JP7069634B2 - 研削盤及び研削方法 - Google Patents
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Description
工作物を回転可能に支持し、前記工作物を回転駆動する工作物駆動モータを有する主軸台と、
前記工作物の回転軸線と交差する方向に前記工作物に対し前記砥石車を相対的に接近離間させる送り装置と、
前記砥石車及び前記工作物の間にクーラントを供給するクーラント供給装置と、
前記工作物の実測外径を計測する定寸装置と、
前記主軸台に対し前記砥石台を粗研削切込速度で接近させて研削を行う粗研削工程、及び、前記粗研削工程に続いて、前記主軸台に対し前記砥石台を前記粗研削切込速度より低速の仕上研削切込速度で接近させて研削を行う仕上研削工程を実行する制御装置と、
を備える研削盤であって、
前記クーラント供給装置は、前記制御装置からの指令に応じて前記クーラントの流量を制御するクーラント流量制御装置を備え、
前記制御装置は、
前記粗研削工程を実行しているときに、供給される前記クーラントの流量が粗研削用流量Q1となるように前記クーラント流量制御装置に指令を出し、
前記粗研削工程から前記仕上研削工程に切り替えたときに、前記定寸装置から前記実測外径を入力し、所定時間における前記実測外径の変化量から前記砥石車による実切込速度を求め、前記実切込速度が前記仕上研削切込速度に到達するまでの間、漸減する前記実切込速度の変化に応じて前記粗研削用流量Q1から仕上研削用流量Q2に漸減するように前記クーラントの流量を求め、供給される前記クーラントの流量が、求めた前記クーラントの流量となるように前記クーラント流量制御装置に指令を出し、
前記仕上研削工程において前記実切込速度が前記仕上研削切込速度に到達した後に、供給される前記クーラントの流量が、前記粗研削用流量Q1より少ない前記仕上研削用流量Q2となるように、前記クーラント流量制御装置に指令を出す、研削盤にある。
また、本発明の他の態様は、砥石車を回転可能に支持し、前記砥石車を回転駆動する砥石車駆動モータを有する砥石台と、
工作物を回転可能に支持し、前記工作物を回転駆動する工作物駆動モータを有する主軸台と、
前記工作物の回転軸線と交差する方向に前記工作物に対し前記砥石車を相対的に接近離間させる送り装置と、
前記砥石車及び前記工作物の間にクーラントを供給するクーラント供給装置と、
前記工作物の実測外径を計測する定寸装置と、
前記主軸台に対する前記砥石台の接近離間方向の位置を検知する位置検知装置と、
前記主軸台に対し前記砥石台を粗研削切込速度で接近させて研削を行う粗研削工程、及び、前記粗研削工程に続いて、前記主軸台に対し前記砥石台を前記粗研削切込速度より低速の仕上研削切込速度で接近させて研削を行う仕上研削工程を実行する制御装置と、
を備える研削盤であって、
前記クーラント供給装置は、前記制御装置からの指令に応じて前記クーラントの流量を制御するクーラント流量制御装置を備え、
前記制御装置は、記憶工程と、処理工程とを実行し、
前記制御装置は、前記記憶工程において、
前記粗研削工程から前記仕上研削工程に切り替えたときに、前記定寸装置から前記実測外径を入力するとともに、前記位置検知装置により検知される前記位置を入力し、
所定時間における前記実測外径の変化量から前記砥石車による実切込速度を求め、
前記実切込速度が前記仕上研削切込速度に到達するまでの間、漸減する前記実切込速度の変化に応じて粗研削用流量Q1から仕上研削用流量Q2に漸減するように前記クーラントの流量を求め、
求めた前記クーラントの流量と前記位置検知装置により検知される前記位置との関係を記憶部に記憶し、
前記制御装置は、前記処理工程において、
前記粗研削工程を実行しているときに、供給される前記クーラントの流量が前記粗研削用流量Q1となるように前記クーラント流量制御装置に指令を出し、
