JP7068422B1 - 回転電機の回転子 - Google Patents
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Abstract
Description
[1-1.発電機の構成]
図1に示すように、発電機1は、主に、固定子10と、回転子12と、回転軸14と、回転軸14を支える2個の軸受16とにより構成されている。原動機2は、エンジン、タービンや水車等であり、発電機1に回転力を与えて発電機1内の各機構を回転させることにより、発電を行う。なお、原動機2に近い側の軸受16は省略される場合もある。
図2に示すように励磁用PMG30は、励磁用PMG固定子32と、励磁用PMG回転子34と、励磁用PMG固定子フレーム36とにより構成されている回転電機である。
励磁用PMG回転子34は、環状の励磁用PMG固定子32の内周側に設けられており、励磁用PMG回転子鉄心34a(詳細は後述する)と、励磁用PMG回転子鉄心34aの外周側に設けられた永久磁石34bと、テープ34cとにより構成されている。永久磁石34bは、励磁用PMG回転子鉄心34aの外周側の表面に吸着しており、励磁用PMG回転子鉄心34aの外周面との間に接着剤が塗布されることにより、励磁用PMG回転子鉄心34aに対し吸着位置がずれることが防止されている。また永久磁石34bの外周面を含む励磁用PMG回転子34の外周面には、励磁用PMG回転子34の外周面を覆うようにテープ34cが巻き付けられている。これにより励磁用PMG30は、永久磁石34bの表面を保護すると共に、永久磁石34b同士の反発力により励磁用PMG回転子鉄心34aに対し永久磁石34bの吸着位置がずれることを防止している。
ところで、永久磁石34bは、温度が上昇すると磁力が弱まり、磁束φが減少する減磁作用が発生する。励磁用PMG30は、励磁用PMG回転子34に設けられている永久磁石34bの磁場と励磁用PMG固定子巻線32bによる電磁誘導を利用して発電を行う。電磁誘導により生じる誘導起電力E[V]は、以下の(1)式で表され、その大きさは、励磁用PMG固定子巻線32bの巻き数Nと、励磁用PMG固定子巻線32bと鎖交する磁束φ[Wb]の時間変化量dφ/dtとにより求められる。
図4に示すように、第1の実施の形態による励磁用PMG回転子鉄心34aは、全体として、駆動源近接側の端部が閉口し駆動源離隔側の端部が開口する中空の円柱形状であり、いわゆる、椀形状となっている。この励磁用PMG回転子鉄心34aは、底面部34aB及び側面部34aSにより構成されており、底面部34aBと側面部34aSとにより囲まれた円柱形状の内部空間34aPが形成されている。すなわち励磁用PMG回転子鉄心34aは、中実の円柱形状の内側が、駆動源離隔側から駆動源近接側に向かって円柱形状に凹んだような形状となっている。
かかる構成において、回転力を電力に変換する過程を説明する。初めに、原動機2が用いられ回転軸14が回転される。この時、回転軸14に設けられた励磁用PMG回転子34も同様に回転する。励磁用PMG回転子34には永久磁石34bが設けられているため、回転磁界が形成される。この回転磁界が励磁用PMG固定子巻線32bと鎖交することで電磁誘導が起こり、励磁用PMG固定子巻線32bに電圧が発生し、交流電流が発電機1外部に供給される。
以上の構成において発電機1は、励磁用PMG回転子鉄心34aを、軸方向Daの一端側としての駆動源離隔側の端部に開口部34aAを形成し、軸方向Daの他端側としての駆動源近接側の端部に底部としての底面部34aBを形成することにより、駆動源近接側の端部が閉口し駆動源離隔側の端部が開口する中空の円柱形状とし、側面部34aSに囲まれる内部に内部空間34aPを形成するようにした。このため発電機1は、励磁用PMG回転子鉄心34aの外周面からだけでなく、内周面34aSfからも放熱させることができる。これにより発電機1は、励磁用PMG回転子鉄心34aが中実の略円柱形状である場合と比較して、励磁用PMG回転子鉄心34a及び永久磁石34bの冷却性能を向上させることができる。かくして発電機1は、温度上昇による永久磁石34bの減磁作用を防ぎ、交流電流を低下させることなく安定して供給することができる。
