JP7063412B2 - 通信装置の受信感度測定方法およびそれを用いた通信装置のノイズ対策効果評価方法 - Google Patents

通信装置の受信感度測定方法およびそれを用いた通信装置のノイズ対策効果評価方法 Download PDF

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Description

本発明は、無反射系の環境下に配置して通信装置の受信感度を測定する通信装置の受信感度測定方法、およびそれを用いた通信装置のノイズ対策効果評価方法に関するものである。
従来、この種の通信装置の受信感度測定方法としては、例えば、特許文献1に開示されたMIMO通信装置の受信感度測定方法がある。
この受信感度測定方法では、電波暗室の中にMIMO通信装置が配置され、その2つの給電点のうちの一方の給電点に対して、試験信号を受信するための受信アンテナが接続され、他方の給電点に対して同軸ケーブルが接続される。MIMO通信装置の受信感度の測定に際しては、送信アンテナからMIMO通信装置の受信アンテナに対して試験信号が送出されると共に、同軸ケーブルを介して試験信号がMIMO通信装置に伝送される。MIMO通信装置の受信感度の測定は、MIMO通信装置が所定の機能を果たすのに必要な最低電力、例えば、ビット誤り率が所定値以上になる電力が測定されて、行われる。
従来の受信感度測定方法によれば、一方の試験信号列は無線で、他方の試験信号列は有線で、MIMO通信装置に入力されるため、MIMO通信装置自身から発生するノイズの、自身の受信感度に対する影響、いわゆる自家中毒の影響を確認することができる。また、自家中毒に対するノイズ対策を行う場合には、対策前と対策後の受信感度を測定して比較することにより、ノイズ対策の効果を評価することができる。
国際公開第2012/108124号
しかしながら、特許文献1に開示された従来の受信感度測定方法では、MIMO通信装置のノイズ対策を行う際、MIMO通信装置を分解してその筐体内部にノイズ対策を行った後、MIMO通信装置を再組立する必要がある。この再組立の際、MIMO通信装置が備える受信アンテナのその筐体への組み付けの向きや、組み付けの位置が僅かにずれたり、また、筐体に収められた回路基板と受信アンテナとの接触箇所における接触圧が変化したりする。また、再組立したMIMO通信装置を電波暗室に配置する際、電波暗室におけるその配置位置も僅かに変化することがある。したがって、MIMO通信装置のアンテナ特性は、このような各事象により変化してしまう。このため、従来の受信感度測定方法では、MIMO通信装置の受信感度の測定値にバラツキが生じ、受信感度を正確に測定することができなかった。
また、再組立したMIMO通信装置について測定した受信感度の測定値にバラツキが生じるため、MIMO通信装置に対して行ったノイズ対策の効果の評価も、従来、正確に行えなかった。
本発明はこのような課題を解決するためになされたもので、
アンテナ端子に付帯アンテナが接続された受信感度の測定対象となる第1の通信装置とアンテナ端子に付帯アンテナに代えて信号線が接続された第1の通信装置と同じ構成を有する第2の通信装置とを電波の反射が無い無反射系の環境下に近接して配置する配置ステップと、
第1の通信装置から所定距離離れた位置の前記環境下に配置された通信アンテナを介して疑似通信局から第1の通信装置に備えられた付帯アンテナに試験信号を無線送信すると共に、前記信号線を介して疑似通信局から試験信号を第2の通信装置に送信する信号送信ステップと、
第1の通信装置に備えられた付帯アンテナに試験信号を無線送信している間に第2の通信装置を動作させてノイズを発生させ、発生させたノイズを第1の通信装置に備えられた付帯アンテナに混信せるノイズ混信ステップと、
試験信号に応じた返信信号を第1の通信装置から付帯アンテナおよび通信アンテナを介して疑似通信局へ無線で返信する返信ステップと、
返信信号を基にして第1の通信装置の受信感度を測定する受信感度測定ステップと
