JP7064297B2 - ガスレンジ用トッププレート覆い - Google Patents

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特許法第30条第2項適用 平成29年6月20日名古屋市中小企業振興会館吹上ホールにおいて開催された2017年あらた中部支社生活用品フェアにて公開
この発明はガスレンジ用トッププレート覆いに関し、特に、据置型のガスレンジのトッププレートを覆うためのガスレンジ用トッププレート覆いに関するものである。
従来、据置型のガスレンジのトッププレートを覆うためのガスレンジ用トッププレート覆いは、種々提案されている(例えば、特許文献1)。
図10は、従来のガスレンジ用トッププレート覆いを示す概略表面図であり、図11は、図10で示したガスレンジ用トッププレート覆いのXI-XIラインの拡大概略断面図である。
これらの図を参照して、ガスレンジ用トッププレート覆い70は、不燃紙85の両面にアルミニウム箔84a、84bを貼り合わせた可撓性を有するシート状のものである。ガスレンジ用トッププレート覆い70は、表面視略凹形状のトッププレート覆い部71と、トッププレート覆い部71の左側縁74a全域及び右側縁74b全域の各々に折り曲げ自在に接続された矩形シート状の外方部分75a、75bとから構成されている。
又、トッププレート覆い部71の後縁73の凹み部82には、2つの切り欠き部76a、76bが設けられている。この切り欠き部76a、76bの各々に沿って切れ目を入れることで、罫線77を介して折り曲げ自在となる矩形状の外方部分78が形成される。
更に、トッププレート覆い部71には、後述するガスレンジのバーナー部に対応する位置に2つの円形の開口79a、79bが横並びに形成されている。
使用時における各部分の役割については後述する。
図12は、図10で示したガスレンジ用トッププレート覆いをガスレンジに設置する際の状態を示す概略斜視図である。
図を参照して、ガスレンジ90は、平面状のトッププレート91の上面に横並びの二口の略円形状のバーナー部99a、99bと、その後方に略矩形状のグリル排気口96とを有するものである。ガスレンジ用トッププレート覆い70をガスレンジ90に設置する際には、ガスレンジ用トッププレート覆い70のトッププレート覆い部71がガスレンジ90のトッププレート91を覆うようにして載置する。その際、トッププレート覆い部71の前縁72、後縁73の両翼部83a、83b、左側縁74a及び右側縁74bの各々が、ガスレンジ90の前縁92、後縁93、左側縁94a及び右側縁94bの各々に対応する向きに取り付ける。すると、トッププレート覆い部71の後縁73は凹み部82を有しているので、ガスレンジ90のグリル排気口96を避けるようにガスレンジ用トッププレート覆い70を設置できる。又、トッププレート覆い部71の開口79a、79bの位置は、ガスレンジ90のバーナー部99a、99bの位置にそれぞれ対応しているため、トッププレート覆い部71がバーナー部99a、99bを塞がないようにガスレンジ用トッププレート覆い70を設置できる。更に、トッププレート覆い部71の外方部分75a、75bの各々を左側縁74a及び右側縁74bを介して下方に折り曲げる。すると、トッププレート91の左側縁94a及び右側縁94bまで覆うことができる。更に、トッププレート覆い部71の後縁73の凹み部82の切り欠き部76a、76bの各々を、トッププレート覆い部71から切り離して外方部分78を上方に折り曲げると、グリル排気口96をガスレンジ90から仕切ることが可能となる。
このように設置したガスレンジ用トッププレート覆い70は、トッププレート覆い部71によって、調理時等におけるガスレンジ90のトッププレート91の上面の汚れが防止される。
意匠登録第1468026号公報
上記のような、ガスレンジ用トッププレート覆い70は、表面がアルミニウム箔84a、84bで覆われたシート形状であるため、調理時等にトッププレート覆い部71に汚れが飛び散ったとしても、ふき取りなどが容易である。又、汚れが酷くなった時も交換しやすく使い勝手がよい。しかしながら、調理時等には火加減等の都合から、意図せず水分や油、食材片等がガスレンジ用トッププレート覆い70のトッププレート覆い部71を超えて外方に飛び散ることがある。すると、次のような問題が生じる。
図13は、図10で示したガスレンジ用トッププレート覆いの使用状態を示す概略斜視図である。
図を参照して、ガスレンジ用トッププレート覆い70のトッププレート覆い部71はガスレンジ90のトッププレート91のほぼ全面を覆う構成ではあるが、一重斜線で表した部分はトッププレート91の上面が露出した状態である。
又、据置型のガスコンロは、基本的に周囲を図示しない壁面や調理台で囲まれたガスレンジ台100に載置して使用するものであるが、そのガスレンジ台100の二重斜線で表した部分も露出した状態であることが一般的である。
