JP7063949B2 - 計時器の逆行するツールビロンまたはカルーセル - Google Patents

計時器の逆行するツールビロンまたはカルーセル Download PDF

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Description

本発明は、フレームを含むツールビロンまたはカルーセルである少なくとも1つの調整装置を含む時計のムーブメントに関し、前記ムーブメントは、前記フレームを保持するアームが主軸を中心に枢動可能に搭載された固定された構造物を含む駆動機構を含み、前記アームは、第1のエネルギー源の戻しトルクを受け、前記駆動機構は、前記第1のエネルギー源に恒久的に動力を再供給するように配列された少なくとも1つの第2のエネルギー源をさらに含む。
本発明はまた、そのようなムーブメントを含む計時器に、詳細にはウオッチに関する。
本発明は、計時器駆動機構の分野および計時器表示機構の分野に関する。
時計の複雑化の熱心な愛好家は、逆行表示機構により、あるいは追加で位置の影響をさらに受けないことを保証するツールビロン機構などにより達成することができる、計時器表示のある種のアニメーションに影響を受けやすい。
急に現れる表示もまた知覚され、文字板または機構の新しい外観を提供できるようにする。
逆行表示は、一般に、駆動する針またはさらにまれには文字板を駆動するように制限される。
フレームは、その固定された歯車上で戻ることができず常に同じ方向に回転しなければならないので、ツールビロンフレームまたはカルーセルフレームの逆行駆動は、可能では決してなかった。フレームを逆戻りして動かすためにカムなどによる分離システムを導入する場合、円滑な動きは、逆行する動きの間に停止し、これは容認されない。
SEIKO INSTR.(セイコーインスツル株式会社)の名義の文書であるスイス国特許発明第CH709331(A2)号明細書は、表示機構であって、脱進機および緩急針を備えるフレームユニットと、時間の経過と共にフレームユニットの変位の速度に差異を設けて、特定の表示領域の中心にある第1の軸に向けて、またはそこから離れて動く方向にフレームユニットを変位させるように構成された動作ユニットとを備え、動作ユニットは、特定の表示領域の中心にある第1の軸に向けて動く方向にフレームユニットが変位するときに再現される運動経路が、特定の表示領域の中心にある第1の軸から離れて動く方向にフレームニットが変位するときに再現される運動経路と連続するようにフレームユニットを変位させる表示機構について記述している。
本発明は、針よりもはるかに大きな慣性可動物、詳細にはツールビロンなどを埋め込むことができる逆行駆動機構を開発することを提案し、したがって、完全に新しい表示を提案する。
この目的を達成するために、本発明は、請求項1に記載の時計のムーブメントに関する。
本発明はまた、少なくとも1つのそのようなムーブメントを含む計時器に、詳細にはウオッチに関する。
本発明の他の特徴および利点は、添付図面を参照して以下の詳細な説明を読むと明らかになるであろう。
本発明による時計のムーブメントを概略的に、部分的に平面図で示す。 図1のムーブメントを概略的に分解透視図で示す。 そのようなムーブメントを含む計時器を示す構成図である。 異なる瞬間の可動物の位置を例示する図5~図8のように、本図の平面図で見ることができるような、アームの120°の角度移動で動作する別の変形形態を部分的に例示する。 異なる瞬間の可動物の位置を例示する図5~図8のように、図4の平面図で見ることができるような、アームの120°の角度移動で動作する別の変形形態を部分的に例示する。 異なる瞬間の可動物の位置を例示する図5~図8のように、図4の平面図で見ることができるような、アームの120°の角度移動で動作する別の変形形態を部分的に例示する。 異なる瞬間の可動物の位置を例示する図5~図8のように、図4の平面図で見ることができるような、アームの120°の角度移動で動作する別の変形形態を部分的に例示する。 異なる瞬間の可動物の位置を例示する図5~図8のように、図4の平面図で見ることができるような、アームの120°の角度移動で動作する別の変形形態を部分的に例示する。 異なる瞬間の可動物の位置を例示する図5~図8のように、図4の平面図で見ることができるような、アームの120°の角度移動で動作する別の変形形態を部分的に例示する、この機構の側面図である。 本発明による機構のさらに別の変形形態を概略的に平面図で示す。 本発明による機構のウオッチ上にある異なる場所を平面図で例示する。 本発明による機構のウオッチ上にある異なる場所を平面図で例示する。 本発明による機構のウオッチ上にある異なる場所を平面図で例示する。 本発明による機構のウオッチ上にある異なる場所を平面図で例示する。 図10の基本原理に基づいて、本発明の特定の実施形態を例示する。本発明による時計のムーブメントについてユーザの側から見た図を概略的に、部分的に透視図で示し、前部および右側では、ブロックは、同軸に搭載されて一緒にまとまり、一方では、フレームを保持し、フレームアームばねの第1の端部を保持する8の字型逆光枢動アームは、この場合はフレームアームばねの他方の端部でプレートに固定された第1のエネルギー源を構成し、他方では、フレームピッチ可動物は、軸方向に空間的に離れて一体化して回転する第1の歯車および第2の歯車を含む。逆行枢動アームは、カム可動物の周縁部の一部分でカムを保持するカム可動物と間接的にかみ合う歯付セクタを含み、解放可動物は、第2のエネルギー源により動力を供給される時方輪列に属する歯車を含み、第2のエネルギー源は、この場合は主香箱であり、この歯車に弾性的に連結された解放指針を含み、カム可動物のカムに従うつめ石を含む。解放可動部分の歯車は、設定歯車とかみ合い、設定歯車は、次いでフレーム・アーム・ブロックの歯車とかみ合う。カム軌道に対してつめ石が周期的に降下することにより、急速な逆行移動を制御し、暴走を回避するために、時方輪列の歯車は、速度調整可動物と協働し、次いで、図の左側部分で見ることができるアンクルと協働する。 図10の基本原理に基づいて、本発明の特定の実施形態を例示する。フレーム・アーム・ブロックの軸を中心にこの軸に対して10時の角度位置で時計回りの方向に行われるフレームアームの移動でフレームアームが開始位置にある図15の機構の上面図である。 図10の基本原理に基づいて、本発明の特定の実施形態を例示する。