前記粗研削工程から前記仕上研削工程に切り替えたときに、前記実切込速度が前記仕上研削切込速度に到達するまでの間、前記位置検知装置から前記位置を入力し、入力した前記位置と前記記憶部に記憶した前記関係とに基づいて、供給される前記クーラントの流量が、前記粗研削用流量Q1から前記仕上研削用流量Q2に漸減するように決定された前記クーラントの流量となるように前記クーラント流量制御装置に指令を出し、
前記仕上研削工程において前記実切込速度が前記仕上研削切込速度に到達した後に、供給される前記クーラントの流量が、前記粗研削用流量Q1より少ない前記仕上研削用流量Q2となるように、前記クーラント流量制御装置に指令を出す、研削盤にある。
前記研削盤は、
砥石車を回転可能に支持し、前記砥石車を回転駆動する砥石車駆動モータを有する砥石台と、
工作物を回転可能に支持し、前記工作物を回転駆動する工作物駆動モータを有する主軸台と、
前記工作物の回転軸線と交差する方向に前記工作物に対し前記砥石車を相対的に接近離間させる送り装置と、
前記砥石車及び前記工作物の間にクーラントを供給するクーラント供給装置と、
前記工作物の実測外径を計測する定寸装置と、
前記主軸台に対し前記砥石台を粗研削切込速度で接近させて研削を行う粗研削工程、及び、前記粗研削工程に続いて、前記主軸台に対し前記砥石台を前記粗研削切込速度より低速の仕上研削切込速度で接近させて研削を行う仕上研削工程を実行する制御装置と、
前記クーラント供給装置に設けられ、前記制御装置からの指令に応じて前記クーラントの流量を制御するクーラント流量制御装置と、
を備え、
前記研削方法は、
前記粗研削工程を実行しているときに、供給される前記クーラントの流量が粗研削用流量Q1となるようにし、
前記粗研削工程から前記仕上研削工程に切り替えたときに、前記定寸装置から前記実測外径を入力し、所定時間における前記実測外径の変化量から前記砥石車による実切込速度を求め、前記実切込速度が前記仕上研削切込速度に到達するまでの間、漸減する前記実切込速度の変化に応じて前記粗研削用流量Q1から仕上研削用流量Q2に漸減するように前記クーラントの流量を求め、供給される前記クーラントの流量が、求めた前記クーラントの流量となるようにし、
前記仕上研削工程において前記実切込速度が前記仕上研削切込速度に到達した後に、供給される前記クーラントの流量が、前記粗研削用流量Q1より少ない前記仕上研削用流量Q2となるようにする、研削方法にある。
また、本発明の他の態様は、研削盤で工作物の研削加工を行う研削方法であって、
前記研削盤は、
砥石車を回転可能に支持し、前記砥石車を回転駆動する砥石車駆動モータを有する砥石台と、
工作物を回転可能に支持し、前記工作物を回転駆動する工作物駆動モータを有する主軸台と、
前記工作物の回転軸線と交差する方向に前記工作物に対し前記砥石車を相対的に接近離間させる送り装置と、
前記砥石車及び前記工作物の間にクーラントを供給するクーラント供給装置と、
前記工作物の実測外径を計測する定寸装置と、
前記主軸台に対する前記砥石台の接近離間方向の位置を検知する位置検知装置と、
前記主軸台に対し前記砥石台を粗研削切込速度で接近させて研削を行う粗研削工程、及び、前記粗研削工程に続いて、前記主軸台に対し前記砥石台を前記粗研削切込速度より低速の仕上研削切込速度で接近させて研削を行う仕上研削工程を実行する制御装置と、
前記クーラント供給装置に設けられ、前記制御装置からの指令に応じて前記クーラントの流量を制御するクーラント流量制御装置と、
を備え、
前記制御装置は、
前記粗研削工程から前記仕上研削工程に切り替えたときに、前記定寸装置から前記実測外径を入力するとともに、前記位置検知装置により検知される前記位置を入力し、
所定時間における前記実測外径の変化量から前記砥石車による実切込速度を求め、
