JP7076625B1 - カップ麺容器の蓋シール材。 - Google Patents

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Abstract

【課題】カップ麺の容器と蓋シールの再封止を機能向上する課題があった。【解決手段】本発明は、カップ麺容器のフランジに架かる再封止用の蓋シール材の突起部の形状を、V字状、又はY字状の係止片の折り曲げ部分及び、突起部分を2枚重ねに折り曲げ2層に構成した係止片を形成したことで、フランジに架かるフック機能を強化することが可能となり、これによりカップ麺などの容器と蓋シール材の再封止の係止機能の強化の目的を達成できた技術として、課題を解決できたものである。【選択図】図1

Description

本発明は、カップ麺容器の蓋シール材の剥がれを固定する技術に関する。
従来の技術について、これまでのカップ麺の容器及び蓋シール材は、お湯を投入した後に、蓋シール材の突起部分をカップ容器に巻き付けるようにして蓋を剥がれ難くしたものが主流であり、これを解決する技術として、突起部分に切込みを左右対称に設けて係止片をカップ容器の外縁周にかけて再封止することを可能としたものがあった。例えば、カップ麺容器の蓋シール材外周に突起部分を設け、カップ麺にお湯を投入した後、この突起部分をカップ容器本体の側面に折り曲げることで係止固定させることが一般的な再封止の技術であったが、この突起部分に、容器本体に対し容易に係止固定できる係止用切込み部、又は窪みを設け、この係止用切込み部、又は窪みを有する突起部分を容器本体の外縁周の側面方向に折り曲げる第一工程を経た後に、容器本体上部の外縁周に蓋シール材の突起部分の切込み部、又は窪みの両方の係止片を折り曲げ立ち上げるようにして両翼の係止片を挟むように折り曲げる第二工程を経て、突起部分に三角形状の面が構成され、その三角形状の面の三方を折り曲げることで容器本体の上部の外縁周部分と、両係止片と、を、嵌合するように架けて再封止させることを可能とした技術がある(特許文献1)。
また、類似する先行技術として突起部分に切込み部、および切込み線、または、孔部を設けたもので左右対称な切込み部分で構成される再封止技術があり、これらの技術は本体容器の外縁周と、これに嵌合する蓋シールの突起部分の係止機能を再封止の技術として確立したものがあった(特許文献2~4)。
また、基本的なことでいうと、従来の突起部分のタブは、容器本体の外縁周のフランジに巻きつけるように折り曲げた態様が一般的な技術であった。
特願 2021-144207 特開 2004-203448 公報 実開昭 56-10064 公報 実開昭 59-46868 公報
以上に述べた、従来のカップ麺容器を封止するための蓋シール材の機能については、容器本体に係止する作用として蓋シール材の突起部分に切込み部、又は窪み、又は孔部を左右対称に設け、これらの係止部分が容器本体の外縁周部分に架かることで蓋シール材の反り返りを防止する機能を有効とする技術であった。 が、しかし、これらの係止片からなる嵌合係止機能は、その係止片の爪に強度が無ければ係止機能としての役割が発揮できず、また、蓋シール材が蒸気や熱による反り返りの動作となる反発力を固定しきれる係止力の作用する支点と、固定力と、のバランスが悪いと係止機能が弱く蓋シール材が剥がれてしまうという弱点があった。 これらを課題として機能向上を図ろうとすると、限られた素材と形状を考慮しなければならず、それを実現するために先行技術から機能面を再考察して形状と作用の態様を新たな機能として、どのように実現するべきかを課題とし、解決するための目的としたものである。
そして、これらの課題を追及すると、従来の突起部分のタブの機能を現状の機能から向上させる必要があることから、容器本体の外縁周のフランジに巻きつけ折り曲げた係止機能の形状をベースとして、従来の技術のブラッシュアップを目的としたものを考案する必要があった。それにはこれまでの突起部分のタブの形状は比較的大きくなく折り曲げても深くならないような形状であったことから、突起部分の形状と機能性に、強度を加えることを課題とし、幅や長さを考慮する必要があり、突起部分の形状や機能性に特化した態様を実現可能とする技術が求められた。
