JP7072073B2 - 新無線(nr)統合アクセス・バックホール(iab)ノードが非スタンドアロン(nsa)セルで動作するのを可能にする方法 - Google Patents

新無線(nr)統合アクセス・バックホール(iab)ノードが非スタンドアロン(nsa)セルで動作するのを可能にする方法 Download PDF

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Description

特定の実施形態は、中継ノードが非スタンドアロンセルで動作するのを可能にする分野に関し、より具体的には、中継ノードがスタンドアロン動作を介して非スタンドアロンセルで動作するのを可能にする、方法、装置、およびシステムに関する。
3GPPエボルブドユニバーサル地上無線アクセスネットワーク(E-UTRAN)、または4Gアーキテクチャおよびエボルブドパケットコア(EPC)アーキテクチャに関連して、エボルブドパケットシステム(EPS)は、エボルブド3GPPパケット交換ドメインであり、EPCおよびE-UTRANから成る。
図1は、EPCアーキテクチャの概要を示している。このアーキテクチャは3GPP TS 23.401で規定されている。パケットデータネットワーク(PDN)ゲートウェイ(PGW)、サービングゲートウェイ(SGW)、ポリシーおよび課金ルール機能(PCRF)、モビリティ管理エンティティ(MME)、およびユーザ機器(UE)などの移動デバイスの定義に関する規格を参照する。LTE無線アクセス(E-UTRAN)は1つまたは複数のeNBから成る。
図2は、E-UTRANアーキテクチャ全体を示しており、例えば、3GPP TS 36.300で更に規定されている。E-UTRANは、eNBから成り、E-UTRAユーザプレーンおよび制御プレーンプロトコルをUEに向かって終端させる。E-UTRANユーザプレーンは、パケットデータコンバージェンスプロトコル/無線リンク制御/媒体アクセス制御/物理レイヤ(PDCP/RLC/MAC/PHY)であってもよく、制御プレーンは無線リソース制御(RRC)であってもよい。eNBは、X2インターフェースを用いて互いに相互接続される。eNBはまた、S1インターフェースを用いてEPCに接続され、より具体的には、S1-MMEインターフェースを用いてMMEに、ならびにS1-Uインターフェースを用いてS-GWに接続される。
図3および4は、EPC制御プレーン(CP)およびユーザプレーン(UP)アーキテクチャの主要部分を示している。現在の3GPP次世代または5G RANアーキテクチャに関しては、現在の5G RANアーキテクチャがTS38.401v0.4.1で説明されている。
図5は、現在の5G RANアーキテクチャ全体を示している。NGアーキテクチャは以下のように更に説明することができる。(1)NG-RANは、NGを通して5Gコアネットワーク(5GC)に接続された一連のgNBから成り、(2)gNBは、周波数分割複信(FDD)モード、時分割複信(TDD)モード、またはデュアルモード動作に対応することができ、(3)gNBは、Xnを通して相互接続することができ、(4)gNBは、gNB集約部(CU)およびgNB分散部(DU)から成ることができ、ならびにgNB-CUおよびgNB-DUはF1論理インターフェースを介して接続され、(5)1つのgNB-DUは1つのgNB-CUのみに接続される。回復力に関して、gNB-DUは、適切な実現例によって複数のgNB-CUに接続されてもよいことに留意されたい。
NG、Xn、およびF1は論理インターフェースである。NG-RANは、無線ネットワークレイヤ(RNL)およびトランスポートネットワークレイヤ(TNL)に階層化される。NG-RANアーキテクチャ、即ちNG-RAN論理ノード、およびそれらの間のインターフェースは、RNLの一部として定義される。各NG-RANインターフェース、例えばNG、Xn、F1に対して、関連するTNLプロトコルおよび機能性が指定される。TNLは、ユーザプレーントランスポートおよびシグナリングトランスポートのサービスを提供する。NG-Flex設定では、各gNBがプールエリア内の全ての5GCノードに接続される。プールエリアは3GPP TS 23.501で規定されている。NG-RANインターフェースのTNLにおける制御プレーンおよびユーザプレーンデータのセキュリティ保護に対応していなければならない場合、3GPP TS 33.401で規定されているネットワークドメインセキュリティ(NDS)/IPが適用されるものとする。
デュアルコネクティビティ(DC)への対応については、RAN 5Gアーキテクチャに関連して、3GPPはデュアルコネクティビティに対応することに合意している。かかるメカニズムは、マスタおよびセカンダリノードを確立することから成り、可能な限り最良のトラフィックおよび無線リソース管理にしたがって、マスタノード(MN)およびセカンダリノード(SN)に対してユーザプレーン(UP)トラフィックを分配することから成る。CPトラフィックは、1つのノードのみで、即ちMNで終端すると仮定される。図6および7は、TS 38.300v0.6.0で指定されている、デュアルコネクティビティに関与するプロトコルおよびインターフェースを示している。
図6は、マスタgNB(MgNB)がPDCPベアラトラフィックをセカンダリgNB(SgNB)に転送できることを示しており、図7は、SgNBがPDCPベアラトラフィックをMgNBに転送する場合を示している。MgNBおよびSgNBは、上記に概説した、CUおよびDUで作られるRANスプリットアーキテクチャの対象であってもよいことを考慮する必要がある。
更に、5G標準化に関連して、マルチRATデュアルコネクティビティ(MR-DC)が指定されている。図8は、TS 37.340で指定されている5GにおけるMR-DCの原理を示している。MR-DCが適用されると、MNであるRANノードが制御プレーンをコアネットワーク(CN)に対して固定し、SNである別のRANノードが、MNとの協調によって制御およびユーザプレーンリソースをUEに提供する。
図9は、TS 37.340で指定されている5GCを用いたMR-DCにおける、マスタセルグループ(MCG)、MCGスプリット、セカンダリセルグループ(SCG)、およびSCGスプリットベアラに関する無線プロトコルアーキテクチャを示している。MR-DCの範囲内で、様々なユーザプレーン/ベアラタイプの解決策が可能である。
TS 38.401では、gNB-CU/gNB-DUアーキテクチャにおけるシグナリングフロー、例えば、UEからの最初のアクセス、DU間モビリティなどを含む、手順全体が示される。MR-DCの1つの特定のフレーバーはEN-DCと呼ばれる。この場合、LTE eNBはMNであり、NR gNBはSNである。
非スタンドアロン(NSA)NR配備への対応に関して、3GPP Rel-15では、NSA NR配備に対応することが合意されている。この場合、NR RATはスタンドアロン動作に対応しておらず、即ち、NR RAT自体によってUEにサーブすることはできない。その代わりに、デュアルコネクティビティ、例えばEN-DCが、エンドユーザにサーブするのに使用される。これは、UEは最初にLTE MeNBに接続され、LTE MeNBが後にSgNBにNRレッグをセットアップすることを意味する。図10は、この手順を示すシグナリングフローの一例を示している。
上述の手順では、UEは最初に、ステップ1~ステップ11で、LTEにおける接続を実施する。この時点で、ネットワークはUEに、NR RATで測定を行うように命令しており、測定設定はメッセージ11の後またはそれと同時の任意の時点で行われてもよい。次に、UEは、NR RATに関する測定報告を伝送する。次に、ネットワークは、ステップ16~ステップ26で、NRレッグのセットアップを開始してもよい。EN-DCの場合、EPCコアネットワークが使用される。
非スタンドアロン動作に加えて、NRはSA動作にも対応する。この場合、SA NRに対応するUEは、NRセル上にキャンプし、NRシステムへの直接アクセスを実施し、即ち、NRにアクセスするのにLTEに最初に接続する必要はない。SA可能なNR gNBは、LTE動作と同様の手法で、NRセルにアクセスするのに使用されるセル内のシステム情報(SI)をブロードキャストするが、SIの内容およびそれをブロードキャストする方式、例えば周期性は、LTEとは異なってもよい。
統合アクセス・バックホール(IAB)に関して、マクロまたはマイクロ基地局など、より多くの基地局を配備することによる高密度化は、主に映像ストリーミングサービスが多く採用されることによって推進される、移動ネットワークにおけるより一層の帯域幅および/または容量に対して増加し続ける要求を満たすために用いられてもよい、メカニズムの1つである。ミリメートル波(mmw)帯においてより広いスペクトルが利用可能であるため、この帯で動作する小さいセルを配備することは、これらの目的にとって魅力的な配備の選択肢である。しかしながら、ファイバーを小さいセルに配備することは、小さいセルを配備する通常の手法であるが、非常に高価で非実用的になることがある。したがって、小さいセルをオペレータのネットワークに接続する無線リンクを用いることが、より安価で実用的な代替方法である。1つのかかる解決策は、オペレータが無線リソースの一部をバックホールリンクに利用してもよい、IABネットワークである。
統合アクセス・バックホールは、LTE Rel-10の範囲で3GPPにおいて以前に研究されてきた。その研究では、中継ノード(RN)がLTE eNBおよびUEモデムの機能性を有するアーキテクチャが採用された。RNは、RNをネットワークの残りから隠すS1/X2プロキシの機能性を有する、ドナーeNBに接続される。そのアーキテクチャにより、ドナーeNBがRNの背後にあるUEに気づき、ドナーeNBと同じドナーeNB上の中継ノードとの間におけるUEモビリティをCNから隠すこともできるようになった。
Rel-10の間、例えば、RNがドナーeNBに対してより透明であり、別個のスタンドアロンP/S-GWノードが割り振られる、他のアーキテクチャも考慮された。
NRに関して、類似のアーキテクチャの選択肢も考慮されてもよい。下位レイヤの違い以外でLTEと比較した場合の1つの潜在的な違いは、gNB-CU/DUスプリットがNRに関して規定され、それによって時間制約型RLC/MAC/PHYプロトコルを時間制約が少ないRRC/PDCPプロトコルと分離することが可能になることになる。かかるスプリットは、統合アクセス・バックホールの場合にも適用されてもよい。IABに関してLTEと比較してNRで予測される他の違いは、複数のホップの対応および冗長経路の対応である。
NRおよびNG-RANで、NRで、ならびに次世代RANに対してgNB-CU/DUスプリットに関して、gNBをCUおよびDUに分離するのに対応することが同意されている。DUは、RLC、MAC、および物理レイヤプロトコルを含むUEに向けた無線インターフェースで終端し、CUは、UEに向けたPDCPおよびRRCプロトコル、ならびに5GCに向けたNG-C/Uインターフェース、および他のNR gNBおよびLTE eNBに向けたXn/X2インターフェースで終端する。CU/DUの分離は、3GPP TS 38.401および図11で更に説明されている。CUとDUとの間には、F1インターフェースが規定されている。F1アプリケーション部分プロトコル(F1-AP)は、3GPP 38.473で規定されている。
それに加えて、3GPP RAN3 WGでは、gNB-CUを、無線ベアラをシグナリングするRRCおよびPDCPを含むCU-CP機能と、ユーザプレーンのためのPDCPを含むCU-UP機能とに分離することに対応することが合意されている。CU-CPおよびCU-UP部分は、E1インターフェースおよびE1-APプロトコルを使用して互いと通信する。CU-CP/UP分離は図12に示されている。
IABノードにEN-DCを使用することに関して、3GPP RAN2合意によると、UEとIABノードとの間のアクセスリンクにおけるEN-DCのSAおよびNSAの両方に対応するものとされている。EN-DCを使用したIABの配備の一例は、IABを使用して一部がバックホールされている新しいマイクロノードを追加することによって高密度化される、マクログリッドLTEネットワークであってもよい。この例のシナリオでは、マクロサイトは、LTEに加えてNRにも対応するようにアップグレードされ、マイクロサイトは、図13に示されるように、NRのみに対応する。
この場合、LTE広域カバレッジおよびNRをデータブーストとして利用して、EN-DCで動作することが可能であってもよい。EN-DCの解決策によって、理想的ではない搬送を使用して、LTEおよびNRを分離することが可能になり、つまり、EN-DCの解決策が、UEにサーブするNRノードが別のNRノードを使用して無線でバックホールされる、IABのシナリオに対応することが実現可能であってもよい。図14は、NRでラベリングされたIABノードを通じて無線でバックホールされているNRノードが、NR SCGリンクにサーブするen-gNB-DUの機能を実施する、このシナリオに関する論理アーキテクチャの一例を示している。
X2インターフェース機能を含む既存のEN-DCの解決策は、EN-DC UEに対応したIABノードに適用可能であってもよい。アクセスリンク上でEN-DCに対応するLTE eNBに対して、IAB特異的な影響は予見されない。
統合アクセス・バックホールは、スタンドアロンNR配備でも対応していてもよいことが仮定され、この理由から、規格は、スタンドアロンNRをアクセスおよびバックホールリンク両方に対して使用して、図15に示されるようにNRのみの完全な配備を可能にしているときも、IABに対応してもよいものと仮定される。
規格は、スタンドアロンNRをアクセスおよびバックホールリンク両方に対して使用するとき、IABに対応してもよい。現在、特定の課題が存在している。例えば、統合アクセス・バックホールに対応するために、IABノード、例えばUEのアクセスを提供し、NRを介して無線でバックホールする中継ノードが、スタンドアロンNRで動作するのを可能にすることが望ましい。この理由として、後述するように、バックホールリンク上のEN-DCに対応することは非常に複雑である。
IABバックホールリンクがネットワーク内部リンクであることを所与として、レガシーデバイスを含む数百万個のデバイスおよび/またはUEと相互作用する必要があるアクセスリンクと比較して、このリンクをいかに実現する必要があるかという点でより柔軟性が高い。この理由により、バックホールリンク上でEN-DCを回避することができ、代わりにSA NRのみを使用できることが考慮されてもよい。
バックホールリンクシナリオおよびその高次論理アーキテクチャにおけるEN-DCが、図13および14に例示されている。
EN-DCの対応に関する1つの議論は、パケットコアを含むネットワークの残りの部分がスタンドアロンNRに対応していない場合、スタンドアロンNRを使用してIABノードを接続することが実現不可能であろうという点であり得る。他方で、上記に示したように、EN-DCはLTE eNBおよびEPCに対して何らかの影響を有するので、これらのネットワークでもEN-DCを回避することが可能な場合、それが有益であろう。
バックホールリンクでは、両方のノードがネットワークノードなので、スタンドアロンNRに対応するようにノードをアップグレードすることは、少なくともより簡単である。スタンドアロンNRがバックホールリンクに関して十分であるかも知れない理由についての他の議論は、IABノードが良好なNRカバレッジを有するサイトで配備されてもよく、無線カバレッジの観点からLTEを要しないであろうことが予期される点である。
バックホールリンク上のEN-DCおよびSA両方に対応することに関する別の潜在的な課題は、これには、標準化の観点から、IABノードにコネクティビティの機能性を提供する、2つの異なるCNの解決策ならびに2つの異なるNASプロトコルを要することである。また、異なる機能上の分割およびCP/UPの分離がEPCおよび5GCで適用されるので、2つのCNの間で解決策が異なって見えることがある。
バックホールリンクにEN-DCを使用することに関する更なる課題は、IABノードにサーブするためにLTE MNで必要な機能性が、UEにサーブするために必要な機能性とは大きく異なることがあるため、IABノードにサーブするLTE eNBで、IABに特異的な機能性も必要なことがあることを意味する可能性が高い点である。正確にどの機能性が必要であるかはまだ今後の課題であるが、少なくとも、UEに適用不能なCN選択、スライシングなどに関連する、何らかの基本的な機能性があり得る。
既存の解決策による上述の問題に対処するため、スタンドアロンUEが非スタンドアロンセルにアクセスするのは制限するが、中継ノードが非スタンドアロンセルにアクセスするのは許可することによって、中継ノードが非スタンドアロンセルで動作できるようにする、方法、ネットワークノード、および通信システムが開示される。本開示は、中継ノードが非スタンドアロンセルでスタンドアロン動作を実施することによって、オペレータが非スタンドアロンUEのためにスタンドアロンセルに対応する必要なく、EN-DCにおけるアクセスおよびバックホールリンク両方に中継ノードが対応できる、解決策を実現する。したがって、中継ノードの配備は、LTE基地局およびEPCネットワークに対する影響を回避してもよい。
いくつかの実施形態について本開示で詳述する。一実施形態によれば、中継ノードに関する動作を可能にする方法は、第1のネットワークノードで、第1の指示および第2の指示を含むシステム情報ブロックを受信することを含み、第1の指示は、第1のセルが非スタンドアロンセルであることを示すとともに、スタンドアロンUEが第1のセルにアクセスすることを制限されるか否かを示し、第2の指示は、第1のネットワークノードのタイプが第1のセルにアクセスすることができるか否かを示す。方法は、第1のネットワークノードで、システム情報ブロックの第2の指示に基づいて、第1のネットワークノードのタイプが第1のセルにアクセスすることができるか否かを識別することを更に含む。
