JP7061778B1 - ファッション提供装置及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】旅行者が可能な限り手ぶらで旅行するのを可能にし、旅先では、旅先の状況に応じてコーディネートされたファッションを旅行者がよりいっそう楽しむことの可能なサービスを提供可能な装置を提供する。【解決手段】本発明のファッション提供装置3は、旅先で借りるファッションについてコーディネートを依頼するファッションコーディネート依頼情報を、依頼主(旅行者)が使用する依頼主側端末2から受信可能な依頼情報受信部311と、ファッションコーディネート依頼情報に基づくファッションコーディネート情報を、調達者が使用する調達者側端末4に送信可能なファッションコーディネート情報送信部313と、ファッションコーディネート情報に応じたレンタルファッションが依頼主の旅先での宿泊先に届いたことを示すレンタルファッション配達完了情報を受信可能なレンタルファッション配達完了情報受信部318と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、ファッション提供装置及びプログラムに関する。
観光、保養、業務及び/又は調査等のために現在地と異なる場所(旅先)に行く旅行が行われる。旅行では、旅先の景色を眺めることのみならず、例えば、昔ならではの古い町並みを散策する場合には和装になったり、豪華なレストランで食事をする場合にはドレスアップしたりする等、旅先ならではのファッションを楽しむことも重要な要素である。しかしながら、旅行者は、あらゆる地域や、あらゆる状況のそれぞれについて多種多様のファッションを全て持ち合わせているわけではない。そこで、旅先に合わせたファッションを持ち合わせていない旅行者であっても、その旅先に合わせたファッションを楽しむことができるように、レンタルファッションのサービスが提供されている。
例えば、インターネット上におけるWebサイトを通じて複数のユーザの端末と通信可能な衣装レンタルシステムが提案されている(特許文献1参照)。このシステムは、貸したい会員の端末から衣装の登録を受け付けて登録情報としてデータベースに登録する登録手段と、前記登録手段により登録された衣装をWebサイト上に表示する表示手段と、前記表示手段により表示された画面より行われる借りたい会員からの衣装の予約を受け付ける管理手段と、衣装の貸出しが成立した際、貸し出した会員より衣装の借受け代金を受け取ると共に、当該衣装の持ち主に貸出しの口銭を支払う会計手段と、を備える。特許文献1に記載のシステムによれば、借りたい会員は、貸出し対象となる衣装を予約し、衣装をレンタルして、衣装の持ち主との間で衣装の借受け代金を授受し得る。
特開2009-104294号公報
しかしながら、特許文献1に記載のシステムは、貸したい会員と借りたい会員との間で相互に衣装の貸し借りができるに留まる。身だしなみの態様によっては、旅行者が自宅から旅先に携行する荷物が大量となってしまうことがあり得る。また、旅行期間が長い場合もまた、荷物が大量となってしまうことがあり得る。特許文献1に記載のシステムでは、借りたい会員が旅先での衣装を借りた場合、借りた衣装は、借りたい会員の自宅等に配送される。そのため、旅行者が自宅から旅先に携行する荷物の量を減らすことはできない。このように、荷物が大量となってしまうと、そのことが旅行者にとってかえって負担となり、せっかく旅先ならではのファッションを楽しもうとしているにも関わらず、旅行者の満足度をかえって低下させることにも繋がり得る。
加えて、ファッションのコーディネートに関する課題も残る。旅先の気候や風情、及びドレスコード等によって例示される旅先の状況に応じてファッションをコーディネートすることは、旅行者にとって容易ではない。旅先でレンタルファッションを手配する場合に、ファッションのコーディネートを依頼できれば、旅行者の満足度をよりいっそう高め得る。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、旅行者が可能な限り手ぶらで旅行するのを可能にし、旅先では、旅先の状況に応じてコーディネートされたファッションを旅行者が楽しめるサービスを提供可能な装置を提供することである。
本発明者らは、上記課題を解決するために鋭意検討した結果、依頼主側端末から受信した依頼情報に基づくファッションコーディネート情報を調達者側端末に送信可能にすることで、上記の目的を達成できることを見出し、本発明を完成させるに至った。具体的に、本発明は以下のものを提供する。
第1の特徴に係る発明は、旅先で借りるファッションについてコーディネートを依頼するファッションコーディネート依頼情報を、依頼主が使用する依頼主側端末から受信可能な依頼情報受信部と、前記ファッションコーディネート依頼情報に基づくファッションコーディネート情報を、調達者が使用する調達者側端末に送信可能なファッションコーディネート情報送信部と、前記ファッションコーディネート情報に応じたレンタルファッションが前記依頼主の前記旅先での宿泊先に届いたことを示すレンタルファッション配達完了情報を受信可能なレンタルファッション配達完了情報受信部と、を備える、ファッション提供装置を提供する。
第1の特徴に係る発明によれば、調達者は、ファッションコーディネート依頼情報に応じてコーディネートされたレンタルファッションを旅先での宿泊先に届け得る。したがって、ファッションを旅先での宿泊先でレンタルし得るため、旅行者(依頼主)は、ファッションを携行することなく、可能な限り手ぶらで旅行し得る。また、旅先で借りるファッションについてコーディネートを依頼した旅行者は、旅先での宿泊先に届けられたコーディネートされたファッションをレンタルし、楽しみ得る。
したがって、第1の特徴に係る発明によれば、旅行者が可能な限り手ぶらで旅行するのを可能にし、旅先では、旅先の状況に応じてコーディネートされたファッションを旅行者が楽しむことの可能なサービスを提供可能な装置を提供できる。
第2の特徴に係る発明は、第1の特徴に係る発明であって、前記ファッションコーディネート依頼情報に基づいて前記ファッションコーディネート情報を生成可能なファッションコーディネート情報生成部をさらに備える装置を提供する。
第2の特徴に係る発明によれば、ファッションコーディネート情報生成部は、ファッションコーディネート依頼情報に基づいてファッションコーディネート情報を生成し、調達者側端末に送信し得る。これにより、調達者は、ファッションコーディネート情報生成部によって生成されたファッションコーディネート情報に応じてコーディネートされたレンタルファッションを旅先での宿泊先に届け得る。
したがって、第2の特徴に係る発明によれば、ファッションを旅先での宿泊先でレンタルし得るため、旅行者が可能な限り手ぶらで旅行するのを可能にする。また、旅先では、ファッションコーディネート情報生成部によって旅先の状況に応じてコーディネートされたファッションを旅行者が楽しむことを可能にする。
第3の特徴に係る発明は、第2の特徴に係る発明であって、前記ファッションコーディネート情報生成部が前記レンタルファッションを利用した履歴に応じて前記ファッションコーディネート情報を生成可能である装置を提供する。
ファッションのコーディネートに関し、旅行者が以前身につけたファッションと同じ又は類似のファッションを身につけたい場合があり得る。旅行者が以前身につけたファッションと同じ及び/又は類似のファッションを推薦できれば、旅行者の満足度を高め得る。また、旅行者が以前身につけたファッションと同じサイズのファッションを推薦できれば、旅行者の体型等に合うサイズのファッションを推薦し得るため、旅行者の満足度を高め得る。旅行者が以前身につけたファッションと異なるファッションを推薦できれば、様々なファッションを身につけることを好む旅行者の満足度を高め得る。したがって、旅行者が以前身につけたファッションに関する情報に応じたファッションを推薦するコーディネートを提案できれば、旅行者の満足度を高め得る。
第3の特徴に係る発明によれば、レンタルファッションを利用した履歴に応じて依頼主に推薦するコーディネートを提案し得る。これにより、旅行者は、旅先の状況だけでなく、旅行者が以前身につけたファッションに関する情報を含む履歴にも応じてコーディネートされたファッションを宿泊先でレンタルし、楽しみ得る。したがって、旅行者は、旅先の状況に応じてコーディネートされたファッションをよりいっそう楽しみ得る。
したがって、第3の特徴に係る発明によれば、旅行者が可能な限り手ぶらで旅行するのを可能にし、旅先では、旅先の状況に応じてコーディネートされたファッションを旅行者が楽しむことの可能なサービスを提供可能な装置を提供できる。
第4の特徴に係る発明は、第1の特徴から第3の特徴のいずれかに係る発明であって、前記宿泊先に届けられた前記レンタルファッションの購入に関する購入情報を前記依頼主側端末から受信可能な購入情報受信部をさらに備える装置を提供する。
第4の特徴に係る発明によれば、依頼主は、依頼主側端末を介してレンタルファッションの購入に関する購入情報を送信し、宿泊先に届けられたレンタルファッションを購入し得る。これにより、旅行者は、コーディネートされたファッションを旅先で楽しむだけでなく、旅先から自宅等に戻った後も、コーディネートされたファッションを楽しみ得る。したがって、旅行者は、旅先の状況に応じてコーディネートされたファッションをよりいっそう楽しみ得る。また、旅行者は、購入を検討しているファッションをレンタルし、レンタルしたファッションを旅先で身につけて購入の是非を検討し得る。
第5の特徴に係る発明は、第1の特徴から第4の特徴のいずれかに係る発明であって、前記レンタルファッションには、複数種類の特典に関する識別情報が付与されており、前記装置は、複数の特典提供者がそれぞれ使用する特典提供者側端末から前記識別情報を受信可能な識別情報受信部と、複数の前記特典提供者側端末のうち前記識別情報受信部による受信の送信元である送信元端末に、前記複数種類の特典のうち、前記送信元の前記特典提供者が提供可能な特典を表示させる特典表示情報を送信可能な特典表示情報送信部と、をさらに備える装置を提供する。
第5の特徴に係る発明によれば、レンタルファッションに付与された識別情報を、特典提供者側端末を介してファッション提供装置に送信し、該端末に特典提供者が提供可能な特典を表示させ得る。提供者は、この表示を用いてレンタルファッションをレンタルした依頼主に特典を提供し得る。これにより、旅行者は、コーディネートされたファッションを旅先で身につけて楽しむだけでなく、コーディネートされたファッションに付与された識別情報によって提供される特典をも楽しみ得る。したがって、旅行者は、旅先の状況に応じてコーディネートされたファッションをよりいっそう楽しみ得る。
とりわけ、複数種類の特典のうち、送信元の特典提供者が提供可能な特典を表示させるため、旅行者は、特典提供者ごとに異なる特典を楽しみ得る。これにより、旅行者は、旅先にて複数の特典提供者を巡り、特典提供者ごとにそれぞれ異なる各種の特典を楽しむ喜びをも見出し得る。したがって、旅行者は、旅先の状況に応じてコーディネートされたファッションをよりいっそう楽しみ得る。
したがって、第5の特徴に係る発明によれば、旅行者が可能な限り手ぶらで旅行するのを可能にし、旅先では、旅先の状況に応じてコーディネートされたファッションを旅行者がよりいっそう楽しむことの可能なサービスを提供可能な装置を提供できる。
第6の特徴に係る発明は、第1の特徴から第5の特徴のいずれかに係る発明であって、前記依頼情報受信部は、前記ファッションコーディネートとは別の役務のコーディネートを依頼する別役務コーディネート依頼情報を受信可能であり、前記装置は、前記別役務コーディネート依頼情報に基づく別役務コーディネート情報を、前記別の役務の提供者が使用する別役務提供者側端末に送信可能な別役務コーディネート情報送信部をさらに備え、前記ファッションコーディネート情報及び前記別役務コーディネート情報は、それぞれ前記ファッションコーディネート依頼情報と前記別役務依頼情報との組み合わせに基づく情報である装置を提供する。
写真撮影、観光地案内、及び食事の提供等によって例示される役務を旅行者に提供することにより、旅行の楽しみを増し得る。役務の種類によって、役務に相応しいファッションが異なり得る。役務に相応しいファッションであれば、旅行者は、提供される役務をよりいっそう楽しみ得る。しかし、旅行中に提供される役務に相応しいファッションを逐一用意して携行すると、荷物が大量になってしまうことがあり得る。荷物が大量となってしまうと、そのことが旅行者にとってかえって負担となり、せっかく役務に相応しいファッションで役務の提供を楽しもうとしているにも関わらず、旅行者の満足度をかえって低下させることにも繋がり得る。
第6の特徴に係る発明によれば、ファッションコーディネートとは別の役務のコーディネートを依頼する別役務コーディネート依頼情報とファッションコーディネート依頼情報との組み合わせに基づいて、ファッションコーディネート情報を調達者側端末に送信し、別役務コーディネート情報を別役務提供者側端末に送信し得る。したがって、旅行者は、写真撮影、観光地案内、及び食事の提供等によって例示される複数種類役務を旅先で享受する場合であっても、それぞれの役務に相応しいコーディネートがなされた複数種類の異なるファッションを旅先での宿泊先でレンタルし得る。これにより、旅行中に複数種類の役務を享受する旅行者は、旅行中に提供されるそれぞれの役務に相応しい大量のファッションを携行することなく、可能な限り手ぶらで旅行し得る。また、旅行者は、複数種類の役務それぞれに応じてコーディネートされた複数種類のファッションを楽しみ得る。これにより、複数種類のファッションのみならず、提供される役務そのものの楽しみも高まり得る。
したがって、第6の特徴に係る発明によれば、旅行者が可能な限り手ぶらで旅行するのを可能にし、旅先では、旅先の異なる状況に応じてコーディネートされた複数種類のファッションを旅行者が楽しむことの可能なサービスを提供可能な装置を提供できる。
第7の特徴に係る発明は、第1の特徴から第6の特徴のいずれかに係る発明であって、前記ファッションコーディネート情報に応じた試着ファッションが前記依頼主の自宅に届いたことを示す試着品配達完了情報を受信可能な試着品配達完了情報受信部と、前記試着ファッションの是非を前記依頼主側端末から受信可能な評価情報受信部と、前記評価情報受信部による受信の結果に応じて前記宿泊先への前記レンタルファッションの配達を指令するレンタルファッション配達指令情報を前記調達者側端末に送信可能なレンタルファッション送信指令部と、をさらに備える装置を提供する。
ファッションのコーディネートにおいて、ファッションが旅行者の体型等に合うサイズであるか否かの課題がある。ファッションが旅行者の体型等に合うサイズであれば旅行者の満足度を高め得る。しかし、ファッションが旅行者の体型等に合うサイズでなければ、身につけたファッションのサイズが合わず旅行者が不快に感じる、あるいは、旅行者がファッションを身につけることができない等の課題が生じ、旅行者の満足度を低下させ得る。旅行者の体型等に合うサイズのファッションをコーディネートすることに関し、ファッションに付与されたサイズ情報を用いてファッションをコーディネートする方法がある。しかし、ファッションに付与されたサイズ情報を用いてファッションをコーディネートした場合であっても、サイズ情報に含まれないファッションの形状の差異等によって、ファッションが旅行者の体型等に合わないことがあり得る。
