JP7068871B2 - 電力変換装置 - Google Patents

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本発明は、スイッチング素子のスイッチングにより直流電力を交流電力に変換する電力変換装置に関する。
従来、電気車用の誘導電動機を駆動する電力変換装置の制御方法として、車両が低速で走行している際には、非同期制御を行い、車両が高速で走行している際には、同期制御を行うという方法が用いられることが多い。
図9は、一般的な電力変換装置30の構成例を示す図である。
図9に示す電力変換装置30は、リアクトル12と、コンデンサ13と、電力変換器14と、キャリア周波数生成部31と、キャリア生成部16と、制御指令部17と、PWM信号生成部18とを備える。
リアクトル12とコンデンサ13とは、直流電源11の正極と負極との間に、直列に接続されている。電力変換器14は、コンデンサ13に並列に接続されている。電力変換器14は、スイッチング素子を備えており、スイッチング素子のスイッチングにより、直流電源11からの直流電力を交流電力に変換して、誘導電動機であるモータ1に供給する。電力変換器14のスイッチング素子のオン・オフの切り替え方法としては、キャリアと制御指令との比較に応じてパルス幅が異なるPWM(Pulse Width Modulation)制御信号(制御信号)により、スイッチング素子を制御するPWM方式で制御する方法がある。
キャリア周波数生成部31は、キャリアの周波数(キャリア周波数)を生成し、キャリア生成部16に出力する。キャリア生成部16は、キャリア周波数生成部31から出力されたキャリア周波数を周波数とする三角波などをキャリアとして生成し、PWM信号生成部18に出力する。制御指令部17は、制御指令を生成し、PWM信号生成部18に出力する。PWM信号生成部18は、キャリア生成部16から出力されたキャリアと、制御指令部17から出力された制御指令との比較により、電力変換器14のスイッチング素子のスイッチングを制御するPWM制御信号を生成する。このPWM制御信号を用いて、電力変換器14のスイッチング素子のスイッチングを制御することで、直流電力を交流電力に変換することができる。
非同期制御時にPWM方式を用いた場合、キャリア周波数生成部31で生成されるキャリア周波数が一定であると、キャリア周波数に起因した電磁騒音が発生し、騒音の原因となるおそれがある。
そこで、特許文献1には、2つの乱数発生器を用いて、騒音を抑制する技術が開示されている。図10は、特許文献1に開示されている技術を適用した場合の、キャリア周波数生成部31の構成例を示す図である。
図10に示すキャリア周波数生成部31は、乱数発生器311,313と、タイマ312と、加算器314とを備える。
乱数発生器311は、乱数に基づき、キャリア周波数の継続時間を所定の範囲でランダムに決定し、決定した継続時間をタイマ312に設定する。
タイマ312は、乱数発生器311により設定された継続時間が満了すると、乱数発生器313に通知を行う。
乱数発生器313は、タイマ312から通知が行われると、乱数に基づき、キャリア周波数を所定の範囲でランダムに変化(増減)させる周波数信号を生成し、加算器314に出力する。
加算器314は、基準となるキャリア周波数である基準キャリア周波数に乱数発生器313から出力された周波数信号を加算した周波数を、キャリア周波数としてキャリア生成部16に出力する。
特開平6-14557号公報
図9に示す電力変換装置30においては、非同期制御時に、リアクトル12に流れる電流に含まれる周波数成分のうち、キャリア周波数に起因した特定の周波数スペクトルが高くなり、信号などの通信に障害をもたらす誘導障害が発生するおそれがある。
図11は、キャリア周波数生成部31が生成するキャリア周波数を一定(750Hz)とした場合の、リアクトル12に流れる直流電流のシミュレーション結果を高速フーリエ変換したスペクトル図である。図11に示すように、1.5kHzに0.1A程度のスペクトルが立っており、さらに高周波の範囲でもスペクトルが立っている。このことから、直流電流の中に高周波領域の電流が含まれていることが分かる。
