する管継手310の別の代替の実施形態を示している(締め付け機構は描かれていない)。第1の接続部位332はそれぞれ、クランプバンド320上の突出部として設計されており、第2の接続部位334は、内側ハウジング340上の突出部として設計されている。クランプバンド320上の突出部は、それらの内面上に陥入部を有する。
第2の接続部位334は第1の接続部位332内へと延び、第2の接続部位334は遊びの無い状態で精確に第1の接続部位332内へと係合する。第1の接続部位332は接続手段326として更に設計されており、外側バンド部分328をクランプバンド320の内側バンド部分325と接続する。締め付け手段115および116を緊締している間、第2の接続部位334は、第2の接続部位334を当接部329から離れた第1の接続部位332のそれぞれの面に対して押圧する、締め付け力Fに曝される。
図13から15は、クランプバンド420と、いずれもクランプバンド420内に少なくとも局所的に配置されている、第1の内側ハウジング440および第2の内側ハウジング441とを有する管継手410を示している(締め付け機構は描かれていない)。いくつかの接続部位432および434を有する接続構造430が更に描かれており、この場合、第1の接続部位432はクランプバンド420上に配置されており、第2の接続部位434は2つの内側ハウジング440および441上にそれぞれ配置されている。第1の接続部位432はクランプバンド420上の開口部として設計されており、第2の接続部位434は2つの内側ハウジング440および441上の突出部として設計されている。2つの内側ハウジング440および441の突出部はこの場合、クランプバンド420上の開口部内へと係合する。
クランプバンド420上のいくつかの接続部位432はそれぞれ、クランプバンド420のシェル表面上にクランプバンド420の長手軸線423の方向に沿って延びている細長い穴として設計されている(図14)。クランプバンド420はこれらの領域では2層式で設計されており、この場合、外側バンド部分428は接続手段426を介して内側バンド部分425と接続されており、内側のクランプバンド420の2つの端部431および433は、当接して外側バンド部分428上に存在する。この実施形態においても、別法として単一層のクランプバンドが利用可能である(図示せず)。例えば、細長い穴は、2つの内側ハウジング410および411のそれぞれのシェル表面上のまたはクランプバンド420上の曲面に沿って延びており(図示せず)、このことにより、接続されるべき管の互いに対する様々な角度形成が可能になり、引き合わされる2つの管の長手軸線の位置合わせ不良が補償される。
管状内側ハウジング440および441の軸線方向の、互いに離れ方を向いた端部は曲げられている。この結果得られる側部フランジ442、443は、封止インサート419を管継手410の2つの内側ハウジング440および441内に固止する役割を果たす。
側部フランジ442または443の反対側にある管状内側ハウジング440および441の軸線方向端部領域は、いくつかの接続部位434を有し、それらは、それぞれの内側ハウジング440および441のシェル表面上に、半径方向に連続しておりかつ半径方向外向きに突出している突出部(図15)として形成されている。
図16は、1つの管継手410と2つの管継手411とを備える管継手構造405を示す。2つの内側ハウジング440および441は、突出部として設計された第2の接続手段434を介して管継手410のクランプバンド420内に配置されており、細長い穴として設計されている第1の接続部位432によってそこに保持される。こうしてクランプバンド420の細長い穴により、クラブバンド420の中に配置された2つの内側ハウジング440および441の突出部が、規定され限定された様式で、クランプバンド420の長手軸線423に沿っておよびこれを横切る方向に移動することが可能になる。
それぞれの内側ハウジング440および441内に固止された管(図示せず)は、2つの管継手411によって保持され、それらの締め付け機構によって緊締される。管継手411はこの場合、従来の管継手として設計されているか、または、管継手410と同様に設計されている。
図1から16の接続手段は、はめ込み接続のつぶし接続部として設計されている。つぶし接続の代わりにまたはこれに加えて、代替のはめ込み接続手段ならびに摩擦接続手段を使用することもできる。可能な選択肢のリストには、限定するものではないが、ねじ、リベット、またはだぼピンが含まれる。
