JP7063215B2 - ディシジョンフィードバックイコライザ - Google Patents

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Description

本発明は、トランスミッタとレシーバとを結ぶチャネルの分散特性により引き起こされる符号間干渉を補償するディシジョンフィードバックイコライザに関する。
ローカルエリアネットワークなどのデータ通信システムは、トランスミッタ(TX)とチャネル(伝送路)とレシーバ(RX)とから構成される。トランスミッタは、データ信号を受け取ってアナログ信号を送信する。トランスミッタより送信されるアナログ信号はチャネルを通してレシーバに伝送される。レシーバは、チャネルを通して伝送されてきたアナログ信号(チャネルの出力信号)を基準電圧と比較することにより、「0」または「1」のデジタル信号へと変換する。
トランスミッタから出力されるアナログ信号(TX出力)は、トランスミッタにおけるクロック周期(TXクロック周期)によって定まる単位時間(以下、UIという。)で区切られた連続する符号データから構成される。
符号データの時間間隔がTX出力においてUI1個分の時間間隔である場合、チャネルの出力信号すなわちレシーバに入力される信号(RX入力)では、チャネルの分散特性のために符号データの時間間隔がUI数個分に広がる。この広がりのためにいくつかの符号データが重なる。このため、現在データ(今回入力される符号データ)に残留している前回データ(前回入力された符号データ)の一部が、符号間干渉(ISI:intersymbol interference)を引き起こす。
これによって、レシーバでは現在データの正しい判定が困難となり、レシーバにおいて誤ったデジタル出力が生成されることがある。したがって、レシーバが正しい判定を行うために、符号間干渉を補償する必要がある。
この符号間干渉を補償するために、レシーバのフロントエンドにディシジョンフィードバックイコライザ(DFE)が用いられる。このディシジョンフィードバックイコライザの中で、前回データによる符号間干渉は、前回データより生成される符号間干渉の量に応じたフィードバック信号を用いることにより現在データから除去される。これにより、符号間干渉が補償され、レシーバは現在データの正しい判定を行えるようになる。
図5に、従来のディシジョンフィードバックイコライザ(DFE)200の要部の構成を示す。このDFE200は、加算器1Aと、フリップフロップ(F/F)2Aと、バッファ3とから構成されている。
このDFE200において、加算器1Aは、加算部11とxhブロック(フィードバック信号生成部)12とを備え、トランスミッタからチャネルを通してレシーバに送られてくるアナログ信号(RX入力)を入力信号INとし、この入力信号INにxhブロックで生成されるフィードバック信号FB(アナログ信号)を加算(符号を反転して加算)することにより、加算器出力SOを生成する。
加算器1Aにおいて、加算部11に与えられるフィードバック信号FBは、符号間干渉を除去するために、+hまたは-hの値を取る。ここで、hは前回データによって入力信号INに生じた符号間干渉(ISI)の量に応じた変数である。入力信号INにフィードバック信号FBを加算することにより、入力信号INから符号間干渉が除去され、加算器出力SOは符号間干渉の影響を受けない信号となる。
フィードバック信号FBが取るhの値の符号は、フリップフロップ2Aの出力(フリップフロップ出力)DOUTに依存する。フリップフロップ2Aは、増幅器(SA)21AとSRラッチ(ラッチ回路)22とから構成され、加算器1Aからの加算器出力SOを基準電圧(VR)と比較することにより、クロック信号CKのサンプリング周期ごとにフリップフロップ出力DOUTを生成する。通常、クロック信号CKのサンプリング周期は、RX入力のUIと同じである。
増幅器21Aは、サンプリングブロック21-1と、ラッチブロック21-2と、リセットブロック21-3と、加算部21-4,21-5とを備えている。増幅器21Aは、増幅器出力SAOを生成するが、この増幅器出力SAOはゼロ復帰型(RZ型)のデジタル信号である。増幅器出力SAOは、時間領域においてリセット状態(ゼロ復帰状態)とデータ状態(「1」あるいは「0」)の2つの状態を交互に取る。
増幅器21Aにおいて、クロック信号CKが「Low」である場合、増幅器出力SAOはリセット状態である。この場合、ラッチブロック21-2への入力(ラッチブロック入力)S1および増幅器出力SAOは、リセットブロック21-3によってプレチャージされ、ある特定の電圧(VDD)となる。
クロック信号CKが「High」に遷移すると、サンプリングブロック21-1はサンプリング動作を開始し、リセットブロック21-3はラッチブロック入力S1および増幅器出力SAOのプレチャージを解除する。これにより、増幅器出力SAOはVDIとなる。ここで、VDIはサンプリング時点における「SO-VR」(SOとVRとの差分)に比例した電圧値である。
