JP7073489B2 - 異なる制御機構を必要とする極低温装置を単一の動作プラットフォーム上に統合する為の汎用制御装置 - Google Patents

異なる制御機構を必要とする極低温装置を単一の動作プラットフォーム上に統合する為の汎用制御装置 Download PDF

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Description

関連出願
本出願は、2017年10月29日に出願された、「Universal Controller for a Cryogas Compressor for Simultaneously Driving Different Types of Cryogenic Pumps」という名称の米国仮特許出願62/578,498の優先権を主張するものであり、同様に、2018年3月5日に出願された、「Protocol Translator for Compressor for Simultaneous Use in Multiple Different Types of Cryogenic Pumps」という名称の米国仮出願62/638,672の優先権を主張するものであり、これらの出願は参照されることにより、本出願に援用される。
本発明は、包括的には、極低温システムに関し、より詳しくは、制御装置、クライオポンプ、及び極低温装置を含む極低温システムに関する。
「クライオポンプ」は、通常-150℃以下であると認められる極低温度を達成又は維持する為に、極低温冷凍システムに使用されるポンプである。「低温ガス圧縮機(cryogas compressor)」は、1以上の「低温ガス」、即ち極低温用途のガス、例えばヘリウムをポンプで送り込むクライオポンプに電力を供給し、極低温冷凍システムの他のコンポーネントを極低温度に配置又は維持する。
最も一般的な極低温冷凍システムは、商用アプリケーションに使用され、約10kWまでの入力電力を有し、GM(ギフォード-マクマホン)サイクルで動作する。GM冷凍システムは圧縮機を有し、圧縮機が、1)膨張機とは分離しており、2)圧縮機及び膨張機間の供給及び戻りガスラインを有し、3)圧縮機及び膨張機間の通信及び電力を提供する為の圧縮機及び膨張機間の1以上の電線を有することを特徴とする。
さらに、中央制御装置を有する処理ツールにインストールされる時、クライオポンプは、ネットワーク制御装置又は直接処理ツール制御装置に接続された追加の通信ラインを有し、それにより、クライオポンプの状態を処理ツールに通信することが可能になる。
低温ガス圧縮機は、外部電源から電力を受信し、通常、圧縮機モータ、膨張機モータ、センサ、ソレノイド、ヒータ等に電力を供給するコンポーネントを含む電気容器を有する。
最も一般的なクライオポンプは、-253.15℃及び-193.15℃より低い温度でクライオパネルを冷却する2段膨張機を有する。これらの温度において、空気及び他のガスの成分は凍結又は吸収され、非常に清浄な高真空環境が生成され、高真空環境は、半導体製造、塗布及び研究開発に広く使用される。
通常、クライオポンプ及び/又は低温ガス圧縮機の各製造業者は、(1)クライオポンプに電力を供給するこれらのシステム独自の電源及び制御装置レジメンを使用し、そして、必要な時に、(2)クライオポンプが、処理ツール制御装置と直接、又はネットワーク制御装置を介して、通信することを可能にする独自の通信プロトコル(I/O)を使用する。
基板上の共通プラットフォーム(即ち、制御システム)は存在せず、又は、特定の製造者のクライオポンプ又は低温ガス圧縮機と組み合わせて、(1)異なる制御システムを使用する異なる製造業者製のクライオポンプのモータを動作させ、また、(2)異なる通信プロトコルを使用する異なる製造業者のクライオポンプが、所定の製造業者の処理ツール制御装置と直接、又はネットワーク制御装置を介して、通信することを可能にする共通の通信プロトコル(I/O)も存在しない。本明細書において、制御システム及び通信プロトコルは少なくとも、クライオポンプ及び/又は低温ガス圧縮機及び関連する処理ツール制御装置及びネットワークに関連する低温ガス供給システム、1以上の電気供給システム、及び/又は通信システムを組み合わせた供給能力、入力/出力(I/O)制御、及びフィードバックを意味する。
クライオポンプの各製造業者は、クライオポンプ内のモータに電力を供給する為に、クライオポンプ及び/又は低温ガス圧縮機に内蔵された独自の制御及び電力供給システムを使用する。その結果、同じアプリケーション上で、異なる電源設計及び通信プロトコルを使用する異なる製造業者により製造されたクライオポンプ及び/又は低温ガス圧縮機を容認可能に交換又は混合して、適切に動作させることは困難であり、不可能である。このことは、クライオポンプを使用する処理ツールが、クライオポンプが処理ツールの処理制御システムと直接、又はネットワーク制御装置を介して、通信することを必要とする時に、特に事実である。
クライオポンプへの電圧、位相及びI/O入力の為の各製造業者の仕様にしたがって、クライオポンプ及び低温ガス圧縮機間の制御システムが適切に動作しない時に、クライオポンプ内の膨張機に電力を供給するモータは動かず、クライオポンプが、クライオポンプの製造業者により設定された設計パラメータ内で極低温度を生成できない。複数圧縮機-複数クライオポンプを適用する大きな処理ツールにおいて、複数の製造業者の装置の交換又は混合を試みると、追加の通信I/O及び低温ガス供給圧力管理問題をもたらし、クライオポンプ及びネットワーク制御装置又は処理ツール制御装置間の通信プロトコル及びクライオポンプ膨張機への電力供給の為の各製造業者の設計プラットフォームの仕様による追加の動作不適合性の原因となる。
この互換性の欠如は、クライオポンプ及び低温ガス圧縮機のユーザに単一の製造業者の特定のクライオポンプ及び低温ガス圧縮機を使用するよう制限し、それにより、ユーザは、現在使用している製造業者以外の製造業者から利用可能であるが、異なる設計の電気、通信、又はガス供給プラットフォーム上で動作する、新技術、改善された性能、改善された価格、競争優位性、供給及びサポートの利用を制限される。
ここに記載の実施形態は、上記の先行技術の欠点を克服する。ここに記載の実施形態は、2つのコンポーネント、即ち、高度に設定可能な電力供給素子(Power Supply Element)(PSE)及びプロトコルトランスレータ素子(Protocol Translator Element)(PTE)を有する。各コンポーネントは、エンドユーザにより望まれている装置の互換性及び所望の動作能力を提供する為に、別々に使用することもでき、互いに組み合わせて使用することもできる。
これらの利点及び他の利点は、極低温システムにおいて、異なる電力供給要件を有し、異なる通信プロトコルを使用する複数の極低温装置を駆動し、複数の極低温装置と通信するように構成された汎用制御装置により提供される。汎用制御装置は、単相及び単調を有する入力電圧を提供する電源と、前記電源に接続され、異なる電力供給要件を有する複数の極低温装置を同時に駆動するように構成された電力供給素子と、前記電源に接続され、互換性のない異なる通信プロトコルを使用する複数の極低温装置間の通信を可能にするように構成されたプロトコルトランスレータ素子と、を有する。前記電力供給素子は、それぞれが位相を有する複数の電力供給出力を含むことができ、前記電力供給出力は、第1の電力供給要件を有する第1の型の極低温装置に第1相で第1の出力電圧を提供する第1の電力供給出力と、第2の電力供給要件を有する第2の型の極低温装置に第2相で第2の出力電圧を提供する第2の電力供給出力と、を含み、前記第2の出力電圧は前記第1の出力電圧と異なり、前記第2相は前記第1相と異なり、そして、前記第2の電力供給要件は前記第1の電力供給要件と異なる。前記プロトコルトランスレータ素子は、複数のプロトコルにおける極低温装置の通信を受信及び送信する複数の通信入力/出力と、前記複数の通信入力/出力に通信可能に接続され、極低温装置の通信を受信して互換性のある異なる通信プロトコルに変換して出力するプロセッサと、を含み、前記プロセッサは、第1の型の極低温装置から通信を受信して第1の型の極低温装置へ通信を送信するように構成され、第1の型の極低温装置から/への通信は第1の極低温装置の通信プロトコルであり、そして、第2の型の極低温装置から通信を受信して第2の型の極低温装置へ通信を送信するように構成され、第2の型の極低温装置から/への通信は第1の極低温装置の通信プロトコルとは異なる第2の極低温装置の通信プロトコルである。前記プロセッサは、第1の型の極低温装置から送信された通信を第1の極低温装置の通信プロトコルから第2の極低温装置の通信プロトコルへ変換し、そして、第2の型の極低温装置から送信された通信を第2の極低温装置の通信プロトコルから第1の極低温装置の通信プロトコルへ変換し、第1の型の極低温装置及び第2の型の極低温装置が互いに通信することを可能にする。いくつかの実施形態において、第1及び第2の極低温装置の通信プロトコルは異なるが、第2の電力供給要件は第1の電力供給要件と同じである。同様に、いくつかの実施形態において、第2の電力供給要件は第1の電力供給要件と異なるが、第1及び第2の極低温装置の通信プロトコルは同じである。また、いくつかの実施形態において、第2相は第1相と同じであるが、第2の出力電圧は第1の出力電圧と異なる。いくつかの実施形態において、第2の出力電圧は第1の出力電圧と同じであるが、第2相は第1相と異なる。
これらの利点及び他の利点は、極低温システムにおいて、異なる電力供給要件を有し、異なる通信プロトコルを使用する複数の極低温装置を駆動し、複数の極低温装置と通信する方法により提供される。前記方法は入力電圧を受信し、単一入力電圧が、単相及び単調を有し、異なる電力供給要件を有する複数の極低温装置を同時に駆動する、ことを含み、前記駆動が、第1相で第1の出力電圧を第1の電力供給要件を有する第1の型の極低温装置へ出力し、第2相で第2の出力電圧を第2の電力供給要件を有する第2の型の極低温装置へ出力することを含み、第2の出力電圧は第1の出力電圧と異なり、第2相は第1相と異なり、第2の電力供給要件は第1の電力供給要件と異なる。そして、前記方法は、第1の極低温装置の通信プロトコルにおける第1の型の極低温装置からの通信を受信し、第1の極低温装置の通信プロトコルとは異なる第2の極低温装置の通信プロトコルにおける第2の型の極低温装置からの通信を受信し、第1の型の極低温装置から受信した通信を第1の極低温装置の通信プロトコルから第2の極低温装置の通信プロトコルへ変換し、そして、第1の型の極低温装置から受信して第2の極低温装置の通信プロトコルへ変換された通信を第2の型の極低温装置へ送信して、互換性のない異なる通信プロトコルを使用する複数の極低温装置間の通信を可能にする、ことを含む。
