JP7079792B2 - 空気調和機の室内機及びそれを備える空気調和機 - Google Patents

空気調和機の室内機及びそれを備える空気調和機 Download PDF

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Description

本出願は、出願番号が201822112078.9、出願日が2018年12月14日の中国特許出願に基づいて提供され、上記中国特許出願の優先権を主張し、それらの全内容が引用により本出願に組み込まれる。
本出願は空気処理装置分野に関し、特に空気調和機の室内機及びそれを備える空気調和機に関する。
関連技術では、空気調和機の室内機のケーシングには、ケーシングに対してスライドして吹出口を開閉する開閉板が設けられる。しかしながら、スライド式の開閉板は、スタイルが単一であり、製品に先進感が欠けている。且つ、上記空気調和機の室内機では、送風方式が単一であり、室内の温度分布にムラがあり、ユーザー体験に深刻な影響を及ぼす。
本出願の目的は、少なくとも従来技術に存在する技術問題の1つを解決することである。そのため、本出願の1つの目的は、送風効果が高く、先進感が高いという利点を有する空気調和機の室内機を提供することである。
本出願は、さらに、上記空気調和機の室内機を備える空気調和機を提供する。
本出願の実施例に係る空気調和機の室内機は、吸込口、第1吹出口及び第2吹出口が設けられ、内部に前記吸込口と前記第1吹出口、及び前記吸込口と前記第2吹出口をそれぞれ連通する風道流路が設けられるケーシングと、前記ケーシング内に設けられ、前記風道流路内を流れるように空気流を案内するファンユニットと、第1駆動機構及び第1開閉板であって、前記第1駆動機構は前記ケーシング内に設けられ、前記第1開閉板が開状態と閉状態とを有するように、前記第1駆動機構は前記第1開閉板に接続され、前記第1開閉板を駆動して移動させ、前記第1駆動機構が前記第1開閉板を駆動して、前記ケーシングに対して外へ所定位置まで移動させたとき、前記第1開閉板は前記開状態に切り替わり、前記開状態では、前記第1開閉板が前記第1吹出口を開放し、前記閉状態では、前記第1開閉板が前記ケーシングと結合して前記第1吹出口を閉じる、第1駆動機構及び第1開閉板と、第2開閉板及び第2駆動機構であって、前記第2駆動機構は前記第2開閉板に接続され、前記第2開閉板を駆動して、前記第2吹出口を開閉するように前記ケーシングに対して上下方向、左右方向又は上下方向及び左右方向に対して一定の傾斜角度を有する方向に沿ってスライドさせる、第2開閉板及び第2駆動機構とを備え、前記第1開閉板及び前記第2開閉板が開状態であるとき、前記第1吹出口及び前記第2吹出口から流出した空気流は室内空間において合流することにより、室内の温度分布を均一にできる
本出願の実施例に係る空気調和機の室内機は、第1開閉板及び第2開閉板を設置することで、第1駆動機構は、第1開閉板の前後移動を制御することで第1吹出口の開閉を実現でき、第2駆動機構は、第2開閉板をケーシングに対してスライドするように駆動することで第2吹出口の開閉を実現し、空気調和機の室内機の製品の先進感を大幅に向上させる。また、第1吹出口と第2吹出口から流れた空気流は室内空間内において合流することができ、それによって、空気流が室内空間の隅々に均一に流れて、室内の温度分布をより均一にすることができ、空気調和機の室内機の使用時の快適性を大幅に向上させる。
本出願のいくつかの実施例によれば、前記第1開閉板は、前記第1駆動機構に接続され、前記第1駆動機構によって駆動されて移動し、前記第1開閉板が開状態である場合、外周壁によって空気流流れを案内するガイド部材と、前記ガイド部材に接続され、前記第1開閉板が閉状態である場合、前記密閉部材が前記ケーシングと結合して前記第1吹出口を閉じる密閉部材と、を備える。
本出願のいくつかの実施例においては、前記吸込口から前記第1吹出口への方向に沿って、前記ガイド部材の鉛直断面積が徐々に大きくなる。
本出願のいくつかの実施例によれば、前記第1駆動機構は、前記ケーシング内に設けられる第1駆動モータと、前記第1駆動モータに接続され、前記第1駆動モータによって駆動されて回転する第1駆動ギアと、前記第1開閉板の移動方向に沿って延びており、前記第1駆動ギアと噛み合って、前記第1駆動ギアによって駆動されて移動し、一端が前記第1開閉板に接続されて前記第1開閉板を連動して移動させる第1ラックとを備える。
本出願のいくつかの実施例においては、前記第1ラックには、前記第1開閉板の移動方向に延びているストッパー溝が設けられ、前記第1駆動機構は、前記ストッパー溝内に伸びる止めロッドをさらに備え、前記止めロッドは、前記ストッパー溝にスライド可能に結合し、前記第1開閉板が開状態である場合、前記止めロッドは、ストッパー溝の一端に当接して前記第1開閉板をストップさせる。
本出願のいくつかの実施例においては、前記ファンユニットは、吹出風道部材を備え、前記吹出風道部材は前記第1吹出口に正対して設置され,前記第1駆動機構が設けられる取付空間を有する。
本出願のいくつかの実施例においては、前記第1駆動機構は、前記吹出風道部材に接続され案内孔が設けられたラックボックスをさらに備え、前記第1ラックは、前記案内孔を貫通して前記ラックボックスに対して往復移動する。
本出願のいくつかの実施例においては、前記第2駆動機構は、前記第2開閉板を駆動して鉛直方向に沿ってスライドさせる。
本出願のいくつかの実施例においては、前記第2駆動機構は、第2駆動モータと、前記第2駆動モータに接続され、前記第2駆動モータによって駆動されて回転する第2駆動ギアと、前記第2開閉板の移動方向に沿って延びており、前記第2駆動ギアと噛み合って、前記第2駆動ギアによって駆動されて移動し、一端が前記第2開閉板に接続されて前記第2開閉板を連動して移動させる第2ラックと、を備える。
本出願のいくつかの実施例においては、前記ファンユニットは、前記第1吹出口に正対して設置される第1ファンと、前記第2吹出口に正対して設置される第2ファンとを備える。
本出願のいくつかの実施例においては、前記第1ファンは、斜流ファンであり、前記第2ファンは、二重反転ファンである。
本出願のいくつかの実施例によれば、前記第1吹出口は、前記第2吹出口の上方に位置する。
本出願の実施例に係る空気調和機は、本出願の上記実施例に係る空気調和機の室内機を備える。