一実施形態では、第1のネットワークノードは、第2の指示が、第1のセルは確保されるが第1のネットワークノードのタイプに対しては確保されないことを示す場合、第1のセルにアクセスすることができる。別の実施形態では、第1のネットワークノードは、第2の指示が、第1のセルは確保されるが第1のネットワークノードのタイプを許可するようにセットされることを示す場合、第1のセルにアクセスすることができる。一実施形態では、第1の指示は、設定されるかまたは存在するreservedNR-Cellであり、第2の指示は、ReservedNR-CellExeptionsである。
一実施形態では、第1のネットワークノードは、第2の指示が、第1のネットワークノードのタイプが第1のセルにアクセスすることができることを示すセルアクセスリストを含む場合、第1のセルにアクセスすることができる。一実施形態では、第1の指示は、設定されるかまたは存在するreservedNR-Cellであり、セルアクセスリストは、cellAccessRelatedInfoListに含まれる。
一実施形態では、第1のネットワークノードは、第2の指示が、第1のネットワークノードのタイプに関する制限値を含まない場合、第1のセルにアクセスすることができる。
一実施形態では、システム情報ブロックは、スタンドアロンUEのユーザ機器が第1のセルにアクセスすることができることを示す、第3の指示を更に含む。
一実施形態では、方法は、第1のネットワークノードで、第2のシステム情報ブロックを受信することを更に含み、第2のシステム情報ブロックは、スタンドアロン動作に使用され、第1のセルに第1のネットワークノードのタイプがアクセスすることが許可された場合、第1のネットワークノードのタイプによってのみ読み取られる。
一実施形態では、第1のネットワークノードは、システム情報ブロックの第2の指示に基づいて、第1のネットワークノードのタイプが第1のセルにアクセスできることの識別に応答して、スタンドアロン動作を介して第1のセルにアクセスするランダムアクセス手順を実施する。
別の実施形態によれば、中継ノードに関する動作を可能にするネットワークノードは、少なくとも1つの処理回路構成と、プロセッサ実行可能命令を格納する少なくとも1つの記憶装置とを含み、命令は、処理回路構成によって実行されると、ネットワークノードに、第1のセルが非スタンドアロンセルであることを示すとともにスタンドアロンUEが第1のセルにアクセスすることを制限されるか否かを示す第1の指示と、第1のネットワークノードのタイプが第1のセルにアクセスすることができるか否かを示す第2の指示とを含む、システム情報ブロックを受信させ、システム情報ブロックの第2の指示に基づいて、第1のネットワークノードのタイプが第1のセルにアクセスすることができるか否かを識別させる。
更に別の実施形態によれば、中継ノードに関する動作を可能にするネットワークノードは、少なくとも1つの処理回路構成と、プロセッサ実行可能命令を格納する少なくとも1つの記憶装置とを含み、命令は、処理回路構成によって実行されると、ネットワークノードに、第1のセルの中継ノードおよびUEに対して、第1のセルが非スタンドアロンセルであることを示すとともにスタンドアロンUEが第1のセルにアクセスすることを制限されるか否かを示す、第1の指示と、中継ノードが第1のセルにアクセスすることができるか否かを示す、第2の指示とを含む、システム情報ブロックをブロードキャストさせる。
更に別の実施形態によれば、中継ノードに関する動作を可能にする通信システムは、少なくとも2つのネットワークノードを含む。第1のネットワークノードは、第1のセルの中継ノードおよびUEに対して、第1のセルが非スタンドアロンセルであることを示すとともにスタンドアロンUEが第1のセルにアクセスすることを制限されるか否かを示す、第1の指示と、中継ノードが第1のセルにアクセスすることができるか否かを示す、第2の指示とを含む、システム情報ブロックをブロードキャストするように設定された、少なくとも1つの処理回路構成を含む。中継ノードの第2のネットワークノードは、第1のネットワークノードから、第1の指示および第2の指示を含むシステム情報ブロックを受信し、システム情報ブロックの第2の指示に基づいて、第1のセルに中継ノードがアクセスすることが許可されるか否かを識別するように設定された、少なくとも1つの処理回路構成を含む。
本開示の特定の態様およびそれらの実施形態は、これらまたは他の課題に対する解決策を提供することができる。本明細書で開示される課題の1つまたは複数に対処する、様々な実施形態が本明細書で提案される。
特定の実施形態は、以下の技術的利点の1つまたは複数を提供してもよい。本開示で開示する方法は、中継ノード、例えばIABノードが、非スタンドアロンNRセルにキャンプまたはアクセスし、それらの非スタンドアロンNRセルがスタンドアロンセルであるかのように動作することができるようにしてもよい。特定の実施形態は、特定のセルが、中継ノードに対してはスタンドアロンRATを使用して動作するが、スタンドアロンUEがこれらの特定のセルにアクセスすることは依然として防ぐことを可能にする。
特定の実施形態は、スタンドアロンNRを使用して中継ノードに対応する、EN-DCおよびEPCネットワークのみに対応するオペレータを更に提供する。したがって、特定の実施形態は、LTE基地局およびEPCネットワークに対する影響を軽減し、ネットワークをアップグレードするコスト効率が良い手法を提供してもよい。
以下の詳細な説明および図面に照らして、他の様々な特徴および利点が当業者には明白となるであろう。特定の実施形態は、上記に列挙した利点を1つも有さないか、そのいくつか、または全てを有してもよい。
本明細書に組み込まれその一部を形成する添付図面は、本開示の複数の態様を例示し、明細書と合わせて本開示の原理を説明する役割を果たす。
3GPPアクセスのための非ローミングEPCアーキテクチャの一例を示す図である。 E-UTRANアーキテクチャ全体の一例を示す図である。 EPC制御プレーンプロトコルアーキテクチャの一例を示す図である。 EPCユーザプレーンプロトコルアーキテクチャの一例を示す図である。 現在の5G RANアーキテクチャ全体の一例を示す図である。 デュアルコネクティビティのためのMgNBベアラの一例を示す図である。 デュアルコネクティビティのためのSgNBベアラの一例を示す図である。 5GにおけるMR-DCの原理の一例を示す図である。 5GCを用いたMR-DCにおけるMGC、MCGスプリット、SCG、およびSCGスプリットベアラに関する無線プロトコルアーキテクチャの一例を示す図である。 非スタンドアロンNR配備のシグナリングの一例を示す図である。 gNBにおけるCU-DU分離の一例を示す概略ブロック図である。 E1インターフェースおよびE1-APプロトコルを使用したCU-CP/CU-UP分離の一例を示す図である。 IABノードに対してEN-DCを使用するシナリオの一例を示す図である。 LTE広域カバレッジおよびNRをデータブーストとして利用して、EN-DCで動作する論理アーキテクチャの一例を示す図である。 アクセスおよびバックホールリンク両方でスタンドアロンNRを使用するシナリオの一例を示す図である。 特定の実施形態による、無線ネットワークの一例を示す図である。 特定の実施形態による、ランダムアクセス手順を実施するIABノードのシグナリングの一例を示す図である。 特定の実施形態による、ユーザ機器の一例を示す図である。 特定の実施形態による、仮想化環境の一例を示す図である。 特定の実施形態による、中間ネットワークを介してホストコンピュータに接続される電気通信ネットワークの一例を示す図である。 特定の実施形態による、部分無線接続を通じて基地局を介してユーザ機器と通信しているホストコンピュータの一例を示す図である。 特定の実施形態による、ホストコンピュータ、基地局、およびユーザ機器を含む通信システムにおいて実現される方法の一例を示す図である。 特定の実施形態による、ホストコンピュータ、基地局、およびユーザ機器を含む通信システムにおいて実現される方法の別の例を示す図である。 特定の実施形態による、ホストコンピュータ、基地局、およびユーザ機器を含む通信システムにおいて実現される、別の更なる例示の方法を示す図である。 特定の実施形態による、ホストコンピュータ、基地局、およびユーザ機器を含む通信システムにおいて実現される、更に別の例示の方法を示す図である。 特定の実施形態による、ネットワークノードにおける方法の一例を示すフロー図である。 特定の実施形態による、ネットワークノードの一例を示す概略ブロック図である。
5G NRネットワークを展開する際に、レガシーUEがNRセルを介してコスト効率のよい形でEPCネットワークにアクセスするのに対応することは重要なので、本出願の特定の実施形態は、非スタンドアロンNRセルがスタンドアロン型であるものとして、IABノードが非スタンドアロンNRにキャンプしアクセスすることを可能にする方法を提供する。例えば、特定の実施形態は、非スタンドアロンセルがIABノードに関してスタンドアロンNRを使用して動作するが、SA可能なUEが非スタンドアロンセルにアクセスすることは依然として防ぐことを可能にする。特定の実施形態は、EN-DCのみに対応するオペレータを提供し、EPCネットワークは、スタンドアロンNRを使用してIABノードに対応してもよい。
特定の実施形態は、オペレータが通常のUEに関してスタンドアロンNRに対応することを必要とせず、IABノードに対してスタンドアロンNRを利用する解決策を提供してもよい。これにより、エンドユーザのUEに関してEN-DCのみに対応しているオペレータが、LTE基地局およびEPCネットワークに影響を与えるであろう、IABバックホールリンクに関してEN-DCを使用する必要性が回避される。特定の実施形態は、IABノードを配備する際、LTE基地局およびEPCネットワークに対するかかる影響を回避する。したがって、本開示の特定の実施形態は、ネットワークをアップグレードするコストを最小限に抑え、IABノードの中からより高速のロールを引き出してもよい。
以下、本明細書において想到される実施形態のいくつかについて、添付図面を参照してさらに十分に記載する。しかしながら、他の実施形態が本明細書に開示する主題の範囲内に含まれ、開示する主題は、本明細書で説明する実施形態のみに限定されるものと解釈されるべきではなく、それよりもむしろ、これらの実施形態は、主題の範囲を当業者に伝えるために例として提供されるものである。
一般に、本明細書で使用する全ての用語は、異なる意味が明確に与えられない限り、ならびに/あるいは異なる意味がその用語を使用している文脈から示唆されない限り、関連技術分野におけるそれらの本来の意味にしたがって解釈されるべきものである。要素、装置、構成要素、手段、ステップなどに対する全ての参照は、別の形で明示的に定義されない限り、要素、装置、構成要素、手段、ステップなどの少なくとも一例を指すものと広く解釈されるべきである。本明細書に開示するいずれかの方法のステップは、あるステップが別のステップの後または前に行われると明示的に記載されない限り、ならびに/あるいはあるステップが別のステップの後または前に行われなければならないと示唆されない限り、開示する順序で正確に実施されなければならないものではない。本明細書に開示する実施形態のいずれかにおけるあらゆる特徴は、適切であれば、他のいずれかの実施形態に適用されてもよい。同様に、実施形態のいずれかにおけるあらゆる利点は、他のいずれかの実施形態に当てはまることがあり、その逆もまた真である。含まれる実施形態の他の目的、特徴、および利点は、以下の説明から明白になるであろう。
いくつかの実施形態では、非限定的用語「UE」が使用される。UEは、本明細書では、無線信号を通じてネットワークノードまたは別のUEと通信することができる、任意のタイプの無線デバイスであることができる。UEはまた、無線通信デバイス、標的デバイス、デバイスツーデバイス(D2D)UE、マシンタイプUEもしくはマシンツーマシン通信(M2M)が可能なUE、UEを装備したセンサ、iPAD、タブレット、移動端末、スマートフォン、ラップトップ組込機器(LEE)、ラップトップ搭載機器(LME)、USBドングル、加入者宅内機器(CPE)などであってもよい。
また、いくつかの実施形態では、一般的用語「ネットワークノード」が使用される。基地局、無線基地局、ベーストランシーバ基地局、基地局コントローラ、ネットワークコントローラ、マルチスタンダード無線BS、gNB、NR BS,エボルブドノードB(eNB)、ノードB、マルチセル/マルチキャスト協調エンティティ(MCE)、中継ノード、アクセスポイント、無線アクセスポイント、リモート無線ユニット(RRU)、リモート無線ヘッド(RRH)、マルチスタンダードBS(MSR BSとして知られている)、コアネットワークノード(例えば、MME、SONノード、協調ノード、測位ノード、MDTノードなど)、または更には外部ノード(例えば、第三者ノード、現在のネットワーク外のノード)などの無線ネットワークノードを含んでもよい、任意の種類のネットワークノードであることができる。ネットワークノードはまた、テスト機器を含んでもよい。
更に、いくつかの実施形態では、「基地局(BS)」という用語は、例えば、gNB、en-gNB、もしくはng-eNB、もしくは中継ノード、または実施形態に準拠した任意のBSを含んでもよい。本明細書で使用される「無線ノード」という用語は、UEまたは無線ネットワークノードを示すのに使用されてもよい。本明細書で使用される「シグナリング」という用語は、上位レイヤシグナリング(例えば、RRCなどを介する)、下位レイヤシグナリング(例えば、物理制御チャネルもしくはブロードキャストチャネルを介する)、またはそれらの組み合わせのいずれかを含んでもよい。シグナリングは暗示的または明示的であってもよい。シグナリングは更に、ユニキャスト、マルチキャスト、またはブロードキャストであってもよい。シグナリングはまた、別のノードに直接、または第3のノードを介してもよい。
図16は、特定の実施形態による、無線ネットワークの一例である。本明細書に記載する主題は、任意の適切な構成要素を使用する任意の適切なタイプのシステムで実現されてもよいが、本明細書に開示する実施形態は、図16に示される例示の無線ネットワークなどの無線ネットワークに関連して記載する。単純にするため、図16の無線ネットワークは、ネットワーク1606、ネットワークノード1660および1660b、ならびに無線デバイス(WD)1610、1610b、および1610cのみを示している。実際上、無線ネットワークは、無線デバイス間の通信、あるいは無線デバイスと地上電話、サービスプロバイダ、または他の任意のネットワークノードもしくはエンドデバイスなど、別の通信デバイスとの間の通信に対応するのに適した、任意の追加の要素を更に含んでもよい。図示される構成要素のうち、ネットワークノード1660および無線デバイス(WD)1610が更に詳細に図示されている。いくつかの実施形態では、ネットワークノード1660は、gNBなどの基地局である。特定の実施形態では、ネットワークノード1660は、図27に更に示されるネットワークノードであってもよい。無線ネットワークは、通信および他のタイプのサービスを1つまたは複数の無線デバイスに提供して、無線ネットワークによってもしくは無線ネットワークを介して提供されるサービスに関する、無線デバイスのアクセスおよび/または使用を容易にしてもよい。
無線ネットワークは、任意のタイプの通信、電気通信、データ、移動体、および/または無線ネットワーク、あるいは他の同様のタイプのシステムを備えてもよく、ならびに/あるいはそれらとインターフェース接続してもよい。いくつかの実施形態では、無線ネットワークは、特定の規格、または他のタイプの規定の規則もしくは手順にしたがって動作するように構成されてもよい。したがって、無線ネットワークの特定の実施形態は、グローバル移動体通信システム(GSM)、Universal Moble Telecommunication System(UMTS)、Long-Term Evolution(LTE)、および/または他の適切な2G、3G、4G、もしくは5G規格、IEEE 802.11規格などの無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)規格、ならびに/あるいは、ワールドワイド・インターオペラビリティ・フォー・マイクロウェーブ・アクセス(WiMax)、ブルートゥース、Z波、および/またはジグビー規格などの他の任意の適切な無線通信規格などの、通信規格を実現してもよい。
ネットワーク1606は、1つもしくは複数のバックホールネットワーク、コアネットワーク、IPネットワーク、公衆交換電話網(PSTN)、パケットデータネットワーク、光ネットワーク、広域ネットワーク(WAN)、ローカルエリアネットワーク(LAN)、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)、有線ネットワーク、無線ネットワーク、メトロポリタンエリアネットワーク、およびデバイス間で通信できるようにする他のネットワークを含んでもよい。
ネットワークノード1660およびWD 1610は、更に詳細に後述する様々な構成要素を備える。これらの構成要素は、無線ネットワークにおける無線接続を提供するなど、ネットワークノードおよび/または無線デバイスの機能性を提供するために共に働く。異なる実施形態では、無線ネットワークは、任意の数の有線もしくは無線ネットワーク、ネットワークノード、基地局、コントローラ、無線デバイス、中継局、ならびに/あるいは、有線または無線接続のどちらかを介するデータおよび/または信号の通信を容易にするかまたはそれに関与することができる、他の任意の構成要素またはシステムを含んでもよい。
