JP7067347B2 - 情報処理システム、情報処理装置及びプログラム - Google Patents

情報処理システム、情報処理装置及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP7067347B2
JP7067347B2 JP2018144472A JP2018144472A JP7067347B2 JP 7067347 B2 JP7067347 B2 JP 7067347B2 JP 2018144472 A JP2018144472 A JP 2018144472A JP 2018144472 A JP2018144472 A JP 2018144472A JP 7067347 B2 JP7067347 B2 JP 7067347B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
board
shared
terminal device
personal
address
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018144472A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2020021283A (ja
Inventor
洋 馬場
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2018144472A priority Critical patent/JP7067347B2/ja
Priority to US16/445,800 priority patent/US20200045090A1/en
Publication of JP2020021283A publication Critical patent/JP2020021283A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7067347B2 publication Critical patent/JP7067347B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L65/00Network arrangements, protocols or services for supporting real-time applications in data packet communication
    • H04L65/1066Session management
    • H04L65/1083In-session procedures
    • H04L65/1089In-session procedures by adding media; by removing media
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L65/00Network arrangements, protocols or services for supporting real-time applications in data packet communication
    • H04L65/1066Session management
    • H04L65/1069Session establishment or de-establishment
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L65/00Network arrangements, protocols or services for supporting real-time applications in data packet communication
    • H04L65/40Support for services or applications
    • H04L65/401Support for services or applications wherein the services involve a main real-time session and one or more additional parallel real-time or time sensitive sessions, e.g. white board sharing or spawning of a subconference
    • H04L65/4015Support for services or applications wherein the services involve a main real-time session and one or more additional parallel real-time or time sensitive sessions, e.g. white board sharing or spawning of a subconference where at least one of the additional parallel sessions is real time or time sensitive, e.g. white board sharing, collaboration or spawning of a subconference
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L65/00Network arrangements, protocols or services for supporting real-time applications in data packet communication
    • H04L65/40Support for services or applications
    • H04L65/402Support for services or applications wherein the services involve a main real-time session and one or more additional parallel non-real time sessions, e.g. downloading a file in a parallel FTP session, initiating an email or combinational services
    • H04L65/4025Support for services or applications wherein the services involve a main real-time session and one or more additional parallel non-real time sessions, e.g. downloading a file in a parallel FTP session, initiating an email or combinational services where none of the additional parallel sessions is real time or time sensitive, e.g. downloading a file in a parallel FTP session, initiating an email or combinational services
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L65/00Network arrangements, protocols or services for supporting real-time applications in data packet communication
    • H04L65/40Support for services or applications
    • H04L65/403Arrangements for multi-party communication, e.g. for conferences

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Business, Economics & Management (AREA)
  • General Business, Economics & Management (AREA)
  • Information Transfer Between Computers (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)

