JP7058653B2 - 冷飲料調製マシン - Google Patents

冷飲料調製マシン Download PDF

Info

Publication number
JP7058653B2
JP7058653B2 JP2019527128A JP2019527128A JP7058653B2 JP 7058653 B2 JP7058653 B2 JP 7058653B2 JP 2019527128 A JP2019527128 A JP 2019527128A JP 2019527128 A JP2019527128 A JP 2019527128A JP 7058653 B2 JP7058653 B2 JP 7058653B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
beverage
mixing chamber
heat exchanger
preparation machine
outlet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019527128A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7058653B6 (ja
JP2020503089A (ja
Inventor
ミカエル フェラン,
ロベルト アンジェロ カルドロン,
シャロッテ マレ,
ジョナサン デミエレ,
マルコ カデュフ,
リステ ピンジュロフ,
アレクシス ロスト,
Original Assignee
ソシエテ・デ・プロデュイ・ネスレ・エス・アー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ソシエテ・デ・プロデュイ・ネスレ・エス・アー filed Critical ソシエテ・デ・プロデュイ・ネスレ・エス・アー
Publication of JP2020503089A publication Critical patent/JP2020503089A/ja
Publication of JP7058653B2 publication Critical patent/JP7058653B2/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7058653B6 publication Critical patent/JP7058653B6/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47JKITCHEN EQUIPMENT; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; APPARATUS FOR MAKING BEVERAGES
    • A47J31/00Apparatus for making beverages
    • A47J31/40Beverage-making apparatus with dispensing means for adding a measured quantity of ingredients, e.g. coffee, water, sugar, cocoa, milk, tea
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47JKITCHEN EQUIPMENT; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; APPARATUS FOR MAKING BEVERAGES
    • A47J31/00Apparatus for making beverages
    • A47J31/44Parts or details or accessories of beverage-making apparatus
    • A47J31/46Dispensing spouts, pumps, drain valves or like liquid transporting devices
    • A47J31/462Dispensing spouts, pumps, drain valves or like liquid transporting devices with an intermediate liquid storage tank
    • A47J31/467Dispensing spouts, pumps, drain valves or like liquid transporting devices with an intermediate liquid storage tank for the infusion

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • Devices For Dispensing Beverages (AREA)
  • Apparatus For Making Beverages (AREA)