本明細書で使用するとき、ネットワークノードは、無線デバイスへの無線アクセスを可能にする、および/または無線アクセスを提供する、ならびに/あるいは無線ネットワークにおける他の機能(例えば、管理)を実施するために、無線通信ネットワーク内のネットワークノードまたもしくは他の機器と、直接または間接的に通信することができる、通信するように構成された、通信するように配置された、ならびに/または通信するように動作可能である、機器を指す。ネットワークノードの例としては、アクセスポイント(AP)(例えば、無線アクセスポイント)、基地局(BS)(例えば、無線基地局、ノードB、進化型ノードB(eNB)、およびNRノードB(gNB))が挙げられるが、それらに限定されない。基地局は、それらが提供するカバレッジの量(または換言すれば、それらの送信電力レベル)に基づいて分類されてもよく、そのため、フェムト基地局、ピコ基地局、マイクロ基地局、またはマクロ基地局とも呼ばれることがある。基地局は、中継を制御する中継ノードまたは中継ドナーノードであってもよい。ネットワークノードはまた、中央デジタル部、および/またはリモート無線ヘッド(RRH)と呼ばれることがあるリモート無線ユニット(RRU)など、分散無線基地局の1つもしくは複数(または全て)の部分を含んでもよい。かかるリモート無線ユニットは、アンテナ統合無線として、アンテナと統合されてもされなくてもよい。分散無線基地局の部分はまた、分散アンテナシステム(DAS)のノードと呼ばれることもある。ネットワークノードの更なる他の例としては、MSR BSなどのマルチスタンダード無線(MSR)機器、無線ネットワークコントローラ(RNC)または基地局コントローラ(BSC)などのネットワークコントローラ、ベーストランシーバ基地局(BTS)、送信ポイント、送信ノード、マルチセル/マルチキャスト調整エンティティ(MCE)、コアネットワークノード(例えば、MSC、MME)、O&Mノード、OSSノード、SONノード、ポジショニングノード(例えば、E-SMLC)、ならびに/あるいはMDTが挙げられる。別の例として、ネットワークノードは、更に詳細に後述するような仮想ネットワークノードであってもよい。しかしながら、より一般的には、ネットワークノードは、無線デバイスが無線ネットワークにアクセスできるようにすること、もしくは無線デバイスに無線ネットワークへのアクセスを提供すること、および/または無線ネットワークにアクセスしている無線デバイスに何らかのサービスを提供することが、可能である、そのように構成されている、そのように配置されている、ならびに/またはそれを可能にするように動作可能である、任意の適切なデバイス(またはデバイス群)を表してもよい。
図16では、ネットワークノード1660は、処理回路構成1670と、デバイス可読媒体1680と、インターフェース1690と、補助機器1688と、電源1686と、電力回路構成1687と、アンテナ1662とを含む。図16の例示の無線ネットワークに示されるネットワークノード1660は、ハードウェア構成要素の図示される組み合わせを含むデバイスを表すことがあるが、他の実施形態は、構成要素の異なる組み合わせを含むネットワークノードを備えてもよい。ネットワークノードは、本明細書に開示するタスク、特徴、機能、および方法を実施するのに必要な、ハードウェアおよび/またはソフトウェアの任意の適切な組み合わせを含むことが理解されるべきである。更に、ネットワークノード1660の構成要素は、より大きいボックス内に位置するかまたは複数のボックス内に入れ子状になった、単独のボックスとして示されているが、実際上、ネットワークノードは、単一の図示される構成要素を構成する複数の異なる物理的構成要素を含んでもよい(例えば、デバイス可読媒体1680は、複数の別個のハードドライブならびに複数のRAMモジュールを備えてもよい)。
同様に、ネットワークノード1660は、各々がそれぞれ自身の構成要素を有してもよい、複数の物理的に別個の構成要素(例えば、ノードBコンポーネントおよびRNCコンポーネント、またはBTSコンポーネントおよびBSCコンポーネントなど)から成ってもよい。ネットワークノード1660が複数の別個の構成要素(例えば、BTSおよびBSCコンポーネント)を備える特定のシナリオでは、別個の構成要素の1つまたは複数が、いくつかのネットワークノードの間で共有されてもよい。例えば、単一のRNCが複数のノードBを制御してもよい。かかるシナリオでは、ノードBおよびRNCの固有の各対が、場合によっては、単一の別個のネットワークノードと見なされてもよい。いくつかの実施形態では、ネットワークノード1660は、複数の無線アクセス技術(RAT)に対応するように構成されてもよい。かかる実施形態では、いくつかの構成要素が重複してもよく(例えば、異なるRATに対して別個のデバイス可読媒体1680)、いくつかの構成要素は再使用されてもよい〈例えば、同じアンテナ1662がRATによって共有されてもよい)。ネットワークノード1660はまた、例えば、GSM、WCDMA、LTE、NR、WiFi、またはブルートゥース無線技術など、ネットワークノード1660に統合された異なる無線技術に関する複数組の様々な図示される構成要素を含んでもよい。これらの無線技術は、同じまたは異なるチップもしくはチップセット、およびネットワークノード1660内の他の構成要素に統合されてもよい。
処理回路構成1670は、ネットワークノードによって提供されるものとして本明細書に記載される、任意の決定、計算、または類似の動作(例えば、特定の取得動作)を実施するように構成される。処理回路構成1670によって実施されるこれらの動作は、例えば、取得された情報を他の情報に変換すること、取得された情報または変換された情報をネットワークノードに格納された情報と比較すること、ならびに/あるいは取得された情報または変換された情報に基づいて1つもしくは複数の動作を実施することによって、処理回路構成1670によって取得される情報を処理すること、ならびに前記処理の結果として決定を行うことを含んでもよい。
処理回路構成1670は、マイクロプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、中央処理装置、デジタル信号プロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、または他の任意の適切なコンピューティングデバイス、リソース、あるいは単独で、または他のネットワークノード1660の構成要素(デバイス可読媒体1680、ネットワークノード1660の機能性など)と併せて提供するように動作可能な、ハードウェア、ソフトウェア、および/または符号化論理の組み合わせのうち、1つもしくは複数のものの組み合わせを備えてもよい。例えば、処理回路構成1670は、デバイス可読媒体1680に、または処理回路構成1670内のメモリに格納された命令を実行してもよい。かかる機能性は、本明細書で考察する様々な無線の特徴、機能、または利益のいずれかを提供することを含んでもよい。いくつかの実施形態では、処理回路構成1670はシステムオンチップ(SOC)を含んでもよい。
いくつかの実施形態では、処理回路構成1670は、無線周波数(RF)送受信機回路構成1672およびベースバンド処理回路構成1674の1つまたは複数を含んでもよい。いくつかの実施形態では、無線周波数(RF)送受信機回路構成1672およびベースバンド処理回路構成1674は、別個のチップ(もしくはチップセット)、ボード、または無線ユニットおよびデジタルユニットなどのユニット上にあってもよい。代替実施形態では、RF送受信機回路構成1672およびベースバンド処理回路構成1674の一部または全ては、同じチップもしくはチップセット、ボード、またはユニットの上にあってもよい。
特定の実施形態では、ネットワークノード、基地局、eNB、または他のかかるネットワークデバイスによって提供されるものとして本明細書に記載する機能性の一部または全ては、デバイス可読媒体1680または処理回路構成1670内のメモリに格納された命令を実行する、処理回路構成1670によって実施されてもよい。代替実施形態では、機能性の一部または全ては、ハードワイヤード方式などで、別個のまたは離散的なデバイス可読媒体に格納された命令を実行することなく、処理回路構成1670によって提供されてもよい。それらの実施形態のいずれかにおいて、デバイス可読記憶媒体に格納された命令を実行するか否かにかかわらず、処理回路構成1670は、記載される機能性を実施するように構成することができる。かかる機能性によって提供される利益は、処理回路構成1670のみに、またはネットワークノード1660の他の構成要素に限定されず、ネットワークノード1660全体ならびに/あるいはエンドユーザおよび無線ネットワーク全般によって享受される。
デバイス可読媒体1680は、非限定的に、永続記憶装置、固体メモリ、リモート実装メモリ、磁気媒体、光学媒体、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読出し専用メモリ(ROM)、大容量記憶媒体(例えば、ハードディスク)、リムーバブル記憶媒体(例えば、フラッシュドライブ、コンパクトディスク(CD)、もしくはデジタルビデオディスク(DVD))、ならびに/または他の任意の揮発性もしくは不揮発性非一時的デバイス可読および/もしくはコンピュータ実行可能メモリデバイスを含む、処理回路構成1670によって使用されてもよい情報、データ、および/もしくは命令を格納する、任意の形態の揮発性または不揮発性コンピュータ可読メモリを含んでもよい。デバイス可読媒体1680は、論理、規則、コード、テーブルなどの1つもしくは複数を含むコンピュータプログラム、ソフトウェア、アプリケーションを含む、任意の適切な命令、データ、または情報、あるいは処理回路構成1670によって実行され、ネットワークノード1660によって利用され得る他の命令を格納してもよい。デバイス可読媒体1680は、処理回路構成1670によって行われる任意の計算、および/またはインターフェース1690を介して受信される任意のデータを格納するのに使用されてもよい。いくつかの実施形態では、処理回路構成1670およびデバイス可読記憶媒体1680は、統合されたものと見なされてもよい。
インターフェース1690は、ネットワークノード1660、ネットワーク1606、および/またはWD 1610の間における、シグナリングおよび/またはデータの有線または無線通信で使用される。図示されるように、インターフェース1690は、例えば、有線接続を通じてネットワーク1606との間でデータを送受信する、ポート/端子1694を備える。インターフェース1690はまた、アンテナ1662に、または特定の実施形態ではその一部に連結されてもよい、無線フロントエンド回路構成1692を含む。無線フロントエンド回路構成1692はフィルタ1698および増幅器1696を備える。無線フロントエンド回路構成1692はアンテナ1662および処理回路構成1670に接続されてもよい。無線フロントエンド回路構成は、アンテナ1662と処理回路構成1670との間で通信される信号を調整するように構成されてもよい。無線フロントエンド回路構成1692は、無線接続を介して他のネットワークノードまたはWDに対して送出されるべきである、デジタルデータを受信してもよい。無線フロントエンド回路構成1692は、フィルタ1698および/または増幅器1696の組み合わせを使用して、デジタルデータを、適切なチャネルおよび帯域幅パラメータを有する無線信号へと変換してもよい。無線信号は次に、アンテナ1662を介して送信されてもよい。同様に、データを受信するとき、アンテナ1662は無線信号を収集してもよく、それらは次に、無線フロントエンド回路構成1692によってデジタルデータへと変換される。デジタルデータは処理回路構成1670に渡されてもよい。他の実施形態では、インターフェースは、異なる構成要素および/または構成要素の異なる組み合わせを備えてもよい。
特定の代替実施形態では、ネットワークノード1660は別個の無線フロントエンド回路構成1692を含まなくてもよく、代わりに、処理回路構成1670は、無線フロントエンド回路構成を備えてもよく、別個の無線フロントエンド回路構成1692なしでアンテナ1662に接続されてもよい。同様に、いくつかの実施形態では、RF送受信機回路構成1672の全てまたは一部はインターフェース1690の一部と見なされてもよい。更に他の実施形態では、インターフェース1690は、無線ユニット(図示なし)の一部として、1つもしくは複数のポートまたは端子1694、無線フロントエンド回路構成1692、およびRF送受信機回路構成1672を含んでもよく、インターフェース1690は、デジタルユニット(図示なし)の一部である、ベースバンド処理回路構成1674と通信してもよい。
アンテナ1662は、無線信号を送信および/または受信するように構成された、1つもしくは複数のアンテナまたはアンテナアレイを含んでもよい。アンテナ1662は、無線フロントエンド回路構成1690に連結されてもよく、データおよび/または信号を無線で送受信することができる、任意のタイプのアンテナであってもよい。いくつかの実施形態では、アンテナ1662は、例えば、2GHz~66GHzの無線信号を送受信するように動作可能な、1つもしくは複数の全方向性、セクター、またはパネルアンテナを含んでもよい。全方向性アンテナは、任意の方向で無線信号を送受信するのに使用されてもよく、セクターアンテナは、特定のエリア内でデバイスから無線信号を送受信するのに使用されてもよく、パネルアンテナは、比較的直線で無線信号を送受信するのに使用される見通し線アンテナであってもよい。いくつかの例では、1つを超えるアンテナの使用はMIMOと呼ばれることがある。特定の実施形態では、アンテナ1662は、ネットワークノード1660とは別個であってもよく、インターフェースまたはポートを通してネットワークノード1660に接続可能であってもよい。
アンテナ1662、インターフェース1690、および/または処理回路構成1670は、ネットワークノードによって実施されるものとして、本明細書に記載するあらゆる受信動作および/または特定の取得動作を実施するように構成されてもよい。あらゆる情報、データ、および/または信号は、無線デバイス、別のネットワークノード、および/または他の任意のネットワーク機器から受信されてもよい。同様に、アンテナ1662、インターフェース1690、および/または処理回路構成1670は、ネットワークノードによって実施されるものとして、本明細書に記載するあらゆる送信動作を実施するように構成されてもよい。あらゆる情報、データ、および/または信号は、無線デバイス、別のネットワークノード、および/または他の任意のネットワーク機器に送信されてもよい。
電力回路構成1687は、電力管理回路構成を含むかまたはそれに連結されてもよく、ネットワークノード1660の構成要素に、本明細書に記載する機能性を実施する電力を供給するように構成される。電力回路構成1687は電源1686から電力を受信してもよい。電源1686および/または電力回路構成1687は、それぞれの構成要素に適した形態で(例えば、それぞれの構成要素に必要な電圧および電流レベルで)、ネットワークノード1660の様々な構成要素に電力を提供するように構成されてもよい。電源1686は、回路構成1687および/またはネットワークノード1660に含まれるか、あるいはその外部にあってもよい。例えば、ネットワークノード1660は、入力回路構成、または電気ケーブルなどのインターフェースを介して、外部電源(例えば、電気コンセント)に接続可能であってもよく、外部電源は電力を電力回路構成1687に供給する。更なる例として、電源1686は、電力回路構成1687に接続されるかまたは統合される、電池もしくは電池パックの形態の電源を含んでもよい。電池は、外部電源が故障した場合のバックアップ電力を提供してもよい。光起電デバイスなど、他のタイプの電源も使用されてもよい。
ネットワークノード1660の代替実施形態は、本明細書に記載する機能性のいずれか、および/または本明細書に記載する主題に対応するのに必要な任意の機能性を含む、ネットワークノードの機能性の特定の態様を提供することに関与してもよい、図16に示されるものを超える追加の構成要素を含んでもよい。例えば、ネットワークノード1660は、情報をネットワークノード1660に入力するのを可能にし、情報をネットワークノード1660から出力するのを可能にする、ユーザインターフェース機器を含んでもよい。これは、ネットワークノード1660に対する診断、保守、修理、および他の管理機能をユーザが実施するのを可能にしてもよい。
本明細書で使用するとき、無線デバイス(WD)は、ネットワークノードおよび/または他の無線デバイスと無線で通信することができる、そのように構成されている、そのように配置されている、および/またはそのように動作可能であるデバイスを指す。別段の記述がない限り、WDという用語は、本明細書ではユーザ機器(UE)と交換可能に使用されてもよい。特定の実施形態では、無線デバイス1610は、図18に更に図示されるユーザ機器であってもよい。無線通信には、電磁波、電波、赤外線波、および/または無線で情報を伝達するのに適した他のタイプの信号を使用して、無線信号を送信および/または受信することが関与してもよい。いくつかの実施形態では、WDは、直接的な人間の相互作用なしに情報を送信および/または受信するように構成されてもよい。例えば、WDは、内部もしくは外部イベントによって起動されると、またはネットワークからの要求に応答して、所定のスケジュールでネットワークに情報を送信するように設計されてもよい。WDの例としては、スマートフォン、移動電話、携帯電話、ボイスオーバーIP(VoIP)電話、無線ローカルループ電話、デスクトップコンピュータ、携帯情報端末(PDA)、無線カメラ、ゲームコンソールもしくはデバイス、音楽記憶デバイス、再生器具、ウェアラブル端末デバイス、無線エンドポイント、移動局、タブレット、ラップトップ、ラップトップ内蔵機器(LEE)、ラップトップ搭載機器(LME)、スマートデバイス、無線カスタマー構内設備(CPE)、車載型無線端末デバイスなどが挙げられるが、それらに限定されない。WDは、例えば、サイドリンク通信の3GPP規格を実現することによるD2D(device-to-device)通信、V2V(vehicle-to-vehicle)、V2I(vehicle-to-infrastructure)、V2X(vehicle-to-everything)に対応してもよく、この場合、D2D通信デバイスと呼ばれることがある。更に別の特定の例として、物のインターネット(IoT)のシナリオでは、WDは、監視および/または測定を実施し、かかる監視および/または測定の結果を別のWDおよび/またはネットワークノードに送信する、機械または他のデバイスを表してもよい。WDは、この場合、3GPPの文脈ではMTCデバイスと呼ばれることがある、マシンツーマシン(M2M)デバイスであってもよい。1つの特定の例として、WDは、3GPP狭帯域物のインターネット(NB-IoT)規格を実現するUEであってもよい。かかるマシンまたはデバイスの特定の例は、センサ、電力計などの計量デバイス、工業用機械類、家庭用または個人用電気器具(例えば、冷蔵庫、テレビなど)、個人用ウェアラブル(例えば、時計、フィットネストラッカーなど)である。他のシナリオでは、WDは、その動作状態またはその動作と関連付けられた他の機能に関して監視および/または報告することができる、車両用または他の機器を表してもよい。上述したようなWDは、無線接続のエンドポイントを表してもよく、その場合、デバイスは無線端末と呼ばれることがある。更に、上述したようなWDは移動体であってもよく、その場合、移動デバイスまたは移動端末と呼ばれることもある。
