JP7077255B2 - 車両制御装置、車両制御方法、及びプログラム - Google Patents

車両制御装置、車両制御方法、及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、車両制御装置、車両制御方法、及びプログラムに関する。
乗員のジェスチャに基づいて、車両の停止位置を変更する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2017-121865号公報
しかしながら、従来の技術では、車両制御に利用されるジェスチャが、ある国や地域であれば何ら問題がない場合であっても、他の国や地域では異なる意味で解釈される場合があり、ジェスチャを使用することを控えたほうが好ましい場合があった。
本発明は、このような事情を考慮してなされたものであり、ジェスチャを利用した車両制御を、国または地域に応じて適切に行うことができる車両制御装置、車両制御方法、及びプログラムを提供することを目的の一つとする。
本発明に係る車両制御装置、車両制御方法及びプログラムは、以下の構成を採用した。
(1)本発明の一態様は、ユーザのジェスチャを認識する認識部と、記憶部に登録された第1ジェスチャと、前記認識部により認識されたジェスチャとが同じ場合、前記第1ジェスチャに対応付けられた車両制御を行う第1制御部と、車両が前記第1ジェスチャが有効な第1国または第1地域と異なる第2国または第2地域に進入した場合、前記第1制御部による制御を制限する第2制御部と、を備える車両制御装置である。
(2)の態様は、上記(1)の態様の車両制御装置において、前記第2制御部によって前記第1制御部による制御が制限された後に、前記第1ジェスチャの代わりとなる第2ジェスチャが前記認識部によって認識された場合、前記第1制御部による制御に、前記第2ジェスチャを対応付けて前記記憶部に登録する第3制御部を更に備え、前記第1制御部は、前記車両が前記第2国または前記第2地域に存在し、且つ前記第2ジェスチャが前記記憶部に登録された以降に前記認識部によって認識されたジェスチャが前記第2ジェスチャと同じ場合、前記第2ジェスチャに対応付けられた前記車両制御を行うものである。
(3)の態様は、上記(2)の態様の車両制御装置において、前記第2制御部は、前記第2国または前記第2地域から前記第1国または前記第1地域に前記車両が戻った場合、前記第2ジェスチャに対応付けられた前記車両制御を制限し、前記第1ジェスチャに対応付けられた前記車両制御を制限しないものである。
(4)本発明の他の態様は、情報を出力する出力部と、車両の外部に存在するユーザのジェスチャを認識する認識部と、記憶部に登録された第1ジェスチャと、前記認識部により認識されたジェスチャとが同じ場合、前記第1ジェスチャに対応付けられた車両制御を行う第1制御部と、前記車両が前記第1ジェスチャが有効な第1国または第1地域と異なる第2国または第2地域に進入する場合、前記ユーザに対して、前記第1ジェスチャの代わりとなる第2ジェスチャを登録することを促す第1情報を、前記出力部に出力させる第2制御部と、前記出力部によって前記第1情報が出力された後に前記認識部によって前記第2ジェスチャが認識された場合、前記第1制御部による制御に、前記第2ジェスチャを対応付けて前記記憶部に登録する第3制御部と、を備える車両制御装置である。
(5)の態様は、上記(4)の態様の車両制御装置において、前記第2制御部が、前記車両が前記第2国または前記第2地域に進入した後に、前記出力部に前記第1情報を出力させるものである。
(6)の態様は、上記(4)または(5)の態様の車両制御装置において、前記第2制御部が、前記車両が前記第2国または前記第2地域に進入し、且つ前記車両の駆動輪が静止した後に、前記出力部に前記第1情報を出力させるものである。
(7)の態様は、上記(4)から(6)のうちいずれか一つの態様の車両制御装置において、前記第2制御部が、前記車両が前記第2国または前記第2地域に進入し、且つ前記車両が前記第2国または前記第2地域内の駐車場に進入した後に、前記出力部に前記第1情報を出力させるものである。
(8)の態様は、上記(1)から(7)のうちいずれか一つの態様の車両制御装置において、前記認識部は、前記車両の外部に存在するユーザが前記車両に対して行った前記ジェスチャを認識するものである。
(9)本発明の他の態様は、車載コンピュータが、ユーザのジェスチャを認識し、記憶部に登録された第1ジェスチャと、前記認識したジェスチャとが同じ場合、前記第1ジェスチャに対応付けられた車両制御を行い、車両が前記第1ジェスチャが有効な第1国または第1地域と異なる第2国または第2地域に進入した場合、前記車両制御を制限する車両制御方法である。
(10)本発明の他の態様は、車載コンピュータに、ユーザのジェスチャを認識する処理と、記憶部に登録された第1ジェスチャと、前記認識したジェスチャとが同じ場合、前記第1ジェスチャに対応付けられた車両制御を行う処理と、車両が前記第1ジェスチャが有効な第1国または第1地域と異なる第2国または第2地域に進入した場合、前記車両制御を制限する処理とを実行させるためのプログラムである。
(1)~(10)の態様によれば、ジェスチャを利用した車両制御を、国または地域に応じて適切に行うことができる。
実施形態に係る車両制御装置を利用した車両システム1の構成図である。 第1制御部120、第2制御部160、および第3制御部180の機能構成図である。 ジェスチャ制御情報192の一例を示す図である。 ジェスチャに応じて自動運転が行われる場面の一例を示す図である。 実施形態に係る自動運転制御装置100による一連の処理の流れの一例を示すフローチャートである。 実施形態に係る自動運転制御装置100による一連の処理の流れの一例を示すフローチャートである。 非推奨ジェスチャが一覧で表示された画面の一例を示す図である。 イベント効力切替画面の一例を示す図である。 イベント効力切替画面の他の例を示す図である。 ジェスチャ再登録画面の一例を示す図である。 代用ジェスチャが登録されたジェスチャ制御情報192の一例を示す図である。 イベント効力切替画面の他の例を示す図である。 イベント効力切替画面の他の例を示す図である。 複数の代用ジェスチャ候補の中から代用ジェスチャを選択させる画面の一例を示す図である。 実施形態の自動運転制御装置100のハードウェア構成の一例を示す図である。
以下、図面を参照し、本発明の車両制御装置、車両制御方法、及びプログラムの実施形態について説明する。
[全体構成]
図1は、実施形態に係る車両制御装置を利用した車両システム1の構成図である。車両システム1が搭載される車両は、例えば、二輪や三輪、四輪等の車両であり、その駆動源は、ディーゼルエンジンやガソリンエンジンなどの内燃機関、電動機、或いはこれらの組み合わせである。電動機は、内燃機関に連結された発電機による発電電力、或いは二次電池や燃料電池の放電電力を使用して動作する。
