JP7069395B2 - ランダムアクセス方法及び端末 - Google Patents
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Description
本開示は、通信応用の技術分野に係り、特にランダムアクセス方法及び端末に係る。
1)非競合ランダムアクセスを行うためには、基地局は、非競合ランダムアクセスのアップリンクとダウンリンクのBWP番号を同一に設定しなければならない。このような方式は、PDCCHによってトリガされる非競合ランダムアクセスが現在の活性化BWPのみで行われるため、PDCCHによってトリガされる非競合ランダムアクセスを実現することができないのみならず、基地局による設定の柔軟性が損なわれ、アップリンクとダウンリンクのBWPの独立的な設定と活性化の基本原理に反する。
2)基地局が、非競合ランダムアクセスのためのアップリンクとダウンリンクのBWP番号が異なるように(RRC設定又はPDCCH命令で)設定した場合、端末がダウンリンクのBWP変更を行うと、このような関係が崩れ、ランダムアクセスができなくなる。
基地局から設定された非競合ランダムアクセスのためのBWPは、基地局から設定された非競合ランダムアクセスリソースを含むアップリンクのBWPと、基地局から設定されたランダムアクセス応答を傍受するための制御リソース集合CORESETを含むダウンリンクのBWPとを含み、
現在のアップリンクとダウンリンクのBWPと、基地局から設定された非競合ランダムアクセスのためのアップリンクとダウンリンクのBWPとは一致しないことは、
現在のアップリンクのBWPが基地局から設定されたアップリンクのBWPと同じであり、現在のダウンリンクのBWPが基地局から設定されたダウンリンクのBWPと異なること、又は
現在のダウンリンクのBWPが基地局から設定されたダウンリンクのBWPと同じであり、現在のアップリンクのBWPが基地局から設定されたアップリンクのBWPと異なることを含む。
基地局から送信されたダウンリンクのBWPを変更する又はアップリンクのBWPを変更するBWP変更命令を受信し、前記BWP変更命令に基づいてBWPを変更し、変更後の活性化BWPを特定し、活性化アップリンクとダウンリンクのBWPのBWP番号が異なれば、現在の活性化されたアップリンクのBWP及び現在の活性化されたアップリンクのBWPと同じBWP番号を持つダウンリンクのBWPとして、活性化BWPを設定すること、
又は、BWP非活性化タイマがタイムアウトした場合、ダウンリンクのBWPをデフォルトのダウンリンクのBWP又は初期ダウンリンクのBWPに変更した後、活性化アップリンクとダウンリンクのBWPのBWP番号が異なれば、現在の活性化されたアップリンクのBWP及び現在の活性化されたアップリンクのBWPと同じBWP番号を持つダウンリンクのBWPとして、活性化BWPを設定すること、
又は、現在の活性化されたアップリンクのBWPに非競合ランダムアクセスリソースが設定され、且つ現在の活性化されたダウンリンクのBWPが、現在の活性化されたアップリンクのBWPに対応する、非競合ランダムアクセスのためのダウンリンクのBWPでない場合、活性化アップリンクとダウンリンクのBWPのBWP番号が異なれば、現在の活性化されたアップリンクのBWP及び現在の活性化されたアップリンクのBWPと同じBWP番号を持つダウンリンクのBWPとして、活性化BWPを、設定することを含む。
基地局から送信されたダウンリンクのBWPを変更する又はアップリンクのBWPを変更するBWP変更命令を受信した後、現在の活性化されたアップリンクのBWPと現在の活性化されたダウンリンクのBWPで非競合ランダムアクセスを行うことができれば、前記BWP変更命令を無視し、現在の活性化されたアップリンクのBWPと現在の活性化されたダウンリンクのBWPとを保留すること、
又は、基地局から送信されたダウンリンクのBWPを変更する又はアップリンクのBWPを変更するBWP変更命令を受信した後、現在の活性化されたアップリンクのBWPと現在の活性化されたダウンリンクのBWPで非競合ランダムアクセスを行うことができれば、BWPを基地局から指示されるBWPに変更した後、現在の活性化されたアップリンクのBWP及び基地局による非競合ランダムアクセスリソース設定のうち、現在の活性化されたアップリンクのBWPに対応するダウンリンクのBWPとして、活性化BWPを設定し、又は、現在の活性化されたダウンリンクのBWP及び基地局による非競合ランダムアクセスリソース設定のうち、現在の活性化されたダウンリンクのBWPに対応するアップリンクのBWPとして、活性化BWPを設定すること、
又は、BWP非活性化タイマがタイムアウトした場合、現在の活性化されたアップリンクのBWPと現在の活性化されたダウンリンクのBWPで非競合ランダムアクセスを行うことができれば、BWP非活性化タイマのタイムアウト情報を無視し、現在の活性化されたアップリンクのBWPと現在の活性化されたダウンリンクのBWPを保留すること、
又は、BWP非活性化タイマがタイムアウトした場合、現在の活性化されたアップリンクのBWPと現在の活性化されたダウンリンクのBWPで非競合ランダムアクセスを行うことができれば、ダウンリンクのBWPをデフォルトのダウンリンクのBWP又は初期ダウンリンクのBWPに変更した後、現在の活性化されたアップリンクのBWP及び基地局による非競合ランダムアクセスリソース設定のうち、現在の活性化されたアップリンクのBWPに対応するダウンリンクのBWPとして、活性化BWPを設定すること、
又は、現在の活性化されたアップリンクのBWPに非競合ランダムアクセスリソースが設定され、且つ現在の活性化されたダウンリンクのBWPが、現在の活性化されたアップリンクのBWPに対応する、非競合ランダムアクセスのためのダウンリンクのBWPでない場合、現在の活性化されたアップリンクのBWP及び基地局による非競合ランダムアクセスリソース設定のうち、現在の活性化されたアップリンクのBWPに対応するダウンリンクのBWPとして、活性化BWPを設定すること、
又は、現在の活性化されたダウンリンクのBWPに非競合ランダムアクセスリソースが設定され、且つ現在の活性化されたアップリンクのBWPが、現在の活性化されたダウンリンクのBWPに対応する、非競合ランダムアクセスのためのアップリンクのBWPでない場合、現在の活性化されたダウンリンクのBWP及び基地局による非競合ランダムアクセスリソース設定のうち、現在の活性化されたダウンリンクのBWPに対応するアップリンクのBWPとして、活性化BWPを設定することを含む。
基地局から設定された非競合ランダムアクセスのためのBWPは、基地局から設定された非競合ランダムアクセスリソースを含むアップリンクのBWPと、基地局から設定されたランダムアクセス応答を傍受するための制御リソース集合CORESETを含むダウンリンクのBWPとを含み、
現在のアップリンクとダウンリンクのBWPと、基地局から設定された非競合ランダムアクセスのためのアップリンクとダウンリンクのBWPとは一致しないことは、
現在のアップリンクのBWPが基地局から設定されたアップリンクのBWPと同じであり、現在のダウンリンクのBWPが基地局から設定されたダウンリンクのBWPと異なること、又は
現在のダウンリンクのBWPが基地局から設定されたダウンリンクのBWPと同じであり、現在のアップリンクのBWPが基地局から設定されたアップリンクのBWPと異なることを含む。
基地局から送信されたダウンリンクのBWPを変更する又はアップリンクのBWPを変更するBWP変更命令を受信し、前記BWP変更命令に基づいてBWPを変更し、変更後の活性化BWPを特定し、活性化アップリンクとダウンリンクのBWPのBWP番号が異なれば、現在の活性化されたアップリンクのBWP及び現在の活性化されたアップリンクのBWPと同じBWP番号を持つダウンリンクのBWPとして、活性化BWPを設定すること、
又は、BWP非活性化タイマがタイムアウトした場合、ダウンリンクのBWPをデフォルトのダウンリンクのBWP又は初期ダウンリンクのBWPに変更した後、活性化アップリンクとダウンリンクのBWPのBWP番号が異なれば、現在の活性化されたアップリンクのBWP及び現在の活性化されたアップリンクのBWPと同じBWP番号を持つダウンリンクのBWPとして、活性化BWPを設定すること、
又は、現在の活性化されたアップリンクのBWPに非競合ランダムアクセスリソースが設定され、且つ現在の活性化されたダウンリンクのBWPが、現在の活性化されたアップリンクのBWPに対応する、非競合ランダムアクセスのためのダウンリンクのBWPでない場合、活性化アップリンクとダウンリンクのBWPのBWP番号が異なれば、現在の活性化されたアップリンクのBWP及び現在の活性化されたアップリンクのBWPと同じBWP番号を持つダウンリンクのBWPとして、活性化BWPを、設定することが実現される。
基地局から送信されたダウンリンクのBWPを変更する又はアップリンクのBWPを変更するBWP変更命令を受信した後、現在の活性化されたアップリンクのBWPと現在の活性化されたダウンリンクのBWPで非競合ランダムアクセスを行うことができれば、前記BWP変更命令を無視し、現在の活性化されたアップリンクのBWPと現在の活性化されたダウンリンクのBWPとを保留すること、