前記実切込速度が前記仕上研削切込速度に到達するまでの間、漸減する前記実切込速度の変化に応じて粗研削用流量Q1から仕上研削用流量Q2に漸減するように前記クーラントの流量を求め、
求めた前記クーラントの流量と前記位置検知装置により検知される前記位置との関係を記憶部に記憶し、
前記研削方法は、
前記粗研削工程を実行しているときに、供給される前記クーラントの流量が前記粗研削用流量Q1となるようにし、
前記粗研削工程から前記仕上研削工程に切り替えたときに、前記実切込速度が前記仕上研削切込速度に到達するまでの間、前記位置検知装置から前記位置を入力し、入力した前記位置と前記記憶部に記憶した前記関係とに基づいて、供給される前記クーラントの流量が、前記粗研削用流量Q1から前記仕上研削用流量Q2に漸減するように決定された前記クーラントの流量となるようにし、
前記仕上研削工程において前記実切込速度が前記仕上研削切込速度に到達した後に、供給される前記クーラントの流量が、前記粗研削用流量Q1より少ない前記仕上研削用流量Q2となるようにする、研削方法にある。
本実施形態の研削盤の一例として、ツインヘッド研削盤を例に挙げて図を参照して説明する。図1に示すように、研削盤1は、床上にベッド11が固定され、ベッド11には、工作物Wを回転可能に両端支持する主軸台12及び心押台13が取り付けられる。
次に、本実施形態における研削方法について図を参照して説明する。本実施形態においては、粗研削工程(図6の時刻t1-時刻t4)→仕上研削工程(図6の時刻t4-時刻t6)→スパークアウト工程(図6の時刻t6-時刻t8)の順に実行する。ここで、工作物Wは、マスタ主軸Cm(センタ14)及びスレーブ主軸Cs(センタ18)で加圧支持され、チャック15で把持されているとする。
上述の実施形態では、クーラント流量Qを仕上研削の実切込速度に応じて漸減させる構成としたが、同じような工作物Wを繰り返し研削する場合、クーラント流量Qを砥石切込位置Xに応じて漸減させる構成としてもよい。仕上研削においては砥石切込位置Xと実切込速度(実切込量)との対応付けが可能であるので、砥石切込位置Xにより実切込速度(実切込量)の減少を判断し、クーラント流量Qを低下させることができる。砥石切込位置Xは容易に求められるので、クーラント流量Qを高精度に制御できる。
上述の実施形態では、粗研削工程(図6の時刻t1-時刻t4)→仕上研削工程(図6の時刻t4-時刻t6)→スパークアウト工程(図6の時刻t6-時刻t8)の順に実行する場合を説明した。
Claims (5)
- 砥石車を回転可能に支持し、前記砥石車を回転駆動する砥石車駆動モータを有する砥石台と、
工作物を回転可能に支持し、前記工作物を回転駆動する工作物駆動モータを有する主軸台と、
前記工作物の回転軸線と交差する方向に前記工作物に対し前記砥石車を相対的に接近離間させる送り装置と、
前記砥石車及び前記工作物の間にクーラントを供給するクーラント供給装置と、
前記工作物の実測外径を計測する定寸装置と、
前記主軸台に対し前記砥石台を粗研削切込速度で接近させて研削を行う粗研削工程、及び、前記粗研削工程に続いて、前記主軸台に対し前記砥石台を前記粗研削切込速度より低速の仕上研削切込速度で接近させて研削を行う仕上研削工程を実行する制御装置と、
を備える研削盤であって、
前記クーラント供給装置は、前記制御装置からの指令に応じて前記クーラントの流量を制御するクーラント流量制御装置を備え、
前記制御装置は、
前記粗研削工程を実行しているときに、供給される前記クーラントの流量が粗研削用流量Q1となるように前記クーラント流量制御装置に指令を出し、
