JP7063152B2 - 印刷装置 - Google Patents

印刷装置 Download PDF

Info

Publication number
JP7063152B2
JP7063152B2 JP2018127066A JP2018127066A JP7063152B2 JP 7063152 B2 JP7063152 B2 JP 7063152B2 JP 2018127066 A JP2018127066 A JP 2018127066A JP 2018127066 A JP2018127066 A JP 2018127066A JP 7063152 B2 JP7063152 B2 JP 7063152B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
communication
information
printing
wireless communication
history information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018127066A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2020006530A (ja
Inventor
卓朗 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP2018127066A priority Critical patent/JP7063152B2/ja
Publication of JP2020006530A publication Critical patent/JP2020006530A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7063152B2 publication Critical patent/JP7063152B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Description

本発明は、無線通信を介して外部機器から取得した印刷データを印刷する印刷装置に関する。
NFC(Near Field Communication)のような近距離無線通信を用いて認証を行い、他の通信方式の無線通信にて通信を引き継ぐいわゆるハンドオーバーの技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。この従来技術では、操作性の向上を図るために、ネットワークに参加している第1無線通信装置がネットワークに参加するための参加情報をNFCで第2無線通信装置に送信し、第2無線通信装置は取得した参加情報に基づいて無線LANでネットワークに接続する。
特開2010-245748号公報
近年、無線通信により携帯端末から印刷データを印刷装置に送信して印刷することが行われている。このような場合に上記ハンドオーバーの技術を適用して、印刷装置と携帯端末との無線通信による接続を簡素化することが考えられる。しかしながら、携帯端末から印刷をする度に通信履歴情報が印刷装置に記録され、当該携帯端末との無線通信が遮断された後にも通信履歴情報が残ることとなる。このため、印刷装置に残された通信履歴情報を盗用される可能性がある等、セキュリティ上の問題が生じうる。また、ユーザが印刷装置から通信履歴情報を削除することも可能であるが、そのための手間を要することとなる。
本発明の目的は、ハンドオーバーの技術により印刷を行う印刷装置において、ユーザの手間を要することなくセキュリティを向上できる構成を提供することにある。
上記目的を達成するために、本願発明は、印刷を行う印刷手段と、第1無線通信及び当該第1無線通信よりも遠距離での通信が可能な第2無線通信により外部機器に対して通信を行う通信手段と、制御手段と、を有する印刷装置であって、前記制御手段は、前記第1無線通信により前記外部機器に対して通信を行い、当該外部機器に対して前記第2無線通信による通信を行うための通信情報を前記外部機器から取得する第1無線通信処理、前記第1無線通信処理で取得した前記通信情報を用いて前記第2無線通信により前記外部機器に対して通信を行う第2無線通信処理、前記第1無線通信処理で前記外部機器に対して通信が行われたことを契機に、前記第2無線通信処理で前記外部機器に対して通信が行われた際に記録された通信履歴情報を取得する通信履歴情報取得処理、及び前記第1無線通信処理で前記外部機器に対して通信が行われたことを契機に、前記通信履歴情報取得処理で取得した前記通信履歴情報を削除する履歴情報削除処理、を実行することを特徴とする。
本発明の印刷装置では、制御手段が第1無線通信処理及び第2無線通信処理を実行する。第1無線通信処理では、制御手段は第1無線通信により外部機器に対して通信を行い、当該外部機器に対して第2無線通信による通信を行うための通信情報を外部機器から取得する。第2無線通信処理では、制御手段は第1無線通信処理で取得した通信情報を用いて第2無線通信により外部機器に対して通信を行い、印刷手段で印刷する印刷データ等を外部機器から取得する。このようにして、第1無線通信を用いて認証を行い第2無線通信にて通信を引き継ぐいわゆるハンドオーバーが実行される。
このような場合、印刷装置では、外部機器と第2無線通信による通信をする度に通信履歴情報が記録され、当該外部機器との通信が遮断された後にも通信履歴情報が残ることとなる。このため、印刷装置に残された通信履歴情報を盗用される可能性がある等、セキュリティ上の問題が生じうる。また、ユーザが印刷装置から通信履歴情報を削除することも可能であるが、そのための手間を要することとなる。
本発明では、第1無線通信処理で外部機器に対して通信が行われたことを契機に、制御手段が通信履歴情報取得処理及び履歴情報削除処理を実行することにより、記録された通信履歴情報を取得して当該通信履歴情報を削除する。これにより、ユーザが印刷等を行うために外部機器(例えば携帯端末やPC等)と印刷装置との第1無線通信による通信を行わせる度に、その前までの通信履歴情報を自動的に削除することができる。その結果、例えば通信履歴情報を印刷装置から盗用しようとする者が通信機器を用いて印刷装置との間で第1無線通信による通信を行わせようとした場合にも、通信履歴情報を自動的に削除することができる。したがって、ユーザの手間を要することなくセキュリティを向上できる。
さらに、例えば通信履歴情報を一定時間経過後に削除するような場合には、その時間内にアクセスした場合には通信履歴情報を閲覧、取得することが可能となる。これに対し本発明では、時間に関係なく印刷装置にアクセスした時点で通信履歴情報が削除されるので、セキュリティをより一層高めることができる。
本発明によれば、ハンドオーバーの技術により印刷を行う印刷装置において、ユーザの手間を要することなくセキュリティを向上することができる。

