JP7068595B1 - 管理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】設定情報を共有することが可能かを判断することが難しく、類似したデータマップを持つ別機種であっても、作業者が同じ設定を再度手動で入力する必要がある。【解決手段】管理装置100は、設備機器の監視及び/又は制御を行う管理装置100であって、設定部10と、記憶部20と、判定部30と、抽出部40と、を備える。設定部10は、設備機器が使用しているレジスタを特定する識別情報と、設備機器の監視及び/又は制御に関するデータポイントとを対応づけた情報である対応情報11、を設定する。記憶部20は、設定部10において過去に設定された対応情報である履歴情報21、を記憶する。判定部30は、設備機器におけるレジスタの使用状況を判定する。抽出部40は、履歴情報21の中から、判定部30が判定したレジスタの使用状況と一致あるいは類似する履歴情報21を抽出する。【選択図】図1

Description

設備機器を管理する管理装置に関する。
制御装置において、制御対象機器やセンサから取得したデータとそのデータを記憶するレジスタの記憶領域との対応関係を示すレジスタ情報を登録することが開示されている(特許文献1(特開2019-135599号公報))。
過去に通信設定を実施した機種と異なる機種の設備機器が設定情報を共有する場合、別機種の設備機器が通信設定された機種と類似したデータマップを持つかどうかを判断することができれば、設定情報の利用が可能である。しかしながら、設定情報を共有することが可能かを判断することが難しく、類似したデータマップを持つ別機種であっても、作業者が同じ設定を再度手動で入力する必要があるという課題がある。
第1観点の管理装置は、設備機器の監視及び/又は制御を行う管理装置であって、設定部と、記憶部と、判定部と、抽出部と、を備える。設定部は、設備機器が使用しているレジスタを特定する識別情報と、設備機器の監視及び/又は制御に関するデータポイントとを対応づけた情報である対応情報、を設定する。記憶部は、設定部において過去に設定された対応情報である履歴情報、を記憶する。判定部は、設備機器におけるレジスタの使用状況を判定する。抽出部は、履歴情報の中から、判定部が判定したレジスタの使用状況と一致あるいは類似する履歴情報を抽出する。
この管理装置では、レジスタの使用状況と一致あるいは類似する履歴情報を抽出するようにしたので、過去に通信接続した設備機器が有するデータマップと類似したデータマップを有しているかを判断することができる。
第2観点の管理装置は、第1観点の装置であって、設定部は、抽出部が抽出した履歴情報を設備機器の対応情報として設定する。
この管理装置では、履歴情報を設備機器の対応情報として設定するようにしたので、過去に通信接続した設備機器の対応情報を利用することができる。
第3観点の管理装置は、第1観点又は第2観点の装置であって、対応情報は、設備機器から取得するデータを、設備機器の監視及び/又は制御に適したデータに変換する変換ルールを含んでいる。
この管理装置では、対応情報が設備機器から取得するデータを変換する変換ルールを含むようにしたので、設備機器の監視または制御に適したデータを取得することができる。
第4観点の管理装置は、第1観点から第3観点のいずれかの装置であって、判定部は、設備機器に対して識別情報ごとに格納されたデータの要求を送信し、要求に対する設備機器からの応答に基づいてレジスタの使用状況を判定する。
この管理装置では、設備機器に対して識別情報ごとに格納されたデータの要求を送信するようにしたので、設備機器のレジスタの使用状況を取得することができる。
第5観点の管理装置は、第1観点から第4観点のいずれかの装置であって、記憶部は、履歴情報を少なくとも設備機器のメーカー情報と関連づけて記憶している。抽出部は、メーカー情報が同一である設備機器の履歴情報から、レジスタの使用状況が一致あるいは類似する履歴情報を抽出する。
この管理装置では、履歴情報と設備機器のメーカー情報とを関連づけて記憶するようにしたので、同じメーカーの設備機器で過去に通信接続された設備機器の履歴情報を取得することができる。
第6観点の管理装置は、第5観点の装置であって、記憶部は、履歴情報を設備機器の機種情報と関連づけて記憶する。
第7観点の管理装置は、第1観点から第6観点のいずれかの装置であって、設備機器の対応情報と、履歴情報とを比較し、レジスタの使用状況の類似度を算出する類似度算出部、をさらに備える。抽出部は、履歴情報の中から、類似度が最も高い履歴情報を抽出する。
この管理装置では、設備機器の対応情報と、履歴情報とを比較して、レジスタの使用状況の類似度を算出するようにしたので、過去に通信接続された設備機器のなかから、一致度が最も高い履歴情報を選択することができる。