本出願の実施例に係る空気調和機は、上記空気調和機の室内機を設置することで、空気調和機の製品先進感を向上できるだけではなく、さらに空気調和機の冷房と暖房効果を向上でき、ユーザーの使用時の快適性を大幅に向上させ、さらに空気調和機の市場競争力を向上させることができる。
本出願の追加の態様及び利点は、以下の説明において部分的に説明され、その一部は、以下の説明から明らかになるか、又は本出願を実施することによって把握できる。
本出願の上記及び/又は追加の態様及び利点は、以下の図面を参照しながら実施例を説明することによって明らかで容易に理解できるようになる。
第1開閉板及び第2開閉板がいずれも閉状態である本願の第1実施例に係る空気調和機の室内機の全体構造の模式図である。 第1開閉板及び第2開閉板がいずれも開状態である本願の実施例に係る空気調和機の室内機の部分構造の模式図である。 本願の実施例に係る空気調和機の室内機の内部構造の模式図である。 図3におけるAで示される部分の部分拡大図である。 本願の実施例に係る空気調和機の室内機の爆発構造の模式図である。 本願の実施例に係る吹出風道部材と第1駆動機構との結合構造の模式図である。 図6におけるBで示される部分の部分拡大図である。 本願の実施例に係るガイド部材の構造の模式図である。 第1開閉板及び第2開閉板がいずれも閉状態である本願の第2実施例に係る空気調和機の室内機の全体構造の模式図である。
以下、本出願の実施例を詳細に説明し、前記実施例の例は、図面に示され、同じ又は類似した符号は、一貫して同じ又は類似した素子又は同じ又は類似した機能を有する素子を示す。以下、図面を参照しながら説明する実施例は、例示的なものであり、本出願を解釈するためのものにすぎず、本出願を限定するものとして理解すべきではない。
以下、図1-図9を参照して本出願の実施例に係る空気調和機の室内機100を説明し、該空気調和機の室内機100は室内空気に対して冷房と暖房を行うことができる。
図1と図5に示すように、本出願の実施例に係る空気調和機の室内機100は、ケーシング1、ファンユニット2、第1駆動機構4及び第1開閉板3を備える。
ケーシング1には、吸込口12a、第1吹出口11a及び第2吹出口11bが設けられてもよく、ケーシング1内には、前記吸込口12aと第1吹出口11a、及び前記吸込口12aと第2吹出口11bをそれぞれ連通する風道流路が設けられてもよく、ファンユニット2は、空気流が風道流路内を流れるように案内するためにケーシング1内に設けられてもよい。具体的には、空気調和機の室内機100が運転するとき、ファンユニット2は、回転することで風道流路内で負圧を発生させ、負圧の作用により、空気流は、吸込口12aから空気流路に入り、空気流路内を流れた後、第1吹出口11a及び第2吹出口11bを介して吹き出される。空気流は、第1吹出口11aのみを介して吹き出されてもよく、または第2吹出口11bのみを介して吹き出されてもよく、第1吹出口11a及び第2吹出口11bの両方を介して吹き出されてもよい。
図5に示すように、本願の一具体例では、ケーシング1は、フロントパネル11と、バックパネルユニット12とを備えてもよく、フロントパネル11がバックパネルユニット12と係合することができる。バックパネルユニット12には、吸込口12aが設けられてもよく、吸込口12aには、吸い込みグリル121が設けられる。フロントパネル11には、第1吹出口11aが設けられてもよく、ケーシング1内には、第1吹出口11a及び吸込口12aに連通する風道流路が設けられてもよく、風道流路内には、熱交換部材7がさらに設けられる。熱交換部材7は、風道流路内の空気流と熱交換することができ、熱交換された空気流は、第1吹出口11aを介して吹き出されてもよく、それによって、室内の温度を調節する目的を達成することができる。
図2-図5に示すように、第1駆動機構4は、ケーシング1内に設けられ、第1開閉板3が開状態と閉状態とを有するように第1開閉板3に接続されて、第1開閉板3を移動するように駆動することができる。第1駆動機構4が第1開閉板3を、ケーシング1に対して所定位置まで外(たとえば、図3に示される前方)へ移動するように駆動するとき、第1開閉板3が開状態に切り替わり、このとき、第1開閉板2が第1吹出口11aを開放することができ、第1開閉板3が閉状態である場合、第1開閉板3は、ケーシング1と結合して第1吹出口11aを閉じることができる。
具体的には、第1駆動機構4は、第1吹出口11aを開閉するように第1開閉板3を前後に移動するように駆動することができる。空気調和機の室内機100が運転するとき、第1駆動機構4は、第1開閉板3を前方に所定位置まで移動するように駆動し、このとき、第1開閉板3は、第1吹出口11aを開放することができ、空気流が第1吹出口11aを介して吹き出される。空気調和機の室内機100が停止するとき、第1駆動機構4は、第1開閉板3を後方に移動するように駆動することができ、第1開閉板3は、ケーシング1と結合して第1吹出口11aを閉じることができる。
図6に示すように、第2駆動機構6は、第2開閉板5に接続され、第2開閉板5をケーシング1に対してスライドするように駆動して第2吹出口11bを開閉することができる。それによって、上記設置によって、空気調和機の室内機100は、第1吹出口11a及び第2吹出口11bの両方を介して吹き出され、空気調和機の室内機100の吹出効率を向上させ、空気調和機の室内機100の送風領域を大きくすることができる。さらに、空気流は、第1吹出口11aを介して吹き出された後、第1開閉板3の円周方向に沿って周囲へ風を分散させることができ、第1吹出口11aから流出した空気流及び第2吹出口11bから流出した空気流は、室内空間において衝突することで合流の役割を果たし、室内の温度分布をより均一にし、さらに無風感の吹出効果を達成することができる。
好ましくは、第1開閉板3と第2開閉板5の動作状態をそれぞれ制御してもよい。第1吹出口11aから吹き出す必要がある場合、第1駆動機構4によって第1開閉板3を開状態に切り替えるように第1開閉板3を駆動することができ、このとき、第1吹出口11aが開放される。第2吹出口11bから吹き出す必要がある場合、第2駆動機構6によってケーシング1に対して第2開閉板5をスライドするように駆動して第2吹出口11bを開放することができる。第1開閉板3と第2開閉板5は連動し、すなわち、第1開閉板3と第2開閉板5は同時に移動可能であり、それによって、第1吹出口11aと第2吹出口11bの同時開閉が可能である。