Description

本発明は、可溶性飲料粉末から冷飲料を調製する飲料調製マシンに関する。
エスプレッソ及び他のコーヒー飲料、乳飲料、チョコレート飲料のような多くの飲料は、多くの場合、可溶性飲料粉末又は飲料濃縮物と希釈液、通常は水とを混合することによって調製される。飲料成分と希釈液とを混合することによってそのような飲料をより迅速に調製する混合装置が既知である。これらの装置は、典型的には、飲料成分及び希釈液が供給される混合チャンバを備える。希釈液は、通常、飲料成分の溶解を開始するように希釈液の渦を生成するために、上部溶解チャンバ内に導入される。次いで、混合物は、通常、飲料を完全に再構成し、最終的に泡を生成するために、底部ホイップチャンバ内のホイッパによって泡立てられる。次いで、飲料は、通常、チャンバの底部を通ってホイップチャンバから排出され、飲用の容器内に注出される。
今日、冷飲料に対する顧客の需要が高まっている。しかし、特に粉糖及び/又は脂肪成分を含む粉末に関しては、ホイップチャンバ内での低温希釈液による可溶性粉末の溶解は困難であることがある。実際に最終的な冷飲料では、糖が部分的にのみ溶解され、粉末の塊が存在しており、飲料の非効率的な再構成、又は正しい再構成を得るための過度に長い泡立てにより、味は最適ではない。
本発明の目的は、ホイップチャンバ内で可溶性粉末、特に、糖及び/又は脂肪を含む可溶性粉末から冷飲料を調製するという問題に対処することである。
各飲料間の長い調製時間を待つ必要なしに、逐次いくつかの冷飲料を注出することを可能にする飲料調製マシンを提供することが有利であろう。
本発明の第1の態様では、可溶性飲料原材料及び水から冷飲料を調製するように構成された飲料調製マシンが提供され、このマシンは、
冷却流体を供給するための低温生成ユニットと、
少なくとも1つの飲料調製ユニットであって、
可溶性飲料原材料と温水とを混合して温飲料を生成するように構成され、混合インペラを備える飲料混合チャンバと、
飲料混合チャンバによって生成された温飲料と低温生成ユニットによって供給された冷却流体との間で熱交換するように構成された熱交換器ユニットと、
熱交換器ユニット及び飲料混合チャンバを備え、飲料混合チャンバと熱交換器ユニットとの間のループ内で飲料の循環を可能にするように設計された飲料回路であって、飲料回路内の飲料を循環させるためのポンプを備える飲料回路と、
飲料混合チャンバと熱交換器ユニットとの間の閉ループ内で飲料の循環を可能にするように適合された循環手段と、
飲料注出出口を通して飲料回路から飲料を注出することを可能にするように適合された注出手段と、を備える、飲料調製ユニットと、を備える。
マシンは、1回分の可溶性飲料原材料及び対応する体積の温水を混合するように設計された少なくとも1つの飲料混合チャンバを備える。投与量及び体積は、最終的な所望の飲料を得るように設定される。
飲料混合チャンバ内での温水の使用により、温水中で糖及び脂肪が溶融するため、飲料原材料は、希釈液中に完全に溶解することができる。温水は、飲料原材料の任意の溶解問題を回避するために、少なくとも40℃、好ましくは少なくとも60℃の温度を呈することができる。
マシンは、冷却流体を供給するための低温生成ユニットと、飲料混合チャンバ内で生成された温飲料と低温生成ユニットによって供給された冷却流体との間で熱交換するように構成された熱交換器ユニットと、を備える。したがって、混合チャンバ内で生成された温飲料は、所望の低温で冷却することができる。
任意の既知の冷却装置技術を使用して、冷却流体を提供することができる。
1つの好ましい実施形態によれば、低温生成ユニットは、冷却液のタンクを備える。したがって、このタンクは、低温での相当な量の冷却液を提供し、温飲料の急速冷却、又はいくつかの温飲料の連続冷却動作、又はいくつかの飲料の同時冷却を可能にする。好ましくは、この冷却液は、プロピレングリコールとすることができる。そのような液体は、-25℃の温度に到達して、熱交換により温飲料を急速に冷却することができる。
マシンは、熱交換器ユニットと飲料混合チャンバとを備える飲料回路を備える。温飲料の生成の第1のステップの後で、この回路は、更なる第2のステップにおいて、高温で調製された飲料からの冷飲料の生成を可能にする。
回路は、熱交換器ユニットと飲料混合チャンバとの間のループ内で飲料の循環を可能にするように設計される。循環により、静的熱交換と比較して迅速な冷却が可能になる。
回路は、飲料回路内で飲料を循環させるためのポンプを備える。
したがって、冷却されることになる温飲料は、熱交換器ユニットと飲料混合チャンバとの間の回路内で循環させられ、飲料の冷却が加速される。更に、飲料原材料の溶解が完全に完了していない場合、循環によって生成される撹拌により、循環中に達成することができる。
好ましくは、飲料混合チャンバの混合インペラは、飲料回路内で飲料を循環させるためのポンプである。
より正確には、混合インペラは、混合チャンバの底部に配置された遠心ポンプとすることができる。この遠心ポンプは、2つの機能を提供する。
第1の機能は、飲料回路内の飲料原材料及び温水の循環である。この循環機能は、遠心ポンプがポンピング方向に回転する場合に有効である。
第2の機能は、混合チャンバ内の飲料原材料と温水との混合物の撹拌である。ポンプロータ、一般的にはロータ上に設計されたブレードの設計に応じて、この第2の機能は、ポンピング方向での遠心ポンプの回転中に得ることができ、これは、ポンプが同時にポンプ圧送して撹拌することを意味する。あるいは、この第2の機能は、遠心ポンプをポンピング方向とは反対の方向に回転させることによって得ることができ、その場合、ポンプのロータは、飲料原材料と温水との混合物を撹拌するのみで、この混合物をポンプ圧送しない。マシンの構成に応じて、混合チャンバの出口を閉じるようにバルブ手段を作動させることにより、撹拌を改善することもできる。
通常、混合チャンバは、遠心ポンプの回転軸線に対して垂直に向けられた飲料出口を備え、チャンバの本体の底部は、遠心ポンプのケーシングを形成し、かつ遠心ポンプのインペラを取り囲むように設計される。
一実施形態によれば、遠心ポンプの回転軸線は、チャンバの長手方向軸に沿って向けられる。チャンバのこの長手方向軸は、概ね垂直である。
この第1の実施形態によれば、飲料混合チャンバは、遠心ポンプを作動させるモータのシャフトに取り付けられた追加のインペラを備えることができ、この追加のインペラは、混合チャンバの内側だが遠心ポンプのケーシングの外側に配置される。この追加のインペラは、混合チャンバ内の飲料原材料と温水との混合物の更なる撹拌をもたらし、溶解を改善する。このインペラは、ポンプの回転軸線の回転方向にかかわらず、飲料の撹拌をもたらす。
別の実施形態によれば、遠心ポンプの回転軸線は、チャンバの長手方向軸に垂直に向けられる。チャンバのこの長手方向軸が概ね垂直であるため、それは、遠心ポンプの回転軸線が水平に向けられることを意味する。
飲料調製マシンは、
飲料混合チャンバと熱交換器ユニットとの間のループ内で飲料の循環を可能にするように適合された循環手段と、