その後、ラッチブロック21-2がラッチ動作を開始し、大きな電圧ゲインでVDIのアナログ信号をデジタル信号(「1」/「0」)へと変換する。ラッチ動作の後、増幅器出力SAOはデジタル信号となる。クロック信号CKが「High」である場合、増幅器出力SAOはデータ状態である。
後続のSRラッチ22は、増幅器出力SAOからリセット状態を除去することにより、増幅器出力SAO(ゼロ復帰型(RZ型)のデジタル信号)を非ゼロ復帰型(NRZ型)のデジタル信号へと変換する。
SRラッチ22の出力DOUT(フリップフロップ出力DOUT)は、フィードバック信号FBD(デジタル信号)として、バッファ3を介して加算器1Aにフィードバックされる。加算器1Aにおいて、フィードバック信号FBD(デジタル信号)は、xhブロック12によって符号間干渉の量に応じたフィードバック信号FB(アナログ信号)とされ、加算部11へ送られる。
図6に、このDFE200の動作を表すタイミング図を示す。DFE200において、加算器1Aは、入力信号IN(n)とフィードバック信号FB(n-1)とを加算部11で加算することにより、加算器出力SO(n)を生成する。
入力信号IN(n)と加算器出力SO(n)とは、それぞれ入力信号INのn番目のデータと加算器出力SOのn番目のデータであり、クロック信号CKのn番目のサンプリング時点のデータである。フィードバック信号FB(n-1)は、クロック信号CKの(n-1)番目のサンプリングによる(n-1)番目のフィードバック信号FBである。
フリップフロップ出力DOUT(n-1)が「1」である場合、フィードバック信号FB(n-1)は+hであり、したがって加算器出力SOはSO(n)=IN(n)-hとなる。VRは通常0である。フリップフロップ出力DOUT(n-1)が「0」である場合、フィードバック信号FB(n-1)は-hであり、したがって加算器出力SOはSO(n)=IN(n)+hとなる。ここで、hは前述した符号間干渉の量に応じた変数であり、xhブロック12の中で制御される。
サンプリングブロック21-1のゲイン(α)によって、SAO(n)はα・{IN(n)±h}となる。符号間干渉を正しく除去するためには、入力信号IN(n)とフィードバック信号FB(n-1)との加算結果である加算器出力SO(n)は、クロック信号CKのn番目のサンプリングの前に整定している必要がある。
したがって、クロック信号CKの(n-1)番目のサンプリングから加算器出力SO(n)の値が整定するまでの時間をフィードバックループディレイTFBとした場合、このフィードバックループディレイTFBはUI1個分よりも小さい必要がある。
すなわち、符号間干渉を正しく除去するためには、TFB=TSAM+TLA+TSR+TBUF+TSUM<1UIが満たされる必要がある。ここで、TSAM、TLA、TSR、TBUF、TSUMは、それぞれサンプリングブロック21-1、ラッチブロック21-2、SRラッチ22、バッファ3、加算器1Aでの伝搬遅延である。この要件によって、レシーバの動作データレートが制限される。
ここで、レシーバの動作データレートを上昇させる方法として、すなわちレシーバを高速動作させる方法として、フィードバックループディレイTFBを削減することが考えられる。このために、通常、2つの手法が適用される(例えば、非特許文献1参照)。図7に、この2つの手法を適用したDFE201の要部の構成を示す。
このDFE201では、第1の手法として、フリップフロップ出力DOUTの代わりに、SRラッチ22への増幅器出力SAOをバッファ3を介するフィードバック信号FBDとして用いるようにしている。また、このDFE201では、第2の手法として、加算器1Bを内蔵した増幅器(加算器内蔵型の増幅器(SE_SA))21Bを用いている。
すなわち、このDFE201では、増幅器21Bの中に、加算部21-4’とxhブロック21-6とを組み合わせた加算器1Bを設け、xhブロック21-6がフィードバック信号FBD(デジタル信号)から生成するフィードバック信号FB(アナログ信号)を加算部21-4’へ送るようにしている。
このDFE201において、加算器1Bでのサンプリングブロック21-1の出力とxhブロック21-6からのフィードバック信号FBとの加算動作は、サンプリングブロック21-1でのサンプリング動作の間に発生する。
これにより、SRラッチ22での伝搬遅延TSRに加え、図5に示した加算器1Aでの遅延時間TSUMが除去されるものとなり、フィードバックループディレイTFBがTSAM+TLA+TBUFまで削減され、レシーバの動作データレートを上昇させることができるようになる。
S.-J. Bae et al, "A 60nm 6Gb/s/pin GDDR5 Graphics DRAM with Multifaceted Clocking and ISI/SSN-Reduction Techniques," in IEEE ISSCC Dig. Tech. Papers, Feb. 2008, pp. 278-279.
