JP7078943B1 - お小遣い管理システム、お小遣い管理方法及びプログラム - Google Patents

お小遣い管理システム、お小遣い管理方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】合理的に親権者から子供にお小遣いを渡すお小遣い管理システム、方法及びプログラム。【解決手段】お小遣い管理システム1において、コンピュータ10は、親権者が利用する親権者端末20の親権者画面にログインする親権者アカウントを作成し、子供が利用する子供端末30の子供画面にログインする子供アカウントを作成し、親権者アカウントに紐付く親権者口座を作成し、子供アカウントに紐付く子供口座を作成し、親権者画面から、子供にお手伝いをさせるためのお手伝いタスク及び子供がお手伝いタスクの達成時に得られるお小遣いの金額の入力を受け付け、受け付けたお手伝いタスクに、受け付けたお小遣いの金額を設定し、親権者画面から、設定したお手伝いタスクを子供が達成したかどうかの入力を受け付け、達成した入力を受け付けた場合、受け付けたお手伝いタスクに設定したお小遣いの金額に基づいて、親権者口座から子供口座に入金処理を実行する。【選択図】図1

Description

本発明は、親権者が子供に渡すお小遣いの管理に有効な技術に関する。
近年、お手伝いに関する技術が注目されている。
例えば、特許文献1では、お手伝いを依頼する依頼ユーザと、お手伝いをするお手伝いユーザとをマッチングして、評価のデータと過去の評価データの履歴とにより、ユーザ評価値の増減をする技術が提供されている。
また、お手伝いに関する技術ではないものの、特許文献2では、ブロックチェーンを活用して、タスクに挑むユーザがタスクを達成する可能性を高める技術が提供されている。
特開2011-227846号公報 特開2020-107371号公報
親等の親権者が子供にお小遣いを渡す際、子供がお手伝いを達成した時に、親権者から子供にお小遣いを渡すことが合理的である。そのため、子供が、子供にお手伝いをさせるためのタスク(お手伝いタスク)を達成した場合に、親権者から子供にお小遣いを渡す技術が求められている。
しかしながら、特許文献1及び2に記載の技術では、子供がお手伝いタスクを達成したとしても、親権者から子供にお小遣いを渡す技術には繋がらなかった。
そこで、本発明者は、子供がお手伝いタスクを達成した場合に、親権者の口座から、子供の口座にお小遣いを入金処理する仕組みに着目した。
本発明は、合理的に親権者から子供にお小遣いを渡すことを可能にするお小遣い管理システム、お小遣い管理方法及びプログラムを提供することを目的とする。
本発明は、親権者が、子供に渡すお小遣いを管理するお小遣い管理システムであって、
前記親権者が利用する親権者画面にログインする親権者アカウントを作成する親権者アカウント作成部と、
前記子供が利用する子供画面にログインする子供アカウントを作成する子供アカウント作成部と、
前記親権者アカウントに紐付く親権者口座を作成する親権者口座作成部と、
前記親権者口座とは別の独立する口座として、前記子供アカウントに紐付く子供口座を作成する子供口座作成部と、
前記親権者画面から、前記子供にお手伝いをさせるためのお手伝いタスク及び前記子供が前記お手伝いタスクの達成時に得られるお小遣いの金額の入力を受け付けるお手伝い内容受付部と、
受け付けた前記お手伝いタスクに、受け付けた前記お小遣いの金額を設定するお手伝い内容設定部と、
前記親権者画面から、設定した前記お手伝いタスクを、前記子供が達成したかどうかの入力を受け付ける達成確認受付部と、
達成した入力を受け付けた場合、受け付けた前記お手伝いタスクに設定した前記お小遣いの金額に基づいて、前記親権者口座から、前記子供口座に入金処理を実行するお手伝い入金処理部と、
を備えるお小遣い管理システムを提供する。
本発明によれば、親権者が、子供に渡すお小遣いを管理するお小遣い管理システムは、前記親権者が利用する親権者画面にログインする親権者アカウントを作成し、前記子供が利用する子供画面にログインする子供アカウントを作成し、前記親権者アカウントに紐付く親権者口座を作成し、前記親権者口座とは別の独立する口座として、前記子供アカウントに紐付く子供口座を作成し、前記親権者画面から、前記子供にお手伝いをさせるためのお手伝いタスク及び前記子供が前記お手伝いタスクの達成時に得られるお小遣いの金額の入力を受け付け、受け付けた前記お手伝いタスクに、受け付けた前記お小遣いの金額を設定し、前記親権者画面から、設定した前記お手伝いタスクを、前記子供が達成したかどうかの入力を受け付け、達成した入力を受け付けた場合、受け付けた前記お手伝いタスクに設定した前記お小遣いの金額に基づいて、前記親権者口座から、前記子供口座に入金処理を実行する。
本発明は、システムのカテゴリであるが、方法及びプログラム等の他のカテゴリであっても同様の作用、効果を奏する。
本発明によれば、合理的に親権者から子供にお小遣いを渡すことが可能となる。
お小遣い管理システム1の概要を説明する図である。 お小遣い管理システム1の機能構成を示す図である。 お小遣い管理システム1が実行する親権者アカウント作成処理のフローチャートを示す図である。 お小遣い管理システム1が実行する子供アカウント作成処理のフローチャートを示す図である。 お小遣い管理システム1が実行する口座作成処理のフローチャートを示す図である。 お小遣い管理システム1が実行する親権者アカウント紐付処理のフローチャートを示す図である。 お小遣い管理システム1が実行する子供アカウント紐付処理のフローチャートを示す図である。 お小遣い管理システム1が実行する使用限度額設定処理のフローチャートを示す図である。 お小遣い管理システム1が実行する利用可能枠設定処理のフローチャートを示す図である。 お小遣い管理システム1が実行する入金タイミング設定処理のフローチャートを示す図である。 お小遣い管理システム1が実行する入金割合設定処理のフローチャートを示す図である。 お小遣い管理システム1が実行する課金処理のフローチャートを示す図である。 お小遣い管理システム1が実行するお手伝い内容設定処理のフローチャートを示す図である。 お小遣い管理システム1が実行するチャレンジ内容設定処理のフローチャートを示す図である。 お小遣い管理システム1が実行するお手伝い達成判断処理のフローチャートを示す図である。 お小遣い管理システム1が実行するチャレンジ達成判断処理のフローチャートを示す図である。 お小遣い管理システム1が実行するお小遣い入金処理のフローチャートを示す図である。 お小遣い管理システム1が実行する口座振替処理のフローチャートを示す図である。 お小遣い管理システム1が実行するチャット処理のフローチャートを示す図である。 お小遣い管理システム1が実行するお手伝いタスクリクエスト処理のフローチャートを示す図である。 お小遣い管理システム1が実行するお小遣い金額リクエスト処理のフローチャートを示す図である。 お小遣い管理システム1が実行する金融機関口座入金処理のフローチャートを示す図である。 お小遣い管理システム1が実行する電子マネー入金処理のフローチャートを示す図である。 お小遣い管理システム1が実行する資産運用実行処理のフローチャートを示す図である。 親権者画面40の一例を模式的に示した図である。 親権者画面40の一例を模式的に示した図である。 親権者画面40の一例を模式的に示した図である。 親権者画面40の一例を模式的に示した図である。
以下、添付図面を参照して、本発明を実施するための形態(以下、実施形態)について詳細に説明する。以降の図においては、実施形態の説明の全体を通して同じ要素には同じ番号または符号を付している。
[基本概念/基本構成]
図1は、お小遣い管理システム1の概要を説明するための図である。お小遣い管理システム1は、少なくともコンピュータ10を備える親権者が、子供に渡すお小遣いを管理するシステムである。
本実施形態では、お小遣い管理システム1は、コンピュータ10と、親権者が管理する親権者端末20、親権者の子供が管理する子供端末30と、データ通信可能に接続される。
本実施形態は、前提として、親権者端末20は、自身にインストールされた親権者用アプリケーションにより、各種処理を実行するものである。また、子供端末30は、自身にインストールされた子供用アプリケーションにより、各種処理を実行するものである。
お小遣い管理システム1が、親権者口座から、子供口座にお小遣いの入金処理を実行する場合の処理ステップの概要について、図1に基づいて説明する。
コンピュータ10は、親権者が利用する親権者画面にログインする親権者アカウントを作成する(ステップS1)。
コンピュータ10は、親権者端末20から、親権者の個人情報(例えば、ID、パスワード、メールアドレス、電話番号、氏名、住所)を取得し、この親権者の個人情報に紐付いた親権者アカウントを作成する。
親権者は、この親権者アカウントを用いて、親権者画面にログインする。
コンピュータ10は、子供が利用する子供画面にログインする子供アカウントを作成する(ステップS2)。
コンピュータ10は、親権者端末20から、子供の個人情報を取得し、子供の個人情報に紐付いた子供アカウントを作成する。
子供は、この子供アカウントを用いて、子供画面にログインする。
コンピュータ10は、親権者アカウントに紐付く親権者口座を作成する(ステップS3)。
コンピュータ10は、親権者が課金した金銭が入金される親権者口座を作成し、この親権者口座の口座情報(例えば、ID、口座番号、口座名義)を、親権者アカウントに紐付ける。
なお、親権者アカウントは、子供アカウントや、親権者の外部口座、電子マネー、決済用カード等の決済方法を紐付けられていても良い。
コンピュータ10は、子供アカウントに紐付く子供口座を作成する(ステップS4)。
コンピュータ10は、親権者が子供に渡すお小遣いが入金される子供口座を作成し、この子供口座の口座情報を、子供アカウントに紐付ける。
なお、子供アカウントは、親権者の外部口座、電子マネー、決済用カード等の入金されたお小遣いを使用する使用方法を紐付けられていても良い。
コンピュータ10は、親権者画面から、子供にお手伝いをさせるためのお手伝いタスク及び子供がお手伝いタスクの達成時に得られるお小遣いの金額の入力を受け付ける(ステップS5)。
親権者端末20は、親権者画面において、お手伝いタスク(例えば、料理、食事の準備・片付け、収納・ごみ捨て、掃除、洗濯、お使い、弟妹の世話、ペットの世話等の家事やその他の子供が行えるタスク内容及びその回数)及びこのお手伝いタスク達成時のお小遣いの金額の入力を受け付け、受け付けたこのお小遣いタスク及びお小遣いの金額を、コンピュータ10に送信する。
コンピュータ10は、このお小遣いタスク及びお小遣いの金額を受信することにより、親権者画面から、子供にお手伝いをさせるためのお手伝いタスク及び子供がお手伝いタスクの達成時に得られるお小遣いの金額の入力を受け付ける。
コンピュータ10は、受け付けたお手伝いタスクに、受け付けたお小遣いの金額を設定する(ステップS6)。
コンピュータ10は、受け付けたお手伝いタスクに、達成時に子供が得られるお小遣いの金額を設定する。
コンピュータ10は、親権者画面から、設定したお手伝いタスクを、子供が達成したかどうかの入力を受け付ける(ステップS7)。
子供端末30は、子供画面において、お手伝いタスクの達成報告の入力を受け付け、受け付けた達成報告を、コンピュータ10に送信する。
コンピュータ10は、この達成報告を受信する。コンピュータ10は、この達成報告に基づいて、お手伝いタスクの達成の通知を作成し、この通知を親権者端末20に送信する。
親権者端末20は、この通知を受信し、親権者画面において、この通知を表示する。親権者端末20は、この表示した通知に対して、お手伝いタスクを子供が達成したかどうかの入力を受け付け、受け付けた内容を、コンピュータ10に送信する。
コンピュータ10は、この内容を受信することにより、親権者画面から、設定したお手伝いタスクを、子供が達成したかどうかの入力を受け付ける。
コンピュータ10は、達成した入力を受け付けた場合、受け付けたお手伝いタスクに設定したお小遣いの金額に基づいて、親権者口座から、子供口座に入金処理を実行する(ステップS8)。
コンピュータ10は、受け付けた内容が、子供が達成したことを示すものであった場合、受け付けたお手伝いタスクに設定したお小遣いの金額を、親権者口座から、子供口座に入金処理を実行する。
このようなお小遣い管理システム1によれば、合理的に親権者から子供にお小遣いを渡すことが可能となる。
[機能構成]
図2に基づいて、お小遣い管理システム1の機能構成について説明する。
お小遣い管理システム1は、少なくともコンピュータ10を備え、コンピュータ10が、親権者が管理する親権者端末20、親権者の子供が管理する子供端末30と、公衆回線網等のネットワーク9を介して、データ通信可能に接続されるシステムである。
お小遣い管理システム1は、コンピュータ10に加え、親権者端末20、子供端末30、外部で管理されるサーバ機能を有するコンピュータ、その他の端末や装置類等が含まれていても良い。この場合、お小遣い管理システム1は、後述する処理を、含まれるコンピュータ、端末、装置等の何れか又は複数の組み合わせにより実行する。
外部は、例えば、銀行、信用金庫、信用組合等の金融機関や、電子マネー事業者や、証券会社、投資信託委託会社、暗号通貨取引業者、外国為替証拠金取引業者等の金融商品取引業者や、クレジットカードやデビッドカード等の決済用カードの事業者である。
コンピュータ10は、親権者が子供に渡すお小遣いを管理するサーバ機能を有するコンピュータやパーソナルコンピュータ等である。
コンピュータ10は、例えば、1台のコンピュータで実現されてもよいし、クラウドコンピュータのように、複数のコンピュータで実現されてもよい。本明細書におけるクラウドコンピュータとは、ある特定の機能を果たす際に、任意のコンピュータをスケーラブルに用いるものや、あるシステムを実現するために複数の機能モジュールを含み、その機能を自由に組み合わせて用いるものの何れであってもよい。
コンピュータ10は、制御部として、CPU(Central Processing Unit)、GPU(Graphics Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)等を備え、通信部として、他の端末や装置等と通信可能にするためのデバイス、お手伝いタスク及びこのお手伝いタスクの金額の入力を受け付けるお手伝い内容受付部11、お手伝いタスクを子供が達成したかどうかの入力を受け付ける達成確認受付部12等を備える。
また、コンピュータ10は、記憶部として、ハードディスクや半導体メモリ、記憶媒体、メモリカード等によるデータのストレージ部を備える。
また、コンピュータ10は、処理部として、各種処理を実行する各種デバイス、親権者アカウントを作成する親権者アカウント作成部13、子供アカウントを作成する子供アカウント作成部14、親権者口座を作成する親権者口座作成部15、子供口座を作成する子供口座作成部16、お手伝いタスクにお小遣いの金額を設定するお手伝い内容設定部17、親権者口座から子供口座に入金処理を実行するお手伝い入金処理部18等を備える。
コンピュータ10において、制御部が所定のプログラムを読み込むことにより、通信部と協働して、親権者個人情報取得モジュール、アカウント作成完了通知モジュール、子供個人情報取得モジュール、親権者紐付情報受付モジュール、子供紐付情報受付モジュール、使用限度額受付モジュール、利用可能枠受付モジュール、入金タイミング受付モジュール、入金割合受付モジュール、課金処理受付モジュール、課金後残高出力モジュール、課金完了通知モジュール、お手伝い内容受付モジュール、お手伝い内容出力モジュール、お手伝い内容設定完了通知モジュール、チャレンジ内容受付モジュール、チャレンジ内容出力モジュール、チャレンジ内容設定完了通知モジュール、お手伝いタスク達成報告受付モジュール、お手伝いタスク達成報告通知モジュール、お手伝いタスク達成確認受付モジュール、お手伝いタスク未達成通知モジュール、お手伝いタスク承認通知モジュール、保留お小遣い総額出力モジュール、チャレンジタスク達成報告受付モジュール、チャレンジタスク達成報告通知モジュール、チャレンジタスク達成度合受付モジュール、入金後親権者画面残高出力モジュール、入金後子供画面残高出力モジュール、入金処理完了通知モジュール、振替処理受付モジュール、振替後残高出力モジュール、振替処理完了通知モジュール、メッセージ取得モジュール、メッセージ出力モジュール、お手伝いタスクリクエスト受付モジュール、お手伝いタスクリクエスト通知モジュール、リクエストお手伝いタスク承認確認受付モジュール、リクエストお手伝いタスク非承認通知モジュール、お小遣い金額リクエスト受付モジュール、お小遣い金額リクエスト通知モジュール、リクエストお小遣い金額承認確認受付モジュール、リクエストお小遣い金額非承認通知モジュール、金融機関口座入金処理受付モジュール、使用限度額超過通知モジュール、金融機関口座入金処理実行モジュール、金融機関入金後残高出力モジュール、金融機関入金完了通知モジュール、電子マネー入金処理受付モジュール、電子マネー入金処理実行モジュール、電子マネー入金後残高出力モジュール、電子マネー入金完了通知モジュール、資産運用受付モジュール、資産運用実行モジュール、資産運用後残高出力モジュール、資産運用完了通知モジュールを実現する。
また、コンピュータ10において、制御部が所定のプログラムを読み込むことにより、記憶部と協働して、アカウント記憶モジュール、口座記憶モジュール、設定内容記憶モジュール、保留金額記憶モジュールを実現する。
また、コンピュータ10において、制御部が所定のプログラムを読み込むことにより、処理部と協働して、親権者アカウント作成モジュール、子供アカウント作成モジュール、親権者口座作成モジュール、子供口座作成モジュール、親権者アカウント紐付モジュール、子供アカウント紐付モジュール、使用限度額設定モジュール、利用可能枠設定モジュール、入金タイミング設定モジュール、入金割合設定モジュール、課金処理実行モジュール、お手伝い内容設定モジュール、チャレンジ内容設定モジュール、お手伝いタスク達成判断モジュール、入金タイミング判断モジュール、保留モジュール、金額算出モジュール、お手伝い入金処理実行モジュール、チャレンジ入金処理実行モジュール、振替処理実行モジュール、リクエスト承認判断モジュール、使用限度額判断モジュールを実現する。
親権者端末20は、親権者が管理する携帯電話、スマートフォン、タブレット端末等の携帯端末やパーソナルコンピュータ等の端末装置であり、端末制御部として、CPU、GPU、RAM、ROM等を備え、通信部として、コンピュータ10とデータ通信可能にするためのデバイス等を備え、入出力部として、親権者画面やデータの入出力を実行する各種デバイス等を備える。
親権者端末20は、予め、親権者画面へのログイン、親権者画面の表示、各種データの入力受付、各種データの送受信等を実行する親権者用アプリケーションがインストールされており、この親権者用アプリケーションが、本実施形態における親権者端末20が実行する処理を実行する。
