JP7076141B2 - モーションコントロール装置及びモーションコントロール方法 - Google Patents

モーションコントロール装置及びモーションコントロール方法 Download PDF

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Description

本発明は、モーションコントロール装置及びモーションコントロール方法に関する。
従来、入力側と出力側とにおいて、運動の伝達を制御するモーションコントロールの技術が知られている。
例えば、モーションコントロールの一形態として、遠隔地に設置されたマスタ側モータとスレーブ側モータとの間で、力触覚を伝達するバイラテラル制御が利用されている。このようなバイラテラル制御では、マスタ側モータとスレーブ側モータとの間において、直動系のシステムであれば、位置の差をゼロにすると共に、力の和をゼロとすることにより、力触覚の伝達を実現している。また、回転系のシステムであれば、角度の差をゼロにすると共に、トルクの和をゼロとすることにより、力触覚の伝達が実現される。
なお、モーションコントロール(バイラテラル制御)に関する技術は、例えば特許文献1に記載されている。
特開2015-199135号公報
しかしながら、従来の技術においては、モーションコントロールを行うために、マスタ側とスレーブ側双方に回転角度等の物理量を検出するセンサが設置されている。
ここで、特にスレーブ側にセンサを設置した場合、センサの検出値におけるノイズがモーションコントロールの精度に影響したり、スレーブ側の環境によっては、センサの寿命が極端に短くなる、あるいは、センサが設置できないといった事態が生じたりする。さらに、センサを設置することによって装置のサイズが大きくなったり、コストが増大したりするということもあり得る。
このように、従来の技術においては、適切なモーションコントロールを、必ずしも出力側の運動を検出するセンサを用いずに実現することが困難であった。
本発明の課題は、適切なモーションコントロールを、必ずしも出力側の運動を検出するセンサを用いずに実現することである。
上記課題を解決するため、本発明の一態様に係るモーションコントロール装置は、
第1のモータと第2のモータとが接続された回路を有するモーションコントロール装置であって、
前記回路における前記第1のモータ及び前記第2のモータの逆起電力以外の電圧降下を補償するための起電力を発生する補償電圧源を、前記第1のモータ及び前記第2のモータと直列に備えることを特徴とする。
本発明によれば、適切なモーションコントロールを、必ずしも出力側の運動を検出するセンサを用いずに実現することができる。
入力側のモータ101と出力側のモータ106とを直列に接続したモーションコントロール装置100の回路図を示す模式図である。 本発明に係るモーションコントロール装置1の回路図を示す模式図である。 本発明の効果を示す模式図である。 本発明の効果を示す模式図である。 本発明の効果を示す模式図である。 本発明に対する比較例の効果を示す模式図である。 本発明に対する比較例の効果を示す模式図である。 本発明に対する比較例の効果を示す模式図である。 本発明を適用したモーションコントロール装置1の具体的構成の一例を示す回路図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。
初めに、本発明に係るモーションコントロール装置及びモーションコントロール方法に適用される基本的原理について説明する。
[基本的原理]
本発明においては、入力側(ここではマスタ側とする)のモータと、出力側(ここではスレーブ側とする)のモータとを電気的に接続することにより、これらの間で力触覚伝達を実現する。
図1は、入力側のモータ101と出力側のモータ106とを直列に接続したモーションコントロール装置100の回路図を示す模式図である。
図1に示すように、モーションコントロール装置100では、入力側のモータ101と、入力側のモータ101の内部抵抗102と、入力側のモータ101の内部インダクタ103と、出力側のモータ106の内部インダクタ104と、出力側のモータ106の内部抵抗105と、出力側のモータ106とが直列に接続され、ループを構成している。
なお、入力側のモータ101と出力側のモータ106とは、同一の特性を有するものとする。
