JP7069452B2 - 給湯ユニットおよび給湯システム - Google Patents

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Description

本発明は、熱源の熱を利用した給湯ユニットおよび給湯システムに関するものである。
従来より、例えば発電機等で発生する熱を有効に利用するコジェネレーションシステム等が提案されている。図4は、従来のコジェネレーションシステム1の全体構成を示す図である。図に示すように、コジェネレーションシステム1は、電気と熱を発生する発電装置100と、湯水を貯える貯湯装置200(貯湯タンク307)と、貯湯装置200(貯湯タンク307)と発電装置100との間で熱交換器6を介して湯水を循環させて発電装置100の排熱を回収する熱回収循環回路7等を備える。
発電装置100は、主に、燃料電池11、水素生成装置2、空気供給装置3、冷却水循環回路4、冷却水ポンプ5、熱交換器6、熱回収循環回路7、熱回収循環ポンプ8、電力変換装置9、制御装置10、冷却温度センサ13、及び余剰電力消費ヒータ14等を備えている。
燃料電池11は、水素を含有する還元剤ガスと、空気などの酸素を含有する酸化剤ガスとを、電気化学的に反応させることにより、電力と熱とを同時に発生させる。燃料電池11は、水素イオンを選択的に輸送する高分子電解質膜、および高分子電解質膜の両面に形成された一対の電極、すなわち燃料極(アノード)と空気極(カソード)を複数積層し構成される。アノード及びカソードは、例えば、白金系の金属触媒を担持したカーボン粉末を主成分とし、高分子電解質膜の両面に形成される触媒層、および前記触媒層の外面に形成される、通気性と電子導電性とを併せ持つガス拡散層から構成される。燃料電池11としては、例えば、固体高分子形やリン酸形、固体酸化物形などが用いられる。
燃料電池11のアノードには、還元剤ガス供給経路15の下流端が接続されている。還元剤ガス供給経路15の上流端は、水素生成装置2に接続されている。これにより、水素生成装置2で生成された水素を多く含む還元剤ガスがアノードに供給される。なお、水素生成装置2は、燃料電池11の発電に必要な水素を多く含む還元剤ガスを、都市ガスなどの炭化水素系原料に水蒸気を添加し、改質反応させて生成する。
燃料電池11のカソードには、酸化剤ガス供給経路16の下流端が接続されている。酸化剤ガス供給経路16の上流端は、空気供給装置3に接続されている。これにより、空気供給装置3からカソードに酸化剤ガスが供給される。酸化剤ガスとしては、主に空気が用いられる。空気供給装置3としては、例えば、遠心ポンプや往復ポンプ、スクロールポンプなどが用いられる。
冷却水循環回路4には、冷却水ポンプ5、冷却温度センサ13、燃料電池11、余剰電力消費ヒータ14、および熱交換器6が接続されている。燃料電池11には、冷却水ポンプ5を駆動させることで、冷却水循環回路4を通じて冷却水を供給する。これにより、燃料電池11の発電により発生する熱が除去される。冷却水は、燃料電池11で加熱されたあと、熱交換器6により湯水に熱を伝達して冷却され、再び燃料電池11へと供給される。余剰電力消費ヒータ14は、発電により余った電力を熱にして消費するものであり、配管内に挿入され直接的に冷却媒体を加熱してもよく、配管外に設置され間接的に冷却媒体を加熱してもよい。
熱回収循環回路7は、貯湯タンク307の下部から貯湯タンク307の上部へと接続されている。また熱回収循環回路7の途中には熱回収循環ポンプ8が接続され、熱回収循環回路7は、熱交換器6から貯湯タンク307までの熱回収往き管路7aと貯湯タンク307から熱交換器6までの熱回収戻り管路7bとで形成される。熱回収循環回路7に設けられている熱回収温度センサ19aによって、発電装置100で排熱を回収して貯湯タンク307へ貯えられる湯水の温度が検出される。また、熱回収循環回路7に設けられている熱回収温度センサ19bによって、貯湯タンク307から流出して発電装置100に供給される湯水の温度が検出される。熱回収温度センサ19a、19bの検出データは、制御装置10に伝達され、記憶部に記憶される。なお、熱回収および貯湯タンク307における熱貯留の詳細については後述する。
電力変換装置9は、燃料電池11で発電された直流電力を交流電力に変換して電力負荷に供給する。電力変換装置9の一方側は、直流電力経路17を介して、燃料電池11と接続されている。また、電力変換装置9の他方側は、交流電力経路18を介して、家庭の電化製品などの電力負荷(不図示)、商用電源(不図示)に接続されている。また交流電力経路18には、自動電源切替器(不図示)が接続されている。この自動電源切替器は、停電が発生すると、電力の供給先を商用電源から停電時専用の停電時専用コンセント(不図示)に自動で切り替える。
貯湯装置200は、蓄熱された貯湯タンク307内の湯水を給湯、風呂、暖房等に利用することができる。貯湯装置200は、給湯機能と風呂の追い焚き機能と暖房機能とを備えており、暖房端末50(50a~50c)と浴槽27とを熱的に接続して形成されている。暖房端末50(50a~50c)に液体(例えば温水)を循環させる暖房回路21は、貯湯装置200の筐体内に設けられた管路89,90,91,92,93,94,95,96,97,98,99と、貯湯装置200の外部に設けられた管路40,41,44,45,59とを有している。