子供端末30は、子供が管理する携帯電話、スマートフォン、タブレット端末等の携帯端末やパーソナルコンピュータ等の端末装置であり、端末制御部として、CPU、GPU、RAM、ROM等を備え、通信部として、コンピュータ10とデータ通信可能にするためのデバイス等を備え、入出力部として、子供画面やデータの入出力を実行する各種デバイス等を備える。
子供端末30は、予め、子供画面へのログイン、子供画面の表示、各種データの入力受付、各種データの送受信等を実行する子供用アプリケーションがインストールされており、この子供用アプリケーションが、本実施形態における子供端末30が実行する処理を実行する。
以下、お小遣い管理システム1が実行する各処理について、上述した各モジュールが実行する処理と併せて説明する。
[コンピュータ10が実行する親権者アカウント作成処理]
図3に基づいて、コンピュータ10が実行する親権者アカウント作成処理について説明する。同図は、コンピュータ10が実行する親権者アカウント作成処理のフローチャートを示す図である。本親権者アカウント作成処理は、上述した親権者アカウント作成処理(ステップS1)の詳細である。
親権者個人情報取得モジュールは、親権者の個人情報を取得する(ステップS10)。
親権者の個人情報は、ID、パスワード、メールアドレス、電話番号、氏名、住所等である。
親権者端末20は、アカウント作成用画面において、アカウントの作成に必要な親権者の個人情報の入力を受け付ける。
親権者端末20は、受け付けた親権者の個人情報を、コンピュータ10に送信する。
親権者個人情報取得モジュールは、この個人情報を受信することにより、親権者の個人情報を取得する。
親権者アカウント作成モジュールは、親権者が利用する親権者画面にログインする親権者アカウントを作成する(ステップS11)。
親権者アカウントは、親権者用アプリケーションが制御する親権者画面にログインするために必要なアカウントである。
親権者アカウント作成モジュールは、このアカウントとして、取得した親権者の個人情報に基づいて、親権者アカウントを作成する。この親権者アカウントには、親権者の個人情報が紐付いている。
アカウント記憶モジュールは、作成した親権者アカウントを記憶する(ステップS12)。
アカウント作成完了通知モジュールは、親権者アカウントの作成の完了を通知する(ステップS13)。
アカウント作成完了通知モジュールは、親権者アカウントの作成が完了したことを示す通知を作成し、この通知を、親権者端末20に送信する。アカウント作成完了通知モジュールは、この通知を、親権者端末20のSMS(short message service)宛やメールアカウント宛に送信する。この通知には、本人確認に必要なリンクや認証コード等が含まれていても良い。
親権者端末20は、この通知を受信し、表示部に表示する。通知に本人確認に関する内容が含まれている場合、この内容に従った入力操作を行い、コンピュータ10がこの入力操作を受け付けることにより、本人確認を行う構成も可能である。
アカウント作成完了通知モジュールは、親権者端末20に、親権者アカウントの作成が完了したことを示す通知を表示させることにより、親権者アカウントの作成の完了を通知する。
以上が、親権者アカウント作成処理である。
お小遣い管理システム1は、本親権者アカウント作成処理により作成した親権者アカウントを用いて、後述する処理を実行する。また、親権者端末20は、作成された親権者アカウントを用いて、親権者用アプリケーションが制御する親権者画面にログインすることが可能となる。
[コンピュータ10が実行する子供アカウント作成処理]
図4に基づいて、コンピュータ10が実行する子供アカウント作成処理について説明する。同図は、コンピュータ10が実行する子供アカウント作成処理のフローチャートを示す図である。本子供アカウント作成処理は、上述した子供アカウント作成処理(ステップS2)の詳細であり、上述した親権者アカウント作成処理の後に行われる処理である。
子供個人情報取得モジュールは、子供の個人情報を取得する(ステップS20)。
子供の個人情報は、上述した親権者の個人情報と同様に、ID、パスワード、メールアドレス、電話番号、氏名、住所等である。
親権者端末20は、アカウント作成用画面又は親権者画面において、アカウントの作成に必要な子供の個人情報の入力を受け付ける。
親権者端末20は、受け付けた子供の個人情報を、コンピュータ10に送信する。
子供個人情報取得モジュールは、この個人情報を受信することにより、子供の個人情報を取得する。
子供アカウント作成モジュールは、子供が利用する子供画面にログインする子供アカウントを作成する(ステップS21)。
子供アカウントは、子供用アプリケーションが制御する子供画面にログインするために必要なアカウントである。
子供アカウント作成モジュールは、このアカウントとして、取得した子供の個人情報に基づいて、子供アカウントを作成する。この子供アカウントには、子供の個人情報及び親権者の個人情報が紐付いている。
アカウント記憶モジュールは、作成した子供アカウントを記憶する(ステップS22)。
アカウント作成完了通知モジュールは、子供アカウントの作成の完了を通知する(ステップS23)。
アカウント作成完了通知モジュールは、子供アカウントの作成が完了したことを示す通知を作成し、この通知を、親権者端末20に送信する。アカウント作成完了通知モジュールは、この通知を、親権者端末20のSMS宛やメールアカウント宛に送信する。この通知には、本人確認に必要なリンクや認証コード等が含まれていても良い。
親権者端末20は、この通知を受信し、表示部に表示する。通知に本人確認に関する内容が含まれている場合、この内容に従った入力操作を行い、コンピュータ10がこの入力操作を受け付けることにより、本人確認を行う構成も可能である。
アカウント作成完了通知モジュールは、親権者端末20に、子供アカウントの作成が完了したことを示す通知を表示させることにより、子供アカウントの作成の完了を通知する。
以上が、子供アカウント作成処理である。
お小遣い管理システム1は、本子供アカウント作成処理により作成した子供アカウントを用いて、後述する処理を実行する。また、子供端末30は、作成された子供アカウントを用いて、子供用アプリケーションが制御する子供画面にログインすることが可能となる。
なお、上述した子供アカウント作成処理において、コンピュータ10は、親権者端末20とデータの送受信を行っているが、子供端末30とデータの送受信を行う構成も可能である。すなわち、コンピュータ10は、子供端末30から、子供の個人情報を取得し、子供アカウントの作成の完了を子供端末30に通知する構成も可能である。
[コンピュータ10が実行する口座作成処理]
図5に基づいて、コンピュータ10が実行する口座作成処理について説明する。同図は、コンピュータ10が実行する口座作成処理のフローチャートを示す図である。口座作成処理は、上述した親権者口座作成処理(ステップS3)、子供口座作成処理(ステップS4)の詳細であり、上述した親権者アカウント作成処理及び子供アカウント作成処理の後に行われる処理である。
親権者口座作成モジュールは、親権者アカウントに紐付く親権者口座を作成する(ステップS30)。
親権者口座は、親権者が課金した金銭が入金される口座である。
親権者口座作成モジュールは、親権者口座を作成し、この親権者口座の口座情報(例えば、ID、口座番号、口座名義)に、親権者アカウントを紐付ける。
子供口座作成モジュールは、子供アカウントに紐付く子供口座を作成する(ステップS31)。
子供口座は、親権者が子供に渡すお小遣いが入金される口座である。
子供口座作成モジュールは、普通口座と、貯蓄専用口座とからなる子供口座を作成し、この普通口座の口座情報(例えば、ID、口座種別、口座番号、口座名義)と、この貯蓄専用口座の口座情報(例えば、ID、口座種別、口座番号、口座名義)とに、子供アカウントを紐付ける。
普通口座は、子供が商品やサービス等の決済に用いることが可能な金銭が入金される口座であり、貯蓄専用口座は、子供が商品やサービス等の決済に用いることが不可能な金銭、すなわち、子供に貯蓄させるための金銭が入金される口座である。
口座記憶モジュールは、作成した親権者口座及び子供口座を記憶する(ステップS32)。
以上が、口座作成処理である。
お小遣い管理システム1は、本口座作成処理により作成した親権者口座及び子供口座を用いて、後述する処理を実行する。
なお、上述した口座作成処理において、コンピュータ10は、子供口座を作成する際、普通口座と貯蓄専用口座とを作成しているが、このような決済専用及び貯蓄専用の2つの口座を作成するのではなく、決済用と貯蓄用とを兼用する1つの口座のみを子供口座として作成する構成も可能である。この構成の場合の説明については、普通口座及び貯蓄専用口座が関連する処理の説明時に、併せて説明する。
以下の説明において、親権者端末20が実行する処理は、作成した親権者アカウントを用いて、親権者用アプリケーションにおける親権者画面にログインした状態で行われるものである。また、子供端末30が実行する処理は、作成した子供アカウントを用いて、子供用アプリケーションにおける子供画面にログインした状態で行われるものである。
[コンピュータ10が実行する親権者アカウント紐付処理]
図6に基づいて、コンピュータ10が実行する親権者アカウント紐付処理について説明する。同図は、コンピュータ10が実行する親権者アカウント紐付処理のフローチャートを示す図である。本親権者アカウント紐付処理は、上述した口座作成処理の後に行われる処理である。
親権者紐付情報受付モジュールは、親権者画面から、子供アカウント、親権者の外部口座、電子マネー、決済用カードの入力を受け付ける(ステップS40)。
親権者端末20は、親権者画面において、子供アカウントのID、親権者の外部口座の口座情報、電子マネーのアカウント情報、決済用カードのカード情報の入力を受け付ける。
子供アカウントのIDは、作成した子供アカウントのIDである。外部口座の口座情報は、金融機関や金融商品取引業者等に親権者が開設した口座の口座情報(例えば、金融機関コード、支店コード、口座番号、口座名義)である。電子マネーのアカウント情報は、例えば、ユーザID、二次元コード、一次元コードである。決済用カードのカード情報は、クレジットカードやデビッドカード等の商品やサービスの決済に用いることが可能なカードのカード情報(例えば、名称、カード番号、有効期限、名義、セキュリティコード、発行会社)である。
親権者端末20は、親権者画面において、作成した子供アカウントのIDの入力を受け付ける。親権者端末20は、親権者画面において、外部口座の口座情報の入力を受け付ける。親権者端末20は、親権者画面において、電子マネーアプリケーションと連携することにより、アカウント情報の入力を受け付ける、又は、アカウント情報の直接入力を受け付ける。親権者端末20は、親権者画面において、決済用カードのカード情報の入力を受け付ける。
親権者端末20は、受け付けた子供アカウントのID、親権者の外部口座の口座情報、電子マネーのアカウント情報、決済用カードのカード情報を、コンピュータ10に送信する。
親権者紐付情報受付モジュールは、これらを受信することにより、親権者画面から、子供アカウント、親権者の外部口座、電子マネー、決済用カードの入力を受け付ける。
親権者アカウント紐付モジュールは、親権者アカウントに、受け付けた子供アカウント、外部口座、電子マネー、決済用カードを紐付ける(ステップS41)。
親権者アカウント紐付モジュールは、親権者アカウントのIDに、受け付けた子供アカウントのID、外部口座の口座情報、電子マネーのアカウント情報及び決済用カードのカード情報を紐付ける。
アカウント記憶モジュールは、記憶した親権者アカウントを紐付けた内容に更新する(ステップS42)。
アカウント記憶モジュールは、記憶した親権者アカウントの内容を、今回紐付けた内容で更新する。すなわち、アカウント記憶モジュールは、親権者アカウントとして記憶していた内容に、今回紐付けた内容を加えたものを、親権者アカウントとして記憶する。
以上が、親権者アカウント紐付処理である。
なお、親権者紐付情報受付モジュールは、親権者の外部口座、電子マネー、決済用カードの内、何れか又は一部を受け付ける構成も可能である。この場合、親権者アカウント紐付モジュールは、親権者の外部口座、電子マネー、決済用カードの内、受け付けたものを親権者アカウントに紐付ける。
[コンピュータ10が実行する子供アカウント紐付処理]
図7に基づいて、コンピュータ10が実行する子供アカウント紐付処理について説明する。同図は、コンピュータ10が実行する子供アカウント紐付処理のフローチャートを示す図である。本子供アカウント紐付処理は、上述した口座作成処理の後に行われる処理である。
子供紐付情報受付モジュールは、親権者画面又は子供画面から、子供の外部口座、電子マネー、決済用カードの入力を受け付ける(ステップS50)。
親権者端末20は、親権者画面において、子供の外部口座の口座情報、電子マネーのアカウント情報、決済用カードのカード情報の入力を受け付ける。外部口座の口座情報、電子マネーのアカウント情報及び決済用カードのカード情報は、上述した親権者アカウント紐付処理のものと同様である。また、外部口座の口座情報、電子マネーのアカウント情報及び決済用カードのカード情報の入力の受付方法は、上述した親権者アカウント紐付処理のものと同様である。
親権者端末20は、受け付けた子供の外部口座の口座情報、電子マネーのアカウント情報、決済用カードのカード情報を、コンピュータ10に送信する。
子供紐付情報受付モジュールは、これらを受信することにより、親権者画面から、子供の外部口座、電子マネー、決済用カードの入力を受け付ける。
なお、上述したステップS50の処理において、コンピュータ10は、親権者端末20から、子供の外部口座、電子マネー、決済用カードの入力を受け付けているが、子供端末30から、これらの入力を受け付ける構成も可能である。すなわち、子供端末30は、子供画面において、これらの入力を受け付け、受け付けたものを、コンピュータ10に送信する構成も可能である。
子供アカウント紐付モジュールは、子供アカウントに、受け付けた外部口座、電子マネー、決済用カードを紐付ける(ステップS51)。
子供アカウント紐付モジュールは、子供アカウントのIDに、受け付けた外部口座の口座情報、電子マネーのアカウント情報及び決済用カードのカード情報を紐付ける。
アカウント記憶モジュールは、記憶した子供アカウントを紐付けた内容に更新する(ステップS52)。
アカウント記憶モジュールは、記憶した子供アカウントの内容を、今回紐付けた内容で更新する。すなわち、アカウント記憶モジュールは、子供アカウントとして記憶していた内容に、今回紐付けた内容を加えたものを、子供アカウントとして記憶する。
以上が、子供アカウント紐付処理である。
なお、子供紐付情報受付モジュールは、子供の外部口座、電子マネー、決済用カードの内、何れか又は一部を受け付ける構成も可能である。この場合、子供アカウント紐付モジュールは、子供の外部口座、電子マネー、決済用カードの内、受け付けたものを子供アカウントに紐付ける。
[コンピュータ10が実行する使用限度額設定処理]
図8に基づいて、コンピュータ10が実行する使用限度額設定処理について説明する。同図は、コンピュータ10が実行する使用限度額設定処理のフローチャートを示す図である。本使用限度額設定処は、上述した親権者アカウント紐付処理及び子供アカウント紐付処理の後に行われる処理である。
使用限度額受付モジュールは、親権者画面から、子供口座の使用限度額の入力を受け付ける(ステップS60)。
子供口座の使用限度額は、所定期間(一日、一週間、一か月)に、子供が使用可能な子供口座の金額である。具体的には、毎月1万円まで使用可能等である。
親権者端末20は、親権者画面において、親権者アカウントに紐付けられた子供口座の所定期間における使用限度額の入力を受け付ける。このとき、親権者端末20が入力を受け付ける子供口座は、普通口座である。なお、子供口座が、上述した2つの口座に分けられていない場合、子供口座そのものに対して使用限度額の入力を受け付けたものとして扱えばよい。
親権者端末20は、この子供口座の口座情報と、使用限度額とを、コンピュータ10に送信する。
使用限度額受付モジュールは、この子供口座の口座情報と、使用限度額を受信することにより、親権者画面から、子供口座の使用限度額の入力を受け付ける。
使用限度額設定モジュールは、受け付けた使用限度額を、子供口座に設定する(ステップS61)。
使用限度額設定モジュールは、受け付けた使用限度額を、受け付けた子供口座の口座情報に設定する。
設定内容記憶モジュールは、設定内容を記憶する(ステップS62)。
設定内容記憶モジュールは、子供口座に設定した使用限度額を記憶する。
以上が、使用限度額設定処理である。
[コンピュータ10が実行する利用可能枠設定処理]
図9に基づいて、コンピュータ10が実行する利用可能枠設定処理について説明する。同図は、コンピュータ10が実行する利用可能枠設定処理のフローチャートを示す図である。本利用可能枠設定処理は、上述した親権者アカウント紐付処理及び子供アカウント紐付処理の後に行われる処理である。
利用可能枠受付モジュールは、親権者画面から、子供が使用する決済用カード、電子マネーの利用可能枠の入力を受け付ける(ステップS70)。
利用可能枠は、子供が使用可能な決済用カード、電子マネーの金額である。
親権者端末20は、親権者画面において、子供アカウントに紐付けられた子供が使用する決済用カード、電子マネーの利用可能枠の入力を受け付ける。ここでは、利用可能枠として、子供口座の残高の入力を受け付ける。親権者端末20が入力を受け付ける子供口座の残高とは、現在、子供口座に入金されている金額を意図するものではなく、決済用カードの使用時、電子マネーへの入金時又は使用時の各時点における子供口座の残高分の金額まで利用可能にすることを意図するものである。ここで、親権者端末20が入力を受け付ける子供口座は、普通口座である。なお、子供口座が上述した2つの口座に分けられていない場合、子供口座そのものに対して、利用可能枠の入力を受け付けたものとして扱えば良い。
親権者端末20は、この決済用カードのカード情報、電子マネーのアカウント情報と、利用可能枠とを、コンピュータ10に送信する。
利用可能枠受付モジュールは、この決済用カードのカード情報、電子マネーのアカウント情報と、利用可能枠とを受信することにより、親権者画面から、子供が使用する決済用カード、電子マネーの利用可能枠の入力を受け付ける。
なお、親権者端末20は、この決済用カード又は電子マネーの何れかのみの利用可能枠の入力を受け付ける構成も可能である。
利用可能枠設定モジュールは、受け付けた利用可能枠を、子供が使用する決済用カード、電子マネーに設定する(ステップS71)。
利用可能枠設定モジュールは、受け付けた利用可能枠を、受け付けた決済用カードのカード情報、電子マネーのアカウント情報に設定する。すなわち、決済用カード、電子マネーの利用可能枠を、子供口座の残高に設定する。