そして、図1に示すモーションコントロール装置100では、入力側のモータ101(マスタ側)に入力された運動(モーション)を出力側のモータ106(スレーブ側)に伝達すると共に、出力側のモータ106に入力された外乱を入力側のモータ101に伝達する機能の実現を図っている。
図1において、入力側のモータ101に流れる電流をIm、出力側のモータ106に流れる電流をIs、入力側のモータ101と出力側のモータ106との間に流れる電流をIとすると、式(1)の関係が成り立つ。
I=-Im=Is (1)
即ち、モーションコントロール装置100の回路図における各部の電流の大きさは同一であり、入力側のモータ101において流れる電流と出力側のモータ106において流れる電流とは、それぞれのモータにとっての向きが互いに逆向きとなっている。
モータにおいて発生するトルクは電流の大きさに比例し、電流の向きとトルクの向きとは対応することから、式(1)によれば、入力側のモータ101と出力側のモータ106とが発生するトルクの和はゼロとなっている。
また、図1において、入力側のモータ101及び出力側のモータ106における逆起電力定数をKe、入力側のモータ101における角速度をωm、出力側のモータ106における角速度をωs、入力側のモータ101の内部抵抗102及び出力側のモータ106における内部抵抗105の抵抗値をR、入力側のモータ101の内部インダクタ103及び出力側のモータ106における内部インダクタ104のインダクタンスをLとすると、式(2)の関係が成り立つ。
Ke・ωm=2・R・I+d/dt・2・L・I+Ke・ωs (2)
なお、式(2)の右辺の第2項における(d/dt)は、微分演算子を表しており、(d/dt・2・L・I)は、例えば、回路に直列に接続されたインダクタの両端電圧を測定することで取得することができる。また、このインダクタのインダクタンスは、モーションコントロールを行う場合には、一手法として、入力側のモータ101の内部インダクタ103及び出力側のモータ106における内部インダクタ104のインダクタンスに合算することができる。
式(2)によると、右辺の第1項及び第2項の存在により、電流Iがゼロでない場合には、Ke・ωm=Ke・ωsとはならない。
即ち、入力側のモータ101における速度(あるいは位置・角度)と出力側のモータ106における速度(あるいは位置・角度)とは一致しないこととなり、これらに速度(あるいは位置・角度)の差が生じる。
そのため、単純に入力側のモータ101と出力側のモータ106とを直列に接続するのみでは、トルクの観点では有効であるものの、速度の観点では精度が低下することがわかる。
そこで、本発明においては、式(2)における右辺の第1項及び第2項を相殺するための補償電圧Vcompを付加することで、トルクの有効性を維持しつつ、速度に関しても高精度なモーションコントロール装置の回路を実現する。
図2は、本発明に係るモーションコントロール装置1の回路図を示す模式図である。
図2に示すように、モーションコントロール装置1の回路図では、入力側のモータ101と、入力側のモータ101の内部抵抗102と、入力側のモータ101の内部インダクタ103と、補償電圧源V1と、出力側のモータ106の内部インダクタ104と、出力側のモータ106の内部抵抗105と、出力側のモータ106とが直列に接続され、ループを構成している。
図2に示す回路図において、補償電圧源V1以外の構成は、図1に示す回路図と同様である。
補償電圧源V1は、式(2)における右辺の第1項及び第2項による電圧降下を可変的に補償するものであり、電流Iに応じて、式(3)に示すように、この電圧降下を相殺する方向の補償電圧Vcompを発生させる。
Vcomp=2・R・I+d/dt・2・L・I (3)
このとき、図1の回路図と同様に、式(1)が成り立つ。
また、図2の回路図では、図1の回路図における式(2)に代えて、式(4)が成り立つ。
Ke・ωm=2・R・I+d/dt・2・L・I+Ke・ωs-Vcomp (4)
式(4)において、Vcompに(3)式を代入すると、式(5)が成り立つ。
Ke・ωm=Ke・ωs (5)
即ち、図2に示す回路図では、入力側のモータ101における速度(あるいは位置・角度)と出力側のモータ106における速度(あるいは位置・角度)とが一致し、これらに速度(あるいは位置・角度)の差は生じないこととなる。
図2に示す回路図において、回路を流れる電流Iを検出することで、適切な補償電圧Vcompを設定することができる。
即ち、モーションコントロール装置1においては、入力側のモータ101及び出力側のモータ106における運動(位置、速度、加速度、力等)を検出するセンサが不要となっている。