飲料注出出口を通して飲料回路から飲料を注出することを可能にするように適合された注出手段と、を備える。
マシンの第1の実施形態によれば、
循環手段は、第1のバルブであり、この第1のバルブは、飲料混合チャンバの底部に近接して配置され、
注出手段は、第2のバルブであり、この第2のバルブは、熱交換器ユニットの底部に近接して配置される。
通常、第1のバルブは、それが閉じられているときの飲料原材料と温水との混合、又はそれが開放されているときの温飲料の循環のいずれかを可能にする。
第2のバルブ手段は、飲料回路からの冷飲料の注出を可能にする。通常、この第2のバルブは、回路の最低点に配置される。
1つの特定の実施形態によれば、上述したバルブ手段の両方を、1つの単一の三方弁に組み合わせることができる。好ましくは、この三方弁は、熱交換器ユニットの底部に近接して配置される。
マシンの第2の実施形態によれば、循環手段及び注出手段は、アセンブリを形成することができ、このアセンブリは、熱交換器ユニットの飲料出口にある選択的方向づけ流体経路内に存在しており、この経路は、飲料の速度に応じて飲料混合チャンバ又は飲料出口のいずれかに飲料を案内するように設計されている。
選択的方向づけ流体経路は、飲料の速度が高いときに、飲料が混合チャンバに案内されて再循環され、一方で、飲料の速度が低いときに、飲料が飲料調製ユニットの飲料注出出口に案内されるように設計されている。
この第2の実施形態は、任意のバルブの使用を回避し、マシンの製造コストを低減するという利点をもたらす。
第2の実施形態の特定の実装形態によれば、選択的方向づけ流体経路は、
熱交換器ユニットの出口に接続された飲料入口と、
混合チャンバの壁に接続され、好ましくは混合チャンバの上部に近接し、飲料入口に面する第1の飲料出口と、
飲料入口と第1の飲料出口との間の空間の下で下向きに延びる凹部と、
凹部の底部に配置され、飲料注出出口に接続された第2の飲料出口と、を備える。
一般的に、飲料調製ユニットの熱交換器は、飲料循環のための経路を有するように設計されたプレートを少なくとも備える、プレート熱交換器である。
上記の特定の実施形態によれば、プレート熱交換器、選択的方向づけ流体経路、及び混合チャンバは、1つの単一材料片で形成することができる。
好ましくは、マシンは、飲料調製ユニット内で調製された冷飲料を貯蔵するためのタンクを備えることができる。飲料回路の飲料出口は、タンクに接続される。
したがって、マシンは、非ピーク需要期間中にいくつかの冷飲料を生成し、これらの飲料をタンク内のバッチとして供給するように準備して貯蔵することができる。好ましくは、タンクは、断熱され、例えば、冷却流体によって、更に冷却される。
好ましくは、タンクは、操作者によって作動させることができる注出バルブによって閉鎖される。バルブは、飲料カップと協働するように設計されたプッシュレバーによって作動させることができる。
飲料調製マシンは、上述したものなどの、いくつかの飲料調製ユニットを備えることができる。ユニットのそれぞれは、混合チャンバの交差汚染を回避するために、特定の飲料の調製専用とすることができ、あるいは、高出力送達での利点を有して同じ飲料を調製することができる。
低温生成ユニットは、各飲料調製ユニットの熱交換器ユニットに冷却流体を提供する。
通常、飲料調製ユニットは、
可溶性飲料原材料を貯蔵及び投入するための少なくとも1つの容器と、
温水供給部と、を備え、
容器及び供給部は、飲料混合チャンバ内に1回分の飲料原材料及び体積の水を注出するように構成される。
一実施形態によれば、飲料調製ユニットは、二次飲料調製マシンに結合することができ、この二次マシンは、温飲料を注出し、二次マシンの温飲料注出ラインは、飲料調製マシンの混合チャンバ内に出ることができる。
この実施形態では、温水と可溶性飲料原材料との混合物は、混合チャンバ内に更に導入され再循環ループ内で冷却される前に、最初に二次飲料調製マシン内で少なくとも部分的に調製することができる。
結果として、飲料調製マシンは、既存の温飲料調製マシンに追加される外部モジュールとして使用することができる。飲料調製ユニットの二次マシンへの組付けにより、冷飲料の調製を可能にし、今度は温飲料又は冷飲料を提供することができるように二次マシンを改良する。
第2の態様では、上述したものなどの飲料調製マシンを用いて、可溶性飲料原材料及び水から冷飲料を調製するための方法が提供され、この方法は、
飲料混合チャンバ内に1回分の可溶性飲料原材料及び温水を導入して、温飲料を生成するステップと、次いで、
熱交換器ユニットと飲料混合チャンバとの間のループ内で温飲料を循環させ、飲料が必要な低温に到達するまで熱交換器内で冷却流体を循環させるステップと、次いで、
任意選択的に、飲料回路内に冷飲料を貯蔵するステップと、
冷飲料を、好ましくはタンク内に、注出するステップと、を含む。
好ましい実施形態によれば、混合するステップ及び循環させるステップは、飲料混合チャンバの同じ混合インペラによって実施される。好ましくは、混合インペラは、遠心ポンプである。
好ましくは、混合するステップ中、水は、少なくとも40℃、好ましくは少なくとも60℃の温度で導入される。
可溶性飲料粉末は、インスタントコーヒー粉末、チョコレート粉末、乳粉末、インスタント紅茶粉末、フルーツ粉末、スープ粉末、又はこれらの混合物とすることができる。
方法の一態様では、可溶性飲料原材料は、20重量%超の糖及び20重量%超の脂肪を含む粉末とすることができる。特に、可溶性飲料原材料は、スリーインワン(3-in-1)のインスタントコーヒーミックス、又はミルクティー粉末、又はチョコレート粉末である。
方法の別の態様では、飲料粉末は、75重量%超の糖を含むことができる。特に、可溶性飲料原材料は、アイスティーである。
好ましくは、温水は、最初に、すなわち可溶性飲料原材料の前に、混合チャンバ内に導入される。その結果、混合チャンバの底部は、水で充填され、飲料原材料が更に導入されたときに、粉末塊が混合インペラを妨げるリスクが低くなる。
好ましくは、混合インペラは、水が導入されている間に回転され、それにより、液体の渦が直ちに生成される。
好ましくは、水の混合が開始され、ポンプが水によって完全に覆われると、飲料原材料を混合チャンバ内に更に導入することができる。
好ましくは、回路内の飲料の流れは、ポンプによって制御され、それにより、ポンプは、常に液体に浸漬されたままである。
好ましい実施形態によれば、方法は、マシンの第2の実施形態を用いて実施され、循環手段及び注出手段は、アセンブリを形成しており、このアセンブリは、熱交換器ユニットの飲料出口にある選択的方向づけ流体経路内に存在しており、この経路は、飲料の速度に応じて飲料混合チャンバ又は飲料出口のいずれかに飲料を案内するように設計されている。このマシンを用いて、方法は、
飲料混合チャンバ内に1回分の可溶性飲料原材料及び温水を導入して、温飲料を生成し、飲料が必要な低温に到達するまで、熱交換器ユニットと飲料混合チャンバとの間のループ内で温飲料を循環させるために、混合インペラを高速で回転させるステップと、次いで、