設定内容記憶モジュールは、設定内容を記憶する(ステップS72)。
設定内容記憶モジュールは、決済用カード、電子マネーに設定した使用限度額を記憶する。
以上が、利用可能枠設定処理である。
[コンピュータ10が実行する入金タイミング設定処理]
図10に基づいて、コンピュータ10が実行する入金タイミング設定処理について説明する。同図は、コンピュータ10が実行する入金タイミング設定処理のフローチャートを示す図である。本入金タイミング設定処理は、上述した親権者アカウント紐付処理及び子供アカウント紐付処理の後に行われる処理である。
入金タイミング受付モジュールは、親権者画面から、入金処理を実行するタイミングの入力を受け付ける(ステップS80)。
タイミングは、例えば、後述するお手伝いタスクやチャレンジタスクの達成毎、固定日(例えば、毎月1日、毎月末)である。
親権者端末20は、親権者画面において、親権者アカウントに紐付けられた親権者口座から、子供口座にお小遣いを入金処理するタイミングの入力を受け付ける。親権者端末20は、親権者画面において、お手伝いタスクやチャレンジタスクの達成毎である場合、このタイミングの選択入力や直接入力を受け付け、固定日である場合、カレンダー等からタイミングの選択入力や直接入力を受け付ける等により、このタイミングの入力を受け付ける。
なお、親権者端末20は、全てのお手伝いタスクやチャレンジタスクに一括して、このタイミングの入力を受け付けても良いし、お手伝いタスクやチャレンジタスクの種類、個別のお手伝いタスクやチャレンジタスクに対して、このタイミングの入力を受け付けても良いし、全てのお手伝いタスクやチャレンジタスクに一括して、このタイミングの入力を受け付けるとともに、一部のお手伝いタスクやチャレンジタスクに対して、別のタイミングの入力を受け付けても良い。
親権者端末20は、受け付けたこのタイミングを、コンピュータ10に送信する。
入金タイミング受付モジュールは、このタイミングを受信することにより、親権者画面から、入金処理を実行するタイミングの入力を受け付ける。
入金タイミング設定モジュールは、受け付けたタイミングに基づいて、入金処理を実行するタイミングを設定する(ステップS81)。
入金タイミング設定モジュールは、受け付けたタイミングを、親権者アカウントに紐付いた親権者口座の口座情報に設定する。すなわち、入金タイミング設定モジュールは、親権者口座から、子供口座に入金処理を行うタイミングを、親権者口座に設定する。
更に、入金タイミング設定モジュールは、個別のお手伝いタスクやチャレンジタスクに対して、このタイミングの入力を受け付けていた場合、お手伝いタスクやチャレンジタスクに、このタイミングを設定する。
設定内容記憶モジュールは、設定内容を記憶する(ステップS82)。
設定内容記憶モジュールは、親権者口座に設定した入金処理を実行するタイミングを記憶する。
更に、設定内容記憶モジュールは、お手伝いタスクやチャレンジタスクに設定したこのタイミングを記憶する。
以上が、入金タイミング設定処理である。
お小遣い管理システム1は、上述した使用限度額設定処理、利用可能枠設定処理及び入金タイミング設定処理により設定した内容に基づいて、子供のお小遣いの使用額及び子供にお小遣いを渡すタイミングを管理することになる。お小遣い管理システム1は、使用限度額設定処理及び利用可能枠設定処理により、子供が渡されたお小遣いを浪費することを抑制することが可能となる。また、お小遣い管理システム1は、入金タイミング設定処理により、親権者が子供にお小遣いを渡すタイミングをコントロールすることが可能となる。
なお、お小遣い管理システム1は、使用限度額設定処理、利用可能枠設定処理及び入金タイミング設定処理の各処理の全てを実行せずとも、一部を実行する又は全て実行しない構成も可能である。
[コンピュータ10が実行する入金割合設定処理]
図11に基づいて、コンピュータ10が実行する入金割合設定処理について説明する。同図は、コンピュータ10が実行する入金割合設定処理のフローチャートを示す図である。本入金割合設定処理は、上述した親権者アカウント紐付処理及び子供アカウント紐付処理の後に行われる処理である。
入金割合受付モジュールは、親権者画面から、普通口座に入金処理を実行する第1の割合及び貯蓄専用口座に入金処理を実行する第2の割合の入力を受け付ける(ステップS90)。
第1の割合は、後述するお小遣い入金処理等により、親権者口座から、子供口座にお小遣いの入金処理が行われる際に、このお小遣いの内、普通口座に入金する割合である。第2の割合は、後述するお小遣い入金処理等により、親権者口座から、子供口座にお小遣いの入金処理が行われる際に、このお小遣いの内、普通口座に入金する割合(第1の割合の残りの割合)である。
親権者端末20は、親権者画面において、親権者アカウントに紐付けられた子供口座の普通口座及び貯蓄専用口座に対して、お小遣いの入金処理を実行する際の其々の割合の入力を受け付ける。親権者端末20は、親権者画面において、普通口座に入金処理を実行する第1の割合の入力を受け付け、貯蓄専用口座に入金処理を実行する第2の割合の入力を受け付ける。
親権者端末20は、受け付けた第1の割合及び第2の割合を、コンピュータ10に送信する。
入金割合受付モジュールは、この第1の割合及び第2の割合を受信することにより、親権者画面から、普通口座に入金処理を実行する第1の割合及び貯蓄専用口座に入金処理を実行する第2の割合の入力を受け付ける。
なお、親権者端末20は、第1の割合又は第2の割合の何れかの入力を受け付ける構成であっても良い。これは、例えば、第1の割合がお小遣いの金額の5割であれば、第2の割合は、自動的に残りの5割と決まるからである。
入金割合設定モジュールは、普通口座に、受け付けた第1の割合を設定し、貯蓄専用口座に、受け付けた第2の割合を設定する(ステップS91)。
入金割合設定モジュールは、受け付けた第1の割合を、親権者アカウントに紐付けられた子供口座における普通口座の口座情報に設定し、受け付けた第2の割合を、親権者アカウントに紐付けられた子供口座における貯蓄専用口座の口座情報に設定する。
設定内容記憶モジュールは、設定内容を記憶する(ステップS92)。
設定内容記憶モジュールは、普通口座に設定した第1の割合及び貯蓄専用口座に設定した第2の割合を記憶する。
以上が、入金割合設定処理である。
お小遣い管理システム1は、上述した入金割合設定処理により設定した内容に基づいて、子供のお小遣いを使用可能な金額と、使用不可能な貯蓄専用の金額とに管理することになる。お小遣い管理システム1は、入金割合設定処理により、子供が渡されたお小遣いを浪費することを抑制することが可能となるとともに、貯蓄に対する意識を持たせることが可能となる。
なお、お小遣い管理システム1は、上述した口座作成処理において、子供口座に、普通口座と貯蓄専用口座とを作成していない場合、入金割合設定処理を実行しない構成となる。
[コンピュータ10が実行する課金処理]
図12に基づいて、コンピュータ10が実行する課金処理について説明する。同図は、コンピュータ10が実行する課金処理のフローチャートを示す図である。本課金処理は、上述した親権者アカウント紐付処理の後に、適宜行われる処理である。
課金処理受付モジュールは、親権者画面から、親権者口座に課金する金額及び課金方法の入力を受け付ける(ステップS100)。
親権者端末20は、親権者画面において、親権者口座に課金する金額及び課金方法の入力を受け付ける。親権者端末20は、予め設定された金額の選択入力や、直接入力等により、金額の入力を受け付ける。また、親権者端末20は、上述した親権者アカウント紐付処理により、親権者アカウントに紐付けた外部口座、電子マネー、決済用カードの何れかを選ぶ選択入力や、直接入力等により、課金方法の入力を受け付ける。
親権者端末20は、受け付けた課金する金額及び課金方法を、コンピュータ10に送信する。
課金処理受付モジュールは、この課金する金額及び課金方法を受信することにより、親権者画面から、親権者口座に課金する金額及び課金方法の入力を受け付ける。
課金処理実行モジュールは、受け付けた金額及び課金方法に基づいて、親権者口座に課金する(ステップS101)。
課金処理実行モジュールは、入力を受け付けた外部口座、電子マネー、決済用カードから、親権者口座に、入力を受け付けた金額を課金する。課金処理は、一般的なアプリケーション内での課金処理と同様であれば良く、その詳細は説明する。
口座記憶モジュールは、課金処理実行後の親権者口座の残高を更新する(ステップS102)。
口座記憶モジュールは、記憶する親権者口座の残高を、今回課金した金額分加算し、親権者口座の残高を更新する。
課金後残高出力モジュールは、親権者画面に、親権者口座の残高を出力する(ステップS103)。
課金後残高出力モジュールは、更新後の親権者口座の残高を、親権者端末20に送信する。
親権者端末20は、この更新後の親権者口座の残高を受信し、親権者画面に表示する。
課金後残高出力モジュールは、親権者画面に、更新後の親権者口座の残高を表示させることにより、親権者画面に、親権者口座の残高を出力する。
課金完了通知モジュールは、親権者画面に、課金の完了を通知する(ステップS104)。
課金完了通知モジュールは、課金が完了したことを示す通知を作成し、この通知を、親権者端末20に送信する。
親権者端末20は、この通知を受信し、親権者画面に表示する。
課金完了通知モジュールは、この通知を、親権者画面に表示させることにより、親権者画面に、課金の完了を通知する。
以上が、課金処理である。
なお、上述したステップS103及びステップS104の処理は、その順番が前後する構成も可能である。すなわち、コンピュータ10は、課金完了の通知後、親権者口座の残高を出力する構成も可能である。
[コンピュータ10が実行するお手伝い内容設定処理]
図13に基づいて、コンピュータ10が実行するお手伝い内容設定処理について説明する。同図は、コンピュータ10が実行するお手伝い内容設定処理のフローチャートを示す図である。本お手伝い内容設定処理は、上述した口座作成処理の後に行われる処理であり、上述したお手伝いタスク及びお小遣いの金額の入力受付処理(ステップS5)、お手伝いタスクにお小遣いの金額の設定処理(ステップS6)の詳細である。
お手伝い内容受付モジュールは、親権者画面から、子供にお手伝いさせるためのお手伝いタスク及びお手伝いタスク達成時に得られるお小遣いの金額の入力を受け付ける(ステップS110)。
お手伝いタスクは、料理、食事の準備・片付け、収納・ごみ捨て、掃除、洗濯、お使い、弟妹の世話、ペットの世話等の家事やその他の子供が行えるタスク内容及びその回数であり、具体的には、皿洗い10枚、掃除2部屋、風呂洗い1回、洗濯物を畳む1回、床拭き1部屋、ご飯の片付け1回等である。また、お手伝いタスク達成時は、子供が、このお手伝いタスクの内容を達成した時である。
親権者端末20は、親権者画面において、このお手伝いタスク及びこのお手伝いタスク達成時のお小遣いの金額の入力を受け付ける。
親権者端末20は、このお手伝いタスク及びお小遣いの金額を、コンピュータ10に送信する。
お手伝い内容受付モジュールは、このお手伝いタスク及びお小遣いの金額を受信することにより、親権者画面から、子供にお手伝いさせるためのお手伝いタスク及びお手伝いタスク達成時に得られるお小遣いの金額の入力を受け付ける。
お手伝い内容設定モジュールは、受け付けたお手伝いタスクに、受け付けたお小遣いの金額を設定する(ステップS111)。
お手伝い内容設定モジュールは、このお手伝いタスクに、達成時に子供が得られるお小遣いの金額を設定する。
お手伝い内容設定モジュールは、複数のお手伝いタスクを受け付けた場合、各お手伝いタスクに対して、達成時に得られるお小遣いの金額を設定する。
設定内容記憶モジュールは、設定内容を記憶する(ステップS112)。
設定内容記憶モジュールは、お手伝いタスク及びこのお手伝いタスクに設定したお小遣いの金額を記憶する。
お手伝い内容出力モジュールは、親権者画面及び子供画面に、お手伝いタスク及びこのお手伝いタスクに設定したお小遣いの金額を出力する(ステップS113)。
お手伝い内容出力モジュールは、お手伝いタスク及びこのお手伝いタスクに設定したお小遣いの金額を、親権者端末20及び子供端末30に送信する。
親権者端末20は、このお手伝いタスク及びこのお手伝いタスクに設定したお小遣いの金額を受信し、親権者画面に表示する。また、子供端末30は、このお手伝いタスク及びこのお手伝いタスクに設定したお小遣いの金額を受信し、子供画面に表示する。
お手伝い内容出力モジュールは、お手伝いタスク及びこのお手伝いタスクに設定したお小遣いの金額を、親権者画面及び子供画面に表示させることにより、親権者画面及び子供画面に、お手伝いタスク及びこのお手伝いタスクに設定したお小遣いの金額を出力する。
お手伝い内容設定完了通知モジュールは、親権者画面及び子供画面に、お手伝いタスクの設定の完了を通知する(ステップS114)。
お手伝い内容設定完了通知モジュールは、お手伝い内容の設定が完了したことを示す通知を作成し、この通知を、親権者端末20及び子供端末30に送信する。
親権者端末20は、この通知を受信し、親権者画面に表示する。また、子供端末30は、この通知を受信し、子供画面に表示する。
お手伝い内容設定完了通知モジュールは、この通知を、親権者画面及び子供画面に表示させることにより、親権者画面及び子供画面に、お手伝いタスクの設定の完了を通知する。
以上が、お手伝い内容設定処理である。
なお、お手伝い内容設定処理により設定されるお手伝いタスクには、お手伝いタスクを子供が行う日時やその他の内容が含まれていても良い。この場合、お手伝い内容設定処理において、お手伝いタスクに、お小遣いの金額及び日時やその他の内容を設定すれば良い。
お小遣い管理システム1は、お手伝い内容設定処理により設定したお手伝いタスク及びこのお手伝いタスクに設定したお小遣いの金額を用いて、後述するお小遣い入金処理を実行する。
なお、上述したステップS113及びステップS114の処理は、その順番が前後する構成も可能である。すなわち、コンピュータ10は、お手伝いタスクの設定の完了の通知後、お手伝いタスク及びこのお手伝いタスクに設定したお小遣いの金額を出力する構成も可能である。
[コンピュータ10が実行するチャレンジ内容設定処理]
図14に基づいて、コンピュータ10が実行するチャレンジ内容設定処理について説明する。同図は、コンピュータ10が実行するチャレンジ内容設定処理のフローチャートを示す図である。本チャレンジ内容設定処理は、上述した口座作成処理の後に行われる処理である。
チャレンジ内容受付モジュールは、親権者画面から、子供が挑戦するチャレンジタスク及びチャレンジタスク達成時に得られるお小遣いの金額の入力を受け付ける(ステップS120)。
チャレンジタスクは、学校や塾等の課題や成績、クラブ活動の成績、学習時間や学習量等の学業やクラブ活動等に関するタスク内容であり、具体的には、テストの点数(満点、平均点以上、80点以上等)、宿題の完了、大会等の順位(1位、2位、3位等の順位や、決勝進出、準決勝進出等の勝ち上がりの回数)、一日の学習時間や学習量等である。また、チャレンジタスクの達成時は、このチャレンジタスクを最も良い状態で達成した時又は予め設定した状態になった時であり、具体的には、テストが満点、宿題が全て完了、大会で1位、テストの点数が予め設定した点数以上、大会の順位が予め設定した順位以上、一日の学習時間や学習量が設定した時間や量を満たす等である。
親権者端末20は、親権者画面において、このチャレンジタスク及びこのチャレンジタスク達成時のお小遣いの金額の入力を受け付ける。
親権者端末20は、このチャレンジタスク及びお小遣いの金額を、コンピュータ10に送信する。
チャレンジ内容受付モジュールは、このチャレンジタスク及びお小遣いの金額を受信することにより、親権者画面から、子供が挑戦するチャレンジタスク及びチャレンジタスク達成時に得られるお小遣いの金額の入力を受け付ける。
チャレンジ内容設定モジュールは、受け付けたチャレンジタスクに、受け付けたお小遣いの金額を設定する(ステップS121)。
チャレンジ内容設定モジュールは、このチャレンジタスクに、達成時に子供が得られるお小遣いの金額を設定する。
チャレンジ内容設定モジュールは、複数のチャレンジタスクを受け付けた場合、各チャレンジタスクに対して、達成時に得られるお小遣いの金額を設定する。
設定内容記憶モジュールは、設定内容を記憶する(ステップS122)。
設定内容記憶モジュールは、チャレンジタスク及びこのチャレンジタスクに設定したお小遣いの金額を記憶する。
チャレンジ内容出力モジュールは、親権者画面及び子供画面に、チャレンジタスク及びこのチャレンジタスクに設定したお小遣いの金額を出力する(ステップS123)。
チャレンジ内容出力モジュールは、チャレンジタスク及びこのチャレンジタスクに設定したお小遣いの金額を、親権者端末20及び子供端末30に送信する。
親権者端末20は、このチャレンジタスク及びこのチャレンジタスクに設定したお小遣いの金額を受信し、親権者画面に表示する。また、子供端末30は、このチャレンジタスク及びこのチャレンジタスクに設定したお小遣いの金額を受信し、子供画面に表示する。
チャレンジ内容出力モジュールは、チャレンジタスク及びこのチャレンジタスクに設定したお小遣いの金額を、親権者画面及び子供画面に表示させることにより、親権者画面及び子供画面に、チャレンジタスク及びこのチャレンジタスクに設定したお小遣いの金額を出力する。
チャレンジ内容設定完了通知モジュールは、親権者画面及び子供画面に、チャレンジタスクの設定の完了を通知する(ステップS124)。
チャレンジ内容設定完了通知モジュールは、チャレンジ内容の設定が完了したことを示す通知を作成し、この通知を、親権者端末20及び子供端末30に送信する。
親権者端末20は、この通知を受信し、親権者画面に表示する。また、子供端末30は、この通知を受信し、子供画面に表示する。
チャレンジ内容設定完了通知モジュールは、この通知を、親権者画面及び子供画面に表示させることにより、親権者画面及び子供画面に、チャレンジタスクの設定の完了を通知する。
以上が、チャレンジ内容設定処理である。
なお、チャレンジ内容設定処理により設定されるチャレンジタスクには、チャレンジタスクに子供が挑戦する日時やその他の内容が含まれていても良い。この場合、チャレンジ内容設定処理において、チャレンジタスクに、お小遣いの金額及び日時やその他の内容を設定すれば良い。
お小遣い管理システム1は、チャレンジ内容設定処理により設定したチャレンジタスク及びこのチャレンジタスクに設定したお小遣いの金額を用いて、後述するお小遣い入金処理を実行する。
なお、上述したステップS123及びステップS124の処理は、その順番が前後する構成も可能である。すなわち、コンピュータ10は、チャレンジタスクの設定の完了の通知後、チャレンジタスク及びこのチャレンジタスクに設定したお小遣いの金額を出力する構成も可能である。
[コンピュータ10が実行するお手伝い達成判断処理]