[2-1.発電機の構成]
第2の実施の形態による発電機(図示せず)は、第1の実施の形態による発電機1と比較して、励磁用PMG30に代わる励磁用PMG(図示せず)を有する点において相違するものの、他の点については同様に構成されている。
図4と対応する部材に同一符号を付した図5に示すように、第2の実施の形態による励磁用PMGは、第1の実施の形態による励磁用PMG30と比較して、励磁用PMG回転子34に代わる励磁用PMG回転子134を有する点において相違するものの、他の点については同様に構成されている。
励磁用PMG回転子134は、第1の実施の形態による励磁用PMG回転子34と比較して、励磁用PMG回転子鉄心34aに代わる励磁用PMG回転子鉄心134aを有する点において相違するものの、他の点については同様に構成されている。
励磁用PMG回転子鉄心134aは、第1の実施の形態による励磁用PMG回転子鉄心34aと比較して、フィン140が形成されている点において相違するものの、他の点については同様に構成されている。
[3-1.発電機の構成]
第3の実施の形態による発電機(図示せず)は、第2の実施の形態による発電機と比較して、第2の実施の形態による励磁用PMGに代わる励磁用PMG(図示せず)を有する点において相違するものの、他の点については同様に構成されている。
図5と対応する部材に同一符号を付した図6に示すように、第3の実施の形態による励磁用PMGは、第2の実施の形態による励磁用PMGと比較して、励磁用PMG回転子134に代わる励磁用PMG回転子234を有する点において相違するものの、他の点については同様に構成されている。なお図6(C)においてテープ34cは図示せず省略する。
励磁用PMG回転子234は、第2の実施の形態による励磁用PMG回転子134と比較して、励磁用PMG回転子鉄心134aに代わる励磁用PMG回転子鉄心234aを有する点において相違するものの、他の点については同様に構成されている。
励磁用PMG回転子鉄心234aは、第2の実施の形態による励磁用PMG回転子鉄心134aと比較して、フィン140に代わるフィン240を有する点において相違するものの、他の点については同様に構成されている。
[4-1.発電機の構成]
第4の実施の形態による発電機(図示せず)は、第1の実施の形態による発電機1と比較して、励磁用PMG30に代わる励磁用PMG(図示せず)を有する点において相違するものの、他の点については同様に構成されている。
図4と対応する部材に同一符号を付した図7に示すように、第4の実施の形態による励磁用PMGは、第1の実施の形態による励磁用PMG30と比較して、励磁用PMG回転子34に代わる励磁用PMG回転子334を有する点において相違するものの、他の点については同様に構成されている。
励磁用PMG回転子334は、第1の実施の形態による励磁用PMG回転子34と比較して、励磁用PMG回転子鉄心34aに代わる励磁用PMG回転子鉄心334aを有する点において相違するものの、他の点については同様に構成されている。
励磁用PMG回転子鉄心334aは、第1の実施の形態による励磁用PMG回転子鉄心34aと比較して、フィン340が形成されている点において相違するものの、他の点については同様に構成されている。
[5-1.発電機の構成]
第5の実施の形態による発電機(図示せず)は、第4の実施の形態による発電機と比較して、第4の実施の形態による励磁用PMGに代わる励磁用PMG(図示せず)を有する点において相違するものの、他の点については同様に構成されている。
図7と対応する部材に同一符号を付した図8に示すように、第5の実施の形態による励磁用PMGは、第4の実施の形態による励磁用PMGと比較して、励磁用PMG回転子334に代わる励磁用PMG回転子434を有する点において相違するものの、他の点については同様に構成されている。
励磁用PMG回転子434は、第4の実施の形態による励磁用PMG回転子334と比較して、励磁用PMG回転子鉄心334aに代わる励磁用PMG回転子鉄心434aを有する点において相違するものの、他の点については同様に構成されている。
励磁用PMG回転子鉄心434aは、第4の実施の形態による励磁用PMG回転子鉄心334aと比較して、フィン340に代わるフィン440を有する点において相違するものの、他の点については同様に構成されている。