第8観点の管理装置は、第7観点の装置であって、類似度算出部は、設備機器の対応情報と履歴情報とを比較して得られた、設備機器に新たに追加するデータの個数と、設備機器から削除するデータの個数と、に基づいて、類似度を算出する。
この管理装置では、設備機器に新たに追加するデータの個数と、設備機器から削除するデータの個数とに基づいて、類似度を算出するようにしたので、過去に通信設定した設備機器の履歴情報を利用可能か判別することができる。
第9観点の管理装置は、第1観点から第8観点のいずれかの装置であって、抽出部が抽出した履歴情報、履歴情報と関連づけられたメーカー情報および機種情報、類似度算出部が算出した類似度、のいずれかを出力する出力部、をさらに備える。
この管理装置では、過去に通信接続された設備機器に関する情報をユーザに提示することができる。
管理システムの機能ブロック図である。 空冷チラーの通信仕様書の一例を示す図である。 水冷チラーの通信仕様書の一例を示す図である。 類似度の算出方法を説明するための図である。 類似度の算出方法を説明するための図である。 類似度の算出方法を説明するための図である。 類似度の算出方法を説明するための図である。 チラー201の試運転結果とチラー301a、301b、301cのデータマップとの比較結果を示す図である。 管理システムのフローチャート図である。 管理システムのフローチャート図である。 試運転結果リストの一例を示す図である。 過去の試運転結果の一例を示す図である。 新機種の全スキャン情報の一例を示す図である。 チラー301a、301b、301cの試運転結果とチラー302のデータマップとの比較結果を示す図である。 強推奨リストの一例を示す図である。 弱推奨リストの一例を示す図である。 管理システムの機能ブロック図である。 管理システムの機能ブロック図である。
<第1実施形態>
(1)全体構成
図1に示すように、管理システム101は、複数の設備機器と、管理装置(監視制御装置)100と、を備えている。
管理装置100は、設定部10と、記憶部20と、判定部30と、抽出部40と、類似度算出部50と、出力部60と、制御演算部(図示せず)と、を備える。
管理装置100は、ネットワーク90を介して複数の設備機器と通信する。複数の設備機器は、空調機などをいう。
空調機などの上位システムとして、監視制御装置(Building Automation System、BAS)を設置することで、設備機器に対して外部から監視、制御を実現する。
上位システムによる設備機器の監視方法の一つとして、Modbusなどの通信による方法がある。監視制御装置は、設備機器が持つデータポイントに対して、読み書きを行うことでデータの監視を行う。また、設備機器を納入する際に、現場の施工者が試運転作業を行い、物件ごとに監視に必要とするデータポイントを設定する。
本実施形態では、管理装置100と、空冷チラー200と、水冷チラー300との間で、Modbus接続を構築する。空冷チラー200と、水冷チラー300は、複数の設備機器の例である。
(2)詳細構成
(2-1)管理装置
管理装置100はコンピュータにより実現されるものである。管理装置100は、設定部10と、記憶部20と、判定部30と、抽出部40と、類似度算出部50と、出力部60と、制御演算部(図示せず)と、を備える。制御演算部には、CPU又はGPUといったプロセッサを使用できる。制御演算部は、記憶部20に記憶されているプログラムを読み出し、このプログラムに従って所定の画像処理や演算処理を行う。さらに、制御演算部は、プログラムに従って、演算結果を記憶部20に書き込んだり、記憶部20に記憶されている情報を読み出したりすることができる。図1は、制御演算部により実現される各種の機能ブロックを示している。記憶部20は、データベースとして用いることができる。
(2-1-1)設定部
設定部10は、設備機器が使用しているレジスタを特定する識別情報と、設備機器の監視及び/又は制御に関するデータポイントとを対応づけた情報である対応情報11、を設定する。対応情報11は、設備機器から取得するデータを、設備機器の監視及び/又は制御に適したデータに変換する変換ルールを含んでいる。
設定部10は、抽出部40が抽出した履歴情報21を設備機器の対応情報11として設定する。
(2-1-2)記憶部
記憶部20は、設定部10において過去に設定された対応情報11である履歴情報21、を記憶する。記憶部20は、履歴情報21を少なくとも設備機器のメーカー情報23と関連づけて記憶している。また、記憶部20は、履歴情報21を設備機器の機種情報22と関連づけて記憶する。
(2-1-3)判定部
判定部30は、設備機器におけるレジスタの使用状況を判定する。判定部30は、設備機器に対して識別情報ごとに格納されたデータの要求を送信し、要求に対する設備機器からの応答に基づいてレジスタの使用状況を判定する。
(2-1-4)抽出部