そして本発明は、上記目的を達成するために、カップ麺容器の上部に設けられた蓋シール材に再封止機能を持たせるために素材と形状に着目して以下の技術を開発した。 カップ麺容器の外縁周部分には、フランジが設けてあって、カップ麺容器の上部にある蓋シール材の外周にタブとして突起部分が設けてあり、この蓋シール材を突起部分のほうからお湯を投入するための必要な開口部分の確保のために適宜剥がしていき、カップ麺にお湯を投入した後、タブである突起部分をカップ麺容器本体の側面に折り曲げることで係止固定させることが、これまでの一般的な再封止の方法であった。 この突起部分には、容器本体に対し容易に係止固定できるように少なくとも1か所以上の突起部分を設け、蓋シール材に設けられた突起部分の一体型蓋シール材は、突起部分としての区域を形成するため、容器本体の外縁周部分のフランジに沿った円周部分を接続部分とし、この接続部分とした突起部分に両翼の係止片を形成するために切込み部、又は窪みを設けた。この係止片である切込み部、又は窪みは、係止片の一部が容器本体側面方向に直角に接触しないようにするために、突起部分を容器本体の外縁周部分に沿って折り曲げる工程と、突起部分の先端中央部分から両翼の切込み部、又は窪み部分に向かいV字状に折り曲げる工程と、で三方向への折り曲げ工程を実現することができた。よって、突起部分の係止片が容器本体のフランジに接触する部分の支点を広角にでき、V字状の傾斜角度を係止片に実現できたことで、係止片が直角の場合と作用力点が大きく異なり、係止片の角度による架かる範囲の係止機能が向上したことが本発明の特徴である。
カップ麺容器の上部に設けられた蓋シール材に再封止機能を持たせるために素材と形状に着目して以下の技術を開発した。 カップ麺容器の外縁周部分には、フランジが設けてあって、カップ麺容器の上部にある蓋シール材の外周にタブとして突起部分が設けてあり、この蓋シール材を突起部分のほうからお湯を投入するための必要な開口部分の確保のために適宜剥がしていき、カップ麺にお湯を投入した後、突起部分をカップ麺容器本体の側面に折り曲げることで係止固定させることが、これまでの一般的な再封止の方法であった。この突起部分には、容器本体に対し容易に係止固定できるように少なくとも1か所以上の突起部分を設け、蓋シール材に設けられた突起部分の一体型蓋シール材は、突起部分としての区域を形成するために、容器本体の外縁周部分のフランジに沿った円周部分を接続部分とし、この接続部分とした突起部分に両翼を形成するための切込み部、又は窪みを設けた。この係止片である切込み部、又は窪みは、係止片の一部が容器本体側面方向に直角に接触しないようにするために、突起部分の容器本体外縁周に沿って折り曲げる工程と、突起部分の先端中央部分から両翼の切込み部、又は窪み部分に向かいY字状に折り曲げる工程と、で三方向への折り曲げが可能となった。 さらに突起部分の先端部分を左右対称に山折りに折り曲げる工程を実現することで、突起部分の係止片が容器本体のフランジに接触する部分の支点を広角にでき、Y字状の傾斜角度を係止片に実現できたことで、係止片が直角の場合と作用力点が大きく異なり、係止片の角度による架かる範囲の係止機能が向上したことが本発明の特徴である。
蓋シール材の突起部分の形状を幅広に形成し、突起部分の折り曲げる部分を第1から第3の工程で表すこととし、第1は、切込み部、又は窪みを容器本体の外縁周部分に沿って折り曲げる工程、第2は、第1の折り曲げ部分に並行した向きで突起部分の中央部分を折り曲げ部分として2枚重ねに上下自在に対称に折り曲げる工程、第3は、第2工程で折り曲げられた2層の突起部分の両翼を切込み部、又は窪みを起点として左右対称に折り曲げて係止片とする工程、これらの工程を踏まえ構成される係止片は、容器本体の外縁周部分のフランジに両翼の係止片が架かり2層からなる突起部分と係止片によって形状維持の強度が付与されたことで係止機能が向上したことを特徴としている。
上述の蓋シール材の突起部分の機能は、係止機能を強化するための形状であり、折り曲げる工程は、順序が決まったものではなく、折り曲げる箇所を正確に折り曲げて係止片を確実に容器本体の外縁周部分のフランジに架かるようにしなければならないことが重要である。 また、突起部分に形成されるV字状、又はY字状の構造からなる三角形状の折り曲げられた部分は、折り曲げたことで折り曲げた部分が縦軸に曲がり難いというメリットがある。 このことから折り曲げられた突起部分と係止片には縦軸に芯材が構成され、その形状を維持することが可能となる構造的特徴によって機能強化が図れるようになった。 また、これまでの技術では、係止片の構造上、フック機能に僅かな緩みや歪みが生じることがあり、係止片の形状維持が課題であったことから、係止片の機能向上と強度を齎すために新たな技術開発に着目し、これまでの係止片の角度がフランジに直角に接触する係止片とは異なるように、接触部分に角度をつけて広範にするという態様で係止片の機能向上を可能としたことと、突起部分及び係止片を折り曲げて2枚重ねとした2層構造からなる係止片を構成することで係止片の強度を実現することができたことが本発明の特徴である。
また、上述とは異なる他の係止機能として、突起部分の係止機能である切り込み部、又は窪みを設けない形状も有効であり、それを実現可能とした技術が、容器本体の外縁周に備わるフランジに沿って折り曲げる部分と、突起部分の中間に折り曲げ可能とした折り目を設けた2段階の折り曲げ工程で構成されたものがある。 この突起部分の折り曲げの係止機能は、折り目に沿って折り曲げる折り筋が2層からなる蓋シール材の重層に加え、折れ筋が軸となり芯材効果が発揮できることで直線的な軸を発生させることが可能となり、従来の技術の1層からなる突起部分の係止機能とは異なる強度が2か所の折り筋に付与され、突起部分自体の係止機能の強化に大きく影響した態様であることが本発明の特徴である。