図17は、別に示した接続構造30、130、230、330、および430の代替として、既に描写した接続継手10、110、210、310、および410のうちの1つの表面に配置できる接続構造530の別の実施形態を示している。接続構造530は、クランプバンド520上に開口部として設計されている第1の接続部位532、および内側ハウジング540上に同じく開口部として設計されている第2の接続部位534を備える。接続構造530は、ねじ550およびナット551としてとして設計されている接続手段526を更に備える。ねじ550はそれぞれ、接続部位532を通っておよび第2の接続部位534を通って延びる。管継手510の内側に面する一方のねじ端部において、ねじ550は停止部、特に内側ハウジング540に対して押圧されるねじ頭を有する。管継手510の外側に面するねじ端部には、ナット551が提供される。接続手段526の締め付けられた状態では、ナットが管継手510のクランプバンド520の外面に対して押圧される。この接続手段526によりこうして、内側ハウジング540をクランプバンド520と調整可能かつ取り外し可能に固止することが可能になる。管継手の510の締め付け機構を緊締している間、第1の接続部位532は締め付け力Fに曝され、この力は接続手段526を介して第2の接続部位534へと伝達され、このことにより、管継手510内の内側ハウジング540が連携して担持されることが実現される。
<付記>
[1]
2つの管端を接続するための管継手(10;110;210;310;410;510)であって、
クランプバンド(20;120;220;320;420;520)と、前記クランプバンドの中に少なくとも局所的に配置された少なくとも1つの内側ハウジング(40;140;240;340;440;441;540)と、を備え、
前記クランプバンド(20;120;220;320;420;520)は、長手スロット(22;122;222)と、前記クランプバンド(20;120;220;320;420;520)の内径を小さくするための締め付け機構(12;112;212;412)と、を有し、
前記クランプバンド(20;120;220;320;420;520)は平らな一体品として更に設計されており、かつまた、少なくとも1つの接続手段(26;126;226;326;426;526)を介して接続されている、少なくとも1つの第1の外側バンド部分(28;128;228;328;428;528)および少なくとも1つの第1の内側バンド部分(25;125;225;325;425;525)も有し、
前記少なくとも1つの内側ハウジング(40;140;240;340;440;441;540)を前記クランプバンド(20;120;220;320;420;520)内に固止するための接続構造(30;130;230;330;430;530)が提供され、前記接続構造(30;130;230;330;430;530)は少なくとも1つの第1の接続部位(32;132;232;332;432;532)と少なくとも1つの第2の接続部位(34;134;234;334;434;534)とから成り、
前記少なくとも1つの第1の接続部位(32;132;232;332;432;532)は前記少なくとも1つの第2の接続部位(34;134;234;334;434;534)内へと延び、
前記接続構造(30;130;230;330;430;530)の前記接続部位(32,34;132,134;232,234;332,334;432,434;532,534)のうちの少なくとも1つは、前記少なくとも1つの外側バンド部分(28;128;228;328;428;528)を前記少なくとも1つの第1の内側バンド部分(25;125;225;325;425;525)と接続するための、前記少なくとも1つの接続手段(26;126;226;326;426;526)として設計されていることを特徴とする管継手(10;110;210;310;410;510)。
[2]
上記[1]項に記載の管継手であって、前記接続部位(32,34;132,134;232,234;332,334;432,434;532,534)のうちの少なくとも1つは、凹部を有することを特徴とする管継手。
[3]
上記[1]項または[2]項に記載の管継手であって、前記接続部位(32,34;132,134;232,234;332,334;432,434;532,534)のうちの少なくとも1つは開口部として、特に丸い穴および/または細長い穴として設計されていることを特徴とする管継手。
[4]
上記[1]項から[3]項のいずれか1項に記載の管継手であって、前記少なくとも1つの第1の接続部位(32;132;232;332;432;532)は前記少なくとも1つの第2の接続部位(34;134;234;334;434;534)内へと精確に係合することを特徴とする管継手。
[5]
上記[3]項または[4]項に記載の管継手であって、前記少なくとも1つの第1の接続部位(32;132;232;332;432;532)は前記少なくとも1つの第2の接続部位(34;134;234;334;434;534)を越えて延びていることを特徴とする管継手。
[6]
上記[1]項から[5]項のいずれか1項]項に記載の管継手であって、前記クランプバンド(20;120;220;320;420;520)上に少なくとも1つの第1の接続部位(32;132;232;332;432;532)が配置されていることと、少なくとも1つの内側ハウジング(40;140;240;340;440;441;540)上に少なくとも1つの第2の接続部位(34;134;234;334;434;534)が配置されていることと、を特徴とする管継手。
[7]
上記[1]項から[6]項のいずれか1項に記載の管継手であって、前記接続構造(30;130;230;330;430;530)は、前記少なくとも第1の外側バンド部分(28;128;228;328;428;528)を前記少なくとも第1の内側バンド部分(25;125;225;325;425;525)と接続するための、前記少なくとも1つの接続手段(26;126;226;326;426;526)を有することを特徴とする管継手。