管路40は管路97に接続され、管路41,44は液体合流手段35と管路59と介して管路95に接続され、管路45は液体分岐手段37を介して管路90に接続されている。管路40,41には、暖房端末50aの内部通路51が接続され、管路44,45には、暖房端末50b,50cの内部通路52がそれぞれ接続されている。暖房端末50b,50cは例えば温水マット等の低温暖房端末である。暖房端末50aは予め定められる高温暖房設定温度(例えば80℃)の液体が供給される浴室暖房機等の高温暖房端末である。暖房端末50aには熱動弁53が設けられている。なお、液体分岐手段37と液体合流手段35には、必要に応じ、同図に示している以外の暖房端末を接続することができる。
暖房回路21には、この暖房回路21に液体を循環させる暖房循環ポンプ26と、この暖房循環ポンプ26の駆動により循環する液体を加熱する暖房用熱交換器28(暖房潜熱熱交換器28a,暖房顕熱熱交換器28b)が設けられている。暖房潜熱熱交換器28aの液体導入側には管路95が、液体導出側には管路94がそれぞれ接続されており、暖房顕熱熱交換器28bの液体導入側には管路91が、液体導出側には管路92がそれぞれ接続されている。管路92には、暖房高温温度センサ33が設けられており、暖房顕熱熱交換器28bから出る液体の温度を検出する。
また、管路91は、暖房循環ポンプ26の吐出側に、管路90と共に接続されており、管路91には、暖房顕熱熱交換器28bに導入される液体の温度を検出する暖房低温温度センサ36が設けられている。また、暖房循環ポンプ26の吸入口側には管路93が接続されており、管路93と管路94との間にはシスターン装置60が介設されている。シスターン装置60の上部には、補給水電磁弁61が設けられ、この補給水電磁弁61には、給水通路101aから分岐された補給水通路57が接続されている。補給水電磁弁61が開弁状態に切替わると、補給水通路57を介してシスターン装置60に補給水が供給される。
暖房用熱交換器28(暖房潜熱熱交換器28a,暖房顕熱熱交換器28b)は、それぞれ、燃焼室24内に設けられており、燃焼室24には、暖房用熱交換器28と共に、暖房用熱交換器28を加熱するバーナ46と、このバーナ46の燃焼の給排気を行なう燃焼ファン48とが設けられている。また、燃焼室24と連通して燃焼室25が設けられ、燃焼室25内には、バーナ47と、このバーナ47により加熱される給湯用熱交換器29(29a,29b)とが設けられている。
バーナ46,47には、それぞれのバーナ46,47に燃料を供給するガス管31,32が接続されている。これらのガス管31,32は、ガス管30から分岐形成されており、ガス管30には、ガス開閉弁80が介設されている。また、ガス管31には、ガス比例弁86とガス開閉弁81,82,83,84,85がそれぞれ介設されている。これらの弁80~86はいずれも電磁弁により形成されており、ガス開閉弁80~85は、対応するバーナ46,47への燃料供給・停止を制御し、ガス比例弁86は、バーナ46,47への供給燃料量を弁開度でもって制御する。なお、バーナ46,47の燃焼制御は、制御装置10によって、適宜の制御方法により制御される。
給水系通路101は、上水源から低温の上水を貯湯タンク307に供給するものであり、給水通路101a、給水通路101bを有する。給水通路101aは上水源と接続され、給水通路101bは給水通路101aから分岐して貯湯タンク307の下部と接続されている。給水通路101aには、流量センサ102、給水温度センサ103、減圧弁104、混合弁105が設けられ、給水通路101bには、逆止弁107が設けられている。
給湯系通路201は、貯湯タンク307に貯えられた湯水を給湯栓等の給湯先に供給するものであり、高温の湯水が流れる給湯通路201aと、低温の上水と高温の湯水が混合した混合湯水が流れる給湯通路201bと、給湯栓等の給湯先に接続されている給湯通路201cと、からなる。給湯通路201aには、給湯温度センサ202、混合弁203が設けられている。この混合弁203と、低温の上水が流れる給水通路101aに設けられた混合弁105と、により低温の上水と高温の湯水の混合量が調整され、混合湯水として給湯通路201bを流れ、給湯用熱交換器29aに導入される。給湯通路201bには、給湯通路201bを流れる湯水の流れを検出する流量センサ73と、湯水の温度を検出する混合湯水温度センサ74が設けられている。また、給湯用熱交換器29bの出口側には給湯通路201cが設けられており、湯水が給湯通路201cを流れて給湯栓等の給湯先に導かれる。給湯通路201cは、分岐通路70と湯水経路切替弁58を介して給湯通路201bと接続されている。また給湯通路201cには、分岐通路70の分岐部よりも下流側に出湯温度センサ113が設けられ、給湯用熱交換器29側に缶体温度センサ114が設けられている。