Description

本発明は、情報処理システム、情報処理装置及びプログラムに関する。
通信ネットワークを介して複数の端末装置間で電子会議を行うことが可能な電子会議システムが従来から知られている。このような電子会議システムの中には、参加者間で共有して利用するコンテンツや参加者が個別に利用するコンテンツをサーバ上に保存可能なものもある。
また、或る特定の端末装置が表示しているコンテンツを他の複数の端末装置間で共有表示することができる技術が知られている(例えば特許文献1参照)。
ところで、参加者が共有して利用するコンテンツ(以降、「共有コンテンツ」とも表す。)としては、例えば、電子会議に関する内容を参加者間で共有するために用いられる仮想的なホワイトボード(以降、「共有ボード」とも表す。)等がある。また、参加者が個別に利用するコンテンツ(以降、「個人コンテンツ」とも表す。)としては、例えば、電子会議に関する内容を個人的にメモ等するために用いられる仮想的なホワイトボード(以降、「個人ボード」とも表す。)等がある。
ここで、PC(パーソナルコンピュータ)等の個人が利用する端末を用いて電子会議に参加する場合、この端末には、共有コンテンツと個人コンテンツとの両方又はいずれか一方が選択的に表示されることが好ましい。一方で、複数人が同時に利用可能な端末(例えば、大画面ディスプレイとタッチパネルとを備えた電子ホワイトボード装置等)を用いて電子会議に参加する場合、この端末には、共有コンテンツが表示されることが好ましい。
本発明の一実施形態は、上記の点に鑑みてなされたもので、電子会議の参加端末に応じたコンテンツを表示させることを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の一実施形態は、1以上の端末装置間における電子会議サービスを提供する情報処理システムであって、前記電子会議サービスの利用を開始するための第1のアドレスへのアクセスに応じて、前記端末装置毎に利用される個人コンテンツ又は前記端末装置間で共有して利用される共有コンテンツのいずれのコンテンツを、前記第1のアドレスにアクセスした端末装置に表示させるかを判定する第1の判定手段と、前記第1の判定手段による判定結果に応じて、前記個人コンテンツの第2のアドレス又は前記共有コンテンツの第3のアドレスのいずれかに、前記第1のアドレスにアクセスした端末装置をリダイレクトさせるリダイレクト手段と、を有することを特徴とする。
電子会議の参加端末に応じたコンテンツを表示させることができる。
個人ボード及び共有ボードの一例を説明するための図である。 第一の実施形態に係る会議サービスシステムの全体構成の一例を示す図である。 ボードへのアクセスの概要の一例を説明するための図である。 コンピュータのハードウェア構成の一例を示す図である。 第一の実施形態に係る会議サービスシステムの機能構成の一例を示す図である。 ボード管理テーブルの一例を示す図である。 共有端末管理テーブルの一例を示す図である。 第一の実施形態に係る共有端末装置を用いた会議開始処理の一例を示すシーケンス図である。 フローティングバーの一例を示す図である。 案内画面の一例を示す図である。 共有ボード画面の一例を示す図である。 第一の実施形態に係る個人端末装置を用いた会議開始処理の一例を示すシーケンス図である。 第一の実施形態に係る会議終了処理の一例を示すシーケンス図である。 共有ボードと個人ボードとの関係を模式的に示す図である。 第一の実施形態に係る共有端末IPアドレスの登録処理(その1)の一例を示すフローチャートである。 共有端末IPアドレス登録画面の一例を示す図である。 第一の実施形態に係る共有端末IPアドレスの登録処理(その2)の一例を示すシーケンス図である。 第二の実施形態に係る共有端末装置を用いた会議開始処理(その1)の一例を示すシーケンス図である。 ボード種別の選択画面の一例を示す図である。 第二の実施形態に係る共有端末装置を用いた会議開始処理(その2)の一例を示すシーケンス図である。 第三の実施形態に係る会議サービスシステムの機能構成の一例を示す図である。 通信方式管理テーブルの一例を示す図である。 第三の実施形態に係る共有端末装置を用いた会議開始処理の一例を示すシーケンス図である。 第三の実施形態に係る中継装置を用いた会議開始処理の一例を示すシーケンス図である。 第四の実施形態に係る共有端末装置を用いた会議開始処理の一例を示すシーケンス図である。
以下、本発明の各実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。以降の各実施形態では、電子会議に参加する端末が「個人端末」又は「共有端末」のいずれであるかに応じて、この端末を個人コンテンツ又は共有コンテンツのいずれかにアクセスさせる会議サービスシステム1について説明する。ここで、個人端末とは、個人が単独で利用する端末(例えば、PCやスマートフォン、タブレット端末、携帯型ゲーム機器等)のことである。一方で、共有端末とは、複数人が同時に利用可能な端末(例えば、電子ホワイトボード装置、プロジェクタ装置等)のことである。なお、共有端末としては、例えば、スティック型のPC等と接続されたディスプレイ装置等であっても良い。
以降では、一例として、個人コンテンツは個人ボード、共有コンテンツは共有ボードであるものとする。なお、以降では、個人ボード及び共有ボードを総称して、「ボード」とも表す。
ここで、ユーザAとユーザBとが個人端末を用いて電子会議を行う場合における個人ボード及び共有ボードについて、図1を参照しながら説明する。図1は、個人ボード及び共有ボードの一例を説明するための図である。
図1に示すように、共有ボードは、1つの電子会議に対して1つ作成される。一方で、個人ボードは、電子会議の参加者毎に作成される。すなわち、図1に示す例では、ユーザAの個人ボードと、ユーザBの個人ボードとが作成される。
このとき、共有ボードは、ユーザAとユーザBとの間で共有したいことを記載等するために利用される。一方で、個人ボードは、参加者自身が個人的なメモを記載等するために利用される。このように、共有ボードは、電子会議の参加者間で共有したい情報を記載等するために利用される。一方で、個人ボードは、電子会議の各参加者が自身の個人的なメモ等の情報を記載等するために利用される。したがって、複数人が共有端末を同時に利用するような場合には、この共有端末には、共有ボードが表示されることが好ましい。
なお、個人コンテンツは個人ボードに限られず、電子会議の参加者が個別に利用する任意のコンテンツであっても良い。同様に、共有コンテンツは共有ボードに限られず、電子会議の参加者が共有して利用する任意のコンテンツであっても良い。このようなコンテンツとしては、例えば、音声データ、画像データ、文書データ等の任意のデータが挙げられる。
[第一の実施形態]
<全体構成>
まず、本実施形態に係る会議サービスシステム1について、図2を参照しながら説明する。図2は、第一の実施形態に係る会議サービスシステム1の全体構成の一例を示す図である。
図2に示すように、本実施形態に係る会議サービスシステム1には、1以上の個人端末装置10と、1以上の共有端末装置20と、1以上の中継装置30と、サービス提供装置40とが含まれる。また、個人端末装置10と、共有端末装置20と、中継装置30と、サービス提供装置40とは、例えばインターネット等の通信ネットワークNを介して通信可能に接続される。なお、通信ネットワークNは、例えば社内ネットワーク等のローカルな通信ネットワークであっても良い。
個人端末装置10は、電子会議の参加者が利用する個人端末である。個人端末装置10には、Webブラウザ100が搭載(インストール)されている。個人端末装置10のユーザは、Webブラウザ100を用いて、サービス提供装置40が提供する電子会議サービス(以降、単に「会議サービス」とも表す。)を利用することができる。
このとき、ユーザは、Webブラウザ100上で、サービス提供装置40により作成された個人ボードを用いることができる。個人ボードを用いることで、個人端末装置10のユーザは、当該個人ボードに対して会議に関するメモ等を行うことができる。また、ユーザは、Webブラウザ100上で、サービス提供装置40により作成された共有ボードを用いることもできる。
共有端末装置20は、電子会議の1以上の参加者が同時に利用可能な共有端末である。共有端末装置20には、Webブラウザ200が搭載(インストール)されている。共有端末装置20のユーザは、Webブラウザ200を用いて、サービス提供装置40が提供する会議サービスを利用することができる。
このとき、ユーザは、Webブラウザ200上で、サービス提供装置40により作成された共有ボードを用いることができる。共有ボードを用いることで、共有端末装置20の各ユーザは、当該共有ボードに対して、他のユーザと共有したい情報の記載等を行うことができる。なお、共有端末装置20の各ユーザは、例えば、会議に関する資料を共有ボード上に表示させた上で、この資料に対して、電子ペン等による文字や記号等の記載を行うこともできる。
なお、或る端末装置が個人端末装置10として用いられるか又は共有端末装置20として用いられるかは、例えば、当該端末装置の種別によって決定される。上述したように、端末装置がPCやスマートフォン、タブレット端末等である場合は、この端末装置は、個人端末装置10として用いられることが多い。一方で、端末装置が電子黒板装置やプロジェクタ装置等である場合は、この端末装置は、共有端末装置20として用いられることが多い。ただし、或る端末装置が或る電子会議では個人端末装置10として用いられ、別の電子会議では共有端末装置20として用いられる場合も有り得る。
中継装置30は、会議サービスによる電子会議の利用を開始する際等に、個人端末装置10及び共有端末装置20と、サービス提供装置40との間を中継するコンピュータ又はコンピュータシステムである。中継装置30は、例えば、実際の会議室等の任意の部屋又は空間等に設置され、会議サービスによる電子会議の利用を開始するためのURL(Uniform Resource Locator)を表示する。なお、このURLは、短く、簡易な表現のURLであることが好ましい。
個人端末装置10及び共有端末装置20は、上記のURLをWebブラウザ100及びWebブラウザ200にそれぞれ入力することで、会議サービスによる電子会議の利用を開始することができる。なお、1つのサービス提供装置40に対して、中継装置30は1台であっても良いが、一般に、中継装置30が複数台存在することが想定される。
中継装置30には、中継プログラム310と、リダイレクトサーバプログラム320とが搭載(インストール)されている。
中継装置30は、例えば、個人端末装置10又は共有端末装置20が電子会議の利用を開始した際に、中継プログラム310により、この個人端末装置10又は共有端末装置20のユーザが利用するボード(個人ボード又は共有ボード)の作成をサービス提供装置40に要求する。そして、中継装置30は、リダイレクトサーバプログラム320により、サービス提供装置40で作成されたボードへ個人端末装置10又は共有端末装置20をリダイレクトする。これにより、共有端末装置20が会議サービスによる電子会議の利用を開始した場合には、この共有端末装置20のWebブラウザ200上には共有ボードが表示される。一方で、個人端末装置10が会議サービスによる電子会議の利用を開始した場合には、この個人端末装置10のWebブラウザ100上には個人ボードが表示される。
このように、個人端末装置10のユーザは、中継装置30に表示されているURL(特に、短く、簡易な表現のURL)をWebブラウザ100上に入力するだけで、電子会議で利用する個人ボードに容易にアクセスすることができる。同様に、共有端末装置20のユーザは、中継装置30に表示されているURL(特に、短く、簡易な表現のURL)をWebブラウザ200上に入力するだけで、電子会議で利用する共有ボードに容易にアクセスすることができる。
ここで、リダイレクトとは、自動的に他の接続先へ転送させることである。なお、単に特定のURLへのアクセスを受け付けたときに特定の他のウェブページへ転送させることを意味するのみでなく、特定のURLへのアクセスを受け付けたときに様々な条件に応じて複数のウェブページのうちのいずれに転送させるか判断し、いずれかのウェブページへ転送させる意味も含む。
なお、中継装置30としては、中継プログラム310及びリダイレクトサーバプログラム320が搭載された任意の機器(例えば、PC、電子黒板装置、ディスプレイ装置、デジタルサイネージ装置、プロジェクタ装置等)を用いることができる。また、或る装置が中継装置30であると共に共有端末装置20であっても良い。
サービス提供装置40は、例えばクラウドサービスの形態で会議サービスを提供するコンピュータ又はコンピュータシステムである。サービス提供装置40には、サービス提供プログラム400が搭載(インストール)されている。サービス提供装置40は、中継装置30からの要求に応じて、サービス提供プログラム400により、共有ボードや個人ボードを作成する。
また、サービス提供装置40は、サービス提供プログラム400により、会議サービスを実現するための種々の処理(例えば、会議に参加している参加者の個人端末装置10や共有端末装置20等の間の同期等)を行う。
なお、図2に示す会議サービスシステム1の構成は一例であって、他の構成であっても良い。例えば、会議サービスシステム1には、複数台のサービス提供装置40が含まれていても良い。
<ボードへのアクセスの概要>
ここで、一例として、共有端末装置20のユーザと、個人端末装置10のユーザとが電子会議の利用を開始する際に、共有端末装置20が共有ボードに、個人端末装置10が個人ボードにアクセスする場合の概要について、図3を参照しながら説明する。なお、図3では、共有端末装置20がアクセスする共有ボードと、個人端末装置10がアクセスする個人ボードとは未作成であるものとして説明する。
S0-1)中継装置30は、中継プログラム310により、フローティングバーが含まれる画面G100を表示する。ここで、フローティングバーとは、会議サービスによる電子会議の利用を開始するためのURLが表示される表示部品である。このような画面G100は、例えば、中継装置30が起動された場合等に表示される。
なお、このURLは、中継装置30を示すURL(より正確には、中継装置30のリダイレクトサーバプログラム320が実現するWebサーバを示すURL)である。また、このURLは、短く、簡易な表現であることが好ましい。以降では、フローティングバーに含まれるURLは短く、簡易な表現であるものとして、「短縮URL」とも表す。ただし、短縮URLは、必ずしも短く、簡易が表現であることを要しない。例えば、短縮URLは、ユーザが覚えやすいURLや入力し易いURL等としても良い。
S1-1)共有端末装置20のユーザは、フローティングバーに含まれる短縮URLをWebブラウザ200に入力する。例えば、共有端末装置20のユーザは、短縮URL「192.168.0.11」をWebブラウザ200に入力する。
S1-2)共有端末装置20は、Webブラウザ200により、上記のS1-1で入力された短縮URL宛(すなわち、中継装置30宛)にボード表示要求を送信する。
S1-3)中継装置30は、リダイレクトサーバプログラム320がボード表示要求を受信すると、当該ボード表示要求の要求元に表示させるボードの種別(以降、単に「ボード種別」とも表す。)を判定する。ボード種別とは、個人ボード又は共有ボードのいずれであるかを示す情報のことである。例えば、ボード表示要求の要求元のIP(Internet Protocol)が、共有端末装置20のIPアドレスである場合、ボード種別は「共有ボード」であると判定される。一方で、例えば、ボード表示要求の要求元のIPアドレスが、共有端末装置20のIPアドレス以外である場合、ボード種別は「個人ボード」であると判定される。
ここで、ボード表示要求の要求元が共有端末装置20であるため、上記のS1-3でボード種別は「共有ボード」であると判定される。そこで、以降では、上記のS1-3でボード種別が「共有ボード」であると判定されたものとして説明を続ける。
S1-4)ボード種別が「共有ボード」であると判定された場合、中継装置30は、中継プログラム310により、共有ボード作成要求をサービス提供装置40に送信する。
S1-5)サービス提供装置40は、共有ボード作成要求を受信すると、サービス提供プログラム400により、共有ボードを作成すると共に、当該共有ボードにアクセスするためのURLを中継装置30に返信する。なお、当該共有ボードは、サービス提供装置40の補助記憶装置等に記憶される。
S1-6)中継装置30のリダイレクトサーバプログラム320は、共有ボードにアクセスするためのURLへのリダイレクトを共有端末装置20に指示する。