図16に類似し、フレームが11時の位置にある、図15の位置を示す。 図10の基本原理に基づいて、本発明の特定の実施形態を例示する。図16に類似し、12時のフレームの位置を示し、解放可動物のつめ石とカム可動物のカムの協働作用を明確に示す。 図10の基本原理に基づいて、本発明の特定の実施形態を例示する。図16に類似し、この場合、縁部から縁部までカムの先端を伴う、つめ石が降下する直前の位置にある、2時のフレーム位置を示す。 図10の基本原理に基づいて、本発明の特定の実施形態を例示する。図16に類似し、カムの隙間でカム歯車から脱出するつめ石の降下直後の配置であり、一方では、逆行枢動アームは、図の左側への戻りを遂行し、フレームは次に同じ方向に回転する。 図10の基本原理に基づいて、本発明の特定の実施形態を例示する。図16に類似し、つめ石が降下する最後の配置であり、解放可動物は、1回転をほとんど遂行し、つめ石は、すぐにカムと再度並ぶようになり、一方では、逆行枢動アームは、図16の自身の開始位置に向けて動く。 図10の基本原理に基づいて、本発明の特定の実施形態を例示する。さまざまな構成要素が一緒になった協働作用を透視図で例示し、ユーザの反対側から見ている。 図10の基本原理に基づいて、本発明の特定の実施形態を例示する。さまざまな構成要素が一緒になった協働作用を透視図で例示し、ユーザの反対側から見ている。 図10の基本原理に基づいて、本発明の特定の実施形態を例示する。さまざまな構成要素が一緒になった協働作用を透視図で例示し、ユーザの反対側から見ている。 図10の基本原理に基づいて、本発明の特定の実施形態を例示する。さまざまな構成要素が一緒になった協働作用を透視図で例示し、ユーザの反対側から見ている。 図10の基本原理に基づいて、本発明の特定の実施形態を例示する。さまざまな構成要素が一緒になった協働作用を透視図で例示し、ユーザの側から見ている。 図10の基本原理に基づいて、本発明の特定の実施形態を例示する。さまざまな構成要素が一緒になった協働作用を透視図で例示し、ユーザの反対側から見ている。 図10の基本原理に基づいて、本発明の特定の実施形態を例示する。そのような機構を含む動きを上面図で例示する。 図10の基本原理に基づいて、本発明の特定の実施形態を例示する。そのような機構を含む動きを底面図で例示する。 図10の基本原理に基づいて、本発明の特定の実施形態を例示する。そのような機構を含む動きを側面図で例示する。 図10の基本原理に基づいて、本発明の特定の実施形態を例示する。解放可動物の平面図の詳細である。 プレート上で片寄った第1のエネルギー源から切り離された、アームおよびフレームピッチ可動物から構成されるブロックを伴う、図15~図31の機構のある変形形態を透視図で示す。 プレート上で片寄った第1のエネルギー源から切り離された、アームおよびフレームピッチ可動物から構成されるブロックを伴う、図15~図31の機構のある変形形態を上面図で示す。 プレート上で片寄った第1のエネルギー源から切り離された、アームおよびフレームピッチ可動物から構成されるブロックを伴う、図15~図31の機構のある変形形態を底面図で示す。
本発明は、フレーム150を含むツールビロンまたはカルーセルである少なくとも1つの調整装置15を含み、かつ新しい特徴を伴うウオッチあるいは固定状態の計時器で使用することができるという利点を有する計時器駆動機構100を含む時計のムーブメント500に関する。
この駆動機構100は、主軸D0を中心に枢動するアーム1が搭載されたプレート、ブリッジなどのような構造物110を含む。このアーム1は、主軸D0から遠くにある第1の枢動軸D1を中心にアーム1上に枢動可能に搭載された衛星10を構成する第1の機構を保持している。この衛星10は、第1の枢動軸D1または第1の枢動軸D1に平行な第2の枢動軸D11を中心に枢動可能に搭載された第1の歯車11を含む。
アーム1は、香箱、重りシステムなどのような第1のエネルギー源12を用いて戻しトルクを受ける。
駆動機構100はまた、図1および図2に詳細に例示する、限定しない特定の変形形態のように、第2の枢動軸D2を中心に枢動可能に搭載された第2の可動物2を通して、駆動機構100が含む第3の可動物3を直接に、または間接的に戻しトルクに従わせるように配列された少なくとも1つの第2のエネルギー源22を含む。
この第2のエネルギー源22は、主要なエネルギー源であり、第1のエネルギー源12よりも多くのエネルギーを蓄積するように配列される。
第1の歯車11は、第1のエネルギー源12の戻しトルクの活動を受けて、前方への安定した回転運動で第3の可動物3上で回転するように配列される。
したがって、衛星10は、主軸D0を中心に矢印G(図1で時計回りの方向)に従って常に同じ方向に一定速度で第3の可動物3の周りを回転して変位する遊星可動物を構成する。
本発明に特有であることには、第3の可動物3は、衛星10の第1の基本移動中に、固定された位置のままでいるように配列され、第2のエネルギー源22の活動を受けて衛星10の第2の基本移動中に、常に一方向に、すなわち図1および図2で反時計回りの矢印Bの方向に回転を、詳細には急速回転を遂行するように配列される。
そして第1の歯車11は、ツールビロンもしくはカルーセルのフレーム150を駆動する、またはツールビロンもしくはカルーセルのフレーム150を構成する。
したがって、固定された構造物110に体して、アーム1は、第3の可動物3が停止したとき、第3の可動物3に対して第1のエネルギー源12の活動を受けて矢印Eの方向に変位し、一方では、第3の可動物3が第2のエネルギー源22の活動を受けて戻されるとき、第3の可動物3により保持されたアーム1は、衛星10の第2の基本移動中に、固定した構造物110に対して矢印Fの方向に、逆行する方式で変位する。
衛星10は、第3の可動物3の周りを連続的に回転すること、ならびに第3の可動物3の回転中に第3の可動物3に対して回転し続けることが理解される。したがって、第1の基本移動および第2の基本移動の交替が存在する。
矢印Eに従う第1の順方向に、および矢印Fに従う逆方向に、アームが連続して回転することに起因して、軸D1は、主軸D0を中心に、限定された角度移動を遂行する。
詳細には、限定しない手法で、衛星10の第1の基本移動は、移動のうちの第2の基本移動よりもはるかに大きく、詳細には第2の基本移動の20倍よりも大きい。
