JP7074057B2 - 産業用ロボットの作業記述作成装置および産業用ロボットの作業記述作成方法 - Google Patents

産業用ロボットの作業記述作成装置および産業用ロボットの作業記述作成方法 Download PDF

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Description

本発明は、産業用ロボットの作業記述作成装置および産業用ロボットの作業記述作成方法に関する。
従来から、組み立て用途等の産業用ロボットについて、組み立てる部品(ワーク)の座標を変換する座標情報処理装置の技術が存在する。たとえば、特許文献1には、一方のアセンブリデータのアセンブリ座標系での座標を他方のアセンブリデータのアセンブリ座標系での座標値に変換する技術が記載されている。この座標情報処理装置は、複数のアセンブリデータと、複数の部品データと、を記憶するための記憶部を備える。また、各アセンブリデータは、対応する部品データの各モデル座標系とアセンブリ座標系との変換情報を含む。また、座標情報処理装置は、座標指示手段、共通部品検索手段と、座標変換手段とを含む。座標指示手段は、指定座標を指示する。また、共通部品検索手段は、第1および第2のアセンブリデータに対応する同一の部品データを検索するための手段である。また、座標変換手段は、検索された部品データを介して、第1及び第2のアセンブリデータのアセンブリ座標系を変換情報を用いて関連付けることにより、指定座標を対応する座標値に変換する。
特開2009-070045号公報
しかしながら、特許文献1に記載された技術では、変換された座標から、組み立て用途等の産業用ロボットの実際の作業記述情報を作成することはできなかった。これは、例えば、組み立て用途の多関節のロボットにおいては、ロボットの位置と姿勢をユーザが座標を与えて指定することは難しいためであった。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、容易に産業用ロボットの作業記述情報を作成する作業記述作成装置を提供する。また、本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、容易に産業用ロボットの作業記述情報を作成する作業記述作成方法を提供する。
本発明の作業記述作成装置は、ロボットの組立作業工程図ないし設計図とロボット作業対象側のワークが描画されたパレット図からなる3D-CAD図面データから選択された産業用ロボットの部品の階層関係を設定する部品階層設定部と、前記部品階層設定部により設定された前記部品が一致する箇所の同次座標変換行列を算出し、該同次座標変換行列に対応した作業記述情報を作成する作業記述部と、前記作業記述部により作成された前記作業記述情報に対応した動作のアニメーションを作成するアニメーション作成部と、前記3D-CAD図面データが表示された画面を移動するポインタを操作するポインティングデバイスを有する入力部と、を備えることを特徴とする。
本発明の作業記述作成装置では、3D-CAD図面データから選択された産業用ロボットの部品の各種データに階層関係を設定し、産業用ロボットの実際の作業記述情報を構造化することが容易に作成することが可能になる。また、階層関係に基づいて表示された部品(の座標値)を、ポインティングデバイスを用いた直感的な操作を行うことにより、自動的に座標変換を行うことが可能になる。
また、本発明の作業記述作成装置は、前記作業記述情報は、前記産業用ロボットの作業点と複数の補助点との間の移動順序を設定し、前記補助点として、動作を待機させる待機点を少なくとも一つ含むことを特徴とする。このように構成することで、実際の産業用ロボットの動作を作業記述情報として出力することが容易となる。
本発明の作業記述作成方法は、ロボットの組立作業工程図ないし設計図とロボット作業対象側のワークが描画されたパレット図からなる3D-CAD図面データから選択された産業用ロボットの部品の階層関係を設定し、設定された前記部品が一致する箇所の同次座標変換行列を算出し、該同次座標変換行列に対応した作業記述情報を作成し、作成された前記作業記述情報に対応した動作のアニメーションを作成し、ポインティングデバイスを有する入力部を用いて前記3D-CAD図面データが表示された画面を移動するポインタを操作することを特徴とする。
本発明の作業記述作成方法では、3D-CAD図面から選択された産業用ロボットの部品の各種データに階層関係を設定し、産業用ロボットの実際の作業記述情報を構造化することが容易に作成することが可能になる。また、階層関係に基づいて表示された部品(の座標値)を、ポインティングデバイスを用いた直感的な操作を行うことにより、自動的に座標変換を行うことが可能になる。
また、本発明の作業記述作成方法は、前記作業記述情報は、前記産業用ロボットの作業点と複数の補助点との間の移動順序を設定し、前記補助点として、動作を待機させる待機点を少なくとも一つ含むことを特徴とする。このように構成することで、実際の産業用ロボットの動作を作業記述情報として出力することが容易となる。