本発明の一実施形態である印刷装置と操作端末を備えた印刷システムの全体構成を表す構成図である。 印刷装置の外観構造を表す斜視図である。 印刷装置のCPUが実行する制御ルーチンの一例のフロー図である。 通信履歴情報の一例を表す説明図である。 印刷装置のCPUが実行する制御ルーチンの一例のフロー図である。 印刷実行中の場合に印刷が完了するまで待機してから通信履歴情報を削除する変形例において、印刷装置のCPUが実行する制御ルーチンの一例のフロー図である。 通信履歴情報のうち削除対象のみを削除する変形例において、印刷装置のCPUが実行する制御ルーチンの一例のフロー図である。 削除対象情報を携帯端末から取得する変形例において、印刷装置のCPUが実行する制御ルーチンの一例のフロー図である。 削除対象情報を印刷装置と携帯端末の両方から取得する変形例において、印刷装置のCPUが実行する制御ルーチンの一例のフロー図である。 削除対象情報を印刷装置と携帯端末の両方から取得する変形例において、印刷装置のCPUが実行する制御ルーチンの一例のフロー図である。 印刷実行後に通信履歴情報を削除する変形例において、印刷装置のCPUが実行する制御ルーチンの一例のフロー図である。 通信履歴情報の削除と共に印刷設定情報を初期化する変形例において、印刷装置のCPUが実行する制御ルーチンの一例のフロー図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
<印刷システムの全体構成>
本実施形態の印刷システム300は、図1に示すように、印刷装置200に印刷を実行させる、外部機器の一例である携帯端末100と、印刷装置200とを備えている。本実施形態の印刷システム300では、携帯端末100と印刷装置200との間で、無線通信によって各種データの受け渡しが可能になっている。
<印刷装置の構成>
次に、印刷装置200の概略構成について説明する。本実施形態では、印刷装置200が印刷機能及び読取機能を有する複合機である場合を一例として説明する。但し、本発明の適用対象を複合機に限定するものではなく、印刷機能のみ有する印刷装置に適用してもよいし、印刷機能及び読取機能以外の機能を有する印刷装置に適用してもよい。
印刷装置200は、この例では、図1に示すように、CPU31(制御手段の一例)と、ROM32と、RAM33と、NVRAM(Non Volatile RAM)34とを有している。これらCPU31、ROM32、RAM33、及びNVRAM34は、用紙に画像を印刷する、画像形成部10と、原稿の画像を読み取る画像読取部11と、動作状況の表示や、利用者の一例であるユーザによる入力操作の受付を行う操作パネル40と、第1無線通信制御部37と、第2無線通信制御部38とに、電気的に接続されている。なお、RAM33とNVRAM34とが、印刷装置200のメモリ(記憶手段の一例)を構成している。
画像形成部10(印刷手段の一例)は、用紙に印刷を行う。印刷は、カラー印刷であってもモノクロ印刷であってもよい。また、印刷方式についても、例えば電子写真方式であってもインクジェット方式であってもよい。画像読取部11は、対象物のスキャンを実行する。スキャンは、カラースキャンであってもモノクロスキャンであってもよい。また、読取機構についても、例えばCCDであってもCISであってもよい。
ROM32は、印刷装置200を制御するためのファームウェア等の各種プログラムや、各種設定、初期値等が記憶された記録媒体である。なお、上記各種プログラムには、後述の図3、図5~図6、図8~図12等のフローに示す各手順を実行する印刷処理プログラムが含まれる。RAM33及びNVRAM34は、上記各種プログラムが読み出される作業領域として、あるいはデータを一時的に記憶する記憶領域として利用される。
CPU31は、ROM32から読み出した上記プログラムや各種センサから送られる信号に従って、その処理結果をRAM33またはNVRAM34に記憶させながら、印刷装置200の各構成要素を制御する。
第1無線通信制御部37(通信手段の一例)は、例えばNFC(Near Field Communication)方式等の近距離無線通信である第1無線通信を可能にするインターフェースである。印刷装置200は、この第1無線通信制御部37を介し、携帯端末100から送信されるデータを受信する。さらに、印刷装置200は、第1無線通信制御部37を介して携帯端末100にデータを送信する。
第2無線通信制御部38(通信手段の一例)は、例えば無線LAN方式、Bluetooth(登録商標)方式等の、上記第1無線通信よりも遠距離での通信が可能な第2無線通信を可能にするインターフェースである。印刷装置200は、第2無線通信制御部38を介して携帯端末100から送信されるデータを受信する。さらに、印刷装置200は、第2無線通信制御部38を介して携帯端末100にデータを送信する。
CPU31は、第1無線通信処理及び第2無線通信処理を実行する。第1無線通信処理では、CPU31は上記第1無線通信制御部37を介して第1無線通信により携帯端末100に対して通信を行い、当該携帯端末100に対して第2無線通信による通信を行うための通信情報を携帯端末100から取得する。なお、通信情報は、例えば通信規格情報、MACアドレスなどのアドレス情報、セキュリティ情報等のネットワーク情報である。第2無線通信処理では、CPU31は上記第1無線通信処理で取得した通信情報を用いて上記第2無線通信制御部38を介して第2無線通信により携帯端末100に対して通信を行う。このようにして、CPU31は、第1無線通信を用いて認証を行い第2無線通信にて通信を引き継ぐいわゆるハンドオーバーを実行する。
操作パネル40は、図2に示すように、この例では印刷装置200の外装に設けられている。操作パネル40は、ユーザ入力を受け付ける各種のボタンやキー等から構成される手動入力部41と、メッセージや設定内容を表示する、例えば入力機能を兼ねたタッチパネルとして構成される表示部42とを有している。