を備えて、通信装置の受信感度を測定する通信装置の受信感度測定方法を構成した。
本構成によれば、無反射系の環境下におかれた第1の通信装置は、疑似通信局から送信される試験信号を、近接して配置された第2の通信装置が信号線を介して受信するのと同時に、その付帯アンテナに無線で受信する。さらに、第1の通信装置は、この試験信号の受信と共に、第2の通信装置で発生させられるノイズがその付帯アンテナに同時に混信させられる。したがって、第1の通信装置と同じ構成を有する第2の通信装置で発生させられて、第1の通信装置自身が発生するものと同じノイズが、第1の通信装置の付帯アンテナに混信させられて、自家中毒と同じ状態を起こすことができる。
このため、通信装置のノイズ対策を行う際、第2の通信装置を第1の通信装置に代えて分解し、第2の通信装置に対してノイズ対策を施して第2の通信装置から第1の通信装置の付帯アンテナにノイズを混信させることで、第1の通信装置を分解することなく、しかも、無反射系の環境下において動かすこと無く、ノイズ対策前後における第1の通信装置の受信感度を測定することが可能になる。この結果、第1の通信装置のアンテナ特性はノイズ対策の前後において従来の測定方法のように変化しなくなり、ノイズ対策後に第1の通信装置の受信感度の測定値にバラツキが生じるのが抑制されて、通信装置の受信感度を正確に再現性良く測定することが可能になる。
また、本発明は、
上記通信装置の受信感度測定方法を用いて第1の通信装置のノイズ対策前の受信感度を測定する対策前受信感度測定ステップと、
第2の通信装置を分解して、第2の通信装置がノイズ混信ステップで発生させるノイズのノイズ源に対してノイズ対策を施し、第2の通信装置を再組立して前記環境下に再配置するノイズ対策ステップと、
上記の通信装置の受信感度測定方法を用いて第1の通信装置のノイズ対策後の受信感度を測定する対策後受信感度測定ステップと、
測定されたノイズ対策前の受信感度とノイズ対策後の受信感度とを比較してノイズ対策の効果を評価するノイズ対策効果評価ステップと
を備え、通信装置のノイズ対策効果評価方法を構成した。
本構成によれば、対策前受信感度測定ステップおよび対策後受信感度測定ステップにおいて、ノイズ対策前後における第1の通信装置の受信感度を正確に再現性良く測定することができる。このため、ノイズ対策効果評価ステップにおいて行われる、通信装置に対して施したノイズ対策の効果の評価も、正確に行えるようになる。
本発明によれば、通信装置の受信感度を正確に再現性良く測定することが可能な通信装置の受信感度測定方法、および、通信装置に対して行ったノイズ対策の効果の評価が正確に行える通信装置のノイズ対策効果評価方法を提供することができる。
本発明の一実施形態による通信装置の受信感度測定方法および通信装置のノイズ対策効果評価方法が適用される測定システムの概略構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態による通信装置の受信感度測定方法を表わすフローチャートである。 比較例の測定システムの概略構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態による通信装置の受信感度測定方法と比較例の受信感度測定方法とで測定した各受信感度のバラツキを表わすグラフである。 本発明の一実施形態による通信装置のノイズ対策効果評価方法を表わすフローチャートである。
次に、本発明による通信装置の受信感度測定方法および通信装置のノイズ対策効果評価方法を実施するための形態について、説明する。
図1は、本発明の一実施形態による通信装置の受信感度測定方法および通信装置のノイズ対策効果評価方法が適用される測定システム1の概略構成を示すブロック図である。
測定システム1は、電波暗箱2の内部に配置された第1の通信装置3、第2の通信装置4および通信アンテナ5と、電波暗箱2の外部に配置された疑似基地局6とから構成される。
