JP7077686B2 - 第1の基地局、第2の基地局、及び方法 - Google Patents

第1の基地局、第2の基地局、及び方法 Download PDF

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Description

本発明は、第1の基地局、第2の基地局、及び方法に関する。
近年のデータ通信のトラフィックの増加に伴い、HetNet(Heterogeneous Network)というネットワーク構成が採られる傾向にある。HetNetでは、カバレッジを確保することを目的とするマクロセル内に、キャパシティを確保することを目的としてマクロセルとは異なる無線アクセス技術を用いるスモールセルが複数設置されることがある。
また、スループット向上のためにユーザ装置(User Equipment:UE)はデュアルコネクティビティ(dual connectivity、DC)を確立することがある。デュアルコネクティビティでは、複数の基地局のキャリアを束ねて(aggregate)通信する。
移動通信網において第5世代(5G)又は第4世代(4G)の基地局間でUEがハンドオーバ(以下、HOと記す場合もある)した後に、ハンドオーバ先の基地局がUEのCapability及びネットワーク(NW)の状況などを鑑みてSeNB/SgNB Additionを実行し、デュアルコネクティビティを確立する手順が検討されてきた。具体的には、3GPP TS37.340 v2.0.0(非特許文献1)の「10.9 eNB/gNB to Master Node Change」における「Figure 10.9.1-1 eNB to Master Node change」及び「Figure 10.9.2-1 ng-eNB/gNB to MN change」などに検討結果が記載されている。図13に上記Figure 10.9.1-1 eNB to Master Node changeを示し、図14に上記Figure 10.9.2-1 ng-eNB/gNB to MN changeを示す。
また、特許文献1には、例えば、同じ無線アクセス技術内でのハンドオーバ実行時に、セキュリティコンテキストを削除する方法が開示されている。
特表2017-501624号公報
3GPP TS37.340 v2.0.0, "10.9 eNB/gNB to Master Node Change", 2017-12 3GPP TS36.413 v14.4.0, 2017-09 3GPP TS23.401 v15.1.0, "5.15 RAN Information Management (RIM) procedures", 2017-09 3GPP TS38.413 v0.5.0, 2017-12
NGCN(Next Generation Core Network)に接続するgNBと、EPC(Evolved Packet Core)に接続するeNBを含むシステムを想定する。このシステムにおいて、gNBと通信中のUEがintersystem handoverを行いeNBにハンドオーバした場合に、ハンドオーバ先のeNBがデュアルコネクティビティを確立する可能性がある。デュアルコネクティビティを確立する場合、適切なSeNB/SgNBを選べないとデュアルコネクティビティの解放処理、及びSeNB/SgNB Additionの再実行などが頻発し得る。その結果、ユーザー体感(Quality of Experience:QoE)が劣化したり、ネットワークの処理負荷が増大したりするおそれがある。
3GPPでは5Gの検討が進んでいるが、5GからLTE(Long Term Evolution)のネットワークにintersystem handoverした後にデュアルコネクティビティを効率的に実行するシナリオの検討は進んでいない。ゆえに、上述の課題に対する解決手段も3GPPでは検討されていない。
本発明の目的は、ハンドオーバ後にデュアルコネクティビティを確立する場合に、セカンダリ基地局を適切に選択することを可能にする基地局、及び方法を提供することにある。
本発明の第1の基地局は、第1の無線アクセス技術に従って端末装置との間で通信を行う第1の通信処理部と、当該第1の基地局から他の基地局へのハンドオーバの実績に関するハンドオーバ実績情報を取得する取得部と、当該第1の基地局から第2の無線アクセス技術に従った通信を行う第2の基地局へ端末装置がハンドオーバする場合に、前記ハンドオーバ実績情報を前記第2の基地局へ送信する第2の通信処理部と、を備える。
本発明の第2の基地局は、第2の無線アクセス技術に従って端末装置との間で通信を行う第1の通信処理部と、第1の無線アクセス技術に従った通信を行う第1の基地局から他の基地局へのハンドオーバの実績に関するハンドオーバ実績情報を取得する取得部と、前記ハンドオーバ実績情報に基づいて、前記第1の基地局から当該第2の基地局へのハンドオーバを行う端末装置のための通信処理を行う第2の通信処理部と、を備える。
本発明の第1の方法は、第1の無線アクセス技術に従って端末装置との間で通信を行う第1の基地局から他の基地局へのハンドオーバの実績に関するハンドオーバ実績情報を取得することと、前記第1の基地局から第2の無線アクセス技術に従った通信を行う第2の基地局へ端末装置がハンドオーバする場合に、前記ハンドオーバ実績情報を前記第2の基地局へ送信することと、を含む。
本発明の第2の方法は、第1の無線アクセス技術に従って端末装置との間で通信を行う第1の基地局から他の基地局へのハンドオーバの実績を示すハンドオーバ実績情報を取得することと、前記ハンドオーバ実績情報に基づいて、前記第1の基地局から第2の無線アクセス技術に従って通信を行う第2の基地局へのハンドオーバを行う端末装置のための通信処理を行うことと、を含む。
本発明によれば、ハンドオーバ後にデュアルコネクティビティを確立する際に、セカンダリ基地局を適切に選択することが可能となる。なお、本発明により、当該効果の代わりに、又は当該効果とともに、他の効果が奏されてもよい。
図1は、第1の実施形態に係るシステムの概略的な構成の一例を示す説明図である。 図2は、セルの配置例を示す。 図3は、第1の実施形態の基地局の概略的な構成の例を示すブロック図である。 図4は、第1の実施形態の他の基地局の概略的な構成の例を示すブロック図である。 図5は、第1の実施形態の端末装置の概略的な構成の例を示すブロック図である。 図6は、ハンドオーバ実績情報の具体例を示す。 図7は、RAN-INFORMATION RIM containerに設定するSN Addition Container IEの説明図である。 図8は、DIRECT INFORMATION TRANSFERの例を示す。 図9は、第1の実施形態に係る処理の概略的な流れの例を説明するためのシーケンス図である。 図10は、端末装置の移動経路の例を示す。 図11は、第2の実施形態の基地局の概略的な構成の例を示すブロック図である。 図12は、第2の実施形態の他の基地局の概略的な構成の例を示すブロック図である。 図13は、非特許文献1のeNB to Master Node changeに関する図を示す。 図14は、非特許文献1のng-eNB/gNB to MN changeに関する図を示す。
以下、添付の図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、同様に説明されることが可能な要素については、同一の符号を付することにより重複説明が省略され得る。