すると、調理時に意図せずにガスレンジ用トッププレート覆い70のトッププレート覆い部71の外方に飛び散った水分や油、食材片等によって、それら露出した部位は汚れてしまうことがある。すると、特に二重斜線で表した露出部分は、一般的にガスレンジ台100の図示しない壁面や図示しない調理台等に挟まれているため清掃作業が行いづらいものであった。又、これらの汚れを防止するために、例えば調理台との隙間を埋めるためのテープ状の製品や、ガスレンジの下に予め敷いておくシート状のカバー等も存在するが、部位に合わせて別々の製品を取り付けるのは手間が掛かるものであった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、ガスレンジのトッププレート上面の汚れを防止するのみならず、ガスレンジの周囲の汚れも効率よく防止することができるガスレンジ用トッププレート覆いを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、請求項1記載の発明は、据置型のガスレンジのトッププレートを覆うための可撓性を有するシート状のガスレンジ用トッププレート覆いであって、トッププレートの上面を覆うことができる矩形シート状のトッププレート覆い部と、トッププレート覆い部の後縁全域に折り曲げ自在に接続された矩形シート状の背面フラップ部と、トッププレート覆い部の右側縁全域及び左側縁全域の少なくとも一方に折り曲げ自在に接続された矩形シート状の側面フラップ部とを備え、背面フラップ部の左右側縁の各々には、更に左右余剰フラップ部の各々が折り曲げ自在に接続され、設置時には、背面フラップ部は、左右余剰フラップ部の各々が背面フラップ部の裏面側に折り返されて形成されているものである。
このように構成すると、ガスレンジのトッププレートの奥側への汚れが背面フラップ部によって均一に保護される。又、ガスレンジのトッププレートの左右側への少なくとも一方の汚れが側面フラップ部によって均一に保護される。更に、背面フラップ部の左右側縁の折り曲げ剛性が向上する。
請求項2記載の発明は、据置型のガスレンジのトッププレートを覆うための可撓性を有するシート状のガスレンジ用トッププレート覆いであって、トッププレートの上面を覆うことができる矩形シート状のトッププレート覆い部と、トッププレート覆い部の後縁全域に折り曲げ自在に接続された矩形シート状の背面フラップ部と、トッププレート覆い部の右側縁全域及び左側縁全域の少なくとも一方に折り曲げ自在に接続された矩形シート状の側面フラップ部とを備え、側面フラップ部は、その各々の裏面側の少なくとも一箇所に、設置時において側面フラップ部とガスレンジの横側に位置する壁面又は調理台の一部とを固定することができる固定手段を更に備えたものである。
このように構成すると、ガスレンジのトッププレートの奥側への汚れが背面フラップ部によって均一に保護される。又、ガスレンジのトッププレートの左右側への少なくとも一方の汚れが側面フラップ部によって均一に保護される。更に、側面フラップ部のトッププレート覆い部側への倒れやズレを防止できる。
請求項3記載の発明は、据置型のガスレンジのトッププレートを覆うための可撓性を有するシート状のガスレンジ用トッププレート覆いであって、トッププレートの上面を覆うことができる矩形シート状のトッププレート覆い部と、トッププレート覆い部の後縁全域に折り曲げ自在に接続された矩形シート状の背面フラップ部とを備え、背面フラップ部は、その裏面側の少なくとも一箇所に、設置時において背面フラップ部とガスレンジの奥側に位置する壁面の一部とを固定することができる固定手段を更に備えたものである。
このように構成すると、ガスレンジのトッププレートの奥側への汚れが背面フラップ部によって均一に保護される。又、背面フラップ部のトッププレート覆い部側への倒れやズレを防止できる。
請求項記載の発明は、請求項2記載の発明の構成において、背面フラップ部の左右側縁の各々には、更に左右余剰フラップ部の各々が折り曲げ自在に接続され、設置時には、背面フラップ部は、左右余剰フラップ部の各々が背面フラップ部の裏面側に折り返されて形成されているものである。
このように構成すると、背面フラップ部の左右側縁の折り曲げ剛性が向上する。
請求項5記載の発明は、請求項3記載の発明の構成において、トッププレート覆い部の右側縁全域及び左側縁全域の少なくとも一方に折り曲げ自在に接続された矩形シート状の側面フラップ部を更に備え、背面フラップ部の左右側縁の各々には、更に左右余剰フラップ部の各々が折り曲げ自在に接続され、設置時には、背面フラップ部は、左右余剰フラップ部の各々が背面フラップ部の裏面側に折り返されて形成されているものである。
このように構成すると、ガスレンジのトッププレートの左右側への少なくとも一方の汚れが側面フラップ部によって均一に保護される。又、背面フラップ部の左右側縁の折り曲げ剛性が向上する。
請求項記載の発明は、請求項1、請求項4及び請求項5のいずれかに記載の発明の構成において、左右余剰フラップ部の各々は、背面フラップ部の左右側縁の各々の全域に接続される矩形シート形状を有し、その左右外縁はトッププレート覆い部の両側に形成された側面フラップ部の左右外縁に整列し、その上縁は背面フラップ部の上縁に整列するものである。
このように構成すると、ガスレンジ用トッププレート覆い全体の外縁が矩形形状となる。
請求項記載の発明は、請求項記載の発明の構成において、背面フラップ部の上縁の全域と、折り返される前の左右余剰フラップ部の上縁の全域とに一体的に折り曲げ自在に接続された矩形シート状の上方フラップ部を更に備え、背面フラップ部は、上方フラップ部が裏面側に折り返された後に、左右余剰フラップ部は上方フラップ部の一部と共に裏面側に折り返されて形成されているものである。
このように構成すると、背面フラップ部の上縁の曲げ剛性が向上する。