S1-7)そして、共有端末装置20は、共有ボードにリダイレクトする。これにより、共有端末装置20のWebブラウザ200上には共有ボードが表示される。すなわち、共有端末装置20は、電子会議の利用開始に応じて、共有ボードにアクセスすることができる。
S2-1)他方で、個人端末装置10のユーザは、フローティングバーに含まれる短縮URLをWebブラウザ100に入力する。例えば、個人端末装置10のユーザは、共有端末装置20のユーザと同様に、短縮URL「192.168.0.11」をWebブラウザ100に入力する。
S2-2)個人端末装置10は、Webブラウザ100により、上記のS2-1で入力された短縮URL宛にボード表示要求を送信する。
S2-3)中継装置30は、上記のS1-3と同様に、リダイレクトサーバプログラム320がボード表示要求を受信すると、当該ボード表示要求の要求元に表示させるボード種別を判定する。
ここで、ボード表示要求の要求元が個人端末装置10であるため、上記のS2-3でボード種別は「個人ボード」であると判定される。そこで、以降では、上記のS2-3でボード種別が「個人ボード」であると判定されたものとして説明を続ける。
S2-4)ボード種別が「個人ボード」であると判定された場合、中継装置30は、中継プログラム310により、個人ボード作成要求をサービス提供装置40に送信する。
S2-5)サービス提供装置40は、個人ボード作成要求を受信すると、サービス提供プログラム400により、個人端末装置10のユーザが利用する個人ボードを作成すると共に、当該個人ボードにアクセスするためのURLを中継装置30に返信する。なお、当該個人ボードは、サービス提供装置40の補助記憶装置等に記憶される。
S2-6)中継装置30のリダイレクトサーバプログラム320は、個人ボードにアクセスするためのURLへのリダイレクトを個人端末装置10に指示する。
S2-7)そして、個人端末装置10は、自身の個人ボードにリダイレクトする。これにより、個人端末装置10のWebブラウザ100上には、この個人端末装置10のユーザが利用する個人ボードが表示される。すなわち、個人端末装置10は、電子会議の利用開始に応じて、当該個人端末装置10のユーザが利用する個人ボードにアクセスすることができる。
以上のように、共有端末装置20のユーザは、中継装置30に表示されている短縮URL(例えば「192.168.0.11」)をWebブラウザ200に入力することで、共有ボードが作成されると共に、この共有ボードに容易にアクセスすることができる。一方で、個人端末装置10のユーザは、中継装置30に表示されている短縮URLをWebブラウザ100に入力することで、このユーザが利用する個人ボードが作成されると共に、この個人ボードに容易にアクセスすることができる。
このように、本実施形態に係る会議サービスシステム1は、電子会議の利用を開始したのが個人端末装置10である場合には、この個人端末装置10を個人ボードにリダイレクトさせる。一方で、電子会議の利用を開始したのが共有端末装置20である場合には、この共有端末装置20を共有ボードにリダイレクトさせる。このため、本実施形態に係る会議サービスシステム1によれば、例えば、複数のユーザが共有端末装置20を用いて電子会議を利用する場合には、この共有端末装置20に共有ボードを表示させることができるようになる。
なお、図3に示す例では、共有ボードが未作成である場合について説明したが、例えば、既に共有ボードが作成済である場合、後述するように、共有ボードの作成は行われない。この場合、上記のS1-5で共有ボードの作成は行われずに、上記のS1-6で作成済みの共有ボードにリダイレクトされる。
同様に、既に個人ボードが作成済である場合、個人ボードの作成は行われない。この場合、上記のS2-5で個人ボードの作成は行われずに、上記のS2-6で作成済みの個人ボードにリダイレクトされる。
これにより、例えば、電子会議の途中でWebブラウザ200上の共有ボードの表示を閉じたような場合であっても、中継装置30に表示されている短縮URLを再度Webブラウザ200に入力することで、容易に共有ボードの表示を再開することができる。同様に、例えば、電子会議の途中でWebブラウザ100上の個人ボードの表示を閉じたような場合であっても、中継装置30に表示されている短縮URLを再度Webブラウザ100に入力することで、容易に個人ボードの表示を再開することができる。
<ハードウェア構成>
次に、本実施形態に係る個人端末装置10、共有端末装置20、中継装置30及びサービス提供装置40のハードウェア構成について説明する。本実施形態に係る個人端末装置10、共有端末装置20、中継装置30及びサービス提供装置40は、例えば図4に示すコンピュータ600のハードウェア構成により実現可能である。図4は、コンピュータ600のハードウェア構成の一例を示す図である。
図4に示すコンピュータ600は、入力装置601と、表示装置602と、外部I/F603と、通信I/F604と、RAM(Random Access Memory)605と、ROM(Read Only Memory)606と、CPU(Central Processing Unit)607と、補助記憶装置608とを有する。これら各ハードウェアは、バス609を介して通信可能に接続されている。
入力装置601は、例えばキーボードやマウス、タッチパネル等を含み、ユーザが各種操作を行うのに用いられる。表示装置602は、例えばディスプレイ等であり、コンピュータ600の処理結果を表示する。なお、サービス提供装置40は、入力装置601及び表示装置602のうちの少なくとも一方を有していなくても良い。
外部I/F603は、外部装置とのインタフェースである。外部装置には、記録媒体603a等がある。コンピュータ600は、外部I/F603を介して、記録媒体603aの読み取りや書き込み等を行うことができる。記録媒体603aには、例えば、SDメモリカード(SD memory card)やUSB(Universal Serial Bus)メモリ、CD(Compact Disk)、DVD(Digital Versatile Disk)等がある。
通信I/F604は、コンピュータ600を通信ネットワークNに接続するためのインタフェースである。RAM605は、プログラムやデータを一時保持する揮発性の半導体メモリである。ROM606は、電源を切ってもデータを保持することができる不揮発性の半導体メモリである。
CPU607は、ROM606や補助記憶装置608等の記憶装置からプログラムやデータをRAM605上に読み出し、当該プログラムやデータに基づく処理を実行することで、コンピュータ600全体の制御や機能を実現する。
補助記憶装置608は、例えばHDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)等であり、プログラムやデータを格納している不揮発性の記憶装置である。補助記憶装置608には、例えば、コンピュータ600全体を制御する基本ソフトウェアであるOS(Operating System)、OS上で各種機能を提供するアプリケーションソフトウェア等がある。また、個人端末装置10の補助記憶装置608にはWebブラウザ100が格納されている。同様に、共有端末装置20の補助記憶装置608にはWebブラウザ200が格納されている。同様に、中継装置30の補助記憶装置608には中継プログラム310及びリダイレクトサーバプログラム320が格納されている。同様に、サービス提供装置40の補助記憶装置608にはサービス提供プログラム400が格納されている。
本実施形態に係る個人端末装置10、共有端末装置20、中継装置30及びサービス提供装置40は、図4に示すコンピュータ600のハードウェア構成により、本実施形態に係る各種処理を実現することができる。なお、本実施形態に係る個人端末装置10、共有端末装置20、中継装置30及びサービス提供装置40は、複数のコンピュータ600のハードウェア構成により実現されていても良い。
<機能構成>
次に、本実施形態に係る会議サービスシステム1の機能構成について、図5を参照しながら説明する。図5は、第一の実施形態に係る会議サービスシステム1の機能構成の一例を示す図である。
≪個人端末装置10≫
図5に示すように、本実施形態に係る個人端末装置10は、入力受付部101と、表示制御部102と、要求部103とを有する。これら各部は、Webブラウザ100がCPUに実行させる処理により実現される。特に、Webブラウザ100がWebコンテンツに関する処理をCPUに実行させることで、これら各部が実行する処理の全部又は一部が実現される。なお、Webコンテンツとは、Webサーバ(又はWebサーバとして機能するプログラム)から取得される各種データのことであり、例えば、HTML(HyperText Markup Language)やCSS(Cascading Style Sheets)、JavaScript(登録商標)等が挙げられる。
入力受付部101は、ユーザによる各種入力(例えば、URLの入力等)を受け付ける。表示制御部102は、各種画面(例えば、個人ボードが含まれる画面(以降「個人ボード画面」とも表す。))を表示する。要求部103は、各種要求(例えば、個人ボード表示要求等)を送信する。
≪共有端末装置20≫
図5に示すように、本実施形態に係る共有端末装置20は、入力受付部201と、表示制御部202と、要求部203とを有する。これら各部は、Webブラウザ200がCPUに実行させる処理により実現される。特に、Webブラウザ200がWebコンテンツに関する処理をCPUに実行させることで、これら各部が実行する処理の全部又は一部が実現される。
入力受付部201は、ユーザによる各種入力(例えば、URLの入力等)を受け付ける。表示制御部202は、各種画面(例えば、共有ボードが含まれる画面(以降「共有ボード画面」とも表す。))を表示する。要求部203は、各種要求(例えば、個人ボード表示要求等)を送信する。
≪中継装置30≫
図5に示すように、本実施形態に係る中継装置30は、起動部311と、表示制御部312と、入力受付部313と、要否判定部314と、要求部315と、ボード管理部316とを有する。これら各部は、中継プログラム310がCPUに実行させる処理により実現される。
また、本実施形態に係る中継装置30は、画面提供部321と、依頼部322と、リダイレクト指示部323と、種別判定部324と、登録部325とを有する。これら各部は、リダイレクトサーバプログラム320がCPUに実行させる処理により実現される。ただし、種別判定部324及び登録部325は、中継プログラム310及びリダイレクトサーバプログラム320とは異なるプログラムがCPUに実行させる処理により実現されても良い。
起動部311は、例えば中継装置30が起動したこと等に応じて、リダイレクトサーバプログラム320を起動させる。
表示制御部312は、各種画面(例えば、フローティングバーが含まれる画面等)を表示する。入力受付部313は、ユーザによる各種入力(例えば、後述する会議終了ボタンの押下等)を受け付ける。
要否判定部314は、ボード管理テーブル1100を参照して、共有ボードの作成要否を判定する。また、要否判定部314は、ボード管理テーブル1200を参照して、該当のユーザ(個人端末装置10のユーザ)の個人ボードの作成要否を判定する。
ボード管理テーブル1100及び1200は、共有ボード及び個人ボードのURLをそれぞれ管理するテーブルである。これらのテーブルは、例えば補助記憶装置等に格納される。ここで、ボード管理テーブル1100及び1200について、図6を参照しながら説明する。図6は、ボード管理テーブル1100及び1200の一例を示す図である。
図6(a)に示すように、ボード管理テーブル1100には、会議識別情報と、共有ボードURLとが含まれる。会議識別情報とは、1つの電子会議を識別する情報であり、後述するように、共有ボードが作成される際に生成される。共有ボードURLは、共有ボードにアクセスするためのURLである。
このように、ボード管理テーブル1100には、共有ボードが作成された場合に、会議識別情報と、当該共有ボードにアクセスするためのURLとが対応付けて格納される。
また、図6(b)に示すように、ボード管理テーブル1200には、会議識別情報と、端末識別情報と、個人ボードURLとが含まれる。会議識別情報は、電子会議を識別する情報である。端末識別情報は、個人端末装置10を識別する情報であり、例えば、当該個人端末装置10のIPアドレス等である。ただし、端末識別情報としては、個人端末装置10を識別可能な任意の情報(例えば、個人端末装置10の製造固有番号等)を用いることができる。
個人ボードURLは、当該端末識別情報によって識別される個人端末装置10のユーザが利用する個人ボードにアクセスするためのURLである。
このように、ボード管理テーブル1200には、個人端末装置10によって個人ボードが作成された場合に、会議識別情報と、当該個人端末装置10の端末識別情報と、当該個人ボードにアクセスするためのURLとが対応付けて格納される。
したがって、要否判定部314は、ボード管理テーブル1100を参照して、例えば共有ボードURLが格納されている場合、共有ボードは作成不要と判定する。同様に、要否判定部314は、ボード管理テーブル1200を参照して、例えば該当のユーザの個人端末装置10を識別する端末識別情報と個人ボードURLとが格納されている場合、当該ユーザの個人ボードは作成不要であると判定する。
要求部315は、各種要求(例えば、共有ボード作成要求や個人ボード作成要求等)を送信する。
ボード管理部316は、ボード管理テーブル1100及び1200を管理する。すなわち、ボード管理部316は、サービス提供装置40によって共有ボードや個人ボードが作成された場合、ボード管理テーブル1100やボード管理テーブル1200を更新する。
画面提供部321は、個人端末装置10や共有端末装置20に対して各種画面(例えば、後述する案内画面等)を提供する。依頼部322は、個人端末装置10及び共有端末装置20からの要求に応じて、共有ボードや個人ボードの作成を中継プログラム310に依頼する。リダイレクト指示部323は、個人ボード画面へのリダイレクト指示を個人端末装置10に送信すると共に、共有ボード画面へのリダイレクト指示を共有端末装置20に送信する。
種別判定部324は、共有端末管理テーブル2100を参照して、ボード表示要求の要求元にアクセスさせるボードのボード種別を判定する。
共有端末管理テーブル2100は、共有端末装置20のIPアドレスを管理するテーブルである。このテーブルは、例えば補助記憶装置等に格納される。ここで、共有端末管理テーブル2100について、図7を参照しながら説明する。図7は、共有端末管理テーブル2100の一例を示す図である。
図7に示すように、共有端末管理テーブル2100には、共有端末IPアドレスが含まれる。共有端末IPアドレスとは、共有端末装置20のIPアドレスである。
このように、共有端末管理テーブル2100には、共有端末装置20のIPアドレスが格納される。したがって、種別判定部324は、共有端末管理テーブル2100を参照して、ボード表示要求の要求元のIPアドレスが共有端末IPアドレスとして格納されている場合、ボード種別を「共有ボード」と判定する。一方で、種別判定部324は、ボード表示要求の要求元のIPアドレスが共有端末IPアドレスとして格納されていない場合、ボード種別を「個人ボード」と判定する。
なお、図7に示す例では、共有端末装置20のIPアドレスが格納される場合を示したが、これに限られず、共有端末装置20を識別する任意の識別情報が格納されていても良い。このような識別情報としては、例えば、共有端末装置20の製造固有番号等が挙げられる。
登録部325は、中継装置30のユーザの操作等に応じて、共有端末IPアドレスを共有端末管理テーブル2100に格納する。
≪サービス提供装置40≫
図5に示すように、本実施形態に係るサービス提供装置40は、ボード作成部401を有する。ボード作成部401は、サービス提供プログラム400がCPUに実行させる処理により実現される。
また、本実施形態に係るサービス提供装置40は、ボード記憶部500を有する。ボード記憶部500は、例えば補助記憶装置等を用いて実現可能である。なお、ボード記憶部500は、サービス提供装置40と通信ネットワークNを介して接続される記憶装置等を用いて実現されていても良い。
ボード作成部401は、中継装置30からの要求に応じて、共有ボードや個人ボードを作成する。また、ボード作成部401は、作成した共有ボードや個人ボードをボード記憶部500に格納する。
<処理の詳細>
次に、本実施形態に係る会議サービスシステム1の処理の詳細について説明する。
≪共有端末装置20を用いた会議開始処理≫
以降では、本実施形態に係る会議サービスシステム1により、共有端末装置20を用いて電子会議の利用を開始する場合の処理について、図8を参照しながら説明する。図8は、第一の実施形態に係る共有端末装置20を用いた会議開始処理の一例を示すシーケンス図である。
