JP7063992B2 - 方位判定デバイス、方位判定方法、レンダリングデバイス、およびレンダリング方法 - Google Patents

方位判定デバイス、方位判定方法、レンダリングデバイス、およびレンダリング方法 Download PDF

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Description

本開示は、デバイスの方位を判定する方位判定デバイスおよび方位判定方法に関する。また、本開示は対象情報のレンダリングを行うレンダリングデバイスおよびレンダリング方法に関する。
現在において広く普及している屋外ナビゲーションの技術を使用する際、屋内での位置決めおよびナビゲーションにおいては問題が発生する場合がある。これは主に、GNSS(全地球航法衛星システム)信号は屋内では利用できず、建物に使用される鉄鋼材は屋外での方位磁針ベースのナビゲーションに用いられる地磁気を大きくゆがめてしまう、という2つの理由のためである。また、様々な用途において、基準座標系に対する方位、すなわち、向き(ヘディング)および傾き(姿勢)が注目されている。
本明細書に記載する背景技術の説明は、本開示がどのような文脈で為されたかの概要を説明する目的で記載するものである。本願の発明者として名前を挙げているものの研究内容は、この背景技術のセクションに記載されている限りにおいて、出願時に先行技術と認められない部分と同様に、本開示に対する先行技術として明示的にも暗示的にも認めるものではない。
本開示の目的は、各デバイスの方位の判定と使用が可能であるか、またこれらの改良が可能な方位判定デバイス、方位判定方法、レンダリングデバイス、およびレンダリング方法を提供することにある。さらに、本発明の別の目的は、上記方法を実施するための対応するコンピュータプログラムおよび非一過性のコンピュータ読み取り可能記録媒体を提供することにある。
本開示の一態様によれば、
1以上の磁場センサによって空間的に離れた位置および/または離れた周波数帯域および/または異なる時間および/または異なるコードで検知された少なくとも2つの磁場測定結果を含む磁場センサデータを取得するように構成されるデータ入力回路と、
上記磁場センサデータが取得された上記1以上の磁場センサの1か所以上の位置の位置推定結果を取得するように構成される位置入力回路と、
取得した上記位置推定結果によって示される上記1以上の磁場センサの1か所以上の位置における方位角・傾きデータを磁気マップから導き出し、取得した上記磁場センサデータと、上記磁気マップから導き出した上記方位角・傾きデータに基づいて方位判定デバイスの方位を推定するように構成される推定回路を含む、
方位判定デバイスが提供される。
また、本開示の他の態様によれば、
空間的に離れた位置および/または離れた周波数帯域および/または異なる時間および/または異なるコードで検知された少なくとも2つの磁場測定結果を含む磁場センサデータ検知するように構成される1以上の磁場センサと、
レンダリングデバイスの方位を示す方位情報を判定する、本明細書に記載の方位判定デバイスと、
上記レンダリングデバイスの位置推定結果を取得するように構成される位置入力回路と、
1以上の対象の対象位置を示す対象位置情報を取得するように構成される対象位置入力回路と、
上記方位情報、取得した上記位置推定結果、および取得した上記対象位置情報に基づいて上記レンダリングデバイスに対する上記1以上の対象の相対位置を判定するように構成される相対対象位置判定回路と、
上記1以上の対象の判定された相対位置を用いて上記1以上の対象に関する対象情報のレンダリングを行うように構成されるレンダリング回路を含む、
レンダリングデバイスが提供される。
さらに他の態様によれば、対応する方法と、コンピュータ上で実行された際に、当該コンピュータに本明細書に開示の方法の各ステップを実行させるプログラム手段を含むコンピュータプログラムと、プロセッサにより実行された際に、本明細書に開示の方法を行うコンピュータプログラムを記憶した非一過性のコンピュータ読み取り可能記録媒体とが提供される。
実施例は従属クレームによって定義される。開示された方法、開示されたコンピュータプログラム、および開示されたコンピュータ読み取り可能記録媒体は、請求項に係るデバイスとして、従属項および/または本明細書で定義されたものと同様のおよび/または同一のさらなる実施形態を有する。
本開示の一態様では、建物内に位置するデバイスに関して、磁気センサから得られる磁場情報とあらかじめ記録された建物(エリア)の磁気マップを用いて特定の基準座標系に対する方位判定デバイスの方位を推定する。これにより、センサコストおよび/または電力消費の減少が可能になり(例えばジャイロスコープおよび/または加速度計のデータが必要ないため)、また、センサ統合プロセスに関して方位推定の精度が向上する(ジャイロスコープおよび/または加速度計のデータが利用可能な場合)。この技術は特に、関連するセンサや演算が超低電力消費で実現される際のバッテリ駆動式のモバイルデバイスやウェアラブルデバイスに適している。この方位推定は、「拡張」方位磁針のようなナビゲーション(対象までの距離+方向)から、ユーザまたはデバイスの位置や方位に関わらず2Dまたは3Dエリアにおける仮想音源(対象)の実現(音源とは例えばAR(拡張現実)サウンド等であり、ユーザの位置や頭部の方位に関わらず、静止した位置に配置される)まで、広い範囲の用途において用いることができる。
前述の段落は、一般的な序論として提供したものであり、以下の特許請求の範囲を限定するものではない。本開示の実施形態は、更なる利点とともに、添付の図面と併せて以下の詳細な説明を参照することによって理解される。
添付の図面と合わせて検討される以下の詳細な記載を参照することにより、本開示およびそれに付随する多くの利点をより完全に、かつ容易に理解することができる。
磁場ベクトルの座標の定義を示す図である。 本開示に係る方位判定デバイスの第1の実施形態の概略図である。 本開示に係るレンダリングデバイスの第1の実施形態の概略図である。 位置に依存した方位角歪みを示す磁気マップの例を示す図である。 デバイスの方位を示す図である。 本開示に係る方位判定デバイスの第2の実施形態の概略図である。 本開示に係る方位判定デバイスの第3の実施形態の概略図である。 本開示に係る方位判定デバイスの第4の実施形態の概略図である。 本開示に係る方位判定デバイスの第5の実施形態の概略図である。 本開示に係る方位判定デバイスの第6の実施形態の概略図である。 本開示のデバイスと方法の適用状況を示す図である。 図11に示す適用状況において用いられる本開示に係るレンダリングデバイスの第2の実施形態の概略図である。 第2の利用状況において用いられる本開示に係るレンダリングデバイスの第3の実施形態の概略図である。