請求項記載の発明は、請求項記載の発明の構成において、背面フラップ部の上縁の全域と、折り返される前の左右余剰フラップ部の上縁の全域とに一体的に折り曲げ自在に接続された矩形シート状の上方フラップ部を更に備え、背面フラップ部は、左右余剰フラップ部が裏面側に折り返された後に、上方フラップ部は左右余剰フラップ部の一部と共に裏面側に折り返されて形成されているものである。
このように構成すると、背面フラップ部の上縁の曲げ剛性が向上する。
請求項9記載の発明は、請求項1から請求項8のいずれかに記載の発明の構成において、ガスレンジの後方にはグリル排気口が形成されており、トッププレート覆い部には、平面投影視において設置時のグリル排気口の外縁内に含まれる貫通口が形成されるものである。
このように構成すると、設置時に貫通口を介してグリル排気口を目視できる。
以上説明したように、請求項1記載の発明は、ガスレンジのトッププレートの奥側への汚れが背面フラップ部によって均一に保護されるため、奥側の汚れ防止効果が向上する。又、ガスレンジのトッププレートの左右側への少なくとも一方の汚れが側面フラップ部によって均一に保護されるため、左右側への少なくとも一方の汚れ防止効果が向上する。更に、背面フラップ部の左右側縁の折り曲げ剛性が向上するため、背面フラップ部の形態保持性が高まり、設置しやすくなる。
請求項2記載の発明は、ガスレンジのトッププレートの奥側への汚れが背面フラップ部によって均一に保護されるため、奥側の汚れ防止効果が向上する。又、ガスレンジのトッププレートの左右側への少なくとも一方の汚れが側面フラップ部によって均一に保護されるため、左右側への少なくとも一方の汚れ防止効果が向上する。更に、側面フラップ部のトッププレート覆い部側への倒れやズレを防止できるため、左右側への少なくとも一方の汚れ防止効果を維持しやすくなる。
請求項3記載の発明は、ガスレンジのトッププレートの奥側への汚れが背面フラップ部によって均一に保護されるため、奥側の汚れ防止効果が向上する。又、背面フラップ部のトッププレート覆い部側への倒れやズレを防止できるため、奥側への汚れ防止効果を維持しやすくなる。
請求項記載の発明は、請求項2記載の発明の効果に加えて、背面フラップ部の左右側縁の折り曲げ剛性が向上するため、背面フラップ部の形態保持性が高まり、設置しやすくなる。
請求項5記載の発明は、請求項3記載の発明の効果に加えて、ガスレンジのトッププレートの左右側への少なくとも一方の汚れが側面フラップ部によって均一に保護されるため、左右側への少なくとも一方の汚れ防止効果が向上する。又、背面フラップ部の左右側縁の折り曲げ剛性が向上するため、背面フラップ部の形態保持性が高まり、設置しやすくなる。
請求項記載の発明は、請求項1、請求項4及び請求項5のいずれかに記載の発明の効果に加えて、ガスレンジ用トッププレート覆い全体の外縁が矩形形状となるため、製品の歩留まりが向上する。
請求項記載の発明は、請求項記載の発明の効果に加えて、背面フラップ部の上縁の曲げ剛性が向上するため、背面フラップ部の形態保持性がより高まり、更に設置しやすくなる。
請求項記載の発明は、請求項記載の発明の効果に加えて、背面フラップ部の上縁の曲げ剛性が向上するため、背面フラップ部の形態保持性がより高まり、更に設置しやすくなる。
請求項9記載の発明は、請求項1から請求項8のいずれかに記載の発明の効果に加えて、設置時に貫通口を介してグリル排気口を目視できるため、グリル排気口の外縁に沿った開口の形成の目印となる。
この発明の第1の実施の形態によるガスレンジ用トッププレート覆いを示す概略表面図である。 図1で示したガスレンジ用トッププレート覆いの使用状態を示す概略斜視図である。 図1で示したガスレンジ用トッププレート覆いの背面フラップ部と側面フラップ部とをやや上方に折り曲げた状態を示す概略拡大斜視図である。 図1で示したガスレンジ用トッププレート覆いを裏面側から見た図であって、上方フラップ部と左右余剰フラップ部とを折り曲げる工程を示す模式図である。 図4で示した工程で上方フラップ部と左右余剰フラップ部とを折り曲げた後のガスレンジ用トッププレート覆いの概略表面図である。 図5で示したガスレンジ用トッププレート覆いをガスレンジに設置する際の状態を示す概略斜視図である。 図1で示したガスレンジ用トッププレート覆いを表面側から見た図であって、貫通口を利用した加工工程を示す模式図である。 この発明の第2の実施の形態によるガスレンジ用トッププレート覆いを示す概略表面図であって、図1に対応する図である。 図8で示したガスレンジ用トッププレート覆いの背面フラップ部の各々を立ち上げた状態を示すIX-IXラインの矢視図である。 従来のガスレンジ用トッププレート覆いを示す概略表面図である。 図10で示したガスレンジ用トッププレート覆いのXI-XIラインの拡大概略断面図である。 図10で示したガスレンジ用トッププレート覆いをガスレンジに設置する際の状態を示す概略斜視図である。 図10で示したガスレンジ用トッププレート覆いの使用状態を示す概略斜視図である。
図1は、この発明の第1の実施の形態によるガスレンジ用トッププレート覆いを示す概略表面図であり、図2は、図1で示したガスレンジ用トッププレート覆いの使用状態を示す概略斜視図である。
この実施の形態によるガスレンジ用トッププレート覆い10を設置するガスレンジ90とガスレンジ90が載置されているガスレンジ台100とは、従来のものと同様であるためここでの説明は繰り返さない。