また、同じく上述とは異なる係止機能として、本来蓋シール材は容器本体の外縁周のフランジに沿った円周形状である蓋シール材の一部分を突起部分とし、容器本体から剥がし易く且つ再封止用として機能するように設けられていたが、当該突起部分は、フランジに沿って長手方向の両翼となるよう幅を持たせた形状であって、この幅広に設けられた両翼突起部分は、蓋シール材を適宜剥がした状態からフランジの淵部分の上部にV字状に架かるように折り曲げられ、突起部分中央の先端部分に向かい折り曲げられる態様となる第3折り曲げ工程と、折り曲げて2層となった両翼突起部分の先端部分を、さらにフランジに沿って下方向に山折りに折り曲げる第1折り曲げ工程を設けて、また、さらに当該先端部分の一部を谷折り、又は山折りに折り曲げる第2折り曲げ工程を組み合わせることで、折り筋を多重、又は連続に組み合すことが可能となり、蓋シール材及び両翼突起部分に折り筋の軸機能で芯材効果を発揮させることを特徴としたものである。
上述したように本発明の容器本体と、蓋シール材と、を、再封止可能な技術において、突起部分の形状と係止片の機能性の向上を実現するために、係止機能の強化を目的とした場合、上述の突起部分に三角形状の面からなる折り曲げ部分を三方に設けることとした。この三角形状の部分構成は、容器本体の外縁周のフランジに沿って折り曲げる部分は、どの機能にも共通する工程であるが、突起部分における係止片の折り曲げ部分は、それぞれが違うものとなっている。 まず、突起部分に三角形状の面を設けるために、折る曲げ部分のラインがV字状及び、Y字状になっており、両翼に左右対称の係止片が下方向に向かい立ち上がるように構成されたことで折り曲げた部分が軸となり薄層である蓋シール材に強度が発生するという効果が生まれた。また係止片の角度が広角に広がるため容器本体の外縁周のフランジに接触する部分が多くなり係止機能が向上するという効果が生まれた。 また他の形状として、突起部分を横長に形成した場合、中央部分から上下自在に折り曲げて2層からなる突起部分にして、両翼の係止片を折り曲げることで係止片が2層からなり、1層の係止片よりも強度が増して、係止機能に嵌合し易い負荷圧が作用として付与され蓋シール材の弱点であった反り返る浮き剥がれの動作を制御抑制することが可能となった。
また、突起部分の切込み部、又は窪みを係止片として用いる場合、両翼の係止片をどのように折り曲げるかで係止機能に差が出るということが問題であったので、出来るだけ正確に左右対称に係止機能が発揮できるようにシンメトリーな形状と機能性など作用を重点的に考えた結果、再封止しても外れやすくなっていたこれまでの係止片の機能性の問題点である係止片の角度が容器本体の外縁周のフランジの接触部分が直角にならないようにした。
そして、これを実現するために係止片の角度、また折り曲げ部分から生まれる強度、また蓋シール材の素材を重層することで生まれる強度など、係止片自体の強化に着目して、V字状及び、Y字状の広角な傾斜角度をもって係止片を接触するようにしたことで係止機能の嵌合範囲が違うこととなり、その効果として多少の機能優劣の誤差が生じ機能改善が図れることとなった。 このように突起部分の形状と機能をできるだけ正確に折り曲げ可能とするために、折り曲げ部分を目視で正確に判断できる技術として、突起部分の中央先端部分、又は2層に折り曲げる際の目印となる部分を設け、折り曲げラインを想定し誘導し易くするために、第2の切込み部、又は窪みを形成し、折り曲げる部分に正確に折り曲げる行為と、その動作ができるようにしたことで、突起部分に切込み破線、又はシート素材の部分的変更、又は線や色彩で示さなくても良くなり、第2の切込み部、又は窪みを支点にして折り曲げるため、左右対称の係止片を形成することができたことで、一方に偏ることなく係止機能を発揮することができた。 以上の事から、これまでの弱点を克服し再封止の機能向上を実現できたことが本発明の効果である。
また、カップ麺容器の外縁周のフランジに架かる突起部分に、2段階の折り曲げ部分を設けたことで、フランジに対する係止部分には、突起部分中央で折り曲げられる平面のシートに折り目がつき折り筋となった。この折り筋によって直線的に、且つ2層構造で強化された折り筋が、軸となる芯材効果を発揮することにより、従来の蓋シール材の弱点である1層で柔らかい係止機能が改善され再封止機能を向上することができた。 従ってフランジに架かる係止点の嵌合機能が強化され、蓋シール材の反り返りや剥がれなどといった再封止の弱点を克服することができたことに加え、容易に実現することが可能な態様として、突起部分に切込み部、又は窪みを設けなくても、従来の突起部分の形状を一回り以上大きく形成し、折り曲げ部分を分かり易くすることで、その効果が得られるというのが本発明の効果である。