それによって、上記設置によって、第1駆動機構4は、第1開閉板3の前後移動を制御することで第1吹出口11aを開閉することができ、第2駆動機構6は、ケーシング1に対して第2開閉板5をスライドするように駆動することで第2吹出口11bを開閉することができ、空気調和機の室内機100の製品の先進感を向上させることができる。且つ、空気流が第1吹出口11aを介して吹き出された後、第1開閉板3の円周方向に沿って周囲へ風を分散させることができ、第1吹出口11a及び第2吹出口11bから流出した空気流は、室内空間で合流することができ、それによって、空気流が室内空間の隅々に均一に流れて、室内の温度分布をより均一にすることができる。さらに、第1開閉板3は、空気流が室内のユーザーへ直接吹き出すことによる不快感を解消することができ、空気調和機の室内機100の使用時の快適性を大幅に向上させる。
本願の実施例に係る空気調和機の室内機100では、第1開閉板3及び第2開閉板5を設置することにより、第1駆動機構4は、第1開閉板3の前後移動を制御することで第1吹出口11aを開閉することができ、第2駆動機構6は、第2開閉板5をケーシング1に対してスライドするように駆動することで第2吹出口11bを開閉することができ、空気調和機の室内機100の製品の先進感を大幅に向上させる。さらに、第1吹出口11a及び第2吹出口11bから流出した空気流は、室内空間で合流することができ、それによって、空気流が室内空間の隅々に均一に流通して、室内の温度分布をより均一にすることができ、空気調和機の室内機100の使用時の快適性を大幅に向上させる。
図5に示すように、本願のいくつかの実施例によれば、第1開閉板3は、ガイド部材31と密閉部材32とを備え、ガイド部材31が第1駆動機構4に接続されて、第1駆動機構4によって移動するように駆動され、第1開閉板3が開状態である場合、ガイド部材31の外周壁が空気流の流れを案内することができる。密閉部材32はガイド部材31に接続されてもよく、第1開閉板3が閉状態である場合、密閉部材32は、ケーシング1と結合して第1吹出口11aを閉じることができる。それによって、上記設置によって、第1開閉板3の設計をよりシンプルにするとともに、第1開閉板3の導流効果を向上させることができる。
具体的には、第1開閉板3が開状態である場合、ガイド部材31とケーシング1との間は、第1吹出口11aの吹出領域を画定し、空気流は、ガイド部材31の外周壁に沿って外へ吹き出され、ガイド部材31は、空気流を案内する作用を奏することができ、それによって、空気流の流通抵抗を減少させて、第1吹出口11aの吹出効率を向上させるだけでなく、ガイド部材31が優れた風分散効果を果たすことができ、空気流は、ガイド部材31の円周方向に沿って周囲へ風を分散させ、室内の温度分布をより均一にすることができる。
第1開閉板3が閉状態である場合、密閉部材32は、ケーシング1と結合して第1吹出口11aを密封し、それによって、空気調和機の室内機100を保護する作用を奏し、空気中の塵埃や汚物が第1吹出口11aから空気調和機の室内機100内に侵入することを防止することができる。好ましくは、第1吹出口11aが円形に形成され、密閉部材32が円盤状に形成され、密閉部材32の外径が第1吹出口11aの直径よりも大きく形成され、それによって、第1吹出口11aへの密封効果を向上させることができる。好ましくは、密閉部材32は、ガイド部材31と一体に形成されてもよいし、ねじ接続又はリベットの方式でガイド部材31と一体に接続されてもよい。
図4及び図8に示すように、本願のいくつかの実施例では、吸込口12aから第1吹出口11aへの方向(たとえば、図8に示される後方から前方への方向)に沿って、ガイド部材31の鉛直断面積が徐々に大きくなり、それによって、ガイド部材31の導流効果を向上させ、空気流が前方へ向かってユーザーに直接吹き出すことによるユーザーの不快感を防止することができる。
たとえば、図8に示すように、ガイド部材31は、取付部311と、導流部312とを備えてもよく、取付部311と導流部312は、後方から前方への方向に順に接続されてもよく、取付部311は、ケーシング1とスライド可能に結合し得る。取付部311が円筒状に形成され、導流部312が円錐台状に形成される。後方から前方への方向において、導流部312の鉛直断面積が徐々に大きくなり、導流部312がほぼラッパ状に形成される。それによって、空気流は、第1吹出口11aから流出するとき、導流部312の外周壁に沿って第1吹出口11aの周囲に向けて分散して流れることができ、良好な風分散効果を奏する。好ましくは、円周方向に間隔をあけて配置されている複数のねじ柱312aが導流部312の先端に設けられてもよく、密閉部材32は、ねじ接続の方式で導流部312と一体に接続されてもよい。
図9に示すように、本願のいくつかの実施例では、間隔をあけて配置されている複数の第1吹出微細孔32aが密閉部材32に設けられてもよく、各第1吹出微細孔32aは、密閉部材32の厚さ方向(たとえば、図9に示される前後方向)において密閉部材32を貫通することができ、複数の第1吹出微細孔32aに連通する導風路がガイド部材31内に設けられてもよく、それによって、無風感の送風効果を達成して、ユーザーの使用時の快適性を大幅に向上させる。
具体的には、空気調和機の室内機100は、第1正常送風モード及び第1無風感送風モードを有してもよい。空気調和機の室内機100が第1正常送風モードである場合、第1開閉板3は、開状態であり、第1駆動機構4は、第1開閉板3を前方に所定位置まで移動するように駆動して第1吹出口11aを開放し、空気流の一部がガイド部材31に沿って第1吹出口11aの周囲へ分散して流れ、空気流の他の部分が導風路内に入って複数の第1吹出微細孔32aから流出する。空気調和機の室内機100が第1無風感送風モードである場合、第1開閉板3は、閉状態であり、空気流は、導風路内に入って複数の第1吹出微細孔32aを介して吹き出される。複数の第1吹出微細孔32aは、空気流を複数の小さな分岐気流に分けることができ、且つ第1吹出微細孔32aの孔径が小さいため、空気流の速度を低下させる作用を奏することができ、空気流は、複数の吹出微細孔内からゆっくりと流出できることを理解できる。それによって、無風感の送風効果を達成して、空気流が室内のユーザーに直接吹き出すことによる不快感を防止することができ、室内の温度分布をより均一にし、ユーザー体験を大幅に向上させる。