又は、基地局から送信されたダウンリンクのBWPを変更する又はアップリンクのBWPを変更するBWP変更命令を受信した後、現在の活性化されたアップリンクのBWPと現在の活性化されたダウンリンクのBWPで非競合ランダムアクセスを行うことができれば、BWPを基地局から指示されるBWPに変更した後、現在の活性化されたアップリンクのBWP及び基地局による非競合ランダムアクセスリソース設定のうち、現在の活性化されたアップリンクのBWPに対応するダウンリンクのBWPとして、活性化BWPを設定し、又は、現在の活性化されたダウンリンクのBWP及び基地局による非競合ランダムアクセスリソース設定のうち、現在の活性化されたダウンリンクのBWPに対応するアップリンクのBWPとして、活性化BWPを設定すること、
又は、BWP非活性化タイマがタイムアウトした場合、現在の活性化されたアップリンクのBWPと現在の活性化されたダウンリンクのBWPで非競合ランダムアクセスを行うことができれば、BWP非活性化タイマのタイムアウト情報を無視し、現在の活性化されたアップリンクのBWPと現在の活性化されたダウンリンクのBWPを保留すること、
又は、BWP非活性化タイマがタイムアウトした場合、現在の活性化されたアップリンクのBWPと現在の活性化されたダウンリンクのBWPで非競合ランダムアクセスを行うことができれば、ダウンリンクのBWPをデフォルトのダウンリンクのBWP又は初期ダウンリンクのBWPに変更した後、現在の活性化されたアップリンクのBWP及び基地局による非競合ランダムアクセスリソース設定のうち、現在の活性化されたアップリンクのBWPに対応するダウンリンクのBWPとして、活性化BWPを設定すること、
又は、現在の活性化されたアップリンクのBWPに非競合ランダムアクセスリソースが設定され、且つ現在の活性化されたダウンリンクのBWPが、現在の活性化されたアップリンクのBWPに対応する、非競合ランダムアクセスのためのダウンリンクのBWPでない場合、現在の活性化されたアップリンクのBWP及び基地局による非競合ランダムアクセスリソース設定のうち、現在の活性化されたアップリンクのBWPに対応するダウンリンクのBWPとして、活性化BWPを設定すること、
又は、現在の活性化されたダウンリンクのBWPに非競合ランダムアクセスリソースが設定され、且つ現在の活性化されたアップリンクのBWPが、現在の活性化されたダウンリンクのBWPに対応する、非競合ランダムアクセスのためのアップリンクのBWPでない場合、現在の活性化されたダウンリンクのBWP及び基地局による非競合ランダムアクセスリソース設定のうち、現在の活性化されたダウンリンクのBWPに対応するアップリンクのBWPとして、活性化BWPを設定することが実現される。
基地局から設定された非競合ランダムアクセスのためのBWPは、基地局から設定された非競合ランダムアクセスリソースを含むアップリンクのBWPと、基地局から設定されたランダムアクセス応答を傍受するための制御リソース集合CORESETを含むダウンリンクのBWPとを含み、
現在のアップリンクとダウンリンクのBWPと、基地局から設定された非競合ランダムアクセスのためのアップリンクとダウンリンクのBWPとは一致しないことは、
現在のアップリンクのBWPが基地局から設定されたアップリンクのBWPと同じであり、現在のダウンリンクのBWPが基地局から設定されたダウンリンクのBWPと異なること、又は
現在のダウンリンクのBWPが基地局から設定されたダウンリンクのBWPと同じであり、現在のアップリンクのBWPが基地局から設定されたアップリンクのBWPと異なることを含む。
基地局から送信されたダウンリンクのBWPを変更する又はアップリンクのBWPを変更するBWP変更命令を受信し、前記BWP変更命令に基づいてBWPを変更し、変更後の活性化BWPを特定し、活性化アップリンクとダウンリンクのBWPのBWP番号が異なれば、現在の活性化されたアップリンクのBWP及び現在の活性化されたアップリンクのBWPと同じBWP番号を持つダウンリンクのBWPとして、活性化BWPを設定し、
又は、BWP非活性化タイマがタイムアウトした場合、ダウンリンクのBWPをデフォルトのダウンリンクのBWP又は初期ダウンリンクのBWPに変更した後、活性化アップリンクとダウンリンクのBWPのBWP番号が異なれば、現在の活性化されたアップリンクのBWP及び現在の活性化されたアップリンクのBWPと同じBWP番号を持つダウンリンクのBWPとして、活性化BWPを設定し、
又は、現在の活性化されたアップリンクのBWPに非競合ランダムアクセスリソースが設定され、且つ現在の活性化されたダウンリンクのBWPが、現在の活性化されたアップリンクのBWPに対応する、非競合ランダムアクセスのためのダウンリンクのBWPでない場合、活性化アップリンクとダウンリンクのBWPのBWP番号が異なれば、現在の活性化されたアップリンクのBWP及び現在の活性化されたアップリンクのBWPと同じBWP番号を持つダウンリンクのBWPとして、活性化BWPを設定する。
基地局から送信されたダウンリンクのBWPを変更する又はアップリンクのBWPを変更するBWP変更命令を受信した後、現在の活性化されたアップリンクのBWPと現在の活性化されたダウンリンクのBWPで非競合ランダムアクセスを行うことができれば、前記BWP変更命令を無視し、現在の活性化されたアップリンクのBWPと現在の活性化されたダウンリンクのBWPとを保留し、
又は、基地局から送信されたダウンリンクのBWPを変更する又はアップリンクのBWPを変更するBWP変更命令を受信した後、現在の活性化されたアップリンクのBWPと現在の活性化されたダウンリンクのBWPで非競合ランダムアクセスを行うことができれば、BWPを基地局から指示されるBWPに変更した後、現在の活性化されたアップリンクのBWP及び基地局による非競合ランダムアクセスリソース設定のうち、現在の活性化されたアップリンクのBWPに対応するダウンリンクのBWPとして、活性化BWPを設定し、又は、現在の活性化されたダウンリンクのBWP及び基地局による非競合ランダムアクセスリソース設定のうち、現在の活性化されたダウンリンクのBWPに対応するアップリンクのBWPとして、活性化BWPを設定し、
又は、BWP非活性化タイマがタイムアウトした場合、現在の活性化されたアップリンクのBWPと現在の活性化されたダウンリンクのBWPで非競合ランダムアクセスを行うことができれば、BWP非活性化タイマのタイムアウト情報を無視し、現在の活性化されたアップリンクのBWPと現在の活性化されたダウンリンクのBWPを保留し、
又は、BWP非活性化タイマがタイムアウトした場合、現在の活性化されたアップリンクのBWPと現在の活性化されたダウンリンクのBWPで非競合ランダムアクセスを行うことができれば、ダウンリンクのBWPをデフォルトのダウンリンクのBWP又は初期ダウンリンクのBWPに変更した後、現在の活性化されたアップリンクのBWP及び基地局による非競合ランダムアクセスリソース設定のうち、現在の活性化されたアップリンクのBWPに対応するダウンリンクのBWPとして、活性化BWPを設定し、
又は、現在の活性化されたアップリンクのBWPに非競合ランダムアクセスリソースが設定され、且つ現在の活性化されたダウンリンクのBWPが、現在の活性化されたアップリンクのBWPに対応する、非競合ランダムアクセスのためのダウンリンクのBWPでない場合、現在の活性化されたアップリンクのBWP及び基地局による非競合ランダムアクセスリソース設定のうち、現在の活性化されたアップリンクのBWPに対応するダウンリンクのBWPとして、活性化BWPを設定し、
又は、現在の活性化されたダウンリンクのBWPに非競合ランダムアクセスリソースが設定され、且つ現在の活性化されたアップリンクのBWPが、現在の活性化されたダウンリンクのBWPに対応する、非競合ランダムアクセスのためのアップリンクのBWPでない場合、現在の活性化されたダウンリンクのBWP及び基地局による非競合ランダムアクセスリソース設定のうち、現在の活性化されたダウンリンクのBWPに対応するアップリンクのBWPとして、活性化BWPを設定する。
Msg1:UEは、ランダムアクセスコードpreamble(ランダムアクセスプリアンブル)及びランダムアクセスリソースPRACH(Physical Random Access Channel)を選択し、選択したランダムアクセスコードpreambleを、選択したPRACHリソースで基地局に送信する。
Msg2:基地局は、ランダムアクセス要求Msg1を受信すると、アップリンクタイミングアドバンス量、Msg3に割り当てたアップリンクリソースUL grant、ネットワーク側で割り当てたセル無線ネットワーク一時識別C-RNTIを含むランダムアクセス応答をUEに送信する。Msg2スケジューリングメッセージを運ぶPDCCHは、RA-RNTIでスクランブルされ、preamble IDもMsg2に運ばれる。UEは、該Msg2がUEから送信されたMsg1に対応することを、ランダムアクセス無線ネットワーク一時識別RA-RNTI及びpreamble IDによって特定する。
Msg3:UEは、Msg2により割り当てられたUL grantでアップリンク伝送を送信し、異なるランダムアクセス理由では、Msg3のアップリンク伝送の内容が異なり、例えば、初期アクセスの場合にRRC接続確立要求がMsg3で伝送される。
