JP7064402B2 - 接合部の品質評価方法及び装置 - Google Patents

接合部の品質評価方法及び装置 Download PDF

Info

Publication number
JP7064402B2
JP7064402B2 JP2018140065A JP2018140065A JP7064402B2 JP 7064402 B2 JP7064402 B2 JP 7064402B2 JP 2018140065 A JP2018140065 A JP 2018140065A JP 2018140065 A JP2018140065 A JP 2018140065A JP 7064402 B2 JP7064402 B2 JP 7064402B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
amount
scattering
quality
metal member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018140065A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2020015072A (ja
Inventor
剛史 山▲崎▼
尊久 田代
浩行 永井
岳史 横山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2018140065A priority Critical patent/JP7064402B2/ja
Publication of JP2020015072A publication Critical patent/JP2020015072A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7064402B2 publication Critical patent/JP7064402B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Investigating And Analyzing Materials By Characteristic Methods (AREA)
  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
  • Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)
  • Pressure Welding/Diffusion-Bonding (AREA)

Description

材質の異なる第1金属部材と第2金属部材とを接触させ、通電に伴う加熱及び加圧により両金属部材を接合する際の接合部の品質評価方法及び装置に関する。
近時、シリンダヘッド本体に対し、バルブシート素材を、通電加熱加圧接合を用いて接合したバルブシートが開発されている。
例えば、特許文献1には、鉄系材料のバルブシート素材の内周面に形成したテーパ面に電極を当接させ、アルミニウム合金材料のシリンダヘッド本体に対し、前記バルブシート素材を下方に加圧しながら通電して接合したバルブシートが開示されている(特許文献1の[0004]、[0038])。
特開平8-246821号公報
ところで、接合時に、バルブシート素材と電極との接触面積が十分確保されていなかったり、バルブシート素材とシリンダヘッドとの接触が十分確保されていなかったりした場合、局部(局所)で異常発熱を起こし、バルブシート素材の溶損による接合不具合が発生することがある。
上記の接合不具合が発生しているか否かを判別するため、例えば、CT(コンピュータによる断層撮影)装置による断面検査や超音波によるエコー検査等が行われる。
しかしながら、CT装置等による検査は、装置コスト・利用コストが高く、また検査時間も長いため、量産時における全数検査等には適用することができない。
この発明は、このような課題を考慮してなされたものであって、バルブシート素材等の金属部材の溶損による接合不具合を低コスト且つ短時間に評価することを可能とする接合部の品質評価方法及び装置を提供することを目的とする。
この発明に係る接合部の品質評価方法の一態様は、
材質の異なる第1金属部材と第2金属部材とを接触させ、通電に伴う加熱及び加圧により接合する際の接合部の品質評価方法であって、
接合時に前記接合部の近傍を撮像手段により撮像して画像を得る撮像工程と、
得られた画像に基づき、前記接合部から排出し、飛散した溶融金属の飛散量を算出する飛散量算出工程と、
前記飛散量が予め定めた基準値未満の場合には不具合無しと判定し、前記基準値以上の場合には不具合有りと判定して品質を評価する品質評価工程と、
を備え、
前記撮像工程では、前記第1金属部材又は前記第2金属部材のうち一方の金属からなる溶融金属の飛散量を撮像できる条件で撮像する。
この発明に係る接合部の品質評価装置の一態様は、
材質の異なる第1金属部材と第2金属部材とを接触させ、通電に伴う加熱及び加圧により接合する際の接合部の品質評価装置であって、
接合時に前記接合部の近傍を撮像して画像を得る撮像手段と、
得られた画像に基づき、前記接合部から排出し、飛散した溶融金属の飛散量を算出する飛散量算出部と、