特許文献1に開示されている技術は、電磁騒音の低減を目的としたものであり、上述したような高周波スペクトルの抑制については考慮されていない。
上記のような問題点に鑑みてなされた本発明の目的は、高周波スペクトルを低減し、誘導障害の発生の抑制を図ることができる電力変換装置を提供することである。
上記課題を解決するため、本発明に係る電力変換装置は、スイッチング素子のスイッチングにより直流電力を交流電力に変換する電力変換装置であって、キャリアの周波数であるキャリア周波数を生成するキャリア周波数生成部と、前記キャリア周波数生成部により生成されたキャリア周波数のキャリアを生成するキャリア生成部と、前記キャリア生成部により生成されたキャリアと制御指令との比較により、前記スイッチング素子のスイッチングを制御する制御信号を生成する信号生成部とを備え、前記キャリア周波数生成部は、乱数に基づき、前記キャリア周波数を所定の範囲でランダムに増減させる周波数信号を生成する第1の乱数発生器と、前記キャリア周波数の基準である基準キャリア周波数を中心とし、所定の周期で変化する周波数を生成する周期発生器とを備え、前記周期発生器により生成された周波数に前記第1の乱数発生器により生成された周波数信号を加算した周波数を前記キャリア周波数として前記キャリア生成部に出力する。
また、本発明に係る電力変換装置において、前記キャリア周波数生成部は、乱数に基づき、前記キャリア周波数の継続時間を所定の範囲でランダムに決定する第2の乱数発生器をさらに備え、前記第1の乱数発生器は、前記第2の乱数発生器により決定された継続時間が経過するごとに、前記周波数信号を生成することが好ましい。
また、上記課題を解決するため、本発明に係る電力変換装置は、スイッチング素子のスイッチングにより直流電力を交流電力に変換する電力変換装置であって、キャリアの周波数であるキャリア周波数を生成するキャリア周波数生成部と、前記キャリア周波数生成部により生成されたキャリア周波数のキャリアを生成するキャリア生成部と、前記キャリア生成部により生成されたキャリアと制御指令との比較により、前記スイッチング素子のスイッチングを制御する制御信号を生成する信号生成部とを備え、前記キャリア周波数生成部は、前記キャリア周波数の基準である基準キャリア周波数と現在のキャリア周波数との差に基づき、前記キャリア周波数を所定の範囲でランダムに増減させる周波数信号の範囲を決定する乱数範囲変更器と、前記乱数範囲変更器により決定された範囲内で、乱数に基づき、前記周波数信号を生成する第3の乱数発生器とを備え、前記現在のキャリア周波数に前記第3の乱数発生器により生成された周波数信号を加算した周波数を前記キャリア周波数として前記キャリア生成部に出力する。
また、本発明に係る電力変換装置において、前記キャリア周波数生成部は、乱数に基づき、前記キャリア周波数の継続時間を所定の範囲でランダムに決定する第4の乱数発生器をさらに備え、前記第3の乱数発生器は、前記第4の乱数発生器により決定された継続時間が経過するごとに、前記周波数信号を生成する。
本発明に係る電力変換装置によれば、高周波スペクトルを低減し、誘導障害の発生の抑制を図ることができる。
本発明の第1の実施形態に係る電力変換装置の構成例を示す図である。 図1に示すキャリア周波数生成部の構成例を示す図である。 図1に示すキャリア周波数生成部が生成するキャリア周波数の一例を示す図である。 図1に示すリアクトルに流れる直流電流のシミュレーション結果を高速フーリエ変換したスペクトル図である。 本発明の第2の実施形態に係る電力変換装置の構成例を示す図である。 図5に示すキャリア周波数生成部の構成例を示す図である。 図5に示すキャリア周波数生成部が生成するキャリア周波数の一例を示す図である。 図5に示すリアクトルに流れる直流電流のシミュレーション結果を高速フーリエ変換したスペクトル図である。 従来の電力変換装置の構成例を示す図である。 図9に示すキャリア周波数生成部の構成例を示す図である。 図9に示すリアクトルに流れる直流電流のシミュレーション結果を高速フーリエ変換したスペクトル図である。