図示されるように、無線デバイス1610は、アンテナ1611、インターフェース1614、処理回路構成1620、デバイス可読媒体1630、ユーザインターフェース機器1632、補助機器1634、電源1636、および電力回路構成1637を含む。WD 1610は、例えば、例を挙げると、GSM、WCDMA、LTE、NR、WiFi、WiMAX、またはブルートゥース無線技術など、WD 1610が対応する異なる無線技術に対して、図示される構成要素のうち1つまたは複数のものの複数組を含んでもよい。これらの無線技術は、WD 1610内の他の構成要素と同じもしくは異なるチップまたはチップセットに統合されてもよい。
アンテナ1611は、無線信号を送信および/または受信するように構成された、1つもしくは複数のアンテナまたはアンテナアレイを含んでもよく、インターフェース1614に接続される。特定の代替実施形態では、アンテナ1611は、WD 1610とは別個であってもよく、インターフェースまたはポートを通してWD 1610に接続可能であってもよい。アンテナ1611、インターフェース1614、および/または処理回路構成1620は、WDによって実施されるものとして本明細書に記載される、あらゆる受信または送信動作を実施するように構成されてもよい。あらゆる情報、データ、および/または信号は、ネットワークノードおよび/または別のWDから受信されてもよい。いくつかの実施形態では、無線フロントエンド回路構成および/またはアンテナ1611は、インターフェースと見なされてもよい。
図示されるように、インターフェース1614は無線フロントエンド回路構成1612およびアンテナ1611を備える。無線フロントエンド回路構成1612は、1つまたは複数のフィルタ1618および増幅器1616を備える。無線フロントエンド回路構成1614は、アンテナ1611および処理回路構成1620に接続され、アンテナ1611と処理回路構成1620との間で通信される信号を調整するように構成される。無線フロントエンド回路構成1612は、アンテナ1611に連結されるか、またはその一部であってもよい。いくつかの実施形態では、WD 1610は、別個の無線フロントエンド回路構成1612を含まなくてもよく、それよりもむしろ、処理回路構成1620は、無線フロントエンド回路構成を備えてもよく、アンテナ1611に接続されてもよい。同様に、いくつかの実施形態では、RF送受信機回路構成1622の全てまたは一部はインターフェース1614の一部と見なされてもよい。無線フロントエンド回路構成1612は、無線接続を介して他のネットワークノードまたはWDに対して送出されるべきである、デジタルデータを受信してもよい。無線フロントエンド回路構成1612は、フィルタ1618および/または増幅器1616の組み合わせを使用して、デジタルデータを、適切なチャネルおよび帯域幅パラメータを有する無線信号へと変換してもよい。無線信号は次に、アンテナ1611を介して送信されてもよい。同様に、データを受信するとき、アンテナ1611は無線信号を収集してもよく、それらは次に、無線フロントエンド回路構成1612によってデジタルデータへと変換される。デジタルデータは処理回路構成1620に渡されてもよい。他の実施形態では、インターフェースは、異なる構成要素および/または構成要素の異なる組み合わせを備えてもよい。
処理回路構成1620は、マイクロプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、中央処理装置、デジタル信号プロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、または他の任意の適切なコンピューティングデバイス、リソース、あるいは単独で、または他のWD 1610の構成要素(デバイス可読媒体1630、WD 1610の機能性など)と併せて提供するように動作可能な、ハードウェア、ソフトウェア、および/または符号化論理の組み合わせのうち、1つもしくは複数のものの組み合わせを備えてもよい。かかる機能性は、本明細書で考察する様々な無線の特徴または利益のいずれかを提供することを含んでもよい。例えば、処理回路構成1620は、デバイス可読媒体1630に、または処理回路構成1620内のメモリに格納された命令を実行して、本明細書に開示する機能性を提供してもよい。
図示されるように、処理回路構成1620は、RF送受信機回路構成1622、ベースバンド処理回路構成1624、およびアプリケーション処理回路構成1626の1つまたは複数を含む。他の実施形態では、処理回路構成は、異なる構成要素および/または構成要素の異なる組み合わせを備えてもよい。特定の実施形態では、WD 1610の処理回路構成1620はSOCを備えてもよい。いくつかの実施形態では、RF送受信機回路構成1622、ベースバンド処理回路構成1624、およびアプリケーション処理回路構成1626は、別個のチップまたはチップセット上にあってもよい。代替実施形態では、ベースバンド処理回路構成1624およびアプリケーション処理回路構成1626の一部または全ては、1つのチップまたはチップセットに組み入れられてもよく、RF送受信機回路構成1622は別個のチップまたはチップセット上にあってもよい。更なる代替実施形態では、RF送受信機回路構成1622およびベースバンド処理回路構成1624の一部または全てが、同じチップまたはチップセット上にあってもよく、アプリケーション処理回路構成1626が別個のチップまたはチップセット上にあってもよい。更なる他の代替実施形態では、RF送受信機回路構成1622、ベースバンド処理回路構成1624、およびアプリケーション処理回路構成1626の一部または全てが、同じチップまたはチップセットに組み入れられてもよい。いくつかの実施形態では、RF送受信機回路構成1622はインターフェース1614の一部であってもよい。RF送受信機回路構成1622は、処理回路構成1620に対するRF信号を調整してもよい。
特定の実施形態では、WDによって実施されるものとして本明細書に記載される機能性の一部または全ては、特定の実施形態ではコンピュータ可読記憶媒体であってもよい、デバイス可読媒体1630に格納された命令を処理回路構成1620が実行することによって提供されてもよい。代替実施形態では、機能性の一部または全ては、ハードワイヤード方式などで、別個のまたは離散的なデバイス可読記憶媒体に格納された命令を実行することなく、処理回路構成1620によって提供されてもよい。これら特定の実施形態のいずれかにおいて、デバイス可読記憶媒体に格納された命令を実行するか否かにかかわらず、処理回路構成1620は、記載される機能性を実施するように構成することができる。かかる機能性によって提供される利益は、処理回路構成1620のみに、またはWD 1610の他の構成要素に限定されず、WD 1610全体ならびに/あるいはエンドユーザおよび無線ネットワーク全般によって享受される。
処理回路構成1620は、WDによって実施されるものとして本明細書に記載される、任意の決定、計算、または類似の動作(例えば、特定の取得動作)を実施するように構成されてもよい。処理回路構成1620によって実施されるようなこれらの動作は、例えば、取得された情報を他の情報に変換すること、取得された情報または変換された情報をWD 1610によって格納された情報と比較すること、ならびに/あるいは取得された情報または変換された情報に基づいて1つもしくは複数の動作を実施することによって、処理回路構成1620によって取得される情報を処理すること、ならびに前記処理の結果として決定を行うことを含んでもよい。
デバイス可読記憶媒体1630は、1つもしくは複数の論理、規則、符号、テーブルなどを含む、コンピュータプログラム、ソフトウェア、アプリケーション、ならびに/あるいは処理回路構成1620によって実行することができる他の命令を格納するように動作可能であってもよい。デバイス可読記憶媒体1630の例としては、コンピュータメモリ(例えば、ランダムアクセスメモリ(RAM)または読出し専用メモリ(ROM))、大容量記憶媒体(例えば、ハードディスク)、リムーバブル記憶媒体(例えば、コンパクトディスク(CD)またはデジタルビデオディスク(DVD))、ならびに/あるいは、処理回路構成1620によって使用されてもよい情報、データ、および/または命令を格納する、他の任意の揮発性もしくは不揮発性非一時的デバイス可読および/またはコンピュータ実行可能メモリデバイスを挙げることができる。いくつかの実施形態では、処理回路構成1620およびデバイス可読記憶媒体1630は、統合されたものと見なされてもよい。
ユーザインターフェース機器1632は、人間のユーザがWD 1610と相互作用することを可能にする構成要素を提供してもよい。かかる相互作用は、視覚、聴覚、触覚など、多くの形態のものであってもよい。ユーザインターフェース機器1632は、ユーザに対する出力を生成し、ユーザがWD 1610への入力を提供するように動作可能であってもよい。相互作用のタイプは、WD 1610にインストールされるユーザインターフェース機器1632のタイプに応じて変わってもよい。例えば、WD 1610がスマートフォンの場合、相互作用はタッチスクリーンを介してもよく、WD 1610がスマートメータの場合、相互作用は、使用(例えば、使用したガロン数)を提供する画面、または(例えば、煙が検出された場合に)可聴警告音を提供するスピーカーを通すものであってもよい。ユーザインターフェース機器1632は、入力インターフェース、デバイス、および回路、ならびに出力インターフェース、デバイス、および回路を含んでもよい。ユーザインターフェース機器1632は、WD 1610への情報の入力を可能にするように構成され、処理回路構成1620に接続されて、処理回路構成1620が入力情報を処理するのを可能にする。ユーザインターフェース機器1632は、例えば、マイクロフォン、近接センサもしくは他のセンサ、キー/ボタン、タッチディスプレイ、1つもしくは複数のカメラ、USBポート、または他の入力回路構成を含んでもよい。ユーザインターフェース機器1632はまた、WD 1610からの情報の出力を可能にし、処理回路構成1620が情報をWD 1610から出力するのを可能にするように構成される。ユーザインターフェース機器1632は、例えば、スピーカー、ディスプレイ、振動回路構成、USBポート、ヘッドフォンインターフェース、または他の出力回路構成を含んでもよい。ユーザインターフェース機器1632の1つまたは複数の入力および出力インターフェース、デバイス、および回路を使用して、WD 1610は、エンドユーザおよび/または無線ネットワークと通信し、それらが本明細書に記載する機能性から利益を得ることを可能にしてもよい。
補助機器1634は、一般にはWDによって実施されないことがある、より具体的な機能性を提供するように動作可能である。これは、様々な目的の測定を行う専用センサ、有線通信などの追加のタイプの通信のためのインターフェースなどを含んでもよい。補助機器1634を含むこと、またその構成要素のタイプは、実施形態および/またはシナリオに応じて異なってもよい。
電源1636は、いくつかの実施形態では、電池または電池パックの形態のものであってもよい。外部電源(例えば、電気コンセント)、光起電デバイス、またはパワーセルなど、他のタイプの電源も使用されてもよい。WD 1610は、本明細書に記載または指示される任意の機能性を実施するのに電源1636からの電力を必要とするWD 1610の様々な部分に、電源1636から電力を送達する、電力回路構成1637を更に備えてもよい。電力回路構成1637は、特定の実施形態では、電力管理回路構成を含んでもよい。電力回路構成1637は、それに加えてまたはその代わりに、外部電源から電力を受信するように動作可能であってもよく、その場合、WD 1610は、入力回路構成、または電力ケーブルなどのインターフェースを介して、外部電源(電気コンセントなど)に接続可能であってもよい。電力回路構成1637はまた、特定の実施形態では、外部電源から電源1636に電力を送達するように動作可能であってもよい。これは、例えば、電源1636を充電するものであってもよい。電力回路構成1637は、電源1636からの電力に対して任意のフォーマット化、変換、または他の修正を実施して、電力が供給されるWD 1610のそれぞれの構成要素に適した電力にしてもよい。
EN-DCでは、NRセルは、マスタ情報ブロック(MIB)をブロードキャストして、UEがEN-DCで動作する正しいNRセルを見つけられるようにする。NRセルはまた、システム情報ブロック要素(SIB1)をブロードキャストしてもよい。任意のNR SA可能なUEがNR NSAセルにキャンプまたはアクセスするのを防ぐために、セルは、全てのUEに対して制限されてもよい。いくつかの実施形態について以下に記載する。
第1の実施形態によれば、SIB1は、セルが制限されているという指示を含む。全てのNR SA可能なUEは、この指示を読み取り、このセルにキャンプまたはアクセスするのを回避する。SA NR動作が可能なIABノードが、SA NRを使用してこのセルに、即ち通常のUEは制限されているセルにアクセスできるようにするために、SA NRを使用してセルに依然としてアクセスできることをIABノードに通知する、追加の指示がSIB1に導入される。追加の指示は表1として以下に示される。
表1 第1の実施形態のSIB1
Figure 0007072073000001
上述のコーディングでは、Reservedという用語が使用される。Reservedは、ここでは、確保されていると示されるUEのグループがセルにアクセスすることを許可されることを意味せず、それよりもむしろ逆に、これらのUEはセルにアクセスすることが許可されていない。これは、レガシー3GPPの専門用語に適応するためである。
したがって、この場合、IABノードは、NRセルブロードキャストチャネルからSIB1を獲得する。それによってSIBを復号し、セルが確保されているかを確かめる。例えば、確保されていることを示すreservedNR-Cellが存在する。Reservedは、ここでは、通常のUEがセルにアクセスすることが許可されないことを意味する。
セルが確保されていない場合、例えば、reservedNR-Cellは設定されないかまたは存在しない場合、これは、IABノードならびに他のUEがセルにアクセスすることができることを意味する。
セルが確保されている場合、例えば、reservedNR-Cellが設定されている場合、IABノードは、ReservedNR-CellExceptions構造を更にチェックして、セルがIABノードに対しても確保されているかを確かめ、つまり、ReservedNR-CellExceptionsの内部にcellReservedForIABnodes情報要素(IE)が存在するか、または確保されるようにセットされているかを確かめる。情報要素が存在する場合、IABノードはセルにアクセスしないが、セルがIABノードに対して確保されていない場合、つまりcellReservedForIABnodesが存在しない場合、IABノードはセルにアクセスすることができる。
第2の実施形態にしたがって、同じ挙動に対する代替のコーディングが以下の表2に示されている。
表2 第2の実施形態のSIB1
Figure 0007072073000002
代替のコーディングを使用するこの事例では、reservedNR-Cellが確保されていた場合、IABノードはReservedNR-CellExceptionsをチェックして、セルにアクセスすることが依然として許可されているかを確かめ、つまりcellReservedForIABnodesが存在するか、または許可されるようにセットされているかを確かめるものと仮定される。これが該当する場合、IABノードはセルにアクセスすることができる。そうでなければ、IABノードはセルにアクセスすることができず、つまりcellReservedForIABnodesは存在しない。
第3の実施形態によれば、上述の第1および第2の実施形態におけるSIB1は、他の確保または許可が存在する場合も有効である。確保および許可は独立して扱われ、つまり、例えば、IABノードはIABノードに関連するIEのみを考慮し、他のIEの読取り、復号、または処理を行う必要はない。確保の事例の一例が以下の表3に示されており、UEの他のグループに関する情報もReservedNR-CellExceptionsリストに含まれている。
表3 第3の実施形態のSIB1
Figure 0007072073000003
第4の実施形態によれば、より単純な解決策は、確保または許可のリストを有する代わりに、主要なcellAccessRelatedInfoListで直接IABノードの確保または許可を示すものである。第4の実施形態に関するSIB1の一例が、以下の表4に示されている。
表4 第4の実施形態のSIB1
Figure 0007072073000004
上述した全ての実施形態は、オペレータが、NRスタンドアロン動作に使用される追加のSIBをブロードキャストすることを可能にする。セルにIABノードがアクセスすることのみが許可される場合、即ち他のUEに対して確保されている場合、それらのSIBはIABノードによってのみ読み取られる。
スタンドアロンモードでNRセルにアクセスするため、IABノードは、図17に示されるように、ランダムアクセス手順を実施し、次にRRCシグナリングを伝送する。RRCシグナリングを伝送した後、自身を5GCコアネットワークに対して認証する。また、5GCユーザプレーン機能(UPF)に対してPDUセッションをセットアップして、IPコネクティビティを達成する。5GCネットワークは、IABノードにサーブする専用の5GCインスタンスであってもよく、またはSA NRがUEにも対応している場合、他のUEにもサーブする5GCネットワークであってもよい。