前記飛散量が予め定めた基準値未満の場合には不具合無しと判定し、前記基準値以上の場合には不具合有りと判定して品質を評価する品質評価部と、
を備え
前記撮像手段は、前記第1金属部材又は前記第2金属部材のうち一方の金属からなる前記溶融金属の飛散量を撮像できる条件で撮像する。
この発明によれば、接合時に前記接合部の近傍を撮像手段により第1金属部材又は前記第2金属部材のうち一方の金属からなる溶融金属の飛散量を撮像できる条件で撮像して画像を得(撮像工程)、得られた画像に基づき前記接合部から排出し、飛散した溶融金属の飛散量を算出し(飛散量算出工程)、算出した前記飛散量を、予め定めた基準値と比較し、比較結果から前記飛散量が前記基準値未満の場合には不具合無しと判定し、前記基準値以上の場合には不具合有りと判定して品質を評価する(品質評価工程)ようにしたので、撮像手段による画像に基づき品質が評価できるようになり、低コスト且つ短時間で、バルブシート素材等の金属部材の溶損による接合不具合を的確に評価することができる。
また、この発明によれば、接合時に前記接合部の近傍を撮像手段により撮像して画像を得、得られた画像に基づき前記接合部から排出し、飛散した溶融金属の飛散量を飛散量算出部により算出し、算出した前記飛散量を、予め定めた基準値と比較し、品質評価部により、比較結果から前記飛散量が前記基準値未満の場合には不具合無しと判定し、前記基準値以上の場合には不具合有りと判定して品質を評価するようにしたので、撮像手段による画像に基づき品質が評価できるようになり、低コスト且つ短時間で、バルブシート素材等の金属部材の溶損による接合不具合を的確に評価することができる。
図1Aは、この実施形態に係る接合部の品質評価方法を実施するこの実施形態に係る品質評価装置が組み込まれた接合システムの概略的な全体構成正面図である。図1Bは、図1Aの接合システムの概略的な一部省略上面図である。 図2は、撮像手段の視野範囲の画像を示す図である。 図3は、評価コントローラの機能ブロック図である。 図4は、接合システムの動作説明に供されるフロー図である。 図5Aは、適切な露光時間より長い露光時間でのスパッタの画像を示す図である。図5Bは、適切な露光時間でのスパッタの画像を示す図である。図5Cは、図5Bの一部拡大図である。 図6Aは、スパッタのグレースケールの画像を示す図である。図6Bは、図6Aの画像の2値画像を示す図である。 欠肉量の説明に供される接合物の正面図である。 図8Aは、スパッタ総粒子数に対する各サンプルの最大欠肉量の分布を示す相関図である。図8Bは、最多スパッタ粒子数に対する各サンプルの最大欠肉量の分布を示す相関図である。図8Cは、スパッタ総面積に対する各サンプルの最大欠肉量の分布を示す相関図である。図8Dは、最大スパッタ面積に対する各サンプルの最大欠肉量の分布を示す相関図である。 図8Bの相関図に、95%信頼性の上限線と下限線を描いた相関図である。
以下、この発明に係る接合部の品質評価方法及び装置について好適な実施形態を挙げ、添付の図面を参照して詳細に説明する。
[構成]
図1Aは、この実施形態に係る接合部の品質評価方法を実施するこの実施形態に係る品質評価装置10が組み込まれた接合システム12の概略的な全体構成正面図、図1Bは、接合システム12の概略的な上面図である。
接合システム12は、基本的には、抵抗溶接機としての接合機14と、接合機14の接合部16の近傍を撮像する高速度カメラ等の撮像手段18と、接合機14の溶接処理を制御する溶接コントローラ(溶接制御装置)20と、撮像手段18を制御するとともに撮像手段18により撮像された画像iに基づき接合部16の品質を評価するコンピュータである評価コントローラ(評価制御装置)22とから構成される。
品質評価装置10は、基本的には、撮像手段18と評価コントローラ22とから構成される。
本実施形態に係る接合システム12には、加熱・加圧接合された接合部16の第1金属(第1金属部材ともいう。)31の欠肉量(欠肉深さ)Amを測定する欠肉量測定装置としてのマイクロスコープ40が準備され、評価コントローラ22に接続されている。なお、マイクロスコープ40は、抜き取り検査の際に利用に供される。マイクロスコープ40は、高画素数のカラーカメラを備えた3D画像等を表示可能な拡大表示装置であって、この実施形態では、マイクロスコープ40の画像データに基づき、評価コントローラ22で欠肉量Amが測定される。
評価コントローラ22で取り扱われる画像等及びマイクロスコープ40で取り扱われる画像等は、表示装置44上に表示することができる。
接合機14は、円柱状の下側の溶接電極24が配置される台座26と、上側の溶接電極28が配置される溶接ヘッド30と、溶接コントローラ20とから構成される。
下側の溶接電極24の上側に、鉄系の材料であるバルブシート素材(テストピース)からなる第1金属31が配置され、該第1金属31の接合面に、アルミニウム系の材料であるシリンダヘッド素材(テストピース)からなる第2金属部材32の接合面が接触して(重ね合わされて)配置され、第2金属部材32の接合面の反対側の面に上側の溶接電極28の下側が当接される。
なお、第1及び第2金属部材31、32の各接合面が接している部分、換言すれば、溶接面を接合界面Jiともいう。
溶接コントローラ20は、溶接ヘッド30、台座26を介して溶接電極24、28間に挟まれた第1及び第2金属部材31、32間を通流する溶接電流、並びに第1及び第2金属部材31、32間の加圧力及び加圧時間を制御する。
