JP7077646B2 - 画像生成装置、撮像システム、プログラム、画像生成方法、情報管理システムおよび端末 - Google Patents

画像生成装置、撮像システム、プログラム、画像生成方法、情報管理システムおよび端末 Download PDF

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Description

本発明は、画像生成装置、撮像システム、プログラム、画像生成方法、情報管理システムおよび端末に関する。
従来、被写体の所定の領域におけるスペクトル情報を高い波長分解能で測定する装置としてハイパースペクトルカメラが知られている(例えば特許文献1参照)。
特許文献1 特開2016-156777号公報
ハイパースペクトルカメラで取得するスペクトル画像はデータ量が大きい。スペクトル画像のデータ量に応じて、画像の保持、処理または転送が難しくなる。
上記課題を解決するために、本発明の第1の態様においては、画像生成装置を提供する。画像生成装置は、予め定められた波長帯域に感度を有する撮像装置で対象物を撮像した撮像画像を取得する画像取得部と、対象物のスペクトルに関する基底データを取得する基底取得部と、基底データを用いて、任意の分光特性を有する仮想分光フィルタを介した分光画像を生成するための分光関数を設定する関数設定部と、撮像画像の対象物を示す各画素について、基底データに含まれるそれぞれの基底関数の重み付け係数を示すスペクトル係数を撮像画像から算出するスペクトル係数算出部と、分光関数とスペクトル係数とに基づいて対象物の分光画像を生成する画像生成部を備える。
本発明の第2の態様においては、撮像装置と、第1の態様に係る画像生成装置とを備える撮像システムを提供する。
本発明の第3の態様においては、画像生成方法を提供する。画像生成方法は、対象物のスペクトルに関する基底データを取得することと、基底データを用いて、任意の分光特性を有する仮想分光フィルタを介した分光画像を生成するための分光関数を設定することと、予め定められた波長帯域に感度を有する撮像装置で対象物を撮像した撮像画像を取得することと、撮像画像の対象物を示す各画素について、基底データに含まれるそれぞれの基底関数の重み付け係数を示すスペクトル係数を算出することと、分光関数とスペクトル係数とに基づいて対象物の分光画像を生成することを含む。
本発明の第4の態様においては、端末と情報管理装置とを備える情報管理システムであって、端末は、予め定められた波長帯域に感度を有する撮像装置で対象物を撮像した撮像画像を取得する画像取得部と、仮想的な分光フィルタの分光特性である仮想分光特性を設定する分光特性設定部と、仮想分光特性に関する情報を送信する端末側データ送信部とを備え、情報管理装置は、端末から仮想分光特性に関する情報を取得する管理装置側データ取得部と、対象物のスペクトルに関する基底データを記憶する基底記憶部と、基底データと仮想分光特性とに基づいて、仮想的な分光フィルタを介した分光画像を生成するための分光関数を設定する関数設定部と、分光関数に関する情報を端末に送信する管理装置側データ送信部とを備え、端末は、情報管理装置から分光関数に関する情報を取得する端末側データ取得部と、撮像画像の対象物を示す各画素について、それぞれの基底関数の重み付け係数を示すスペクトル係数を撮像画像から算出するスペクトル係数算出部と、分光関数とスペクトル係数とに基づいて対象物の分光画像を生成する画像生成部とを備える、情報管理システムを提供する。
本発明の第5の態様においては、端末を提供する。端末は、予め定められた波長帯域に感度を有する撮像装置で対象物を撮像した撮像画像を取得する画像取得部と、仮想的な分光フィルタの分光特性である仮想分光特性を設定する分光特性設定部と、仮想分光特性に関する情報を情報管理装置に送信する端末側データ送信部と、情報管理装置から、対象物のスペクトルに関する基底データと仮想分光特性とに基づいて設定される関数であって、仮想的な分光フィルタを介した分光画像を生成するための分光関数に関する情報を取得する端末側データ取得部と、撮像画像の対象物を示す各画素について、基底データに含まれるそれぞれの基底関数の重み付け係数を示すスペクトル係数を撮像画像から算出するスペクトル係数算出部と、分光関数とスペクトル係数とに基づいて対象物の分光画像を生成する画像生成部とを備える。
本発明の第6の態様においては、情報管理装置を提供する。情報管理装置は、仮想的な分光フィルタの分光特性である仮想分光特性を設定する端末から、仮想分光特性に関する情報を取得する管理装置側データ受信部と、対象物のスペクトルに関する基底データを記憶する基底記憶部と、基底データと仮想分光特性とに基づいて、仮想的な分光フィルタを介した分光画像を生成するための分光関数を設定する関数設定部と、分光関数に関する情報を端末に送信する管理装置側データ送信部とを備え、分光関数は、予め定められた波長帯域に感度を有する撮像装置で対象物を撮像した撮像画像から算出される係数であって、撮像画像の各画素における基底データに含まれるそれぞれの基底関数の重み付け係数を示すスペクトル係数とともに、端末で対象物の分光画像を生成する際に用いられる関数である。
本発明の第7の態様においては、コンピュータを、第1の態様に係る画像生成装置、第5の態様に係る端末、および、第6の態様に係る情報管理装置のいずれかとして機能させるためのプログラムを提供する。
なお、上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではない。また、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。
本発明の一つの実施形態に係る撮像システム400の一例を示すブロック図である。 撮像画像12の一例を示す図である。 基底関数22の一例を示す図である。 スペクトル係数42の一例を示す図である。 仮想分光フィルタ32の特性の一例を示す図である。 分光関数36の一例を示す図である。 画像生成装置100の動作例を示すフローチャートである。 比較例に係る画像生成装置800の一例を示す図である。 スペクトル画像806の一例を示す図である。 画像生成装置100の他の例を示すブロック図である。 分光特性設定部60が設定する仮想分光フィルタ32の分光特性の一例を示す図である。 画像生成装置100の他の例を示すブロック図である。 画像生成装置100の他の例を示すブロック図である。 本発明の他の実施形態に係る情報管理システム700の一例を示すブロック図である。 本発明の複数の態様が全体的又は部分的に具現化されうるコンピュータ1200の例を示す。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、本発明の一つの実施形態に係る撮像システム400の一例を示すブロック図である。撮像システム400は、対象物300を撮像する。撮像システム400は、撮像装置200および画像生成装置100を備える。