ファッションのコーディネートにおいて、ファッションが旅行者の好みに合うか否かの課題もある。旅行者の好みに合うファッションが旅行者の満足度を高め得る一方で、旅行者の好みに合わないファッションは、旅行者の満足度を低下させ得る。旅行者の好みに合うファッションをコーディネートすることに関し、写真等の画像を用いてファッションをコーディネートする方法がある。しかし、画像を用いてファッションをコーディネートした場合であっても、画像に写っていない部分のデザインや、旅行者がファッションを着用したときのデザイン・着心地等の画像から判断することが難しい要素によって、ファッションが旅行者の好みに合わない場合があり得る。
第7の特徴に係る発明によれば、ファッションコーディネート情報に応じた試着ファッションを依頼主の自宅に届け、試着ファッションの是非に応じてレンタルファッションを宿泊先に配達するサービスを提供し得る。これにより、旅行者は、ファッションを試着して旅行者の体型等に合うサイズであるか否かを判断し、旅行者の体型等に合うサイズのファッションを宿泊先に配達させ得る。また、旅行者は、ファッションを試着して旅行者の好みに合うファッションであるか否かを判断し、旅行者の好みに合うファッションを宿泊先に配達させ得る。したがって、旅行者は、旅先の状況に応じてコーディネートされ、試着によってサイズ・好み等に合うことを確認したファッションをレンタルし、楽しみ得る。したがって、サイズが合わない及び/又は好みに合わない等によって旅行者が宿泊先でレンタルしたファッションを楽しめないリスクを軽減し得る。これにより、旅行者が宿泊先でレンタルしたファッションを楽しめないために、レンタルしたファッションの代わりとなるファッションの調達に旅行者が手間及び/又は時間をかけ、旅行者の満足度が低下することも防ぎ得る。
したがって、第7の特徴に係る発明によれば、旅行者が可能な限り手ぶらで旅行するのを可能にし、旅先では、旅先の状況に応じてコーディネートされたファッションを旅行者が楽しむことの可能なサービスを提供可能な装置を提供できる。
第8の特徴に係る発明は、第1の特徴に係る発明のカテゴリ違いである。
本発明によれば、旅行者が可能な限り手ぶらで旅行するのを可能にし、旅先では、旅先の状況に応じてコーディネートされたファッションを旅行者が楽しむことの可能なサービスを提供可能な装置を提供できる。
図1は、実施形態のファッション提供システム1のハードウェア構成及びソフトウェア構成の一例を示すブロック図である。 図2は、依頼履歴テーブル331の一例を示す図である。 図3は、ファッションテーブル332の一例を示す図である。 図4は、コーディネートテーブル333の一例を示す図である。 図5は、別役務コーディネート情報テーブル334の一例を示す図である。 図6は、利用履歴テーブル335の一例を示す図である。 図7は、特典テーブル336の一例を示す図である。 図8は、ファッション提供装置3で実行されるファッション提供処理の一例を示すメインフローチャートである。 図9は、依頼情報受信処理の一例を示すフローチャートである。 図10は、ファッションコーディネート情報送信処理の一例を示すフローチャートである。 図11は、試着処理の一例を示すフローチャートである。 図12は、購入情報受信処理の一例を示すフローチャートである。 図13は、特典提供処理の一例を示すフローチャートである。
以下、本発明を実施するための好適な形態の一例について図を参照しながら説明する。なお、これはあくまでも一例であって、本発明の技術的範囲はこれに限られるものではない。
<ファッション提供システム1>
図1は、実施形態のファッション提供システム1のハードウェア構成及びソフトウェア構成の一例を示すブロック図である。ファッション提供システム1(以下、単にシステム1とも称する。)は、少なくとも、旅先で借りるファッションについてコーディネートを依頼するファッションコーディネート依頼情報を送信可能であり、依頼主が使用する依頼主側端末2と、依頼主側端末2からファッションコーディネート依頼情報を受信可能であり、ファッションコーディネート情報を送信可能なファッション提供装置3と、ファッションコーディネート情報を受信可能に構成され、ファッションコーディネート情報に応じたレンタルファッションを調達する調達者が使用する調達者側端末4と、依頼主の旅先での宿泊先にレンタルファッションが届いたことを示すレンタルファッション配達完了情報を送信可能な宿泊先側端末5と、これらの装置及び端末の間で通信可能にするネットワークNとを含んで構成される。
必須の態様ではないが、システム1は、ファッションコーディネートとは別の役務を提供する別役務提供者が利用する別役務提供者側端末6をさらに含むことが好ましい。システム1が別役務提供者側端末6をさらに含むことにより、ファッション提供装置3がファッションコーディネートとは別の役務のコーディネートを依頼する別役務コーディネート依頼情報を受信した場合に、別役務コーディネート依頼情報等に基づく別役務コーディネート情報を、別役務提供者側端末6に送信し得る。
必須の態様ではないが、システム1は、依頼主に特典を提供可能な特典提供者が使用する特典提供者側端末7をさらに含むことが好ましい。特典提供者側端末7をさらに含むことにより、特典提供者は、特典提供者側端末7を用いて依頼主に特典を提供し得る。特典提供者側端末7を用いた特典の提供については、後に図13を用いて詳細に説明する。
〔依頼主側端末2〕
依頼主側端末2は、依頼主が使用する端末であり、旅先で借りるファッションについてコーディネートを依頼するファッションコーディネート依頼情報をファッション提供装置3に送信可能に構成された端末である。依頼主側端末2の種類は、特に限定されず、スマートフォン及びタブレット端末等によって例示される携帯端末、デスクトップパソコン及びノートパソコン等によって例示されるパーソナルコンピュータ等でよい。
[ファッションについて]
依頼主が旅先で借りるファッション(レンタルファッション)は、特に限定されず、例えば、衣服、装身具、時計、化粧品、及び/又は香水等が挙げられる。依頼主が旅先で借りるファッションが衣服、装身具、時計、化粧品、及び/又は香水等を含むことにより、調達者は、ファッションコーディネート依頼情報に応じてコーディネートされたこれらのファッションを旅先での宿泊先に届け得る。したがって、衣服、装身具、時計、化粧品、及び/又は香水等を含むファッションを旅先での宿泊先でレンタルし得るため、旅行者(依頼主)は、これらのファッションを携行することなく、可能な限り手ぶらで旅行し得る。また、旅先で借りるファッションについてコーディネートを依頼した旅行者は、旅先での宿泊先に届けられたコーディネートされたこれらのファッションをレンタルし、楽しみ得る。
システム1が特典提供者側端末7を含む場合、依頼主が旅先で借りるファッションには、複数種類の特典に関する識別情報が付与されていることが好ましい。レンタルファッションに識別情報が付与されていることにより、レンタルファッションに付与された識別情報を、特典提供者側端末7を介してファッション提供装置3に送信し、特典提供者側端末7に特典提供者が提供可能な特典を表示させ得る。提供者は、この表示を用いてレンタルファッションをレンタルした依頼主に特典を提供し得る。識別情報は、複数種類の特典に関する識別情報であれば特に限定されず、例えば、文字情報、数字情報、文字情報と数字情報とを組み合わせた情報、バーコードによって提供される情報、及びQRコード(登録商標)等によって例示される二次元コードによって提供される情報等でよい。ファッションに付与された識別情報を用いた特典の提供については、後に図13を用いて詳細に説明する。
[ファッションコーディネート依頼情報について]
ファッションコーディネート依頼情報は、旅先で借りるファッションについてコーディネートを依頼する情報であれば、特に限定されないが、少なくとも、依頼主を識別可能な依頼主情報と、依頼主の宿泊先及び滞在期間を識別可能な宿泊情報とを含むことが好ましい。ファッションコーディネート依頼情報が依頼主情報を含むことにより、依頼主を識別し得る。ファッションコーディネート依頼情報が宿泊情報を含むことにより、ファッションコーディネート依頼情報に応じてコーディネートされたレンタルファッションを依頼主が宿泊先に滞在する滞在期間が始まるまでに宿泊先へ配達し得る。
ファッションコーディネート依頼情報は、旅先で借りるファッションを着用する着用者に関する着用者情報(例えば、着用者の年齢に関する情報、着用者の性別に関する情報、着用者が着る衣服のサイズに関する情報、身長・体重・腹囲等によって例示される着用者の体格に関する情報、着用者が希望する衣服に関する情報、及び/又は着用者が好む衣服に関する情報等)を含むことが好ましい。ファッションコーディネート依頼情報が着用者情報を含むことにより、ファッション提供装置3は、着用者情報に応じたファッションをコーディネートするファッションコーディネート情報を送信し得る。
必須の態様ではないが、ファッションコーディネート依頼情報は、旅先で借りるファッションの試着を希望及び/又は依頼等するか否かに関する試着依頼情報を含むことが好ましい。ファッションコーディネート依頼情報が試着依頼情報を含むことにより、ファッションコーディネート情報に応じた試着ファッションを依頼主の自宅に届け、試着ファッションの是非に応じてレンタルファッションを宿泊先に配達するサービスを提供し得る。試着依頼情報に基づいてファッションコーディネート情報に応じた試着ファッションを依頼主の自宅に届け、試着ファッションの是非に応じてレンタルファッションを宿泊先に配達するサービスについては、後に図11を用いてより詳細に説明する。
[ファッションコーディネートとは別の役務のコーディネートについて]
システム1が別役務提供者側端末6を含む場合、依頼主側端末2は、ファッションコーディネートとは別の役務のコーディネートを依頼する別役務コーディネート依頼情報をファッション提供装置3に送信可能であることが好ましい。依頼主側端末2が別役務コーディネート依頼情報をファッション提供装置3に送信可能であることにより、ファッション提供装置3は、別役務コーディネート依頼情報に基づく別役務コーディネート情報を、別役務提供者側端末6に送信し得る。
ファッションコーディネートとは別の役務は、特に限定されず、例えば、観光地案内、写真撮影、撮影した写真に基づくフォトブック等の提供、動画撮影、撮影された動画の編集、観光地案内、食事の提供、観光ガイド・コンシェルジュ・オンラインバトラー等の手配、タクシー・バス・レンタカー・自動車・電気自動車・カート・自転車・船・飛行機等によって例示される移動手段の手配、サプライズイベントの手配、及び買物の代行等が挙げられる。
(別役務コーディネート依頼情報)
別役務コーディネート依頼情報は、ファッションコーディネートとは別の役務のコーディネートを依頼する情報であれば、特に限定されないが、少なくとも、依頼主を識別可能な依頼主情報と、依頼主の宿泊先及び滞在期間を識別可能な宿泊情報と、別の役務を識別可能な別役務情報を含むことが好ましい。別役務コーディネート依頼情報が依頼主情報を含むことにより、ファッション提供装置3等は、依頼主を識別し得る。別役務コーディネート依頼情報が宿泊情報を含むことにより、ファッション提供装置3等は、依頼主が宿泊先に滞在する滞在期間において別の役務を提供可能であるように別の役務をコーディネートし得る。別役務情報を含むことにより、依頼主が依頼した別の役務を識別し、コーディネートし得る。
必須の態様ではないが、別役務コーディネート依頼情報は、ファッションコーディネート情報と関連付けられた情報であることが好ましい。別役務コーディネート依頼情報がファッションコーディネート情報と関連付けられた情報であることにより、装置3等は、ファッションコーディネート依頼情報と別役務コーディネート依頼情報との組合せに基づいてファッション及び/又は別役務をコーディネートし得る。
〔ファッション提供装置3〕
ファッション提供装置3(以下、単に装置3とも称する。)は、制御部31と、記憶部33と、通信部34とを含んで構成される。
[制御部31]
制御部31は、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、及びROM(Read Only Memory)等を備える。
制御部31は、所定のプログラムを読み込み、必要に応じて記憶部33及び/又は通信部34と協働することで、装置3におけるソフトウェア構成の要素である依頼情報受信部311、ファッションコーディネート情報生成部312、ファッションコーディネート情報送信部313、別役務コーディネート情報送信部314、試着品配達完了情報受信部315、評価情報受信部316、レンタルファッション配達指令部317、レンタルファッション配達完了情報受信部318、購入情報受信部319、識別情報受信部320、及び特典表示情報送信部321等を実現する。
[記憶部33]
記憶部33は、データやファイルが記憶される装置であって、ハードディスク、半導体メモリ、記録媒体、及びメモリカード等によるデータのストレージ部を有する。記憶部33は、ネットワークを介してNAS(Network Attached Storage)、SAN(Storage Area Network)、クラウドストレージ、ファイルサーバ及び/又は分散ファイルシステム等の記憶装置又は記憶システムとの接続を可能にする仕組みを有してもよい。
記憶部33には、マイクロコンピューターで実行される制御プログラム、ファッションコーディネート依頼情報等の履歴を格納する依頼履歴テーブル331、ファッションに関するファッション情報を格納するファッション情報テーブル332、ファッションのコーディネートに関するファッションコーディネート情報を格納するファッションコーディネート情報テーブル333、別役務のコーディネートに関する別役務コーディネート情報を格納する別役務コーディネート情報テーブル334、レンタルファッションを利用した履歴を格納する利用履歴テーブル335、及び依頼主に提供可能な特典に関する特典情報を格納する特典情報テーブル336等が記憶されている。
(依頼履歴テーブル331)
図2は、依頼履歴テーブル331の一例を示す図である。図2に示す依頼履歴テーブル331には、依頼履歴を識別可能な「依頼履歴ID」と、依頼履歴の格納に関する「日時」、依頼主に関する「依頼主情報」、依頼主の宿泊先及び滞在期間に関する「宿泊情報」、ファッションをコーディネートする依頼に関する「ファッションコーディネート依頼情報」、及び別の役務に関する「別役務情報」を含む依頼履歴と、が関連付けられて格納されている。