好ましくは、空気調和機の室内機100は、冷房モードである場合、冷気が室内のユーザーに直接吹き出すことを防止するために、空気調和機の室内機100を第1無風感送風モードに調節して、冷気が複数の第1吹出微細孔32aから室内空間へゆっくりと流れるようにすることができる。空気調和機の室内機100は、暖房モードである場合、熱風の空気密度が小さく流通速度が遅いため、空気調和機の室内機100を第1正常送風モードに調節して、第1吹出口11aから室内空間内に迅速に流れるようにすることができ、それによって、空気調和機の室内機100の暖房効率を向上させることができる。
図6に示すように、本願のいくつかの実施例によれば、第1駆動機構4は、第1駆動モータ45と、第1駆動ギア41と、第1ラック42とを備え、第1駆動モータ45がケーシング1内に設けられ、第1駆動ギア41が第1駆動モータ45に接続されて第1駆動モータ45によって回転するように駆動され、第1ラック42が、第1開閉板3の移動方向(たとえば、図6に示される前後方向)に沿って延びており、第1駆動ギア41と噛み合って第1駆動ギア41によって移動するように駆動され、第1ラック42の一端が第1開閉板3に接続されて第1開閉板3を連動して移動させることができる。それによって、上記設置によって、第1駆動機構4の設計形態をよりシンプルにすることができ、第1駆動機構4は、ラックアンドピニオンによる駆動形態で第1開閉板3を移動するように駆動することで、第1開閉板3の動作をより円滑にして、空気調和機の室内機100の運転騒音を低減させることができる。
好ましくは、第1駆動機構4は、一対一対応して結合する第1駆動ギア41と第1ラック42を2対備えてもよく、2対の第1駆動ギア41と第1ラック42は、間隔をあけて配置され、それぞれ第1開閉板3に接続されてもよい。それによって、第1駆動機構4と第1開閉板3との結合構造をより強固にして、第1開閉板3の動作をより円滑にすることができる。さらに、第1駆動機構4は、第1駆動モータ45を備えてもよく、第1駆動モータ45が2軸モータであり、第1駆動モータ45の2つのモータ軸は、回転方向が同じであるとともに、それぞれ一方の第1駆動ギア41にキー結合される。それによって、上記設置によって、第1駆動機構4の全体構造をよりコンパクト化し、さらに、2つの第1ラック42の動作の一致性を向上させることができる。勿論、第1駆動機構4は、同期動作可能な2つの第1駆動モータ45を備えてもよく、各第1駆動モータ45は、1軸モータであり、対応する第1駆動ギア41に接続される。
図6及び図8に示される具体例では、第1開閉板3は、第1接続フレーム33と第2接続フレーム34とをさらに備えてもよく、第1接続フレーム33及び第2接続フレーム34がそれぞれガイド部材31に設けられ、ガイド部材31の円周方向に間隔をあけて配置されている。第1接続フレーム33には、第1取付孔331が設けられ、第2接続フレーム34には、第2取付孔341が設けられる。第1駆動機構4は、2対の一対一対応して結合する第1駆動ギア41と第1ラック42、及び1つの第1駆動モータ45を備え、第1駆動モータ45が2軸モータであり、第1駆動モータ45の2つのモータ軸は、回転方向が同じであり、それぞれ1つの第1駆動ギア41にキー結合される。各第1ラック42には、結合カラム422が設けられる。第1駆動機構4を第1開閉板3に取り付けるとき、一方の第1ラック42の結合カラム422が第1接続フレーム33の第1取付孔331に挿入され、他方の第1ラック42の結合カラム422が第2接続フレーム34の第2取付孔341に挿入される。それによって、上記設置によって、第1駆動機構4と第1開閉板3との接続構造をよりシンプルにして、空気調和機の室内機100の組立効率を大幅に向上させることができる。
なお、第1駆動機構4の設計形態は、これに限定されず、第1開閉板3を前後移動するように駆動できればよい。たとえば、第1駆動機構4は、リニアモータ又は油圧駆動シリンダであってもよく、リニアモータ又は油圧駆動シリンダの一端がケーシング1に接続され、他端が第1開閉板3に接続されるようにしてもよく、それによって、開状態と閉状態との間で柔軟的に切り替わるように第1開閉板3を駆動できる。
図6-図7に示すように、本願のいくつかの実施例では、第1開閉板3の移動方向(たとえば、図6-図7に示される前後方向)に延びているストッパー溝421が第1ラック42に設けられてもよく、第1駆動機構4は、ストッパー溝421内に伸びる止めロッド43をさらに備えてもよく、止めロッド43は、ストッパー溝421にスライド可能に結合することができ、第1開閉板3が開状態である場合、止めロッド43は、ストッパー溝421の一端に当接して第1開閉板3をストップさせることができる。それによって、上記設置によって、止めロッド43は、第1ラック42をストップさせる作用を奏し、第1開閉板3を所定位置まで正確に移動させ、空気調和機の室内機100の運転の安定性を向上させることができる。
好ましくは、止めロッド43の外周壁に接触センサ(図示せず)を設置してもよく、接触センサは、第1駆動モータ45と通信可能に接続され得る。第1駆動機構4が第1開閉板3を移動するように駆動するとき、第1駆動モータ45は、第1駆動ギア41を回転するように駆動し、第1駆動ギア41が第1ラック42と噛み合って第1ラック42を移動するように駆動し、第1ラック42が移動するときに、止めロッド43は、第1ラック42のストッパー溝421にスライド可能に結合する。第1ラック42が所定位置まで移動したとき、止めロッド43の接触センサは、ストッパー溝421の一端に接触し、接触センサは、接触信号を第1駆動モータ45に伝達することができ、第1駆動モータ45は接触信号を受信すると動作を停止する。それによって、上記設置によって、第1駆動機構4をインテリジェントに制御し、第1駆動機構4の操作をより便利にすることができる。
図6に示すように、本願のいくつかの実施例では、ファンユニット2は、吹出風道部材26を備えてもよく、吹出風道部材26は、第1吹出口11aに正対して設置され、第1駆動機構4が設けられる取付空間26aを有してもよい。それによって、上記設置によって、第1駆動機構4とファンユニット2との結合構造をよりコンパクト化し、空気調和機の室内機100内の組立空間を節約することができる。