図15に基づいて、コンピュータ10が実行するお手伝い達成判断処理について説明する。同図は、コンピュータ10が実行するお手伝い達成判断処理のフローチャートを示す図である。本お手伝い達成判断処理は、上述したお手伝い内容設定処理の後に行われる処理であり、上述したお手伝いタスクを達成したかどうかの入力受付処理(ステップS7)の詳細である。
お手伝いタスク達成報告受付モジュールは、子供画面から、お手伝いタスクの達成報告を受け付ける(ステップS130)。
子供端末30は、子供画面において、子供が達成したお手伝いタスクの達成報告の入力を受け付ける。子供端末30は、子供画面において、表示されたお手伝いタスクの内、達成したお手伝いタスクをタップ操作等による選択入力を受け付ける、又は、お手伝いタスクの直接入力を受け付ける。
子供端末30は、入力を受け付けたお手伝いタスクを達成したものとして、達成報告を、コンピュータ10に送信する。
お手伝いタスク達成報告受付モジュールは、この達成報告を受信することにより、子供画面から、お手伝いタスクの達成報告を受け付ける。
お手伝いタスク達成報告通知モジュールは、親権者画面に、達成報告に基づいて、お手伝いタスクの達成を通知する(ステップS131)。
お手伝いタスク達成報告通知モジュールは、達成報告に基づいて、子供が達成したお手伝いタスクの内容と、このお手伝いタスクを達成したことを示す通知を作成し、この通知を、親権者端末20に送信する。
親権者端末20は、この通知を受信し、親権者画面に、この通知を表示する。
お手伝いタスク達成報告通知モジュールは、この通知を、親権者画面に表示させることにより、親権者画面に、達成報告に基づいて、お手伝いタスクの達成を通知する。
親権者は、この通知を閲覧し、実際に子供がお手伝いタスクを達成したかどうかの確認を行う。
お手伝いタスク達成確認受付モジュールは、親権者画面から、達成の通知に基づいて、設定したお手伝いタスクを、子供が達成したかどうかの入力を受け付ける(ステップS132)。
親権者端末20は、親権者画面において、設定したお手伝いタスクを、子供が達成したかどうかの入力を受け付ける。親権者端末20は、親権者画面において、「お手伝いタスクを達成していましたか?」等を表示し、更に、プルダウンメニューによる「達成した」、「達成していない」等の選択肢に対する選択入力を受け付ける、又は、達成したかどうかの直接入力を受け付ける。
親権者端末20は、受け付けた入力内容を、コンピュータ10に送信する。
お手伝いタスク達成確認受付モジュールは、この入力内容を受信することにより、親権者画面から、達成の通知に基づいて、設定したお手伝いタスクを、子供が達成したかどうかの入力を受け付ける。
お手伝いタスク達成判断モジュールは、子供がお手伝いタスクを達成したかどうかを判断する(ステップS133)。
お手伝いタスク達成判断モジュールは、受け付けた入力内容が、お手伝いタスクを達成したものであるか、お手伝いタスクを達成していないものであるかを判断する。
お手伝いタスク達成判断モジュールは、子供がお手伝いタスクを達成していないと判断した場合(ステップS133 NO)、すなわち、受け付けた入力内容が、達成していないである場合、お手伝いタスク未達成通知モジュールは、子供画面に、お手伝いタスクの未達成を通知する(ステップS134)。
お手伝いタスク未達成通知モジュールは、子供が達成したと報告したお手伝いタスクの内容と、このお手伝いタスクが未達成であることを示す通知を作成し、この通知を、子供端末30に送信する。
子供端末30は、この通知を受信し、子供画面にこの通知を表示する。
お手伝いタスク達成判断モジュールは、この通知を、子供画面に表示させることにより、子供画面に、お手伝いタスクの未達成を通知する。
子供は、この通知を閲覧し、再度、お手伝いタスクに取り掛かる。
子供が、未達成を通知されたお手伝いタスクを完了した際、コンピュータ10は、再度、上述したステップS130の処理を実行することになる。
コンピュータ10は、ステップS134の処理を実行後、本お手伝い達成判断処理を終了する。
ステップS133の処理に戻り、子供がお手伝いタスクを達成したと判断する場合について説明する。
お手伝いタスク達成判断モジュールは、子供がお手伝いタスクを達成したと判断した場合(ステップS133 YES)、すなわち、受け付けた入力内容が、達成したである場合、入金タイミング判断モジュールは、上述した入金タイミング設定処理により設定した入金処理を実行するタイミングが、お手伝いタスクの達成毎であるかどうかを判断する(ステップS135)。
入金タイミング判断モジュールは、この判断を実行する際、上述した入金タイミング設定処理により、お小遣いの入金処理を実行するタイミングが、お手伝いタスクの達成毎であるかどうかを判断する。また、入金タイミング判断モジュールは、お小遣いの入金処理を実行するタイミングが、お手伝いタスクの達成毎ではないものの、今回、子供が達成したお手伝いタスクに、個別に、お小遣いの入金処理を実行するタイミングとして、お手伝いタスクの達成毎が設定されているかどうかを判断する。
コンピュータ10は、子供がお手伝いタスクを達成したと判断した際、子供画面に、お手伝いタスクの達成を通知する構成も可能である。
お手伝いタスク承認通知モジュールは、子供が達成したと報告したお手伝いタスクの内容と、親権者がこのお手伝いタスクの達成を承認したことを示す通知を作成し、この通知を、子供端末30に送信する。
子供端末30は、この通知を受信し、子供画面にこの通知を表示する。
お手伝いタスク承認通知モジュールは、この通知を、子供画面に表示させることにより、子供画面に、親権者がお手伝いタスクの達成を承認したことを通知する。
子供は、この通知を閲覧し、お手伝いタスクの達成が認められたことを把握することになる。
入金タイミング判断モジュールは、入金処理を実行するタイミングが、お手伝いタスクの達成毎であると判断した場合(ステップS135 YES)、コンピュータ10は、後述するお小遣い入金処理を実行する。お小遣い入金処理の詳細については、後述する。
なお、入金タイミング判断モジュールは、今回、子供が達成したお手伝いタスクに、個別に、お手伝いタスクの達成毎に入金処理を実行する設定がなされていると判断した場合も同様に、コンピュータ10は、後述するお小遣い入金処理を実行する。
コンピュータ10、お小遣い入金処理の実行後、本お手伝い達成判断処理を終了する。
一方、入金タイミング判断モジュールは、入金処理を実行するタイミングが、お手伝いタスクの達成毎ではなく、固定日であると判断した場合(ステップS135 NO)、保留モジュールは、入金処理を保留する(ステップS136)。
保留モジュールは、今回、子供が達成したお手伝いタスクに設定したお小遣いの入金処理の実行を一旦停止することにより、入金処理を保留する。
保留金額記憶モジュールは、保留中の金額を記憶する(ステップS137)。
保留金額記憶モジュールは、今回、子供が達成したお手伝いタスクの内容と、このお手伝いタスクに設定したお小遣いの金額とを紐付けて記憶する。更に、保留金額記憶モジュールは、これらの内容と、親権者アカウントとを紐付けて記憶する。保留金額記憶モジュールは、他に保留中のものが存在する場合、今回保留した金額を他に保留中のものの金額に加算した、保留中のお小遣いの金額の総額を記憶する。
保留お小遣い総額出力モジュールは、親権者画面及び/又は子供画面に、保留中のお小遣いの総額を出力する(ステップS138)。
保留お小遣い総額出力モジュールは、保留中のお小遣いの総額を、親権者端末20及び/又は子供端末30に送信する。
親権者端末20は、この保留中のお小遣いの総額を受信し、親権者画面に表示する。また、子供端末30は、このお保留中のお小遣いの総額を受信し、子供画面に表示する。
保留お小遣い総額出力モジュールは、保留中のお小遣いの総額を、親権者画面及び/又は子供画面に表示させることにより、親権者画面及び子供画面に、保留中のお小遣いの総額を出力する。
なお、保留お小遣い総額出力モジュールは、今回保留したお手伝いタスクの内容と、このお手伝いタスクに設定したお小遣いの金額とを併せて、親権者画面及び/又は子供画面に、出力する構成も可能である。また、保留お小遣い総額出力モジュールは、他の保留中のお手伝いタスクの内容と、このお手伝いタスクに設定したお小遣いの金額とを、更に、親権者画面及び/又は子供画面に、出力する構成も可能である。すなわち、保留お小遣い総額出力モジュールは、保留中のお小遣いの金額の総額に加えて、保留中のお小遣いの金額の内訳や履歴を併せて親権者画面及び/又は子供画面に、出力する構成も可能である。
以上が、お手伝い達成判断処理である。
[コンピュータ10が実行するチャレンジ達成判断処理]
図16に基づいて、コンピュータ10が実行するチャレンジ達成判断処理について説明する。同図は、コンピュータ10が実行するチャレンジ達成判断処理のフローチャートを示す図である。本チャレンジ達成判断処理は、上述したチャレンジ内容設定処理の後に行われる処理である。
なお、上述した処理と同様の処理については、その詳細な説明は省略する。
チャレンジタスク達成報告受付モジュールは、子供画面から、チャレンジタスクの達成報告を受け付ける(ステップS140)。
子供端末30は、子供画面において、子供が達成したチャレンジタスクの達成報告の入力を受け付ける。子供端末30は、子供画面において、表示されたチャレンジタスクの内、達成したチャレンジタスクをタップ操作等による選択入力を受け付ける、又は、チャレンジタスクの直接入力を受け付ける。
子供端末30は、入力を受け付けたチャレンジタスクを達成したものとして、達成報告を、コンピュータ10に送信する。
チャレンジタスク達成報告受付モジュールは、この達成報告を受信することにより、子供画面から、チャレンジタスクの達成報告を受け付ける。
チャレンジタスク達成報告通知モジュールは、親権者画面に、達成報告に基づいて、チャレンジタスクの達成を通知する(ステップS141)。
チャレンジタスク達成報告通知モジュールは、達成報告に基づいて、子供が達成したチャレンジタスクの内容と、このチャレンジタスクを達成したことを示す通知を作成し、この通知を、親権者端末20に送信する。
親権者端末20は、この通知を受信し、親権者画面にこの通知を表示する。
チャレンジタスク達成報告通知モジュールは、この通知を、親権者画面に表示させることにより、親権者画面に、達成報告に基づいて、チャレンジタスクの達成を通知する。
親権者は、この通知を閲覧し、実際に子供が達成したチャレンジタスクの達成度合の確認を行う。
チャレンジタスク達成度合受付モジュールは、親権者画面から、達成の通知に基づいて、設定したチャレンジタスクを、子供が達成した度合の入力を受け付ける(ステップS142)。
チャレンジタスクの達成度合は、設定したチャレンジタスクの内容を達成した程度である。チャレンジタスクの達成度合いは、チャレンジタスクが、学校や塾等におけるテストの成績である場合、満点や予め設定した点数を10割として、点数の減点の割合に応じた割合(80点なら8割等)、大会等の順位である場合、1位又は予め設定した順位を10割として、順位の下がり方に応じた割合(2位なら9割、3位なら8.5割、予め設定した順位が5位である場合、5位以上であれば10割等)、学習時間である場合、予め設定した学習時間を10割として、時間の減少の割合に応じた割合(予め設定した時間が3時間である場合、3時間以上であれば10割等)、学習量である場合、予め設定した学習量を10割として、量の減少の割合に応じた割合(予め設定した学習量が、所定の単元である場合、その単元を完了していれば、10割等)等である。このチャレンジタスクの達成度合は、最大値が10割以上の割合であっても良い。例えば、チャレンジタスク達成度合受付モジュールは、予めテストで80点取ることをチャレンジタスクとして設定していた場合、子供が、テストで100点を取った場合等の、予め設定したチャレンジタスクの内容よりも良い結果を達成した場合等に、10割以上の割合の入力を受け付ける構成も可能である。また、割合に限らず、点数や順位そのものの入力を受け付ける構成も可能である。
親権者端末20は、親権者画面において、設定したチャレンジタスクを、子供が達成した度合の入力を受け付ける。親権者端末20は、親権者画面において、「チャレンジタスクの達成度合を入力して下さい。」等を表示し、更に、プルダウンメニューによる割合の「12割」「10割」、「8割」等の選択肢に対する選択入力を受け付ける、又は、度合の直接入力を受け付ける。
親権者端末20は、受け付けた入力内容を、コンピュータ10に送信する。
チャレンジタスク達成度合受付モジュールは、この入力内容を受信することにより、親権者画面から、達成の通知に基づいて、設定したチャレンジタスクを、子供が達成した度合の入力を受け付ける。
金額算出モジュールは、子供が達成したチャレンジタスクの度合に応じた、お小遣いの金額を算出する(ステップS143)。
金額算出モジュールは、子供が達成したチャレンジタスクに設定したお小遣いの金額と、受け付けた子供が達成したチャレンジタスクの度合とに基づいて、子供が達成したチャレンジタスクに対するお小遣いの金額を算出する。金額算出モジュールは、チャレンジタスクに設定したお小遣いの金額に、受け付けた割合を乗算することにより、子供が達成したチャレンジタスクに対するお小遣いの金額を算出する。
入金タイミング判断モジュールは、上述した入金タイミング設定処理により設定した入金処理を実行するタイミングが、チャレンジタスクの達成毎であるかどうかを判断する(ステップS144)。
入金タイミング判断モジュールは、この判断を実行する際、上述した入金タイミング設定処理により、お小遣いの入金処理を実行するタイミングが、チャレンジタスクの達成毎であるかどうかを判断する。また、入金タイミング判断モジュールは、お小遣いの入金処理を実行するタイミングが、チャレンジタスクの達成毎ではないものの、今回、子供が達成したチャレンジタスクに、個別に、お小遣いの入金処理を実行するタイミングとして、チャレンジタスクの達成毎が設定されているかどうかを判断する。
入金タイミング判断モジュールは、入金処理を実行するタイミングが、チャレンジタスクの達成毎であると判断した場合(ステップS144 YES)、コンピュータ10は、後述するお小遣い入金処理を実行する。お小遣い入金処理の詳細については、後述する。
なお、入金タイミング判断モジュールは、今回、子供が達成したチャレンジタスクに、個別に、チャレンジタスクの達成毎に入金処理を実行する設定がなされていると判断した場合も同様に、コンピュータ10は、後述するお小遣い入金処理を実行する。
コンピュータ10、お小遣い入金処理の実行後、本チャレンジ達成判断処理を終了する。
一方、入金タイミング判断モジュールは、入金処理を実行するタイミングが、チャレンジタスクの達成毎ではなく、固定日であると判断した場合(ステップS144 NO)、保留モジュールは、入金処理を保留する(ステップS145)。
保留モジュールは、今回、子供が達成したチャレンジタスクに設定したお小遣いの入金処理の実行を一旦停止することにより、入金処理を保留する。
保留金額記憶モジュールは、保留中の金額を記憶する(ステップS146)。
保留金額記憶モジュールは、今回、子供が達成したチャレンジタスクの内容と、達成した度合に応じて算出したお小遣いの金額とを紐付けて記憶する。更に、保留金額記憶モジュールは、これらの内容と、親権者アカウントとを紐付けて記憶する。保留金額記憶モジュールは、他に保留中のものが存在する場合、今回保留した金額を他に保留中のものの金額に加算した、保留中のお小遣いの金額の総額を記憶する。
保留お小遣い総額出力モジュールは、親権者画面及び/又は子供画面に、保留中のお小遣いの総額を出力する(ステップS147)。
保留お小遣い総額出力モジュールは、保留中のお小遣いの総額を、親権者端末20及び/又は子供端末30に送信する。
親権者端末20は、この保留中のお小遣いの総額を受信し、親権者画面に表示する。また、子供端末30は、このお保留中のお小遣いの総額を受信し、子供画面に表示する。
保留お小遣い総額出力モジュールは、保留中のお小遣いの総額を、親権者画面及び/又は子供画面に表示させることにより、親権者画面及び子供画面に、保留中のお小遣いの総額を出力する。
なお、保留お小遣い総額出力モジュールは、今回保留したチャレンジタスクの内容と、このチャレンジタスクに設定したお小遣いの金額とを併せて、親権者画面及び/又は子供画面に、出力する構成も可能である。また、保留お小遣い総額出力モジュールは、他の保留中のチャレンジタスクの内容と、達成した度合に応じて算出したお小遣いの金額とを、更に、親権者画面及び/又は子供画面に、出力する構成も可能である。すなわち、保留お小遣い総額出力モジュールは、保留中のお小遣いの金額の総額に加えて、保留中のお小遣いの金額の内訳や履歴を併せて親権者画面及び/又は子供画面に、出力する構成も可能である。
以上が、チャレンジ達成判断処理である。
なお、コンピュータ10は、上述したお手伝い達成判断処理における保留中のお小遣いの総額と、上述したチャレンジ達成判断処理における保留中のお小遣いの総額とを、合算した状態で、親権者画面及び/又は子供画面に出力する構成も可能である。この場合、コンピュータ10は、今回保留したお手伝いタスクの内容及びこのお手伝いタスクに設定した金額と、保留中のチャレンジタスクの内容及び達成した度合に応じて算出したお小遣いの金額とを、権者画面及び/又は子供画面に、出力する構成も可能である。すなわち、コンピュータ10は、保留中のお手伝いタスク及びチャレンジタスクのお小遣いの金額の総額に加えて、保留中のお手伝いタスク及びチャレンジタスクの内容やお小遣いの金額の内訳や履歴を併せて親権者画面及び/又は子供画面に、出力する構成も可能である。
[コンピュータ10が実行するお小遣い入金処理]
図17に基づいて、コンピュータ10が実行するお小遣い入金処理について説明する。同図は、上述したお手伝い達成判断処理及びチャレンジ達成判断処理におけるお小遣い入金処理のフローチャートを示す図である。本お小遣い入金処理は、上述したお小遣いを親権者口座から子供口座に入金処理の実行処理(ステップS8)の詳細である。
お手伝い入金処理実行モジュール及びチャレンジ入金処理実行モジュールは、お小遣いの金額に基づいて、親権者口座から、普通口座に、第1の割合に応じた入金処理を実行し、貯蓄専用口座に、第2の割合に応じた入金処理を実行する(ステップS150)。
入金処理は、親権者口座の残高を、子供口座に入金する処理であれば良く、一般的なある口座から、他の口座に金銭を入金するために必要な処理であれば良いため、その詳細は省略する。
お手伝い入金処理実行モジュールは、上述したお手伝い達成判断処理時のお小遣い入金処理を実行するものであり、チャレンジ入金処理実行モジュールは、上述したチャレンジ達成判断処理時のお小遣い入金処理を実行するものである。
お手伝い入金処理実行モジュールは、上述したお手伝い達成判断処理において、お手伝いタスクに設定した金額に基づいて、この処理を実行する。また、チャレンジ入金処理実行モジュールは、上述したチャレンジ達成判断処理において、チャレンジタスクの達成の度合に応じて算出したお小遣いの金額に基づいて、この処理を実行する。