しかしながら、レシーバの動作データレートがさらに上昇すると、上記2つの手法を適用してフィードバックループディレイTFBを削減するようにしたDFE201でも、十分ではなく、高速信号の符号間干渉を補償することが難しいという課題があった。
本発明は、このような課題を解決するためになされたもので、その目的とするところは、フィードバックループディレイTFBをさらに短くし、高速信号の符号間干渉を補償することが可能なディシジョンフィードバックイコライザを実現することにある。
このような目的を達成するために本発明は、トランスミッタ(TX)とレシーバ(RX)とを結ぶチャネルの分散特性により引き起こされる符号間干渉(ISI)を補償するディシジョンフィードバックイコライザ(100)において、前記トランスミッタから前記チャネルを通して前記レシーバに送られてくるアナログ信号を入力信号(IN)とし、この入力信号を増幅してゼロ復帰型のデジタル信号(SAO)として出力する増幅器(21C)と、前記増幅器の出力をラッチして非ゼロ復帰型のデジタル信号(DOUT)として出力するラッチ回路(22)と、前記増幅器の出力を前記増幅器にフィードバックする経路に設けられたバッファ(3)とを備え、前記増幅器は、前記入力信号を所定の周期でサンプリングして出力するサンプリングブロック(21-1)と、前記サンプリングブロックの出力をラッチして出力するラッチブロック(21-2)と、前記バッファを介してフィードバックされてくる前記増幅器の出力(FBD)から前記符号間干渉の量に応じたフィードバック信号(FB)を生成するフィードバック信号生成部(21-7)と、前記フィードバック信号生成部によって生成された前記フィードバック信号を前記ラッチブロックの出力に加算する加算部(21-5’)とを備えた加算器(1C)と、前記サンプリングブロックの出力の前記ラッチブロックへの入力タイミングおよび前記ラッチブロックの出力の前記加算部への入力タイミングを制御するリセットブロック(21-3)とを備えることを特徴とする。
この発明において、増幅器の内部に設けられた加算器は、バッファを介してフィードバックされてくる増幅器の出力からフィードバック信号を生成し、この生成したフィードバック信号とラッチブロックの出力とを加算して、増幅器の出力として出力する。この場合、加算器でのラッチブロックの出力とフィードバック信号との加算動作は、ラッチブロックでのラッチ動作の間に発生する。これにより、遅延時間TSAMが除去されるものとなり、フィードバックループディレイTFBがTLA+TBUFまで削減される。
なお、上記説明では、一例として、発明の構成要素に対応する図面上の構成要素などを、括弧を付した参照符号によって示している。
以上説明したように、本発明によれば、加算器でのラッチブロックの出力とフィードバック信号との加算動作がラッチブロックでのラッチ動作の間に発生することになるので、フィードバックループディレイTFBをさらに短くし、高速信号の符号間干渉を補償することが可能となる。
図1は、本発明の実施の形態1に係るディシジョンフィードバックイコライザ(DFE)の要部の構成を示す図である。 図2は、図1に示したDFEにおける増幅器(加算器内蔵型の増幅器)の具体的な回路構成を示す図である。 図3は、図2に示した増幅器を用いたDFEの動作を表すタイミング図である。 図4は、1/4レートアーキテクチャとしたDFE(実施の形態2に係るDFE)の要部の構成を示す図である。 図5は、従来のDFEの要部の構成を示す図である。 図6は、図5に示したDFEの動作を表すタイミング図である。 図7は、加算器内蔵型の増幅器を用いた従来のDFEの要部の構成を示す図である。 図8は、図7に示したDFEにおける増幅器の具体的な回路構成を示す図である。 図9は、図8に示した増幅器を用いたDFEの動作を表すタイミング図である。
〔実施の形態1〕
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明の実施の形態1に係るディシジョンフィードバックイコライザ(DFE)100の要部を示す図である。同図において、図7を参照して説明した構成要素と同一の構成要素については同一の符号を付し、その説明は省略する。
このDFE100では、フィードバックループディレイTFBをさらに削減するために、増幅器出力SAOをバッファ3を介するフィードバック信号FBDとして用いるようにすると共に、ラッチブロック21-2とSRラッチ22との間に加算器1Cを設けた増幅器(加算器内蔵型の増幅器(SE_SA))を用いるようにしている。