評価コントローラ22は、溶接コントローラ20に同期して動作し、接合時(加圧力を加える直前から加圧時間終了直後までを含む時間)に、第1及び第2金属部材31、32の接合部16を含む近傍の画像を撮像手段18から撮像信号Scとして取り込み、取り込んだ撮像信号Scから処理した画像(撮像画像)i(i=i1、i2、…)に基づき、接合部16の品質を評価する。
撮像手段18は、撮像範囲として、第1及び第2金属部材31、32の接合界面Jiを含む近傍を撮像するため、図1Aの正面図に示すように、第1及び第2金属部材31、32の接合界面Jiの高さhよりも下方に仰角θを持った位置に設置されている。
この実施形態において、撮像手段18は、図1Bの上面図に示すように、接合部16から略斜め45゜の水平角φの位置、接合部16から1[m]程度離れた距離Dの位置に設置されている。
なお、撮像手段18の仰角θ、水平角φ、及び距離Dは、接合システム12に応じて最適な視野範囲(撮像範囲・画像範囲)となる値に設定される。
図2は、撮像手段18の前記視野範囲の画像i1を示している。画像i1から、視野範囲は、上側の溶接電極28の一部、第2金属部材32及び該第2金属部材32の下方の接合部16(接合界面Ji)、及び第1金属部材31、及び下側の溶接電極24の一部を含む範囲に設定されている。この視野範囲(撮像範囲)は、接合時に発生する第1及び第2金属部材31、32のスパッタの殆ど全てを観察(撮像)できる範囲に設定されている。
評価コントローラ22及び公知の溶接コントローラ20は、マイクロコンピュータを含む計算機であり、CPU(中央処理装置)、メモリ(記憶装置)であるROM(EEPROMも含む。)、RAM(ランダムアクセスメモリ)、その他、A/D変換器、D/A変換器等の入出力装置、計時部としてのタイマ等を有しており、CPUがROMに記録されているプログラムを読み出し実行することで各種機能実現部(機能実現手段、機能部、機能手段)、例えば制御部、演算部、及び処理部等として機能する。
図3に示すように、この実施形態に係る評価コントローラ22は、それぞれ詳細を後述する初期設定部50、画像記憶部52、飛散量算出部54、比較部56、及び品質評価部58として機能する他、撮像間隔設定部60、フレーム数設定部62、露光時間設定部64、欠肉量測定部66、及び統計処理部68等として機能する。
[動作]
基本的には、以上のように構成される品質評価装置10が組み込まれた接合システム12の動作を、図4に示すフロー図を参照して説明する。
まず、ステップS1にて予備試験の工程が実施される。
この予備試験の工程では、評価コントローラ22の露光時間設定部64に設定される撮像手段18の露光時間Teが決定される他、撮像間隔設定部60に設定される撮像間隔Ti及びフレーム数設定部62に設定されるフレーム数(撮像数)Nfが決定される。
この場合、鉄系の材料の第1金属31とアルミニウム系の材料である第2金属部材32の適切な溶接条件(加圧条件、通電条件)の基に、複数回、接合(溶接)を実施し、各接合時に、接合部16から排出し、飛散する多数の溶融金属の微小粒子(スパッタ粒子ともいう。)Psを含む画像iを、接合時に、露光時間Teを変えて複数回撮像し、適切な露光時間Teを決定する。
鉄系の材料からなる第1金属31のスパッタ粒子Psは、自ら発光しているために、アルミニウム系の第2金属部材32のスパッタ粒子Ps´より輝度が高いという知見を得た。このことから適切な露光時間Teを決定すれば、撮像画像中のアルミニウム系の第2金属部材32のスパッタ粒子Ps´が映らずに、鉄系の材料からなる第1金属31のスパッタ粒子Psのみが映った画像iが得られるものと推定した。
図5Aは、適切な露光時間Teより長い露光時間(適切ではない露光時間)で撮像したスパッタの画像i2(0-255の階調のあるグレースケール画像)を示している。
図5Bは、適切な露光時間Te、この実施形態では、300[μs]で撮像したスパッタの画像i3(0-255の階調のあるグレースケール画像)を示している。なお、図5A、図5Bにおいて、スパッタの画像は、理解の便宜のために、白黒を反転(光っている部分を黒く描いている。)して描いている。以下も、同様である。
長い露光時間で撮像した図5Aの撮像画像i2では、薄雲状(輝度が低い状態をイメージしている。)のアルミニウム系の第2金属部材32のスパッタ粒子Ps´と、鉄系の材料からなる第1金属31のスパッタ粒子Psの両方が撮像されているが、適切な露光時間Teで撮像した図5Bの撮像画像i3では、薄雲状のアルミニウム系の第2金属部材32のスパッタ粒子Ps´が映らずに、より赤熱している鉄系の材料からなる第1金属31のスパッタ粒子Psのみが映った撮像画像i3が得られていることが分かる。
このように、鉄系の材料の第1金属31とアルミニウム系の材料である第2金属部材32の接合機14による適切な溶接条件(加圧条件、通電条件)下において、適切な露光時間Teを設定することで、鉄系の材料からなる第1金属31のスパッタ粒子Psのみを検出(抽出)することができる。
なお、スパッタ粒子Psは、図5Cの一部拡大図に示すように、大きさが異なる複数個のスパッタ粒子Psから構成され、その数を、飛散量算出部54により画像i3からスパッタ粒子数npとしてカウントする(数える)ことができる。