撮像装置200は、対象物300の少なくとも一部を撮像した撮像画像データを生成する。撮像装置200は、2次元に配列された複数の画素を備え、対象物300の2次元画像を撮像する。撮像装置200に含まれるセンサは、CCDまたはCMOS等のイメージセンサであってよい。撮像装置200は、予め定められた波長帯域に感度を有する。撮像装置200は、可視帯域の波長の光に感度を有してよく、可視帯域外の波長の光に感度を有してもよい。撮像装置200は、対象物300の静止画像を取得してよく、動画像を取得してもよい。
画像生成装置100は、撮像装置200から取得した撮像画像データに基づいて、任意の分光特性を対象物300に適用した場合の分光画像を生成する。当該分光特性を調整することで、例えば、対象物300に照射する照明光の特性、または、撮像装置200の分光フィルタの特性を変化させた場合の分光画像を生成できる。
画像生成装置100は、画像取得部10、基底取得部20、関数設定部30、スペクトル係数算出部40および画像生成部50を備える。画像生成装置100は、一例としてCPU、メモリおよびインターフェース等を備えるコンピュータである。画像生成装置100は、撮像装置200とは分離していてよく、撮像装置200の筐体に組み込まれていてもよい。
画像取得部10は、撮像装置200が対象物300を撮像した撮像画像データを取得する。撮像画像データには、複数の波長における各画素の値が含まれている。一例として撮像画像データには、赤、青および緑の3色に対応する波長における、各画素の値が含まれる。他の例として撮像画像データには、赤外帯域の3つの波長における、各画素の値が含まれてもよい。なお、本明細書においてスペクトルは光の波長ごとの強度の分布を示すが、その波長分解能は、予め定められた閾値よりも高いものとする。例えば、異なる波長(または波長帯域)で複数撮像した撮像画像データの波長分解能(画像間の波長間隔)を閾値として設定した場合、スペクトルは、撮像画像データの波長分解能(複数の波長間隔)よりも高い分解能を有するものとする。本例では、撮像画像データは3つの波長における値を含むので、スペクトルは少なくとも4つ以上の波長における値を含む。スペクトルの波長分解能は10nm以下であってよく、例えば1nmである。
基底取得部20は、対象物300のスペクトルに関する基底データを取得する。基底データには、複数の基底関数のデータが含まれる。それぞれの基底関数に所定の重み付け係数を乗じて加算することで、任意のスペクトルが表現される。基底データに含まれる基底関数の数が多いほど、任意のスペクトルに対する誤差を小さくできる。
基底取得部20は、対象物300のカテゴリによらない汎用的な基底データを取得してよく、対象物300のカテゴリに応じた基底データを取得してもよい。対象物300のカテゴリは予め定められてよい。例えば対象物300のカテゴリとして、りんご、ミカン等の果物の種類を用いることができる。また、対象物300のカテゴリは、異なる観点からなる複数の項目(収穫時期、栽培方法、成分等)や、階層構造(品種、産地、生産者等)で区分けされてもよい。基底取得部20は、ユーザーが指定したカテゴリに応じた基底データを取得してもよい。撮像画像データに対応する対象物300のカテゴリは、撮像装置200から取得する撮像画像データに付されたカテゴリ情報から判定してよく、撮像画像データに基づいて基底取得部20が判定してもよい。例えば基底取得部20は、撮像画像データに含まれる対象物300の画像と、予め設定されたテンプレート画像とを比較して、対象物300のカテゴリを判定できる。基底データは、画像生成装置100内に保存されてよく、画像生成装置100の外部から取得してもよい。基底データに含まれる基底関数は、カテゴリに属する対象物300毎に、または、カテゴリによらない場合は任意の対象物300に対して、複数のスペクトルデータを予め取得して、これらのデータを主成分分析等によって統計処理することで算出してよい。その際、対象物300は、ハイパースペクトルカメラ等で計測することでスペクトルデータを取得してよい。
関数設定部30は、基底取得部20から取得した基底データを用いて、任意の分光特性を有する仮想分光フィルタを介した分光画像を生成するための分光関数を設定する。分光特性は、画像生成装置100のユーザー等により設定されてよい。関数設定部30は、基底データで示されるそれぞれの基底関数に分光特性を乗算することで分光関数を算出してよい。
スペクトル係数算出部40は、撮像画像において対象物300を示す各画素について、基底データに含まれるそれぞれの基底関数の重み付け係数を示すスペクトル係数を撮像画像から算出する。上述したように、複数の基底関数の線形和により任意のスペクトルが表現される。スペクトル係数は、撮像画像データに含まれる各波長(色)の値を最もよく近似できる複数の基底関数の重み付け係数の組み合わせである。本例においてスペクトル係数は、撮像画像の画素毎に定められる。他の例においてスペクトル係数は、複数の画素を含む画素ブロック毎に定められてもよい。
画像生成部50は、関数設定部30が設定した分光関数と、スペクトル係数算出部40が算出したスペクトル係数とに基づいて、対象物300の分光画像を生成する。当該分光画像は、ユーザー等により設定された分光特性に対応する画像である。このような構成により、少ない演算量で任意の分光特性に対応する分光画像を生成できる。
図2は、撮像画像12の一例を示す図である。本例の画像取得部10は、3つの波長(または色)に対応する3つの撮像画像12-1、12-2、12-3を取得する。本例では、撮像画像12および波長(または色)が一対一に対応している。それぞれの撮像画像12は、二次元に配列された複数の画素を有する。撮像画像12を示す撮像画像データは、撮像装置200が受光した各波長(または色)の光の強度を画素毎に示すデータである。
図3は、基底関数22の一例を示す図である。本例では3つの基底関数22-1、22-2、22-3を示しているが、基底取得部20が取得する基底関数22の数は3つに限定されない。基底取得部20は、より多くの基底関数22を取得してよい。図2および図3の例では、基底関数22と撮像画像12の数が一致しているが、基底関数22の数と撮像画像12の数は一致していなくてもよい。