まず、中継プログラム310の起動部311は、中継装置30が起動したこと等に応じて、リダイレクトサーバプログラム320を起動させる(ステップS101)。リダイレクトサーバプログラム320が起動されることで、中継装置30は、当該リダイレクトサーバプログラム320によってWebサーバとして機能する。なお、リダイレクトサーバプログラム320は、中継プログラム310に起動結果を返信する。
次に、中継プログラム310の表示制御部312は、画面上に、短縮URLが含まれるフローティングバーを表示する(ステップS102)。これにより、中継装置30には、電子会議の利用を開始するための短縮URLが表示される。ここで、フローティングバーの一例を図9に示す。図9に示すように、フローティングバーには、電子会議の利用を開始するための短縮URLが表示される。また、フローティングバーには、電子会議の利用を終了するための会議終了ボタンも表示される。後述するように、ユーザが会議終了ボタンを押下することで、電子会議の利用を終了することができる。
なお、本実施形態では、短縮URLが中継装置30の画面上に表示される場合について説明したが、これに限られない。例えば、中継装置30の画面上には、短縮URLを表すQRコード(登録商標)等が表示されても良い。また、中継装置30の画面上には、図9に示すフローティングバーと共に、例えば、共有画面として個人端末装置10や共有端末装置20等から送信された画像が表示されても良いし、共有ボードが表示されても良い。中継装置30の画面上にフローティングバーと共に共有ボードが表示されている場合、当該共有ボードは、各個人端末装置10からの操作(例えば、手書き入力や文字入力、画像の貼り付け等)を受け付けることもできるし、各共有端末装置20からの操作を受け付けることもできるし、当該中継装置30における操作を受け付けることができる。
更に、短縮URLは画面上に表示される場合に限られず、例えば、中継装置30の筐体上に、当該短縮URLが印刷等されたシール等が貼り付け等されていても良い。
ここで、共有端末装置20のユーザが、例えば、Webブラウザ200のアドレスバーに短縮URLを入力したものとする。すると、Webブラウザ200の入力受付部201は、短縮URLの入力を受け付ける(ステップS103)。
なお、例えば、複数の部屋又は空間にそれぞれ複数の中継装置30が設置等されている場合、これら複数の中継装置30はそれぞれ異なる短縮URLを表示している。このとき、例えば、各中継装置30がそれぞれ表示する短縮URLが固定である場合、当該中継装置30が設置等されている部屋又は空間の外からでも短縮URLの入力が可能となってしまう。このため、上記のステップS103で短縮URLが入力された場合、利用が開始された電子会議毎に異なるパスコード等の入力が要求されても良い。又は、上記のステップS102で、例えば、乱数が含まれる短縮URLが表示されても良い。
次に、Webブラウザ200の要求部203は、ボード表示要求を中継装置30に送信する(ステップS104)。要求部203は、短縮URL宛にボード表示要求を送信することで、当該ボード表示要求を中継装置30に送信する。なお、このボード表示要求には、送信元IPアドレスとして、当該共有端末装置20のIPアドレスが含まれる。
リダイレクトサーバプログラム320の画面提供部321は、ボード表示要求を受信すると、案内画面(より正確には、案内画面を表示させるためのWebコンテンツ)を共有端末装置20に送信する(ステップS105)。
Webブラウザ200の表示制御部202は、案内画面を受信すると、例えば図10に示す案内画面G200を表示する(ステップS106)。図10に示す案内画面G200は、会議サービスによる電子会議が開始されるまでの間、共有端末装置20(及び個人端末装置10)に表示される画面である。これは、ボード(共有ボード又は個人ボード)の作成等に一定時間を要する場合があるためである。なお、ボードの作成にほとんど時間を要しないような場合には、上記の案内画面G200が共有端末装置20(及び個人端末装置10)に表示されなくても良い。
ただし、例えば、上記の案内画面G200を共有端末装置20(及び個人端末装置10)に所定の時間の間、必ず表示させるようにすることも考えられる。これにより、例えば、ブルートフォースアタック等により共有ボードURLや個人ボードURLを探し当てるような攻撃に対するセキュリティを向上させることができる。
次に、リダイレクトサーバプログラム320の種別判定部324は、共有端末管理テーブル2100を参照して、上記のステップS104のボード表示要求の要求元にアクセスさせるボードのボード種別を判定する(ステップS107)。すなわち、種別判定部324は、当該ボード表示要求に含まれる送信元IPアドレスが共有端末管理テーブル2100に格納されている場合、ボード種別を「共有ボード」と判定する。一方で、種別判定部324は、当該ボード表示要求に含まれる送信元IPアドレスが共有端末管理テーブル2100に格納されていない場合、ボード種別を「個人ボード」と判定する。
以降では、上記のステップS107でボード種別が「共有ボード」と判定されたものとして説明を続ける。
上記のステップS107でボード種別が「共有ボード」と判定された場合、リダイレクトサーバプログラム320の依頼部322は、共有ボード作成依頼を中継プログラム310に送信する(ステップS108)。
中継プログラム310の要否判定部314は、ボード管理テーブル1100を参照して、共有ボードの作成要否を判定する(ステップS109)。すなわち、要否判定部314は、共有ボードURLがボード管理テーブル1100に格納されている場合、共有ボードは作成不要であると判定する。一方で、要否判定部314は、共有ボードURLがボード管理テーブル1100に格納されていない場合、共有ボードは作成要であると判定する。
上記のステップS109で共有ボードが作成要であると判定された場合、中継プログラム310の要求部315は、共有ボード作成要求をサービス提供装置40に送信する(ステップS110)。
サービス提供プログラム400のボード作成部401は、共有ボード作成要求を受信すると、共有ボードを作成する(ステップS111)。そして、ボード作成部401は、共有ボードURLを中継装置30に返信する。なお、共有ボードはボード記憶部500に格納される。
中継プログラム310のボード管理部316は、会議識別情報を生成する(ステップS112)。そして、中継プログラム310のボード管理部316は、上記のステップS112で生成した会議識別情報と、サービス提供装置40から返信された共有ボードURLとを対応付けてボード管理テーブル1100に格納する(ステップS113)。
一方で、上記のステップS109で共有ボードが作成不要であると判定された場合、中継プログラム310のボード管理部316は、ボード管理テーブル1100に格納されている共有ボードURLを取得する(ステップS114)。
ステップS113又はステップS114の後、中継プログラム310は、共有ボード作成依頼に対する依頼結果をリダイレクトサーバプログラム320に返信する。この依頼結果には、共有ボードURLが含まれる。この共有ボードURLは、上記のステップS111でサービス提供装置40から返信された共有ボードURL又は上記のステップS114で取得された共有ボードURLである。
このように、電子会議の利用が開始され、共有ボードが未作成である場合には、共有ボードが作成される。なお、本実施形態では、共有端末装置20のWebブラウザ200に短縮URLが入力された後に共有ボードを作成したが、共有ボードの作成タイミングはこれに限られない。共有ボードは、例えば、中継装置30が起動された後に作成されても良いし、前回の電子会議が終了した後に、次の電子会議のための共有ボードが作成されても良い。
リダイレクトサーバプログラム320のリダイレクト指示部323は、共有ボードURLをリダイレクト先URLとしたリダイレクト指示を共有端末装置20(上記のステップS104のボード表示要求の要求元)に送信する(ステップS115)。
Webブラウザ200の要求部203は、リダイレクト先URLに共有ボード表示要求を送信する(ステップS116)。これにより、サービス提供装置40から共有ボード(より正確には、共有ボードを表示させるためのWebコンテンツ)が返信される。
Webブラウザ200の表示制御部202は、共有ボードを受信すると、例えば図11に示す共有ボード画面G300を表示する(ステップS117)。図11に示す共有ボード画面G300には、共有ボードが表示される。これにより、共有端末装置20を同時に利用する1以上のユーザは、共有ボードを利用した電子会議を行うことができる。
なお、図11に示す共有ボード画面G300には、描画ツール選択欄G310が含まれる。ユーザは、描画ツール選択欄G310から所望の描画ツール(例えば、ペンや文字入力等)を選択することで、共有ボードに任意の文字や図形等を描画することができる。共有ボードには、例えば、画像等を貼り付けることもできる。
また、図11に示す共有ボード画面G300には、IPアドレス登録ボタンG320が含まれる。後述するように、ユーザによってIPアドレス登録ボタンG320が押下されることで、当該共有端末装置20のIPアドレスを共有端末管理テーブル2100に登録(格納)することができる。
以上のように、本実施形態に係る会議サービスシステム1では、共有端末装置20のユーザが短縮URLをWebブラウザ200に入力することで、共有ボードに自動的にリダイレクトされる。これにより、この共有端末装置20を同時に利用する1以上のユーザは、この共有ボードを用いて電子会議を行うことができるようになる。
なお、図8に示す例では、ボード種別の判定をリダイレクトサーバプログラム320が行った(ステップS107)が、この判定は、例えば、ステップS103の後に、Webブラウザ200により行われても良い。このとき、Webブラウザ200は、ボード種別を「共有ボード」と判定した場合に、ステップS104で共有ボード表示要求を中継装置30に送信すれば良い。
≪個人端末装置10を用いた会議開始処理≫
以降では、本実施形態に係る会議サービスシステム1により、個人端末装置10を用いて電子会議の利用を開始する場合の処理について、図12を参照しながら説明する。図12は、第一の実施形態に係る個人端末装置10を用いた会議開始処理の一例を示すシーケンス図である。なお、図12では、図8のステップS101~ステップS117が実行済であるものとする。
個人端末装置10のユーザが、例えば、Webブラウザ100のアドレスバーに短縮URLを入力したものとする。すると、Webブラウザ100の入力受付部101は、短縮URLの入力を受け付ける(ステップS201)。
次に、Webブラウザ100の要求部103は、ボード表示要求を中継装置30に送信する(ステップS202)。要求部203は、短縮URL宛にボード表示要求を送信することで、当該ボード表示要求を中継装置30に送信する。なお、このボード表示要求には、送信元IPアドレスとして、当該個人端末装置10のIPアドレスが含まれる。
リダイレクトサーバプログラム320の画面提供部321は、ボード表示要求を受信すると、案内画面(より正確には、案内画面を表示させるためのWebコンテンツ)を個人端末装置10に送信する(ステップS203)。
Webブラウザ100の表示制御部102は、図8のステップS106と同様に、案内画面を受信すると、例えば図10に示す案内画面G200を表示する(ステップS204)。
次に、リダイレクトサーバプログラム320の種別判定部324は、図8のステップS107と同様に、共有端末管理テーブル2100を参照して、上記のステップS202のボード表示要求の要求元にアクセスさせるボードのボード種別を判定する(ステップS205)。
以降では、上記のステップS205でボード種別が「個人ボード」と判定されたものとして説明を続ける。
上記のステップS205でボード種別が「個人ボード」と判定された場合、リダイレクトサーバプログラム320の依頼部322は、個人ボード作成依頼を中継プログラム310に送信する(ステップS206)。
中継プログラム310の要否判定部314は、ボード管理テーブル1200を参照して、個人ボードの作成要否を判定する(ステップS207)。すなわち、要否判定部314は、上記のステップS202のボード表示要求の要求元の個人端末装置10を識別する端末識別情報と個人ボードURLとがボード管理テーブル1200に格納されている場合、個人ボードは作成不要であると判定する。一方で、要否判定部314は、当該端末識別情報と個人ボードURLとがボード管理テーブル1200に格納されていない場合、個人ボードは作成要であると判定する。なお、端末識別情報は、上述したように、例えば、個人端末装置10のIPアドレス等である。
上記のステップS207で個人ボードが作成要であると判定された場合、中継プログラム310の要求部315は、個人ボード作成要求をサービス提供装置40に送信する(ステップS208)。
サービス提供プログラム400のボード作成部401は、個人ボード作成要求を受信すると、個人ボードを作成する(ステップS209)。そして、ボード作成部401は、個人ボードURLを中継装置30に返信する。なお、個人ボードはボード記憶部500に格納される。
中継プログラム310のボード管理部316は、ボード管理テーブル1100に格納されている会議識別情報と、上記のステップS202のボード表示要求の要求元の個人端末装置10の端末識別情報と、サービス提供装置40から返信された個人ボードURLとを対応付けてボード管理テーブル1200に格納する(ステップS210)。
一方で、上記のステップS207で個人ボードが作成不要であると判定された場合、中継プログラム310のボード管理部316は、上記のステップS202のボード表示要求の要求元の個人端末装置10の端末識別情報に対応付けられている個人ボードURLをボード管理テーブル1200から取得する(ステップS211)。
ステップS210又はステップS211の後、中継プログラム310は、個人ボード作成依頼に対する依頼結果をリダイレクトサーバプログラム320に返信する。この依頼結果には、個人ボードURLが含まれる。この個人ボードURLは、上記のステップS209でサービス提供装置40から返信された個人ボードURL又は上記のステップS211で取得された個人ボードURLである。
リダイレクトサーバプログラム320のリダイレクト指示部323は、個人ボードURLをリダイレクト先URLとしたリダイレクト指示を個人端末装置10(上記のステップS202のボード表示要求の要求元)に送信する(ステップS212)。
Webブラウザ100の要求部103は、リダイレクト先URLに個人ボード表示要求を送信する(ステップS213)。これにより、サービス提供装置40から個人ボード(より正確には、個人ボードを表示させるためのWebコンテンツ)が返信される。
Webブラウザ100の表示制御部102は、個人ボードを受信すると、個人ボード画面を表示する(ステップS214)。この個人ボード画面には、個人ボードが表示される。これにより、個人端末装置10のユーザは、個人ボードを利用した電子会議を行うことができる。
以上のように、本実施形態に係る会議サービスシステム1では、個人端末装置10のユーザが短縮URLをWebブラウザ100に入力することで、個人ボードに自動的にリダイレクトされる。これにより、この個人端末装置10のユーザは、この個人ボードを用いて電子会議を行うことができるようになる。
なお、図12に示す例では、ボード種別の判定をリダイレクトサーバプログラム320が行った(ステップS205)が、この判定は、例えば、ステップS201の後に、Webブラウザ100により行われても良い。このとき、Webブラウザ100は、ボード種別を「個人ボード」と判定した場合に、ステップS202で個人ボード表示要求を中継装置30に送信すれば良い。
≪会議終了処理≫
以降では、本実施形態に係る会議サービスシステム1が電子会議を終了する場合の処理について、図13を参照しながら説明する。図13は、第一の実施形態に係る会議終了処理の一例を示すシーケンス図である。
例えば電子会議の参加者が、中継装置30に表示されているフローティングバーの会議終了ボタンの押下(入力)を行ったものとする。すると、中継プログラム310の入力受付部313は、会議終了ボタンの入力を受け付ける(ステップS301)。
次に、中継プログラム310のボード管理部316は、ボード管理テーブル1100及び1200をクリアする(ステップS302)。すなわち、ボード管理部316は、ボード管理テーブル1100に格納されている会議識別情報と共有ボードURLとを削除する。また、ボード管理部316は、ボード管理テーブル1200に格納されている会議識別情報と、端末識別情報と、個人ボードURLとを削除する。