また、これらの利点及び他の利点は、極低温システムにおいて、異なる電力供給要件を有する複数の極低温装置を駆動するように構成された装置により提供される。前記装置は、単相及び単調を有する単一入力電圧を提供する電源と、前記電源に接続され、異なる電力供給要件を有する複数の極低温装置を同時に駆動するように構成された電力供給素子と、を含む。電力供給素子は、それぞれが位相を有する複数の電力供給出力を含むことができ、電力供給出力は、第1の電力供給要件を有する第1の型の極低温装置に第1相で第1の出力電圧を提供する第1の電力供給出力と、第2の電力供給要件を有する第2の型の極低温装置に第2相で第2の出力電圧を提供する第2の電力供給出力と、を含み、第2の出力電圧は第1の出力電圧と異なり、第2相は第1相と異なり、そして、第2の電力供給要件は第1の電力供給要件と異なる。
さらに、これらの利点及び他の利点は、極低温システムにおいて、異なる通信プロトコルを使用する複数の極低温装置と通信するように構成された汎用制御装置により提供される。前記汎用制御装置は、単相及び単調を有する単一入力電圧を提供する電源と、前記電源に接続され、互換性のない異なる通信プロトコルを使用する複数の極低温装置間の通信を可能にするように構成されたプロトコルトランスレータ素子と、を含む。前記プロトコルトランスレータ素子は、複数のプロトコルにおける極低温装置通信を受信及び送信する複数の通信入力/出力と、複数の通信入力/出力と通信可能に接続され、極低温装置通信を受信して互換性のある異なる通信プロトコルに変換して送信するプロセッサと、を含む。プロセッサは、第1の型の極低温装置から通信を受信して第1の型の極低温装置へ通信を送信するように構成され、第1の型の極低温装置から/への通信は第1の極低温装置の通信プロトコルであり、そして、第2の型の極低温装置から通信を受信して第2の型の極低温装置へ通信を送信するように構成され、第2の型の極低温装置から/への通信は第1の極低温装置の通信プロトコルとは異なる第2の極低温装置の通信プロトコルであり、プロセッサは、第1の型の極低温装置により送信された通信を第1の極低温装置の通信プロトコルから第2の極低温装置の通信プロトコルへ変換し、第2の型の極低温装置により送信された通信を第2の極低温装置の通信プロトコルから第1の極低温装置の通信プロトコルへ変換し、第1の型の極低温装置及び第2の型の極低温装置が互いに通信することを可能にする。
本発明の実施形態は、以下の図面を参照することにより理解されるものである。
処理ツールが、クライオポンプI/Oを処理ツールの制御システムに統合する制御システム又はネットワークを有していない場合の、主要コンポーネント間の接続及び設備電力を示す処理ツール上の典型的な単一の製造業者(A)製の極低温設備の高レベル傍観概略図である。 処理ツールが、クライオポンプI/Oを処理ツールの制御システムに統合する制御システム又はネットワークを有しておらず、(ライセンシング、自家商標又は私的複製により)異なる製造業者製のクライオポンプのモータが互換性のある位相及び電圧を有し、接続及び設備電力を示す処理ツール上に複数の製造業者(A及びB)製のクライオポンプが設置された場合の、典型的な極低温設備の高レベル傍観概略図である。 処理ツールが、クライオポンプI/Oを処理ツールの制御システムに統合する制御システム又はネットワークを有しておらず、異なる製造業者製のクライオポンプのモータが互換性のある位相及び電圧を有し、接続及び設備電力を示す処理ツール上に複数の製造業者(A及びB)製のクライオポンプが設置され、さらに、異なる位相及び電圧を有する第3の製造業者(C)製のクライオポンプが統合され、製造業者A又はB製の電力供給素子(PSE)を備えた低温ガス圧縮機が製造業者A、B及びC製のクライオポンプを駆動することができる場合の、典型的な極低温設備の高レベル傍観概略図である。 処理ツールが、クライオポンプI/Oを処理ツールの制御システムに統合する制御システムを有しておらず、異なる製造業者(A及びB)製のクライオポンプのモータが互換性のある位相及び電圧を有し、さらに、異なる位相及び電圧を有する第3の製造業者(C)製のクライオポンプが統合され、接続及び設備電力を示す処理ツール上に複数の製造業者(A、B及びC)製のクライオポンプが設置され、製造業者C製の電力供給素子(PSE)を備えた低温ガス圧縮機が製造業者A、B及びC製のクライオポンプを駆動することができる場合の、典型的な極低温設備の高レベル傍観概略図である。 処理ツールが、クライオポンプI/Oを処理ツールの制御システムに統合する制御システム統合を必要とする場合の、全ての主要コンポーネント間の接続及び設備電力を示す典型的な単一の製造業者製の極低温設備の高レベル傍観概略図である。 位相及び電圧は互換性があり、製造業者Bのプロトコルが製造業者Aのプロトコルと互換性がないので、処理ツールが、プロトコルトランスレータを介して、クライオポンプI/Oを処理ツールの制御システムに統合する制御システム統合を必要とする場合の、複数の製造業者製のクライオポンプ及び低温ガス圧縮機を使用する極低温設備の高レベル傍観概略図である。 位相及び電圧は互換性があるが、製造業者A及び製造業者Bの装置間の通信プロトコルは互換性がなく、処理ツールが、クライオポンプI/Oを処理ツールの制御システムに統合する制御システム統合を必要とする場合の、複数の製造業者製のクライオポンプ及び低温ガス圧縮機を使用する極低温設備の高レベル傍観概略図である。 処理ツールが、クライオポンプI/Oを処理ツールの制御システムに統合する制御システム統合を必要とし、位相及び電圧は互換性が無い場合の、複数の製造業者製のクライオポンプを統合する電力供給素子(PSE)及びプロトコルトランスレータ素子(PTE)を使用する極低温設備の高レベル傍観概略図である。 製造業者Bのクライオポンプ制御装置内に統合され、製造業者Aのネットワーク端末及び処理ツール制御装置との通信を可能にするプロトコルトランスレータの概略図である。 クライオポンプの動作に必要な汎用制御装置電力供給素子(PSE)及び低温ガス圧縮機のブロック概略図である。 2相クライオポンプモータ電力生成の為の移相ネットワークを提供する汎用制御装置電力供給素子(PSE)を使用するクライオポンプモータ供給及び208/240VAC(交流電圧)3相入力電圧選択を示す低温ガス圧縮機のブロック概略図である。 2相クライオポンプモータ電力生成の為の汎用制御装置電力供給素子(PSE)変圧器装置を使用するクライオポンプモータ供給及び208/240VAC(交流電圧)3相入力電圧選択を有する低温ガス圧縮機のブロック概略図である。 2相クライオポンプモータ電力生成の為の内部DC(直流)電圧及び移相変換器を提供する汎用制御装置電力供給素子(PSE)を介したAC/AC(交流/交流)を使用するクライオポンプモータ供給及び208/240VAC(交流電圧)3相入力電圧選択を示す低温ガス圧縮機のブロック概略図である。 圧縮低温ガス及び電力を複数の製造業者のクライオポンプに同時に提供する汎用制御装置電力供給素子(PSE)を使用するホスト低温ガス圧縮機の概略図である。各製造業者のクライオポンプ電力要件(電圧、電流及び位相)は固有であり、各製造業者の為の分離したヒータ、モータ及び電力供給装置が必要である。 クライオポンプに正しい電圧、電流及び位相を独立して提供することができるトリプル出力スイッチ/インバータ電力供給を提供する汎用制御装置電力供給素子(PSE)を使用するホスト低温ガス圧縮機の概略図である。この装置は、208~480ボルトの範囲の単相及び3相電力を含む追加の設備電力を受け入れる。 独立したAC(交流)出力電力モジュールを有するように設計された汎用制御装置電力供給素子(PSE)に供給される3つの独立電力を置換する汎用制御装置電力供給素子(PSE)構成の費用削減ステップ及びホスト低温ガス圧縮機の概略図である。 各製造業者のクライオポンプ毎に1つ備えられた複数の電力モジュールを提供する汎用制御装置電力供給素子(PSE)構成を有するホスト低温ガス圧縮機の概略図である。 汎用制御装置電力供給素子(PSE)変圧器ベース設計の実施形態の略概略図である。 疑似無変圧器トリプルAC(交流)出力電力モジュールを有する汎用制御装置電力供給素子(PSE)の実施形態の概略図である。 ホスト低温ガス圧縮機とは異なる製造業者により製造されたクライオポンプを駆動するように構成され、ホスト低温ガス圧縮機の為の電力及びI/O接続及びPSE容器上の電力及びI/O接続を示す上部統合汎用制御装置電力供給素子(PSE)容器及びホスト低温ガス圧縮機の前面図である。 水素担持能力及び冷却時間に関して処理には不十分である製造業者Aのクライオポンプ及び処理には十分な性能を有するロードロック・クライオポンプを示すブロック図である。 図8Aに図示された製造業者Aのクライオポンプの性能を示す表である。 製造業者Bのホスト低温ガス圧縮機が製造業者Bのクライオポンプを駆動し、汎用制御装置電力供給素子(PSE)が残りの製造業者Aのロードロック・クライオポンプを駆動し、製造業者Aの処理クライオポンプをより高い性能を有する製造業者Bのクライオポンプに置換することを示したブロック図である。 図8Cに図示された製造業者Bのクライオポンプの性能を示す表である。 3つの製造業者Aの低温ガス圧縮機の汎用制御装置により作動される2つの製造業者Bの低温ガス圧縮機への置換、及び製造業者Bの低温ガス圧縮機への実施形態による汎用制御装置の追加を図示するブロック図である。 3つの製造業者Aの低温ガス圧縮機の汎用制御装置により作動される2つの製造業者Bの低温ガス圧縮機への置換、及び製造業者Bの低温ガス圧縮機への実施形態による汎用制御装置の追加を図示するブロック図である。 汎用制御装置プロトコルトランスレータ素子(PTE)の実施形態の動作を示すフローチャートである。 汎用制御装置プロトコルトランスレータ素子(PTE)の実施形態のハードウェア及びソフトウェアコンポーネントを図示するブロック図である。
実施形態は、2つのコンポーネント、即ちプロトコルトランスレータ素子及び高度に設定可能な電力供給素子から構成される汎用制御装置に関し、2つのコンポーネントは、結合又は分離して極低温システム内に統合され、1以上の以下の機能を提供する。
・電力供給素子(PSE)が、極低温ポンプ、膨張機、冷却器、圧縮機及び他の極低温装置のような、1以上の極低温装置に同時に電力を供給し、各装置は、同じ又は異なる電気入力要件を有する。
・プロトコルトランスレータ素子(PTE)が、クライオポンプ及びシステムネットワーク制御装置又は直接処理ツール制御装置間の通信プロトコル変換を可能にし、クライオポンプ及びシステムネットワーク又は処理ツール制御装置が、異なる通信プロトコル(I/O)に基づいている。
・ネットワーク制御装置又は処理ツール制御装置による通信プロトコル変換を提供することにより、処理ツール極低温システム内に統合されることを必要とし、そして、異なる電圧、位相及び通信プロトコルを必要とする複数の極低温ポンプに、PSE及びPTEが共に電力を供給して制御する。
・特に、実施形態は、クライオポンプ、MRI磁石、及び他の極低温装置を冷却する為に使用される1以上の極低温膨張機に電力を入力することができるヘリウム圧縮機の為の高度に設定可能な電力供給素子に関し、そして、クライオポンプ及び極低温装置の通信を可能にするI/Oプロトコルトランスレータに関し、各クライオポンプ及び極低温装置は異なるI/Oプロトコルを使用することができるので、クライオポンプ及び極低温装置は、共通のネットワーク制御装置を介して、又は直接処理ツール制御装置により、単一の動作プラットフォーム上に統合することができる。