電波暗箱2は、電波の反射が無い無反射系の環境をその内部に形成し、外部ノイズから遮断されている。受信感度の測定対象となる第1の通信装置3およびノイズ発生用の第2の通信装置4は、共にこの無反射系の環境下に近接して配置される。第1の通信装置3および第2の通信装置4は、同じモデル(型式)で同じ構成を有し、同じ受信感度を持っている。第1の通信装置3および第2の通信装置4は、例えば、Wi-Fiルータ(Wi-Fi:登録商標)や、スマートフォン、パーソナルコンピュータ(PC)などの通信機能を有する電子機器であり、それぞれ独立した筐体、ノイズ源およびアンテナ端子3a,4aを備えている。本実施形態では、第1の通信装置3が備えるアンテナ端子3aには、第1の通信装置3に付帯して備えられている付帯アンテナ31が接続されている。第2の通信装置4が備えるアンテナ端子4aには、第2の通信装置4に付帯して備えられている付帯アンテナに代えて、信号線7が接続されている。
なお、受信感度の測定対象となる被測定物は、上記に記載のWi-Fiルータや、スマートフォン、PCの他に、スマートウオッチや、カーナビゲーション、電子ゲーム機、携帯情報端末、電子書籍端末、情報通信タグ(ICタグ)、無線通信機能付き歩数計などがある。独立した筐体、ノイズ源およびアンテナ端子を備えた通信機能付きの電子機器は、全て、本実施形態による通信装置の受信感度測定方法における受信感度の測定対象となる。
第1の通信装置3は、RFIC3bを通信回路として付帯アンテナ31によって外部機器と無線通信する。本実施形態では、第1の通信装置3は、第1の通信装置3から所定距離離れた位置の無反射系環境下に配置された無指向性の通信アンテナ5を介して、疑似基地局6と無線通信する。なお、通信アンテナ5は無指向性に限られず、指向性を有していてもよい。第2の通信装置4は、RFIC4bを通信回路として信号線7を介して疑似基地局6と有線で通信する。疑似基地局6は、例えばWi-Fiの通信測定器などによって疑似通信局として構成され、第1の通信装置3および第2の通信装置4と通信する機能を有する。疑似基地局6は、この通信機能によって第1の通信装置3および第2の通信装置4へ後述する試験信号を送信すると共に、送信した試験信号に応じて第1の通信装置3から返信される後述する返信信号を解析する機能も備える。
第1の通信装置3および第2の通信装置4は、モニタ8へ映像を出力する映像信号回路3c,4cをそれぞれ備える。映像信号回路3c,4cはそれぞれ信号ライン3d,4dを介してコネクタ3e,4eに接続されている。本実施形態では、コネクタ4eにHDMIケーブル(HDMI:登録商標)9が接続されており、第2の通信装置4が備える映像信号回路4cがHDMIケーブル9を介してモニタ8に接続されている。
図2は、本発明の一実施形態による通信装置の受信感度測定方法を表わすフローチャートである。
第1の通信装置3および第2の通信装置4は、配置ステップ101において、電波暗箱2の内部に形成された無反射系の環境下に近接して配置される。次に、信号送信ステップ102において、通信アンテナ5を介して疑似基地局6から第1の通信装置3に備えられた付帯アンテナ31に試験信号Rxが無線送信されると共に、信号線7を介して疑似基地局6から同じ試験信号Rxが第2の通信装置4に有線で送信される。試験信号Rxは、例えば、一定数のデータを有する特定の信号である。なお、本実施形態では、同じ疑似基地局6から同じ試験信号Rxが第1の通信装置3および第2の通信装置4に送信される場合について説明しているが、異なる疑似基地局からそれぞれ同じ試験信号Rxが第1の通信装置3および第2の通信装置4に送信されるように構成してもよい。