以下、本発明を実施するための形態について、図面を参照しながら説明する。なお、各図において、共通の構成については同じ符号を付し、説明を省略する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態に係る電力変換装置10の構成例を示す図である。図1に示す電力変換装置10は、直流電力を交流電力に変換するものであり、図9に示す電力変換装置30と比較して、キャリア周波数生成部31をキャリア周波数生成部15に変更した点が異なる。すなわち、本実施形態に係る電力変換装置10は、リアクトル12と、コンデンサ13と、電力変換器14と、キャリア周波数生成部15と、キャリア生成部16と、制御指令部17と、PWM信号生成部18(信号生成部)とを備える。
キャリア周波数生成部15は、キャリア周波数を生成し、キャリア生成部16に出力する。ここで、キャリア周波数生成部15は、キャリア周波数の継続時間をランダムに決定し、決定した継続時間が経過するごとに、キャリア周波数をランダムに変化させる。
図2は、キャリア周波数生成部15の構成例を示す図である。
図2に示すキャリア周波数生成部15は、乱数発生器151,153と、タイマ152と、周期発生器154と、加算器155とを備える。
乱数発生器151(第2の乱数発生器)は、乱数に基づき、キャリア周波数の継続時間を所定の範囲でランダムに決定し、決定した継続時間をタイマ152に設定する。
タイマ152は、乱数発生器151により設定された継続時間が満了すると、乱数発生器153に通知を行う。
乱数発生器153(第1の乱数発生器)は、タイマ152から通知が行われると、乱数に基づき、キャリア周波数を所定の範囲でランダムに変化(増減)させる周波数信号を生成し、加算器155に出力する。
周期発生器154は、キャリア周波数の基準である基準キャリア周波数を中心に、所定の周期で変化する周波数を生成し、加算器155に出力する。
加算器155は、周期発生器154から出力された周波数に、乱数発生器153から出力された周波数信号を加算した周波数を、キャリア周波数としてキャリア生成部16に出力する。
図3は、キャリア周波数生成部15から出力されるキャリア周波数の一例を示す図である。図3においては、周期発生器154は、基準キャリア周波数を中心に、所定の周期を有する三角波状に周波数を変化させる例を示している。
図3に示すように、キャリア周波数は、巨視的に見ると、周期発生器154により生成される、基準キャリア周波数を中心とした所定の周期の三角波となり、微視的に見ると、乱数発生器153により生成される周波数信号に従い、増減する。すなわち、乱数発生器151が設定するキャリア周波数の継続時間は、周期発生器154が周波数を変化させる周期と比べて十分に小さい。また、乱数発生器153が生成する周波数信号によるキャリア周波数の変化量(増減)は、周期発生器154による周波数の変化量よりも小さい。
図4は、図3に示すキャリア周波数を用いた場合の、リアクトル12に流れる直流電流のシミュレーション結果を高速フーリエ変換したスペクトル図である。
図4に示すように、本実施形態においては、一定のキャリア周波数を用いた場合(図11)と比べて、1.5kHzに立つスペクトルが10分の1程度まで抑制されていることが分かる。したがって、高周波スペクトルを低減し、誘導障害の発生の抑制を図ることができる。
上述した例では、周期発生器154は、基準キャリア周波数を中心に、三角波状に周波数を変化させる例を用いて説明したが、これに限られるものではない。周期発生器154は、例えば、正弦波状あるいはのこぎり波状に周波数を変化させてもよい。また、周期発生器154は、周波数を変化させる周期を変化させてもよい。この場合、乱数発生器を1つ追加し、周期発生器154は、その乱数発生器からの出力に応じて、周期を変化させることができる。
また、上述した例では、キャリア周波数の継続時間がランダムに変化する例を用いて説明したが、これに限られるものではなく、キャリア周波数の継続時間は一定でもあってもよい。したがって、乱数発生器151およびタイマ152は必須の構成ではない。キャリア周波数の継続時間が一定である場合、乱数発生器153は、所定の期間毎に周波数信号を生成する。