すなわち、このDFE100では、増幅器21Cの中に、加算部21-5’とxhブロック21-7とを組み合わせた加算器1Cを設け、xhブロック21-7がフィードバック信号FBD(デジタル信号)から生成するフィードバック信号FB(アナログ信号)を加算部21-5’へ送るようにしている。
このDFE100において、リセットブロック21-3は、クロック信号CKによって制御され、サンプリングブロック21-1とラッチブロック21-2の出力ノードを再設定する。この場合、クロック信号CKが「Low」の間、サンプリングブロック21-1の出力ノードとラッチブロック21-2の出力ノードはリセットブロック21-3によってVDDにプレチャージされる。クロック信号CKが「High」の間、サンプリングブロック21-1の出力ノードとラッチブロック21-2の出力ノードのVDDへのプレチャージは解除され、サンプリングブロック21-1の出力はラッチブロック21-2へ送られ、ラッチブロック21-2の出力は加算部21-5’に送られる。すなわち、リセットブロック21-3は、サンプリングブロック21-1の出力のラッチブロック21-2への入力タイミングおよびラッチブロック21-2の出力の加算部21-5’への入力タイミングを制御する。リセットブロック21-3の目的は、次に行われるサンプリング動作やラッチ動作のためのプレチャージであり、タイミングはクロック信号CKによって決められる。
このDFE100において、ラッチブロック21-2の出力とxhブロック21-7からのフィードバック信号FBとの加算動作は、ラッチブロック21-2でのラッチ動作の間に発生する。
これにより、図7に示した従来のDFE201と比較して、遅延時間TSAMが除去されることになり、フィードバックループディレイTFBがTLA+TBUFまで削減される。この結果、レシーバの動作データレートをさらに上昇させることができ、高速信号の符号間干渉を補償することが可能となる。
以下、このDFE100における増幅器21Cについて、具体的な回路構成を示して説明する。ここでは、先に、図7に示した従来のDFE201における増幅器21Bの具体的な回路構成について説明し、その後に本実施の形態のDFE100における増幅器21Cの具体的な回路構成について説明する。
図8に、従来のDFE201における増幅器21Bの具体的な回路構成を示す。この回路は、増幅器21Bを差動型とした場合の回路を示している。
この回路構成において、IN+は差動信号として入力される入力信号INの一方であり、IN-は他方である。S1+は差動信号として生じるラッチブロック入力S1の一方であり、S1-は他方である。FBD+は差動信号として送られてくるフィードバック信号FBDの一方であり、FBD-は他方である。SAO+は差動信号として出力される増幅器出力SAOの一方であり、SAO-は他方である。
この増幅器21Bにおいて、サンプリングブロック21-1は、ソースがグラウンドラインに接続され、ゲートにクロック信号CKが入力されるNチャネルMOSトランジスタMn1と、ソースがNチャネルMOSトランジスタMn1のドレインに接続され、入力信号IN+がゲートに入力されるNチャネルMOSトランジスタMn2と、ソースがNチャネルMOSトランジスタMn1のドレインに接続され、入力信号IN-がゲートに入力されるNチャネルMOSトランジスタMn3とから構成されている。
ラッチブロック21-2は、ソースが電源ラインに接続されたPチャネルMOSトランジスタMp1およびPチャネルMOSトランジスタMp2と、ドレインがPチャネルMOSトランジスタMp1のドレインに接続され、ゲートがPチャネルMOSトランジスタMp1のゲートに接続され、ソースがNチャネルMOSトランジスタMn2のドレインに接続されたNチャネルMOSトランジスタMn4と、ドレインがPチャネルMOSトランジスタMp2のドレインおよびPチャネルMOSトランジスタMp1のゲートとNチャネルMOSトランジスタMn4のゲートとの接続点に接続され、ゲートがPチャネルMOSトランジスタMp2のゲートおよびPチャネルMOSトランジスタMp1のドレインとNチャネルMOSトランジスタMn4のドレインとの接続点に接続され、ソースがNチャネルMOSトランジスタMn3のドレインに接続されたNチャネルMOSトランジスタMn5とから構成されている。