次に、ノイズ混信ステップ103において、第1の通信装置3に備えられた付帯アンテナ31に試験信号Rxが無線送信されている間に、第2の通信装置4の映像信号回路4cが動作させられる。映像信号回路4cが動作させられると、映像信号回路4cから信号ライン4dおよびHDMIケーブル9を介してモニタ8へ映像信号が出力され、モニタ8に映像が映し出される。この際、信号ライン4dに映像信号が伝搬させられることで、信号ライン4dからノイズN(図1参照)が発生する。また、この際、第1の通信装置3はこのようなノイズNを発生させない回路動作に設定され、第2の通信装置4は、ノイズ発生動作以外の回路動作は第1の通信装置3と同じ回路動作に設定される。第2の通信装置4に発生したノイズNは、その周波数帯域が試験信号Rxの周波数帯域と重複することで、第2の通信装置4に近接して配置された第1の通信装置3の付帯アンテナ31と電磁界結合し、付帯アンテナ31にノイズNが混信させられる。したがって、第1の通信装置3の付帯アンテナ31による試験信号Rxの受信は、一部がノイズNによって阻害される。
次に、返信ステップ104において、第1の通信装置3から、付帯アンテナ31および通信アンテナ5を介して疑似基地局6へ、試験信号Rxに応じた返信信号Txが無線で返信される。返信信号Txは、例えば、疑似基地局6から受信した、一定数のデータを有する試験信号Rxのうち、どの程度のデータ数を受信できたかを表わす信号である。疑似基地局6は、受信感度測定ステップ105において、第1の通信装置3から受信した返信信号Txを基にして、第1の通信装置3の受信感度を測定する。この受信感度は、疑似基地局6が送信した試験信号Rxと第1の通信装置3から受信した返信信号Txとに基づいて算出される、ビット誤り率やフレーム誤り率などの品質評価指標と、試験信号Rxの信号強度の対として、測定される。例えば、ビット誤り率やフレーム誤り率が所定値以上になる試験信号Rxの信号強度を測定することにより、第1の通信装置3の受信感度が評価される。
このような本実施形態による通信装置の受信感度測定方法によれば、上記のように、電波暗箱2内の無反射系の環境下におかれた第1の通信装置3は、疑似基地局6から送信される試験信号Rxを、近接して配置された第2の通信装置4が信号線7を介して受信するのと同時に、その付帯アンテナ31に無線で受信する。さらに、第1の通信装置3は、この試験信号Rxの受信と共に、第2の通信装置4で発生させられるノイズNがその付帯アンテナ31に同時に混信させられる。したがって、第1の通信装置3と同じ構成を有する第2の通信装置4で発生させられて、第1の通信装置3自身が発生するものと同じノイズNが、第1の通信装置3の付帯アンテナ31に混信させられる。よって、図3に示す従来用いられている比較例の測定システム21における自家中毒と同じ状態を測定システム1に起こすことができる。なお、図3において図1と同一または相当する部分には同一符号を付してその説明は省略する。
図3に示す第1の通信装置3は、コネクタ3eにHDMIケーブル9を介してモニタ8が接続されており、映像信号回路3cから信号ライン3dおよびHDMIケーブル9を介してモニタ8へ映像信号を出力している。このため、信号ライン3dにノイズNが発生して、発生したノイズNが試験信号Rxの受信時に自身の付帯アンテナ31に混信して、第1の通信装置3は自家中毒を起こした状態になっている。この状態は、図1に示す測定システム1において、第2の通信装置4によって第1の通信装置3の付帯アンテナ31に上記のようにノイズNが混信させられた状態と、等価である。
このため、ノイズ対策を行う際、第2の通信装置4を第1の通信装置3に代えて分解し、第2の通信装置4に対してノイズ対策を施して第2の通信装置4から第1の通信装置3の付帯アンテナ31にノイズNを混信させることで、第1の通信装置3を分解することなく、しかも、無反射系の環境下において動かすこと無く、ノイズ対策前後における第1の通信装置3の受信感度を測定することが可能になる。この結果、ノイズ対策の前後において、装置の分解・再組立に起因する変化や、第1の通信装置3の再配置位置の変化が起きないため、第1の通信装置3のアンテナ特性は、比較例の測定方法のように変化しなくなる。よって、ノイズ対策後に第1の通信装置3の受信感度の測定値にバラツキが生じるのが抑制されて、第1の通信装置3の受信感度、すなわち、第1の通信装置3および第2の通信装置4と同じモデルの通信装置についての受信感度を、ノイズ対策後に正確に再現性良く測定することが可能になる。