抽出部40は、履歴情報21の中から、判定部30が判定したレジスタの使用状況と一致あるいは類似する履歴情報21を抽出する。抽出部40は、メーカー情報23が同一である設備機器の履歴情報21から、レジスタの使用状況が一致あるいは類似する履歴情報21を抽出する。抽出部40は、履歴情報21の中から、類似度が最も高い履歴情報21を抽出する。
(2-1-5)類似度算出部
類似度算出部50は、設備機器の対応情報11と、履歴情報21とを比較し、レジスタの使用状況の類似度を算出する。類似度算出部50は、設備機器の対応情報11と履歴情報21とを比較して得られた、設備機器に新たに追加するデータの個数と、設備機器から削除するデータの個数と、に基づいて、類似度を算出する。
類似度算出部50は、次の式11を用いて、類似度を算出する。
式11:
類似度=(全レジスタ数-(追加するデータ数×1+削除するデータ数×0.7))/全レジスタ数
削除するデータ数には「×0.7」の削除分の重みパラメータを付与する。追加するデータ数の重みパラメータは「×1」とする。重みパラメータは施工者が変更する。
(2-1-6)出力部
出力部60は、抽出部40が抽出した履歴情報21、履歴情報21と関連づけられたメーカー情報23および機種情報22、類似度算出部50が算出した類似度、のいずれかを出力する。
(2-2)空冷チラー
空冷チラー200は、A社の空冷チラーである。空冷チラー200は、過去に施工者が試運転している。空冷チラー200の試運転結果は、記憶部20に記憶されている。
空冷チラー200の通信仕様書の一例を図2Aに示す。
空冷チラー200は、レジスタ40001、40010、40070、40100を有する。
レジスタ40001はチラー状態のデータを有する。チラー状態はONである。レジスタ40010はチラー能力のデータを有する。チラー能力は65である。レジスタ40070は外気温のデータを有する。外気温は25である。レジスタ40100は水温のデータを有する。水温は70である。
変換ルールは、設備機器から取得したデータを、設備機器の監視または制御に適したデータに変換する。
空冷チラー200の水温のデータの変換ルールは「×0.1」である。「×0.1」は0.1倍を意味する。
(2-3)水冷チラー
水冷チラー300は、B社の水冷チラーである。類似度算出部50は、水冷チラー300のデータマップと、空冷チラー200の試運転結果とを比較する。
水冷チラー300の通信仕様書の一例を図2Bに示す。
レジスタ40001はチラー状態のデータを有する。チラー状態はONである。レジスタ40010はチラー能力のデータを有する。チラー能力は65である。レジスタ40070は外気温のデータを有する。外気温は25である。レジスタ40100は水温のデータを有する。水温は70である。レジスタ40111は冷却水温度のデータを有する。冷却水温度は245である。
水冷チラー300の水温のデータの変換ルールは「×0.1」である。また、水冷チラー300の冷却水温度のデータの変換ルールは「×0.1」である。
(3)設備機器の試運転
本実施形態では、空冷チラー200、及び水冷チラー300に対して、管理装置100を設置する。管理装置100は、空冷チラー200、及び水冷チラー300について、5つのデータポイントをModbus通信で監視する。5つのデータポイントは、チラー状態、チラー能力、外気温、水温、冷却水温度である。
空冷チラー200は、過去に施工者が試運転している。記憶部20は、空冷チラー200の試運転結果として、履歴情報21、変換ルール(図示せず)、機種情報22、メーカー情報23を記憶している。履歴情報21は、データポイントとアドレス(レジスタ)との紐づけ結果である。
その後、別の物件でB社の水冷チラー300を試運転するときに、設定部10は、水冷チラー300が持つレジスタを全スキャンする。これにより、設定部10は水冷チラー300の対応情報(データマップ)11を取得する。
類似度算出部50は、これから試運転を行う水冷チラー300の対応情報11と、過去に試運転した空冷チラー200の履歴情報21と、を比較して類似度を算出する。
空冷チラー200のデータポイントとアドレスとの紐づけ結果を水冷チラー300の試運転設定に再利用可能であれば、空冷チラー200のデータポイントとアドレスとの紐づけ結果を再利用して、水冷チラー300のデータポイントとアドレスとを、自動で紐づけする。
水冷チラー300の対応情報11と、過去に試運転した空冷チラー200の履歴情報21とが、完全に同一でない場合は、水冷チラー300のデータの過不足分は施工者が手動で入力する。水冷チラー300について、自動で紐づけしたデータポイントにおいては、試運転設定の工数削減が可能である。
(4)類似度の算出方法
図3、図4A~図4Cは、類似度の算出方法を説明するための図である。チラー201は、先に試運転が完了している。チラー301a~301cは、新しい機種のチラーである。