浴槽27には、風呂往き管63aと風呂戻り管63bを有する追い焚き循環回路63が接続されており、この追い焚き循環回路63は、熱交換手段(液―液熱交換器)としての風呂熱交換器67を介して、暖房回路21と熱的に接続されている。なお、暖房回路21の風呂熱交換器67を形成する管路89には、風呂熱交換器67の入口に追い焚き流量制御弁38が設けられている。追い焚き循環回路63には、浴槽湯水を循環させる風呂循環ポンプ68が設けられ、風呂熱交換器67は、この風呂循環ポンプ68を駆動することによって追い焚き循環回路63を循環する浴槽湯水を加熱する熱交換器と成る。
また、追い焚き循環回路63には、風呂往き管63aへ流れる湯水の温度を検出する風呂往き温度センサ64aと、風呂戻り管63bから流れてくる湯水の温度を検出する風呂戻り温度センサ64bと、浴槽湯水の水位を検出する水位センサ65と、追い焚き循環回路63の水流を検知する風呂水流スイッチ66とが介設されている。風呂循環ポンプ68の吸入口側に、風呂戻り管63bの一端側が接続され、風呂戻り管63bの他端側が循環金具56を介して浴槽27に連通接続されている。風呂循環ポンプ68の吐出口側には、風呂往き管63aの一端側が接続され、風呂往き管63aの他端側は循環金具56を介して浴槽27に連通接続されている。
また給湯通路201cには、分岐通路70の形成部および出湯温度センサ113の配設部よりも下流側に、管路54を介して出湯水ユニット55が接続されている。出湯水ユニット55には出湯通路23の一端側が接続され、出湯通路23の他端側は、風呂循環ポンプ68に接続されている。出湯水ユニット55には、湯張り電磁弁42、逆止弁43a,43b、湯張り水量センサ49が設けられている。なお、給湯用熱交換器29から給湯通路201cと管路54、出湯水ユニット55、出湯通路23、風呂循環ポンプ68、風呂熱交換器67、風呂往き管63aを順に通って浴槽27に至るまでの通路によって、湯張りや注水を行うための湯張り注水通路が構成される。
暖房端末50の暖房運転を行うときには、バーナ46によって暖房用熱交換器28を加熱し、暖房循環ポンプ26を駆動させる。これにより、暖房回路21の液体が図4の矢印N~Tに示すように循環する。つまり、管路95から暖房潜熱熱交換器28aに導入されて暖房潜熱熱交換器28aで加熱された液体は、シスターン装置60を通り、管路93を通って暖房循環ポンプ26に導入される。
そして、液体分岐手段37の熱動弁39が開いている状態においては、液体は暖房循環ポンプ26の吐出側から管路90側と管路91側とにそれぞれ流れ、管路90側に流れた液体は、管路90,45を順に通って暖房端末50b,50cに導入される。また、暖房循環ポンプ26の吐出側から管路91側に導入された液体は、管路91を通って暖房顕熱熱交換器28bに導入され、暖房顕熱熱交換器28bよりさらに加熱されて高温(例えば80℃程度)とされた後、管路92に導入される。
この管路92を通った液体は、暖房端末50aの熱動弁53が開いている状態においては、管路97側と管路89側とにそれぞれ流れ、管路89側(風呂熱交換器67側)に流れた液体は、管路96を通り、管路95に戻る。また、管路97側に流れた液体は、管路40を通って暖房端末50aに導入される。そして、各暖房端末50a~50cに導入された液体は、対応する管路41,44と液体合流手段35を通り、管路95に戻る(以降、管路95を「暖房戻り管路」と呼ぶ場合がある)。なお、熱動弁53,39が閉じている場合には、その熱動弁53,39に接続されている暖房端末50側への液体の流れ(管路90,45を通しての暖房端末50b,50cへの流れや管路97,40を通しての暖房端末50aへの流れ)は停止される。
また、例えばリモコン装置(不図示)からの浴槽湯水の追い焚き指令を受けると、風呂循環ポンプ68を駆動させる。これにより、暖房回路21内の液体が風呂熱交換器67を介して循環するとともに、追い焚き循環回路63内の浴槽湯水が図4の矢印Uに示すように循環する。この浴槽湯水と暖房回路21を通る液体とを風呂熱交換器67を介して熱交換することにより浴槽27内の湯水の追い焚き動作が行われる。この追い焚き動作中には、暖房高温温度センサ33の温度が設定温度(例えば80℃)となるようにバーナ46の燃焼を行いながら、図示しない風呂温度センサの検出温度が風呂設定温度となるまで、暖房回路21内の液体と追い焚き循環回路63内の浴槽湯水とをそれぞれ循環させる。なお、風呂温度センサの検出温度が風呂設定温度となったら、バーナ46の燃焼を停止し、暖房循環ポンプ26と風呂循環ポンプ68は、予め定められたポストポンプ時間経過後に停止する。
さらに、浴槽27への湯張り(自動湯張り動作)を行うときには、バーナ47の燃焼によって給湯用熱交換器29を通る水を加熱し、湯張り注水通路を通して湯を浴槽27に注ぐ。そして、この自動湯張り後、例えば4時間といった保温動作時間中には、風呂温度センサの検出温度を監視し、この検出温度が予め設定される風呂設定温度より予め定められている許容範囲を超えて低下したときには、前記の追い焚き動作を例えば3分間行い、風呂温度センサの検出温度が風呂設定温度となるようにする保温モードの機能の動作が行われる。
