JP7067541B2 - 圧延機の制御方法および制御装置 - Google Patents
圧延機の制御方法および制御装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7067541B2 JP7067541B2 JP2019199236A JP2019199236A JP7067541B2 JP 7067541 B2 JP7067541 B2 JP 7067541B2 JP 2019199236 A JP2019199236 A JP 2019199236A JP 2019199236 A JP2019199236 A JP 2019199236A JP 7067541 B2 JP7067541 B2 JP 7067541B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rolling mill
- shape
- rolling
- metal strip
- plate width
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Control Of Metal Rolling (AREA)
Description
図1は、実施形態における圧延機の構成を示す模式図である。図1に示すように、圧延機1は、ワークロール11,12、バックアップロール13,14、形状制御アクチュエータ15、シワ検出装置16、平坦度計17を備える。この圧延機1は、金属帯である鋼板Wを圧延するものであり、冷間圧延機により構成されている。つまり、実施形態では、冷間圧延工程において鋼板Wを圧延する場合を対象とする。
ここで、図2および図3を参照して、線状シワの発生方向について説明する。
制御装置2は、耳伸びの鋼板Wに対しては耳伸びを相殺するように形状制御アクチュエータ15を制御し、腹伸びの鋼板Wに対しては腹伸びを相殺するように形状制御アクチュエータを制御する。
実施例では、板厚1.0mm、板幅700mmの軟鋼板を圧下率1%で圧延した。ユニット張力は入側20MPa、出側40MPaに設定した。圧延機1は、図1に示すように、4Hi圧延機を用いた。圧延機1のワークロール径はΦ450mm、バックアップロール径はΦ1200mmである。圧延機1には、形状制御アクチュエータ15としてワークロールベンダが設けられている。圧延機1の入側には、シワ検出装置16として光切断方式の3Dスキャナが1台設置されている。圧延機1の出側には、ロール式の平坦度計17が1台設置されている。上述した実施形態に基づいて、制御装置2は、3Dスキャナにより検出した線状シワPの発生方向に応じてワークロールベンダを操作した。一方、鋼板Wに線状シワPが発生していない場合には、制御装置2は、ロール式の平坦度計17を用いて測定した圧延機1の出側での鋼板Wの形状ができるだけ平坦となるようにワークロールベンダを操作した。この実験の結果を図4に示す。
2 制御装置
11,12 ワークロール
13,14 バックアップロール
15 形状制御アクチュエータ
16 シワ検出装置
17 平坦度計
W 鋼板
W1 板幅中央部
W2 板幅端部
Claims (8)
- 形状制御アクチュエータを有する圧延機の制御方法であって、
前記圧延機の入側に設置されたシワ検出装置を用いて金属帯のシワ発生を監視する監視ステップと、
前記圧延機の入側での金属帯に、圧延方向に対して斜めの線状シワが発生している場合には、前記線状シワの発生方向に応じて、前記線状シワが平坦となるように前記形状制御アクチュエータを制御する制御ステップと
を含むことを特徴とする圧延機の制御方法。 - 前記制御ステップは、
前記線状シワが前記圧延機のロールに近づくほど前記金属帯の板幅中央部へ向かうように発生している場合には、当該板幅中央部を前記金属帯の板幅端部よりも圧下するように前記形状制御アクチュエータを制御するステップを含む
ことを特徴とする請求項1に記載の圧延機の制御方法。 - 前記制御ステップは、
前記線状シワが前記圧延機のロールに近づくほど前記金属帯の板幅端部へ向かうように発生している場合には、当該板幅端部を前記板幅中央部よりも圧下するように前記形状制御アクチュエータを制御するステップを含む
ことを特徴とする請求項1または2に記載の圧延機の制御方法。 - 前記圧延機の出側に設定された平坦度計を用いて、前記圧延機の出側での金属帯の形状を測定する測定ステップ、をさらに含み、
前記制御ステップは、前記圧延機の入側での金属帯に前記線状シワが発生していない場合には、前記平坦度計で測定した金属帯の形状が平坦となるように、前記形状制御アクチュエータで前記圧延機の出側での金属帯の形状を制御しつつ圧延するステップを含む
ことを特徴とする請求項1から3のうちのいずれか一項に記載の圧延機の制御方法。 - 形状制御アクチュエータを有する圧延機の制御装置であって、
前記圧延機の入側に設置され、金属帯のシワ発生を監視するシワ検出装置と、
前記圧延機の入側での金属帯に、圧延方向に対して斜めの線状シワが発生している場合には、当該線状シワの発生方向に応じて、前記線状シワが平坦となるように前記形状制御アクチュエータを制御する制御部と
を有することを特徴とする圧延機の制御装置。 - 前記制御部は、
前記線状シワが前記圧延機のロールに近づくほど前記金属帯の板幅中央部へ向かうように発生している場合には、当該板幅中央部を前記金属帯の板幅端部よりも圧下するように前記形状制御アクチュエータを制御する
ことを特徴とする請求項5に記載の圧延機の制御装置。 - 前記制御部は、
前記線状シワが前記圧延機のロールに近づくほど前記金属帯の板幅端部へ向かうように発生している場合には、当該板幅端部を前記板幅中央部よりも圧下するように前記形状制御アクチュエータを制御する
ことを特徴とする請求項5または6に記載の圧延機の制御装置。 - 前記圧延機の出側に設定され、前記圧延機の出側での金属帯の形状を測定する平坦度計、をさらに有し、
前記制御部は、前記圧延機の入側での金属帯に前記線状シワが発生していない場合には、前記平坦度計で測定した金属帯の形状が平坦となるように、前記形状制御アクチュエータで前記圧延機の出側での金属帯の形状を制御しつつ圧延する