図18は、本明細書に記載する様々な態様による、UEの一実施形態を示している。本明細書で使用するとき、ユーザ機器、即ちUEは、関連デバイスを所有および/または操作する人間のユーザという意味では、必ずしもユーザを有さなくてもよい。代わりに、UEは、人間のユーザに販売するか人間のユーザによって操作されることが意図されるが、特定の人間のユーザと関連付けられないことがある、または最初は関連付けられないことがあるデバイスを表してもよい(例えば、スマートスプリンクラーコントローラ)。あるいは、UEは、エンドユーザに販売するかエンドユーザによって操作されることは意図されないが、ユーザと関連付けられるかまたはユーザの利益のために操作されてもよいデバイスを表してもよい(例えば、スマート電力計)。UE 1800は、NB-IoT UE、MTC UE、および/または拡張型MTC(eMTC)UEを含む、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)によって特定される任意のUEであってもよい。図18に示されるようなUE 1800は、3GPPのGSM、UMTS、LTE、および/または5G規格など、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)によって普及される1つまたは複数の通信規格にしたがった通信向けに構成されたWDの一例である。上述したように、WDおよびUEという用語は交換可能に使用されてもよい。したがって、図18はUEであるが、本明細書で考察する構成要素はWDに等しく適用可能であり、その逆もまた真である。
図18では、UE 1800は、入出力インターフェース1805、無線周波数(RF)インターフェース1809、ネットワーク接続インターフェース1811、メモリ1815(ランダムアクセスメモリ(RAM)1817、読出し専用メモリ(ROM)1819、および記憶媒体1821などを含む)、通信サブシステム1831、電源1833、および/または他の任意の構成要素、あるいはそれらの任意の組み合わせに動作可能に連結された、処理回路構成1801を含む。記憶媒体1821は、オペレーティングシステム1823、アプリケーションプログラム1825、およびデータ1827を含む。他の実施形態では、記憶媒体1821は他の類似のタイプの情報を含んでもよい。特定のUEは、図18に示される構成要素の全て、または構成要素のサブセットのみを利用してもよい。構成要素間の統合レベルはUEごとに異なってもよい。更に、特定のUEは、複数のプロセッサ、メモリ、送受信機、送信機、受信機など、構成要素の複数の例を含んでもよい。
図18では、処理回路構成1801は、コンピュータ命令およびデータを処理するように構成されてもよい。処理回路構成1801は、1つもしくは複数のハードウェア実装状態機械(例えば、離散的な論理、FPGA、ASICなど)、適切なファームウェアを伴うプログラマブル論理、1つもしくは複数の格納されたプログラム、適切なソフトウェアを伴うマイクロプロセッサもしくはデジタル信号プロセッサ(DSP)などの汎用プロセッサ、または上記のものの任意の組み合わせなど、機械可読コンピュータプログラムとしてメモリに格納された機械命令を実行するように動作可能な、任意の連続状態機械を実現するように構成されてもよい。例えば、処理回路構成1801は2つの中央処理装置(CPU)を含んでもよい。データは、コンピュータが使用するのに適した形態の情報であってもよい。
図示される実施形態では、入出力インターフェース1805は、入力デバイス、出力デバイス、または入出力デバイスに対する通信インターフェースを提供するように構成されてもよい。UE 1800は、入出力インターフェース1805を介して出力デバイスを使用するように構成されてもよい。出力デバイスは、入力デバイスと同じタイプのインターフェースポートを使用してもよい。例えば、UE 1800に対する入出力を提供するのに、USBポートが使用されてもよい。出力デバイスは、スピーカー、サウンドカード、ビデオカード、ディスプレイ、モニタ、プリンタ、アクチュエータ、エミッタ、スマートカード、別の出力デバイス、またはそれらの任意の組み合わせであってもよい。UE 1800は、入出力インターフェース1805を介して入力デバイスを使用して、ユーザがUE 1800への情報を捕捉することを可能にするように構成されてもよい。入力デバイスは、タッチセンサ式または存在センサ式ディスプレイ、カメラ(例えば、デジタルカメラ、デジタルビデオカメラ、ウェブカメラなど)、マイクロフォン、センサ、マウス、トラックボール、指向性パッド、トラックパッド、スクロールホイール、スマートカードなどを含んでもよい。存在センサ式ディスプレイは、ユーザからの入力を感知する、容量性または抵抗性タッチセンサを含んでもよい。センサは、例えば、加速度計、ジャイロスコープ、傾きセンサ、力センサ、磁力計、光学センサ、近接センサ、別の同様のセンサ、またはそれらの任意の組み合わせであってもよい。例えば、入力デバイスは、加速度計、磁力計、デジタルカメラ、マイクロフォン、および光学センサであってもよい。
図18では、RFインターフェース1809は、通信インターフェースを、送信機、受信機、およびアンテナなどのRF構成要素に提供するように構成されてもよい。ネットワーク接続インターフェース1811は、通信インターフェースをネットワーク1843aに提供するように構成されてもよい。ネットワーク1843aは、ローカルエリアネットワーク(LAN)、広域ネットワーク(WAN)、コンピュータネットワーク、無線ネットワーク、電気通信ネットワーク、他の類似のネットワーク、またはそれらの任意の組み合わせなど、有線および/または無線ネットワークを包含してもよい。例えば、ネットワーク1843aはWiFiネットワークを含んでもよい。ネットワーク接続インターフェース1811は、イーサネット、TCP/IP、SONET、ATMなど、1つまたは複数の通信プロトコルにしたがって、通信ネットワークを通じて1つもしくは複数の他のデバイスと通信するのに使用される、受信機および送信機インターフェースを含むように構成されてもよい。ネットワーク接続インターフェース1811は、通信ネットワークリンク(例えば、光学、電気など)に適切な受信機および送信機の機能性を実現してもよい。送信機および受信機機能は、回路構成要素、ソフトウェア、もしくはファームウェアを共有してもよく、あるいは別個に実現されてもよい。
RAM 1817は、バス1802を介して処理回路構成1801にインターフェース接続して、オペレーティングシステム、アプリケーションプログラム、およびデバイスドライバなどのソフトウェアプログラムを実行する間、データまたはコンピュータ命令を格納またはキャッシングするように構成されてもよい。ROM 1819は、コンピュータ命令またはデータを処理回路構成1801に提供するように構成されてもよい。例えば、ROM 1819は、基本的入出力(I/O)、起動、または不揮発性メモリに格納されたキーボードからのキーストロークの受信など、基本的なシステム機能に対する不変の低レベルシステムコードまたはデータを格納するように構成されてもよい。記憶媒体1821は、RAM、ROM、プログラマブル読出し専用メモリ(PROM)、消去可能プログラマブル読出し専用メモリ(EPROM)、電気的消去可能プログラマブル読出し専用メモリ(EEPROM)、磁気ディスク、光学ディスク、フロッピーディスク、ハードディスク、取外し可能カートリッジ、またはフラッシュドライブなどのメモリを含むように構成されてもよい。一例では、記憶媒体1821は、オペレーティングシステム1823、ウェブブラウザアプリケーションなどのアプリケーションプログラム1825、ウィジェットもしくはガジェットエンジンまたは別のアプリケーション、およびデータファイル1827を含むように構成されてもよい。記憶媒体1821は、UE 1800が使用するため、多種多様の様々なオペレーティングシステムまたはオペレーティングシステムの組み合わせのいずれかを格納してもよい。
記憶媒体1821は、独立ディスクの冗長アレイ(RAID)、フロッピーディスクドライブ、フラッシュメモリ、USBフラッシュドライブ、外部ハードディスクドライブ、サムドライブ、ペンドライブ、キードライブ、高密度デジタル多用途ディスク(HD-DVD)光学ディスクドライブ、内部ハードディスクドライブ、ブルーレイ光学ディスクドライブ、ホログラフィックデジタルデータストーレージ(HDDS)光学ディスクドライブ、外部ミニデュアルインラインメモリモジュール(DIMM),同期式動的ランダムアクセスメモリ(SDRAM)、外部マイクロDIMM SDRAM、スマートカードメモリ(加入者識別モジュールもしくはリムーバブルユーザ識別(SIM/RUIM)モジュール)、他のメモリ、またはそれらの任意の組み合わせなど、多数の物理的ドライブユニットを含むように構成されてもよい。記憶媒体1821によって、UE 1800が、一時的もしくは非一時的メモリ媒体に格納された、コンピュータ実行可能命令、アプリケーションプログラムなどにアクセスするか、データをオフロードするか、またはデータをアップロードすることが可能になってもよい。通信システムを利用するものなどの製品は、デバイス可読媒体を含んでもよい、記憶媒体1821の形で有形的に具体化されてもよい。
図18では、処理回路構成1801は、通信サブシステム1831を使用してネットワーク1843bと通信するように構成されてもよい。ネットワーク1843aおよびネットワーク1843bは、同じネットワークまたは異なるネットワークであってもよい。通信サブシステム1831は、ネットワーク1843bと通信するのに使用される1つまたは複数の送受信機を含むように構成されてもよい。例えば、通信サブシステム1831は、IEEE 802.5、CDMA、WCDMA、GSM、LTE、UTRAN、WiMaxなどの1つまたは複数の通信プロトコルにしたがって、別のWD、UE、または無線アクセスネットワーク(RAN)の基地局など、無線通信することができる別のデバイスの1つまたは複数のリモート送受信機と通信するのに使用される、1つまたは複数の送受信機を含むように構成されてもよい。各送受信機は、RANリンクに適した送信機または受信機の機能性(例えば、周波数割当てなど)をそれぞれ実現する、送信機1833および/または受信機1835を含んでもよい。更に、各送受信機の送信機1833および受信機1835は、回路構成要素、ソフトウェア、もしくはファームウェアを共有してもよく、あるいは別個に実現されてもよい。
図示される実施形態では、通信サブシステム1831の通信機能は、データ通信、音声通信、マルチメディア通信、ブルートゥースなどの近距離通信、近接場通信、位置を決定するのに全地球測位システム(GPS)を使用するものなどの位置依存型通信、別の類似の通信機能、またはそれらの任意の組み合わせを含んでもよい。例えば、通信サブシステム1831は、セルラー通信、WiFi通信、ブルートゥース通信、およびGPS通信を含んでもよい。ネットワーク1843bは、ローカルエリアネットワーク(LAN)、広域ネットワーク(WAN)、コンピュータネットワーク、無線ネットワーク、電気通信ネットワーク、別の類似のネットワーク、またはそれらの任意の組み合わせなど、有線および/または無線ネットワークを包含してもよい。例えば、ネットワーク1843bは、セルラーネットワーク、WiFiネットワーク、および/または近接場ネットワークであってもよい。電源1813は、交流(AC)または直流(DC)電力をUE 1800の構成要素に提供するように構成されてもよい。
本明細書に記載する特徴、利益、および/または機能は、UE 1800の構成要素の1つで実現されてもよく、またはUE 1800の複数の構成要素にわたって分割されてもよい。更に、本明細書に記載する特徴、利益、および/または機能は、ハードウェア、ソフトウェア、またはファームウェアの任意の組み合わせで実現されてもよい。一例では、通信サブシステム1831は、本明細書に記載する構成要素のいずれかを含むように構成されてもよい。更に、処理回路構成1801は、バス1802を通じてかかる構成要素のいずれかと通信するように構成されてもよい。別の例では、かかる構成要素のいずれかは、処理回路構成1801によって実行されると、本明細書に記載される対応する機能を実施する、メモリに格納されたプログラム命令によって表されてもよい。別の例では、かかる構成要素のいずれかの機能性は、処理回路構成1801と通信サブシステム1831との間で分割されてもよい。別の例では、かかる構成要素のいずれかの非コンピュータ集約的機能は、ソフトウェアまたはファームウェアの形で実現されてもよく、コンピュータ集約的機能はハードウェアの形で実現されてもよい。
図19は、特定の実施形態による、仮想化環境の一例を示している。図19は、いくつかの実施形態によって実現される機能が仮想化されてもよい、仮想化環境1900を示す概略ブロック図である。この文脈では、仮想化とは、ハードウェアプラットフォーム、記憶デバイス、およびネットワーキングリソースを仮想化することを含んでもよい、装置またはデバイスを仮想化したものを作成することを意味する。本明細書で使用するとき、仮想化は、ノード(例えば、仮想化基地局もしくは仮想化無線アクセスノード)、あるいはデバイス(例えば、UE、無線デバイス、もしくは他の任意のタイプの通信デバイス)またはその構成要素に適用することができ、機能性の少なくとも一部分が(例えば、1つまたは複数のネットワークにおいて1つまたは複数の物理的処理ノードで実行する、1つもしくは複数のアプリケーション、コンポーネント、機能、仮想機械、またはコンテナを介して)1つまたは複数の仮想構成要素として実現される実現例に関する。
いくつかの実施形態では、本明細書に記載する機能の一部または全ては、1つまたは複数のハードウェアノード1930がホストする1つまたは複数の仮想環境1900において実現される、1つまたは複数の仮想機械によって実行される仮想構成要素として実現されてもよい。更に、仮想ノードが無線アクセスノードではなく、無線接続性(例えば、コアネットワークノード)を要しない実施形態では、ネットワークノードは全体的に仮想化されてもよい。
機能は、本明細書に開示する実施形態のうちいくつかの特徴、機能、および/または利益の一部を実現するように動作する、1つまたは複数のアプリケーション1920(あるいは、ソフトウェアインスタンス、仮想アプライアンス、ネットワーク機能、仮想ノード、仮想ネットワーク機能などと呼ばれることがある)によって実現されてもよい。アプリケーション1920は、処理回路構成1960およびメモリ1990を備えるハードウェア1930を提供する仮想化環境1900で稼動する。メモリ1990は、処理回路構成1960によって実行可能な命令1995を含み、それによってアプリケーション19020は、本明細書に開示する特徴、利益、および/または機能の1つもしくは複数を提供するように動作する。
仮想化環境1900は、商用オフザシェルフ(COTS)プロセッサ、専用特定用途向け集積回路(ASIC)、あるいはデジタルもしくはアナログハードウェア構成要素または専用プロセッサを含む他の任意のタイプの処理回路構成であってもよい、1つもしくは複数のプロセッサまたは処理回路構成1960のセットを備える、汎用または専用ネットワークハードウェアデバイス1930を備える。各ハードウェアデバイスは、処理回路構成1960によって実行される命令1995またはソフトウェアを一時的に格納する非永続的メモリであってもよい、メモリ1990-1を備えてもよい。各ハードウェアデバイスは、物理的ネットワークインターフェース1980を含む、ネットワークインターフェースカードとしても知られる、1つまたは複数のネットワークインターフェースコントローラ(NIC)1970を備えてもよい。各ハードウェアデバイスはまた、処理回路構成1960によって実行可能なソフトウェア1995および/または命令が格納された、非一時的な永続的機械可読記憶媒体1990-2を含んでもよい。ソフトウェア1995は、1つまたは複数の仮想化レイヤ1950(ハイパーバイザーとも呼ばれる)をインスタンス化するソフトウェア、仮想機械1940を実行するソフトウェア、ならびに本明細書に記載するいくつかの実施形態に関連して記載される機能、特徴、および/または利益を実行することを可能にするソフトウェアを含む、任意のタイプのソフトウェアを含んでもよい。
仮想機械1940は、仮想処理、仮想メモリ、仮想ネットワーキングまたはインターフェース、および仮想記憶装置を含み、対応する仮想化レイヤ1950またはハイパーバイザーによって稼動してもよい。仮想アプライアンス1920のインスタンスの異なる実施形態は、仮想機械1940の1つまたは複数で実現されてもよく、実現は異なる形で行われてもよい。
動作中、処理回路構成1960は、場合によっては仮想機械モニタ(VMM)と呼ばれることがある、ハイパーバイザーまたは仮想化レイヤ1950をインスタンス化するソフトウェア1995を実行する。仮想化レイヤ1950は、仮想機械1940に対するネットワーキングハードウェアのように見える、仮想オペレーティングプラットフォームを提供してもよい。
図19に示されるように、ハードウェア1930は、一般または特定構成要素を備えた独立型ネットワークノードであってもよい。ハードウェア1930は、アンテナ19225を備えてもよく、仮想化によって一部の機能を実現してもよい。あるいは、ハードウェア1930は、多くのハードウェアノードが共に働き、中でも特にアプリケーション1920のライフサイクル管理を監督する、管理およびオーケストレーション(MANO)19100を介して管理される、ハードウェアの(例えば、データセンタもしくはカスタマー構内設備(CPE)における)より大きいクラスタの一部であってもよい。
ハードウェアの仮想化は、文脈によっては、ネットワーク機能仮想化(NFV)と呼ばれる。NFVは、多くのネットワーク機器タイプを、業界標準の大容量サーバハードウェア、物理的スイッチ、ならびにデータセンタおよびカスタマー構内設備に位置することができる物理的記憶装置上へと統合するのに使用されてもよい。
NFVの文脈では、仮想機械1940は、物理的な非仮想化機械で実行しているかのようにプログラムを走らせる、物理的機械のソフトウェア実現例であってもよい。各仮想機械1940、およびその仮想機械を実行するハードウェア1930の部分は、その仮想機械専用のハードウェアであり、ならびに/あるいはその仮想機械と他の仮想機械1940とで共有されるハードウェアは、別個の仮想ネットワーク要素(VNE)を形成する。
やはりNFVの文脈では、仮想ネットワーク機能(VNF)は、ハードウェアネットワーキングインフラストラクチャ1930の最上位にある1つまたは複数の仮想機械1940で稼動する特定のネットワーク機能の取り扱いに関与し、図19のアプリケーション1920に相当する。