これらの図を参照して、この実施の形態によるガスレンジ用トッププレート覆い10は、従来のものと同様、不燃紙の両面にアルミニウム箔を貼り合わせた可撓性及び保形性を有する1枚のシート状のものより形成されるものである。
ガスレンジ用トッププレート覆い10は、ガスレンジ90のトッププレート91の上面を覆うことができる矩形シート状のトッププレート覆い部11と、トッププレート覆い部11の後縁13全域に形成された罫線43を介して、トッププレート覆い部11の後縁13全域に折り曲げ自在に接続された矩形シート状の背面フラップ部18とを備えている。
この背面フラップ部18の前後方向の高さHは特に規定しないが、ガスレンジ90とガスレンジ台100との一般的な設置位置の関係から8.5cm程度であるのが好ましい。短すぎるとガスレンジの奥側の汚れを防止する効果が低下し、長すぎると保形性が弱まり、設置時にバーナー部99a、99b側に倒れこんでしまう危険性があるためである。
又、ガスレンジ用トッププレート覆い10は、トッププレート覆い部11の左側縁14a全域及び右側縁14b全域に形成された罫線44a、44bを介して、トッププレート覆い部11の左側縁14a全域及び右側縁14b全域にそれぞれ折り曲げ自在に接続された矩形シート状の側面フラップ部15a、15bを備えている。
この側面フラップ部15a、15bのそれぞれの横方向の幅W、Wは特に規定しないが、ガスレンジ90とガスレンジ台100との一般的な設置位置の関係から3cm程度であるのが好ましい。短すぎると汚れを防止する効果が低下し、長すぎると保形性が弱まり、設置時にバーナー部99a、99b側に倒れこんでしまう危険性があるためである。
更に、背面フラップ部18の左右側縁24a、24bの各々の全域には、矩形シート形状の左右余剰フラップ部25a、25bの各々が、左側縁14a全域及び右側縁14b全域に形成された罫線45a、45bを介して、折り曲げ自在に接続されている。又、左右余剰フラップ部25a、25bの各々の左右外縁26a、26bはトッププレート覆い部11の両側に形成された側面フラップ部15a、15bの左右外縁16a、16bに整列し、左右余剰フラップ部25a、25bの上縁28a、28bは背面フラップ部18の上縁23に整列するように形成されている。
更に、背面フラップ部18の上縁23の全域と、左右余剰フラップ部25a、25bの上縁28a、28bの全域に対応する位置には罫線46が形成され、その罫線46を介して、左右余剰フラップ部25a、25bの上縁28a、28bの全域に一体的に折り曲げ自在に接続された矩形シート状の上方フラップ部38を備えている。
このように構成すると、ガスレンジ用トッププレート覆い10全体の外縁が矩形形状となるため、製品の歩留まりが向上する。
尚、設置時には、背面フラップ部18は、左右余剰フラップ部25a、25bの各々と上方フラップ部38が背面フラップ部18の裏面側に折り返されて形成されているものであるが、その詳細については後述する。
更に、詳細は後述するが、トッププレート覆い部11には、設置するガスレンジ90の後方に形成されたグリル排気口96に対応する位置に横長楕円形状の貫通口39が形成されている。
更に、側面フラップ部15a、15bは、その各々の裏面側に、設置時において側面フラップ部15a、15bとガスレンジ90の右側に位置する壁面104又は左側に位置する調理台105の一部とを固定することができる固定手段である両面テープ35a~35fを更に備えている。
更に、背面フラップ部18は、その裏面側に、設置時において背面フラップ部18とガスレンジ90の奥側に位置する壁面103の一部とを固定することができる固定手段である両面テープ36を更に備えている。
更に、トッププレート覆い部11には、設置するガスレンジ90のバーナー部99a、99bに対応する位置に2つの円形状の開口19a、19bが形成されている。この開口19a、19bの周縁形状は、バーナー部99a、99bの周縁形状に対応するように形成されているのが望ましい。
図3は、図1で示したガスレンジ用トッププレート覆いの背面フラップ部と側面フラップ部とをやや上方に折り曲げた状態を示す概略拡大斜視図である。
尚、右側部分は左側部分と対称であるため、図では右側部分を省略し、左側部分のみについて説明する。
図を参照して、ガスレンジ用トッププレート覆い10のトッププレート覆い部11と折り曲げ自在に接続された背面フラップ部18及び側面フラップ部15aの各々は、その保形性により設置するガスレンジに合わせて、トッププレート覆い部11の後縁13に対応する罫線43と、左側縁14aに対応する罫線44aとに沿って、矢印の方向に適切な角度に立ち上げ、その状態を保持することができる。すると、調理時に飛び散る水分、油及び食材片等を受け止めやすくなり、ガスレンジの奥側や左側への汚れをより効果的に防止することができる。
このように、ガスレンジ用トッププレート覆い10は、設置するガスレンジに合わせて背面フラップ部18と側面フラップ15a、15bの角度を単純に調整したものを設置して使用することもできるが、より好ましくは次のような方法で設置して使用するのがよい。
まず、背面フラップ部18を設置時の状態に形成する。
図4は、図1で示したガスレンジ用トッププレート覆いを裏面側から見た図であって、上方フラップ部と左右余剰フラップ部とを折り曲げる工程を示す模式図であり、(1)は、上方フラップ部を折り曲げる工程を示す図であり、(2)は左右余剰フラップ部を折り曲げる工程を示す図である。又、図5は、図4で示した工程で上方フラップ部と左右余剰フラップ部とを折り曲げた後のガスレンジ用トッププレート覆いの概略表面図である。