本開示の詳細を説明する前に、いくつかの定義について説明する。「磁気マップ」とは、エリア全体の磁気マップ(磁気指紋を含む)、または、エリア全体の磁気マップのうちの一部のマップを意味する。好ましくは、エリア全体の磁気マップとは建物等の屋内のマップであり、一部のマップとは例えば建物の棟や階等の建物の一部のマップである。本明細書において開示する実施形態において用いられる磁気マップ、または磁気マップのうちの適切な一部のマップはそれぞれ磁場センサの周囲の領域の磁気指紋を含む。これは、磁界センサの現在位置、例えば、所与の位置推定結果、および必要であればその推定信頼度(例えば推定位置精度)に基づいて、またはユーザがサーバなどから適切な磁気マップをダウンロードすることによって選択することができる。
磁場センサデータは、例えば3Dセンサのための磁場センサのローカル座標系のx、y、z方向における(つまりセンサ座標における)電磁流密度であり得る。図1は磁場ベクトルの異なる表現について示しており、磁場ベクトルの座標定義について示している。磁場ベクトルの特徴の例として、磁場の大きさm、磁場の傾きi、磁場の方位角a、磁場の垂直成分v、磁場の水平成分h、磁場のデカルト成分(x、y、z)および、これらを組み合わせたものが挙げられる。例えば、磁場ベクトルは磁場の水平成分hと垂直成分vの特徴によって表され得る。また、磁場の大きさmと磁場の傾きiの特徴を用いて表すこともできる。状況によっては、磁場の大きさm、磁場の傾きi、および磁場の方位角aによって表されてもよいし、デカルト成分x、y、zによって表されてもよい。
地磁気の大きさ(磁場ベクトルとも呼ばれる)は、例えば磁場センサによる磁場測定結果から簡単に導き出すことができ、このプロセスは一般的に追加の推定プロセスを含まない。したがって、地磁気の大きさは地磁気指紋において最も信頼できる情報となる。しかし、1つの建物内の異なる地点においては同様の大きさの値が頻繁に検出され得る。つまり、地磁気の大きさのみを考慮して対応する1次元特量ベクトルを用いる場合は、1つの地磁気測定結果が同様の尤度で1つの建物内の複数の地点に割り当てられる可能性がある。
地磁気の傾きは、磁場測定結果と地球重力場の方向に基づいて演算することができる。地球重力場は、加速度計によって測定され得る。重力以外にも、加速度計は、モバイル/ウェアラブルデバイスに関して他のすべての加速度の測定も行うことができる。異なる加速度源の分離は困難であり、重力方向の推定において誤差を生じさせる。同様に、これは地磁気の傾きの推定精度を劣化させる。それにもかかわらず、この情報は地磁気指紋法のための2次元特徴ベクトルを取得するために地磁気の大きさと共に使用されることがある。磁場の大きさと傾きとは広く無相関であるため、2次元特徴ベクトル(指紋)を用いることによって位置曖昧性を低減することができる。
方位角情報は、地磁気指紋法のための入力として取得することは難しい。重力方向に加えて、モバイル/ウェアラブルデバイスの向きの推定が必要になり得る。これは、特にジャイロスコープセンサ信号情報に特有のドリフトが原因で、推定誤差を生じさせる傾向にある。そのため、地磁気指紋法のために方位角情報を使用することは、通常は特定の用途に限定される。特定の用途とは例えば、ロボットの位置決めである。センサは、通常はロボットの本体に固定されており、これにより、推定プロセスが簡素化され、推定誤差を低減することができる。多くの場合、z座標が重力方向となるようにあらかじめ調整されており、センサの向きとモーションの向きとの間には一定の関係性が確立されているため、歩調や歩幅を推定する必要はない。
図2は、本開示に係る方位判定デバイス10の第1の実施形態の概略図である。
方位判定デバイス10は、(本実施形態においてはデバイス10の一部ではない)1以上の磁場センサ20によって空間的に離れた位置および/または離れた周波数帯域および/または異なる時間および/または異なるコードで検知された少なくとも2つの磁場測定結果を含む磁場センサデータ101を取得するように構成されるデータ入力回路11を含む。一般的に、磁場センサデータ101はセンサ座標において測定される。データ入力回路11はデータインターフェースによって実現され得る。データインターフェースは例えば、データの受信や検索に用いるインターフェース(例えばHDMI、USB、ネットワークインターフェース等)であり、1以上の磁場センサ20や、記憶手段(例えば、図示しないデータキャリア、電子メモリ、バッファ等)から直接磁場センサデータ101を受信または検索する。記憶手段では、磁場センサデータ101が記憶またはバッファされている。
方位判定デバイス10はさらに、磁場センサデータが取得された1以上の磁場センサ20の1か所以上の位置の位置推定結果102を取得するように構成される位置入力回路12を含む。位置入力回路12も独立したデータインターフェースによって実現され得る。このデータインターフェースも例えばデータの受信や検索に用いるインターフェース(例えばHDMI、USB、ネットワークインターフェース等)であり、例えば内部または外部の位置推定回路30から位置推定結果102を受信または検索する。または、位置入力回路12とデータ入力回路11と組み合わせて共通インターフェースとしてもよい。
方位判定デバイス10はさらに、取得した位置推定結果によって示される1以上の磁場センサの1か所以上の位置における方位角・傾きデータを磁気マップ103から導き出し、取得した上記磁場センサデータと、磁気マップ103から導き出した方位角・傾きデータに基づいて方位判定デバイスの方位を推定するように構成される推定回路13を含む。一般的に、方位角・傾きデータは基準座標系において利用可能である。一般的に、磁気マップ103はあらかじめ取得されている。例えば、磁気マップ103はサービスプロバイダや、方位判定が行われる建物の所有者や管理者当によって提供される。また、磁気マップ103は(本実施形態においてはデバイス10の一部ではない)記憶手段(不図示)に記憶されていてもよいし、例えばインターネットや他のネットワークを介して(一般的にはデバイス10の一部ではない)サーバ40によって提供されてもよい。例えば、ユーザは訪問したい場所の磁気マップをダウンロードしてもよいし、または1以上の磁場センサ20(を含むかこれに接続されるデバイス)の現在地情報(例えば建物に入る前や、建物の入口に配置されたBluetoothビーコンが検出された際に取得されたGPS情報等)に基づいて自動的に適切な磁気マップがダウンロードされたり提供されたりしてもよい。推定回路13は例えばハードウェアまたはソフトウェアによって実現され得る。これは例えば、適切にプログラムされたプロセッサやコンピュータであり得る。