図1および図2により例示する有利な例では、全サイクルは1分続き、すなわち、アーム1は、第1の基本移動で、ゆっくりとした速度で58秒移動し、第2の基本移動で、2秒で急速に戻る。
しかしながら、本発明は、移動のうちの第1の移動部分と第2の基本移動の間の比を他の方法で調節することができるようにし、たとえば、等しい第1の基本移動および第2の基本移動を得ることを想定できる。
図1および図2に例示する変形形態では、第3の可動物3の回転運動を管理するために、駆動機構100は、停止手段120を含み、停止手段120は、構造物110に固定され、より詳細には第3の可動物3が自身を所定の位置に保持するために含む、または第3の可動物3と直接に、または間接的にかみ合う別の外部可動物が含む、相補的停止手段123と協働するように配列される。停止手段120は、より詳細には、解放レバーを含み、解放レバーは、第3の可動物3の全面にわたって分布したピンと連続的に協働するように配列され、図1および図2に例示する限定しない例では、これらの相補的停止手段123を構成する。図示する例では、これらのピンは、規則的に角を成して配置される。しかしながら、特定の表示を作るために、他の角度間隔を置いた配置を設計することが可能である。
第1の車輪11がその第1の基本移動を終えたとき、アーム1が含む分離制御手段13の活動を受けてこれらの停止手段120を分離して、アーム1の角度移動が始まるまで、アーム1の逆行回転を引き起こすことにより第2のエネルギー源22の活動を受けて単一方向(反時計回りの矢印B)に第3の可動物3の枢動を可能にすることができる。
第3の可動物3が角度停止位置で停止したとき、第1の歯車11は、第1の基本移動を遂行し、アーム1は、その表示速度であるゆっくりとした速度で、前方角度移動で変位する。第1の歯車11のこの第1の基本移動の終わりに、分離制御手段13は、停止手段120を分離し、第3の可動物3は、このとき束縛されず、選択した構成の変型形態に従って直接に、または第2の可動物2を通して、第2のエネルギー源22のトルクを受ける。第3の可動物3は、次いで別のピン123と解放レバー120の間で別角度の当接位置に戻る前に、回転を、より詳細には突然の、ほとんど瞬時の回転を遂行する。そして第3の可動部3がこのように回転することより、アーム1は、その角度移動開始位置まで、詳細には、例示する事例ではアーム1のゆっくりとした表示速度よりもはるかに速い加速された速度で、逆行して戻される。
別の変形形態では、第1の車輪11は、第3の可動物3の内側で回転するように配列される。詳細には、適合した設定歯車のカスケードを用いて、異なる枢動軸の相対位置に関して多くの他の構成が可能である。
当然、たとえば直接にかみ合わせて、少なくとも1つの第3のエネルギー源のトルクに第3の可動物3を従わせることもさらにまた可能である。
駆動機構100の動作は、第2のエネルギー源22で利用可能なエネルギーのレベルに依存する。駆動機構100がウオッチの中に一体化された場合、第2のエネルギー源22は、有利には、当業者に公知であるのでここでは詳述しない自動巻き機構により再補給され、第1のエネルギー源12は、第2のエネルギー源が十分なエネルギーを有する限り、第2のエネルギー源により恒久的に反動し、したがって、第1のエネルギー源12は、緩衝器を構成し、したがって、この第1のエネルギー源12により衛星10を駆動することは、主香箱の動力蓄積の終わりまで、定力機構またはより具体的には定トルク機構と呼ばれる機構である。
図1および図2に例示する非常に密な変形形態では、停止手段120はレバーを含み、レバーは解放レバーを形成し、レバー軸D12上で枢動可能に搭載され、ばねなどのような弾性のある戻し手段127により矢印Dの方向に戻される。このレバーは、レバーピン129を保持する。
アーム1は、アーム1の前方角度移動の終わりにレバーピン129と協働して、矢印Cの方向にレバーを押すように配列された弯曲部13を含み、矢印Cの方向にレバーを押すことにより、そのときまで第3の可動物3が含む(この場合、120°で3つを含む)当接ピン123を所定の位置に維持していた支持表面128を含むレバーのビークを覆い隠すことができるようになる。第3の可動物3は、次いで束縛から解放され、回転することができ、これまで動けなくなっていた第3の可動物3のピン123は、アーム1の下を進むことができる。ピン123の位置は解放を指示し、ピン123は、全移動周期の継続期間の精度を保証する。
有利には、アーム1は、第1のエネルギー源12の動力トルクに対抗する傾向がある、第1の歯車11の回転速度を制限するように配列された制限手段20を含む。実際は、システムを遅くすることができるどんなものも、本発明が構成する定力機構の正常動作に有利である。
より詳細には、これらの制限手段20は、制動手段および/または摩擦手段および/または調整手段である。これらの制限手段20は、詳細には渦電流などによる空力制動手段を含む。たとえば、第1の歯車11は、秒針を保持することができる。
さらにより詳細には、図1および図2により例示する限定しない事例のように、制限手段20は、第3の可動物3の周りで第1の歯車11が回転する速度を調整するための手段である。調整手段は、好ましくは遊星可動物を構成する衛星10の所にある。
図1および図2により例示する限定しない変形形態で見ることができるように、第3の可動物3の周りで第1の歯車11が回転する速度を調整するための手段は、第1の歯車11と、または第1の歯車11と同期する可動物と、または第1の歯車11と直接に、もしくは間接的にかみ合う第4の可動物と、連続的に協働するように配列された、アンクルなどのようなストッパ17を含む。
詳細には、図1および図2に示すように、第2の枢動軸D2は、主軸D0と平行であり、主軸D0とは別個のものである。
詳細には、図1および図2に示すように、第3の可動物3は、主軸D0を中心に枢動するように配列される。
詳細には、衛星10は、制限手段20のすべてまたは一部を構成する調整装置15である。
より詳細には、調整装置15は、第1の歯車11により直接に、または間接的に駆動される歯止め18と協働するように配列された、ストッパ17が含むアンクル170による交互に枢動する動きを受ける少なくとも1つの慣性質量1700を含む。このアンクル170は、詳細には2秒で急速に戻る間、暴走を回避するために速度を制限できるようにする。
より詳細には、歯止め18は、第1の歯車11と同軸である。
より詳細には、この歯止め18は、脱進機歯車である。