リセットブロック21-3は、ソースが電源ラインに接続され、ドレインがPチャネルMOSトランジスタMp1のドレインとNチャネルMOSトランジスタMn4のドレインとの接続点に接続され、ゲートにクロック信号CKが入力されるPチャネルMOSトランジスタMp3と、ソースが電源ラインに接続され、ドレインがNチャネルMOSトランジスタMn4のソースとNチャネルMOSトランジスタMn2のドレインとの接続点に接続され、ゲートにクロック信号CKが入力されるPチャネルMOSトランジスタMp4と、ソースが電源ラインに接続され、ドレインがPチャネルMOSトランジスタMp2のドレインとNチャネルMOSトランジスタMn5のドレインとの接続点に接続され、ゲートにクロック信号CKが入力されるPチャネルMOSトランジスタMp5と、ソースが電源ラインに接続され、ドレインがNチャネルMOSトランジスタMn5のソースとNチャネルMOSトランジスタMn3のドレインとの接続点に接続され、ゲートにクロック信号CKが入力されるPチャネルMOSトランジスタMp6とから構成されている。
xhブロック21-6は、ソースがグラウンドラインに接続され、ゲートにクロック信号CKが入力されるNチャネルMOSトランジスタMn6と、ソースがNチャネルMOSトランジスタMn6のドレインに接続され、ドレインがNチャネルMOSトランジスタMn5のソースとPチャネルMOSトランジスタMp6のドレインとの接続点に接続され、ゲートにフィードバック信号FBD+が入力されるNチャネルMOSトランジスタMn7と、ソースがNチャネルMOSトランジスタMn6のドレインに接続され、ドレインがPチャネルMOSトランジスタMp4のドレインとNチャネルMOSトランジスタMn4のソースとの接続点に接続され、ゲートにフィードバック信号FBD-が入力されるNチャネルMOSトランジスタMn8とから構成されている。
図9に、図8に示した増幅器21Bを備えるDFE201の動作を表すタイミング図を示す。この増幅器21Bを備えるDFE201において、クロック信号CKが「Low」である場合、S1+、S1-、SAO+、SAO-の各ノードはリセットブロック21-3によってVDDまで充電される。クロック信号CKが「High」に遷移すると、サンプリングブロック21-1とxhブロック21-6は、S1+とS1-の2つのノードから電流の引き込みを始める。
S1+とS1-の2つのノードにおいて、サンプリングブロック21-1による電流は、xhブロック21-6による電流に加算される。加算電流は、SAO+とSAO-の2つのノードへと伝送される。その結果として、サンプリング動作の中で、SAO-はIN+による電流によって定まり、FBD-とSAO+はIN-とFBD+による電流によって定まる。
サンプリング動作の後、「SAO+-SAO-」であるVDIは、α・{(IN+-IN-)-h・(FBD+-FBD-)}となる。ここで、αはサンプリング動作のゲイン、hはNチャネルMOSトランジスタMn1に流れる電流とNチャネルMOSトランジスタMn6に流れる電流との比によって定められる符号間干渉係数である。FBD+とFBD-は「1」か「0」のデジタル信号であるため、VDIはα・{(IN+-IN-)±h}となるが、これは、図7に示したDFE201においてシングルエンドアーキテクチャとした場合と同じ結果である。
SAO+かSAO-が「VDD-VTH」未満まで低下すると、PチャネルMOSトランジスタMp1とMp2がオンになり、ラッチブロック21-2がラッチ動作を開始する。VTHは、PチャネルMOSトランジスタMp1とMp2の閾値電圧である。ラッチ動作の後、SAO+とSAO-の一方がVDDとなり、他方はVSSとなる。
この差動型の増幅器21Bを備えるDFE201において、符号間干渉を正しく除去するためには、(n-1)番目のデータのFBD+とFBD-は、クロック信号CKのn番目のサンプリングの前に到達している必要がある。したがって、フィードバックループディレイTFB(TFB=TSAM+TLA+TBUF)は、1UI未満である必要がある。
図2に、本実施の形態のDFE100(図1)における増幅器21Cの具体的な回路構成を示す。この回路も増幅器21Cを差動型とした場合の回路を示している。図3に図9に対応するタイミング図を示す。
この回路では、図8に示した従来の増幅器21Bにおけるxhブロック21-6に代えて、PチャネルMOSトランジスタMp7~Mp9を用いたxhブロック21-7を用いている。
この回路において、サンプリングブロック21-1、ラッチブロック21-2,リセットブロック21-3の構成は、図8に示した増幅器21Bにおけるサンプリングブロック21-1、ラッチブロック21-2,リセットブロック21-3の構成と同じであるので、その説明は省略する。