説明は、以下の順序で行われる。
1.本発明の実施形態の概要
2.第1の実施形態
2.1.システムの構成
2.2.基地局100の構成
2.3.基地局200の構成
2.4.端末装置300の構成
2.5.技術的特徴
2.6.変形例
3.第2の実施形態
3.1.システムの構成
3.2.基地局500の構成
3.3.基地局600の構成
3.4.技術的特徴
4.他の実施形態
<<1.本発明の実施形態の概要>>
まず、本発明の実施形態の概要を説明する。
(1)技術的課題
NGCN(Next Generation Core Network)に接続するgNBと、EPC(Evolved Packet Core)に接続するeNBを含むシステムを想定する。このシステムにおいて、gNBと通信中のUEがintersystem handoverを行いeNBにハンドオーバした場合に、ハンドオーバ先のeNBがデュアルコネクティビティを確立する可能性がある。デュアルコネクティビティを確立する場合、適切なSeNB/SgNBを選べないとデュアルコネクティビティの解放処理やSeNB/SgNB Additionの再実行が頻発し得る。その結果、ユーザー体感(QoE)が劣化したり、ネットワークの処理負荷が増大するおそれがある。
例えば、gNBと通信中のUEが、eNBにハンドオーバ(intersystem handover)することを想定する。この場合、ハンドオーバ先のeNBは、デュアルコネクティビティにおいてSeNB(セル)を追加する際に、デュアルコネクティビティの解放処理及びSeNB/SgNB Additionの再実行などを抑制するような、適切なSeNB(セル)を決定する仕組み/手法がなかった。
3GPPでは第5世代(5G)の検討が進んでいるが、5GからLTEのネットワークにintersystem handoverした後にデュアルコネクティビティを効率的に実行するシナリオの検討は進んでいない。ゆえに、上述の課題に対する解決手段も3GPPでは検討されていない。
(2)技術的特徴
本発明の実施形態では、例えば、第1の基地局は、第1の無線アクセス技術に従って端末装置との間で通信を行い、当該第1の基地局から他の基地局へのハンドオーバの実績に関するハンドオーバ実績情報を取得し、当該第1の基地局から第2の無線アクセス技術に従った通信を行う第2の基地局へ端末装置がハンドオーバする場合に、上記ハンドオーバ実績情報を上記第2の基地局へ送信する。
また、本発明の実施形態では、例えば、上記第2の基地局は、上記ハンドオーバ実績情報を取得し、上記ハンドオーバ実績情報に基づいて、上記第1の基地局から当該第2の基地局へのハンドオーバを行う端末装置のための通信処理を行う。
これにより、例えば、ハンドオーバ後にデュアルコネクティビティを確立する際に、セカンダリ基地局を適切に選択することが可能となる。
なお、上述した技術的特徴は本発明の実施形態の具体的な一例であり、当然ながら、本発明の実施形態は上述した技術的特徴に限定されない。
<<2.第1の実施形態>>
続いて、図1~図10を参照して、本発明の第1の実施形態を説明する。
<2.1.システムの構成>
図1を参照して、第1の実施形態に係るシステム1の構成の例を説明する。図1は、第1の実施形態に係るシステム1の概略的な構成の一例を示す説明図である。システム1は、例えば、基地局100、基地局200、基地局10~40及び端末装置300を含む。本実施形態では、基地局100はgNB(generation Node B)であり、基地局200はMeNB(Master Node B)であり、基地局10~40はそれぞれSeNB(Secondary eNB)として説明するが、これらに限定されるものではない。これら以外の例についても後述する。
システム1は、例えば、NGCN400及びEPC450をさらに含む。基地局100は、NGCN400に接続する。また、基地局100はセル100-1を構成する。基地局200は、EPC450に接続する。基地局200はセル200-1を構成する。基地局200は、基地局10~40とそれぞれX2インタフェースで接続される。基地局10、20、30、40はそれぞれ、セル10-1、セル20-1、セル30-1、セル40-1を構成している。また、NGCN400とEPC450は、N26インタフェースで接続されている。
上述のように、基地局はそれぞれセルを構成している。図1はセルを模式的に示しており、実際には基地局はセルの内部に位置し、各セルはオーバーラップしている。
図2に、セルの配置例を示す。本実施の形態では、セル100-1、セル200-1、セル10-1、セル20-1、セル30-1、セル40-1の配置は図2に示す通りであるとするが、これに限定するものではない。セル200-1は、例えば、端末装置(例えば端末装置300)のためのカバレッジを確保することを目的としている。セル100-1、セル10-1、セル20-1、セル30-1、セル40-1は、例えば、端末装置(例えば端末装置300)のためのキャパシティを確保することを目的としている。そのため、このような階層型のセル構成となっている。
NGCN400は、3GPPでは5G Core Network(以下、5GC)と称される。5GCは、例えば、Access Management Function(AMF)、Session Management Function(SMF)、及び、U-plane function node(UPF)を含む。
EPC450は、例えば、Mobility Management Entity(MME)、Serving Gateway(S-GW)、及び、Packet Delivery Network Gateway(P-GW)を含む。
本実施の形態の例では、説明を容易にするためにEPC450に接続する基地局を全てeNBとしたが、これらの一部又は全部がgNBであってもよい。
(1)基地局100
基地局100は、例えば、第5世代(5G)/NR(New Radio)の規格/仕様(第1の無線アクセス技術)に準拠したgNBである。基地局100は、セル100-1内に位置する端末装置(例えば、端末装置300)との無線通信を行う。
基地局100は、複数のユニット(又は複数のノード)を含んでもよい。当該複数のユニット(又は複数のノード)は、上位のプロトコルレイヤの処理を行う第1ユニット(又は第1ノード)と、下位のプロトコルレイヤの処理を行う第2ユニット(又は第2ノード)とを含んでもよい。一例として、上記第1ユニットは、中央ユニット(Center/Central Unit:CU)と呼ばれてもよく、上記第2のユニットは、分散ユニット(Distributed Unit:DU)又はアクセスユニット(Access Unit:AU)と呼ばれてもよい。別の例として、上記第1ユニットは、デジタルユニット(Digital Unit:DU)と呼ばれてもよく、上記第2ユニットは、無線ユニット(Radio Unit:RU)又はリモートユニット(Remote Unit:RU)と呼ばれてもよい。上記DU(Digital Unit)は、BBU(Base Band Unit)であってもよく、上記RUは、RRH(Remote Radio Head)又はRRU(Remote Radio Unit)であってもよい。当然ながら、上記第1ユニット(又は第1のノード)及び上記第2ユニット(又は第2のノード)の呼称は、この例に限定されない。あるいは、基地局100は、単一のユニット(又は単一のノード)であってもよい。