[6-1.発電機の構成]
第6の実施の形態による発電機(図示せず)は、第1の実施の形態による発電機1と比較して、励磁用PMG30に代わる励磁用PMG(図示せず)を有する点において相違するものの、他の点については同様に構成されている。
図4と対応する部材に同一符号を付した図9に示すように、第6の実施の形態による励磁用PMGは、第1の実施の形態による励磁用PMG30と比較して、励磁用PMG回転子34に代わる励磁用PMG回転子534を有する点において相違するものの、他の点については同様に構成されている。
励磁用PMG回転子534は、第1の実施の形態による励磁用PMG回転子34と比較して、励磁用PMG回転子鉄心34aに代わる励磁用PMG回転子鉄心534aを有する点において相違するものの、他の点については同様に構成されている。
励磁用PMG回転子鉄心534aは、第1の実施の形態による励磁用PMG回転子鉄心34aと比較して、通風穴50が形成されている点において相違するものの、他の点については同様に構成されている。
なお上述した第1の実施の形態においては、内部空間34aP(図4)を円柱形状とする場合について述べた。本発明はこれに限らず、内部空間34aPを四角形状等、種々の形状としても良い。第2乃至第6の実施の形態においても同様である。
Claims (2)
- 磁性鋼板を軸方向に積層して形成された固定子鉄心と該固定子鉄心に設けられたスロットに収められた固定子巻線とから構成される固定子と、
前記固定子の内周側において、回転軸に固定された回転子鉄心と該回転子鉄心の外周側に設けられた永久磁石とから構成される磁極を備えた回転子と
を有する回転電機の回転子において、
前記回転子鉄心は、前記軸方向の一端側に開口部が形成され、前記軸方向の他端側に前記回転子鉄心の内部空間と外部とを連通する通風穴を有する底部が形成され、周方向に沿う内周面が形成されており、該内周面において、前記軸方向に対し前記回転子鉄心の周方向に向かって傾斜し前記回転軸の回転軸中心に向かって突出する突出部が形成されている
ことを特徴とする回転電機の回転子。 - 磁性鋼板を軸方向に積層して形成された固定子鉄心と該固定子鉄心に設けられたスロットに収められた固定子巻線とから構成される固定子と、
前記固定子の内周側において、回転軸に固定された回転子鉄心と該回転子鉄心の外周側に設けられた永久磁石とから構成される磁極を備えた回転子と
を有する回転電機の回転子において、
前記回転子鉄心は、前記軸方向の一端側に開口部が形成され、前記軸方向の他端側に前記回転子鉄心の内部空間と外部とを連通する通風穴を有する底部が形成され、周方向に沿う内周面が形成されており、該内周面において、前記内周面の周方向に沿う螺旋形状であり前記回転軸の回転軸中心に向かって突出する突出部が形成されている
ことを特徴とする回転電機の回転子。
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JP2020190914A JP7068422B1 (ja) | 2020-11-17 | 2020-11-17 | 回転電機の回転子 |
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WO2015040666A1 (ja) | 2013-09-17 | 2015-03-26 | 三菱電機株式会社 | 回転電機、及びエレベータ用巻上機 |
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JPH08298736A (ja) * | 1995-04-25 | 1996-11-12 | Fuji Electric Co Ltd | 磁石同期回転機の永久磁石付回転子 |
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2020
- 2020-11-17 JP JP2020190914A patent/JP7068422B1/ja active Active
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