制御装置10は、上述したコジェネレーションシステム1を構成する各機器を制御する。制御装置10は、マイクロプロセッサ、CPU等に例示される制御部、各制御動作を実行するためのプログラムや制御パラメータを格納した、メモリ等から構成される記憶部、タイマ等を備えている。そして、制御装置10は、制御部が、記憶部に格納された所定の制御プログラムを読み出し、これを実行することにより、コジェネレーションシステム1の各種動作を制御する。
次に、前述したコジェネレーションシステム1で使用される給湯システムについて詳細に説明する。図5は、一例として、従来の給湯システム300を示す概略図である。なお、図5において、低温側配管309、高温側配管311は、図4における熱回収戻り管路7b、熱回収往き管路7aにそれぞれ対応する。また、図5において、給湯配管313、給水配管315は、それぞれ、図4における給湯通路201a、給水通路101bに対応する。また、図5における熱源305は図4における発電装置100に対応する。給湯システム300は、給湯ユニット303と熱源305とからなる。熱源305は、例えば発電機等であり、発電時に熱が発生する。
給湯ユニット303は貯湯タンク307がケース317内に配置される。貯湯タンク307の下部には、給水配管315が接続される。給水配管315へ水を送水すると(図中矢印G)、貯湯タンク307の下部から、貯湯タンク307の内部へ低温の水を給水可能である(図中矢印H)。
また、貯湯タンク307の下部には、低温側配管309が接続され、貯湯タンク307の上部には高温側配管311が接続される。低温側配管309と高温側配管311は熱源305で接続され、低温側配管309または高温側配管311に接続されたポンプによって、熱源305に水が循環する。すなわち、貯湯タンク307から低温側配管309を介して熱源305に低温の水が熱源305に送られ(図中矢印I)、熱源305において、水と熱源305との熱交換が行われて、配管内の水が昇温する。すなわち、低温側配管309内の水によって、熱源305を冷却することができる。熱源305で得られた高温の湯は、高温側配管311を介して貯湯タンク307に送られる(図中矢印J)。
このように、貯湯タンク307には、下方から低温の水が給水され、上部には高温の湯が戻るため、貯湯タンク307の内部には、上部には高温の湯が貯留し、下部には低温の水が貯留する。すなわち、貯湯タンク307の内部には、温度境界層が存在する。なお、貯湯タンク307には、所定の水位毎に、温度センサ22a~22eが配置され、貯湯タンク307内における湯温と境界層の位置を把握することができる。高温の湯を利用する際には、貯湯タンク307の上部に接続された給湯配管313から高温の湯を出湯し(図中矢印K)、混合器325を介して、外部へ給湯が可能である(図中矢印L)。この際、高温の湯の温度はタンク出口サーミスタ321で測温され、低温の水の温度は、給水サーミスタ329で測温される。これらを設定された温度となるように混合器325で混合する。なお、給湯温度は、混合サーミスタ331で測温される。
ここで、貯湯タンク307の内部に高温の湯を貯めるためには、熱源305との熱交換が必要である。しかし、熱源305の稼働状況によっては、効率良く湯をためることができない。例えば、多くの湯を利用する際に熱源305が稼働していないと、湯を使い切ることとなり、他の昇温装置が必要となる。また、熱源305が稼働し続けた際に、湯の利用がないと、熱源305へ低温の水が送られず、熱源305の冷却が不十分となり、他の冷却経路が必要となり、熱源305の熱を有効に利用することができなくなる。
このような熱源305の稼働と湯の利用のタイミングのずれを吸収して、効率良く熱源305の熱を利用するためには、貯湯タンク307の容量を大きくする必要がある。しかし、貯湯タンク307の大型化は、設置スペースやコストなどにより制約がある。これに対し、配管の容量を貯湯タンク307の容量として利用する方法がある。しかし、このように配管の容量を大きくすると、例えば給湯配管313内の湯が冷却されて温度が下がる。このため、出湯直後の給湯温度が安定しなくなる恐れがある。
たとえば、給湯初期の配管内の比較的低温の湯が流れる場合と、貯湯タンク307内の高温の湯が流れる場合とで、所定の温度の湯を得るための水と湯の混合比が異なる。したがって、給湯配管313内の湯の温度が安定するまでの間は、温度調整が間に合わず、温度変化が大きくなる。
このような配管内の湯の温度低下を避けるため、配管の外周に、他の熱源で加熱した湯を循環させる方法がある(例えば特許文献1)。
特開昭60-216143号公報
しかし、特許文献1のように、別途の熱源を用いたのでは、熱源305の熱を有効に利用しているとはいえず、給湯システム自体も複雑化する。また、循環させる湯を貯めるシスターンが必要となるため、設備も大型化する。
本発明は、前述した観点に鑑みてなされたものであり、給湯初期から安定した温度調整が可能であり、簡易な構造でコンパクトな給湯ユニットおよび給湯システムを提供することを目的とする。