また、操作パネル40は、上記第1無線通信方式の通信を受け付ける読取部43を有している。読取部43には、前述の第1無線通信制御部37が設けられている。そして、印刷装置200は、電源オンの間、第1無線通信制御部37から発せられる信号によって、第1無線通信方式の通信が実行可能なデバイスを検出する状態になっている。そのため、例えば、ユーザが携帯端末100を読取部43にかざすと、印刷装置200は携帯端末100を検出し、携帯端末100と印刷装置200との間で第1無線通信による通信が自動的に可能になる。なお、携帯端末100を読取部43に「かざす」とは、携帯端末100を第1無線通信制御部37の通信範囲内に配置する動作であり、携帯端末100と読取部43とが接触していてもいなくてもよい。
<モバイルデバイスの構成>
図1に戻り、次に上記携帯端末100の概略構成について説明する。図1において、携帯端末100は、この例では、CPU51と、ROM52と、RAM53と、フラッシュメモリ54とを備えている。また、携帯端末100は、表示機能と入力機能とを兼ねるタッチパネルを有する操作パネル55と、印刷装置200との通信を可能にする通信インターフェースとしての、第1無線通信制御部57及び第2無線通信制御部58とを有する。これら操作パネル55、第1無線通信制御部57及び第2無線通信制御部58は、上記CPU51によって制御される。
フラッシュメモリ54には、OSや、インターネット上のファイルを閲覧するためのブラウザ、各種のデバイスを制御するデバイスドライバ等が組み込まれている。また、印刷装置200に印刷やスキャン等を指示し、印刷に伴うファイルを印刷装置200に受け渡すアプリケーションプログラム20もフラッシュメモリ54に記憶されている。
CPU51は、ROM52やフラッシュメモリ54から読み出した各種プログラムに従って、その演算結果をRAM53またはフラッシュメモリ54に記憶させながら各種の処理を行う。上述したアプリケーションプログラム20の動作も、CPU51によって処理される。
第1無線通信制御部57は、印刷装置200の上記第1無線通信制御部37と同様に、例えばNFC方式等の近距離無線通信である第1無線通信を可能にするインターフェースである。また、第2無線通信制御部58は、印刷装置200の上記第2無線通信制御部38と同様に、例えば無線LAN方式等の、上記第1無線通信よりも遠距離での通信が可能な第2無線通信を可能にするインターフェースである。携帯端末100は、第1無線通信制御部57あるいは第2無線通信制御部58を介して印刷装置200から送信されるデータを受信する。さらに、携帯端末100は、第1無線通信制御部57あるいは第2無線通信制御部58を介して印刷装置200にデータを送信する。
<印刷装置のCPUが実行する制御ルーチン>
次に、印刷装置200のCPU31が実行する制御ルーチンを、図3のフロー図を参照しつつ説明する。なお、図3に示す制御ルーチンは、印刷装置200の電源がONである間は繰り返し実行される。
ステップS1において、CPU31は、携帯端末100が読取部43にかざされることにより、第1無線通信制御部37を介して第1無線通信により携帯端末100と接続したか否かを判定する。第1無線通信により携帯端末100と接続していないと判定した場合(No)には、接続するまでループ待機する。一方、第1無線通信により携帯端末100と接続したと判定した場合(Yes)には、ステップS2へと処理を移す。
ステップS2において、CPU31は、第1無線通信により携帯端末100に対して通信を行い、当該携帯端末100に対して第2無線通信による通信を行うための通信情報を携帯端末100から取得する第1無線通信処理を実行し、ステップS3へと処理を移す。
ステップS3において、CPU31は、上記ステップS2で第1無線通信により携帯端末100に対して通信が行われたことを契機に、第2無線通信処理で携帯端末100に対して通信が行われた際にメモリ(前述のRAM33やNVRAM34等)に記録された通信履歴情報を取得する通信履歴情報取得処理を実行し、ステップS4へと処理を移す。
図4に、通信履歴情報の一例を示す。なお図4中の「WLAN」は無線LANを表している。この例では、通信履歴情報は接続ID、接続種別、接続状態の項目が含んでいるが、これら以外の項目を含んでもよい。なお、上記ステップS2で第1無線通信により接続された携帯端末100は、まだ第2無線通信により接続されていないのでこの通信履歴情報には記録されていない。
ステップS4において、CPU31は、上記ステップS2で第1無線通信により携帯端末100に対して通信が行われたことを契機に、上記ステップS3でメモリから取得した前回までの通信履歴情報(前回またはそれ以前に第2無線通信が行われた際に記録された通信履歴情報)を削除する履歴情報削除処理を実行し、ステップS5へと処理を移す。なお、削除する通信履歴情報にひも付けられた情報や設定等がある場合には、当該情報や設定等についても一緒に削除してもよい。また、当該通信履歴情報の削除により、接続中である外部機器(例えば図4における接続IDが00aの機器)との通信は切断されることになる。
ステップS5において、CPU31は、上記ステップS2で取得した通信情報を用いて第2無線通信により携帯端末100に対して通信を行う第2無線通信処理を実行し、ステップS6へと処理を移す。
ステップS6において、CPU31は、上記ステップS5で携帯端末100に対して第2無線通信による通信を行ったことによる今回の通信履歴情報をメモリに記録し、ステップS7へと処理を移す。
ステップS7において、CPU31は、携帯端末100から第2無線通信により印刷指示を受信したか否かを判定する。印刷指示を受信していないと判定した場合(No)には、印刷指示を受信するまでループ待機する。一方、印刷指示を受信したと判定した場合(Yes)には、ステップS8へと処理を移す。
ステップS8において、CPU31は、第2無線通信により携帯端末100から印刷データを取得して前述の画像形成部10により印刷する印刷処理を実行し、このルーチンを終了する。
<実施形態の効果>
以上説明した実施形態によれば、次のような効果を得ることができる。すなわち、本実施形態の印刷装置200では、CPU31が第1無線通信処理(図3のステップS2)及び第2無線通信処理(図3のステップS5)を実行する。第1無線通信処理では、CPU31は第1無線通信により携帯端末100に対して通信を行い、当該携帯端末100に対して第2無線通信による通信を行うための通信情報を携帯端末100から取得する。第2無線通信処理では、CPU31は第1無線通信処理で取得した通信情報を用いて第2無線通信により携帯端末100に対して通信を行う。このようにして、第1無線通信を用いて認証を行い第2無線通信にて通信を引き継ぐいわゆるハンドオーバーが実行される。