依頼履歴IDを格納することにより、依頼履歴の取得及び格納が容易になる。依頼履歴を格納することにより、依頼履歴を取得し得る。依頼履歴が日時を含むことにより、日時を用いて依頼履歴を取得し得る。依頼履歴が依頼主情報を含むことにより、依頼主を格納及び/又は取得し得る。依頼履歴が宿泊情報を含むことにより、依頼主の宿泊先及び滞在期間を格納及び/又は取得し得る。依頼履歴がファッションコーディネート依頼情報を含むことにより、ファッションコーディネート依頼情報を格納し、格納したファッションコーディネート依頼情報を取得し、取得したファッションコーディネート依頼情報に応じてファッションをコーディネートし得る。依頼履歴が別役務コーディネート依頼情報を含むことにより、別役務コーディネート依頼情報を格納し、格納した別役務コーディネート依頼情報を取得し、取得した別役務コーディネート依頼情報に応じて別の役務をコーディネートし得る。
図2の依頼履歴ID「R0001」によって識別される依頼履歴には、2020年4月1日12時に受信した依頼主「山田太郎(東京都〇〇区〇丁目〇番地に在住。)」からの依頼に関し、2020年6月1日から2020年6月8日までの「ハワイホテル」を宿泊先とする旅行において、「お父さん(60代男性・Lサイズ)」、「お母さん(60代女性・9号)」、及び依頼主本人である「わたし(30代男性・Mサイズ)」について、ファッションをコーディネートする依頼であることを示す情報が格納されている。また、この依頼履歴には、ファッションのコーディネートとは別の役務として「ワイキキビーチ記念撮影、誕生日サプライズ(6月2日)、誕生ケーキ(6月2日)」を依頼されたことを示す情報が格納されている。これにより、装置3は、依頼主である山田太郎の依頼に応じて、ハワイホテルに宿泊する旅行の旅先で「お父さん・お母さん・わたし」の3人が身につけるファッションをコーディネートし、さらに、記念撮影と誕生日のお祝いとを含む別の役務をコーディネートし得る。ファッションコーディネート依頼情報が「60代男性、Lサイズ」等の着用者に関する着用者情報(年齢層、性別、及び服のサイズ)を含むため、装置3は、着用者情報に応じたファッションをコーディネートするファッションコーディネート情報を送信し得る。
(ファッション情報テーブル332)
図3は、ファッションテーブル332の一例を示す図である。図3に示すファッション情報テーブル332には、ファッション情報を識別可能な「ファッション情報ID」と、ファッションの名称に関する「ファッション名」、ファッションの「サイズ」、ファッションの画像に関する「ファッション画像情報」、及びファッションを購入する手段に関する「購入手段情報」を含むファッション情報と、が関連付けられて格納されている。
ファッション情報IDを格納することにより、ファッション情報の取得及び格納が容易になる。ファッション情報を格納することにより、ファッション情報を取得し得る。ファッション情報がファッション名を含むことにより、ファッション名を用いてファッションをコーディネートし得る。ファッション情報がサイズを含むことにより、サイズを用いてファッションをコーディネートし得る。ファッション情報がファッション画像情報を含むことにより、ファッション画像情報を用いてファッション情報を取得し得る。ファッション情報が購入手段情報を含むことにより、調達者及び/又は依頼主等に購入手段情報を提供し得る。
サイズは、ファッションのサイズであれば特に限定されず、例えば、Sサイズ、Mサイズ、及びLサイズ等によって例示されるアルファベット表記を用いたサイズ、7号、9号、及び11号等によって例示される号数表記を用いたサイズ、「ウエスト 70」等によって例示される身体部位の名称と寸法とを組み合わせて表記されたサイズ等でよい。サイズがファッションのサイズであることにより、サイズを用いてファッションをコーディネートし得る。
ファッション画像情報は、ファッションの画像に関する情報であれば特に限定されず、ファッションに関する画像データ及び/又はファッションに関する画像の所在を示す情報等でよい。ファッション画像情報がファッションの画像に関する情報であることにより、依頼主側端末2、調達者側端末4、及び/又は宿泊先側端末5等にファッションの画像に関する情報を提供し得る。
購入手段情報は、ファッションを購入する手段に関する情報であれば特に限定されず、例えば、レンタルファッション販売者の名称、レンタルファッション販売者の住所、電話番号等によって例示されるレンタルファッション販売者の連絡先、レンタルファッション販売者が運営するオンラインショップのURL、及び/又はレンタルファッションの名称・価格等のレンタルファッションに関する情報等が挙げられる。購入手段情報がレンタルファッションの購入手段に関する情報であることにより、依頼主は、コーディネートされたファッションの購入手段を家族、友人、及び/又は知人等に紹介し得る。
図3のファッション情報ID「F0001」によって識別されるファッション情報には、ファッション名が「アロハシャツ」であるファッションについて、「XLサイズ、Lサイズ、Mサイズ、Sサイズ、及びXSサイズ」を調達可能であることを示すサイズと、向かって右下に模様が入ったアロハシャツであることを示す画像情報であるファッション画像情報と、アロハシャツ専門店で購入可能であることを示す購入手段情報とが関連付けられて格納されている。また、購入手段情報には、アロハシャツ専門店に関するURLも格納されている。これにより、XLサイズ、Lサイズ、Mサイズ、Sサイズ、及び/又はXSサイズのアロハシャツを含むコーディネートを提案、生成、及び/又は送信し得る。また、調達者及び/又は依頼主等の求めに応じて、このアロハシャツがアロハシャツ専門店で購入可能であることを示す購入手段情報を提供し得る。
(ファッションコーディネート情報テーブル333)
図4は、コーディネートテーブル333の一例を示す図である。図4に示すファッションコーディネート情報テーブル333には、ファッションコーディネート依頼情報を識別可能な「ファッションコーディネート情報ID」と、ファッションのコーディネートに関する旅先の「旅先情報」と、コーディネートされたファッションを着用する着用者の「年齢」及び「性別」と、別役務のコーディネートに関する「別役務コーディネート条件」と、ファッション情報テーブル332に格納されたファッション情報に関する「ファッション情報ID」を1以上含む「ファッションコーディネート情報」と、が関連付けられて格納されている。
ファッションコーディネート情報IDを格納することにより、ファッションコーディネート情報の取得及び格納が容易になる。旅先情報、年齢、性別、及び別役務コーディネート条件を格納することにより、これらの情報に応じたファッションをコーディネートし得る。ファッション情報IDを含むファッションコーディネート依頼を格納することにより、ファッション情報テーブル332に格納されたファッション情報を参照してファッションをコーディネートし得る。ファッションコーディネート情報が含むファッション情報IDが1以上であることにより、1のファッションを用いたコーディネート及び/又は複数のファッションを用いたコーディネートを行い得る。
旅先情報は、ファッションのコーディネートに関する旅先の情報であれば特に限定されず、例えば、旅先を識別可能な名称、旅先での宿泊先を識別可能な名称、及び旅先に関する季節・期間等を含んでよい。旅先情報が旅先及び/又は宿泊先を識別可能な名称を含むことにより、旅先及び/又は宿泊先に応じてファッションをコーディネートし得る。旅先情報が旅先に関する季節及び/又は期間を含むことにより、例えば、夏であれば通気性に優れた衣服を用いたコーディネートにする、あるいは、冬であれば保温性に優れた衣服を用いたコーディネートにする等の季節及び/又は期間に応じたファッションをコーディネートし得る。別役務コーディネート条件は、別役務のコーディネートに関する条件であれば特に限定されず、例えば、別役務のコーディネートを依頼する別役務コーディネート依頼情報に関する条件でよい。別役務コーディネート条件が別役務コーディネート依頼情報に関する条件であることにより、ファッションコーディネート依頼情報と別役務コーディネート依頼情報との組合せに基づいてファッションコーディネート情報を生成し得る。
図4のファッションコーディネート情報ID「FC0001」によって識別されるファッションコーディネート情報には、旅先での宿泊先が「ハワイホテル」であることを示す旅先情報と、年齢「30代」と、性別「男性」と、ファッション情報ID「F0001」を含むファッションコーディネート情報と、が関連付けられて格納されている。これにより、例えば、旅先がハワイホテルである30代男性に応じたファッションとして、ファッション情報テーブル332のファッション情報ID「F0001」に格納されたアロハシャツを含むコーディネートを提案し得る。
また、図4のファッションコーディネート情報ID「FC0002」によって識別されるファッションコーディネート情報には、旅先での宿泊先が「ハワイホテル」であることを示す旅先情報と、年齢「60代」と、性別「男性」と、別役務コーディネート条件「ワイキキビーチ記念撮影を含む」と、ファッション情報ID「F0001」を含むファッションコーディネート情報と、が関連付けられて格納されている。これにより、例えば、旅先がハワイホテルである60代男性がワイキキビーチ記念撮影をコーディネートする依頼を行っている場合に応じたファッションとして、ファッション情報テーブル332のファッション情報ID「F0001」に格納されたアロハシャツを含むコーディネートを提案し得る。
(別役務コーディネート情報テーブル334)
図5は、別役務コーディネート情報テーブル334の一例を示す図である。図5に示す別役務コーディネート情報テーブル334には、別役務コーディネート情報を識別可能な「別役務コーディネート情報ID」と、別役務のコーディネートに関する旅先の「旅先情報」と、ファッションコーディネート依頼情報に関する「ファッションコーディネート条件」(着用者の「年齢」及び「性別」を含む。)と、別役務コーディネート依頼情報に関する「別役務コーディネート条件」と、別の役務のコーディネートに関する「別役務コーディネート情報」とが関連付けられて格納されている。
別役務コーディネート情報IDを格納することにより、別役務コーディネート情報の取得及び格納が容易になる。旅先情報を格納することにより、旅先情報に応じて別の役務をコーディネートし得る。ファッションコーディネート依頼情報に関するファッションコーディネート条件を格納することにより、ファッションコーディネート依頼情報に応じて別の役務をコーディネートし得る。別役務コーディネート依頼情報に関する別役務コーディネート条件を格納することにより、ファッションコーディネート依頼情報と別役務コーディネート依頼情報との組合せに基づいて別の役務をコーディネートし得る。別の役務のコーディネートに関する別役務コーディネート情報を格納することにより、旅先情報と、ファッションコーディネート依頼情報と、別役務コーディネート依頼情報と、の組合せに基づいて別の役務をコーディネートした別役務コーディネート情報を送信し得る。
旅先情報・年齢・性別は、ファッションコーディネート情報テーブル333における同名の項目と同様である。別役務コーディネート情報は、別の役務をコーディネートすることに関する情報であれば特に限定されず、例えば、別の役務を提供する役務提供者に関する情報、役務提供者に対して行う役務に関する指示、及び役務を提供する際に生じる費用等が挙げられる。別役務コーディネート情報が役務提供者に関する情報を含むことにより、役務提供者に役務の提供を指示する連絡を行い得る。別役務コーディネート情報が役務に関する指示を含むことにより、役務提供者に役務に関する指示を行い得る。別役務コーディネート情報が役務を提供する際に生じる費用を含むことにより、費用に応じて役務をコーディネートし得る。
図5の別役務コーディネート情報ID「SC0001」によって識別される別役務コーディネート情報には、旅先が「ハワイホテル」であることを示す旅先情報と、年齢が特に限定されないことを示す「-」と、性別「男性」と、別役務コーディネート依頼情報「ワイキキビーチ記念撮影を含む」と、別役務コーディネート情報「ハワイホテルにカメラマン1名手配」と、が関連付けられて格納されている。これにより、例えば、旅先がハワイホテルである男性がワイキキビーチ記念撮影のコーディネートを依頼した場合に、ハワイホテルにカメラマン1名が向かうよう手配し、この男性にワイキキビーチで記念撮影を行う役務を提供し得る。
(利用履歴テーブル335)
図6は、利用履歴テーブル335の一例を示す図である。図6に示す利用履歴テーブル335には、利用履歴を識別可能な「利用履歴ID」と、利用履歴に関する依頼履歴を識別可能な「依頼履歴ID」と、ファッションのコーディネートに関し、1以上のファッションを含む「ファッションコーディネート情報」と、別役務のコーディネートに関する「別役務コーディネート情報」と、試着ファッション及び/又はレンタルファッションの配達が完了したことに関する「ファッション配達完了情報」と、レンタルファッションの購入に関する「購入情報」と、が関連付けられて格納されている。
利用履歴IDを格納することにより、利用履歴の取得及び格納が容易になる。依頼履歴IDを格納することにより、利用履歴に関連する依頼履歴を依頼履歴テーブル331から取得し得る。1以上のファッションを含むファッションコーディネート情報を格納することにより、コーディネートされたファッションを取得し得る。別役務コーディネート情報を含むことにより、コーディネートされた別役務を取得し得る。ファッション配達完了情報を格納することにより、試着ファッション及び/又はレンタルファッションの配達が完了したことに関する情報を取得し得る。購入情報を格納することにより、レンタルファッションの購入に関する情報を取得し得る。
図6の利用履歴ID「B0001」によって識別される利用履歴には、依頼履歴ID「R0001」と、ファッション1「F0001、Lサイズ」、ファッション2「F0002、9号」、及びファッション3「F0001、Mサイズ」を含むファッションコーディネート情報と、ファッションのコーディネートとは別の役務について「ハワイホテルにカメラマンAさん手配、ハワイレストランに歌手Bさん手配、ハワイレストランに誕生ケーキ(ロウソク60本)を手配」がコーディネートされたことを示す別役務コーディネート情報と、試着ファッション及びレンタルファッションの配達が完了したことを示すファッション配達完了情報と、「アロハシャツ2枚」が購入されたことを示す購入情報と、を含む利用履歴が格納されている。これにより、装置3を利用する利用者等は、図2に示す依頼履歴ID「R0001」の依頼に関し、図3に示すファッションID「F0001」のアロハシャツ2着と、ファッションID「F0002]のフォーマルドレスとがレンタルされたことと、カメラマン・歌手等が手配されたこととを示す情報を取得し得る。また、装置3を利用する利用者等は、図2に示す依頼履歴ID「R0001」の依頼に関し、試着ファッション及びレンタルファッションの配達が完了したことと、アロハシャツ2枚が購入されたこととを示す情報を取得し得る。
(特典情報テーブル336)
図7は、特典情報テーブル336の一例を示す図である。図7に示す特典情報テーブル336には、特典情報を識別可能な「特典情報ID」と、コーディネートされたレンタルファッションに付与可能に構成され、複数種類の特典に関する「識別情報」と、1以上の特典を有する「特典情報」と、が関連付けられて格納されている。特典情報に含まれるそれぞれの特典は、特典の「提供者」と、特典の名称に関する「特典名」と、を含む。