本発明によれば、3D-CAD図面データから選択された産業用ロボットの部品の各種データに階層関係を設定し、産業用ロボットの実際の作業記述情報を構造化することが容易に作成することが可能になる。また、階層関係に基づいて表示された部品(の座標値)を、ポインティングデバイスを用いた直感的な操作を行うことにより、自動的に座標変換を行うことが可能になる。
本発明の実施形態に係る作業記述作成装置の制御構成を示すブロック図である。 図1に示す作業記述情報の構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る作業記述作成処理のフローチャートである。 図1に示す3D-CAD図面データが表示された画面例である。 図1に示す3D-CAD図面データに含まれるワークの例を示す概念図である。 図3に示す作業記述作成処理のGUIの画面例である。 図3に示す部品階層設定処理で設定される座標系ツリーを説明する概念図である。
<実施形態>
〔作業記述作成装置1の構成〕
まず、図1及び図2により、本発明の実施形態に係る作業記述作成装置1の制御構成について説明する。作業記述作成装置1は、産業用ロボットの作業記述情報220を作成する装置であり、たとえば、PC(Personal Computer)またはワークステーション等である。この産業用ロボットは、例えば、部品等の素材(以下、「ワーク」という。)を把持し、組み立てる用途等に用いられる組み立て用ロボット(以下、「ロボット」という。)である。
本形態では、ロボットは、図4に示す水平多関節型ロボットであり、ワークを指定された地点から別の指定された地点まで搬送する等の動作を行なう。ロボットは、図4に示すように、符号を付記していないが、本体主部と第1アームと第2アームとハンドツールとを備えている。第1アームの基端側は、本体主部に回動可能に連結されている。第2アームの基端側は、第1アームの先端側に回動可能に連結されている。第2アームの先端側には、回転軸が回転可能に取りつけられ、さらに、上下方向に直線的に移動する部分が装備されている。この上下方向に直線的に移動する部分には、チャック等を有するハンドツールが保持されている。このように、ロボットは、複数のアームを連結して各アームを水平に回動させ、所定のハンドツールを使用して、部品の搬送や組付け、ネジ締め等の作業を行う。
作業記述作成装置1は、主に、制御部10、記憶部20、I/O部30、表示部40、及び入力部50により構成されている。
制御部10は、作業記述作成装置1全体を制御する。制御部10は、記憶部20に予め記憶された動作プログラム、ファイル等を読み出して実行する。制御部10は、たとえば、MPU(Micro Processing Unit)、GPU(Graphics Processing Unit)、DSP(Digital Signal Processor)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)等の制御演算手段である。本実施形態では、制御部10は、図1に示すように、部品階層設定部100、作業記述部110、及びアニメーション作成部120を備えている。なお、詳細な説明は後述する。
記憶部20は、制御部10が実行する動作プログラム及び処理に必要な各種データ等を記憶する。記憶部20は、RAM(Random Access Memory )、ROM(Read Only Memory)を備えており、さらに、フラッシュメモリ(Flash Memory)やSSD(Solid State Drive)、HDD(Hard Disk Drive)などの記憶装置、または光ディスクや半導体メモリ等の一時的でない記録媒体、またはこれらを適宜組み合わせたものである。本実施形態では、記憶部20は、図1に示すように、作業記述作成プログラム200、3D-CAD図面データ210、及び作業記述情報220を格納する。なお、詳細な説明は後述する。
I/O部30は、制御部10とその他の周辺機器とのデータおよび制御信号の入出力制御を行うその他の周辺機器とのデータおよび制御信号の入出力制御を行う。本実施形態では、I/O部30は、外部の機器と接続するためのチップセット(Chipset)、I/O(Input / Output)等の回路とインターフェイスである。I/O部30は、RS-232CやUSB等の汎用シリアルインターフェイス、パラレルインターフェイス、デジタルビデオインターフェイス等を含んでいる。また、I/O部30は、LAN(Local Area Network)やWAN(Wide Area Network)の外部ネットワークに接続するためのネットワークインターフェイスも含んでいる。
表示部40は、制御部10からの指示にしたがって各種データ等を表示する。表示部40は、液晶ディスプレイ、有機EL(Organic Electro-Luminescence)ディスプレイ等のドットマトリクスディスプレイ及びLED(Light Emitting Diode)等の表示装置から構成されている。表示部40には、GUI(Graphical User Interface)により、各種データやグラフ等が表示される。表示部40は、たとえば、図4に示す3D-CAD図面データが表示された画面や図6に示す作業記述作成処理のGUIの画面等を表示する。