実験試行の結果、撮像間隔Tiを、Ti=1[ms]に決定し、第1金属31と第2金属部材32との接合機14による接合時間をカバーできるように、フレーム数Nfを、Nf=50に決定した。接合1回あたりの総撮像時間は、50[ms]と短い時間である。
評価コントローラ22は、次いで、ステップS2の初期設定にて、被溶接材料としての第1金属部材31及び第2金属部材32に対応した評価方案を設定する。
この場合、評価コントローラ22は、撮像手段18を動作させるため、撮像間隔設定部60に上記した撮像間隔Ti(Ti=1[ms])を設定し、フレーム数設定部62に上記したフレーム数Nf(Nf=50)を設定し、露光時間設定部64に上記した露光時間Te(Te=300[μs])を設定するとともに、接合機14による第1金属部材31と第2金属部材32との接合回数、すなわちテストピースの接合サンプル数Nを設定する。接合サンプル数Nは、N=30に設定した。
次いで、ステップS3にて、図1A及び図2に示すように、下側の溶接電極24と上側の溶接電極28との間に、第1金属部材31及び第2金属部材32の接合面を接触させて挟持させる。この状態で、溶接コントローラ20の制御下に加圧通電により接合(溶接)が開始されると、これに同期して、ステップS4にて、評価コントローラ22を通じて撮像手段18が駆動され、撮像間隔Ti毎に露光時間Te分の画像が撮像され、フレーム数Nf分の画像が撮像された後、ステップS5にて、溶接コントローラ20の制御下に溶接ヘッド30が上方向に上げられて、溶接コントローラ20による1サンプルの接合(溶接)が終了する。
なお、ステップS4の接合(溶接)時には、接合部16から溶融金属が排出され、飛散している。また、今回の接合時に撮像されたフレーム数Nf分の画像iは、画像記憶部52に撮像画像iとして記憶される。
次いで、ステップS6にて、飛散量算出部54は、各フレームの撮像画像iに基づき、接合部16から排出し、飛散した溶融金属の飛散量として、スパッタ粒子Psの数であるスパッタ粒子数npを、各フレーム毎に算出する。
図6Aは、画像記憶部52に記憶されている或フレームのグレースケールの撮像画像i4であり、飛散量算出部54は、該グレースケールの撮像画像i4の各ピクセル(各画素)を閾値th、この実施形態では、閾値th=215で2値化する。すなわち、スパッタ粒子数npが閾値th未満の値(0≦np<215)の場合には、値「0」(スパッタ無し)、閾値th以上の値(215<np≦255)の場合には、値「1」(スパッタ有り)として2値化する。
図6Bは、撮像画像i4の2値化画像i5を示している。
閾値th以上の値を有し、2値化により値「1」とされたピクセル(画素)をスパッタと推定し、この値「1」で繋がっているピクセル(画素)の領域(範囲)を1個のスパッタ粒子Psとする(図5C参照)。
このようにして、飛散量算出部54は、フレーム毎のスパッタ粒子Psの個数(スパッタ粒子数np)を算出する。また、飛散量算出部54は、フレーム数Nf=50中、スパッタ粒子数npが最多のフレームのスパッタ粒子数npを最多スパッタ粒子数(最大スパッタ粒子数)npmaxとして算出する。
さらに、ステップS6では、飛散量算出部54は、フレーム毎のスパッタ粒子Psの個数であるスパッタ粒子数npを形成するピクセル数(スパッタピクセル数又はスパッタ面積[m2]という。)sp[m2]を算出する。さらに、飛散量算出部54は、フレーム数Nf=50中、スパッタ面積sp[m2]が最大の最大スパッタ面積(最大スパッタピクセル数)spmax[m2]を算出する。
次いで、ステップS7にて、欠肉量測定部66は、接合された第1及び第2金属部材31、32(接合物)を切断して鉄系の材料(バルブシート素材)である第1金属31の欠肉量Am(欠肉高さ、欠肉深さ)[μm]を測定し、接合された第1及び第2金属部材31、32(接合物)中、第1金属31の最も大きな欠肉量Amを最大欠肉量Ammax[μm]として検出する。
図7に示すように、ステップS7では、具体的には、接合された第1及び第2金属部材31、32(接合物)を、一点鎖線で示す基本中心線で切断して、4つの供試物に分割し、各供試物中、断面(2つの断面)に現れる第1金属31の欠肉量Amをマイクロスコープ40で測定し、4つの供試物で得られる欠肉量Amの中の最大欠肉量Ammaxを求める(最大欠肉量Ammaxを測定する。)。
次いで、次の接合サンプル(接合前のサンプル)である第1金属部材31及び第2金属部材32の接合面を接触させて、下側の溶接電極24と上側の溶接電極28との間に挟持させ、ステップS3の接合開始処理(接合開始工程)からステップS7の最大欠肉量測定工程までの工程を実施し、以下、同様に、接合サンプル数N=30まで、ステップS3-ステップS7の工程を繰り返し実施し、次いで、ステップS8にて統計処理を行う。
図8Aは、接合サンプル数N(N=30)の各サンプル(各サンプルは、フレーム数Nf=50)の、すなわち、50フレーム分の合計のスパッタ総粒子数Σnpに対する各サンプルの最大欠肉量Ammax[μm]の分布を示す相関図(スパッタ総粒子数・最大欠肉量相関図)を示している。
図8Bは、各サンプル(50フレーム)中の最多スパッタ粒子数npmaxに対する各サンプルの最大欠肉量Ammax[μm]の分布を示す相関図(最多スパッタ粒子数・最大欠肉量相関図)を示している。