次に、中継プログラム310の要求部315は、会議終了要求をサービス提供装置40に送信する(ステップS303)。これにより、会議終了要求に対する結果がサービス提供装置40から返信される。
以上のように、本実施形態に係る会議サービスシステム1では、中継装置30で会議終了ボタンを押下することで、電子会議を終了することができる。上記の会議終了処理によって会議終了ボタンが押下された後に個人端末装置10から短縮URLにアクセスされた場合には、会議終了ボタンが押下される前の個人ボードにはアクセスさせず、新たに個人ボードが生成される。同様に、上記の会議終了処理によって会議終了ボタンが押下された後に共有端末装置20から短縮URLにアクセスされた場合には、会議終了ボタンが押下される前の共有ボードにはアクセスさせず、新たに共有ボードが生成される。
なお、本実施形態では、上記のステップS303の会議終了要求を中継装置30からサービス提供装置40に送信しているが、このステップS303は実行されなくても良い。
このとき、電子会議が終了した場合であっても、当該会議で利用されていた共有ボード及び個人ボードは削除されない。したがって、個人端末装置10や共有端末装置20のユーザは、Webブラウザ100やWebブラウザ200に共有ボードURLや個人ボードURLを入力することで、終了した電子会議で利用していた共有ボードや個人ボードを表示させることができる。
ここで、共有ボードと個人ボードとの関係を図14に示す。図14は、共有ボードと個人ボードとの関係を模式的に示す図である。
図14に示すように、或る電子会議(会議識別情報:ID12345)で、共有ボードの他に、個人ボードAと、個人ボードBと、個人ボードCとが利用されていたとする。そして、この電子会議が終了して、新たな電子会議(会議識別情報:ID67890)が開始され、共有ボードの他に、個人ボードAと個人ボードDとが利用されたとする。
このとき、会議識別情報「ID12345」で利用されていた共有ボード及び個人ボードと、会議識別情報「ID67890」で利用されている共有ボード及び個人ボードとは相互に無関係である。言い換えれば、これらの共有ボード及び個人ボードのURLは各々異なったものとする。
例えば、会議識別情報「ID12345」で利用されていた共有ボードのURLと、会議識別情報「ID67890」で利用されている共有ボードのURLとは異なる。同様に、例えば、会議識別情報「ID12345」で利用されていた個人ボードAのURLと、会議識別情報「ID67890」で利用されている個人ボードAのURLとは異なる。
なお、共有ボード及び個人ボードには有効期限が設定されていても良い。この場合、例えば、電子会議の終了後、有効期限が経過した場合に、共有ボード及び個人ボードが削除される。また、共有ボードと個人ボードとに異なる有効期限が設定されても良い。
≪共有端末IPアドレスの登録処理(その1)≫
以降では、ユーザが中継装置30を操作して、共有端末IPアドレスを当該中継装置30に登録する場合の処理について、図15を参照しながら説明する。図15は、第一の実施形態に係る共有端末IPアドレスの登録処理(その1)の一例を示すフローチャートである。
まず、中継プログラム310の表示制御部312は、ユーザによる所定の操作に応じて、例えば図16に示す共有端末IPアドレス登録画面G400を表示する(ステップS401)。図16に示す共有端末IPアドレス登録画面G400には、IPアドレス入力欄G410と、登録ボタンG420とが含まれる。IPアドレス入力欄G410には、共有端末装置20のIPアドレスを入力する入力欄である。
ユーザは、共有端末装置20のIPアドレスをIPアドレス入力欄G410に入力した上で、登録ボタンG420を押下することで、共有端末IPアドレスの登録操作を行うことができる。以降では、共有端末IPアドレスの登録操作がユーザにより行われたものとして説明を続ける。
中継プログラム310の入力受付部313は、共有端末IPアドレスの登録操作を受け付ける(ステップS402)。
次に、リダイレクトサーバプログラム320の登録部325は、共有端末IPアドレスの登録操作によって入力されたIPアドレスを、共有端末IPアドレスとして、共有端末管理テーブル2100に格納する(ステップS403)。これにより、共有端末装置20のIPアドレスが中継装置30に登録される。なお、図15では、共有端末装置20のIPアドレスを中継装置30に登録する場合について説明したが、ユーザは、共有端末装置20のIPアドレスを中継装置30から削除することもできる。これは、例えば、登録済の共有端末IPアドレスの一覧の中から削除する共有端末IPアドレスが選択されることで、登録部325により、選択された共有端末IPアドレスが削除されれば良い。
≪共有端末IPアドレスの登録処理(その2)≫
以降では、共有端末装置20に表示されている共有ボード画面上でユーザが操作することで、この共有端末装置20のIPアドレスを共有端末IPアドレスとして中継装置30に登録する場合の処理について、図17を参照しながら説明する。図17は、第一の実施形態に係る共有端末IPアドレスの登録処理(その2)の一例を示すシーケンス図である。以降では、共有端末装置20には、Webブラウザ200の表示制御部202により、図11に示す共有ボード画面G300が表示されているものとする。
図11に示す共有ボード画面G300において、ユーザがIPアドレス登録ボタンG320の押下操作を入力したものとする。すると、Webブラウザ200の入力受付部201は、当該入力を受け付ける(ステップS501)。
次に、Webブラウザ200の要求部203は、IPアドレス登録要求を中継装置30に送信する(ステップS502)。IPアドレス登録要求には、当該共有端末装置20のIPアドレスが含まれる。
リダイレクトサーバプログラム320の登録部325は、IPアドレス登録要求を受信すると、当該登録要求に含まれるIPアドレスを共有端末IPアドレスとして共有端末管理テーブル2100に格納する(ステップS503)。これにより、共有端末装置20のIPアドレスが中継装置30に登録される。
[第二の実施形態]
次に、第二の実施形態について説明する。第一の実施形態では、共有端末管理テーブル2100にIPアドレスが格納されているか否かにより、ボード表示要求の要求元に表示させるボードのボード種別を判定した。これに対して、第二の実施形態では、共有端末管理テーブル2100を用いずに、ボード表示要求の要求元に表示させるボードのボード種別を判定する場合について説明する。
このため、第二の実施形態に係る中継装置30は、共有端末管理テーブル2100を有していなくても良い。
なお、第二の実施形態は、主に、第一の実施形態との相違点について説明し、第一の実施形態と同様の構成要素については、適宜、その説明を省略又は簡略化する。また、第二の実施形態では、共有端末装置20を用いた会議開始処理について説明する。共有端末装置20を用いた会議開始処理以外の処理については、第一の実施形態と同様である。
<処理の詳細>
本実施形態に係る会議サービスシステム1の処理の詳細について説明する。
≪共有端末装置20を用いた会議開始処理(その1)≫
以降では、共有端末装置20を用いて電子会議の利用を開始する際に、ユーザがボード種別を選択する場合の処理について、図18を参照しながら説明する。図18は、第二の実施形態に係る共有端末装置20を用いた会議開始処理(その1)の一例を示すシーケンス図である。なお、図18のステップS601~ステップS604及びステップS613~ステップS621は、図8のステップS101~ステップS104及びステップS109~ステップS117とそれぞれ同様であるため、その説明を省略する。
ステップS604に続いて、リダイレクトサーバプログラム320の画面提供部321は、ボード種別の選択画面(より正確には、ボード種別の選択画面を表示させるためのWebコンテンツ)を共有端末装置20に送信する(ステップS605)。
Webブラウザ200の表示制御部202は、ボード種別の選択画面を受信すると、例えば図19に示す選択画面G500を表示する(ステップS606)。図19に示す選択画面G500は、ボード種別をユーザが選択するための画面である。図19に示す選択画面G500には、共有ボタンG510と、個人ボタンG520とが含まれる。ユーザは、共有ボタンG510又は個人ボタンG520のいずれかを押下することで、ボード種別の選択操作を行うことができる。以降では、ボード種別の選択操作がユーザにより行われたものとする。なお、共有ボタンG510が押下された場合はボード種別「共有ボード」が選択され、個人ボタンG520が押下された場合はボード種別「個人ボード」が選択される。
Webブラウザ200の入力受付部201は、ボード種別の選択操作を受け付ける(ステップS607)。次に、Webブラウザ200の要求部203は、ボード表示要求を中継装置30に送信する(ステップS608)。ボード表示要求には、ボード種別の選択操作で選択された選択結果(「共有」又は「個人」)が含まれる。
リダイレクトサーバプログラム320の画面提供部321は、ボード表示要求を受信すると、案内画面を共有端末装置20に送信する(ステップS609)。
Webブラウザ200の表示制御部202は、図8のステップS106と同様に、案内画面を受信すると、例えば図10に示す案内画面G200を表示する(ステップS610)。
次に、リダイレクトサーバプログラム320の種別判定部324は、共有端末装置20からのボード表示要求に含まれる選択結果からボード種別を判定する(ステップS611)。すなわち、種別判定部324は、選択結果が「共有」である場合はボード種別を「共有ボード」と判定し、選択結果が「個人」である場合はボード種別を「個人ボード」と判定する。
以降では、上記のステップS611でボード種別が「共有ボード」と判定されたものとして説明を続ける。
上記のステップS611でボード種別が「共有ボード」と判定された場合、リダイレクトサーバプログラム320の依頼部322は、共有ボード作成依頼を中継プログラム310に送信する(ステップS612)。
なお、図18に示す例では、共有端末装置20のユーザがボード種別を選択する場合を示したが、個人端末装置10のユーザも、同様に、ボード種別を選択することができても良い。
以上のように、本実施形態に係る会議サービスシステム1では、ユーザの選択に応じて、共有端末装置20(及び個人端末装置10)を共有ボード又は個人ボードに自動的にリダイレクトさせることができる。なお、共有端末装置20のユーザが個人ボードにリダイレクトされる場合、個人端末装置10と同様に、この共有端末装置20のユーザが利用する個人ボードが作成される。
これにより、共有端末装置20のユーザは、電子会議の利用開始に応じて、共有ボード又は個人ボードのいずれかを選択的に表示させることができる。同様に、個人端末装置10のユーザも、電子会議の利用開始に応じて、共有ボード又は個人ボードのいずれかを選択的に表示させることができる。
なお、図18のステップS611の判定は、Webブラウザ200(又はWebブラウザ100)で行われても良い。
≪共有端末装置20を用いた会議開始処理(その2)≫
以降では、共有端末装置20を用いて電子会議の利用を開始する際に、Webブラウザ200のクッキー(cookie)に記録されている情報からボード種別を判定する場合の処理について、図20を参照しながら説明する。図20は、第二の実施形態に係る共有端末装置20を用いた会議開始処理(その2)の一例を示すシーケンス図である。なお、図20のステップS701~ステップS703及びステップS710~ステップS718は、図8のステップS101~ステップS103及びステップS109~ステップS117とそれぞれ同様であるため、その説明を省略する。
ステップS703に続いて、Webブラウザ200は、前回表示したボードのボード種別を特定する(ステップS704)。Webブラウザ200は、例えば、リダイレクトサーバプログラム320から取得したWebコンテンツ(例えばJavaScript等)を実行することで実現される判定部により前回ボード種別を特定すれば良い。
なお、クッキーには、Webブラウザ200により表示されたボードのURLと、このボードのボード種別とが対応付けられて記録されている。ただし、ボード種別に応じて、ボードのURLが異なるような場合には、URLとボード種別とが対応付けられて記録されていなくても良い。
次に、Webブラウザ200の要求部203は、ボード表示要求を中継装置30に送信する(ステップS705)。ボード表示要求には、上記のステップS704で特定された特定結果(例えば、「共有」又は「個人」)が含まれる。
リダイレクトサーバプログラム320の画面提供部321は、ボード表示要求を受信すると、案内画面を共有端末装置20に送信する(ステップS706)。
Webブラウザ200の表示制御部202は、図8のステップS106と同様に、案内画面を受信すると、例えば図10に示す案内画面G200を表示する(ステップS707)。
次に、リダイレクトサーバプログラム320の種別判定部324は、共有端末装置20からのボード表示要求に含まれる特定結果からボード種別を判定する(ステップS708)。すなわち、種別判定部324は、特定結果が「共有」である場合はボード種別を「共有ボード」と判定し、特定結果が「個人」である場合はボード種別を「個人ボード」と判定する。
以降では、上記のステップS708でボード種別が「共有ボード」と判定されたものとして説明を続ける。
上記のステップS708でボード種別が「共有ボード」と判定された場合、リダイレクトサーバプログラム320の依頼部322は、共有ボード作成依頼を中継プログラム310に送信する(ステップS709)。
なお、図20に示す例では、共有端末装置20がクッキーからボード種別を特定する場合を示したが、個人端末装置10も、同様に、クッキーからボード種別を特定することができても良い。また、共有端末装置20(又は個人端末装置10)はクッキーを中継装置30に送信し、中継装置30が当該クッキーから前回表示したボードのボード種別(例えば、「個人」又は「共有」)を特定しても良い。
以上のように、本実施形態に係る会議サービスシステム1では、Webブラウザ100及びWebブラウザ200のクッキーに記録されている情報に応じて、共有ボード又は個人ボードに自動的にリダイレクトさせることができる。なお、共有端末装置20のユーザが個人ボードにリダイレクトされる場合、個人端末装置10と同様に、この共有端末装置20のユーザが利用する個人ボードが作成される。これにより、個人端末装置10及び共有端末装置20のユーザは、例えば、前回表示したボードのボード種別と同じボード種別のボードを表示させることができる。
なお、図20のステップS704では、前回表示したボードのボード種別を特定したが、これに限られない。例えば、過去の所定の期間の間に表示したボードのボード種別の回数を集計した上で、ボード種別「共有」及び「個人」のうち、集計した回数が多い方のボード種別を特定しても良い。また、クッキーは一例であって、例えば、補助記憶装置等の任意の記憶領域に格納されている情報からボード種別が特定されても良い。
なお、図20のステップS708の判定は、Webブラウザ200(又はWebブラウザ100)で行われても良い。
[第三の実施形態]
次に、第三の実施形態について説明する。ここで、電子会議では、例えば、共有端末装置20として電子黒板装置、個人端末装置10としてノートPC等が用いられる場合が多い。また、電子黒板装置等の比較的大型の装置では、通信方式として有線LAN(Local Area Network)等が用いられることが多い一方で、ノートPCやスマートフォン等の携帯型の装置では、通信方式として無線LAN等が用いられることが多い。
そこで、第三の実施形態では、通信方式に応じて、ボード表示要求の要求元に表示させるボードのボード種別を判定する場合について説明する。また、第三の実施形態では、中継装置30にWebブラウザ330が搭載されており、このWebブラウザ330によってボードを表示する場合についても説明する。
なお、第三の実施形態は、主に、第一の実施形態との相違点について説明し、第一の実施形態と同様の構成要素については、適宜、その説明を省略又は簡略化する。
<機能構成>
まず、本実施形態に係る会議サービスシステム1の機能構成について、図21を参照しながら説明する。図21は、第三の実施形態に係る会議サービスシステム1の機能構成の一例を示す図である。なお、個人端末装置10、共有端末装置20及びサービス提供装置40の機能構成は、第一の実施形態と同様であるため、その説明を省略する。
≪中継装置30≫
図21に示すように、本実施形態に係る中継装置30は、入力受付部331と、表示制御部332と、要求部333とを有する。これら各部は、Webブラウザ330がCPUに実行させる処理により実現される。特に、Webブラウザ330がWebコンテンツに関する処理をCPUに実行させることで、これら各部が実行する処理の全部又は一部が実現される。