この増幅器21Cにおいて、xhブロック21-7は、ソースが電源ラインに接続され、ゲートに制御電圧VBが入力されるPチャネルMOSトランジスタMp7と、ソースがPチャネルMOSトランジスタMp7のドレインに接続され、ドレインがPチャネルMOSトランジスタMp1のゲートとNチャネルMOSトランジスタMn4のゲートとの接続点およびPチャネルMOSトランジスタMp2のドレインとNチャネルMOSトランジスタMn5のドレインとの接続点に接続され、フィードバック信号FBD+がゲートに入力されるPチャネルMOSトランジスタMp8と、ソースがPチャネルMOSトランジスタMp7のドレインに接続され、ドレインがPチャネルMOSトランジスタMp1のドレインとNチャネルMOSトランジスタMn4のドレインとの接続点およびPチャネルMOSトランジスタMp2のゲートとNチャネルMOSトランジスタMn5のゲートとの接続点に接続され、フィードバック信号FB-がゲートに入力されるPチャネルMOSトランジスタMp9とから構成されている。
この増幅器21Cでは、xhブロック21-7によって、ラッチブロック21-2の出力に-α・h・(FBD+-FBD-)のオフセット電圧が加算される。このオフセット電圧の加算により、VDIはα・(IN+-IN-)-α・h・(FBD+-FBD-)となるが、これは、図8に示した増幅器21Bと同じ結果を示している。α・hは制御電圧VBによって制御される。
この増幅器21Cでは、ラッチブロック21-2の出力にオフセット電圧が加算されるため、フィードバック信号(FBD+、FBD-)の到達時間は、ラッチ動作の開始時間まで緩和される。すなわち、符号間干渉を正しく除去するためには、(n-1)番目のデータのFBD+とFBD-は、n番目のデータのラッチ動作の前に到達している必要がある。
フィードバックループは増幅器21Cにおけるラッチ動作とバッファ3におけるバッファ動作によって構成されることから、フィードバックループディレイTFBはTLA+TBUFとなる。この増幅器21Cでは、従来の増幅器21BよりもTFBが小さくなり、DFE100の動作データレートを一層高速とする効果がある。
〔実施の形態2〕
図1に示したDFE100は、1/4レートアーキテクチャとしても実装可能である。図4に、1/4レートアーキテクチャとしたDFE101の要部の構成を示す。このDFE101は、図1に示した増幅器21Cと、SRラッチ22と、バッファ3との組み合わせを1つのスライスとし、4つのスライスSL1~SL4で構成されている。
初段のスライスSL1は、増幅器21C1とSRラッチ221とバッファ31とで構成され、2段目のスライスSL2は、増幅器21C2とSRラッチ222とバッファ32とで構成され、3段目のスライスSL3は、増幅器21C3とSRラッチ223とバッファ33とで構成され、4段目のスライスSL4は、増幅器21C4とSRラッチ224とバッファ34とで構成されている。
このDFE101において、初段のスライスSL1における増幅器21C1内のxhブロック21-7は、初段のスライスSL1におけるバッファ31を介してフィードバックされてくる増幅器21C1からの出力に代えて、最終段(4段目)のスライスSL4におけるバッファ34を介してフィードバックされてくる最終段(4段目)のスライスSL4における増幅器21C4からの出力からフィードバック信号FBを生成する。
2段目のスライスSL2における増幅器21C2は、2段目のスライスSL2におけるバッファ32を介してフィードバックされてくる2段目のスライスSL2における増幅器21C2からの出力に代えて、前段のスライスSL1におけるバッファ31を介してフィードバックされてくる前段のスライスSL1における増幅器21C1からの出力からフィードバック信号FBを生成する。
3段目のスライスSL3における増幅器21C3は、3段目のスライスSL3におけるバッファ33を介してフィードバックされてくる3段目のスライスSL3における増幅器21C3からの出力に代えて、前段のスライスSL2におけるバッファ32を介してフィードバックされてくる前段のスライスSL2における増幅器21C2からの出力からフィードバック信号FBを生成する。
4段目のスライスSL4における増幅器21C4は、4段目のスライスSL4におけるバッファ34を介してフィードバックされてくる4段目のスライスSL4における増幅器21C4からの出力に代えて、前段のスライスSL3におけるバッファ33を介してフィードバックされてくる前段のスライスSL3における増幅器21C3からの出力からフィードバック信号FBを生成する。
このDFE101において、増幅器21C1,21C2,21C3,21C4は、それぞれクロック信号CK0、クロック信号CK90、クロック信号CK180、クロック信号CK270によって同期がとられる。この例において、増幅器21C1,21C2,21C3,21C4は、図2に示した回路構成とされている。