(2)基地局200
基地局200は、例えば、LTE/LTE-Advanced及び/又はSAE(System Architecture Evolution)の規格/仕様(第2の無線アクセス技術)に準拠したeNBである。なお、第2の無線アクセス技術は、第1の無線アクセス技術とは異なる(世代が異なる)。
基地局200は、基地局100と同様に、端末装置との無線通信を行うノードであり、セル200-1内に位置する端末装置(例えば、端末装置300)との無線通信を行う。
(3)端末装置300
端末装置300は、各基地局との無線通信を行う。例えば、端末装置300は、セル100-1内に位置する場合に、基地局100との無線通信を行う。また、端末装置300は、セル200-1内に位置する場合に、基地局200との無線通信を行う。端末装置300は、gNB及びeNBの双方と無線通信することができる。
例えば端末装置300の移動に起因して、基地局100から基地局200への端末装置300のハンドオーバが行われる。この場合に、基地局100は、上記ハンドオーバのソース基地局であり、基地局200は、上記ハンドオーバのターゲット基地局である。
<2.2.基地局100の構成>
次に、図3を参照して、第1の実施形態の基地局100の構成の例を説明する。図3は、第1の実施形態の基地局100の概略的な構成の例を示すブロック図である。図3に示すように、基地局100は、無線通信部110、ネットワーク通信部120、記憶部130及び処理部140を備える。
(1)無線通信部110
無線通信部110は、信号を無線で送受信する。例えば、無線通信部110は、端末装置からの信号を受信し、端末装置への信号を送信する。
(2)ネットワーク通信部120
ネットワーク通信部120は、バックホールから信号を受信し、バックホールへ信号を送信する。
(3)記憶部130
記憶部130は、基地局100の動作のためのプログラム及びパラメータ、並びに様々なデータを、一時的に又は恒久的に記憶する。当該プログラムは、基地局100の動作のための1つ以上の命令を含む。
(4)処理部140
処理部140は、基地局100の様々な機能を提供する。処理部140は、第1の通信処理部141、第2の通信処理部143、及び取得部145を含む。なお、処理部140は、これらの構成要素以外の他の構成要素をさらに含み得る。即ち、処理部140は、これらの構成要素の動作以外の動作も行い得る。第1の通信処理部141、第2の通信処理部143、及び取得部145の具体的な動作は、後に詳細に説明する。
例えば、処理部140(第1の通信処理部141)は、無線通信部110を介して端末装置(例えば、端末装置300)と通信する。また、処理部140(第1の通信処理部141)は、例えば、第5世代(5G)/NR(New Radio)の規格/仕様に従い通信処理を行う。また、処理部140(第2の通信処理部143)は、ネットワーク通信部120を介して他のネットワークノード(例えば、基地局200)と通信する。
(5)実装例
無線通信部110は、アンテナ及び高周波(Radio Frequency:RF)回路等により実装されてもよく、当該アンテナは、指向性アンテナであってもよい。ネットワーク通信部120は、ネットワークアダプタ又はネットワークインタフェースカード等により実装されてもよい。記憶部130は、メモリ(例えば、不揮発性メモリ及び/若しくは揮発性メモリ)並びに/又はハードディスク等により実装されてもよい。処理部140は、ベースバンド(Baseband:BB)プロセッサ及び/又は他のプロセッサ等により実装されてもよい。メモリ(記憶部130)は、処理部140のプロセッサ(チップ)内に含まれてもよい。
基地局100は、プログラム(命令)を記憶するメモリと、当該プログラム(命令)を実行可能な1つ以上のプロセッサとを含んでもよい。当該1つ以上のプロセッサは、上記プログラムを実行して、処理部140の動作(第1の通信処理部141、第2の通信処理部143、及び取得部145の動作)を行ってもよい。上記プログラムは、処理部140の動作(第1の通信処理部141、第2の通信処理部143、及び取得部145の動作)をプロセッサに実行させるためのプログラムであってもよい。
なお、基地局100は、仮想化されていてもよい。即ち、基地局100は、仮想マシンとして実装されてもよい。この場合に、基地局100(仮想マシン)は、プロセッサ及びメモリ等を含む物理マシン(ハードウェア)及びハイパーバイザ上で仮想マシンとして動作してもよい。
<2.3.基地局200の構成>
次に、図4を参照して、第1の実施形態の基地局200の構成の例を説明する。図4は、第1の実施形態の基地局200の概略的な構成の例を示すブロック図である。図4に示すように、基地局200は、無線通信部210、ネットワーク通信部220、記憶部230及び処理部240を備える。
(1)無線通信部210
無線通信部210は、信号を無線で送受信する。例えば、無線通信部210は、端末装置からの信号を受信し、端末装置への信号を送信する。
(2)ネットワーク通信部220
ネットワーク通信部220は、バックホールから信号を受信し、バックホールへ信号を送信する。
(3)記憶部230
記憶部230は、基地局200の動作のためのプログラム及びパラメータ、並びに様々なデータを、一時的に又は恒久的に記憶する。当該プログラムは、基地局200の動作のための1つ以上の命令を含む。
(4)処理部240
処理部240は、基地局200の様々な機能を提供する。処理部240は、第1の通信処理部241、第2の通信処理部243、及び取得部245を含む。なお、処理部240は、これらの構成要素以外の他の構成要素をさらに含み得る。即ち、処理部240は、これらの構成要素の動作以外の動作も行い得る。第1の通信処理部241、第2の通信処理部243、及び取得部245の具体的な動作は、後に詳細に説明する。
例えば、処理部240(第1の通信処理部241)は、無線通信部210を介して端末装置(例えば、端末装置300)と通信する。処理部240(第1の通信処理部241)は、例えば、LTE/LTE-Advanced及び/又はSAE(System Architecture Evolution)の規格/仕様に従い通信処理を行う。また、処理部240(第2の通信処理部243)は、ネットワーク通信部220を介して他のネットワークノード(例えば、基地局100)と通信する。
(5)実装例
無線通信部210は、アンテナ及び高周波(Radio Frequency:RF)回路等により実装されてもよく、当該アンテナは、指向性アンテナであってもよい。ネットワーク通信部220は、ネットワークアダプタ又はネットワークインタフェースカード等により実装されてもよい。記憶部230は、メモリ(例えば、不揮発性メモリ及び/若しくは揮発性メモリ)並びに/又はハードディスク等により実装されてもよい。処理部240は、ベースバンド(Baseband:BB)プロセッサ及び/又は他のプロセッサ等により実装されてもよい。第1の通信処理部241、第2の通信処理部243、及び取得部245は、同一のプロセッサにより実装されてもよく、別々に異なるプロセッサにより実装されてもよい。メモリ(記憶部230)は、このようなプロセッサ(チップ)内に含まれてもよい。