Msg4:競合解決メッセージであって、UEは、ランダムアクセスが成功したか否かをMsg4により判断する。初期アクセスUEについて、競合解決が成功した後、一時的C-RNTIは、該セル内のUEの唯一UE識別C-RNTIに自動的に変換される。
Msg1:UEは、Msg0の指示に従って、指定された専用preambleを指定されたPRACHリソースで基地局に送信する。基地局は、Msg1を受信した後に、Msg1に基づいてアップリンクタイミングアドバンス量TAを算出する。
Msg2:基地局は、ランダムアクセス応答をUEに送信する。ほとんどのランダムアクセスシナリオでは、ランダムアクセス応答のフォーマットは、競合ランダムアクセスと同じであり、端末は、ランダムアクセス応答MAC RARのRAPIDがMsg1で送信されるpreambleコードと同じになることで競合解決を完了する。NRでは、ビーム障害回復(beam failure recovery)という新しい非競合ランダムアクセスシナリオも導入されている。このシナリオでは、Msg2がC-RNTIを運ぶPDCCHであり、該C-RNTIが端末のC-RNTIと一致すれば、端末がランダムアクセスが成功したと判断し、ビーム障害回復が成功する。ビーム障害回復に使用されるランダムアクセスリソースとランダムアクセス応答を受信する制御リソースセットCORESETは、いずれもRRCシグナリングによって事前に割り当てたものであり、それぞれが在圏するアップリンクとダウンリンクのBWPを含む。
初期BWP(initial BWP):初期アクセスの端末は、接続確立過程を完成するには、初期BWP(initial BWP)しか使用できない。初期BWPには、基本的なセル同報シグナリング及びランダムアクセスリソースなどが含まれる。
デフォルトBWP(default BWP):ネットワーク側基地局gNBは、接続状態端末に対して1つのデフォルトBWPを設定し、端末は、セル接続の維持、セル測定、ランダムアクセス開始などの基本動作をデフォルトBWPで行う。
設定BWP(configured BWP):ネットワーク側は、単一の接続状態の端末に対して設定されたBWPであり、各BWPは、PUCCH設定、SPS設定など異なる設定内容を持つ。DL BWPとUL BWPは、別々に設定してもよい。
活性化BWP(active BWP):ネットワーク側から設定されたBWPのうち、端末は、活性化BWPのみを使用してアップリンクとダウンリンクの伝送を行うことができる。活性化BWPは、active DL BWP及びactive UL BWPに分けられる。
基地局から送信されたダウンリンクのBWPを変更する又はアップリンクのBWPを変更するBWP変更命令を受信し、前記BWP変更命令に基づいてBWPを変更し、変更後の活性化BWPを特定し、活性化アップリンクとダウンリンクのBWPのBWP番号が異なれば、現在の活性化されたアップリンクのBWP及び現在の活性化されたアップリンクのBWPと同じBWP番号を持つダウンリンクのBWPとして、活性化BWPを設定すること、
又は、BWP非活性化タイマがタイムアウトした場合、ダウンリンクのBWPをデフォルトのダウンリンクのBWP又は初期ダウンリンクのBWPに変更した後、活性化アップリンクとダウンリンクのBWPのBWP番号が異なれば、現在の活性化されたアップリンクのBWP及び現在の活性化されたアップリンクのBWPと同じBWP番号を持つダウンリンクのBWPとして、活性化BWPを設定すること、
又は、現在の活性化されたアップリンクのBWPに非競合ランダムアクセスリソースが設定され、且つ現在の活性化されたダウンリンクのBWPが、現在の活性化されたアップリンクのBWPに対応する、非競合ランダムアクセスのためのダウンリンクのBWPでない場合、活性化アップリンクとダウンリンクのBWPのBWP番号が異なれば、現在の活性化されたアップリンクのBWP及び現在の活性化されたアップリンクのBWPと同じBWP番号を持つダウンリンクのBWPとして、活性化BWPを、設定することを含む。
端末は、ビーム障害を検出すると、基地局から送信されたダウンリンクのBWP又はアップリンクのBWPを変更する無線リソース制御RRCシグナリング又はPDCCH命令を受信し、競合ランダムアクセスに戻る。
ステップ1において、端末は、ビーム障害を検出し、ビーム障害回復を開始しようと決定する。このとき、基地局から送信されたダウンリンク又はアップリンクのBWPを変更するRRC命令又はPDCCH命令を受信する。
ステップ2において、端末は、基地局側命令に基づいてBWPを変更する。
ステップ3において、端末は、現在の活性化されたアップリンクのBWPに基づいて競合ランダムアクセスを開始し、具体的には、現在の活性化されたアップリンクのBWP(UL BWP1)に競合ランダムアクセスリソースがあれば、ダウンリンクのBWPを、現在の活性化されたアップリンクのBWPと同じ番号を持つダウンリンクのBWP(DL BWP1)に変更して、DL BWP1とUL BWP1で競合ランダムアクセスを行い、現在の活性化されたBWP(UL BWP1)に競合ランダムアクセスリソースがなければ、アップリンクのBWPを初期アップリンクのBWP(UL BWP0)に変更するとともに、ダウンリンクのBWPを初期ダウンリンクのBWP(DL BWP0)に変更して、アップリンクとダウンリンクの初期BWPで競合ランダムアクセスを行う。
ステップ1において、基地局は、ダウンリンク又はアップリンクのBWPを変更するRRC命令又はPDCCH命令を端末に送信する。
ステップ2において、基地局は、該端末のアップリンクとダウンリンクのBWPを、指示されたアップリンクとダウンリンクのBWPに変更する。
ステップ3において、基地局は、UL BWPxで送信されたランダムアクセス要求を受信し、同じBWP番号のDL BWPxでランダムアクセス応答を送信し、UL BWPxとDL BWPxで後続のランダムアクセス過程を完了し(基地局から見れば、競合ランダムアクセスが完了する前に、どの端末であるかを正確に認識することはできない)、ここで、xは、BWP番号を示す。
端末がビーム障害を検出したとき、bwp-InactivityTimerがタイムアウトし、競合ランダムアクセスに戻る。
ステップ1において、端末は、ビーム障害を検出し、ビーム障害回復を開始しようと決定する。この時点でbwp-InactivityTimerは、タイムアウトする。
ステップ2において、端末は、ダウンリンクDL BWPをデフォルトDL BWPに変更し、デフォルトDL BWPが設定されていなければ、初期DL BWPに変更する。
ステップ3において、端末は、現在の活性化されたアップリンクのBWPに基づいて競合ランダムアクセスを開始し、具体的には、現在の活性化されたアップリンクのBWP(UL BWP1)に競合ランダムアクセスリソースがあれば、ダウンリンクのBWPを、現在の活性化されたアップリンクのBWPと同じ番号を持つダウンリンクのBWP(DL BWP1)に変更して、DL BWP1とUL BWP1で競合ランダムアクセスを行い、現在の活性化されたBWP(UL BWP1)に競合ランダムアクセスリソースがなければ、アップリンクのBWPを初期アップリンクのBWP(UL BWP0)に変更するとともに、ダウンリンクのBWPを初期ダウンリンクのBWP(DL BWP0)に変更して、アップリンクとダウンリンクの初期BWPで競合ランダムアクセスを行う。
端末側のステップ1、2は、いずれも端末の自発的な挙動であり、基地局は、それらを察知できない。基地局は、競合ランダムアクセス過程しか実行することができない。即ち、基地局は、UL BWPxで送信されたランダムアクセス要求を受信し、同じBWP番号のDL BWPxでランダムアクセス応答を送信し、UL BWPxとDL BWPxで後続のランダムアクセス過程を完了する。
端末がビーム障害を検出したとき、現在の活性化されたアップリンクとダウンリンクのBWPが、基地局から端末に対して設定した非競合ランダムアクセスのアップリンクとダウンリンクのBWPペアと一致せず、競合ランダムアクセスに戻る。
ステップ1において、端末は、ビーム障害を検出し、ビーム障害回復を開始しようと決定する。
ステップ2において、端末は、現在の活性化されたDL BWPとUL BWPが、基地局からBFRのために設定した非競合ランダムアクセスリソースのアップリンクとダウンリンクのBWPペアに一致しないことを特定する。
ステップ3において、端末は、現在の活性化されたアップリンクのBWPに基づいて競合ランダムアクセスを開始し、具体的には、現在の活性化されたアップリンクのBWP(UL BWP1)に競合ランダムアクセスリソースがあれば、ダウンリンクのBWPを、現在の活性化されたアップリンクのBWPと同じ番号を持つダウンリンクのBWP(DL BWP1)に変更して、DL BWP1とUL BWP1で競合ランダムアクセスを行い、現在の活性化されたBWP(UL BWP1)に競合ランダムアクセスリソースがなければ、アップリンクのBWPを初期アップリンクのBWP(UL BWP0)に変更するとともに、ダウンリンクのBWPを初期ダウンリンクのBWP(DL BWP0)に変更して、アップリンクとダウンリンクの初期BWPで競合ランダムアクセスを行う。