ことを特徴とする請求項5から7のうちのいずれか一項に記載の圧延機の制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019199236A JP7067541B2 (ja) | 2019-10-31 | 2019-10-31 | 圧延機の制御方法および制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019199236A JP7067541B2 (ja) | 2019-10-31 | 2019-10-31 | 圧延機の制御方法および制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021070050A JP2021070050A (ja) | 2021-05-06 |
JP7067541B2 true JP7067541B2 (ja) | 2022-05-16 |
Family
ID=75712086
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019199236A Active JP7067541B2 (ja) | 2019-10-31 | 2019-10-31 | 圧延機の制御方法および制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7067541B2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010540250A (ja) | 2007-09-26 | 2010-12-24 | エス・エム・エス・ジーマーク・アクチエンゲゼルシャフト | 圧延機及びその動作方法 |
JP5129356B2 (ja) | 2004-11-17 | 2013-01-30 | クゥアルコム・インコーポレイテッド | 位置決定におけるアンビギティーの解決方法 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5129356A (ja) * | 1974-09-05 | 1976-03-12 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | |
JPS637362Y2 (ja) * | 1981-02-20 | 1988-03-02 | ||
JP2608250B2 (ja) * | 1994-05-16 | 1997-05-07 | 古河電気工業株式会社 | 多段圧延機の形状制御方法および形状制御装置 |
-
2019
- 2019-10-31 JP JP2019199236A patent/JP7067541B2/ja active Active
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5129356B2 (ja) | 2004-11-17 | 2013-01-30 | クゥアルコム・インコーポレイテッド | 位置決定におけるアンビギティーの解決方法 |
JP2010540250A (ja) | 2007-09-26 | 2010-12-24 | エス・エム・エス・ジーマーク・アクチエンゲゼルシャフト | 圧延機及びその動作方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2021070050A (ja) | 2021-05-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5811051B2 (ja) | 金属板の冷間圧延方法及び金属板の製造方法 | |
JP7226402B2 (ja) | 金属帯の圧延制御方法、圧延制御装置、及び製造方法 | |
CN115335158B (zh) | 控制辊轧材料的带材平整度的方法、控制系统和生产线 | |
JP6922873B2 (ja) | 調質圧延方法、調質圧延装置および鋼板の製造方法 | |
JP7067541B2 (ja) | 圧延機の制御方法および制御装置 | |
JP3774619B2 (ja) | 二次加工性に優れた厚鋼板の製造方法 | |
JP7103329B2 (ja) | 圧延機の制御方法および制御装置 | |
JP3458731B2 (ja) | 冷間タンデム圧延機における形状制御方法および形状制御装置 | |
JP3485083B2 (ja) | 冷間圧延設備および冷間圧延方法 | |
JP3649208B2 (ja) | タンデム圧延設備の制御方法及びタンデム圧延設備 | |
JP2013180335A (ja) | 鋼板のローラーレベラー矯正方法及びローラーレベラー矯正機 | |
JPH08108208A (ja) | 薄板製造・処理ラインのピンチロール設備とその制御装置 | |
JPH08215728A (ja) | タンデム冷間圧延機における金属帯のエッジドロップ制御方法および装置 | |
WO2024042936A1 (ja) | 冷間圧延方法及び冷間圧延設備 | |
JPS6141643B2 (ja) | ||
JP7280506B2 (ja) | 冷間タンデム圧延設備及び冷間タンデム圧延方法 | |
JP4744864B2 (ja) | 厚鋼板材の圧延設備 | |
JP2005161373A (ja) | 冷間タンデム圧延機の形状制御方法 | |
JP7151513B2 (ja) | ローラ矯正方法 | |
SU1500405A1 (ru) | Способ изготовлени труб на непрерывных трубосварочных агрегатах | |
JP5092562B2 (ja) | 鋼板の調質圧延方法 | |
JP2021133411A (ja) | 金属帯の圧延制御方法、圧延制御装置、及び製造方法 | |
JP2010214422A (ja) | 鋼板の調質圧延方法 | |
JP3117913B2 (ja) | 調質圧延における形状制御方法及び調質圧延機 | |
JP3354792B2 (ja) | 冷間タンデム圧延設備 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20210526 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20220323 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20220329 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20220411 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7067541 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |