JP7064402B2 - 接合部の品質評価方法及び装置 - Google Patents
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Description
材質の異なる第1金属部材と第2金属部材とを接触させ、通電に伴う加熱及び加圧により接合する際の接合部の品質評価方法であって、
接合時に前記接合部の近傍を撮像手段により撮像して画像を得る撮像工程と、
得られた画像に基づき、前記接合部から排出し、飛散した溶融金属の飛散量を算出する飛散量算出工程と、
前記飛散量が予め定めた基準値未満の場合には不具合無しと判定し、前記基準値以上の場合には不具合有りと判定して品質を評価する品質評価工程と、
を備え、
前記撮像工程では、前記第1金属部材又は前記第2金属部材のうち一方の金属からなる溶融金属の飛散量を撮像できる条件で撮像する。
材質の異なる第1金属部材と第2金属部材とを接触させ、通電に伴う加熱及び加圧により接合する際の接合部の品質評価装置であって、
接合時に前記接合部の近傍を撮像して画像を得る撮像手段と、
得られた画像に基づき、前記接合部から排出し、飛散した溶融金属の飛散量を算出する飛散量算出部と、
前記飛散量が予め定めた基準値未満の場合には不具合無しと判定し、前記基準値以上の場合には不具合有りと判定して品質を評価する品質評価部と、
を備え、
前記撮像手段は、前記第1金属部材又は前記第2金属部材のうち一方の金属からなる前記溶融金属の飛散量を撮像できる条件で撮像する。
図1Aは、この実施形態に係る接合部の品質評価方法を実施するこの実施形態に係る品質評価装置10が組み込まれた接合システム12の概略的な全体構成正面図、図1Bは、接合システム12の概略的な上面図である。
基本的には、以上のように構成される品質評価装置10が組み込まれた接合システム12の動作を、図4に示すフロー図を参照して説明する。
まず、ステップS1にて予備試験の工程が実施される。
図6Bは、撮像画像i4の2値化画像i5を示している。
この実施形態に係る接合部の品質評価方法は、
材質の異なる第1金属部材31と第2金属部材32とを接触させ、通電に伴う加熱及び加圧により接合する際の接合部16の品質評価方法であって、
接合時に接合部16の近傍を撮像手段18により撮像して画像iを得る撮像工程(ステップS4)と、
得られた画像iに基づき、接合部16から排出し、飛散した溶融金属の飛散量を算出する飛散量算出工程(ステップS6)と、
前記飛散量から第1金属部材31又は第2金属部材32の欠肉量Am(例えば、最大欠肉量Ammax(ステップS7))を求め、求めた欠肉量Amを予め定めた基準値と比較する比較工程(ステップS9)と、
前記欠肉量Amが前記基準値未満の場合には不具合無しと判定し、前記基準値以上の場合には不具合有りと判定して品質を評価する品質評価工程(ステップS10)と、を備える。
材質の異なる第1金属部材31と第2金属部材32とを接触させ、通電に伴う加熱及び加圧により接合する際の接合部の品質評価方法であって、
接合時に接合部16の近傍を撮像手段18により撮像して画像iを得る撮像工程(ステップS4)と、
得られた画像iに基づき、接合部16から排出し、飛散した溶融金属の飛散量(この実施形態では、例えば、最多スパッタ粒子数npmax)を算出する飛散量算出工程(ステップS6)と、
前記飛散量が予め定めた基準値未満の場合には不具合無しと判定し、前記基準値以上の場合には不具合有りと判定して品質を評価する品質評価工程と、
を備え、
撮像工程(ステップS4)では、第1金属部材31又は第2金属部材32のうち一方の金属からなる溶融金属の飛散量を撮像できる条件で撮像する。
材質の異なる第1金属部材31と第2金属部材32とを接触させ、通電に伴う加熱及び加圧により接合する際の接合部16の品質評価装置10であって、
接合時に接合部16の近傍を撮像して画像iを得る撮像手段18と、
得られた画像iに基づき、接合部16から排出し、飛散した溶融金属の飛散量を算出する飛散量算出部54と、
前記飛散量が予め定めた基準値未満の場合には不具合無しと判定し、前記基準値以上の場合には不具合有りと判定して品質を評価する品質評価部58と、を備える。