端末側のステップ1、2は、いずれも端末の自発的な挙動であり、基地局は、それらを察知できない。基地局は、競合ランダムアクセス過程しか実行することができない。即ち、基地局は、UL BWPxで送信されたランダムアクセス要求を受信し、同じBWP番号のDL BWPxでランダムアクセス応答を送信し、UL BWPxとDL BWPxで後続のランダムアクセス過程を完了する。
PDCCH命令で非競合ランダムアクセスをトリガする場合、端末は、基地局から送信されたダウンリンク又はアップリンクのBWPを変更するRRCシグナリング又はPDCCH命令を受信し、競合ランダムアクセスに戻る。
ステップ1において、端末は、PDCCH命令を受信し、非競合ランダムアクセスを開始しようと決定する。このとき、基地局から送信されたダウンリンクのBWP又はアップリンクのBWPを変更するRRC命令又はPDCCH命令を受信する。
ステップ2において、端末は、基地局側命令に基づいてBWPを変更する。
ステップ3において、端末は、現在の活性化されたアップリンクのBWPに基づいて競合ランダムアクセスを開始し、具体的には、現在の活性化されたアップリンクのBWP(UL BWP1)に競合ランダムアクセスリソースがあれば、ダウンリンクのBWPを、現在の活性化されたアップリンクのBWPと同じ番号を持つダウンBWP(DL BWP1)に変更して、DL BWP1とUL BWP1で競合ランダムアクセスを行い、現在の活性化されたBWP(UL BWP1)に競合ランダムアクセスリソースがなければ、アップリンクのBWPを初期アップリンクのBWP(UL BWP0)に変更するとともに、ダウンリンクのBWPを初期ダウンリンクのBWP(DL BWP0)に変更して、アップリンクとダウンリンクの初期BWPで競合ランダムアクセスを行う。
ステップ1において、基地局は、ダウンリンク又はアップリンクのBWPを変更するRRC命令又はPDCCH命令を端末に送信する。
ステップ2において、基地局は、該端末のアップリンクとダウンリンクのBWPを、指示されたアップリンクとダウンリンクのBWPに変更する。
ステップ3において、基地局は、UL BWPxで送信されたランダムアクセス要求を受信し、同じBWP番号のDL BWPxでランダムアクセス応答を送信し、UL BWPxとDL BWPx上で後続のランダムアクセス過程を完了する。
PDCCH命令で非競合ランダムアクセスをトリガし、bwp-InactivityTimerがタイムアウトし、競合ランダムアクセスに戻る。
ステップ1において、端末は、PDCCH命令を受信し、非競合ランダムアクセスを開始しようと決定する。この時点でbwp-Inactivity Timerがタイムアウトする。
ステップ2において、端末は、DL BWPをデフォルトDL BWPに変更し、デフォルトDL BWPが設定されていなければ、初期DL BWPに変更する。
ステップ3において、端末は、現在の活性化されたアップリンクのBWPに基づいて競合ランダムアクセスを開始し、具体的には、現在の活性化されたアップリンクのBWP(UL BWP1)に競合ランダムアクセスリソースがあれば、ダウンリンクのBWPを、現在の活性化されたアップリンクのBWPと同じ番号を持つダウンリンクのBWP(DL BWP1)に変更して、DL BWP1とUL BWP1で競合ランダムアクセスを行い、現在の活性化されたBWP(UL BWP1)に競合ランダムアクセスリソースがなければ、アップリンクのBWPを初期アップリンクのBWP(UL BWP0)に変更するとともに、ダウンリンクのBWPを初期ダウンリンクのBWP(DL BWP0)に変更して、アップリンクとダウンリンクの初期BWPで競合ランダムアクセスを行う。
端末側のステップ1、2は、いずれも端末の自発的な挙動であり、基地局は、察知できない。基地局は、競合ランダムアクセス過程しか実行することができない。即ち、基地局は、UL BWPxで送信されたランダムアクセス要求を受信し、同じBWP番号のDL BWPxでランダムアクセス応答を送信し、UL BWPxとDL BWPxで後続のランダムアクセス過程を完了する。
基地局から送信されたダウンリンクのBWPを変更する又はアップリンクのBWPを変更するBWP変更命令を受信した後、現在の活性化されたアップリンクのBWPと現在の活性化されたダウンリンクのBWPで非競合ランダムアクセスを行うことができれば、前記BWP変更命令を無視し、現在の活性化されたアップリンクのBWPと現在の活性化されたダウンリンクのBWPとを保留すること、
又は、基地局から送信されたダウンリンクのBWPを変更する又はアップリンクのBWPを変更するBWP変更命令を受信した後、現在の活性化されたアップリンクのBWPと現在の活性化されたダウンリンクのBWPで非競合ランダムアクセスを行うことができれば、BWPを基地局から指示されるBWPに変更した後、現在の活性化されたアップリンクのBWP及び基地局による非競合ランダムアクセスリソース設定のうち、現在の活性化されたアップリンクのBWPに対応するダウンリンクのBWPとして、活性化BWPを設定し、又は、現在の活性化されたダウンリンクのBWP及び基地局による非競合ランダムアクセスリソース設定のうち、現在の活性化されたダウンリンクのBWPに対応するアップリンクのBWPとして、活性化BWPを設定すること、
又は、BWP非活性化タイマがタイムアウトした場合、現在の活性化されたアップリンクのBWPと現在の活性化されたダウンリンクのBWPで非競合ランダムアクセスを行うことができれば、BWP非活性化タイマのタイムアウト情報を無視し、現在の活性化されたアップリンクのBWPと現在の活性化されたダウンリンクのBWPを保留すること、
又は、BWP非活性化タイマがタイムアウトした場合、現在の活性化されたアップリンクのBWPと現在の活性化されたダウンリンクのBWPで非競合ランダムアクセスを行うことができれば、ダウンリンクのBWPをデフォルトのダウンリンクのBWP又は初期ダウンリンクのBWPに変更した後、現在の活性化されたアップリンクのBWP及び基地局による非競合ランダムアクセスリソース設定のうち、現在の活性化されたアップリンクのBWPに対応するダウンリンクのBWPとして、活性化BWPを設定すること、
又は、現在の活性化されたアップリンクのBWPに非競合ランダムアクセスリソースが設定され、且つ現在の活性化されたダウンリンクのBWPが、現在の活性化されたアップリンクのBWPに対応する、非競合ランダムアクセスのためのダウンリンクのBWPでない場合、現在の活性化されたアップリンクのBWP及び基地局による非競合ランダムアクセスリソース設定のうち、現在の活性化されたアップリンクのBWPに対応するダウンリンクのBWPとして、活性化BWPを設定すること、
又は、現在の活性化されたダウンリンクのBWPに非競合ランダムアクセスリソースが設定され、且つ現在の活性化されたアップリンクのBWPが、現在の活性化されたダウンリンクのBWPに対応する、非競合ランダムアクセスのためのアップリンクのBWPでない場合、現在の活性化されたダウンリンクのBWP及び基地局による非競合ランダムアクセスリソース設定のうち、現在の活性化されたダウンリンクのBWPに対応するアップリンクのBWPとして、活性化BWPを設定することを含む。
端末は、ビーム障害を検出すると、基地局から送信されたダウンリンク又はアップリンクのBWPを変更するRRCシグナリング又はPDCCH命令を受信し、非競合ランダムアクセスを開始する。
ステップ1において、端末は、ビーム障害を検出し、ビーム障害回復を開始しようと決定する。このとき、基地局から送信されたダウンリンク又はアップリンクのBWPを変更するRRC命令又はPDCCH命令を受信する。
ステップ2において、端末は、基地局側のBWP変更命令を無視する。
ステップ3において、端末は、現在の活性化されたアップリンクとダウンリンクのBWPで非競合ランダムアクセスを開始し、ビーム障害回復を行う。
ステップ1において、基地局は、ダウンリンク又はアップリンクのBWPを変更するRRC命令又はPDCCH命令を端末に送信する。
ステップ2において、基地局は、該端末のアップリンクとダウンリンクのBWPを、指示されたアップリンクとダウンリンクのBWPに変更する。
ステップ3において、基地局は、端末により元の活性化UL BWPのビーム障害回復に設定された専用ランダムアクセスリソースで開始したランダムアクセス要求Msg1を受信し、端末のBWP変更を行っていないことを特定し、その元の活性化UL BWPに対応するDL BWPでビーム障害回復応答を送信する。
端末がビーム障害を検出したとき、bwp-InactivityTimerがタイムアウトし、非競合ランダムアクセスを開始する。
ステップ1において、端末は、ビーム障害を検出し、ビーム障害回復を開始しようと決定する。この時点でbwp-InactivityTimerは、タイムアウトする。
ステップ2において、端末は、DL BWPをデフォルトDL BWPに変更し、デフォルトDL BWPが設定されていなければ、初期DL BWPに変更する。
ステップ3において、端末は、DL BWPを、現在の活性化されたUL BWPにマッチした、非競合ランダムアクセスのビーム障害回復が可能なDL BWPに変更し、非競合ランダムアクセスを開始してビーム障害回復を行う。