つまり、本開示によれば、ハードウェアおよびソフトウェア的に大きな労力を費やすことなく、基準座標系、つまり3D座標において方位判定デバイス10の方位を判定することができる。特に、磁場センサのx軸およびy軸が同一水平面上にある場合(例えば磁場センサが可動式のロボットに取り付けられている場合)に、検知した磁場の方位角とこの位置における磁気マップの方位角を比較することによって、磁気マップを記録するために用いられる基準座標系に対するデバイスの向きの絶対値を直接提供することができる。より一般的には、デバイスは3D空間において任意の方位を向くことができる。
図3は本開示に係るレンダリングデバイス200の第1の実施形態の概略図である。レンダリングデバイス200は例えばハンドヘルドデバイス、ウェアラブルデバイス、モバイルフォン、スマートフォン、ポータブルフォン、カメラ、スマートウォッチ、バイタルサインモニタ、ノートパソコン、タブレット、スマートグラス、ヘッドフォン、イヤフォン、またはユーザによって持ち運ぶことができる各種ポータブルデバイスであり得る。
レンダリングデバイス200は、空間的に離れた位置および/または離れた周波数帯域および/または異なる時間および/または異なるコードで検知された少なくとも2つの磁場測定結果を含む磁場センサデータ検知するように構成される1以上の磁場センサ20を含む。レンダリングデバイス200はさらに、本明細書に記載の、例えば図2に示す方位判定デバイス10を含む。方位判定デバイス10はレンダリングデバイスの方位を示す方位情報を判定する。
レンダリングデバイス200はさらに、レンダリングデバイス200の方位を示す方位情報211を取得するように構成される方位入力回路201を含む。方位情報211は方位判定デバイス10から取得される。レンダリングデバイス200はさらに、例えば内部または外部の位置推定回路30から位置推定結果を検索または受信するために、レンダリングデバイス200の位置推定結果212を取得するように構成される位置入力回路202を含む。レンダリングデバイス200はさらに、例えば(一般的にはレンダリングデバイス200の一部ではない)サーバ50や対象情報記憶装置から1以上の対象の対象位置を示す対象位置情報213を取得するように構成される対象位置入力回路203を含む。対象とは、例えば仮想音源、仮想光源、またはとある場所等の任意の物理対象であり得る(例えば、ショッピングモール内のとある売り場や、オフィスビル内のとある部署、大規模な建物内の会議スペースや、大規模工場内のとある生産場所等のユーザが行きたいと思っている場所)。方位入力回路201、位置入力回路202、および対象位置入力回路203はそれぞれ別のデータインターフェースによって実現されてもよいし、例えばデータを受信または検索するためのインターフェースのような共通インターフェース(例えばHDMI、USB、ネットワークインターフェース等)によって実現されてもよい。
レンダリングデバイス200はさらに、方位情報211、取得した位置推定結果212、および取得した対象位置情報213に基づいてレンダリングデバイス200に対する1以上の対象の相対位置214を判定するように構成される相対対象位置判定回路204を含む。最後に、レンダリングデバイス200はさらに、1以上の対象について判定された相対位置214を用いて1以上の対象に関する対象情報215のレンダリングを行うように構成されるレンダリング回路205を含む。
本開示のレンダリングデバイスを用いて、(好ましくは距離・方向推定結果を含む)上記の向きおよび/または方位を異なる用途に使用することができる。異なる用途とは例えば、ユーザまたはデバイスの位置や方位に関係なく、2D/3Dエリア内で仮想音源(対象)を実現したり、対象までの方位磁針様の拡張ナビゲーションを行うことである。つまり、頭部の方位やユーザの位置に関わらず、静止位置において音源を実現し、拡張現実サウンドの印象を与えることができる。
上述の実施形態においては、磁場センサ(図2)とレンダリングデバイス(図3)それぞれの位置の推定結果が利用される。一般的に、この推定結果をどのように判定するかは重要ではない。この目的のために内部または外部手段が提供されてもよい。図2、3に示す実施形態において、位置推定回路30は位置推定結果を供給する外部の構成要素として提供されている。他の実施形態において、位置推定回路30はそれぞれ向き判定デバイス10およびレンダリングデバイス200の内部の構成要素である。
(外部または内部の)位置推定回路30は、例えば通信システム、Wi-Fiアクセスポイント、(Bluetooth(登録商標)等の)ビーコン、または超広帯域無線システムからの非磁気情報に基づいて1以上の磁場センサ20の位置を推定するように構成され得る。向き判定デバイス10の一部として提供される位置推定回路30は、取得した磁場センサデータ101および磁気マップ103を使用した地磁気指紋法も用い得る。位置決めのために磁気指紋法を用いる場合は、信頼性の高い位置推定結果を得るために少なくとも磁場の大きさ(必要に応じて傾きも)を追加で考慮する必要がある。上記に加えて、または上記に替えて、(地球座標に対する)傾き、水平磁場成分、および/または垂直磁場成分を用いて位置推定の改良を行ってもよい。さらに、相補的技術を用いて、磁場から固有の位置推定結果を取得してもよい。1つの可能性として、他の実施形態に記載されるように、デバイス搭載センサからの加速度計・ジャイロスコープデータに基づいた(歩行者)自律航法(PDR)を用いてもよい。