飲料注出出口を通して飲料を注出するために、混合インペラをより低速で回転させるステップと、を含む。
高速は、飲料が飲料混合チャンバに流れて戻るように、選択的方向づけ流体経路内の飲料の流れの十分な速度を得るように設定される。より低速は、飲料が選択的方向づけ経路の第2の飲料出口に到達して注出されるように設定される。
あるいは、方法は、マシンの第1の実施形態を用いて実施することができ、循環手段は、第1のバルブであり、この第1のバルブは、飲料混合チャンバの底部に近接して配置され、注出手段は、第2のバルブであり、この第2のバルブは、熱交換器ユニットの底部に近接して配置される。このマシンを用いて、方法は、
飲料混合チャンバ内に1回分の可溶性飲料原材料及び温水を導入し、第1のバルブ及び第2のバルブを閉じた状態に維持しながら、混合インペラを作動させて、温飲料を生成するステップと、次いで、
飲料が必要な低温に到達するまで、第1のバルブを開いて、熱交換器ユニットと飲料混合チャンバとの間のループ内で温飲料を循環させるステップと、次いで、
飲料を注出するために第2のバルブを開くステップと、を含む。
第3の態様では、上述したものなどであって、選択的方向づけ流体経路を備える飲料調製マシンを洗浄するための方法が提供され、この方法は、
飲料混合チャンバ内に洗浄液を導入し、熱交換器ユニットと飲料混合チャンバとの間のループ内で洗浄液を循環させるために、混合インペラを高速で回転させるステップと、次いで、
飲料注出出口を通して飲料を排出するために、混合インペラをより低速で回転させるステップと、を含む。
洗浄液は、通常、任意選択的に洗浄剤と混合された、温水である。高速での閉ループ内での洗浄液の循環により、内部部品の消毒及びこれらの部品における任意の残留物の溶解が可能になる。次いで、洗浄溶液は、液体をより低速でポンプ圧送することによって排出することができる。より低速は、洗浄液が選択的方向づけ経路の第2の飲料出口に到達するように設定される。
最終的には、水のみでの更なるすすぎ動作を実施することができ、このすすぎ動作は、再循環のために高速でポンプ圧送し、次いで、排出のためにより低速でポンプ圧送する、同じステップを含む。
本発明の上記の諸態様は、任意の好適な組み合わせで組み合わせることができる。更には、本明細書における様々な特徴を、上記の諸態様のうちの1つ以上と組み合わせることにより、具体的に図示及び説明されたもの以外の組み合わせを提供することができる。本発明の更なる目的及び有利な特徴は、「特許請求の範囲」、「発明を実施するための形態」、及び添付図面から明らかとなるであろう。
本発明の特徴及び利点は、以下の図との関連で、より良好に理解されるであろう。
本発明の第1の実施形態による、飲料調製マシンの概略図である。 本発明の第1の実施形態による、混合チャンバの長手方向断面図である。 図2aの混合チャンバのインペラを抽出した図である。 図2aの混合チャンバの部分縦断面図である。 図2aの混合チャンバの斜視図である。 図1の飲料調製マシンの第1の実施形態の代替の態様の概略図である。 本発明の第2の実施形態による、飲料調製マシンの概略図である。 図5のマシンに実装することができる飲料調製ユニットの一部の斜視図である。 図6aのユニットの平面図である。 平面AA及び平面BBそれぞれに沿って取られた、図6bのユニットの断面図である。 平面AA及び平面BBそれぞれに沿って取られた、図6bのユニットの断面図である。 図6dの断面の斜視図である。 図6a~図6eで使用される、混合ボウルと、熱交換器の一部と、選択的方向づけ流体経路と、を備える単一の材料片の図である。 本発明による代替の飲料調製マシンの概略図である。 本発明の飲料調製マシンで使用することができる低温生成ユニットの概略図である。
図1は、本発明の第1の実施形態による飲料調製マシンを示す。飲料調製マシンは、温飲料が調製され、次いで冷却される、飲料調製ユニット2を備える。
飲料調製ユニット2は、
貯蔵及び投入容器24からの1回分の可溶性飲料原材料と、
水供給部251と、水加熱タンク252と、ポンプ253とを備える温水供給部25からの温水と、
を受け入れるように構成された飲料混合チャンバ21を備える。
飲料混合チャンバ21は、1回分の可溶性飲料原材料及び温水を混合して、温飲料を生成するように構成される。一般的に、チャンバは、温水中で飲料原材料を撹拌及び溶解するための混合インペラを備える。
飲料調製ユニット2は、飲料混合チャンバ21によって生成された温飲料と低温生成ユニット1によって供給された冷却流体との間で熱交換するように構成された、熱交換器ユニット22を備える。
図示した実施形態では、低温生成ユニット1は、冷却流体タンクを備え、冷却流体タンクから、低温のプロピレングリコールなどの冷却流体がポンプ12によって圧送されて、熱交換器22内に供給され、次いで、冷却流体タンクにフィードバックされて、冷却流体回路を形成する。代替的な実施形態では、図示した低温生成ユニット1は、熱交換器ユニット22に低温流体を提供するガス圧縮機のような冷却ユニットによって置き換えることができる。
同様に、飲料調製ユニット2は、熱交換器ユニット22と飲料混合チャンバ21との間のループ内で飲料の循環を可能にするように設計された飲料回路を備える。回路は、飲料回路内で飲料を循環させるためのポンプ23を備える。回路は、温飲料が飲料混合チャンバから、好ましくはその底部で、ポンプ圧送され、熱交換器22内で循環されて、混合チャンバ21に、好ましくはその上部に、フィードバックされる前に、冷却流体と熱交換するように設計される。
好ましくは、熱交換器は、プレート熱交換器であり、冷却流体及び温飲料は、反対方向に循環する。
循環は、飲料が所望の温度に到達するまで発生する。温度センサ27は、所望の温度の制御を可能にする。
飲料調製ユニット2は、飲料調製ユニット2内の飲料の循環を制御するための2つのバルブ31、32を備える。
混合チャンバ21内での飲料の調製中に、バルブ31は、効率的な溶解を得るのに十分に長い期間、飲料原材料及び温水をチャンバ内に保持するように、閉鎖される。飲料がまだ高温だが準備ができると、バルブ31が開かれ、ポンプ23が作動されて、温飲料を熱交換器22に循環させる。同時に、バルブ32は、閉鎖されたままである。熱交換器内の循環の後で、熱交換器を出るとき、冷却された飲料は、混合チャンバ21にフィードバックされ、ポンプ23が作動されている限り、飲料は、チャンバと熱交換器との間を循環する。
飲料調製ユニット2内の飲料の循環のこの段階の最初からずっと、低温生成ユニット1のポンプ12は、冷却流体を熱交換器22に供給するように作動される。
温度センサ27は、循環ループ内の飲料の温度を測定する。要求された温度に到達すると、ポンプ12、23は、停止される、又はそれらの速度が低下する。飲料は、注出することができる、又は、飲料が注文されて注出される前に、混合チャンバ内に、若しくは熱交換器内に、若しくは両方の装置内に貯蔵することができる。冷飲料が長期間にわたって飲料調製ユニット2内に貯蔵される場合、ポンプ12、23は、飲料を十分に低温に保つために、又はそれが凍結するのを回避するために、短時間作動させることができる。