入力部50は、ユーザの指示を入力する入力装置から入力される入力データを制御部10に送信する。入力装置は、キーボードやスイッチ、マウスやデジタイザ等のポインティングデバイス、タッチパネル等である。また、入力部50は、フラッシュメモリや光学メモリ媒体等の記録媒体を接続するためのメモリーカード接続部を備えている。特に、本形態では、マウス等のポインティングデバイスを用いてドラッグアンドドロップを行い、直感的な操作を行う。
つぎに、図1に示す制御部10を構成する、部品階層設定部100、作業記述部110、及びアニメーション作成部120について説明する。
部品階層設定部100は、3D-CAD図面から選択されたロボットの部品の階層関係を設定する。この部品は、ロボットのアセンブリや部品や可動単位である「ノード」や、ワークを含む。部品階層設定部100は、ロボットの部品の親子関係を示す仕組みを構成している。具体的には、ロボットの部品の親子関係を、図7に示すように、ツリー構造として表している。例えば、ロボットに装着されたハンド212(ハンドツール)と言う関係では、ロボットが親でハンド212(ハンドツール)が子の関係となる。
作業記述部110は、部品階層設定部100により設定された部品が一致する箇所の同次座標変換行列を算出し、この同次座標変換行列に対応した作業記述情報220を作成する。たとえば、作業座標系を用いて表された部品の入力データ(同次座標変換行列)を、設定された箇所を示す、ワールド座標系を用いて表わされた変換データ(同次座標変換行列)に変換する。なお、同次座標変換行列は、所定の座標系上における指定した位置と姿勢を表している。作業記述部110は、記憶部40に格納されている作業記述作成プログラム200を実行し、変換データ(同次座標変換行列)を算出する。
アニメーション作成部120は、作業記述部110により作成された作業記述情報220に対応した動作のアニメーションを作成する。
図1に示す記憶部20を構成する、作業記述作成プログラム200、3D-CAD図面データ210、及び作業記述情報220について説明する。
(作業記述作成プログラム)
作業記述作成プログラム200は、OS(Operating System)上のアプリケーションソフトウェア(Application Software)等と、このアプリケーションソフトウェアに機能を追加するためのアドイン(Add-in)等のプログラム及びデータである。作業記述作成プログラム200は、記録媒体から記憶部20に格納され、又は外部ネットワークからダウンロードされてインストールされてもよい。作業記述作成プログラム200が実行されると、GUIによりユーザの指示が取得される。そして、ロボットの3D-CAD図面データ210から、直接、作業記述情報220が作成される。
本実施形態では、作業記述作成プログラム200は、マウス等のポインティングデバイスを用いてドラッグアンドドロップによる自動変換を実現している。簡単に説明すれば、この操作を実現するには、一旦作業空間の座標系(作業座標系またはユーザ座標系)での値に変換して、ロボットの座標系(ワールド座標系)に変換すればよい。具体的な手順は以下の通りである。変換元と変換先は既知であるので、まず変換元からロボット(親)のポインタを順次辿って作業座標系まで遡る。その際に、必要に応じて変換作業を行うことで、変換元の値を作業座標系における値に変換できる。また、同様に変換先からロボット(親)のポインタを順次辿って作業座標系まで遡る。その際に、必要に応じて変換行列を計算していくことにより、作業座標系から変換先への変換行列が求まる。最後に作業座標系の値に変換行列を作用させて、変換先の値を得る。変換元が各軸値の場合には、一旦変換値に変換する作業が必要になるが、ロボットの部品により判断して必要に応じて変換作業を行えばよい。
3D-CAD図面データ210は、ロボットの組立作業工程図面や設計図等である三次元(Three Dimension、3D)CAD(Computer-Aided Design)データである。3D-CAD図面データ210は、一般的なファイル形式で、実際の大きさを示す座標データを含んでいる。また、3D-CAD図面データ210は、図示しない記録媒体や外部ネットワークから取得されて、記憶部20に記憶される。3D-CAD図面データ210の詳細については、実際の処理での座標の扱いとともに説明する。
作業記述情報220は、作成された、ロボットの動作記述を示す情報である。また、作業記述情報220は、記憶部20に記憶され、図示しない記憶媒体へ出力することも可能である。また、作業記述情報220は、ロボットの作業点と複数の補助点との間の移動順序を設定し、補助点として、動作を待機させる待機点を少なくとも一つ含んでいる。
図2(a)によると、作業記述情報220は、座標系ノード300及び作業プログラム310を含んでいる。