お手伝い入金処理実行モジュール及びチャレンジ入金処理実行モジュールは、上述した入金割合設定処理により、子供口座に設定した第1の割合及び第2の割合に応じた金額を子供口座に入金する。具体的には、お手伝い入金処理実行モジュール及びチャレンジ入金処理実行モジュールは、子供口座に入金処理を実行するお小遣いの金額の内、第1の割合に応じた金額を、普通口座に入金処理を実行し、第2の割合に応じた金額を、貯蓄専用口座に入金処理を実行する。
なお、子供口座が、上述した2つの口座に分けられていない場合、子供口座そのものに対して、親権者口座からお小遣いの金額の入金処理を実行する構成であれば良い。
ここで、コンピュータ10は、親権者口座の残高不足等により、入金処理の実行が出来なかった場合、例えば、「口座残高が不足しています。口座に課金して下さい」等の入金処理の実行ができない状況である旨を、親権者画面に通知する構成も可能である。この場合、コンピュータ10は、この通知を作成し、親権者端末20に送信する。親権者端末20は、この通知を受信し、受信した通知を、親権者画面に表示する。
親権者は、この通知を閲覧することにより、残高不足を認識する。コンピュータ10が、上述した課金処理を実行し、不足分の残高を課金する等を行うことにより、親権者が、親権者口座の残高不足を解消することが可能となる。
コンピュータ10は、親権者口座の残高不足が解消された時点で、この入金処理を実行する構成であれば良い。
口座記憶モジュールは、入金処理実行後の親権者口座の残高及び子供口座の残高を更新する(ステップS151)。
口座記憶モジュールは、記憶する親権者口座の残高に、今回、子供口座に入金処理を実行した分の金額を減算し、親権者口座の残高を更新する。また、口座記憶モジュールは、記憶する子供口座の普通口座の残高及び貯蓄専用口座の残高の其々に、今回、入金処理が実行された分の金額を加算し、子供口座の残高を更新する。
入金後親権者画面残高出力モジュールは、親権者画面に、入金処理実行後の親権者口座の残高及び/又は子供口座の残高を出力する(ステップS152)。
入金後親権者画面残高出力モジュールは、更新後の親権者口座の残高及び/又は子供口座の普通口座の残高と貯蓄専用口座の残高を、親権者端末20に送信する。
親権者端末20は、この更新後の親権者口座の残高及び/又は子供口座の普通口座の残高と貯蓄専用口座の残高を受信し、親権者画面に表示する。
入金後親権者画面残高出力モジュールは、親権者画面に、この更新後の親権者口座の残高及び/又は子供口座の普通口座の残高と貯蓄専用口座の残高を表示させることにより、親権者画面に、入金処理実行後の親権者口座の残高及び/又は子供口座の残高を出力する
入金後子供画面残高出力モジュールは、子供画面に、入金処理実行後の子供口座の残高を出力する(ステップS153)。
入金後子供画面残高出力モジュールは、更新後の子供口座の普通口座の残高と貯蓄専用口座の残高を、子供端末30に送信する。
子供端末30は、この更新後の子供口座の普通口座の残高と貯蓄専用口座の残高を受信し、子供画面に表示する。
入金後子供画面残高出力モジュールは、子供画面に、この更新後の子供口座の普通口座の残高と貯蓄専用口座の残高を表示させることにより、子供画面に、入金処理実行後の子供口座の残高を出力する
入金処理完了通知モジュールは、親権者画面及び/又は子供画面に、入金処理の完了を通知する(ステップS154)。
入金処理完了通知モジュールは、入金処理が完了したことを示す通知を作成し、この通知を、親権者端末20及び/又は子供端末30に送信する。
親権者端末20は、この通知を受信し、親権者画面に表示する。また、子供端末30は、この通知を受信し、子供画面に表示する。
入金処理完了通知モジュールは、この通知を、親権者画面及び/又は子供画面に表示させることにより、親権者画面及び/又は子供画面に、入金処理の完了を通知する
以上が、お小遣い入金処理である。
なお、上述したステップS152及びS153と、ステップS154の処理とは、その順番が前後する構成も可能である。すなわち、コンピュータ10は、入金処理完了の通知後、親権者画面に、親権者口座の残高及び/又は子供口座の残高を出力し、子供画面に、子供口座の残高を出力する構成も可能である。加えて、上述したステップS152及びS153の処理も、その順番が前後する構成も可能である。
上述したお小遣い入金処理は、お小遣いの入金処理実行のタイミングが、お手伝いタスクの達成毎又はチャレンジタスクの達成毎である場合について説明したものであるが、略同様の処理により、お小遣いの入金処理実行のタイミングが、固定日である場合についても説明可能である。この場合について説明する。
お手伝い入金処理実行モジュールは、固定日の時点において、上述したお手伝い達成判断処理により記憶する保留中のお小遣いの総額に基づいて、親権者口座から、普通口座に、第1の割合に応じた入金処理を実行し、貯蓄専用口座に、第2の割合に応じた入金処理を実行する。また、チャレンジ入金処理実行モジュールは、固定日の時点において、上述したチャレンジ達成判断処理により記憶する保留中のお小遣いの総額に基づいて、親権者口座から、普通口座に、第1の割合に応じた入金処理を実行し、貯蓄専用口座に、第2の割合に応じた入金処理を実行する。
なお、子供口座が、上述した2つの口座に分けられていない場合、子供口座そのものに対して、親権者口座からお小遣いの金額の入金処理を実行する構成であれば良い。
コンピュータ10は、このような入金処理の実行後、上述したお小遣い入金処理におけるステップS151-154の処理を実行すれば良い。
[コンピュータ10が実行する口座振替処理]
図18に基づいて、コンピュータ10が実行する口座振替処理について説明する。同図は、コンピュータ10が実行する口座振替処理のフローチャートを示す図である。本口座振替処理は、少なくとも子供口座に残高が存在する状態で行われる処理である。
振替処理受付モジュールは、親権者画面から、貯蓄専用口座から、普通口座に振替処理の入力を受け付ける(ステップS160)。
親権者端末20は、親権者画面において、子供口座における貯蓄専用口座から、この子供口座における普通口座へ、振替処理の入力を受け付ける。このとき、親権者端末20は、親権者画面において、振替処理を行う金額を、プルダウンメニュー等による金額の選択肢に対する選択入力や、金額の直接入力等により受け付ける。
親権者端末20は、受け付けた振替処理の入力内容を、コンピュータ10に送信する。
振替処理受付モジュールは、この振替処理の入力内容を受信することにより、親権者画面から、貯蓄専用口座から、普通口座に振替処理の入力を受け付ける
振替処理実行モジュールは、受け付けた振替処理に基づいて、貯蓄専用口座から、普通口座に振替処理を実行する(ステップS161)。
振替処理実行モジュールは、受け付けた振替処理の内容に基づいて、子供口座における貯蓄専用口座の残高から、受け付けた金額を、この子供口座における普通口座に振替処理を実行する。
振替処理は、子供口座における貯蓄専用口座の残高を、この子供口座における普通口座に振替を実行する処理であれば良く、一般的なある口座から、他の口座に金銭の振替を行うために必要な処理であれば良いため、その詳細は省略する。
ここで、コンピュータ10は、貯蓄専用口座の残高不足等により、振替処理の実行が出来なかった場合、例えば、「口座残高が不足しています。金額を変更して下さい」等の振替処理の実行ができない状況である旨を、親権者画面に通知する構成も可能である。この場合、コンピュータ10は、この通知を作成し、親権者端末20に送信する。親権者端末20は、この通知を受信し、受信した通知を、親権者画面に表示する。
親権者は、この通知を閲覧することにより、残高不足を認識する。コンピュータ10が、親権者に、再度、上述したステップS160の処理の実行を促す等することにより、振替処理の金額の変更を受け付け、残高不足を解消することが可能となる。
コンピュータ10は、貯蓄専用口座の残高不足が解消された時点で、この振替処理を実行する構成であれば良い。また、コンピュータ10は、貯蓄専用口座の残高が不足している場合、本振替処理を終了する構成であっても良い。
口座記憶モジュールは、振替処理実行後の普通口座の残高及び貯蓄専用口座の残高を更新する(ステップS162)。
口座記憶モジュールは、記憶する子供口座の普通口座の残高を、今回振替処理した金額分加算し、子供口座の貯蓄専用口座の残高を、今回振替処理した金額分減算し、子供口座の残高を更新する。
振替後残高出力モジュールは、親権者画面及び/又は子供画面に、振替処理実行後の普通口座の残高及び貯蓄専用口座の残高を出力する(ステップS163)。
振替後残高出力モジュールは、更新後の子供口座の普通口座の残高及び貯蓄専用口座の残高を、親権者端末20及び/又は子供端末30に送信する。
親権者端末20は、この更新後の子供口座の普通口座の残高及び貯蓄専用口座の残高を受信し、親権者画面に表示する。また、子供端末30は、この更新後の子供口座の普通口座の残高及び貯蓄専用口座の残高を受信し、子供画面に表示する。
振替後残高出力モジュールは、親権者画面及び/又は子供画面に、更新後の子供口座の普通口座の残高及び貯蓄専用口座の残高を表示させることにより、親権者画面及び/又は子供画面に、振替処理実行後の普通口座の残高及び貯蓄専用口座の残高を出力する
振替処理完了通知モジュールは、親権者画面に、振替処理の完了を通知する(ステップS164)。
振替処理完了通知モジュールは、振替処理が完了したことを示す通知を作成し、この通知を、親権者端末20に送信する。
親権者端末20は、この通知を受信し、親権者画面に表示する。
振替処理完了通知モジュールは、この通知を、親権者画面に表示させることにより、親権者画面に、振替処理の完了を通知する。
以上が、口座振替処理である。
なお、上述したステップS163及びS164の処理は、その順番が前後する構成も可能である。すなわち、コンピュータ10は、振替処理完了の通知後、子供口座の普通口座の残高及び貯蓄専用口座の残高を出力する構成も可能である。
[コンピュータ10が実行するチャット処理]
図19に基づいて、コンピュータ10が実行するチャット処理について説明する。同図は、コンピュータ10が実行するチャット処理のフローチャートを示す図である。本チャット処理は、上述した親権者アカウント作成処理及び子供アカウント作成処理の後に、適宜行われる処理である。
メッセージ取得モジュールは、親権者画面から、親権者のメッセージを取得し、子供画面から、子供のメッセージを取得する(ステップS170)。
親権者のメッセージ及び子供のメッセージは、例えば、お手伝いタスクの内容、お小遣いの金額、お小遣いの入金タイミングに関するメッセージである。
親権者端末20は、親権者画面において、親権者のメッセージの入力を受け付け、受け付けた親権者のメッセージを、コンピュータ10に送信する。また、子供端末30から、子供画面において、子供メッセージの入力を受け付け、受け付けた子供メッセージを、コンピュータ10に送信する。
メッセージ取得モジュールは、この親権者のメッセージ及び子供のメッセージを受信することにより、親権者画面から、親権者のメッセージを取得し、子供画面から、子供のメッセージを取得する。
メッセージ出力モジュールは、取得した親権者のメッセージを、子供画面に出力し、取得した子供のメッセージを、親権者画面に出力する(ステップS171)。
メッセージ出力モジュールは、取得した親権者のメッセージを、子供端末30に送信する。また、メッセージ出力モジュールは、取得した子供のメッセージを、親権者端末20に送信する。
子供端末30は、この親権者のメッセージを受信し、子供画面に表示する。また、親権者端末20は、この子供のメッセージを受信し、親権者画面に表示する。
メッセージ出力モジュールは、この親権者のメッセージを、子供画面に表示させ、子供のメッセージを、親権者画面に表示させることにより、取得した親権者のメッセージを、子供画面に出力し、取得した子供のメッセージを、親権者画面に出力する。
以上が、チャット処理である。
コンピュータ10は、本チャット処理を、親権者画面に親権者のメッセージが入力される度及び子供画面に子供のメッセージが入力される度に実行する。本チャット処理により、コンピュータ10は、親権者が入力した親権者のメッセージを子供に閲覧させ、子供が入力した子供のメッセージを親権者に閲覧させることが可能となる。
[コンピュータ10が実行するお手伝いタスクリクエスト処理]
図20に基づいて、コンピュータ10が実行するお手伝いタスクリクエスト処理について説明する。同図は、コンピュータ10が実行するお手伝いタスクリクエスト処理のフローチャートを示す図である。本お手伝いタスクリクエスト処理は、上述した親権者アカウント作成処理及び子供アカウント作成処理の後に、適宜行われる処理である。
お手伝いタスクリクエスト受付モジュールは、子供画面から、お手伝いタスクのリクエストの入力を受け付ける(ステップS180)。
お手伝いタスクのリクエストは、上述したお手伝い内容設定処理により設定されたお手伝いタスクとは異なるお手伝いタスクの追加の要望や、設定されたお手伝いタスクの内容の変更の要望である。
子供端末30は、子供画面において、子供が所望するお手伝いタスクの内容を、お手伝いタスクのリクエストとして入力を受け付ける。
子供端末30は、入力を受け付けたお手伝いタスクのリクエストを、コンピュータ10に送信する。
お手伝いタスクリクエスト受付モジュールは、このお手伝いタスクのリクエストを受信することにより、子供画面から、お手伝いタスクのリクエストの入力を受け付ける。
お手伝いタスクリクエスト通知モジュールは、親権者画面に、受け付けたお手伝いタスクのリクエストを通知する(ステップS181)。
お手伝いタスクリクエスト通知モジュールは、子供画面から受け付けたお手伝いタスクのリクエストに基づいて、子供がリクエストしたお手伝いタスクの内容と、このお手伝いタスクをリクエストしたこととを示す通知を作成し、この通知を、親権者端末20に送信する。
親権者端末20は、この通知を受信し、親権者画面にこの通知を表示する。
お手伝いタスクリクエスト通知モジュールは、この通知を、親権者画面に表示させることにより、親権者画面に、お手伝いタスクのリクエストを通知する。
親権者は、この通知を閲覧し、子供がリクエストしたお手伝いタスクの内容を把握する。
リクエストお手伝いタスク承認確認受付モジュールは、親権者画面から、リクエストされたお手伝いタスクを承認したかどうかの入力を受け付ける(ステップS182)。
親権者端末20は、親権者画面において、リクエストされたお手伝いたタスクを承認するかどうかの入力を受け付ける。親権者端末20は、親権者画面において、「お手伝いタスクのリクエストを承認しますか?」等を表示し、更に、プルダウンメニューによる「承認する」、「承認しない」等の選択肢に対する選択入力を受け付ける、又は、承認するかどうかの直接入力を受け付ける。
親権者端末20は、受け付けた入力内容を、コンピュータ10に送信する。
リクエストお手伝いタスク承認確認受付モジュールは、この入力内容を受信することにより、親権者画面から、リクエストされたお手伝いタスクを承認したかどうかの入力を受け付ける。
リクエスト承認判断モジュールは、親権者がお手伝いタスクのリクエストを承認したかどうかを判断する(ステップS183)。
リクエスト承認判断モジュールは、受け付けた入力内容が、お手伝いタスクのリクエストを承認したものであるか、お手伝いタスクのリクエストを承認していないものであるかを判断する。
リクエスト承認判断モジュールは、親権者がお手伝いタスクのリクエストを承認していないと判断した場合(ステップS183 NO)、すなわち、受け付けた入力内容が、承認していないものである場合、リクエストお手伝いタスク非承認通知モジュールは、子供画面に、リクエストの非承認を通知する(ステップS184)。
リクエストお手伝いタスク非承認通知モジュールは、子供がリクエストしたお手伝いタスクの内容と、このお手伝いタスクのリクエストが非承認であったこととを示す通知を作成し、この通知を、子供端末30に送信する。
子供端末30は、この通知を受信し、子供画面にこの通知を表示する。
リクエストお手伝いタスク非承認通知モジュールは、この通知を、子供画面に表示させることにより、子供画面に、リクエストの非承認を通知する。
子供は、この通知を閲覧し、リクエストを諦める、又は、他の内容のお手伝いタスクをリクエストする。
コンピュータ10は、ステップS184の処理を実行後、本お手伝いタスクリクエスト処理を終了する。
ステップS183の処理に戻り、親権者がお手伝いタスクのリクエストを承認したと判断する場合について説明する。
リクエスト承認判断モジュールは、親権者がお手伝いタスクのリクエストを承認したと判断した場合(ステップS183 YES)、すなわち、受け付けた入力内容が、承認しているものである場合、コンピュータ10は、上述したお手伝い内容設定処理を実行する。このとき、コンピュータ10は、親権者画面を、お手伝いタスクの入力及びお手伝いタスク達成時に得られるお小遣いの金額の入力を受け付ける状態に遷移させるとともに、リクエストを承認したお手伝いタスクの内容を、お手伝いタスクの内容に入力させる。
親権者は、承認したお手伝いタスクのリクエストに基づいて、新たなお手伝い内容を設定する。
コンピュータ10は、お手伝い内容設定処理を実行後、本お手伝いタスクリクエスト処理を終了する。
以上が、お手伝いタスクリクエスト処理である。
上述したお手伝いタスクリクエスト処理は、お手伝いタスクのリクエストに関する処理であるが、チャレンジタスクのリクエストに関する処理も、略同様の処理により実行可能である。この場合、受け付けるリクエストの内容が、お手伝いタスクのものではなく、チャレンジタスクのものであれば良い。コンピュータ10は、リクエストが承認された場合、チャレンジ内容設定処理を実行する構成となる。
[コンピュータ10が実行するお小遣い金額リクエスト処理]
図21に基づいて、コンピュータ10が実行するお小遣い金額リクエスト処理について説明する。同図は、コンピュータ10が実行するお小遣い金額リクエスト処理のフローチャートを示す図である。本お小遣い金額リクエスト処理は、上述した親権者アカウント作成処理及び子供アカウント作成処理の後に、適宜行われる処理である。
お小遣い金額リクエスト受付モジュールは、子供画面から、お小遣い金額のリクエストの入力を受け付ける(ステップS190)。
お小遣い金額のリクエストは、上述したお手伝い内容設定処理によりお手伝いタスクに設定されたお小遣いの金額の変更の要望である。
子供端末30は、子供が所望するお小遣いの金額と、このお小遣いの金額を設定するお手伝いタスクの内容とを、お小遣い金額のリクエストとして入力を受け付ける。
子供端末30は、入力を受け付けたお小遣い金額のリクエストを、コンピュータ10に送信する。
お小遣い金額リクエスト受付モジュールは、このお小遣い金額のリクエストを受信することにより、子供画面から、お小遣い金額のリクエストの入力を受け付ける。
お小遣い金額リクエスト通知モジュールは、親権者画面に、受け付けたお小遣い金額のリクエストを通知する(ステップS191)。