図3に示すように、それぞれの基底関数22の形状は異なる。例えば、それぞれの基底関数22は、極大値または極小値となる波長が異なっている。このような基底関数22に、それぞれ適切な重み係数を乗算して加算することで、多様なスペクトルを表現できる。ただし、基底関数22の形状によっては、精度よく表現できる場合と、精度よく表現できない場合がある。例えば図3の例では、長波長の帯域23においては、それぞれの基底関数22の形状は類似しているので、長波長において変化するようなスペクトルについては、再現精度が高くならない場合がある。
上述したように基底取得部20は、対象物300のカテゴリに応じて、基底データを選択してよい。例えば、「青森県産のりんご」というカテゴリに対して複数の基底関数22が用意されており、そこから、少なくとも撮像画像12で撮像した波長数と同じ数の基底関数22を含む基底データを取得する。これにより、対象物300のスペクトル推定の精度を向上できる。また基底取得部20は、対象物300を撮影したときの照明条件に応じて、基底データを選択してもよい。照明条件とは、例えば光源が発する光のスペクトルに応じた情報を含む。照明条件を示すデータは、撮像装置200が撮像画像データに付してよい。基底取得部20は、対象物300のカテゴリに応じた基底データと、照明条件に応じた基底データとを選択してよい。それぞれの基底データに含まれる基底関数22を用いることで、スペクトル推定の精度をより向上できる。
図4は、スペクトル係数42の一例を示す図である。スペクトル係数算出部40は、基底関数22と一対一に対応するスペクトル係数42を算出する。本例において各スペクトル係数42は、撮像画像12の画素と一対一に対応するビット44を有する。他の例では、各スペクトル係数42は、撮像画像12の複数の画素を含む画素ブロック毎にビット44を有してもよい。図4においては、各ビット44を2次元に配列したスペクトル係数画像を示している。図4における領域48は、スペクトル係数画像における一部の領域46を拡大した領域である。
それぞれのスペクトル係数42における各ビット44の値は、当該ビット44に対応する画素に対する、当該スペクトル係数42に対応する基底関数22の重み付け係数である。図4においては、各ビット44の値をハッチングの濃淡で示している。
スペクトル係数算出部40は、算出したスペクトル係数42の組み合わせを記憶してよい。スペクトル係数算出部40は、スペクトル係数42と、基底データとを対応付けて記憶してもよい。スペクトル係数42と基底データとから、対象物300の各画素におけるスペクトルを推定できる。
図5は、仮想分光フィルタ32の特性の一例を示す図である。上述したように仮想分光フィルタ32は、ユーザー等により任意の特性に設定できる。通常の分光フィルタは、分光特性が定められているため、分光特性を変更するには分光フィルタを交換する必要があるが、本例の仮想分光フィルタ32は、演算に用いる仮想的な分光フィルタなので、分光特性を自由に設定可能である。仮想分光フィルタ32は、複数個設定できる。例えば関数設定部30には、分光画像の各画素における各色に対応する仮想分光フィルタ32を設定できる。より具体的には、分光画像の各画素が赤、青および緑の画素値で表現される場合、関数設定部30には、赤、青および緑のそれぞれの色に対応する仮想分光フィルタ32が設定されてよい。
関数設定部30は、ユーザー等から仮想分光フィルタ32の特性自体を指定されてよい。関数設定部30は、ユーザー等から仮想的な撮像装置の種類等を指定されてもよい。関数設定部30は、ユーザー等から指定される情報に対応する仮想分光フィルタ32の特性を用いてもよい。関数設定部30には、予め複数種類の仮想分光フィルタ32の特性が登録されていてよい。
図6は、分光関数36の一例を示す図である。関数設定部30は、基底データに含まれるそれぞれの基底関数22と、仮想分光フィルタ32の分光特性とを乗算して、分光関数36を設定する。つまり関数設定部30は、それぞれの波長において、基底関数22の値と、仮想分光フィルタ32の分光特性の値とを乗算する。関数設定部30は、基底関数22毎に、それぞれの仮想分光フィルタ32に対する分光関数36を設定する。
図6の例では、基底関数22-1および仮想分光フィルタ32-1に対応する分光関数36-1-1を示している。関数設定部30は、基底関数22-1と、他の仮想分光フィルタ32-2、32-3とに対応する分光関数36-1-2、36-1-3も算出する。また、関数設定部30は、他の基底関数22についても同様に、それぞれの仮想分光フィルタ32と乗算した分光関数36を設定する。
関数設定部30は、分光関数36を記憶してよい。関数設定部30は、分光関数36と、対象物300を識別する情報と、仮想分光フィルタ32を識別する情報とを対応付けて記憶してよい。
画像生成部50は、分光関数36とスペクトル係数42とに基づいて、対象物300の分光画像を生成する。画像生成部50は、同一の基底関数22に対応する分光関数36およびスペクトル係数42の組み合わせをそれぞれ乗算した後に、乗算結果を加算する。
本例の画像生成部50は、スペクトル係数42-1と複数の分光関数36、スペクトル係数42-2と複数の分光関数36、スペクトル係数42-3と複数の分光関数36をそれぞれ乗算する。画像生成部50は、スペクトル係数42のビット44毎に、分光関数36と、スペクトル係数42とを乗算する。画像生成部50は、同一のビット44に対する、同一の分光関数36と各スペクトル係数42との乗算結果を加算する。これにより各ビット44の各色の画素値を算出できる。画像生成部50は、加算して得られた各ビット44の画素値を、分光画像の各画素の画素値とする。
図7は、画像生成装置100の動作例を示すフローチャートである。基底取得部20は、u個の基底関数22を含む基底データを取得する(S702)。uは2以上の整数である。uは撮像画像12を撮像する際の波長数以上の整数であることが好ましい。関数設定部30は、それぞれの基底関数22-nおよび仮想分光フィルタ32-sに対する分光関数36-n-sを設定する(S704)。nは1以上、u以下の整数であり、sは1以上の整数である。
画像取得部10は、撮像画像12を取得する(S706)。スペクトル係数算出部40は、スペクトル係数42を算出する(S708)。S702からS708の処理は、図7に示した順番に限定されない。例えば、S702の前にS706の処理があってもよい。
一例としてスペクトル係数42は、以下のように算出できる。撮像画像12における各画素の画素値Iは、下式でモデル化できる。
Figure 0007077646000001