また、蓋シール材の剥がれを抑制するために突起部分の形状を両翼に長手方向にV字状に形成し、折り曲げた両翼突起部分に形状維持の効果を付与するべく、第1、第2折り曲げ工程を組み合わせた2段階及び、第1、第2,第3折り曲げ工程を組み合わせた3段階の折り曲げ工程とで、これらの折り目部分に強度を齎すことが可能となり、蓋シール材の素材自体を強化するために2層にすることで、これらの折り曲げ部分の折れ筋が軸機能を備えることとなり、この軸機能の芯材効果によって形状記憶の機能が加わり、係止機能が向上したことが折り曲げ部分を多重多用に構成した効果である。
本発明の実施形態で蓋シール材と突起部分のV字状を示す外観平面図。 同実施形態で蓋シール材と突起部分の使用状況を示す外観平面図。 同実施形態でフランジに架かる突起部分の使用状況を示す側面図。 同実施形態で蓋シール材と突起部分の使用状況を示す外観平面図。 同実施形態でフランジに架かる係止片の使用状況を示す側面図。 同実施形態で蓋シール材と突起部分のY字状を示す外観平面図。 同実施形態で蓋シール材と突起部分の使用状況を示す外観平面図。 同実施形態でフランジに架かる突起部分の使用状況を示す側面図。 同実施形態で蓋シール材と突起部分の使用状況を示す外観平面図。 同実施形態でフランジに架かる係止片の使用状況を示す側面図。 同実施形態で蓋シール材と突起部分の他の形状を示す外観平面図。 同実施形態で蓋シール材と突起部分の他の形状を示す外観平面図。 同実施形態で蓋シール材と突起部分の使用状況を示す外観斜視図。 同実施形態で蓋シール材と突起部分の使用状況を示す外観斜視図。 同実施形態で蓋シール材と突起部分の使用状況を示す外観斜視図。 同実施形態で蓋シール材と突起部分の使用状況を示す外観斜視図。 同実施形態で蓋シール材と突起部分の使用状況を示す外観斜視図。 同実施形態で蓋シール材と係止片の使用状況を示す側面図。 同実施形態で蓋シール材と係止片の使用状況を示す側面図。 同実施形態で蓋シール材と係止片の使用状況を示す側面図。 同実施形態で蓋シール材と係止片の使用状況を示す側面図。 同実施形態で突起部分の三角形状の折り曲げ部分を示す側面図。 同実施形態で突起部分の三角形状の折り曲げ部分を示す側面図。 同実施形態で突起部分の第2切込み部、又は窪みを示す外観平面図。 同実施形態で突起部分の第2切込み部、又は窪みを示す外観平面図。 同実施形態で突起部分の他の形状の第2切込み部、又は窪みを示す外観平面図。 同実施形態で突起部分の他の形状の第2切込み部、又は窪みを示す外観平面図。 同実施形態で突起部分の2段階折り曲げ部分を示す外観平面図。 同実施形態で突起部分の折り曲げた使用状況を示す外観平面図。 同実施形態で突起部分の折り曲げた使用状況を示す外観平面図。 同実施形態で突起部分の2段階折り曲げ部分を示す側面図。 同実施形態で突起部分の折り曲げた使用状況を示す側面図。 同実施形態で突起部分の折り曲げた使用状況を示す側面図。 同実施形態で突起部分の3段階折り曲げ部分を示す外観平面図。 同実施形態で突起部分の折り曲げた使用状況を示す外観平面図。 同実施形態で突起部分の折り曲げた使用状況を示す外観平面図。 同実施形態で突起部分の折り曲げた使用状況を示す外観平面図。 同実施形態で突起部分の3段階折り曲げ部分を示す側面図。 同実施形態で突起部分の折り曲げた使用状況を示す側面図。 同実施形態で突起部分の折り曲げた使用状況を示す側面図。
以下、本発明の実施の形態を図1~図40に基づいて説明する。
図1から図5において、1はカップ麺の容器全体を示しており、2は容器本体、3は蓋シール材、4は蓋シール材3に設けられた突起部分であり、容器本体2と蓋シール材3はヒートシールラッカーないし熱接着性樹脂で接着されている。
そして、5は、蓋シール材3と、蓋シール材に設けられた突起部分4と、の間に設けられた切込み部、又は窪み、6は突起部分に折り曲げ部分を設けたことで備わった係止片、この突起部分4には三方に折り曲げ部分として、折り曲げ部分aと、bと、を設けることで三角形状の面を有することができた。 折り曲げ部分aは突起部分4に設けた両側の切込み部、又は窪み5の間を結ぶライン上に山折りにするべく定めた折り曲げ部分であって、折り曲げ部分bは突起部分4中央の先端部分に向かい両側の切込み部、又は窪み5を結ぶライン上の下方向に山折りにするべく定めた折り曲げ部分である。これらの突起部分4の機能は、まず図に示すように蓋シール材3は突起部分4を摘まみ上部方向に剥がすことでお湯を投入する開口部が確保できる。 この使用状況は、容器本体2から蓋シール材3が剥がされ熱湯を注ぎ入れた後、再度蓋シール材3を封止するために突起部分4を折り曲げて係止片6を形成する必要がある。そして、この折り曲げられた係止片6は、容器本体2の上部の外縁周の部分に段差があるフリンジを利用し、この段差に巻き込むように突起部分4の折り曲げ部分aを下方向に折り曲げた状態で、係止片6をフランジに架かるようにすることで、蓋シール材3の再封止が可能となっていることを表している。