調整装置15がツールビロンであるとき、第1の歯車11は、ツールビロンフレーム150を駆動する、あるいはツールビロンのフレーム150を構成する。この場合、調整装置15が含む、典型的にはひげぜんまいである共振器機構の軸は、第1の枢動軸D1と一致する。
調整装置15がカルーセルであるとき、第1の歯車11は、カルーセルフレームを駆動する、またはカルーセルフレームを構成する。この場合、調整装置15が含む、典型的にはひげぜんまいである共振器機構の軸は、たとえば、図1および図2で例示するように緩急針19の遠位端部に位置する第1の枢動軸D1に平行な第2の枢動軸である。
より詳細には、調整装置15は、第1の歯車11により直接に、または間接的に駆動される緩急針19を含む。
より詳細には、この緩急針19は、第1の車輪11と同期し、第1の時間量の第1の表示を構成することができる。
さらにより詳細には、緩急針19は、ツールビロンフレームまたはカルーセルフレームである。
本発明による動き駆動機構の各可動物は、特定の表示のために使用することができる。したがって、より詳細には、アーム1は、第2の時間量の表示を構成する、または駆動する。このアームは、たとえばアーム1の上に枢動可能に搭載された星車の上に偏心表示を保持することができる。
同様に、より詳細には第3の可動物3は、第3の時間量の表示を、たとえばジャンプにより前進する分表示を構成する、または駆動する。
より詳細には、第2の可動物2は、動力蓄積表示を構成する、または駆動する。
本発明に特有なこの駆動機構は、第1の歯車11が第3の可動物3上で非常に目立って回転することにより、かつアーム1が周期的に逆行して戻ることにより、時間の経過を非常に生き生きと表示できるようにする。各可動物を使用して、偏心化した表示を保持することができる。
本発明はまた、少なくとも1つのそのような時計のムーブメント500を含む、第1の変形形態ではウオッチである計時器1000に関する。計時器1000の第1のエネルギー源12および/または第2のエネルギー源22は、従来は少なくとも1つの香箱および/または1つの電気機械エネルギー源などを含むことができる。有利には、第2のエネルギー源22は、自動巻き機構により再補給される。
別の変形形態では、計時器1000は静止状態にあり、詳細には携帯用ではない時計であってよい。計時器1000の第1のエネルギー源12および/または第2のエネルギー源22は、従来は少なくとも1つの香箱および/または1つの電気機械エネルギー源などを含むことができる。あるいは計時器1000の第1のエネルギー源12および/または第2のエネルギー源は、少なくとも1つの重りを含み、この計時器1000は、この場合、各重りを巻くための手段を含む。しかしながら、好ましくは、第1のエネルギー源12は、第1のエネルギー源12に動力を供給する第2のエネルギー源22だけを巻くことができるようにする緩衝器香箱である。
本発明の原理は、多くの他の変形形態および多くの特定の適用分野に適用可能である。この原理について、図1および図2と比較して簡略化した手法で図4~図9により例示し、図4~図9は、簡単な板ばねの形状で例示する第1のエネルギー源12、第1の歯車11を保持するアーム1、およびこの第1の歯車11が回転する第3の可動物3だけを含む。この例では、第1の歯車11により保持されるツールビロンフレームは、毎分1回転し、第1の歯車11は、第3の可動物3が固定された位置で静止しているときに約18秒間、第3の可動物3上で変位し、これらの図で第3の可動物3が反時計回りの方向に120°逆行する戻りが続く2秒間、この第3の可動物上で回転し続ける。図5は、そのような逆行する戻りの直後に所定の位置にある組立体を示し、図6は、中間位置Xを示し、図7は、時間移動でのアーム1の極限の角度位置を示し、図8は、第3の可動物の、反時計回りの方向で逆行する戻り(ガイドマーク1、2、3の位置の変化により見ることができる)、および第3の可動物が保持するアーム1の、反時計回りの方向で逆行する戻りを例示する。
図10は、さらに別の変形形態を例示し、アーム1は、フレームのアーム1を駆動する第1のエネルギー源12を構成するフレームアームの巻胴の上で巻きラックを形成し、アーム1のトルクの影響を受けて、ツールビロンフレームは駆動され、第3の可動物3の外周の周りで自身の回転を遂行し、アーム1は、振動数およびギア比に応じて変位する。フレームを駆動するアーム1は、その最初の位置である0°から変位し、最大位置120°に到達する。この瞬間、この場合はウオッチの基本ムーブメントの香箱により構成される第2のエネルギー源22のロックが解除される。この香箱は、減速可動物2230と連鎖を成し、減速可動物2230は、第3の可動物3と接続している。香箱車22の力は、減速可動物2230を駆動し、実際は、第3の可動物3を120°の反時計回りの回転で駆動する。第3の可動物3の度単位の変位は、ギアトレーン221により管理され、位置ボルト223で止めピンにより位置決めされ、このギアトレーン221は、減速可動物2230に、または香箱車22と、連結されることができる。約2秒の継続期間にわたる戻りを管理するために、詳細にはピニオン、歯止め18、アンクル170を含む、インバータを伴う緩急針は、第3の可動物3と直列になり、詳細には1秒~10秒の間からなる、逆行する戻りの継続期間を調節できるようにする。第3の可動物3が120°変位する間、第1のエネルギー源12は、この場合、フレームアームのばねは、反動し、フレームは、第3の可動物3の外周にわたり変位することにより動作し続ける。図10のこの変形形態は、図1および図2の変形形態のピン123による以外で角度移動を管理できるようにし、ピン123は、この場合、位置ギアトレーン221により置き換えられ、この場合、日付の経過などを表示するために他の角度値、たとえば360°を管理することが可能である。
基本的な香箱車ばねは、従来のムーブメントのように時方輪列を仲裁することはもはやないことが留意される。今では、基本的な香箱車ばねは、第3の可動物3の位置決めに必要な推進力を与えるという固有の機能を有する。
第1のエネルギー源12は、この場合、フレームアームのばねは、ツールビロンの動作に必要なトルクを提供する事前の巻きを有し、この力は一定にとどまる。第3の可動物3が反時計周りの回転で120°角度移動することにより、フレームアームばねは、規則正しく巻きつけられる。