お小遣い金額リクエスト通知モジュールは、子供画面から受け付けたお小遣い金額のリクエストに基づいて、子供がリクエストしたお小遣い金額と、このお小遣いの金額を設定するお手伝いタスクの内容とを示す通知を作成し、この通知を、親権者端末20に送信する。
親権者端末20は、この通知を受信し、親権者画面にこの通知を表示する。
お小遣い金額リクエスト出力モジュールは、この通知を、親権者画面に表示させることにより、親権者画面に、お小遣い金額のリクエストを通知する。
親権者は、この通知を閲覧し、子供がリクエストしたお小遣い金額の内容を把握する。
リクエストお小遣い金額承認確認受付モジュールは、親権者画面から、リクエストされたお小遣い金額を承認したかどうかの入力を受け付ける(ステップS192)。
親権者端末20は、親権者画面において、リクエストされたお小遣い金額を承認するかどうかの入力を受け付ける。親権者端末20は、親権者画面において、「お小遣い金額のリクエストを承認しますか?」等を表示し、更に、プルダウンメニューによる「承認する」、「承認しない」等の選択肢に対する選択入力を受け付ける、又は、承認するかどうかの直接入力を受け付ける。
親権者端末20は、受け付けた入力内容を、コンピュータ10に送信する。
リクエストお小遣い金額承認確認受付モジュールは、この入力内容を受信することにより、親権者画面から、リクエストされたお小遣い金額を承認したかどうかの入力を受け付ける。
リクエスト承認判断モジュールは、親権者がお小遣い金額のリクエストを承認したかどうかを判断する(ステップS193)。
リクエスト承認判断モジュールは、受け付けた入力内容が、お小遣い金額のリクエストを承認したものであるか、お小遣い金額のリクエストを承認していないものであるかを判断する。
リクエスト承認判断モジュールは、親権者がお小遣い金額のリクエストを承認していないと判断した場合(ステップS193 NO)、すなわち、受け付けた入力内容が、承認していないものである場合、リクエストお小遣い金額非承認通知モジュールは、子供画面に、リクエストの非承認を通知する(ステップS194)。
リクエストお小遣い金額非承認通知モジュールは、子供がリクエストしたお小遣い金額と、このお小遣い金額を設定するお手伝いタスクの内容と、このお手伝いタスクのリクエストが非承認であったこととを示す通知を作成し、この通知を、子供端末30に送信する。
子供端末30は、この通知を受信し、子供画面にこの通知を表示する。
リクエストお小遣い金額非承認通知モジュールは、この通知を、子供画面に表示させることにより、子供画面に、リクエストの非承認を通知する。
子供は、この通知を閲覧し、リクエストを諦める、又は、他の内容のお小遣い金額をリクエストする。
コンピュータ10は、ステップS194の処理を実行後、本お小遣い金額リクエスト処理を終了する。
ステップS193の処理に戻り、親権者がお小遣い金額のリクエストを承認したと判断する場合について説明する。
リクエスト承認判断モジュールは、親権者がお小遣い金額のリクエストを承認したと判断した場合(ステップS193 YES)、すなわち、受け付けた入力内容が、承認しているものである場合、コンピュータ10は、上述したお手伝い内容設定処理を実行する。このとき、コンピュータ10は、親権者画面を、お手伝いタスクの入力及びお手伝いタスク達成時に得られるお小遣いの金額の入力を受け付ける状態に遷移させるとともに、リクエストを承認したお小遣い金額を、お手伝いタスク達成時に得られるお小遣いの金額に入力させる。
親権者は、承認したお小遣い金額のリクエストに基づいて、新たなお手伝い内容を設定する。
コンピュータ10は、お手伝い内容設定処理を実行後、本お小遣い金額リクエスト処理を終了する。
以上が、お小遣い金額リクエスト処理である。
上述したお小遣い金額リクエスト処理は、お手伝いタスクに設定されたお小遣いの金額のリクエストに関する処理であるが、チャレンジタスクに設定されたお小遣いの金額のリクエストに関する処理も、略同様の処理により実行可能である。この場合、受け付けるリクエストの内容が、お手伝いタスクに設定されたお小遣いの金額のものではなく、チャレンジタスクに設定されたお小遣いの金額のものであれば良い。コンピュータ10は、リクエストが承認された場合、チャレンジ内容設定処理を実行する構成となる。
[コンピュータ10が実行する金融機関口座入金処理]
図22に基づいて、コンピュータ10が実行する金融機関口座入金処理について説明する。同図は、コンピュータ10が実行する金融機関口座入金処理のフローチャートを示す図である。本金融機関口座入金処理は、上述したお小遣い入金処理の後に、適宜行われる処理である。
金融機関口座入金処理受付モジュールは、子供画面から、子供口座から、金融機関の口座に入金処理の入力を受け付ける(ステップS200)。
子供端末30は、子供画面において、子供口座における普通口座から、子供アカウントに紐付けられた金融機関の口座へ、入金処理の入力を受け付ける。このとき、子供端末30は、子供画面において、入金処理を行う金額を、プルダウンメニュー等による金額の選択肢に対する選択入力や、金額の直接入力等により受け付け、金融機関の口座の口座情報を、プルダウンメニュー等による口座の選択肢に対する選択入力や、口座情報の直接入力等により受け付ける。
子供端末30は、受け付けた入金処理の入力内容を、コンピュータ10に送信する。
金融機関口座入金処理受付モジュールは、この入金処理の入力内容を受信することにより、子供画面から、子供口座から、金融機関の口座に入金処理の入力を受け付ける。
使用限度額判断モジュールは、入金処理の入力を受け付けた金額が、使用限度額以内であるかどうかを判断する(ステップS201)。
使用限度額判断モジュールは、上述した使用限度額設定処理により子供口座に設定した使用限度額を、今回受け付けた金額の入金処理を実行した場合、超過するかどうかを判断する。すなわち、使用限度額判断モジュールは、上述した使用限度額設定処理により設定した所定期間において、子供が使用した子供口座の金額と、今回、受け付けた入金処理の金額との和が、使用限度額以内であるかどうかを判断する。例えば、使用限度額判断モジュールは、毎月1万円の使用限度額が設定されている場合、当月中に使用した子供口座の金額と、今回受け付けた入金処理の金額との和が、1万円以下であるかどうかを判断する。
使用限度額判断モジュールは、使用限度額以内ではないと判断した場合(ステップS201 NO)、すなわち、上述した使用限度額設定処理により子供口座に設定した使用限度額を、今回受け付けた金額の入金処理を実行した場合、超過すると判断した場合、使用限度額超過通知モジュールは、子供画面に、使用限度額の超過を通知する(ステップS202)。
使用限度額超過通知モジュールは、子供が金融機関の口座に入金しようとした金額と、この金額が、使用限度額を超過していることとを示す通知を作成し、この通知を、子供端末30に送信する。ここで、使用限度額超過通知モジュールは、作成する通知に、使用限度額の残額を含めても良い。
子供端末30は、この通知を受信し、子供画面に表示する。
使用限度額超過通知モジュールは、この通知を、子供画面に表示させることにより、子供画面に、使用限度額の超過を通知する。
子供は、この通知を、閲覧し、金融機関の口座への入金を諦める、又は、使用限度額以内の金額の入金処理の入力を行う。
コンピュータ10は、ステップS202の処理を実行後、本金融機関口座入金処理を終了する。
ステップS201の処理に戻り、金額が使用限度額以内であると判断する場合について説明する。
使用限度額判断モジュールは、使用限度額以内であると判断した場合(ステップS201 YES)、すなわち、上述した使用限度額設定処理により子供口座に設定した使用限度額を、今回受け付けた金額の入金処理を実行した場合、超過しないと判断した場合、金融機関口座入金処理実行モジュールは、子供口座から、金融機関の口座に入金処理を実行する(ステップS203)。
ここで入金処理を実行する子供口座は、普通口座である。なお、子供口座が、普通口座と貯蓄専用口座とに分かれていない場合、子供口座そのものである。
金融機関口座入金処理実行モジュールは、受け付けた入金処理の内容に基づいて、子供口座における普通口座の残高から、受け付けた金額を、金融機関の口座に入金処理を実行する。入金処理は、子供口座における普通口座の残高を、金融機関の口座に入金を実行する処理であれば良く、一般的なある口座から、他の口座に金銭の入金を行うために必要な処理であれば良いため、その詳細は省略する。
ここで、コンピュータ10は、普通口座の残高不足等により、入金処理の実行ができなかった場合、例えば、「口座残高が不足しています。金額を変更して下さい」等の入金処理の実行ができない状況である旨を、子供画面に通知する構成も可能である。この場合、コンピュータ10は、この通知を作成し、子供端末30に送信する。子供端末30は、この通知を受信し、受信した通知を、子供画面に表示する。
子供は、この通知を閲覧することにより、残高不足を認識する。コンピュータ10が、子供に、再度、上述したステップS200の処理の実行を促す等することにより、金融機関の口座への入金処理の金額の変更を受け付け、残高不足を解消することが可能となる。
コンピュータ10は、普通口座の残高不足が解消された時点で、この入金処理を実行する構成であれば良い。また、コンピュータ10は普通口座の残高が不足している場合、本金融機関口座入金処理を終了する構成であっても良い。
口座記憶モジュールは、入金処理実行後の子供口座の残高を更新する(ステップS204)。
口座記憶モジュールは、記憶する子供口座の普通口座の残高を、今回入金処理した金額分減算し、子供口座の残高を更新する。
金融機関入金後残高出力モジュールは、親権者画面及び/又は子供画面に、入金処理実行後の子供口座の残高を出力する(ステップS205)。
金融機関入金後残高出力モジュールは、更新後の子供口座の普通口座の残高を、親権者端末20及び/又は子供端末30に送信する。
親権者端末20は、この更新後の子供口座の普通口座の残高を受信し、親権者画面に表示する。また、子供端末30は、この更新後の子供口座の普通口座の残高を受信し、子供画面に表示する。
金融機関入金後残高出力モジュールは、親権者画面及び/又は子供画面に、更新後の子供口座の普通口座の残高を表示させることにより、親権者画面及び/又は子供画面に、入金処理実行後の子供口座の残高を出力する。
なお、金融機関入金後残高出力モジュールは、親権者画面及び/又は子供画面に、入金処理実行後の、金融機関口座の残高を出力する構成も可能である。
金融機関入金完了通知モジュールは、親権者画面及び/又は子供画面に、入金処理の完了を通知する(ステップS206)。
金融機関入金完了通知モジュールは、入金処理が完了したことを示す通知を作成し、この通知を、親権者端末20及び/又は子供端末30に送信する。
親権者端末20は、この通知を受信し、親権者画面に表示する。また、子供端末30は、この通知を受信し、子供画面に表示する。
金融機関入金完了通知モジュールは、この通知を、親権者画面/又は子供画面に表示させることにより、親権者画面/又は子供画面に、入金処理の完了を通知する。
以上が、金融機関口座入金処理である。
なお、上述したステップS205及びS206の処理は、その順番が前後する構成も可能である。すなわち、コンピュータ10は、入金処理完了の通知後、子供口座の残高を出力する構成も可能である。
お小遣い管理システム1が、金融機関口座入金処理を実行することにより、子供が、お手伝いタスクやチャレンジタスクを達成することにより得たお小遣いを、金融機関のATM(Automatic Teller Machine)等から引き出すことや決済用カードにより使用することが可能となる。
[コンピュータ10が実行する電子マネー入金処理]
図23に基づいて、コンピュータ10が実行する電子マネー入金処理について説明する。同図は、コンピュータ10が実行する電子マネー入金処理のフローチャートを示す図である。本電子マネー入金処理は、上述したお小遣い入金処理の後に、適宜行われる処理である。
なお、上述した処理と同様の処理については、その詳細な説明は省略する。
電子マネー入金処理受付モジュールは、子供画面から、子供口座から、電子マネーに入金処理の入力を受け付ける(ステップS210)。
子供端末30は、子供画面において、子供口座における普通口座から、子供アカウントに紐付けられた電子マネーへ、入金処理の入力を受け付ける。このとき、子供端末30は、子供画面において、入金処理を行う金額を、プルダウンメニュー等による金額の選択肢に対する選択入力や、金額の直接入力等により受け付け、電子マネーのアカウント情報を、プルダウンメニュー等によるアカウント情報の選択肢に対する選択入力や、アカウント情報の直接入力等により受け付ける。
子供端末30は、受け付けた入金処理の入力内容を、コンピュータ10に送信する。
電子マネー入金処理受付モジュールは、この入金処理の入力内容を受信することにより、子供画面から、子供口座から、電子マネーに入金処理の入力を受け付ける。
使用限度額判断モジュールは、入金処理の入力を受け付けた金額が、使用限度額以内であるかどうかを判断する(ステップS211)。
ステップS211の処理は、上述したステップS201の処理と同様である。
使用限度額判断モジュールは、使用限度額以内ではないと判断した場合(ステップS211 NO)、すなわち、上述した使用限度額設定処理により子供口座に設定した使用限度額を、今回受け付けた金額の入金処理を実行した場合、超過すると判断した場合、使用限度額超過通知モジュールは、子供画面に、使用限度額の超過を通知する(ステップS212)。
使用限度額超過通知モジュールは、子供が電子マネーに入金しようとした金額と、この金額が、使用限度額を超過していることとを示す通知を作成し、この通知を、子供端末30に送信する。ここで、使用限度額超過通知モジュールは、作成する通知に、使用限度額の残額を含めても良い。
子供端末30は、この通知を受信し、子供画面に表示する。
使用限度額超過通知モジュールは、この通知を、子供画面に表示させることにより、子供画面に、使用限度額の超過を通知する。
子供は、この通知を、閲覧し、電子マネーへの入金を諦める、又は、使用限度額以内の金額の入金処理の入力を行う。
コンピュータ10は、ステップS212の処理を実行後、本電子マネー入金処理を終了する。
ステップS211の処理に戻り、金額が使用限度額以内であると判断する場合について説明する。
使用限度額判断モジュールは、使用限度額以内であると判断した場合(ステップS211 YES)、すなわち、上述した使用限度額設定処理により子供口座に設定した使用限度額を、今回受け付けた金額の入金処理を実行した場合、超過しないと判断した場合、電子マネー入金処理実行モジュールは、子供口座から、電子マネーに入金処理を実行する(ステップS213)。
ここで入金処理を実行する子供口座は、普通口座である。なお、子供口座が、普通口座と貯蓄専用口座とに分かれていない場合、子供口座そのものである。
電子マネー入金処理実行モジュールは、受け付けた入金処理の内容に基づいて、子供口座における普通口座の残高から、受け付けた金額を、電子マネーに入金処理を実行する。入金処理は、子供口座における普通口座の残高を、電子マネーに入金を実行する処理であれば良く、一般的なある口座から、電子マネーに金銭の入金を行うために必要な処理であれば良いため、その詳細は省略する。
ここで、コンピュータ10は、普通口座の残高不足等により、入金処理の実行ができなかった場合、例えば、「口座残高が不足しています。金額を変更して下さい」等の入金処理の実行ができない状況である旨を、子供画面に通知する構成も可能である。この場合、コンピュータ10は、この通知を作成し、子供端末30に送信する。子供端末30は、この通知を受信し、受信した通知を、子供画面に表示する。
子供は、この通知を閲覧することにより、残高不足を認識する。コンピュータ10が、子供に、再度、上述したステップS210の処理の実行を促す等することにより、電子マネーへの入金処理の金額の変更を受け付け、残高不足を解消することが可能となる。
コンピュータ10は、普通口座の残高不足が解消された時点で、この入金処理を実行する構成であれば良い。また、コンピュータ10は普通口座の残高が不足している場合、本電子マネー入金処理を終了する構成であっても良い。
口座記憶モジュールは、入金処理実行後の子供口座の残高を更新する(ステップS214)。
ステップS214の処理は、上述したステップS204の処理と同様である。
電子マネー入金後残高出力モジュールは、親権者画面及び/又は子供画面に、入金処理実行後の子供口座の残高を出力する(ステップS215)。
ステップS215の処理は、上述したステップS205の処理と略同様であり、処理の実行主体が、電子マネー入金後残高出力モジュールである点のみ相違する。
電子マネー入金完了通知モジュールは、親権者画面及び/又は子供画面に、入金処理の完了を通知する(ステップS216)。
ステップS216の処理は、上述したステップS206の処理と略同様であり、処理の実行主体が、電子マネー入金完了通知モジュールである点のみ相違する。
以上が、電子マネー入金完了通知入金処理である。
なお、上述したステップS215及びS216の処理は、その順番が前後する構成も可能である。すなわち、コンピュータ10は、入金処理完了の通知後、子供口座の残高を出力する構成も可能である。
お小遣い管理システム1が、電子マネー入金完了通知入金処理を実行することにより、子供が、お手伝いタスクやチャレンジタスクを達成することにより得たお小遣いを、電子マネーにより使用することが可能となる。
[コンピュータ10が実行する資産運用実行処理]
図24に基づいて、コンピュータ10が実行する資産運用実行処理について説明する。同図は、コンピュータ10が実行する資産運用実行処理のフローチャートを示す図である。本資産運用実行処理は、上述したお小遣い入金処理の後に、適宜行われる処理である。
資産運用受付モジュールは、親権者画面から、子供口座の残高の資産運用を受け付ける(ステップS220)。
資産運用は、例えば、株取引、外国為替証拠金取引、暗号通貨取引である。
親権者端末20は、親権者画面において、子供口座における貯蓄専用口座の残高を、資産運用する入力を受け付ける。このとき、親権者端末20は、親権者画面において、資産運用の金額を、プルダウンメニュー等による金額の選択肢に対する選択入力や、金額の直接入力等により受け付け、子供アカウントに紐付けられた証券会社、投資信託会社、外国為替証拠金業者、暗号通貨取引業者等の金融商品取引業者の口座情報を、プルダウンメニュー等による口座の選択肢による選択入力や、口座情報の直接入力等により受け付ける。更に、親権者端末20は、資産運用の対象とする株の銘柄や、通貨ペア、暗号通貨の銘柄等を、プルダウンメニュー等による選択肢による選択入力や、直接入力等により受け付ける。
親権者端末20は、受け付けた資産運用の入力内容を、コンピュータ10に送信する。