図1と図2は、突起部分4の折り曲げ工程を示したもので、図3は側面からの係止片6の態様を示したものである。また図4に示された矢印は、V字状になった突起部分4を先端部分より適度な距離で上下自在に折り曲げるために折り曲げ部分cを設けたこと示している。
図5は、図4に表した折り曲げ部分cから突起部分4の先端部および両翼係止片6の一部分を同様に折り曲げることで係止片6に強度が付与されて係止片6自体の開放しようとする復元作用を抑制することが可能となったことを示す側面図であり、係止片6の機能向上で蓋シール材3の剥がれようとする動作を制御することが、いかに再封止に有効であるかという実施形態を表している。
図6から図10までは、図1から図5に示す工程は類似しているが、特徴はV字状の折り曲げ部分bがY字状となったことを表しており、このY字状にしたことで突起部分4の先端部分は山折りに2枚折となり、2層の先端部分に折り曲げ部分cを設け左右自在に折り曲げることで係止片6に強度が付与されて係止片6自体の開放しようとする復元作用を抑制することが可能となった実施形態を表している。
図11から図21は、突起部分4の他の形状と使用状況を表したものであり、図11と図12は、突起部分4が容器本体2の外縁周に並行に横長に形成された突起部分4となっており、この突起部分4には両翼に係止片6を構成する切込み部、又は窪み5が設けられており、折り曲げ部分a及び、折り曲げ部分bの機能は、図1から図10に示す態様と同様であるが、折り曲げ部分cが異なる折り曲げ工程であることを特徴としている。当該横長に形成された突起部分4は、蓋シール材3と突起部分4と、の間において、折り曲げ部分aと、その対称にある突起部分4の先端部分は並行であって、突起部分4にこれらの対局する両面からなる面の中央部分を折り曲げ部分aに並行して対称に折り曲げ可能とした部分を折り曲げ部分cとしたことにより折り曲げ部分cで折り曲げられた突起部分4は2層となり、同様に係止片6も2層からなる両翼係止片6となったことで、これまでの蓋シール材3の1層からなる係止片6の機能が従来の機能よりさらに強化された。このように2層になった突起部分4は両翼係止片6を折り曲げ部分bで下方に折り曲げることで、容器本体2の外縁周のフランジに係止片6が強く架かることで係止機能がこれまでになく強化され、折り曲げ工程も複雑ではなく、容易に形成できることから蓋シール材3の製造過程においても特殊な工程を加えなくとも蓋シール材3の形成工程の変更を行うことで応用可能であるという特徴がある。以上の事を図10から図21において実施形態として表している。
また、図14と図15における技術的な違いは、突起部分4の中央部分から折り曲げ部分cを軸として折り曲げる場合の方向の違いを示したものであり、図14は、上向きに折り曲げた使用状況を表しており、図15は、下向きに折り曲げた使用状況を表している。これらの折り曲げた使用状況は指定された折り曲げ部分cを正確に折り曲げることで機能性には問題なく、係止機能は十分に発揮できることを示したものである。
図22と図23に示す8は、突起部分4にV字状からなる三角形状の折り曲げ部分を示したもので、新たな機能として、切込み部、又は窪み5を第1切込み部、又は窪み5とし、この第1切込み部、又は窪み5から突起部分4の先端部分に対してV字状に折り曲げる場合、一般的な技術として折り曲げ用の切込み破線、又は蓋シール材3に三角形状に加工した層を設けて容易に折り曲げ工程を可能とした三角面の構成技術及び、色彩の差別化で折り曲げる部分を指定する方法など、これらの技術で左右対称に係止片6を形成することができるが、これらの技術を用いらなくとも折り曲げ部分bを左右対称に折り曲げ易くすることは可能であり、まず目視にて分かり易く、且つ、折り曲げるラインの目安としても有効であるということから、突起部分4を左右対称にした中央部分の先端に新たな第2切り込み部、又は窪み8を設けることとした。これによって、突起部分4をV字状に折り曲げるときに、第2切込み部、又は窪み8を軸に両翼の係止片6を左右対称に折り曲げることが可能となり、偏った係止片6の形状から発生する再封止の機能不全が解消されるということが確認できた。このように第2切込み部、又は窪み8を設けて係止片6を形成しやすくしたことが、機能性向上のための新たな技術であり、再封止機能の向上を可能としたことを表す実施形態である。
図24から図27において、図24は、図1から図5に示すV字状の折り曲げ部分を有する突起部分4の先端中央部分に第2切込み部、又は窪み8を設けた実施形態を示したものであり、図25は、図6から図10に示すY字状の折り曲げ部分を有する突起部分4の先端中央部分に第2切込み部、又は窪み8を設けた実施形態を示したものである。