ただし、s(λ)は対象物300の分光反射率のスペクトル、c(λ)は撮像装置200の感度特性のスペクトル、p(λ)は照明光のスペクトルである。なおc(λ)およびp(λ)は既知とする。mは、撮像画像12の数に対応する。例えば、赤、青、緑のように3つの波長成分についてそれぞれ撮像画像12を取得した場合、mは1、2、3のように3つの整数で表される。c(λ)は、撮像装置200における各波長成分の感度特性(例えばフィルタの特性)に対応する。
また、対象物300のスペクトルs(λ)は、下式で示される。
Figure 0007077646000002
ただし、σ(n)はスペクトル係数であり、b(λ)はスペクトル係数42-nに対応する基底関数であり、uは用いる基底関数の数である。それぞれの基底関数b(λ)は既知とする。
数1に数2を代入すると、下式が得られる。
Figure 0007077646000003
数3により、それぞれの画素値Iを、既知成分b(λ)c(λ)p(λ)と、未知のスペクトル係数σ(n)で表すことができる。
次に、数3における既知成分b(λ)c(λ)p(λ)を所定の係数に置き換える。より具体的には、mおよびnの各組み合わせについて、既知成分b(λ)c(λ)p(λ)を所定の係数に置き換える。一例として基底関数の数が3、撮像画像12の数が3の場合を考える。つまり、u=3、m=1、2、3である。
m=1の場合について、既知成分を係数Aを用いて下式のように置き換える。
Figure 0007077646000004
m=2、3の場合も、既知成分を係数B、Cを用いて下式のように置き換える。
Figure 0007077646000005
数3、4、5から、下式が得られる。
Figure 0007077646000006
画素値Iは撮像画像12から既知であるので、数6の連立方程式を解くことで、スペクトル係数σ(1)、σ(2)、σ(3)を算出できる。なお、ノイズの影響や、スペクトルを推定するうえでの多項式の上位項のみを用いることの影響で、算出したスペクトル係数を用いた対象物のスペクトルが負の値を含むことがある。そこで、対象物のスペクトルが必ず正となるように数6の連立方程式を解いてもよい。具体的には、制約つきの最小二乗法を用いることが考えられる。
画像生成部50は、分光画像を生成する(S710)。画像生成部50が算出する各画素における波長成分毎の画素値Rは、以下で示される。tは1以上、s以下の整数であり、各波長成分に対応する。
Figure 0007077646000007
ただし、r(n)は分光関数36-n-tである。
つまり、σ(n)とr(n)をu回乗算した結果を加算することで、各画素の画素値Rを算出できる。このため、少ない演算量で画素値Rを算出できる。
図8は、比較例に係る画像生成装置800の一例を示す図である。画像生成装置800は、分光関数36を算出しない。画像生成装置800は、画像取得部10、スペクトル係数算出部40、スペクトル画像生成部802および画像生成部804を備える。画像取得部10およびスペクトル係数算出部40は、画像生成装置100における画像取得部10およびスペクトル係数算出部40と同様である。
スペクトル画像生成部802は、スペクトル係数42に対して、対応する基底関数22を乗算する。これにより、所定の波長分解能を有するスペクトル画像を生成する。画像生成部804は、スペクトル画像に対して、仮想分光フィルタ32の分光特性を乗算することで、分光画像を生成する。
図9は、スペクトル画像806の一例を示す図である。スペクトル画像生成部802は、それぞれの波長に対応するスペクトル画像806を生成する。例えば注目帯域が600nmから1000nmであり波長分解能が1nmの場合、スペクトル画像生成部802は、400個程度のスペクトル画像806を生成する。
それぞれのスペクトル画像806の各画素は、当該波長における各画素値を示している。それぞれのスペクトル画像806は、対応するスペクトル係数42と基底関数22とを乗算して、それぞれの乗算結果を波長毎に加算することで算出できる。
画像生成部804は、設定される仮想分光フィルタ32の分光特性と、スペクトル画像806に基づいて分光画像を生成する。具体的には、画像生成部804は下式に基づいて、分光画像の各画素値Rを算出する。
Figure 0007077646000008
ただし、f(λ)は波長λにおけるスペクトル画像806の画素値であり、v(λ)は分光特性tの波長λにおける値である。つまり、画像生成装置800においては、各画素値Rを算出するのに、f(λ)とv(λ)を400回程度(波長分解能が1nmで、注目帯域が600nmから1000nmの場合)乗算した結果を加算しなければならない。
これに対して画像生成装置100によれば、上述したように、各画素値Rを算出するのに、u回(基底関数22の数)の乗算と1回の加算だけでよい。このため、非常に少ない演算量で、任意の仮想分光フィルタ32に対する分光画像を生成できる。また、スペクトル係数42と基底データとを記憶しておけば、任意の仮想分光特性の分光画像を容易に作成できる。
また、u回(基底関数22の数)またはそれ以下の撮像画像12から対象物300の分光画像を生成するので、短い撮像時間ですむ。このため、対象物300に照明を当てる時間を短くでき、対象物300へのダメージを低減できる。また、動画の撮像画像12から、動画の分光画像を容易に生成できる。
また、基底データの波長分解能で、分光画像が生成できる。このため、高い波長分解能の分光画像を容易に生成できる。更に、波長分解能を高くしても、演算に用いるデータ量はそれほど増加しない。
図10は、画像生成装置100の他の例を示すブロック図である。本例の画像生成装置100は、図1に示した構成に加えて、分光特性設定部60を更に備える。分光特性設定部60は、仮想分光フィルタ32の分光特性を設定する。分光特性設定部60は、予め定められた分光特性を用いてよく、ユーザー等が入力する情報に基づいていずれかの分光特性を選択してもよい。
図11は、分光特性設定部60が設定する仮想分光フィルタ32の分光特性の一例を示す図である。図11においては、撮像装置200の感度特性202を合わせて示している。分光特性設定部60は、撮像画像12を撮像した撮像装置200が感度を有する波長帯域内において仮想分光フィルタ32の分光特性を設定する。撮像装置200の感度特性202を示す情報は、撮像装置200が撮像画像データに付してよい。
本例の撮像装置200は、可視外帯域に感度を有している。可視外帯域とは、例えば800nm以上の波長帯域であってよく、900nm以上の波長帯域であってもよい。つまり撮像装置200は赤外線カメラであってよい。