注出中、バルブ32及び31は、開放される。ポンプ23は、飲料を混合チャンバ21から注出バルブ32に押し出すように作動することができる。
バルブ32の下流には、調製されたいくつかの飲料を貯蔵し、いくつかの飲料注出のための飲料のバッチを提供するように、タンク(図示せず)を配置することができる。
図1は、1つの飲料調製ユニット2の存在のみを示すが、飲料調製マシンは、貯蔵及び投入容器24に貯蔵された異なる種類の飲料原材料から異なる種類の飲料を調製するために、いくつかの他の同様の飲料調製ユニット2を備えることができる。その場合、マシンは、いくつかの飲料調製ユニットのバルブ32の下流にいくつかのタンクを備えることができる。
図2aは、図1の飲料調製マシンで使用することができる飲料混合チャンバ21の長手方向断面図である。
チャンバは、内部容積を画定するボウル211を備える。チャンバの上部は、そこを通って飲料原材料を重力によって導入することができるように開放されている。温水は、水入口213を通って導入される。この入口は、好ましくは、チャンバの上部に、かつ接線方向に沿って水を導入する。あるいは、混合ボウルの上部開口部を通して、水を導入することができる。
遠心ポンプ23は、チャンバの底部に配置される。遠心ポンプの回転軸線は、混合チャンバの長手方向軸XX’に沿って延びる。遠心ポンプのインペラ233は、モータ26のシャフト232に取り付けられ、シャフトに垂直な平面に沿って延びる。底部では、チャンバの本体は、遠心ポンプのインペラのケーシング231を形作っている。遠心ポンプのインペラのブレードは、図2bに示されており、
ポンプが1つの第1の方向(ポンピング回転)に回転するときに、チャンバ内に存在する液体をシャフトの軸に沿って吸引し、図2cに示すような遠心ポンプ出口214に半径方向にこの液体を押すように、かつ、
ポンプが第2の方向(非ポンピング回転)に回転するときに、チャンバ内に存在する液体を撹拌するように、設計されている。
混合チャンバは、遠心ポンプと同じシャフト232に取り付けられた追加の撹拌インペラ212を備えることができる。この追加の攪拌インペラ212は、遠心ポンプのケーシングの外側の混合チャンバ内に配置される。このインペラは、シャフトの回転の向きにかかわらず、飲料の撹拌を可能にする。それは、飲料が混合チャンバ内に保持されているときに、すなわち、遠心ポンプがその非ポンピング方向に回転されるときに、温水中での飲料原材料の効率的な溶解を提供する。
最後に、図2dは、1回分の飲料原材料を導入するための上部開口部216を明らかにする混合チャンバの全体図であり、接線方向の水入口213、飲料出口214に取り付けられた導管28、及び飲料再循環入口215は、再循環ループから混合チャンバ内に戻って来る飲料の導入を可能にする。
図4は、両方のバルブ31、32が単一の三方弁33によって置き換えられていることを除いて、図1に定義されるものなどの飲料調製マシンを示す。
図5は、本発明の第2の実施形態による飲料調製マシンを示す。マシンは、マシンが2つのバルブ31、32を備えず、低温生成ユニット1を詳細に示さないことを除いて、図1に示すマシンと同じ構成要素を備える。この低温生成ユニットは、冷却流体を提供することができる任意の既知の技術とすることができる。一般的に、この低温生成ユニット1は、低温を生成するために内部に循環する冷媒を有し、かつ一般的に、冷媒を扱うための、圧縮機131と、凝縮器132と、膨張手段133(膨張弁又は毛細管)と、蒸発器134と、を備え、熱交換器22に対応する、冷却回路13を備える。これらの装置は、それらの動作と同様に、当該技術分野において周知であり、したがって、これらの要素は、本発明の目的のために詳細に説明されない。
この第2の実施形態によれば、マシンは、熱交換器の飲料出口221に、選択的方向づけ流体経路4を備える。この選択的方向づけ流体経路4は、以下の機能を提供する。
飲料を第1の飲料出口421を通して向けることによって、飲料混合チャンバ21と熱交換器ユニット22との間のループ内で飲料の循環を可能にすること、
又は、飲料を第2の飲料出口422を通して向けることによって、飲料回路からの飲料の注出を可能にすること、のいずれかであって、
これは、熱交換器の飲料出口221における飲料液体の速度に応じる。
好ましくは、図示するように、マシンは、飲料調製ユニット2内で調製された冷飲料を貯蔵するためのタンク5を備える。飲料調製ユニットの飲料注出出口は、このタンク5に接続される。タンクは、調製されたいくつかの飲料の貯蔵を可能にし、連続的ないくつかの注出注文の要求に迅速に答えることができる。タンクは、飲料が注文されると作動させることができる注出バルブ33を備える。例えば、注出バルブ33は、プッシュレバーであってもよい。好ましくは、タンク5は、好ましくは冷却ユニットによって供給された冷却流体によって、飲料を低温に保つために冷却される。好ましくは、タンク5は、温度の勾配又は一部の飲料成分の潜在的な沈殿を回避するための攪拌器を備える。好ましくは、タンク5は、飲料の体積を制御するために、飲料レベルセンサを備える。マシンのプロセス制御ユニットを用いたフィードバックループにより、必要に応じて新しい飲料の調製が可能になる。
タンクの容積は、例えば、昼食及び夕食期間中の、ピーク需要に答えるために、十分な飲料を貯蔵するように設定される。タンクが漸進的に空になっている間に、飲料調製ユニットは、新しい飲料を同時に調製することができる。午前及び午後などの低需要期間中、飲料調製ユニットは、高需要期間の前にタンク5を充填するのに十分な飲料を生成することができる。
その結果、温飲料を冷却する必要性に対して各飲料の調製は長いままであるが、飲料のバッチを提供するタンクにより、顧客の待ち時間は存在しない。
図6a、図6bはそれぞれ、図5のマシンに実装することができる飲料調製ユニットの飲料混合チャンバ21、熱交換器22、及びポンプ23の、それぞれ斜視図、平面図である。
チャンバは、内部容積を画定するボウル211を備える。チャンバの上部216は、そこを通って飲料原材料及び温水を重力によって導入することができるように開放されている。
遠心ポンプ(見えていない)は、チャンバの底部に配置される。遠心ポンプの回転軸線は、混合チャンバの長手方向軸XX’に垂直な長手方向軸YY’に沿って延びる。ポンプの軸YY’は、水平に向けられる。この向きにより、底部ではなく、マシンの背面のモータ26の位置が可能になる。遠心ポンプのインペラは、モータ26のシャフトに取り付けられ、シャフトに垂直な平面に沿って延びる。底部では、チャンバの本体は、遠心ポンプのインペラのケーシング231を形作っている。
遠心ポンプのインペラのブレード(図示せず)は、ポンプが1つの第1の方向(ポンピング回転)に回転するときに、チャンバ内に存在する液体をシャフトの軸に沿って吸引し、遠心ポンプ出口214に半径方向にこの液体を押すように、設計される。