この方法では、時針および分針のいくつかのタイプの変位を開発することだけではなく、図11~図13で見ることができるように、詳細には、フレームおよび第3の可動物が戻ると同時に、あるいは筒かな-ピニオンをもはや使用する必要なく針の設定が一方向である位置ギアトレーンを用いて、または位置ギアトレーンを用いて、位置ギアトレーンおよび/または香箱車を用いて、月および/または昼/夜および/または動力蓄積の指示などの複雑化も開発することが考えられ、針の設定は、両方向で可能である。
巻きは、りゅうず220により行われ、主香箱22は、通常の技法のように時方輪列を仲裁することはもはやない。
この配列はまた、直接にりゅうずにより月の補正を行うことができるようにし、中間部分の中に一体化された補正器を一体化する必要はもはやない。
本発明は、主香箱に動力を蓄積する間ずっと調整機構に、詳細にはツールビロンフレームまたはカルーセルフレームに、ほとんど一定した原動力を確実にすることが理解される。
図11~図14は、さまざまな表示を位置決めするために本発明が提供する広い範囲を例示する。図示する例では、時間および分は12時の所にある針で、動力蓄積の針は9時の所にある逆行する針を伴うセクタ上で、月および/または昼/夜の表示、もしくは日没表示などの針は3時の所で読み取られ、一方では、ツールビロンは、120°にわたる変位を有し、図11および図14のように実質的に周辺のムーブメントに従って、または図12および図13のように最大偏心軸を中心にしたムーブメントに従って120°にわたるフレームの変位を配向することが可能であり、フレームの逆行する動きは、それぞれ左から右に至る、または右から左に至る。
例として採用した120°という値は、制限するのでは決してなく、角度値は、所望の時間移動の継続期間に依存し、逆行移動の値もまた、たとえば2秒~5秒の間で調節可能であり、衝撃がまったくない、突然ではない逆行する戻りを得ることができるようにする。
フレームの逆行する戻りにより、分経過に動力を供給できるようになる。
逆行する戻りは、共振器機構の振動数に関係がなく、ムーブメントの動作にまったく影響を及ぼさない。
他の変形実施形態では、第3の可動物の周辺上で第3の可動物にいくつかの衛星10を備え付けることが可能である。また、多段式システムを設計して、別個の機能を管理することが可能である。
図15~図31は、図10の基本原理に基づき、本発明の特定の実施形態を例示し、そこでは、第1の歯車11は、ツールビロンフレーム150であり、第3の可動物3は、後で詳述するフレームピッチ可動物700である。
本発明によれば、この実施形態では、時計のムーブメント500は、逆行する枢動アーム1の逆行する動きを制御するために、非常に密な機構を含み、非常に密な機構は、第2のエネルギー源22に運動学的に接続された解放可動物600を含み、第1のエネルギー源12に接続されたアーム1に運動学的に接続されたカム可動物620と協働するように配列される。
この時計のムーブメント500は、フレーム150を含むツールビロンまたはカルーセルである少なくとも1つの調整装置を含む。ムーブメント500は、フレーム150を保持するアーム1が主軸D0を中心に枢動可能に搭載された固定された構造物110を含む駆動機構100を含む。このアーム1は、第1のエネルギー源12の戻しトルクを受ける。駆動機構100はまた、第1のエネルギー源12に恒久的に動力を再供給するために配列された、少なくとも1つの第2のエネルギー源22を含む。
本発明によれば、第2のエネルギー源22は、フレームピッチ可動物700を駆動するように配列され、フレームピッチ可動物700は、次にフレーム150を回転させるためにフレームピニオン710を駆動する。
そしてムーブメント500は、アーム1の逆行する動きを周期的に制御するために、解放可動物600を含み、解放可動物600は、第2のエネルギー源22に運動学的に接続され、常に同じ方向に回転し、解放可動物600が含むつめ石601の所で、アーム1に運動学的に接続されたカム可動物620が含むカム621と協働するように配列される。
このカム621は、つめ石601がカム621の上に載っている限り、固定された構造物110に対して第1の直進方向Eに第1の一定速度で枢動するアーム1の前方への動きに対応する360°未満の角度セクタに及ぶ。カム621の中断は、第2のエネルギー源22の原動トルクの活動を受けて解放可動物600のつめ石601の降下を解放するように、ならびにつめ石601がカム621を離れる瞬間とつめ石601が戻ってカム621に載る瞬間との間に、つめ石601の降下中に第1の速度よりも速い第2の速度で、固定された構造物110に対して第2の逆行方向Fにアーム1の急速な逆行する戻りを制御するように配列され、カム可動物620は、降下中にアーム1の逆行する戻りの影響を受けて逆行する枢動を遂行する。
したがって、本発明による機構は、2つの分岐を含み、一方の分岐は第1のエネルギー源12により、他方の分岐は第2のエネルギー源22により動力を提供され、2つの分岐の集合点は、解放可動物600とカム可動物620の間の協働領域にある。この協働は、協働の周期がツールビロンの、詳細にはひげぜんまいなどの振動子により決定されるので、周期的である。
これら2つの分岐について、それらのエネルギー供給から見て続けて考察する。
この場合、逆行枢動アーム1は、ムーブメント500が含むプレート上で、または構造物110上で枢動させられる。この場合、第1のエネルギー源12は、限定することなく、第1の端部で逆行枢動アーム1に、および第1のエネルギー源12の他方の端部でプレートまたは構造物110に固定された、少なくとも1つのフレームアームばね120を含み、図では限定しない手法で、このフレームアームばね120は、ひげぜんまいである。
ブロックは、軸D0を中心に同軸に搭載され、互いに対して束縛されず一緒にまとまり、一方では、8の字型の逆行枢動アーム1は、その偏心部分上でフレーム150を保持し、フレームアームばねの第1の端部を保持し、他方では、フレームピッチ可動物700は、軸方向に間隔を置いて離して配置されて一体に回転し、さらにまた同軸であり、かつ逆行枢動アーム1が含む歯付セクタ660(または完全な歯部)から軸方向に間隔を置いて配置された第1の下側歯車680および第2の中間歯車670を含む。