前述した目的を達するために第1の発明は、湯を貯留可能な貯湯タンクと、前記貯湯タンクの上方に接続され、熱源からの高温の湯を前記貯湯タンクに戻す高温側配管と、前記貯湯タンクの下方に接続され、熱源へ低温の水を送る低温側配管と、前記貯湯タンクの上方に接続され、前記貯湯タンクの高温の湯を用いて給湯する給湯配管と、前記貯湯タンクの下方に接続され、前記貯湯タンクへ給水する給水配管と、を具備し、前記高温側配管と、前記給湯配管とが近接して、前記高温側配管内の湯と、前記給湯配管内の湯との熱交換が可能であることを特徴とする給湯ユニットである。
前記低温側配管と、前記給水配管とが近接して、前記低温側配管内の水と、前記給水配管内の水との熱交換が可能であってもよい。
前記貯湯タンクの周囲には、断熱材が配置され、前記断熱材の外周部の一部に切欠き部が形成され、前記高温側配管と前記給湯配管とが前記切欠き部に配置され、前記切欠き部を塞ぐ断熱片によって、前記高温側配管と前記給湯配管とが、互いに押圧されて近接してもよい。
前記高温側配管と前記給湯配管との少なくとも一部が2重管で構成されてもよい。
第1の発明によれば、高温側配管と給湯配管とが近接して、高温側配管内の湯と、給湯配管内の湯との熱交換が可能であるため、給湯配管内の湯も貯湯タンク内の湯として利用することができる。このため、貯湯タンクを大きくしたのと同様の効果を得ることができる。また、給湯配管内の湯の温度が下がることが抑制されるため、給湯初期から安定した温度で給湯を行うことができる。
また、さらに低温側配管と給水配管とが近接して、低温側配管内の水と、給水配管内の水との熱交換が可能であれば、低温側配管内の温度変動を抑えることができ、熱源を効率良く冷却することができる。
また、高温側配管と給湯配管とを断熱材の切欠き部に配置し、切欠き部を塞ぐ断熱片によって、高温側配管と給湯配管とを互いに押圧して近接することで、効率良く高温側配管と給湯配管との熱交換を行うことができる。
また、高温側配管と給湯配管との少なくとも一部を2重管で構成することで、効率良く高温側配管と給湯配管との熱交換を行うことができる。
第2の発明は、第1の発明にかかる給湯ユニットと、熱源と、を具備し、前記貯湯タンクの湯を利用可能な給湯システムであって、前記低温側配管によって、前記貯湯タンク内の低温の水が前記熱源へ送られ、前記高温側配管によって、前記熱源からの高温の湯が前記貯湯タンクに戻されることを特徴とする給湯システムである。
前記熱源は、発電装置であり、前記給湯システムは、コジェネレーションシステムであってもよい。
第2の発明によれば、熱源の熱を有効に利用することが可能でありコンパクトな給湯システムを得ることができる。特に、熱源が発電装置であれば、効率良く熱を利用可能なコジェネレーションシステムを得ることができる。
本発明によれば、給湯初期から安定した温度調整が可能であり、簡易な構造でコンパクトな給湯ユニットおよび給湯システムを提供することができる。
給湯システム400を示す概略図。 図1のM-M線断面概略図であって、(a)は断熱片335を取り外した状態を示す図、(b)は断熱片335を取り付けた状態を示す図。 給湯システム400aを示す概略図。 従来のコジェネレーションシステム1の全体構成を示す図。 従来の給湯システム300を示す概略図。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態にかかる給湯システムについて説明する。図1は、給湯システム400の構成を示す概略図である。給湯システム400は、主に、給湯ユニット403と熱源305とからなる。熱源305は、例えば燃料電池などの発電装置であり、この場合には、給湯システム400は、前述したコジェネレーションシステム1の一部となる。なお、給湯システム400を利用したコジェネレーションシステムの構成については、図4と同様であるため、重複する説明を省略する。この場合、前述したのと同様に、図1において、低温側配管309、高温側配管311は、図4における熱回収戻り管路7b、熱回収往き管路7aにそれぞれ対応する。また、図1において、給湯配管313、給水配管315は、それぞれ、図4における給湯通路201a、給水通路101bに対応する。また、図1における熱源305は図4における発電装置100に対応する。なお熱源305としては、エンジン発電機や太陽光温水器の受光部等であってもよい。すなわち、熱源305は、内部を循環する水と熱交換を行い、水を昇温させることができればいずれの装置であってもよい。
給湯ユニット403は貯湯タンク307がケース317内に配置される。なお、ケース317内であって、貯湯タンク307および配管等の周りには、図示を省略した断熱材が配置される。すなわち、各配管と貯湯タンク307との間には断熱材が配置される。これにより、貯湯タンク307と各配管との間の熱交換が抑制される。また、ケース317の外部に露出する各配管は、図示を省略した断熱材で覆われる。
貯湯タンク307の下方には、給水配管315が接続される。給水配管315へ水を送水すると(図中矢印A)、貯湯タンク307の下部から、貯湯タンク307の内部へ低温の水を給水可能である(図中矢印B)。