16…接合部 18…撮像手段
22…評価コントローラ 30…溶接ヘッド
31…第1金属部材 32…第2金属部材
54…飛散量算出部 56…比較部
58…品質評価部
Claims (7)
- 材質の異なる第1金属部材と第2金属部材とを接触させ、通電に伴う加熱及び加圧により接合する際の接合部の品質評価方法であって、
接合時に前記接合部の近傍を撮像手段により撮像して画像を得る撮像工程と、
得られた画像に基づき、前記接合部から排出し、飛散した溶融金属の飛散量を算出する飛散量算出工程と、
前記飛散量が予め定めた基準値未満の場合には不具合無しと判定し、前記基準値以上の場合には不具合有りと判定して品質を評価する品質評価工程と、
を備え、
前記撮像工程では、前記第1金属部材又は前記第2金属部材のうち一方の金属からなる溶融金属の飛散量を撮像できる条件で撮像する
接合部の品質評価方法。 - 請求項1に記載の接合部の品質評価方法であって、
前記飛散量算出工程では、
前記接合部から排出し、飛散した前記溶融金属の微小粒子を、得られた前記画像を閾値により2値化することで判別し、前記微小粒子の数を前記飛散量として算出する
接合部の品質評価方法。 - 請求項1に記載の接合部の品質評価方法であって、
前記飛散量算出工程では、
前記接合部から排出し、飛散した前記溶融金属の微小粒子を、得られた前記画像を閾値により2値化することで判別し、前記微小粒子の前記画像上の面積を前記飛散量として算出する
接合部の品質評価方法。 - 請求項2に記載の接合部の品質評価方法であって、
前記接合時には、前記撮像手段により複数枚の画像を撮像するものであり、
前記飛散量算出工程では、
得られた各画像を閾値により2値化し、各画像の前記微小粒子の数を算出し、
前記品質評価工程では、
前記各画像中、前記微小粒子の数が最多の画像に基づき前記品質を評価する
接合部の品質評価方法。 - 請求項3に記載の接合部の品質評価方法であって、
前記接合時には、前記撮像手段により複数枚の画像を撮像するものであり、
前記飛散量算出工程では、
得られた各画像を閾値により2値化し、各画像の前記微小粒子の各画像上の面積を算出し、
前記品質評価工程では、
前記各画像中、前記微小粒子の前記画像中の面積が最大の画像に基づき前記品質を評価する
接合部の品質評価方法。 - 請求項4又は5に記載の接合部の品質評価方法であって、
前記撮像工程では、前記撮像手段により撮像する際の露光時間を所定時間に設定する
接合部の品質評価方法。 - 材質の異なる第1金属部材と第2金属部材とを接触させ、通電に伴う加熱及び加圧により接合する際の接合部の品質評価装置であって、
接合時に前記接合部の近傍を撮像して画像を得る撮像手段と、
得られた画像に基づき、前記接合部から排出し、飛散した溶融金属の飛散量を算出する飛散量算出部と、
前記飛散量が予め定めた基準値未満の場合には不具合無しと判定し、前記基準値以上の場合には不具合有りと判定して品質を評価する品質評価部と、
を備え、
前記撮像手段は、前記第1金属部材又は前記第2金属部材のうち一方の金属からなる前記溶融金属の飛散量を撮像できる条件で撮像する、
接合部の品質評価装置。
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JP2008126274A (ja) | 2006-11-21 | 2008-06-05 | Kobe Steel Ltd | アーク溶接におけるスパッタ認識方法及びスパッタ認識装置 |
JP2014233728A (ja) | 2013-05-31 | 2014-12-15 | 株式会社長尾製缶所 | 溶接不良検出方法 |
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JPH10113776A (ja) * | 1996-10-08 | 1998-05-06 | Toyota Motor Corp | チリ発生状況認識方法 |
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