本例の分光特性設定部60は、可視外帯域においてそれぞれの仮想分光フィルタ32の分光特性を設定する。分光特性設定部60には、撮像装置200の感度特性を示す情報が入力されてよい。分光特性設定部60は、予め設定された複数種類の仮想分光フィルタ32のうち、撮像装置200が感度を有する帯域内に分光特性を有する仮想分光フィルタ32を選択してよい。分光特性設定部60は、ユーザー等が指定した仮想分光フィルタ32の分光特性が、撮像装置200が感度を有する帯域外となる場合、その旨をユーザー等に通知してもよい。仮想分光フィルタ32の分光特性を、撮像装置200が感度を有する帯域内に設定することで、波長情報を多く含んだ分光画像を生成できる。
また、分光特性設定部60は、それぞれの仮想分光フィルタ32の分光特性を、他の波長帯域に対応付けてもよい。この場合、画像生成部50は、それぞれの仮想分光フィルタ32の分光特性を用いて算出された画素値Rを、当該他の波長帯域における画素値Rとしてよい。
例えば分光特性設定部60は、図11に示すように可視外帯域において仮想分光フィルタ32の分光特性を設定するとともに、それぞれの分光特性に可視帯域λ1、λ2、λ3を対応付ける。当該可視帯域は単一の波長で表現されてよい。画像生成部50は、それぞれの画素値Rを、可視帯域の画素値とした分光画像を生成する。これにより、可視外帯域に感度を有する赤外線カメラ等で撮像した撮像画像12に基づいて、カラーの分光画像を生成できる。
それぞれの仮想分光フィルタ32にいずれの帯域を対応付けるかは、ユーザー等により指定されてよい。また、分光特性設定部60は、対象物300のカテゴリに応じて、それぞれの仮想分光フィルタ32に対応付ける対応帯域を設定してもよい。対象物300のカテゴリによって、可視外帯域のいずれの波長帯域の情報を分光画像において強調したいかが異なる場合がある。この場合であっても、対象物300のカテゴリに応じて対応帯域を選択することで、適切な分光画像を生成できる。また、分光特性設定部60は、分光画像において強調したい対象物300の特性に応じて対応帯域を設定してもよい。対象物300の特性とは、例えば対象物300の糖度、酸味等である。対象物300の特性毎に、スペクトルに特徴が表れる帯域が変化する。対象物300の特性に応じて対応帯域を設定することで、適切な分光画像を生成できる。
図12は、画像生成装置100の他の例を示すブロック図である。本例の画像生成装置100は、図1または図11に示した構成に加えて、関数記憶部70を更に備える。図12では、図1の画像生成装置100に関数記憶部70を追加した例を示している。
関数記憶部70は、1つ以上の分光関数36を記憶する。関数設定部30は、画像取得部10が撮像画像12を取得するよりも前に分光関数36を設定するとともに、設定された分光関数36を関数記憶部70に記憶させる。
例えば関数設定部30は、同一カテゴリの複数の対象物300の撮像画像12を取得して、それぞれの撮像画像12に対して同一の仮想分光フィルタ32を適用した分光画像を生成する。それぞれの撮像画像12は、異なる撮像装置200が撮像してよい。
この場合、基底取得部20は、当該カテゴリの対象物300に対応する基底データを予め取得する。関数設定部30には、ユーザー等により指定された仮想分光フィルタ32の分光特性が設定される。関数設定部30は、基底データおよび分光特性に基づいて、分光関数36を生成する。
画像取得部10は、複数の撮像画像12を順次または同時に取得して、スペクトル係数算出部40に入力する。スペクトル係数算出部40は、それぞれの撮像画像12に基づいてスペクトル係数42を算出する。スペクトル係数算出部40は、画像生成部50に入力するスペクトル係数42に、いずれの分光関数36を適用すべきかを示す情報を付してもよい。画像生成部50は、それぞれの撮像画像12のスペクトル係数42に対して、関数記憶部70から読み出した共通の分光関数36を適用して、複数の分光画像を生成する。画像生成部50は、画像取得部10が撮像画像を取得した際に関数記憶部70から分光関数を読みだしてよい。
これにより、非常に少ないデータ処理量で、複数の分光画像を生成できる。例えば図8および図9に示した例では、それぞれの撮像画像12に対して多数のスペクトル画像806を生成することになるので、非常にデータ処理量が多くなる。
図13は、画像生成装置100の他の例を示すブロック図である。本例の画像生成装置100は、図1、図11または図12に示した構成に加えて、スペクトルデータ取得部80を更に備える。図13では、図1の画像生成装置100にスペクトルデータ取得部80を追加した例を示している。
スペクトルデータ取得部80は、分光画像を生成しようとしている撮像画像12に含まれる対象物300と同じカテゴリに属する他の対象物のスペクトルを測定したスペクトル測定データを取得する。スペクトルデータ取得部80が取得するスペクトル測定データの帯域には、少なくとも算出しようとする基底関数の帯域が含まれている。
基底取得部20は、スペクトルデータ取得部80が取得したスペクトル測定データに基づいて、対象物300が属するカテゴリの基底関数22を算出する。基底取得部20は、当該カテゴリに対して、2個以上の予め定められた個数の基底関数22を算出する。
スペクトルデータ取得部80は、複数のカテゴリについて、それぞれスペクトル測定データを取得してもよい。スペクトルデータ取得部80は、取得したスペクトル測定データをカテゴリ毎に分類する。基底取得部20は、カテゴリ毎に分類されたスペクトル測定データに基づいて、それぞれのカテゴリの基底関数22を算出する。基底取得部20は、算出した各カテゴリの基底関数22を記憶してよい。また、基底取得部20は、スペクトルデータ取得部80が取得したスペクトル測定データに基づいて、記憶していた既存の基底関数22を更新してもよい。
図14は、本発明の他の実施形態に係る情報管理システム700の一例を示すブロック図である。情報管理システム700は、端末500と情報管理装置600とを備える。端末500および情報管理装置600は、図1から図13において説明した画像生成装置100における処理を協働して行うことができる。
例えば端末500は、ユーザー等により管理されるコンピュータである。例えば情報管理装置600は、ネットワーク702を介して1つまたは複数の端末500に接続されるサーバーである。ネットワーク702はインターネットであってよく、ローカルネットワークであってもよい。
端末500は、端末側データ送信部502、端末側データ取得部504、画像取得部10、スペクトル係数算出部40、画像生成部50および分光特性設定部60を備える。画像取得部10、スペクトル係数算出部40、画像生成部50および分光特性設定部60は、図1から図13において説明したものと同一である。