図2(b)によると、座標系ノード300は、自ノード識別番号、ノード名称、親ノード、子ノードリスト、自ノード同次座標変換行列等を含むデータである。自ノード識別番号は、自ノードを識別するための番号等のID(Identification)である。自ノードの識別番号は、例えば、後述する座標系ツリーのルートにあたる[ワールド]ノードの識別番号は「0」となり、それ以降追加された順の番号が付与される。ノード名称は、GUIにてユーザにより設定されたノードの名称を示す文字列等である。親ノードは、自ノードの親ノードの識別番号である。子ノードリストは、自ノードに接続されている子ノードの識別番号のリストである。この子ノードは、複数あってもよい。自ノード同次座標変換行列は、親ノードの座標を原点とした座標系で表した自ノードの4x4同次座標変換行列である。同次座標変換行列とは、所定の位置と姿勢を表している。一般的には、同次座標変換行列は、4次元(4×4)の行列で構成されている。また、この同次座変換行列で算出された所定の座標系上の座標値は、(X、Y、Z、α、β、γ)で示すことができ、X軸、Y軸及びZ軸の位置座標値を表している。また、α、β及びγは、姿勢座標値(回転角度)である。なお、[ワールド]ノードについては、親ノードがないため、単位行列の同次座標変換行列であってもよい。
図2(c)によると、作業プログラム310は、プログラム識別番号、プログラム名称、把持ワークノード番号、作業対象ワークノード番号、動作姿勢識別番号、動作シーケンス識別番号、作業点、補助点リスト、作業内容識別番号等を含むデータである。
プログラム識別番号は、作業プログラム310を識別するための番号等のID(Identification)である。プログラム識別番号としては、例えば、正の整数値が設定される。プログラム名称は、GUI等にてユーザにより設定された作業プログラム310の名称を示す文字列等である。把持ワークノード番号は、ロボットのハンド(ハンドツール)212(図5)が把持する対象となるワーク211(図5)のノード番号である。作業対象ワークノード番号は、作業対象側のワーク211のノード番号である。動作姿勢識別番号は、右手、左手等の動作姿勢を識別するための番号である。動作シーケンス識別番号は、動作シーケンスを識別するための番号である。
作業点は、3D-CAD図形のワールド座標系に基づいた作業空間である作業座標系で設定された動作の目標点(4x4同次座標変換行列で示す)である。すなわち、作業点は、後述するワーク211の合致により算出された、ノードを動作させた際に停止させる位置を示す。補助点リストは、作業座標系で設定された、補助点を表す4x4同次座標変換行列のリストである。この補助点は、3D-CAD図形内に図面データが存在しない位置において設定した動作の目標点である。すなわち、補助点も、ノードを動作させた際に補助的な位置に停止させる位置を示す。詳細については後述する。作業内容識別番号は、GRASP(把持)、RELEASE(離す)等の作業内容を識別するための番号である。なお、「合致」とは、たとえば、ワーク211の変換値(座標値)をロボットのハンド(ハンドツール)212の変換値(座標値)へドラッグアンドドロップすれば、この操作によりワーク211において登録された変換値をロボットのハンド(ハンドツール)212における値に変換してロボットに登録するという処理である。本実施形態では、この「合致」という処理は、作業記述作成プログラム200を実行することで自動的に行うことが可能になる。具体的には、作業記述作成装置1は、ロボットの各部品でドラッグアンドドロップを可能とすることにより、直感的な操作で異なる座標系で設定した値を自動的に変換している。
なお、制御部10は、記憶部20のROMやHDDやSSD等に格納された作業記述作成プログラム200をRAM等に展開して実行することで、部品階層設定部100、作業記述部110、及びアニメーション作成部120として機能する。
〔作業記述作成処理〕
次に、図3~図7により、本発明の実施の形態に係る作業記述作成処理の説明を行う。本実施形態の作業記述作成処理では、3D-CAD図面データ210を用いてロボットを構成する各ノード及びワーク211の座標を変換可能にし、動作パス位置データを含む作業記述情報220を自動生成し、その動作を確認する。本実施形態の作業記述作成処理は、主に制御部10が、記憶媒体である記憶部20に記憶された作業記述作成プログラム200を、各部と協働し、ハードウェア資源を用いて実行する。以下で、図3のフローチャートにより、作業記述作成処理の詳細をステップ毎に説明する。
(ステップS101)
まず、部品階層設定部100が、部品階層設定処理を行う。この処理において、部品階層設定部100は、取得された3D-CAD図面データ210から選択されたロボットのノードの階層関係をGUIにて設定する。
図4及び図5を参照して、作業記述の作成対象となる3D-CAD図面データ210について説明する。図4の画面例500は、記録媒体や外部ネットワークからユーザの指示により取得した3D-CAD図面データ210を表示部40に表示した例である。また、画面例500には、各種指示を与えるその他のGUIについても表示されている。