特典情報IDを格納することにより、特典情報の取得及び格納が容易になる。識別情報を格納することにより、識別情報に応じた特典情報を取得し得る。特典に関する提供者と特典名とを含む特典情報を格納することにより、提供者が提供可能な特典の特典名を表示可能な特典表示情報を送信し得る。
識別情報は、レンタルファッションに付与可能に構成され、複数種類の特典に関する情報であれば特に限定されず、例えば、文字情報、数字情報、文字情報と数字情報とを組み合わせた情報、バーコードを表示可能な情報、及びQRコード等によって例示される二次元コードを表示可能な情報等でよい。識別情報がコーディネートされたレンタルファッションに付与可能に構成されることにより、識別情報をレンタルファッションに付与し得る。これにより、旅行者は、コーディネートされたファッションを旅先で身につけて楽しむだけでなく、コーディネートされたファッションに付与された識別情報によって提供される特典をも楽しみ得る。識別情報が複数種類の特典に関する情報であることにより、旅行者は、複数種類の特典を楽しみ得る。
図7の特典情報ID「P0001」によって識別される利用履歴には、複数種類の特典に関する二次元コードを表示可能な識別情報と、提供者「アロハレストラン」が提供可能な「ランチサービス」の特典1及び提供者「アロハスイーツ」が提供可能な「タピオカミルクティーサービス」の特典2を含む特典情報と、が格納されている。これにより、この二次元コードによって示される識別情報をアロハレストランが利用する特典提供者側端末7から受信した場合に、ランチサービスを依頼主に提供可能であることを表示する特典表示情報を該特典提供者側端末7に送信し得る。また、この二次元コードによって示される識別情報をアロハスイーツが利用する特典提供者側端末7から受信した場合に、タピオカミルクティーサービスを依頼主に提供可能であることを表示する特典表示情報を該特典提供者側端末7に送信し得る。
[通信部34]
通信部34は、装置3をネットワークNに接続して依頼主側端末2、調達者側端末4、宿泊先側端末5、別役務提供者側端末6、及び特典提供者側端末7等の端末と通信可能にする通信部であれば特に限定されず、例えば、携帯電話ネットワークに対応した無線装置、IEEE802.11に準拠したWi-Fi(Wireless Fidelity)対応デバイス、及びイーサネット規格に対応したネットワークカード等が挙げられる。
〔調達者側端末4〕
調達者側端末4は、ファッションコーディネート情報を受信可能に構成された端末であり、レンタルファッションを調達する調達者が使用する。調達者側端末4は、ファッションコーディネート情報を受信可能な端末であれば特に限定されず、スマートフォン及びタブレット端末等によって例示される携帯端末、デスクトップパソコン及びノートパソコン等によって例示されるパーソナルコンピュータ等でよい。
必須の態様ではないが、調達者側端末4は、装置3が送信するレンタルファッション配達指令情報を受信可能に構成されていることが好ましい。調達者側端末4がレンタルファッション配達指令情報を受信可能に構成されていることにより、調達者側端末4を使用する調達者は、調達者側端末4におけるレンタルファッション配達指令情報の受信に応じて、レンタルファッションを配達し得る。
〔宿泊先側端末5〕
宿泊先側端末5は、依頼主の旅先での宿泊先にレンタルファッションが届いたことを示すレンタルファッション配達完了情報を送信可能に構成された端末であり、宿泊先において使用される。宿泊先側端末5は、レンタルファッション配達完了情報を送信可能に構成された端末であれば特に限定されず、スマートフォン及びタブレット端末等によって例示される携帯端末、デスクトップパソコン及びノートパソコン等によって例示されるパーソナルコンピュータ等でよい。システム1が宿泊先側端末5を含むことにより、装置3は、依頼主の旅先での宿泊先にレンタルファッションが届いたことを示すレンタルファッション配達完了情報を受信し得る。
〔別役務提供者側端末6〕
別役務提供者側端末6は、別役務コーディネート情報を受信可能に構成された端末であり、別の役務を提供する別役務提供者が使用する。別役務提供者側端末6は、別役務コーディネート依頼情報を受信可能に構成された端末であれば特に限定されず、スマートフォン及びタブレット端末等によって例示される携帯端末、デスクトップパソコン及びノートパソコン等によって例示されるパーソナルコンピュータ等でよい。システム1が別役務提供者側端末6を含むことにより、装置3は、依頼主に提供する別役務のコーディネートに関する別役務コーディネート情報を別役務提供者側端末6に送信し得る。これにより、別役務提供者は、別役務コーディネート情報に基づいて別の役務を依頼主に提供し得る。
〔特典提供者側端末7〕
特典提供者側端末7は、レンタルファッションに付与された識別情報を送信可能、かつ、特典提供者が提供可能な特典を表示させる特典表示情報を受信可能に構成された端末であり、特典を提供する特典提供者が使用する。特典提供者側端末7は、識別情報を送信可能、かつ、特典表示情報を受信可能に構成された端末であれば特に限定されず、スマートフォン及びタブレット端末等によって例示される携帯端末、デスクトップパソコン及びノートパソコン等によって例示されるパーソナルコンピュータ等でよい。システム1が特典提供者側端末7を含むことにより、特典提供者は、特典表示情報に基づいて依頼主に特典を提供し得る。
〔配達者側端末〕
必須の態様ではないが、システム1は、ファッションコーディネート情報に応じたレンタルファッションが依頼主の自宅に届いたことを示すレンタルファッション配達完了情報及び/又はファッションコーディネート情報に応じた試着ファッションが依頼主の自宅に届いたことを示す試着品配達完了情報を送信可能に構成され、レンタルファッション及び/又は試着ファッションを配達する配達者が利用する配達者側端末(図示せず)を含んでもよい。システム1が配達者側端末を含むことにより、レンタルファッション配達完了情報及び/又は試着品配達完了情報を配達者から受信し得る。配達者側端末は、レンタルファッション配達完了情報及び/又は試着品配達完了情報を送信可能に構成された端末であれば特に限定されず、スマートフォン及びタブレット端末等によって例示される携帯端末、デスクトップパソコン及びノートパソコン等によって例示されるパーソナルコンピュータ等でよい。
〔ファッションコーディネート端末〕
必須の態様ではないが、システム1は、ファッションをコーディネート可能なファッションコーディネート端末(図示せず)を含んでもよい。ファッションコーディネート端末を含むことにより、ファッションコーディネート端末を用いてファッションコーディネート情報を生成し得る。ファッションコーディネート端末は、ファッションをコーディネート可能な端末であれば特に限定されず、装置3と別体に構成された端末でもよく、装置3と一体に構成された端末でもよい。
〔別役務コーディネート端末〕
必須の態様ではないが、システム1は、別の役務をコーディネート可能なファッションコーディネート端末(図示せず)を含んでもよい。別役務コーディネート端末を含むことにより、別役務コーディネート端末を用いて別役務コーディネート情報を生成し得る。別役務コーディネート端末は、別の役務をコーディネート可能な端末であれば特に限定されず、装置3及び/又はファッションコーディネート端末と別体に構成された端末でもよく、装置3及び/又はファッションコーディネート端末と一体に構成された端末でもよい。
〔ネットワークN〕
ネットワークNの種類は、装置3と依頼主側端末2、調達者側端末4等の端末を通信可能にするネットワークであれば特に限定されず、例えば、パーソナルエリアネットワーク、ローカルエリアネットワーク、イントラネット、エクストラネット、インターネット、Wi-Fiネットワーク、携帯電話ネットワーク、あるいはこれらのネットワークを複数組み合わせたネットワーク等が挙げられる。
〔ファッション提供処理のメインフローチャート〕
図8は、ファッション提供装置3で実行されるファッション提供処理の一例を示すメインフローチャートである。図9~図13は、ファッション提供装置3で実行されるファッション提供処理に関する各種の処理について、手順の一例を示すフローチャートである。以下、図8~図13を用いて、ファッション提供装置3で実行されるファッション提供処理の好ましい態様の一例を説明する。
[ステップS1:依頼情報受信処理]
制御部31は、記憶部33及び通信部34と協働して依頼情報受信部311を実行し、ファッションコーディネート依頼情報等を依頼主側端末2から受信する依頼情報受信処理を行う(ステップS1)。ステップS1で実行される依頼情報受信処理については、後に図9を用いてより詳細に説明する。制御部31は、処理をステップS2に移す。
ファッションコーディネート依頼情報等を依頼主側端末2から受信する依頼情報受信処理を行うことにより、受信したファッションコーディネート依頼情報に基づくファッションコーディネート情報を調達者側端末4に送信し得る。
[ステップS2:ファッションコーディネート情報送信処理]
制御部31は、記憶部33及び通信部34と協働してファッションコーディネート情報送信部313等を実行し、ステップS1で受信したファッションコーディネート依頼情報に基づくファッションコーディネート情報を調達者側端末4に送信するファッションコーディネート情報送信処理を行う(ステップS2)。ステップS2で実行されるファッションコーディネート情報送信処理については、後に図10を用いてより詳細に説明する。制御部31は、処理をステップS3に移す。
ファッションコーディネート情報送信処理を行うことにより、調達者側端末4を利用する調達者は、ファッションコーディネート依頼情報に応じてコーディネートされたレンタルファッションを旅先での宿泊先に届け得る。したがって、ファッションを旅先での宿泊先でレンタルし得るため、旅行者は、ファッションを携行することなく、可能な限り手ぶらで旅行し得る。また、旅先で借りるファッションについてコーディネートを依頼した旅行者は、旅先での宿泊先に届けられたコーディネートされたファッションをレンタルし、楽しみ得る。
[ステップS3:試着処理]
必須の態様ではないが、ファッション提供処理は、依頼主の自宅に配達された試着ファッションの是非に応じてレンタルファッションの配達を指令するレンタルファッション配達指令情報を送信する試着処理を含むことが好ましい。ファッション提供処理が試着処理を含む場合、制御部31は、記憶部33及び通信部34と協働して試着品配達完了情報受信部315、評価情報受信部316、及びレンタルファッション配達指令部317を実行し、試着処理を行う(ステップS3)。ステップS3で実行される試着処理については、後に図11を用いてより詳細に説明する。制御部31は、処理をステップS4に移す。
ファッションのコーディネートにおいて、ファッションが旅行者の体型等に合うサイズであるか否かの課題がある。ファッションが旅行者の体型等に合うサイズであれば旅行者の満足度を高め得る。しかし、ファッションが旅行者の体型等に合うサイズでなければ、身につけたファッションのサイズが合わず旅行者が不快に感じる、あるいは、旅行者がファッションを身につけることができない等の課題が生じ、旅行者の満足度を低下させ得る。旅行者の体型等に合うサイズのファッションをコーディネートすることに関し、ファッションに付与されたサイズ情報を用いてファッションをコーディネートする方法がある。しかし、ファッションに付与されたサイズ情報を用いてファッションをコーディネートした場合であっても、サイズ情報に含まれないファッションの形状の差異等によって、ファッションが旅行者の体型等に合わないことがあり得る。
ファッションのコーディネートにおいて、ファッションが旅行者の好みに合うか否かの課題もある。旅行者の好みに合うファッションが旅行者の満足度を高め得る一方で、旅行者の好みに合わないファッションは、旅行者の満足度を低下させ得る。旅行者の好みに合うファッションをコーディネートすることに関し、写真等の画像を用いてファッションをコーディネートする方法がある。しかし、画像を用いてファッションをコーディネートした場合であっても、画像に写っていない部分のデザインや、旅行者がファッションを着用したときのデザイン・着心地等の画像から判断することが難しい要素によって、ファッションが旅行者の好みに合わない場合があり得る。
ファッション提供処理が試着処理を含むことにより、ファッションコーディネート情報に応じた試着ファッションを依頼主の自宅に届け、試着ファッションの是非に応じてレンタルファッションを宿泊先に配達するサービスを提供し得る。これにより、旅行者は、ファッションを試着して旅行者の体型等に合うサイズであるか否かを判断し、旅行者の体型等に合うサイズのファッションを宿泊先に配達させ得る。また、旅行者は、ファッションを試着して旅行者の好みに合うファッションであるか否かを判断し、旅行者の好みに合うファッションを宿泊先に配達させ得る。したがって、旅行者は、旅先の状況に応じてコーディネートされ、試着によってサイズ・好み等に合うことを確認したファッションをレンタルし、楽しみ得る。したがって、サイズが合わない及び/又は好みに合わない等によって旅行者が宿泊先でレンタルしたファッションを楽しめないリスクを軽減し得る。これにより、旅行者が宿泊先でレンタルしたファッションを楽しめないために、レンタルしたファッションの代わりとなるファッションの調達に旅行者が手間及び/又は時間をかけ、旅行者の満足度が低下することも防ぎ得る。
[ステップS4:配達完了情報を受信したか否かを判定]
制御部31は、記憶部33及び通信部34と協働してレンタルファッション配達完了情報受信部318を実行し、ファッションコーディネート情報に応じたレンタルファッションが依頼主の旅先での宿泊先に届いたことを示すレンタルファッション配達完了情報を受信したか否かを判定する(ステップS4)。レンタルファッション配達完了情報を受信したならば、制御部31は、処理をステップS5に移す。レンタルファッション配達完了情報を受信していないならば、制御部31は、処理をステップS6に移す。レンタルファッション配達完了情報を受信したか否かを判定することにより、ファッションコーディネート依頼情報に応じてコーディネートされたレンタルファッションが依頼主の旅先での宿泊先に届いた場合に、利用履歴テーブル335にレンタルファッション配達完了情報に応じた情報を格納し得る。
レンタルファッション配達完了情報は、特に限定されず、例えば、ファッションコーディネート依頼情報と関連付けられた依頼履歴を識別可能な依頼履歴ID、コーディネートされて配達されたレンタルファッションに関するファッションコーディネート情報、及びコーディネートされて依頼主に提供された別役務に関する別役務コーディネート情報等の1以上を含む情報でよい。レンタルファッション配達完了情報が依頼履歴IDを含むことにより、配達されたレンタルファッションと関連付けられたファッションコーディネート依頼情報を利用履歴テーブル335に格納し得る。レンタルファッション配達完了情報がファッションコーディネート情報を含むことにより、依頼に応じてコーディネートされたレンタルファッションを利用履歴テーブル335に格納し得る。レンタルファッション配達完了情報が別役務コーディネート情報を含むことにより、依頼に応じてコーディネートされた別役務を利用履歴テーブル335に格納し得る。