汎用制御装置の電力供給素子(PSE)の実施形態は、好ましくはヘリウムにより動作するホスト低温ガス圧縮機に供給される電気及び通信コンポーネントを含み、ホスト低温ガス圧縮機が、同じアプリケーション上にいくつかの製造業者のクライオポンプを組み合わせて、又は製造業者による単一群における、複数のクライオポンプ製造業者のクライオポンプを、単独又は同時に動作させることを可能にする。
有利なことに、PSEは、他の製造業者の低温ガス圧縮機を極低温冷凍システムから除去し、PSEを内蔵した好ましいホスト低温ガス圧縮機を設置することを可能にする。そこで、好ましい置換ホスト低温ガス圧縮機は、より効率的で、より容易に維持でき、より確実で、又はより大きな寸法を有する利点をもたらすことができるので、異なる電圧、位相及びI/Oを必要とする異なる制御システムを有する異なる製造業者製のクライオポンプであっても、複数のクライオポンプがホスト低温ガス圧縮機により駆動される。
本発明の利点は、以下の実施例に示される。極低温システムの主要な製造業者は、主に半導体製造を支えており、極低温システムの少数の製造業者は、主に研究所及び小さなコーティング企業を支えている。2つの製造業者の装置は、異なる制御及びI/O要件により置換可能ではない。しかしながら、PSEが、これらの2つの製造業者の装置の置換を可能にし、主に磁気共鳴映像法を支えている第3の主要な製造業者の製品を追加することを可能にする。即ち、本発明は、各クライオポンプが異なる電圧、位相及びI/Oを必要とする異なる制御システムを有する、異なるクライオポンプをユーザが動作させることを可能にする。
汎用制御装置PSEは、複数の異なるクライオポンプ製造業者の為の複数の異なる電気的設計要件を駆動する為に必要な電圧、位相及び電流を変更する為に必要な電気ハードウェアを提供する。本発明は、全ての同じ製造業者のクライオポンプ、又は、同じアプリケーション上の異なる製造業者のクライオポンプの組み合わせを同時に駆動することができる。また、PSEの能力は、寿命に達した旧式の非効率的な製造業者の低温ガス圧縮機の除去を可能にし、そして、全ての他の製造業者のクライオポンプを駆動する為に新規なPSEホスト低温ガス圧縮機上に本発明を設置することを可能にし、したがって、ユーザに代替低温ガス圧縮機源を提供する。PSEを使用するこの新規なホスト低温ガス圧縮機は、同じ製造業者の設計のクライオポンプ、又は、複数の製造業者の設計のクライオポンプの組み合わせを駆動することができる。他の圧縮機は、異なるクライオポンプモータの電圧、位相及びI/Oを必要とする複数の製造業者の複数のクライオポンプを駆動することはできない。
汎用制御装置のプロトコルトランスレータ素子(PTE)の実施形態は、電気コンポーネント、ソフトウェア、ハードウェア、及び以下の追加のコンポーネントを含む。PTEは、既存の設置されている1組の極低温装置の通信プロトコルとは互換性のない通信プロトコルを有するクライオポンプが、直接設置されて、既存の設置されている1組の極低温装置の通信プロトコルと直接通信及び接続することを可能にし、したがって、システムネットワーク統合及び既存の製造業者のネットワーク、処理ツール及びドロップイン・ポンプ間の処理ツール通信を可能にする。
第2の製造業者とは無関係の第1の製造業者製の既存のクライオポンプ装置を有する、第2の製造業者のクライオポンプ及び制御装置のドロップイン使用は、処理ツールのユーザに装置の利用可能性を拡大する。ドロップイン使用とは、第1の製造業者の装置の制御装置、又は第1の製造業者の装置が設置されている設備の制御装置を調整及び/又は変更する必要なく、第2の製造業者の装置が機能的に利用可能であることを意味する。
例えば、プロトコルトランスレータは、第1の製造業者のネットワーク制御装置に接続し、それにより、イオン注入に使用される注入装置は、第1の製造業者のクライオポンプからの情報により満たされるように、第2の製造業者のクライオポンプからの同じ情報により満たされる。例えば、図1H及び図1I参照。
また、ホスト低温ガス圧縮機上のPSEを介して異なる製造業者の選択を提供することにより、エンドユーザに利用可能になった極低温装置は、アプリケーションに最も適切にペアリングされる。例えば、長い稼働時間の極低温冷却を必要とする設備は、現在設置されている装置よりもメンテナンスまでの間がより長い間隔を有するクライオポンプを選択することができる。このことは、例えば、化学蒸着法(CVD)の為の施設において生じる。また、プロトコルトランスレータを介して、複数の製造業者製の装置のネットワーク相互運用性を可能にすることは、施設を処理アプリケーションの必要性に最も適した極低温装置により経済的及び効率的にアップデートすることを可能にする。
ここで使用されている「制御システム」は、クライオポンプ及び/又は低温ガス圧縮機に関連する1以上の電気供給システム、通信システム、及び/又は低温ガス供給システムに関連する少なくとも入力/出力(I/O)制御、フィードバック、及び供給能力を意味する。
「駆動する」という動詞は、(a)1以上のクライオポンプ及び/又は低温ガス圧縮機の制御システムに接続及び/又は指示する1以上のデータ及び/又は電気信号を受信及び/又は送信すること、(b)クライオポンプ及び/又は低温ガス圧縮機に関連する1以上の電気供給システム、通信システム、及び/又は低温ガス供給システムに関連する少なくとも入力/出力(I/O)制御、フィードバック、及び供給能力に接続及び/又は指示する1以上のデータ及び/又は電気信号を受信及び/又は送信すること、を意味する。
本開示における「演算装置」又は同じ意味の「ハードウェア」は、全ての目的の為に広義に解釈され、全ての使用、全ての装置、及び/又は全てのシステム及び/又は本開示のシステムの為に、少なくとも中央処理装置、データネットワークと接続する通信装置、一時的コンピュータ可読メモリ、及び/又は非一時的コンピュータ可読メモリ及び/又は媒体を含む装置として定義される。中央処理装置は、ここに記載の方法の1以上のステップの全て又は一部を達成する為に演算、論理演算、及び入力/出力操作を実行することにより、非一時的コンピュータ可読メモリ及び/又は媒体内の1以上のコンピュータプログラムの指令を実行する。
演算装置は、ここに記載の1以上の適切な機能の為に、直接及び/又は間接的に、能動及び/又は受動的に、1以上のユーザ又は他の演算装置により利用可能である。演算装置は、コンピュータ、ラップトップ・コンピュータ、タブレット・コンピュータ、スマートフォン、内蔵部品、装置内のコンポーネント、及び/又は他の適切な装置として具現化することができ、サーバー等のネットワーク上の演算装置とすることもできる。有益には、演算装置は好ましくは、コンピュータ・マウス及び/又はキーボードのような1以上の人入力装置、そして1以上のモニタのような1以上のヒューマン・インタフェースを含む。演算装置は、1以上のユーザに仮想現実経験を提供することに関連する任意の入力、出力、及び/又は計算装置を参照することができる。
1つの演算装置が示され、及び/又は記載されているが、複数の演算装置を使用してもよい。反対に、複数の演算装置が示され、及び/又は記載されている場合に、単一の演算装置を使用してもよい。
「コンピュータプログラム」又は同じ意味の「ソフトウェア」は、1以上の適切な機能を実行する為、及び/又は本開示の1以上の方法を実行する為の、非一時的コンピュータ可読メモリ又は非一時的コンピュータ可読媒体内に記憶された任意の組の指令を意味する。明示されてはいないが、本開示において、演算装置は、1以上の適切な機能を実行する為、及び/又は本開示の1以上の方法を実行する為の、非一時的コンピュータ可読メモリ又は非一時的コンピュータ可読媒体内に記憶された任意の組の指令を有するソフトウェアを含む。
「指示する」という動詞は、1以上のクライオポンプ及び/又は低温ガス圧縮機に1以上の所定の行動を引き起こさせる1以上のデータ表現、電気信号、及び/又は機械信号を意味する。
「接続する」という動詞は、1以上のクライオポンプ及び/又は低温ガス圧縮機の1以上の機能条件を示す1以上のデータ表現、電気信号、及び/又は機械信号を意味する。
「非一時的コンピュータ可読メモリ」又は同じ意味の「非一時的コンピュータ可読媒体」は、1以上のコンピュータプログラムを記憶する為のハードドライブ、ソリッドステートドライブ、CDドライブ、DVDドライブ等を意味する。
低温ガス圧縮機の為の汎用制御装置PSEは、様々な電気入力要件を有する極低温膨張機を好ましくは同時に駆動するが、必須ではない。例えば、汎用制御装置PSEは、クライオポンプ、MRI磁石、及び他の極低温装置を冷却する為に使用される1以上の極低温膨張機に電力を入力することができるヘリウム圧縮機の為に使用される。汎用制御装置PSE及び汎用制御装置PSEが直接又は間接的に制御する極低温装置又は極低温装置の駆動装置は、PSEがクライオポンプ動作をサポートするネットワーク上のシステムの一部として統合することができ、汎用制御装置プロトコルトランスレータは、極低温装置を制御して極低温装置を既存の通信ネットワークに統合する方法を実行する。(図1H参照。)
OEM(相手先ブランド製造業者)の低温ガス圧縮機は、OEMにより製造された任意の必要なクライオポンプ、又は、OEMの電力及び制御のライセンシング、自家商標又は私的複製によりOEMのクライオポンプの電圧及び位相要件に適合する任意の他の製造業者製のクライオポンプを駆動する為に使用することができる。(図1B参照。)
汎用制御装置PSEを有するOEM低温ガス圧縮機(ホスト低温ガス圧縮機)は、OEMのホスト低温ガス圧縮機により提供される標準電力及び低電圧制御を維持する。しかしながら、汎用制御装置PSEは、OEMのクライオポンプの電圧及び位相と互換性のない、他の製造業者のクライオポンプへの電力及び低電圧の接続を可能にし、汎用制御装置PSEはこの目的の為に構成されている。これにより、1以上の追加の製造業者の製品を追加することができる(図1C及び1D参照。)。ホスト低温ガス圧縮機の低温ガス供給及び戻り回路は、他の製造業者のクライオポンプに個別に、又は低温ガス供給及び低温ガス戻り上のマニホールドを介して、組み合わせて接続される。
汎用制御装置PSEの能力は、ユーザが複数の製造業者製のクライオポンプを組み合わせ、ホスト低温ガス圧縮機のOEM製造業者により定義された特定の単一電気設計要件を駆動するように設計された1組の電気出力に加えて、(汎用制御装置PSEを介して)複数の電圧及び位相出力を生成して様々な異なるクライオポンプを制御するホスト低温ガス圧縮機を使用する同じクライオポンプ処理において同時に、複数のクライオポンプを個別に又は組み合わせて駆動することを可能にする。
ホスト低温ガス圧縮機が始動されると、単一又は複数の、様々なクライオポンプへと流れる圧縮低温ガスの必要な流れを提供し、汎用制御装置PSEは、クライオポンプのモータに電力を供給する為に、様々な電圧及び位相を提供し、そして、各クライオポンプの制御回路の為の低電圧電力も提供し、汎用制御装置PSEはこの目的の為に構成されている。