端末側データ送信部502は、分光特性設定部60により設定された仮想分光特性に関する情報を、情報管理装置600に送信する。当該情報には、端末500を識別する情報が付されていることが好ましい。当該情報は、分光特性のスペクトルデータを示す情報であってよく、情報管理装置600において予め登録されたいずれかの仮想分光特性を指定するデータであってもよい。
また、端末側データ送信部502は、基底関数を指定する情報を情報管理装置600に送信してもよい。例えば端末側データ送信部502は、画像取得部10が取得した撮像画像に基づいて対象物300のカテゴリを判別して、当該カテゴリを示す情報を情報管理装置600に送信する。
情報管理装置600は、管理装置側データ送信部602、管理装置側データ取得部604、基底記憶部606および関数設定部30を備える。管理装置側データ取得部604は、端末500から仮想分光特性に関する情報を取得する。基底記憶部606は、基底データを記憶している。基底記憶部606は、対象物300の複数のカテゴリに適用できる汎用的な基底データを記憶していてよく、対象物300のカテゴリ毎の基底データを記憶していてもよい。
関数設定部30の動作は、図1から図13において説明した関数設定部30と同様である。関数設定部30は、基底記憶部606から、使用すべき基底データを読み出す。関数設定部30は、読み出した基底データと、管理装置側データ取得部604が取得した仮想分光特性とに基づいて、分光関数を設定する。管理装置側データ送信部602は、分光関数に関する情報を端末500に送信する。管理装置側データ送信部602は、基底データに関する情報を端末500に更に送信してよい。
端末側データ取得部504は、情報管理装置600から分光関数に関する情報を取得する。分光関数に関する情報は、分光関数のスペクトルデータであってよい。スペクトル係数算出部40は、スペクトル係数を算出する。スペクトル係数算出部40は、情報管理装置600により示された基底データを用いてよく、端末500で記憶していた基底データを用いてもよい。ただし、情報管理装置600と端末500で用いる基底データは同一である。端末500は、情報管理装置600から受信した基底データを記憶してよい。
画像生成部50は、スペクトル係数算出部40が算出したスペクトル係数と、端末側データ取得部504が取得した分光関数とに基づいて、対象物300の分光画像を生成する。このような処理により、端末500におけるデータ処理負担を低減できる。また、複数の端末500において共通の基底関数を用いることができる。このため、複数の端末500における分光画像の精度を均一にできる。
図15は、本発明の複数の態様が全体的又は部分的に具現化されうるコンピュータ1200の例を示す。コンピュータ1200にインストールされたプログラムは、コンピュータ1200に、本発明の実施形態に係る装置に関連付けられるオペレーション又は当該装置の1又は複数の「部」として機能させ、又は当該オペレーション又は当該1又は複数の「部」を実行させることができ、及び/又はコンピュータ1200に、本発明の実施形態に係るプロセス又は当該プロセスの段階を実行させることができる。このようなプログラムは、コンピュータ1200に、本明細書に記載のフローチャート及びブロック図のブロックのうちのいくつか又はすべてに関連付けられた特定のオペレーションを実行させるべく、CPU1212によって実行されてよい。当該機能は、FPGAで実装してもよい。一例としてプログラムは、コンピュータ1200を、画像生成装置100、端末500および情報管理装置600のうちのいずれかとして機能させる。
本実施形態によるコンピュータ1200は、CPU1212、RAM1214、グラフィックコントローラ1216、及びディスプレイデバイス1218を含み、これらはホストコントローラ1210によって相互に接続される。コンピュータ1200はまた、通信インターフェース1222、ハードディスクドライブ1224、DVD-ROMドライブ1226、及びICカードドライブのような入出力ユニットを含み、これらは入出力コントローラ1220を介してホストコントローラ1210に接続される。コンピュータはまた、ROM1230及びキーボード1242のようなレガシの入出力ユニットを含み、これらは入出力チップ1240を介して入出力コントローラ1220に接続される。
CPU1212は、ROM1230及びRAM1214内に格納されたプログラムに従い動作し、これにより各ユニットを制御する。グラフィックコントローラ1216は、RAM1214内に提供されるフレームバッファ等又は当該グラフィックコントローラ1216自体の中に、CPU1212によって生成されるイメージデータを取得し、イメージデータがディスプレイデバイス1218上に表示させる。
通信インターフェース1222は、ネットワークを介して他の電子デバイスと通信する。ハードディスクドライブ1224は、コンピュータ1200内のCPU1212によって使用されるプログラム及びデータを格納する。DVD-ROMドライブ1226は、プログラム又はデータをDVD-ROM1201から読み取り、ハードディスクドライブ1224にRAM1214を介してプログラム又はデータを提供する。ICカードドライブは、プログラム及びデータをICカードから読み取り、及び/又はプログラム及びデータをICカードに書き込む。
ROM1230は、内部に、アクティブ化時にコンピュータ1200によって実行されるブートプログラム等、及び/又はコンピュータ1200のハードウェアに依存するプログラムを格納する。入出力チップ1240はまた、様々な入出力ユニットをパラレルポート、シリアルポート、キーボードポート、マウスポート等を介して、入出力コントローラ1220に接続してよい。
プログラムが、DVD-ROM1201又はICカードのようなコンピュータ可読記憶媒体によって提供される。プログラムは、コンピュータ可読記憶媒体から読み取られ、コンピュータ可読記憶媒体の例でもあるハードディスクドライブ1224、RAM1214、又はROM1230にインストールされ、CPU1212によって実行される。これらのプログラム内に記述される情報処理は、コンピュータ1200に読み取られ、プログラムと、上記様々なタイプのハードウェアリソースとの間の連携をもたらす。装置又は方法が、コンピュータ1200の使用に従い情報のオペレーション又は処理を実現することによって構成されてよい。