レンタルファッション配達完了情報受信部318は、レンタルファッション配達完了情報を依頼主側端末2、調達者側端末4、宿泊先側端末5、及び配達者側端末によって例示されるレンタルファッションの配達に関する各種の端末から受信可能であることが好ましい。レンタルファッション配達完了情報受信部318がレンタルファッション配達完了情報を各種の端末から受信可能であることにより、ファッションコーディネート情報に応じたレンタルファッションが依頼主の自宅に届いたか否かを各種の端末から受信したレンタルファッション配達完了情報に応じた情報を利用履歴テーブル335に格納し得る。
[ステップS5:配達完了情報を格納]
制御部31は、記憶部33と協働してレンタルファッション配達完了情報受信部318を実行し、ステップS4で受信したレンタルファッション配達完了情報に応じた情報を利用履歴テーブル335に格納する(ステップS5)。制御部31は、処理をステップS6に移す。
利用履歴テーブル335に格納するレンタルファッション配達完了情報に応じた情報は、ファッションコーディネート情報に応じたレンタルファッションが依頼主の旅先での宿泊先に届いたことを示す情報であれば特に限定されず、例えば、図6に示す利用履歴テーブル335の利用履歴ID「B0002」に格納されたファッション配達完了情報に含まれる「レンタルファッション配達完了」等の情報でよい。
ステップS1からステップS5までの処理を実行することにより、調達者は、ファッションコーディネート依頼情報に応じてコーディネートされたレンタルファッションを旅先での宿泊先に届け得る。そして、利用履歴テーブル335に格納されたレンタルファッション配達完了情報に応じた情報によって、レンタルファッションが旅先での宿泊先に届いたことを確認し得る。したがって、ファッションを旅先での宿泊先でレンタルし得るため、旅行者は、ファッションを携行することなく、可能な限り手ぶらで旅行し得る。また、旅先で借りるファッションについてコーディネートを依頼した旅行者は、旅先での宿泊先に届けられたコーディネートされたファッションをレンタルし、楽しみ得る。旅行が観光旅行である場合、旅行者は、観光旅行中の往訪先それぞれに相応しい大量のファッションを携行することなく、可能な限り手ぶらで旅行し得る。旅行が出張旅行である場合、旅行者は、ビジネススーツ等によって例示される業務での往訪先に相応しいファッション及び/又は業務外での往訪先に相応しいファッションを逐一用意し、それら大量のファッションを携行することなく、可能な限り手ぶらで旅行し得る。また、ファッションがビジネススーツ等の携行中にしわがつき得るファッションである場合、ファッションにしわがつくことを防ぎ得る。したがって、旅行者は、しわがついていないファッションをレンタルし、楽しみ得る。
[ステップS6:購入情報受信処理]
図8に戻る。必須の態様ではないが、ファッション提供処理は、宿泊先に届けられたレンタルファッションの購入に関する購入情報を依頼主側端末2から受信する購入情報受信処理を含むことが好ましい。ファッション提供処理が購入情報受信処理を含む場合、制御部31は、記憶部33及び通信部34と協働して購入情報受信部319を実行し、購入情報受信処理を行う(ステップS6)。ステップS6で実行される購入情報受信処理については、後に図12を用いてより詳細に説明する。制御部31は、処理をステップS7に移す。
ファッション提供処理が購入情報受信処理を含むことにより、依頼主は、依頼主側端末2を介してレンタルファッションの購入に関する購入情報を送信し、宿泊先に届けられたレンタルファッションを購入し得る。これにより、旅行者は、コーディネートされたファッションを旅先で楽しむだけでなく、旅先から自宅等に戻った後も、コーディネートされたファッションを楽しみ得る。したがって、旅行者は、旅先の状況に応じてコーディネートされたファッションをよりいっそう楽しみ得る。また、旅行者は、購入を検討しているファッションをレンタルし、レンタルしたファッションを旅先で身につけて購入の是非を検討し得る。
[ステップS7:特典提供処理]
必須の態様ではないが、ファッション提供処理は、レンタルファッションに付与された識別情報に応じて特典提供者が提供可能な特典を表示させる特典表示情報を送信する特典提供処理を含むことが好ましい。ファッション提供処理が特典提供処理を含む場合、制御部31は、記憶部33及び通信部34と協働して識別情報受信部320及び特典表示情報送信部321を実行し、特典提供処理を行う(ステップS7)。ステップS7で実行される特典提供処理については、後に図13を用いてより詳細に説明する。制御部31は、処理をステップS1に移し、ステップS1からステップS7の処理を繰り返す。
ファッション提供処理が特典提供処理を含むことにより、レンタルファッションに付与された識別情報を、特典提供者側端末7を介して装置3に送信し、特典提供者側端末7に特典提供者が提供可能な特典を表示させ得る。提供者は、この表示を用いてレンタルファッションをレンタルした依頼主に特典を提供し得る。これにより、旅行者は、コーディネートされたファッションを旅先で身につけて楽しむだけでなく、コーディネートされたファッションに付与された識別情報によって提供される特典をも楽しみ得る。したがって、旅行者は、旅先の状況に応じてコーディネートされたファッションをよりいっそう楽しみ得る。
とりわけ、複数種類の特典のうち、送信元の特典提供者が提供可能な特典を表示させるため、旅行者は、特典提供者ごとに異なる特典を楽しみ得る。これにより、旅行者は、旅先にて複数の特典提供者を巡り、特典提供者ごとにそれぞれ異なる各種の特典を楽しむ喜びをも見出し得る。したがって、旅行者は、旅先の状況に応じてコーディネートされたファッションをよりいっそう楽しみ得る。
〔依頼情報受信処理〕
図9は、依頼情報受信処理の一例を示すフローチャートである。以下、図9を用いて、図8のステップS1で実行される依頼情報受信処理の好ましい手順の一例について説明する。
[ステップS11:ファッションコーディネート依頼情報を受信したか否かを判定]
制御部31は、記憶部33及び通信部34と協働して依頼情報受信部311を実行し、依頼主が旅先で借りるファッションについてコーディネートを依頼することに関するファッションコーディネート依頼情報を依頼主側端末2から受信したか否かを判定する(ステップS11)。ファッションコーディネート依頼情報を受信したならば、制御部31は、処理をステップS12に移す。ファッションコーディネート依頼情報を受信していないならば、制御部31は、依頼情報受信処理を終了し、処理をステップS2に移す。
ファッションコーディネート依頼情報を依頼主側端末2から受信したか否かを判定することにより、依頼主が旅先で借りるファッションについてコーディネートを依頼した場合に、この依頼に関するファッションコーディネート依頼情報を依頼履歴テーブル331に格納し得る。
[ステップS12:ファッションコーディネート依頼情報を格納]
制御部31は、記憶部33と協働して依頼情報受信部311を実行し、受信したファッションコーディネート依頼情報を依頼履歴テーブル331に格納する(ステップS12)。制御部31は、処理をステップS13に移す。
ファッションコーディネート依頼情報を依頼履歴テーブル331に格納することにより、依頼履歴テーブル331に格納されたファッションコーディネート依頼情報に応じて旅先で借りるファッションをコーディネートし得る。
[ステップS13:別役務コーディネート依頼情報を受信したか否かを判定]
制御部31は、記憶部33及び通信部34と協働して依頼情報受信部311を実行し、依頼主がファッションコーディネートとは別の役務のコーディネートを依頼する別役務コーディネート依頼情報を依頼主側端末2から受信したか否かを判定する(ステップS13)。別役務コーディネート依頼情報を受信したならば、制御部31は、処理をステップS14に移す。別役務コーディネート依頼情報を受信していないならば、制御部31は、依頼情報受信処理を終了し、処理をステップS2に移す。
別役務コーディネート依頼情報を依頼主側端末2から受信したか否かを判定することにより、依頼主がファッションコーディネートとは別の役務のコーディネートを依頼した場合に、この依頼に関する別役務コーディネート依頼情報を依頼履歴テーブル331に格納し得る。
[ステップS14:別役務コーディネート依頼情報を格納]
制御部31は、記憶部33と協働して依頼情報受信部311を実行し、受信した別役務コーディネート依頼情報を依頼履歴テーブル331に格納する(ステップS14)。制御部31は、依頼情報受信処理を終了し、処理をステップS2に移す。
別役務コーディネート依頼情報を依頼履歴テーブル331に格納することにより、依頼履歴テーブル331に格納された別役務コーディネート依頼情報に応じてファッションコーディネートとは別の役務をコーディネートし得る。
受信した別役務コーディネート依頼情報を依頼履歴テーブル331に格納する処理は、ファッションコーディネート依頼情報と別役務コーディネート依頼情報とを関連付けて依頼履歴テーブル331に格納する処理であることが好ましい。これにより、ファッションコーディネート依頼情報と別役務コーディネート依頼情報との組合せに基づいてファッションコーディネート情報を生成し得る。また、ファッションコーディネート依頼情報と別役務コーディネート依頼情報との組合せに基づいて別役務コーディネート情報を生成し得る。
ステップS11からステップS14の依頼情報受信処理を実行することにより、ファッションコーディネート依頼情報を受信し得る。これにより、受信したファッションコーディネート依頼情報に基づいてコーディネートされたファッションを旅先での宿泊先に届け得る。
〔ファッションコーディネート情報送信処理〕
図10は、コーディネート情報送信処理の一例を示すフローチャートである。以下、図10を用いて、図8のステップS2で実行されるファッションコーディネート情報送信処理の好ましい手順の一例について説明する。
[ステップS21:処理対象となるファッションコーディネート依頼情報があるか否かを判定]
制御部31は、記憶部33と協働してファッションコーディネート情報送信部313を実行し、処理対象となるファッションコーディネート依頼情報が依頼履歴テーブル331に格納されているか否かを判定する(ステップS21)。処理対象となるファッションコーディネート依頼情報が格納されているならば、制御部31は、処理をステップS22に移す。処理対象となるファッションコーディネート依頼情報が格納されていないならば、制御部31は、ファッションコーディネート情報送信処理を終了し、処理をステップS3に移す。
処理対象となるファッションコーディネート依頼情報が依頼履歴テーブル331に格納されているか否かを判定することにより、処理対象となるファッションコーディネート依頼情報が依頼履歴テーブル331に格納されている場合に、このファッションコーディネート依頼情報に基づいて旅先で借りるファッションをコーディネートしたファッションコーディネート情報を送信し得る。
必須の態様ではないが、コーディネート情報送信処理は、別役務コーディネート依頼情報に基づく別役務コーディネート情報を、別の役務の提供者が使用する別役務提供者側端末6に送信する別役務コーディネート情報送信処理(ステップS22~ステップS24)を含むことが好ましい。コーディネート情報送信処理が別役務コーディネート情報送信処理を含むことにより、別役務コーディネート依頼情報を依頼主側端末2から受信した場合に、別役務コーディネート依頼情報に基づいて別役務コーディネート情報を生成し、別役務提供者側端末6に送信し得る。
[ステップS22:別役務コーディネート依頼情報と関連付けられているか否かを判定]
制御部31は、記憶部33と協働して別役務コーディネート情報送信部314を実行し、処理対象となるファッションコーディネート依頼情報が別役務コーディネート依頼情報と関連付けられているか否かを判定する(ステップS22)。別役務コーディネート依頼情報と関連付けられているならば、制御部31は、処理をステップS23に移す。別役務コーディネート依頼情報と関連付けられていないならば、制御部31は、処理をステップS26に移す。
別役務コーディネート依頼情報と関連付けられているか否かを判定することにより、ファッションコーディネート依頼情報が別役務コーディネート依頼情報と関連付けられている場合に、この別役務コーディネート依頼情報に基づいて別役務コーディネート情報を生成し、別役務提供者側端末6に送信し得る。
[ステップS23:別役務コーディネート情報を生成]
制御部31は、記憶部33及び通信部34と協働して別役務コーディネート情報送信部314を実行し、依頼履歴テーブル331に格納された依頼履歴に含まれるファッションコーディネート依頼情報と別役務コーディネート依頼情報との組合せに基づいて別役務コーディネート情報を生成する(ステップS23)。制御部31は、処理をステップS24に移す。
ファッションコーディネート依頼情報と別役務コーディネート依頼情報との組合せに基づいて別役務コーディネート情報を生成することにより、ファッションコーディネート依頼情報と別役務コーディネート依頼情報との組合せに基づいて生成された別役務コーディネート情報を別役務提供者側端末6に送信し得る。
ファッションコーディネート依頼情報と別役務コーディネート依頼情報との組合せに基づいて別役務コーディネート情報を生成する手順は、特に限定されず、例えば、別役務コーディネート情報テーブル334を参照し、ファッションコーディネート依頼情報に含まれる宿泊情報及び/又は依頼主情報が別役務コーディネート情報テーブル334の旅先情報及び/又はファッションコーディネート依頼情報条件を満たし、別役務コーディネート依頼情報が別役務コーディネート情報テーブル334の別役務コーディネート依頼情報条件を満たす別役務コーディネート情報を別役務コーディネート情報テーブル334から取得する処理でよい。これにより、ファッションコーディネート依頼情報と別役務コーディネート依頼情報との組合せに基づいて別役務コーディネート情報を生成し得る。
(人工知能を用いた別役務コーディネート情報生成)
ファッションコーディネート依頼情報と別役務コーディネート依頼情報との組合せに基づいて別役務コーディネート情報を生成する手順は、ニューラルネットワーク等によって実現された人工知能(artificial intelligence、AI)を用いる手順でもよい。別役務コーディネート情報を生成する手順が人工知能を用いる手順である場合、人工知能に与える入力がファッションコーディネート依頼情報と別役務コーディネート依頼情報との組合せを含むことが好ましい。人工知能に与える入力がファッションコーディネート依頼情報と別役務コーディネート依頼情報との組合せを含むことにより、人工知能は、ファッションコーディネート依頼情報と別役務コーディネート依頼情報との組合せに基づいて別役務コーディネート情報を生成し得る。