汎用制御装置PSEは、単一施設電圧及び位相、例えば208VAC、3P、60Hz、を受信し、異なる製造業者製のクライオポンプに電力を供給する為に必要な複数の異なる特定の出力電圧及び位相を生成する。各製造業者は、各製造業者のクライオポンプの為の規定の電圧及び位相要件を有し、そして、各製造業者は、各製造業者のクライオポンプを駆動する為に必要な特定の電圧及び位相を提供するように構成された電気出力を有する低温ガス圧縮機を有する。
クライオポンプが異なる電気要件を有する場合、1つの製造業者製の低温ガス圧縮機は、もう1つの製造業者製のクライオポンプに電力を供給することができない。なぜなら、低温ガス圧縮機は異なる電圧及び位相出力を有するからである。
汎用制御装置PSEは、1以上のクライオポンプを動作させる為に使用される。これらのクライオポンプは、動作の為の「同期モータ」を使用する。このモータは、スムーズな動作の為に90度の位相角度を有する2相電力供給を必要とする。同期モータの使用は、クライオポンプだけに限定されない。異なる産業の多数の製品が、同期モータの周辺に設計される。汎用制御装置PSEにより、これらの産業は、機械的振動、ベアリング摩耗、及び騒音を減少する為に、汎用制御装置PSEの高品質の電源を使用することができる。また、汎用制御装置PSEは、それぞれが異なる電圧及び位相要件を有する複数の同期モータを駆動する為に使用することができる。汎用制御装置PSEは、3相膨張機モータを有する他の装置の為に、3相電力を供給することもできる。
目的のクライオポンプ・アプリケーションは、異なる電圧、電流、及び位相要件を有する3つの電源を必要とする。この目的のアプリケーションは、90度の位相角度を有する2相電圧の正確な形成により、より低い機械的振動で動作する。他の低コストの手法は、より安価な抵抗器-コンデンサ移相回路を使用することであるが、それにより、より多くの振動をもたらす結果となり、それにより、騒音及びベアリング摩耗の増加につながる。汎用制御装置PSEを実施することは、より優れた手法である。
また、ネットワーク上のシステムの拡張アプリケーションの為に、クライオポンプに低電圧電力が提供され、それにより、クライオポンプが、プロトコルトランスレータを介して、クライオポンプの状態をネットワークに通信することが可能になり、それにより、クライオポンプの動作状態を処理ツールに通信する。(図1H参照。)
構造:汎用制御装置PSE
汎用制御装置PSEの構造は、回路を格納してユーザを高電圧から保護する為の容器を必要とする。容器は、前面パネル表示器、ユーザによりアクセス可能な回路遮断器又はフューズ、外部コネクタ、及び外部/内部境界を横断するケーブルの為のグランド線を取り付ける為に必要なカットアウト及び特徴を有する。配線、停止、及び組立手続は電気規定(NEC)に従い、安全評価コンポーネントを使用する。容器の寸法は、コンポーネントを格納するのに十分な大きさであり、十分な装置冷却の為に必要な空気分離並びに現場内診断及び修理の為のメンテナンス用アクセスを有する。
表示及び通信
汎用制御装置PSEは、前面パネルシステム動作表示システムを採用し、ユーザが物理的装置を前側から見ることを必要とする。汎用制御装置PSEは、ネットワーク接続監視ソリューションの為に構成され、局所性視認要件を除去し、汎用制御装置の動作状態をユーザが遠隔で監視することを可能にする。図7参照。この遠隔ネットワーク接続監視ソリューションは、履歴性能ログ記録も有する。このことは、イベント後の法医学的分析及び問題軽減を加速させる。
将来の配置は、異なる電力要件を使用する新規なクライオポンプ及び膨張機設計と、さらに異なる電力要件を有する非低温アプリケーションを含むが、限定するものではない。著しい開発努力を必要とすることなく、補助的電源又は既存の電源の改良を汎用制御装置PSEに加えることができる。追加の電源を容易に追加することができるこの能力は、複数の製造業者の装置を配置することを可能にし、単一供給源のシナリオを削除し、より低コストで競争力のあるソリューションをエンドユーザに提供する。現在の発明に追加することができる電源の容量の物理的制限はない。
特定分野のアプリケーションは、全ての目的電流クライオポンプ電源を必要とはしない。汎用制御装置のPSE電源は互いに結合されず、したがって、残りの電源動作に影響を与えることなく、任意の出力電源を除去することができる。電源の除去は、より低い材料表費用をもたらし、消費者の為のより低コスト製品へと変換される。
使用例:汎用制御装置PSE及びPTE
以下は、汎用制御装置PSE及びPTE、並びに、異なるプラットフォームと接続することができるその能力により可能になる2つのアプリケーションである。それぞれの場合において、汎用制御装置は、エンドユーザが、異なる製造業者製のクライオポンプ及び低温ガス圧縮機を供給及び使用することを可能にし、それにより、生産上の問題を解決する為に既存の設置済のクライオポンプ及び/又は低温ガス圧縮機よりも優れた性能をもたらし、その上、全てのクライオポンプ及び/又は低温ガス圧縮機を異なる技術プラットフォームへ完全に変更する必要は無く、関係するクライオポンプ及び/又は低温ガス圧縮機のみを変更すればよいので、設備投資を最小化することができる。
実施例1:汎用制御装置PSE
特定のアプリケーションにおいて、特に200mm半導体ツール上のイオン注入において、製造業者Aのクライオポンプは、再生が必要になる前に、17~20リットルまでの極低温水素を保持することができる。この水素量の制限は、水素の吸収領域が制限されていることによるものであり、そして、ヒータが故障した場合に再生時に発火源として作用することができる内部ヒータをクライオポンプは有しているので、製造業者Aは水素保持量を制限することを好むからである。その結果、もし発火が発生した場合、クライオポンプ内の水素量が多いよりは、クライオポンプ内の水素量を少なくして再生を実施した方がより安全である。注入工程は通常3週間であり、製造業者Aのクライオポンプの再生間隔は、通常2週間毎である。
クライオポンプは、上記の安全上の目的により、再生を実施する必要がある間、イオン注入工程の稼働サイクルは完了せず、製造業者Aのクライオポンプが再生されて適切な極低温動作に戻るまでの間、イオン注入工程は停止される。追加の複雑化要因は、システム内のヘリウム流の低流量により、処理の初動がさらに遅延し、製造業者Aのクライオポンプの冷却時間が過剰に長いことである。クライオポンプが再び動作し始めると、中断されたイオン注入工程が再び継続される。しかしながら、このイオン注入工程の中断は、イオン注入工程を欠陥製品が製造される可能性及び危険にさらし、そして、この欠陥は、この後にいくつか続く製造工程が完了するまで計測することができない。したがって、イオン注入工程を継続した場合、製造業者Aのクライオポンプの再生要件には不十分であったことにより、数千単位の欠陥製品を処理してしまう危険がある。図8A~8B参照。
均等な物理的寸法を有する製造業者Bのクライオポンプは、発火が発生する危険なく、30~50リットルの水素を保持することができる。なぜなら、製造業者Bのクライオポンプは、製造業者Aのクライオポンプに比べて、広い水素吸収領域を有しており、そして、製造業者Bのクライオポンプは、内部ヒータを有しておらず、クライオポンプ容器の外側の外部ヒータを使用しているからである。製造業者Bのクライオポンプの内部には発火源が存在せず、そして、製造業者Bのクライオポンプは実質的により多くの水素を保持することができるので、クライオポンプの再生をサポートする為にイオン注入工程を中断する必要がない。その結果、クライオポンプは、通常3週間であるイオン注入工程サイクル全体をサポートすることができ、クライオポンプ再生後の製品の品質に関する多大な不確実性を削除することができる。追加の利点は、製造業者Bのクライオポンプは、実質的により早い冷却時間を有するので、3週間のツール処理期間終了後に再生される時に、ツールの回復がより早く、製造工程により早く戻ることができる。しかしながら、製造業者Bのクライオポンプは、製造業者Aのクライオポンプに比べて、著しく異なる制御プラットフォーム、位相、及び電圧を必要とし、製造業者Aの低温ガス圧縮機により駆動することはできない。
上記のアプリケーションは、イオン注入処理室に製造業者Bのクライオポンプを設置することを必要とするが、イオン注入装置上には製造業者Aのクライオポンプが設置されたロードロック室も備えられている。製造業者Aの低温ガス圧縮機は、処理室のクライオポンプ及びロードロック室のクライオポンプの両方を駆動する。ロードロック室の製造業者Aのクライオポンプを置換する必要は無い。なぜなら、クライオポンプは十分に動作し、空気のみを処理し、そして、有害ガスが発火する危険もない。これらの問題を解決する為に、製造業者Bの低温ガス圧縮機は、汎用制御装置PSEを提供するように選択され、それにより、処理室の製造業者Bのクライオポンプを駆動し、そして、ロードロック室の製造業者Aのクライオポンプも駆動する。(図8C~8D参照。)
しかしながら、製造業者Bのクライオポンプはさらに、製造業者Aのクライオポンプとは異なる通信プロトコルを使用するので、製造業者Aのネットワークをわたって通信することができない。その結果、製造業者Bのクライオポンプが製造業者Aのネットワークをわたってイオン注入制御装置と通信することを可能にする為に、汎用制御装置プロトコルトランスレータ素子(PTE)も設置される。(図8C~8D参照。)
汎用制御装置(PSE及びPTE)の両方の素子を設置することにより、エンドユーザが、処理室の非効率的な製造業者Aのクライオポンプを除去してより優れた製造業者Bのクライオポンプを処理室に設置し、製品のリスクを削減し、そして、設備投資を最小化することを可能にする。なぜなら、エンドユーザは、ロードロック室の製造業者Aのクライオポンプをも置換する必要がないからである。製造業者Bのホスト低温ガス圧縮機は、汎用制御装置PSEを備え、処理室の製造業者Bのクライオポンプ及びロードロック室の製造業者Aのクライオポンプの両方を駆動する。また、汎用制御装置プロトコルトランスレータは、製造業者Bのクライオポンプの状態を製造業者Aのネットワークを介してイオン注入制御装置に通信することを可能にする。
或いは、汎用制御装置PSEは、製造業者Aの低温ガス圧縮機に設置し、製造業者Aの低温ガス圧縮機は、ロードロック室の製造業者Aのクライオポンプを継続的に駆動し、その上、処理室の製造業者Bのクライオポンプを駆動可能にしてもよい。しかしながら、製造業者Aの低温ガス圧縮機は、製造業者Bの低温ガス圧縮機に比べて、わずかに少ないヘリウムを供給するので、処理室の製造業者Bのクライオポンプによる改善された冷却時間は減少される。また、汎用制御装置PTEは、製造業者Aのネットワークをわたる通信を可能にする為に、製造業者Bのクライオポンプ内に統合される必要がある。
実施例2:汎用制御装置PSE及びPTE