車両システム1は、例えば、カメラ10と、レーダ装置12と、ファインダ14と、物体認識装置16と、通信装置20と、HMI(Human Machine Interface)30と、車両センサ40と、ナビゲーション装置50と、MPU(Map Positioning Unit)60と、運転操作子80と、自動運転制御装置100と、走行駆動力出力装置200と、ブレーキ装置210と、ステアリング装置220とを備える。これらの装置や機器は、CAN(Controller Area Network)通信線等の多重通信線やシリアル通信線、無線通信網等によって互いに接続される。なお、図1に示す構成はあくまで一例であり、構成の一部が省略されてもよいし、更に別の構成が追加されてもよい。
カメラ10は、例えば、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等の固体撮像素子を利用したデジタルカメラである。カメラ10は、車両システム1が搭載される車両(以下、自車両M)の任意の箇所に取り付けられる。前方を撮像する場合、カメラ10は、フロントウインドシールド上部やルームミラー裏面等に取り付けられる。カメラ10は、例えば、周期的に繰り返し自車両Mの周辺を撮像する。カメラ10は、ステレオカメラであってもよい。
レーダ装置12は、自車両Mの周辺にミリ波などの電波を放射すると共に、物体によって反射された電波(反射波)を検出して少なくとも物体の位置(距離および方位)を検出する。レーダ装置12は、自車両Mの任意の箇所に取り付けられる。レーダ装置12は、FM-CW(Frequency Modulated Continuous Wave)方式によって物体の位置および速度を検出してもよい。
ファインダ14は、LIDAR(Light Detection and Ranging)である。ファインダ14は、自車両Mの周辺に光を照射し、散乱光を測定する。ファインダ14は、発光から受光までの時間に基づいて、対象までの距離を検出する。照射される光は、例えば、パルス状のレーザー光である。ファインダ14は、自車両Mの任意の箇所に取り付けられる。
物体認識装置16は、カメラ10、レーダ装置12、およびファインダ14のうち一部または全部による検出結果に対してセンサフュージョン処理を行って、物体の位置、種類、速度などを認識する。物体認識装置16は、認識結果を自動運転制御装置100に出力する。物体認識装置16は、カメラ10、レーダ装置12、およびファインダ14の検出結果をそのまま自動運転制御装置100に出力してよい。車両システム1から物体認識装置16が省略されてもよい。
通信装置20は、例えば、セルラー網やWi-Fi網、Bluetooth(登録商標)、DSRC(Dedicated Short Range Communication)などを利用して、自車両Mの周辺に存在する他車両または駐車場管理装置(後述)、或いは各種サーバ装置と通信する。
HMI30は、自車両Mのユーザに対して各種情報を提示すると共に、ユーザによる入力操作を受け付ける。HMI30は、ディスプレイ、スピーカ、ブザー、タッチパネル、スイッチ、キーなどを含む。HMI30は、「出力部」の一例である。
車両センサ40は、自車両Mの速度を検出する車速センサ、加速度を検出する加速度センサ、鉛直軸回りの角速度を検出するヨーレートセンサ、自車両Mの向きを検出する方位センサ等を含む。
ナビゲーション装置50は、例えば、GNSS(Global Navigation Satellite System)受信機51と、ナビHMI52と、経路決定部53とを備える。ナビゲーション装置50は、HDD(Hard Disk Drive)やフラッシュメモリなどの記憶装置に第1地図情報54を保持している。GNSS受信機51は、GNSS衛星から受信した信号に基づいて、自車両Mの位置を特定する。自車両Mの位置は、車両センサ40の出力を利用したINS(Inertial Navigation System)によって特定または補完されてもよい。ナビHMI52は、ディスプレイ、スピーカ、タッチパネル、キーなどを含む。ナビHMI52は、前述したHMI30と一部または全部が共通化されてもよい。経路決定部53は、例えば、GNSS受信機51により特定された自車両Mの位置(或いは入力された任意の位置)から、ナビHMI52を用いてユーザにより入力された目的地までの経路(以下、地図上経路)を、第1地図情報54を参照して決定する。第1地図情報54は、例えば、道路を示すリンクと、リンクによって接続されたノードとによって道路形状が表現された情報である。第1地図情報54は、道路の曲率やPOI(Point Of Interest)情報などを含んでもよい。地図上経路は、MPU60に出力される。ナビゲーション装置50は、地図上経路に基づいて、ナビHMI52を用いた経路案内を行ってもよい。ナビゲーション装置50は、例えば、ユーザの保有するスマートフォンやタブレット端末等の端末装置の機能によって実現されてもよい。ナビゲーション装置50は、通信装置20を介してナビゲーションサーバに現在位置と目的地を送信し、ナビゲーションサーバから地図上経路と同等の経路を取得してもよい。
MPU60は、例えば、推奨車線決定部61を含み、HDDやフラッシュメモリなどの記憶装置に第2地図情報62を保持している。推奨車線決定部61は、ナビゲーション装置50から提供された地図上経路を複数のブロックに分割し(例えば、車両進行方向に関して100[m]毎に分割し)、第2地図情報62を参照してブロックごとに推奨車線を決定する。推奨車線決定部61は、左から何番目の車線を走行するといった決定を行う。推奨車線決定部61は、地図上経路に分岐箇所が存在する場合、自車両Mが、分岐先に進行するための合理的な経路を走行できるように、推奨車線を決定する。
第2地図情報62は、第1地図情報54よりも高精度な地図情報である。第2地図情報62は、例えば、車線の中央の情報あるいは車線の境界の情報等を含んでいる。また、第2地図情報62には、道路情報、交通規制情報、住所情報(住所・郵便番号)、施設情報、電話番号情報などが含まれてよい。第2地図情報62は、通信装置20が他装置と通信することにより、随時、アップデートされてよい。
運転操作子80は、例えば、アクセルペダル、ブレーキペダル、シフトレバー、ステアリングホイール、異形ステア、ジョイスティックその他の操作子を含む。運転操作子80には、操作量あるいは操作の有無を検出するセンサが取り付けられており、その検出結果は、自動運転制御装置100、もしくは、走行駆動力出力装置200、ブレーキ装置210、およびステアリング装置220のうち一部または全部に出力される。
自動運転制御装置100は、例えば、第1制御部120と、第2制御部160と、第3制御部180と、記憶部190とを備える。第1制御部120、第2制御部160、および第3制御部180のそれぞれは、例えば、CPU(Central Processing Unit)やGPU(Graphics Processing Unit)などのプロセッサがプログラム(ソフトウェア)を実行することにより実現される。また、これらの構成要素のうち一部または全部は、LSI(Large Scale Integration)やASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)などのハードウェア(回路部;circuitryを含む)によって実現されてもよいし、ソフトウェアとハードウェアの協働によって実現されてもよい。プログラムは、予め記憶部190のHDDやフラッシュメモリなどに格納されていてもよいし、DVDやCD-ROMなどの着脱可能な記憶媒体に格納されており、その記憶媒体がドライブ装置に装着されることで記憶部190にインストールされてもよい。