方位判定デバイスの位置は、非磁性の位置決めシステム(例えばWi-Fiアクセスポイント、Bluetoothビーコン、超広帯域無線システム)を用いて取得されてもよいし、磁気指紋法を用いて取得されてもよい。位置決めのために磁気指紋法を使用する場合は、信頼性の高い位置推定結果を得るために少なくとも磁場の大きさを追加で考慮する必要がある。上記に加えて、または上記に替えて、(地球座標に対する)傾き、水平磁場成分、および/または垂直磁場成分を用いて位置推定の改良を行うこともできる。さらに、磁場から固有の位置推定結果を取得するためには相補的技術が必要となり得る。1つの可能性として、他の実施形態に記載されるように、デバイス搭載センサからの加速度計・ジャイロスコープデータに基づいた(歩行者)自律航法((P)DR)を用いてもよい。
磁気マップ103は、2D向き推定結果を取得するために、所定の基準座標系(例えば地球座標系)に対する(歪み)磁場の位置依存方位角を少なくとも含む必要がある。図4はオフィスビルで記録された磁気マップの例を示す。ここで、座標基準系の向き(ゼロ・ヘディング)は、横軸(x軸)を基準としている。この例では、磁場の方位角の歪みを示している(図4の矢印Dは、地球座標に対する磁北が-22°に対応していることを示している)。方位角が-22°と異なる場合、デバイスの方位磁針の向きが歪められていることになる。
特に、1以上の磁場センサ20のx軸およびy軸が同一水平面上にあることが分かっている場合(例えば磁場センサ20が可動式のロボットに取り付けられている場合)に、検知した磁場の方位角とこの位置における磁気マップの方位角を比較することによって、磁気マップを記録するために用いられる基準座標系に対する1以上のセンサ20の向き(および、1以上のセンサ20を搭載するデバイスの向き。例えば、スマートフォン等のユーザデバイス)の絶対値を直接提供することができる。図3に、対応するデバイスのブロック図を示す。
より一般的な場合では、デバイス(特に磁場センサ)は3D空間において任意の方位を向くことができる。図5は、本開示のレンダリングシステムが埋め込まれているスマートフォン2としてのデバイスの向きを示す図である。図5では、3つの角度(ロール、ピッチ、ヘディング(向き))を用いた方位の定義について説明する。他の要素を用いて方位を表現することも可能である(例えば、後述の数学的導出において用いられる、自由に定義された回転軸や角度を用いる)。ロール/ピッチ情報は3Dレンダリング情報に用いられ得る(例えば、仮想音源の3D位置を導き出すために用いられ得る。詳細については後述する)。ヘディング(向き)情報107のみが用いられる場合には、主に2Dレンダリングが可能である。
デバイスの3D方位を推定するため、例えば地球座標系等の座標系に対して、磁場の方位角・傾き情報を含む磁気マップが提供される。3D磁場ベクトルはそれ自体の軸を中心に回転対称であるため、単一の磁場ベクトルではセンサの方位を取得するのに十分でない場合がある。従って、異なる方向を示す少なくとも2つの3次元磁場ベクトルが用いられ得る。複数の3D磁場ベクトルを取得するために異なるオプションが用いられてもよい。これらのオプションについては図6から9に示す方位判定デバイスの異なる実施形態においてそれぞれ用いられる。図6から9においては、図面の簡略化のためにインターフェース(つまり入力回路11および12)の図示が省略されている。
図6は本開示に係る方位判定デバイス10aの第2の実施形態の概略図である。本実施形態において、3D磁場は局所的に離れて配置された少なくとも2つの磁場センサ20a、20bを用いて同時に計測される。この際、磁場センサ20a、20bは同じ方向を向いている(または互いに既知の方位オフセットとなっている)。これは例えば、両センサを硬い棒に取り付けることによって実現することができる。これにより、推定回路13は2つの磁場測定結果101a、101bを用いてデバイス10aの方位104を判定する。2つの磁場センサ20a、20bの位置の位置推定結果102a、102bは、推定回路13が使用するこれらの位置における磁気マップ103からの傾き情報105および方位角情報106を選択するために使用される。
図7は本開示に係る方位判定デバイス10bの第3の実施形態の概略図である。本実施形態において、3D磁場は異なるタイムインスタンスにおいて1つの磁場センサ20を用いて測定される。この測定と測定の間の時間間隔は、位置が十分に(例えば0.5mまたは1m以上)変化したことを保証するのに十分な長さである必要がある。これは例えば、この時間間隔においてセンサの方位がずっと固定されているということを保証することによって、または例えばジャイロスコープ21を用いて測定と測定の間の方位の変化をトラッキングすることによって実現することができる。ジャイロスコープ21は、磁場センサ20と共に共通センサユニット25を構成し、このようなトラッキングデータ107を提供する。方位推定誤差の蓄積を避けるため、測定と測定の間の時間間隔は、例えば、既存のセンサでは数秒以内など、十分に短くする必要がある。これにより、許容されるタイムフレームは、センサの品質(例えばバイアス)に強く依存し、実際には、高品質(例えば軍事用途)のセンサでは、より長いタイムフレームが必要となる可能性がある。
図8は本開示に係る方位判定デバイス10cの第4の実施形態の概略図である。本実施形態において、複数の3D磁場ベクトルが同時に(そして場合によっては同じセンサ20によって)測定される。複数の3D磁場ベクトルとは例えば、適切なフィルタリングによって周波数領域において分離可能な地磁気と磁気ビーコン信号である。上記の他に、または上記に加えて、例えば地磁気と1以上の磁気ビーコン信号等の複数の3D磁場ベクトルが異なる時間で(そして場合によっては同じセンサ20によって)測定されてもよい。この1以上のビーコン信号は時分割多重信号であり、適切な時分割分離および/または(過去の、または取得した)ビーコン信号のタイミング(例えば周期性)の情報によって、時間領域において分離することができる。さらに、とある実施形態においては、例えば地磁気と1以上の磁気ビーコン信号等の複数の3D磁場ベクトルが異なるコード(例えば直交符号)で(そして場合によっては同じセンサ20によって)測定され得る。1以上のビーコン信号は、符号多重信号であり、適切な符号分離で用いられるコードに基づいて分離することができる。全ての場合において、3D方位の推定のためには、対応する基準ベクトルを用いた2つのベクトル測定が一般的に必要になる。この基準ベクトルは、3D方位の推定において曖昧さを回避するために異なる方向を有する。これは、これらのベクトルの測定方法や測定された磁場の原因とは無関係である。