資産運用受付モジュールは、この資産運用の入力内容を受信することにより、親権者画面から、子供口座の残高の資産運用を受け付ける。
なお、子供口座が、上述した2つの口座に分けられていない場合、子供口座そのものに対して資産運用の入力を受け付けたものとして扱えばよい。
資産運用実行モジュールは、受け付けた資産運用を実行する(ステップS221)。
資産運用実行モジュールは、受け付けた資産運用の内容に基づいて、子供口座における貯蓄専用口座の残高を用いて、資産運用に必要な処理を実行する。資産運用に必要な処理は、子供口座における貯蓄専用口座の残高を、外部口座に入金を実行し、この外部口座を介して、株取引、外国為替証拠金取引、暗号通貨取引等を実行する処理や、子供口座における貯蓄専用口座の残高を直接用いて、株取引、外国為替証拠金取引、暗号通貨取引等を実行する処理であれば良く、一般的なオンライン上での資産運用に関する処理であれば良いため、その詳細な説明は省略する。
ここで、コンピュータ10は、貯蓄専用口座の残高不足等により、資産運用の実行ができなかった場合、例えば、「口座残高が不足しています。金額を変更して下さい」等の資産運用ができない状況である旨を、親権者画面に通知する構成も可能である。この場合、コンピュータ10は、この通知を作成し、親権者端末20に送信する。親権者端末20は、この通知を受信し、受信した通知を、親権者画面に表示する。
親権者は、この通知を閲覧することにより、残高不足を認識する。コンピュータ10が、親権者に、再度、上述したステップS220の処理の実行を促す等することにより、資産運用の金額の変更を受け付け、残高不足を解消することが可能となる。
コンピュータ10は、貯蓄専用口座の残高不足が解消された時点で、この資産運用を実行する構成であれば良い。また、コンピュータ10は貯蓄専用口座の残高が不足している場合、本資産運用実行処理を終了する構成であっても良い。
口座記憶モジュールは、資産運用開始後の子供口座の残高を更新する(ステップS222)。
口座記憶モジュールは、記憶する子供口座の貯蓄専用口座の残高を、今回資産運用した金額分減算し、子供口座の残高を更新する。
資産運用後残高出力モジュールは、親権者画面及び/又は子供画面に、資産運用実行後の子供口座の残高を出力する(ステップS223)。
資産運用後後残高出力モジュールは、更新後の子供口座の貯蓄専用口座の残高を、親権者端末20及び/又は子供端末30に送信する。
親権者端末20は、この更新後の子供口座の貯蓄専用口座の残高を受信し、親権者画面に表示する。また、子供端末30は、この更新後の子供口座の貯蓄専用口座の残高を受信し、子供画面に表示する。
資産運用後残高出力モジュールは、親権者画面及び/又は子供画面に、更新後の子供口座の貯蓄専用口座の残高を表示させることにより、親権者画面及び/又は子供画面に、入金処理実行後の子供口座の残高を出力する。
なお、資産運用後残高出力モジュールは、親権者画面及び/又は子供画面に、資産運用後の、外部口座の残高、資産運用中の金融商品の情報(例えば、所有株銘柄及び株数、所有通貨ペア及びロット数、所有暗号通貨銘柄及びその保有残高)を出力する構成も可能である。
資産運用完了通知モジュールは、親権者画面及び/又は子供画面に、資産運用の完了を通知する(ステップS224)。
資産運用完了通知モジュールは、資産運用が完了したことを示す通知を作成し、この通知を、親権者端末20及び/又は子供端末30に送信する。
親権者端末20は、この通知を受信し、親権者画面に表示する。また、子供端末30は、この通知を受信し、子供画面に表示する。
資産運用完了通知モジュールは、この通知を、親権者画面/又は子供画面に表示させることにより、親権者画面/又は子供画面に、資産運用の完了を通知する。
以上が、資産運用実行処理である。
なお、上述したステップS223及びS224の処理は、その順番が前後する構成も可能である。すなわち、コンピュータ10は、資産運用完了の通知後、子供口座の残高を出力する構成も可能である。
お小遣い管理システム1は、資産運用実行処理により、子供がお手伝いタスクやチャレンジタスクを達成することにより得たお小遣いを用いて、子供に金融・金銭教育を施すことが可能となる。
以上が、お小遣い管理システム1が、実行する各処理の詳細である。
上述した各処理は、別個の処理として記載しているが、コンピュータ10は、上述した各処理の一部又は全部を組み合わせて実行する構成も可能である。また、コンピュータ10は、各処理において、説明したタイミング以外のタイミングであっても、その処理を実行する構成も可能である。
お小遣い管理システム1における実際の画面構成について、図25-図28に基づいて説明する。図25-図28は、親権者画面の例を模式的に示した図である。
各図において、親権者画面40は、画面下部にある、種別アイコン群41の各アイコンに対するタップ操作の入力を受け付けることにより、現在表示中の画面から、各アイコンに対応する別の画面に遷移する。
なお、親権者画面40は、左右方向のスワイプ操作の入力を受け付け、現在表示中の画面から、別の画面に遷移しても良い。親権者画面40が、このスワイプ操作を受け付けた場合、種別アイコン群41の並びと、現在の表示内容とに応じた画面に遷移する。すなわち、親権者画面40は、このスワイプ操作を受け付けた場合、現在表示中の画面に対応するアイコンの、左右に位置するアイコンに対応する画面に、其々遷移する。
図25における親権者画面40は、ホームのアイコンに対応する画面であるが、この画面において、左方向のスワイプ操作により、種別アイコン群41におけるカードのアイコンに対応する画面に遷移し、右方向のスワイプ操作により、支出入のアイコンに対応する画面に遷移する。また、図26における親権者画面40は、お手伝いのアイコンに対応する画面であるが、この画面において、右方向のスワイプ操作により、カードのアイコンに対応する画面に遷移する。また、図27における親権者画面40は、カードのアイコンに対応する画面であるが、この画面において、左方向のスワイプ操作により、お手伝いのアイコンに対応する画面に遷移し、右方向のスワイプ操作により、ホームのアイコンに対応する画面に遷移する。また、図28における親権者画面40は、支出入のアイコンに対応する画面であるが、この画面において、左方向のスワイプ操作により、ホームのアイコンに対応する画面に遷移し、右方向のスワイプ操作により、貯金のアイコンに対応する画面に遷移する。
図25は、親権者画面40におけるホームのアイコンに対応する画面を示す図である。この親権者画面40は、親権者口座に関する情報、子供口座に関する情報を表示する画面である。
親権者口座に関する情報が、親権者口座情報欄42に表示される。この親権者口座情報欄42は、親権者口座の残高(現在の残高 ¥8,690)、課金アイコン(チャージ)、送金アイコン(子供に送る)、お小遣いの入金タイミング及びその金額(次回のオコヅカイ送金予定:4/1 ¥10,000)が示されている。親権者口座の残高は、上述した課金処理及びお小遣い入金処理が行われた結果の金額である。課金アイコンは、タップ操作により、上述した課金処理を実行するものである。送金アイコンは、任意のタイミングで、上述したお小遣い入金処理において、保留中のお小遣いの内、所定の金額を子供口座に入金する処理を実行するものである。お小遣いの入金タイミング及びその金額は、上述した入金タイミングにおいて、お小遣いの入金タイミングとして設定された固定日であり、その金額は、上述したお小遣い入金処理において、保留中のお小遣いの金額である。
子供口座に関する情報が、子供口座情報欄43に表示される。この子供口座情報欄43は、子供のアイコン、子供の名称({Name})、普通口座の残高(残高 ¥1,200)、貯蓄専用口座の残高(貯金 ¥6,700)、お小遣いの入金タイミング及びその金額(今週もらえるお金 ¥10,000)が示されている。子供のアイコン及び名称は、上述した子供アカウント作成処理により作成された子供アカウントのものである。普通口座の残高及び貯蓄専用口座の残高は、上述したお小遣い入金処理により、其々に入金された金額、口座振替処理により振替が行われた結果の金額、金融機関口座入金処理、電子マネー入金処理及び資産運用実行処理により入金又は使用された結果の金額である。お小遣いの入金タイミング及びその金額は、上述した入金タイミングにおいて、お小遣いの入金タイミングとして設定された固定日であり、その金額は、上述したお小遣い入金処理において、保留中のお小遣いの金額である。
図26は、親権者画面40におけるお手伝いのアイコンに対応する画面を示す図である。この親権者画面40は、お手伝いタスクの達成状況に関する情報、お手伝いタスクに関する情報を表示する画面である。
お手伝いタスクの達成状況に関する情報が、達成状況欄44に表示される。この達成状況欄44は、期間(4月7日~4月14日)、達成率(40%及び円グラフ)、設定された全お手伝いタスクの達成時の金額及び達成したお手伝いタスクに設定された金額の合計(もらえるオコヅカイ ¥800/¥2,000、達成 ¥800、未達成 ¥1,200)が示されている。期間は、1週間、1ヶ月等である。達成率は、上述したお手伝い内容設定処理により設定された全てのお手伝いタスクの内、この期間において、上述したお手伝い達成判断処理により、達成したと判断されたお手伝いタスクの割合を、数字及び棒グラフにより視覚化したものである。設定された全お手伝いタスクの達成時の金額は、この期間において、上述したお手伝い内容設定処理により設定された全てのお手伝いタスクに設定されたお小遣いの金額の合計である。達成したお手伝いタスクに設定された金額の合計は、この期間において、上述したお手伝い達成判断処理により、達成したと判断されたお手伝いタスクに設定された金額の合計である。
タスク内容に関する情報が、タスク内容欄45に表示される。このタスク内容欄45は、上述したお手伝い内容設定処理により設定された各お手伝いタスクの日付(4月14日等)、お手伝いタスクの状況(承認済等)、お手伝いタスクの内容(スーパーへ買い出し等)、お手伝いタスクに設定された金額(¥800等)が示されている。日付、内容及び金額は、上述したお手伝い内容設定処理により設定されたものである。お手伝いタスクの状況は、上述したお手伝い達成判断処理により、判断されたお手伝いタスクの状況である。
図27は、親権者画面40におけるカードのアイコンに対応する画面を示す図である。この親権者画面40は、子供アカウントに紐付けられた決済用カードに関する情報、使用履歴に関する情報を表示する画面である。
決済用カードに関する情報が、カード情報欄46に表示される。このカード情報欄46は、決済用カードのカード番号(8752********5672)、利用可能枠(残高 ¥2500)が示されている。決済用カードのカード番号は、上述した子供アカウント紐付処理により、子供アカウントに紐付けられたものである。利用可能枠は、上述した利用可能枠設定処理により、設定された決済用カードの利用可能枠であり、子供口座の普通口座の残高でもある。
使用履歴に関する情報が、使用履歴欄47に表示される。この使用履歴欄47は、決済用カードの使用履歴である使用店舗名(A店等)、使用日時(2021年4月14日等)、使用金額(-¥1,000)、使用後の子供口座の残高(¥2,500)と、子供口座の入金履歴である入金理由(オコヅカイ)、入金日時(2021年4月14日)、入金金額(+¥1,000)、入金後の子供口座の残高(¥4,000)が示されている。決済用カードの使用履歴は、子供がこの決済用カードを使用した際の情報に基づいたものである。子供口座の入金履歴は、上述したお小遣い入金処理や口座振替処理が行われた結果に基づいたものである。
図28は、親権者画面40における支出入のアイコンに対応する画面を示す図である。この親権者画面40は、子供口座の支出入の状況に関する情報、支出入の履歴に関する情報を表示する画面である。
子供口座の支出入の状況に関する情報が、支出入状況欄48に表示される。この支出入状況欄48は、期間(2021年2月)、支出入の内訳(たべもの、かいもの、あそび、その他の棒グラフ)、入金額(¥3,800)、子供口座の残高(¥2,800)が示されている。期間は、1週間、1ヶ月等である。支出入の内訳は、上述した決済用カードの使用履歴を棒グラフにより視覚化したものである。入金額は、この期間における上述したお小遣い入金処理により子供口座に入金された金額の合計である。子供口座の残高は、この期間における子供口座に残された金額である。
支出入の履歴に関する情報が、支出入履歴欄49に表示される。この支出入履歴欄49は、子供口座からの支出入の内容(出アイコン、入アイコン)、支出入の日時(04/14等)、支出入の対象(A店舗、オコヅカイ等)支出入の内容(-¥800等)が示されている。これらは、上述した決済用カードの使用履歴又は上述したお小遣い入金処理、口座振替処理、金融機関口座入金処理、電子マネー入金処理、資産運用実行処理が行われた結果に基づいたものである。
上述した手段、機能は、コンピュータ(CPU、情報処理装置、各種端末を含む)が、所定のプログラムを読み込んで、実行することによって実現される。プログラムは、例えば、コンピュータからネットワーク経由で提供される(SaaS:ソフトウェア・アズ・ア・サービス)形態やクラウドサービスで提供されてよい。また、プログラムは、コンピュータ読取可能な記録媒体に記録された形態で提供されてよい。この場合、コンピュータはその記録媒体からプログラムを読み取って内部記録装置又は外部記録装置に転送し記録して実行する。また、そのプログラムを、記録装置(記録媒体)に予め記録しておき、その記録装置から通信回線を介してコンピュータに提供するようにしてもよい。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述したこれらの実施形態に限るものではない。また、本発明の実施形態に記載された効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、本発明の実施形態に記載されたものに限定されるものではない。
(1)親権者が、子供に渡すお小遣いを管理するお小遣い管理システムであって、
前記親権者が利用する親権者画面にログインする親権者アカウントを作成する親権者アカウント作成部(例えば、親権者アカウント作成部13、親権者アカウント作成モジュール)と、
前記子供が利用する子供画面にログインする子供アカウントを作成する子供アカウント作成部(例えば、子供アカウント作成部14、子供アカウント作成モジュール)と、
前記親権者アカウントに紐付く親権者口座を作成する親権者口座作成部(例えば、親権者口座作成部15、親権者口座作成モジュール)と、
前記子供アカウントに紐付く子供口座を作成する子供口座作成部(例えば、子供口座作成部16、子供口座作成モジュール)と、
前記親権者画面から、前記子供にお手伝いをさせるためのお手伝いタスク(例えば、料理、食事の準備・片付け、収納・ごみ捨て、掃除、洗濯、お使い、弟妹の世話、ペットの世話等の家事やその他の子供が行えるタスク内容及びその回数)及び前記子供が前記お手伝いタスクの達成時に得られるお小遣いの金額の入力を受け付けるお手伝い内容受付部(例えば、お手伝い内容受付部11、お手伝い内容受付モジュール)と、
受け付けた前記お手伝いタスクに、受け付けた前記お小遣いの金額を設定するお手伝い内容設定部(例えば、お手伝い内容設定部17、お手伝い内容設定モジュール)と、
前記親権者画面から、設定した前記お手伝いタスクを、前記子供が達成したかどうかの入力を受け付ける達成確認受付部(例えば、達成確認受付部12、お手伝いタスク達成確認受付モジュール)と、
達成した入力を受け付けた場合、受け付けた前記お手伝いタスクに設定した前記お小遣いの金額に基づいて、前記親権者口座から、前記子供口座に入金処理を実行するお手伝い入金処理部(例えば、お手伝い入金処理部18、お手伝い入金処理実行モジュール)と、
を備えるお小遣い管理システム。
(1)の発明によれば、合理的に親権者から子供にお小遣いを渡すことが可能とする。
(2)前記親権者画面及び/又は前記子供画面に、前記入金処理の完了を通知する入金処理完了通知部(例えば、入金処理完了通知モジュール)と、
を更に備える(1)に記載のお小遣い管理システム。
(2)の発明によれば、入金処理が行われたことを把握することが容易となる。
(3)前記親権者画面に、前記入金処理の実行後の前記親権者口座の残高及び/又は前記子供口座の残高を出力する入金後親権者画面残高出力部(例えば、入金後親権者画面残高出力モジュール)と、
を更に備える(1)に記載のお小遣い管理システム。
(3)の発明によれば、親権者が、入金処理が行われた後の、親権者口座及び/又は子供口座の残高を把握することが容易となる。
(4)前記子供画面に、前記入金処理の実行後の前記子供口座の残高を出力する入金後子供画面残高出力部(例えば、入金後子供画面残高出力モジュール)と、
を更に備える(1)に記載のお小遣い管理システム。
(4)の発明によれば、子供が、入金処理が行われた後の、子供口座の残高を把握することが容易となる。
(5)前記子供アカウントを、金融機関(例えば、銀行、信用金庫、信用組合)の口座に紐付ける金融機関口座紐付部(例えば、子供アカウント紐付モジュール)と、
前記子供口座から、前記金融機関の口座に入金処理を実行する金融機関口座入金処理部(例えば、金融機関口座入金処理実行モジュール)と、
を更に備える(1)に記載のお小遣い管理システム。
(5)の発明によれば、子供口座の残高まで、ATM等から現金を引き出すことが可能となる。
(6)前記子供アカウントを、電子マネーに紐付ける電子マネー紐付部(例えば、子供アカウント紐付モジュール)と、
前記子供口座から、前記電子マネーに入金処理を実行する電子マネー入金処理部(例えば、電子マネー入金処理実行モジュール)と、
を更に備える(1)に記載のお小遣い管理システム。
(6)の発明によれば、子供口座の残高まで電子マネーとして使用することが可能となる。
(7)前記子供アカウントを、決済用カード(例えば、デビッドカード、クレジットカード)に紐付ける決済用カード紐付部(例えば、子供アカウント紐付モジュール)と、
前記決済用カードの利用可能枠を、前記子供口座の残高に設定する利用可能枠設定部(例えば、利用可能枠設定モジュール)と、
を更に備える(1)に記載のお小遣い管理システム。
(7)の発明によれば、子供口座の残高まで、決済用カードを使用することが可能となる。
(8)前記子供画面から、前記お手伝いタスクのリクエストの入力を受け付けるお手伝いタスクリクエスト受付部(例えば、お手伝いタスクリクエスト受付モジュール)と、
前記親権者画面に、受け付けた前記お手伝いタスクのリクエストを通知するお手伝いタスクリクエスト通知部(例えば、お手伝いタスクリクエスト通知モジュール)と、
を更に備える(1)に記載のお小遣い管理システム。
(8)の発明によれば、子供が、お手伝いタスクの内容に不満がある場合、変更又は追加を要求することが容易となる。
(9)前記子供画面から、前記お小遣いの金額のリクエストの入力を受け付ける金額リクエスト受付部(例えば、お小遣い金額リクエスト受付モジュール)と、