前記粗研削工程から前記仕上研削工程に切り替えたときに、前記定寸装置から前記実測外径を入力し、所定時間における前記実測外径の変化量から前記砥石車による実切込速度を求め、前記実切込速度が前記仕上研削切込速度に到達するまでの間、漸減する前記実切込速度の変化に応じて前記粗研削用流量Q1から仕上研削用流量Q2に漸減するように前記クーラントの流量を求め、供給される前記クーラントの流量が、求めた前記クーラントの流量となるように前記クーラント流量制御装置に指令を出し、
前記仕上研削工程において前記実切込速度が前記仕上研削切込速度に到達した後に、供給される前記クーラントの流量が、前記粗研削用流量Q1より少ない前記仕上研削用流量Q2となるように、前記クーラント流量制御装置に指令を出す、研削盤。 - 砥石車を回転可能に支持し、前記砥石車を回転駆動する砥石車駆動モータを有する砥石台と、
工作物を回転可能に支持し、前記工作物を回転駆動する工作物駆動モータを有する主軸台と、
前記工作物の回転軸線と交差する方向に前記工作物に対し前記砥石車を相対的に接近離間させる送り装置と、
前記砥石車及び前記工作物の間にクーラントを供給するクーラント供給装置と、
前記工作物の実測外径を計測する定寸装置と、
前記主軸台に対する前記砥石台の接近離間方向の位置を検知する位置検知装置と、
前記主軸台に対し前記砥石台を粗研削切込速度で接近させて研削を行う粗研削工程、及び、前記粗研削工程に続いて、前記主軸台に対し前記砥石台を前記粗研削切込速度より低速の仕上研削切込速度で接近させて研削を行う仕上研削工程を実行する制御装置と、
を備える研削盤であって、
前記クーラント供給装置は、前記制御装置からの指令に応じて前記クーラントの流量を制御するクーラント流量制御装置を備え、
前記制御装置は、記憶工程と、処理工程とを実行し、
前記制御装置は、前記記憶工程において、
前記粗研削工程から前記仕上研削工程に切り替えたときに、前記定寸装置から前記実測外径を入力するとともに、前記位置検知装置により検知される前記位置を入力し、
所定時間における前記実測外径の変化量から前記砥石車による実切込速度を求め、
前記実切込速度が前記仕上研削切込速度に到達するまでの間、漸減する前記実切込速度の変化に応じて粗研削用流量Q1から仕上研削用流量Q2に漸減するように前記クーラントの流量を求め、
求めた前記クーラントの流量と前記位置検知装置により検知される前記位置との関係を記憶部に記憶し、
前記制御装置は、前記処理工程において、
前記粗研削工程を実行しているときに、供給される前記クーラントの流量が前記粗研削用流量Q1となるように前記クーラント流量制御装置に指令を出し、
前記粗研削工程から前記仕上研削工程に切り替えたときに、前記実切込速度が前記仕上研削切込速度に到達するまでの間、前記位置検知装置から前記位置を入力し、入力した前記位置と前記記憶部に記憶した前記関係とに基づいて、供給される前記クーラントの流量が、前記粗研削用流量Q1から前記仕上研削用流量Q2に漸減するように決定された前記クーラントの流量となるように前記クーラント流量制御装置に指令を出し、
前記仕上研削工程において前記実切込速度が前記仕上研削切込速度に到達した後に、供給される前記クーラントの流量が、前記粗研削用流量Q1より少ない前記仕上研削用流量Q2となるように、前記クーラント流量制御装置に指令を出す、研削盤。 - 前記制御装置は、前記仕上研削工程としての精研削工程と、前記精研削工程に続いて実行される微研削工程とを実行する、請求項1又は2に記載の研削盤。
- 研削盤で工作物の研削加工を行う研削方法であって、
前記研削盤は、
砥石車を回転可能に支持し、前記砥石車を回転駆動する砥石車駆動モータを有する砥石台と、
工作物を回転可能に支持し、前記工作物を回転駆動する工作物駆動モータを有する主軸台と、
前記工作物の回転軸線と交差する方向に前記工作物に対し前記砥石車を相対的に接近離間させる送り装置と、
前記砥石車及び前記工作物の間にクーラントを供給するクーラント供給装置と、