入力受付部331は、ユーザによる各種入力(例えば、URLの入力等)を受け付ける。表示制御部332は、各種画面(例えば、共有ボード画面等)を表示する。要求部333は、各種要求(例えば、共有ボード表示要求等)を送信する。
また、本実施形態に係る種別判定部324は、通信方式管理テーブル3100を参照して、ボード表示要求の要求元にアクセスさせるボードのボード種別を判定する。
通信方式管理テーブル3100は、通信方式毎のボード種別を管理するテーブルである。このテーブルは、例えば補助記憶装置等に格納される。ここで、通信方式管理テーブル3100について、図22を参照しながら説明する。図22は、通信方式管理テーブル3100の一例を示す図である。
図22に示すように、通信方式管理テーブル3100には、通信方式とボード種別とが対応付けて格納されている。通信方式は、例えば、「有線」、「無線」、「local」等がある。なお、通信方式「有線」は有線接続による通信を行う方式であることを示し、通信方式「無線」は無線接続による通信を行う方式であることを示す。また、通信方式「local」は中継装置30内の通信であることを示す。
このように、通信方式管理テーブル3100には、通信方式毎のボード種別が格納される。したがって、種別判定部324は、通信方式管理テーブル3100を参照して、ボード表示要求の要求元の通信方式に応じて、ボード種別を判定する。例えば、通信方式が「有線」や「local」である場合、種別判定部324は、ボード種別を「共有ボード」と判定する。一方で、例えば、通信方式が「無線」である場合、種別判定部324は、ボード種別を「個人ボード」と判定する。
<処理の詳細>
次に、本実施形態に係る会議サービスシステム1の処理の詳細について説明する。なお、以降では、共有端末装置20を用いた会議開始処理と、中継装置30を用いた会議開始処理とを説明する。これら以外の処理については、第一の実施形態と同様である。
≪共有端末装置20を用いた会議開始処理≫
以降では、共有端末装置20を用いて電子会議の利用を開始する際に、この共有端末装置20の通信方式からボード種別を判定する場合の処理について、図23を参照しながら説明する。図23は、第三の実施形態に係る共有端末装置20を用いた会議開始処理の一例を示すシーケンス図である。なお、図23のステップS801~ステップS803及びステップS810~ステップS818は、図8のステップS101~ステップS103及びステップS109~ステップS117とそれぞれ同様であるため、その説明を省略する。
ステップS803に続いて、Webブラウザ200は、通信方式を特定する(ステップS804)。Webブラウザ200は、例えば、リダイレクトサーバプログラム320から取得したWebコンテンツ(例えばJavaScript等)を実行することで実現される判定部により通信方式を特定すれば良い。なお、通信方式は、例えば、OSのデバイスマネージャ等に問い合わせることで特定することができる。
次に、Webブラウザ200の要求部203は、ボード表示要求を中継装置30に送信する(ステップS805)。ボード表示要求には、上記のステップS9804で特定された特定結果(例えば、「有線」又は「無線」等)が含まれる。ただし、例えば、Webブラウザ200からの要求を受け付けたリダイレクトサーバプログラム320が、当該Webブラウザ200が搭載された共有端末装置20の通信方式を判断可能である場合には、当該Webブラウザ200は、通信方式を特定する必要はない。又は、当該Webブラウザ200は、特定した通信方式をボード表示要求に含める必要はない。
リダイレクトサーバプログラム320の画面提供部321は、ボード表示要求を受信すると、案内画面を共有端末装置20に送信する(ステップS806)。
Webブラウザ200の表示制御部202は、図8のステップS106と同様に、案内画面を受信すると、例えば図10に示す案内画面G200を表示する(ステップS807)。
次に、リダイレクトサーバプログラム320の種別判定部324は、通信方式管理テーブル3100を参照して、共有端末装置20からのボード表示要求に含まれる特定結果からボード種別を判定する(ステップS808)。すなわち、種別判定部324は、特定結果が「有線」又は「local」である場合はボード種別を「共有ボード」と判定し、特定結果が「無線」である場合はボード種別を「個人ボード」と判定する。
以降では、上記のステップS808でボード種別が「共有ボード」と判定されたものとして説明を続ける。
上記のステップS808でボード種別が「共有ボード」と判定された場合、リダイレクトサーバプログラム320の依頼部322は、共有ボード作成依頼を中継プログラム310に送信する(ステップS809)。
なお、図23に示す例では、共有端末装置20が通信方式を特定する場合を示したが、個人端末装置10も、同様に、通信方式を特定することができても良い。
以上のように、本実施形態に係る会議サービスシステム1では、Webブラウザ100及びWebブラウザ200が特定した通信方式に応じて、共有ボード又は個人ボードに自動的にリダイレクトさせることができる。なお、共有端末装置20のユーザが個人ボードにリダイレクトされる場合、個人端末装置10と同様に、この共有端末装置20のユーザが利用する個人ボードが作成される。これにより、個人端末装置10及び共有端末装置20のユーザは、例えば、通信方式に応じたボード種別のボードを表示させることができる。
なお、図23のステップS808の判定は、Webブラウザ200(又はWebブラウザ100)で行われても良い。
≪中継装置30を用いた会議開始処理≫
以降では、中継装置30を用いて電子会議の利用を開始する際に、この中継装置30の通信方式からボード種別を判定する場合の処理について、図24を参照しながら説明する。図24は、第三の実施形態に係る中継装置30を用いた会議開始処理の一例を示すシーケンス図である。なお、図24のステップS901~ステップS902及びステップS909~ステップS915は、図8のステップS101~ステップS102及びステップS108~ステップS114とそれぞれ同様であるため、その説明を省略する。
ステップS902に続いて、中継プログラム310の入力受付部313は、ボード表示操作の入力を受け付ける(ステップS903)。中継装置30のユーザは、例えば、ステップS902で表示されたフローティングバーの短縮URLを押下等することで、ボード表示操作を行うことができる。
中継プログラム310の要求部315は、ボード表示要求をリダイレクトサーバプログラム320に送信する(ステップS904)。このボード表示要求には、通信方式「local」が含まれる。このように、中継装置30のユーザが上記のステップS903のボード表示操作を行った場合、ボード表示要求には、通信方式「local」が含まれる。
リダイレクトサーバプログラム320の画面提供部321は、ボード表示要求を受信すると、案内画面を中継プログラム310に送信する(ステップS905)。
次に、中継プログラム310の要求部315は、リダイレクトサーバプログラム320からの案内画面をWebブラウザ330に送信する(ステップS906)。なお、このとき、Webブラウザ330が起動していない場合、要求部315は、当該Webブラウザ330を起動させた上で、案内画面を送信する。
Webブラウザ330の表示制御部332は、図8のステップS106と同様に、案内画面を受信すると、例えば図10に示す案内画面G200を表示する(ステップS907)。
次に、リダイレクトサーバプログラム320の種別判定部324は、通信方式管理テーブル3100を参照して、共有端末装置20からのボード表示要求に含まれる通信方式「local」からボード種別を「共有ボード」と判定する(ステップS908)。
リダイレクトサーバプログラム320のリダイレクト指示部323は、共有ボードURLをリダイレクト先URLとしたリダイレクト指示をWebブラウザ330に送信する(ステップS916)。
Webブラウザ330の要求部333は、リダイレクト先URLに共有ボード表示要求を送信する(ステップS917)。これにより、サービス提供装置40から共有ボード(より正確には、共有ボードを表示させるためのWebコンテンツ)が返信される。
Webブラウザ330の表示制御部332は、共有ボードを受信すると、例えば図11に示す共有ボード画面G300を表示する(ステップS918)。これにより、中継装置30のユーザは、共有ボードを利用した電子会議を行うことができる。
以上のように、本実施形態に係る会議サービスシステム1では、中継装置30のWebブラウザ330を用いて電子会議の利用を開始する場合、共有ボードに自動的にリダイレクトさせることができる。
なお、図24では、上記のステップS903でフローティングバーの短縮URLを押下等する場合について説明したが、ユーザは、この短縮URLをWebブラウザ330のアドレスバー等に入力しても良い。この場合、Webブラウザ330は、図23のステップS803~ステップS805と同様の処理を行えば良い。このとき、Webブラウザ330は、ステップS804で通信方式を「local」と特定する。
[第四の実施形態]
次に、第四の実施形態について説明する。第四の実施形態では、共有端末装置20が共有ボード及び個人ボードの両方をサービス提供装置40に作成させた上で、ボード種別に応じて、いずれかのボードをWebブラウザ200上に前面表示させる場合について説明する。これにより、例えば、Webブラウザ200のタブ等を切り替えることにより、ユーザは、共有ボード画面と個人ボード画面とを切り替えて表示させることができるようになる。
なお、第四の実施形態は、主に、第一の実施形態との相違点について説明し、第一の実施形態と同様の構成要素については、適宜、その説明を省略又は簡略化する。また、第四の実施形態では、共有端末装置20を用いた会議開始処理について説明する。共有端末装置20を用いた会議開始処理以外の処理については、第一の実施形態と同様である。
<処理の詳細>
本実施形態に係る会議サービスシステム1の処理の詳細について説明する。
≪共有端末装置20を用いた会議開始処理≫
以降では、共有端末装置20を用いて電子会議の利用を開始する際に、共有ボードと個人ボードとの両方を切り替え可能に、いずれか一方を表示する場合の処理について、図25を参照しながら説明する。図25は、第四の実施形態に係る共有端末装置20を用いた会議開始処理の一例を示すシーケンス図である。なお、図25のステップS1001~ステップS1003は、図8のステップS101~ステップS103とそれぞれ同様であるため、その説明を省略する。
ステップS1002に続いて、Webブラウザ200の要求部203は、ボード表示要求を中継装置30に送信する(ステップS1004)。
リダイレクトサーバプログラム320の画面提供部321は、ボード表示要求を受信すると、案内画面を共有端末装置20に送信する(ステップS1005)。
Webブラウザ200の表示制御部202は、図8のステップS106と同様に、案内画面を受信すると、例えば図10に示す案内画面G200を表示する(ステップS1006)。
ここで、本実施形態に係る会議サービスシステム1は、ボード種別を判定する(ステップS1007)。ボード種別の判定方法としては、第一の実施形態~第三の実施形態で説明した方法のいずれかを用いれば良い。
以降では、上記のステップS1007でボード種別が「共有ボード」と判定されたものとして説明を続ける。
続くステップS1009~ステップS1014は、図8のステップS109~ステップS114と同様であるため、その説明を省略する。また、これに続くステップS1015~ステップS1020は、図12のステップS206~ステップS211と同様であるため、その説明を省略する。これにより、共有ボードと個人ボードとが作成され、共有ボードURLと個人ボードURLとがサービス提供装置40から中継装置30に返信される。
ステップS1019又はステップS1020に続いて、リダイレクトサーバプログラム320のリダイレクト指示部323は、リダイレクト指示を共有端末装置20(上記のステップS1004のボード表示要求の要求元)に送信する(ステップS1021)。ここで、リダイレクト指示には、リダイレクト先URLとして、共有ボードURLと個人ボードURLとが含まれる。また、リダイレクト指示には、上記のステップS1007で判定されたボード種別(すなわち、「共有ボード」)が含まれる。
Webブラウザ200の要求部203は、個人ボードURLに個人ボード表示要求を送信する(ステップS1022)。これにより、サービス提供装置40から個人ボードが返信される。
次に、Webブラウザ200の要求部203は、共有ボードURLに共有ボード表示要求を送信する(ステップS1023)。これにより、サービス提供装置40から共有ボードが返信される。
Webブラウザ200の表示制御部202は、個人ボード画面と共有ボード画面とを表示する(ステップS1024)。このとき、表示制御部202は、例えば、個人ボード画面と共有ボード画面とを異なるタブで表示し、かつ、共有ボード画面が表示されるタブが最前面となるように表示する。これにより、共有ボード画面が表示される。また、ユーザは、Webブラウザ200のタブを切り替えることで、個人ボード画面を表示させることもできる。
なお、上記のステップS1021のリダイレクト指示にボード種別「個人ボード」が含まれる場合、表示制御部202は、例えば、個人ボード画面と共有ボード画面とを異なるタブで表示し、かつ、個人ボード画面が表示されるタブが最前面となるように表示する。ただし、Webブラウザ200がタブブラウザでない場合等には、個人ボード画面又は共有ボード画面が表示されるウインドウが最前面となるように表示されても良い。
このように、表示制御部202は、リダイレクト指示に含まれるボード種別のボードが優先的に表示されるように制御する。
なお、図25に示す例では、共有ボード画面又は個人ボード画面のいずれかを共有端末装置20に前面表示させる場合を示したが、個人端末装置10も、同様に、共有ボード画面又は個人ボード画面のいずれかが前面表示されても良い。
以上のように、本実施形態に係る会議サービスシステム1では、共有端末装置20(又は個人端末装置10)に、共有ボード画面又は個人ボード画面の一方の画面を優先的に表示させた上で、相互に切り替え可能に表示させる。これにより、この共有端末装置20(又は個人端末装置10)は、自身が良く利用するボードを優先的に利用しつつ、他方のボードに切り替えることもできるようになる。
なお、図25に示す例では、上記のステップS1021のリダイレクト指示にボード種別が含まれる場合を説明したが、このリダイレクト指示にボード種別を含めないようにすることもできる。この場合、リダイレクト指示部323は、上記のステップS1007で判定されたボード種別に応じて、リダイレクト指示を共有端末装置20に2回送信すれば良い。
具体的には、上記のステップS1007で判定されたボード種別が「共有ボード」である場合、リダイレクト指示部323は、個人ボードURLが含まれるリダイレクト指示を共有端末装置20に送信した後、共有ボードURLが含まれるリダイレクト指示を共有端末装置20に送信すれば良い。これにより、Webブラウザ200の表示制御部202により個人ボード画面が表示された後、共有ボード画面が表示されるため、共有ボード画面が最前面に表示される。
一方で、上記のステップS1007で判定されたボード種別が「個人ボード」である場合、リダイレクト指示部323は、共有ボードURLが含まれるリダイレクト指示を共有端末装置20に送信した後、個人ボードURLが含まれるリダイレクト指示を共有端末装置20に送信すれば良い。これにより、Webブラウザ200の表示制御部202により共有ボード画面が表示された後、個人ボード画面が表示されるため、個人ボード画面が最前面に表示される。
本発明は、具体的に開示された上記の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲から逸脱することなく、種々の変形や変更が可能である。
1 会議サービスシステム
10 個人端末装置
20 共有端末装置
30 中継装置
40 サービス提供装置
100 Webブラウザ
101 入力受付部
102 表示制御部
103 要求部
200 Webブラウザ
201 入力受付部
202 表示制御部
203 要求部
310 中継プログラム
311 起動部
312 表示制御部
313 入力受付部
314 要否判定部
315 要求部
316 ボード管理部
320 リダイレクトサーバプログラム
321 画面提供部
322 依頼部
323 リダイレクト指示部
324 種別判定部
325 登録部
400 サービス提供プログラム
401 ボード作成部
500 ボード記憶部
1100 ボード管理テーブル
1200 ボード管理テーブル
2100 共有端末管理テーブル
特開2016-27443号公報

