JP7070355B2 - 車両用前照灯 - Google Patents

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本発明は、車両用前照灯に関する。
特許文献1には、可視光源、検知光源及びMEMSミラーを備えた車両用前照灯装置が開示されている。ここで、MEMSミラーは、可視光源から照射された可視光を反射させる第1角度と、検知光源から照射された検知光を反射させる第2角度とに角度を振れるように構成されている。
特開2018-156862号公報
上記特許文献1の技術では、ヘッドランプユニットを小型化することができる反面、ハイビーム領域を可視光で照射している間は、検知光を照射することが困難となる。この対策として、ミラーの角度を変えずに可視光及び検知光を反射させる構造が考えられる。しかしながら、レーザ光によって車両前方を照らす場合、レーザ光源から照射されたレーザ光を蛍光体などの変換部材に通して白色に変換させる必要があり、検知光を同時に照射させるのが困難となる。
本発明は上記事実を考慮し、レーザ光を照射させる構造において、小型化でき、かつ、可視光と検知光を同時に照射することができる車両用前照灯を得ることを目的とする。
請求項1に記載の車両用前照灯は、レーザ光を照射させるレーザ光源と、車両周辺検知用の検知光を照射させる検知光源と、前記検知光の反射光を受光する受光素子と、前記レーザ光及び前記検知光を車両前方側へ反射させるミラーと、前記ミラーによって反射された前記レーザ光が通過する領域に設けられ、前記レーザ光を白色に変換させる変換部材と、前記レーザ光及び前記検知光が通過する領域に設けられた投影レンズと、を有し、前記投影レンズは、車両前方側に凸となる2つの凸部を備えており、一方の前記凸部は前記検知光が通過する部分に形成され、他方の前記凸部は前記レーザ光が通過する部分に形成されている
請求項1に記載の車両用前照灯では、レーザ光源からレーザ光が照射され、検知光源から車両周辺検知用の検知光が照射される。そして、受光素子が検知光の反射光を受光することで、車両周辺の情報を取得することができる。ここで、レーザ光及び検知光は、ミラーによって車両前方側へ反射される。このように、1つのミラーによってレーザ光及び検知光を車両前方側へ反射させることで、小型化でき、かつ、可視光と検知光を同時に照射することができる。
また、ミラーによって反射されたレーザ光が通過する領域には、レーザ光を白色に変換させる変換部材が設けられている。これにより、レーザ光だけを変換部材に通過させることができ、白色光を車両前方側へ照射させることができる。
以上説明したように、請求項1に係る車両用前照灯によれば、レーザ光を照射させる構造において、小型化でき、かつ、可視光と検知光を同時に照射することができる。
本実施形態に係る車両用前照灯が搭載された車両を示す正面図である。 図1の2-2線で切断した状態を概略的に示す概略側断面図である。 図2の状態から検知光が照射された状態を示す、図2に対応する概略側断面図である。
実施形態に係る車両用前照灯10について図面を参照して説明する。なお、各図に適宜示す矢印FR、矢印UP及び矢印RHは、車両の前方向、上方向及び幅方向の右側をそれぞれ示している。以下、単に、前後、上下、左右の方向を用いて説明する場合は、特に断わりのない限り、車両前後方向の前後、車両上下方向の上下、車両前方向を向いた場合の左右を示すものとする。
図1に示されるように、車両用前照灯10が搭載された車両12には、車両12の前方側の視界を確保するための左右一対のヘッドランプユニット14が備えられており、これらのヘッドランプユニット14は、左右対称に構成されている。
ヘッドランプユニット14は、ロービームユニット16とハイビームユニット18とを含んで構成されている。ロービームユニット16は、車両幅方向外側に設けられており、車両12の前方側の路面におけるロービーム配光エリアに可視光を照射するように構成されている。
ハイビームユニット18は、ロービームユニット16よりも車両幅方向内側に設けられており、ロービームユニット16によって照射されるロービーム配光エリアよりも上斜め前方側のハイビーム配光エリアに可視光を照射するように構成されている。
なお、ロービームユニット16とハイビームユニット18とは、同様の構成になっているが、本実施形態では、ハイビームユニット18に車両用前照灯10が設けられた場合について説明する。
図2に示されるように、ハイビームユニット18は、レーザ光源20、検知光源22、受光素子24、ミラー26、ガラス板28及び投影レンズ32を含んで構成されている。
レーザ光源20は、半導体レーザ(LD:Laser Diode)などの高輝度光源であり、本実施形態では青色のレーザ光Lを照射させるように構成されている。また、本実施形態では、車両下方側へレーザ光Lを照射させるように構成されている。
図3に示されるように、検知光源22は、車両周辺検知用の検知光としての赤外光F1を照射させる光源であり、本実施形態では、車両下方側かつ車両後方側へ斜めに赤外光F1を照射させるように構成されている。また、検知光源22の近傍には受光素子24が設けられている。受光素子24は、車両の外部へ照射された後、反射された反射光F2を受光する素子であり、この受光素子24が反射光F2を受光することで、車外の障害物の位置や距離を検知できるように構成されている。