基地局200は、プログラム(命令)を記憶するメモリと、当該プログラム(命令)を実行可能な1つ以上のプロセッサとを含んでもよい。当該1つ以上のプロセッサは、上記プログラムを実行して、処理部240の動作(第1の通信処理部241、第2の通信処理部243、及び取得部245の動作)を行ってもよい。上記プログラムは、処理部240の動作(第1の通信処理部241、第2の通信処理部243、及び取得部245の動作)をプロセッサに実行させるためのプログラムであってもよい。
なお、基地局200は、仮想化されていてもよい。即ち、基地局200は、仮想マシンとして実装されてもよい。この場合に、基地局200(仮想マシン)は、プロセッサ及びメモリ等を含む物理マシン(ハードウェア)及びハイパーバイザ上で仮想マシンとして動作してもよい。
<2.4.端末装置300の構成>
次に、図5を参照して、第1の実施形態の端末装置300の構成の例を説明する。図5は、第1の実施形態の端末装置300の概略的な構成の例を示すブロック図である。図5を参照すると、端末装置300は、無線通信部310、記憶部320及び処理部330を備える。
(1)無線通信部310
無線通信部310は、信号を無線で送受信する。例えば、無線通信部310は、基地局からの信号を受信し、基地局への信号を送信する。
(2)記憶部320
記憶部320は、端末装置300の動作のためのプログラム及びパラメータ、並びに様々なデータを、一時的に又は恒久的に記憶する。
(3)処理部330
処理部330は、端末装置300の様々な機能を提供する。処理部330は、受信処理部331及び送信処理部333を含む。なお、処理部330は、これらの構成要素以外の他の構成要素をさらに含み得る。即ち、処理部330は、これらの構成要素の動作以外の動作も行い得る。
例えば、処理部330(受信処理部331及び送信処理部333)は、無線通信部310を介して基地局(例えば、基地局100、基地局200、及び/又は基地局10~40)と通信する。
(4)実装例
無線通信部310は、アンテナ及び高周波(RF)回路等により実装されてもよい。記憶部320は、メモリ(例えば、不揮発性メモリ及び/若しくは揮発性メモリ)並びに/又はハードディスク等により実装されてもよい。処理部330は、ベースバンド(BB)プロセッサ及び/又は他のプロセッサ等により実装されてもよい。受信処理部331及び送信処理部333は、同一のプロセッサにより実装されてもよく、別々に異なるプロセッサにより実装されてもよい。上記メモリ(記憶部320)は、このようなプロセッサ(チップ)内に含まれてもよく、又は、上記1つ以上のプロセッサ外にあってもよい。一例として、処理部330は、SoC(System on Chip)内で実装されてもよい。
端末装置300は、プログラム(命令)を記憶するメモリと、当該プログラム(命令)を実行可能な1つ以上のプロセッサとを含んでもよい。当該1つ以上のプロセッサは、上記プログラムを実行して、処理部330の動作(受信処理部331及び送信処理部333の動作)を行ってもよい。上記プログラムは、処理部330の動作(受信処理部331及び送信処理部333の動作)をプロセッサに実行させるためのプログラムであってもよい。
<2.5.技術的特徴>
次に、図6~図10を参照して、第1の実施形態の技術的特徴を説明する。
第1の実施形態では、基地局100(第1の通信処理部141)は、第1の無線アクセス技術に従って端末装置(例えば端末装置300)との間で通信を行う。そして、基地局100(取得部145)は、基地局100から他の基地局(例えば基地局10、20、30、40)へのハンドオーバの実績に関するハンドオーバ実績情報を取得する。そして、基地局100(第2の通信処理部143)は、基地局100から第2の無線アクセス技術に従った無線通信を行う基地局200へ端末装置(例えば端末装置300)がハンドオーバする場合に、上記ハンドオーバ実績情報を基地局200へ送信する。
また、基地局200(第1の通信処理部241)は、第2の無線アクセス技術に従って端末装置(例えば端末装置300)との間で無線通信を行う。そして、基地局200(取得部245)は、例えば、ネットワーク通信部220を用いることによりバックホールを介して、上記ハンドオーバ実績情報を取得する。そして、基地局200(第2の通信処理部243)は、上記ハンドオーバ実績情報に基づいて、基地局100から基地局200へのハンドオーバを行う端末装置(例えば端末装置300)のための通信処理を行う。
(1)ハンドオーバ実績情報
上記ハンドオーバ実績情報は、上述したように基地局100から他の基地局(例えば基地局10、20、30、40)へのハンドオーバの実績に関する情報であって、例えば履歴情報として基地局100(記憶部130)が記憶することにより保持される。この場合、取得部145は、記憶部130にアクセスすることにより、上記ハンドオーバ実績情報を取得する。なお、上記ハンドオーバ実績情報は、記憶部130により保持される場合に限らず、例えば基地局100(取得部145)がアクセス可能な外部記憶装置などに保持されてもよい。
また、上記ハンドオーバ実績情報は、基地局100からコアネットワークのノードを介して基地局200へ送信されてもよい。すなわち、基地局100(第2の通信処理部143)は、コアネットワークのノード(例えばNGCN400、及びEPC450など)を介して上記ハンドオーバ実績情報を基地局200へ送信してもよい。この場合、基地局200(第2の通信処理部243)が例えばコアネットワークのノード(例えばEPC450)から上記ハンドオーバ実績情報を受信することにより、取得部245は、上記ハンドオーバ実績情報を取得することができる。
-ハンドオーバの成功率
上記ハンドオーバ実績情報は、具体的に、ハンドオーバ先の基地局(例えば基地局10、20、30、40)毎のハンドオーバの成功率を示す情報を含む。図6に、ハンドオーバ実績情報の具体例を示す。基地局100を例に説明すると、図6に示すように、ハンドオーバ実績情報は、端末装置が、基地局100のセル100-1から他の基地局(例えば基地局10、20、30、及び40)へハンドオーバしたときの成功率を示す情報を含む。
ここで、ハンドオーバの成功率とは、例えば、ハンドオーバを試みた回数の内ハンドオーバが成功した割合を示す。ハンドオーバが成功したかどうかの判断は、例えば、ハンドオーバ手順を実行したもののハンドオーバが完了しなかった場合にハンドオーバ失敗(不成功)と判断してもよいし、及び/又は、ハンドオーバしたものの予め定められた時間内に再度ハンドオーバが必要になったことによりハンドオーバ失敗(不成功)と判断してもよい。なお、これらの基準以外にも、予め定められた適宜の基準に基づいてハンドオーバが成功したか否かを判断し、成功率を求めてもよい。
ハンドオーバ実績情報は、上述したように記憶部(基地局100の記憶部130)に記憶される。また、基地局100(例えば、基地局100の記憶部130)は、端末装置のハンドオーバ手順を実行した後に、ハンドオーバ実績情報を更新してもよい。また、基地局100は、端末装置のハンドオーバ手順を実行した後に、ハンドオーバ実績情報を更新する更新処理部を備えてもよい。
なお、図2に示すように、セル100-1はセル20-1、セル30-1、セル40-1には内包されているが、セル10-1とは境界部分が僅かに接しているに過ぎない。それゆえ、この例では、図6に示すようにセル20-1(基地局20)、セル30-1(基地局30)、セル40-1(基地局40)へのハンドオーバ成功率は99%である一方で、セル10-1(基地局10)へのハンドオーバ成功率は70%となっている。