又は、
ステップ1において、端末は、ビーム障害を検出し、ビーム障害回復を開始しようと決定する。この時点でbwp-InactivityTimerは、タイムアウトする。
ステップ2において、端末は、bwp-InactivityTimerタイムアウト情報を無視し、DL BWPを変更しない。
ステップ3において、端末は、現在の活性化されたDL BWP及びUL BWPで非競合ランダムアクセスを開始してビーム障害回復を行う。
端末側のステップ1、2は、いずれも端末の自発的な挙動であり、基地局は、それらを察知できない。基地局は、非競合ランダムアクセス過程しか実行することができない。即ち、基地局は、端末によりUL BWPのビーム障害回復に設定された専用ランダムアクセスリソースで開始したランダムアクセス要求Msg1を受信し、その活性化UL BWPに対応するDL BWPでビーム障害回復応答を送信する。
端末がビーム障害を検出した場合、現在の活性化されたアップリンクとダウンリンクのBWPが、基地局から端末に対し設定した非競合ランダムアクセスのアップリンクとダウンリンクのBWPペアと一致せず、依然として非競合ランダムアクセスを開始する。
処理方式1として、端末は、DL BWPを変更し、活性化UL BWPとペアになってビーム障害回復のための非競合ランダムアクセスを開始する。
ステップ1において、端末は、ビーム障害を検出し、ビーム障害回復を開始しようと決定する。
ステップ2において、端末は、現在の活性化されたDL BWPとUL BWPが、BFRのために基地局によって設定された非競合ランダムアクセスリソースのアップリンクとダウンリンクのBWPペアに一致しないことを特定する。
ステップ3において、端末は、活性化UL BWPにマッチする、BFRのための非競合ランダムアクセスを開始できるDL BWPにDL BWPを変更し、その後、ビーム障害回復のための非競合ランダムアクセスを開始する。
又は、
処理方式2として、端末は、UL BWPを変更し、活性化DL BWPとペアになってビーム障害回復のための非競合ランダムアクセスを開始する。
ステップ1において、端末は、ビーム障害を検出し、ビーム障害回復を開始しようと決定する。
ステップ2において、端末は、現在の活性化されたDL BWPとUL BWPが、BFRのために基地局によって設定された非競合ランダムアクセスリソースのアップリンクとダウンリンクのBWPペアに一致しないことを特定する。
ステップ3において、端末は、活性化UL BWPにマッチする、BFR用の非競合ランダムアクセスを開始できるDL BWPにDL BWPを変更し、その後、ビーム障害回復のための非競合ランダムアクセスを開始する。
端末側のステップ1、2は、いずれも端末の自発的な挙動であり、基地局は、それらを察知できない。基地局は、非競合ランダムアクセス過程しか実行することができない。即ち、基地局は、端末によりUL BWPのビーム障害回復に設定された専用ランダムアクセスリソースで開始したランダムアクセス要求Msg1を受信し、その活性化UL BWPに対応するDL BWPでビーム障害回復応答を送信する。
PDCCH命令により非競合ランダムアクセスをトリガする場合、端末は、基地局から送信されたダウンリンク又はアップリンクのBWPを変更するRRCシグナリング又はPDCCH命令を受信し、非競合ランダムアクセスを開始する。
ステップ1において、端末は、PDCCH命令を受信し、非競合ランダムアクセスを開始しようと決定する。このとき、基地局から送信されたダウンリンク又はアップリンクのBWPを変更するRRC命令又はPDCCH命令を受信する。
ステップ2において、端末は、基地局側のBWP変更命令を無視する。
ステップ3において、端末は、現在の活性化されたアップリンクとダウンリンクのBWPで、PDCCH命令の指示に従って非競合ランダムアクセスを開始する。
ステップ1において、基地局は、ダウンリンク又はアップリンクのBWPを変更するRRC命令又はPDCCH命令を端末に送信する。
ステップ2において、基地局は、該端末のアップリンクとダウンリンクのBWPを、指示されたアップリンクとダウンリンクのBWPに変更する。
ステップ3において、基地局は、端末により元の活性化UL BWPで開始したPDCCH命令で指示される専用ランダムアクセスリソースのランダムアクセス要求Msg1を受信し、端末がBWP変更を行っていないことを特定し、その元の活性化UL BWPに対応するDL BWP上でランダムアクセス応答を送信する。
PDCCH命令により非競合ランダムアクセスをトリガし、bwp-InactivityTimerがタイムアウトし、端末は、非競合ランダムアクセスを開始する。
ステップ1において、端末は、PDCCH命令を受信し、非競合ランダムアクセスを開始しようと決定する。この時点でbwp-InactivityTimerは、タイムアウトする。
ステップ2において、端末は、bwp-Inactivity Timerタイムアウト情報を無視し、DL BWPを変更しない。
ステップ3において、端末は、現在の活性化されたDL BWP及びUL BWPで非競合ランダムアクセスを開始する。
端末側のステップ1、2は、いずれも端末の自発的な挙動であり、基地局は、それらを察知できない。基地局は、非競合ランダムアクセス過程しか実行することができない。即ち、基地局は、端末によりUL BWPで開始したPDCCH命令で指示される専用ランダムアクセスリソースのランダムアクセス要求Msg1を受信し、元の活性化DL BWPでランダムアクセス応答を送信する。
基地局から設定された非競合ランダムアクセスのためのBWPは、基地局から設定された非競合ランダムアクセスリソースを含むアップリンクのBWPと、基地局から設定されたランダムアクセス応答を傍受するための制御リソース集合CORESETを含むダウンリンクのBWPとを含み、
現在のアップリンクとダウンリンクのBWPと、基地局から設定された非競合ランダムアクセスのためのアップリンクとダウンリンクのBWPとは一致しないことは、
現在のアップリンクのBWPが基地局から設定されたアップリンクのBWPと同じであり、現在のダウンリンクのBWPが基地局から設定されたダウンリンクのBWPと異なること、又は
現在のダウンリンクのBWPが基地局から設定されたダウンリンクのBWPと同じであり、現在のアップリンクのBWPが基地局から設定されたアップリンクのBWPと異なることを含む。
基地局から送信されたダウンリンクのBWPを変更する又はアップリンクのBWPを変更するBWP変更命令を受信し、前記BWP変更命令に基づいてBWPを変更し、変更後の活性化BWPを特定し、活性化アップリンクとダウンリンクのBWPのBWP番号が異なれば、現在の活性化されたアップリンクのBWP及び現在の活性化されたアップリンクのBWPと同じBWP番号を持つダウンリンクのBWPとして、活性化BWPを設定するステップ、
又は、BWP非活性化タイマがタイムアウトした場合、ダウンリンクのBWPをデフォルトのダウンリンクのBWP又は初期ダウンリンクのBWPに変更した後、活性化アップリンクとダウンリンクのBWPのBWP番号が異なれば、現在の活性化されたアップリンクのBWP及び現在の活性化されたアップリンクのBWPと同じBWP番号を持つダウンリンクのBWPとして、活性化BWPを設定するステップ、
又は、現在の活性化されたアップリンクのBWPに非競合ランダムアクセスリソースが設定され、且つ現在の活性化されたダウンリンクのBWPが、現在の活性化されたアップリンクのBWPに対応する、非競合ランダムアクセスのためのダウンリンクのBWPでない場合、活性化アップリンクとダウンリンクのBWPのBWP番号が異なれば、現在の活性化されたアップリンクのBWP及び現在の活性化されたアップリンクのBWPと同じBWP番号を持つダウンリンクのBWPとして、活性化BWPを設定するステップを実行する。
基地局から送信されたダウンリンクのBWPを変更する又はアップリンクのBWPを変更するBWP変更命令を受信した後、現在の活性化されたアップリンクのBWPと現在の活性化されたダウンリンクのBWPで非競合ランダムアクセスを行うことができれば、前記BWP変更命令を無視し、現在の活性化されたアップリンクのBWPと現在の活性化されたダウンリンクのBWPとを保留するステップ、
又は、基地局から送信されたダウンリンクのBWPを変更する又はアップリンクのBWPを変更するBWP変更命令を受信した後、現在の活性化されたアップリンクのBWPと現在の活性化されたダウンリンクのBWPで非競合ランダムアクセスを行うことができれば、BWPを基地局から指示されるBWPに変更した後、現在の活性化されたアップリンクのBWP及び基地局による非競合ランダムアクセスリソース設定のうち、現在の活性化されたアップリンクのBWPに対応するダウンリンクのBWPとして、活性化BWPを設定し、又は、現在の活性化されたダウンリンクのBWP及び基地局による非競合ランダムアクセスリソース設定のうち、現在の活性化されたダウンリンクのBWPに対応するアップリンクのBWPとして、活性化BWPを設定するステップ、
又は、BWP非活性化タイマがタイムアウトした場合、現在の活性化されたアップリンクのBWPと現在の活性化されたダウンリンクのBWPで非競合ランダムアクセスを行うことができれば、BWP非活性化タイマのタイムアウト情報を無視し、現在の活性化されたアップリンクのBWPと現在の活性化されたダウンリンクのBWPを保留するステップ、