図8Cは、接合サンプル数N(N=30)の各サンプル(各サンプルは、フレーム数Nf=50)の、すなわち、50フレーム分の合計のスパッタ総面積Σsp[m2]に対する各サンプルの最大欠肉量Ammax[μm]の分布を示す相関図(スパッタ総面積・最大欠肉量相関図)を示している。
図8Dは、各サンプル(50フレーム中)の最大スパッタ面積spmax[m2]に対する各サンプルの最大欠肉量Ammax[μm]の分布を示す相関図(最大スパッタ面積・最大欠肉量相関図)を示している。
各相関図には、統計処理部68により算出した回帰直線と相関係数Rの二乗として導かれる決定係数R2を示している。
決定係数R2の値は、スパッタ総粒子数・最大欠肉量相関図(図8A)でR2=0.8093、最多スパッタ粒子数・最大欠肉量相関図(図8B)でR2=0.8502、スパッタ総面積・最大欠肉量相関図(図8C)でR2=0.7999、最大スパッタ面積・最大欠肉量相関図(図8D)でR2=0.8201と計算された。
図8A-図8Dの相関図から図8Bの最多スパッタ粒子数・最大欠肉量相関図では、相関係数RがR=√R2=0.922(R2=0.8502)と最も大きく、50フレーム中の最多スパッタ粒子数npmaxでの整理が、実ワークの最大欠肉量Ammaxと最も高い相関があることが分かる。
図9の相関図(図8Bの相関図)では、95%信頼性の上限線と下限線を描いている。
よって、ステップS9の比較部56による比較処理では、最多スパッタ粒子数npmaxから求められる最大欠肉量Ammaxを比較値とし、予め定めた目標欠肉量Amtarを基準値として比較する。
次いで、ステップS10の品質評価部58による評価処理では、最多スパッタ粒子数npmaxでの最大欠肉量Ammaxが目標欠肉量Amtar未満の場合(Ammax<Amtar)には不具合無しと判定し、最大欠肉量Ammaxが目標欠肉量Amtar以上の場合(Ammax≧Amtar)には不具合有りと判定して品質を評価する。
[まとめ]
この実施形態に係る接合部の品質評価方法は、
材質の異なる第1金属部材31と第2金属部材32とを接触させ、通電に伴う加熱及び加圧により接合する際の接合部16の品質評価方法であって、
接合時に接合部16の近傍を撮像手段18により撮像して画像iを得る撮像工程(ステップS4)と、
得られた画像iに基づき、接合部16から排出し、飛散した溶融金属の飛散量を算出する飛散量算出工程(ステップS6)と、
前記飛散量から第1金属部材31又は第2金属部材32の欠肉量Am(例えば、最大欠肉量Ammax(ステップS7))を求め、求めた欠肉量Amを予め定めた基準値と比較する比較工程(ステップS9)と、
前記欠肉量Amが前記基準値未満の場合には不具合無しと判定し、前記基準値以上の場合には不具合有りと判定して品質を評価する品質評価工程(ステップS10)と、を備える。
これによれば、接合時に接合部16の近傍を撮像手段18により撮像して画像iを得(ステップS4:撮像工程)、得られた画像iに基づき接合部16から排出し、飛散した溶融金属の飛散量(この実施形態では、例えば、最多スパッタ粒子数npmax)を算出し(ステップS6:飛散量算出工程)、算出した前記飛散量から第1金属部材31又は第2金属部材32の欠肉量Am(この実施形態では、欠肉量Am中、最大の最大欠肉量Ammax)を求め(ステップS7:最大欠肉量測定工程)、求めた欠肉量Am(最大欠肉量Ammax)を予め定めた基準値(この実施形態では目標欠肉量Amtar)と比較し(ステップS9:比較工程)、比較結果から欠肉量Am(最大欠肉量Ammax)が基準値(目標欠肉量Amtar)未満の場合には不具合無しと判定し、基準値(目標欠肉量Amtar)以上の場合には不具合有りと判定して品質を評価する(ステップS10:品質評価工程)ようにしたので、撮像手段18による画像iに基づき品質が評価できるようになり、低コスト且つ短時間で、バルブシート素材等の金属部材(この実施形態では、第1金属部材31)の溶損による接合不具合を評価することができる。
なお、欠肉量Am(又は最大欠肉量Ammax)と飛散量(この実施形態では、例えば、最多スパッタ粒子数npmax)とは、線形な関係にあるので、欠肉量Am(又は最大欠肉量Ammax)と基準値とを比較することに代替して飛散量と基準値(目標飛散量)とを比較して不具合を判定するようにしてもよい。
この場合、この実施形態に係る接合部の品質評価方法は、
材質の異なる第1金属部材31と第2金属部材32とを接触させ、通電に伴う加熱及び加圧により接合する際の接合部の品質評価方法であって、
接合時に接合部16の近傍を撮像手段18により撮像して画像iを得る撮像工程(ステップS4)と、
得られた画像iに基づき、接合部16から排出し、飛散した溶融金属の飛散量(この実施形態では、例えば、最多スパッタ粒子数npmax)を算出する飛散量算出工程(ステップS6)と、
前記飛散量が予め定めた基準値未満の場合には不具合無しと判定し、前記基準値以上の場合には不具合有りと判定して品質を評価する品質評価工程と、
を備え、
撮像工程(ステップS4)では、第1金属部材31又は第2金属部材32のうち一方の金属からなる溶融金属の飛散量を撮像できる条件で撮像する。