第1の下側歯車680および第2の中間歯車670を含むフレームピッチ可動物700は、以下で説明するように、解放可動物600およびカム可動物620の相対位置に従って妨害される、または解放される。このフレームピッチ可動物700は、120°SIAM(反時計回りの方向)大歯車を構成する。
逆行枢動アーム1は、脱進機機構の脱進機歯車のピニオンが協働する固定されたツールビロン歯車720を保持し、固定されたツールビロン歯車720は、従来の、たとえば脱進機歯車だけを見ることができる図に示すひげぜんまいと協働するスイス製アンクルを伴う脱進機であるので、ここでは詳述されていない。限定しない手法であるが、詳細には、課される振動数は、毎分1回のフレーム回転である。
その結果、逆行枢動アーム1は、アーム1が第1の基本移動で、ゆっくりとした速度でほぼ58秒直進方向に移動して、第2の基本移動で、急速にほぼ2秒逆行する方向に戻る、フレームの完全な1回転に対応する、1分間で最大120°の1つの角度移動だけを行うことができる。
歯付セクタ660は、カム可動物620と直接に、または図に示すように間接的にかみ合い、したがって、カム可動物620は、逆行枢動アーム1のように直進または逆行する動きを受け、逆行枢動アーム1が直進方向Eに枢動するとき、カム可動物620は直進方向Hに枢動し、逆行枢動アーム1が逆行方向Fに枢動するとき、カム可動物620は逆行方向Jに枢動する。
図の変形形態では、歯付セクタ660は、カムギアトレーンを通してカム可動物620と間接的にかみ合い、このことは、ここでは第1の設定歯車630、およびピニオン650を保持している第2の設定歯車640により、限定しない手法で例示されている。特定のバージョンでは、このカムギアトレーンは、摩擦などにより調節可能な少なくとも1つの構成要素を含み、たとえば、第2の設定歯車640は、必要に応じて120°または他の逆行角度を調節するために、工場で、またはこの第2の設定歯車640により保持される他方の下側歯部に対する上側ピニオン650の角度配向を販売後に点検する際に、微調節するために、摩擦により互いに協働する2つのスナップ方式の筒かな-ピニオンを含んでよい。
このカム可動物620は、360°未満の角度セクタに及ぶ逆行枢動アーム1の前方への動きに対応するカム621を含む、またはカム621を保持し、カム621の中断は、解放可動物600が含むつめ石611の降下を解放して、逆行枢動アーム1の急速な逆行する戻りを制御するように配列される。
このカム可動物620は、逆行枢動アーム1の角度運動の方向に従って両方向に交互に回転する。
より詳細には、このカム621は、軌道がカム可動物620の軸と同軸の、線形トルクを伴うカムである。このカム621は、所望の運動学に依存して選択された、隙間623だけ拡張された360°未満の角度セクタに及ぶ。カム621は、その端部の一方にカム先端622を含む。
図により例示する好ましい変形形態では、カム621の軌道が円筒形である場合、カム621の輪郭は、逆行機構に動きを与えるカム621の機能を変えることなく円形以外とすることができる。特定の形状のカムを用いて別の輪郭を使用することにより、表示の特定の操作を可能にする、たとえば、少しエネルギーを消費するという代価を払って、一定領域を回避できるようになる。
次に、機構の第2の分岐について考えてみる。
この場合、第2のエネルギー源22は、限定することなく、公知の手段によりエネルギーを再度供給される少なくとも1つの主香箱を含み、図は、限定することなく、より詳細には、りゅうず220により活動化されるように配列された時間設定および巻きロッド2200により、ここでは詳述しないギアトレーン巻きを通して反動する単一の主香箱22を例示する。当然、この第2のエネルギー源22は、時計製造で慣例の任意の種類とすることができ、たとえば可動物などを回転させることができる電源などとすることができる。この場合この主香箱22は、従来は、大から中の可動物601および小から中の可動物602を含む時方輪列を駆動する。小から中の可動物602は、最後の可動物603である。
より詳細には、第2のエネルギー源22は、時方輪列を通して、常に同じ方向に回転する解放可動物600を駆動する最後の可動物603を駆動する。
この解放可動物600は、最後の可動物603とかみ合う解放指針歯車610を含む。詳細には図30に示すように、この解放指針歯車610は、軸619を中心に同軸に搭載され、解放指針615はつめ石611を保持する。
好ましくは、解放指針歯車610および解放指針615は、一方に対する他方の角度αが数度の、詳細には15°未満のオーダーの、小さな角度移動性を有する。
有利には、解放指針歯車610は、ばねアーム612を保持する、または含み、打ち子613を形成する、ばねアーム612の遠位端部は、解放指針615により保持されるピン614と当接で支持して協働するように配列される。解放指針歯車610は、一方ではピン614の相対的角度移動を制限するための後部当接表面618を、他方では打ち子613の角度移動を制限するための前部当接表面617を含む。ばねアーム612は、この場合、解放指針歯車610と一体に作られ、内面がばねアーム612の半径方向の移動を制限する、解放指針歯車610が含む開口部6120の中で動くことができ、ばねアーム612はまた、挿入物とすることができ、挿入物の半径方向の移動は、この場合、この目的のために提供された当接表面により制限される。別の実施形態では、解放可動物全体600は、一体形構成要素である。
次に、解放可動物600とカム可動物620の間の協働について考えてみる。
カム歯車620では、カム621の軌道は、解放指針610のつめ石611のための支持物の役割を果たすように提供され、つめ石611がカム621の軌道上で当接する限り、逆行枢動アーム1は、つめ石611が降下する前の最後の瞬間につめ石611の先端がカム先端622の上に載るまで、直進方向に安定した前方の動きを伴う動きを与えられる。カム歯車620の解放623は、カム歯車620を妨げることなく、カム可動物620に沿ってつめ石611の通過を可能にするように提供され、つめ石611の先端がカム先端622を離れるとき、つめ石611は、時方輪列を駆動する影響を受けて降下し、急速な動きを遂行し、この急速な動きは、隙間623内をつめ石611が通過することで始まり、次いで、つめ石611は、カム可動物620を把持したままにし、解放指針歯車610は、つめ石611が戻ってカム621の軌道に載るまで、自身の軸を中心に1回転を遂行する傾向がある。このカム621はまた、その間、回転していた。実際は、つめ石611およびカム621を切り離しているとき、カム歯車620も、その結果としてフレームアームばね120の活動を受けて急速な逆行する動きで戻る逆行枢動アーム1も、それ以上とどめておくものは何もなく、当然のことながら、カム歯車620はまた、約2秒間そのような逆行する動きを遂行する。