まず、先に試運転が完了しているチラー201のデータマップの全スキャンを行う。チラー201について、データマップの全てのレジスタに、順番にデータ値のリクエストを送信する。リクエストされたレジスタにデータが格納されている場合、そのレジスタのデータ値が返ってくる。リクエストされたレジスタが存在しない、またはリクエストされたレジスタにデータが格納されていない場合はエラーが返ってくる。
チラー210のデータマップを図3に示す。図3に示すように、チラー201はレジスタ40001~40010を有している。チラー210のレジスタ40001~40004、40006~40008はデータが格納されている。チラー201のレジスタ40005、40009、40010はデータが格納されていない。
次に、新しい機種のチラー301a~301cに対して、データマップの全スキャンを行うことで、チラー301a~301cのデータマップと、過去に試運転したチラー201の試運転結果と、を比較する。
新しい機種のチラー301aのデータマップを図4Aに示す。図4Aに示すように、チラー301aは、レジスタ40001~40008を有している。チラー301aの全レジスタ数は「8」である。
チラー301aのレジスタ40001~40003、40006~40008は、データが格納されている。チラー301aのレジスタ40004、40005、40009、40010は、データが格納されていない。
チラー301aのデータマップと、過去に試運転されたチラー201の試運転結果を比較する。
レジスタ40004について、チラー201ではデータが格納されている。一方、レジスタ40004について、チラー301aではデータが可能されていない。従って、チラー301aにおいて、手動で追加するデータ数は「1」である。
レジスタ40001~40003、40007、40008について、チラー201及びチラー301aのいずれもデータを格納している。従って、チラー301aについて手動で削除するデータ数は「0」である。
レジスタ40005について、チラー201及びチラー301aのいずれもデータを格納していない。
以上から、チラー301aの通信設定における残作業は「1データ追加」である。
次に、新しい機種のチラー301bのデータマップを図4Bに示す。図4Bに示すように、チラー301bは、レジスタ40001~40008を有している。チラー301bの全レジスタ数は「8」である。
チラー301bのレジスタ40001~40008はデータが格納されている。チラー301bのレジスタ40009、40010はデータが格納されていない。
チラー301bのデータマップと、過去に試運転されたチラー201の試運転結果を比較する。
レジスタ40005について、チラー201ではデータが格納されている。一方、レジスタ40005について、チラー301bではデータが格納されている。従って、チラー301bについて手動で削除するデータ数は「1」である。
レジスタ40001~40004、40006~40008について、チラー201及びチラー301aのいずれもデータを格納している。従って、チラー301bについて、手動で追加するデータ数は「0」である。
以上から、チラー301bの通信設定における残作業は「1データ削除」である。
次に、新しい機種のチラー301cのデータマップを図4Cに示す。図4Cに示すように、チラー301cは、レジスタ40001~40010を有している。チラー301cの全レジスタ数は「10」である。
チラー301cのレジスタ40001~40003、40005、40009、40010はデータが格納されている。チラー301cのレジスタ40004、40006~40008はデータが格納されていない。
チラー301cのデータマップと、過去に試運転されたチラー201の試運転結果を比較する。
レジスタ40004、40006~40008について、チラー201ではデータが格納されている。一方、レジスタ40004、40006~40008について、チラー301cではデータが格納されていない。従って、チラー301cについて、手動で追加するデータ数は「4」である。
レジスタ40005、40009、40010について、チラー201ではデータが格納されていない。一方、レジスタ40005、40009、40010について、チラー301cではデータが格納されている。従って、チラー301cについて、手動で削除するデータ数は「3」である。
以上から、チラー301cの通信設定における残作業は、「4データ追加」、「3データ削除」である。
図5にチラー201の試運転結果とチラー301a、301b、301cのデータマップとの比較結果を示す。
本実施形態で、チラー201との類似度が70%以上の場合は、チラー201の試運転結果の再利用を強く推奨する。チラー201との類似度が30%未満の場合は、チラー201の試運転結果の再利用を推奨しない。チラー201との類似度が30%以上、70%未満の場合は、チラー201の試運転結果の再利用を弱く推奨する。