本実施形態による通信装置の受信感度測定方法の効果を確認するため、比較例の受信感度測定方法と比較実験を行った。この比較実験は、図1に示す測定システム1を使い、図2に示すフローチャートにしたがって測定した本実施形態による第1の通信装置3の受信感度と、図3に示す比較例の測定システム21を使い、比較例の測定方法にしたがって測定した第1の通信装置3の受信感度とをそれぞれ10回測定し、各受信感度の測定値を比較することで、行った。この際、第1の通信装置3および第2の通信装置4は同じモデルのスティック型PCとした。スティック型PCは、モニタ8とHDMI接続することで、HDMI通信時において無線通信に影響を与えるノイズを放射することがある。
図1に示す本実施形態における測定システム1では、第1の通信装置3と第2の通信装置4とを横に並べて、それらの間の距離を1cmに設定して、近接配置した。また、第1の通信装置3は分解せず、動かさないで、第2の通信装置4は測定毎に分解および再組立して、電波暗箱2内へ再配置した。また、疑似基地局6と第1の通信装置3との間の無線通信は、米国電気電子学会(IEEE)にて策定される高速Wi-Fi無線LAN規格IEEE802.11acにしたがって行った。また、第1の通信装置3はモニタ8と接続しないようにし、第2の通信装置4とモニタ8との間は、ノイズNの発生モードになるように、HDMI1.4規格にしたがった接続を行い、HDMIケーブル9の長さは2mとした。
下記の表1は、このような設定をした測定システムlで第1の通信装置3の受信感度を上述した測定方法で測定した結果を示す。
Figure 0007063412000001
上記の表1には、1回から10回の各回において測定した受信感度(dBm)の測定値と共に、10回の測定値の平均に対する、各回の測定値のバラツキが百分率(%)で示されている。受信感度(dBm)は、受信感度測定ステップ105で算出されるビット誤り率が所定値以上になる試験信号Rxの信号強度である。
図3に示す比較例の測定システム21では、疑似基地局6から無線送信した試験信号Rxを第1の通信装置3の付帯アンテナ31で受信させる共に、映像信号回路3cから信号ライン3dへ映像信号を出力させて、モニタ8に映像を映し出した。信号ライン3dに映像信号が伝搬することで、信号ライン3dにノイズNが発生し、ノイズNの周波数帯域が試験信号Rxの周波数帯域と重複することで、付帯アンテナ31にノイズNが混信する。第1の通信装置3は、ノイズNによって一部が阻害された試験信号Rxを受信すると、上述した測定システム1と同様な返信信号Txを付帯アンテナ31から送信し、通信アンテナ5を介して疑似基地局6へ返信する。疑似基地局6は、送信した試験信号Rxと受信した返信信号Txとから、測定システム1と同様にして、第1の通信装置3の受信感度を測定した。また、測定毎に、第1の通信装置3の分解および再組立、並びに電波暗箱2内への再配置を行った。
図3に示す比較例の測定システム21でも、測定システム1と同様に、疑似基地局6と第1の通信装置3との間の無線通信は高速無線LAN規格IEEE802.11acにしたがって行い、第1の通信装置3とモニタ8との間の接続はHDMI1.4規格にしたがった接続を行い、HDMIケーブル9の長さは2mとした。下記の表2は、このような設定をした測定システム2lで第1の通信装置3の受信感度を上記のように測定した結果を示す。
Figure 0007063412000002
上記の表2にも、表1と同様に、1回から10回の各回において測定した受信感度(dBm)の測定値と共に、10回の測定値の平均に対する、各回の測定値のバラツキが百分率(%)で示されている。
本実施形態による受信感度の測定方法では、表1に示すように、10回測定したときの平均に対するバラツキは、最大で0.3%であった。これに対し、比較例の受信感度の測定方法では、表2に示すように、10回測定したときの平均に対するバラツキは、最大で3.9%であった。