この急速に戻る移動の間、可動物の、詳細には解放可動物600の速度は、たとえば最後の可動物603とかみ合って、アンクル605と協働する星車を含む緩急針可動物604により制限される。
フレームピッチ可動物700の第2の中間歯車670は、図22で見ることができるように、フレーム150を駆動するフレームピニオン710とかみ合う。この同じ図22はまた、解放可動物600がかみ合う設定歯車690とフレームピッチ可動物700の第1の下側歯車680との間のかみ合いを示す。
解放可動物610のつめ石611がカム歯車620のカム軌道624と接触している限り、フレームピッチ可動物700は、動かない解放可動物610とかみ合う設定歯車690により静止して保たれる。つめ石が降下するとき、主香箱22のエネルギーは解放され、急速な回転を引き起こすが、しかしながら、ギアトレーンのアンクル605により、およびフレーム710のピニオンをフレームピッチ可動物700の回転で駆動するフレームピッチ可動物700のアンクル605により、ブレーキをかけられる。
2秒の降下中、逆行枢動アーム1とは独立したフレームピッチ可動物700は回転し、その結果、降下の終わりまでツールビロンフレームを駆動し、フレームピッチ可動物700は、次いで停止する。当然、ツールビロンフレームは、降下の継続期間中、常に同じ方向に同じ速度で自身の回転を継続した。降下中、カム歯車620は、その逆行方向Jに駆動され、降下の終わりに、カム621が半径方向に支持してつめ石611の中に受け取る角度位置にある。
逆行枢動アーム1が開始位置に戻って、その過程を直進方向に再開するとき、その結果、フレームピッチ可動物700は停止する。
要するに、カム歯車620は、周期的解放を伴う往復運動を有し、往復運動の周期は、ツールビロンの振動子の振動数に依存する。
この場合、2つのエネルギー源には異なる機能があることが理解され、すなわち、この場合、第2のエネルギー源22であるムーブメント500の主香箱は、動力蓄積を規定し、システムに動力を供給するが、共振器に動力を直接に供給するわけではなく、一方では、この場合、(同じく香箱などとすることができる)フレームばね120により構成される第1のエネルギー源12は、カム621を保持するカム可動物620を駆動し、この特定の例では、120°の巻き/ゆるみを制御し、振動子に動力を供給し、+120°と-120°の動きを遂行し、第2のエネルギー源22は、第1のエネルギー源12に連続して動力を再供給する。
図32~図34は、アームおよびフレームピッチ可動物から構成されるブロックが第1のエネルギー源から切り離された、図15~図31の機構からなるある変形体を例示し、第1のエネルギー源は、プレートまたは固定された構造物110上で片寄っており、フレームアームばね120と協働する第1の歯車1200を含み、逆行枢動アーム1の歯付セクタ660とかみ合う。この機構では、ギアトレーンは、エネルギー循環の2つの分岐を際立たせるために、簡略化した手法で表されている。
-第1のエネルギー源12により動力を供給される分岐は、この第1の歯車1200と、固定されたツールビロン歯車720を伴う逆行枢動アーム1と、設定歯車650と、カム歯車620とを連続して含む。
-第2のエネルギー源22により動力を供給される分岐は、下から、図34で見ることができるムーブメントと、主香箱と、軸がプレートまたは固定された構造物110に交差する中間歯車601と、フレームピッチ可動物(ここには図示しないフレームピニオンとかみ合う第2の中間歯車670)と、設定歯車可動物690と、別の設定歯車と、次いで解放可動物610とを連続して含む。
このように、機構の動作は、実行するのが容易であり、実行するのに経済的な、数少ない構成要素を含む短い運動学チェーンにより確実になる。本発明は、ウオッチケース内で消費する空間が少ない革新的複雑化を作り出すことができるようにする。
1 アーム
2 第2の可動物
3 第3の可動物
10 衛星
11 第1の歯車
12 第1のエネルギー源
13 分離制御手段(弯曲部)
15 調整装置
17 ストッパ
18 歯止め
19 緩急針
20 制限手段
22 第2のエネルギー源 (香箱車・主香箱)
100 駆動機構
110 固定された構造物
120 停止手段(解放レバー・フレームアームばね)
123 補助的停止手段(ピン)
127 戻し手段
128 支持表面
129 レバーピン
150 フレーム
170 アンクル
220 りゅうず
221 ギアトレーン
223 位置ボルト
500 時計のムーブメント
600 解放可動物
601 つめ石
611 つめ石
602 中の可動物
603 最後の可動物
604 緩急針可動物
605 アンクル
610 解放指針歯車(解放可動物)
612 ばねアーム
613 打ち子
614 ピン
615 解放指針
617 前部当接表面
618 後部当接表面
619 軸
600 解放可動物
620 カム可動物(カム歯車)
621 カム
622 カム先端
623 隙間
624 カム軌道
630 第1の設定歯車
640 第2の設定歯車
650 ピニオン(設定歯車)
660 歯付セクタ
670 第2の中間歯車
680 第1の下側歯車
690 設定歯車(設定歯車可動物)
700 フレームピッチ可動物
710 フレームピニオン
720 ツールビロン歯車
1000 時計器
1200 第1の歯車
1700 慣性質量
2200 巻きロッド
2230 減速可動物
6120 開口部
B 矢印B
D0 主軸
D1 第1の駆動軸
D2 第2の駆動軸
D11 第2の駆動軸
D12 レバー軸
C 矢印C
D 矢印D
E 矢印E
F 矢印F
G 矢印G
X 中間位置

Claims (13)