チラー301aについて、チラー201との類似度は、式11を用いて計算すると、87.5%である。チラー301aの通信設定において、チラー201の試運転結果の再利用を強く推奨する。
チラー301bについて、チラー201との類似度は、式11を用いて計算すると、類似度は91.3%である。チラー301bの通信設定において、チラー201の試運転結果の再利用を強く推奨する。
チラー301cについて、チラー201との類似度は、式11を用いて計算すると、類似度は39.0%である。チラー301cの通信設定において、チラー201の試運転結果の再利用を弱く推奨する。
(5)全体動作
図6に管理システム101のフローチャートを示す。
まず、新機種のチラー302のレジスタを全スキャンする(ステップS1)。
図9に新機種のチラー302の全スキャン情報を示す。チラー302はレジスタ40001~40010を有している。チラー302のレジスタ40001、40003、40004、40006~40008はデータが格納されている。チラー302のレジスタ40002、40005、40009~40010はデータが格納されていない。
チラー302の機種情報及びメーカー情報を取得する(ステップS2)。チラー302のスキャン情報を記憶部20に記憶する(ステップS3)。
新機種のチラー302のスキャン情報と、過去の試運転結果との類似度の閾値を類似度算出部50に設定する(ステップS4)。類似度の閾値は、物件ごとに施工者が決定する。試運転結果を非推奨リストに格納するか否かの類似度の閾値を30%とし、試運転結果を強推奨リストもしくは弱推奨リストに格納するか否かの類似度の閾値を70%とする。
過去の試運転結果について、試運転結果リストを作成する(ステップS5)。
図7に試運転結果リストの一例を示す。図7に示すように、試運転結果リストは、過去に試運転された設備機器の機種、メーカー情報を有する。過去に試運転された設備機器は、チラー301a、チラー301b、チラー302cである。
図8に過去に試運転された設備機器の試運転結果を示す。記憶部20に、過去に試運転されたチラー301a、チラー301b、チラー302cの試運転結果が格納されている。
チラー301aはレジスタ40001~40010を有している。チラー301aのレジスタ40001~40003、40006~40008はデータが格納されている。チラー301aのレジスタ40004、40005、40009、40010はデータが格納されていない。
チラー301bはレジスタ40001~40010を有している。チラー301bのレジスタ40001~40008はデータが格納されている。チラー301bのレジスタ40009、40010はデータが格納されていない。
チラー301cはレジスタ40001~40010を有している。チラー301cのレジスタ40001~40003、40005、40009、40010はデータが格納されている。チラー301cのレジスタ40004、40006~40008はデータが格納されていない。
図10に、過去に試運転されたチラー301a、301b、301cの試運転結果とチラー302のデータマップとの比較結果を示す。
チラー301aとチラー302を比較すると、チラー301aのレジスタ40002はデータが格納されているが、チラー302のレジスタ40002はデータが格納されていない。従って、残作業は「1データ追加」である。
チラー301aのレジスタ40004はデータが格納されていないが、チラー302のレジスタ40004はデータが格納されている。従って、残作業は「1データ削除」である。
チラー301bとチラー302を比較すると、チラー301bのレジスタ40002、40005はデータが格納されているが、チラー302のレジスタ40002、40005はデータが格納されていない。従って、残作業は「2データ追加」である。
チラー301cとチラー302を比較すると、チラー301cのレジスタ40002、40005、40009、40010はデータが格納されているが、チラー302のレジスタレジスタ40002、40005、40009、40010はデータが格納されていない。従って、残作業は「4データ追加」である。
チラー301cのレジスタ40004、40006~40008はデータが格納されていないが、チラー302のレジスタ40004、40006~40008はデータが格納されている。従って、残作業は「4データ削除」である。
次に、ステップS6で試運転結果リストの試運転結果に対して類似度を算出する。
ステップS6で算出した類似度が30%以上であるか否か判断する(ステップS7)。類似度が30%未満である場合(ステップS7でNo)、試運転結果を非推奨リストに格納する(ステップS10)。類似度が30%以上である場合(ステップS7でYes)、ステップS8に進む。
類似度が70%以上である場合(ステップS8でYes)、試運転結果を強推奨リストに格納する(ステップS9)。類似度が70%未満である場合(ステップS8でNo)、試運転結果を弱推奨リストに格納する(ステップS11)。