たとえば、図6に示すように、吹出風道部材26は円環状に形成され、吹出風道部材26内に取付空間26aが画定され、第1駆動機構4が取付空間26aに設けられるようにしてもよい。吹出風道部材26は、間隔をあけて配置されている複数の吹出ルーバー261を備えてもよく、複数の吹出ルーバー261は、取付空間26aの周囲に位置し、吹出風道部材26の円周方向に間隔をあけて配置されており、導流及び吹出角度を変更する作用を奏することができる。取付空間26aは、風道流路に連通してもよく、風道流路と間隔をあけて設置されてもよい。密閉部材32に第1吹出微細孔32aが設けられる場合、取付空間26aは、風道流路に連通することができ、風道流路内の空気流が取付空間26a内に入って第1吹出微細孔32aを介して吹き出される。取付空間26aが風道流路と間隔をあけて設置される場合、空気流は、ガイド部材31とケーシング1との間に画定された吹出空間を通過して室内空間に入ることができる。
図7に示すように、本願のいくつかの実施例では、第1駆動機構4は、吹出風道部材26に接続され案内孔441が設けられたラックボックス44をさらに備えてもよく、第1ラック42は、案内孔441を貫通してラックボックス44に対して往復移動することができ、案内孔441は、第1ラック42に対して案内する作用を奏し、第1ラック42の動作をより規則的で且つ円滑にし、それによって、第1開閉板3の動作の安定性を向上させることができる。
図1-図2に示すように、本願のいくつかの実施例によれば、ケーシング1には、第2吹出口11bが設けられ、空気調和機の室内機100は、第2開閉板5及び第2駆動機構6をさらに備えるようにしてもよい。
図1に示すように、本願のいくつかの実施例では、第1吹出口11a及び第2吹出口11bは、上下方向において間隔をあけて配置してもよく、第1吹出口11aは、第2吹出口11bの上方に位置する。第1吹出口11aには、第1開閉板3が設けられ、第1開閉板3は、第1駆動機構4に接続されてもよく、第1駆動機構4は、第1開閉板3を往復移動するように駆動して第1吹出口11aを開閉することができる。第2吹出口11bには、第2開閉板5が設けられ、第2開閉板5は、第2駆動機構6に接続されてもよく、第2駆動機構6は、第2開閉板5を往復移動するように駆動して第2吹出口11bを開閉することができる。
第1開閉板3と第2開閉板5の開閉状態をそれぞれ制御してもよい。空気調和機の室内機100が冷房動作モードである場合、第2駆動機構6は、第2開閉板5をスライドするように駆動して第2吹出口11bを閉じ、第1駆動機構4は、第1開閉板3を前方に移動するように駆動して第1吹出口11aを開放する。第1吹出口11aが第2吹出口11bの上方に位置するため、冷気は、第1吹出口11aから室内空間の上半部に入り、冷気の空気密度が大きいので、冷気が室内空間で上から下へゆっくりと流通することができ、それによって、冷房効果を向上させるだけでなく、冷気が第2吹出口11bによって室内のユーザーに直接吹き出すことによる不快感をさらに防止することができることを理解できる。
空気調和機の室内機100が暖房動作モードである場合、第2駆動機構6は、第2開閉板5をスライドするように駆動して第2吹出口11bを開放し、第1駆動機構4は、第1開閉板3を前方に移動するように駆動して第1吹出口11aを開放する。それによって、第1吹出口11aと第2吹出口11bからは、同時に吹き出すことができる。熱風の空気密度が小さく、流通速度が遅いため、第1吹出口11aと第2吹出口11bから同時に吹き出すと、空気調和機の室内機100の暖房効率を向上させ、且つ熱風をフロアに順調に流通させて、足を暖かくする効果を達成し、ユーザー体験を大幅に向上できることを理解できる。
なお、空気調和機の室内機100の第1吹出口11aと第2吹出口11bの設置形態はこれに限定されない。たとえば、空気調和機の室内機100に複数の第1吹出口11aと複数の第2吹出口11bが設置されてもよく、実際の使用ニーズに応じて設置することができ、本願では、これついて特に制限しない。
本願の一具体例では、第2吹出口11bは、第1吹出口11aの上方に位置し、第1吹出口11aには、第1開閉板3が設けられ、第1開閉板3は、第1駆動機構4に接続され、第1駆動機構4は、第1開閉板3を往復移動するように駆動して第1吹出口11aを開閉することができる。第2吹出口11bには、第2開閉板5が設けられ、第2開閉板5は、第2駆動機構6に接続され、第2駆動機構6は、第2開閉板5を往復移動するように駆動して第2吹出口11bを開閉することができる。第2開閉板5は、上から下へスライドすることで第2吹出口11bを開放し、下から上へスライドすることで第2吹出口11bを閉じるようにしてもよいし、上から下へスライドすることで第2吹出口11bを閉じ、下から上へスライドすることで第2吹出口11bを開放するようにしてもよい。
本願のいくつかの実施例では、第2駆動機構6は、第2開閉板5を鉛直方向に沿ってスライドするように駆動し、それによって、第2吹出口11bの吹出面積を便利に調節することができる。空気調和機の室内機100の高さ寸法が大きい場合、第2吹出口11bは、上下方向に延びてもよく、上下方向にスライドして変位するように第2開閉板5を制御することにより第2吹出口11bの吹出面積を調節することができ、操作がより便利になることを理解できる。勿論、第2駆動機構6は、第2開閉板5を左右方向にスライドするように駆動してもよく、第2駆動機構6は、第2開閉板5を左右方向及び上下方向に対して一定の傾斜角度を有する方向に沿ってスライドするように駆動してもよく、実際の使用ニーズに応じて選択することができ、本願では、これついて特に制限しない。
図5に示すように、本願のいくつかの実施例では、第2駆動機構6は、第2駆動モータ(図示せず)と、第2駆動ギア61と、第2ラック62とを備えてもよく、第2駆動ギア61が、第2駆動モータに接続されて第2駆動モータによって回転するように駆動され、第2ラック62が、第2開閉板5の移動方向(たとえば、図5に示される上下方向)に沿って延びており、第2駆動ギア61と噛み合って第2駆動ギア61によって移動するように駆動され、第2ラック62の一端が第2開閉板5に接続されて第2開閉板5を連動して移動させてもよい。それによって、上記設置によって、第2駆動機構6の設計形態をよりシンプルにすることができる。且つ、第2駆動機構6がラックアンドピニオン構造で駆動する方式で第2開閉板5をスライドするように駆動することで、第2開閉板5の動作をより円滑にすることができる。