図5(a)(b)は、3D-CAD図面データ210に含まれる、ロボットの作業対象側のワーク211が配置されたパレット等を示す図である。図5(a)に示すように、3D-CAD図面データ210のパレットには、作業対象側のワーク211を全て描画しておく。すなわち、作業対象となる3D-CAD図面データ210内には、組み立て作業に必要な装置、ワーク211等がすべて描画され、配置されている。これにより、部品階層設定部100は、ロボットが動作すべき作業点や位置・姿勢等を3D-CAD図面データ210から抽出することが可能となる。つまり、この3D-CAD図面データ210から必要な座標、姿勢等を抽出し、作業記述作成プログラムに展開することが可能となる。なお、パレットが交換され、又はパーツフィーダー等を用いて供給される繰り返し作業用のワーク211の場合には、その旨、指定することが可能である。
図5(c)は、3D-CAD図面データ210のロボットのハンド212の例を示す図である。この図のように、3D-CAD図面データ210には、ロボットのハンド212が、ロボットに装着された状態で含まれる。これにより、ロボットの作用点に対するハンド212の位置関係を算出することが可能である。また、ハンド212はワーク211を把持または吸着した状態で描かれる。これにより、ワーク211とハンド212の位置関係を算出可能となる。
次に、図6により、部品階層設定部100のGUIについて説明する。図6は、表示部40に表示されるGUIの画面例510である。この図の例において、「座標系構成」の「座標系」の表示欄では、作業記述情報220の座標系ノード300として出力される座標系ツリーを設定する。この座標系ツリーにおいて、ユーザは、ロボットのモデルを選択し、このモデルに対応した関節を含むハンド212やパレット等のアセンブリ(部品)をノードとしてドラッグし、座標系ツリーの対象ノードにドロップする。なお、「合致」とは、たとえば、ワーク211の変換値(座標値)をロボットのハンド(ハンドツール)212の変換値(座標値)へドラッグアンドドロップすれば、この操作によりワーク211において登録された変換値をロボットのハンド(ハンドツール)212における値に変換してロボットに登録するという処理である。本実施形態では、この「合致」という処理は、作業記述作成プログラム200を実行することで自動的に行うことが可能になる。具体的には、作業記述作成装置1は、ロボットの各部品でドラッグアンドドロップを可能とすることにより、直感的な操作で異なる座標系で設定した値を自動的に変換している。
図7により、この座標系ノード300の詳細について説明する。初期状態ではルートノードとして「ワールド」ノードのみ存在する。ドラッグされた各ノードは、ドロップしたノードに結合された子ノードとなる。すなわち、ロボットをツリー形式の「座標系ツリー」で定義可能である。各ノードには、ロボット側のノードと、作業対象側のワーク211が配置されたパレット等のノードとが存在する。各ノードの枝には、それぞれのワーク211が設定される。「ワールド」ノードは、ワールド座標系である。このワールド座標系は、作業記述作成装置に唯一存在する座標であり、一般的には装置の取付基準位置を原点とする直交座標系である。このため、各座標系で行われる座標変換は、最低限このワールド座標に対する変換・逆変換を行うものである必要がある。なお、図4には、ワールド座標系は、X,Y、Z軸で示す座標系で示している。また、子ノードは、ユーザ座標系または作業座標系である。このユーザ座標系は、機構の動作における各種の場面に応じて適宜使用されるものであり、ユーザが機構の座標(点や点列)の指定を感覚的に分かり易くできるようにしたものである。例えば、ロボットのハンドの動作と共に移動する座標系や、カメラ座標系や、ワーク座標系等が用いられる。なお、子ノード挿入の際、ユーザが任意に名前を入力可能である。また、子ノードは折り畳んで表示可能である。また、座標系ツリー内のノードの移動、コピー、削除等の編集も可能である。
再び図6を参照すると、GUIにおいて、ロボットのモデルを指定した時点で、「マニピュレータタイプ」、「リンクパラメータ」、「ジョイント動作エリア」等が自動的に設定される。なお、これらを手動設定することも可能である。この場合、「マニピュレータタイプ」は、何軸何関節のロボットであるか、複数のタイプから設定可能である。また、「リンクパラメータ」としては、各アームの長さを指定可能である。また、「ジョイント動作エリア」は、複数ある関節の動作角度の上限や下限を設定可能である。また、後述する作業点から補助点までの動作の分割数等についても設定可能である。
また、動作タイプの設定欄では、作業点及び/又は補助点間を移動させる「P-P(Point to Point)」、実際の移動パスを座標や数式や角度等で指定する「Path」等をラジオボタンやドロップダウンメニューで設定可能である。
また、動作タイプが選択された場合、その各動作についての詳細を設定可能である。図6の例においては、P-P動作枠内の「ハンドリングする1つの部品の2つ状態を選ぶ」の箇所において、作業名の設定(名称)と、ロボット側でハンド212等が把持しているワーク211(Robot側)と、パレット等に配置された作業対象側のワーク211(作業対象側)とを選択する。
具体的には、作業名の設定(名称)として、例えば、「shaft_pick_from_conveyor」「work1_from_pallet1」等のプログラム名称に対応した作業名を設定可能である。
