JP7057478B2 - 穿刺補助具 - Google Patents

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本発明は血管への穿刺を補助する穿刺補助具に関する。
医療現場においては、採血、注射、持続輸液、血管内カテーテルの留置のため、血管への穿刺は頻繁に行われており、穿刺する血管の方向が針の走行と一致している事が必要である。しかし、例えば皮膚、血管周囲の筋肉、皮下組織の張が弱い患者では、超音波で血管を見ながら針を穿刺する際に、血管が左右斜めに逃げてしまい、血管に針を穿刺する事が上手くできない状況がしばし発生する。このような場合、患者の精神的な苦痛が増大、また、穿刺する皮膚、筋肉、血管周囲の動脈・静脈・神経に余分な損傷を与える問題が生じる。そのため、穿刺を容易にする穿刺補助具が各種提案されている(例えば特許文献1参照)。
特開2011-156053号公報
特許文献1に関する穿刺補助具は単純構造を有するが、穿刺する部位が浅く、皮下組織の少ない前腕に使用し、血管の逃げを抑制するが、皮下組織が多く、深い位置にある血管に対しては、血管を狭持する突起部の深達度が足りず、血管の逃げを抑制する事ができない課題を有している。
本発明は、上記技術に伴う課題を解決するためになされたものであり、単純な構造で、 皮下組織、筋肉に押圧を加え、深い位置にある血管を穿刺する際に、血管が逃げてしまう動き(応力)を抑制する事が可能である穿刺補助具を提供する事を目的とする。
上記発明を達成するための本発明の穿刺補助具は、腕にはめ込む弾性変形能を有している、円筒の外周内壁の一部は開放部を形成されてなる本体部と、本体部の内周長手方向に、螺旋状の凸部と、C状の凸部が形成され、外周面から解放部先端にかけては軟質素材で干渉部が形成されている事を特徴とする。
本発明によれば、穿刺補助具は腕にはめ込む弾性変形能を有している、テーパー状で円筒の外周内壁の一部は開放部を形成されてなる本体部と、本体部の内周長手方向に、螺旋状の凸部と、C状の凸部からなる単純な構造で、かつ、腕に密着し、押圧で皮膚に張力を加えられる事と、穿刺時に加わる押圧で皮下組織、筋肉、血管が左右斜めへ逃げる応力を抑制する事ができるようになった。
実施形態の穿刺補助具を説明するための斜面図である。 図1に示される穿刺補助具の正面図である。 図1に示される穿刺補助具の断面図である。 図1に示される穿刺補助具の使用形態の一例を説明するための斜視図である。 図1に示される穿刺補助具の使用形態の側面図である。 図1に示される穿刺補助具の使用形態の断面図である。 図1に示される穿刺補助具の使用形態の断面図である。
以下、本発明の実施の形態を、図を参照しつつ説明する。
図1は腕にはめ込む弾性変形能を有している、円筒の外周内壁の一部は開放部3を形成されてなる本体部と、図2の本体部の内周長手方向に、螺旋状4の凸部と、図3の切断面はおよそC状5の凸部が形成され、外周面から解放部先端にかけては軟質素材で干渉部から形成されており、干渉部とは、腕と皮膚とが接する部分で、一例としてビニールテープ2で形成されている事を特徴とする穿刺補助具1。
図1~5の前記円筒部はテーパー状にした、腕2/3程度ある長形を有している穿刺補助具1で、開口部3は血管12を触診する時や、消毒する部位、超音波9を当てる部位、穿刺する部位を確実に確保できる構造となっており、作業性を向上させることが可能である。
図4、5の前記本体部の内径は、適応とする腕より小さいサイズで、前記開放部3から腕へ挿入し、開放部3の皮膚露出面に張力が加わる特徴とする穿刺補助具1である。
図4、5、6の前記開放部3から針8を血管12へ穿刺する穿刺補助具1である。