いくつかの実施形態では、1つまたは複数の送信機19220および1つまたは複数の受信機19210をそれぞれ含む、1つまたは複数の無線ユニット19200は、1つまたは複数のアンテナ19225に結合されてもよい。無線ユニット19200は、1つまたは複数の適切なネットワークインターフェースを介してハードウェアノード1930と直接通信してもよく、仮想ノードに無線アクセスノードまたは基地局などの無線能力を提供する、仮想構成要素との組み合わせで使用されてもよい。
いくつかの実施形態では、一部のシグナリングは、ハードウェアノード1930と無線ユニット19200との間の通信に代わりに使用されてもよい、制御システム19230を使用することによって実施することができる。
図20は、いくつかの実施形態による、中間ネットワークを介してホストコンピュータに接続される電気通信ネットワークの一例を示している。図20を参照すると、一実施形態によれば、通信システムは、無線アクセスネットワークなどのアクセスネットワーク2011とコアネットワーク2014とを含む、3GPPタイプのセルラーネットワークなどの電気通信ネットワーク2010を含む。アクセスネットワーク2011は、対応するカバレッジエリア2013a、2013b、2013cをそれぞれ規定する、NB、eNB、gNB、または他のタイプの無線アクセスポイントなど、複数の基地局2012a、2012b、2012cを備える。各基地局2012a、2012b、2012cは、有線または無線接続2015を通じてコアネットワーク2014に接続可能である。カバレッジエリア2013cに位置する第1のUE 2091は、対応する基地局2012cに無線接続するように、またはそれによってページングされるように構成される。カバレッジエリア2013aの第2のUE 2092は、対応する基地局2012aに無線接続可能である。この例では複数のUE 2091、2092が示されているが、開示される実施形態は、単一のUEがカバレッジエリアにあるか、または単一のUEが対応する基地局2012に接続している状況に等しく適用可能である。
電気通信ネットワーク2010自体は、スタンドアロンサーバ、クラウド実装サーバ、分散サーバのハードウェアおよび/またはソフトウェアの形で、あるいはサーバファームの処理リソースとして具体化されてもよい、ホストコンピュータ2030に接続される。ホストコンピュータ2030は、サービスプロバイダの所有もしくは制御下にあってもよく、またはサービスプロバイダによって、もしくはサービスプロバイダに代わって操作されてもよい。電気通信ネットワーク2010とホストコンピュータ2030との間の接続2021および2022は、コアネットワーク2014からホストコンピュータ2030まで直接延在してもよく、または任意の中間ネットワーク2020を介して通ってもよい。中間ネットワーク2020は、公衆、私設、もしくはホストされたネットワークの1つ、または1つを超えるものの組み合わせであってもよく、中間ネットワーク2020がある場合、バックボーンネットワークまたはインターネットであってもよく、中間ネットワーク2020は、2つ以上のサブネットワーク(図示なし)を含んでもよい。
図20の通信システム全体は、接続されたUE 2091、2092とホストコンピュータ2030との間の接続性を可能にする。接続性は、オーバーザトップ(OTT)接続2050として説明されてもよい。ホストコンピュータ2030および接続されたUE 2091、2092は、アクセスネットワーク2011、コアネットワーク2014、任意の中間ネットワーク2020、および場合によっては仲介物としての更なるインフラストラクチャ(図示なし)を使用して、OTT接続2050を介してデータおよび/またはシグナリングを通信するように構成される。OTT接続2050は、OTT接続2050が通っている関与する通信デバイスが、アップリンクおよびダウンリンク通信の経路指定を意識していないという意味で透過である。例えば、基地局2012は、ホストコンピュータ2030からのデータが接続されたUE 2091に転送される(例えば、ハンドオーバーされる)、入ってくる通信の過去の経路指定に関して通知されなくてもよいか、または通知される必要がない。同様に、基地局2012は、UE 2091からホストコンピュータ2030に向かう、出て行くアップリンク通信の今後の経路指定を意識する必要はない。
図21は、いくつかの実施形態による、部分無線接続を通じて基地局を介してユーザ機器と通信しているホストコンピュータの一例を示している。次に、一実施形態による、上述のパラグラフで考察したUE、基地局およびホストコンピュータの例示の実現例について、図21を参照して記載する。通信システム2100では、ホストコンピュータ2110は、通信システム2100の異なる通信デバイスのインターフェースとの有線または無線接続を設定し維持するように構成された、通信インターフェース2116を含むハードウェア2115を備える。ホストコンピュータ2110は、記憶および/または処理能力を有してもよい、処理回路構成2118を更に備える。特に、処理回路構成2118は、1つもしくは複数のプラグラマブルプロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、または命令を実行するように適合されたこれらの組み合わせ(図示なし)を含んでもよい。ホストコンピュータ2110は、ホストコンピュータ2110に格納されるかそれによってアクセス可能であり、処理回路構成2118によって実行可能である、ソフトウェア2111を更に備える。ソフトウェア2111はホストアプリケーション2112を含む。ホストアプリケーション2112は、UE 2130およびホストコンピュータ2110で終端するOTT接続2150を介して接続するUE 2130などのリモートユーザに、サービスを提供するように動作可能であってもよい。サービスをリモートユーザに提供する際、ホストアプリケーション2112は、OTT接続2150を使用して送信されるユーザデータを提供してもよい。
通信システム2100は、電気通信システムに提供され、ホストコンピュータ2110およびUE 2130と通信できるようにするハードウェア2125を備える、基地局2120を更に含む。ハードウェア2125は、通信システム2100の異なる通信デバイスのインターフェースとの有線または無線接続を設定し維持する通信インターフェース2126、ならびに基地局2120がサーブするカバレッジエリア(図21には図示なし)に位置するUE 2130との少なくとも無線接続2170を設定し維持する無線インターフェース2127を含んでもよい。通信インターフェース2126は、ホストコンピュータ2110への接続2160を容易にするように構成されてもよい。接続2160は、直接であってもよく、または電気通信システムのコアネットワーク(図21には図示なし)、および/または電気通信システム外の1つもしくは複数の中間ネットワークを通過してもよい。図示される実施形態では、基地局2120のハードウェア2125は、1つもしくは複数のプログラマブルプロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、または命令を実行するように適合されたこれらの組み合わせ(図示なし)を含んでもよい、処理回路構成2128を更に含む。基地局2120は、内部に格納されるか、または外部接続を介してアクセス可能な、ソフトウェア2121を更に有する。
通信システム2100は、既に言及したUE 2130を更に含む。特定の実施形態では、UE 2130は、図18に関して記載するようなユーザ機器であってもよい。UE 2130のハードウェア2135は、UE 2130が現在位置しているカバレッジエリアにサーブする基地局との無線接続2170をセットアップし維持するように設定された、無線インターフェース2137を含んでもよい。UE 2130のハードウェア2135は、1つもしくは複数のプログラマブルプロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、または命令を実行するように適合されたこれらの組み合わせ(図示なし)を含んでもよい、処理回路構成2138を更に含む。UE 2130は、UE 2130に格納されるかUE 2130によってアクセス可能であり、処理回路構成2138によって実行可能である、ソフトウェア2131を更に含む。ソフトウェア2131はクライアントアプリケーション2132を含む。クライアントアプリケーション2132は、ホストコンピュータ2110が対応することにより、UE 2130を介して人間または人間以外のユーザにサービスを提供するように動作可能であってもよい。ホストコンピュータ2110では、実行中のホストアプリケーション2112は、UE 2130およびホストコンピュータ2110で終端するOTT接続2150を介して、実行中のクライアントアプリケーション2132と通信してもよい。サービスをユーザに提供する際、クライアントアプリケーション2132は、要求データをホストアプリケーション2112から受信し、要求データに応答してユーザデータを提供してもよい。OTT接続2150は、要求データおよびユーザデータの両方を転送してもよい。クライアントアプリケーション2132は、ユーザと相互作用して、提供するユーザデータを生成してもよい。
図21に示されるホストコンピュータ2110、基地局2120、およびUE 2130はそれぞれ、図20のホストコンピュータ2030、基地局2012a、2012b、2012cの1つ、およびUE 2091、2092の1つと同様または同一であってもよいことが注目される。つまり、これらのエンティティの内部仕事は図21に示されるようなものであってもよく、また独立して、周囲のネットワークトポロジーは図20のものであってもよい。
図21では、OTT接続2150は、仲介デバイスおよびそれらのデバイスを介したメッセージの正確な経路指定に明示的に言及することなく、基地局2120を介したホストコンピュータ2110とUE 2130との間の通信を示すため、抽象的に描かれている。ネットワークインフラストラクチャは、UE 2130から、またはホストコンピュータ2110を動作させるサービスプロバイダから、または両方から隠れるように構成されてもよい、経路指定を決定してもよい。OTT接続2150がアクティブである間、ネットワークインフラストラクチャは更に、(例えば、ネットワークのロードバランシングの考慮または再構成に基づいて)経路指定を動的に変更する決定を行ってもよい。
UE 2130と基地局2120との間の無線接続2170は、本開示を通して記載される実施形態の教示にしたがっている。様々な実施形態の1つまたは複数は、無線接続2170が最後のセグメントを形成するOTT接続2150を使用してUE 2130に提供される、OTTサービスの性能を改善する。より正確には、これらの実施形態の教示は、送信バッファにおける冗長データの処理を改善し、それによって、無線リソース使用の効率改善(例えば、冗長データを送信しない)、ならびに新しいデータの受信における遅延の低減(例えば、バッファの冗長データを除去することによって、新しいデータをより早く送信することができる)などの利益を提供してもよい。
測定手順は、データ転送率、レイテンシ、および1つまたは複数の実施形態を改善する際の他の因子を監視する目的のために提供されてもよい。更に、測定結果の変動に応答して、ホストコンピュータ2110とUE 2130との間でOTT接続2150を再構成する任意のネットワーク機能性があってもよい。測定手順、および/またはOTT接続2150を再構成するネットワーク機能性は、ホストコンピュータ2110のソフトウェア2111およびハードウェア2115の形、またはUE 2130のソフトウェア2131およびハードウェア2135の形で、または両方で実現されてもよい。実施形態では、センサ(図示なし)は、OTT接続2150が通過する通信デバイスにおいて、またはそれと関連して展開されてもよく、センサは、上記に例示した監視量の値を供給することによって、または監視量を計算もしくは推定するのにソフトウェア2111、2131が用いる他の物理的量の値を供給することによって、測定手順に関与してもよい。OTT接続2150の再構成は、メッセージ形式、再送信設定、好ましい経路指定などを含んでもよく、再構成は、基地局2120に必ずしも影響を及ぼさなくてもよく、基地局2120にとって未知または認識不能であってもよい。かかる手順および機能性は、当該分野において知られており実践されていることがある。特定の実施形態では、測定には、ホストコンピュータ2110がスループット、伝播時間、レイテンシなどを測定するのを容易にする、所有UEシグナリングが関与してもよい。測定は、伝播時間、エラーなどを監視している状態のOTT接続2150を使用して、ソフトウェア2111および2131によってメッセージが、特に空または「ダミー」メッセージが送信されるという点で実現されてもよい。
図22は、特定の実施形態による、ホストコンピュータ、基地局、およびユーザ機器を含む通信システムにおいて実現される方法の一例を示している。より具体的には、図22は、一実施形態による、通信システムにおいて実現される方法を示すフローチャートである。通信システムは、ホストコンピュータ、基地局、および図18を参照して記載したユーザ機器であってもよいUEを含む。本開示を簡潔にするため、図22に対する参照のみを本セクションに含める。ステップ2210で、ホストコンピュータはユーザデータを提供する。ステップ2210のサブステップ2211(任意であってもよい)で、ホストコンピュータは、ホストアプリケーションを実行することによってユーザデータを提供する。ステップ2220で、ホストコンピュータは、ユーザデータをUEに伝達する送信を開始する。ステップ2230(任意であってもよい)で、基地局は、本開示全体を通して記載する実施形態の教示にしたがって、ホストコンピュータが開始した送信によって伝達されたユーザデータをUEに送信する。ステップ2240(やはり任意であってもよい)で、UEは、ホストコンピュータが実行したホストアプリケーションと関連付けられたクライアントアプリケーションを実行する。
図23は、いくつかの実施形態による、ホストコンピュータ、基地局、およびユーザ機器を含む通信システムにおいて実現される方法の一例を示している。より具体的には、図23は、一実施形態による、通信システムにおいて実現される方法を示すフローチャートである。通信システムは、ホストコンピュータ、基地局、および図18を参照して記載したユーザ機器であってもよい、ユーザ機器を含む。本開示を簡潔にするため、図23に対する参照のみを本セクションに含める。方法のステップ2310で、ホストコンピュータはユーザデータを提供する。任意のサブステップ(図示なし)で、ホストコンピュータは、ホストアプリケーションを実行することによってユーザデータを提供する。ステップ2320で、ホストコンピュータは、ユーザデータをUEに伝達する送信を開始する。本開示を通して記載される実施形態の教示にしたがって、送信は基地局を介してもよい。ステップ2330(任意であってもよい)で、UEは送信で伝達されるユーザデータを受信する。
図24は、いくつかの実施形態による、ホストコンピュータ、基地局、およびユーザ機器を含む通信システムにおいて実現される方法の別の更なる一例を示している。より具体的には、図24は、一実施形態による、通信システムにおいて実現される方法を示すフローチャートである。通信システムは、ホストコンピュータ、基地局、および図18を参照して記載したユーザ機器であってもよい、ユーザ機器を含む。本開示を簡潔にするため、図24に対する参照のみを本セクションに含める。ステップ2410(任意であってもよい)で、UEはホストコンピュータによって提供される入力データを受信する。それに加えて、またはその代わりに、ステップ2420で、UEはユーザデータを提供する。ステップ2420のサブステップ2421(任意であってもよい)で、UEは、クライアントアプリケーションを実行することによってユーザデータを提供する。ステップ2410のサブステップ2411(任意であってもよい)で、UEは、ホストコンピュータが提供した受信入力データに反応してユーザデータを提供する、クライアントアプリケーションを実行する。ユーザデータを提供する際、実行されたクライアントアプリケーションは、ユーザから受信するユーザ入力を更に考慮してもよい。ユーザデータが提供された特定の方式にかかわらず、UEは、サブステップ2430(任意であってもよい)で、ホストコンピュータへのユーザデータの送信を開始する。方法のステップ2440で、ホストコンピュータは、本開示を通して記載される実施形態の教示にしたがって、UEから送信されたユーザデータを受信する。
図25は、いくつかの実施形態による、ホストコンピュータ、基地局、およびユーザ機器を含む通信システムにおいて実現される方法の別の一例を示している。より具体的には、図25は、一実施形態による、通信システムにおいて実現される方法を示すフローチャートである。通信システムは、ホストコンピュータ、基地局、およびUEを含む。本開示を簡潔にするため、図25に対する参照のみを本セクションに含める。ステップ2510(任意であってもよい)で、本開示を通して記載される実施形態の教示にしたがって、基地局はユーザデータをUEから受信する。ステップ2520(任意であってもよい)で、基地局は、ホストコンピュータに対する受信したユーザデータの送信を開始する。ステップ2530(任意であってもよい)で、ホストコンピュータは、基地局が開始した送信で伝達されるユーザデータを受信する。
本明細書に開示する任意の適切なステップ、方法、特徴、機能、または利益は、1つまたは複数の仮想装置の1つまたは複数の機能的ユニットまたはモジュールによって実施されてもよい。各仮想装置は多数のこれらの機能的ユニットを備えてもよい。これらの機能的ユニットは、1つもしくは複数のマイクロプロセッサまたはマイクロコントローラを含んでもよい処理回路構成、ならびにデジタル信号プロセッサ(DSP)、専用デジタル論理などを含んでもよい、他のデジタルハードウェアによって実現されてもよい。処理回路構成は、読出し専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、キャッシュメモリ、フラッシュメモリドライブ、光学記憶デバイスなど、1つまたは複数のタイプのメモリを含んでもよい、メモリに格納されたプログラムコードを実行するように構成されてもよい。メモリに格納されたプログラムコードとしては、1つもしくは複数の電気通信および/またはデータ通信プロトコルを実行するプログラム命令、ならびに本明細書に記載される技術の1つもしくは複数を実施する命令が挙げられる。いくつかの実現例では、処理回路構成は、本開示の1つまたは複数の実施形態による対応する機能をそれぞれの機能的ユニットに実施させるのに使用されてもよい。