(別役務コーディネート端末を用いた別役務コーディネート情報生成)
ファッションコーディネート依頼情報と別役務コーディネート依頼情報との組合せに基づいて別役務コーディネート情報を生成する手順は、別の役務をコーディネート可能な別役務コーディネート端末(図示せず)にファッションコーディネート依頼情報と別役務コーディネート依頼情報との組合せを提供し、ファッションコーディネート依頼情報と別役務コーディネート依頼情報との組合せに基づく別役務コーディネート情報をこの別役務コーディネート端末から受信する一連の手順でもよい。別役務コーディネート情報を生成する手順がファッションコーディネート依頼情報と別役務コーディネート依頼情報との組合せを別役務コーディネート端末に提供し、別役務コーディネート情報を別役務コーディネート端末から受信する一連の手順であることにより、別役務コーディネート端末を用いて別役務コーディネート情報を生成し得る。
[ステップS24:別役務コーディネート情報を送信]
制御部31は、記憶部33及び通信部34と協働して別役務コーディネート情報送信部314を実行し、生成された別役務コーディネート情報を別役務提供者側端末6に送信する(ステップS24)。制御部31は、処理をステップS25に移す。
生成された別役務コーディネート情報を別役務提供者側端末6に送信することにより、旅行者は、写真撮影、観光地案内、及び食事の提供等によって例示される複数種類役務を旅先で享受し得る。
必須の態様ではないが、コーディネート情報送信処理が別役務コーディネート情報送信処理を含む場合、コーディネート情報送信処理は、依頼履歴テーブル331に格納された依頼履歴に含まれるファッションコーディネート依頼情報と別役務コーディネート依頼情報との組合せに基づいてファッションコーディネート情報を生成するファッションコーディネート情報生成処理(ステップS25)を含むことが好ましい。ファッションコーディネート依頼情報と別役務コーディネート依頼情報との組合せに基づいてファッションコーディネート情報を生成するファッションコーディネート情報生成処理を含むことにより、旅行者は、写真撮影、観光地案内、及び食事の提供等によって例示される複数種類役務を旅先で享受する場合であっても、それぞれの役務に相応しいコーディネートがなされた複数種類の異なるファッションを旅先での宿泊先でレンタルし得る。
[ステップS25:組合せに基づいてファッションコーディネート情報を生成]
制御部31は、記憶部33及び通信部34と協働してファッションコーディネート情報生成部312を実行し、ファッションコーディネート依頼情報と別役務コーディネート依頼情報との組合せに基づいてファッションコーディネート情報を生成する(ステップS25)。制御部31は、処理をステップS27に移す。
ファッションコーディネート依頼情報と別役務コーディネート依頼情報との組合せに基づいてファッションコーディネート情報を生成する手順は、特に限定されず、例えば、ファッションコーディネート情報テーブル333を参照し、ファッションコーディネート依頼情報に含まれる宿泊情報及び/又は依頼主情報がファッションコーディネート情報テーブル333の旅先情報、年齢、及び/又は性別と対応し、別役務コーディネート依頼情報がファッションコーディネート情報テーブル333の別役務コーディネート条件を満たすファッションコーディネート情報をファッションコーディネート情報テーブル333から取得する処理でよい。これにより、ファッションコーディネート依頼情報と別役務コーディネート依頼情報との組合せに基づいてファッションコーディネート情報を生成し得る。
(利用履歴に基づいたファッションコーディネート情報生成)
ファッションコーディネート依頼情報と別役務コーディネート依頼情報との組合せに基づいてファッションコーディネート情報を生成する手順は、利用履歴テーブル335に格納されたレンタルファッションを利用した利用履歴に応じてファッションコーディネート情報を生成する手順を含んでもよい。利用履歴テーブル335に格納されたレンタルファッションを利用した利用履歴に応じてファッションコーディネート情報を生成する手順は、利用履歴にファッションコーディネート情報を生成する手順であれば特に限定されず、例えば、利用履歴に含まれるファッションと同じファッションを含むファッションコーディネート情報を生成する手順、利用履歴に含まれるファッションと類似するファッションを含むファッションコーディネート情報を生成する手順、利用履歴に含まれるファッションと同じサイズのファッションを含むファッションコーディネート情報を生成する手順、及び利用履歴に含まれるファッションと異なるファッションを含むファッションコーディネート情報を生成する手順等が挙げられる。
ファッションのコーディネートに関し、旅行者が以前身につけたファッションと同じ又は類似のファッションを身につけたい場合があり得る。旅行者が以前身につけたファッションと同じ及び/又は類似のファッションを推薦できれば、旅行者の満足度を高め得る。また、旅行者が以前身につけたファッションと同じサイズのファッションを推薦できれば、旅行者の体型等に合うサイズのファッションを推薦し得るため、旅行者の満足度を高め得る。旅行者が以前身につけたファッションと異なるファッションを推薦できれば、様々なファッションを身につけることを好む旅行者の満足度を高め得る。したがって、旅行者が以前身につけたファッションに関する情報に応じたファッションを推薦するコーディネートを提案できれば、旅行者の満足度を高め得る。
ファッションコーディネート情報を生成する手順が利用履歴に応じてファッションコーディネート情報を生成する手順を含むことにより、レンタルファッションを利用した利用履歴に応じて依頼主に推薦するコーディネートを提案し得る。これにより、旅行者は、旅先の状況だけでなく、旅行者が以前身につけたファッションに関する情報を含む履歴にも応じてコーディネートされたファッションを宿泊先でレンタルし、楽しみ得る。したがって、旅行者は、旅先の状況に応じてコーディネートされたファッションをよりいっそう楽しみ得る。
(人工知能を用いたファッションコーディネート情報生成)
ファッションコーディネート依頼情報と別役務コーディネート依頼情報との組合せに基づいてファッションコーディネート情報を生成する手順は、ニューラルネットワーク等によって実現された人工知能(artificial intelligence、AI)を用いる手順でもよい。ファッションコーディネート情報を生成する手順が人工知能を用いる手順である場合、人工知能に与える入力がファッションコーディネート依頼情報と別役務コーディネート依頼情報との組合せを含むことが好ましい。人工知能に与える入力がファッションコーディネート依頼情報と別役務コーディネート依頼情報との組合せを含むことにより、人工知能は、ファッションコーディネート依頼情報と別役務コーディネート依頼情報との組合せに基づいてファッションコーディネート情報を生成し得る。
(ファッションコーディネート端末を用いたファッションコーディネート情報生成)
ファッションコーディネート依頼情報と別役務コーディネート依頼情報との組合せに基づいてファッションコーディネート情報を生成する手順は、ファッションをコーディネート可能なファッションコーディネート端末(図示せず)にファッションコーディネート依頼情報と別役務コーディネート依頼情報との組合せを提供し、ファッションコーディネート依頼情報と別役務コーディネート依頼情報との組合せに基づくファッションコーディネート情報をこのファッションコーディネート端末から受信する一連の手順でもよい。ファッションコーディネート情報を生成する手順がファッションコーディネート依頼情報と別役務コーディネート依頼情報との組合せをファッションコーディネート端末に提供し、ファッションコーディネート情報をファッションコーディネート端末から受信する一連の手順であることにより、ファッションコーディネート端末を用いてファッションコーディネート情報を生成し得る。
ステップS22からステップS25の処理を実行することにより、ファッションコーディネートとは別の役務のコーディネートを依頼する別役務コーディネート依頼情報とファッションコーディネート依頼情報との組合せに基づいて、ファッションコーディネート情報を調達者側端末4に送信し、別役務コーディネート情報を別役務提供者側端末6に送信し得る。したがって、旅行者は、写真撮影、観光地案内、及び食事の提供等によって例示される複数種類役務を旅先で享受する場合であっても、それぞれの役務に相応しいコーディネートがなされた複数種類の異なるファッションを旅先での宿泊先でレンタルし得る。これにより、旅行中に複数種類の役務を享受する旅行者は、旅行中に提供されるそれぞれの役務に相応しい大量のファッションを携行することなく、可能な限り手ぶらで旅行し得る。また、旅行者は、複数種類の役務それぞれに応じてコーディネートされた複数種類のファッションを楽しみ得る。これにより、複数種類のファッションのみならず、提供される役務そのものの楽しみも高まり得る。
必須の態様ではないが、コーディネート情報送信処理は、依頼履歴テーブル331に格納された依頼履歴に含まれるファッションコーディネート依頼情報に基づいてファッションコーディネート情報を生成するファッションコーディネート情報生成処理(ステップS26)を含むことが好ましい。コーディネート情報送信処理がファッションコーディネート情報生成処理を含むことにより、ファッションコーディネート依頼情報に基づいてファッションコーディネート情報を生成し、調達者側端末4に送信し得る。これにより、調達者は、ファッションコーディネート情報生成部312によって生成されたファッションコーディネート情報に応じてコーディネートされたレンタルファッションを旅先での宿泊先に届け得る。
[ステップS26:ファッションコーディネート情報を生成]
制御部31は、記憶部33及び通信部34と協働してファッションコーディネート情報生成部312を実行し、依頼履歴テーブル331に格納された依頼履歴に含まれるファッションコーディネート依頼情報に基づいてファッションコーディネート情報を生成する(ステップS26)。制御部31は、処理をステップS27に移す。
ステップS26の処理を実行することにより、ファッションコーディネート依頼情報に基づいてファッションコーディネート情報を生成し、調達者側端末4に送信し得る。これにより、調達者は、ファッションコーディネート情報生成部312によって生成されたファッションコーディネート情報に基づいてコーディネートされたレンタルファッションを旅先での宿泊先に届け得る。
ファッションコーディネート依頼情報に基づいてファッションコーディネート情報を生成する手順は、特に限定されず、例えば、ファッションコーディネート依頼情報に含まれる宿泊情報及び/又は依頼主情報がファッションコーディネート情報テーブル333の旅先情報、年齢、及び/又は性別と対応するファッションコーディネート情報をファッションコーディネート情報テーブル333から取得する処理でよい。これにより、ファッションコーディネート依頼情報と別役務コーディネート依頼情報との組合せに基づいてファッションコーディネート情報を生成し得る。
(利用履歴に基づいたファッションコーディネート情報生成)
ファッションコーディネート依頼情報に基づいてファッションコーディネート情報を生成する手順は、利用履歴テーブル335に格納されたレンタルファッションを利用した利用履歴に応じてファッションコーディネート情報を生成する手順を含んでもよい。利用履歴テーブル335に格納されたレンタルファッションを利用した利用履歴に応じてファッションコーディネート情報を生成する手順は、利用履歴にファッションコーディネート情報を生成する手順であれば特に限定されず、例えば、利用履歴に含まれるファッションと同じファッションを含むファッションコーディネート情報を生成する手順、利用履歴に含まれるファッションと類似するファッションを含むファッションコーディネート情報を生成する手順、利用履歴に含まれるファッションと同じサイズのファッションを含むファッションコーディネート情報を生成する手順、及び利用履歴に含まれるファッションと異なるファッションを含むファッションコーディネート情報を生成する手順等が挙げられる。
ファッションコーディネート情報を生成する手順が利用履歴に応じてファッションコーディネート情報を生成する手順を含むことにより、レンタルファッションを利用した利用履歴に応じて依頼主に推薦するコーディネートを提案し得る。これにより、旅行者は、旅先の状況だけでなく、旅行者が以前身につけたファッションに関する情報を含む履歴にも応じてコーディネートされたファッションを宿泊先でレンタルし、楽しみ得る。したがって、旅行者は、旅先の状況に応じてコーディネートされたファッションをよりいっそう楽しみ得る。
(人工知能を用いたファッションコーディネート情報生成)
ファッションコーディネート依頼情報に基づいてファッションコーディネート情報を生成する手順は、ニューラルネットワーク等によって実現された人工知能(artificial intelligence、AI)を用いる手順でもよい。ファッションコーディネート情報を生成する手順が人工知能を用いる手順である場合、人工知能に与える入力がファッションコーディネート依頼情報を含むことが好ましい。人工知能に与える入力がファッションコーディネート依頼情報を含むことにより、人工知能は、ファッションコーディネート依頼情報に基づいてファッションコーディネート情報を生成し得る。
(ファッションコーディネート端末を用いたファッションコーディネート情報生成)
ファッションコーディネート依頼情報に基づいてファッションコーディネート情報を生成する手順は、ファッションをコーディネート可能なファッションコーディネート端末(図示せず)にファッションコーディネート依頼情報を提供し、ファッションコーディネート依頼情報に基づくファッションコーディネート情報をこのファッションコーディネート端末から受信する一連の手順でもよい。ファッションコーディネート情報を生成する手順がファッションコーディネート依頼情報をファッションコーディネート端末に提供し、ファッションコーディネート情報をファッションコーディネート端末から受信する一連の手順であることにより、ファッションコーディネート端末を用いてファッションコーディネート情報を生成し得る。
[ステップS27:ファッションコーディネート情報を送信]
制御部31は、記憶部33及び通信部34と協働してファッションコーディネート情報送信部313を実行し、ファッションコーディネート情報を調達者側端末4に送信する(ステップS27)。制御部31は、ファッションコーディネート情報送信処理を終了し、処理をステップS3に移す。
ファッションコーディネート情報を調達者側端末4に送信することにより、調達者側端末4を利用する調達者は、ファッションコーディネート依頼情報に応じてコーディネートされたレンタルファッションを旅先での宿泊先に届け得る。したがって、ファッションを旅先での宿泊先でレンタルし得るため、旅行者は、ファッションを携行することなく、可能な限り手ぶらで旅行し得る。また、旅先で借りるファッションについてコーディネートを依頼した旅行者は、旅先での宿泊先に届けられたコーディネートされたファッションをレンタルし、楽しみ得る。