図4の(1)を参照して、上方フラップ部38を背面フラップ部18の上縁23に対応して形成された罫線に沿って、矢印で示す方向に、裏面側に折り返す。
こうすることで、背面フラップ部18の上縁23の曲げ剛性が向上するため、背面フラップ部18の形態保持性が高まり、ガスレンジ用トッププレート覆い10を設置しやすくなる。
その後、図4の(2)を参照して、左右余剰フラップ部25a、25bの各々を背面フラップ部18の左右側縁24a、24bに対応して形成された罫線に沿って、上方フラップ部38の一部と共に、矢印で示す方向に、背面フラップ部18の裏面側に折り返す。この際、固定手段である両面テープ34a、34bを用いて、左右側縁24a、24bを背面フラップ部18の裏面側に固定する。このようにして、背面フラップ部18は形成される。
こうすることで、背面フラップ部18の左右側縁24a、24bの折り曲げ剛性が向上するため、背面フラップ部18の形態保持性がより高まり、ガスレンジ用トッププレート覆い10を更に設置しやすくなる。
図5を参照して、上述のように背面フラップ部18が形成されたガスレンジ用トッププレート覆い10は、その外縁が表面視略凸型形状となる。このガスレンジ用トッププレート覆い10を次のように設置する。
図6は、図5で示したガスレンジ用トッププレート覆いをガスレンジに設置する際の状態を示す概略斜視図である。
図を参照して、従来のガスレンジ用トッププレート覆いと同様に、ガスレンジ90のトッププレート91にガスレンジ用トッププレート覆い10のトッププレート覆い部11を載置する。その際、トッププレート覆い部11の前縁12、後縁13、左側縁14a及び右側縁14bの各々が、ガスレンジ90のトッププレート91の前縁92、後縁93、左側縁94a及び右側縁94bの各々に対応するように取り付ける。
この時、図示はしていないが、トッププレート覆い部11の裏面のコーナー部等に両面テープ等を貼付したものをトッププレート91に取り付けるようにしてもよい。すると、トッププレート91とトッププレート覆い部11とが固定され、ガスレンジ用トッププレート覆い10の設置状態が安定する。
こうして、ガスレンジ用トッププレート覆い10の背面フラップ部18はガスレンジ90の奥側を、側面フラップ部15aはガスレンジ90の左側を、又、側面フラップ15bは、ガスレンジ90の右側をそれぞれ一体的に覆うことになる。
尚、上述したように、ガスレンジ用トッププレート覆い10のトッププレート覆い部11と、それに接続される背面フラップ部18及び側面フラップ部15a、15bとは、それぞれ矩形状である。そのため、各部の各々の前後左右の長さが一定となり、ガスレンジ90に設置した際に、従来の略凹形状のものと比べて隙間が生じにくく、該当する部分を均一に覆うことができるものとなっている。
これにより、ガスレンジ90のトッププレート91の奥側への汚れは、一定奥行幅の矩形シート状の背面フラップ部18によって均一に保護されるため、奥側の汚れ防止効果が向上する。又、ガスレンジ90のトッププレート91の左右側への汚れは、一定横幅の矩形シート状の側面フラップ部15a、15bによって均一に保護されるため、左右側への汚れ防止効果が向上する。
更に、トッププレート覆い部11の開口19a、19bの位置は、ガスレンジ90のバーナー部99a、99bの位置にそれぞれ対応している。そのため、トッププレート覆い部11がバーナー部99a、99bを塞がないようにガスレンジ用トッププレート覆い10を設置できる。又、開口19a、19bの周縁形状とバーナー部99a、99bの周縁形状とが一致するので、バーナー部99a、99bの周縁ぎりぎりまでトッププレート覆い部11が覆うことができる。
もし、バーナー部99a、99bの周形状と開口19a、19bの周形状とが合わない場合には、プラスチック製ナイフ等を用いて開口19a、19bの周囲を切り取ることで、開口19a、19bの形状をバーナー部99a、99bの周形状に合わせて調整することもできる。
更に、貫通口39は、トッププレート91の後方に設けられたグリル排気口96の上面に位置する。この時点では、グリル排気口96の一部が貫通口39を通して目視できる状態である。
次に、この貫通口39を利用した加工方法について説明する。
図7は、図1で示したガスレンジ用トッププレート覆いを表面側から見た図であって、貫通口を利用した加工工程を示す模式図であり、(1)は加工途中の状態を示す図であり、(2)は加工後の状態を示す図である。
図の(1)を参照して、ガスレンジ用トッププレート覆い10のトッププレート覆い部11に設けられた横長楕円形状の貫通口39は、上述したように、図6で示した設置状態においてその全体が平面投影視において、ガスレンジ90のトッププレート91の後方に形成されたグリル排気口96の外縁97内に含まれるように形成されている。そのため、設置時において貫通口39はグリル排気口96の上面に位置することになる。
このように構成すると、設置時に貫通口39を介してグリル排気口96を目視できるため、グリル排気口96の外縁97に沿った開口49の形成の目印となる。
貫通口39から開口49を形成するにあたっては、引き続き図の(1)を参照して、グリル排気口96の外縁97に沿ってガスレンジ用トッププレート覆い11を押さえながら、貫通口39の周囲にプラスチック製ナイフ等で切れ目を入れ、矢印の方向に切り離していく。