Claims (10)

  1. 1以上の端末装置間における電子会議サービスを提供する情報処理システムであって、
    前記電子会議サービスの利用を開始するための第1のアドレスへのアクセスに応じて、前記端末装置毎に利用される個人コンテンツ又は前記端末装置間で共有して利用される共有コンテンツのいずれのコンテンツを、前記第1のアドレスにアクセスした端末装置に表示させるかを判定する第1の判定手段と、
    前記第1の判定手段により前記個人コンテンツを表示させると判定された場合、前記個人コンテンツが作成済であるか否かを判定し、前記第1の判定手段により前記共有コンテンツを表示させると判定された場合、前記共有コンテンツが作成済であるか否かを判定する第2の判定手段と、
    前記第2の判定手段により前記個人コンテンツが作成済でないと判定された場合、前記第1のアドレスにアクセスした端末装置の個人コンテンツを作成し、前記第2の判定手段により前記共有コンテンツが作成済でないと判定された場合、前記共有コンテンツを作成する作成手段と、
    前記第1の判定手段による判定結果に応じて、前記個人コンテンツの第2のアドレス又は前記共有コンテンツの第3のアドレスのいずれかに、前記第1のアドレスにアクセスした端末装置をリダイレクトさせるリダイレクト手段と、
    を有することを特徴とする情報処理システム。
  2. 前記第1の判定手段は、
    前記第1のアドレスにアクセスした端末装置の種別が、一のユーザが利用する端末であることを示す個人端末である場合、前記個人コンテンツを表示させると判定し、
    前記種別が、複数のユーザが同時に利用可能な端末であることを示す共有端末である場合、前記共有コンテンツを表示させると判定する、ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。
  3. 前記第1の判定手段は、
    前記共有コンテンツを表示させる端末装置の識別情報が格納されているテーブルを参照して、前記第1のアドレスにアクセスした端末装置の識別情報が前記テーブルに格納されていない場合、前記個人コンテンツを表示させると判定し、
    前記第1のアドレスにアクセスした端末装置の識別情報が前記テーブルに格納されている場合、前記共有コンテンツを表示させると判定する、ことを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理システム。
  4. 前記第1の判定手段は、
    前記第1のアドレスにアクセスした端末装置のユーザの選択により、前記個人コンテンツ又は前記共有コンテンツのいずれを表示させるかを判定する、ことを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理システム。
  5. 前記第1の判定手段は、
    前記第1のアドレスにアクセスした端末装置に搭載されているブラウザが管理する情報に基づいて、前記個人コンテンツ又は前記共有コンテンツのいずれを表示させるかを判定する、ことを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理システム。
  6. 前記第1の判定手段は、
    前記第1のアドレスにアクセスした端末装置の通信方式に応じて、前記個人コンテンツ又は前記共有コンテンツのいずれを表示させるかを判定する、ことを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理システム。
  7. 1以上の端末装置間における電子会議サービスを提供する情報処理システムであって、
    前記電子会議サービスの利用を開始するための第1のアドレスへのアクセスに応じて、前記端末装置毎に利用される個人コンテンツ又は前記端末装置間で共有して利用される共有コンテンツのいずれのコンテンツを、前記第1のアドレスにアクセスした端末装置に表示させるかを判定する第1の判定手段と、
    前記第1の判定手段による判定結果に応じて、前記個人コンテンツの第2のアドレス又は前記共有コンテンツの第3のアドレスのいずれかに、前記第1のアドレスにアクセスした端末装置をリダイレクトさせるリダイレクト手段と、
    を有し、
    前記第1の判定手段は、
    前記第1のアドレスにアクセスした端末装置のユーザの選択により、前記個人コンテンツ又は前記共有コンテンツのいずれを表示させるかを判定する、ことを特徴とする情報処理システム。
  8. 1以上の端末装置間における電子会議サービスを提供する情報処理装置であって、
    前記電子会議サービスの利用を開始するための第1のアドレスへのアクセスに応じて、前記端末装置毎に利用される個人コンテンツ又は前記端末装置間で共有して利用される共有コンテンツのいずれのコンテンツを、前記第1のアドレスにアクセスした端末装置に表示させるかを判定する第1の判定手段と、
    前記第1の判定手段により前記個人コンテンツを表示させると判定された場合、前記個人コンテンツが作成済であるか否かを判定し、前記第1の判定手段により前記共有コンテンツを表示させると判定された場合、前記共有コンテンツが作成済であるか否かを判定する第2の判定手段と、
    前記第2の判定手段により前記個人コンテンツが作成済でないと判定された場合、前記第1のアドレスにアクセスした端末装置の個人コンテンツを作成し、前記第2の判定手段により前記共有コンテンツが作成済でないと判定された場合、前記共有コンテンツを作成する作成手段と、
    前記第1の判定手段による判定結果に応じて、前記個人コンテンツの第2のアドレス又は前記共有コンテンツの第3のアドレスのいずれかに、前記第1のアドレスにアクセスした端末装置をリダイレクトさせるリダイレクト手段と、
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  9. 1以上の端末装置間における電子会議サービスを提供する情報処理装置であって、
    前記電子会議サービスの利用を開始するための第1のアドレスへのアクセスに応じて、前記端末装置毎に利用される個人コンテンツ又は前記端末装置間で共有して利用される共有コンテンツのいずれのコンテンツを、前記第1のアドレスにアクセスした端末装置に表示させるかを判定する第1の判定手段と、
    前記第1の判定手段による判定結果に応じて、前記個人コンテンツの第2のアドレス又は前記共有コンテンツの第3のアドレスのいずれかに、前記第1のアドレスにアクセスした端末装置をリダイレクトさせるリダイレクト手段と、
    を有し、
    前記第1の判定手段は、
    前記第1のアドレスにアクセスした端末装置のユーザの選択により、前記個人コンテンツ又は前記共有コンテンツのいずれを表示させるかを判定する、ことを特徴とする情報処理装置。
  10. 1以上の端末装置間における電子会議サービスを提供する情報処理装置に、
    前記電子会議サービスの利用を開始するための第1のアドレスへのアクセスに応じて、前記端末装置毎に利用される個人コンテンツ又は前記端末装置間で共有して利用される共有コンテンツのいずれのコンテンツを、前記第1のアドレスにアクセスした端末装置に表示させるかを判定する第1の判定手順と、
    前記第1の判定手順により前記個人コンテンツを表示させると判定された場合、前記個人コンテンツが作成済であるか否かを判定し、前記第1の判定手順により前記共有コンテンツを表示させると判定された場合、前記共有コンテンツが作成済であるか否かを判定する第2の判定手順と、
    前記第2の判定手順により前記個人コンテンツが作成済でないと判定された場合、前記第1のアドレスにアクセスした端末装置の個人コンテンツを作成し、前記第2の判定手順により前記共有コンテンツが作成済でないと判定された場合、前記共有コンテンツを作成する作成手順と、
    前記第1の判定手順による判定結果に応じて、前記個人コンテンツの第2のアドレス又は前記共有コンテンツの第3のアドレスのいずれかに、前記第1のアドレスにアクセスした端末装置をリダイレクトさせるリダイレクト手順と、
    を実行させることを特徴とするプログラム。
JP2018144472A 2018-07-31 2018-07-31 情報処理システム、情報処理装置及びプログラム Active JP7067347B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018144472A JP7067347B2 (ja) 2018-07-31 2018-07-31 情報処理システム、情報処理装置及びプログラム
US16/445,800 US20200045090A1 (en) 2018-07-31 2019-06-19 Information processing system, information processing apparatus, and information processing method