記憶部190は、例えば、HDD、フラッシュメモリ、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)、ROM(Read Only Memory)、またはRAM(Random Access Memory)などにより実現される。記憶部190は、例えば、プロセッサによって読み出されて実行されるプログラムや、ジェスチャ制御情報192などを格納する。ジェスチャ制御情報192については後述する。
図2は、第1制御部120、第2制御部160、および第3制御部180の機能構成図である。第1制御部120は、例えば、認識部130と、行動計画生成部140とを備える。
第1制御部120は、例えば、AI(Artificial Intelligence;人工知能)による機能と、予め与えられたモデルによる機能とを並行して実現する。例えば、「交差点を認識する」機能は、ディープラーニング等による交差点の認識と、予め与えられた条件(パターンマッチング可能な信号、道路標示などがある)に基づく認識とが並行して実行され、双方に対してスコア付けして総合的に評価することで実現されてよい。これによって、自動運転の信頼性が担保される。
認識部130は、カメラ10、レーダ装置12、およびファインダ14から物体認識装置16を介して入力された情報、すなわち、センサフュージョンされた検出結果に基づいて、自車両Mの周辺状況を認識する。例えば、認識部130は、周辺状況として、自車両Mの周辺に存在する物体の位置や、速度、加速度などの状態を認識する。周辺状況として認識される物体には、例えば、歩行者や他車両といった移動体や、工事用具などの静止体が含まれる。物体の位置は、例えば、自車両Mの代表点(重心や駆動軸中心など)を原点とした座標上の位置として認識され、制御に使用される。物体の位置は、その物体の重心やコーナー等の代表点で表されてもよいし、空間的な広がりをもった領域で表されてもよい。物体の「状態」とは、物体の加速度やジャーク、あるいは「行動状態」(例えば車線変更をしている、またはしようとしているか否か)を含んでもよい。
また、例えば、認識部130は、周辺状況として、自車両Mが走行している車線(以下、自車線と称する)や、自車線に隣接した隣接車線などを認識する。例えば、認識部130は、第2地図情報62から得られる道路区画線のパターン(例えば実線と破線の配列)と、カメラ10によって撮像された画像から認識される自車両Mの周辺の道路区画線のパターンとを比較することで、自車線や隣接車線を認識する。なお、認識部130は、道路区画線に限らず、道路区画線や路肩、縁石、中央分離帯、ガードレールなどを含む走路境界(道路境界)を認識することで、自車線や隣接車線を認識してもよい。この認識において、ナビゲーション装置50から取得される自車両Mの位置やINSによる処理結果が加味されてもよい。また、認識部130は、歩道、停止線(一時停止線を含む)、障害物、赤信号、料金所、道路構造その他の道路事象を認識してもよい。
認識部130は、自車線を認識する際に、自車線に対する自車両Mの相対的な位置や姿勢を認識する。認識部130は、例えば、車線中央に対する自車両Mの基準点の乖離、および自車両Mの進行方向を示すベクトルと車線中央を連ねた線とのなす角度を、自車線に対する自車両Mの相対位置および姿勢として認識してもよい。これに代えて、認識部130は、自車線のいずれかの側端部(道路区画線または道路境界)に対する自車両Mの基準点の位置などを、自車線に対する自車両Mの相対位置として認識してもよい。
また、認識部130は、カメラ10、レーダ装置12、およびファインダ14から物体認識装置16を介して入力された情報に基づいて、自車両Mの外部に存在するユーザのジェスチャ(又はボディランゲージ)を認識する。例えば、認識部130は、自車両Mの外部に一以上の物体が存在することを認識すると、その認識した一以上の物体の中から自車両Mに搭乗するユーザ(すなわち乗員)を認識する。そして、認識部130は、更に、認識したユーザの身振りや手振りといった動作を解析し、特定の意味を表すジェスチャを認識する。認識部130は、認識したユーザのジェスチャを示す情報を第3制御部180に提供する。
行動計画生成部140は、推奨車線が決定された経路において自動運転のイベントを決定する。イベントは、自車両Mの走行態様を規定した情報である。自動運転とは、自車両Mのユーザによる運転操作子80の操作に依らずに、自車両Mの操舵または速度のうち一方または双方を制御して自車両Mを走行させることである。これに対して、手動運転は、運転操作子80に対するユーザの操作に応じて自車両Mの操舵および速度が制御されることである。自動運転のイベントとは、上述した自動運転下において自車両Mがとるべき挙動の様、すなわち走行態様を規定した情報である。
イベントには、例えば、自車両Mのユーザ自らが駐車スペースに自車両Mを駐車するのではなく、バレーパーキングのように、自車両Mが自律走行させて駐車スペースに駐車する駐車イベントや、自車両Mをその場で停止させる停止イベント、自車両Mを徐行させながら前進させる前進イベント、自車両Mを徐行させながら後退させる後退イベントなどが含まれる。
また、イベントには、例えば、自車両Mを一定の速度で同じ車線を走行させる定速走行イベント、自車両Mの前方の所定距離以内(例えば100[m]以内)に存在し、自車両Mに最も近い他車両(以下、前走車両と称する)に自車両Mを追従させる追従走行イベント、自車両Mを自車線から隣接車線へと車線変更させる車線変更イベント、道路の分岐地点で自車両Mを目的側の車線に分岐させる分岐イベント、合流地点で自車両Mを本線に合流させる合流イベント、自車両Mを一旦隣接車線に車線変更させて前走車両を隣接車線において追い越してから再び元の車線へと車線変更させる追い越しイベント、自車両Mの前方に存在する障害物を回避するために自車両Mに制動および操舵の少なくとも一方を行わせる回避イベント、自動運転を終了して手動運転に切り替えるためのテイクオーバーイベントなどが含まれてよい。「追従」とは、例えば、自車両Mと前走車両との相対距離(車間距離)を一定に維持させる走行態様であってもよいし、自車両Mと前走車両との相対距離を一定に維持させることに加えて、自車両Mを自車線の中央で走行させる走行態様であってもよい。
行動計画生成部140は、自車両Mの走行時に認識部130により認識された周辺状況に応じて、現在の区間或いは次の区間に対して既に決定したイベントを他のイベントに変更したり、現在の区間或いは次の区間に対して新たなイベントを決定したりしてよい。