このような場合、印刷装置200では、携帯端末100と第2無線通信による通信をする度に通信履歴情報が記録され、当該携帯端末100との通信が遮断された後にも通信履歴情報が残ることとなる。このため、印刷装置200に残された通信履歴情報を盗用される可能性がある等、セキュリティ上の問題が生じうる。また、ユーザが印刷装置200から通信履歴情報を削除することも可能であるが、そのための手間を要することとなる。
そこで本実施形態では、第1無線通信処理で携帯端末100に対して通信が行われたことを契機に、CPU31が通信履歴情報取得処理(図3のステップS3)及び履歴情報削除処理(図3のステップS4)を実行することにより、メモリに記録された通信履歴情報を取得して当該通信履歴情報を削除する。これにより、ユーザが印刷等を行うために携帯端末100等の外部機器と印刷装置200との第1無線通信による通信を行わせる度に、その前までの通信履歴情報を自動的に削除することができる。その結果、例えば通信履歴情報を印刷装置200から盗用しようとする者が通信機器を用いて印刷装置200との間で第1無線通信による通信を行わせようとした場合にも、通信履歴情報を自動的に削除することができる。したがって、ユーザの手間を要することなくセキュリティを向上できる。
さらに、例えば通信履歴情報を一定時間経過後に削除するような場合には、その時間内に通信履歴情報にアクセスした場合には当該情報を閲覧、取得することが可能となる。これに対し本実施形態では、時間に関係なく、印刷装置200の通信履歴情報にアクセスするために第1無線通信を行った時点で通信履歴情報が削除されるので、セキュリティをより一層高めることができる。
また、本実施形態では特に、CPU31は、履歴情報削除処理(図3のステップS4)を実行した後に第2無線通信処理(図3のステップS5)を実行する。これにより、通信履歴情報を削除した後に第2無線通信による通信を実行することができるので、以前の通信履歴情報が現在の通信を阻害することを防止でき、第2無線通信による通信の安定性を向上できる。その結果、携帯端末100からの印刷に関するデータの取得の確実性が高まるので、印刷の信頼性を向上できる。
<変形例>
なお、本発明は、上記実施形態に限られるものではなく、その趣旨及び技術的思想を逸脱しない範囲内で種々の変形が可能である。以下、そのような変形例について順次説明する。
(1)印刷実行中は印刷が完了するまで待機してから情報を削除する場合
前述のように、通信履歴情報の削除により、接続中である外部機器との通信は切断されることになる。このため、接続中の外部機器からの印刷指令により印刷を実行中の場合、当該印刷も途中で中止されることとなる。これを回避するために、印刷装置200が印刷実行中の場合は印刷が完了するまで待機してから通信履歴情報を削除してもよい。
本変形例において印刷装置200のCPU31が実行する制御ルーチンを、図5のフロー図を参照しつつ説明する。なお、図5において前述の図3と同様の制御処理については同じ符号を付し、説明を省略する。
ステップS1~ステップS3については、前述の図3と同様である。CPU31は、ステップS3において通信履歴情報取得処理を実行し、ステップS11へと処理を移す。
ステップS11において、CPU31は、接続中の外部機器からの印刷指令により、印刷装置200の画像形成部10による印刷が実行中か否かを判定する印刷実行判定処理を実行する。印刷を実行中であると判定した場合(Yes)には、印刷が完了するまでループ待機する。印刷を実行中でない(印刷が完了し待機状態である)と判定した場合(No)には、ステップS4へと処理を移す。
ステップS4~ステップS8については、前述の図3と同様である。
本変形例によれば、前のユーザによる印刷の継続中に次のユーザが印刷をしようとした場合でも、通信履歴情報の削除により第2無線通信が遮断されて印刷が途中で中止されるのを防止できる。したがって、印刷の信頼性をさらに向上できる。
(2)通信履歴情報のうち削除対象のみを削除する場合
上記実施形態では、通信履歴情報を全て削除する場合について説明したが、これに限定されるものではない。例えば、印刷装置200と無線通信により接続される外部機器には、各ユーザが個別に使用するPC端末や携帯端末以外にも、例えばバーコードリーダやキーボード等の、複数のユーザが共通して使用する機器等も含まれる。このような機器については、印刷を行うユーザが代わる度に通信履歴情報が削除されて通信が遮断されると、通信を確立するための処理が再度必要となるため、通信が維持された方がCPU31による情報処理を簡素化して処理負担を軽減できる。そこで、削除対象を設定しておき、削除対象である通信履歴情報についてのみ削除し、削除対象でない通信履歴情報については削除せずに維持してもよい。
本変形例において印刷装置200のCPU31が実行する制御ルーチンを、図6のフロー図を参照しつつ説明する。なお、図6において前述の図3等と同様の制御処理については同じ符号を付し、説明を省略する。
ステップS1~ステップS3については、前述の図3と同様である。CPU31は、ステップS3において通信履歴情報取得処理を実行し、ステップS21へと処理を移す。
ステップS21において、CPU31は、上記ステップS2で第1無線通信処理で携帯端末100に対して通信が行われたことを契機に、履歴情報削除処理による削除対象を設定した削除対象情報を印刷装置200のメモリから取得する削除対象情報取得処理を実行し、ステップS22へと処理を移す。
図7に、削除対象情報の一例を示す。当該削除対象情報は、予め印刷装置200のメモリに記憶されている。なお図7中の「WLAN」は無線LAN、「LAN」は有線LANを表している。この例では、削除対象情報は接続種別、接続機器、削除設定の項目を含んでいるが、これら以外の項目を含んでもよい。図7に示す例では、LANで接続されたPCと、Bluetooth(登録商標)で接続されたリーダ(バーコードリーダ等)については維持、それ以外については削除対象として設定されている。