この実施形態に係る接合部の品質評価方法によれば、接合時に接合部16の近傍を撮像手段18により第1金属部材31又は第2金属部材32のうち一方の金属からなる溶融金属の飛散量を撮像できる条件で撮像して画像iを得、得られた画像iに基づき接合部16から排出し、飛散した溶融金属の飛散量(例えば、最多スパッタ粒子数npmax)を算出し、算出した前記飛散量を予め定めた基準値(目標飛散量という。)と比較し、比較結果から前記飛散量が基準値(目標飛散量)未満の場合には不具合無しと判定し、基準値(目標飛散量)以上の場合には不具合有りと判定して品質を評価するようにしたので、撮像手段18による画像iに基づき品質が評価できるようになり、低コスト且つ短時間で、バルブシート素材等の金属部材(この実施形態では、第1金属部材31)の溶損による接合不具合を的確に評価することができる。
この場合、飛散量算出工程(ステップS6)では、接合部16から排出し、飛散した前記溶融金属の微小粒子を、得られた画像iを閾値thにより2値化することで判別し、前記微小粒子の数を飛散量(例えば、最多スパッタ粒子数npmax)として算出してもよい。
このように、接合部16から排出し、飛散した溶融金属の微小粒子の数を飛散量(例えば、最多スパッタ粒子数npmax)として算出する際に、撮像手段18により得られた画像iを閾値thにより2値化することで溶融金属の微小粒子か否かを容易に識別して、微小粒子の数を算出することができる。
また、前記飛散量算出工程(ステップS6)では、接合部16から排出し、飛散した前記溶融金属の微小粒子を、得られた画像iを閾値thにより2値化することで判別し、前記微小粒子の画像i上の面積(例えば、最大スパッタ面積spmax)を前記飛散量として算出してもよい。
このように、接合部16から排出し、飛散した溶融金属の微小粒子の画像i上の面積(例えば、最大スパッタ面積spmax)を飛散量として算出する際に、撮像手段18により得られた画像iを閾値thにより2値化することで溶融金属の微小粒子か否かを容易に識別して、微小粒子の面積(画像i上の専有面積であって、例えば、最大スパッタ面積spmax)を算出することができる。
さらに、前記接合時には、撮像手段18により複数枚の画像iを撮像するものであり、前記飛散量算出工程(ステップS6)では、得られた各画像iを閾値thにより2値化し、各画像iの前記微小粒子の数(例えば、最大スパッタ粒子数npmax)を算出し、前記品質評価工程(ステップS10)では、各画像i中、前記微小粒子の数が最多(最大スパッタ粒子数npmax)の画像iに基づき前記品質を評価する。
このように、接合時に撮像した複数枚の画像i中、微小粒子の数が最多の画像に基づき品質を評価し得ることを見いだした。
前記接合時には、撮像手段18により複数枚の画像iを撮像するものであり、前記飛散量算出工程(ステップS6)では、得られた各画像iを閾値thにより2値化し、各画像iの前記微小粒子の各画像i上の面積(例えば、最大スパッタ面積spmax)を算出し、前記品質評価工程(ステップS10)では、各画像i中、前記微小粒子の画像i中の面積が最大(最大スパッタ面積spmax)の画像iに基づき前記品質を評価する。
このようにすれば、接合時に撮像した複数枚の画像i中、微小粒子の画像i中の面積が最大の画像(最大スパッタ面積spmax)に基づき品質を評価し得る。
なお、前記撮像工程(ステップS4)では、撮像手段18により撮像する際の露光時間を所定時間(露光時間Te)に設定する。
このように、撮像手段18の露光時間Teを所定時間に設定することにより、溶融金属の微小粒子に係る所望の画像iを抽出できる。
この実施形態に係る接合部の品質評価装置10は、
材質の異なる第1金属部材31と第2金属部材32とを接触させ、通電に伴う加熱及び加圧により接合する際の接合部16の品質評価装置10であって、
接合時に接合部16の近傍を撮像して画像iを得る撮像手段18と、
得られた画像iに基づき、接合部16から排出し、飛散した溶融金属の飛散量を算出する飛散量算出部54と、
前記飛散量が予め定めた基準値未満の場合には不具合無しと判定し、前記基準値以上の場合には不具合有りと判定して品質を評価する品質評価部58と、を備える。
これによれば、接合時に接合部16の近傍を撮像手段18により撮像して画像iを得、得られた画像iに基づき接合部16から排出し、飛散した溶融金属の飛散量(この実施形態では、例えば、最多スパッタ粒子数npmax)を算出し(飛散量算出部54)、算出した飛散量を予め定めた基準値(目標飛散量)と比較し(比較部56)、比較結果から飛散量が基準値(目標飛散量)未満の場合には不具合無しと判定し、基準値(目標飛散量)以上の場合には不具合有りと判定して品質を評価する(品質評価部58)ようにしたので、撮像手段18による画像iに基づき品質が評価できるようになり、低コスト且つ短時間で、バルブシート素材等の金属部材(この実施形態では、第1金属部材31)の溶損による接合不具合を評価することができる。
なお、この発明は、上述の実施形態に限らず、この明細書の記載内容に基づき、種々の構成を採り得ることはもちろんである。
10…品質評価装置 12…接合システム
16…接合部 18…撮像手段
22…評価コントローラ 30…溶接ヘッド
31…第1金属部材 32…第2金属部材
54…飛散量算出部 56…比較部
58…品質評価部