[8]
上記[1]項から[7]項のいずれか1項に記載の管継手であって、前記接続構造(30;130;230;330;430;530)のうちの少なくとも1つの第1の接続部位(32;132;232;332;432;532)は前記クランプバンド(20;120;220;320;420;520)上に形成されており、前記接続構造(30;130;230;330;430;530)のうちの少なくとも1つの第2の接続部位(34;134;234;334;434;534)は前記少なくとも1つの内側ハウジング(40;140;240;340;440;441;540)上に開口部として形成されており、前記クランプバンド(20;120;220;320;420;520)を前記少なくとも1つの内側ハウジング(40;140;240;340;440;441;540)と取り外し可能に接続するための前記少なくとも1つの接続手段(26;126;226;326;426;526)は、前記それぞれの開口部を通って延びていることを特徴とする管継手。
[9]
上記[1]項から[8]項のいずれか項に記載の管継手であって、前記接続構造(30;130;230;330;430;530)は、前記クランプバンド(20;120;220;320;420;520)の前記長手スロット(22;122;222)の反対側の領域内に配置されており、かつ/または、前記クランプバンド(20;120;220;320;420;520)の2つの端部(31,33;431,433)は、当接部(29;129;229;329;429;529)上に配置されていることを特徴とする管継手。
[10]
上記[1]項から[9]項のいずれか1項に記載の管継手であって、前記接続構造(30;130;230;330;430;530)は、はめ込み接続部としておよび/または摩擦接続部として設計されていることを特徴とする管継手。
[11]
上記[1]項から[10]項のいずれか1項に記載の管継手であって、前記少なくとも1つの内側ハウジング(40;140;240;340;440;441;540)は、長手スロット(45;145;245)および/もしくは少なくとも1つの側部フランジ(42,43;142,143;242;243;442;443)を有し、ならびに/または、前記少なくとも1つの内側ハウジング(40;140;240;340;440;441;540)は、その長手軸線に沿って前記クランプバンド(20;120;220;320;420;520)のクランプバンド幅(SBB)よりも小さい内側ハウジング幅(IGB)を有することを特徴とする管継手。
[12]
特に上記[1]項から[11]項のいずれか1項に記載の管継手において使用するための、クランプバンド(20;120;220;320;420;520)であって、
長手スロット(22;122;222)を備え、
前記クランプバンド(20;120;220;320;420;520)は、平らな一体品として、かつまた少なくとも1つの接続手段(26;126;226;326;426;526)を介して接続されている、少なくとも1つの外側バンド部分(28;128;228;328;428;528)および少なくとも1つの第1の内側バンド部分(25;125;225;325;425;525)として、設計されており、
少なくとも1つの内側ハウジング(40;140;240;340;440;441;540)を前記クランプバンド(20;120;220;320;420;520)内に固止するために、前記クランプバンド(20;120;220;320;420;520)上に接続構造(30;130;230;330;430;530)の少なくとも1つの第1の接続部位(32;132;232;332;432;532)が設けられており、
前記接続構造(30;130;230;330;430;530)は、前記少なくとも1つの第1の接続部位(32;132;232;332;432;532)のわきに少なくとも1つの第2の接続部位(34;134;234;334;434;534)を備え、
前記接続構造(30;130;230;330;430;530)の前記少なくとも1つの第1の接続部位(32;132;232;332;432;532)は、前記少なくとも1つの接続手段(26;126;226;326;426;526)によって形成されていることを特徴とするクランプバンド(20;120;220;320;420;520)。
[13]
上記[12]項に記載のクランプバンドであって、前記接続構造(30;130;230;330;430;530)は前記少なくとも1つの接続手段(26;126;226;326;426;526)を更に有し、前記少なくとも1つの第1の接続部位(32;132;232;332;432;532)は好ましくは前記少なくとも1つの接続手段(26;126;226;326;426;526)によって形成されていることを特徴とするクランプバンド。
[14]