図1~6の前記内周部に設けられている螺旋状凸部4は、腕側7から本体部の2/3範囲に螺旋状凸部4があり、高さ0.2~0.5mmの凸部からなる穿刺補助具1。また、皮下組織、筋肉11からなる凹部を押して、より腕と密着し、穿刺補助具1の動きを抑える特徴をもつ。
図2、4、5の前記内周部に設けられているC状凸部5は、本体部から頭側6の1/3範囲と、腕側7の1/3範囲を、高さ0.2~0.5mmの凸部からなる穿刺補助具1。また、腕より小さいサイズで、本体部の左右末端部1/3は本体部幹より固く、より腕と密着し、穿刺補助具1の動きを抑える特徴をもつ。
図1~6の前記弾性変形の素材は皮膚より硬い素材で合成樹脂から形成されている事を特徴とする穿刺補助具1。
図1~6の前記穿刺補助具1は、血管12内にある針8を、超音波9、レントゲンを常時使用している状況下でも、確認する事ができる素材で形成されており、穿刺操作の妨げにならない特徴をもつ穿刺補助具1である。
図6は穿刺補助具1を装着し、腕を机に置く事により、より穿刺補助具1が皮膚と密着し、机から腕7へ向かう押圧Bと、穿刺補助具1から皮下組織・筋肉11・血管12・超音波9に向かうEの押圧が増し、超音波9を当て、血管12に針8を穿刺する際に生じる押圧Cで、皮下組織、筋肉、血管12の左右斜めに動く応力を抑えられ、医療従事者の作業負担を軽減できる穿刺補助具1である。
したがって、血管12穿刺をするのに失敗する問題、例えば医療従事者の精神的負担、技術能力の差を軽減する事や、患者の肉体的苦痛の増大や、穿刺部位に余分な損傷等を回避する事ができる。
図7は穿刺補助具1を装着して無い状態で、超音波を当て、針を穿刺した際に血管が動く向き、応力を図にしたものである。
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲で種々改変することができる。例えば穿刺補助具1は現状の一サイズだが、S、M、Lサイズへの変更も可能。
また、螺旋状凸部4、C状凸部5、開口部3との位置を狭小化し、皮膚の張力、皮下組織、筋肉11へ押圧をかけやすい構造へ変更する事も可能。
1 穿刺補助具
2 ビニールテープ(皮膚保護部)
3 開口部(触診・消毒部 エコー接触部)
4 螺旋状凸部
5 C状凸部
6 頭側
7 腕側
8 針
9 超音波
10 骨
11 皮下組織・筋肉
12 血管
A 血管の走行方向。
B 机から皮下組織・筋肉・骨・血管・超音波の方向へ動く押圧の向き。
C 超音波・針から皮下組織・筋肉・骨・血管・穿刺補助具・机の方向へ動く押圧の向き。
D 血管から皮下組織・筋肉・骨・超音波・穿刺補助具・机の方向へ動く応力の向き。
E 穿刺補助具から皮下組織・筋肉・血管・超音波の方向へ動く押圧の向き。

Claims (6)

  1. 腕にはめ込む事で弾性変形し、その長手方向に沿って開口部を有する断面C状の本体部と、前記本体部の長手方向内周に形成される螺旋状の凸部と、前記本体部の長手方向両端に形成されたC状の凸部とを有する事を特徴とする穿刺補助具。
  2. 前記本体部の周方向の端部には、軟質素材からなる干渉部が形成されている事を特徴とする、請求項1に記載の穿刺補助具。
  3. 前記本体部が前記腕に装着された事によって、前記開口部が維持され、前記開口部は穿刺する領域として用いられることを特徴とする、請求項1又は、請求項2に記載の穿刺補助具。
  4. 前記螺旋状の凸部は、高さ0.2mm~10mmの凸部からなることを特徴とする請求項1~3のいずれか1項に記載の穿刺補助具。
  5. 前記C状の凸部は、高さ0.2mm~10mmの凸部からなることを特徴とする請求項1~4のいずれか1項に記載の穿刺補助具。
  6. 前記本体部の素材は皮膚より硬い素材であることを特徴とする、請求書1~5のいずれか1項に記載の穿刺補助具。
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