好ましくは、第2駆動機構6は、一対一対応して結合する第2駆動モータ、第2駆動ギア61、及び第2ラック62を2組備えてもよい。2つの第2ラック62は、いずれも上下方向に延びており、左右方向に間隔をあけて設置され、且ついずれも第2開閉板5の内周壁に接続される。第2駆動機構6が動作するときに、2つの第2駆動モータは、同期して回転し、2つの第2ラック62は、同時に第2開閉板5をケーシング1に対してスライドするように駆動し、それによって、第2開閉板5の動作をより円滑にすることができる。
本願の一具体例では、空気調和機の室内機100は、開閉板取付板8をさらに備えてもよく、第2駆動機構6が開閉板取付板8に設けられてもよい。第2ラック62は、開閉板取付板8の前側壁に設けられ、第2開閉板5の内周壁に接続されてもよい。開閉板取付板8には、スライドレール(図示せず)が設けられ、第2開閉板5は、スライドレールにスライド可能に結合する。それによって、上記設置によって、第2駆動機構6の取り付けや固定を便利にするだけでなく、第2開閉板5がさらにスライドレールにスライド可能に結合することで第2開閉板5のスライド抵抗を減少させることができ、第2開閉板5の動作をよりスムーズにし、第2駆動モータの作業負荷をさらに減少させることができる。
なお、第2駆動機構6の構造の設計形態は、これに限定されず、第2開閉板5をケーシング1に対してスライドするように駆動できればよい。たとえば、第2駆動機構6は、リニアモータ又は油圧駆動シリンダであってもよく、リニアモータ又は油圧駆動シリンダの一端がケーシング1に接続され、他端が第2開閉板5に接続されるようにしてもよく、それによって、ケーシング1に対して第2開閉板5をスライドするように駆動することができる。
図5に示すように、本願のいくつかの実施例では、ファンユニット2は、第1吹出口11aに正対して設置され得る第1ファン22と、第2吹出口11bに正対して設置され得る第2ファン23とを備えてもよく、使用ニーズに応じて第1ファン22と第2ファン23の動作状態をそれぞれ制御することができ、それによって、ユーザーの使用上の柔軟性を向上させることができる。
好ましくは、第1ファン22は、軸流ファンであってもよく、斜流ファンであってもよく、二重反転ファンであってもよい。好ましくは、第2ファン23は、軸流ファンであってもよく、斜流ファンであってもよく、二重反転ファンであってもよい。
本願のいくつかの実施例では、第1ファン22は、斜流ファンであってもよく、第2ファン23は、二重反転ファンであってもよい。それによって、空気調和機の室内機100の送風効果を向上させることができる。斜流ファンは、軸方向で空気を吸い込み、軸方向と所定の角度で傾斜した方向で吹出する方式で送風し、且つ斜流ファンの風吹出量が大きく、それによって、第1ファン22の吹出量を増加できるだけでなく、第1ファン22の吹出角度をさらに大きくし、第1ファン22の送風範囲を広くすることができることを理解できる。
二重反転ファンは、正対して設置された2つのインペラーを備えてもよく、2つのインペラーの羽根の配置方向が反対である。二重反転ファンが動作するときに、2つのインペラーの回転方向が反対である場合、2つのインペラーの回転方向の接線方向に沿った送風速度を相互に相殺することができ、2つのインペラーの軸方向での送風速度が互いに重なり、それによって、第2ファン23の軸方向での送風速度を高めることができ、さらに第2ファン23の送風距離を大幅に増加し、第2ファン23に遠距離送風の効果を付与することができる。二重反転ファンの2つのインペラーの回転方向が同じである場合、2つのインペラーの回転方向の接線方向に沿った送風速度が互いに重なり、2つのインペラーの軸方向での送風速度を相互に相殺することができ、空気流が第2ファン23の周囲に向けて分散して流れ、空気流が第2吹出口11bから室内のユーザーに直接吹き出すことを防止することができ、それによって、無風感の吹出効果を達成させ、ユーザーの使用時の快適性を大幅に向上させることができる。
1つのみのインペラーが動作する場合にも、二重反転ファンは、無風感の吹出効果を達成することができる。具体的には、二重反転ファンの一方のインペラーが回転するとき、気流の作用で、二重反転ファンの他方の動作しないインペラーが回転することができ、このとき、2つのインペラーの回転方向が同じであり、上記説明によれば、このとき二重反転ファンは無風感の送風効果を達成することができる。
また、二重反転ファンの2つのインペラーが同時に低速で回転する場合、2つのインペラーの回転方向が同じであってもよく、反対であってもよく、いずれも無風感の吹出効果を達成することができる。二重反転ファンの2つのインペラーの回転数が低く、空気流の流通速度が遅いため、空気流は、第1吹出口11aからゆっくりと流出することができ、それによって、無風感の送風効果を達成することができる。
それによって、上記設置によって、送風角度を大きくする必要がある場合、第1ファン22を開放し、第1ファン22が広範囲への送風効果を達成することができる。遠距離で送風する必要がある場合、第2ファン23を開放して、第2ファン23の2つのインペラーの回転方向が反対となるように制御し、それによって、第2ファン23の送風距離を大幅に増加することができる。無風感の吹出方式を必要とする場合、第2ファン23の2つのインペラーの回転方向が同じとなるように制御し、第2ファン23が周囲に向けて風を分散させることができ、空気流が第2吹出口11bから室内のユーザーに直接吹き出すことを防止することができる。第1ファン22と第2ファン23が同時に動作するときに、第1吹出口11aと第2吹出口11bの吹出角度が異なるため、第1吹出口11a及び第2吹出口11bから流出した2つの空気流は、室内空間で合流することができ、それによって、室内の温度分布をより均一にすることができる。
なお、第1ファン22及び第2ファン23の設計形態は、これに限定されない。第1ファン22は、軸流ファン、斜流ファン及び二重反転ファンのうちのいずれか1つであってもよく、第2ファン23も軸流ファン、斜流ファン、及び二重反転ファンのうちのいずれか1つであってもよく、実際の使用ニーズに応じて組み合わせて使用することができ、本願では、これついて特に制限しない。