図4は、上記の比較実験の結果をグラフに示したものである。同グラフの横軸は受信感度の測定回数、縦軸は受信感度の測定値の平均からのバラツキ(%)を表わす。また、白丸印は表1に示す各バラツキの値のプロット、黒丸印は表2に示す各バラツキの値のプロットである。同グラフに示されるように、比較例の受信感度の測定方法では、黒丸印に示されるように各バラツキの変動幅が大きく、これに対して、本実施形態による受信感度の測定方法では、白丸印に示されるようにバラツキの変動が極めて小さいことが理解される。したがって、この比較実験から、本実施形態による受信感度の測定方法では、比較例の受信感度の測定方法に比べて、バラツキを抑制して受信感度を正確に再現性良く測定できることが確認された。
なお、上記実施形態では、ノイズ混信ステップ103で、第2の通信装置4に備えられた映像信号回路4cを動作させて、第1の通信装置3に備えられた付帯アンテナ31に混信せるノイズNを発生させる場合について、説明した。しかし、ノイズNを発生させるノイズ源はこれに限定されるものでは無い。例えば、ノイズ混信ステップ103で、第2の通信装置4に備えられた図示しない音声信号回路を動作させて、第2の通信装置4のスピーカから音声を放出させることで、第1の通信装置3に備えられた付帯アンテナ31に混信せるノイズNを発生させるようにしてもよい。この場合、音声信号回路からスピーカへ音声信号出力させる信号ラインに、付帯アンテナ31に混信せるノイズNが発生する。また、ノイズ混信ステップ103で、第2の通信装置4に備えられたRFIC4bといった通信回路を動作させて、第1の通信装置3に備えられた付帯アンテナ31に混信せるノイズNを発生させるようにしてもよい。また、第1の通信装置3および第2の通信装置4がカメラモジュールを備える場合には、第2の通信装置4のカメラモジュールを起動させて、第1の通信装置3に備えられた付帯アンテナ31に混信せるノイズNを発生させるようにしてもよい。また、これら以外にも、通信アンテナ5および付帯アンテナ31間の無線通信帯域でノイズを発生するものであれば、ここでいうノイズ源に該当する。
例えば、DC/DCコンバータ等の電源回路におけるスイッチングノイズや、差動伝送信号やシングルエンド伝送信号等の伝送信号に起因するノイズ、無線で使用する信号が信号線にカップリングして生じる無線信号に起因するノイズ、配線パターンの設計に起因するノイズ、線路長が異なった配線や特性インピーダンスの不整合などにより電位バランスが異なる配線を信号が伝送することにより発生するノイズ、グランド(GND)や電源の配線パターンが浮島になっていたり、回路基板の上下層で異なる例えば信号線と電源線の配線パターンが交差することにより発生するノイズなども、ここでいうノイズ源に該当する。これらのノイズ源についても、第2の通信装置4で発生させて第1の通信装置3では発生させないようにする。
また、上記実施形態では、無反射系の環境を電波暗箱2の内部に形成した場合について説明したが、無反射系の環境は、電波暗箱2に限定されることは無く、電波暗室の内部や、電界を一定に保つことができるTEM(Transverse Electromagnetic)セルの内部などに形成するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、疑似基地局6と第1の通信装置3との間の無線通信をWi-Fiで行った場合について説明したが、この無線通信はWi-Fiに限定されることはなく、例えば、セルラー(登録商標)方式の無線通信などによって行うようにしてもよい。
図5は、本発明の一実施形態による通信装置のノイズ対策効果評価方法を表わすフローチャートである。この通信装置のノイズ対策効果評価方法は、上述した通信装置の受信感度測定方法を用いて構成され、図1に示した測定システム1が用いられる。