行動計画生成部140は、原則的には推奨車線決定部61により決定された推奨車線を自車両Mが走行し、更に、自車両Mが推奨車線を走行する際に周辺状況に対応するため、イベントにより規定された走行態様で自車両Mを自動的に(運転者の操作に依らずに)走行させる将来の目標軌道を生成する。目標軌道には、例えば、将来の自車両Mの位置を定めた位置要素と、将来の自車両Mの速度や加速度等を定めた速度要素とが含まれる。
例えば、行動計画生成部140は、自車両Mが順に到達すべき複数の地点(軌道点)を、目標軌道の位置要素として決定する。軌道点は、所定の走行距離(例えば数[m]程度)ごとの自車両Mの到達すべき地点である。所定の走行距離は、例えば、経路に沿って進んだときの道なり距離によって計算されてよい。
また、行動計画生成部140は、所定のサンプリング時間(例えば0コンマ数秒程度)ごとの目標速度や目標加速度を、目標軌道の速度要素として決定する。また、軌道点は、所定のサンプリング時間ごとの、そのサンプリング時刻における自車両Mの到達すべき位置であってもよい。この場合、目標速度や目標加速度は、サンプリング時間および軌道点の間隔によって決定される。行動計画生成部140は、生成した目標軌道を示す情報を、第2制御部160に出力する。
また、行動計画生成部140は、ジェスチャ制御情報192と、認識部130によって認識されたユーザのジェスチャとに基づいて、自動運転のイベントを決定する。
図3は、ジェスチャ制御情報192の一例を示す図である。図示の例のように、ジェスチャ制御情報192は、ユーザのジェスチャの種類に応じて、自動運転のイベントが対応付けられた情報である。例えば、行動計画生成部140は、認識部130によってユーザのジェスチャが認識されると、その認識されたジェスチャと、ジェスチャ制御情報192においてイベントが対応付けられた何れかのジェスチャ(第1ジェスチャの一例)とが、ある閾値以上の類似度で一致し、それらのジェスチャが互いに同じと見做せる場合、ジェスチャ制御情報192において、認識部130によって認識されたジェスチャと同じジェスチャに対応付けられたイベントに基づいて目標軌道を生成する。行動計画生成部140が計画可能な種々のイベントに対してジェスチャ対応付ける行為は、例えば、自車両Mを購入したり、借りたりした後の初期設定の際に、購入者や販売者によって行われてよい。以下、イベントに対してジェスチャを対応付ける行為を「ジェスチャの登録」とも称して説明する。
図2の説明に戻り、第2制御部160は、行動計画生成部140によって生成された目標軌道を、予定の時刻通りに自車両Mが通過するように、走行駆動力出力装置200、ブレーキ装置210、およびステアリング装置220のうち一部または全部を制御する。すなわち、第2制御部160は、行動計画生成部140によって生成された目標軌道に基づいて自車両Mを自動運転させる。目標軌道に基づく自車両の自動運転は、「車両制御」の一例である。
第2制御部160は、例えば、取得部162と、速度制御部164と、操舵制御部166とを備える。行動計画生成部140と第2制御部160とを合わせたものは、「第1制御部」の一例である。
取得部162は、目標軌道生成部144により生成された目標軌道(軌道点)の情報を取得し、記憶部190のメモリに記憶させる。
速度制御部164は、メモリに記憶された目標軌道に含まれる速度要素(例えば目標速度や目標加速度等)に基づいて、走行駆動力出力装置200およびブレーキ装置210の一方または双方を制御する。
操舵制御部166は、メモリに記憶された目標軌道に含まれる位置要素(例えば目標軌道の曲り具合を表す曲率等)に応じて、ステアリング装置220を制御する。
速度制御部164および操舵制御部166の処理は、例えば、フィードフォワード制御とフィードバック制御との組み合わせにより実現される。一例として、操舵制御部166は、自車両Mの前方の道路の曲率に応じたフィードフォワード制御と、目標軌道に対する自車両Mの乖離に基づくフィードバック制御とを組み合わせて実行する。
走行駆動力出力装置200は、車両が走行するための走行駆動力(トルク)を駆動輪に出力する。走行駆動力出力装置200は、例えば、内燃機関、電動機、および変速機などの組み合わせと、これらを制御するパワーECU(Electronic Control Unit)とを備える。パワーECUは、第2制御部160から入力される情報、或いは運転操作子80から入力される情報に従って、上記の構成を制御する。
ブレーキ装置210は、例えば、ブレーキキャリパーと、ブレーキキャリパーに油圧を伝達するシリンダと、シリンダに油圧を発生させる電動モータと、ブレーキECUとを備える。ブレーキECUは、第2制御部160から入力される情報、或いは運転操作子80から入力される情報に従って電動モータを制御し、制動操作に応じたブレーキトルクが各車輪に出力されるようにする。ブレーキ装置210は、運転操作子80に含まれるブレーキペダルの操作によって発生させた油圧を、マスターシリンダを介してシリンダに伝達する機構をバックアップとして備えてよい。なお、ブレーキ装置210は、上記説明した構成に限らず、第2制御部160から入力される情報に従ってアクチュエータを制御して、マスターシリンダの油圧をシリンダに伝達する電子制御式油圧ブレーキ装置であってもよい。
ステアリング装置220は、例えば、ステアリングECUと、電動モータとを備える。電動モータは、例えば、ラックアンドピニオン機構に力を作用させて転舵輪の向きを変更する。ステアリングECUは、第2制御部160から入力される情報、或いは運転操作子80から入力される情報に従って、電動モータを駆動し、転舵輪の向きを変更させる。
図4は、ジェスチャに応じて自動運転が行われる場面の一例を示す図である。例えば、ある駐車場の駐車スペースに自車両Mが駐車されているときに、ユーザ(乗員)OPが車外から、手のひらを自車両Mに向けながら手を挙げるようなジェスチャを行ったとする。この場合、行動計画生成部140は、手を挙げるジェスチャに対応付けられたイベントに基づいて目標軌道を生成する。例えば、ジェスチャ制御情報192において、手を挙げるというジェスチャに対して、自車両Mを徐行させながら前進させるという前進イベントが対応付けられていた場合、行動計画生成部140は、前進イベントに基づく目標軌道を生成する。具体的には、行動計画生成部140は、自車両Mの現在位置から数メートル前方に至るまでの経路に位置要素として軌道点を並べ、更に、時速が数キロメートル程度であり、徐行と見做せる目標速度を速度要素とした目標軌道を生成する。このように生成された目標軌道に基づいて第2制御部160が自車両Mの操舵や速度を制御することで、自車両Mが自律的に走行して駐車スペースから移動する。
図2の説明に戻り、第3制御部180は、例えば、効力切替制御部182と、ジェスチャ登録制御部184とを備える。効力切替制御部182は、「第2制御部」の一例であり、ジェスチャ登録制御部184は、「第3制御部」の一例である。
効力切替制御部182は、認識部130によって認識された自車両Mの相対位置や、GNSS受信機51により特定された自車両Mの絶対位置に基づいて、ジェスチャに対応付けられたイベントを有効にしたり、或いは無効にしたりする。言い換えれば、効力切替制御部182は、ジェスチャに対応する自動運転を有効にしたり、或いは無効にしたりする。