又は、BWP非活性化タイマがタイムアウトした場合、現在の活性化されたアップリンクのBWPと現在の活性化されたダウンリンクのBWPで非競合ランダムアクセスを行うことができれば、ダウンリンクのBWPをデフォルトのダウンリンクのBWP又は初期ダウンリンクのBWPに変更した後、現在の活性化されたアップリンクのBWP及び基地局による非競合ランダムアクセスリソース設定のうち、現在の活性化されたアップリンクのBWPに対応するダウンリンクのBWPとして、活性化BWPを設定するステップ、
又は、現在の活性化されたアップリンクのBWPに非競合ランダムアクセスリソースが設定され、且つ現在の活性化されたダウンリンクのBWPが、現在の活性化されたアップリンクのBWPに対応する、非競合ランダムアクセスのためのダウンリンクのBWPでない場合、現在の活性化されたアップリンクのBWP及び基地局による非競合ランダムアクセスリソース設定のうち、現在の活性化されたアップリンクのBWPに対応するダウンリンクのBWPとして、活性化BWPを設定するステップ、
又は、現在の活性化されたダウンリンクのBWPに非競合ランダムアクセスリソースが設定され、且つ現在の活性化されたアップリンクのBWPが、現在の活性化されたダウンリンクのBWPに対応する、非競合ランダムアクセスのためのアップリンクのBWPでない場合、現在の活性化されたダウンリンクのBWP及び基地局による非競合ランダムアクセスリソース設定のうち、現在の活性化されたダウンリンクのBWPに対応するアップリンクのBWPとして、活性化BWPを設定するステップを実行する。
基地局から設定された非競合ランダムアクセスのためのBWPは、基地局から設定された非競合ランダムアクセスリソースを含むアップリンクのBWPと、基地局から設定されたランダムアクセス応答を傍受するための制御リソース集合CORESETを含むダウンリンクのBWPとを含み、
現在のアップリンクとダウンリンクのBWPと、基地局から設定された非競合ランダムアクセスのためのアップリンクとダウンリンクのBWPとは一致しないことは、
現在のアップリンクのBWPが基地局から設定されたアップリンクのBWPと同じであり、現在のダウンリンクのBWPが基地局から設定されたダウンリンクのBWPと異なること、又は
現在のダウンリンクのBWPが基地局から設定されたダウンリンクのBWPと同じであり、現在のアップリンクのBWPが基地局から設定されたアップリンクのBWPと異なることを含む。
基地局から送信されたダウンリンクのBWPを変更する又はアップリンクのBWPを変更するBWP変更命令を受信し、前記BWP変更命令に基づいてBWPを変更し、変更後の活性化BWPを特定し、活性化アップリンクとダウンリンクのBWPのBWP番号が異なれば、現在の活性化されたアップリンクのBWP及び現在の活性化されたアップリンクのBWPと同じBWP番号を持つダウンリンクのBWPとして、活性化BWPを設定し、
又は、BWP非活性化タイマがタイムアウトした場合、ダウンリンクのBWPをデフォルトのダウンリンクのBWP又は初期ダウンリンクのBWPに変更した後、活性化アップリンクとダウンリンクのBWPのBWP番号が異なれば、現在の活性化されたアップリンクのBWP及び現在の活性化されたアップリンクのBWPと同じBWP番号を持つダウンリンクのBWPとして、活性化BWPを設定し、
又は、現在の活性化されたアップリンクのBWPに非競合ランダムアクセスリソースが設定され、且つ現在の活性化されたダウンリンクのBWPが、現在の活性化されたアップリンクのBWPに対応する、非競合ランダムアクセスのためのダウンリンクのBWPでない場合、活性化アップリンクとダウンリンクのBWPのBWP番号が異なれば、現在の活性化されたアップリンクのBWP及び現在の活性化されたアップリンクのBWPと同じBWP番号を持つダウンリンクのBWPとして、活性化BWPを設定する。
基地局から送信されたダウンリンクのBWPを変更する又はアップリンクのBWPを変更するBWP変更命令を受信した後、現在の活性化されたアップリンクのBWPと現在の活性化されたダウンリンクのBWPで非競合ランダムアクセスを行うことができれば、前記BWP変更命令を無視し、現在の活性化されたアップリンクのBWPと現在の活性化されたダウンリンクのBWPとを保留し、
又は、基地局から送信されたダウンリンクのBWPを変更する又はアップリンクのBWPを変更するBWP変更命令を受信した後、現在の活性化されたアップリンクのBWPと現在の活性化されたダウンリンクのBWPで非競合ランダムアクセスを行うことができれば、BWPを基地局から指示されるBWPに変更した後、現在の活性化されたアップリンクのBWP及び基地局による非競合ランダムアクセスリソース設定のうち、現在の活性化されたアップリンクのBWPに対応するダウンリンクのBWPとして、活性化BWPを設定し、又は、現在の活性化されたダウンリンクのBWP及び基地局による非競合ランダムアクセスリソース設定のうち、現在の活性化されたダウンリンクのBWPに対応するアップリンクのBWPとして、活性化BWPを設定し、
又は、BWP非活性化タイマがタイムアウトした場合、現在の活性化されたアップリンクのBWPと現在の活性化されたダウンリンクのBWPで非競合ランダムアクセスを行うことができれば、BWP非活性化タイマのタイムアウト情報を無視し、現在の活性化されたアップリンクのBWPと現在の活性化されたダウンリンクのBWPを保留し、
又は、BWP非活性化タイマがタイムアウトした場合、現在の活性化されたアップリンクのBWPと現在の活性化されたダウンリンクのBWPで非競合ランダムアクセスを行うことができれば、ダウンリンクのBWPをデフォルトのダウンリンクのBWP又は初期ダウンリンクのBWPに変更した後、現在の活性化されたアップリンクのBWP及び基地局による非競合ランダムアクセスリソース設定のうち、現在の活性化されたアップリンクのBWPに対応するダウンリンクのBWPとして、活性化BWPを設定し、
又は、現在の活性化されたアップリンクのBWPに非競合ランダムアクセスリソースが設定され、且つ現在の活性化されたダウンリンクのBWPが、現在の活性化されたアップリンクのBWPに対応する、非競合ランダムアクセスのためのダウンリンクのBWPでない場合、現在の活性化されたアップリンクのBWP及び基地局による非競合ランダムアクセスリソース設定のうち、現在の活性化されたアップリンクのBWPに対応するダウンリンクのBWPとして、活性化BWPを設定し、
又は、現在の活性化されたダウンリンクのBWPに非競合ランダムアクセスリソースが設定され、且つ現在の活性化されたアップリンクのBWPが、現在の活性化されたダウンリンクのBWPに対応する、非競合ランダムアクセスのためのアップリンクのBWPでない場合、現在の活性化されたダウンリンクのBWP及び基地局による非競合ランダムアクセスリソース設定のうち、現在の活性化されたダウンリンクのBWPに対応するアップリンクのBWPとして、活性化BWPを設定する。
Claims (10)
- 端末に応用されるランダムアクセス方法であって、
非競合ランダムアクセスの開始に際し、現在のアップリンクとダウンリンクのBWP(Band Width Part)と、基地局から設定された非競合ランダムアクセスのためのアップリンクとダウンリンクのBWPとは一致しなければ、端末が、同じ番号を持つアップリンクのBWPとダウンリンクのBWPとして、活性化BWPを設定し、活性化BWPで競合ランダムアクセスを行うか、又は、端末が、基地局から設定された非競合ランダムアクセスのためのアップリンクのBWPとダウンリンクのBWPとして、活性化BWPを設定し、活性化BWPで非競合ランダムアクセスを行うことを含み、
端末が、同じ番号を持つアップリンクのBWPとダウンリンクのBWPとして、活性化BWPを設定し、活性化BWPで競合ランダムアクセスを行うことは、
基地局から送信されたダウンリンクのBWPを変更する又はアップリンクのBWPを変更するBWP変更命令を受信し、前記BWP変更命令に基づいてBWPを変更し、変更後の活性化BWPを特定し、活性化アップリンクとダウンリンクのBWPのBWP番号が異なれば、現在の活性化されたアップリンクのBWP及び現在の活性化されたアップリンクのBWPと同じBWP番号を持つダウンリンクのBWPとして、活性化BWPを設定すること、
又は、BWP非活性化タイマがタイムアウトした場合、ダウンリンクのBWPをデフォルトのダウンリンクのBWP又は初期ダウンリンクのBWPに変更した後、活性化アップリンクとダウンリンクのBWPのBWP番号が異なれば、現在の活性化されたアップリンクのBWP及び現在の活性化されたアップリンクのBWPと同じBWP番号を持つダウンリンクのBWPとして、活性化BWPを設定すること、