Claims (7)

  1. 材質の異なる第1金属部材と第2金属部材とを接触させ、通電に伴う加熱及び加圧により接合する際の接合部の品質評価方法であって、
    接合時に前記接合部の近傍を撮像手段により撮像して画像を得る撮像工程と、
    得られた画像に基づき、前記接合部から排出し、飛散した溶融金属の飛散量を算出する飛散量算出工程と、
    前記飛散量が予め定めた基準値未満の場合には不具合無しと判定し、前記基準値以上の場合には不具合有りと判定して品質を評価する品質評価工程と、
    を備え、
    前記撮像工程では、前記第1金属部材又は前記第2金属部材のうち一方の金属からなる溶融金属の飛散量を撮像できる条件で撮像する
    接合部の品質評価方法。
  2. 請求項1に記載の接合部の品質評価方法であって、
    前記飛散量算出工程では、
    前記接合部から排出し、飛散した前記溶融金属の微小粒子を、得られた前記画像を閾値により2値化することで判別し、前記微小粒子の数を前記飛散量として算出する
    接合部の品質評価方法。
  3. 請求項1に記載の接合部の品質評価方法であって、
    前記飛散量算出工程では、
    前記接合部から排出し、飛散した前記溶融金属の微小粒子を、得られた前記画像を閾値により2値化することで判別し、前記微小粒子の前記画像上の面積を前記飛散量として算出する
    接合部の品質評価方法。
  4. 請求項2に記載の接合部の品質評価方法であって、
    前記接合時には、前記撮像手段により複数枚の画像を撮像するものであり、
    前記飛散量算出工程では、
    得られた各画像を閾値により2値化し、各画像の前記微小粒子の数を算出し、
    前記品質評価工程では、
    前記各画像中、前記微小粒子の数が最多の画像に基づき前記品質を評価する
    接合部の品質評価方法。
  5. 請求項3に記載の接合部の品質評価方法であって、
    前記接合時には、前記撮像手段により複数枚の画像を撮像するものであり、
    前記飛散量算出工程では、
    得られた各画像を閾値により2値化し、各画像の前記微小粒子の各画像上の面積を算出し、
    前記品質評価工程では、
    前記各画像中、前記微小粒子の前記画像中の面積が最大の画像に基づき前記品質を評価する
    接合部の品質評価方法。
  6. 請求項4又は5に記載の接合部の品質評価方法であって、
    前記撮像工程では、前記撮像手段により撮像する際の露光時間を所定時間に設定する
    接合部の品質評価方法。
  7. 材質の異なる第1金属部材と第2金属部材とを接触させ、通電に伴う加熱及び加圧により接合する際の接合部の品質評価装置であって、
    接合時に前記接合部の近傍を撮像して画像を得る撮像手段と、
    得られた画像に基づき、前記接合部から排出し、飛散した溶融金属の飛散量を算出する飛散量算出部と、
    前記飛散量が予め定めた基準値未満の場合には不具合無しと判定し、前記基準値以上の場合には不具合有りと判定して品質を評価する品質評価部と、
    を備え
    前記撮像手段は、前記第1金属部材又は前記第2金属部材のうち一方の金属からなる前記溶融金属の飛散量を撮像できる条件で撮像す
    接合部の品質評価装置。
JP2018140065A 2018-07-26 2018-07-26 接合部の品質評価方法及び装置 Active JP7064402B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018140065A JP7064402B2 (ja) 2018-07-26 2018-07-26 接合部の品質評価方法及び装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018140065A JP7064402B2 (ja) 2018-07-26 2018-07-26 接合部の品質評価方法及び装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020015072A JP2020015072A (ja) 2020-01-30
JP7064402B2 true JP7064402B2 (ja) 2022-05-10