遠心ポンプ出口は、熱交換器内の温飲料を押すために、導管28を通して熱交換器22に接続される。
熱交換器の上側では、熱交換器の飲料出口は、選択的方向づけ流体経路4によってチャンバの上部開口部216に接続される。
図6cは、遠心ポンプ出口214を熱交換器22に結合する導管28を示す、平面AAに沿った図6bの水平断面図である。熱交換器では、温飲料は、熱交換器の外部側壁222に沿って循環する冷却流体と熱交換する。
図6dは、熱交換器ユニットの飲料出口221及び選択的方向づけ流体経路4を示す、平面BBに沿った図6bの水平断面図である。この経路は、飲料の速度に応じて、飲料混合チャンバのボウル211又は飲料注出出口のいずれかに飲料を案内するように設計されている。
図6a、及び図6dの斜視図である図6eに示すように、この経路4は、熱交換器ユニットの出口221に接続された飲料入口41を通して、熱交換器ユニットの飲料出口221から飲料を受け取る。
経路4は、混合チャンバのボウルの壁に接続された第1の飲料出口421を備える。この第1の飲料出口421は、飲料入口41に面している。結果として、熱交換器ユニットの飲料出口221から比較的高速で、一般的にジェットの形態で出てくる飲料の流れは、この第1の飲料出口421の方向に向けられ、混合チャンバのボウル内に流れ、熱交換器から混合チャンバへの飲料の循環を可能にする。
経路4は、飲料入口41と第1の飲料出口421との間の空間の下で下向きに延びる凹部43を備える。加えて、経路4は、凹部の底部に配置された第2の飲料出口422を備える。結果として、比較的低速で熱交換器ユニットの飲料出口221から出てくる飲料の流れは、経路の凹部43内に緩やかに落下し、凹部の底部でこの第2の飲料出口422を通って経路を出る。この出口422は、飲料調製ユニットの飲料注出出口29につながる。
この図示した実施形態では、10000~13000rpmの遠心ポンプ23の回転により、経路の凹部43を通過して混合チャンバ内の第1の飲料出口421に到達する飲料のジェットを生成するのに十分な速度での飲料の循環が可能になる。
飲料の注出が所望される場合、遠心ポンプ23の回転速度は、4000~6000rpmに減少させることができ、結果として、飲料は、凹部43内に落下して出口29を通って注出されるように、より遅い速度で熱交換器から出てくる。
飲料の循環又は注出の制御は、経路の形状に応じ、特に、
飲料入口41の区域、
飲料入口41と第1の飲料出口421との間の距離、
に応じ、それにより、飲料がジェットを形成し、このジェットが、第1の飲料出口421に到達する。
熱交換器ユニット22と飲料混合チャンバ21とポンプと選択的方向づけ経路4とを一体化する回路を備える飲料調製ユニットの構成により、マシンの異なる部分を分解する必要なしに、飲料調製マシンの容易な洗浄が可能になる。任意選択的に洗浄剤と混合された、温水は、混合チャンバ内に導入され、内部部品が洗浄及び消毒されるまで、混合チャンバと熱交換器との間の閉ループ内でポンプによって循環させることができる。最初に、閉ループ内で洗浄溶液の再循環を可能にするために、ポンプを高速で作動させ、次いで、選択的方向づけ経路を通して洗浄溶液を排出するためにポンプの速度が低下する。
この図示した実施形態では、混合チャンバ21のボウル21、ポンプのハウジング、熱交換器22の一部、及び経路4は、図6fに示すように、1つの単一材料片で作製される。この実施形態は、完全な洗浄又はメンテナンス作業を考慮して、操作者による飲料調製ユニットの分解を容易にする。
図7は、二次飲料調製マシン3の注出ライン31が、飲料混合チャンバ21に二次マシンで調製された温飲料を供給する、図1の飲料調製マシンの代替的実装形態である。温飲料が混合チャンバ21内に注出されると、ポンプ23、12を作動させて、図1に関連して上述したように、飲料の冷却を開始することができる。
この実装形態は、図3及び図5の飲料調製マシンを用いて実施することもできる。任意の種類の低温生成ユニット1を使用することができる。
図8は、図1、図3、及び図5の飲料調製マシンにおいて冷却流体を提供するために使用することができる低温生成ユニット1の概略図である。
低温生成ユニット1は、低温を生成するために内部に循環する冷媒を有し、かつ一般的に、冷媒を扱うための、圧縮機131と、凝縮器132と、膨張手段133(膨張弁又は毛細管)と、蒸発器134と、を備える、冷却回路13を備える。これらの装置は、それらの動作と同様に、当該技術分野において周知であり、したがって、これらの要素は、本発明の目的のために詳細に説明されない。
蒸発器134は、冷却流体回路15内を循環する冷却流体の冷却を可能にする熱交換器である。好ましくは、この冷却流体は、プロピレングリコールである。冷却流体は、ポンプ14によって冷却流体タンク11から供給され、熱交換器134によって冷却されると、冷却流体タンク11にフィードバックされる。冷却流体タンク内に貯蔵された冷却流体は、温飲料を冷却し、次いで冷却流体タンク11にフィードバックされるために、ポンプ12によって熱交換器22に供給することができる。
代替的な方法(図示せず)では、冷却流体回路15を除去することができ、温飲料を冷却し、次いで冷却流体タンク11にフィードバックするために、冷却回路13の冷媒を熱交換器22に供給することができる。
図示していないが、本発明はまた、それぞれの上記の種類の遠心ポンプ(垂直又は水平のいずれかに向けられた)と異なる種類の循環及び注出手段(バルブを通して制御される(第1の実施形態に示すように)又は機械的に制御される(第2の実施形態に示すように)のいずれか)両方との組み合わせを備える飲料調製マシンに関する。加えて、異なる種類の冷却ユニットは、異なる種類のポンプ並びに異なる種類の循環及び注出手段とともに、分け隔てなく使用することができる。
本発明の飲料調製マシンは、同じポンプ装置によって、飲料を冷却するための調製及び循環における飲料の撹拌及び溶解の機能を組み合わせるという利点をもたらす。
1 低温生成ユニット
11 冷却流体タンク
12 ポンプ
13 冷却回路
131 圧縮機
132 凝縮器
133 膨張手段
134 蒸発器
14 ポンプ
15 冷却流体回路
16 温度センサ
2 飲料調製ユニット
21 飲料混合チャンバ
211 ボウル
212 インペラ
213 水入口
214 飲料出口
215 飲料再循環入口
216 上部開口部
22 熱交換器
221 熱交換器飲料出口
222 外部側壁
23 ポンプ
231 ケーシング
232 ポンプシャフト
233 インペラ
24 貯蔵及び投入容器
25 温水供給部
251 水供給部
252 水加熱タンク
253 ポンプ
26 モータ
27 温度センサ
28 導管
29 飲料注出出口
3 二次飲料調製マシン
31 注出ライン
31、32、33 バルブ
4 選択的方向づけ流体経路
41 飲料入口
421 第1の飲料出口
422 第2の飲料出口
43 凹部
5 飲料タンク