なお、ハンドオーバ実績情報は、上述のハンドオーバ成功率に限らず、過去のハンドオーバに基づく履歴情報(history information)又は過去のハンドオーバに基づく統計情報(statistical information)でもよい。
-Application Protocolのメッセージ
基地局100(第2の通信処理部143)は、上記ハンドオーバ実績情報を含むApplication Protocolのメッセージを基地局200へ送信してもよい。具体的には、基地局100(第2の通信処理部143)は、上記ハンドオーバ実績情報を含むRAN-INFORMATION RIM containerを上記Application Protocolのメッセージに設定してもよい。
例えば、図7は、RAN-INFORMATION RIM containerに設定するSN Addition Container IEの説明図である。例えば、図7に示すHandover History Informationに上述のハンドオーバ実績情報を含めることができる。
RAN-INFORMATION RIM containerは、例えば、3GPP TS36.413 v14.4(非特許文献2)のS1AP: ENB DIRECT INFORMATION TRANSFERに相当するNGAP(Next Generation Application Protocol)のメッセージに設定されて送信されてもよい。図8に、DIRECT INFORMATION TRANSFERの例を示す。または、RAN-INFORMATION RIM containerは、例えば、3GPP TS38.413 v0.5.0(非特許文献4)に定義されているNGAP: HANDOVER REQUIRED messageのSource to Target Transparent Containerに設定されて送信されてもよい。
-ハンドオーバ実績情報に基づいた通信処理
上述したように、基地局200(第2の通信処理部243)は、上記ハンドオーバ実績情報に基づいて、基地局100から基地局200へのハンドオーバを行う端末装置(例えば300)のための通信処理を行う。
とりわけ、基地局200が、デュアルコネクティビティにおけるMaster eNB(MeNB)である場合、基地局200(第2の通信処理部243)は、上記ハンドオーバ実績情報に基づいて、上記端末装置がデュアルコネクティビティにより通信を行うセカンダリ基地局を決定してもよい。
この場合、より具体的には、基地局200(第2の通信処理部243)は、上記ハンドオーバ実績情報を参照し、ハンドオーバ成功率が予め定められた閾値以上の1以上の基地局の中から、上記セカンダリ基地局を決定してもよい。例えば上記閾値が80パーセントの場合、上述した図6に示す例に当てはめると、基地局20、基地局30、及び基地局40の中から上記セカンダリ基地局が決定されることになる。
(2)処理の流れ
図9を参照して、第1の実施形態に係る処理の例を説明する。図9は、第1の実施形態に係る処理の概略的な流れの例を説明するためのシーケンス図である。
ここでは、端末装置300が、セル100-1内に位置し、基地局100とデータの送受信を行っている(S101)ものとして説明する。また、ハンドオーバ実績情報も既に記憶部130に記憶されているものとして説明する。ここで端末装置300が移動する。端末装置300の移動経路の例を図10に示す。端末装置300の移動によりセル200-1の受信電力等が所定の条件を満たしたことを契機としてIntersystem handoverを実行する(S103)。これにより、端末装置300は基地局200とデータの送受信が可能である。
ここで、基地局100(取得部145)は、記憶部130からハンドオーバ実績情報を取得し、基地局100(第2の通信処理部143)は、ハンドオーバ実績情報を基地局200へ送信する(S105)。例えば、基地局100(第2の通信処理部143)は、ハンドオーバ実績情報をSN Addition Container IE(図7参照)に含める。また、基地局100(第2の通信処理部143)は、SN Addition Container IEをRAN-INFORMATION RIM containerに設定する。基地局100(第2の通信処理部143)は、RAN-INFORMATION RIM containerを含むメッセージをNGCN400に送信する。
-RAN-INFORMATION RIM containerの第1の送信例
第1の送信例として、まず、図8に示すようにS1AP: ENB DIRECT INFORMATION TRANSFERに相当するNGAPのメッセージに上述のRAN-INFORMATION RIM containerを設定する。ここでRAN-INFORMATION RIM containerは上述のように、ハンドオーバ実績情報を含む。そして、3GPP TS23.401 v15.1.0(非特許文献3)の「5.15 RAN Information Management (RIM) procedures」に相当する手順をN26インタフェースを介して実行する。例えば、基地局100(第2の通信処理部143)は、RAN-INFORMATION RIM containerを設定したメッセージをNGCN400に送信し、NGCN400は該メッセージをN26インタフェースを介してEPC450に転送し、EPC450は該メッセージを基地局200へ転送する。
-RAN-INFORMATION RIM containerの第2の送信例
第2の送信例として、3GPP TS38.413 v0.5.0(非特許文献4)に定義されているNGAP: HANDOVER REQUIRED messageのSource to Target Transparent ContainerにRAN-INFORMATION RIM containerを設定して送信する。Source to Target Transparent Containerは、例えば、ハンドオーバ元の基地局(ソース基地局)からハンドオーバ先の基地局(ターゲット基地局)へ無線関連情報を透過的に通知する情報要素(IE)である。この場合も、例えば、基地局100(第2の通信処理部143)は、RAN-INFORMATION RIM containerを設定したNGAP: HANDOVER REQUIRED messageをNGCN400に送信し、NGCN400は該NGAP: HANDOVER REQUIRED messageをN26インタフェースを介してEPC450に転送し、EPC450は該NGAP: HANDOVER REQUIRED messageを基地局200へ転送する。