Family

ID=69579805

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018140065A Active JP7064402B2 (ja) 2018-07-26 2018-07-26 接合部の品質評価方法及び装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7064402B2 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005118823A (ja) 2003-10-16 2005-05-12 Denso Corp 抵抗溶接のスパッタ検出方法及び装置
JP2008126274A (ja) 2006-11-21 2008-06-05 Kobe Steel Ltd アーク溶接におけるスパッタ認識方法及びスパッタ認識装置
JP2014233728A (ja) 2013-05-31 2014-12-15 株式会社長尾製缶所 溶接不良検出方法

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06182565A (ja) * 1992-12-22 1994-07-05 Kawasaki Steel Corp 溶接状態の監視方法
JPH10113776A (ja) * 1996-10-08 1998-05-06 Toyota Motor Corp チリ発生状況認識方法

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005118823A (ja) 2003-10-16 2005-05-12 Denso Corp 抵抗溶接のスパッタ検出方法及び装置
JP2008126274A (ja) 2006-11-21 2008-06-05 Kobe Steel Ltd アーク溶接におけるスパッタ認識方法及びスパッタ認識装置
JP2014233728A (ja) 2013-05-31 2014-12-15 株式会社長尾製缶所 溶接不良検出方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2020015072A (ja) 2020-01-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR102235832B1 (ko) 포터블형 용접 결함 검사장치 및 검사방법
EP3900870A1 (en) Visual inspection device, method for improving accuracy of determination for existence/nonexistence of shape failure of welding portion and kind thereof using same, welding system, and work welding method using same
JP5469653B2 (ja) 非破壊検査システム
EP2015064B1 (en) Method and device for inspecting object formed by friction stir joining
EP3795287A1 (en) System and method of monitoring laser welding quality by using high-speed thermal image
JPH0571932A (ja) 溶接ビードの品質検査装置
JP5158406B2 (ja) 溶接状況解析装置及び方法
JP2018193586A (ja) 粉末床評価方法
US20080237197A1 (en) System and method for welding and real time monitoring of seam welded parts
JP2018079502A (ja) 溶接品質判定方法
JPWO2018087818A1 (ja) 溶接監視装置及び溶接監視方法
KR20200037932A (ko) 용접 품질 평가를 위한 영상처리장치 및 영상처리방법
US6414261B1 (en) Analysis of weld image to determine weld quality
US20200376605A1 (en) Welding quality inspection apparatus and method of the same
JP7064402B2 (ja) 接合部の品質評価方法及び装置
US20220118548A1 (en) Method and processing machine for pore defect monitoring of a laser welding process for welding a plurality of bar conductors and associated computer program product
US6335504B1 (en) Apparatus for monitoring spot welding process and method of the same
JP2007330987A (ja) 溶接部可視化装置を用いた溶接状況解析装置及び方法
JP2003065985A (ja) レーザー溶接部の検査方法及びその装置
EP3698911A1 (en) Welding system and operation method thereof
JPH0763694A (ja) 点溶接部の非破壊検査装置
JP2009103691A (ja) 超音波接合監視装置およびその方法
JP6639741B2 (ja) 多層溶接部の製造を監視するための方法およびシステム、ならびに、ナローギャップ溶接方法。
KR102105503B1 (ko) 용접 품질 자동 평가 방법 및 용접 품질 자동 평가 장치
JP2020012752A (ja) スポット溶接部の検査方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20201130

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20211013

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20211019

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20211208

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220419

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220422

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7064402

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150