Claims (15)

  1. 可溶性飲料原材料及び水から冷飲料を調製するように構成された飲料調製マシン(10)であって、前記マシンが、
    冷却流体を供給するための低温生成ユニット(1)と、
    少なくとも1つの飲料調製ユニット(2)であって、
    可溶性飲料原材料と温水とを混合して温飲料を生成するように構成され、混合インペラを備える飲料混合チャンバ(21)と、
    前記飲料混合チャンバによって生成された前記飲料と前記低温生成ユニットによって供給された前記冷却流体との間で熱交換するように構成された熱交換器ユニット(22)と、
    前記熱交換器ユニット(22)及び前記飲料混合チャンバ(21)を備え、前記飲料混合チャンバと前記熱交換器ユニットとの間の閉ループ内で前記飲料の循環を可能にするように設計された飲料回路であって、前記飲料回路内の前記飲料を循環させるためのポンプ(23)を備える飲料回路と、
    前記飲料混合チャンバと前記熱交換器ユニットとの間の前記閉ループ内で前記飲料の循環を可能にするように適合された循環手段(31、4)と、
    飲料注出出口を通して前記飲料回路から前記飲料を注出することを可能にするように適合された注出手段(32、4)と、
    を備える、少なくとも1つの飲料調製ユニットと、
    を備える、飲料調製マシン。
  2. 前記飲料混合チャンバの前記混合インペラが、前記飲料回路内で前記飲料を循環させるための前記ポンプ(23)である、請求項1に記載の飲料調製マシン。
  3. 前記混合インペラが、前記混合チャンバの底部に配置された遠心ポンプである、請求項2に記載の飲料調製マシン。
  4. 前記混合チャンバ(21)が、前記遠心ポンプの回転軸線に対して垂直に向けられた飲料出口(214)を備え、
    前記チャンバの本体の底部が、前記遠心ポンプ(23)のケーシング(231)を形成し、かつ前記遠心ポンプのインペラ(233)を取り囲むように設計されている、
    請求項3に記載の飲料調製マシン。
  5. 前記循環手段(31)が、第1のバルブであり、前記第1のバルブが、前記飲料混合チャンバの底部に近接して配置されており、
    前記注出手段(32)が、第2のバルブであり、前記第2のバルブが、前記熱交換器ユニットの底部に近接して配置されている、
    請求項1~4のいずれか一項に記載の飲料調製マシン。
  6. 前記循環手段及び前記注出手段が、アセンブリを形成しており、前記アセンブリが、前記熱交換器ユニットの飲料出口(221)にある選択的方向づけ流体経路(4)内に存在しており、前記経路が、前記飲料の速度に応じて前記飲料混合チャンバ又は前記飲料注出出口のいずれかに前記飲料を案内するように設計されている、請求項1~4のいずれか一項に記載の飲料調製マシン。
  7. 前記選択的方向づけ流体経路(4)が、
    前記熱交換器ユニットの前記出口に接続された飲料入口(41)と、
    前記混合チャンバの壁に接続され、前記飲料入口に面する第1の飲料出口(421)と、
    前記飲料入口と前記第1の飲料出口との間の空間の下で下向きに延びる凹部(43)と、
    前記凹部の底部に配置され、前記飲料注出出口に接続された第2の飲料出口(422)と、
    を備える、請求項6に記載の飲料調製マシン。
  8. 前記熱交換器ユニット(22)が、プレート熱交換器であり、前記プレート熱交換器が、飲料循環のための経路を有するように設計されたプレートを少なくとも備え、
    前記プレート、前記選択的方向づけ流体経路、及び前記混合チャンバが、1つの単一材料片で形成されている、
    請求項6又は7に記載の飲料調製マシン。
  9. 前記マシンが、前記飲料調製ユニット(2)内で調製された前記冷飲料を貯蔵するためのタンク(5)を備え、前記飲料回路の前記飲料注出出口(29)が、前記タンクに接続されている、請求項1~8のいずれか一項に記載の飲料調製マシン。
  10. 前記飲料調製ユニット(2)が、
    可溶性飲料原材料を貯蔵及び投入するための少なくとも1つの容器(24)と、
    温水供給部(25)と、
    を備え、前記容器及び供給部が、前記飲料混合チャンバ内に1回分の飲料原材料及び水を注出するように構成されている、
    請求項1~9のいずれか一項に記載の飲料調製マシン。
  11. 前記マシンが、複数の飲料調製ユニット(2)を備える、請求項1~10のいずれか一項に記載の飲料調製マシン。
  12. 前記飲料調製ユニット(2)が、二次飲料調製マシン(3)に結合されており、前記二次飲料調製マシンが、温飲料を注出し、前記二次飲料調製マシンの温飲料注出ライン(31)が、前記飲料調製マシンの前記混合チャンバ(21)内に出ている、請求項1~9のいずれか一項に記載の飲料調製マシン。
  13. 請求項1~12のいずれか一項に記載の飲料調製マシンを用いて、可溶性飲料原材料及び水から冷飲料を調製するための方法であって、
    前記飲料混合チャンバ内に1回分の可溶性飲料原材料及び温水を導入して、温飲料を生成するステップと、次いで、
    前記熱交換器ユニットと前記飲料混合チャンバとの間の前記ループ内で前記温飲料を循環させ、同時に、前記飲料が必要な低温に到達するまで前記熱交換器ユニット内で前記冷却流体を循環させるステップと、次いで、
    任意選択的に、前記飲料回路内に前記冷飲料を貯蔵するステップと、
    前記冷飲料を、好ましくはタンク内に、注出するステップと、
    を含む、方法。
  14. 前記マシンが、アセンブリを形成する前記循環手段及び前記注出手段を備え、前記アセンブリが、前記熱交換器ユニットの飲料出口にある選択的方向づけ流体経路(4)に存在しており、前記経路が、前記飲料の速度に応じて前記飲料混合チャンバ(21)又は前記飲料注出出口(29)のいずれかに前記飲料を案内するように設計されており、前記方法が、
    前記飲料混合チャンバ内に1回分の可溶性飲料原材料及び温水を導入して、温飲料を生成し、前記飲料が必要な低温に到達するまで、前記熱交換器ユニットと前記飲料混合チャンバとの間の前記ループ内で前記温飲料を循環させるために、前記混合インペラを高速で回転させるステップと、次いで、
    前記飲料注出出口を通して前記飲料を注出するために、前記混合インペラをより低速で回転させるステップと、
    を含む、請求項13に記載の方法。
  15. 請求項6~8のいずれか一項に記載の飲料調製マシンを洗浄する方法であって、
    前記飲料混合チャンバ内に洗浄液を導入し、前記熱交換器ユニットと前記飲料混合チャンバとの間の前記ループ内で前記洗浄液を循環させるために、前記混合インペラを高速で回転させるステップと、次いで、
    前記飲料注出出口を通して前記飲料を排出するために、前記混合インペラをより低速で回転させるステップと、
    を含む、方法。
JP2019527128A 2016-12-29 2017-11-24 冷飲料調製マシン Active JP7058653B6 (ja)