動作シーケンスの各動作においては、ロボット側でハンド(ハンドツール)212等が把持しているワーク211と、パレット等に配置された作業対象側のワーク211とが選択される。これらのワーク211は、ロボットの動作により把持、移動、組み立て等される同じワーク211(1つの部品)であることを示す。ここで、ワーク211の選択は、例えば、座標系リストから対象ノードをドラッグして、対象ワーク設定エリアにドロップ等することで選択可能である。また、直接入力フィールドにおいて、ロボット側のワーク211を「シャフト¥ハンド¥ワーク」、パレット等の作業対象側のワーク211を「シャフト¥パレット¥ワーク」「/ワールド/取り出しパレット1/ワーク」等として直接入力することとも可能である。
なお、複数のワーク211を設定する場合には、「対象点複数」のチェックボックスと数とを指定することで、座標系ツリーで設定された、パレット等に描画された対象作業側のワーク211を複数指定することも可能である。また、図示しないものの、動作姿勢の選択として、「マニピュレータタイプ」に応じてドロップダウンリストに姿勢候補を表示し、その中から「右手」や「左手」等を選択可能である。
部品階層設定部100は、これらの選択されたワーク211の座標により、作業点を算出する。すなわち、動作の目標点である、例えば、ロボット側でハンド212等が把持しているワーク211と合致した座標と、パレット等に配置された作業対象側のワーク211と合致した座標とが作業点として算出される。この「合致」は、例えば、ハンド(ハンドツール)212等の取り付け原点、ワーク211の図形(ポリゴン)の重心位置、面との交点、ロボットのハンド212と接触する点の位置等を、モデルやマニピュレータタイプに対応して詳細な座標を算出可能である。また、作業対象側のワーク211の座標から、ワーク211を把持する「Pick」座標が算出される。なお、「合致」とは、たとえば、ワーク211の変換値(座標値)をロボットのハンド(ハンドツール)212の変換値(座標値)へドラッグアンドドロップすれば、この操作によりワーク211において登録された変換値をロボットのハンド(ハンドツール)212における値に変換してロボットに登録するという処理である。本実施形態では、この「合致」という処理は、作業記述作成プログラム200を実行することで自動的に行うことが可能になる。具体的には、作業記述作成装置1は、ロボットの各部品でドラッグアンドドロップを可能とすることにより、直感的な操作で異なる座標系で設定した値を自動的に変換している。
また、「動作シーケンス」の選択として、複数の動作シーケンス候補をドロップダウンリストに表示し、その中から選択することが可能である。本実施形態の動作シーケンスは、作業点と、複数の補助点との間の移動順序を設定したものである。図6の例では、動作シーケンスとして、補助点として待機点を1つ設定する、「待機点(待機位置)→作業点(Pick位置)→待機点(待機位置)」が選択されている。また、部品階層設定部100は、選択された動作シーケンスに対応した補助点の設定も行う。ここで、補助点は、ロボットのシャフト等の動作時に必要な座標の点であるものの、3D-CAD図面データ210上のワーク211の座標とは直接一致しない点である。たとえば、特定の位置に移動したことをアーム等のセンサで検知した場合に、このセンサが検知してから特定時間だけ待機しないと安定しない場合に、この待機する点(待機点)を補助点として設定する。補助点は、経路を生成するために補間法補助点が必要とされるときに補間法により生成する点(位置)である。補助点としては、ベジェカーブのハンドルや、始点や終点の指定における円の中心点等があり、例えば代表点の2点と半径とから算出された円の中心座標や、経由点として自動算出された上昇点や、自由曲線の方向ベクトルを定義するための点等がある。
また、待機点の定義として、「作業対象上空」「待機点選択」等を設定可能である。図6の例においては、選択されている動作シーケンスに合わせた補助点の設定を行う例として、作業点上空x[mm]の「待機点」を指定している。たとえば、補助点として、「Pick」座標から15mm上昇した座標の位置の待機点を設定したとすると、この補助点は、3D-CAD図面データ210上に図形データとしては存在しない位置なので、単純に合致で算出することはできない。このため、補助点として「Pick位置の15mm上昇した位置」というように設定することが可能である。また、作業点のシーケンス制御として、ドロップダウンリスト内の作業内容候補から、実際の作業内容を選択する。この作業内容としては、GRASP(掴む)、RELEASE(離す)、左右の回転等を選択可能である。
(ステップS102)
次に、作業記述部110が、作業記述処理を行う。この処理において、作業機述部は、ノードとワーク211とが一致する箇所の同次座標変換行列を算出し、該同次座標変換行列に対応した作業記述情報220を作成する。具体的には、作業記述部110は、図6のGUIの例では「完了(作業関数作成)」のボタンが押下されると、作業機述部は、GUIで設定された内容に対応した作業記述情報220を作成する。具体的には、作業記述部110は、親ノード座標系で表した子ノード座標系の同次座標変換行列を算出し、作業記述情報220として座標系ノード300と作業プログラム310とを出力する。