図9は本開示に係る方位判定デバイス10dの第5の実施形態の概略図である。本実施形態において、3D方位推定は、2つの空間的にまたは周波数的に離れた磁場の測定結果に基づく。この背景として、測定した3D磁場ベクトルを対応する磁気マップ3Dベクトルにマッピングする回転行列Rを推定するという手法がある。この推定を曖昧さ無しで行うことができれば、磁気マップ座標基準システムの逆回転Γ=R-1からセンサ方位104を取得することができる。
3D空間における回転を定義する方法は様々である(例えば回転行列や四元数)。以下の数学的導出において、正規化3D回転軸n=[n,n,n)]とnを中心とした回転角α分の回転に関して、上記回転を定義する。デカルト表現においては、対応する回転行列は以下のように定義される。
Figure 0007063992000001
説明を行うにあたり、局所的に(または他のドメインにおいて)分離された(センサ座標における)2回の3D磁場測定ms,1およびms,2のみが行われ、各測定がそれぞれ別個の(地球座標における)磁気マップエントリmp,1およびmp,2に関連し得ると仮定する。センサ測定1とセンサ測定2の間の相対回転R(nrel,αrel)は固定されているか、またはジャイロスコープから取得することができる。以下の式、両方のセンサ測定の間の関係、つまり、ms,1を取得するために使用されるセンサの方位においてms,2がどのように表現されるかについて表している。
Figure 0007063992000002

なお、以下の記述において、
Figure 0007063992000003

もっとも単純なケースでは、ms,1とms,2が硬い棒に固定された異なるセンサで同時に測定され、両方のセンサはそれらの軸が厳密に一直線になるように並べられる。この場合、Rrel=Iとなる。
例えばチルダms,2を皮切りに、チルダms,2をmp,2にマッピングする回転行列R(n,α)の演算が行われる。つまり、mp,2=R(n,α)チルダms,2となる。この際、
Figure 0007063992000004

である。
なお、この場合、3Dベクトルmp,2が回転対称のため、上記の回転行列は一意解は示さない。次に、ms,1が以下の式に従って回転させられる。
Figure 0007063992000005
多くの場合、上述の曖昧さのためにチルダms,1がまだmp,1と一致しないということが観測される。つまり、以下の正規化ベクトルによって与えられる曖昧回転軸の周りの別の回転によって最終的なマッピングが行われ得る。
Figure 0007063992000006
回転角を取得するため、mp,2へのmp,1の射影xが行われる。
Figure 0007063992000007

そして、ベクトルv=チルダms,1-xとベクトルv=チルダmp,1-xの間の角度として回転角αが導き出される。
Figure 0007063992000008

最終的に、両方の推定回転行列を乗算することによって、基準座標系に対するデバイス/センサの方位を表する最終的な回転行列が得られる。
Figure 0007063992000009
なお、上記の導出は、ある程度の自由度を含む。例えば、始点としてチルダms,2の代わりにms,1を用いることもできるし、相対回転R(nrel,αrel)は、ms,2を取得するために用いるセンサの方位においてms,1がどのように表されるかを示すこともできる。続く演算ステップは、それに応じて変更される。
3つ以上の磁場測定結果および対応する位置に関する磁気マップエントリが利用可能であれば、重み付け平均化を適用して方位推定の精度を高めることができる。特に、第2の回転の回転角度推定においては、磁気マップエントリを検索するために使用される不正確な位置推定結果および/またはノイズの多いセンサ信号によって誤差が生じる傾向にある。ベクトルvおよび/またはvが短いほど、磁場情報に基づく向き推定の信頼度は減少する。従って、他の実施形態においては、ジャイロスコープおよび磁場情報に基づく複合向き推定プロセスにおいて、磁場の向き推定の際の重み情報としてベクトルの長さ|v|や|v|またはそれらの関数を用いることが提案されている。重みwの例としては以下が挙げられる。
Figure 0007063992000010
ジャイロスコープと磁気センサを用いた(さらに加速度計用いてもよい)多くの方位アルゴリズムはアダプティブ・デザインに基づいている(つまり、新たな方位推定結果は、過去の方位推定結果及び新たな入力センサデータに基づいて取得される)。通常、重み係数βは、ジャイロスコープに基づく相対的なアップデートと磁力計(さらに加速度計用いてもよい)に基づく絶対的なアップデートとの間の重み付けを制御する。本発明者は、重み係数βを上記係数wに依存させることを提案した。
図10は、本開示に係る方位判定デバイス10eの第6の実施形態の概略図である。第6の実施形態において、磁気指紋法が方位と位置両方の推定に用いられる。ここで、現在の磁気測定結果101を、磁気マップ103から得られた磁界データ、特に磁界の大きさ108と比較することによって、磁気指紋ユニット31における位置が推定される。3D方位推定が磁場センサのみに基づいている場合、傾き情報は既に方位推定に使用されており、この自由度を2回使用することはないので、大きさ108のみを磁気指紋法に使用することができる。2Dヘディングまたはロール/ピッチを推定する場合、磁気指紋法を用いた位置推定にも傾きを用いてもよい。
本開示に係るデバイスおよび方法は、デバイスが必要とするセンサ(加速度計、ジャイロスコープ、磁力計)が現在入手可能であり、かつ、Visual SLAMまたは広帯域MIMOシステムなどの他の技術と比較して電力消費が低いため、モバイルおよびウェアラブルデバイスに特に適している。対象は屋内でも屋外でもどちらでもよいが、デバイスは屋内に位置する。適用例としては拡張方位磁針やサウンド拡張現実(AR)が挙げられる。拡張方位磁針は対象までの相対的な距離や方向を示す。サウンド拡張現実(AR)を用いると、モバイルデバイス(ユーザ)の位置や向きに関わらず特定の位置(または移動する対象の軌跡)において仮想音源を作成できる。