製造業者は、各処理室に製造業者Aのクライオポンプを含む多室(5室)処理ツールを有する。製造業者Aの低温ガス圧縮機は、ヘリウム圧縮能力の欠如により各クライオポンプの内の2つのみを駆動することができる。その結果、そのようなシステムは、処理ツールの5つのクライオポンプをサポートする為に3つの圧縮機を備える必要がある。また、製造業者Aの低温ガス圧縮機は、老朽化しており、置換する必要がある。製造業者Bの低温ガス圧縮機はより効率的であり、追加のヘリウム冷却能力をもたらすことができるので、3つの製造業者Aのクライオポンプを駆動することができる。しかしながら、製造業者Bの低温ガス圧縮機は、製造業者Aのクライオポンプを駆動する為に必要な制御プラットフォーム、位相、及び電圧を有していない。製造業者Bの低温ガス圧縮機への汎用制御装置PSEの追加が、製造業者Aの各クライオポンプの3つを駆動することを可能にし、それにより、5つのクライオポンプを完全にサポートする為に、製造業者Aの低温ガス圧縮機を3つ購入する代わりに、製造業者Bの低温ガス圧縮機を2つ購入するだけでよくなる。また、エンドユーザは、製造業者Aのクライオポンプはメンテナンスを行う又はリタイアさせる必要があるので、確実により優れた性能の為に、多室処理ツールに製造業者Bのクライオポンプを統合するオプションも有する。(図8E~8F参照。)
最後に、処理ツールがクライオポンプの動作状態のアップデートを必要とした場合、PTEの追加が、製造業者Bのクライオポンプが製造業者Aのネットワーク制御装置をわたって通信することを可能にする。
特定の実施
汎用制御装置電力供給素子:変圧器ベース
図2Cは、電圧及び位相変換の為の複数の変圧器ベースの電力供給を有する汎用制御装置のブロック図である。図5は、この特定の実施の概略図であり、特に、変圧器ベースの設計の概略図である。
主要な電力供給素子(PSE)の概略図が図5に図示されている。入力2相電力及び施設アース接続が、4つのターミナルブロック1で終わる。その後、施設アースは、PSEシャーシに接続する。3相電力ラインが、それぞれのターミナルブロック1を通って、第1の保護コンポーネントである回路遮断器2まで継続する。回路遮断器2は、作業者により前面パネルからアクセス可能である。その後、これらの遮断器保護電力ラインは、さらに3つの拡張ターミナルブロック3に接続し、プロトコルトランスレータ素子(PTE)の4つの側面、即ちクライオポンプヒータ電力、相検出/電圧レベルリレー、低電圧電力、及びクライオポンプモータ電力に電力を供給する。
2つの単相ワイヤは、2つの追加の回路遮断器4を通り、最終的に3つのマルチピン後方取付コネクタ15で終わる。このサブ回路が、クライオポンプの再生ヒータコイルに電力を供給する。
3相全てが、ターミナルブロック3から多機能リレー8まで継続する。機能は、位相配向正当性及び電圧レベル閾値である。これらの機能は、それぞれが露出した接点を有する2つの内部リレー8A及び8Bを駆動する。クライオポンプの同期モータのスピン回転は、位相配向正当性を必要とする。クライオポンプのモータを逆方向に動作させることは、損傷、修理及びシステム中断時間をもたらす。下部リレー8Bを通電する為には2つの条件、即ち正しい位相配向及び3つ全ての入力電圧が調節可能な最小閾値を超えることが必要である。下部リレー8Bは2つの回路の1つに接触する。条件が満たされていないと、前面パネル表示器11Aは照明して作業者に「位相エラー」を表示する。条件が満たされると、下部リレー8Bが通電し、常開接点を閉じ、もう1つのリレー10Bを通電する。このリレーの動作を以下に説明する。多機能リレー8は、調節可能な過電圧閾値機能も実装する。入力電圧レベルが過電圧閾値より低い場合、他の内部リレー8Aが通電される。入力電圧レベルが過電圧閾値より高い場合、他の内部リレー8Aが内部リレー8Bの通電を切る。過電圧状態において、この内部リレー8Aの常開接点が3つの追加回路リレー、即ち回路リレー9、10A及び10Bに電力を供給する。これらの機能性を以下に記載する。
回路は、センタータップを有する単相24~28VACの範囲の低電圧電力をクライオポンプに供給する変圧器を含む。この変圧器は、単一の一次コイルと、2つの出力電圧レベルを提供する2組の出力タップと、を有する。この変圧器の回転率は、2つの特定入力電圧レベルから選択される。例えば、米国において一般的な3相工業電力電圧は、208~240VACである。208VACで動作している場合、巻線の二次対の1つは26VACまでの電圧を提供する。240VACで動作している場合、巻線の二次対の他の1つは26VACまでの電圧を提供する。低電圧選択リレー9は、これらの対のいずれかを選択し、リレーを通して回路まで続くように接続する。この低電圧選択リレー9は、もう1つの回路リレー8接点を通電し/又は通電を切り、この動作は上記において説明されている。
クライオポンプは、一般的に2つの型のモータ、即ち2相又は3相ACオプションを提供する。2相モータは、90度のリード/ラグを必要とし、3相モータは、位相間で120度の位相角度を必要とする。位相角度選択スイッチ5は、2つの変圧器7の一次巻線接続を入力電力に変更する。1つの位置において、この3PDTスイッチ5は、これらの2つの変圧器7をScott-T構成に接続し、2相90度の位相角度出力電力を生成する。スイッチ5は、他の位置において、これら2つの変圧器7の一次巻線を接続し、3相出力、120度の位相角度とする。位相選択スイッチ5及びこれらの2つの変圧器7の組み合わせは、2相又は3相出力を提供することができるが、両方を同時に提供することはできない。これらの変圧器7は、低電圧変圧器6と同様に、2対の出力巻線も有する。高電圧選択リレー10Aは、対の出力巻線間のどちらかを選択する。多機能リレー8の内部過電圧リレー8Aは、高電圧選択リレー10Aに接触して通電し、二次巻線選択をする。ここでも、米国において一般的な工業電圧である208~240VACを使用し、多機能リレー8、高電圧選択リレー10A、2つの変圧器7、及び位相選択スイッチ5の組み合わせは、2相又は3相構成においてクライオポンプのモータに160VACまでの電圧を提供する。電圧選択は自動であり、手動位相選択はクライオポンプの電力要件に基づいている。
適切な電圧及び位相により、クライオポンプのモータ電力は、高電圧選択リレー10Aから低電圧閾値リレー10B上の入力電圧に出力する。上述の多機能リレー8は、入力施設電力が正しい位相配向及び低電圧閾値より上の電圧を有する場合にのみ、このリレー10Bを通電する。通電されると、このクライオポンプの電力は、圧縮機許可リレー10Cまで継続する。
クライオポンプ動作は、圧縮低温ガス冷却剤を必要とする。いくつかの低温ガス圧縮機は、施設又は処理ツールに機能動作信号を送信する為に、リレー接点クロージャ(relay contact closure)17を提供する。閉鎖されると(圧縮機が正常に機能している)、これらの接点は圧縮機許可リレー10Cを通電し、それにより、回路を通して適切なクライオポンプのモータ電圧が継続することを可能にする。低温ガス圧縮機が稼働していないか、誤って稼働している場合、圧縮機許可リレー10Cは通電されず、クライオポンプのモータから電力を切断する。
以下の条件が満たされると、即ち、入力電圧は最小閾値より上であり、入力位相角度は正常であり、低温ガス圧縮機は機能的に動作していると、適切なクライオポンプのモータ電圧が3つのターミナルブロック12に到達する。その後、このクライオポンプの電力は、2つの回路遮断器14を通過し、その後、後面パネル・クライオポンプ電力コネクタ15に到達する。シンプルなクライオポンプはモータ電力のみを必要とし、これらのクライオポンプは3つの下部コネクタ15に接続される。いわゆる「スマートクライオポンプ」は、モータ電力、低電圧電力、及び再生ヒータ電力を必要とする。これらのスマートクライオポンプは上部の組の後面パネルコネクタ15に接続される。
PSEは1つの追加機能性、即ち前面パネル戻り低温ガス圧力表示器を有する。ここで使用される表示器は、戻り圧力の頂部及び谷部を継続的に表示することができるアナログパネルメータ(analog panel meter)である。作業者は、クライオポンプの動作をチェックする為に、この戻り圧力を容易に確認することができる。アナログパネルメータ、メータ駆動回路、及び戻り圧力センサ16が図5に図示されている。
低温ガス圧縮機18は、通常、2つの回路コンポーネント、即ち、圧縮機許可リレー接点クロージャ17及び戻り圧力センサ16を収容する。製造業者の低温ガス圧縮機設計が、これらのコンポーネントへのアクセスを提供しない、又は含まない場合、この機能性を提供する為の他の手法も存在する。示されている変圧器PSEの実施形態は、標準200、208、220、230、240、346、347、380、400、415及び480VACを含む、世界的最標準工業電圧で動作することができる。
汎用制御装置電力供給素子:AC-AC変換器ベース
上述の変圧器ベースPSEは機能的であるが、いくつかの制限を有する。変圧器は物理的に大きく、重く、高価であり、出力電圧レベルはライン電圧変動に影響を受けやすく、追加の一次又は二次タップは、より広範囲の電圧入力を受け入れる必要がある時に自動設計を維持する為に、より複雑な自動タップ選択回路を有し、2相及び3相ポンプに同時に電力を供給することができず、そして、単相入力電力により機能することができない。
これらの電圧及び位相変換変圧器をAC/AC変換器に置換することにより、これらの制限は克服される。図6には、この変換器21の為の疑似回路の概略図が図示されている。この設計は、より広範囲の入力電圧及び周波数(50~60Hz)、200VAC~480VAC、単相及び3相電力の両方を受け入れる。示されているPSEの実施形態は、大きくて高価な変圧器を最新の高周波数スイッチ回路に置換する。出力電圧レベルは、入力電圧レベルとは独立している。
図6には、疑似無変圧器トリプルAC出力電力モジュールが図示されている。入力単相又は3相施設電力22は、電力モジュール入力ステージ23で終わる。入力ステージは、それぞれがフィルタネットワーク27を有する、2つの3相全波整流器を含む。これらの整流器及びフィルタネットワークは、第1の中間2極(プラス及びマイナス)DC(直流)電圧を生成する(特定電圧レベルは重要ではない)。DC/DCバックブースト・ステージ24は、第1の中間DC電圧を第2のDC電圧レベル25に変換する。この第2の中間DC電圧が、3つのACインバータ出力ステージ、ACインバータ出力ステージ26、ACインバータ出力ステージ37、及びACインバータ出力ステージ39に電力を供給する。
個別の出力ステージが、第2の中間DC電圧25を、各出力(出力31、38及び40)の要件によって電圧、周波数、及び位相の特有の組に反転させる。例えば、クライオポンプのヒータは単相208Vを必要とし、クライオポンプのモータは、90度の位相変換でセンタータップを有する2相160Vを必要とする。出力ステージ26は、より詳細に示されている。出力ステージ17及び出力ステージ19は、出力ステージ26の複製である。