上記[13]項に記載のクランプバンドであって、前記接続手段(26;126;226;326;426;526)ははめ込み接続部および/または摩擦接続部として設計されており、前記クランプバンド(20;120;220;320;420;520)の2つの端部(31,33;431,433)は好ましくは当接部(29;129;229;329;429;529)として配置されていることを特徴とするクランプバンド。
10 管継手、12 締め付け機構、13 第1の締め付け受け金、14 第2の締め付け受け金、15 第1の締め付け手段、16 第2の締め付け手段、18 ブリッジ要素、19 封止インサート、20 クランプバンド、22 20の長手スロット、23 20の長手軸線、24 第1のループ、25 内側バンド部分、26 接続手段、27 第2のループ、28 外側バンド部分、29 当接部、30 接続構造、31 20の第1の端部、32 第1の接続部位、33 20の第2の端部、34 第2の接続部位、40 内側ハウジング、42 第1の側部フランジ、43 第2の側部フランジ、45 40の長手スロット、47 40の長手軸線、110 管継手、112 締め付け機構、113 第1の締め付け受け金、114 第2の締め付け受け金、115 第1の締め付け手段、118 ブリッジ要素、119 封止インサート、120 クランプバンド、122 20の長手スロット、124 第1のループ、125 内側バンド部分、126 接続手段、127 第2のループ、128 外側バンド部分、129 当接部、130 接続構造、132 第1の接続部位、134 第2の接続部位、140 内側ハウジング、145 40の長手スロット、 210 管継手、 220 クランプバンド、222 220の長手スロット、 224 第1のループ、 225 内側バンド部分、 226 接続手段、227 第2のループ、228 外側バンド部分、230 接続構造、232 第1の接続部位、234 第2の接続部位、240 内側ハウジング、245 240の長手スロット、310 管継手、320 クランプバンド、325 内側バンド部分、326 接続手段、327 第2のループ、328 外側バンド部分、329 当接部、330 接続構造、332 第1の接続部位、334 第2の接続部位、340 内側ハウジング、405 管継手構造、410 管継手、411 追加の管継手、419 封止インサート、420 クランプバンド、423 420の長手軸、425 内側バンド部分、426 接続手段、427 第2のループ、428 外側バンド部分、429 当接部、430 接続構造、431 420の第1の端部、432 第1の接続部位、433 420の第2の端部、434 第2の接続部位、440 第1の内側ハウジング、441 第2の内側ハウジング、510 管継手、525 内側バンド部分、526 接続手段、528 外側バンド部分、529 当接部、530 接続構造、532 第1の接続部位、534 第2の接続部位、540 内側ハウジング、550 ねじ、551 ナット、IGB 内側ハウジング幅、SBB クランプバンド幅、F 締め付け力。

Claims (12)

  1. 2つの管端を接続するための管継手(10;110;210;310;410;510)であって、
    クランプバンド(20;120;220;320;420;520)と、前記クランプバンドの中に少なくとも局所的に配置された少なくとも1つの内側ハウジング(40;140;240;340;440;441;540)と、を備え、
    前記クランプバンド(20;120;220;320;420;520)は、長手スロット(22;122;222)と、前記クランプバンド(20;120;220;320;420;520)の内径を小さくするための締め付け機構(12;112;212;412)と、を有し、
    前記クランプバンド(20;120;220;320;420;520)は平らな一体品として更に設計されており、かつまた、少なくとも1つの接続手段(26;126;226;326;426;526)を介して接続されている、少なくとも1つの第1の外側バンド部分(28;128;228;328;428;528)および少なくとも1つの第1の内側バンド部分(25;125;225;325;425;525)も有し、
    前記少なくとも1つの内側ハウジング(40;140;240;340;440;441;540)を前記クランプバンド(20;120;220;320;420;520)内に固止するための接続構造(30;130;230;330;430;530)が提供され、前記接続構造(30;130;230;330;430;530)は少なくとも1つの第1の接続部位(32;132;232;332;432;532)と少なくとも1つの第2の接続部位(34;134;234;334;434;534)とから成り、
    前記少なくとも1つの第1の接続部位(32;132;232;332;432;532)は前記少なくとも1つの第2の接続部位(34;134;234;334;434;534)内へと延び、
    前記接続構造(30;130;230;330;430;530)の前記接続部位(32,34;132,134;232,234;332,334;432,434;532,534)のうちの少なくとも1つは、前記少なくとも1つの第1の外側バンド部分(28;128;228;328;428;528)を前記少なくとも1つの第1の内側バンド部分(25;125;225;325;425;525)と接続するための、前記少なくとも1つの接続手段(26;126;226;326;426;526)として設計されていることを特徴とする管継手(10;110;210;310;410;510)。