次に、図の(2)を参照して、貫通口39の周囲を全て切り離すと、グリル排気口96の外縁97の形状に合わせた開口49が形成できる。このように形成された開口49からはグリル排気口96のみが露出し、トッププレート覆い部11とグリル排気口96との間には、ほとんど隙間が生じないことになる。そのため、従来のガスレンジ用トッププレート覆いを使用した場合には露出していたグリル排気口96周りの汚れが防止できる。
ここで、図2を再度参照して、このように設置したガスレンジ用トッププレート覆い10のトッププレート覆い部11は、トッププレート覆いのバーナー部99a、99bとグリル排気口96を除く全域を覆うことができる。
この状態で、ガスレンジの横側を覆うように側面フラップ15a、15bの角度をそれぞれ調整する。そして、側面フラップ部15a、15bの裏面の両面テープ35a~35f(図1参照)で、左側の側面フラップ部15aとガスレンジ90の左側に位置する調理台105の上面の一部とを、又、右側の側面フラップ部15bとガスレンジ90の右側に位置する壁面104の一部とを固定する。
すると、側面フラップ部15a、15bのトッププレート覆い部11側への倒れやズレを防止できるため、ガスレンジ用トッププレート覆い10の左右側への汚れ防止効果を維持しやすくなる。
又、ガスレンジ90の設置位置の関係で、側面フラップ部15a、15bの各々を調理台105又は壁面104に固定できないこともある。この場合であっても、側面フラップ部15a、15bはその保形性により、折り曲げて調整した角度を維持できるため、ガスレンジ用トッププレート覆い10の左右側への汚れを防止できる。
又、ガスレンジの奥側を覆うように背面フラップ18の角度を調整する。そして、背面フラップ部18の裏面の両面テープ36(図1参照)で、背面フラップ部18とガスレンジ90の奥側に位置する壁面103の一部とを固定する。
このとき、図4の(1)及び(2)で示した固定手段である両面テープ34a、34bを用いて左右余剰フラップ部25a、25bを背面フラップ部18の裏面側に固定することに代えて、この両面テープ34a、34bを、背面フラップ部18の裏面の両面テープ36(図1参照)と共に又は代わりに用いて、背面フラップ部18とガスレンジ90の奥側に位置する壁面103の一部とを固定することもできる。
これらの場合、背面フラップ部18のトッププレート覆い部11側への倒れやズレを防止できるため、ガスレンジ用トッププレート覆い10の奥側への汚れ防止効果を維持しやすくなる。又、ガスレンジ90の奥側には、一般的に図示しないガス管やガスの元栓等があることが多い。前述のように背面フラップ部18と壁面103の一部とを固定した場合には、背面フラップ18がガス管やガスの元栓等も覆うことができ、それらへの汚れの付着を防止することができる。又、ガスの元栓の開閉操作を行う時には、ガスレンジ用トッププレート覆い10全体を取り外す必要がなく、背面フラップ部18と壁面103の一部との固定の解除のみを行い背面フラップ部18を手前に立ち上げれば、それにより生じた空間に手を入れて開閉操作ができるので使い勝手がよい。
又、ガスレンジ90の設置位置の関係で、背面フラップ部18を壁面103に固定できないこともある。この場合であっても、背面フラップ部18はその保形性により、折り曲げて調整した角度を維持できるため、ガスレンジ用トッププレート覆い10の奥側への汚れを防止できる。加えて、固定する場合と同様に、背面フラップ部18を手前に立ち上げることで、図示しないガスの元栓の開閉操作を容易に行うことができるので、使い勝手がよい。
これにより、ガスレンジ用トッププレート覆い10の設置が完了する。
図8は、この発明の第2の実施の形態によるガスレンジ用トッププレート覆いを示す概略表面図であって、図1に対応する図である。
尚、この実施の形態によるガスレンジ用トッププレート覆い10の構成は、基本的には第1の実施の形態と同様であるため、ここでの説明は繰り返さず、その相違点を中心に説明する。
これらの図を参照して、この実施の形態におけるガスレンジ用トッププレート覆い10のトッププレート覆い部11の後縁13は、第1の実施の形態のものと異なり、左右側縁14a、14bに対して垂直ではなく、後縁13の左右端部からトッププレート覆い部11の後縁13の中心位置Cに向かって後方に角度θ分傾斜している直線で形成された山形状のものである。このように構成した理由については後述する。背面フラップ部18には、トッププレート覆い部11の後縁13の中心位置Cから上方フラップ部38までを垂直方向に通る直線のスリット21が形成されている。このスリット21によって、背面フラップ部18は左右対称の左背面フラップ部48aと右背面フラップ部48bとに分割されている。
すると、背面フラップ部18は、左背面フラップ部48aと右背面フラップ部48bとの各々を必要に応じて別々に立ち上げたり倒したりすることができる。
このような場合、例えば、図示しないガスレンジのガスの元栓は、ガスレンジの奥側にあることが多いが、ガスの元栓を開閉等する際に、その位置に応じて左背面フラップ部48a又は右背面フラップ部48bの一方のみの角度を調整できるので、一体となっているものと比べて使い勝手がよくなる。
図9は、図8で示したガスレンジ用トッププレート覆いの背面フラップ部の各々を立ち上げた状態を示すIX-IXラインの矢視図である。