出力ステージは、2極第2のDC電圧を受け入れ、ここでは絶縁ゲート2極トランジスタIGBTとして示されている3つのハーフブリッジ・トランジスタアレイ32、33及び34を含む。ここでは、実際に使用されている型は重要ではなく、BJT、NMOS、又はIGBTでもよい。3つのハーフブリッジ・トランジスタアレイは、出力制御装置35により駆動される。この専用マイクロプロセッサは、高周波数スイッチ信号の同期された組を生成する。ハーフブリッジ・トランジスタアレイ32、33及び34によるこれらのスイッチ信号は、パルス幅変調(pulse-width modulation)PWMと呼ばれる技術を使用してAC出力を生成する。PWMを使用することにより、ハーフブリッジに接続する出力制御装置が、任意の波形及び任意の位相で、第2の中間DC電圧レベル25までの任意の電圧レベルで3出力AC波形を生成することができる。クライオポンプ動作の為に、出力ステージは、特定の位相変換による特定の周波数でAC正弦波を生成する必要がある。
図6に図示されているように、出力制御装置は、2つの形のフィードバック、即ち、電圧レベルフィードバック29及び電流レベルフィードバック30を受け入れる。出力制御装置ループは、このフィードバックがハーフブリッジ制御、即ち効率を最適化することを必要とする。このフィードバックは、広範囲のロード特徴付けを許可する。特徴付けの例には、電流消費の増加をもたらすモータベアリングの劣化、電圧レベル又は位相変換の分散による固有共振回避、故障状態検知、及び逆起電力分析(back EMF analysis)によるクライオポンプの動作異常が含まれる。動作状態、最適化パラメータ、故障検知、及び異常分析データは、電力モジュール制御装置36に送信され、電力モジュール制御装置が、3つの出力ステージからの情報を集約し、図4Bに図示されている低温ガス圧縮機の汎用制御装置に問題を報告する。
汎用制御装置PSEのDC/AC出力ステージ26、37及び39は、アースが存在するという追加の特徴を含む。各AC出力は、互いに位相関係を有し、その電圧レベル出力を有する3つのアース参照電圧31、38及び40を含む。このことは、個別AC電圧が、アースを参照する正電圧及び負電圧エクスカーション(a positive and a negative voltage excursion)の両方を有する。この特徴は、単相モータ、3相モータ、コモン線を有する3線2相モータ、センタータップを有する単相ACを必要とする装置等の柔軟な動作を可能にする。
上述のように、ハーフブリッジ・スイッチネットワーク及び出力制御装置を有する出力ステージ37及び出力ステージ39は、付加要求に合わせてそれぞれが異なる電圧及び位相を有する、出力AC波形の特有の組を生成する。電力モジュール制御装置36は、データを回収、集約し、稼働時間統計、分析及びパラメータを含む報告を汎用制御装置に発行する。
AC/AC電力供給素子はより複雑であるが、概要が上述されているように、変圧器ベースの設計にわたって向上された機能性を提供する。また、より小型化及び軽量化され、同じ物理量における出力モジュール数の増加のような相互運用性オプションをさらに可能にする。その柔軟性及び解析機能が、低温ガス圧縮産業を超えて汎用制御装置PSE及びPTEの使用を拡張する。汎用制御装置PSE及びPTEは、単相、2相又は3相電力を必要とする任意の産業に展開することができる。AC/AC電力供給素子の実施形態は、標準100、110、120、127、200、208、220、230、240、346、347、380、400、415及び480VACを含む、全ての、又は実質的に全ての世界的標準電圧で動作することができる。
PSEの実施形態は、図5及び6に関して上述の実施形態を含み、様々な製造業者製の極低温装置の範囲をサポートする電力出力を提供することができる。各製造業者製のクライオポンプを含む極低温装置は、変化する電力要件を有することができる。下記の表には、様々な製造業者のクライオポンプの電力要件のサンプルがリストアップされている。これらの電力要件は、単にPSEの実施形態がサポートすることができる様々な電力要件の例としてここにリストアップされており、PSEがサポートする電力要件又は極低温装置の決定的なリストではない。
Figure 0007073489000001

Figure 0007073489000002
汎用制御装置プロトコルトランスレータ
プロトコルトランスレータは、図1Iに図示されているように制御装置内のソフトウェアとして実装される。ここで、第2の製造業者の装置を稼働しているプロトコルは「目標プロトコル(target protocol)」と呼ばれ、第2の製造業者の装置は「目標装置(target equipment)」と呼ばれ、第1の製造業者の装置を稼働しているプロトコルは「発信プロトコル(origination protocol)」と呼ばれ、第1の製造業者の装置は「発信装置(origination equipment)」と呼ばれる。
例えば、目標プロトコルは、ビットバス(Bitbus)としても知られるIEEE-1118又はフィールドバス(Fieldbus)としても知られるIEC61158でもよい。両方のフォーマットは、20年以上前に開発され、反復を経験している。一定のより古いクライオポンプ及び/又は低温ガス圧縮機は、ICチップ上にフラッシュ送信されたより古いバージョンを使用する。ビットバス統合回路チップは、もはや容易に入手可能ではないので、当業者は、コンパイラ及びビットバスを再コンパイルする為に適切な(通常ビンテージ)コンピュータを見つける必要がある。さらに、目標プロトコル及び発信プロトコルは、異なる通信速度を有することができる。
しかしながら、プロトコルトランスレータは、ビットバスのような目標プロトコルをエミュレートするビットバンギング・シリアルドライバ(bit-banging serial driver)と呼ばれるドライバを使用する。プロトコルトランスレータは、ビットバス・パケットのような目標プロトコル・パケットを受信して送信し、通信速度差を変換する。通信速度差は、プロトコルトランスレータから目標装置及び/又は発信装置へ、反復ナルヘッダ(null-header)及び/又はフレームを送信することにより解決される。そこで、ビットバス・ストリームのソフトウェア復号は、高性能CPUのタスクである。ソフトウェアオンリー・ビットバスは375kpsで稼働し、72MHzで稼働するARM・cortexプロセッサ又は168MHzで稼働するAMRプロセッサのような、改良割込み性能を有する割込みをタイムリーに処理する為に高速プロセッサを必要とする。
プロトコルトランスレータは、ハードウェアとして実装される。特に、プロトコルトランスレータは、フィールドプログラマブル・ゲートアレイ(field-programmable gate array)(FPGA)又は他の適宜構成可能な集積回路である。FPGAは、ハードウェア内に同期データリンク制御(SDLC)コンピュータ通信プロトコル(例えば、D85C30-SDLC機能を有する汎用非同期受信機-送信機(UART)コア)又は剤ログ(Zilog)のZ85C30のような既存のSDLCハードウェア・トランシーバを実装する。これらのハードウェア・ソリューションは、20年以上前から目標装置に使用されているインテルの特定チップセットより容易に利用可能である。
SDLCプロトコル信号タスクの為にFGPA/トランシーバ・ハードウェア・ソリューションを使用することで、目標プロトコル・コマンドが、ビットバスをわたって送信される。FPGAは、ここに記載されているビットバスのような単一プロトコルには限定されていない。FPGAのプログラム可能性が、特定のアプリケーション又は同時に複数のアプリケーションの為の他のプロトコルの実装を可能にする。異なる物理層上のCAN、DeviceNET、HART、MODBUS(Modbus ASCII, Modbus RTU, Modbus TCP)、Profibus、ControlNet、UDP、TCP、HTTP、SNMP、JSON、WebSockets、MQTT、COAP、SPP、GAP、GATT等のプロトコル、RS-232、RS-422/485、イーサネット、WiFi、Bluetooth(Bluetooth Classic, Bluetooth Smart)、USB等は、汎用制御装置PTE内に展開することができる。
図9には、簡易プロトコル変換のフローチャートが図示されている。処理が始まり101、初期化102に進む。初期化102の間に、内部処理変数が初期化され、ハードウェア・レジスタが構成され作動される。その後、待ちループ103に移動し、そこでホストプロトコル内の入力ホストデータパケットの到着を待つ。パケットを受信しなければ、このステップは待ちを継続する。パケットが到着すると、このパケットが次のステップである変換104に移動する。変換104は、関連データを抽出し、その後、ルールセットを使用して、このホストデータを目標プロトコルの目標要求に変換する。ルールは、コマンド、フォーマット、ユニット等を含む。変換104は、人間の言語翻訳に類似している。例えば、英語からフランス語に語句を翻訳することは、異なる名詞、動詞、単位変換、及び/又はフォーマット変更を伴う日時変換に関連する。産業プロトコル変換は、自然言語変換に類似している。変換104は、変換目標パケットを生成し、次のステップに送信する、即ち、ターゲット105に変換パケットを送信する。その後、ターゲット返答待ちループ106に継続する。ターゲット返答待ちループ106は、返答タイムアウトチェック107を組み込む。プロトコル変換エラー、ターゲットがビジー状態である、ターゲットが利用不可能である、システム構成問題等のいくつかの理由からターゲットは返答しないことができる。返答タイムアウトチェック107が時間切れになると、時間切れメッセージをホスト109に送信する。しかしながら、返答タイムアウトチェック107が時間切れになる前にターゲットが返答すると、ターゲット返答パケットが次のステップであるターゲット/ホスト変換108に送信される。ターゲット/ホスト変換108は、上述のルールを逆に適用し、目標パケットデータがホストプロトコルに再び変換される。その後、この再変換目標パケットは、変換返答110を送信する最終ステップに送信される。通信が完了すると、ホストプロトコルパケットの到着103を待つことにより、全工程が再び始まる。ここに概要が記載されている変換工程は、要求-返答プロトコルにより機能し、ここで、単一のエンティティ、ホストは、要求を送信して返答を待つことにより通信する。ホストプロトコルは特定の時間窓内にターゲット返答を期待するというシナリオが発生する。転送パケット変換に必要な時間、変換パケットの送信、ターゲット処理、返答送信、再変換、ホストプロトコルパケットの送信は、ホストプロトコル時間窓を超えることがある。その場合、ホスト構成を通してホストプロトコル時間窓を増加する、ターゲット通信速度を増加する、又は、変換工程内にキャッシング機構を実装する、ここで、ホスト要求返答がターゲット通信を通してではなくキャッシュから取得される等の、いくつかの改善オプションが存在する。キャッシュ手法は、キャッシュを維持する為の他の処理を必要とする。