図11、12に示す2つの異なる実施形態を参照して、上述のレンダリングプロセスの詳細について説明する。図11はサウンドARの適用例を示す図である。図12はこの適用状況において使用するレンダリングデバイス200a(インターフェースは不図示)の対応する実施例を示す。このレンダリングデバイス200aは、ヘッドフォン3に搭載され得る。この実施形態において、対象情報110によって表される対象の位置は、仮想音源500、501に相当する。第1のステップでは、ユーザ502の方位(または向き)情報109と位置推定結果102および音源500、501の位置に基づいて、演算ユニット206において音源500、501の相対位置の演算を行う。次に、音源500、501のオーディオ信号150と、ユーザの位置及び方位に対する音源500、501の位置110とをサウンドレンダラ207(例えばドルビーサラウンドや他のサラウンドサウンドシステム)で使用して、ヘッドフォン3で再生されるサウンド信号160を生成する。入口(出口でもよい)におけるBluetooth Low Energy(BLE)ビーコン等のビーコンを用いて、ユーザがこの適用状況が用いられるエリアに入ったことを通知し得る。
図13は第2の適用状況、特に拡張方位磁針への適用において用いられる本開示に係るレンダリングデバイス220bの第3の実施形態の概略図である。ここで、対象の位置は注目点に相当し得る(例えば、とある店舗、製品、ポケモン、(ゲームにおける)財宝、人物等)。ここでも、ユーザの方位(または向き)情報109と位置推定結果102および対象情報110が示す対象の位置とに基づいて、対象の相対位置が算出される。この結果に基づいて、ディスプレイレンダラ208によっていくつかのディスプレイ情報161が導出される。これは例えばデバイス(例えばスマートウォッチやスマートフォン)の方位と相対的な対象への向きや距離である。この情報は、例えばモバイルデバイスのディスプレイ上に示される対象に関するいくつかの追加情報151と組み合わせられてもよい。
別の実施形態では、両方の適用例を組み合わせて、「音源を追う」ようなナビゲーションを実現してもよい。この場合、仮想音源はユーザを注目点の方向に誘導する。例えば、音源が対象自体の位置に現れる(または、例えばユーザから5m離れた場所等、対象の方向に音源が配置される)。
現在の位置推定結果に基づいて対象を選択し得る。例えば、博物館内の特定の展示物に近づくことによって、展示物からのオーディオ情報を再生する。また、ナレータが歩きながら何かを説明しているなど、対象が動く場合もある。(まるで人が隣を歩いているように声がユーザの右側から聞こえる)。「音源を追う」ようなナビゲーションの場合、音源はユーザの現在位置に応じて変化し得る。例えば、ユーザを正しい方向に案内するため、音声はユーザの前から聞こえる。音源はナビゲーションルートを追従するようにアップデートされる。通常、対象までの最短距離は利用できず、ユーザはいくつかの通路をたどったり、角を曲がって移動したりする必要がある。
本開示によって達成することが出来る効果を、以下に示す。
・磁場測定結果と位置固有の磁気マップエントリ(方位角/方位補正)を比較することによって、(定義された基準座標系に対する)絶対的な向きを直接取得することができる。
・磁気マップの大きさを独立して使用することによって磁気指紋法に基づく位置情報を得ることができる。
・建物において位置および方位情報を取得するのに必要な電力を抑えることができる。
・本開示に必要なセンサ(ジャイロスコープ、磁力計)は既存のモバイルデバイスやウェアラブルデバイスにおいて広く利用されているものである。
・建物に専用の設備を導入する必要が無い(建物の磁気マップは必須である)。
以上のように、上述の説明により開示された本開示の実施形態は単に例示的なものである。当業者に理解されるように、本開示は、その本質や基本的な特徴から逸脱することなく、他の特異的な形態において実施することができる。つまり、本開示に関する記載は、例として提示したものであり、発明の範囲や特許請求の範囲を限定することは意図していない。本開示は、本明細書において容易に認められる教示の変形を含み、発明の主題が公衆のものとされないように、特許請求の範囲の用語を部分的に定義する。
特許請求の範囲において、「含む(comprising)」という用語は、他の構成要素またはステップを排除せず、不定冠詞「a」または「an」は、複数であることを排除しない。単一の構成要素または他のユニットは、特許請求の範囲に列挙されたいくつかのアイテムの機能を発揮することができる。特定の手段が相互に異なる従属請求項に列挙されているという単なる事実は、これらの手段の組み合わせが有利に使用されることができないことを示さない。
本開示の実施形態は、ソフトウェア制御型データ処理装置によって、少なくとも部分的に実施されるものとして記載する限りにおいて、そのようなソフトウェアを記録する光ディスク、磁気ディスク、半導体メモリ等の非一過性の機械読み取り可能媒体も本開示の一実施形態を表すと考えられることが理解される。さらに、このようなソフトウェアを、他の形態で配信することができる。例えば、インターネットを介して、または他の有線もしくは無線の電気通信システム等により、このようなソフトウェアを配信することができる。
開示されたデバイス、装置、およびシステムの構成要素は、対応するハードウェアおよび/または適切な回路等のソフトウェア要素により実施され得る。回路は電子部品の構造的な組み合わせであり、従来の回路要素、特定用途向け集積回路等の集積回路、標準的な集積回路、特定用途用標準品、およびフィールドプログラマブルゲートアレイを含む。さらに、回路は、中央処理装置、グラフィックスプロセッシングユニット、およびプログラム化されたマイクロプロセッサまたはソフトウェア符号に従って構成されたマイクロプロセッサを含む。回路は、上述のハードウェア実行ソフトウェアを含むが、純粋なソフトウェアを含まない。
以下に、上記の発明特定事項の他の実施形態を示す。
1.
1以上の磁場センサによって空間的に離れた位置および/または離れた周波数帯域および/または異なる時間および/または異なるコードで検知された少なくとも2つの磁場測定結果を含む磁場センサデータを取得するように構成されるデータ入力回路と、
上記磁場センサデータが取得された上記1以上の磁場センサの1か所以上の位置の位置推定結果を取得するように構成される位置入力回路と、
取得した上記位置推定結果によって示される上記1以上の磁場センサの1か所以上の位置における方位角・傾きデータを磁気マップから導き出し、取得した上記磁場センサデータと、上記磁気マップから導き出した上記方位角・傾きデータに基づいて方位判定デバイスの方位を推定するように構成される推定回路を含む、
方位判定デバイス。
2.