ステップS22において、CPU31は、上記ステップS21で取得した削除対象情報に基づき、上記ステップS3で取得した通信履歴情報に削除対象が存在するか否かを判定する削除対象判定処理を実行する。通信履歴情報に削除対象が存在しないと判定した場合(No)には、後述のステップS5へと処理を移す。一方、通信履歴情報に削除対象が存在すると判定した場合(Yes)には、ステップS23へと処理を移す。
ステップS23において、CPU31は、上記ステップS3でメモリから取得した前回までの通信履歴情報のうち、削除対象に該当する通信履歴情報を削除する履歴情報削除処理を実行し、ステップS5へと処理を移す。
ステップS5~ステップS8については、前述の図3と同様である。
本変形例によれば、削除対象でない通信履歴情報については削除せずに維持することができる。その結果、例えば上述した複数のユーザが共通して使用する機器等については通信履歴情報を維持しておき、各ユーザが個別に使用するPC端末や携帯端末等についてのみ通信履歴情報を削除することができる。したがって、CPU31による情報処理を簡素化して処理負担を軽減できると共に、ユーザの利便性を向上できる。
また本変形例によれば、CPU31が削除対象情報を印刷装置200のメモリから取得する。すなわち、通信履歴情報の削除対象が、上記図7に示すように例えば通信方式の種別や通信機器の種類等に基づきユーザ間で共通に定められている場合、本変形例のように当該削除対象情報を印刷装置200のメモリに記憶させておくことにより、削除対象情報を各ユーザに共通に適用することができるので、削除対象情報を簡素化できる。
なお、上記変形例では、削除対象情報を通信履歴情報とは別のデータとして管理するようにしたが、これに限定されるものではなく、例えば通信履歴情報が削除対象情報を含む等、両者が一体のデータとして管理されてもよい。
(3)削除対象情報を携帯端末から取得する場合
上記変形例(2)では、削除対象情報を印刷装置200のメモリから取得する場合について説明したが、これに限定されるものではない。例えば、会社内で印刷装置を共用するような場合に、同じ部署の社員には通信履歴情報を知られても良いが、他の部署の社員には通信履歴情報を知られたくない等、削除対象がユーザごとに異なる可能性もある。このような場合には、削除対象情報を各ユーザの携帯端末100に個別に持たせておき、CPU31が当該削除対象情報を第1無線通信により携帯端末100から取得してもよい。
本変形例において印刷装置200のCPU31が実行する制御ルーチンを、図8のフロー図を参照しつつ説明する。なお、図8において前述の図6等と同様の制御処理については同じ符号を付し、説明を省略する。
ステップS1~ステップS2については、前述の図6と同様である。CPU31は、ステップS2において第1無線通信処理を実行し、ステップS31へと処理を移す。
ステップS31において、CPU31は、第1無線通信により削除対象情報を携帯端末100から取得する削除対象情報取得処理を実行し、ステップS32へと処理を移す。
ステップS32において、CPU31は、上記ステップS2で通信情報を携帯端末100から適正に取得したか否かを判定する。通信情報を適正に取得していないと判定した場合(No)には、本ルーチンを終了する。一方、通信情報を適正に取得したと判定した場合(Yes)には、ステップS33へと処理を移す。
ステップS33において、CPU31は、上記ステップS31で削除対象情報を携帯端末100から適正に取得したか否かを判定する情報取得判定処理を実行する。削除対象情報を適正に取得していないと判定した場合(No)には、後述のステップS5へと処理を移す。一方、削除対象情報を適正に取得したと判定した場合(Yes)には、ステップS3へと処理を移す。
その後のステップS3、ステップS22及びステップS23、ステップS5~ステップS8については、前述の図6と同様である。
本変形例によれば、上述のようにユーザごとに削除対象が異なる場合にも柔軟に対応できる。さらに本変形例では、CPU31が削除対象情報を携帯端末100から適正に取得したか否かを判定し、適正に取得したと判定された場合に通信履歴情報を削除する。これにより、例えば通信異常等により削除対象情報を適正に取得できなかった場合には、通信履歴情報を削除せずに全て維持することが可能となる(図8のステップS33でNo→ステップS5)。このようにすることで、削除対象でない通信履歴情報を誤って削除することを防止できるので、印刷装置の信頼性を向上できる。
(4)削除対象情報を印刷装置と携帯端末の両方から取得する場合
通信履歴情報の削除対象が、例えば通信方式の種別や通信機器の種類等に基づき複数のユーザ間で共通に定められている場合、上記変形例(2)のように削除対象情報を印刷装置200のメモリに記憶させておくことが考えられる。一方、ユーザごとに削除対象が異なる場合には、上記変形例(3)のように削除対象情報を各ユーザの携帯端末100に個別に持たせておくことが考えられる。本変形例は、削除対象情報が印刷装置200と携帯端末100の両方の機器に記憶されている場合の例である。
本変形例において印刷装置200のCPU31が実行する制御ルーチンを、図9及び図10のフロー図を参照しつつ説明する。なお、図9及び図10において前述の図8等と同様の制御処理については同じ符号を付し、説明を省略する。
ステップS1~ステップS2、ステップS31~ステップS33については、前述の図8と同様である。CPU31は、ステップS33において情報取得判定処理を実行し、削除対象情報を適正に取得したと判定した場合(Yes)には、ステップS41へと処理を移す。
ステップS41において、CPU31は、印刷装置200のメモリに削除対象情報が記憶されているか否かを判定する。削除対象情報が記憶されていないと判定した場合(No)には、後述のステップS3へと処理を移す。一方、削除対象情報が記憶されていると判定した場合(Yes)には、ステップS21へと処理を移す。
ステップS21において、CPU31は、削除対象情報を印刷装置200のメモリから取得する削除対象情報取得処理を実行し、ステップS42へと処理を移す。