この出力の際、まず、作業記述部110は、作業点の同次座標変換行列を算出する。具体的には、作業記述部110は、選択された作業座標系のワーク211と、ハンド212が把持しているワーク211とを合致させ、作業座標系上でのハンド212の取り付け原点等であるロボットの作用点の同次座標変換行列を算出する。また、作業記述部110は、設定内容に従って、作業座標系上での補助点の同次座標変換行列を算出する。また、作業記述部110は、作業点及び補助点の位置をワールド座標系での同次座標変換行列にも変換する。これを、逆キネマティクス演算によりジョイント座標に変換する。変換されたジョイント座標は、アニメーション作成部120にて、3Dモデルを動作させる際に使用可能である。作業記述部110は、座標系ツリーの情報をデータ化して座標系ノード300として出力する。
また、作業記述部110は、動作シーケンスの各動作について、作業プログラム310として出力する。たとえば、図6のように、パレット上のシャフトを「PickUp」する動作シーケンスの作業プログラム310の場合、作業記述部110は、次のような処理を出力する。
1).P-P動作にて、Pick位置の上空15mmの待機点へ移動する。
2).Pick位置へ下降する。
3).graspの動作を行う。
4).Pick位置の上空15mmの待機点へ上昇する。
作業記述部110は、これらを、組み立てる全てワーク211に関して、作業プログラム310として出力する。
作業記述部110は、出力された座標系ノード300と作業プログラム310とを含む作業記述情報220のファイルを、一旦、記憶部20に保存する。この作業記述情報220のファイルは、例えば、テキスト形式やバイナリ形式で出力することが可能である。なお、GUIとして、図示しないものの、設定された作業プログラム310をリスト表示する作業プログラム310の管理機能等も備えていてもよい。また、作成した作業プログラム310の保存、読み込み機能も備えていてもよい。また、作業記述情報220のファイルを図示しない記録媒体に保存したり、外部ネットワークへ送信したりすることも可能である。
(ステップS103)
次に、アニメーション作成部120が、動作確認処理を行う。アニメーション作成部120は、作成された作業記述情報220に対応した動作のアニメーションを作成して、表示部40に表示する。具体的には、アニメーション作成部120は、図5の画面例500のGUI中の「Simulation」や、図6の画面例510の「Animation駆動」のボタンが押下されたことを検出する。すると、アニメーション作成部120は、作業記述情報220の座標系ノード300と作業プログラム310とを用いた3Dアニメーションをレンダリングして表示する。また、アニメーション作成部120は、3Dアニメーションのレンダリング時に、作業点や補助点の位置を描画して確認させることも可能である。この際、アニメーション作成部120は、設定された作業点、補助点をドロップダウンリストで選択させてもよい。また、アニメーション作成部120は、例えば、各作業点、補助点がクリックされたり、動作シーケンス中の図示しない「移動」ボタンがクリックされたりしたことを検出すると、産業用ロボットの各モデルについて、当該作業点、補助点の位置、動作の段階まで、動作シーケンスに沿ってアニメーション動作させる。以上により、本発明の実施の形態に係る作業記述作成処理を終了する。
〔本実施形態の主な効果〕
以上のように構成することで、以下のような効果を得ることができる。
作業記述作成装置1(作業記述作成方法)は、3D-CAD図面データ210から選択されたロボットのノードの階層関係を設定する部品階層設定部100と、部品階層設定部100により設定されたノードとワーク211が一致する箇所の同次座標変換行列を算出し、該同次座標変換行列に対応した作業記述情報220を作成する作業記述部110と、作業記述部110により作成された作業記述情報220に対応した動作のアニメーションを作成するアニメーション作成部120と、3D-CAD図面データ210が表示された画面を移動するポインタを操作するマウスなどのポインティングデバイスを有する入力部50と、を備えている。このように構成することで、ロボットの組立作業工程のような3D-CAD図面データ210から、ロボットの作業記述情報220を半自動で生成することができる。具体的には、作業記述作成装置1では、3D-CAD図面データ210から選択された(産業用)ロボットの部品の各種データに階層関係を設定し、(産業用)ロボットの実際の作業記述情報を構造化することが容易に作成することが可能になる。また、階層関係に基づいて表示された部品(の座標値)を、ポインティングデバイス(入力部50)を用いた直感的な操作を行うことにより、自動的に座標変換を行うことが可能になる。
また、作業記述作成装置1(作業記述作成方法)により、3D-CAD図面データ210から容易にシャフトやハンド(ハンドツール)212の位置と姿勢とを指定したり、動作をアニメーションで直観的に確認したりすることが可能となる。