実施形態1に記載の方位判定デバイスであって、
上記推定回路は、取得した上記磁場センサデータを上記磁気マップから導き出した上記方位角・傾きデータにマッピングする回転行列を判定し、推定した上記回転行列の逆行列を用いて上記方位判定デバイスの方位を推定するように構成される、
方位判定デバイス。
3.
実施形態2に記載の方位判定デバイスであって、
上記推定回路は、正規化3D回転軸と上記正規化3D回転軸を中心とした回転角分の回転を用いて上記回転行列を定義するように構成される、
方位判定デバイス。
4.
実施形態3に記載の方位判定デバイスであって、
上記推定回路は、正規化3D回転軸n=[n,n,n)]と上記正規化3D回転軸nを中心とした回転角α分の回転を用いて回転行列Rを以下のように定義するように構成される、
Figure 0007063992000011
方位判定デバイス。
5.
上述の実施形態2から4のいずれか1つに記載の方位向き判定デバイスであって、
上記推定回路は、取得した上記磁場測定結果間の相対的な回転を用いて上記回転行列を判定するように構成される
方位向き判定デバイス。
6.
実施形態5に記載の方位向き判定デバイスであって、
上記データ入力回路は、少なくとも2つの磁場センサによって空間的に離れた位置において検知された磁場測定結果を含む磁場センサデータを取得するように構成され、
上記少なくとも2つの磁場センサの相対位置および方位は固定または既知であり、
上記推定回路は、上記少なくとも2つの磁場センサの固定または既知の相対位置と方位から、取得した上記磁場測定結果間の相対的な回転を判定するように構成される、
方位向き判定デバイス。
7.
上述の実施形態5または6のいずれか1つに記載の方位向き判定デバイスであって、
上記データ入力回路は、1つの磁場センサによって異なるタイムインスタンスかつ空間的に離れた位置において検知された磁場測定結果を含む磁場センサデータを取得するように構成され、
上記空間的に離れた位置における磁場センサの方位は固定されているか、または方位センサによってトラッキングされており、

上記推定回路は、上記磁場センサの固定またはトラッキングされている方位から、取得した上記磁場測定結果間の相対的な回転を判定するように構成される、
方位向き判定デバイス。
8.
上述の実施形態のいずれか1つに記載の方位向き判定デバイスであって、
上記データ入力回路は、1つの磁場センサによって、離れた周波数帯域および/または異なる時間および/または異なるコードで検知された磁場測定結果を含む磁場センサデータを取得するように構成され、
上記磁場測定結果のうちの1つは、1以上の磁気ビーコンによって用いられた周波数帯域における磁気ビーコン信号、および/または1以上の磁気ビーコンによって用いられた時間において発せられた磁気ビーコン信号、および/または1以上の磁気ビーコンによって用いられたコードを伴う磁気ビーコン信号を表す、
方位向き判定デバイス。
9.
上述の実施形態のいずれか1つに記載の方位向き判定デバイスであって、
上記推定回路は、上記磁場測定結果をそれぞれ上記磁気マップから導き出した上記方位角・傾きデータにマッピングする各磁場測定結果のための異なる回転行列を判定し、上記異なる回転行列の積を用いて上記方位判定デバイスの方位を推定するように構成される、
方位向き判定デバイス。
10.
上述の実施形態のいずれか1つに記載の方位判定デバイスであって、
上記磁場センサの位置を推定するように構成される位置推定回路をさらに含む、
方位判定デバイス。
11.
実施形態10に記載の方位判定デバイスであって、
上記位置推定回路は、取得した上記磁場センサデータと上記磁気マップを用いて、通信システム、Wi-Fiアクセスポイント、またはビーコンからの情報および/または地磁気指紋に基づいて、上記磁場センサの位置を推定するように構成される
方位判定デバイス。
12.
上述の実施形態10または11のいずれか1つに記載の方位判定デバイスであって、
上記位置推定回路は、取得した上記磁場センサデータに含まれるか取得した上記磁場センサデータから導き出された大きさおよび/または傾きに基づいて、および/または上記磁場センサの傾きを示す傾き推定結果に基づいて、上記磁場センサの位置を推定するように構成される
方位判定デバイス。
13.
空間的に離れた位置および/または離れた周波数帯域および/または異なる時間および/または異なるコードで検知された少なくとも2つの磁場測定結果を含む磁場センサデータ検知するように構成される1以上の磁場センサと、
レンダリングデバイスの方位を示す方位情報を判定する、請求項1に記載された方位判定デバイスと、
上記レンダリングデバイスの位置推定結果を取得するように構成される位置入力回路と、
1以上の対象の対象位置を示す対象位置情報を取得するように構成される対象位置入力回路と、
上記方位情報、取得した上記位置推定結果、および取得した上記対象位置情報に基づいて上記レンダリングデバイスに対する上記1以上の対象の相対位置を判定するように構成される相対対象位置判定回路と、
上記1以上の対象の判定された相対位置を用いて上記1以上の対象に関する対象情報のレンダリングを行うように構成されるレンダリング回路を含む、
レンダリングデバイス。
14.
上述の実施形態のいずれか1つに記載のレンダリングデバイスであって、
上記1以上の対象の対象位置は、仮想音源の位置であり、
上記レンダリング回路は、オーディオ信号が上記仮想音源の位置においてレンダリングされるかのように上記オーディオ信号のレンダリングを行うように構成される、
レンダリングデバイス。
15.
実施形態13に記載のレンダリングデバイスであって、
上記レンダリング回路は、1以上の上記対象までの距離および/または方向を示す表示情報のレンダリングを行うように構成される、
レンダリングデバイス。
16.
上述の実施形態13から15のいずれか1つに記載のレンダリングデバイスであって、
上記レンダリングデバイスの位置推定結果に基づき1以上の対象の選択を行うように構成される対象選択回路をさらに含む、
レンダリングデバイス。
17.