また、図26と図27は、図11から図21に示す突起部分4の折り曲げ部分cが両翼に備わる係止片6の中央部分に設けられ、この折り曲げ部分cを起点として折り曲げるラインを目視で確認しやすくしたものであり、且つ、折り曲げ部分cの第2切込み部、又は窪み8があることで、第2切込み部、又は窪み8の無い場合よりも折り曲げる動作への抵抗が若干少なくなり、突起部分4を左右対称に中央部分から折り曲げやすくするために、折り曲げ部分cに連結する第2切込み部、又は窪み8を設けたことで容易に折り曲げやすくなったという実施形態を表している。
図28から図33において、図28は、切込み部、又は窪み5が設けられず突起部分4の折り曲げの実施形態を表したものである。 図28から図30の平面図は、折り曲げ部分aを容器本体2の外縁周のフランジに沿って折り曲げる従来の係止方法に並行して設けた新たな機能であり、この折り曲げ部分cによって、突起部分4が2層からなる係止機能となり、該フランジに架かる係止部分に折り筋ができ、これが軸となる芯材効果で強度が増加し直線的な係止部分が外れにくい作用となることを表した図である。それを分かり易くしたものが図31から図33の側面図であり、図28から図30の平面図を側面図で表したものである。
図34から図40において、図34の9は、突起部分4の両翼に長手方向に放射状に設けられた両翼突起部分、10は、両翼突起部分9の突起部分4中央に位置した先端部分である。また、11は、容器本体2の外縁周のフランジの淵部分であり、このフランジの淵部分11に対して架かりを容易にするために、従来の蓋シール材3の特性を考慮した結果、突起部分4の形状を多重に折り曲げて、さらに折り曲げ箇所を多く設けることで蓋シール材の係止機能を強化可能とした態様となった。そしてこれらの折り曲げ工程において、両翼突起部分9は、V字状に折り曲げるために放射状の折り曲げ部分dを設け、この折り曲げ部分dを上方向に谷折りに折り曲げた後、2層になった突起部分4の本体容器2の外縁周のフランジに沿った部分折り曲げ部分aと交差する位置に設けられた折り曲げ部分eを、直線的に容器本体4に並行に山折りに折り曲げて、2層からなる蓋シール材3の重層効果と、折り曲げ部分の重複する多用性により、折り曲げ部分に軸をとなる強度が付与され、これらの折り曲げた部分からなる芯材効果で蓋シール材3に形状記憶の効果が発揮されたことが折り曲げ部分を増やした特徴であり、突起部分4の先端部分10を折り曲げ部分cで折り曲げることで、さらに折り曲げられた突起部分4の形状保持が容易になり係止機能を向上させることが可能となったことを表したものが図34から図37までの使用状況を示す平面図であり、図38から図40は、図34から図37の平面図を側面図で表したものである。
因みに請求項7に記載の第1、第2、第3折り曲げ部分は、あくまでも便宜上技術を具体的に指定するために連番を用いたものであり、請求項1から請求項7に記載された折り曲げ部分a、b、c、d、e、は、共通した同一の技術であるということを述べておくものである。
以下、上記蓋シール材3の効果的な機能について1実施例として説明する。
図1から図27までの、蓋シール材3の再封止機能は、これまでの再封止の技術において、係止片6などを用いて係止することを可能としたものがあったが、本発明は、これらの係止片6が、切込み部、又は窪み5により係止片6が余程厚さがあるか、或いは硬い素材を用いて係止片6が曲がらないようにしなければ、お湯を投入されたカップ麺の気化された蒸気の上昇気流と熱効果で蓋シール材3は反り返り剥がれていくことが常で、これまでの技術は突起部分4のタブを巻き付けるだけでは完全に係止できないことから、当該突起部分4のタブに係止片6を設け、これにより再封止を試みてみたが、係止片6の強度が無ければ係止機能が十分に発揮することができず、係止片6自体に改良が必要とされたことから、これらを解決する手段として開発したものが本発明の技術であって、問題となる係止片6は、単に折り曲げても復元力で開く反発作用で架かりが甘くなり易いということが分かった。 この開く動作を如何に固定するかで係止片6の機能が発揮されるかが重要という観点から改良することとした。 そしてこれらの問題を解決するために、図1から図10に示すように、折り曲げた係止片6をさらに上下左右に折り曲げることで係止片6の開こうとする復元作用を制御することが可能となった。このような技術は、係止片6自体に如何に機能性を持たせるかという点を考えて開発された形状であり、これらの係止片6をもっと折り曲げやすくしたものが、図22から図25に示す、第2の切込み部、又は窪み8の機能性であり、この第2切込み部、又は窪み8は、第1切込み部、又は窪み5を結ぶ線上に折り曲げ部分を目視で確認できるようにしたものであり、係止片6を左右対称に容易に折り曲げ可能としたことが第2切込み部、又は窪み8の特徴である。 また、このような突起部分6は蓋シール材3の外縁周に少なくとも1つ以上設けることで、再封止機能の確実性をさらに高めることができる。