基地局200(取得部245)は、例えば第2の通信処理部243がハンドオーバ実績情報を含むメッセージを受信することにより、ハンドオーバ実績情報を取得する。Intersystem handoverの完了後、基地局200(第2の通信処理部243)は、デュアルコネクティビティを確立するか否かを決定する。例えば、基地局200(第2の通信処理部243)は、端末装置300のUE Capability及びRSRP(Reference Signal Received Power)/RSRQ((Reference Signal Received Quality)などの指標に加え、基地局100から受信したハンドオーバ実績情報(ハンドオーバ成功率)を考慮して、デュアルコネクティビティを確立することを決定し、SeNB Addition手順を実行する。SeNB Addition手順では、ハンドオーバ実績情報(ハンドオーバ成功率)に基づきデュアルコネクティビティで追加するSeNB(基地局)が決定される。例えば、ハンドオーバ実績情報によるとセル10-1へのハンドオーバ成功率が低いため、基地局10をSeNB Additionの対象外となる。また、その他の指標を考慮して基地局200がX2インタフェースを有する基地局(SeNB)20、基地局(SeNB)30、基地局(SeNB)40のいずれかからSeNB Additionの対象を決定する。その後、端末装置300は、基地局(MeNB)200及び追加した基地局(SeNB)と通信する。
なお、ハンドオーバ成功率に関して、基地局200(第2の通信処理部243)は、ハンドオーバ成功率が予め定められた閾値以下の場合に、ハンドオーバ成功率が低いと判断してもよい。また、基地局200(第2の通信処理部243)は、ハンドオーバ成功率が、セル毎のハンドオーバ成功率の中で相対的に低い(例えば平均以下)場合に、ハンドオーバ成功率が低いと判断してもよい。
上述の例では、ハンドオーバ成功率が低い基地局を対象外とし、その他の指標を考慮してSeNB Additionの対象を決定したが、ハンドオーバ成功率が高い基地局をSeNB Additionの対象と決定してもよいし、ハンドオーバ成功率とその他の指標とに基づく新たな指標を求めてSeNB Additionの対象を決定してもよい(すなわち、ハンドオーバ成功率とその他の指標を総合的に考慮してもよい)。
本実施形態によると、例えば5GからLTEへのintersystem handover後に基地局(MeNB)200がデュアルコネクティビティを確立した場合であっても、デュアルコネクティビティ解放、及びデュアルコネクティビティ再接続などが頻発することを防ぐことができる。これにより、ユーザー経験が低下すること、及びネットワークの処理負荷が増大することなどを防ぐことができる。
<2.6.変形例>
第1の実施形態では、EPC450に接続している基地局を全てLTE基地局としたが、これらの一部が5G基地局であってもよい。ここで、3GPP TS37.340 v2.0.0(非特許文献1)に記載されているE-UTRA-NR Dual Connectivity(以下、EN-DC)が実行可能な場合はeNBがgNBに対してSgNB Addition手順を実行する際に、第1の実施形態を適用することができる。
また、第1の実施形態では基地局(gNB)100と基地局(MeNB)200間にはインタフェースは確立されていない例を説明したが、基地局(gNB)100と基地局(MeNB)200間のインタフェースが確立されている場合はこのインタフェースを介してハンドオーバ実績情報(ハンドオーバ成功率)を基地局100から基地局200へ送信してもよい。
さらに、第1の実施形態では、端末装置300が、NGCN400に接続する基地局(gNB)100からEPC450に接続する基地局(MeNB)200へintersystem handoverする例を説明したが、これとは逆に、EPC450に接続する基地局(MeNB)200からNCGN400に接続する基地局(gNB)100へintersystem handoverする場合にも第1の実施形態を適用できる。
また、第1の実施形態では、5Gの基地局と4Gの基地局との間のintersystem handoverを例に説明したが、これに限らず異なる世代の通信規格に従って動作する基地局間のintersystem handoverについても同様に適用できる。例えば、3Gと4Gの間、2Gと4Gの間,2Gと3Gの間のintersystem handoverについても同様に適用できる。
上述の例では、基地局200は、ハンドオーバ実績情報に基づきSeNB Addition手順の対象となる基地局(すなわち、デュアルコネクティビティで追加する基地局)を決定したが、これに限らず、ハンドオーバ実績情報に基づいてデュアルコネクティビティに関する適宜の処理を行ってもよい。また、デュアルコネクティビティ以外にも、スループットの向上、高速化、及び/又は大容量化のために、端末装置との通信に利用する基地局(セル)を追加する適宜の技術に適用してもよい。すなわち、ハンドオーバ実績情報に基づき、端末装置との通信に利用する追加基地局(セル)を決定(選択)するなど、端末装置のための通信処理を行うようにしてもよい。
<<3.第2の実施形態>>
続いて、図11及び図12を参照して、本発明の第2の実施形態を説明する。上述した第1の実施形態は、具体的な実施形態であるが、第2の実施形態は、より一般化された実施形態である。
<3.1.システムの構成>
第2の実施形態に係るシステムは、基地局500及び基地局600を含む。他の構成については、第1の実施形態と同様である。よって、ここでは重複する説明を省略する。
<3.2.基地局500の構成>
次に、図11を参照して、第2の実施形態の基地局500の構成の例を説明する。図11は、第2の実施形態の基地局500の概略的な構成の例を示すブロック図である。図11に示すように、基地局500は、第1の通信処理部510、第2の通信処理部520、及び取得部530を備える。
第1の通信処理部510、第2の通信処理部520、及び取得部530の具体的な動作は、後に説明する。
第1の通信処理部510、第2の通信処理部520、及び取得部530は、ベースバンド(BB)プロセッサ及び/又は他のプロセッサ等により実装されてもよい。第1の通信処理部510、第2の通信処理部520及び取得部530は、同一のプロセッサにより実装されてもよく、別々に異なるプロセッサにより実装されてもよい。
基地局500は、プログラムを記憶するメモリと、当該プログラムを実行可能な1つ以上のプロセッサとを含んでもよく、当該1つ以上のプロセッサは、第1の通信処理部510、第2の通信処理部520、及び取得部530の動作を行ってもよい。上記プログラムは、第1の通信処理部510、第2の通信処理部520、及び取得部530の動作を上記1つ以上のプロセッサに実行させるためのプログラムであってもよい。
<3.3.基地局600の構成>
次に、図12を参照して、第2の実施形態の基地局600の構成の例を説明する。図12は、第2の実施形態の基地局600の概略的な構成の例を示すブロック図である。図12に示すように、基地局600は、第1の通信処理部610、第2の通信処理部620、及び取得部630を備える。
第1の通信処理部610、第2の通信処理部620、及び取得部630の具体的な動作は、後に説明する。
第1の通信処理部610、第2の通信処理部620、及び取得部630は、ベースバンド(BB)プロセッサ及び/又は他のプロセッサ等により実装されてもよい。第1の通信処理部610、第2の通信処理部620、及び取得部630は、同一のプロセッサにより実装されてもよく、別々に異なるプロセッサにより実装されてもよい。
基地局600は、プログラムを記憶するメモリと、当該プログラムを実行可能な1つ以上のプロセッサとを含んでもよく、当該1つ以上のプロセッサは、第1の通信処理部610、第2の通信処理部620、及び取得部630の動作を行ってもよい。上記プログラムは、第1の通信処理部610、第2の通信処理部620、及び取得部630の動作を上記1つ以上のプロセッサに実行させるためのプログラムであってもよい。
<3.4.技術的特徴>