上述の実施形態13から16のいずれか1つに記載のレンダリングデバイスであって、
上記対象位置入力回路は、連続的に、または、定期的に、または、時折、新たな対象位置を取得するように構成される、
レンダリングデバイス。
18.
上述の実施形態13から17のいずれか1つに記載のレンダリングデバイスであって、
加速度計データを取得するように構成される加速度計および/または、
ジャイロスコープデータを取得するように構成されるジャイロスコープをさらに含む、
レンダリングデバイス。
19.
1以上の磁場センサによって空間的に離れた位置および/または離れた周波数帯域および/または異なる時間および/または異なるコードで検知された少なくとも2つの磁場測定結果を含む磁場センサデータを取得し、
上記磁場センサデータが取得された上記1以上の磁場センサの1か所以上の位置の位置推定結果を取得し、
取得した上記位置推定結果によって示される上記1以上の磁場センサの1か所以上の位置における方位角・傾きデータを磁気マップから導き出し、
取得した上記磁場センサデータと、上記磁気マップから導き出した上記方位角・傾きデータに基づいて方位判定デバイスの方位を推定することを含む、
方位判定方法。
20.
空間的に離れた位置および/または離れた周波数帯域および/または異なる時間および/または異なるコードで検知された少なくとも2つの磁場測定結果を含む磁場センサデータ検知し、
実施形態19に記載された方位判定方法によってレンダリングデバイスの方位を示す方位情報を判定し、
上記レンダリングデバイスの位置推定結果を取得し、
1以上の対象の対象位置を示す対象位置情報を取得し、
上記方位情報、取得した上記位置推定結果、および取得した上記対象位置情報に基づいて上記レンダリングデバイスに対する上記1以上の対象の相対位置を判定し、
上記1以上の対象の判定された相対位置を用いて上記1以上の対象に関する対象情報のレンダリングを行うことを含む、
レンダリング方法。
21.
プロセッサによって実行される際に実施形態18または19に記載の方法を行うコンピュータプログラム製品を記憶する非一過性のコンピュータ読み取り可能記録媒体。
22.
コンピュータ上で実行されたときに、上記コンピュータに実施形態19または20に記載の方法のステップを実行させるプログラムコード手段を備えるコンピュータプログラム。

Claims (5)

  1. 相対位置および方位が固定または既知である少なくとも2つの磁場センサによって空間的に離れた位置において検知された少なくとも2つの磁場測定結果を含む磁場センサデータを取得するように構成されるデータ入力回路と、
    前記磁場センサデータが取得された前記少なくとも2つの磁場センサの1か所以上の位置の位置推定結果を取得するように構成される位置入力回路と、
    取得した前記位置推定結果によって示される前記少なくとも2つの磁場センサの1か所以上の位置における方位角・傾きデータを磁気マップから導き出し、取得した前記磁場センサデータと、前記磁気マップから導き出した前記方位角・傾きデータに基づいて方位判定デバイスの方位を推定するように構成される推定回路を含み、
    前記推定回路は、前記少なくとも2つの磁場センサの固定または既知の相対位置と方位から、取得した前記磁場測定結果間の相対的な回転を判定し、この回転から、取得した前記磁場センサデータを前記磁気マップから導き出した前記方位角・傾きデータにマッピングする回転行列を判定し、判定した回転行列の逆行列を用いて前記方位判定デバイスの方位を推定するように構成される、
    方位判定デバイス。
  2. 空間的に離れた位置において検知された少なくとも2つの磁場測定結果を含む磁場センサデータを検知するように構成される少なくとも2つの磁場センサと、
    レンダリングデバイスの方位を示す方位情報を判定する、請求項1に記載された方位判定デバイスと、
    前記レンダリングデバイスの位置推定結果を取得するように構成される位置入力回路と、
    1以上の対象の対象位置を示す対象位置情報を取得するように構成される対象位置入力
    回路と、
    前記方位情報、取得した前記位置推定結果、および取得した前記対象位置情報に基づいて前記レンダリングデバイスに対する前記1以上の対象の相対位置を判定するように構成される相対対象位置判定回路と、
    前記1以上の対象の判定された相対位置を用いて前記1以上の対象に関する対象情報のレンダリングを行うように構成されるレンダリング回路を含む、
    レンダリングデバイス。
  3. 相対位置および方位が固定または既知である少なくとも2つの磁場センサによって空間的に離れた位置において検知された少なくとも2つの磁場測定結果を含む磁場センサデータを取得し、
    前記磁場センサデータが取得された前記少なくとも2つの磁場センサの1か所以上の位置の位置推定結果を取得し、
    取得した前記位置推定結果によって示される前記少なくとも2つの磁場センサの1か所以上の位置における方位角・傾きデータを磁気マップから導き出し、
    取得した前記磁場センサデータと、前記磁気マップから導き出した前記方位角・傾きデータに基づいて方位判定デバイスの方位を推定し、
    前記方位判定デバイスの方位を推定することは、前記少なくとも2つの磁場センサの固定または既知の相対位置と方位から、取得した前記磁場測定結果間の相対的な回転を判定し、この回転から、取得した前記磁場センサデータを前記磁気マップから導き出した前記方位角・傾きデータにマッピングする回転行列を判定し、判定した回転行列の逆行列を用いて前記方位判定デバイスの方位を推定することを含む
    方位判定方法。
  4. 空間的に離れた位置において検知された少なくとも2つの磁場測定結果を含む磁場センサデータを検知し、
    請求項3に記載された方位判定方法によってレンダリングデバイスの方位を示す方位情報を判定し、
    前記レンダリングデバイスの位置推定結果を取得し、
    1以上の対象の対象位置を示す対象位置情報を取得し、
    前記方位情報、取得した前記位置推定結果、および取得した前記対象位置情報に基づいて前記レンダリングデバイスに対する前記1以上の対象の相対位置を判定し、
    前記1以上の対象の判定された相対位置を用いて前記1以上の対象に関する対象情報のレンダリングを行うことを含む、
    レンダリング方法。
  5. プロセッサによって実行される際に請求項3または4に記載の方法を行うコンピュータプログラム製品を記憶する非一過性のコンピュータ読み取り可能記録媒体。
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