さらに、作業記述作成装置1(作業記述作成方法)は、作業記述情報220は、ロボットの作業点と複数の補助点との間の移動順序を設定し、補助点として、動作を待機させる待機点を少なくとも一つ含むことを特徴とする。このように構成することで、ワーク211の合致だけでは算出できない補助点を設定して、実際の産業用ロボットの動作を作業プログラム310として出力することが容易となる。
また、作業記述作成装置1(作業記述作成方法)では、3D-CAD図面から選択された産業用ロボットの部品の各種データに階層関係を設定し、産業用ロボットの実際の作業記述情報を構造化することが容易に作成することが可能になる。また、階層関係に基づいて表示された部品(の座標値)を、ポインティングデバイスを用いた直感的な操作を行うことにより、自動的に座標変換を行うことが可能になる。たとえば、作業記述作成装置1(作業記述作成方法)では、「合致」という処理を行い、ワーク211の変換値(座標値)をロボットのハンド(ハンドツール)212の変換値(座標値)へドラッグアンドドロップすれば、この操作によりワーク211において登録された変換値をロボットのハンド(ハンドツール)212における値に変換してロボットに登録することが可能になる。すなわち、この「合致」という処理は、作業記述作成プログラム200を実行することで自動的に行うことが可能になる。より具体的には、作業記述作成装置1は、ロボットの各部品でドラッグアンドドロップを可能とすることにより、直感的な操作で異なる座標系で設定した値を自動的に変換している。
〔他の実施の形態〕
上述の実施形態では、作業記述作成装置1で作業記述情報220を作成し、アニメーションを作成する例について説明した。しかしながら、サーバーと通常のPC等のクライアント端末を用いたシステムで作業記述情報220を作成し、アニメーションを作成することも可能である。この場合、例えば、端末に作業記述作成プログラム200のクライアント端末で実行し、動作記述情報を作成する。この上で、この動作記述情報に対応した動作のシミュレーションをサーバー上で実行し、サーバーからジョイント座標データをクライアント端末に送信する。これをクライアント端末でモデルに反映し、レンダリングして、表示部40にアニメーション表示する。この場合、クライアント端末でサーバーのIPアドレスやポート番号することで、TCP/IPを使用して接続することが可能である。
また、作業記述作成装置1は、上述の実施形態の他にも、図示しないプリンタ等の出力手段、ユーザ認証手段、不正コピーを防ぐためのドングル、及びカメラ等を備えていてもよい。また、表示部40と入力部50とは一体的に形成されていてもよい。
上記の実施形態の構成及び動作は例であって、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更して実行することができることは言うまでもない。
1 作業記述作成装置
10 制御部
20 記憶部
30 I/O部
40 表示部
50 入力部
100 部品階層設定部
110 作業記述部
120 アニメーション作成部
200 作業記述作成プログラム
210 3D-CAD図面データ
211 ワーク
212 ハンド
220 作業記述情報
300 座標系ノード
310 作業プログラム
500、510 画面例

Claims (4)

  1. ロボットの組立作業工程図ないし設計図とロボット作業対象側のワークが描画されたパレット図からなる3D-CAD図面データから選択された産業用ロボットの部品の階層関係を設定する部品階層設定部と、
    前記部品階層設定部により設定された前記部品が一致する箇所の同次座標変換行列を算出し、該同次座標変換行列に対応した作業記述情報を作成する作業記述部と、
    前記作業記述部により作成された前記作業記述情報に対応した動作のアニメーションを作成するアニメーション作成部と、
    前記3D-CAD図面データが表示された画面を移動するポインタを操作するポインティングデバイスを有する入力部と、
    を備えることを特徴とする産業用ロボットの作業記述作成装置。
  2. 前記作業記述情報は、
    前記ロボットの作業点と複数の補助点との間の移動順序を設定し、
    前記補助点として、動作を待機させる待機点を少なくとも一つ含むことを特徴とする請求項1に記載の産業用ロボットの作業記述作成装置。
  3. ロボットの組立作業工程図ないし設計図とロボット作業対象側のワークが描画されたパレット図からなる3D-CAD図面データから選択された産業用ロボットの部品の階層関係を設定し、
    設定された前記部品が一致する箇所の同次座標変換行列を算出し、該同次座標変換行列に対応した作業記述情報を作成し、
    作成された前記作業記述情報に対応した動作のアニメーションを作成し、
    ポインティングデバイスを有する入力部を用いて前記3D-CAD図面データが表示された画面を移動するポインタを操作することを特徴とする産業用ロボットの作業記述作成方法。
  4. 前記作業記述情報は、
    前記ロボットの作業点と複数の補助点との間の移動順序を設定し、
    前記補助点として、動作を待機させる待機点を少なくとも一つ含むことを特徴とする請求項3に記載の産業用ロボットの作業記述作成方法。
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