クロック信号CK0,CK90,CK180,CK270は4×UIの周期であり、ここで、UIはRX入力と同じである。サンプリング動作は、クロック信号CK0、クロック信号CK90、クロック信号CK180、クロック信号CK270の順番で増幅器21C1,21C2,21C3,21C4の中で順次行われる。増幅器21C1におけるクロック信号CK0のサンプリングからUI1個分後に、増幅器21C2はクロック信号CK90を用いてサンプリング動作を開始する。
次のUI1個分後に、増幅器21C3はクロック信号CK180を用いてサンプリング動作を開始する。さらに次のUI1個分後に、増幅器21C4がサンプリング動作を開始する。その後、さらに次のUI1個分後に、再び増幅器21C1がサンプリング動作を開始する。サンプリング動作は、上記の順番で繰り返される。
DFE動作のために、クロック信号CK0で同期された増幅器21C1の出力である増幅器出力SAO0はバッファ31を介してFBD0として増幅器21C2に伝達される。クロック信号CK90で同期された増幅器21C2の出力である増幅器出力SAO90はバッファ32を介してFBD90として増幅器21C3に、クロック信号CK180で同期された増幅器21C3の出力である増幅器出力SAO180はバッファ33を介してFBD180として増幅器21C4に、クロック信号CK270で同期された増幅器21C4の出力である増幅器出力SAO270はバッファ34を介してFBD270として増幅器21C1にそれぞれ伝達される。
〔実施の形態の拡張〕
以上、実施の形態を参照して本発明を説明したが、本発明は上記の実施の形態に限定されるものではない。本発明の構成や詳細には、本発明の技術思想の範囲内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
1C…加算器、2C…フリップフロップ、3,31~34…バッファ、21C,21C1~21C4…増幅器(加算器内蔵型の増幅器)、21-1…サンプリングブロック、21-2…ラッチブロック、21-3…リセットブロック、21-4…加算部、21-5’…加算部、21-7…xhブロック、22,221~224…SRラッチ、Mp1~Mp9…PチャネルMOSトランジスタ、Mn1~Mn5…NチャネルMOSトランジスタ、SL1~SL4…スライス、100,101…DFE。

Claims (3)

  1. トランスミッタとレシーバとを結ぶチャネルの分散特性により引き起こされる符号間干渉を補償するディシジョンフィードバックイコライザにおいて、
    前記トランスミッタから前記チャネルを通して前記レシーバに送られてくるアナログ信号を入力信号とし、この入力信号を増幅してゼロ復帰型のデジタル信号として出力する増幅器と、
    前記増幅器の出力をラッチして非ゼロ復帰型のデジタル信号として出力するラッチ回路と、
    前記増幅器の出力を前記増幅器にフィードバックする経路に設けられたバッファとを備え、
    前記増幅器は、
    前記入力信号を所定の周期でサンプリングして出力するサンプリングブロックと、
    前記サンプリングブロックの出力をラッチして出力するラッチブロックと、
    前記バッファを介してフィードバックされてくる前記増幅器の出力から前記符号間干渉の量に応じたフィードバック信号を生成するフィードバック信号生成部と、前記フィードバック信号生成部によって生成された前記フィードバック信号を前記ラッチブロックの出力に加算する加算部とを備えた加算器と、
    前記サンプリングブロックの出力の前記ラッチブロックへの入力タイミングおよび前記ラッチブロックの出力の前記加算部への入力タイミングを制御するリセットブロックと
    を備えることを特徴とするディシジョンフィードバックイコライザ。
  2. 請求項1に記載されたディシジョンフィードバックイコライザにおいて、
    前記サンプリングブロックは、
    ソースがグラウンドラインに接続され、ゲートにクロック信号が入力される第1のNチャネルMOSトランジスタと、
    ソースが前記第1のNチャネルMOSトランジスタのドレインに接続され、差動信号として入力される前記入力信号の一方がゲートに入力される第2のNチャネルMOSトランジスタと、
    ソースが前記第1のNチャネルMOSトランジスタのドレインに接続され、差動信号として入力される前記入力信号の他方がゲートに入力される第3のNチャネルMOSトランジスタとを備え、
    前記ラッチブロックは、