ここで、図10を参照にすると、主要ハードウェアコンポーネントを有するプロトコルトランスレータの実施形態を示すブロック図が図示されている。また、ホスト処理制御装置201、ホストプロトコル202、目標クライオポンプ209、目標プロトコル208、及び作業者診断プログラムも図示されている。全体設計は、媒体ドライバ204、207、210及び213を含む様々な通信媒体ドライバFPGA205、ワイヤレス通信オプション211、及びCPU212を含む。複数の媒体ドライバは、共通産業物理層を実装する。ファイバ媒体は、オプションの1つであるが、ここには図示されていない。FPGAは、その一般化されたゲートアレイ・ファブリックを通して、複数のトランシーバ206を実装する。これらの独立したトランシーバは、並行的に同時に動作する。FGPA及びPTE・CPU212の間に、高速相互接続が存在する。構成及びパケット変換はCPUの責任である。作業者は、外部構成/診断プログラム214を実行し、PTE構成又は稼働診断を変更する。
ここに記載の本発明の実施形態は、多数の変形及びここに記載の素子の組み合わせを含むことができる。例えば、電力供給素子(PSE)は、n電力供給出力を提供することができ、ここでnは、各電力供給出力の為のハードウェア、PSEを収容するハウジング及びPSEの物理的寸法、並びにPSEに与えられたハウジングの物理的空間のみにより制限される。例えば、実施形態は、3つ、4つ、5つ、又はより多くの電力供給出力を含むことができる。出力の位相角度は、90度、120度等を含む任意の位相角度を有することができる。また、電力供給出力は、異なる電圧、周波数、位相、及び位相角度の差異出力を提供することができ、複数の電力供給出力は、同じ出力又は共通の電圧、周波数、位相、及び/又は位相角度を有する出力を提供することができる。同様に、PSEにより駆動される極低温装置は、異なる電力供給要件を有することができ、そのような極低温装置は、同じ又は異なる通信プロトコルで通信することができる。同じ通信プロトコルで通信する場合、そのような極低温装置にはPTEは不要である。同様に、PSEにより駆動される極低温装置は、同じ電力供給要件を有することができるが、同じ又は異なる通信プロトコルで通信することができる。汎用制御装置PSE及びPTEの実施形態は、これらの変形のいずれにも、そしてその異なる組み合わせにも構成することができる。さらに、PSEは、電圧、位相、及び位相角度の複数の組み合わせの電力供給出力を提供するように構成可能なプログラム可能な電力供給出力であるか、又は含むことができる。また、上述のように、PSE及び/又はPTEは、独自の独立電力供給を有することができる。これらの変形及び他の変形はサポートされ、ここに記載の実施形態により提供することができる。
概要
低温ガス圧縮機は信頼できるが、その長寿命が施設管理の運用リスクを引き起こす。圧縮機が長期間運転されるにしたがって、維持費がより高くなり、モデルが古くなり遺産製品とみなされて生産及びサポートから段階的に廃止されるので、ドロップインOEM交換可能性が減少する。交換可能性の無い運転不可能な圧縮機は、相互運用性に制約を作成することができ、新しいOEM装置は遺産装置と下位互換性がない場合が多いので、新しい交換圧縮機だけでなく関連する極低温ポンプ装置及び付属品も購入する必要がある。設備予算が無い、又は低差益工程において、この相互運用性の制約は、老朽化施設に、ほとんど又は全く保証の無い改造された中古製品の購入を含む第三者オプションを捜すことを強いる。これらの購入自体がリスクを含み、近い将来の工程中断時間を含む。
汎用制御装置は、老朽化施設に新しいドロップイン交換低温ガス圧縮機購入オプション及び代替クライオポンプドロップイン交換オプションを供給することにより、相互運用性の制約を解消する電力供給素子及びそのプロトコルトランスレータを含む。代替製造業者製のこれらの装置資源にアクセスする能力は、工程中断時間についての顧客のリスクを低下させる。新規の効率的な圧縮機技術は、老朽化した遺産製品と同じ物理的設置面積においてより良い圧縮性能を提供し、そしてより低い運転費用を提供する。電力供給素子を分離して配置し、プロトコルトランスレータ素子を分離して配置し、又はPSE及びPTEの両方を並列に配置する、汎用制御装置は、既存の通信ネットワークに統合された上で、ドロップイン交換圧縮機を分離して選択し、又はドロップイン・クライオポンプを分離して選択し、又は圧縮機及びクライオポンプの両方を選択する完全な柔軟性をエンドユーザに提供する。
本発明は、実際に推定される様々な形態の特定の実施形態又は変形として記載、開示、図示、そして示されているが、本発明の範囲は、それにより限定されることを意図している訳ではなく、また限定されるべきでなく、この教示により提案される他の変形又は実施形態は、特にここに付加した特許請求の範囲の範囲内に含まれる。
1 ターミナルブロック
2 回路遮断器
3 拡張ターミナルブロック
4 追加の回路遮断器
5 位相角度選択スイッチ
6 低電圧変圧器
7 変圧器
8 多機能リレー
9 低電圧選択リレー
10 高電圧選択リレー
11 前面パネル表示器
12 ターミナルブロック
14 回路遮断器
15 コネクタ
16 戻り圧力センサ
17 リレー接点クロージャ
18 低温ガス圧縮機
21 変換器
22 入力単相又は3相施設電力
23 電力モジュール入力ステージ
24 DC/DCバックブースト・ステージ
25 第2の中間DC電圧レベル
26 ACインバータ出力ステージ
27 フィルタネットワーク
29 電圧レベルフィードバック
30 電流レベルフィードバック
31 出力
32 ハーフブリッジ・トランジスタアレイ
33 ハーフブリッジ・トランジスタアレイ
34 ハーフブリッジ・トランジスタアレイ
35 出力制御装置
36 電力モジュール制御装置
37 ACインバータ出力ステージ
38 出力
39 ACインバータ出力ステージ
40 出力

Claims (42)

  1. 極低温システムにおいて、異なる電力供給要件を有し、異なる通信プロトコルを使用する複数の極低温装置を駆動し、前記複数の極低温装置と通信するように構成された汎用制御装置であって、前記汎用制御装置は、
    標準位相及び標準周波数を有する入力電圧を提供する電源と、
    前記電源に接続され、異なる電力供給要件を有する複数の極低温装置を同時に駆動するように構成された電力供給素子と、
    前記電源に接続され、互換性のない異なる通信プロトコルを使用する複数の極低温装置間の通信を可能にするように構成されたプロトコルトランスレータ素子と、
    を有し、
    前記電力供給素子は、それぞれが位相を有する複数の電力供給出力を含むことができ、
    前記電力供給出力は、
    第1の電力供給要件を有する第1の型の極低温装置に第1相で第1の出力電圧を提供する第1の電力供給出力と、
    第2の電力供給要件を有する第2の型の極低温装置に第2相で第2の出力電圧を提供する第2の電力供給出力と、
    を含み、
    前記第2の出力電圧は前記第1の出力電圧と異なり、前記第2相は前記第1相と異なり、そして、前記第2の電力供給要件は前記第1の電力供給要件と異なり、
    前記プロトコルトランスレータ素子は、
    複数のプロトコルにおける極低温装置の通信を受信及び送信する複数の通信入力/出力と、
    前記複数の通信入力/出力に通信可能に接続され、極低温装置の通信を受信して互換性のある異なる通信プロトコルに変換して出力するプロセッサと、
    を含み、
    前記プロセッサは、
    第1の型の極低温装置から通信を受信して前記第1の型の極低温装置へ通信を送信するように構成され、前記第1の型の極低温装置から/への通信は第1の極低温装置の通信プロトコルであり、そして、
    第2の型の極低温装置から通信を受信して前記第2の型の極低温装置へ通信を送信するように構成され、前記第2の型の極低温装置から/への通信は前記第1の極低温装置の通信プロトコルとは異なる第2の極低温装置の通信プロトコルであり、
    前記プロセッサは、前記第1の型の極低温装置から送信された通信を前記第1の極低温装置の通信プロトコルから前記第2の極低温装置の通信プロトコルへ変換し、そして、前記第2の型の極低温装置から送信された通信を前記第2の極低温装置の通信プロトコルから前記第1の極低温装置の通信プロトコルへ変換し、前記第1の型の極低温装置及び前記第2の型の極低温装置が互いに通信することを可能にすることを特徴とする汎用制御装置。
  2. 前記電源は、前記汎用制御装置全体に電力を供給する単一の汎用制御装置電源であることを特徴とする請求項1に記載の汎用制御装置。
  3. 前記電源は、前記電力供給素子専用の独立した電源と、前記プロトコルトランスレータ素子専用の独立した電源と、を含むことを特徴とする請求項1に記載の汎用制御装置。
  4. 前記第1の電力供給出力は、90度の位相角度を有する2相電力供給出力であることを特徴とする請求項1に記載の汎用制御装置。
  5. 前記第1の電力供給出力は、3相電力供給出力であることを特徴とする請求項1に記載の汎用制御装置。
  6. 前記第1の電力供給出力は、1相電力供給出力であることを特徴とする請求項1に記載の汎用制御装置。
  7. 前記第1の電力要件は、必要電圧、必要電流、及び必要位相を含むことを特徴とする請求項1に記載の汎用制御装置。
  8. 前記複数の電力供給出力はさらに、第3の電力供給要件を有する第3の型の極低温装置へ第3相で第3の出力電圧を提供する第3の電力供給出力を含み、前記第3の出力電圧は前記第1及び2の出力電圧と異なり、前記第3相は前記第1及び2相と異なり、そして、前記第3の電力供給要件は前記第1及び2の電力供給要件と異なることを特徴とする請求項1に記載の汎用制御装置。
  9. 前記複数の電力供給出力はさらに、第3の電力供給要件を有する第3の型の極低温装置へ第3相で第3の出力電圧を提供する第3の電力供給出力を含み、前記第3の出力電圧は前記第1の出力電圧と異なり、前記第3相は前記第1相と異なり、そして、前記第3の電力供給要件は前記第1の電力供給要件と異なることを特徴とする請求項1に記載の汎用制御装置。
  10. 前記第3の出力電圧は前記第2の出力電圧と同じであり、前記第3相は前記第2相と同じであり、そして、前記第3の電力供給要件は前記第2の電力供給要件と同じであることを特徴とする請求項9に記載の汎用制御装置。
  11. 前記複数の電力供給出力はさらに、第3の電力供給要件を有する第3の型の極低温装置へ第3相で第3の出力電圧を提供する第3の電力供給出力を含み、前記第3の電力供給要件は前記第1の電力供給要件とは異なり、そして、前記第3の型の極低温装置から/への通信は前記第1の極低温装置の通信プロトコルであることを特徴とする請求項1に記載の汎用制御装置。
  12. 前記第1の型の極低温装置及び前記第2の型の極低温装置は異なる製造業者により製造されることを特徴とする請求項1に記載の汎用制御装置。
  13. 前記第1の型の極低温装置及び前記第2の型の極低温装置の少なくとも1つはクライオポンプであることを特徴とする請求項1に記載の汎用制御装置。
  14. 前記第1の型の極低温装置はクライオポンプであり、前記第2の型の極低温装置は圧縮機であることを特徴とする請求項1に記載の汎用制御装置。
  15. 前記第1の型の極低温装置及び前記第2の型の極低温装置の少なくとも1つは膨張機であることを特徴とする請求項1に記載の汎用制御装置。
  16. 前記第1の型の極低温装置及び前記第2の型の極低温装置の少なくとも1つは極低温冷却器であることを特徴とする請求項1に記載の汎用制御装置。