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018144472A JP7067347B2 (ja) 2018-07-31 2018-07-31 情報処理システム、情報処理装置及びプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020021283A JP2020021283A (ja) 2020-02-06
JP7067347B2 true JP7067347B2 (ja) 2022-05-16

Family

ID=69227657

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018144472A Active JP7067347B2 (ja) 2018-07-31 2018-07-31 情報処理システム、情報処理装置及びプログラム

Country Status (2)

Country Link
US (1) US20200045090A1 (ja)
JP (1) JP7067347B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10868684B2 (en) * 2018-11-02 2020-12-15 Microsoft Technology Licensing, Llc Proactive suggestion for sharing of meeting content

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004021686A (ja) 2002-06-18 2004-01-22 Toshiba Corp 認証処理システム、認証処理装置、プログラム及び認証処理方法
JP2008123027A (ja) 2006-11-08 2008-05-29 Rakuten Inc 取引システム、アフィリエイト処理装置、アフィリエイト処理方法及びアフィリエイト処理プログラム
JP2009294851A (ja) 2008-06-04 2009-12-17 Ubiquitous Entertainment Inc Webページ編集サーバ、Webページ編集システム及びWebページの編集方法
JP2013077241A (ja) 2011-09-30 2013-04-25 Cybozu Inc サーバ装置及びサーバ装置の制御方法
JP2016170675A (ja) 2015-03-13 2016-09-23 日本電気株式会社 電子ホワイトボードシステム、電子ホワイトボードアクセス権付与方法およびそのプログラム

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8065173B2 (en) * 2007-10-29 2011-11-22 Suhayya Abu-Hakima Collaborative multi-agent system for dynamic management of electronic services in a mobile global network environment
US20090119604A1 (en) * 2007-11-06 2009-05-07 Microsoft Corporation Virtual office devices
US20120079399A1 (en) * 2010-09-28 2012-03-29 Ahmet Mufit Ferman Methods and Systems for Routing Meeting-Related Content
US9473449B2 (en) * 2011-02-10 2016-10-18 Jeffrey J. Ausfeld Multi-platform collaboration appliance
US9495551B1 (en) * 2012-09-25 2016-11-15 Amazon Technologies, Inc. Sharing digital libraries
CN104469256B (zh) * 2013-09-22 2019-04-23 思科技术公司 沉浸式和交互式的视频会议房间环境
US9398059B2 (en) * 2013-11-22 2016-07-19 Dell Products, L.P. Managing information and content sharing in a virtual collaboration session
US10459985B2 (en) * 2013-12-04 2019-10-29 Dell Products, L.P. Managing behavior in a virtual collaboration session
US9372543B2 (en) * 2013-12-16 2016-06-21 Dell Products, L.P. Presentation interface in a virtual collaboration session
US20150200786A1 (en) * 2014-01-16 2015-07-16 Microsoft Corporation Accessing and Configuring Meeting Attributes
US20170351476A1 (en) * 2016-06-03 2017-12-07 Avaya Inc. Create private interaction workspace
WO2018152455A1 (en) * 2017-02-20 2018-08-23 Vspatial, Inc. System and method for creating a collaborative virtual session

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004021686A (ja) 2002-06-18 2004-01-22 Toshiba Corp 認証処理システム、認証処理装置、プログラム及び認証処理方法
JP2008123027A (ja) 2006-11-08 2008-05-29 Rakuten Inc 取引システム、アフィリエイト処理装置、アフィリエイト処理方法及びアフィリエイト処理プログラム
JP2009294851A (ja) 2008-06-04 2009-12-17 Ubiquitous Entertainment Inc Webページ編集サーバ、Webページ編集システム及びWebページの編集方法
JP2013077241A (ja) 2011-09-30 2013-04-25 Cybozu Inc サーバ装置及びサーバ装置の制御方法
JP2016170675A (ja) 2015-03-13 2016-09-23 日本電気株式会社 電子ホワイトボードシステム、電子ホワイトボードアクセス権付与方法およびそのプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
US20200045090A1 (en) 2020-02-06
JP2020021283A (ja) 2020-02-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8370482B2 (en) Method and system for storing and distributing social and business contact information online
CN107831974B (zh) 信息分享方法、装置及存储介质
JP6617179B2 (ja) コンテンツ内のハイライトコメントを処理するための方法およびシステム
US20200120104A1 (en) Proxy authorization of a network device
JP7287040B2 (ja) メッセージ提供装置、プログラム、及び表示制御方法
WO2004070616A1 (ja) 同期プログラム
CN104462030B (zh) 字符转换装置、字符转换方法
KR101567555B1 (ko) 이미지가 이용되는 소셜 네트워크 서비스 시스템 및 방법
JP7067347B2 (ja) 情報処理システム、情報処理装置及びプログラム
JP2015156209A (ja) 情報処理システム
KR20160071128A (ko) 전화번호를 통하여 클라우드 서버에 접속하여 가족 앨범을 이용할 수 있도록 하는 가족 앨범서비스 제공방법
US10742639B1 (en) System and method for improving login and registration efficiency to network-accessed data
KR20170055345A (ko) 만화에서의 이미지 추출과 변형 시스템을 활용한 소셜 네트워크 서비스 및 방법
BR102015031974B1 (pt) Meio de armazenamento legível por computador não transitório e sistema de conavegação configurado para realizar um método para facilitar o controle em uma sessão de conavegação
EP4053687A1 (en) Information processing apparatus, information processing program and information processing system
JP2015014853A (ja) 情報処理装置、その制御方法及びプログラム
JP2008033862A (ja) ドキュメントデータを表示させる方法
KR101170322B1 (ko) 웹을 기반으로 하는 개인 컴퓨터를 이용한 클라우드 컴퓨팅 서비스 제공 방법 및 장치
JP2007241378A (ja) 検索装置及びそのプログラム
US20190385127A1 (en) Information processing system, information processing device, and information processing method
JP2019220157A (ja) 情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
US11271763B2 (en) Information processing system, information processing apparatus, and information processing method
JP2015118597A (ja) 情報処理装置、情報処理方法およびプログラム
KR100606239B1 (ko) 사용자 로그인 아이디 관리 시스템 및 그 방법
JP2019220946A (ja) 情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法及びプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210524

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220208

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220225

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220329

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220411

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 7067347

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151