例えば、効力切替制御部182がある特定のジェスチャのイベントを有効化した場合、行動計画生成部140は、ジェスチャ制御情報192において有効化されたイベントに対応付けられた、特定のジェスチャを含むジェスチャの集合の中から、認識部130によって認識されたジェスチャと同じジェスチャを検索する。例えば、認識部130によって認識されたジェスチャが特定のジェスチャである場合、ジェスチャの集合の中には特定のジェスチャが含まれているため、行動計画生成部140は、特定のジェスチャに対応付けられたイベントに基づいて目標軌道を生成する。これを受けて、第2制御部160は、特定のジェスチャに応じて自車両Mを自動運転する。
一方、効力切替制御部182が特定のジェスチャのイベントを無効化した場合、行動計画生成部140は、ジェスチャ制御情報192において有効化されたイベントに対応付けられた、特定のジェスチャを含まないジェスチャの集合の中から、認識部130によって認識されたジェスチャと同じジェスチャを検索する。例えば、認識部130によって認識されたジェスチャが特定のジェスチャである場合、ジェスチャの集合の中には特定のジェスチャが含まれていないため、行動計画生成部140は、特定のジェスチャに対応付けられたイベントに基づいて目標軌道を生成しなくなる。そのため、第2制御部160は、特定のジェスチャに応じて自車両Mを自動運転しなくなる。
例えば、ユーザが初めてジェスチャを登録した国(例えば母国)では、第三者が見ても何ら問題がないジェスチャであっても、他の国や地域では異なる意味で解釈される場合があり、そのジェスチャを他の国や地域で使用することを控えたほうが好ましい場合がある。そのため、効力切替制御部182は、例えば、自車両Mが、ジェスチャの登録が行われ、そのジェスチャが有効化された国から他の国や地域に進入した場合、その国や地域で使用することが推奨されていないジェスチャ(以下、非推奨ジェスチャ)に対応付けられたイベントを無効にする。
ジェスチャ登録制御部184は、効力切替制御部182によって非推奨ジェスチャに対応付けられたイベント(自動運転)が無効化された場合、ジェスチャ制御情報192において、無効化されたイベントに対応付けられた非推奨ジェスチャの代わりに、無効化されたイベントに他のジェスチャを新たに対応付けることで、ジェスチャ制御情報192を更新し、新規のジェスチャを記憶部190に登録する。
[処理フロー]
以下、フローチャートを用いて、実施形態に係る自動運転制御装置100による一連の処理の流れについて説明する。図5および図6は、実施形態に係る自動運転制御装置100による一連の処理の流れの一例を示すフローチャートである。本フローチャートの処理は、例えば、所定周期で繰り返し行われてよい。
まず、効力切替制御部182は、認識部130によって認識された自車両Mの相対位置や、GNSS受信機51により特定された自車両Mの絶対位置に基づいて、自車両Mが第1国または第1地域から、第2国または第2地域に入国したか否かを判定する(ステップS100)。
第1国または第1地域とは、上述したように、ユーザによってジェスチャの登録が行われた国や地域であり、第2国または第2地域とは、第1国とは異なる国、または第1地域とは異なる地域である。ジェスチャの登録を行う「ユーザ」は、典型的には、販売店などから車両を購入した消費者(エンドユーザ)や、多数のユーザが共同利用可能なレンタカーカーを、カーシェアリングなどのサービスを介して借りた消費者であるがこれに限られない。例えば、ジェスチャの登録を行う「ユーザ」は、製造工場で車両を製造する製造業者や、製造工場から販売店まで車両を輸送する輸送業者、販売店で車両を販売する販売業者などであってもよい。
効力切替制御部182は、自車両Mが第1国または第1地域から第2国または第2地域に入国したと判定した場合、第2国または第2地域において使用することが推奨されていない一以上の非推奨ジェスチャを一覧形式で、HMI30のディスプレイやタッチパネルに表示させる(ステップS102)。
図7は、非推奨ジェスチャが一覧で表示された画面の一例を示す図である。図示の例では、自車両Mが入国した第2国または第2地域では、ジェスチャAとジェスチャDとが非推奨ジェスチャであることを表している。
図5および図6のフローチャートの説明に戻る。次に、効力切替制御部182は、非推奨ジェスチャに対応付けられたイベントを無効化することをユーザに促すための画面(以下、イベント効力切替画面と称する)をHMI30のディスプレイに表示させ(ステップS104)、HMI30のタッチパネルなどに対して、非推奨ジェスチャに対応付けられたイベントを無効にする操作がなされたか否かを判定する(ステップS106)。
図8は、イベント効力切替画面の一例を示す図である。図8に例示するようなイベント効力切替画面では、ジェスチャ制御情報192において互いに対応付けられたジェスチャとイベントとの各組み合わせに対して、有効または無効のいずれかに切り替えるボタンBTが操作可能な状態で表示される。例えば、第1国または第1地域において、イベントXに対応付けるジェスチャとしてジェスチャAが登録され、イベントYに対応付けるジェスチャとしてジェスチャBが登録されたとする。第1国または第1地域では、ジェスチャAおよびジェスチャBともに非推奨ジェスチャではないことから、イベントXおよびイベントYはともに有効化されている。例えば、ユーザが、第2国または第2地域における非推奨ジェスチャの一覧を確認し、第1国または第1地域で登録したジェスチャが第2国または第2地域では非推奨ジェスチャであることを認識した場合、ボタンBTを操作して、第2国または第2地域において非推奨ジェスチャであるジェスチャに対応付けられたイベントを無効にする場合がある。従って、効力切替制御部182は、イベント効力切替画面において、第1国または第1地域において既に有効化されていた一以上のイベントのうち、第2国において非推奨ジェスチャとされたジェスチャに対応付けられたイベントのボタンBTの操作の有無に応じて、非推奨ジェスチャに対応付けられたイベントを無効にする操作がなされたか否かを判定する。
図9は、イベント効力切替画面の他の例を示す図である。図9に例示するイベント効力切替画面では、第2国または第2地域で非推奨ジェスチャとされたジェスチャAに対応付けられたイベントXのボタンBT11が操作され、第1国または第1地域では有効化されていたイベントXが無効化されている。このような場合、効力切替制御部182は、非推奨ジェスチャに対応付けられたイベントを無効にする操作がなされたと判定する。
図5および図6のフローチャートの説明に戻る。次に、効力切替制御部182は、非推奨ジェスチャに対応付けられたイベントを無効にする操作がなされたと判定した場合、ユーザはどのイベントを無効化にしたのかを理解しているため、無効にする操作がなされたイベントのみを無効化する(ステップS108)。
一方、効力切替制御部182は、非推奨ジェスチャに対応付けられたイベントを無効にする操作がなされなかったと判定した場合、非推奨ジェスチャに対応付けられたイベントのみだけを無効化するのではなく、第1国または第1地域で有効化した全てのイベントを無効化する(ステップS110)。