使用した試運転結果を試運転結果リストから削除する(ステップS12)。
図7の試運転結果リストのチラー301aの試運転結果と比較する場合について説明する。ステップS6で、チラー301aの試運転結果に対して、式11を用いて類似度を算出する。類似度は78.8%であり、類似度が30%以上であるので(ステップS7でYes)、ステップS8に進む。また、類似度は78.8%であり、類似度が70%以上であるので(ステップS8でYes)、チラー301aの試運転結果を強推奨リストに格納する(ステップS9)。チラー301aの試運転結果を試運転結果リストから削除する。
図6において、試運転結果のリストが空か否か判断する(ステップS13)。試運転結果のリストが空でない場合(ステップS13でNo)、ステップS6に戻る。
図7の試運転結果リストのチラー301b、チラー301cについても、ステップS6~ステップS12を行う。
チラー301bは類似度が75.0%であり、チラー301bの試運転結果を強推奨リストに格納する。チラー301cは類似度が32.0%であり、チラー301cの試運転結果を弱推奨リストに格納する。
チラー301a~301cの試運転結果と比較した後、試運転結果リストが空である場合(ステップS13でYes)、施工者が利用するリストを選択する(ステップS14)。
強推奨リスト、弱推奨リストの機種情報22、メーカー情報23、類似度、残工数を出力する(ステップS15)。
強推奨リストを図11Aに示す。強推奨リストにチラー301a、チラー301bが含まれる。弱推奨リストを図11Bに示す。弱推奨リストにチラー301cが含まれる。
強推奨リスト、弱推奨リストの中から施工者が使用するデータを選択する(ステップS16)。本実施形態では、強推奨リストで類似度が最大となるチラー301aの試運転結果を選択する。
チラー301aの試運転結果を再利用して、チラー302の通信設定においてデータポイントとアドレスとの自動紐づけをする(ステップS17)。
ステップS17でチラー302のデータポイントとアドレスとの自動紐づけをした後、残りのデータを入力、または削除する(ステップS18)。チラー301aの試運転結果を選択した場合、残工数は「1データ追加」、「1データ削除」である。
(6)特徴
(6-1)
本実施形態に係る管理装置100では、設備機器の監視及び/又は制御を行う管理装置100であって、設定部10と、記憶部20と、判定部30と、抽出部40と、を備える。設定部10は、設備機器が使用しているレジスタを特定する識別情報と、設備機器の監視及び/又は制御に関するデータポイントとを対応づけた情報である対応情報11、を設定する。記憶部20は、設定部10において過去に設定された対応情報11である履歴情報21、を記憶する。判定部30は、設備機器におけるレジスタの使用状況を判定する。抽出部40は、履歴情報21の中から、判定部30が判定したレジスタの使用状況と一致あるいは類似する履歴情報21を抽出する。
この管理装置100では、レジスタの使用状況と一致あるいは類似する履歴情報21を抽出するようにしたので、過去に通信接続した設備機器が有するデータマップと類似したデータマップを有しているかを判断することができる。
従来は、他社の設備機器に対して、自社のBASからModbus接続などによる監視や制御を実施する場合、その都度、対象の設備機器の型番を調べて、通信仕様書を入手していた。そして、通信仕様書の情報を元に、BASに対して通信設定を実施することで、BASと設備機器との間の通信接続を構築していた。
このとき、過去に試運転した設備機器の機種と、これから通信設定する設備機器の機種とが同じ場合、類似したデータマップを有している。このため、設備機器の通信設定において、機種情報に基づいて、クラウドに保持されている過去の試運転結果を再利用することができる。
しかしながら、異なる機種番号でも、類似したModbusデータマップを有する場合も多い。類似したModbusデータマップかどうかを判断することができない場合、既存の設定情報を再利用することが困難である。
この管理装置100では、Modbus接続を構築した直後において、設備機器のレジスタの全スキャンを行い、レジスタ使用領域と所持する値、及びレジスタの有効状態に関する情報の収集を行う。その後、過去に試運転した設備機器でスキャンした履歴情報と照らし合わせ、一致度の高いプロファイルを同一機種のものと見なし、過去に試運転した設備機器の通信設定を再利用する。
この管理装置100では、過去に一度、Modbus接続を構築した機種、またはその機種と同様のデータマップを所持する機種において、物件や作業者の差異に影響されることなく、Modbus接続構築にかかる工数削減が見込める。
さらに、どの物件にどの機種を納入したかのデータも蓄積することができるため、アフターフォローなどサービスにも繋ぐことができる。
(6-2)