このように本実施形態においては、電力変換装置10は、キャリア周波数を生成するキャリア周波数生成部15と、キャリア周波数生成部15により生成されたキャリア周波数のキャリアを生成するキャリア生成部16と、キャリア生成部16により生成されたキャリアと制御指令との比較により、電力変換器14のスイッチング素子のスイッチングを制御するPWM制御信号(制御信号)を生成するPWM信号生成部18とを備える。キャリア周波数生成部15は、乱数に基づき、キャリア周波数を所定の範囲でランダムに増減させる周波数信号を生成する乱数発生器151と、基準キャリア周波数を中心とし、所定の周期で変化する周波数を生成する周期発生器154とを備え、周期発生器154により生成された周波数に乱数発生器151により生成された周波数信号を加算した周波数をキャリア周波数としてキャリア生成部16に出力する。
基準キャリア周波数を中心に所定の周期で変化する周波数に、ランダムに増減する周波数信号を加えた周波数をキャリア周波数とすることで、キャリア周波数をランダムに変化させ、リアクトル12に流れる直流電流のスペクトルを分散させることができる。そのため、高周波スペクトルを低減し、誘導障害の発生を抑制することができる。
(第2の実施形態)
図5は、本発明の第2の実施形態に係る電力変換装置20の構成例を示す図である。本実施形態に係る電力変換装置20は、第1の実施形態に係る電力変換装置10と比較して、キャリア周波数生成部15をキャリア周波数生成部21に変更した点が異なる。そのため、以下では、キャリア周波数生成部21について説明する。
図6は、キャリア周波数生成部21の構成例を示す図である。
図6に示すキャリア周波数生成部21は、乱数発生器211,214と、タイマ212と、乱数範囲変更器213と、加算器215とを備える。
乱数発生器211(第4の乱数発生器)は、乱数に基づき、キャリア周波数の継続時間を所定の範囲でランダムに決定し、決定した継続時間をタイマ212に設定する。
タイマ212は、乱数発生器211により設定された継続時間が満了すると、乱数発生器214に通知を行う。
乱数範囲変更器213は、後述する加算器215から出力されるキャリア周波数(現在のキャリア周波数)と、基準キャリア周波数との差に基づき、キャリア周波数を変化(増減)させる周波数信号の範囲を変更し、乱数発生器214に設定する。
乱数発生器214(第3の乱数発生器)は、タイマ212から通知が行われると、乱数範囲変更器213により設定された範囲内で、乱数に基づき、キャリア周波数を所定の範囲でランダムに変化(増減)させる周波数信号を生成し、加算器155に出力する。
加算器215は、現在のキャリア周波数に、乱数発生器214から出力された周波数信号を加算した周波数を、キャリア周波数としてキャリア生成部16および乱数範囲変更器213に出力する。
図7は、キャリア周波数生成部21から出力されるキャリア周波数の一例を示す図である。図7においては、乱数範囲変更器213は、現在のキャリア周波数と、基準キャリア周波数との差が大きいほど、現在のキャリア周波数が基準キャリア周波数に近づくように、周波数信号の範囲(乱数の範囲)を狭める例を示している。
図8は、図7に示すキャリア周波数を用いた場合の、リアクトル12に流れる直流電流のシミュレーション結果を高速フーリエ変換したスペクトル図である。
図8に示すように、本実施形態においては、一定のキャリア周波数を用いた場合(図11)と比べて、1.5kHzに立つスペクトルが4分の1程度まで抑制されていることが分かる。したがって、高周波スペクトルを低減し、誘導障害の発生の抑制を図ることができる。
上述した例では、キャリア周波数の継続時間がランダムに変化する例を用いて説明したが、これに限られるものではなく、キャリア周波数の継続時間は一定でもあってもよい。したがって、乱数発生器211およびタイマ212は必須の構成ではない。キャリア周波数の継続時間が一定である場合、乱数発生器214は、所定の期間毎に周波数信号を生成する。