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP16207269 2016-12-29
EP16207269.8 2016-12-29
EP17194376.4 2017-10-02
EP17194376 2017-10-02
PCT/EP2017/080361 WO2018121944A1 (en) 2016-12-29 2017-11-24 Cold beverages preparation machine

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2020503089A JP2020503089A (ja) 2020-01-30
JP7058653B2 true JP7058653B2 (ja) 2022-04-22
JP7058653B6 JP7058653B6 (ja) 2022-08-01

Family

ID=60450677

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019527128A Active JP7058653B6 (ja) 2016-12-29 2017-11-24 冷飲料調製マシン

Country Status (9)

Country Link
EP (1) EP3562359B1 (ja)
JP (1) JP7058653B6 (ja)
CN (1) CN109982618B (ja)
AU (1) AU2017387345B2 (ja)
BR (1) BR112019010296B1 (ja)
MX (1) MX2019005844A (ja)
PH (1) PH12019550082A1 (ja)
WO (1) WO2018121944A1 (ja)
ZA (1) ZA201903263B (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3826517B1 (en) * 2018-07-24 2022-08-31 Société des Produits Nestlé S.A. Beverage preparation method
CN113490443A (zh) * 2018-10-02 2021-10-08 詹姆士芬莱有限公司 用于制作饮料的方法和设备
JP7486510B2 (ja) 2019-02-25 2024-05-17 ソシエテ・デ・プロデュイ・ネスレ・エス・アー 低温飲料注出システム
IT202100007328A1 (it) * 2021-03-25 2022-09-25 Simonelli Group Spa Sistema per l’erogazione del caffè.

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015127654A1 (en) 2014-02-28 2015-09-03 Nestec S.A. Beverage system for providing cold beverage

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5912711Y2 (ja) * 1979-01-11 1984-04-16 富士電機株式会社 飲料自動販売機のミキシング装置
JPH0546148Y2 (ja) * 1987-03-05 1993-12-01
US4919041A (en) * 1988-12-22 1990-04-24 Miller Harold F Brewing and dispensing system and method for iced tea
JP3039184B2 (ja) * 1993-03-18 2000-05-08 松下電器産業株式会社 電気ジャーポット
JPH10276738A (ja) * 1997-03-31 1998-10-20 Sigma Sci Kk 健康飲料の製造方法
CN2302737Y (zh) * 1997-07-30 1999-01-06 赵琦 多功能电子冰热饮料器
EP1967100B1 (fr) * 2007-03-06 2009-05-20 Nestec S.A. Système et méthode pour la préparation d' un liquide alimentaire à partir d' une capsule
DE102008021777A1 (de) * 2008-04-30 2009-11-05 Eugster/Frismag Ag Verfahren zur Herstellung eines Getränks sowie Getränkezubereitungsvorrichtung zur Ausübung des Verfahrens
IT1403653B1 (it) * 2011-01-25 2013-10-31 Imper Spa Macchina erogatrice di bevande calde e fredde
CH709458B1 (de) * 2014-04-01 2018-06-29 Schaerer Ag Kaffeemaschine sowie Verfahren zum Betrieb einer solchen Kaffeemaschine.

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015127654A1 (en) 2014-02-28 2015-09-03 Nestec S.A. Beverage system for providing cold beverage

Also Published As

Publication number Publication date
BR112019010296A2 (pt) 2019-09-03
AU2017387345A1 (en) 2019-05-30
JP7058653B6 (ja) 2022-08-01
BR112019010296B1 (pt) 2023-04-18
MX2019005844A (es) 2019-10-02
CN109982618A (zh) 2019-07-05
PH12019550082A1 (en) 2020-02-10
EP3562359A1 (en) 2019-11-06
EP3562359B1 (en) 2020-12-23
WO2018121944A1 (en) 2018-07-05
CN109982618B (zh) 2022-02-08
JP2020503089A (ja) 2020-01-30
AU2017387345B2 (en) 2023-04-13
ZA201903263B (en) 2021-01-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7058653B2 (ja) 冷飲料調製マシン
JP7365404B2 (ja) 混合チャンバを有する飲料装置
EP0323592B1 (en) Beverage dispenser
EP1702544A1 (en) Beverage preparing method for beverage dispenser and beverage dispenser
JP5372459B2 (ja) 飲料製造装置
US20210000134A1 (en) Device and methods for preparation of gelatin-based products
MXPA04000363A (es) Sistema para batir una suspension fluida y metodo para el mismo.
JP2019187936A (ja) 飲料供給装置
WO2005080199A1 (en) Automatic consumer-operated dispensing machine
EP3826517B1 (en) Beverage preparation method
JP5372458B2 (ja) 飲料製造装置
US20100067322A1 (en) Supply assembly for a beverage machine and machine comprising such an assembly
JP7221311B2 (ja) 高温飲料又は冷凍飲料又は氷飲料を製造する装置
US10420439B2 (en) Single liquid protein beverage dispensing system
JP2004287866A (ja) 自動販売機の飲料ミキシング装置
CN217610550U (zh) 奶咖机
EP3064470A1 (en) Beverage dispenser for preparing cold beverages
JP5569155B2 (ja) 自動販売機
JPH11259761A (ja) カップ式自動販売機の飲料撹拌装置
JP2022542672A (ja) ミルク及びコーヒーベースの飲料を調製するための方法
JP2022528113A (ja) 粉末容器を備える飲料注出機
WO2024061941A1 (en) Beverage dispenser
JPH10241039A (ja) 自動販売機

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20190614

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20201119

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20211223

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220104

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220311

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220329

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220412

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7058653

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150