本実施形態に係る管理装置100では、設定部10は、抽出部40が抽出した履歴情報21を設備機器の対応情報11として設定する。
この管理装置100では、履歴情報21を設備機器の対応情報11として設定するようにしたので、過去に通信接続した設備機器の対応情報を利用することができる。
(6-3)
本実施形態に係る管理装置100では、対応情報11は、設備機器から取得するデータを、設備機器の監視及び/又は制御に適したデータに変換する変換ルールを含んでいる。
この管理装置100では、対応情報11が設備機器から取得するデータを変換する変換ルールを含むようにしたので、設備機器の監視または制御に適したデータを取得することができる。
(6-4)
本実施形態に係る管理装置100では、判定部30は、設備機器に対して識別情報ごとに格納されたデータの要求を送信し、要求に対する設備機器からの応答に基づいてレジスタの使用状況を判定する。
この管理装置100では、設備機器に対して識別情報ごとに格納されたデータの要求を送信するようにしたので、設備機器のレジスタの使用状況を取得することができる。
(6-5)
本実施形態に係る管理装置100では、記憶部20は、履歴情報を少なくとも設備機器のメーカー情報23と関連づけて記憶している。抽出部40は、メーカー情報23が同一である設備機器の履歴情報21から、レジスタの使用状況が一致あるいは類似する履歴情報21を抽出する。
この管理装置100では、履歴情報21と設備機器のメーカー情報23とを関連づけて記憶するようにしたので、同じメーカーの設備機器で、過去に通信接続された設備機器の履歴情報21を取得することができる。
(6-6)
本実施形態に係る管理装置100では、記憶部20は、履歴情報21を設備機器の機種情報22と関連づけて記憶する。
この管理装置100では、履歴情報21を設備機器の機種情報22と関連づけて記憶するようにしたので、機種情報22を参照して設備機器の設定情報を利用することができる。
(6-7)
本実施形態に係る管理装置100では、設備機器の対応情報11と、履歴情報21とを比較し、レジスタの使用状況の類似度を算出する類似度算出部50、をさらに備える。抽出部40は、履歴情報21の中から、類似度が最も高い履歴情報21を抽出する。
この管理装置100では、設備機器の対応情報11と、履歴情報21とを比較して、レジスタの使用状況の類似度を算出するようにしたので、過去に通信接続された設備機器のなかから、一致度が最も高い履歴情報を選択することができる。
(6-8)
本実施形態に係る管理装置100では、類似度算出部50は、設備機器の対応情報11と履歴情報21とを比較して得られた、設備機器に新たに追加するデータの個数と、設備機器から削除するデータの個数と、に基づいて、類似度を算出する。
この管理装置100では、設備機器に新たに追加するデータの個数と、設備機器から削除するデータの個数とに基づいて、類似度を算出するようにしたので、過去に通信設定した設備機器の履歴情報を利用可能か判別することができる。
(6-9)
本実施形態に係る管理装置100では、抽出部40が抽出した履歴情報21、履歴情報21と関連づけられたメーカー情報23および機種情報22、類似度算出部50が算出した類似度、のいずれかを出力する出力部60、をさらに備える。
この管理装置100では、過去に通信接続された設備機器に関する情報をユーザに提示することができる。
(7)変形例
(7-1)変形例1A
本実施形態では、設備機器をModbus接続した場合について説明したが、BACnetなどの他の通信プロトコルで接続する場合でも、過去に試運転した機種の通信設定を再利用することができる。
(7-2)変形例1B
本実施形態では、強推奨リストで類似度が最大となる設備機器の試運転結果を選択する場合について説明したが、これに限られるものではない。例えば、強推奨リストの中から施工者が使用したい試運転結果を決定するようにしてもよい。
(7-3)変形例1C
本実施形態では、管理装置100が、記憶部20と、抽出部40と、類似度算出部50と、を備える場合について説明したが、これに限るものではない。サーバ装置(クラウドサーバ)が、記憶部と、抽出部と、類似度算出部と、を備えるようにしてもよい。
変形例1Cの管理システム102を図12に示す。管理システム102は、管理装置110と、サーバ装置400と、空冷チラー200と、水冷チラー300を備えている。空冷チラー200と、水冷チラー300は、複数の設備機器の例である。
管理装置110は、設定部10と、判定部30と、出力部60と、制御演算部(図示せず)と、を備える。管理装置110の設定部10は、対応情報を記憶している。
サーバ装置400は、記憶部20と、抽出部40と、類似度算出部50と、を備える。サーバ装置400の記憶部20は、履歴情報21と、機種情報22と、メーカー情報23と、を記憶している。
変形例1Cでは、管理装置110で設備機器のレジスタの使用状況を判定し、その情報をクラウドサーバに送信して、クラウドサーバで類似度の高い履歴情報を抽出する。