前記親権者画面に、受け付けた前記お小遣いの金額のリクエストを通知する金額リクエスト通知部(例えば、お小遣い金額リクエスト通知モジュール)と、
を更に備える(1)に記載のお小遣い管理システム。
(9)の発明によれば、子供が、お手伝いタスクの金額に不満が有る場合、変更を要求することが容易となる。
(10)前記親権者画面から、前記親権者のメッセージを取得し、前記子供画面から、前記子供のメッセージを取得するメッセージ取得部(例えば、メッセージ取得モジュール)と、
取得した前記親権者のメッセージを、前記子供画面に出力し、取得した前記子供のメッセージを、前記親権者画面に出力するメッセージ出力部(例えば、メッセージ出力モジュール)と、
を更に備える(1)に記載のお小遣い管理システム。
(10)の発明によれば、親権者と子供との間で、お手伝いタスクやお小遣いに関するメッセージのやり取りが可能となる。
(11)前記親権者画面から、前記子供口座の使用限度額の入力を受け付ける使用限度額受付部(例えば、使用限度額受付モジュール)と、
受け付けた前記使用限度額を、前記子供口座に設定する使用限度額設定部(例えば、使用限度額設定モジュール)と、
を更に備える(1)に記載のお小遣い管理システム。
(11)の発明によれば、子供が渡されたお小遣いを浪費することを抑制することが可能となる。
(12)前前記子供口座が、普通口座と、貯蓄専用口座とからなる、
(1)に記載のお小遣い管理システム。
(12)の発明によれば、子供が渡されたお小遣いを浪費することを抑制することが可能となるとともに、貯蓄に対する意識を持たせることが可能となる。
(13)前記親権者画面から、前記普通口座に入金処理を実行する第1の割合及び前記貯蓄専用口座に入金処理を実行する第2の割合の入力を受け付ける割合受付部(例えば、入金割合受付モジュール)と、
前記普通口座に、受け付けた第1の割合を設定し、前記貯蓄専用口座に、受け付けた前記第2に割合を設定する割合設定部(例えば、入金割合設定モジュール)と、
を更に備え、
前記お手伝い入金処理部は、前記親権者口座から、前記普通口座に、受け付けた第1の割合に応じた入金処理を実行し、前記貯蓄専用口座に、受け付けた前記第2の割合に応じた入金処理を実行する、
(12)に記載のお小遣い管理システム。
(13)の発明によれば、子供が渡されたお小遣いを浪費することを抑制することが可能となるとともに、貯蓄に対する意識を持たせることが可能となる。
(14)前記親権者画面から、前記貯蓄専用口座から、前記普通口座に振替処理の入力を受け付ける振替処理受付部(例えば、振替処理受付モジュール)と、
受け付けた前記振替処理の入力に基づいて、前記貯蓄専用口座から、前記普通口座に振替処理を実行する振替処理実行部(例えば、振替処理実行モジュール)と、
を更に備える(12)に記載のお小遣い管理システム。
(14)の発明によれば、普通口座の金額を、貯蓄専用口座から補填することが可能となる。
(15)前記親権者画面に、前記振替処理の実行後の前記普通口座の残高及び前記貯蓄専用口座の残高を出力する振替後残高出力部(例えば、振替後残高出力モジュール)と、
を更に備える(14)に記載のお小遣い管理システム。
(15)の発明によれば、親権者が、振替後の普通口座の残高及び貯蓄専用口座の残高を把握することが容易となる。
(16)前記親権者画面から、前記入金処理を実行するタイミングの入力を受け付けるタイミング受付部(例えば、入金タイミング受付モジュール)と、
受け付けた前記タイミングに基づいて、前記入金処理を実行するタイミングを設定するタイミング設定部(例えば、入金タイミング設定モジュール)と、
を更に備え、
前記お手伝い入金処理部は、設定した前記タイミングで、前記入金処理を実行する、
(1)に記載のお小遣い管理システム。
(16)の発明によれば、親権者が子供にお小遣いを渡すタイミングをコントロールすることが可能となる。
(17)前記タイミングは、前記お手伝いタスクの達成毎及び/又は固定日である、
(16)に記載のお小遣い管理システム。
(17)の発明によれば、お小遣いを、適切なタイミングで渡すことが可能となる。
(18)前記親権者画面又は前記子供画面から、前記子供が挑戦するチャレンジタスク(例えば、学校や塾等の課題や成績、クラブ活動の成績、学習時間や学習量等の学業やクラブ活動等に関するタスク内容)及び前記子供が前記チャレンジタスクの達成時に得られる前記お小遣いの金額の入力を受け付けるチャレンジ内容受付部(例えば、チャレンジ内容受付モジュール)と、
受け付けた前記チャレンジタスクに、受け付けた前記お小遣いの金額を設定するチャレンジ内容設定部(例えば、チャレンジ内容設定モジュール)と、
前記親権者画面から、設定した前記チャレンジタスクを、前記子供が達成した度合の入力を受け付ける達成度合受付部(例えば、チャレンジタスク達成度合受付モジュール)と、
前記チャレンジタスクに設定した前記お小遣いの金額の内、受け付けた前記度合に応じた金額に基づいて、前記親権者口座から、前記子供口座に入金処理を実行するチャレンジ入金処理部(例えば、チャレンジ入金処理実行モジュール)と、
を更に備える(1)に記載のお小遣い管理システム。
(18)の発明によれば、合理的に親権者から子供にお小遣いを渡すことが可能となる。
(19)前記親権者画面から、前記子供口座の残高の資産運用(例えば、株取引、外国為替証拠金取引、暗号通貨取引)の入力を受け付ける資産運用受付部(例えば、資産運用受付モジュール)と、
受け付けた前記資産運用の入力に基づいて、前記資産運用を実行する資産運用実行部(例えば、資産運用実行モジュール)と、
を更に備える(1)に記載のお小遣い管理システム。
(19)の発明によれば、子供が得たお小遣いを用いて、子供に金融・金銭教育を施すことが可能となる。
(20)前記子供画面から、前記お手伝いタスクの達成報告を受け付ける達成報告受付部(例えば、お手伝いタスク達成報告受付モジュール)と、
前記親権者画面に、前記達成報告に基づいて、前記お手伝いタスクの達成を通知する達成報告通知部(例えば、お手伝いタスク達成報告通知モジュール)と、
を更に備え、
前記達成確認受付部は、前記達成の通知に基づいて、設定した前記お手伝いタスクを、前記子供が達成したかどうかの入力を受け付ける、
(1)に記載のお小遣い管理システム。
(20)の発明によれば、親権者が、子供がお手伝いを完了したことを適切に把握することが容易となる。
(21)親権者が、子供に渡すお小遣いを管理するコンピュータが実行するお小遣い管理方法であって、
前記親権者が利用する親権者画面にログインする親権者アカウントを作成するステップ(例えば、ステップS11)と、
前記子供が利用する子供画面にログインする子供アカウントを作成するステップ(例えば、ステップS21)と、
前記親権者アカウントに紐付く親権者口座を作成するステップ(例えば、ステップS30)と、
前記子供アカウントに紐付く子供口座を作成するステップ(例えば、ステップS31)と、
前記親権者画面から、前記子供にお手伝いをさせるためのお手伝いタスク及び前記子供が前記お手伝いタスクの達成時に得られるお小遣いの金額の入力を受け付けるステップ(例えば、ステップS110)と、
受け付けた前記お手伝いタスクに、受け付けた前記お小遣いの金額を設定するステップ(例えば、ステップS111)と、
前記親権者画面から、設定した前記お手伝いタスクを、前記子供が達成したかどうかの入力を受け付けるステップ(例えば、ステップS132)と、
達成した入力を受け付けた場合、受け付けた前記お手伝いタスクに設定した前記お小遣いの金額に基づいて、前記親権者口座から、前記子供口座に入金処理を実行するステップ(例えば、ステップS150)と、
を備えるお小遣い管理方法。
(22)親権者が、子供に渡すお小遣いを管理するコンピュータに、
前記親権者が利用する親権者画面にログインする親権者アカウントを作成するステップ(例えば、ステップS11)、
前記子供が利用する子供画面にログインする子供アカウントを作成するステップ(例えば、ステップS21)、
前記親権者アカウントに紐付く親権者口座を作成するステップ(例えば、ステップS30)、
前記子供アカウントに紐付く子供口座を作成するステップ(例えば、ステップS31)、
前記親権者画面から、前記子供にお手伝いをさせるためのお手伝いタスク及び前記子供が前記お手伝いタスクの達成時に得られるお小遣いの金額の入力を受け付けるステップ(例えば、ステップS110)、
受け付けた前記お手伝いタスクに、受け付けた前記お小遣いの金額を設定するステップ(例えば、ステップS111)、
前記親権者画面から、設定した前記お手伝いタスクを、前記子供が達成したかどうかの入力を受け付けるステップ(例えば、ステップS132)、
達成した入力を受け付けた場合、受け付けた前記お手伝いタスクに設定した前記お小遣いの金額に基づいて、前記親権者口座から、前記子供口座に入金処理を実行するステップ(例えば、ステップS150)、
を実行させるためのコンピュータ読み取り可能なプログラム。
1 お小遣い管理システム
9 ネットワーク
10 コンピュータ
20 親権者端末
30 子供端末
40 親権者画面
41 種別アイコン群
42 親権者口座情報欄
43 子供口座情報欄
44 達成状況欄
45 タスク内容欄
46 カード情報欄
47 使用履歴欄
48 支出入状況欄
49 支出入履歴欄

Claims (22)

  1. 親権者が、子供に渡すお小遣いを管理するお小遣い管理システムであって、
    前記親権者が利用する親権者画面にログインする親権者アカウントを作成する親権者アカウント作成部と、
    前記子供が利用する子供画面にログインする子供アカウントを作成する子供アカウント作成部と、
    前記親権者アカウントに紐付く親権者口座を作成する親権者口座作成部と、
    前記親権者口座とは別の独立する口座として、前記子供アカウントに紐付く子供口座を作成する子供口座作成部と、
    前記親権者画面から、前記子供にお手伝いをさせるためのお手伝いタスク及び前記子供が前記お手伝いタスクの達成時に得られるお小遣いの金額の入力を受け付けるお手伝い内容受付部と、
    受け付けた前記お手伝いタスクに、受け付けた前記お小遣いの金額を設定するお手伝い内容設定部と、
    前記親権者画面から、設定した前記お手伝いタスクを、前記子供が達成したかどうかの入力を受け付ける達成確認受付部と、
    達成した入力を受け付けた場合、受け付けた前記お手伝いタスクに設定した前記お小遣いの金額に基づいて、前記親権者口座から、前記子供口座に入金処理を実行するお手伝い入金処理部と、
    を備えるお小遣い管理システム。
  2. 前記親権者画面及び/又は前記子供画面に、前記入金処理の完了を通知する入金処理完了通知部と、
    を更に備える請求項1に記載のお小遣い管理システム。
  3. 前記親権者画面に、前記入金処理の実行後の前記親権者口座の残高及び/又は前記子供口座の残高を出力する入金後親権者画面残高出力部と、
    を更に備える請求項1に記載のお小遣い管理システム。
  4. 前記子供画面に、前記入金処理の実行後の前記子供口座の残高を出力する入金後子供画面残高出力部と、
    を更に備える請求項1に記載のお小遣い管理システム。
  5. 前記子供アカウントを、金融機関の口座に紐付ける金融機関口座紐付部と、
    前記子供口座から、前記金融機関の口座に入金処理を実行する金融機関口座入金処理部と、
    を更に備える請求項1に記載のお小遣い管理システム。
  6. 前記子供アカウントを、電子マネーに紐付ける電子マネー紐付部と、
    前記子供口座から、前記電子マネーに入金処理を実行する電子マネー入金処理部と、
    を更に備える請求項1に記載のお小遣い管理システム。
  7. 前記子供アカウントを、決済用カードに紐付ける決済用カード紐付部と、
    前記決済用カードの利用可能枠を、前記子供口座の残高に設定する利用可能枠設定部と、
    を更に備える請求項1に記載のお小遣い管理システム。
  8. 前記子供画面から、前記お手伝いタスクのリクエストの入力を受け付けるお手伝いタスクリクエスト受付部と、
    前記親権者画面に、受け付けた前記お手伝いタスクのリクエストを通知するお手伝いタスクリクエスト通知部と、
    を更に備える請求項1に記載のお小遣い管理システム。
  9. 前記子供画面から、前記お小遣いの金額のリクエストの入力を受け付ける金額リクエスト受付部と、
    前記親権者画面に、受け付けた前記お小遣いの金額のリクエストを通知する金額リクエスト通知部と、
    を更に備える請求項1に記載のお小遣い管理システム。
  10. 前記親権者画面から、前記親権者のメッセージを取得し、前記子供画面から、前記子供のメッセージを取得するメッセージ取得部と、
    取得した前記親権者のメッセージを、前記子供画面に出力し、取得した前記子供のメッセージを、前記親権者画面に出力するメッセージ出力部と、
    を更に備える請求項1に記載のお小遣い管理システム。
  11. 前記親権者画面から、前記子供口座の使用限度額の入力を受け付ける使用限度額受付部と、
    受け付けた前記使用限度額を、前記子供口座に設定する使用限度額設定部と、
    を更に備える請求項1に記載のお小遣い管理システム。
  12. 前前記子供口座が、普通口座と、貯蓄専用口座とからなる、
    請求項1に記載のお小遣い管理システム。
  13. 前記親権者画面から、前記普通口座に入金処理を実行する第1の割合及び前記貯蓄専用口座に入金処理を実行する第2の割合の入力を受け付ける割合受付部と、
    前記普通口座に、受け付けた第1の割合を設定し、前記貯蓄専用口座に、受け付けた前記第2に割合を設定する割合設定部と、
    を更に備え、
    前記お手伝い入金処理部は、前記親権者口座から、前記普通口座に、受け付けた第1の割合に応じた入金処理を実行し、前記貯蓄専用口座に、受け付けた前記第2の割合に応じた入金処理を実行する、
    請求項12に記載のお小遣い管理システム。
  14. 前記親権者画面から、前記貯蓄専用口座から、前記普通口座に振替処理の入力を受け付ける振替処理受付部と、
    受け付けた前記振替処理の入力に基づいて、前記貯蓄専用口座から、前記普通口座に振替処理を実行する振替処理実行部と、
    を更に備える請求項12に記載のお小遣い管理システム。
  15. 前記親権者画面に、前記振替処理の実行後の前記普通口座の残高及び前記貯蓄専用口座の残高を出力する振替後残高出力部と、
    を更に備える請求項14に記載のお小遣い管理システム。
  16. 前記親権者画面から、前記入金処理を実行するタイミングの入力を受け付けるタイミング受付部と、
    受け付けた前記タイミングに基づいて、前記入金処理を実行するタイミングを設定するタイミング設定部と、
    を更に備え、
    前記お手伝い入金処理部は、設定した前記タイミングで、前記入金処理を実行する、
    請求項1に記載のお小遣い管理システム。
  17. 前記タイミングは、前記お手伝いタスクの達成毎及び/又は固定日である、
    請求項16に記載のお小遣い管理システム。
  18. 前記親権者画面又は前記子供画面から、前記子供が挑戦するチャレンジタスク及び前記子供が前記チャレンジタスクの達成時に得られる前記お小遣いの金額の入力を受け付けるチャレンジ内容受付部と、
    受け付けた前記チャレンジタスクに、受け付けた前記お小遣いの金額を設定するチャレンジ内容設定部と、
    前記親権者画面から、設定した前記チャレンジタスクを、前記子供が達成した度合の入力を受け付ける達成度合受付部と、
    前記チャレンジタスクに設定した前記お小遣いの金額の内、受け付けた前記度合に応じた金額に基づいて、前記親権者口座から、前記子供口座に入金処理を実行するチャレンジ入金処理部と、
    を更に備える請求項1に記載のお小遣い管理システム。
  19. 前記親権者画面から、前記子供口座の残高の資産運用の入力を受け付ける資産運用受付部と、
    受け付けた前記資産運用の入力に基づいて、前記資産運用を実行する資産運用実行部と、
    を更に備える請求項1に記載のお小遣い管理システム。
  20. 前記子供画面から、前記お手伝いタスクの達成報告を受け付ける達成報告受付部と、
    前記親権者画面に、前記達成報告に基づいて、前記お手伝いタスクの達成を通知する達成報告通知部と、
    を更に備え、
    前記達成確認受付部は、前記達成の通知に基づいて、設定した前記お手伝いタスクを、前記子供が達成したかどうかの入力を受け付ける、
    請求項1に記載のお小遣い管理システム。
  21. 親権者が、子供に渡すお小遣いを管理するコンピュータが実行するお小遣い管理方法であって、
    前記親権者が利用する親権者画面にログインする親権者アカウントを作成するステップと、
    前記子供が利用する子供画面にログインする子供アカウントを作成するステップと、
    前記親権者アカウントに紐付く親権者口座を作成するステップと、
    前記親権者口座とは別の独立する口座として、前記子供アカウントに紐付く子供口座を作成するステップと、
    前記親権者画面から、前記子供にお手伝いをさせるためのお手伝いタスク及び前記子供が前記お手伝いタスクの達成時に得られるお小遣いの金額の入力を受け付けるステップと、
    受け付けた前記お手伝いタスクに、受け付けた前記お小遣いの金額を設定するステップと、
    前記親権者画面から、設定した前記お手伝いタスクを、前記子供が達成したかどうかの入力を受け付けるステップと、
    達成した入力を受け付けた場合、受け付けた前記お手伝いタスクに設定した前記お小遣いの金額に基づいて、前記親権者口座から、前記子供口座に入金処理を実行するステップと、
    を備えるお小遣い管理方法。
  22. 親権者が、子供に渡すお小遣いを管理するコンピュータに、
    前記親権者が利用する親権者画面にログインする親権者アカウントを作成するステップ、
    前記子供が利用する子供画面にログインする子供アカウントを作成するステップ、
    前記親権者アカウントに紐付く親権者口座を作成するステップ、
    前記親権者口座とは別の独立する口座として、前記子供アカウントに紐付く子供口座を作成するステップ、
    前記親権者画面から、前記子供にお手伝いをさせるためのお手伝いタスク及び前記子供が前記お手伝いタスクの達成時に得られるお小遣いの金額の入力を受け付けるステップ、
    受け付けた前記お手伝いタスクに、受け付けた前記お小遣いの金額を設定するステップ、
    前記親権者画面から、設定した前記お手伝いタスクを、前記子供が達成したかどうかの入力を受け付けるステップ、
    達成した入力を受け付けた場合、受け付けた前記お手伝いタスクに設定した前記お小遣いの金額に基づいて、前記親権者口座から、前記子供口座に入金処理を実行するステップ、
    を実行させるためのコンピュータ読み取り可能なプログラム。
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