図11から図21までの、蓋シール材3の再封止機能は、突起部分4の態様が異なる形状であり、突起部分4は中央部分を対象に折り曲げ可能な幅を備えることで、突起部分4を2枚重ねにすることができた。この突起部分4は、2層に折り曲げられたことで両翼に備わる係止片も2層構造となり、この係止片6を折り曲げることで芯材を用いたような強度が係止片6に付与されて、再封止機能の確実性を高めることができた。 また突起部分4にも第2切込み部、又は窪み8を設けたことで折り曲げる工程において対称に突起部分を折り曲げることができ、係止片6の機能性が常時変わることのない機能性として確立できたことが本発明の特徴である。
図28から図33までの係止機能は、突起部分4の形状が、その作用に大きく影響するものであって、フランジに沿って折り曲げる部分の係止効果と、突起部分4の中間部分から2枚重ねで折り曲げる部分と、の関連性が非常に高く、図に示す折り曲げ部分cの直線的な折り曲げによって、折り筋が強度のある軸となり芯材効果が発揮できることが確認された。この折り曲げ部分cの強度が増したことで、折り曲げ部分aへ平面上の歪み、曲がり、折れなどが最小限となり、直接的、又は間接的に、折り曲げ部分cの折り筋の芯材効果が付与され、折り曲げ部分aと、折り曲げ部分cと、の折り曲げた互いの角度が、それぞれに干渉しあい強度が維持される作用が発揮できたことで、折り曲げ部分a、cの互いの位置が構造上連動する関係性の相乗効果により係止機能が発揮できたことが発明の効果であり、また、突起部分の折り曲げ部分cは概ね中央部分で折り曲げることができれば、その効果は大きく変化するものではないということも特徴である。そしてこの折り曲げ部分cは、容易に折り曲げやすくするために目視で確認する技術として、突起部分4の折り曲げ部分cに、折り曲げ用のライン及び破線、又は色彩によるデザイン、又は目印などや、形状に屈折部分、又は窪み部分を用いて分かり易くする方法もある。
さらに、最も重要な点として、突起部分4の形状も、折り曲げ部分aと、折り曲げ部分cの長さが機能性を左右する部分となり、係止機能に大きく影響することから、折り曲げ部分aに比べて折り曲げ部分cが、幅狭く短くならないように形状と折り曲げ部分の対比については十分に考慮し、容器本体2の形状に合わせたものを研究し形状を決定する必要がある。
また、図34から図40までの係止機能は、従来の突起部分4に折り曲げ部分a、b、c、d、eを設け山折り谷折りなど多彩な折り筋を突起部分4に構成することで、従来の突起部分4との形状を大きく変更せずともよく、現状の小さ目な突起部分4にもこれらの折り曲げ部分を応用することで類似する機能を齎すことが可能である。本来は、これまでの形状に技術を施すのが簡素化という点では重要ではあるが、その機能性を十分発揮するためには、突起部分4の形状を両翼に幅広く長手方向に大きくした両翼突起部分9にしたことで係止機能の向上を実現することができた。 そして、これらの折り曲げ部分a、b、c、d、eは、山折り、谷折り、蛇腹折りなど、多彩な折り曲げ技術を応用することも可能である。
また、図1から図40において、係止機能の強化で重要な技術として挙げるならば、上述に記載したように、まず、折り曲げ部分aは、従来の係止機能であり、この従来の突起部分4の係止機能を向上させるためには、折り目の形状維持が必須であるということから、いずれの機能も折り曲げによる2層又は折り筋による軸機能を如何に突起部分4に構成するかであり、単純な構造でいうと突起部分4に従来の折り曲げ部分aとは別に並行した折り曲げ部分cを設けることで、突起部分4は折り筋の軸機能の芯材効果がそれぞれの折り筋に干渉して形状記憶の効果が表れ、再封止機能の向上を実現することが可能であるということも今回の基本的な技術である。
以上の技術において、請求項1から請求項6の技術は、いずれの組み合わせも自在であり、蓋シール材3に少なくとも2つ以上の機能を構成することも可能であり、請求項1から請求項7のいずれの折り曲げ工程も第1、第2、第3の順序に関わらず、どの折り曲げ部分から折り曲げても自由であるということを特徴とする1実施例である。

敬具

カップ麺の製造及び、再封止可能な容器の製造技術の実現と、新たな機能性での差別化を可能としたことで販促に貢献するものであり、特にカップ麺などの食品製造においてコストパフォーマンスが高く市場価値が十分に見込まれることで関連した業態に利用できる。
1 カップ麺
2 容器本体
3 蓋シール材
4 突起部分
5 切込み部、又は窪み(第1)
6 係止片
7 三角形状の面
8 切込み部、又は窪み(第2)
9 両翼突起部分
10 先端部分
11 淵部分 (フランジ)
a 折り曲げ部分
b 折り曲げ部分
c 折り曲げ部分
d 折り曲げ部分
e 折り曲げ部分

Claims (6)