  17. さらに、前記汎用制御装置の動作状態を遠隔外部監視することを可能にするネットワーク接続を含むことを特徴とする請求項1に記載の汎用制御装置。
  18. さらに、前記電力供給素子及び前記プロトコルトランスレータ素子を収容するハウジングを含むことを特徴とする請求項1に記載の汎用制御装置。
  19. さらに、前記電力供給素子を収容する第1のハウジング及び前記プロトコルトランスレータ素子を収容する第2のハウジングを含むことを特徴とする請求項1に記載の汎用制御装置。
  20. 第3の型の極低温装置から通信を受信して前記第3の型の極低温装置へ通信を送信するように構成され、前記第3の型の極低温装置から/への通信は前記第1及び2の極低温装置の通信プロトコルとは異なる第3の極低温装置の通信プロトコルであることを特徴とする請求項1に記載の汎用制御装置。
  21. 前記電力供給素子が、電圧、位相、及び位相角度の複数の組み合わせの電力供給出力を提供するように構成可能なプログラム可能な電力供給出力を含むことを特徴とする請求項1に記載の汎用制御装置。
  22. 極低温システムにおいて、異なる電力供給要件を有し、異なる通信プロトコルを使用する複数の極低温装置を駆動し、前記複数の極低温装置と通信する方法であって、前記方法は、
    入力電圧を受信し、単一入力電圧が、位相及び周波数を有し、
    異なる電力供給要件を有する前記複数の極低温装置を同時に駆動する、
    ことを含み、
    前記駆動が、
    第1相で第1の出力電圧を第1の電力供給要件を有する第1の型の極低温装置へ出力し、
    第2相で第2の出力電圧を第2の電力供給要件を有する第2の型の極低温装置へ出力する、
    ことを含み、
    前記第2の出力電圧は前記第1の出力電圧と異なり、前記第2相は前記第1相と異なり、前記第2の電力供給要件は前記第1の電力供給要件と異なり、
    そして、前記方法は、
    第1の極低温装置の通信プロトコルにおける前記第1の型の極低温装置からの通信を受信し、
    前記第1の極低温装置の通信プロトコルとは異なる第2の極低温装置の通信プロトコルにおける前記第2の型の極低温装置からの通信を受信し、
    前記第1の型の極低温装置から受信した通信を前記第1の極低温装置の通信プロトコルから前記第2の極低温装置の通信プロトコルへ変換し、そして、
    前記第1の型の極低温装置から受信して前記第2の極低温装置の通信プロトコルへ変換された通信を前記第2の型の極低温装置へ送信して、
    互換性のない異なる通信プロトコルを使用する前記複数の極低温装置間の通信を可能にする、
    ことを含む方法。
  23. 前記複数の極低温装置間の通信を可能にすることは、
    第2の型の極低温装置から受信した通信を第2の極低温装置の通信プロトコルから第1の極低温装置の通信プロトコルへ変換し、そして、
    第2の型の極低温装置から受信して第1の極低温装置の通信プロトコルへ変換された通信を第1の型の極低温装置へ送信する、
    ことを含むことを特徴とする請求項22に記載の方法。
  24. 前記第1の出力電圧は、2相出力であることを特徴とする請求項22に記載の方法。
  25. 前記複数の極低温装置を同時に駆動することが、第3の出力電圧を出力することを含み、前記第3の出力電圧は3相出力であることを特徴とする請求項22に記載の方法。
  26. 前記駆動が、第3相で第3の出力電圧を第3の電力供給要件を有する第3の型の極低温装置へ出力する、ことを含み、前記第3の出力電圧は前記第1及び2の出力電圧と異なり、前記第3相は前記第1及び2相と異なり、前記第3の電力供給要件は前記第1及び2の電力供給要件と異なることを特徴とする請求項22に記載の方法。
  27. 前記駆動が、第3相で第3の出力電圧を第3の電力供給要件を有する第3の型の極低温装置へ出力する、ことを含み、前記第3の出力電圧は前記第1の出力電圧と異なり、前記第3相は前記第1相と異なり、前記第3の電力供給要件は前記第1の電力供給要件と異なることを特徴とする請求項22に記載の方法。
  28. 前記第3の出力電圧は前記第2の出力電圧と同じであり、前記第3相は前記第2相と同じであり、そして、前記第3の電力供給要件は前記第2の電力供給要件と同じであることを特徴とする請求項22に記載の方法。
  29. 前記第1の型の極低温装置及び前記第2の型の極低温装置は異なる製造業者により製造されることを特徴とする請求項22に記載の方法。
  30. 前記第1の型の極低温装置及び前記第2の型の極低温装置の少なくとも1つは、クライオポンプ、膨張機、及び極低温冷却器から成るリストから選択されることを特徴とする請求項22に記載の方法。
  31. 前記第1の型の極低温装置はクライオポンプであり、前記第2の型の極低温装置は圧縮機であることを特徴とする請求項22に記載の方法。
  32. 極低温システムにおいて、異なる電力供給要件を有する複数の極低温装置を駆動するように構成された装置であって、前記装置は、
    位相及び周波数を有する単一入力電圧を提供する電源と、
    前記電源に接続され、異なる電力供給要件を有する複数の極低温装置を同時に駆動するように構成された電力供給素子と、
    を含み、
    前記電力供給素子は、それぞれが位相を有する複数の電力供給出力を含むことができ、
    前記電力供給出力は、
    第1の電力供給要件を有する第1の型の極低温装置に第1相で第1の出力電圧を提供する第1の電力供給出力と、
    第2の電力供給要件を有する第2の型の極低温装置に第2相で第2の出力電圧を提供する第2の電力供給出力と、
    を含み、
    前記第2の出力電圧は前記第1の出力電圧と異なり、前記第2相及び前記第1相間の位相角度により前記第2相は前記第1相と異なり、そして、前記第2の電力供給要件は前記第1の電力供給要件と異なることを特徴とする装置。
  33. 前記電源は前記電力供給素子専用の独立した電源であることを特徴とする請求項32に記載の装置。
  34. 極低温システムにおいて、異なる通信プロトコルを使用する複数の極低温装置と通信するように構成された汎用制御装置であって、前記汎用制御装置は、
    位相及び周波数を有する単一入力電圧を提供する電源と、
    前記電源に接続され、互換性のない異なる通信プロトコルを使用する複数の極低温装置間の通信を可能にするように構成されたプロトコルトランスレータ素子と、
    を含み、
    前記プロトコルトランスレータ素子は、
    複数のプロトコルにおける極低温装置通信を受信及び送信する複数の通信入力/出力と、
    複数の通信入力/出力と通信可能に接続され、極低温装置通信を受信して互換性のある異なる通信プロトコルに変換して送信するプロセッサと、
    を含み、
    前記プロセッサは、
    第1の型の極低温装置から通信を受信して前記第1の型の極低温装置へ通信を送信するように構成され、前記第1の型の極低温装置から/への通信は第1の極低温装置の通信プロトコルであり、そして、
    第2の型の極低温装置から通信を受信して前記第2の型の極低温装置へ通信を送信するように構成され、前記第2の型の極低温装置から/への通信は前記第1の極低温装置の通信プロトコルとは異なる第2の極低温装置の通信プロトコルであり、
    前記プロセッサは前記第1の型の極低温装置により送信された通信を前記第1の極低温装置の通信プロトコルから前記第2の極低温装置の通信プロトコルへ変換し、前記第2の型の極低温装置により送信された通信を前記第2の極低温装置の通信プロトコルから前記第1の極低温装置の通信プロトコルへ変換し、前記第1の型の極低温装置及び前記第2の型の極低温装置が互いに通信することを可能にすることを特徴とする汎用制御装置。
  35. 前記電源は前記プロトコルトランスレータ素子専用の独立した電源であることを特徴とする請求項34に記載の汎用制御装置。
  36. 極低温システムにおいて、異なる電力供給要件を有し、異なる通信プロトコルを使用する複数の極低温装置を駆動し、前記複数の極低温装置と通信するように構成された汎用制御装置であって、前記汎用制御装置は、
    位相及び周波数を有する入力電圧を提供する電源と、
    前記電源に接続され、異なる電力供給要件を有する複数の極低温装置を同時に駆動するように構成された電力供給素子と、
    前記電源に接続され、互換性のない異なる通信プロトコルを使用する複数の極低温装置間の通信を可能にするように構成されたプロトコルトランスレータ素子と、
    を有し、
    前記電力供給素子は、それぞれが位相を有する複数の電力供給出力を含むことができ、
    前記電力供給出力は、
    第1の電力供給要件を有する第1の型の極低温装置に第1相で第1の出力電圧を提供する第1の電力供給出力と、
    第2の電力供給要件を有する第2の型の極低温装置に第2相で第2の出力電圧を提供する第2の電力供給出力と、
    を含み、
    前記プロトコルトランスレータ素子は、
    複数のプロトコルにおける極低温装置の通信を受信及び送信する複数の通信入力/出力と、
    前記複数の通信入力/出力に通信可能に接続され、極低温装置の通信を受信して互換性のある異なる通信プロトコルに変換して出力するプロセッサと、
    を含み、
    前記プロセッサは、
    第1の型の極低温装置から通信を受信して前記第1の型の極低温装置へ通信を送信するように構成され、前記第1の型の極低温装置から/への通信は第1の極低温装置の通信プロトコルであり、そして、
    第2の型の極低温装置から通信を受信して前記第2の型の極低温装置へ通信を送信するように構成され、前記第2の型の極低温装置から/への通信は前記第1の極低温装置の通信プロトコルとは異なる第2の極低温装置の通信プロトコルであり、
    前記プロセッサは、前記第1の型の極低温装置から送信された通信を前記第1の極低温装置の通信プロトコルから前記第2の極低温装置の通信プロトコルへ変換し、そして、前記第2の型の極低温装置から送信された通信を前記第2の極低温装置の通信プロトコルから前記第1の極低温装置の通信プロトコルへ変換し、前記第1の型の極低温装置及び前記第2の型の極低温装置が互いに通信することを可能にすることを特徴とする汎用制御装置。
  37. 前記第2の電力供給要件は前記第1の電力供給要件と異なることを特徴とする請求項36に記載の汎用制御装置。
  38. 前記第2の出力電圧は前記第1の出力電圧と異なることを特徴とする請求項36に記載の汎用制御装置。
  39. 前記第2相は前記第1相と異なることを特徴とする請求項36に記載の汎用制御装置。
  40. 前記第2の電力供給要件は前記第1の電力供給要件と同じであることを特徴とする請求項36に記載の汎用制御装置。
  41. 前記第2相及び前記第1相間の前記位相角度は90度を含むことを特徴とする請求項32に記載の装置。
  42. 前記第2相及び前記第1相間の前記位相角度は120度を含むことを特徴とする請求項32に記載の装置。
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