ステップS42において、CPU31は、上記ステップS31で携帯端末100から取得した削除対象情報(第1の削除対象情報の一例)と、上記ステップS21で印刷装置200から取得した削除対象情報(第2の削除対象情報の一例)との間に、差異があるか否かを判定する情報差異判定処理を実行する。差異がないと判定した場合(No)には、後述のステップS3へと処理を移す。一方、差異があると判定した場合(Yes)には、ステップS43へと処理を移す。
ステップS43において、CPU31は、履歴情報削除処理(ステップS23)による削除対象を決定する削除対象決定処理を実行し、ステップS3へと処理を移す。この決定手法としては、例えば携帯端末100に記憶された削除対象情報を優先する、印刷装置200に記憶された削除対象情報を優先する、あるいは、差異がある場合には全てを削除対象としてセキュリティを優先する、等が考えられる。なお、これら以外の手法で削除対象を決定してもよい。
その後のステップS3、ステップS22及びステップS23、ステップS5~ステップS8については、前述の図8と同様である。
本変形例によれば、このように削除対象情報が印刷装置200と携帯端末100の両方に記憶されている場合に、CPU31が両方の削除対象情報に差異があるか否かを判定し、差異がない場合には削除対象の通信履歴情報を削除する一方、差異がある場合には削除対象を新たに決定する。このようにすることで、削除対象でない通信履歴情報を誤って削除することを防止できると共に、何を優先して通信履歴情報を削除するかをニーズに応じて設定することができるので、印刷装置200の信頼性及びユーザの利便性をさらに向上できる。
(5)印刷実行後に通信履歴情報を削除する場合
以上においては、第2無線通信処理(図3のステップS5)を実行する前に履歴情報削除処理(図3のステップS4)を実行するようにしたが、これに代えて又は加えて、印刷処理(図3のステップS8)の実行後に履歴情報削除処理を実行してもよい。
本変形例において印刷装置200のCPU31が実行する制御ルーチンを、図11のフロー図を参照しつつ説明する。なお、図11において前述の図3と同様の制御処理については同じ符号を付し、説明を省略する。
ステップS1~ステップS8については、前述の図3と同様である。なお、本変形例ではステップS4を省略してもよい。CPU31は、ステップS8において印刷処理を実行し、ステップS51へと処理を移す。
ステップS51において、CPU31は、上記ステップS8で完了した印刷処理に対応した通信履歴情報を削除する履歴情報削除処理を実行し、本ルーチンを終了する。
本変形例によれば、ユーザが印刷を行う度に、当該印刷で行われた通信に関わる通信履歴情報を印刷完了後に直ちに削除することができる。これにより、次のユーザが印刷を行う際に、削除対象情報を取得して通信履歴情報に削除対象が存在するか否かを判定する処理等が不要となるので、CPU31による情報処理を簡素化して処理負担を軽減できる。
(6)通信履歴情報の削除と共に印刷設定情報を初期化する場合
印刷装置200は、第2無線通信により携帯端末100から印刷データを取得して印刷処理を実行する際に、メモリの印刷設定情報を携帯端末100から取得した印刷設定情報に更新する。この更新した印刷設定情報は、当該携帯端末100との通信が遮断された後にも残ることとなるが、このような情報についても秘匿としたい場合も考えられる。したがって、通信履歴情報の削除と共に印刷設定情報を初期化してもよい。
本変形例において印刷装置200のCPU31が実行する制御ルーチンを、図12のフロー図を参照しつつ説明する。なお、図12において前述の図3と同様の制御処理については同じ符号を付し、説明を省略する。
ステップS1~ステップS2については、前述の図3と同様である。CPU31は、ステップS2において第1無線通信処理を実行し、ステップS61へと処理を移す。
ステップS61において、CPU31は、上記ステップS2で行われた第1無線通信により携帯端末100から印刷設定情報を取得する印刷設定情報取得処理を実行し、ステップS3へと処理を移す。印刷設定情報は、画像形成部10による印刷の設定に関する情報であり、例えば印刷用紙の種類や印刷態様(印刷方向、片面か両面か、枚数、部数、余白設定など)を規定する情報である。
ステップS3~ステップS4については、前述の図3と同様である。CPU31は、ステップS4において履歴情報削除処理を実行し、ステップS62へと処理を移す。
ステップS62において、上記ステップS4で通信履歴情報を削除したことを契機に、メモリに記憶された印刷設定情報(前回の印刷処理時に更新された印刷設定情報)を初期化する情報初期化処理を実行し、ステップS63へと処理を移す。
ステップS63において、CPU31は、上記ステップS62で印刷設定情報を初期化したことを契機に、上記ステップS61で取得した印刷設定情報を有効化する情報有効化処理を実行し、ステップS5へと処理を移す。
その後のステップS5~ステップS8については、前述の図3と同様である。
本変形例によれば、通信履歴情報を削除すると共に印刷設定情報を初期化するので、セキュリティをさらに高めることができる。また、CPU31が第1無線通信により通信情報と共に印刷設定情報を携帯端末100から取得しておき、通信履歴情報の削除と共に印刷設定情報を初期化した場合に、携帯端末100から取得した印刷設定情報を自動的に有効化するので、ユーザが印刷設定を行う手間を省略できるので、利便性を向上できる。
(7)その他
なお、以上において、図1中に示す矢印は信号の流れの一例を示すものであり、信号の流れ方向を限定するものではない。
また、図3、図5~図6、図8~図12に示すフローチャートは本発明を上記フローに示す手順に限定するものではなく、発明の趣旨及び技術的思想を逸脱しない範囲内で手順の追加・削除又は順番の変更等をしてもよい。
また、以上既に述べた以外にも、上記実施形態や各変形例による手法を適宜組み合わせて利用しても良い。
その他、一々例示はしないが、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲内において、種々の変更が加えられて実施されるものである。
10 画像形成部(印刷手段)
31 CPU(制御手段)
33 RAM(記憶手段)
34 NVRAM(記憶手段)
37 第1無線通信制御部(通信手段)
38 第2無線通信制御部(通信手段)
100 携帯端末(外部機器)
200 印刷装置