図5に示される具体例では、空気調和機の室内機100は、吹出フレーム部材21をさらに備えてもよく、吹出フレーム部材21は、ケーシング1に接続されてもよい。上下方向に間隔をあけて配置されている第1風道部材24及び第2風道部材25は、吹出フレーム部材21に設けられ、第1風道部材24は、第1吹出口11aに正対して設置され、第2風道部材25は、第2吹出口11bに正対して設置される。第1ファン22は、第1風道部材24内に設けられ、第2ファン23は、第2風道部材25内に設けられる。それによって、上記設置によって、第1ファン22と第2ファン23の取り付けや固定を便利にするだけでなく、第1風道部材24と第2風道部材25のいずれも導流の効果を達成することができ、空気調和機の室内機100の送風効率を向上させることができる。
図9に示すように、本願のいくつかの実施例では、間隔をあけて配置されている複数の第2吹出微細孔5aが第2開閉板5に設けられてもよく、各第2吹出微細孔5aは、第2開閉板5の厚さ方向(たとえば、図9に示される前後方向)において第2開閉板5を貫通することができ、それによって、空気調和機の室内機100が無風感の吹出効果を達成させ、ユーザーの使用時の快適性を向上させることができる。
具体的には、空気調和機の室内機100は、第2正常送風モード及び第2無風感送風モードを有してもよい。空気調和機の室内機100が第2正常送風モードである場合、第2駆動機構6は、第2開閉板5をケーシング1に対してスライドするように駆動して第2吹出口11bを開放し、空気流は、第2吹出口11bを介して吹き出される。空気調和機の室内機100が第2無風感送風モードである場合、第2開閉板5は、ケーシング1と結合して第2吹出口11bを密閉することができ、空気流は、複数の第2吹出微細孔5aを介して吹き出される。複数の第2吹出微細孔5aは、空気流を複数の小さな分岐気流に分けることができ、且つ第2吹出微細孔5aの孔径が小さいため、空気流の速度を低下させる作用を奏することができ、空気流は、複数の第2吹出微細孔5a内からゆっくりと流出できることを理解できる。それによって、無風感の送風効果を達成して、空気流が室内のユーザーに直接吹き出すことによる不快感を防止することができ、ユーザー体験を大幅に向上させる。
好ましくは、空気調和機の室内機100は、冷房モードである場合、冷気が室内のユーザーに直接吹き出すことを防止するために、空気調和機の室内機100を第2無風感送風モードに調節し、冷気が複数の第2吹出微細孔5aから室内空間へゆっくりと流れるようにすることができる。空気調和機の室内機100は、暖房モードである場合、熱風の空気密度が小さく流通速度が遅いため、空気調和機の室内機100を第2正常送風モードに調節して、熱風は第2吹出口11bから室内空間内に迅速に流れるようにすることができ、それによって、空気調和機の室内機100の暖房効率を向上させることができる。
図9に示すように、本願のいくつかの実施例では、第2吹出口11bの外縁に位置し間隔をあけて設置された複数の第3吹出微細孔11cがケーシング1に設けられてもよく、各第3吹出微細孔11cは、ケーシング1の厚さ方向(たとえば、図9に示される前後方向)においてケーシング1を貫通することができ、各第3吹出微細孔11cがいずれも風道流路に連通し、それによって、空気調和機の室内機100の送風効率を向上させることができ、第2無風感送風モードの空気調和機の室内機100の冷房及び暖房効果を向上させることができる。
たとえば、図9に示すように、第2吹出口11bが円形に形成され、第2開閉板5には、間隔をあけて配置されている複数の第2吹出微細孔5aが設けられ、複数の第2吹出微細孔5aが組み合わされて円形に形成され、且つ第2吹出口11bに正対して設置されるようにしてもよい。第2吹出口11bの外縁に位置して間隔をあけて設置された複数の第3吹出微細孔11cがケーシング1に設けられ、複数の第3吹出微細孔11cは、第2吹出口11bの外周に位置し、且つ組み合わされてほぼ円環状に形成される。それによって、上記設置によって、第2開閉板5の第3吹出微細孔11cとケーシング1の第3吹出微細孔11cからは、同時に吹出することができ、空気調和機の室内機100の吹出効率を大幅に向上させ、且つ、空気調和機の室内機100の外観の設計をより美しくして、空気調和機の室内機100の外観性を高めることができる。
本出願の実施例に係る空気調和機は、本出願の上記実施例の空気調和機の室内機100を備える。
なお、本出願の説明において、「長さ」、「幅」、「厚さ」、「上」、「下」、「前」、「後」、「左」、「右」、「鉛直」、「内」、「外」、「周方向」などのような用語により示される方位又は位置関係は、図面に示される方位又は位置関係に基づくものであり、本出願の説明及び説明の簡単化のために過ぎず、示される装置又は要素が特定方位を有したり、特定方位で構成又は操作されたりすることを指示又は示唆するものではなく、よって、本出願に対する限定としては理解されない。また、「第1」、「第2」により限定される特徴は、1つの又は複数のこの特徴を明示的に、あるいは黙示的に含んでもよい。本出願の説明において、「複数」は、特に明記しない限り、2つ又は2つ以上を意味する。
なお、本出願の説明において、明確に指定又は限定しない限り、「取付」、「結合」、「接続」などの用語は、広義で理解すべきであり、たとえば、固定して接続してもよく、取り外し可能に接続してもよく、又は一体に接続してもよく、機械的に接続してもよく、或いは、電気的に接続してもよく、直接接続してもよく、中間媒体を介して間接的に接続してもよく、2つの要素の内部が連通してもよい。当業者であれば、具体的な状況に応じて上記用語の本出願における具体的な意味を理解し得る。
本明細書の説明において、用語「一実施例」、「いくつかの実施例」、「例示的な実施例」、「例」、「具体例」、又は「いくつかの例」等を参照した説明は、該実施例又は例と組み合わせて説明されている特定の特徴、構造、材料又は特性が、本出願の少なくとも1つの実施例又は例に含まれることを意味する。本明細書において、上記用語の例示的な表現は、必ずしも同じ実施例又は例を意味するわけではない。さらに、説明された特定の特徴、構造、材料又は特性が、任意の1つ又は複数の実施例又は例においては適切な組み合わせで一体化されていてもよい。