  2. 請求項1に記載の管継手であって、前記接続部位(32,34;132,134;232,234;332,334;432,434;532,534)のうちの少なくとも1つは、凹部を有することを特徴とする管継手。
  3. 請求項1または2に記載の管継手であって、前記接続部位(32,34;132,134;232,234;332,334;432,434;532,534)のうちの少なくとも1つは開口部として設計されていることを特徴とする管継手。
  4. 請求項1から3のいずれか1項に記載の管継手であって、前記少なくとも1つの第1の接続部位(32;132;232;332;432;532)は前記少なくとも1つの第2の接続部位(34;134;234;334;434;534)内へと精確に係合することを特徴とする管継手。
  5. 請求項3または4に記載の管継手であって、前記少なくとも1つの第1の接続部位(32;132;232;332;432;532)は前記少なくとも1つの第2の接続部位(34;134;234;334;434;534)を越えて延びていることを特徴とする管継手。
  6. 請求項1から5のいずれか1項に記載の管継手であって、前記クランプバンド(20;120;220;320;420;520)上に少なくとも1つの第1の接続部位(32;132;232;332;432;532)が配置されていることと、少なくとも1つの内側ハウジング(40;140;240;340;440;441;540)上に少なくとも1つの第2の接続部位(34;134;234;334;434;534)が配置されていることと、を特徴とする管継手。
  7. 請求項1から6のいずれか1項に記載の管継手であって、前記接続構造(30;130;230;330;430;530)は、前記少なくとも1つの第1の外側バンド部分(28;128;228;328;428;528)を前記少なくとも1つの第1の内側バンド部分(25;125;225;325;425;525)と接続するための、前記少なくとも1つの接続手段(26;126;226;326;426;526)を有することを特徴とする管継手。
  8. 請求項1から7のいずれか1項に記載の管継手であって、前記接続構造(30;130;230;330;430;530)のうちの少なくとも1つの第1の接続部位(32;132;232;332;432;532)は前記クランプバンド(20;120;220;320;420;520)上に形成されており、前記接続構造(30;130;230;330;430;530)のうちの少なくとも1つの第2の接続部位(34;134;234;334;434;534)は前記少なくとも1つの内側ハウジング(40;140;240;340;440;441;540)上に開口部として形成されており、前記クランプバンド(20;120;220;320;420;520)を前記少なくとも1つの内側ハウジング(40;140;240;340;440;441;540)と取り外し可能に接続するための前記少なくとも1つの接続手段(26;126;226;326;426;526)は、それぞれ記開口部を通って延びていることを特徴とする管継手。
  9. 請求項1から8のいずれか1項に記載の管継手であって、前記接続構造(30;130;230;330;430;530)は、前記クランプバンド(20;120;220;320;420;520)の前記長手スロット(22;122;222)の反対側の領域内に配置されており、かつ/または、前記クランプバンド(20;120;220;320;420;520)の2つの端部(31,33;431,433)は、当接部(29;129;229;329;429;529)上に配置されていることを特徴とする管継手。
  10. 請求項1から9のいずれか1項に記載の管継手であって、前記接続構造(30;130;230;330;430;530)は、はめ込み接続部としておよび/または摩擦接続部として設計されていることを特徴とする管継手。
  11. 請求項1から10のいずれか1項に記載の管継手であって、前記少なくとも1つの内側ハウジング(40;140;240;340;440;441;540)は、長手スロット(45;145;245)および/もしくは少なくとも1つの側部フランジ(42,43;142,143;242;243;442;443)を有し、ならびに/または、前記少なくとも1つの内側ハウジング(40;140;240;340;440;441;540)は、その長手軸線に沿って前記クランプバンド(20;120;220;320;420;520)のクランプバンド幅(SBB)よりも小さい内側ハウジング幅(IGB)を有することを特徴とする管継手。
  12. 請求項3に記載の管継手であって、前記開口部は、丸い穴および/または細長い穴であることを特徴とする管継手。
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