通信装置のノイズ対策効果評価方法は、最初に、対策前受信感度測定ステップ201において、図2に示した通信装置の受信感度測定方法を用いて、第1の通信装置3のノイズ対策前の受信感度が測定される。次に、ノイズ対策ステップ202において、第2の通信装置4を分解して、第2の通信装置4がノイズ混信ステップ103(図2参照)で発生させるノイズのノイズ源に対してノイズ対策を施し、第2の通信装置4を再組立する。このノイズ対策は、分解した第2の通信装置4の回路基板について、ノイズ源を調査して特定することで行われる。ノイズ源が特定されると、ノイズ源の回路に対してノイズフィルタ(例えば、フェライトビーズや、コモンモードチョーク、ノーマルモードチョーク、チョーク用インダクタ、アイソショレーション用インダクタ、コンデンサ、3端子コンデンサ、LCフィルタなど)を設けたり、DC/DCコンバータ等のノイズ源から出力される信号の立ち上がり波形をなまらせることで、ノイズの発生を抑えて、ノイズ対策が施される。また、ノイズ源のICや回路を金属シールドで覆うことで、または、ノイズ源のICや回路を電波吸収シートで覆うことで、ノイズを閉じ込め或いは外来ノイズを防ぎ、ノイズ対策が施される。
次に、ノイズ対策が施されて再組立された第2の通信装置4を電波暗箱2に再配置し、対策後受信感度測定ステップ203において、再度、図2に示した通信装置の受信感度測定方法を用いて、第1の通信装置3のノイズ対策後の受信感度が測定される。次に、ノイズ対策効果評価ステップ204において、ノイズ対策前の第1の通信装置3の受信感度とノイズ対策後の第1の通信装置3の受信感度とを比較して、ノイズ対策の効果が評価される。
このような本実施形態による通信装置のノイズ対策効果評価方法によれば、対策前受信感度測定ステップ201および対策後受信感度測定ステップ203において、ノイズ対策前後における第1の通信装置3の受信感度を正確に再現性良く測定することができる。したがって、ノイズ対策効果評価ステップ204において行われる、第2の通信装置4に対して施したノイズ対策の効果の評価、すなわち、第1の通信装置3および第2の通信装置4と同じモデルの通信装置に対して施すノイズ対策の効果の評価も、正確に行えるようになる。このため、第2の通信装置4に対するノイズ対策手法を検討することで、第1の通信装置3を分解せずに第1の通信装置3に対するノイズ対策手法を検討することができ、再現性を確保しつつ、第1の通信装置3および第2の通信装置4と同じモデルの通信装置に対するノイズ対策を施すことが可能になる。
本実施形態による通信装置のノイズ対策効果評価方法において、ノイズ源にノイズフィルタを挿入してノイズ対策を施し、上述した通信装置の受信感度測定方法によって受信感度を10回測定した時と同じ条件で、対策前受信感度測定ステップ201および対策後受信感度測定ステップ203における受信感度を測定したところ、ノイズ対策前後の第1の通信装置3の受信感度について、次の表3に示す測定値が得られた。
Figure 0007063412000003
上記の表3に示されるように、ノイズ対策前の第1の通信装置3の受信感度は-70.4(dBm)であったが、ノイズ対策後の第1の通信装置3の受信感度は-72.6(dBm)に改善された。したがって、ノイズ対策ステップ202におけるノイズ対策による改善効果は、上記の表3に示されるように、2.2(dB)であった。この2.2(dB)のノイズ対策改善効果は、比較例の通信装置の受信感度測定方法を用いて対策前受信感度測定ステップ201および対策後受信感度測定ステップ203を行うと、表2に示したように、最大で3.9%の測定値のバラツキの範囲内に入ってしまい、測定値のバラツキであるのか、ノイズ対策の改善効果であるのか、識別することは困難である。しかし、図2に示した本実施形態の通信装置の受信感度測定方法を用いて対策前受信感度測定ステップ201および対策後受信感度測定ステップ203を行うと、測定値のバラツキの範囲は表1に示すように最大で0.3%であるため、ノイズ対策の改善効果であることを容易に確認することができる。
1…測定システム
2…電波暗箱(無反射系の環境)
3…第1の通信装置
31…付帯アンテナ
4…第2の通信装置