    ソースが電源ラインに接続された第1のPチャネルMOSトランジスタおよび第2のPチャネルMOSトランジスタと、
    ドレインが前記第1のPチャネルMOSトランジスタのドレインに接続され、ゲートが前記第1のPチャネルMOSトランジスタのゲートに接続され、ソースが前記第2のNチャネルMOSトランジスタのドレインに接続された第4のNチャネルMOSトランジスタと、
    ドレインが前記第2のPチャネルMOSトランジスタのドレインおよび前記第1のPチャネルMOSトランジスタのゲートと前記第4のNチャネルMOSトランジスタのゲートとの接続点に接続され、ゲートが前記第2のPチャネルMOSトランジスタのゲートおよび前記第1のPチャネルMOSトランジスタのドレインに接続され、ソースが前記第3のNチャネルMOSトランジスタのドレインに接続された第5のNチャネルMOSトランジスタとを備え、
    前記リセットブロックは、
    ソースが電源ラインに接続され、ドレインが前記第1のPチャネルMOSトランジスタのドレインと前記第4のNチャネルMOSトランジスタのドレインとの接続点に接続され、ゲートにクロック信号が入力される第3のPチャネルMOSトランジスタと、
    ソースが電源ラインに接続され、ドレインが前記第4のNチャネルMOSトランジスタのソースと前記第2のNチャネルMOSトランジスタのドレインとの接続点に接続され、ゲートにクロック信号が入力される第4のPチャネルMOSトランジスタと、
    ソースが電源ラインに接続され、ドレインが前記第2のPチャネルMOSトランジスタのドレインと前記第5のNチャネルMOSトランジスタのドレインとの接続点に接続され、ゲートにクロック信号が入力される第5のPチャネルMOSトランジスタと、
    ソースが電源ラインに接続され、ドレインが前記第5のNチャネルMOSトランジスタのソースと前記第3のNチャネルMOSトランジスタのドレインとの接続点に接続され、ゲートにクロック信号が入力される第6のPチャネルMOSトランジスタとを備え、
    前記フィードバック信号生成部は、
    ソースが電源ラインに接続され、ゲートに制御電圧が入力される第7のPチャネルMOSトランジスタと、
    ソースが前記第7のPチャネルMOSトランジスタのドレインに接続され、ドレインが前記第1のPチャネルMOSトランジスタのゲートと前記第4のNチャネルMOSトランジスタのゲートとの接続点および前記第2のPチャネルMOSトランジスタのドレインと前記第5のNチャネルMOSトランジスタのドレインとの接続点に接続され、前記バッファを介して差動信号としてフィードバックされてくる前記増幅器の出力の一方がゲートに入力される第8のPチャネルMOSトランジスタと、
    ソースが前記第7のPチャネルMOSトランジスタのドレインに接続され、ドレインが前記第1のPチャネルMOSトランジスタのドレインと前記第4のNチャネルMOSトランジスタのドレインとの接続点および前記第2のPチャネルMOSトランジスタのゲートと前記第5のNチャネルMOSトランジスタのゲートとの接続点に接続され、前記バッファを介して差動信号としてフィードバックされてくる前記増幅器の出力の他方がゲートに入力される第9のPチャネルMOSトランジスタとを備える
    ことを特徴とするディシジョンフィードバックイコライザ。
  3. 請求項1又は2に記載されたディシジョンフィードバックイコライザにおいて、
    前記増幅器と前記ラッチ回路と前記バッファとの組み合わせを1つのスライスとする、複数段のスライスを備え、
    前記複数段のスライスのうち初段のスライスにおける前記増幅器に含まれる前記フィードバック信号生成部は、
    前記初段のスライスにおける前記バッファを介してフィードバックされてくる前記初段のスライスにおける前記増幅器からの出力に代えて、最終段のスライスにおける前記バッファを介してフィードバックされてくる前記最終段のスライスにおける前記増幅器からの出力から前記フィードバック信号を生成し、
    前記初段を除く他のスライスにおける前記増幅器内の前記フィードバック信号生成部は、
    前記他のスライスにおける前記バッファを介してフィードバックされてくる前記他のスライスにおける前記増幅器からの出力に代えて、前段のスライスにおける前記バッファを介してフィードバックされてくる前記前段のスライスにおける前記増幅器からの出力から前記フィードバック信号を生成する
    ことを特徴とするディシジョンフィードバックイコライザ。
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