上述したように、トッププレート覆い部11の後縁13は、トッププレート覆い部11の後縁13の中央に向かって後方に角度θ傾斜している山形状のものである。
図を参照して、そのため、背面フラップ部18の左背面フラップ部48a及び右背面フラップ部48bの双方を上方に立ち上げると、左背面フラップ部48a及び右背面フラップ部48bの各々の面はやや内側を向くことになる。すると、左背面フラップ部48a及び右背面フラップ部48bのスリット21側の一部が互いに重なり合う。
このように、左背面フラップ部48a及び右背面フラップ部48bのスリット21に隙間ができにくくなるため、そこに汚れが侵入することを防止できる。
尚、上記の各実施の形態では、左右余剰フラップ部の各々は、背面フラップ部の左右側縁の各々の全域に接続される構成であったが、これに限らない。背面フラップ部の左右側縁の各々の少なくとも一部に左右余剰フラップ部の各々が折り曲げ自在に接続されている構成であればよい。
又、上記の各実施の形態では、左右余剰フラップ部の各々は、矩形シート形状を有する構成であったが、これに限らない。左右余剰フラップ部を裏面側に折り曲げることで背面フラップ部の形態保持性が高まるものであれば、半円シート形状等、他のシート形状のものであってもよい。
更に、上記の各実施の形態では、設置時における背面フラップ部は、上方フラップ部が裏面側に折り返された後に、左右余剰フラップ部が上方フラップ部の一部と共に背面側に折り返されて形成されている構成であったが、これに限らない。例えば、背面フラップ部は、まず左右余剰フラップ部が裏面側に折り返された後に、上方フラップ部が左右余剰フラップ部の一部と共に裏面側に折り返されて形成されているものであってもよい。
更に、上記の各実施の形態では、トッププレート覆い部の右側縁全域及び左側縁全域の双方に折り曲げ自在に接続された矩形シート状の側面フラップ部を備える構成であったが、少なくともどちらか一方に備えていればよい。このように構成すると、トッププレートの左右側への少なくとも一方の汚れが側面フラップ部によって均一に保護されるため、左右側への少なくとも一方の汚れ防止効果が向上する。
更に、上記の各実施の形態では、背面フラップ部、側面フラップ部、左右余剰フラップ部、上方フラップ部の各々は、罫線を介して折り曲げ自在に形成されていたが、罫線はなくてもよい。又、単なる折り目等他の方法によるものであってもよい。
更に、上記の各実施の形態では、背面フラップ部には左右余剰フラップ部と上方フラップ部が設けられた構成であったが、背面フラップ部のみの構成であってもよい。
更に、上記の各実施の形態では、図1及び図8で示すように、側面フラップ部には固定手段である両面テープ35a~35fを備えた構成であったが、固定手段は他の方法によるものであってもよい。又、固定手段はなくてもよい。
更に、上記の第1の実施の形態では、図1で示すように、背面フラップ部には固定手段である両面テープ36を備えた構成であったが、固定手段は他の方法によるものであってもよい。又、固定手段はなくてもよい。
更に、上記の第1の実施の形態では、トッププレート覆い部、背面フラップ部、側面フラップ部の各々はそれぞれ矩形シート状のものであったが、これに限らない。設置するガスレンジのトッププレートの全面を覆うと共に奥側と左右側への汚れを防止できるものであれば、他のシート状のものであってもよい。
更に、上記の各実施の形態では、貫通口は横長楕円形状であったが、これに限らない。ガスレンジ用トッププレート覆いをガスレンジに設置した際に、貫通口が平面投影視においてグリル排気口の外縁内に含まれるものであれば、他の形状であってもよい。
更に、上記の各実施の形態では、ガスレンジ用トッププレート覆いが載置されるガスレンジにはグリル排気口が形成されているものであったが、このグリル排気口はなくてもよい。その場合、トッププレート覆い部には、グリル排気口に対応する開口を形成するための貫通口が形成されていなくてよい。
更に、上記の各実施の形態では、ガスレンジ用トッププレート覆いは、不燃紙の両面にアルミニウム箔を貼り合わせたものから構成されていたが、可撓性及び保形性を有するものであれば、1枚の金属箔や他の素材からなるものであってもよい。
更に、上記の各実施の形態では、背面フラップ部は、トッププレート覆い部の後縁に対応する罫線に沿って折り曲げる構成であったが、これに限らない。例えば、背面フラップ上であって、トッププレート覆い部の後縁と平行な位置で折り曲げるような構成であってもよい。この場合、左右余剰フラップ部を背面フラップ部の裏面側に折り曲げることによって、背面フラップ部の左右側縁の折り曲げ剛性が向上しているため、背面フラップ部を折り曲げた際の保形性がより高くなる。
更に、上記の各実施の形態では、バーナー部に対応する開口は円形状に形成されるものであったが、これに限らない。ガスレンジ用トッププレート覆いをガスレンジに設置した際に、開口が平面投影視においてバーナー部の周縁内に含まれるものであれば、他の形状のものであってもよい。又、切込みや罫線等の開口の目印になるようなものを設けたものであってもよい。更に、開口や目印等を予め設けていないものであってもよい。これらの場合は、設置時にトッププレート覆い部の一部をバーナー部の周縁に合わせて切り取り、開口を形成することになるので、より幅広い種類のガスレンジに適用できる。
10…ガスレンジ用トッププレート覆い