3a,4a…アンテナ端子
3b,4b…RFIC(通信回路)
3c,4c…映像信号回路
3d,4d…信号ライン
3e,4e…コネクタ
5…通信アンテナ
6…疑似基地局(疑似通信局)
7…信号線
8…モニタ
9…HDMIケーブル

Claims (8)

  1. アンテナ端子に付帯アンテナが接続された受信感度の測定対象となる第1の通信装置とアンテナ端子に付帯アンテナに代えて信号線が接続された第1の前記通信装置と同じ構成を有する第2の通信装置とを電波の反射が無い無反射系の環境下に近接して配置する配置ステップと、
    第1の前記通信装置から所定距離離れた位置の前記環境下に配置された通信アンテナを介して疑似通信局から第1の前記通信装置に備えられた前記付帯アンテナに試験信号を無線送信すると共に、前記信号線を介して疑似通信局から前記試験信号を第2の前記通信装置に送信する信号送信ステップと、
    第1の前記通信装置に備えられた前記付帯アンテナに前記試験信号を無線送信している間に第2の前記通信装置を動作させてノイズを発生させ、発生させたノイズを第1の前記通信装置に備えられた前記付帯アンテナに混信せるノイズ混信ステップと、
    前記試験信号に応じた返信信号を第1の前記通信装置から前記付帯アンテナおよび前記通信アンテナを介して疑似通信局へ無線で返信する返信ステップと、
    前記返信信号を基にして第1の前記通信装置の受信感度を測定する受信感度測定ステップと
    を備えて通信装置の受信感度を測定する通信装置の受信感度測定方法。
  2. 前記ノイズ混信ステップで、第2の前記通信装置に備えられた映像信号回路を動作させて、第1の前記通信装置に備えられた前記付帯アンテナに混信せるノイズを発生させることを特徴とする請求項1に記載の通信装置の受信感度測定方法。
  3. 前記ノイズ混信ステップで、第2の前記通信装置に備えられた音声信号回路を動作させて、第1の前記通信装置に備えられた前記付帯アンテナに混信せるノイズを発生させることを特徴とする請求項1に記載の通信装置の受信感度測定方法。
  4. 前記ノイズ混信ステップで、第2の前記通信装置に備えられた通信回路を動作させて、第1の前記通信装置に備えられた前記付帯アンテナに混信せるノイズを発生させることを特徴とする請求項1に記載の通信装置の受信感度測定方法。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の通信装置の受信感度測定方法を用いて第1の前記通信装置のノイズ対策前の受信感度を測定する対策前受信感度測定ステップと、
    第2の前記通信装置を分解して、第2の前記通信装置が前記ノイズ混信ステップで発生させるノイズのノイズ源に対してノイズ対策を施し、第2の前記通信装置を再組立して前記環境下に再配置するノイズ対策ステップと、
    請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の通信装置の受信感度測定方法を用いて第1の前記通信装置のノイズ対策後の受信感度を測定する対策後受信感度測定ステップと、
    測定されたノイズ対策前の前記受信感度とノイズ対策後の前記受信感度とを比較して前記ノイズ対策の効果を評価するノイズ対策効果評価ステップと
    を備える通信装置のノイズ対策効果評価方法。
  6. 前記ノイズ対策ステップで、前記ノイズ源に対してノイズフィルタを設けて前記ノイズ対策を施すことを特徴とする請求項5に記載の通信装置のノイズ対策効果評価方法。
  7. 前記ノイズ対策ステップで、前記ノイズ源を金属シールドで覆って前記ノイズ対策を施すことを特徴とする請求項5または請求項6に記載の通信装置のノイズ対策効果評価方法。
  8. 前記ノイズ対策ステップで、前記ノイズ源を電波吸収シートで覆って前記ノイズ対策を施すことを特徴とする請求項5または請求項6に記載の通信装置のノイズ対策効果評価方法。
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