したがって、図2に示す回路図を有するモーションコントロール装置1によれば、適切なモーションコントロールを、必ずしも出力側の運動を検出するセンサを用いずに実現することができる。
ちなみに、既存のモーションコントロール装置では、モーションコントロールを行うコントローラのゲイン設計が必ずしも容易ではないという課題があるが、本発明におけるモーションコントロール装置1では、このようなコントローラを実装する必要がない。
さらに、既存のモーションコントロール装置では、高精度な制御を行うためには、高速な演算処理を可能とする高性能なプロセッサを用いる必要があるが、本発明におけるモーションコントロール装置1では、高速な演算処理が不要であるため、高性能なプロセッサを必ずしも用いる必要がない。
なお、モーションコントロール装置1において、補助的に種々のセンサを備えることは可能であり、出力側のモータ106における運動(位置、速度、加速度、力等)を検出するセンサも補助的に備えておくこととしてもよい。
また、モーションコントロール装置1における入力側のモータ101の内部抵抗102、入力側のモータ101の内部インダクタ103、出力側のモータ106の内部インダクタ104、及び、出力側のモータ106の内部抵抗105は、入力側のモータ101及び出力側のモータ106の理想的なモデル以外の電圧降下を生じる要素を代表的に表したものであり、配線抵抗等の他の要素が無視できない場合等には、これら他の要素も電圧降下を生じる要素として、補償電圧源V1による補償の対象に含めることができる。
[効果]
図3A~図3Cは、本発明の効果を示す模式図であり、図3Aは、図2に示すモーションコントロール装置1による制御結果の角度を示し、図3Bは、図2に示すモーションコントロール装置1による制御結果の角速度を示し、図3Cは、図2に示すモーションコントロール装置1による制御結果のトルクを示している。
なお、図3A~図3Cにおける実線は入力側のモータ101の特性、破線は出力側のモータ106の特性を示している。
図3A~図3Cに示すように、図2に示すモーションコントロール装置1では、出力側のモータ106が物体に接触している期間を含め、入力側のモータ101と出力側のモータ106との角度及び角速度が一致していると共に、トルクは逆向きに等しい大きさで発生していることがわかる。
また、図4A~図4Cは、本発明に対する比較例の効果を示す模式図であり、ここでは、図1に示すモーションコントロール装置100による制御結果を示している。
具体的には、図4Aは、図1に示すモーションコントロール装置100による制御結果の角度を示し、図4Bは、図1に示すモーションコントロール装置100による制御結果の角速度を示し、図4Cは、図1に示すモーションコントロール装置100による制御結果のトルクを示している。
図4A~図4Cに示すように、モーションコントロール装置100では、図4Cに示すトルクについては、比較的高い精度で制御が行われているものの、図4Aに示す角度及び図4Bに示す角速度については、入力側のモータ101と出力側のモータ106との差が大きくなっている。
即ち、本発明におけるモーションコントロール装置1では、補償電圧源V1の機能により、入力側のモータ101及び出力側のモータ106の理想的なモデル以外の電圧降下を生じる要素(内部抵抗、内部インダクタンス、配線抵抗等)の影響が抑制され、高精度なモーションコントロールが実現されている。
[具体的構成]
次に、本発明を適用したモーションコントロール装置1の具体的構成について説明する。
図5は、本発明を適用したモーションコントロール装置1の具体的構成の一例を示す回路図である。
なお、本発明による補償電圧を印加できる構成であれば、図5の回路図以外の各種回路構成とすることができる。
図5に示すように、モーションコントロール装置1は、定電圧源V2と、Hブリッジ回路Bと、入力側のモータ101と、出力側のモータ106と、を備えている。
なお、図5において、入力側のモータ101の内部抵抗102と、入力側のモータ101の内部インダクタ103と、出力側のモータ106の内部インダクタ104と、出力側のモータ106の内部抵抗105とは、図示を省略している。
図5に示すように、入力側のモータ101と出力側のモータ106との間に流れる電流Iを検出し、定電圧Vdcを供給する定電圧源V2から印加される電圧の向き及び大きさをHブリッジ回路Bによって制御することで、入力側のモータ101及び出力側のモータ106に印加される補償電圧Vcompを制御することができる。