(7-4)変形例1D
本実施形態では、管理装置100が、履歴情報21を記憶部20に記憶している場合について説明したが、これに限るものではない。サーバ装置(クラウドサーバ)が履歴情報を記憶し、管理装置がサーバ装置から履歴情報を取得するようにしてもよい。
変形例1Dの管理システム103を図13に示す。管理システム103は、管理装置120と、サーバ装置410と、空冷チラー200と、水冷チラー300と、を備えている。空冷チラー200と、水冷チラー300は、複数の設備機器の例である。
管理装置120は、設定部10と、記憶部20と、判定部30と、抽出部40と、類似度算出部50と、出力部60と、制御演算部(図示せず)と、を備える。管理装置の設定部10は、対応情報を記憶している。管理装置120の記憶部20は、機種情報22と、メーカー情報23と、を記憶している。
サーバ装置410は、記憶部70を備える。サーバ装置410の記憶部70は、履歴情報21を記憶している。
変形例1Dでは、管理装置120がクラウドサーバに記憶した履歴情報21を取得する。また、施工者が管理装置120に外部記憶装置から履歴情報を送り込むようにしてもよい。
(7-5)変形例1E
以上、本開示の実施形態を説明したが、特許請求の範囲に記載された本開示の趣旨及び範囲から逸脱することなく、形態や詳細の多様な変更が可能なことが理解されるであろう。
100、110、120 管理装置
101、102、103 管理システム
10 設定部
20、70 記憶部
30 判定部
40 抽出部
50 類似度算出部
60 出力部
200 空冷チラー
300 水冷チラー
201、301a~301c、302 チラー
400、410 サーバ装置
特開2019-135599号公報

Claims (9)

  1. レジスタを有する設備機器の監視及び/又は制御を行う管理装置であって、
    前記設備機器が使用している前記レジスタを特定する識別情報と、前記設備機器の監視及び/又は制御に関するデータポイントとを対応づけた情報である対応情報(11)、を設定する設定部(10)と、
    前記設定部において過去に設定された前記対応情報である履歴情報(21)、を記憶する記憶部(20)と、
    前記設備機器における前記レジスタの使用状況を判定する判定部(30)と、
    前記履歴情報の中から、前記判定部が判定した前記レジスタの使用状況と一致あるいは類似する履歴情報を抽出する抽出部(40)と、
    を備え
    前記設備機器における前記レジスタの使用状況は、前記識別情報に対して対応づけられている前記データポイントのデータが前記識別情報ごとに格納されているか否かという状況である、
    管理装置(100)。
  2. 前記設定部は、前記抽出部が抽出した履歴情報を前記設備機器の対応情報として設定する、
    請求項1に記載の管理装置。
  3. 前記対応情報は、前記設備機器から取得するデータを、前記設備機器の監視及び/又は制御に適したデータに変換する変換ルールを含んでいる、
    請求項1または2に記載の管理装置。
  4. 前記判定部は、前記設備機器に対して前記識別情報ごとに格納されたデータの要求を送信し、前記要求に対する前記設備機器からの応答に基づいて前記レジスタの使用状況を判定する、
    請求項1から3のいずれかに記載の管理装置。
  5. 前記記憶部は、前記履歴情報を少なくとも前記設備機器のメーカー情報(23)と関連づけて記憶しており、
    前記抽出部は、前記メーカー情報が同一である前記設備機器の前記履歴情報から、前記レジスタの使用状況が一致あるいは類似する前記履歴情報を抽出する、
    請求項1から4のいずれかに記載の管理装置。
  6. 前記記憶部は、前記履歴情報を前記設備機器の機種情報(22)と関連づけて記憶する、
    請求項5に記載の管理装置。
  7. 前記設備機器の対応情報と、前記履歴情報とを比較し、前記レジスタの使用状況の類似度を算出する類似度算出部(50)、
    をさらに備え、
    前記抽出部は、前記履歴情報の中から、前記類似度が最も高い履歴情報を抽出する、
    請求項1から6のいずれかに記載の管理装置。
  8. 前記類似度算出部は、
    前記設備機器の対応情報と前記履歴情報とを比較して得られた、前記設備機器に新たに追加するデータの個数と、前記設備機器から削除するデータの個数と、に基づいて、前記類似度を算出する、
    請求項7に記載の管理装置。
  9. 前記抽出部が抽出した前記履歴情報、前記履歴情報と関連づけられた前記メーカー情報および前記機種情報、前記類似度算出部が算出した前記類似度、のいずれかを出力する出力部(60)、
    をさらに備える、
    請求項1から8のいずれかに記載の管理装置。
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