図26は、特定の実施形態による、ネットワークノードで実施される別の一例の方法のフロー図である。方法2600は、ステップ2610で始まり、第1のネットワークノードが、第1の指示および第2の指示を含むシステム情報ブロックを受信する。いくつかの実施形態では、第1の指示は、第1のセルが非スタンドアロンセルであることを示すとともに、スタンドアロンUEが第1のセルにアクセスすることを制限されているか否かを示してもよい。いくつかの実施形態では、第2の指示は、第1のネットワークノードのタイプが第1のセルにアクセスすることができるか否かを示してもよい。いくつかの実施形態では、システム情報ブロックは、スタンドアロンUEのユーザ機器が第1のセルにアクセスすることができることを示す、第3の指示を更に含んでもよい。いくつかの実施形態では、方法2600は、第2のシステム情報ブロックを受信することを更に含んでもよく、第2のシステム情報ブロックは、スタンドアロン動作に使用され、第1のセルのタイプに第1のネットワークノードがアクセスすることが許可された場合、第1のネットワークノードのタイプによってのみ読み取られる。
ステップ2620で、方法2600は、システム情報ブロックの第2の指示に基づいて、第1のネットワークノードのタイプが第1のセルにアクセスすることができるか否かを識別することを含んでもよい。いくつかの実施形態では、第1のネットワークノードは、第2の指示が、第1のセルは確保されるが第1のネットワークノードのタイプに対しては確保されないことを示した場合、第1のセルにアクセスすることができてもよい。いくつかの実施形態では、第1のネットワークノードは、第2の指示が、第1のセルは確保されるが第1のネットワークノードのタイプを許可するようにセットされることを示した場合、第1のセルにアクセスすることができる。いくつかの実施形態では、第1の指示は、設定されるかまたは存在するreservedNR-Cellであってもよく、第2の指示は、ReservedNR-CellExeptionsであってもよい。いくつかの実施形態では、第1のネットワークノードは、第2の指示が、第1のネットワークノードのタイプが第1のセルにアクセスすることができることを示すセルアクセスリストを含む場合、第1のセルにアクセスすることができてもよい。いくつかの実施形態では、第1の指示は、設定されるかまたは存在するreservedNR-Cellであってもよく、セルアクセスリストは、cellAccessRelatedInfoListに含まれてもよい。いくつかの実施形態では、第1のネットワークノードは、第2の指示が、第1のネットワークノードのタイプに関する制限値を含まない場合、第1のセルにアクセスすることができる。
ステップ2630で、方法2600は、システム情報ブロックの第2の指示に基づいて、第1のネットワークノードのタイプが第1のセルにアクセスできることの識別に応答して、スタンドアロン動作を介して第1のセルにアクセスするランダムアクセス手順を実施することを含んでもよい。
図27は、特定の実施形態による、無線ネットワークにおける例示のネットワークノード2700の概略ブロック図である。いくつかの実施形態では、無線ネットワークは、図16に示される無線ネットワーク1606であってもよい。ネットワークノードは、無線デバイス(例えば、図16に示される無線デバイス1610)で実現されてもよい。ネットワークノード2700は、図26を参照して記載される例示の方法、および場合によっては本明細書に開示される他の任意のプロセスまたは方法を実施するように動作可能である。また、図26の方法は必ずしもネットワークノード2700のみによって実施されなくてもよいことが理解されるべきである。方法の少なくともいくつかの動作は、1つまたは複数の他のエンティティによって実施することができる。
ネットワークノード2700は、1つもしくは複数のマイクロプロセッサまたはマイクロコントローラを含んでもよい、処理回路構成、ならびにデジタル信号プロセッサ(DSP)、専用デジタル論理などを含んでもよい、他のデジタルハードウェアを備えてもよい。いくつかの実施形態では、ネットワークノード2700の処理回路構成は、図16に示される処理回路構成1670であってもよい。処理回路構成は、読出し専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ、キャッシュメモリ、フラッシュメモリデバイス、光学記憶デバイスなど、1つまたは複数のタイプのメモリを含んでもよい、メモリに格納されたプログラムコードを実行するように構成されてもよい。メモリに格納されたプログラムコードとしては、1つまたは複数の電気通信および/またはデータ通信プロトコルを実行するプログラム命令、ならびにいくつかの実施形態において本明細書に記載される技術の1つまたは複数を実施する命令が挙げられる。いくつかの実現例では、処理回路構成は、受信ユニット2710、識別ユニット2720、および実施ユニット2730、ならびにネットワークノード2700の他の任意の適切なユニットに、受信機、および送信機など、本開示の1つまたは複数の実施形態による対応する機能を実施させるのに使用されてもよい。
図27に示されるように、ネットワークノード2700は、受信ユニット2710と、識別ユニット2720と、実施ユニット2730とを含む。受信ユニット2710は、第1の指示および第2の指示を含むシステム情報ブロックを受信するように設定されてもよい。いくつかの実施形態では、第1の指示は、第1のセルが非スタンドアロンセルであることを示すとともに、スタンドアロンUEが第1のセルにアクセスすることを制限されているか否かを示してもよい。いくつかの実施形態では、第2の指示は、第1のネットワークノードのタイプが第1のセルにアクセスすることができるか否かを示してもよい。いくつかの実施形態では、システム情報ブロックは、スタンドアロンUEのユーザ機器が第1のセルにアクセスすることができることを示す、第3の指示を更に含んでもよい。いくつかの実施形態では、受信ユニット2710は、第2のシステム情報ブロックを受信することを更に含んでもよく、第2のシステム情報ブロックは、スタンドアロン動作に使用され、第1のセルに第1のネットワークノードのタイプがアクセスすることが許可された場合、第1のネットワークノードのタイプによってのみ読み取られる。
識別ユニット2720は、システム情報ブロックの第2の指示に基づいて、第1のネットワークノードのタイプが第1のセルにアクセスすることができるか否かを識別するように設定されてもよい。いくつかの実施形態では、第1のネットワークノードは、第2の指示が、第1のセルは確保されるが第1のネットワークノードのタイプに対しては確保されないことを示した場合、第1のセルにアクセスすることができてもよい。いくつかの実施形態では、第1のネットワークノードは、第2の指示が、第1のセルは確保されるが第1のネットワークノードのタイプを許可するようにセットされることを示した場合、第1のセルにアクセスすることができる。いくつかの実施形態では、第1の指示は、設定されるかまたは存在するreservedNR-Cellであってもよく、第2の指示は、ReservedNR-CellExeptionsであってもよい。いくつかの実施形態では、第1のネットワークノードは、第2の指示が、第1のネットワークノードのタイプが第1のセルにアクセスすることができることを示すセルアクセスリストを含む場合、第1のセルにアクセスすることができてもよい。いくつかの実施形態では、第1の指示は、設定されるかまたは存在するreservedNR-Cellであってもよく、セルアクセスリストは、cellAccessRelatedInfoListに含まれてもよい。いくつかの実施形態では、第1のネットワークノードは、第2の指示が、第1のネットワークノードのタイプに関する制限値を含まない場合、第1のセルにアクセスすることができる。
実施ユニット2730は、システム情報ブロックの第2の指示に基づいて、第1のネットワークノードのタイプが第1のセルにアクセスできることの識別に応答して、スタンドアロン動作を介して第1のセルにアクセスするランダムアクセス手順を実施するように設定されてもよい。
ユニットという用語は、エレクトロニクス、電気デバイス、および/または電子デバイスの分野における従来の意味を有してもよく、例えば、本明細書に記載されるような、それぞれのタスク、手順、計算、出力、および/または表示機能などを実施する、電気および/または電子回路構成、デバイス、モジュール、プロセッサ、受信機、送信機、メモリ、論理固体および/または離散的デバイス、コンピュータプログラムまたは命令を含んでもよい。
様々な実施形態によれば、本明細書における特徴の利点は、全てのスタンドアロンUEが非スタンドアロンセルにアクセスするのを制限するが、中継ノードのみを許可することによって、中継ノードがスタンドアロン動作を使用して非スタンドアロンセルで動作できるようにすることで、マスタノードが中継ノードに対応するように特定の機能性を有する必要がなくなり、更に、EN-DCのアクセスおよびバックホールリンク両方に対応することである。
図面中のプロセスは、本発明の特定の実施形態によって実施される動作の特定の順序を示すことがあるが、かかる順序は例示である(例えば、代替実施形態は、異なる順序で動作を実施したり、特定の動作を組み合わせたり、特定の動作が重なったりなどしてもよい)ことが理解されるべきである。
本発明についていくつかの実施形態に関して記載してきたが、当業者であれば、本発明は記載される実施形態に限定されず、添付の特許請求の範囲の趣旨および範囲内で、修正および変更を伴って実施できることを認識するであろう。したがって、本明細書は、限定ではなく例示と見なされるべきである。
本明細書に開示するシステムおよび装置に対して、本発明の範囲から逸脱することなく、修正、追加、または省略が行われてもよい。システムおよび装置の構成要素は統合または分離されてもよい。更に、システムおよび装置の動作は、より多数、より少数、または他の構成要素によって実施されてもよい。それに加えて、システムおよび装置の動作は、ソフトウェア、ハードウェア、および/または他の論理を含む、任意の適切な論理を使用して実施されてもよい。本明細書で使用するとき、「各」は、セットの各々、またはセットのサブセットの各々を指す。
本明細書に開示する方法に対して、本発明の範囲から逸脱することなく、修正、追加、または省略が行われてもよい。方法は、より多数、より少数、または他のステップを含んでもよい。それに加えて、ステップは任意の適切な順序で実施されてもよい。
本開示について特定の実施形態に関連して記載してきたが、実施形態の変更および置換が当業者には明白となるであろう。したがって、実施形態の上述の説明は本開示を拘束するものではない。下記の特許請求の範囲によって定義されるような、本開示の趣旨および範囲から逸脱することなく、他の変化、代用、および変更が可能である。
以下の例は、提案する解決策の特定の態様を特定の通信規格の枠組みの中でどのように実現できるかについて、非限定例を提供する。特に、以下の例は、提案する解決策を3GPP TSG RAN規格の枠組みの中でどのように実現できるかについて、非限定例を提供する。記載する変更は、単に、提案する解決策の特定の態様を特定の規格においてどのように実現できるかを例証しようとするものである。しかしながら、提案する解決策は、3GPP仕様で、また他の仕様または規格で、他の適切な方式で実現することもできる。
統合アクセス・バックホールに関する検討事項は、従来の搬送ネットワークに接続された他のNRノード、即ちgNBに対するNR無線インターフェースを使用して自己バックホールされる、NRノードおよびそれらのセル、例えば本開示のIABノードに対応することを目的とする。この寄与の目的は、スタンドアロンNRを使用するとき、ならびにアクセスおよび/またはバックホールリンクでEN-DCを使用するときの両方で、統合アクセス・バックホールに対応できるかを考察することである。
最後のRAN2ミーティングにおいて、以下の合意が成された。
Figure 0007072073000005
EN-DCおよびSA NRをアクセスリンクで使用する場合、EN-DCをアクセスリンクで使用するSAおよびNSAの両方に、RAN2合意が対応してもよい。
EN-DCを使用したIABの配備の一例は、IABを使用して一部がバックホールされている新しいマイクロノードを追加することによって高密度化される、マクログリッドLTEネットワークである。この例のシナリオでは、マクロサイトは、LTEに加えてNRにも対応するようにアップグレードされ、マイクロサイトは、図13に示されるように、NRのみに対応する。
この場合、LTE広域カバレッジおよびNRをデータブーストとして利用して、EN-DCで動作することが可能であってもよい。EN-DCの解決策によって、理想的でない搬送を使用して、LTEおよびNRを分離することが可能になり、つまり、EN-DCの解決策が、UEにサーブするNRノードが別のNRノードを使用して無線でバックホールされる、IABのシナリオに対応することが実現可能であってもよい。図14は、NRを通じて無線でバックホールされているNRノードが、NR SCGリンクにサーブするen-gNB-DUの機能を実施する、このシナリオに関する高次論理アーキテクチャを示している。NRノードは、図14では、NR IABノードとして示されている。
本開示は、上述のシナリオに関して以下の提案を提供する。(1)X2インターフェース機能を含む既存のEN-DCの解決策は、IABノードが対応するEN-DC UEに適用可能であるべきであり、(2)IAB特異的な影響は、アクセスリンク上のEN-DCに対応するLTE eNBにおいて予見されない。
統合アクセス・バックホールは、スタンドアロンNR配備でも対応していてもよいことが仮定され、この理由から、規格は、スタンドアロンNRをアクセスおよびバックホールリンク両方に対して使用して、図15に示されるようにNRのみの完全な配備を可能にしている場合も、IABに対応してもよいことが仮定される。
本開示は、上述のシナリオに関して別の提案を提供する。規格は、スタンドアロンNRをアクセスおよびバックホールリンク両方に対して使用している場合、IABに対応してもよい。
EN-DCおよびSAをバックホールリンクで使用することに関して、IABバックホールリンクはネットワーク内部リンクであることを所与として、レガシーデバイスを含む数百万個のデバイスおよび/またはUEと相互作用する必要があるアクセスリンクと比較して、このリンクをいかに実現する必要があるかという点でより柔軟性が高い。この理由から、EN-DCおよびSA NRの両方にバックホールリンクにおいても対応できるかが考察されてもよい。このシナリオおよびその高次論理アーキテクチャは、図13および14に示されている。
EN-DCの対応に関する1つの議論は、パケットコアを含むネットワークの残りの部分がスタンドアロンNRに対応していない場合、スタンドアロンNRを使用してIABノードを接続することが実現不可能であろうということであり得る。以下に列挙する、バックホールリンクに関するいくつかの所見がある。
所見1:IABバックホールリンク上のEN-DCに対応することは、スタンドアロンNRに対応していないネットワークにおいて有用であろう。他方で、バックホールリンクでは、両方のノードがネットワークノードなので、スタンドアロンNRに対応するようにノードをアップグレードすることは、少なくともより簡単である。スタンドアロンNRがバックホールリンクに関して十分であるかも知れない理由についての他の議論は、IABノードが良好なNRカバレッジを有するサイトで配備されてもよく、無線カバレッジの観点からLTEを要しないであろうことが予期される点である。
所見2:IABノードは、NRカバレッジが良好なサイトで配備されることが予期され、つまり、バックホールリンク上のEN-DCは、無線カバレッジの観点から見て不要である。バックホールリンク上のEN-DCおよびSA両方に対応することに関する別の潜在的な課題は、これには、標準化の観点から、2つの異なるCNの解決策、ならびにIABノードにコネクティビティの機能性を提供する2つの異なるNASプロトコルを要することである。また、異なる機能上の分割およびCP/UPの分離がEPCおよび5GCに適用されるので、2つのCNの間で解決策が異なって見えることがある。
所見3:バックホールリンク上のEN-DCおよびSAに対応することは、標準化の観点から、2つの異なるCNの解決策、およびIABノードに対するコネクティビティの機能性を提供するNASプロトコルへの対応を要することがある。解決策はまた、EPCおよび5GCの異なる機能上の分割およびCP/UP分離によって影響されることがある。バックホールリンクにEN-DCを使用することに関する更なる課題は最も可能性が高いことであり、これはつまり、IABノードにサーブするためにLTE MNで必要な機能性が、UEにサーブするために必要な機能性とは大きく異なることがあるため、IABノードにサーブするLTE eNBで、IABに特異的な機能性も必要なことがあることを意味する。正確にどの機能性が必要であるかはまだ今後の課題であるが、少なくとも、UEに適用不能なCN選択、スライシングなどに関連する、何らかの基本的な機能性があり得る。
所見4:バックホールリンク上のEN-DCに対応することは、IABノードにサーブするLTE eNBに影響を与える可能性が最も高い。いずれにせよ、やはりバックホールリンク上のEN-DCおよびSA NR両方に対応するという強力な市場の要求がある場合、これは、アクセスリンクの場合と同じように対応することが技術的に可能であると仮定される。EN-DCの場合、IABノードは、最初にLTEに接続し、次に、セカンダリNRノードおよびNR SCG無線設定が割り当てられるが、NR SAの場合、IABノードはNRノードに直接接続する。IABノードは、ほとんどの場合、エンドユーザに対するトラフィックにサーブするとき、RRC接続/DCのままである。また、データのほとんどはNR無線レッグ、即ちSCGベアラ上にあってもよいと仮定され、つまり、IABノードが接続されると、EN-DCおよびSA両方のバックホールリンクに関する解決策は非常に類似したものに見える。