Claims (10)

  1. 印刷を行う印刷手段と、
    第1無線通信及び当該第1無線通信よりも遠距離での通信が可能な第2無線通信により外部機器に対して通信を行う通信手段と、
    制御手段と、
    を有する印刷装置であって、
    前記制御手段は、
    前記第1無線通信により前記外部機器に対して通信を行い、当該外部機器に対して前記第2無線通信による通信を行うための通信情報を前記外部機器から取得する第1無線通信処理;
    前記第1無線通信処理で取得した前記通信情報を用いて前記第2無線通信により前記外部機器に対して通信を行う第2無線通信処理;
    前記第1無線通信処理で前記外部機器に対して通信が行われたことを契機に、前記第2無線通信処理で前記外部機器に対して通信が行われた際に記録された通信履歴情報を取得する通信履歴情報取得処理;及び
    前記第1無線通信処理で前記外部機器に対して通信が行われたことを契機に、前記通信履歴情報取得処理で取得した前記通信履歴情報を削除する履歴情報削除処理;
    を実行する
    ことを特徴とする印刷装置。
  2. 請求項1記載の印刷装置において、
    前記制御手段は、
    前記履歴情報削除処理を実行した後に前記第2無線通信処理を実行する
    ことを特徴とする印刷装置。
  3. 請求項1又は請求項2記載の印刷装置において、
    前記制御手段は、
    前記印刷手段による印刷が実行中か否かを判定する印刷実行判定処理;
    を実行し、
    前記履歴情報削除処理では、
    前記印刷実行判定処理により、削除しようとする前記通信履歴情報に対応する印刷が実行中であると判定された場合には、印刷が完了するまで待機してから前記通信履歴情報を削除する
    ことを特徴とする印刷装置。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれか1項記載の印刷装置において、
    前記制御手段は、
    前記第1無線通信処理で前記外部機器に対して通信が行われたことを契機に、前記履歴情報削除処理による削除対象を設定した削除対象情報を取得する削除対象情報取得処理;
    前記削除対象情報取得処理で取得した前記削除対象情報に基づき、前記通信履歴情報取得処理で取得した前記通信履歴情報に削除対象が存在するか否かを判定する削除対象判定処理;
    を実行し、
    前記履歴情報削除処理では、
    前記削除対象判定処理で前記通信履歴情報に削除対象が存在すると判定された場合に、当該削除対象に該当する前記通信履歴情報を削除する
    ことを特徴とする印刷装置。
  5. 請求項4記載の印刷装置において、
    前記削除対象情報取得処理では、
    前記削除対象情報を前記印刷装置の記憶手段から取得する
    ことを特徴とする印刷装置。
  6. 請求項4記載の印刷装置において、
    前記削除対象情報取得処理では、
    前記削除対象情報を前記第1無線通信により前記外部機器から取得し、
    前記制御手段は、
    前記削除対象情報取得処理で前記削除対象情報を適正に取得したか否かを判定する情報取得判定処理;
    を実行し、
    前記履歴情報削除処理では、
    前記情報取得判定処理で前記削除対象情報を適正に取得したと判定された場合に前記通信履歴情報を削除する
    ことを特徴とする印刷装置。
  7. 請求項6記載の印刷装置において、
    前記削除対象情報取得処理では、
    第1の前記削除対象情報を前記第1無線通信により前記外部機器から取得すると共に、第2の前記削除対象情報を前記印刷装置の記憶手段から取得し、
    前記制御手段は、
    前記第1の削除対象情報と前記第2の削除対象情報とに差異があるか否かを判定する情報差異判定処理;
    前記情報差異判定処理で差異があると判定した場合に、前記履歴情報削除処理による削除対象を決定する削除対象決定処理;
    を実行する
    ことを特徴とする印刷装置。
  8. 請求項1記載の印刷装置において、
    前記制御手段は、
    前記第2無線通信処理の実行後に、前記第2無線通信により前記外部機器から印刷データを取得して前記印刷手段により印刷する印刷処理;
    を実行し、
    前記印刷処理が完了した後に、前記履歴情報削除処理を実行し、
    前記履歴情報削除処理では、
    前記完了した印刷処理に対応した前記通信履歴情報を削除する
    ことを特徴とする印刷装置。
  9. 請求項1乃至請求項8のいずれか1項記載の印刷装置において、
    前記制御手段は、
    前記履歴情報削除処理で前記通信履歴情報を削除したことを契機に、前記印刷手段による印刷の設定に関する印刷設定情報を初期化する情報初期化処理;
    を実行する
    ことを特徴とする印刷装置。
  10. 請求項9記載の印刷装置において、
    前記制御手段は、
    前記第1無線通信処理で行われた前記第1無線通信により前記外部機器から前記印刷設定情報を取得する印刷設定情報取得処理;
    前記情報初期化処理で前記印刷設定情報を初期化したことを契機に、前記印刷設定情報取得処理で取得した前記印刷設定情報を有効化する情報有効化処理;
    を実行する
    ことを特徴とする印刷装置。
JP2018127066A 2018-07-03 2018-07-03 印刷装置 Active JP7063152B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018127066A JP7063152B2 (ja) 2018-07-03 2018-07-03 印刷装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018127066A JP7063152B2 (ja) 2018-07-03 2018-07-03 印刷装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020006530A JP2020006530A (ja) 2020-01-16
JP7063152B2 true JP7063152B2 (ja) 2022-05-09