例えば、通信がコンピュータ1200及び外部デバイス間で実行される場合、CPU1212は、RAM1214にロードされた通信プログラムを実行し、通信プログラムに記述された処理に基づいて、通信インターフェース1222に対し、通信処理を命令してよい。通信インターフェース1222は、CPU1212の制御の下、RAM1214、ハードディスクドライブ1224、DVD-ROM1201、又はICカードのような記録媒体内に提供される送信バッファ領域に格納された送信データを読み取り、読み取られた送信データをネットワークに送信し、又はネットワークから受信した受信データを記録媒体上に提供される受信バッファ領域等に書き込む。
また、CPU1212は、ハードディスクドライブ1224、DVD-ROMドライブ1226(DVD-ROM1201)、ICカード等のような外部記録媒体に格納されたファイル又はデータベースの全部又は必要な部分がRAM1214に読み取られるようにし、RAM1214上のデータに対し様々なタイプの処理を実行してよい。CPU1212は次に、処理されたデータを外部記録媒体にライトバックしてよい。
様々なタイプのプログラム、データ、テーブル、及びデータベースのような、様々なタイプの情報が、情報処理されるべく、記録媒体に格納されてよい。CPU1212は、RAM1214から読み取られたデータに対し、本開示の随所に記載され、プログラムの命令シーケンスによって指定される様々なタイプのオペレーション、情報処理、条件判断、条件分岐、無条件分岐、情報の検索/置換等を含む、様々なタイプの処理を実行してよく、結果をRAM1214に対しライトバックする。また、CPU1212は、記録媒体内のファイル、データベース等における情報を検索してよい。例えば、各々が第2の属性の属性値に関連付けられた第1の属性の属性値を有する複数のエントリが記録媒体内に格納される場合、CPU1212は、当該複数のエントリの中から、第1の属性の属性値が指定されている条件に一致するエントリを検索し、当該エントリ内に格納された第2の属性の属性値を読み取り、これにより予め定められた条件を満たす第1の属性に関連付けられた第2の属性の属性値を取得してよい。
以上の説明によるプログラム又はソフトウェアモジュールは、コンピュータ1200上又はコンピュータ1200近傍のコンピュータ可読記憶媒体に格納されてよい。また、専用通信ネットワーク又はインターネットに接続されたサーバシステム内に提供されるハードディスク又はRAMのような記録媒体が、コンピュータ可読記憶媒体として使用可能であり、これにより、プログラムをコンピュータ1200にネットワークを介して提供する。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
特許請求の範囲、明細書、および図面中において示した装置、システム、プログラム、および方法における動作、手順、ステップ、および段階等の各処理の実行順序は、特段「より前に」、「先立って」等と明示しておらず、また、前の処理の出力を後の処理で用いるのでない限り、任意の順序で実現しうることに留意すべきである。特許請求の範囲、明細書、および図面中の動作フローに関して、便宜上「まず、」、「次に、」等を用いて説明したとしても、この順で実施することが必須であることを意味するものではない。
10・・・画像取得部、12・・・撮像画像、22・・・基底関数、23・・・帯域、20・・・基底取得部、30・・・関数設定部、32・・・仮想分光フィルタ、36・・・分光関数、40・・・スペクトル係数算出部、42・・・スペクトル係数、44・・・ビット、46・・・領域、48・・・領域、50・・・画像生成部、60・・・分光特性設定部、70・・・関数記憶部、80・・・スペクトルデータ取得部、100・・・画像生成装置、200・・・撮像装置、202・・・感度特性、300・・・対象物、400・・・撮像システム、500・・・端末、502・・・端末側データ送信部、504・・・端末側データ取得部、600・・・情報管理装置、602・・・管理装置側データ送信部、604・・・管理装置側データ取得部、606・・・基底記憶部、700・・・情報管理システム、702・・・ネットワーク、800・・・画像生成装置、802・・・スペクトル画像生成部、804・・・画像生成部、806・・・スペクトル画像、1200・・・コンピュータ、1201・・・DVD-ROM、1210・・・ホストコントローラ、1212・・・CPU、1214・・・RAM、1216・・・グラフィックコントローラ、1218・・・ディスプレイデバイス、1220・・・入出力コントローラ、1222・・・通信インターフェース、1224・・・ハードディスクドライブ、1226・・・DVD-ROMドライブ、1230・・・ROM、1240・・・入出力チップ、1242・・・キーボード

Claims (18)

  1. 予め定められた波長帯域に感度を有する撮像装置で対象物を撮像した撮像画像であって、それぞれ異なる波長に対応する複数の前記撮像画像を取得する画像取得部と、
    前記対象物のスペクトルに関する基底データであって、前記画像取得部が取得する前記撮像画像の個数以上の個数の基底関数を含む前記基底データを取得する基底取得部と
    前記撮像画像の前記対象物を示す各画素について、前記基底データに含まれるそれぞれの基底関数の重み付け係数を示すスペクトル係数を前記撮像画像から算出するスペクトル係数算出部と、
    前記基底データを用いて、任意の分光特性を有する仮想分光フィルタを介した分光画像を生成するための分光関数を設定する関数設定部と、
    前記分光関数と前記スペクトル係数とに基づいて前記対象物の分光画像を生成する画像生成部と
    を備える画像生成装置。
  2. 前記スペクトル係数算出部は、前記対象物に対する照明光のスペクトルと、それぞれの前記基底関数とを乗算した成分を含む第1スペクトルを用いて前記スペクトル係数を算出する
    請求項1に記載の画像生成装置。
  3. 前記スペクトル係数算出部は、前記照明光のスペクトルと、前記撮像装置の感度特性のスペクトルと、前記基底関数とを乗算した前記第1スペクトルを用いて前記スペクトル係数を算出する
    請求項2に記載の画像生成装置。
  4. 前記スペクトル係数算出部は、前記第1スペクトルを波長で積分した係数に基づいて、前記スペクトル係数を算出する
    請求項2または3に記載の画像生成装置。
  5. 前記関数設定部は、前記基底関数と前記仮想分光フィルタの分光特性とを乗算して前記分光関数を設定する
    請求項1から4のいずれか一項に記載の画像生成装置。
  6. 前記仮想分光フィルタの分光特性を設定する分光特性設定部を備え、
    前記分光特性設定部は、前記撮像装置が感度を有する波長帯域内において前記分光特性を設定する