所見5:IABノードが接続状態になると、バックホールリンクに関するEN-DCおよびSA NRの解決策は非常に類似したものに見え、NRレッグのみがデータ転送に使用されると仮定される。
2つの異なるCN/NASに対する影響を最小限に抑える解決策、およびIABノードに関する解決策に関して、IABバックホールリンク上のEN-DCおよびSA NR両方に対応することが必要であると仮定して、2つの解決策の違いを最小限に抑えることが非常に有益であろう。以下はいくつかの方策である。(1)NRスライシング、および専用CNを割り当てるDecorを利用して、IABノードを扱う。NR/5GCおよびLTE/EPCは両方とも、特定のデバイスに関する専用CNを選択するメカニズムを提供する。IABノードに関して専用CNを利用することは、エンドユーザにサーブするCNに対する影響を回避し、必要最小限の機能性のみに対応するなど、IABノードの特別な必要性にサーブするように、CNを調整することが可能になる。また、オペレータが、EN-DCおよびSA NRの両方を併せて使用して、IABノードにサーブする全てのCN機能をパッケージすることが可能になるであろう。上述のシナリオに関して、スライシングおよび(e)Decorは、IABノードのみに対応するように調整された専用CNにおけるIABノードに対応するように調査されてもよいことが提案される。
IABノードに関する最小限のCNの機能性のみに対応する別の方策に関して、EN-DCとSA NRとの間の違いを最小限に抑える別の方法は、IABノードをセットアップするCN機能の最小限のサブセットのみに対応することである。少なくとも以下の機能が必要であろうことが仮定される。(1)IABノードに関する認証およびセッションキーの生成。(2)IABノードに対するIPアドレスの割当て。(3)LTEにおけるSIPTOに関して考察したように、全てのRANノードがどのGWを使用するかを潜在的に「推奨」してもよい、UPF、およびP/S-GW機能の選択。ならびに(4)セキュリティキー、初期ベアラ、可能なUE無線アクセスの可能性など、IABノードに関するRANコンテキストの作成。モビリティ機能、即ち高度QoS機能なども不要なことがある。RANが簡単に扱うことができる機能も不要である。
更に別の方策は、IABノードをネットワークに接続することを可能にするため、最小限のCN/NASの機能性のみが指定されるものである。
NRノードへの対応に関する所見およびそれらに対応する提案を概説するため、所見を以下に列挙する。
所見1:IABバックホールリンク上のEN-DCに対応することは、スタンドアロンNRに対応していないネットワークにおいて有用であろう。
所見2:IABノードは、NRカバレッジが良好なサイトで配備されることが予期され、つまり、バックホールリンク上のEN-DCは、無線カバレッジの観点から見て不要である。
所見3:バックホールリンク上のEN-DCおよびSAに対応することは、標準化の観点から、2つの異なるCNの解決策、およびIABノードにコネクティビティの機能性を提供するNASプロトコルへの対応を要することがある。解決策はまた、EPCおよび5GCの異なる機能上の分割およびCP/UP分離によって影響されることがある。
所見4:バックホールリンク上のEN-DCに対応することは、IABノードにサーブする、マスタノードであるLTE eNBに影響を与える可能性が最も高い。
所見5:IABノードが接続状態になると、バックホールリンクに関するEN-DCおよびSA NRの解決策は非常に類似したものに見え、NRレッグのみがデータ転送に使用されると仮定される。
上述の考察に基づいて、以下のように提案される。
提案1:X2インターフェース機能を含む既存のEN-DCの解決策は、EN-DC UEに対応したIABノードに適用可能であってもよい。
提案2:アクセスリンク上でEN-DCに対応したLTE eNBに対して、IAB特異的な影響は予見されない。
提案3:規格は、スタンドアロンNRをアクセスおよびバックホールリンク両方に対して使用する場合、IABに対応してもよい。
提案4:スライシングおよび(e)Decorは、IABノードのみに対応するように調整された専用CNにおけるIABノードに対応するように調査されてもよい。
提案5:最小限のCN/NASの機能性のみが、IABノードがネットワークに接続することを可能にするために指定されるべきである。
以下の略語の少なくとも一部が本開示で使用されることがある。略語の間に不一致がある場合、上記でどのように使用されているかを優先するものとする。以下で複数回列挙されている場合、最初の列挙をその後の列挙よりも優先するものとする。
1x RTT CDMA2000 1x無線送信技術
3GPP 第3世代パートナーシッププロジェクト
5G 第5世代
ABS オールモストブランクサブフレーム
ARQ 自動再送要求
AWGN 加算性白色ガウス雑音
BCCH ブロードキャスト制御チャネル
BCH ブロードキャストチャネル
CA キャリアアグリゲーション
CC キャリアコンポーネント
CCCH SDU 共通制御チャネルSDU
CDMA 符号分割多重化アクセス
CGI セルグローバル識別子
CIR チャネルインパルス応答
CP サイクリックプレフィックス
CPICH 共通パイロットチャネル
CPICH Ec/No CPICHのチップ当たり受信エネルギーをバンドの電力密度で割ったもの
CQI チャネル品質情報
C-RNTI セルRNTI
CSI チャネル状態情報
DCCH 専用制御チャネル
DL ダウンリンク
DM 復調
DMRS 復調用参照信号
DRX 間欠受信
DTX 間欠送信
DTCH 専用トラフィックチャネル
DUT 被試験デバイス
E-CID 拡張セルID(測位方法)
E-SMLC エボルブドサービングモバイル位置情報センタ
ECGI エボルブドCGI
eNB E-UTRANノードB
ePDCCH 拡張物理ダウンリンク制御チャネル
E-SMLC エボルブドサービングモバイル位置情報センタ
E-UTRA エボルブドUTRA
E-UTRAN エボルブドUTRAN
FDD 周波数分割複信
FFS 追試験
GERAN GSM EDGE無線アクセスネットワーク
gNB NRの基地局
GNSS 全地球航法衛星システム
GSM モバイル通信用グローバルシステム
HARQ ハイブリッド自動再送要求
HO ハンドオーバー
HSPA 高速パケットアクセス
HRPD 高速パケットデータ
LOS 見通し線
LPP LTE測位プロトコル
LTE ロングタームエボリューション
MAC 媒体アクセス制御
MBMS マルチメディアブロードキャストマルチキャストサービス
MBSFN マルチメディアブロードキャストマルチキャストサービス単一周波数ネットワーク
MBSFN ABS MBSFNオールモストブランクサブフレーム
MDT ドライブ試験の最小化
MIB マスタ情報ブロック
MME モビリティ管理エンティティ
MSC 移動交換局
NPDCCH 狭帯域物理ダウンリンク制御チャネル
NR 新無線
OCNG OFDMAチャネル雑音発生器
OFDM 直交周波数分割多重
OFDMA 直交周波数分割多元接続
OSS 動作サポートシステム
OTDOA 観察される到着時間差
O&M 動作およびメンテナンス
PBCH 物理ブロードキャストチャネル
P-CCPCH プライマリ共通制御物理チャネル
PCell プライマリセル
PCFICH 物理制御フォーマットインジケータチャネル
PDCCH 物理ダウンリンク制御チャネル
PDP プロファイル遅延プロファイル
PDSCH 物理ダウンリンク共有チャネル
PGW パケットゲートウェイ
PHICH 物理ハイブリッドARQインジケータチャネル
PLMN 公衆携帯電話網
PMI プリコーダマトリクスインジケータ
PRACH 物理ランダムアクセスチャネル
PRS 測位参照信号
PSS プライマリ同期信号
PUCCH 物理アップリンク制御チャネル
PUSCH 物理アップリンク共有チャネル
RACH ランダムアクセスチャネル
QAM 直角位相振幅変調
RAN 無線アクセスネットワーク
RAT 無線アクセス技術
RLM 無線リンク管理
RNC 無線ネットワークコントローラ
RNTI 無線ネットワーク仮識別子
RRC 無線リソース制御
RRM 無線リソース管理
RS 参照信号
RSCP 受信信号コード電力
RSRP 参照記号受信電力または参照信号受信電力
RSRQ 参照信号受信品質または参照記号受信品質
RSSI 受信信号強度インジケータ
RSTD 参照信号時間差
SCH 同期チャネル
SCell セカンダリセル
SDU サービスデータユニット
SFN システムフレーム番号
SGW サービングゲートウェイ
SI システム情報
SIB システム情報ブロック
SNR 信号雑音比
SON 自己最適化ネットワーク
SS 同期信号
SSS セカンダリ同期信号
TDD 時分割複信
TDOA 到達時間差
TOA 到達時間
TSS ターシャリ同期信号
TTI 送信時間間隔
UE ユーザ機器
UL アップリンク
UMTS ユニバーサル移動体通信システム
USIM ユニバーサル加入者識別モジュール
UTDOA アップリンク到達時間差
UTRA ユニバーサル地上無線アクセス
UTRAN ユニバーサル地上無線アクセスネットワーク
WCDMA 広帯域CDMA
WLAN ワイドローカルエリアネットワーク

Claims (22)

  1. 第1のネットワークノードにおいて、第1のセルが非スタンドアロンセルであることを示すとともに、スタンドアロンユーザ機器(UE)が前記第1のセルにアクセスすることを制限されるか否かを示す、第1の指示と、前記第1のネットワークノーが前記第1のセルにアクセスすることができるか否かを示す、第2の指示とを含む、システム情報ブロックを受信すること(2610)と、
    前記第1のネットワークノードにおいて、前記システム情報ブロックの前記第2の指示に基づいて、前記第1のネットワークノーが前記第1のセルにアクセスすることができるか否かを識別すること(2630)と、を含む、前記第1のセルの中継ノードに関する動作を可能にする方法(2600)。
  2. 前記第2の指示が、前記第1のセルは“Reserved”であるが前記第1のネットワークノーに対しては“Reserved”でないことを示す場合、前記第1のネットワークノードが前記第1のセルにアクセスすることができる、請求項1に記載の方法(2600)。
  3. 前記第2の指示が、前記第1のセルは“Reserved”であるが前記第1のネットワークノードを許可するようにセットされることを示す場合、前記第1のネットワークノードが前記第1のセルにアクセスすることができる、請求項1に記載の方法(2600)。
  4. 前記第1の指示が、設定されるかまたは存在するreservedNR-Cellであり、前記第2の指示がReservedNR-CellExeptionsである、請求項2または3に記載の方法(2600)。
  5. 前記第2の指示が、前記第1のネットワークノーが前記第1のセルにアクセスすることができることを示すセルアクセスリストを含む場合、前記第1のネットワークノードが前記第1のセルにアクセスすることができる、請求項1に記載の方法(2600)。
  6. 前記第1の指示が、設定されるかまたは存在するreservedNR-Cellであり、前記セルアクセスリストがcellAccessRelatedInfoListに含まれる、請求項5に記載の方法(2600)。
  7. 前記第2の指示が、前記第1のネットワークノーに関する制限値を含まない場合、前記第1のネットワークノードが前記第1のセルにアクセスすることができる、請求項1に記載の方法(2600)。
  8. 前記システム情報ブロックが、前記スタンドアロンUEのユーザ機器が前記第1のセルにアクセスすることができることを示す第3の指示を更に含む、請求項1から7のいずれか一項に記載の方法(2600)。
  9. 前記第1のネットワークノードにおいて、第2のシステム情報ブロックを受信することを更に含み、前記第2のシステム情報ブロックが、スタンドアロン動作に使用され、前記第1のセルに前記第1のネットワークノーがアクセスすることが許可された場合、前記第1のネットワークノーによってのみ読み取られる、請求項1から8のいずれか一項に記載の方法(2600)。
  10. 前記第1のネットワークノードにおいて、前記システム情報ブロックの前記第2の指示に基づいて、前記第1のネットワークノーが前記第1のセルにアクセスできることの識別に応答して、スタンドアロン動作を介して前記第1のセルにアクセスするランダムアクセス手順を実施することを更に含む、請求項1から9のいずれか一項に記載の方法(2600)。
  11. 少なくとも1つの処理回路構成(1670)と、
    プロセッサ実行可能命令を格納する少なくとも1つの記憶装置とを含み、前記命令が、前記処理回路構成によって実行されると、ネットワークノード(1660)に、
    第1のセルが非スタンドアロンセルであることを示すとともに、スタンドアロンユーザ機器(UE)が前記第1のセルにアクセスすることを制限されるか否かを示す、第1の指示と、前記ネットワークノーが前記第1のセルにアクセスすることができるか否かを示す、第2の指示とを含む、システム情報ブロックを受信させ(2610)、
    前記システム情報ブロックの前記第2の指示に基づいて、前記ネットワークノーが前記第1のセルにアクセスすることができるか否かを識別させる(2630)、前記第1のセルの中継ノードに関する動作を可能にするネットワークノード(1660)。
  12. 前記第2の指示が、前記第1のセルは“Reserved”であるが前記ネットワークノーに対しては“Reserved”でないことを示す場合、前記ネットワークノードが前記第1のセルにアクセスすることができる、請求項11に記載のネットワークノード(1660)。
  13. 前記第2の指示が、前記第1のセルは“Reserved”であるが前記ネットワークノーを許可するようにセットされることを示す場合、前記ネットワークノードが前記第1のセルにアクセスすることができる、請求項11に記載のネットワークノード(1660)。
  14. 前記第1の指示が、設定されるかまたは存在するreservedNR-Cellであり、前記第2の指示がReservedNR-CellExeptionsである、請求項12または13に記載のネットワークノード(1660)。
  15. 前記第2の指示が、前記ネットワークノーが前記第1のセルにアクセスすることができることを示すセルアクセスリストを含む場合、前記ネットワークノードが前記第1のセルにアクセスすることができる、請求項11に記載のネットワークノード(1660)。
  16. 前記第1の指示が、設定されるかまたは存在するreservedNR-Cellであり、前記セルアクセスリストがcellAccessRelatedInfoListに含まれる、請求項15に記載のネットワークノード(1660)。
  17. 前記第2の指示が、前記ネットワークノーに関する制限値を含まない場合、前記ネットワークノードが前記第1のセルにアクセスすることができる、請求項11に記載のネットワークノード(1660)。
  18. 前記システム情報ブロックが、前記スタンドアロンUEのユーザ機器が前記第1のセルにアクセスすることができることを示す第3の指示を更に含む、請求項11から17のいずれか一項に記載のネットワークノード(1660)。
  19. 前記命令が更に、前記ネットワークノード(1660)に第2のシステム情報ブロックを受信させ、前記第2のシステム情報ブロックが、スタンドアロン動作に使用されるとともに、前記第1のセルに前記ネットワークノードがアクセスすることが許可された場合、前記ネットワークノードによってのみ読み取られる、請求項11から18のいずれか一項に記載のネットワークノード(1660)。
  20. 前記命令が更に、前記ネットワークノードに、前記システム情報ブロックの前記第2の指示に基づいて、前記ネットワークノーが前記第1のセルにアクセスできることの識別に応答して、スタンドアロン動作を介して前記第1のセルにアクセスするランダムアクセス手順を実施させる、請求項11から19のいずれか一項に記載のネットワークノード(1660)。
  21. 少なくとも1つの処理回路構成(1670)と、
    プロセッサ実行可能命令を格納する少なくとも1つの記憶装置とを備え、前記命令が、前記処理回路構成によって実行されると、ネットワークノード(1660)に、
    第1のセルの中継ノードおよびユーザ機器(UE)に対して、前記第1のセルが非スタンドアロンセルであることを示すとともにスタンドアロンUEが前記第1のセルにアクセスすることを制限されるか否かを示す、第1の指示と、前記中継ノードが前記第1のセルにアクセスすることができるか否かを示す、第2の指示とを含む、システム情報ブロックをブロードキャストさせる(2610)、中継ノードに関する動作を可能にするネットワークノード(1660)。
  22. 第1のネットワークノード(1660)が少なくとも1つの処理回路構成(1670)を含み、前記少なくとも1つの処理回路構成が、
    第1のセルの中継ノードおよびユーザ機器(UE)に対して、前記第1のセルが非スタンドアロンセルであることを示すとともにスタンドアロンUEが前記第1のセルにアクセスすることを制限されるか否かを示す、第1の指示と、前記中継ノードが前記第1のセルにアクセスすることができるか否かを示す、第2の指示とを含む、システム情報ブロックをブロードキャストさせる(2610)ように設定され、
    前記中継ノードの第2のネットワークノード(1660)が、少なくとも1つの処理回路構成(1670)を含み、前記少なくとも1つの処理回路構成が、
    前記第1のネットワークノードから、前記第1の指示および前記第2の指示を含む前記システム情報ブロックを受信し、
    前記システム情報ブロックの前記第2の指示に基づいて、前記第1のセルに前記中継ノードがアクセスすることが許可されるか否かを識別するように設定された、少なくとも2つのネットワークノード(1660)を含む中継ノードに関する動作を可能にする通信システム。
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