  1. カップ麺などの容器本体の上部の蓋シール材に少なくとも1か所以上設けられた突起部分は、折り曲げることで蓋シール材係止機能が発揮される構造であって、前記突起部分には、前記容器本体に係止される係止用切込み部、又は窪みを備え、前記突起部分が前記容器本体に係止される際に左右対称の位置に折り曲げられる係止片を形成し、前記突起部分は、前記容器本体上部の外縁周部分に沿って並行に折り曲げる工程と、前記突起部分の両翼にある前記係止片を左右対称かつV字状に折り曲げ工程と、を経て、三角形状の面を形成し、両翼となる前記係止片は、前記容器本体の外縁周部分に並行するように前記突起部分の先端部分の一部を折り曲げ再封用係止機能を発揮できる形態であって、前記係止片はV字状に広角な係止機能を構成し、前記先端部分の折り曲げによって前記係止片の形状復元の制御ができ、再封止機能が強化されたことを特徴とする、前記容器本体と、前記蓋シール材と、を再封止可能とした蓋シール材の係止構造
  2. カップ麺などの容器本体の上部の蓋シール材に少なくとも1か所以上設けられた突起部分は、折り曲げることで蓋シール材係止機能が発揮される構造であって、前記突起部分には、前記容器本体に係止される係止用切込み部、又は窪みを備え、前記突起部分が前記容器本体に係止される際に左右対称の位置に折り曲げられる係止片を形成し、前記突起部分は、前記容器本体上部の外縁周部分に沿って並行に折り曲げる工程と、前記突起部分の両翼にある前記係止片を左右対称にY字状に折り曲げる工程と、を経て、前記Y字状の上部に形成される三角形状の面と、前記Y字状の下部に形成される山折り部分と、で構成され、両翼となる前記係止片は、前記容器本体の外縁周部分に並行するように前記突起部分の先端部分の一部を折り曲げ再封用係止機能を発揮できる形態であって、前記係止片はY字状に広角係止機能を構成し、前記先端部分の折り曲げによって前記係止片の形状復元の制御ができ、再封止機能が強化されたことを特徴とする、前記容器本体と、前記蓋シール材と、を再封止可能とした蓋シール材の係止構造
  3. カップ麺などの容器本体の上部の蓋シール材に少なくとも1か所以上設けられた突起部分は、折り曲げることで蓋シール材係止機能が発揮される構造であって、前記突起部分には、前記容器本体に係される係止用切込み部、又は窪みを備え、前記係止用切込み部、又は窪みは、前記突起部分が容器本体に係止される際に左右対称の位置に折り曲げられる係止片を形成し、前記突起部分は、前記容器本体上部の外縁周部分に沿って並行に折り曲げる工程と、前記突起部分の両翼にある前記係止片を折り曲げ工程と、を経て、前記切込み部、又は窪みが再封止用係止機能を発揮できる形態であって、前記突起部分は、中央部分を前記容器本体に向かい並行に上下自在に2枚重ねの折り筋をさらに備え、折り曲げられた前記突起部分は当該2層の状態で左右対称の両翼にある前記係止片を前記容器本体の下方向に折り曲げ、前記折り筋の芯材効果で係止機能が強化され再封止が容易にできるようになったことを特徴とする、前記容器本体と、前記蓋シール材と、を再封止可能とした蓋シール材の係止構造
  4. 前記突起部分の先端中央部分に第2切込み部、又は窪みを設けたことを特徴とする請求項1と請求項2に記載の前記容器本体と、前記蓋シール材と、を再封止可能とした蓋シール材の係止構造
  5. 前記突起部分の両翼端に第2切込み、又は窪みを設けたことを特徴とする請求項3に記載の前記容器本体と、前記蓋シール材と、を再封止可能とした蓋シール材の係止構造
  6. カップ麺などの容器本体の上部の蓋シール材に少なくとも1か所以上設けた突起部分は、折り曲げることで蓋シール材係止機能が発揮される構造であって、前記容器本体に係止される前記突起部分は、前記蓋シール材の外縁周に沿って左右対称に少なくとも1センチメートル以上の両翼に長手方向に形成された両翼突起部分のタブを有し、前記蓋シール材の一部と、前記両翼突起部分のタブは、左右対称に同時に折り曲げられる第1折り曲げ工程により、折り曲げた部分が前記突起部分の中央に位置する折り曲げられた前記先端部分に向かい折り筋となって、前記容器本体の外縁周に備わるフランジ上に山折りに折り曲げられて架かる前記先端部分の補強構造となり、前記突起部分の先端部分は、前記容器本体の外縁周フランジに沿って山折りに折り曲げる第2折り曲げ工程と、前記突起部分の先端部分を前記第折り曲げ工程の折り目と並行に折り曲げる第3工程を経て、折り曲げ部分から構成される再封止用係止機能を発揮し、前記先端部分は、第1、第2の折り曲げ工程の係止機能に芯材効果を付与された前記先端部分を、第折り曲げ工程によりさらに一部分を山折り、又は谷折りに折り曲げることで、2段階及び3段階の折り曲げ工程で折り曲げられた2層からなる前記突起部分が、前記フランジの湾曲した部分の一部に対し、折り筋及び、2層からなる前記蓋シール材の芯材効果で折り曲げ部分に強度を付与することを特徴とする、前記容器本体と、前記蓋シール材と、を再封止可能とした蓋シール材の係止構造
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