例えば、1つのイベントだけを無効にした場合、ユーザが、カメラ10などのセンシング機器の調子が単に悪いだけであり、偶然そのジェスチャによる自動運転が行われないものと判断してしまうおそれがある。この結果、ユーザが公衆の面前で非推奨ジェスチャを繰り返し使用してしまうことが想定される。これに対して、ユーザ自らが非推奨ジェスチャに対応付けられたイベントを無効にしない場合、効力切替制御部182が、第1国または第1地域で有効化した全てのイベントを無効化するため、センシング機器の不具合でジェスチャが認識されていないのではなく、自動運転制御装置100が意図してジェスチャによる操作を無効にしていることをユーザに理解させることができる。この結果、ユーザに非推奨ジェスチャの使用を控えるように促すことができる。
次に、効力切替制御部182は、無効化したイベントがあることを画像としてHMI30のディスプレイに表示させたり、音声としてHMI30のスピーカに出力させたりする(ステップS112)。
次に、ジェスチャ登録制御部184は、認識部130によって認識された自車両Mの相対位置や、GNSS受信機51により特定された自車両Mの絶対位置に基づいて、自車両Mが第2国または第2地域内の駐車場に到着したか否かを判定する(ステップS114)。
ジェスチャ登録制御部184は、自車両Mが駐車場に到着しない場合、更に、自車両Mが第2国または第2地域から第1国または第1地域に帰国したか否かを判定する(ステップS115)。ジェスチャ登録制御部184は、自車両Mが第2国または第2地域から第1国または第1地域に帰国していない場合、自車両Mが駐車場に到着するまで待機し、自車両Mが第2国または第2地域から第1国または第1地域に帰国した場合、後述するS124に処理を進める。
ジェスチャ登録制御部184は、自車両Mが第2国または第2地域から第1国または第1地域に帰国せずに自車両Mが駐車場に到着した場合、HMI30のディスプレイやタッチパネルなどに、無効化したイベントに対応付けられたジェスチャの代わりとなる代用ジェスチャを再登録することをユーザに促す画面(以下、ジェスチャ再登録画面と称する)を表示させる(ステップS116)。代用ジェスチャは、「第2ジェスチャ」の一例であり、ジェスチャ再登録画面は、「第1情報」の一例である。
また、ジェスチャ登録制御部184は、自車両Mが第2国または第2地域内の駐車場に到着したか否かを判定することに加えて、或いは代えて、第2国または第2地域に入国した自車両Mのシフトレバー(セレクター)がパーキングシフトの位置に変更されたり、パーキングブレーキがかけられたりしたか否かを判定してもよい。すなわち、ジェスチャ登録制御部184は、エンジンのような駆動源から駆動輪に動力を伝達するトランスミッションがロックされて駆動輪が静止するまで待機し、駆動輪が静止すると、HMI30のディスプレイやタッチパネルなどに、ジェスチャ再登録画面を表示させてもよい。
図10は、ジェスチャ再登録画面の一例を示す図である。図示の例のように、ジェスチャ再登録画面には、ユーザに代用ジェスチャを再登録することを促す文字や画像が表示され、更に、ジェスチャの再登録に同意するボタンBT21と、ジェスチャの再登録に同意しないボタンBT22が表示される。
自車両MのユーザがボタンBT21を操作した場合、ジェスチャ登録制御部184は、ボタンBT21が操作された以降に認識部130によってジェスチャが認識されたか否かを判定する(ステップS118)。
ジェスチャ登録制御部184は、認識部130によってジェスチャが認識された場合、その認識されたジェスチャを代用ジェスチャとして新たにジェスチャ制御情報192に登録する(ステップS120)。一方、ジェスチャ登録制御部184は、認識部130によってジェスチャが認識された場合、S120の処理を省略する。
図11は、代用ジェスチャが登録されたジェスチャ制御情報192の一例を示す図である。例えば、無効化されたイベントがイベントXであり、ボタンBT21が操作された以降に認識部130によって認識された代用ジェスチャがジェスチャCであった場合、ジェスチャ登録制御部184は、ジェスチャCにイベントXを対応付けたレコードをジェスチャ制御情報192に追加することで、ジェスチャ制御情報192を更新する。
図12は、イベント効力切替画面の他の例を示す図である。図12に例示するイベント効力切替画面では、第2国または第2地域において非推奨ジェスチャであるジェスチャAに対応付けられたイベントXが無効化されており、ジェスチャAの代わりとして登録されたジェスチャCに対応付けられたイベントXが有効化されている。
例えば、ジェスチャCが代用ジェスチャとして登録された以降に、ユーザが自車両Mに向けてジェスチャAを行った場合、行動計画生成部140は、ジェスチャAに対応付けられたイベントXに基づいて目標軌道を生成しなくなる。これによって、ジェスチャAに応じた自動運転が行われなくなる。一方、ジェスチャCが代用ジェスチャとして登録された以降に、ユーザが自車両Mに向けてジェスチャCを行った場合、行動計画生成部140は、ジェスチャCに対応付けられたイベントXに基づいて目標軌道を生成する。これによって、ジェスチャCに応じた自動運転が行われる。このように、第2国または第2地域では、ジェスチャAを使用して自車両Mを制御することが制限される代わりに、ジェスチャCを使用して自車両Mを制御することが可能となる。第2国または第2地域において非推奨ジェスチャであるジェスチャAに対応付けられたイベントXに基づく自動運転は、「第1ジェスチャに対応付けられた車両制御」の一例である。また、代用ジェスチャであるジェスチャCに対応付けられたイベントXに基づく自動運転は、「第2ジェスチャに対応付けられた車両制御」の一例である。
図5および図6のフローチャートの説明に戻る。次に、効力切替制御部182は、認識部130によって認識された自車両Mの相対位置や、GNSS受信機51により特定された自車両Mの絶対位置に基づいて、自車両Mが第2国または第2地域から第1国または第1地域に帰国したか否かを判定する(ステップS122)。
効力切替制御部182は、自車両Mが第2国または第2地域から第1国または第1地域に帰国した場合、第2国または第2地域で登録した代用ジェスチャに対応付けられたイベントを無効化し、第2国または第2地域において非推奨ジェスチャであったジェスチャに対応付けられたイベント(すなわち第2国または第2地域において無効化したイベント)を有効化する(ステップS124)。なお、S115の処理からS124の処理に遷移した場合、代用ジェスチャが登録されていないため、代用ジェスチャに対応付けられたイベントを無効化する処理は省略されてよい。これによって本フローチャートの処理が終了する。
図13は、イベント効力切替画面の他の例を示す図である。図13に例示するイベント効力切替画面は、自車両Mが第2国または第2地域から第1国または第1地域に帰国した場合にHMI30のディスプレイなどに表示される。図13に例示するイベント効力切替画面では、ジェスチャAの代わりとして登録されたジェスチャCに対応付けられたイベントXが無効化されており、第2国または第2地域において非推奨ジェスチャであったジェスチャAに対応付けられたイベントXが有効化されている。