    請求項1から5のいずれか一項に記載の画像生成装置。
  7. 前記撮像画像は、可視外帯域に感度を有する撮像装置で撮像された画像であり、
    前記分光特性設定部は、前記可視外帯域において前記分光特性を設定するとともに、前記分光特性に対応づける可視帯域を設定し、
    前記画像生成部は、前記分光画像を前記可視帯域に対応づけて可視画像を生成する
    請求項に記載の画像生成装置。
  8. 前記分光関数を記憶する関数記憶部を更に備え、
    前記関数設定部は、前記画像取得部が前記撮像画像を取得するよりも前に前記分光関数を設定するとともに、設定された前記分光関数を前記関数記憶部に記憶させ、
    前記画像生成部は、前記画像取得部が前記撮像画像を取得した際に前記関数記憶部から前記分光関数を読みだす
    請求項1に記載の画像生成装置。
  9. 前記撮像画像には、前記対象物の収穫時期、栽培方法、成分、品種、産地および生産者の少なくとも一つを示すカテゴリの情報が付されており、
    前記対象物と同じ前記カテゴリに属する他の対象物のスペクトルを測定したスペクトル測定データを取得するスペクトルデータ取得部を更に備え、
    前記基底取得部は、前記スペクトル測定データに基づいて、前記対象物が属する前記カテゴリの前記基底関数を算出する
    請求項1からのいずれか一項に記載の画像生成装置。
  10. 前記基底取得部は、複数の前記カテゴリのそれぞれに前記基底データを記憶する
    請求項に記載の画像生成装置。
  11. 前記撮像装置と、
    請求項1から10のいずれか一項に記載の画像生成装置と
    を備える撮像システム。
  12. コンピュータを請求項1から10のいずれか一項に記載の画像生成装置として機能させるためのプログラム。
  13. 予め定められた波長帯域に感度を有する撮像装置で対象物を撮像した撮像画像であって、それぞれ異なる波長に対応する複数の前記撮像画像を取得することと、
    前記対象物のスペクトルに関する基底データであって、取得した前記撮像画像の個数以上の個数の基底関数を含む前記基底データを取得することと、
    前記撮像画像の前記対象物を示す各画素について、前記基底データに含まれるそれぞれの基底関数の重み付け係数を示すスペクトル係数を前記撮像画像から算出することと、
    前記基底データを用いて、任意の分光特性を有する仮想分光フィルタを介した分光画像を生成するための分光関数を設定することと、
    前記分光関数と前記スペクトル係数とに基づいて前記対象物の分光画像を生成することと
    を含む画像生成方法。
  14. 端末と情報管理装置とを備える情報管理システムであって、
    前記端末は、
    予め定められた波長帯域に感度を有する撮像装置で対象物を撮像した撮像画像であって、それぞれ異なる波長に対応する複数の前記撮像画像を取得する画像取得部と、
    仮想的な分光フィルタの分光特性である仮想分光特性を設定する分光特性設定部と、
    前記仮想分光特性に関する情報を送信する端末側データ送信部と、
    を備え、
    前記情報管理装置は、
    前記端末から前記仮想分光特性に関する情報を取得する管理装置側データ取得部と、
    前記対象物のスペクトルに関する基底データを記憶する基底記憶部と、
    前記基底データと前記仮想分光特性とに基づいて、前記仮想的な分光フィルタを介した分光画像を生成するための分光関数を設定する関数設定部と、
    前記分光関数に関する情報を前記端末に送信する管理装置側データ送信部と
    を備え、
    前記端末は、
    前記情報管理装置から前記分光関数に関する情報を取得する端末側データ取得部と、
    前記撮像画像の前記対象物を示す各画素について、前記基底データに含まれるそれぞれの基底関数であって、前記画像取得部が取得する前記撮像画像の個数以上の個数の前記基底関数の重み付け係数を示すスペクトル係数を前記撮像画像から算出するスペクトル係数算出部と、
    前記分光関数と前記スペクトル係数とに基づいて前記対象物の分光画像を生成する画像生成部とをさらに備える、
    情報管理システム。
  15. 予め定められた波長帯域に感度を有する撮像装置で対象物を撮像した撮像画像であって、それぞれ異なる波長に対応する複数の前記撮像画像を取得する画像取得部と、
    仮想的な分光フィルタの分光特性である仮想分光特性を設定する分光特性設定部と、
    前記仮想分光特性に関する情報を情報管理装置に送信する端末側データ送信部と、
    前記情報管理装置から、前記対象物のスペクトルに関する基底データと前記仮想分光特性とに基づいて設定される関数であって、前記仮想的な分光フィルタを介した分光画像を生成するための分光関数に関する情報を取得する端末側データ取得部と、
    前記撮像画像の前記対象物を示す各画素について、前記基底データに含まれるそれぞれの基底関数であって、前記画像取得部が取得する前記撮像画像の個数以上の個数の前記基底関数の重み付け係数を示すスペクトル係数を前記撮像画像から算出するスペクトル係数算出部と、
    前記分光関数と前記スペクトル係数とに基づいて前記対象物の分光画像を生成する画像生成部と
    備える端末。
  16. コンピュータを請求項15に記載の端末として機能させるためのプログラム。
  17. 仮想的な分光フィルタの分光特性である仮想分光特性を設定する端末から、前記仮想分光特性に関する情報を取得する管理装置側データ受信部と、
    対象物のスペクトルに関する基底データを記憶する基底記憶部と、
    前記基底データと前記仮想分光特性とに基づいて、前記仮想的な分光フィルタを介した分光画像を生成するための分光関数を設定する関数設定部と、
    前記分光関数に関する情報を前記端末に送信する管理装置側データ送信部と
    を備え、
    前記基底データは複数の基底関数を含み、
    前記分光関数は、予め定められた波長帯域に感度を有する撮像装置で前記対象物を撮像した、それぞれ異なる波長に対応する複数の撮像画像から算出される係数であるスペクトル係数とともに、前記端末で前記対象物の分光画像を生成する際に用いられる関数であり、
    前記スペクトル係数は、前記撮像画像の各画素について、前記撮像画像の個数以上の個数の前記基底関数の重み付け係数を示す
    情報管理装置。
  18. コンピュータを請求項17に記載の情報管理装置として機能させるためのプログラム。
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