ファッションコーディネート依頼情報が試着依頼情報を含む場合、ファッションコーディネート情報は、ファッションコーディネート情報に応じた試着ファッションを依頼主の自宅に届ける試着ファッション配達指令を含むことが好ましい。ファッションコーディネート情報が試着ファッション配達指令を含むことにより、ファッションコーディネート情報に応じた試着ファッションを依頼主の自宅に届け、試着ファッションの是非に応じてレンタルファッションを宿泊先に配達するサービスを提供し得る。
ステップS21からステップS27のファッションコーディネート情報送信処理を実行することにより、調達者側端末4を利用する調達者は、ファッションコーディネート依頼情報に応じてコーディネートされたレンタルファッションを旅先での宿泊先に届け得る。したがって、ファッションを旅先での宿泊先でレンタルし得るため、旅行者は、ファッションを携行することなく、可能な限り手ぶらで旅行し得る。また、旅先で借りるファッションについてコーディネートを依頼した旅行者は、旅先での宿泊先に届けられたコーディネートされたファッションをレンタルし、楽しみ得る。
〔試着処理〕
図11は、試着処理の一例を示すフローチャートである。以下、図11を用いて、図8のステップS3で実行される試着処理の好ましい手順の一例について説明する。
[ステップS31:試着品配達完了情報を受信したか否かを判定]
制御部31は、記憶部33及び通信部34と協働して試着品配達完了情報受信部315を実行し、ファッションコーディネート情報に応じた試着ファッションが依頼主の自宅に届いたことを示す試着品配達完了情報を受信したか否かを判定する(ステップS31)。試着品配達完了情報を受信したならば、制御部31は、処理をステップS32に移す。試着品配達完了情報を受信していないならば、制御部31は、処理をステップS33に移す。試着品配達完了情報を受信したか否かを判定することにより、試着品配達完了情報を受信した場合に試着品配達完了情報を格納し得る。
試着品配達完了情報は、ファッションコーディネート情報に応じた試着ファッションが依頼主の自宅に届いたことを示す情報であれば特に限定されない。試着品配達完了情報がファッションコーディネート情報に応じた試着ファッションが依頼主の自宅に届いたことを示す情報であることにより、ファッションコーディネート情報に応じた試着ファッションが依頼主の自宅に届いたか否かを判定し得る。試着品配達完了情報受信部315は、試着品配達完了情報を依頼主側端末2、調達者側端末4、及び配達者側端末によって例示される試着ファッションの配達に関する各種の端末から受信可能であることが好ましい。試着品配達完了情報受信部315が試着品配達完了情報を各種の端末から受信可能であることにより、ファッションコーディネート情報に応じた試着ファッションが依頼主の自宅に届いたか否かを各種の端末から受信した試着品配達完了情報に基づいて判定し得る。
[ステップS32:試着品配達完了情報を格納]
制御部31は、記憶部33と協働して試着品配達完了情報受信部315を実行し、受信した試着品配達完了情報を利用履歴テーブル335に格納する(ステップS32)。制御部31は、処理をステップS33に移す。
試着品配達完了情報を利用履歴テーブル335に格納することにより、利用履歴テーブル335に格納された試着品配達完了情報を用いて試着品の配達が完了したか否かを判定し得る。
[ステップS33:評価情報を受信したか否かを判定]
制御部31は、記憶部33及び通信部34と協働して評価情報受信部316を実行し、依頼主側端末2から評価情報を受信したか否かを判定する(ステップS33)。評価情報を受信したならば、制御部31は、処理をステップS32に移す。評価情報を受信していないならば、制御部31は、処理をステップS33に移す。依頼主側端末2から評価情報を受信したか否かを判定することにより、試着品を是とする評価情報を依頼主側端末2から受信した場合にレンタルファッション配達指令情報を送信し得る。
[ステップS34:試着品を是とする評価情報であるか否かを判定]
制御部31は、記憶部33と協働して評価情報受信部316を実行し、試着品を是とする評価情報であるか否かを判定する(ステップS34)。試着品を是とする評価情報であるならば、制御部31は、処理をステップS35に移す。試着品を是とする評価情報でないならば、制御部31は、試着処理を終了し、処理をステップS4に移す。試着品を是とする評価情報であるか否かを判定することにより、試着品を是とする評価情報を受信した場合にレンタルファッション配達指令情報を送信し得る。
[ステップS35:レンタルファッション配達指令情報を送信]
制御部31は、記憶部33及び通信部34と協働してレンタルファッション配達指令部317を実行し、レンタルファッション配達指令情報を調達者側端末4に送信する(ステップS35)。制御部31は、試着処理を終了し、処理をステップS4に移す。レンタルファッション配達指令情報を調達者側端末4に送信することにより、ファッションコーディネート情報に応じた試着ファッションを依頼主の自宅に届け、試着ファッションの是非に応じてレンタルファッションを宿泊先に配達するサービスを提供し得る。
ステップS31からステップS35の試着処理を実行することにより、ファッションコーディネート情報に応じた試着ファッションを依頼主の自宅に届け、試着ファッションの是非に応じてレンタルファッションを宿泊先に配達するサービスを提供し得る。これにより、旅行者は、ファッションを試着して旅行者の体型等に合うサイズであるか否かを判断し、旅行者の体型等に合うサイズのファッションを宿泊先に配達させ得る。また、旅行者は、ファッションを試着して旅行者の好みに合うファッションであるか否かを判断し、旅行者の好みに合うファッションを宿泊先に配達させ得る。したがって、旅行者は、旅先の状況に応じてコーディネートされ、試着によってサイズ・好み等に合うことを確認したファッションをレンタルし、楽しみ得る。したがって、サイズが合わない及び/又は好みに合わない等によって旅行者が宿泊先でレンタルしたファッションを楽しめないリスクを軽減し得る。これにより、旅行者が宿泊先でレンタルしたファッションを楽しめないために、レンタルしたファッションの代わりとなるファッションの調達に旅行者が手間及び/又は時間をかけ、旅行者の満足度が低下することも防ぎ得る。
〔購入情報受信処理〕
図12は、購入情報受信処理の一例を示すフローチャートである。以下、図12を用いて、図8のステップS6で実行される購入情報受信処理の好ましい手順の一例について説明する。
[ステップS41:購入情報を受信したか否かを判定]
制御部31は、記憶部33及び通信部34と協働して購入情報受信部319を実行し、宿泊先に届けられたレンタルファッションの購入に関する購入情報を受信したか否かを判定する(ステップS41)。購入情報を受信したならば、制御部31は、処理をステップS42に移す。購入情報を受信していないならば、制御部31は、処理をステップS45に移す。
購入情報を受信したか否かを判定することにより、依頼主は、依頼主側端末2を介してレンタルファッションの購入に関する購入情報を送信し、宿泊先に届けられたレンタルファッションを購入し得る。これにより、旅行者は、コーディネートされたファッションを旅先で楽しむだけでなく、旅先から自宅等に戻った後も、コーディネートされたファッションを楽しみ得る。したがって、旅行者は、旅先の状況に応じてコーディネートされたファッションをよりいっそう楽しみ得る。また、旅行者は、購入を検討しているファッションをレンタルし、レンタルしたファッションを旅先で身につけて購入の是非を検討し得る。
[ステップS42:配達を依頼する購入情報であるか否かを判定]
制御部31は、記憶部33と協働して購入情報受信部319を実行し、受信した購入情報がレンタルファッションの配達を依頼する購入情報であるか否かを判定する(ステップS42)。配達を依頼する購入情報であるならば、制御部31は、処理をステップS43に移す。配達を依頼する購入情報でないならば、制御部31は、処理をステップS44に移す。受信した購入情報がレンタルファッションの配達を依頼する購入情報であるか否かを判定することにより、依頼主が購入したレンタルファッションの配達を指令する購入ファッション配達指令情報を送信し得る。
[ステップS43:購入ファッション配達指令情報を送信]
制御部31は、記憶部33及び通信部34と協働して購入情報受信部319を実行し、購入したレンタルファッションの配達を指令する購入ファッション配達指令情報を送信する(ステップS43)。制御部31は、処理をステップS44に移す。購入ファッション配達指令情報を送信することにより、依頼主がレンタルファッションを購入し、購入したレンタルファッションの配達を依頼した場合に、レンタルファッションを配達し得る。これにより、旅行者は、購入したファッションを旅先から自宅まで携行することなく、可能な限り手ぶらで旅行し得る。
[ステップS44:購入情報を格納]
制御部31は、記憶部33と協働して購入情報受信部319を実行し、利用履歴テーブル335に購入情報を格納する(ステップS44)。制御部31は、処理をステップS45に移す。
利用履歴テーブル335に購入情報を格納することにより、レンタルファッションを購入した履歴に応じて依頼主に推薦するコーディネートを提案し得る。これにより、旅行者は、旅先の状況だけでなく、旅行者が以前購入したファッションに関する情報を含む履歴にも応じてコーディネートされたファッションを宿泊先でレンタルし、楽しみ得る。したがって、旅行者は、旅先の状況に応じてコーディネートされたファッションをよりいっそう楽しみ得る。
必須の態様ではないが、購入情報受信処理は、購入手段提供依頼情報を受信した場合にレンタルファッションの購入手段に関する購入手段情報を提供する購入手段情報提供処理を含むことが好ましい。購入情報受信処理が購入手段情報提供処理を含むことにより、依頼主は、レンタルファッションの購入手段を家族、友人、及び/又は知人等に提供し得る。これにより、依頼主は、コーディネートされたファッションを旅先で楽しむだけでなく、コーディネートされたファッションを家族、友人、及び/又は知人等に紹介することをも楽しみ得る。また、装置3を管理する管理者等は、コーディネートされたファッションの紹介を可能とするサービスを調達者等に提案し得る。
購入手段情報は、レンタルファッションの購入手段に関する情報であれば特に限定されず、例えば、レンタルファッション販売者の名称、レンタルファッション販売者の住所、電話番号等によって例示されるレンタルファッション販売者の連絡先、レンタルファッション販売者が運営するオンラインショップのURL、及び/又はレンタルファッションの名称・価格等のレンタルファッションに関する情報等が挙げられる。購入手段情報がレンタルファッションの購入手段に関する情報であることにより、依頼主は、コーディネートされたファッションの購入手段を家族、友人、及び/又は知人等に紹介し得る。
[ステップS45:購入手段提供依頼情報を受信したか否かを判定]
制御部31は、記憶部33及び通信部34と協働して購入情報受信部319を実行し、宿泊先に届けられたレンタルファッションの購入に関する購入手段提供依頼情報を受信したか否かを判定する(ステップS45)。購入手段提供依頼情報を受信したならば、制御部31は、処理をステップS46に移す。購入手段提供依頼情報を受信していないならば、制御部31は、購入情報受信処理を終了し、処理をステップS7に移す。購入手段提供依頼情報を受信したか否かを判定することにより、購入手段提供依頼情報を受信した場合に、購入手段を提供し得る。
[ステップS46:購入手段情報を送信]
制御部31は、記憶部33及び通信部34と協働して購入情報受信部319を実行し、ファッション情報テーブル332に格納された購入手段情報を依頼主側端末2に送信する(ステップS46)。制御部31は、購入情報受信処理を終了し、処理をステップS7に移す。購入手段情報を依頼主側端末2に送信することにより、依頼主は、依頼主側端末2によって受信されたレンタルファッションの購入手段を、家族、友人、及び/又は知人等に提供し得る。
ステップS41からステップS46の購入情報受信処理を実行することにより、依頼主は、依頼主側端末2を介してレンタルファッションの購入に関する購入情報を送信し、宿泊先に届けられたレンタルファッションを購入し得る。これにより、旅行者は、コーディネートされたファッションを旅先で楽しむだけでなく、旅先から自宅等に戻った後も、コーディネートされたファッションを楽しみ得る。したがって、旅行者は、旅先の状況に応じてコーディネートされたファッションをよりいっそう楽しみ得る。また、旅行者は、購入を検討しているファッションをレンタルし、レンタルしたファッションを旅先で身につけて購入の是非を検討し得る。
〔特典提供処理〕
図13は、特典提供処理の一例を示すフローチャートである。以下、図13を用いて、図8のステップS7で実行される特典提供処理の好ましい手順の一例について説明する。
[ステップS51:識別情報を受信したか否かを判定]
制御部31は、記憶部33及び通信部34と協働して識別情報受信部320を実行し、特典提供者側端末7からレンタルファッションに付与された識別情報を受信したか否かを判定する(ステップS51)。識別情報を受信したならば、制御部31は、処理をステップS52に移す。識別情報を受信していないならば、制御部31は、特典提供処理を終了し、処理をステップS1に移し、ステップS1からステップS55を繰り返す。
レンタルファッションに付与された識別情報を特典提供者側端末7から受信したか否かを判定することにより、レンタルファッションに付与された識別情報を特典提供者側端末7から受信した場合に、複数種類の特典のうち、送信元である特典提供者側端末7の特典提供者が提供可能な特典を表示させる特典表示情報を特典提供者側端末7に送信し得る。
[ステップS52:特典表示情報を生成可能であるか否かを判定]
制御部31は、記憶部33と協働して特典表示情報送信部321を実行し、送信元である特典提供者側端末7を利用する特典提供者が提供可能な特典を表示させる特典表示情報を生成可能であるか否かを判定する(ステップS52)。特典表示情報を生成可能であるならば、制御部31は、処理をステップS53に移す。特典表示情報を生成可能でないならば、制御部31は、処理をステップS55に移す。
送信元である特典提供者側端末7を利用する特典提供者が提供可能な特典を表示させる特典表示情報を生成可能であるか否かを判定することにより、特典表示情報を生成可能である場合に、特典表示情報を生成し得る。また、特典表示情報を生成可能でない場合に、特典提供者が提供可能な特典がないことを通知可能にする特典通知情報を送信し得る。
送信元である特典提供者側端末7を利用する特典提供者が提供可能な特典を表示させる特典表示情報を生成可能であるか否かを判定する手段は、特に限定されず、例えば、特典情報テーブル336に送信元である識別情報と特典提供者側端末7を利用する特典提供者との組合せに応じた特典情報が格納されているか否かを判定する手段でよい。特典表示情報を生成可能であるか否かを判定する手段が特典情報テーブル336に送信元である識別情報と特典提供者側端末7を利用する特典提供者との組合せに応じた特典情報が格納されているか否かを判定する手段であることにより、特典情報テーブル336を参照して特典表示情報を生成可能であるか否かを判定し得る。