このような構成により、入力側のモータ101と出力側のモータ106とが発生するトルクの和をゼロとすることができる。また、入力側のモータ101における速度(あるいは位置・角度)と出力側のモータ106における速度(あるいは位置・角度)とを一致させ、これらに速度(あるいは位置・角度)の差が生じないよう制御することができる。
即ち、図5のモーションコントロール装置1によれば、適切なモーションコントロールを、必ずしも出力側の運動を検出するセンサを用いずに実現することができる。
なお、本発明は、本発明の効果を奏する範囲で変形、改良等を適宜行うことができ、上述の実施形態及び変形例に限定されない。
例えば、本発明は、各種モーションコントロールに適用することができる。
具体的には、入力側のモータ101がエンジン等によって駆動されるジェネレータ、出力側のモータ106が推進力を発生するための推進用モータを構成するように、本発明を適用することができる。
この場合、船舶の推進システムや、ハイブリッドカー等の車両における駆動システムとして、本発明を構成することができる。
また、上述の実施形態では、入力側のモータ101及び出力側のモータ106の内部抵抗及び内部インダクタンスによる電圧降下を補償の対象としたが、これに限られない。即ち、入力側のモータ101及び出力側のモータ106の内部抵抗及び内部インダクタンスによる電圧降下のいずれかを電圧降下の補償の対象とすることでも、一定の効果を奏するものとなる。
また、本発明においては、出力側のモータ106にセンサを設置する必要がないため、出力側のモータ106を放射性環境、深海、宇宙等の過酷な環境に設置することが可能になると共に、このような環境に出力側のモータ106を設置した場合にも、センサノイズの影響を受けることがないため、高精度なモーションコントロールを行うことができる。また、本発明においては、センサを設置するためのコストを低減できると共に、装置のサイズをより小型化でき、耐故障性の向上を図ることができる。
また、上述の実施形態において、入力側のモータ101と出力側のモータ106とは、同一の特性を有するものとして説明したが、これに限られない。例えば、入力側のモータ101の1/2のトルクを出力する出力側のモータ106を2つ直列に回路に接続したり、出力側のモータ106と調整用の負荷とを直列に回路に接続したりすることで、出力側のモータ106のモーションをスケーリングすることができる。
以上のように構成されるモーションコントロール装置1は、入力側のモータ101と、出力側のモータ106と、補償電圧源V1とを備える。
モーションコントロール装置1は、入力側のモータ101と出力側のモータ106とが接続された回路を有している。
補償電圧源V1は、回路における入力側のモータ101及び出力側のモータ106の逆起電力以外の電圧降下を補償するための起電力を発生し、入力側のモータ101及び出力側のモータ106と直列に設置されている。
このような構成により、補償電圧源V1が発生する起電力によって、入力側のモータ101及び出力側のモータ106の逆起電力以外の電圧降下を生じる要素(内部抵抗、内部インダクタンス、配線抵抗等)の影響が抑制され、高精度なモーションコントロールを実現することができる。
したがって、本発明によれば、適切なモーションコントロールを、必ずしも出力側の運動を検出するセンサを用いずに実現することができる。
補償電圧源V1は、回路に流れる電流に応じた起電力を発生する。
これにより、回路に流れる電流を直接計測あるいは他の情報から換算する等して、この電流に応じた起電力を補償電圧源V1が発生する構成とすることができる。
そのため、モーションコントロール装置の動作状態に応じて、電圧降下を補償するための適切な起電力を発生することができる。
回路における入力側のモータ101及び出力側のモータ106の逆起電力以外の電圧降下として、入力側のモータ101及び出力側のモータ106の内部抵抗及び内部インダクタンスによる電圧降下の少なくともいずれかを含む。
このような構成により、入力側のモータ101及び出力側のモータ106が有するモーションコントロールの精度を低下させる主な要因の影響を抑制して、より高精度な制御を行うことができる。
補償電圧源は、定電圧源V2と、定電圧源V2によって供給される電圧を、入力側のモータ101及び出力側のモータ106に対して双方向から印加可能なHブリッジ回路Bとを含んで構成される。
このような構成により、簡単な回路構成によって、適切なモーションコントロールを、必ずしも出力側の運動を検出するセンサを用いずに実現することができる。