又は、現在の活性化されたアップリンクのBWPに非競合ランダムアクセスリソースが設定され、且つ現在の活性化されたダウンリンクのBWPが、現在の活性化されたアップリンクのBWPに対応する、非競合ランダムアクセスのためのダウンリンクのBWPでない場合、活性化アップリンクとダウンリンクのBWPのBWP番号が異なれば、現在の活性化されたアップリンクのBWP及び現在の活性化されたアップリンクのBWPと同じBWP番号を持つダウンリンクのBWPとして、活性化BWPを、設定することを含むランダムアクセス方法。 - 現在のアップリンクとダウンリンクのBWPは、現在の活性化されたアップリンクとダウンリンクのBWP、又はBWP変更シグナリングによる可能な変更結果であるアップリンクとダウンリンクのBWP、又はBWP非活性化タイマのタイムアウトによる可能な変更結果であるアップリンクとダウンリンクのBWPを含み、
基地局から設定された非競合ランダムアクセスのためのBWPは、基地局から設定された非競合ランダムアクセスリソースを含むアップリンクのBWPと、基地局から設定されたランダムアクセス応答を傍受するための制御リソース集合CORESETを含むダウンリンクのBWPとを含み、
現在のアップリンクとダウンリンクのBWPと、基地局から設定された非競合ランダムアクセスのためのアップリンクとダウンリンクのBWPとは一致しないことは、
現在のアップリンクのBWPが基地局から設定されたアップリンクのBWPと同じであり、現在のダウンリンクのBWPが基地局から設定されたダウンリンクのBWPと異なること、又は
現在のダウンリンクのBWPが基地局から設定されたダウンリンクのBWPと同じであり、現在のアップリンクのBWPが基地局から設定されたアップリンクのBWPと異なることを含む、請求項1に記載のランダムアクセス方法。 - 端末が、基地局から設定された非競合ランダムアクセスのためのアップリンクのBWPとダウンリンクのBWPとして、活性化BWPを設定し、活性化BWPで非競合ランダムアクセスを行うことは、
基地局から送信されたダウンリンクのBWPを変更する又はアップリンクのBWPを変更するBWP変更命令を受信した後、現在の活性化されたアップリンクのBWPと現在の活性化されたダウンリンクのBWPで非競合ランダムアクセスを行うことができれば、前記BWP変更命令を無視し、現在の活性化されたアップリンクのBWPと現在の活性化されたダウンリンクのBWPとを保留すること、
又は、基地局から送信されたダウンリンクのBWPを変更する又はアップリンクのBWPを変更するBWP変更命令を受信した後、現在の活性化されたアップリンクのBWPと現在の活性化されたダウンリンクのBWPで非競合ランダムアクセスを行うことができれば、BWPを基地局から指示されるBWPに変更した後、現在の活性化されたアップリンクのBWP及び基地局による非競合ランダムアクセスリソース設定のうち、現在の活性化されたアップリンクのBWPに対応するダウンリンクのBWPとして、活性化BWPを設定し、又は、現在の活性化されたダウンリンクのBWP及び基地局による非競合ランダムアクセスリソース設定のうち、現在の活性化されたダウンリンクのBWPに対応するアップリンクのBWPとして、活性化BWPを設定すること、
又は、BWP非活性化タイマがタイムアウトした場合、現在の活性化されたアップリンクのBWPと現在の活性化されたダウンリンクのBWPで非競合ランダムアクセスを行うことができれば、BWP非活性化タイマのタイムアウト情報を無視し、現在の活性化されたアップリンクのBWPと現在の活性化されたダウンリンクのBWPを保留すること、
又は、BWP非活性化タイマがタイムアウトした場合、現在の活性化されたアップリンクのBWPと現在の活性化されたダウンリンクのBWPで非競合ランダムアクセスを行うことができれば、ダウンリンクのBWPをデフォルトのダウンリンクのBWP又は初期ダウンリンクのBWPに変更した後、現在の活性化されたアップリンクのBWP及び基地局による非競合ランダムアクセスリソース設定のうち、現在の活性化されたアップリンクのBWPに対応するダウンリンクのBWPとして、活性化BWPを設定すること、
又は、現在の活性化されたアップリンクのBWPに非競合ランダムアクセスリソースが設定され、且つ現在の活性化されたダウンリンクのBWPが、現在の活性化されたアップリンクのBWPに対応する、非競合ランダムアクセスのためのダウンリンクのBWPでない場合、現在の活性化されたアップリンクのBWP及び基地局による非競合ランダムアクセスリソース設定のうち、現在の活性化されたアップリンクのBWPに対応するダウンリンクのBWPとして、活性化BWPを設定すること、
又は、現在の活性化されたダウンリンクのBWPに非競合ランダムアクセスリソースが設定され、且つ現在の活性化されたアップリンクのBWPが、現在の活性化されたダウンリンクのBWPに対応する、非競合ランダムアクセスのためのアップリンクのBWPでない場合、現在の活性化されたダウンリンクのBWP及び基地局による非競合ランダムアクセスリソース設定のうち、現在の活性化されたダウンリンクのBWPに対応するアップリンクのBWPとして、活性化BWPを設定することを含む、請求項1又は2に記載のランダムアクセス方法。 - トランシーバと、メモリと、プロセッサと、メモリに記憶されているプロセッサで実行可能なプログラムを含む端末であって、
前記プロセッサが前記プログラムを実行すると、
非競合ランダムアクセスの開始に際し、現在のアップリンクとダウンリンクのBWPと、基地局から設定された非競合ランダムアクセスのためのアップリンクとダウンリンクのBWPとは一致しなければ、端末が、同じ番号を持つアップリンクのBWPとダウンリンクのBWPとして、活性化BWPを設定し、活性化BWPで競合ランダムアクセスを行うか、又は、端末が、基地局から設定された非競合ランダムアクセスのためのアップリンクのBWPとダウンリンクのBWPとして、活性化BWPを設定し、活性化BWPで非競合ランダムアクセスを行うことが実現され、
前記プロセッサが前記プログラムを実行すると、更に、
基地局から送信されたダウンリンクのBWPを変更する又はアップリンクのBWPを変更するBWP変更命令を受信し、前記BWP変更命令に基づいてBWPを変更し、変更後の活性化BWPを特定し、活性化アップリンクとダウンリンクのBWPのBWP番号が異なれば、現在の活性化されたアップリンクのBWP及び現在の活性化されたアップリンクのBWPと同じBWP番号を持つダウンリンクのBWPとして、活性化BWPを設定すること、
又は、BWP非活性化タイマがタイムアウトした場合、ダウンリンクのBWPをデフォルトのダウンリンクのBWP又は初期ダウンリンクのBWPに変更した後、活性化アップリンクとダウンリンクのBWPのBWP番号が異なれば、現在の活性化されたアップリンクのBWP及び現在の活性化されたアップリンクのBWPと同じBWP番号を持つダウンリンクのBWPとして、活性化BWPを設定すること、
又は、現在の活性化されたアップリンクのBWPに非競合ランダムアクセスリソースが設定され、且つ現在の活性化されたダウンリンクのBWPが、現在の活性化されたアップリンクのBWPに対応する、非競合ランダムアクセスのためのダウンリンクのBWPでない場合、活性化アップリンクとダウンリンクのBWPのBWP番号が異なれば、現在の活性化されたアップリンクのBWP及び現在の活性化されたアップリンクのBWPと同じBWP番号を持つダウンリンクのBWPとして、活性化BWPを、設定することが実現される、端末。 - 現在のアップリンクとダウンリンクのBWPは、現在の活性化されたアップリンクとダウンリンクのBWP、又はBWP変更シグナリングによる可能な変更結果であるアップリンクとダウンリンクのBWP、又はBWP非活性化タイマのタイムアウトによる可能な変更結果であるアップリンクとダウンリンクのBWPを含み、
基地局から設定された非競合ランダムアクセスのためのBWPは、基地局から設定された非競合ランダムアクセスリソースを含むアップリンクのBWPと、基地局から設定されたランダムアクセス応答を傍受するための制御リソース集合CORESETを含むダウンリンクのBWPとを含み、
現在のアップリンクとダウンリンクのBWPと、基地局から設定された非競合ランダムアクセスのためのアップリンクとダウンリンクのBWPとは一致しないことは、
現在のアップリンクのBWPが基地局から設定されたアップリンクのBWPと同じであり、現在のダウンリンクのBWPが基地局から設定されたダウンリンクのBWPと異なること、又は
現在のダウンリンクのBWPが基地局から設定されたダウンリンクのBWPと同じであり、現在のアップリンクのBWPが基地局から設定されたアップリンクのBWPと異なることを含む、請求項4に記載の端末。 - 前記プロセッサが前記プログラムを実行すると、更に、
基地局から送信されたダウンリンクのBWPを変更する又はアップリンクのBWPを変更するBWP変更命令を受信した後、現在の活性化されたアップリンクのBWPと現在の活性化されたダウンリンクのBWPで非競合ランダムアクセスを行うことができれば、前記BWP変更命令を無視し、現在の活性化されたアップリンクのBWPと現在の活性化されたダウンリンクのBWPとを保留すること、
又は、基地局から送信されたダウンリンクのBWPを変更する又はアップリンクのBWPを変更するBWP変更命令を受信した後、現在の活性化されたアップリンクのBWPと現在の活性化されたダウンリンクのBWPで非競合ランダムアクセスを行うことができれば、BWPを基地局から指示されるBWPに変更した後、現在の活性化されたアップリンクのBWP及び基地局による非競合ランダムアクセスリソース設定のうち、現在の活性化されたアップリンクのBWPに対応するダウンリンクのBWPとして、活性化BWPを設定し、又は、現在の活性化されたダウンリンクのBWP及び基地局による非競合ランダムアクセスリソース設定のうち、現在の活性化されたダウンリンクのBWPに対応するアップリンクのBWPとして、活性化BWPを設定すること、