  1. フレーム(150)を含むツールビロンまたはカルーセルである少なくとも1つの調整装置を含む時計のムーブメント(500)であって、前記ムーブメント(500)は、前記フレーム(150)を保持するアーム(1)が主軸(D0)を中心に枢動可能に搭載された固定された構造物(110)を含む駆動機構(100)を含み、前記アーム(1)は、第1のエネルギー源(12)の戻りトルクを受け、前記駆動機構(100)は、前記第1のエネルギー源(12)に恒久的に動力を再供給するように配列された少なくとも1つの第2のエネルギー源(22)をさらに含む時計のムーブメント(500)であって、前記第2のエネルギー源(22)は、フレームピッチ可動物(700)を駆動するように配列され、前記フレームピッチ可動物(700)は、次に前記フレーム(150)を回転させるためにフレームピニオン(710)を駆動すること、ならびに前記時計のムーブメント(500)は、前記アーム(1)の逆行する動きを周期的に制御するために、解放可動物(600)を含み、前記解放可動物(600)は、前記第2のエネルギー源(22)に運動学的に接続され、常に同じ方向に回転し、前記解放可動物(600)が含むつめ石(611)の所で、前記アーム(1)に運動学的に接続されたカム可動物(620)が含むカム(621)と協働するように配列されること、ならびに前記カム(621)は、前記つめ石(611)が前記カム(621)の上に載っている限り、前記固定された構造物(110)に対して第1の直進方向Eに第1の一定速度で枢動する前記アーム(1)の前方への動きに対応する360°未満の角度セクタをカバーし、前記カム(621)は、前記第2のエネルギー源(22)の動力トルクの活動を受けて、前記解放可動物(600)が含む前記つめ石(611)の降下を解放して、前記つめ石(611)が前記カム(621)を離れる瞬間と、前記つめ石(611)が戻って前記カム(621)の上に載る瞬間の間、前記つめ石(611)の前記降下中、前記固定された構造物(110)に対して第2の逆行方向Fに前記第1の速度よりも速い第2の速度で前記アーム(1)の急速な逆行する戻りを制御するように前記カム(621)が部分的に中断されて配列され、前記カム可動物(620)は、前記降下中に前記アーム(1)の前記逆行する戻りの影響を受けて、逆行枢動を遂行することを特徴とする時計のムーブメント(500)。
  2. 前記解放可動物(600)は、前記第2のエネルギー源(22)により動力を供給される時方輪列の可動物(603)とかみ合い、かつ前記つめ石(611)を保持する解放指針(615)を伴う軸(619)を中心に同軸で搭載された解放指針歯車(610)を含むこと、ならびに前記解放指針歯車(610)および前記解放指針(615)は、一方に対する他方の角度αが15°未満の角度移動性を有することを特徴とする、請求項1に記載の時計のムーブメント(500)。
  3. 前記解放指針歯車(610)は、ばねアーム(612)を保持する、または含み、打ち子(613)を形成する前記ばねアーム(612)の一方の遠位端部は、前記解放指針(615)により保持されるピン(614)と当接で支持して協働するように配列されること、ならびに前記解放指針歯車(610)は、一方では、前記ピン(614)の相対的角度移動を制限するための後部当接表面(618)、および他方では、前記打ち子(613)の角度移動を制限するための前部当接表面(617)を含むことを特徴とする、請求項1に記載の時計のムーブメント(500)。
  4. 前記ばねアーム(612)は、前記解放指針歯車(610)を伴って一体で作られ、内面が前記ばねアーム(612)の半径方向の移動を制限する、前記解放指針歯車(610)が含む開口部(6120)内で移動可能であることを特徴とする、請求項3に記載の時計のムーブメント(500)。
  5. 前記解放可動物(600)の全体は、一体構成要素であることを特徴とする、請求項1に記載の時計のムーブメント(500)。
  6. 前記フレームピッチ可動物(700)は、軸方向に間隔を置いて離して配置された、一体化して回転する、さらにまた同軸であり、前記逆行枢動アーム(1)が含む歯付セクタ(660)または完全な歯部から軸方向に間隔を置いて配置された第1の下側歯車(680)および第2の中間歯車(670)を含み、前記第2の中間歯車(670)は、前記フレームピニオン(710)とかみ合い、前記第1の下側歯車(680)は、前記解放可動物(600)がかみ合う設定歯車(690)とかみ合うことを特徴とする、請求項1に記載の時計のムーブメント(500)。
  7. 前記逆行枢動アーム(1)が含む前記歯付セクタ(660)または完全な歯部は、前記アーム(1)の逆行角度の配向を微調節するために、摩擦により互いに協働する2つのスナップ方式の筒かな-ピニオンを含む少なくとも1つの設定歯車(640)を含むカムギアトレーンを通して、前記カム可動物(620)と間接的にかみ合うことを特徴とする、請求項6に記載の時計のムーブメント(500)。
  8. 前記逆行枢動アーム(1)は、前記ムーブメント(500)が含むひげぜんまいと協働する脱進機機構の脱進機歯車が協働する固定されたツールビロン歯車(720)を保持することを特徴とする、請求項1に記載の時計のムーブメント(500)。
  9. 前記つめ石(611)の前記降下、ならびに前記可動物および前記解放可動物(600)の速度は、前記第2のエネルギー源(22)により動力を供給され、かつアンクル(605)と協働する時方輪列の可動物(603)とかみ合う星車を含む緩急針可動物(604)により制限されることを特徴とする、請求項1に記載の時計のムーブメント(500)。
  10. 前記フレームピッチ可動物(700)は、前記主軸(D0)を中心に前記第1のエネルギー源(12)と同軸であることを特徴とする、請求項1に記載の時計のムーブメント(500)。
  11. 前記逆行枢動アーム(1)および前記フレームピッチ可動物(700)から構成されるブロックは、前記第1のエネルギー源(12)から切り離され、前記第1のエネルギー源(12)は、前記固定された構造物(110)上で片寄っており、前記逆行枢動アーム(1)が含む前記歯付セクタ(660)または前記完全な歯部とかみ合う、第1のエネルギー源(12)が含むフレームアームばね(120)と協働する第1の歯車(1200)を含むことを特徴とする、請求項6に記載の時計のムーブメント(500)。
  12. 計時器(1000)であって、請求項1に記載の少なくとも1つの時計のムーブメント(500)を含む計時器(1000)。
  13. ウオッチであること、ならびに前記第1のエネルギー源(12)および/または前記第2のエネルギー源(22)は香箱であることを特徴とする、請求項12に記載の計時器(1000)。
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