例えば、第2国または第2地域から第1国または第1地域に帰国した後に、ユーザが自車両Mに向けて代用ジェスチャであるジェスチャCを行った場合、行動計画生成部140は、ジェスチャCに対応付けられたイベントXに基づいて目標軌道を生成しない。これによって、ジェスチャCに応じた自動運転が行われなくなる。一方、第2国または第2地域から第1国または第1地域に帰国した後に、ユーザが自車両Mに向けて、第2国または第2地域では非推奨ジェスチャであったジェスチャAを行った場合、行動計画生成部140は、ジェスチャAに対応付けられたイベントXに基づいて目標軌道を生成する。これによって、ジェスチャAに応じた自動運転が行われる。このように、第1国または第1地域では、第2国または第2地域で登録されたジェスチャCを使用して自車両Mを制御することが制限される代わりに、第2国または第2地域で非推奨ジェスチャであったジェスチャAを使用して自車両Mを制御することが可能となる。
以上説明した実施形態によれば、自車両Mの外部に存在するユーザのジェスチャを認識する認識部130と、記憶部190に格納されたジェスチャ制御情報192に含まれるジェスチャ(第1ジェスチャの一例)と、認識部130により認識されたジェスチャとが、ある閾値以上の類似度で同じ場合、ジェスチャ制御情報192において、認識部130によって認識されたジェスチャと同じジェスチャに対応付けられたイベントに基づいて目標軌道を生成する行動計画生成部140と、行動計画生成部140によって生成された目標軌道に基づいて自車両Mの速度および操舵を制御することで、自車両Mを自動運転する第2制御部と、自車両Mが第1国または第1地域と異なる第2国または第2地域に入国した場合、第2国または第2地域で使用することが推奨されていない非推奨ジェスチャに対応付けられたイベントを無効にする効力切替制御部182と、を備えるため、ジェスチャを利用した車両制御を、国または地域に応じて適切に行うことができる。
<実施形態の変形例>
以下、上述した実施形態の変形例について説明する。上述した実施形態では、行動計画生成部140によって決定されるイベントが、自車両Mの走行態様を規定した情報であり、イベントの無効化によって自車両Mの自動運転が制限されるものとして説明したがこれに限られない。例えば、イベントは、自車両Mのドアやトランクリッド、ワイパー、ヘッドライトといった速度や操舵に関係しない車載機器の動作を規定した情報であってもよい。この場合、第2制御部160は、行動計画生成部140によって決定されたイベントの種類に応じて、上記の車載機器を制御してよい。これによって、例えば、効力切替制御部182が、自車両Mの後部座席のドアを開くことを規定したイベントが無効化されると、第2制御部160は、そのイベントに対応付けられたジェスチャが認識部130によって認識されても、自車両Mの後部座席のドアを閉じたままにする。イベントに応じて自車両Mの速度や操舵に関係しない車載機器を動作させることは、「車両制御」の他の例である。
また、上述した実施形態では、自車両Mが第1国または第1地域から第2国または第2地域に入国した場合、第2国または第2地域において使用することが推奨されていない非推奨ジェスチャに対応付けられたイベントを無効にし、その無効化したイベントに対応付けられたジェスチャの代わりとなる代用ジェスチャを、第2国または第2地域において再登録するものとして説明したがこれに限られない。例えば、ジェスチャ登録制御部184は、第1国または第1地域において、代用ジェスチャとなり得るいくつかのジェスチャの候補(以下、代用ジェスチャ候補と称する)を登録しておき、自車両Mが第1国または第1地域から第2国または第2地域に入国した場合、複数の代用ジェスチャ候補の中から、非推奨ジェスチャと異なる代用ジェスチャ候補を選択し、その選択した代用ジェスチャ候補を、無効化したイベントに対応付けられたジェスチャの代わりとする代用ジェスチャとしてもよい。
また、ジェスチャ登録制御部184は、複数の代用ジェスチャ候補の中から、ユーザに代用ジェスチャを選択させてもよい。図14は、複数の代用ジェスチャ候補の中から代用ジェスチャを選択させる画面の一例を示す図である。例えば、ジェスチャ登録制御部184は、図14に例示するような画面をHMI30のディスプレイなどに表示させる。図14に例示する画面には、ジェスチャKからPまでの合計6種類の代用ジェスチャ候補が表示されている。例えば、ユーザが、6種類の代用ジェスチャ候補の中からジェスチャMを選択した場合、ジェスチャ登録制御部184は、第2国または第2地域において、ジェスチャMを代用ジェスチャとする。
また、上述した実施形態では、自車両Mが第1国または第1地域にいる時点で、ジェスチャの登録に特段の制限を設けていなかったがこれに限られない。例えば、ジェスチャ登録制御部184は、自車両Mが第1国または第1地域にいる時点で、ユーザのジェスチャを登録する際に、その登録対象のジェスチャ(認識部130が認識したジェスチャ)が、一つまたは複数の国や地域で使用することが推奨されていない非推奨ジェスチャと閾値以上の類似度で一致する場合、登録対象のジェスチャの登録を禁止してよい。また、ジェスチャ登録制御部184は、自車両Mが第2国または第2地域にいる時点で、代用ジェスチャを登録する際に、その代用ジェスチャが一つまたは複数の国や地域で使用することが推奨されていない非推奨ジェスチャと閾値以上の類似度で一致する場合、代用ジェスチャの登録を禁止してもよい。
また、上述した実施形態では、効力切替制御部182が、自車両Mが現在滞在している国や地域に応じて、非推奨ジェスチャに対応付けられたイベントを無効にしたり、有効にしたりするもの、すなわち、非推奨ジェスチャに対応付けられたイベントに基づく車両制御を停止するのか、または実行するのかを決定するものとして説明したがこれに限られない。例えば、非推奨ジェスチャに対応付けられたイベントに基づく自動運転として、ACC(Adaptive Cruise Control)のように自車両Mの速度制御と、LKAS(Lane Keeping Assistant System)のように自車両Mの操舵制御とが行われる場合、効力切替制御部182は、一方の制御のみを無効にしてよい。すなわち、効力切替制御部182は、非推奨ジェスチャに対応付けられたイベントに基づく自動運転の一部機能のみを無効にし、残りの機能を有効にすることで、非推奨ジェスチャに対応した自動運転を制限してよい。また、効力切替制御部182は、自動運転中の目標速度や目標舵角といった設定値や閾値を変えることで、非推奨ジェスチャに対応した自動運転を制限してもよい。
[ハードウェア構成]