本出願の実施例を例示して説明したが、当業者であれば、本出願の原理や精神から逸脱することなく、これらの実施例に対して様々な変更、改定、置換や変形を行うことができ、本出願の範囲が特許請求の範囲及びその等価物により限定されることが理解できる。
100 空気調和機の室内機、1 ケーシング、11 プロントパネル、11a 第1吹出口、11b 第2吹出口、11c 第3吹出微細孔、12 バックパネルユニット、12a 吸込口、121 吸い込みグリル、2 ファンユニット、21 吹出フレーム部材、22 第1ファン、23 第2ファン、24 第1風道部材、25 第2風道部材、26 吹出風道部材、26a 取付空間、261 吹出ルーバー、3 第1開閉板、31 ガイド部材、311 取付部、312 導流部、312a ねじ柱、32 密閉部材、32a 第1吹出微細孔、33 第1接続フレーム、331 第1取付孔、34 第2接続フレーム、341 第2取付孔、4 第1駆動機構、41 第1駆動ギア、42 第1ラック、421 ストッパー溝、422 結合カラム、43 止めロッド、44 ラックボックス、441 案内孔、45 第1駆動モータ、5 第2開閉板、5a 第2吹出微細孔、6 第2駆動機構、61 第2駆動ギア、62 第2ラック、7 熱交換部材、8 開閉板取付板。

Claims (10)

  1. 吸込口、第1吹出口及び第2吹出口が設けられ、内部に前記吸込口と前記第1吹出口、及び前記吸込口と前記第2吹出口をそれぞれ連通する風道流路が設けられるケーシングと、
    前記ケーシング内に設けられ、前記風道流路内を流れるように空気流を案内するファンユニットと、
    第1駆動機構及び第1開閉板であって、前記第1駆動機構は前記ケーシング内に設けられ、前記第1開閉板が開状態と閉状態とを有するように、前記第1駆動機構は前記第1開閉板に接続され、前記第1開閉板を駆動して移動させ、前記第1駆動機構が前記第1開閉板を駆動して、前記ケーシングに対して外へ所定位置まで移動させたとき、前記第1開閉板は前記開状態に切り替わり、前記開状態では、前記第1開閉板が前記第1吹出口を開放し、前記閉状態では、前記第1開閉板が前記ケーシングと結合して前記第1吹出口を閉じる、第1駆動機構及び第1開閉板と、
    第2開閉板及び第2駆動機構であって、前記第2駆動機構は前記第2開閉板に接続され、前記第2開閉板を駆動して、前記第2吹出口を開閉するように前記第2開閉板を前記ケーシングに対して上下方向、左右方向又は上下方向及び左右方向に対して一定の傾斜角度を有する方向に沿ってスライドさせる、第2開閉板及び第2駆動機構とを備え、
    前記第1開閉板及び前記第2開閉板が開状態であるとき、前記第1吹出口及び前記第2吹出口から流出した空気流は室内空間において合流することにより、室内の温度分布を均一にでき、
    前記第1駆動機構は、
    前記ケーシング内に設けられる第1駆動モータと、
    前記第1駆動モータに接続され、前記第1駆動モータによって駆動されて回転する第1駆動ギアと、
    前記第1開閉板の移動方向に沿って延びており、前記第1駆動ギアと噛み合って、前記第1駆動ギアによって駆動されて移動し、一端が前記第1開閉板に接続されて前記第1開閉板を連動して移動させる第1ラックと、を備え、
    前記第1ラックには、前記第1開閉板の移動方向に延びているストッパー溝が設けられ、前記第1駆動機構は、前記ストッパー溝内に伸びる止めロッドをさらに備え、前記止めロッドは、前記ストッパー溝にスライド可能に結合し、前記第1開閉板が開状態である場合、前記止めロッドは、ストッパー溝の一端に当接して前記第1開閉板をストップさせる、
    ことを特徴とする空気調和機の室内機。
  2. 前記第1開閉板は、
    前記第1駆動機構に接続され、前記第1駆動機構によって駆動されて移動し、前記第1開閉板が開状態である場合、外周壁によって空気流の流れを案内するガイド部材と、
    前記ガイド部材に接続され、前記第1開閉板が閉状態である場合、前記ケーシングと結合して前記第1吹出口を閉じる密閉部材と、を備える、
    ことを特徴とする請求項1に記載の空気調和機の室内機。
  3. 前記吸込口から前記第1吹出口への方向に沿って、前記ガイド部材の鉛直断面積が徐々に大きくなる、
    ことを特徴とする請求項2に記載の空気調和機の室内機。
  4. 前記ファンユニットは、吹出風道部材を備え、前記吹出風道部材は前記第1吹出口に正対して設置され,前記第1駆動機構が設けられる取付空間を有する、
    ことを特徴とする請求項1~3のいずれか一項に記載の空気調和機の室内機。
  5. 前記第1駆動機構は、前記吹出風道部材に接続され案内孔が設けられたラックボックスをさらに備え、前記第1ラックは、前記案内孔を貫通して前記ラックボックスに対して往復移動する、
    ことを特徴とする請求項に記載の空気調和機の室内機。
  6. 前記第2駆動機構は、
    第2駆動モータと、
    前記第2駆動モータに接続され、前記第2駆動モータによって駆動されて回転する第2駆動ギアと、
    前記第2開閉板の移動方向に沿って延びており、前記第2駆動ギアと噛み合って、前記第2駆動ギアによって駆動されて移動し、一端が前記第2開閉板に接続されて前記第2開閉板を連動して移動させる第2ラックと、を備える、
    ことを特徴とする請求項1~のいずれか一項に記載の空気調和機の室内機。
  7. 前記ファンユニットは、前記第1吹出口に正対して設置される第1ファンと、前記第2吹出口に正対して設置される第2ファンとを備える、
    ことを特徴とする請求項1~のいずれか一項に記載の空気調和機の室内機。
  8. 前記第1ファンは、斜流ファンであり、前記第2ファンは、二重反転ファンである、
    ことを特徴とする請求項に記載の空気調和機の室内機。
  9. 前記第1吹出口は、前記第2吹出口の上方に位置する、
    ことを特徴とする請求項1~のいずれか一項に記載の空気調和機の室内機。
  10. 請求項1~のいずれか一項に記載の空気調和機の室内機を備える、
    ことを特徴とする空気調和機。
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