また、貯湯タンク307の下方には、低温側配管309が接続される。低温側配管309は、熱源305へ低温の水を送る配管である(図中矢印C)。低温側配管309を流れる低温の水によって、熱源305を冷却することができる。
低温側配管309は、熱源305において高温側配管311と接続され、高温側配管311は貯湯タンク307の上方に接続される。高温側配管311は、熱源305からの高温の湯を貯湯タンク307に戻す配管である(図中矢印D)。すなわち、熱源305を冷却した後の高温の湯は、高温側配管311を流れて貯湯タンク307へ戻されて貯留可能である。なお、低温側配管309または高温側配管311には、ポンプが接続され、ポンプによって上述したように熱源305へ水を循環させることができる。このように、貯湯タンク307には、給水配管315によって下方から低温の水が給水され、上方には高温側配管311によって高温の湯が戻るため、貯湯タンク307の内部には、上部には高温の湯が貯留し、下部には低温の水が貯留する。
なお、貯湯タンク307は、たとえば、容量90リットル程度を有し、底から18リットルの水位の箇所に、その箇所の水温を検出する第1温度センサ22aが、底から36リットルの水位の箇所に、その箇所の水温を検出する第2温度センサ22bが、底から54リットルの水位の箇所に、その箇所の水温を検出する第3温度センサ22cが、底から72リットルの水位の箇所に、その箇所の水温を検出する湯切れ温度センサ22dが、さらに貯湯タンク307内のほぼ最上部に、その箇所の水温を検出するタンク上部温度センサ22eがそれぞれ設けてある。
前述したように、給水は貯湯タンク307の下部の給水配管315から供給され、熱源305で加熱された湯は貯湯タンク307の上部に戻されるので、貯湯タンク307内には下部が低温で上部が高温となるような温度勾配が形成される。そして排熱回収動作を続けることで上部に溜まる高温の湯量が次第に増加する。
貯湯タンク307内の高温の湯を利用する際には、貯湯タンク307の上部に接続された給湯配管313から高温の湯を出湯し(図中矢印E)、混合器325を介して、湯を利用可能である(図中矢印F)。この際、高温の湯の温度はタンク出口サーミスタ321で測温され、低温の水の温度は、給水サーミスタ329で測温される。これらを設定された温度となるようにフィードフォワード制御を用いて混合器325で混合する。なお、給湯温度は、混合サーミスタ331で測温されフィードバック制御される。
また、貯湯タンク307内の湯が使用されると、給水配管315から低温の水が貯湯タンク307の下方から補給される。なお、給水配管315へ流れる水量は流量センサ327で測定される。また、貯湯タンク307内の圧力が高くなりすぎると、過圧逃し弁323から湯を排出して圧力が上がりすぎることが防止される。
給湯ユニット403においては、高温側配管311と給湯配管313とが近接して配置される。図2(a)、図2(b)は、図1のM-M線断面における、断熱材333の形態を示す概略図である。前述したように、ケース317内において、貯湯タンク307の周囲には断熱材333が配置される。断熱材333によって、貯湯タンク307および各配管が断熱される。
断熱材333の外周部の一部には、切欠き部337が形成される。切欠き部337は、高温側配管311と給湯配管313に沿って形成される。また、切欠き部337の形状に応じた形状の断熱片335が用いられる。断熱片335は、切欠き部337とほぼ同一の外形を有し、さらに、配管が配置される部位のみが凹状に切りかかれた形状である。
図2(b)に示すように、切欠き部337に高温側配管311と給湯配管313とを配置して、切欠き部337を塞ぐように断熱片335を切欠き部337へ挿入すると、両配管が断熱片335の凹部に誘導されて押し込まれる。この時、シリコン系潤滑材を塗布するとより好ましい。シリコン系潤滑材は潤滑材の役目と共に、シリコングリスほどではないが伝熱材としての役割も兼ねる。このため、断熱片335を切欠き部337へ押し込むのみで、高温側配管311と給湯配管313とを互いに押圧して近接することができる。なお、給湯配管313と高温側配管311とを近接させて熱交換を行う方法は、図示した例には限られない。
前述したように、給湯を行っていない間においても、熱源305が利用されると、高温側配管311内には高温の湯が流れる。したがって、高温側配管311内の湯と、給湯配管313内の湯とを熱交換させることで、給湯配管313内の湯が、高温側配管311の湯により昇温する。この結果、給湯配管313内の湯の温度低下を抑制することができる。
特に、熱源305から戻る高温側配管311は、最も高温の湯が流れる部位である。このため、効率良く給湯配管313と熱交換を行うことができる。このように、給湯配管313と高温側配管311との熱交換によって、給湯配管313と高温側配管311の内部の湯温は近くなる。また、熱交換を行った後の高温側配管311内の湯は貯湯タンク307に貯留される。このため、給湯配管313と熱交換を行った後の高温側配管311内の湯温と貯湯タンク307内の湯温とは略同一となる。このため、給湯配管313内の湯温と貯湯タンク307内の湯温との差が小さくなり、給湯開始直後からの湯温変化が少なく、使用開始初期から安定した湯温で給湯を行うことができる。