又は、BWP非活性化タイマがタイムアウトした場合、現在の活性化されたアップリンクのBWPと現在の活性化されたダウンリンクのBWPで非競合ランダムアクセスを行うことができれば、BWP非活性化タイマのタイムアウト情報を無視し、現在の活性化されたアップリンクのBWPと現在の活性化されたダウンリンクのBWPを保留すること、
又は、BWP非活性化タイマがタイムアウトした場合、現在の活性化されたアップリンクのBWPと現在の活性化されたダウンリンクのBWPで非競合ランダムアクセスを行うことができれば、ダウンリンクのBWPをデフォルトのダウンリンクのBWP又は初期ダウンリンクのBWPに変更した後、現在の活性化されたアップリンクのBWP及び基地局による非競合ランダムアクセスリソース設定のうち、現在の活性化されたアップリンクのBWPに対応するダウンリンクのBWPとして、活性化BWPを設定すること、
又は、現在の活性化されたアップリンクのBWPに非競合ランダムアクセスリソースが設定され、且つ現在の活性化されたダウンリンクのBWPが、現在の活性化されたアップリンクのBWPに対応する、非競合ランダムアクセスのためのダウンリンクのBWPでない場合、現在の活性化されたアップリンクのBWP及び基地局による非競合ランダムアクセスリソース設定のうち、現在の活性化されたアップリンクのBWPに対応するダウンリンクのBWPとして、活性化BWPを設定すること、
又は、現在の活性化されたダウンリンクのBWPに非競合ランダムアクセスリソースが設定され、且つ現在の活性化されたアップリンクのBWPが、現在の活性化されたダウンリンクのBWPに対応する、非競合ランダムアクセスのためのアップリンクのBWPでない場合、現在の活性化されたダウンリンクのBWP及び基地局による非競合ランダムアクセスリソース設定のうち、現在の活性化されたダウンリンクのBWPに対応するアップリンクのBWPとして、活性化BWPを設定することが実現される、請求項4又は5に記載の端末。 - プログラムが記憶されているコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、
該プログラムがプロセッサによって実行されると、請求項1~3のいずれか一項に記載のランダムアクセス方法が実現される、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体。 - 非競合ランダムアクセスの開始に際し、現在のアップリンクとダウンリンクのBWPと、基地局から設定された非競合ランダムアクセスのためのアップリンクとダウンリンクのBWPとは一致しなければ、端末が、同じ番号を持つアップリンクのBWPとダウンリンクのBWPとして、活性化BWPを設定し、活性化BWPで競合ランダムアクセスを行うか、又は、端末が、基地局から設定された非競合ランダムアクセスのためのアップリンクのBWPとダウンリンクのBWPとして、活性化BWPを設定し、活性化BWPで非競合ランダムアクセスを行う処理モジュールを含み、
前記処理モジュールは、更に、
基地局から送信されたダウンリンクのBWPを変更する又はアップリンクのBWPを変更するBWP変更命令を受信し、前記BWP変更命令に基づいてBWPを変更し、変更後の活性化BWPを特定し、活性化アップリンクとダウンリンクのBWPのBWP番号が異なれば、現在の活性化されたアップリンクのBWP及び現在の活性化されたアップリンクのBWPと同じBWP番号を持つダウンリンクのBWPとして、活性化BWPを設定し、
又は、BWP非活性化タイマがタイムアウトした場合、ダウンリンクのBWPをデフォルトのダウンリンクのBWP又は初期ダウンリンクのBWPに変更した後、活性化アップリンクとダウンリンクのBWPのBWP番号が異なれば、現在の活性化されたアップリンクのBWP及び現在の活性化されたアップリンクのBWPと同じBWP番号を持つダウンリンクのBWPとして、活性化BWPを設定し、
又は、現在の活性化されたアップリンクのBWPに非競合ランダムアクセスリソースが設定され、且つ現在の活性化されたダウンリンクのBWPが、現在の活性化されたアップリンクのBWPに対応する、非競合ランダムアクセスのためのダウンリンクのBWPでない場合、活性化アップリンクとダウンリンクのBWPのBWP番号が異なれば、現在の活性化されたアップリンクのBWP及び現在の活性化されたアップリンクのBWPと同じBWP番号を持つダウンリンクのBWPとして、活性化BWPを設定する、端末。 - 現在のアップリンクとダウンリンクのBWPは、現在の活性化されたアップリンクとダウンリンクのBWP、又はBWP変更シグナリングによる可能な変更結果であるアップリンクとダウンリンクのBWP、又はBWP非活性化タイマのタイムアウトによる可能な変更結果であるアップリンクとダウンリンクのBWPを含み、
基地局から設定された非競合ランダムアクセスのためのBWPは、基地局から設定された非競合ランダムアクセスリソースを含むアップリンクのBWPと、基地局から設定されたランダムアクセス応答を傍受するための制御リソース集合CORESETを含むダウンリンクのBWPとを含み、
現在のアップリンクとダウンリンクのBWPと、基地局から設定された非競合ランダムアクセスのためのアップリンクとダウンリンクのBWPとは一致しないことは、
現在のアップリンクのBWPが基地局から設定されたアップリンクのBWPと同じであり、現在のダウンリンクのBWPが基地局から設定されたダウンリンクのBWPと異なること、又は
現在のダウンリンクのBWPが基地局から設定されたダウンリンクのBWPと同じであり、現在のアップリンクのBWPが基地局から設定されたアップリンクのBWPと異なることを含む、請求項8に記載の端末。 - 前記処理モジュールは、更に、
基地局から送信されたダウンリンクのBWPを変更する又はアップリンクのBWPを変更するBWP変更命令を受信した後、現在の活性化されたアップリンクのBWPと現在の活性化されたダウンリンクのBWPで非競合ランダムアクセスを行うことができれば、前記BWP変更命令を無視し、現在の活性化されたアップリンクのBWPと現在の活性化されたダウンリンクのBWPとを保留し、
又は、基地局から送信されたダウンリンクのBWPを変更する又はアップリンクのBWPを変更するBWP変更命令を受信した後、現在の活性化されたアップリンクのBWPと現在の活性化されたダウンリンクのBWPで非競合ランダムアクセスを行うことができれば、BWPを基地局から指示されるBWPに変更した後、現在の活性化されたアップリンクのBWP及び基地局による非競合ランダムアクセスリソース設定のうち、現在の活性化されたアップリンクのBWPに対応するダウンリンクのBWPとして、活性化BWPを設定し、又は、現在の活性化されたダウンリンクのBWP及び基地局による非競合ランダムアクセスリソース設定のうち、現在の活性化されたダウンリンクのBWPに対応するアップリンクのBWPとして、活性化BWPを設定し、
又は、BWP非活性化タイマがタイムアウトした場合、現在の活性化されたアップリンクのBWPと現在の活性化されたダウンリンクのBWPで非競合ランダムアクセスを行うことができれば、BWP非活性化タイマのタイムアウト情報を無視し、現在の活性化されたアップリンクのBWPと現在の活性化されたダウンリンクのBWPを保留し、
又は、BWP非活性化タイマがタイムアウトした場合、現在の活性化されたアップリンクのBWPと現在の活性化されたダウンリンクのBWPで非競合ランダムアクセスを行うことができれば、ダウンリンクのBWPをデフォルトのダウンリンクのBWP又は初期ダウンリンクのBWPに変更した後、現在の活性化されたアップリンクのBWP及び基地局による非競合ランダムアクセスリソース設定のうち、現在の活性化されたアップリンクのBWPに対応するダウンリンクのBWPとして、活性化BWPを設定し、
又は、現在の活性化されたアップリンクのBWPに非競合ランダムアクセスリソースが設定され、且つ現在の活性化されたダウンリンクのBWPが、現在の活性化されたアップリンクのBWPに対応する、非競合ランダムアクセスのためのダウンリンクのBWPでない場合、現在の活性化されたアップリンクのBWP及び基地局による非競合ランダムアクセスリソース設定のうち、現在の活性化されたアップリンクのBWPに対応するダウンリンクのBWPとして、活性化BWPを設定し、
又は、現在の活性化されたダウンリンクのBWPに非競合ランダムアクセスリソースが設定され、且つ現在の活性化されたアップリンクのBWPが、現在の活性化されたダウンリンクのBWPに対応する、非競合ランダムアクセスのためのアップリンクのBWPでない場合、現在の活性化されたダウンリンクのBWP及び基地局による非競合ランダムアクセスリソース設定のうち、現在の活性化されたダウンリンクのBWPに対応するアップリンクのBWPとして、活性化BWPを設定する、請求項8又は9に記載の端末。
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