ここで、レーザ光源20、検知光源22及び受光素子24よりも車両下方側にはミラー26が設けられている。ミラー26は、レーザ光源20からのレーザ光、及び検知光源22からの赤外光が照射される位置に配置されたMEMS(Micro Electro Mechanical system)ミラーとされている。そして、このミラー26によってレーザ光L及び検知光F1が車両前方側へ反射される。
ミラー26は、図示しないミラー支持部によって支持されており、二次元状に配列された複数の微小可動ミラー(図示省略)によって構成されている。そして、複数の微小可動ミラーは、半導体プロセスにより半導体基板上に形成されている。
また、ミラー26は、図示しない制御部と電気的に接続されており、制御部からの信号を受けて駆動する構成となっている。そして、ミラー26を構成する各微小可動ミラーが駆動しない状態と、各微小可動ミラーが駆動した状態とで角度が変更されるように構成されている。
ミラー26よりも車両前方側には、ガラス板28が設けられている。ガラス板28は、車両前後方向を厚み方向として透明に形成されており、ミラー26によって反射されたレーザ光Lよび赤外光F1が通過する領域に配置されている。
ここで、ガラス板28には、変換部材としての蛍光体30が設けられている。蛍光体30は、ガラス板28における車両後方側(ミラー26側)の面に設けられている。また、蛍光体30は、ガラス板28の下側のみに設けられており、この蛍光体30が設けられた領域は、レーザ光Lが通過する領域となっている。そして、青色のレーザ光Lが蛍光体30を通過することで、白色光に変換される。
一方、ガラス板28において、蛍光体30が設けられていない上側の領域を赤外光F1が通過するように構成されている。また、車外で反射して戻ってきた反射光F2についてもガラス板28の上側を通過するように構成されている。
ガラス板28よりも車両前方側には、投影レンズ32が設けられている。投影レンズ32は、側面視で車両前方側に凸となる形状に形成されており、上側凸部32Aと下側凸部32Bとを備えている。
上側凸部32Aは、投影レンズ32の上側に形成されており、この上側凸部32Aを赤外光F1が通過して車両前方側へ照射されるように構成されている。また、下側凸部32Bは、投影レンズ32の下側に形成されており、この下側凸部32Bをレーザ光Lが通過するように構成されている。
(作用)
次に、本実施形態の作用を説明する。
本実施形態の車両用前照灯10では、レーザ光源20からレーザ光Lが照射され、検知光源22から赤外光F1が照射される。そして、受光素子24が反射光F2を受光することで、車両周辺の情報を取得することができる。ここで、レーザ光L及び赤外光F1は、ミラー26によって車両前方側へ反射される。このように、1つのミラー26によってレーザ光L及び赤外光F1を車両前方側へ反射させることで、小型化でき、かつ、可視光(レーザ光L)と赤外光F1とを同時に照射することができる。
また、ミラー26によって反射されたレーザ光Lが通過する領域には、レーザ光Lを白色に変換させる蛍光体30が設けられている。これにより、レーザ光Lだけを変換部材に通過させることができ、白色光を車両前方側へ照射させることができる。すなわち、検知光源22から照射された赤外光F1が蛍光体30の影響を受けずに済む。この結果、小型化でき、かつ、可視光と検知光を同時に照射することができる。
さらに、本実施形態では、可視光としてレーザ光Lを用いているため、発光ダイオード(LED:Light Emitting Diode)などの他の光源を用いた場合と比較して、ハイビーム配光エリアに遠方まで光を照射させることができる。
以上、実施形態について説明したが、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施し得ることはもちろんである。例えば、上記実施形態では、検知光源22から赤外光F1を照射させる構成としたが、これに限定されない。すなわち、車両周囲検知用の光であれば、赤外光以外の光を照射する構成としてもよい。
また、レーザ光源20、検知光源22及び受光素子24の配置については、図2及び図3に図示した配置に限定されない。すなわち、レーザ光Lが蛍光体30を通じて下側凸部32Bから車両前方側へ照射され、赤外光F1が蛍光体30が設けられていない領域を通じて上側凸部32Aから車両前方側へ照射される構造であれば、配置を変更してもよい。
さらに、本実施形態では、図3に示されるように、反射光F2がミラー26で反射されて受光素子24で受光される構成としたが、これに限定されない。例えば、反射光F2をミラー26で反射させず、直接反射光F2を受光する位置に受光素子24を設けてもよい。
10 車両用前照灯
20 レーザ光源
22 検知光源
24 受光素子
26 ミラー
30 蛍光体(変換部材)
F1 赤外光(検知光)
F2 反射光
L レーザ光

Claims (1)

  1. レーザ光を照射させるレーザ光源と、
    車両周辺検知用の検知光を照射させる検知光源と、
    前記検知光の反射光を受光する受光素子と、
    前記レーザ光及び前記検知光を車両前方側へ反射させるミラーと、
    前記ミラーによって反射された前記レーザ光が通過する領域に設けられ、前記レーザ光を白色に変換させる変換部材と、
    前記レーザ光及び前記検知光が通過する領域に設けられた投影レンズと、
    を有し、
    前記投影レンズは、車両前方側に凸となる2つの凸部を備えており、
    一方の前記凸部は前記検知光が通過する部分に形成され、他方の前記凸部は前記レーザ光が通過する部分に形成されている車両用前照灯。
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