[ステップS53:特典表示情報を生成]
制御部31は、記憶部33と協働して特典表示情報送信部321を実行し、送信元である特典提供者側端末7を利用する特典提供者が提供可能な特典を表示させる特典表示情報を生成する(ステップS53)。制御部31は、処理をステップS54に移す。送信元である特典提供者側端末7を利用する特典提供者が提供可能な特典を表示させる特典表示情報を生成することにより、生成された特典表示情報を送信できる。
送信元である特典提供者側端末7を利用する特典提供者が提供可能な特典を表示させる特典表示情報を生成する手順は、特に限定されず、例えば、特典情報テーブル336に格納された送信元である識別情報と特典提供者側端末7を利用する特典提供者との組合せに応じた特典情報に基づいて特典表示情報を生成する手順でよい。これにより、特典情報テーブル336に格納された特典情報に基づいた特典表示情報を生成し得る。
特典表示情報は、送信元である特典提供者側端末7を利用する特典提供者が提供可能な特典を表示させる情報であれば特に限定されず、例えば、特典提供者が提供可能な特典に関する文字情報、特典提供者が提供可能な特典に関する画像情報、特典提供者が提供可能な特典に関する音声情報、及び/又はこれらの情報の2以上を組み合わせた情報等でよい。
[ステップS54:特典表示情報を送信]
制御部31は、記憶部33及び通信部34と協働して特典表示情報送信部321を実行し、ステップS53で生成された特典表示情報を送信する(ステップS54)。制御部31は、特典提供処理を終了し、処理をステップS1に移し、ステップS1からステップS55を繰り返す。
ステップS53で生成された特典表示情報を送信することにより、特典提供者側端末7に特典提供者が提供可能な特典を表示させ得る。提供者は、この表示を用いてレンタルファッションをレンタルした依頼主に特典を提供し得る。これにより、旅行者は、コーディネートされたファッションを旅先で身につけて楽しむだけでなく、コーディネートされたファッションに付与された識別情報によって提供される特典をも楽しみ得る。したがって、旅行者は、旅先の状況に応じてコーディネートされたファッションをよりいっそう楽しみ得る。
とりわけ、複数種類の特典のうち、送信元の特典提供者が提供可能な特典を表示させるため、旅行者は、特典提供者ごとに異なる特典を楽しみ得る。これにより、旅行者は、旅先にて複数の特典提供者を巡り、特典提供者ごとにそれぞれ異なる各種の特典を楽しむ喜びをも見出し得る。したがって、旅行者は、旅先の状況に応じてコーディネートされたファッションをよりいっそう楽しみ得る。
[ステップS55:特典通知情報を送信]
制御部31は、記憶部33及び通信部34と協働して特典表示情報送信部321を実行し、特典提供者側端末7に特典提供者が提供可能な特典がないことを通知可能にする特典通知情報を送信する(ステップS54)。制御部31は、特典提供処理を終了し、処理をステップS1に移し、ステップS1からステップS55を繰り返す。特典提供者が提供可能な特典がないことを通知可能にする特典通知情報を特典提供者側端末7に送信することにより、特典提供者が提供可能な特典がない場合に、特典提供者が提供可能な特典がないことを特典提供者及び/又は依頼主に通知し得る。
特典通知情報は、特典提供者が提供可能な特典がないことを通知可能にする情報であれば特に限定されず、例えば、特典提供者が提供可能な特典がないことを通知する文字情報、画像情報、音声情報、及び/又はこれらの情報を複数組み合わせた情報等でよい。
<システム1の使用例>
続いて、本実施形態におけるシステム1の使用例を説明する。
〔ファッションコーディネート依頼情報等の送信〕
まず、依頼主(旅行者)は、宿泊先に関する情報等を含むファッションコーディネート依頼情報と別役務コーディネート依頼情報とを依頼主が利用する依頼主側端末2から装置3に送信する。装置3は、ファッションコーディネート依頼情報と別役務コーディネート依頼情報とを受信する。これにより、ファッションコーディネート依頼情報に基づいてコーディネートされたファッションを旅先での宿泊先に届け得る。
〔ファッションコーディネート情報等の送信〕
装置3は、受信したファッションコーディネート依頼情報と別役務コーディネート依頼情報との組合せに基づいてファッションコーディネート情報を生成し、ファッションを調達する調達者が利用する調達者側端末4に送信する。
〔試着ファッションの配達〕
ファッションコーディネート依頼情報が旅先で借りるファッションの試着を依頼する試着依頼情報を含む場合、調達者は、ファッションコーディネート情報に応じた試着ファッションを旅行者の自宅に届ける。ファッションコーディネート情報に応じた試着ファッションが旅行者の自宅に届いたとき、試着ファッションの配達に関する端末は、ファッションコーディネート情報に応じた試着ファッションが旅行者の自宅に届いたことを示す試着品配達完了情報を装置3へ送信する。
〔試着ファッションの評価〕
試着ファッションが旅行者の自宅に届いた場合、旅行者は、試着ファッションの是非に関する評価情報を依頼主側端末2から装置3へ送信する。評価情報が試着ファッションを是とする評価である場合、装置3は、宿泊先へのレンタルファッションの配達を指令するレンタルファッション配達指令情報を調達者側端末4に送信する。
〔レンタルファッションの配達〕
ファッションコーディネート依頼情報が旅先で借りるファッションの試着を依頼する試着依頼情報を含まない場合、調達者は、ファッションコーディネート情報に応じたレンタルファッションを旅先での宿泊先に届ける。ファッションコーディネート情報に応じたレンタルファッションが宿泊先に届いたとき、調達者側端末4、宿泊先側端末5、及び/又は配達者側端末は、ファッションコーディネート情報に応じたレンタルファッションが宿泊先に届いたことを示すレンタルファッション配達完了情報を装置3へ送信する。
〔レンタルファッションの利用〕
旅行者は、旅先での宿泊先でレンタルファッションをレンタルする。したがって、旅行者は、ファッションを携行することなく、可能な限り手ぶらで旅行し得る。また、旅先で借りるファッションについてコーディネートを依頼した旅行者は、旅先での宿泊先に届けられたコーディネートされたファッションをレンタルし、楽しみ得る。
〔別役務の提供〕
別役務提供者側端末6は、別役務コーディネート依頼情報に基づいてコーディネートされた別役務コーディネート情報を受信する。別役務提供者側端末6を利用する別役務提供者は、別役務コーディネート情報に基づき、別の役務を旅行者に提供する。これにより、旅行者は、提供された別の役務を楽しみ得る。
〔レンタルファッションの購入〕
旅行者がレンタルファッションの購入を希望する場合、旅行者は、レンタルファッションの購入に関する購入情報を依頼主側端末2から装置3へ送信する。購入情報が購入したファッションの配達を依頼する購入情報である場合、装置3は、レンタルファッションの配達を指令する購入ファッション配達指令情報を送信する。
〔特典の提供〕
旅行者は、レンタルファッションに付与された識別情報に関する特典を提供可能な特典提供者を訪れる。特典提供者が使用する特典提供者側端末7は、装置3に識別情報を送信する。装置3は、識別情報に関する複数種類の特典のうち、送信元の特典提供者が提供可能な特典を表示させる特典表示情報を特典提供者側端末7に送信する。特典表示情報を受信した特典提供者側端末7は、特典提供者が提供可能な特典を表示する。特典提供者は、旅行者に特典を提供する。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述の実施形態に限るものではない。また、上述の実施形態に記載された効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したものに過ぎず、本発明による効果は、上述の実施形態に記載されたものに限定されるものではない。また、上述の実施形態は、本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。
1 ファッション提供システム
2 依頼主側端末
3 ファッション提供装置
31 制御部
311 依頼情報受信部
312 ファッションコーディネート情報生成部
313 ファッションコーディネート情報送信部
314 別役務コーディネート情報送信部
315 試着品配達完了情報受信部
316 評価情報受信部
317 レンタルファッション配達指令部
318 レンタルファッション配達完了情報受信部
319 購入情報受信部
320 識別情報受信部
321 特典表示情報送信部
33 記憶部
331 依頼履歴テーブル
332 ファッション情報テーブル
333 ファッションコーディネート情報テーブル
334 別役務コーディネート情報テーブル
335 利用履歴テーブル
336 特典テーブル
34 通信部
4 調達者側端末
5 宿泊先側端末
6 別役務提供者側端末
7 特典提供者側端末
N ネットワーク

Claims (7)

  1. 旅先で借りるファッションについてコーディネートを依頼するファッションコーディネート依頼情報を、依頼主が使用する依頼主側端末から受信可能な依頼情報受信部と、
    前記ファッションコーディネート依頼情報に基づくファッションコーディネート情報を、調達者が使用する調達者側端末に送信可能なファッションコーディネート情報送信部と、
    前記ファッションコーディネート情報に応じたレンタルファッションが前記依頼主の前記旅先での宿泊先に届いたことを示すレンタルファッション配達完了情報を受信可能なレンタルファッション配達完了情報受信部と、
    を備え
    前記ファッションコーディネート情報に応じた試着ファッションが前記依頼主の自宅に届いたことを示す試着品配達完了情報を受信可能な試着品配達完了情報受信部と、
    前記試着ファッションの是非を前記依頼主側端末から受信可能な評価情報受信部と、
    前記評価情報受信部による受信の結果が是の場合、前記宿泊先への前記レンタルファッションの配達を指令するレンタルファッション配達指令情報を前記調達者側端末に送信可能なレンタルファッション配達指令部と、
    をさらに備え、
    人工知能に与えられる入力が前記ファッションコーディネート依頼情報を含み、
    前記人工知能が、前記ファッションコーディネート依頼情報に基づいて前記ファッションコーディネート情報を生成する、装置。
  2. 前記ファッションコーディネート依頼情報に基づいて前記ファッションコーディネート情報を生成可能なファッションコーディネート情報生成部をさらに備える、請求項1に記載の装置。
  3. 前記ファッションコーディネート情報生成部は、前記レンタルファッションを利用した履歴に応じて前記ファッションコーディネート情報を生成可能である、請求項2に記載の装置。
  4. 前記宿泊先に届けられた前記レンタルファッションの購入に関する購入情報を前記依頼主側端末から受信可能な購入情報受信部をさらに備える、請求項1から3のいずれか1項に記載の装置。
  5. 前記レンタルファッションには、複数種類の特典に関する識別情報が付与されており、
    前記装置は、
    複数の特典提供者がそれぞれ使用する特典提供者側端末から前記識別情報を受信可能な識別情報受信部と、
    複数の前記特典提供者側端末のうち前記識別情報受信部による受信の送信元である送信元端末に、前記複数種類の特典のうち、前記送信元の前記特典提供者が提供可能な特典を表示させる特典表示情報を送信可能な特典表示情報送信部と、
    をさらに備える、請求項1から4のいずれか1項に記載の装置。
  6. 旅先で借りるファッションについてコーディネートを依頼するファッションコーディネート依頼情報を、依頼主が使用する依頼主側端末から受信可能な依頼情報受信部と、
    前記ファッションコーディネート依頼情報に基づくファッションコーディネート情報を、調達者が使用する調達者側端末に送信可能なファッションコーディネート情報送信部と、
    前記ファッションコーディネート情報に応じたレンタルファッションが前記依頼主の前記旅先での宿泊先に届いたことを示すレンタルファッション配達完了情報を受信可能なレンタルファッション配達完了情報受信部と、
    を備え、
    前記依頼情報受信部は、前記ファッションコーディネートとは別の役務のコーディネートを依頼する別役務コーディネート依頼情報を受信可能であり、
    前記装置は、前記別役務コーディネート依頼情報に基づく別役務コーディネート情報を、前記別の役務の提供者が使用する別役務提供者側端末に送信可能な別役務コーディネート情報送信部をさらに備え、
    前記ファッションコーディネート情報及び前記別役務コーディネート情報は、それぞれ前記ファッションコーディネート依頼情報と前記別役務コーディネート依頼情報との組み合わせに基づく情報であり、
    人工知能に与えられる入力がファッションコーディネート依頼情報と別役務コーディネート依頼情報との組合せを含み、
    前記人工知能は、ファッションコーディネート依頼情報と別役務コーディネート依頼情報との組合せに基づいてファッションコーディネート情報を生成し、ファッションコーディネート依頼情報と別役務コーディネート依頼情報との組合せに基づいて別役務コーディネート情報を生成する、装置。
  7. ファッション提供装置に、
    旅先で借りるファッションについてコーディネートを依頼するファッションコーディネート依頼情報を、依頼主が使用する依頼主側端末から受信可能な依頼情報受信ステップと、
    前記ファッションコーディネート依頼情報に基づくファッションコーディネート情報を、調達者が使用する調達者側端末に送信可能なファッションコーディネート情報送信ステップと、
    前記ファッションコーディネート情報に応じたレンタルファッションが前記依頼主の前記旅先での宿泊先に届いたことを示すレンタルファッション配達完了情報を受信可能なレンタルファッション配達完了情報受信ステップと、
    前記ファッションコーディネート情報に応じた試着ファッションが前記依頼主の自宅に届いたことを示す試着品配達完了情報を受信可能な試着品配達完了情報受信ステップと、
    前記試着ファッションの是非を前記依頼主側端末から受信可能な評価情報受信ステップと、
    前記評価情報受信部による受信の結果に応じて前記宿泊先への前記レンタルファッションの配達を指令するレンタルファッション配達指令情報を前記調達者側端末に送信可能なレンタルファッション配達指令ステップと、
    をさらに備え、
    人口知能に与えられる入力が前記ファッションコーディネート依頼情報を含み、
    前記人工知能が、前記ファッションコーディネート依頼情報に基づいて前記ファッションコーディネート情報を生成するステップと、
    を実行させる、プログラム。
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