11…トッププレート覆い部
13…後縁
14a…左側縁
14b…右側縁
15a、15b…側面フラップ部
16a、16b…左右外縁
18…背面フラップ部
21…スリット
23…上縁
24a、24b…左右側縁
25a、25b…左右余剰フラップ部
26a、26b…外縁
28a、28b…上縁
35a~35f、36…両面テープ
38…上方フラップ部
39…貫通口
48a…左背面フラップ部
48b…右背面フラップ部
90…ガスレンジ
91…トッププレート
96a、96b…グリル排気口
103、104…壁面
105…調理台
尚、各図中同一符号は同一又は相当部分を示す。

Claims (9)

  1. 据置型のガスレンジのトッププレートを覆うための可撓性を有するシート状のガスレンジ用トッププレート覆いであって、
    前記トッププレートの上面を覆うことができる矩形シート状のトッププレート覆い部と、
    前記トッププレート覆い部の後縁全域に折り曲げ自在に接続された矩形シート状の背面フラップ部と、
    前記トッププレート覆い部の右側縁全域及び左側縁全域の少なくとも一方に折り曲げ自在に接続された矩形シート状の側面フラップ部とを備え、
    前記背面フラップ部の左右側縁の各々には、更に左右余剰フラップ部の各々が折り曲げ自在に接続され、
    設置時には、前記背面フラップ部は、前記左右余剰フラップ部の各々が前記背面フラップ部の裏面側に折り返されて形成されている、ガスレンジ用トッププレート覆い。
  2. 据置型のガスレンジのトッププレートを覆うための可撓性を有するシート状のガスレンジ用トッププレート覆いであって、
    前記トッププレートの上面を覆うことができる矩形シート状のトッププレート覆い部と、
    前記トッププレート覆い部の後縁全域に折り曲げ自在に接続された矩形シート状の背面フラップ部と、
    前記トッププレート覆い部の右側縁全域及び左側縁全域の少なくとも一方に折り曲げ自在に接続された矩形シート状の側面フラップ部とを備え、
    前記側面フラップ部は、その各々の裏面側の少なくとも一箇所に、設置時において前記側面フラップ部と前記ガスレンジの横側に位置する壁面又は調理台の一部とを固定することができる固定手段を更に備えた、ガスレンジ用トッププレート覆い。
  3. 据置型のガスレンジのトッププレートを覆うための可撓性を有するシート状のガスレンジ用トッププレート覆いであって、
    前記トッププレートの上面を覆うことができる矩形シート状のトッププレート覆い部と、
    前記トッププレート覆い部の後縁全域に折り曲げ自在に接続された矩形シート状の背面フラップ部とを備え、
    前記背面フラップ部は、その裏面側の少なくとも一箇所に、設置時において前記背面フラップ部と前記ガスレンジの奥側に位置する壁面の一部とを固定することができる固定手段を更に備えた、ガスレンジ用トッププレート覆い。
  4. 前記背面フラップ部の左右側縁の各々には、更に左右余剰フラップ部の各々が折り曲げ自在に接続され、
    設置時には、前記背面フラップ部は、前記左右余剰フラップ部の各々が前記背面フラップ部の裏面側に折り返されて形成されている、請求項2記載のガスレンジ用トッププレート覆い。
  5. 前記トッププレート覆い部の右側縁全域及び左側縁全域の少なくとも一方に折り曲げ自在に接続された矩形シート状の側面フラップ部を更に備え、
    前記背面フラップ部の左右側縁の各々には、更に左右余剰フラップ部の各々が折り曲げ自在に接続され、
    設置時には、前記背面フラップ部は、前記左右余剰フラップ部の各々が前記背面フラップ部の裏面側に折り返されて形成されている、請求項3記載のガスレンジ用トッププレート覆い。
  6. 前記左右余剰フラップ部の各々は、前記背面フラップ部の左右側縁の各々の全域に接続される矩形シート形状を有し、その左右外縁は前記トッププレート覆い部の両側に形成された前記側面フラップ部の左右外縁に整列し、その上縁は前記背面フラップ部の上縁に整列する、請求項1、請求項4及び請求項5のいずれかに記載のガスレンジ用トッププレート覆い。
  7. 前記背面フラップ部の上縁の全域と、折り返される前の前記左右余剰フラップ部の上縁の全域とに一体的に折り曲げ自在に接続された矩形シート状の上方フラップ部を更に備え、
    前記背面フラップ部は、前記上方フラップ部が裏面側に折り返された後に、前記左右余剰フラップ部は前記上方フラップ部の一部と共に裏面側に折り返されて形成されている、請求項記載のガスレンジ用トッププレート覆い。
  8. 前記背面フラップ部の上縁の全域と、折り返される前の前記左右余剰フラップ部の上縁の全域とに一体的に折り曲げ自在に接続された矩形シート状の上方フラップ部を更に備え、
    前記背面フラップ部は、前記左右余剰フラップ部が裏面側に折り返された後に、前記上方フラップ部は前記左右余剰フラップ部の一部と共に裏面側に折り返されて形成されている、請求項記載のガスレンジ用トッププレート覆い。
  9. 前記ガスレンジの後方にはグリル排気口が形成されており、
    前記トッププレート覆い部には、平面投影視において設置時の前記グリル排気口の外縁内に含まれる貫通口が形成される、請求項1から請求項8のいずれかに記載のガスレンジ用トッププレート覆い。
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