図15は、実施形態の自動運転制御装置100のハードウェア構成の一例を示す図である。図示するように、自動運転制御装置100は、通信コントローラ100-1、CPU100-2、ワーキングメモリとして使用されるRAM100-3、ブートプログラムなどを格納するROM100-4、フラッシュメモリやHDDなどの記憶装置100-5、ドライブ装置100-6などが、内部バスあるいは専用通信線によって相互に接続された構成となっている。通信コントローラ100-1は、自動運転制御装置100以外の構成要素との通信を行う。記憶装置100-5には、CPU100-2が実行するプログラム100-5aが格納されている。このプログラムは、DMA(Direct Memory Access)コントローラ(不図示)などによってRAM100-3に展開されて、CPU100-2によって実行される。これによって、第1制御部120、第2制御部160、および第3制御部180のうち一部または全部が実現される。
上記説明した実施形態は、以下のように表現することができる。
プログラムを記憶したストレージと、
プロセッサと、を備え、
前記プロセッサが前記プログラムを実行することにより、
車両の外部に存在するユーザのジェスチャを認識し、
前記ストレージに登録された第1ジェスチャと、前記認識したジェスチャとが同じ場合、前記第1ジェスチャに対応付けられた車両制御を行い、
車両が前記第1ジェスチャが有効な第1国または第1地域と異なる第2国または第2地域に進入した場合、前記車両制御を制限する、
ように構成されている、車両制御装置。
以上、本発明を実施するための形態について実施形態を用いて説明したが、本発明はこうした実施形態に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変形及び置換を加えることができる。
1…車両システム、10…カメラ、12…レーダ装置、14…ファインダ、16…物体認識装置、20…通信装置、30…HMI、40…車両センサ、50…ナビゲーション装置、60…MPU、80…運転操作子、100…自動運転制御装置、120…第1制御部、130…認識部、140…行動計画生成部、142…自走駐車制御部、160…第2制御部、162…取得部、164…速度制御部、166…操舵制御部、180…第3制御部、182…効力切替制御部、184…ジェスチャ登録制御部、190…記憶部、192…ジェスチャ制御情報、200…走行駆動力出力装置、210…ブレーキ装置、220…ステアリング装置、M…自車両

Claims (9)

  1. ユーザのジェスチャを認識する認識部と、
    記憶部に登録された第1ジェスチャと、前記認識部により認識されたジェスチャとが同じ場合、前記第1ジェスチャに対応付けられた車両制御を行う第1制御部と、
    車両が前記第1ジェスチャが有効な第1国または第1地域と異なる第2国または第2地域に進入した場合、前記第1制御部による制御を制限する第2制御部と、
    前記第2制御部によって前記第1制御部による制御が制限された後に、前記第1ジェスチャの代わりとなる第2ジェスチャが前記認識部によって認識された場合、前記第1制御部による制御に、前記第2ジェスチャを対応付けて前記記憶部に登録する第3制御部と、を備え、
    前記第1制御部は、前記車両が前記第2国または前記第2地域に存在し、且つ前記第2ジェスチャが前記記憶部に登録された以降に前記認識部によって認識されたジェスチャが前記第2ジェスチャと同じ場合、前記第2ジェスチャに対応付けられた前記車両制御を行う、
    両制御装置。
  2. 前記第2制御部は、前記第2国または前記第2地域から前記第1国または前記第1地域に前記車両が戻った場合、前記第2ジェスチャに対応付けられた前記車両制御を制限し、前記第1ジェスチャに対応付けられた前記車両制御を制限しない、
    請求項に記載の車両制御装置。
  3. 情報を出力する出力部と、
    車両の外部に存在するユーザのジェスチャを認識する認識部と、
    記憶部に登録された第1ジェスチャと、前記認識部により認識されたジェスチャとが同じ場合、前記第1ジェスチャに対応付けられた車両制御を行う第1制御部と、
    前記車両が前記第1ジェスチャが有効な第1国または第1地域と異なる第2国または第2地域に進入する場合、前記ユーザに対して、前記第1ジェスチャの代わりとなる第2ジェスチャを登録することを促す第1情報を、前記出力部に出力させる第2制御部と、
    前記出力部によって前記第1情報が出力された後に前記認識部によって前記第2ジェスチャが認識された場合、前記第1制御部による制御に、前記第2ジェスチャを対応付けて前記記憶部に登録する第3制御部と、
    を備える車両制御装置。
  4. 前記第2制御部は、前記車両が前記第2国または前記第2地域に進入した後に、前記出力部に前記第1情報を出力させる、
    請求項に記載の車両制御装置。
  5. 前記第2制御部は、前記車両が前記第2国または前記第2地域に進入し、且つ前記車両の駆動輪が静止した後に、前記出力部に前記第1情報を出力させる、
    請求項またはに記載の車両制御装置。
  6. 前記第2制御部は、前記車両が前記第2国または前記第2地域に進入し、且つ前記車両が前記第2国または前記第2地域内の駐車場に進入した後に、前記出力部に前記第1情報を出力させる、
    請求項からのうちいずれか一項に記載の車両制御装置。
  7. 前記認識部は、前記車両の外部に存在するユーザが前記車両に対して行った前記ジェスチャを認識する、
    請求項1からのうちいずれか一項に記載の車両制御装置。
  8. 車載コンピュータが、
    ユーザのジェスチャを認識し、
    記憶部に登録された第1ジェスチャと、前記認識したジェスチャとが同じ場合、前記第1ジェスチャに対応付けられた車両制御を行い、
    車両が前記第1ジェスチャが有効な第1国または第1地域と異なる第2国または第2地域に進入した場合、前記車両制御を制限
    前記車両制御を制限した後に、前記第1ジェスチャの代わりとなる第2ジェスチャを認識した場合、前記車両制御に前記第2ジェスチャを対応付けて前記記憶部に登録し、
    前記車両が前記第2国または前記第2地域に存在し、且つ前記第2ジェスチャを前記記憶部に登録した以降に認識したジェスチャが前記第2ジェスチャと同じ場合、前記第2ジェスチャに対応付けられた前記車両制御を行う、
    車両制御方法。
  9. 車載コンピュータに、
    ユーザのジェスチャを認識する処理と、
    記憶部に登録された第1ジェスチャと、前記認識したジェスチャとが同じ場合、前記第1ジェスチャに対応付けられた車両制御を行う処理と、
    車両が前記第1ジェスチャが有効な第1国または第1地域と異なる第2国または第2地域に進入した場合、前記車両制御を制限する処理と、
    前記車両制御を制限した後に、前記第1ジェスチャの代わりとなる第2ジェスチャを認識した場合、前記車両制御に前記第2ジェスチャを対応付けて前記記憶部に登録する処理と、
    前記車両が前記第2国または前記第2地域に存在し、且つ前記第2ジェスチャを前記記憶部に登録した以降に認識したジェスチャが前記第2ジェスチャと同じ場合、前記第2ジェスチャに対応付けられた前記車両制御を行う処理と、
    を実行させるためのプログラム。
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