このように本実施形態においては、電力変換装置20は、キャリア周波数を生成するキャリア周波数生成部21と、キャリア周波数生成部21により生成されたキャリア周波数のキャリアを生成するキャリア生成部16と、キャリア生成部16により生成されたキャリアと制御指令との比較により、電力変換器14のスイッチング素子のスイッチングを制御するPWM制御信号(制御信号)を生成するPWM信号生成部18とを備える。キャリア周波数生成部21は、基準キャリア周波数と現在のキャリア周波数との差に基づき、キャリア周波数を所定の範囲でランダムに増減させる周波数信号の範囲を決定する乱数範囲変更器213と、乱数範囲変更器213により決定された範囲内で、乱数に基づき、周波数信号を生成する乱数発生器214とを備え、現在のキャリア周波数に乱数発生器214により生成された周波数信号を加算した周波数をキャリア周波数としてキャリア生成部16に出力する。
基準キャリア周波数と現在のキャリア周波数との差に基づき周波数信号の範囲を決定し、その範囲内でランダムに増減する周波数信号を現在のキャリア周波数に加えた周波数を新たなキャリア周波数とすることで、キャリア周波数をランダムに変化させ、リアクトル12に流れる直流電流のスペクトルを分散させることができる。そのため、高周波スペクトルを低減し、誘導障害の発生を抑制することができる。
上述の実施形態は代表的な例として説明したが、本発明の趣旨および範囲内で、多くの変更および置換が可能であることは当業者に明らかである。したがって、本発明は、上述の実施形態によって制限するものと解するべきではなく、特許請求の範囲から逸脱することなく、種々の変形および変更が可能である。例えば、実施形態の構成図に記載の複数の構成ブロックを1つに組み合わせたり、あるいは1つの構成ブロックを分割したりすることが可能である。
1 モータ
10 電力変換装置
11 直流電源
12 リアクトル
13 コンデンサ
14 電力変換器
15 キャリア周波数生成部
16 キャリア生成部
17 制御指令部
18 PWM信号生成部
21 キャリア周波数生成部
151 乱数発生器(第2の乱数発生器)
152 タイマ
153 乱数発生器(第1の乱数発生器)
154 周期発生器
155 加算器
211 乱数発生器(第4の乱数発生器)
212 タイマ
213 乱数範囲変更器
214 乱数発生器(第3の乱数発生器)
215 加算器

Claims (2)

  1. スイッチング素子のスイッチングにより直流電力を交流電力に変換する電力変換装置であって、
    キャリアの周波数であるキャリア周波数を生成するキャリア周波数生成部と、
    前記キャリア周波数生成部により生成されたキャリア周波数のキャリアを生成するキャリア生成部と、
    前記キャリア生成部により生成されたキャリアと制御指令との比較により、前記スイッチング素子のスイッチングを制御する制御信号を生成する信号生成部とを備え、
    前記キャリア周波数生成部は、
    前記キャリア周波数の基準である基準キャリア周波数と現在のキャリア周波数との差に基づき、前記キャリア周波数を所定の範囲でランダムに増減させる周波数信号の範囲を決定する乱数範囲変更器と、
    前記乱数範囲変更器により決定された範囲内で、乱数に基づき、前記周波数信号を生成する第3の乱数発生器とを備え、
    前記現在のキャリア周波数に前記第3の乱数発生器により生成された周波数信号を加算した周波数を前記キャリア周波数として前記キャリア生成部に出力することを特徴とする電力変換装置。
  2. 請求項に記載の電力変換装置において、
    前記キャリア周波数生成部は、
    乱数に基づき、前記キャリア周波数の継続時間を所定の範囲でランダムに決定する第4の乱数発生器をさらに備え、
    前記第3の乱数発生器は、前記第4の乱数発生器により決定された継続時間が経過するごとに、前記周波数信号を生成することを特徴とする電力変換装置。
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