Family

ID=69150177

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018127066A Active JP7063152B2 (ja) 2018-07-03 2018-07-03 印刷装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7063152B2 (ja)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009267443A (ja) 2008-04-21 2009-11-12 Ricoh Co Ltd 通信装置および通信方法
JP2014167746A (ja) 2013-02-28 2014-09-11 Brother Ind Ltd 画像記録システム、画像記録装置、及び制御プログラム
JP2015210597A (ja) 2014-04-24 2015-11-24 キヤノン株式会社 情報処理装置、画像処理装置、制御方法およびコンピュータプログラム
JP2018038084A (ja) 2017-11-22 2018-03-08 ブラザー工業株式会社 無線通信装置
JP2018050163A (ja) 2016-09-21 2018-03-29 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置、プログラム、および、画像形成システム

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009267443A (ja) 2008-04-21 2009-11-12 Ricoh Co Ltd 通信装置および通信方法
JP2014167746A (ja) 2013-02-28 2014-09-11 Brother Ind Ltd 画像記録システム、画像記録装置、及び制御プログラム
JP2015210597A (ja) 2014-04-24 2015-11-24 キヤノン株式会社 情報処理装置、画像処理装置、制御方法およびコンピュータプログラム
JP2018050163A (ja) 2016-09-21 2018-03-29 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置、プログラム、および、画像形成システム
JP2018038084A (ja) 2017-11-22 2018-03-08 ブラザー工業株式会社 無線通信装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2020006530A (ja) 2020-01-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10868939B2 (en) Image processing apparatus having connection information transmission, method of controlling the same, and storage medium
CN104917917B (zh) 图像形成装置、系统及信息处理方法
JP6071949B2 (ja) 情報処理装置、その制御方法、及びプログラム
JP2014149666A (ja) 携帯端末、画像記録装置、これらを含む画像記録システム、及び、プログラム。
CN105392103B (zh) 信息处理装置及信息处理装置的控制方法
JP2014203225A (ja) 情報処理装置及び画像形成装置
JP2016158054A (ja) 画像形成装置、画像形成システム及びプログラム
US20190187945A1 (en) Image processing apparatus, method and non-transitory computer- readable recording medium storing instructions therefor
JP2009199521A (ja) データ処理装置、データ処理プログラム、データ処理方法、サーバ、処理実行指示プログラムおよび処理実行指示方法
JP2015095885A (ja) 画像処理装置、命令処理プログラム及び命令処理方法
US11281416B2 (en) Image reading apparatus
US10200567B2 (en) Image processor and image processing system
KR20170058307A (ko) 인쇄 장치 및 인쇄 장치의 제어 방법
KR102165480B1 (ko) 인쇄 장치, 인쇄 장치의 제어 방법 및 저장 매체
JP7063152B2 (ja) 印刷装置
JP5304201B2 (ja) ジョブの処理を制御するためのコンピュータプログラム、サーバ装置、携帯デバイス並びにシステム
JP2015154131A (ja) 無線通信装置および無線通信方法
KR102046736B1 (ko) 통신 장치 및 통신 장치 제어 방법
JP6645261B2 (ja) プログラム及び携帯端末
JP2021189486A (ja) 印刷システム、印刷システムの制御方法
JP5930945B2 (ja) 画像形成装置、携帯端末、情報処理システム、並びに、それらの方法及びプログラム
JP2020074137A (ja) プログラム及び携帯端末
US20190020769A1 (en) Image Reading Apparatus and Medium Storing Program Executable by Computer of Image Reading Apparatus
JP6744783B2 (ja) 情報処理装置とその制御方法、及びプログラム
JP6444270B2 (ja) 情報処理装置、制御方法およびプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20200228

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20200228

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210521

TRDD Decision of grant or rejection written
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220316

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220322

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220404

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7063152

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150