なお、上記実施形態は、本発明を適用した一例を示しており、本発明の技術的範囲を限定するものではない。即ち、本発明は、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、省略や置換等種々の変更を行うことができ、上記実施形態以外の各種実施形態を取ることが可能である。本発明が取ることができる各種実施形態及びその変形は、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1,100 モーションコントロール装置、101 入力側のモータ、102,105 内部抵抗、103,104 内部インダクタ、106 出力側のモータ、V1 補償電圧源、V2,V21,V22 定電圧源、B,B1,B2 Hブリッジ回路、Cm マスタ側回路、Cs スレーブ側回路

Claims (4)

  1. 力触覚の伝達を行う第1のモータと第2のモータとが接続された回路を有するモーションコントロール装置であって、
    前記第1のモータは、前記力触覚の伝達における運動が入力されると共に、前記第2のモータに入力された外乱を出力し、
    前記第2のモータは、前記第1のモータに入力された運動を出力すると共に、当該運動に対する外乱が入力され、
    前記第1のモータは、入力された前記運動によって起電力を発生し、前記第2のモータは、入力された前記外乱によって起電力を発生し、
    前記第1のモータの起電力または前記第2のモータの起電力によって前記回路に発生した電流を検出し、
    検出された前記電流に応じた起電力を可変的に発生する補償電圧源を、前記第1のモータ及び前記第2のモータと直列に備え、
    前記補償電圧源が発生する前記電流に応じた起電力は、検出された前記電流の比例値と前記回路の抵抗値との乗算値及び検出された前記電流の微分値と前記回路のインダクタンスとの乗算値を要素として算出され、
    前記補償電圧源が発生する起電力によって、前記回路における前記第1のモータ及び前記第2のモータの逆起電力以外の電圧降下を補償し、
    前記補償電圧源は、検出された前記電流がゼロでない場合に前記電流に応じた起電力を印加し、検出された前記電流がゼロである場合には前記電流に応じた起電力を印加しないことを特徴とするモーションコントロール装置。
  2. 前記補償電圧源は、定電圧源と、前記定電圧源によって供給される電圧を、前記第1のモータ及び前記第2のモータに対して双方向から印加可能なブリッジ回路とを含んで構成されることを特徴とする請求項1に記載のモーションコントロール装置。
  3. 前記第2のモータを複数備えると共に、当該複数の第2のモータは直列に接続され、
    前記複数の第2のモータの出力トルクの合計は、前記第1のモータの出力トルクに相当し、前記第1のモータと前記複数の第2のモータとの間で力触覚が伝達されることを特徴とする請求項1またはに記載のモーションコントロール装置。
  4. 力触覚の伝達を行う第1のモータと第2のモータとが接続された回路を有するモーションコントロール装置で実行されるモーションコントロール方法であって、
    前記第1のモータは、前記力触覚の伝達における運動が入力されると共に、前記第2のモータに入力された外乱を出力し、
    前記第2のモータは、前記第1のモータに入力された運動を出力すると共に、当該運動に対する外乱が入力され、
    前記第1のモータは、入力された前記運動によって起電力を発生し、前記第2のモータは、入力された前記外乱によって起電力を発生し、
    前記第1のモータの起電力または前記第2のモータの起電力によって前記回路に発生した電流を検出し、
    検出された前記電流に応じた起電力を可変的に発生させて、前記第1のモータ及び前記第2のモータに対して直列に印加し、
    前記電流に応じた起電力は、検出された前記電流の比例値と前記回路の抵抗値との乗算値及び検出された前記電流の微分値と前記回路のインダクタンスとの乗算値を要素として算出され、
    前記回路における前記第1のモータ及び前記第2のモータの逆起電力以外の電圧降下を補償し、
    前記電流に応じた起電力は、検出された前記電流がゼロでない場合に印加され、検出された前記電流がゼロである場合には印加されないことを特徴とするモーションコントロール方法。
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