前記工作物の実測外径を計測する定寸装置と、
前記主軸台に対し前記砥石台を粗研削切込速度で接近させて研削を行う粗研削工程、及び、前記粗研削工程に続いて、前記主軸台に対し前記砥石台を前記粗研削切込速度より低速の仕上研削切込速度で接近させて研削を行う仕上研削工程を実行する制御装置と、
前記クーラント供給装置に設けられ、前記制御装置からの指令に応じて前記クーラントの流量を制御するクーラント流量制御装置と、
を備え、
前記研削方法は、
前記粗研削工程を実行しているときに、供給される前記クーラントの流量が粗研削用流量Q1となるようにし、
前記粗研削工程から前記仕上研削工程に切り替えたときに、前記定寸装置から前記実測外径を入力し、所定時間における前記実測外径の変化量から前記砥石車による実切込速度を求め、前記実切込速度が前記仕上研削切込速度に到達するまでの間、漸減する前記実切込速度の変化に応じて前記粗研削用流量Q1から仕上研削用流量Q2に漸減するように前記クーラントの流量を求め、供給される前記クーラントの流量が、求めた前記クーラントの流量となるようにし、
前記仕上研削工程において前記実切込速度が前記仕上研削切込速度に到達した後に、供給される前記クーラントの流量が、前記粗研削用流量Q1より少ない前記仕上研削用流量Q2となるようにする、研削方法。 - 研削盤で工作物の研削加工を行う研削方法であって、
前記研削盤は、
砥石車を回転可能に支持し、前記砥石車を回転駆動する砥石車駆動モータを有する砥石台と、
工作物を回転可能に支持し、前記工作物を回転駆動する工作物駆動モータを有する主軸台と、
前記工作物の回転軸線と交差する方向に前記工作物に対し前記砥石車を相対的に接近離間させる送り装置と、
前記砥石車及び前記工作物の間にクーラントを供給するクーラント供給装置と、
前記工作物の実測外径を計測する定寸装置と、
前記主軸台に対する前記砥石台の接近離間方向の位置を検知する位置検知装置と、
前記主軸台に対し前記砥石台を粗研削切込速度で接近させて研削を行う粗研削工程、及び、前記粗研削工程に続いて、前記主軸台に対し前記砥石台を前記粗研削切込速度より低速の仕上研削切込速度で接近させて研削を行う仕上研削工程を実行する制御装置と、
前記クーラント供給装置に設けられ、前記制御装置からの指令に応じて前記クーラントの流量を制御するクーラント流量制御装置と、
を備え、
前記制御装置は、
前記粗研削工程から前記仕上研削工程に切り替えたときに、前記定寸装置から前記実測外径を入力するとともに、前記位置検知装置により検知される前記位置を入力し、
所定時間における前記実測外径の変化量から前記砥石車による実切込速度を求め、
前記実切込速度が前記仕上研削切込速度に到達するまでの間、漸減する前記実切込速度の変化に応じて粗研削用流量Q1から仕上研削用流量Q2に漸減するように前記クーラントの流量を求め、
求めた前記クーラントの流量と前記位置検知装置により検知される前記位置との関係を記憶部に記憶し、
前記研削方法は、
前記粗研削工程を実行しているときに、供給される前記クーラントの流量が前記粗研削用流量Q1となるようにし、
前記粗研削工程から前記仕上研削工程に切り替えたときに、前記実切込速度が前記仕上研削切込速度に到達するまでの間、前記位置検知装置から前記位置を入力し、入力した前記位置と前記記憶部に記憶した前記関係とに基づいて、供給される前記クーラントの流量が、前記粗研削用流量Q1から前記仕上研削用流量Q2に漸減するように決定された前記クーラントの流量となるようにし、
前記仕上研削工程において前記実切込速度が前記仕上研削切込速度に到達した後に、供給される前記クーラントの流量が、前記粗研削用流量Q1より少ない前記仕上研削用流量Q2となるようにする、研削方法。
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