また、熱源305の熱を利用して、給湯配管313内の湯を昇温することができる。このため、貯湯タンク307を大型化することなく、貯湯タンク307の容量を増やしたのと同様の効果を得ることができる。給湯配管313と高温側配管311は略垂直状に接触しており、最初に接触する下部側で給湯配管313内の湯は最高温度となる。高温となった湯は略垂直状管内を対流して上方に至り、タンク出口サーミスタ321にて熱交換の程度を把握すると共に、混合器325で混合する際のフィードフォワード制御データとして用いられる。なお、給湯配管313と高温側配管311の管径は、管内対流の抵抗とならないように十分に大きい径とすることが望ましく、例えば、外径φ14、内径φ10程度、又はそれ以上とすることが望ましい。
なお、本実施形態では、さらに低温側配管309と給水配管315とが近接する。例えば、図2(b)に示すような構造で、低温側配管309と給水配管315とを近接させることができる。したがって、低温側配管309内の水と、給水配管315内の水との熱交換が可能である。
このようにすることで、熱源305へ流れる水の温度を低くすることができるため、熱源305の冷却能力を高めることができる。例えば、給湯が行われない状態で、熱源305が使用され続けると、貯湯タンク307内の高温湯と低温水の境界が下降する。したがって、境界付近や高温湯を吸い込み始めると熱源305の冷却能力が低下する。貯湯タンク307を大型化すれば、低温部の容量を大きくすることが可能であるが、前述したように、貯湯タンク307の大型化には制約がある。
これに対し、本実施形態では、低温側配管309と給水配管315とを近接させて、低温側配管309内の水と給水配管315内の水とを熱交換させることができる。このため、貯湯タンク307の容量を増やしたのと同様の効果を得ることができる。また、貯湯タンク307に補充される水の温度が上昇するため、貯湯タンク307内の温度低下を抑制することができる。なお、低温側配管309と給水配管315との熱交換は必ずしも必須ではない。
以上、本実施形態によれば、高温側配管311と給湯配管313を近接させて、高温側配管311内の湯と給湯配管313内の湯とを熱交換させることで、熱源305の熱を給湯配管313内の湯の昇温に利用することができる。このため、貯湯タンク307を大型化することなく、貯湯タンク307の容量を増やしたのと同様の効果を得ることができる。このため、給湯ユニット403をコンパクトにすることができる。
また、高温側配管311内の湯と給湯配管313内の湯とを熱交換させることで、給湯配管313内の湯温低下を抑制し、貯湯タンク307内の湯温と給湯配管313内の湯温の差を小さくすることができる。このため、給湯を開始してからの湯温変動が少なく、安定した温度の湯を利用することができる。
また、断熱材333に切欠き部337を形成し、切欠き部337に高温側配管311と給湯配管313とを配置して断熱片335で塞ぐことで、効率良く両者を近接させて熱交換させることができる。
また、低温側配管309と給水配管315とを近接させて、低温側配管309内の水と給水配管315内の水とを熱交換させることができる。このため、低温側配管309内の水温が給水配管315内の水で冷却されて、冷却能力の低下を抑制することができる。このように、貯湯タンク307を大型化することなく、貯湯タンク307の容量を増やしたのと同様の効果を得ることができる。
次に、第2の実施の形態について説明する。図3は、第2の実施の形態にかかる給湯システム400aを示す概略図である。なお、以下の説明において、給湯システム400と同一の機能を奏する構成については、図1と同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
給湯システム400aは、給湯システム400とほぼ同様の構成であるが、配管同士の近接状態が異なる。給湯システム400aでは、高温側配管311と給湯配管313との外面同士の接触ではなく、一部が2重管で構成される。図示した例では、給湯配管313の一部が、高温側配管311の内部に配置される。
同様に、給湯システム400aでは、低温側配管309と給水配管315との外面同士の接触ではなく、一部が2重管で構成される。図示した例では、給水配管315の一部が、低温側配管309の内部に配置される。
このように配管の一部を2重管として、各配管同士を配管の内外で近接させることで、効率良く両者の熱交換を行うことができる。なお、配管の一部を2重管とした場合でも、管内対流の抵抗とならないように十分に大きい管径とすることで、管内での対流を発生させ、下方の高温の湯を上方に対流させることができる。
第2の実施形態によれば、第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。このように、各配管同士の近接形態はいずれの形態でもよい。例えば、熱伝導部材を介して配管同士を接触させてもよく、配管同士の接触面積を増やすために、偏平管や一部が平坦な配管等を用いてもよい。