次に、第2の実施形態の技術的特徴を説明する。
第2の実施形態では、基地局500(第1の通信処理部510)は、第1の無線アクセス技術に従って端末装置との間で通信を行う。そして、基地局500(取得部530)は、基地局500から他の基地局へのハンドオーバの実績に関するハンドオーバ実績情報を取得する。そして、基地局500(第2の通信処理部520)は、基地局500から第2の無線アクセス技術に従った無線通信を行う基地局600へ端末装置(例えば端末装置300)がハンドオーバする場合に、上記ハンドオーバ実績情報を基地局600へ送信する。
なお、第1の通信処理部510は、第1の実施形態の第1の通信処理部141と同様に動作してもよく、第2の通信処理部520は、第1の実施形態の第2の通信処理部143と同様に動作してもよく、取得部530は、第1の実施形態の取得部145と同様に動作してもよい。
また、基地局600(第1の通信処理部610)は、第2の無線アクセス技術に従って端末装置との間で無線通信を行う。そして、基地局600(取得部630)は、上記ハンドオーバ実績情報を取得する。そして、基地局600(第2の通信処理部620)は、上記ハンドオーバ実績情報に基づいて、基地局500から基地局600へのハンドオーバを行う端末装置のための通信処理を行う。
なお、第1の通信処理部610は、第1の実施形態の第1の通信処理部241と同様に動作してもよく、第2の通信処理部620は、第1の実施形態の第2の通信処理部243と同様に動作してもよく、取得部630は、第1の実施形態の取得部245と同様に動作してもよい。
本実施形態によると、例えば異なるRAT間でのintersystem handover後に基地局200がデュアルコネクティビティを確立した場合であっても、デュアルコネクティビティ解放やデュアルコネクティビティ再接続が頻発することを防ぐことができる。これにより、ユーザー経験が低下したりネットワークの処理負荷を増大させることを防ぐことができる。なお、上述の第1の実施形態の各変形例を第2の実施形態に適用することも可能である。
<<4.他の実施形態>>
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されるものではない。これらの実施形態は例示にすぎないということ、及び、本発明のスコープ及び方針から逸脱することなく様々な変形が可能であるということは、当業者に理解されるであろう。
例えば、本明細書に記載されている処理におけるステップは、必ずしもシーケンス図に記載された順序に沿って時系列に実行されなくてよい。例えば、処理におけるステップは、シーケンス図として記載した順序と異なる順序で実行されても、並列的に実行されてもよい。また、処理におけるステップの一部が削除されてもよく、さらなるステップが処理に追加されてもよい。
また、本明細書において説明した基地局の構成要素(例えば、通信処理部、及び/又は取得部)を備える装置(例えば、基地局を構成する複数の装置(又はユニット)のうちの1つ以上の装置(又はユニット)、又は上記複数の装置(又はユニット)のうちの1つのためのモジュール)が提供されてもよい。本明細書において説明した端末装置の構成要素(例えば、受信処理部、及び/又は送信処理部)を備える装置(例えば、端末装置のためのモジュール)が提供されてもよい。また、上記構成要素の処理を含む方法が提供されてもよく、上記構成要素の処理をプロセッサに実行させるためのプログラム(又はプログラム媒体)が提供されてもよい。また、当該プログラムを記録したコンピュータに読み取り可能な非一時的記録媒体(Non-transitory computer readable medium)が提供されてもよい。当然ながら、このような装置、モジュール、方法、プログラム、及びコンピュータに読み取り可能な非一時的記録媒体も本発明に含まれる。
上記実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載され得るが、以下には限られない。
(付記1)
第1の基地局であって、
第1の無線アクセス技術に従って端末装置との間で通信を行う第1の通信処理部と、
当該第1の基地局から他の基地局へのハンドオーバの実績に関するハンドオーバ実績情報を取得する取得部と、
当該第1の基地局から第2の無線アクセス技術に従った通信を行う第2の基地局へ端末装置がハンドオーバする場合に、前記ハンドオーバ実績情報を前記第2の基地局へ送信する第2の通信処理部と、を備える第1の基地局。
(付記2)
前記ハンドオーバ実績情報は、ハンドオーバ先の基地局毎のハンドオーバの成功率を示す情報を含む付記1に記載の第1の基地局。
(付記3)
前記第2の通信処理部は、前記ハンドオーバ実績情報を含むApplication Protocolのメッセージを前記第2の基地局へ送信する付記1又は2に記載の第1の基地局。
(付記4)
前記第2の通信処理部は、前記ハンドオーバ実績情報を含むRAN-INFORMATION RIM containerを前記Application Protocolのメッセージに設定して、該Application Protocolのメッセージを前記第2の基地局へ送信する付記3に記載の第1の基地局。
(付記5)
前記第2の通信処理部は、前記ハンドオーバ実績情報を含むSN Addition Container IEを前記RAN-INFORMATION RIM containerに含め、該RAN-INFORMATION RIM containerを前記Application Protocolのメッセージに設定して、該Application Protocolのメッセージを前記第2の基地局へ送信する付記4に記載の第1の基地局。
(付記6)
前記第2の通信処理部は、コアネットワークのノードを介して前記ハンドオーバ実績情報を前記第2の基地局へ送信する付記1乃至5のいずれかに記載の第1の基地局。
(付記7)
第2の基地局であって、
第2の無線アクセス技術に従って端末装置との間で通信を行う第1の通信処理部と、
第1の無線アクセス技術に従った通信を行う第1の基地局から他の基地局へのハンドオーバの実績に関するハンドオーバ実績情報を取得する取得部と、
前記ハンドオーバ実績情報に基づいて、前記第1の基地局から当該第2の基地局へのハンドオーバを行う端末装置のための通信処理を行う通信処理部と、を備える第2の基地局。
(付記8)
前記第2の通信処理部は、前記ハンドオーバ実績情報に基づいて、前記第1の基地局から当該第2の基地局へのハンドオーバを行う端末装置がデュアルコネクティビティにより通信を行うセカンダリ基地局を決定する付記7記載の第2の基地局。
(付記9)
前記ハンドオーバ実績情報は、ハンドオーバ先の基地局毎のハンドオーバの成功率を示す情報を含む付記7又は8に記載の第2の基地局。
(付記10)
前記第2の通信処理部は、前記ハンドオーバ実績情報を参照し、ハンドオーバ成功率が予め定められた閾値以上の1以上の基地局の中から、前記セカンダリ基地局を決定する付記9に記載の第2の基地局。
(付記11)
当該第2の基地局は、デュアルコネクティビティにおけるMaster eNB(MeNB)である付記9又は10に記載の第2の基地局。
(付記12)
第1の無線アクセス技術に従って端末装置との間で通信を行う第1の基地局から他の基地局へのハンドオーバの実績に関するハンドオーバ実績情報を取得することと、