以上、添付図を参照しながら、本発明の実施の形態を説明したが、本発明の技術的範囲は、前述した実施の形態に左右されない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
1………コジェネレーションシステム
2………水素生成装置
3………空気供給装置
4………冷却水循環回路
5………冷却水ポンプ
6………熱交換器
7………熱回収循環回路
7a………熱回収往き管路
7b………熱回収戻り管路
8………熱回収循環ポンプ
9………電力変換装置
10………制御装置
11………燃料電池
13………冷却温度センサ
14………余剰電力消費ヒータ
15………還元剤ガス供給経路
16………酸化剤ガス供給経路
17………直流電力経路
18………交流電力経路
19a、19b………熱回収温度センサ
21………暖房回路
23………出湯通路
24、25………燃焼室
26………暖房循環ポンプ
27………浴槽
28………暖房用熱交換器
28a………暖房潜熱熱交換器
28b………暖房顕熱熱交換器
29、29a、29b………給湯用熱交換器
30、31、32………ガス管
33………暖房高温温度センサ
35………液体合流手段
36………暖房低温温度センサ
37………液体分岐手段
38………追い焚き流量制御弁
39、53………熱動弁
40、41、44、45、54、59、89、90、91、92、93、94、95、96、97、98、99………管路
42………湯張り電磁弁
43a、43b、107………逆止弁
46、47、48………バーナ
48………燃焼ファン
49………湯張り水量センサ
50、50a、50b、50c………暖房端末
51、52………内部通路
55………出湯水ユニット
56………循環金具
57………補給水通路
58………湯水経路切替弁
60………シスターン装置
61………補給水電磁弁
63………追い焚き循環回路
63a………風呂往き管
63b………風呂戻り管
64a………風呂往き温度センサ
64b………風呂戻り温度センサ
65………水位センサ
66………風呂水流スイッチ
67………風呂熱交換器
68………風呂循環ポンプ
70………分岐通路
73、102………流量センサ
74………混合湯水温度センサ
80、81、82、83、84、85………ガス開閉弁
86………ガス比例弁
101………給水系通路
101a、101b………給水通路
103………給水温度センサ
104………減圧弁
105、203………混合弁
113………出湯温度センサ
114………缶体温度センサ
200………貯湯装置
201………給湯系通路
201a、201b、201c………給湯通路
202………給湯温度センサ
300、400、400a………給湯システム
303、403………給湯ユニット
305………熱源
307………貯湯タンク
309………低温側配管
311………高温側配管
313………給湯配管
315………給水配管
317………ケース
321………タンク出口サーミスタ
323………過圧逃し弁
325………混合器
327………流量センサ
329………給水サーミスタ
331………混合サーミスタ
333………断熱材
335………断熱片
337………切欠き部

Claims (6)

  1. 湯を貯留可能な貯湯タンクと、
    前記貯湯タンクの上方に接続され、熱源からの高温の湯を前記貯湯タンクに戻す高温側配管と、
    前記貯湯タンクの下方に接続され、熱源へ低温の水を送る低温側配管と、
    前記貯湯タンクの上方に接続され、前記貯湯タンクの高温の湯を用いて給湯する給湯配管と、
    前記貯湯タンクの下方に接続され、前記貯湯タンクへ給水する給水配管と、
    を具備し、
    前記高温側配管と、前記給湯配管とが近接して、前記高温側配管内の湯と、前記給湯配管内の湯との熱交換が可能であることを特徴とする給湯ユニット。
  2. 前記低温側配管と、前記給水配管とが近接して、前記低温側配管内の水と、前記給水配管内の水との熱交換が可能であることを特徴とする請求項1記載の給湯ユニット。
  3. 前記貯湯タンクの周囲には、断熱材が配置され、前記断熱材の外周部の一部に切欠き部が形成され、前記高温側配管と前記給湯配管とが前記切欠き部に配置され、前記切欠き部を塞ぐ断熱片によって、前記高温側配管と前記給湯配管とが、互いに押圧されて近接することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の給湯ユニット。
  4. 前記高温側配管と前記給湯配管との少なくとも一部が2重管で構成されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の給湯ユニット。
  5. 請求項1~請求項4のいずれかに記載の給湯ユニットと、熱源と、を具備し、前記貯湯タンクの湯を利用可能なことを特徴とする給湯システム。
  6. 前記熱源は、発電装置であり、前記給湯システムは、コジェネレーションシステムであることを特徴とする請求項5に記載の給湯システム。
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