前記第1の基地局から第2の無線アクセス技術に従った通信を行う第2の基地局へ端末装置がハンドオーバする場合に、前記ハンドオーバ実績情報を前記第2の基地局へ送信することと、を含む方法。
(付記13)
第1の無線アクセス技術に従って端末装置との間で通信を行う第1の基地局から他の基地局へのハンドオーバの実績を示すハンドオーバ実績情報を取得することと、
前記ハンドオーバ実績情報に基づいて、前記第1の基地局から第2の無線アクセス技術に従って通信を行う第2の基地局へのハンドオーバを行う端末装置のための通信処理を行うことと、を含む方法。
(付記14)
第1の無線アクセス技術に従って端末装置との間で通信を行う第1の基地局と、
第2の無線アクセス技術に従って端末装置との間で通信を行う第2の基地局と、
を備え、
前記第1の基地局は、
前記第1の基地局から他の基地局へのハンドオーバの実績を示すハンドオーバ実績情報を取得する取得部と、
前記第1の基地局から前記第2の基地局へ端末装置がハンドオーバする場合に、前記ハンドオーバ実績情報を前記第2の基地局へ送信する通信処理部と、
を有し、
前記第2の基地局は、
前記ハンドオーバ実績情報を取得する取得部と、
前記ハンドオーバ実績情報に基づいて、前記第1の基地局から当該第2の基地局へのハンドオーバを行う端末装置のための通信処理を行う通信処理部と、
を有するシステム。
(付記15)
第1の無線アクセス技術に従って端末装置との間で通信を行う第1の基地局から他の基地局へのハンドオーバの実績に関するハンドオーバ実績情報を取得することと、
前記第1の基地局から第2の無線アクセス技術に従った通信を行う第2の基地局へ端末装置がハンドオーバする場合に、前記ハンドオーバ実績情報を前記第2の基地局へ送信することと、
をプロセッサに実行させるためのプログラム。
(付記16)
第1の無線アクセス技術に従って端末装置との間で通信を行う第1の基地局から他の基地局へのハンドオーバの実績を示すハンドオーバ実績情報を取得することと、
前記ハンドオーバ実績情報に基づいて、前記第1の基地局から第2の無線アクセス技術に従って通信を行う第2の基地局へのハンドオーバを行う端末装置のための通信処理を行うことと、
をプロセッサに実行させるためのプログラム。
(付記17)
第1の無線アクセス技術に従って端末装置との間で通信を行う第1の基地局から他の基地局へのハンドオーバの実績に関するハンドオーバ実績情報を取得することと、
前記第1の基地局から第2の無線アクセス技術に従った通信を行う第2の基地局へ端末装置がハンドオーバする場合に、前記ハンドオーバ実績情報を前記第2の基地局へ送信することと、
をプロセッサに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
(付記18)
第1の無線アクセス技術に従って端末装置との間で通信を行う第1の基地局から他の基地局へのハンドオーバの実績を示すハンドオーバ実績情報を取得することと、
前記ハンドオーバ実績情報に基づいて、前記第1の基地局から第2の無線アクセス技術に従って通信を行う第2の基地局へのハンドオーバを行う端末装置のための通信処理を行うことと、
をプロセッサに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
本発明は、例えば、ハンドオーバ後にデュアルコネクティビティを確立する際に、セカンダリ基地局を適切に選択することが可能となる。
1 システム
10、20、30、40 基地局(SeNB)
100、500 基地局(gNB)
200、600 基地局(MeMB)
300 端末装置
400 NGCN
450 EPC
141、241、510、610 第1の通信処理部
143、243、520、620 第2の通信処理部
145、245、530、630 取得部

Claims (9)

  1. 第1の基地局であって、
    第1の無線アクセス技術に従って端末装置との間で通信を行う第1の通信処理部と、
    当該第1の基地局から他の基地局へのハンドオーバの実績に関するハンドオーバ実績情報を取得する取得部と、
    当該第1の基地局から第2の無線アクセス技術に従った通信を行う第2の基地局へ端末装置がハンドオーバする場合に、前記端末装置についてのデュアルコネクティビティのセカンダリ基地局の追加のためのコンテナに前記ハンドオーバ実績情報を含め、当該コンテナを前記第2の基地局へ送信する第2の通信処理部と、
    を備える第1の基地局。
  2. 前記ハンドオーバ実績情報は、ハンドオーバ先の基地局毎のハンドオーバの成功率を示す情報を含む請求項1に記載の第1の基地局。
  3. 前記第2の通信処理部は、前記ハンドオーバ実績情報を含むApplication Protocolのメッセージを前記第2の基地局へ送信する請求項1又は2に記載の第1の基地局。
  4. 前記第2の通信処理部は、前記ハンドオーバ実績情報を含むRAN-INFORMATION RIM containerを前記Application Protocolのメッセージに設定して、該Application Protocolのメッセージを前記第2の基地局へ送信する請求項3に記載の第1の基地局。
  5. 前記追加のためのコンテナは、SN Addition Container IEであり、
    前記第2の通信処理部は、前記ハンドオーバ実績情報を含む前記SN Addition Container IEを前記RAN-INFORMATION RIM containerに含め、該RAN-INFORMATION RIM containerを前記Application Protocolのメッセージに設定して、該Application Protocolのメッセージを前記第2の基地局へ送信する請求項4に記載の第1の基地局。
  6. 第2の基地局であって、
    第2の無線アクセス技術に従って端末装置との間で通信を行う第1の通信処理部と、
    第1の無線アクセス技術に従った通信を行う第1の基地局から他の基地局へのハンドオーバの実績に関するハンドオーバ実績情報を取得する取得部と、
    前記ハンドオーバ実績情報に基づいて、前記第1の基地局から当該第2の基地局へのハンドオーバを行う端末装置がデュアルコネクティビティにより通信を行うセカンダリ基地局を決定する第2の通信処理部と、を備える第2の基地局。
  7. 前記ハンドオーバ実績情報は、ハンドオーバ先の基地局毎のハンドオーバの成功率を示す情報を含む請求項6に記載の第2の基地局。
  8. 第1の無線アクセス技術に従って端末装置との間で通信を行う第1の基地局から他の基地局へのハンドオーバの実績に関するハンドオーバ実績情報を取得することと、
    前記第1の基地局から第2の無線アクセス技術に従った通信を行う第2の基地局へ端末装置がハンドオーバする場合に、前記端末装置についてのデュアルコネクティビティのセカンダリ基地局の追加のためのコンテナに前記ハンドオーバ実績情報を含め、当該コンテナを前記第2の基地局へ送信することと、を含む方法。
  9. 第1の無線アクセス技術に従って端末装置との間で通信を行う第1の基地局から他の基地局へのハンドオーバの実績を示すハンドオーバ実績情報を取得することと、
    前記ハンドオーバ実績情報に基づいて、前記第1の基地局から第2の基地局へのハンドオーバを行う端末装置がデュアルコネクティビティにより通信を行うセカンダリ基地局を決定することと、を含む方法。
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